【安価SS】ドラえもん「なんだ、>>4ちゃんは出かけてるのか」【ミリオン】
1 : 1   2021/11/07 20:34:08 ID:dI9Dqkq60U
ドラえもん「じゃあ帰ってくるまでゴロゴロコミックでも読むか」ペラッ

(>>4は未来、ロコ、翼、桃子以外の劇場アイドル35人の誰か)




★過去作はこちら
①春日未来編
【安価SS】ドラえもん「>>4ちゃん、どうしたんだい?」【ミリオン】
http://imasbbs.com/patio.cgi?tr=all&read=11488&log=past&res=751

②ロコ編
【安価SS】ドラえもん「>>4ちゃんが帰ってきたぞ!」【ミリオン】
https://imasbbs.com/patio.cgi?tr=all&read=14741

③伊吹翼編
【安価SS】ドラえもん「あ、>>4ちゃんから電話だ」【ミリオン】
http://imasbbs.com/patio.cgi?tr=all&read=19122&log=past&res=815

④周防桃子編
【安価SS】ドラえもん「>>4ちゃん、何だか機嫌がいいね」【ミリオン】
https://imasbbs.com/patio.cgi?tr=all&read=20894
~あらすじ~
育と環と一緒にクイズ大会のMCをすることになり内心大喜びの桃子。
いつも以上に張り切って仕事に臨んだのだが、ある出来事がきっかけで育たちにきつい言葉を放ってしまう。
桃子はその場から逃げ出してしまい、公園で一人寂しくしているとそこに怪しげな老人が現れ…

――これは桃子と『心の友』たちとの壮大な友情物語
585 : そこの人   2022/01/01 18:40:23 ID:WxPcfu6g8.
A
586 : 1   2022/01/01 21:23:58 ID:4dWPaMa5WU
静香と美奈子はマグマルートを進むことにした。

デカネコ「お!お前らもこっちに来たか!」ピョンピョン

美奈子「凄い身のこなし!あのネコ、運動神経がいいんだね」

静香「私たちも行きましょう…!」

美奈子「けどやっぱりここを進むのは怖いね」

静香「所々ある足場をジャンプしながらじゃないと先に進めないみたいですね……えいっ!」ピョンッ

美奈子「わ、私も!」ピョンッ


ドラえもん「よしいい調子だ!」

琴葉「ですがじれったいですね!あれでは敵に良い食材を取られてしまいます」

紗代子「ルール上、収穫エリアを往復することはできるけどあんな危険地帯を何度も進むのは難しいもんね…」

マタドーラ「だったら一発でいい食材をゲットした方が確実、ってわけか」

琴葉「…妨害しますか」ニヤァ

ドラえもん「いやいや!それはダメ!アウトだよ!」ガビーン

琴葉「バレなければ問題ない!」キリッ

紬「規則を重んじる田中さんとは思えない発言ですね…」

琴葉「田中ではない!総統と呼びなさい!」

マタドーラ「オレ様たちにできることは応援することくらいだろ?…なんなら応援歌でも歌うか?」

琴葉「いいえ!妨害をするのです!圧倒的なパワーで畜生に裁きを下すのです!」


多数決。多い方を採用。
A:歌を歌って応援
B:妨害する
>>587~589
587 : そなた   2022/01/01 21:24:45 ID:t0DkO.VHl6
A
妨害したらペナルティがありそうでなあ
588 : プロデューサーさま   2022/01/01 21:38:21 ID:WxPcfu6g8.
B
デストルドーにルールなぞ関係ない!
589 : 兄(C)   2022/01/01 22:52:53 ID:5nWPpgoDII
B
590 : 変態インザカントリー   2022/01/02 02:09:55 ID:lSbvrixAlY
紬も変身して総統を黙らせろw
591 : 1   2022/01/02 08:57:08 ID:T0zSkJ0Dvs
ドラえもん「もちろん歌って応援しよ――」
琴葉「させません!!」ガチャ

琴葉はどこからともなく取り出したバズーカ砲をデカネコに向けて発射する!

デカネコ「あ?」

ドッカーン!

デカネコ「ぎゃあああああ!」ドポン

風花「ネコちゃんがマグマの中に…!」ガーン

琴葉「他愛もない」キリッ

ドラえもん「こら!何やってるんだ!?」ガビーン

琴葉「これが本当のブレイズアップというものですよ!ハハハハ!」


「ぬるいな」


ドラえもん「この声は…まさか!?」

琴葉「仕留めそこなったか」チッ

デカネコ「俺が本当のブレイズアップを見せてやるぜーっ!」

マグマから飛び出してきたのは全身炎を纏ったデカネコ。

デカネコ「あついあついじょ~ねつが~!」フリフリ

そして、ジレるハートに火をつけて、のダンスを踊りながら食材に向かって移動を始める。

ドラえもん「何だか知らないけど凄い!」ガビーン

紬「しかしなんという音痴…」ドヨーン

デカネコ「はい!燃焼系!燃焼系!あーみとまみ!」フリフリフリフリ

琴葉「このままでは食材までたどり着いてしまう!何とかしなさい!」

静香「は、はい!」

美奈子「ここは私に任せて!」スウッ


美奈子は何をする?
>>593
592 : あなた様   2022/01/02 09:24:24 ID:VLUAFOih12
高カロリー料理を異空間から召喚する
593 : プロデューサーはん   2022/01/02 10:34:41 ID:04DwLIcEJg
胃の中に直接(重要)超絶高カロリー料理を大量に転送して突き落とす(這い上がる度繰り返す)
594 : 1   2022/01/02 23:47:15 ID:T0zSkJ0Dvs
美奈子「わっほ…わっほ…わっほ…」クネクネ

美奈子は不思議な踊りを始めた。

デカネコ「うおっ!」ズシン

静香「ネコの様子がおかしい…いったい何があったの?」

美奈子「私の特殊能力で井の中に直接超絶高カロリー料理を大量に転送したんだよ」

美奈子はプロデューサーであるしずかを太らせたいがために編み出した特殊能力を使って、ネコを追い詰めていたのだ!

マタドーラ「アイドルってすげえんだな」

ドラえもん「765プロが特殊なだけさ…」

デカネコ「そんなもんじゃ俺の腹は満腹にならないぜ!」バッシャーン

美奈子「私の高カロリー転送術が通用しないなんて!なんて強力な胃袋…!」

ドラえもん「胃袋以前にマグマに平気なのがおかしい!」ガビーン


美奈子「わっほ…わっほ…」

デカネコ「ふんっ!」バッシャーン

マグマに落とされては復活してまた落とされる……まさに無限ループ状態!

美奈子「静香ちゃん、今の内に食材を!」

静香「ありがとうございます!!」ピョンッ


静香「ふう、何とかたどり着いたわね!」

デカネコ「ふううううん!!」バッシャーン

静香「しつこいわね!」

デカネコ「ジレるハートに火をつけてえええええええ!!」タッタッ

静香「っ!ここまで来てみすみす取られてなるものですか!」


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→いい食材をゲット!
奇数→いい食材は取られ、ろくなものが残っていない
>>595~598
595 : 変態インザカントリー   2022/01/03 00:46:54 ID:R3MPAB5jag
わっほわっほ
596 : ぷろでゅーしゃー   2022/01/03 00:49:07 ID:gvKPVojkiM
わっほーい
597 : ぷろでゅーさー   2022/01/03 00:53:51 ID:oqIX6ndpQw
佐々木哲平
598 : Pチャン   2022/01/03 01:53:39 ID:r/aNLI2sbI
え・・・これがカルピス?
599 : 1   2022/01/04 22:11:30 ID:.rQGKD295I
54+7+51+39=151
奇数ルート


静香「!!」ガシッ

美奈子「あれはかなり上等のお肉!」

風花「やった!」

デカネコ「させるかよぉ!!」バシッ

ドラえもん「あ!!」ガーン
静香「しまった!!」

デカネコ「ガハハ!お前の物は俺の物よ!!」

マタドーラ「なんて強引な野郎だ…!」

紗代子「しかも他の食材も取られちゃった…」

静香「せっかくここまで来たのに……一体どうすれば!」

美奈子「落ち込まないで…大丈夫だよ」

静香「美奈子さん」

美奈子「この世に無駄な食材なんてない。どんなものでも最高の一品を作ることが出来るんだよ」

静香「最高の一品……そ、そうだ!」

美奈子「何かいい考えが浮かんだみたいだね」

静香「思い出したんです!今ここで作るべきものを!!」


デカネコ「うおおおおお!」ガチャガチャドンドン

紬「随分と豪快な調理ですね」

紗代子「いったい何を作るつもりなんだろう?」

マタドーラ「…お、二人が戻ってきたみたいだぜ」
600 : 1   2022/01/04 22:12:41 ID:.rQGKD295I
静香「風花さん、お待たせしてすみません」

風花「そんなことより怪我はない?大丈夫?」

静香「はい…」

風花「良かったぁ!二人が怪我をしたらどうしようって心配してたんだよ?」

静香「あの、食材…」

風花「大丈夫!静香ちゃんの持ってきた食材で美味しい料理作って見せるから、後は任せて!」ニッコリ

静香「風花さん…!」ジーン


紗代子「流石風花さん…」
紬「まるで女神…」
マタドーラ「泣いた」

ドラえもん「何で君たちが泣いてるんだ…」ドヨーン


それから数時間が経過し、両者の料理が完成した。

デカネコ「それじゃあ審査を始めるぜ!」

紬「そういえば審査員はどちらに?」


ゴールド瑠璃色金魚「ここにいるぞ!」ドンッ


マタドーラ「お前は!」

紬「ゴールド瑠璃色金魚さん!?」

ドラえもん「何で君がここに?」

ゴールド瑠璃色金魚「あの後、志保さんにリリースされてね…しかしせっかくの修学旅行をもっと堪能したくてここを彷徨っていたら彼らに審査員としてスカウトされたというわけだ」

琴葉「巨大な魚が喋っている…!?まさかアイドルヒーローズの一員!?」

ドラえもん「何でそうなるの!?」ガビーン

ゴールド瑠璃色金魚「それより早く料理の審査を始めたいのだが…準備はいいかね、静香さんたち」

静香「ええ、もちろんよ!風花さんが作った一品を食べてちょうだい!」

風花「これが私たちの……最高の一品!」

美奈子「召し上がれ♪」

風花が持ってきたのは、>>603とうどんを組み合わせた料理だった!
601 : Pちゃん   2022/01/04 22:18:30 ID:GlcjAF8EtA
ゴールド瑠璃色金魚生きてた!
602 : 貴殿   2022/01/04 23:05:06 ID:04j53mgECk
饂飩
603 : 高木の所の飼い犬君   2022/01/04 23:06:21 ID:beSMc.jgq6
おにぎりケーキ
604 : 番長さん   2022/01/05 10:19:16 ID:QiGM68x3dA
餅は英語でrice cakeっていうんだよな
605 : 1   2022/01/05 11:38:12 ID:81OVhUqYto
静香「おにぎりケーキとうどんを組み合わせた…名付けておにぎりケーキうどんよ!」

風花「私たちの絆が合わさった完璧な料理だね!」

美奈子「わっほーい!」

ドラえもん「君たちはどうしてそうなっちゃったの…?」ドヨーン

静香「うどんはどんな組み合わせでも美味しい…万物を司る料理なのよ」

ドラえもん「それは流石に言いすぎだよ」

静香「例えばどら焼きとうどんが組み合わさったら、ドラえもんはどう思う?」

ドラえもん「美味しいと思う!」(即答)


ゴールド瑠璃色金魚「どれどれ…」パクッ

静香「…どうですか?」

ゴールド瑠璃色金魚「…」

静香「…」ゴクリッ

ゴールド瑠璃色金魚「…うどんとお米、ケチャップの組み合わせが紅白みたいでいいと思う」

ドラえもん「味は!?」ガビーン

ゴールド瑠璃色金魚「次の君、料理を持ってきなさい」

ドラえもん「誤魔化した!!」

デカネコ「俺様は肉たっぷりのシチューを作ってきたぜ!」ドンッ

紬「あの紫色の…シチューだったのですか?」

マタドーラ「汚水かと思ったぜ」

静香「そんなゲテモノ、美味しいわけないじゃない!」

ドラえもん「やめるんだ、その発言は君たちにも返ってくるぞ!」

ゴールド瑠璃色金魚「…ではいただきます」パクッ

デカネコ「どうだ?」

ゴールド瑠璃色金魚「……!?」ボンッ

紗代子「爆発した!?」ガビーン

琴葉「素晴らしい破壊力…!ぜひデストルドーにも取り入れたい…」ウットリ

ゴールド瑠璃色金魚「が、は…っ…」ピクピク

デカネコ「そうかそうか、そんなに美味しかったか!おかわりもあるぜ!」

ゴールド瑠璃色金魚「い、いや結構!」ビクッ
606 : 1   2022/01/05 11:38:38 ID:81OVhUqYto
琴葉「ならば私が頂きましょう!!」ズバッ

ドラえもん「琴葉ちゃん!いつの間にあっちに!?」

琴葉「このうどんもシチューも全て私が食すのです!構いませんね!!」

デカネコ「おう!たくさん食べろよ!」

風花「はい、どうぞ!」

琴葉「うむ!ご苦労!」フンス

美奈子「今の琴葉ちゃん、わがままな子供っぽさがあって可愛いなあ♪たくさん食べさせたくなっちゃう♪」

琴葉「…」パクッ

ドッカーン!!

琴葉「」バタッ

ドラえもん「琴葉ちゃあああああん!!」ガビーン

ゴールド瑠璃色金魚「ハァハァ……では、結果を発表する」

静香「…」
デカネコ「…」

ゴールド瑠璃色金魚「最上静香チームの勝ち!」

デカネコ「なにぃ!?」

静香「やった!やりましたよ!」

風花「やったね、二人とも!」

美奈子「私もアシストした甲斐がありました!」

ドラえもん「あの、ちなみに勝負の決め手は?」

ゴールド瑠璃色金魚「…まだこっちの方が食べられるから」

ドラえもん「あははは…」ドヨーン
607 : 1   2022/01/05 11:39:27 ID:81OVhUqYto
デカネコ「しょうがねえ、認めてやるぜ!よく頑張ったな、お前たち!」

静香「あなたも。また一緒に料理したいものですね」

デカネコ「その時は俺の料理を振舞うぜ!」

ガッチリと友情の握手を交わす。

デカネコ「次が最後だ!気合い入れていけよ!」

静香「そうだ!景気をつけるためにここで食事をするのはどうかしら?」

ドラえもん「普段ならともかく今は遠慮しておきたい!」アタフタ

静香「そうね。早く志保を元に戻さないといけないものね!」

ドラえもん「え、う、うん」

静香「じゃあその残りはあなたが食べてちょうだい!」

ゴールド瑠璃色金魚「え?」ガビーン

デカネコ「俺はここに残るから、シチューの追加たくさん作ってやるぜ!」

ゴールド瑠璃色金魚「え!?」ガビーン

静香「じゃあみんな、行きましょう!」


一行は扉を開け、最後の部屋へと足を踏み入れた。

その光景は…

A:ライブステージ
B:街
>>610
608 : ごしゅPさま   2022/01/05 12:16:05 ID:n3c2eYmdb.
A
609 : Pちゃま   2022/01/05 12:17:14 ID:Bp7m4fQf.M
A
610 : ダーリン   2022/01/05 13:04:32 ID:w13nGKgc4s
A
611 : 1   2022/01/05 16:31:06 ID:81OVhUqYto
ドラえもん「大きいライブステージだ…」


???「待っていたわ、静香…」


紬「ステージ上に誰かいます!」

マタドーラ「あいつが最後の相手か!」

メスのネコがステージ上から一行を一瞥する。

メスネコ「ここまでよく頑張ったわね……と褒めてあげたいところだけど、今までは小手調べ。この最後の勝負こそ、あなたにとって最大の試練なのよ!」

静香「最大の試練…?」

メスネコ「あなたにはここでライブをしてもらうわ」

静香「!」

ドラえもん「な、なんだって!?」

静香「…勝利条件は?」

メスネコ「ふふ、やる気十分ってわけね」

静香「当たり前じゃない!私はアイドルなのよ!ましてや志保を元に戻すため、ここで引くことはあり得ないわ!」

ドラえもん「そうだ!うどん職人でも戦闘超人でもない!静香ちゃんはアイドル!ここから本領発揮ってことさ!」

メスネコ「果たしてそうかしらね」

ドラえもん「え?」
静香「何が言いたいのよ?」

メスネコが手を上げると、客席を全て埋めるようにネコたちが現れた。

メスネコ「ここにいるネコたち全員を認めさせるライブをすること…それが勝利条件よ!」
612 : 1   2022/01/05 16:31:41 ID:81OVhUqYto
静香「ネコを…全員…?」

メスネコ「怖気づいたのかしら?けどね、あなたもアイドルならどんな相手も楽しませるくらいの気持ちがないとこの先の成功なんて夢のまた夢よ!」

静香「…やるわ。絶対に成功させるわ!!」

メスネコ「…いい覚悟よ!」

ドラえもん(静香ちゃん…)チラッ

メスネコ「一日だけ時間を上げるわ。それまでに完璧に仕上げてきなさい」

静香「…行きましょう、みんな」スタスタ

ドラえもん「う、うん…」スタスタ

メスネコ「…」


ドラえもんは『かべ紙ハウス』という家のイラストが描いてあるポスターを取り出し、ドアを開ける。
中には何もない大きな空間が存在し、一行は中に入って休むことにする。

静香「…」

ドラえもん(さっきからずっと黙ったままだ……きっと静香ちゃんの事だから色々と考え込んでるに違いない…どうにかリラックスさせてあげないと)


ドラえもんは静香をリラックスさせるために取った行動は?
>>614
613 : Pしゃん   2022/01/05 16:32:45 ID:qGjgOVobGM
みんなで饂飩を作ろう!
614 : Pサマ   2022/01/05 17:52:50 ID:EWMqLLzkCE
ドラえもん厳選癒やされる猫動画をみんなで見る
615 : 1   2022/01/05 21:05:54 ID:81OVhUqYto
ドラえもん「僕の秘蔵コレクションを出すぞ!」ゴソゴソ

紬「まさか如何わしい映像を出すつもりじゃあ…」ジー

紗代子「ドラちゃん…」ジー

マタドーラ「親友として恥ずかしいぜ…」ジー

ドラえもん「違うよ!癒されるネコ動画だよ!」ガビーン

風花「ネコちゃんの動画!」パァ

ドラえもん「静香ちゃん、みんなでネコの動画見ようよ」

静香「私はいいからみんなで見てて」

ドラえもん「ここまで大変だったんだし、少し身体を休めて息抜きしようよ。ライブの事はその後に考えればいいさ」

静香「ドラえもんは能天気なんだから!そんな悠長なことしてる場合じゃないでしょ!」ギロッ

風花「ドラちゃんの言う通り、体をしっかり休めなきゃだめだよ。それに息抜きした方がいいアイディアが浮かぶかもしれないよ?」ギュッ

静香「はい!アドバイスありがとうございます!」

ドラえもん「なんだいなんだい!僕より風花さんの言うことを聞くのか君は!」プンプン

静香「ごめんなさい、少しピリピリしてたから……ドラえもんの言う通り、少し落ち着くことにするわ」

ドラえもん「うん。それでいいのだ」
616 : 1   2022/01/05 21:06:58 ID:81OVhUqYto
『ごろにゃ~ん』

風花「可愛い~♪」キュンキュン

美奈子「あのふっくらした感じが最高ですね!」

ドラえもん「分かる!あのむっちりした身体がいいんだ!」

紗代子「一人だけ着眼点が違う気がするんだけど…!」

ドラえもん「静香ちゃんはどう思う?」

静香「そうね、可愛いと思うわ」

ネコ志保「にゃ!」ゴロゴロ

志保は静香の膝の上に乗って、気持ちよさそうに横になった。

静香「まったくもう…」ナデナデ

ドラえもん「少しは気持ち、落ち着いた?」

静香「ええ…、おかげでやりたいことが見えてきたわ」

ドラえもん「本当!?」

静香「私はみんなに私の成長した姿を見せたい!特に志保には、胸を張ってやり遂げたところを見てもらいたい!だからここで私が歌うべき曲は――」


ライブで歌う曲は?
>>619
617 : 5流プロデューサー   2022/01/05 21:13:06 ID:9VsdamzyxM
Shooting Stars
618 : プロデューサー殿   2022/01/05 21:19:32 ID:qGjgOVobGM
Flooding(唐突に召喚されるクレブル残りメンバー3人)
619 : プロデューサーはん   2022/01/05 21:19:50 ID:z4PAMEc1Ys
なんどでも笑おう
620 : 1   2022/01/06 23:04:34 ID:JPA/HS0qOw
静香「『なんどでも笑おう』を歌おうと思うの」

風花「それは素敵ね!」

紬「はい、私もよいと思います」

紗代子「そうと決まれば早速レッスンだね!」

美奈子「サポートは私たちに任せて!」

静香「みんな…ありがとうございます!」

マタドーラ「こういう時、オレたちに出来ることがないのがもどかしいぜ!」

ドラえもん「何を言ってるんだ!僕らには応援があるじゃないか!」

マタドーラ「そうだな!流石リーダー!」

ドラえもん「よし、まずはあたたかい目だ!」

マタドーラ「おう!」

ドラえもん「…」
マタドーラ「…」
あったかーい目…のつもりの二人。

静香「何よ?ニタニタと締まらない薄ら笑いなんか浮かべて」

ネコ志保「にゃ!」グサッ

マタドーラ「ぎゃああああああああ!!」ゴロゴロ
ドラえもん「目があああああああ!!」ゴロゴロ

ネコ志保「…」プイッ

静香「全く騒がしいんだから…」フフッ

と言いつつもどこか安心感を覚える静香であった。


数時間後。
レッスンを終え、後は本番を待つのみとなった一行。
少しでも体を休めるため、寝床につく。

静香「…眠れない」ムクッ

静香が目を覚ますと、誰かが起きているようだった。


>>622
(風花、紗代子、紬、琴葉、美奈子、エル・マタドーラの中から選択)
621 : おやぶん   2022/01/06 23:10:02 ID:XZ3/V82APM
風花
622 : ご主人様   2022/01/06 23:11:27 ID:mOeqqBEo2g
風花
623 : 1   2022/01/06 23:47:57 ID:JPA/HS0qOw
風花「えへへ…えへへ…」ジー

風花は暗い部屋の中、ネコの癒し動画を見ながらニヤついていた。

静香「風花さん」

風花「うわあっ!静香ちゃん!」ビクッ

静香「あ、ごめんなさい!お楽しみ中のところ!」

風花「いや、これはその…あああああ恥ずかしい!」カァァー

静香「恥ずかしがっている風花さん素敵です!目に焼き付けます!」
(見なかったことにするんで気にしないでください!)

風花「静香ちゃん!?」ガビーン


数分後

静香(流れで一緒に動画を見ることになってしまった…しかも二人きりで!二人きりで!!)ドキドキ

風花「いよいよ明日だね」

静香「え!?」

風花「あ、ネコちゃんとの勝負の話ね」

静香「そ、そうですね…!」

風花「こんなこと聞くと返ってプレッシャーを感じてしまうかもしれないけど……明日は大丈夫?」

静香「…正直言って、結構緊張してます」

風花「そうだよね…今まで私たちがやってきたライブとは違うものね」

静香「今回の観客は完全に私たちに敵意のある相手……今までにない環境の中、どうすれば彼らを認めさせることが出来るのか…」

風花「そうだよね、不安だよね」

風花は静香の頭に手を置き、優しくなでる。

風花「けど会場には私やドラちゃん、みんながいる。…敵だけじゃない、私たちが静香ちゃんのことを応援してるから。だから不安に感じることはないんだよ?」


静香は…
A:恥ずかしがる
B:泣いてしまう
C:気持ち悪い笑みを浮かべる
>>626
624 : プロデューサー君   2022/01/06 23:49:05 ID:s3ttV5JV/w
A
625 : 魔法使いさん   2022/01/06 23:49:59 ID:mOeqqBEo2g
C
626 : 師匠   2022/01/06 23:55:31 ID:wQ7TUNZJ6.
B
627 : 1   2022/01/07 23:11:01 ID:dtLHHFltfY
静香「あ、あれ…」ポロポロ

風花「どうしたの?もしかしてどこか痛いの?」アタフタ

静香「いえ…ごめんなさい、泣くつもりはなくて……ただ嬉しくって……辛い時に仲間が傍にいてくれるってことに……」

風花「うん、そうだよね」

静香「私がここまで頑張ってこられたのはみんながいてくれたからで……けど今度は私一人だから不安で…」

風花「うん…うん…」

静香「それにもし私が失敗して、志保がずっとあのままだったらどうしようって考えると怖かったんです」

風花「大丈夫、静香ちゃんなら出来るよ」

静香「…ありがとうございます、少し気が楽になりました」

風花「うん!静香ちゃんが元気になってくれてよかった!」

静香「…ちょっと待っててください!」スタッ

風花「え!?静香ちゃん!?」


ドラえもん「むにゃむにゃ…もう食べられないよ!」

静香「ドラえもん起きて!」

ドラえもん「え…?どうしたの、トイレ?」

静香「そんなわけないでしょ!あれ出してよ、私が作ったうどん!」

ドラえもん「確かに志保ちゃんを追いかける時に預かってたけど…お腹すいたの?」

静香「私じゃなくて風花さんに食べてもらうのよ!」

ドラえもん「ええ?今から!?」

静香「いいから早く!」

ドラえもん「わ、分かった…!」
628 : 1   2022/01/07 23:11:47 ID:dtLHHFltfY
静香「というわけで、これ私が作りました!食べてください!!」

風花「静香ちゃんが私のために?」

静香「はい!いつも助けてもらってるお礼です!」

風花「そんな別に気にしなくてもいいのに!というより私だって静香ちゃんに助けてもらってるし…!」

静香「さっきみたいな温かい言葉をかけてくれて、私はいつも救われてるんです!だからずっとお礼をしたくって美味しいうどんを作ってきました!」

ドラえもん「そうそう、風花さんのために一生懸命作ったの」

風花「そうなんだね、……じゃあありがたくいただくね」

静香「…」ドキドキ
ドラえもん「…」ゴクリッ

風花「おいしい…!」

静香「ほ、本当ですか!?」

風花「うん!すっごく美味しいよ!こんなに美味しいうどんを作れて静香ちゃんはやっぱり凄いのね!」

静香「ああ…あああ…」フルフル

風花「ど、どうしたの!?」

ドラえもん「風花さんに褒められて嬉しさのあまり感情が限界を迎えてるだけだよ」

静香「長かった…!ついに風花さんに私のうどんを食べてもらえた…!」

ドラえもん「ここまで長い道のりだったよね」

風花「何だか分からないけど、美味しいうどんを食べさせてくれてありがとう♪またぜひ食べさせてちょうだいね♪」

静香「は、はい!!」


その後も静香と風花は楽しく談笑をし、その光景をドラえもんが暖かい目で見守っていた。
30分ほど経ち、三人はそれぞれの寝床で休むことにした…のだが、

静香「興奮しすぎて眠れないわ」ギンギン

ドラえもん「ええーっ!」ガビーン

静香「あの夢のようなひとときが忘れられなくて…」


A:「いいから寝なよ」
B:「僕で良ければ少し付き合おう」
>>630
629 : 変態大人   2022/01/07 23:24:33 ID:HzZQiNu6Ho
A
630 : 魔法使いさん   2022/01/07 23:25:05 ID:9E0ZvuFt0.
B
眠れない、は本番前の中の人みたいね。
決戦前夜すこ。
631 : 1   2022/01/08 23:06:19 ID:mhsMP/5pXI
ドラえもん「僕で良ければ少し付き合おう」

静香「じゃあお言葉に甘えようかしら」

ドラえもん「ここじゃあみんなを起こしちゃう。外に出よう」

静香「誰かいたらどうするのよ」

ドラえもん「もう夜だ、みんな寝てるよ」ガチャ


静香とドラえもんはステージに座って、客席を眺める。

ドラえもん「こうやって落ち着いて話すのも久しぶりだね」

静香「そうね、最近はずっと慌ただしかったものね……でも」

ドラえもん「でも?」

静香「色々な体験が出来て、凄く楽しかったわ」

ドラえもん「そうだね。ネコにやられて入院するなんて世界広しといえども君しかいない!」ケラケラ

静香「それは言わない約束でしょ!」

ドラえもん「あはははは!」
静香「あはははは!」

静香「ドラえもん…、明日のライブ…応援してくれる?」

ドラえもん「何を当たり前のことを!僕が君を応援しなかったことがあるか?」

静香「…そうだったわね。お父さんから反対されていたあの時、ドラえもんだけはずっと私の事を応援してくれてた……本当にありがとう」


ドラえもん「友達が頑張ってるんだ!応援するのは当然だろ?だから明日はこの客席が青一色になるように僕も頑張ってペンライト振るね!」

静香「馬鹿ね、ドラえもんやみんなはともかくネコはペンライト振れないでしょ」クス

ドラえもん「あ!」

静香「本当に馬鹿なんだから、ふふっ」


ガタッ

ネコ志保「にゃあ」スタスタ

静香「志保!」

ドラえもん「君も起きてたのか」

ネコ志保「にゃ!」ピョンッ


とびかかる志保を…
A:ドラえもんが受け止める
B:静香が受け止める
>>633
632 : Pしゃん   2022/01/08 23:08:58 ID:JX0p3DK.ac
b
633 : プロちゃん   2022/01/08 23:10:54 ID:ePI5TS4Wrc
A
634 : ぷろでゅーさー   2022/01/09 08:26:10 ID:Z0aqxo2N1A
噛まれそう
635 : 1   2022/01/10 00:18:02 ID:V1/k0cwVcA
ドラえもん「おっとっと!」ダキッ

ネコ志保「にゃ!」ガリッ

ドラえもん「いったぁ!」

ネコ志保「にゃにゃにゃ!」ガリガリガリ

ドラえもん「ぎゃあああ!」ジタバタ

静香「こら!志保!…ドラえもん、こっちに貸して!」

ドラえもん「はい!」グイイイ

静香「ちょっとまだ受け取る態勢が!」

静香に向かって勢いよく志保を押し付けるドラえもん。
しかし勢いが良すぎて、静香と志保の顔面が接触してしまう。

静香「!?」
ネコ志保「!?」

ドラえもん「あ」

静香はとっさに離れ、腕で唇をぬぐう。

静香「何やってるのよもう!」ゴシゴシ

ドラえもん「ごめんごめん」

静香「まったくもう!きっと志保だって嫌がってるわよ…!」

ネコ志保「…」ガシッ

静香「何で私の顔に引っ付くのよ!?」ガビーン

ドラえもん「やっぱり静香ちゃんの事が好きなんだよ」

静香「そんなの分からないわよ!」

ドラえもん「分かるよ、その反応を見れば」

静香「いいえ!わかりません!」

静香は強引に志保を離し、掴んだまま真っ直ぐ志保のを目を見る。

静香「そう言うのは本人の口から直接聞かなきゃ分からないわよ…」

ネコ志保「…」ジー

静香「…だから早く元に戻ってよ…!またいつもみたいに何か言ってきなさいよ……じゃないと、何考えてるか分からないじゃない……!」

ドラえもん「静香ちゃん…!」
636 : 1   2022/01/10 00:18:28 ID:V1/k0cwVcA
静香「…戻りましょう、明日に備えるわ」スタッ

ドラえもん「うん!そうしよう!」スタッ

静香「絶対に成功させて見せるんだから!」

ドラえもん「その意気だ!よっ!世界の最上静香!」

静香「やめてよもう……けど眠れるかしら?」

ドラえもん「じゃあ僕が子守唄を……」

静香「遠慮しておくわ」

ネコ志保「にゃ!」ガシッ

静香「顔に引っ付くのはやめて、くすぐった……くしゅ!」

ネコ志保「にゃ!」ドゴッ

つばをかけられて怒った志保は静香にネコパンチを喰らわした!

静香「理不尽!」ガビーン

ドラえもん「あはははは!」

静香「何笑ってるのよ!……もうサイテー!!」
637 : 1   2022/01/10 00:18:58 ID:V1/k0cwVcA
翌日。

琴葉「私の名前は田中琴葉!さっきまで荒野でバトルをしていたと思ったらいつの間にか別の部屋で一夜を過ごしていて何が何だか分からない!私の身に一体何があったの…?」

紬「思い出さない方がいいと思います…その、色々あったので」

琴葉「どうしたの紬ちゃん?何で目を逸らすの?」ガビーン

マタドーラ「でも結構かっこよかったぜ、セニョリータ!特にあの合体技は最高だった!」ビシッ

美奈子「料理を独り占めしてる琴葉ちゃん可愛かったなあ!」ワッホワッホ

琴葉「合体技…?料理…?マジなんなん……」

紬「田中さん、それは私の十八番です」

紗代子「十八番って自覚があったんだね…」

風花「でも琴葉ちゃんが元に戻って本当に良かったあ」


静香「みなさん、おはようございます」

紗代子「あ、おは……!?」

風花「し、静香ちゃん…!?」

静香「あれ、どうかしました?私の顔に何かついてます?」

美奈子(顔、というか…)
紗代子(頭に…)
紬(ネコの北沢さんが乗っかっとる…)

ドラえもん「…っ」

静香の後ろにいるドラえもんは笑いをこらえるの必死だった。

風花(ど、どうしよう…)


A:静香に気づかれずに志保を離す
B:みんなの前で正直に言う
C:何もしないでそのまま向かう
>>640
638 : 変態インザカントリー   2022/01/10 00:23:12 ID:qfCtqj5R2k
A
639 : P様   2022/01/10 00:32:22 ID:Kcfq9EQjBw
C
640 : ぷろでゅーしゃー   2022/01/10 01:34:06 ID:0AgjiIB2oM
C
641 : 1   2022/01/10 18:35:31 ID:V1/k0cwVcA
風花(可愛いからそのままにしようかな…)

欲に走った豊川風花であった。


ステージ上。
一行がかべ紙ハウスから出ると、既にメスネコをはじめとしたネコたちが集合していた。
両陣営、向かい合う形で会話を始める。

静香「待たせたわね」キリッ

チビネコ「…ぷっ」

デカネコ「あはははは!」

静香「な、何が可笑しいのよ!?」

メガネネコ「あはは!だ、だって…ねえ?」

メスネコ「あなた…頭の上」

静香「え…」サワサワ
ネコ志保「にゃ」

静香「何で頭の上に乗ってるのよ!?」ガビーン

ドラえもん「可愛いからいいじゃないか」

静香「気づいてたなら言いなさいよね!」

風花「まあまあ!志保ちゃんを乗せてた静香ちゃんが可愛かったからつい…教えてあげなくてごめんね」

静香「謝らないでください!気にしてません!」キリッ

ドラえもん「全く君ってやつは…」ムウー

静香「…待たせたわね」キリッ

チビネコ「さらっと仕切りなおした!?」ガビーン

メスネコ「覚悟はいいわね?」

静香「もちろんよ!いつでもいいわ!」

メスネコ(…いい顔になったわね)
642 : 1   2022/01/10 18:35:56 ID:V1/k0cwVcA
にゃ~にゃ~にゃ~にゃ~
ふにゃー!!


紗代子「改めてみると、やっぱり凄い数…!」

マタドーラ「だけど、全員敵意むき出しって感じだ…」

静香「…」ゴクリッ

メスネコ「あなたはライブで、ここのネコたち全員を実力で認めさせるのよ」

静香「改めて言う必要はないわ」

メスネコ「まあ聞きなさいよ。それでもしそれが出来なかった場合だけど…」スウッ

メスネコは細長い手のひらサイズのボタンを取り出す。

ドラえもん「まさかそれは爆弾のスイッチ…?」

マタドーラ「おいおい!今更そんなもんがオレたちに効くもんか!精々アフロになる程度だぜ!」

琴葉「…」コクコク

メスネコ「アフロなんてとんでもない。これを喰らえば全ての毛根が滅びるわ」

「「「「「「「「「!!!!!!!???????」」」」」」」」」

デカネコ「つまり永久的なセカンドヘアスタイルってわけだぜ!」

紬「なんて恐ろしいことを…!」ギリッ

琴葉「これならアフロの方がマシかも…!」

ドラえもん「まあ僕たちには関係ない話だね」
マタドーラ「だな」

静香「あなたたちー!」ガビーン

チビネコ「君らは鼻でスパゲッティを食べるんだよ」

デカネコ「後、目でピーナッツもな!」

ドラえもん「ま、負けるわけにはいかない…!」
マタドーラ「そうだな…!」

静香「あなたたち…!」ドヨーン
643 : 1   2022/01/10 18:36:23 ID:V1/k0cwVcA
ドラえもん「まあ冗談はさておいて……うちの静香ちゃんを甘く見るなよ!絶対にこのライブをやり遂げるからね!だから僕らには負けの時のことなんて、“関係のない話”さ!!」

ドラえもんの言葉に続いて、他のメンバーも強く頷く。

静香「ドラえもん、みんな…!そうよ、やってみせるわ!!」

メスネコ「じゃあ見せてもらおうかしら!あなたの実力を!」

静香「…ドラえもん、『きせかえカメラ』をお願い」

ドラえもん「分かった!衣装だね!!」

ドラえもんがきせかえカメラのシャッターを押すと、瞬く間に静香の服装が私服からステージ衣装へと変化した。

メスネコ(あの衣装は…!)

静香「シャイニートリニティ……私の初めてのライブで着た衣装!」

ドラえもん「!」b

静香「…ありがとう」

ドラえもん「じゃあ僕たちはステージを降りるね」

静香「ええ」

風花「静香ちゃん…、見てるからね」

静香「…はいっ!」

メスネコ(見せてもらうわよ、あなたのライブを)

静寂の中、静香はマイクを握りしめ、瞑想する。
夢、仲間、修行、冒険、約束、困難、達成……

静香(これまでの全てを…私の歌に乗せる!)

決意を胸に、静香は閉じていた目を開く。


美奈子「始まったね」

紬「にも関わらず…なんという重苦しい空気…とても耐えられません」

紗代子「私たちですらこれだもの。ステージにいる静香ちゃんはもっと……」

ドラえもん「静香ちゃん…!」
644 : 1   2022/01/10 18:37:02 ID:V1/k0cwVcA
静香(辛い…苦しい……けど、絶対に歌うことはやめない!)


迷いと不安の先に
見つけたタカラモノ
そこにある全部 全部
愛おし過ぎる笑顔


静香(応援してくれるみんなのためにも、志保を元に戻すために…私はくじけない!)


メスネコ(凄い気迫。ここまで伝わってくるわ……けど)


さあ笑って
それだけで大丈夫
どこまでも行けるさ
We all smile! Smile!


ネコたち「…」ジー

静香(!?)

メスネコ(まだ足りない!)

マタドーラ「一番が終わったっていうのに、あいつら無反応じゃねーか!」

琴葉「届いていないんだ…まだネコたちの心に、静香ちゃんの歌声が」

紬「このままでは結果は…」

静香(終わるわけないじゃない…終われない…!奇跡でも何でも起こすしかないのよ!!)


安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→奇跡を起こす
奇数→奇跡を起こさない
>>645~648
645 : プロデューサーはん   2022/01/10 18:39:40 ID:Kcfq9EQjBw
奇跡が起きなかったら、実力で認めさせる?
646 : 5流プロデューサー   2022/01/10 19:25:22 ID:0AgjiIB2oM
語尾をにゃにして歌えばいいんじゃないかな
647 : 監督   2022/01/10 19:50:04 ID:37DPQiJfwc
実力(物理)じゃないよね?
648 : P殿   2022/01/10 19:53:02 ID:EvAZVIjCcw
無理やねん
649 : Pしゃん   2022/01/10 21:06:09 ID:CvInwqnIBw
アンコールとかでネコ達への追い討ちでもう一曲とかやってほしいかも
650 : 1   2022/01/10 23:36:25 ID:V1/k0cwVcA
安価までの文が長くなったので、投稿を今日と明日で分けます。
651 : 1   2022/01/10 23:38:42 ID:V1/k0cwVcA
40+22+4+2=68
偶数ルート


ドラえもん「大丈夫!静香ちゃんはまだやれる!」

紬「ドラえもんさん」

ドラえもん「静香ちゃんは真面目で一途なんだ!うどん作りでも決してブレなかった静香ちゃんが、大好きなアイドルで何もできずに終わるはずがない!静香ちゃんは…トップアイドルになるんだ!」

風花「…そうだね、静香ちゃんならきっとどうにかするよね…!」

ネコ志保「…」


静香(もっと強く…想いを乗せなきゃ…届かない…っ!)

『なんて顔してるのよ』

静香(え……し、志保?何で…?)

静香の隣には、同じくシャイニートリニティを身に纏った志保の姿があった。

『やる気があるのは結構だけど、空回りしてたら意味ないじゃない…少しは楽しみなさいよ』

静香(楽しむ……、私、そういえば今全然……)

『ほら、リラックスして……今歌ってる曲は力を入れる曲じゃないでしょ?』

静香(…)

『少しはいい顔になったわね。やればできるじゃない』

静香(ありがとう、志保…)

『ふふっ、寂しがり屋な静香には誰かがそばにいてあげないとね』

静香(言うじゃない!本当相変わらずっ!)

『ほら、次行くわよ!ついてきなさい!』

静香(それはこっちの…セリフよ!)


はじまりは何だったかな?
忘れない あの瞳
期待と不安の先に導いて


ドラえもん「…あれ?」ゴシゴシ
風花「どうしたの?」
ドラえもん「…気のせいかな?今、静香ちゃんの隣に志保ちゃんがいた気がして」

ネコたち「!」ガタッ

チビネコ「ネコたちの様子がおかしいよ?」
メガネネコ「ねえ、これって…」
メスネコ「空気が…変わった!?」
652 : 1   2022/01/10 23:39:11 ID:V1/k0cwVcA
光の中でいっしょに
描いた物語
ただの思い出なんかじゃない
勇気をくれた笑顔


ドラえもん「うおおおお!静香ちゃああああん!」ブンブン

マタドーラ「お前、いつの間にペンライト出したんだよ!しかも法被とハチマキまで身につけてるしよ!」


今 ここに自分がいる奇跡
奇跡のままで終わらせはしない


『どう?今の気持ちは?』

静香(そんなの決まってるじゃない!最高よ!!)


つなげてゆこう この笑顔を


チビネコ「いやあ、良い笑顔になってきたねえ」
デカネコ「ああ…俺も楽しくなってきたぜ」

メスネコ「…頑張って」
メガネネコ「…ふふ」


次の時代まで


ドラえもん「よおし!!」ゴソゴソ

『タケコプター』と『フエルミラー』~!!

ドラえもん「ペンライトをフエルミラーで増やして…それをタケコプターで!」

ドラえもんは空を飛び、増やしたペンライトを客席にばらまいた!

ネコ「にゃあ!?」

ドラえもん「みんな!これで静香ちゃんを応援してくれ!」

紗代子「私たちも!」
紬「はい!行きましょう!」

マタドーラ「よっしゃ!オレ様も行くぜ!」
美奈子「琴葉ちゃん、私たちも!」
琴葉「任せて!」

ネコ「…にゃ」フリフリ

紗代子「そうそう!そんな感じ!」

琴葉「ここのボタンを押して…」

ネコ「にゃ~」フリフリ
653 : 1   2022/01/10 23:39:40 ID:V1/k0cwVcA
今日これまでの全ての愛
一つだって忘れやしない

今日これからの全ての“I”
タカラモノ抱いて 歩いてく


風花「静香ちゃん…見えてる?みんな静香ちゃんの事をこんなにも応援してるんだよ?」


美奈子「わっほーい!」
ネコたち「にゃっほーい!!」

マタドーラ「うおおおおおおお!!」フリフリ
ネコ「にゃああああ!」フリフリ

紬「エル・マタドーラさん、激しいパフォーマンスはご法度……ってネコの皆さん、私の頭の上に乗るのはやめてください!」
ネコ「にゃ~!」フリフリ


風花「やっぱり静香ちゃんは凄いよ!」


さあ 笑って
歌おう 歓びの歌
きらめいた希望は
永遠だから

ねえ 笑って
それだけで大丈夫
どこまでも行けるさ
We all smile!


ドラえもん「良いぞ静香ちゃ~ん!!」フリフリ

デカネコ「見ろよ、ドラえもんの奴はしゃいでらぁ!」

チビネコ「ああいうとこ、昔と変わんないよねえ」

メスネコ「無理ないわ、だってドラちゃんはずっとあの子のことを応援してたもの」

メガネネコ「それを言うなら君だってそうだろ?」

メスネコ「…ええ」
654 : 1   2022/01/10 23:40:10 ID:V1/k0cwVcA
静香(凄い…!会場が青一色…!私たちのライブ、みんなに見てもらえてる!)

『良かったじゃない』

静香(他人事みたいに言うのね!この会場を作ったのは私と志保なのよ?)

『馬鹿ね、静香の力に決まってるでしょ』

静香(志保?)

『…いつか必ず、このライブを現実にするわよ…、だから絶対に、アイドル辞めないでよね』

静香(志保!?)

静香が瞬きをした瞬間、先ほどまで目の前にいた志保が忽然と姿を消した。


ネコ志保「にゃ~」フリフリ


鳴き声のした方を向くと、正面の席でネコの志保が尻尾で巧みにペンライトを振っている光景が見えた。


静香(そっか…ずっと想いを送ってくれていたのね…!ありがとう、志保)


静香「みんなーっ!!最後は一緒に行くわよ!!!」

ドラえもん「うおおおおおおお!!」
風花「任せて!」

メガネネコ「僕たちも行くぞ!」
ネコたち「にゃー!」

メスネコ「…本当に成長したわね、静香」ウルッ


いつまでも なんどでも 笑おう
未来まで 照らすくらい
いつまでも なんどでも 笑おう
どこまでも 行けるはずさ

ラララララ…
655 : 1   2022/01/10 23:41:05 ID:V1/k0cwVcA
静香「…みんな、応援ありがとうございました!」

にゃあああああああああああああああ!!

静香「うわあっ!」

ドラえもん「静香ちゃああああああん!!」ダキッ

静香「ドラえもん!」

ドラえもん「やっぱり君は凄いよ!天才だ!」

静香「もう大袈裟なんだから」

ドラえもん「大袈裟なもんか!聞きなよこの歓声!ネコたちみんな、ライブ楽しかったって言ってるよ!」

静香「ほ、本当?」

ドラえもん「うん!!」

静香「そっか…私、やり遂げたんだ…!」

風花「静香ちゃん!」

静香「風花さん、みんなも!見ててくれてありがとうございます!」

紗代子「そんなの当然だよ!」

紬「はい、素晴らしいライブでした」

美奈子「後で打ち上げしないとだね!たくさん料理を作らなきゃ!」

琴葉「とりあえずしじみ汁を一杯どうぞ」

マタドーラ「オレ、君のファンになるぜ!」


ネコ志保「…」

静香「志保も本当にありがとう…!」

ネコ志保「…」フッ


シスターD「流石ね、静香さん。あの状況を覆すなんて」スタスタ


ドラえもん「お前は!」

静香「シスターD…!」
656 : 1   2022/01/10 23:43:04 ID:V1/k0cwVcA
続きは明日の夜に投稿します。安価はラスト2回を予定。
順調に進めば11日か12日には完結予定です。よろしくどうぞ!
657 : 1   2022/01/11 20:19:02 ID:Gy.JNqf8Fs
静香「シスターD!」

ドラえもん「出たな、黒幕!」

シスターD「そんなに警戒しないで!わたしよ、わたし!」

シスターDは身につけていたマントを脱ぎすてる。

ドラミ「ふぅ、息苦しかったわ」

ドラえもん「ど、ドラミ!?」

静香「あなたがシスターDの正体!?」

ドラミ「その通りよ、お兄ちゃん、静香さん」

静香「いったいどうしてこんなことを…?」

メスネコ「それはあたしから説明するわね」

静香「あなたたち…」

メスネコ「まずはおめでとう、静香。よく頑張ったわね!あなたが立派にライブを成功させて、とても嬉しいわ。担当として誇りに思うわ」

静香「担当……え!ま、まさかあなたは…!」

その瞬間、ボンッと音と共にネコたちの姿が変化していく。
ネコの姿から少しずつ人間の姿になっていき…

しずか「…ふう」

静香「プロデューサー!?」

紗代子「それにプロデューサーの旦那さんも!」

のび太「やあ」

ジャイアン「俺たちもいるぞ」

スネ夫「あ、どうも初めまして」
658 : 1   2022/01/11 20:19:58 ID:Gy.JNqf8Fs
ドラえもん「やっぱり君たちだったのか」

のび太「あれ?やっぱり気づいてたんだね」

ドラえもん「当たり前だろ!僕たち何十年の付き合いだと思ってるの?ただでさえ君たちは癖が強いんだから…!」

スネ夫「まあ僕の大人の色気はネコになっても隠し切れないからねえ」フサァ

ジャイアン「こいつぅ!冗談が上手いんだからあ!」バシンッ

スネ夫「いたっ!冗談じゃないし…ていうかちょっとは手加減してよね!」

しずか「ごめんなさいね、試すようなことをしてしまって…」

静香「ね、ネコが人になって……え?どういうことですか?プロデューサーってネコだったんですか…?」グルグル

のび太「まあこうなるのも無理はないよね」

しずか「まずなんで私たちがネコになったかって言うと、それはドラミちゃんの道具を使ったからなの」

ドラミ「そう!この『動物変身ビスケット』を使ったの」

ドラえもん「それでネコに変身して僕らに近づいたのか……けどなんで?」

しずか「静香と志保を仲良くするためよ」

静香「私と志保を!?」

しずか「あなたたち顔をあわせれば喧嘩ばっかりでどうにかしたいと思ってたのよ。ある時、志保がネコにあなたと仲良くしたいことをポロッと言ってたところを見ちゃってね……それでお節介だとは思ったけど私もサポートしようと思いついたの」

スネ夫「豊洲市場でネコと喧嘩してたでしょ?実はあそこの責任者、僕!」

ドラえもん「えーっ!」
659 : 1   2022/01/11 20:20:27 ID:Gy.JNqf8Fs
スネ夫「あ、ちなみに大神さんにアイドルロボットを貸したのも僕ね。うちの会社で制作しててね」

ジャイアン「俺のとこのスーパーでもなんかやり合ってたよね?見てたぜ」

のび太「と言った感じに、君たちの行く先々で僕らがその様子を見てたってわけ」

静香「じゃあ、あのドンジャラ騒動の時も…」

ドラえもん「そう言えばしずかちゃんに誘われて行ったんだった…」

しずか「一緒に遊べば仲良くなれるかな、って思ったけどなかなか上手いこといかなかったから、二人で遊びに行くように仕向けたわ。そしたらあなたたちの仲が進展しててびっくりしたわ!」

静香「まさか…あの異世界も?」

しずか「異世界?ドラミちゃん知ってる?」

ドラミ「いいえ」

静香「完全に別件だったのね…」ドヨーン

しずか「けどあなたたち、またつまらないことで喧嘩しちゃって…」

静香「つまらなくて悪かったですね」プイッ

ドラミ「こうなったら強引な手段で行くしかないって思って、ネコたちに頼んで志保さんにも動物変身ビスケットを食べさせたのよ。加えてこのさいみんグラスを使って自分をネコだと思いこませてね」

しずか「念のため言っておくけど、志保は今回の一件は全く知らないの。完全に私たちが勝手にやったことで…」

ドラえもん「そうだったのか…」

しずか「改めてみんなには迷惑をかけてしまってごめんなさい」

静香「いえ、もういいんです…おかげで色々なことに気づくことが出来ました」

しずか「色々、と?」
660 : 1   2022/01/11 20:20:55 ID:Gy.JNqf8Fs
静香「一つ目は大切な人にうどんを食べてもらえることが凄く嬉しいってこと、二つ目はやっぱり私はアイドルが大好きだということ、三つ目は私にとって仲間はかけがえのないものだということ…」

静香は志保の方に顔を向け、優しく微笑む。

静香「だから今は、早く志保とおしゃべりがしたい」

静香の言葉に風花、紗代子、紬、琴葉、美奈子は微笑み、ドラえもん、エル・マタドーラ、のび太、ジャイアン、スネ夫、ドラミは顔を合わせてニッコリと笑う。

しずか「…分かったわ、ドラミちゃんお願いできる?」

ドラミ「大丈夫よ!もうそろそろビスケットの効き目が切れる頃だわ」


ボンッ!!


志保「…あれ?ここは?」

静香「志保!」

志保「静香…何よその情けない顔は?」クスクス

静香「相変わらずいじわるなこと言って!私がどれだけ心配したと思ってるのよもう!」

志保「泣きながら笑っちゃって…変なの」

静香「志保…!」

志保「?」


静香は志保に…
A:抱きつく
B:イタズラする
C:うどんを食べさせる
D:ネコパンチのお返しにパンチする
>>663
661 : お兄ちゃん   2022/01/11 20:22:31 ID:i.Mpq/jBhE
C

なお変態引き当てたらうどんがヤバいことになってる(女子力焼きそば・橘流いちごパスタ並の色と味)
662 : 兄(C)   2022/01/11 20:37:52 ID:AgAZ6KaAGo
B脇腹をくすぐっちゃえ
663 : プロデューサーさま   2022/01/11 21:12:19 ID:sjhI4Yu5LY
C
664 : 1   2022/01/11 22:22:49 ID:Gy.JNqf8Fs
静香「うどんを食べさせてあげる!!」ドンッ

志保「……は?」ポカーン

静香「すぐ作るから待ってて!」タッタッ

志保「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!え?食べるの?今!?」

ドラえもん「まあまあ、今回は食べてあげてよ」

しずか「そうね、静香は“あなた”にうどんを食べてほしいのよ」

志保「それってどういう…」

静香「出来たわ!」ザザッ

志保「はやっ」

静香「食べさせてあげるわね!」

志保「いいわよ、自分で食べられるから」

静香「ふーふー」

志保「聞いてるの、このうどんバカ!?」

のび太「仲がいいということはいいことだ」ニコニコ
風花「そうですね~」ニコニコ
ジャイアン「ニヤニヤ」
スネ夫「ニヤニヤ」
マタドーラ「ニヤニヤ」

志保「そういうのじゃないですから……っていうか知らない人がいるんですけど!?」ガビーン

紗代子「ほらほら、口を大きく開けて!」
美奈子「いっぱい食べてあげてね!」
ドラミ「ここは愛を見せるところよ!」
しずか「頑張って、志保!」
琴葉「…」(あったかーい目…のつもり)
紬「…」(あったかーい目…のつもり)

志保「愛って……いや、そういうのいいですから…静香は私のライバルというかなんというか…」

静香「そうね、私たちはアイドルの仲間でライバルで……けど私たちは友だち、あなたは私の大事な友達よ」

志保「!」
665 : 1   2022/01/11 22:23:22 ID:Gy.JNqf8Fs
ドラえもん「志保ちゃんはどうだい?」

志保「…私だってそうよ」ボソッ

静香「志保!!」グイッ

志保「熱い!ちょっとそこ鼻!押し付けないで!!」

ドラえもん「あははははは!!」


このみ「雨降って地固まる、ってところね」

莉緒「青春してるわね~、羨ましいわ♪」

ノビスケ「全く世話が焼けるよ!最初から素直になれば済んだ話なのにさ」

ゴールド瑠璃色金魚「女心というものは複雑なものなのだよ少年」

クロ「フニャ!フニャ!」

環「うわあ!おっきなお魚さんが喋ってる!すごいぞ~!」

こぶん「にゃ!」

星梨花「ところで未来さんは何を食べているんですか?」

未来「ところてんうどん!いつの間にかそこに置いてあったから食べてるんだー」


志保「静香のくせに生意気よ!」バシンッ

静香「やったわね!えいっ!」ボヒュウウン

志保「ちょっとそれは反則よ!」

静香「まだまだ行くわよ!」


のび太「これから先も喧嘩をすることもあるだろうけど、あの二人にはずっと仲良しでいてほしいよね」

ドラえもん「…うん!」


静香「ふふふ、あはは!」
志保「あはははは!」


最後の安価。多い方を採用。
A:ドタバタギャグED
B:しずしほED
>>666~668
666 : der変態   2022/01/11 22:32:39 ID:i.Mpq/jBhE
B

しずしほ・あかしほ・エレロコ・ちづももはミリオン4大聖典カップリング
667 : Pサマ   2022/01/11 23:00:12 ID:hdSxnJxQII
A
668 : 貴殿   2022/01/11 23:11:19 ID:AgAZ6KaAGo
A
669 : 1   2022/01/12 01:40:21 ID:cgeoXF3JYA
志保のネコ騒動から数か月が経ち、やっと落ち着いた日常を取り戻した一行。
しかしそんな平穏をぶち壊そうとする魔の手が忍び寄っていることを彼女たちはまだ知る由はなかった。

デキスギーノ博士「ついに…たどり着いたぞ異世界ィ!!」

彼の名はデキスギーノ…

デキスギーノ博士「ドクターD!!!!」クワッ

…ドクターD。
かつて異世界で静香とドラえもんが戦ったトコロテン・シスターズの幹部の一人。
その容姿は小学生時代の出木杉英才そのものだが、性格は180度歪んでいるのである。

デキスギーノ博士「奴らがトコロテン・シスターズを倒したせいで僕は無職!ハロワに行っても小学生だからとか言う理不尽な理由で面接すら受けさせてもらえない!許さんぞあの黒髪とその仲間たち!貴様らに復讐するために、この天才が凄い発明をして異世界までやてきたのだ!さあ行くぞ!ヒアウィゴ……」

美奈子「わっほーい!!」ドドドドドド

デキスギーノ博士「ふべっ!!」ドゴッ

突如背後から、屋台を猛スピードで引いている美奈子が出現!
激突して高速回転しながら吹き飛んでいく!

デキスギーノ博士「な、何だ今の!ミサイルか!?」

美奈子「早く劇場に行かないと!静香ちゃんが待ってる!」ドドドドドド

デキスギーノ博士「静香!あの黒髪女の仲間か!?くくく、怪我の功名とはまさにこのこと!待っているがいい、我が宿敵よ!!」
670 : 1   2022/01/12 01:40:41 ID:cgeoXF3JYA
デキスギーノ博士「ここが765プロ劇場か…まるで神殿じゃないか」

タクシー運転手「お客さん!お金!早く払って!」

デキスギーノ博士「愚民風情が!そんなに欲しければこれをくれてやる!」ポイッ

タクシー運転手「え?野球ボール……」

ドッカーン!!

アフロ運転手「ぎゃああ!」バタッ

デキスギーノ博士「どうだ!この天才が発明した野球ボール型爆弾の威力は!」


琴葉「…」

デキスギーノ博士「おんやあ!あんなところに見知らぬ女が!この劇場の関係者か?……おい愚民!この天才と会話できることを光栄に思うのだな!さっそくだけど…」

琴葉「…レナ…エレ…ナ…」ブツブツ

デキスギーノ博士「って無視すなー!」ガビーン

アフロ運転手「間違いない!あれは島原エレナ欠乏症だ!」

デキスギーノ博士「モブゥ!しゃしゃり出てくるな!散れ散れ!」

琴葉「エレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナエレナ」

デキスギーノ博士「何という危険人物!この天才を無視したというだけでも重罪だというのに…!世のために排除してくれる!!」

自分の事を棚に上げたドクターDは、野球ボール型爆弾を琴葉に向かって投げつけた!

デキスギーノ博士「ふははは!アフロになるがいい!!」

琴葉「…っ!」カッ

デキスギーノ博士「!?」

琴葉はどこからともなくバットを取り出し、片手で野球ボール型爆弾を打ち返した!

琴葉「事務所で野球をしてはいけませーん!!」カッキーン

デキスギーノ博士「ひでぶっ!!」ドゴッ

ドッカーン!!!

アフロデキスギーノ博士「な、なんだあの強さは…」バタッ
671 : 1   2022/01/12 01:41:33 ID:cgeoXF3JYA
デキスギーノ博士「ハァハァ…ようやく中に入れたぞ…」

既に満身創痍のドクターD。
しかしそんな彼に更に追い打ちをかける出来事が待ち受けていた!

紗代子「…!」ズゥゥゥン

デキスギーノ博士「でかっ!220cmはあるんじゃないか!?」

紬「ハァ…ハァ…」

デキスギーノ博士「ってよく見たら肩車してただけかい!」ビシッ

このみ「あらお客さん?あなたもセクシー騎馬戦に参加しに来たのかしら?」

デキスギーノ博士「き、貴様はあの時、隊長に倒された子供!」

このみ「誰が子供よ!誰が!……というかどこかで会ったことあるかしら?」

デキスギーノ博士「そうか、こいつあの時気絶してたから……ってか何だセクシー騎馬戦とは!?」

このみ「セクシー騎馬戦とはその名の通りセクシーな騎馬戦のことよ!」

デキスギーノ博士「わからん!この天才の頭脳をもってしてもまるで意味が分からんぞ!」

莉緒「このみ姉さん!このまま紗代子ちゃんたちを倒すわよ!」
風花「あの、出来れば少し手加減してあげてくださいね」
ゴールド瑠璃色金魚「この勝負、我らが貰った!」

デキスギーノ博士「魚ぁ!?」ガビーン

紗代子「頑張って紬ちゃん!ファイト!一発!だよ!!」
紬「ヒュー…ヒュー…」フラフラ

デキスギーノ博士「ちょっと待て!あっちは普通に三人で馬作ってるのに、あっちは一人じゃん!ただの肩車じゃん!!」ガビーン
672 : 1   2022/01/12 01:42:13 ID:cgeoXF3JYA
マタドーラ「だったらオレたちが入ってやろうぜ!」ポンッ

デキスギーノ博士「貴様誰ェ!?」

マタドーラ「待たせたなセニョリータ!ドラえもんズ一のイケメン!参上!!」

紬「あ、ありがとうございます…エル・マタドーラさん…」ゼェゼェ

紗代子「選手交代だね!私が馬をやるから上をお願いね!」

デキスギーノ博士「待て待て待て!当然のようにこの天才を混ぜるな!」ガビーン

マタドーラ「そんじゃ行くぜェ!」
紗代子「うん!!」
紬「…ハァ…ハァ…」ゼェゼェ

デキスギーノ博士「…ほう、意外といい眺めだ……悪くない」

ドクターD、意外とチョロい少年なのであった。

莉緒「先手必勝よ!」タッタッ

このみ「もらったわ!」グイッ

デキスギーノ博士「おいやばいぞ!どうにかしろ!」

マタドーラ「言われるまでもねえ!行くぜ、二人とも!」

紗代子「ファイトオオオオオオ!!」
紬「いっぱあああああつ!」

ボオオオン!

デキスギーノ博士「って何で上に投げ飛ばすんだーっ!!」

ドクターDは三人に投げ飛ばされ、天井を突き破って上空へと吹き飛んでいった!

デキスギーノ博士「ぎゃああああああ!」

キラーン☆
673 : 1   2022/01/12 01:42:56 ID:cgeoXF3JYA
美奈子「はい!大盛りうどんだよ!召し上がれ!!」

志保「…あのこれ」

美奈子「あれ、もしかして少なかった?」

志保「いえ、多いくらいです……あの答える前に足さないでください」

静香「じゃあ私が食べようかしら!」

志保「やめておきなさいよ、太るわよ」

静香「大丈夫よ!うどんは別腹って言うでしょ?」

志保「言わないわよ、スイーツじゃあるまいし」

しずか「たまには外で食べるうどんも美味しいわね」

美奈子「プロデューサーさんに喜んでもらえて良かったです!屋台も用意した甲斐がありました!!」ワッホワッホ

ドラえもん「…あ」

静香「どうしたのよ、空なんて見上げて」

ドラえもん「見てごらんよ、流れ星だ」

しずか「あら本当。お昼から流れ星が見れるなんて貴重ねえ」

志保「…というかあれ、こっちに向かって落ちてきてません?」

静香&ドラえもん「「え?」」

ドゴオオオオオオオオオオオ!!

デキスギーノ博士「お、おのれ…」

ドラえもん「うわ!降ってきたの、人!?」

デキスギーノ博士「み、見つけたぞ!!」

しずか「この出木杉さんにそっくりな子、あなたたちの知り合い?」

デキスギーノ博士「ふふふ、そうだ我らには因縁が……」

静香「いいえ知らない人です」
志保「そうね、記憶にないわね」

デキスギーノ博士「えええええええええ!?」ガビーン
674 : 1   2022/01/12 01:43:42 ID:cgeoXF3JYA
ドラえもん「あ、君は!」

デキスギーノ博士「お!なんだ覚えている奴がいるじゃないか!そう、この天才は異世界のマッドサイエンティスト……」

ドラえもん「リポビタンD!」

デキスギーノ博士「ちっがーう!!何気にさっきのやつらとボケ被せてくるな!!」ガビーン

静香「それで、そのなんとかDが私たちに何の用?」

デキスギーノ博士「知れたこと!貴様らに復讐するためにやってきたのだ!」

静香「?」
志保「?」

デキスギーノ博士「向かい合って首をかしげるな!本当に覚えてないのか!?」

志保「覚えてないわよ、あんなところてん科学者のことなんて」

デキスギーノ博士「覚えてるじゃん!すっごく覚えてるじゃん!!」ガビーン

志保「…まあなんでもいいわ。悪いけど、あなたに付き合ってる暇はないの」

静香「これから志保と遊ぶ約束があるのよ。だからまた今度にしてもらえるかしら?」

デキスギーノ博士「…この天才をことごとく侮辱しおって…!もう許さん!!おいボタン係!」

未来「はーい!」ポチー

デキスギーノ博士「ふははは!10万連天突き戦車起動だァ!!」

ドラえもん「なんて巨大な兵器なんだ!」

デキスギーノ博士「恐れ慄け!そして跪くのだ!!」
675 : 1   2022/01/12 01:44:03 ID:cgeoXF3JYA
志保「…静香、どう思う?」

静香「…10秒ってところね」

デキスギーノ博士「…は?」

静香「行くわよ志保!!」ボヒュウウン

志保「分かってる!!」ボヒュウウン

デキスギーノ博士「なんだあの膨大なオーラは!?」ガビーン

ドラえもん「よおし!僕もこの空気砲で手伝うぞ!」

しずか「三人とも、頑張って!」

デキスギーノ博士「おのれ!こうなったらやけくそだ!三人まとめて吹き飛ばしてくれるわー!!」

志保「おぼろ昆布……」
静香「イリュージョン!!」
ドラえもん「どっかーん!!」

デキスギーノ博士「うおおおおおおお!!」


志保「静香…」

静香「志保…」

志保「私たちならどんなことでも乗り越えられる」

静香「だって私たちの友情は不滅だから!!」


私たちの戦い(アイドル)はこれからよ!!


最上静香編 完!!
イメージED曲「あしたもともだち」
676 : 1   2022/01/12 01:45:57 ID:cgeoXF3JYA
どうも、グラブルのドラえもんコラボの完成度が高くて泣いた>>1です。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

前回の「周防桃子編」が比較的シリアスな感じだったのに、今回は結構ギャグ寄りな話でしたね。
静香が主人公に決まった時、お父さんとのアイドル問題とかそういう話になるかと思ってたけど、全然そんなことはなく…。安価の魔力に憑りつかれながら書きあげました。楽しかったです。
ちなみにお父さんとの一件は「春日未来編」でやってるので、そちらもぜひどうぞ。

ここでちょっと自分の話になるんですけど、
私は学生時代にドラえもんのファンサイトを運営してたことがありまして。
その時に自作のドラえもんのパロディ小説(今でいうSS)を掲載していました。
なのでギャグ路線になった段階で、初心に帰って今作を書いておりました。

改めて本当にありがとうございました。
過去作含め、コメントとかもらえると嬉しくて、気づけばもう5作目です。
これからも安価参加してくれたり、見てもらえると嬉しいです。

では、また次回に。
677 : ダーリン   2022/01/12 02:33:34 ID:/ImwIpvGHY
1乙
678 : ハニー   2022/01/12 05:16:39 ID:DRuIAaYqQk
楽しかったよ
679 : プロデューサー   2022/01/12 06:33:11 ID:ZMmUyJZPyk
お疲れ様でしたー
次こそはスネ夫Pを見たいもんです
680 : Pたん   2022/01/12 08:11:12 ID:fuZKj6Tkj2
おつかれさま
今回も楽しみました〜
681 : Pチャン   2022/01/13 09:50:38 ID:WWApWfCTcg
お疲れ様でした
最後まで面白かったです
682 : 1   2022/01/13 22:21:38 ID:w50HsEcJZE
今回も温かいコメントありがとうございました!

今回の内容をざっくり解説したコラ画像作りましたのでどうぞご覧ください!

683 : do変態   2022/01/18 10:02:11 ID:Q3seMQRjnY
もうすぐ第1弾から2周年なんたな
684 : プロデューサー   2022/01/20 20:02:41 ID:lxZj/byow.
ありがとうございました。
第五弾から見始めた者ですが面白かったです!
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