【安価SS】ドラえもん「おはよう、>>4ちゃん」【ミリオン】
1 : 1   2022/09/13 18:01:19 ID:eiviknTC3c
【安価SS】ドラえもん「おはよう、>>4ちゃん」【ミリオン】
ドラえもん「…ってまだ寝てるのか、やれやれ…」

(>>4は未来、ロコ、翼、桃子、静香、瑞希以外の劇場アイドル33人の誰か)



★過去作はこちら
①春日未来編
②ロコ編
③伊吹翼編
④周防桃子編
⑤最上静香編

⑥真壁瑞希編
【安価SS】ドラえもん「明日は>>4ちゃんと買い物に行くんだ!」【ミリオン】
http://imasbbs.com/patio.cgi?tr=all&read=24410&log=past&res=793
~あらすじ~
1本50円のコーヒーを求めてデパートに買い物に行く瑞希とドラえもん。
だがそこは異世界の侵略者が支配するデパートだったのだ。
世界を救うべく立ち向かう一行だが、そこに現れた侵略者はあるアイドルにそっくりで…
527 : EL変態   2022/12/05 00:05:44 ID:jMH1TbW5dk
B
528 : イルデューサー   2022/12/05 00:23:43 ID:a16aBWQ6WM
B
529 : do変態   2022/12/05 18:53:43 ID:Yzjffc2cgY
黒ちゃんも探偵に悪徳を探らせてたし、エレナに絆されてたからきっと…
530 : 1   2022/12/05 21:13:26 ID:QYbJHYligo
キッド「話は聞かせてもらったぜ!」

ドラえもん「キッド!無事だったんだね!」

キッド「おう!ドラ・ザ・キッド様、華麗に復活ってな!」ニッコリ


エレナ「ワタシたちもいるヨ!」

ドラえもん「エレナちゃん、紗代子ちゃん!ドラリーニョとマスタード警部も!」

琴魂「私もいるわ!」ヌゥッ

ドラえもん「急に出てこないでよ!」ビクッ

タカネ(なんですか…あれは…)ドヨーン

マスタード「すまない…私があの男を劇場に入れてしまったばっかりにこんな事態に…」

千鶴「いいえ、あなたのせいではありませんわ」

ドラリーニョ「そうだよ!どう考えても悪いのはあっちだよ!」

エレナ「ドラエモン、ワタシにも手伝わせてヨ!……ワタシ、765プロのみんなが大好き!この劇場も大切なんだヨ!それなのに全部なくなっちゃうなんて、そんなに絶対に嫌だ…!」

ドラえもん「エレナちゃん…わかった、一緒に行こう!」

紗代子「私も」フラッ

琴葉「ダメだよ!あれだけダメージを受けたんだから、紗代子もここで休んでないと!」

キッド「というわけで、マスタード警部とドラリーニョは千鶴や紗代子たちを頼んだぜ!」

ドラリーニョ「うん!」

マスタード「わかった」
531 : 1   2022/12/05 21:14:07 ID:QYbJHYligo
千鶴「ドラちゃん…」ギュッ
ドラえもん「千鶴さん!?」ドキッ

千鶴「…このような時に全てを任せてしまってごめんなさい…本来なら、わたくしも行くべきなのに……」

ドラえもん「…僕はね、千鶴さんがアイドルやってるのを見るのが好きなんだ!だから千鶴さんにはずっとアイドルを続けてほしいんだ!もちろんこの765プロでね!」

千鶴「ドラちゃん…!」

ドラえもん「だから千鶴さんは安心して休んでてよ!その間に僕たちが全部解決してくるから!」ニコッ

千鶴「…ええ、信じてますわ」ニコッ

ドラえもん「…よし、二人とも行くぞ!!」

エレナ「うん!」
キッド「おう!」

三人は『タケコプター』をつけ、空へと飛んでいく。

ドラリーニョ「大丈夫だよ!ドラえもんならきっとどうにかしてくれるよ!」

千鶴「ええ…わかっていますわ」

マスタード「…さて、怪盗タカネ。こんな時に何だが、貴様の身柄を拘束させ……っていない!?」

千鶴(いつの間に…)

マスタード「おのれーっ!どこにいった!怪盗タカネェェェェエエエ!!」


エレナ「ねえ、ドラエモン。どうやってキシャの人を見つけるの?」

キッド「そういや『かくれマント』を持ってるんだよな。今も使ってるか分からねえが、見つけるまでに一苦労しそうだよな」

ドラえもん「>>534
532 : Pチャン   2022/12/05 21:29:54 ID:mmeO4XanHc
サーマルゴーグルなら見える
533 : der変態   2022/12/05 21:44:04 ID:QFBQ7fRs0k
散弾バズーカを撃ちまくって被弾させてマントの効果を消す
534 : プロデューサーくん   2022/12/05 22:03:11 ID:SNozFwAAZ6
悪徳のここ一番の弱みをタイムテレビを使って突き止めてから報道する
535 : 1   2022/12/07 00:59:52 ID:6LtufjU44A
ドラえもん「あのおじさんのここ一番の弱みを『タイムテレビ』を使って突き止めてから報道するんだ!」

キッド「なるほどな、目には目をってやつか…」

ドラえもん「うん!さっそくあそこに降りて見てみよう!」


エレナ「…キッド、もう大丈夫だよ」

キッド「ふぅ!やっと地面に降りられた…」

ドラえもん「誰かに手を繋いでもらわなきゃ『タケコプター』も使えないのは相変わらずだね」ニヤニヤ

エレナ「キッドはカワイイね~♪」ニコニコ

キッド「うるせえやい!」

ドラえもん「さて、と…」ゴソゴソ


『タイムテレビ』~!


映像に映し出されたのはどこかの一室。悪徳は目の前にいる椅子に座っている男の方を向ている。
男は鼻の下にひげを生やした肥満体系の男。男は机の引き出しから葉巻を取り出し、口にくわえる。
536 : 1   2022/12/07 01:00:29 ID:6LtufjU44A
依頼人『…悪徳君、君を呼んだのはほかでもない。あの765プロの弱みを握ってほしい』

悪徳『765プロですかぁ…最近勢いがありますよねえ、あそこ……39プロジェクトでしたっけ?劇場を拠点に39人の新人が活動していると聞きますが…』

依頼人『弱小事務所如きが身の程をわきまえず大きな顔で業界にのさばっている…実に不愉快だ!この芸能界の頂点に立つに相応しいのは我が事務所だというのに!!』ドンッ

悪徳『…つまり765プロを潰すことが旦那の望みってわけですかい?』

依頼『その通りだ。そのための手段は問わない。どんな手を使ってでも765プロを潰すのだ!』

悪徳『旦那の頼みとあっちゃあ断る理由はありませんなあ。……けど、こっちにもリスクってもんがありましてねえ』

依頼人『無論、君の行動の全てはわしが保証しよう。金も人脈の力でどうとでもなることだ……それに君も好きだろう?他人が破滅する姿を見るのが』ニヤリ

悪徳『へへへっ、旦那よくご存じで』ニヤリ

依頼人『それとこれは心ばかりの礼だ。受け取りたまえ』ポンッ

悪徳『こんなにたくさん…いつもすみませんねえ』

依頼人『君と私の仲じゃないか、ふふふ…』

悪徳『旦那は本当に悪いお人ですなあ』

依頼人『君もなかなかだよ、悪徳くん』

『『はははははははははははは!!』』
537 : 1   2022/12/07 01:01:30 ID:6LtufjU44A
キッド「…おいおい、思ってた以上にやべえことになってんじゃねえか?」

ドラえもん「この人、テレビで見たことあるよ!某芸能事務所の社長さんだ!」

エレナ「この人が765プロを…こんなの酷いヨ!」

ドラえもん「すぐにこれをテレビ局に持っていこう!こんな裏取引、世間が許さないよ!」

キッド「それには賛成だ……けどそれは悪徳をとっ捕まえてからの方がいい!」

ドラえもん「え!?何でさ!?」

キッド「よく考えろよ。確かに奴らの弱みを報道すれば奴らを追い詰めることができる。けど、悪徳にこっちの弱みを握られてるんだぜ?」

ドラえもん「そうか…おじさんの持ってるネタをどうにかしない限り、何らかの形で表に出る可能性があるんだ。そうなるとどのみちおしまいなんだよね……ごめん、冷静さを失ってたよ」

エレナ「じゃあ、結局どうやって見つけるノ?」

ドラえもん「…よし!あれを使おう!」ゴソゴソ


一方その頃、悪徳は町中を歩きながら電話をしていた。

悪徳「…というわけで、765プロを追い詰める最高のネタを仕入れてきましたぜ」

依頼人『ご苦労、やはり君に任せて正解だったよ。……で、そのネタというのはどういうものなのかね?』

悪徳「まあここで話すのは何ですので、直接お会いしてお話しますよ」

依頼人『なかなか焦らすじゃないか、これはますます楽しみだ』

悪徳「ただ問題がありましてねえ…旦那の所までたどり着く前に邪魔ものが出てきそうでして…」

依頼人『765プロの連中か?それに奴らに味方しているとかいう、不思議な道具を持ったロボットも…』

悪徳「ええ。後、961プロも黙っちゃいないかと…。何せ最近ずっと、記者を使ってあっしを探らせてたみたいで…」
538 : 1   2022/12/07 01:01:58 ID:6LtufjU44A
依頼人『黒井の若造か…!高木とはとうの昔に決別したと聞いたが、奴への情はまだ消えてないと見える』

悪徳「あっしもそれなりに逃げ切れる自信はありますが、徒党を組まれると正直厄介なところもありまして…」

依頼人『ふふふ、安心したまえ。わしの知人にこういった荒事を収めるスペシャリストがいてねえ、彼らを君の所に派遣しようではないか』ニヤリ

悪徳「そいつぁありがたいですねえ…」ニヤリ

依頼人『いずれ961も潰すつもりだったのだ、765プロ共々消し去ってくれる』

悪徳『やっぱり旦那は頼りになりますねえ』

依頼人『任せたまえよ……では後ほど。健闘を祈る』ピッ

悪徳「…さて、保険もかけて安心したところで、ここは一服…」

ベチャ
悪徳「…ん?なんだ?顔に何かついてんな…とりもち?」


ドラえもん「今だ!!」グイッ


悪徳「いってえ!なんだなんだ!?」ズルズル


ドラえもん「二人とも!思いっきり引っ張るんだ!」

エレナ「うん!」グイグイ

キッド「しっかし考えたな!『タイムテレビ』であいつの居場所を特定して、『テレビとりもち』でこっちに引っ張ろうなんて!」グイグイ

ドラえもん「せっかくの『タイムテレビ』だ!有効に使わないとね!」


悪徳「くそっ!何だか知らねえが、奴らの道具だな!捕まってたまるかよ!!」


ドラえもん「絶対捕まえてやる!!」


安価内の書き込みの「IDに書かれている数字の合計値」によって結果が以下の通りに
なお数字が一つもない、もしくは0の場合は『偶数』とする

偶数→捕えることに成功
奇数→捕えることができなかった
>>539~542
539 : Pちゃま   2022/12/07 01:22:48 ID:rplFkIVGR2
ふん
540 : 変態お化け   2022/12/07 01:51:30 ID:3Mo9ORJ32Y
あんたは、ここで落とす!
541 : 我が友   2022/12/07 04:51:15 ID:fRQYpx/ovU
グレンキャノンもだ!
542 : Pくん   2022/12/07 05:14:50 ID:KNuLEne10U
やー
543 : 1   2022/12/07 22:04:28 ID:6LtufjU44A
2 +3+9+3+2 +1+0=20
偶数ルート


ドラえもん「…せーの!」

エレナ「ファイトー!」

キッド「いっぱーつ!!」


悪徳「ぎゃあああああああ!」ズルズル


スポン!
悪徳「ぐへっ!!」ドタンッ

キッド「よっしゃ!釣れたぜ!」

悪徳「人を魚みたいに……ってここはどこだ!?」

ドラえもん「ここまでだ、おじさん!」

悪徳「…やっぱりあんたの道具の力かい」

キッド「ここまでだぜ!あんたの持ってるカメラをこっちに渡せ!」

悪徳「…」ポチポチ

キッド「人が話をしてるのにスマホいじんな!女子高生か!」ガビーン

悪徳「へへ、おじさんこう見えても忙しくってねえ。こうやって定期的に仕事をチェックしないといけないわけ」ポチポチ

エレナ「お願い!酷い記事を出すのはやめてヨ!」

悪徳「酷いだなんてとぉんでもない!世間はこういう刺激的なスキャンダルを望んでるだぜ、お嬢ちゃん」

キッド「エレナ、こういう奴には何を言っても無駄だぜ!」

悪徳「あらあら、おじさん嫌われちゃってるねえ」

キッド「こいつ縛っておこうぜ!」

ドラえもん「そうだね、そうしよう」

悪徳「いいのかな?そんなことして…」ニヤリ

ドラえもん「ん?どういう意味?」
544 : 1   2022/12/07 22:04:59 ID:6LtufjU44A
ガラの悪い男A「見つけましたぜ、悪徳さん!」

悪徳「お、きたきた」

体格の大きい、いかにも悪そうな5人の男たちがこちらに近づいてくる。

ボス格の男「…」ゴゴゴゴゴ

エレナ「え…あの人たち誰?」

ガラの悪い男B「おいてめぇら!その人に何してくれてんだコラァ!」

ガラの悪い男C「たぬきうどんの具にされたくなきゃとっとこ消えろ!」

ドラえもん「お!それは僕に言ったのか?僕に言ったのか!?」プンプン

エレナ「ドラエモン、危ないから近づいちゃダメだヨー!」

悪徳「いやあ、助かりましたよ」

ガラの悪い男D「悪徳さんがスマホで連絡してくれたおかげで早く迎えに来れましたよ」

キッド「スマホ…ってあの時か!」ガーン

「ホント助かりましたよ!この人ら、無抵抗のあっしを縛り付けようとしてたところなんですよぉ」

ガラの悪い男A「ほお、そいつぁお仕置きが必要だなあ…!」ポキポキ

ガラの悪い男B「へへへ…」ポキポキ

ドラえもん「エレナちゃん下がってて!」

エレナ「う、うん!」

ガラの悪い男C「かっこいいねえ!ますますたぬきうどんの具にしたくなってきたぜ!」

ドラえもん「なにをぉ!具になるのはそっちだーっ!!」

キッド「加勢するぜ!」


安価内の書き込みの「IDに書かれている数字の合計値」によって結果が以下の通りに
なお数字が一つもない、もしくは0の場合は『偶数』とする

偶数→ガラの悪い男たちを倒す
奇数→ガラの悪い男たちにやられる
>>545~548
545 : 彦デューサー   2022/12/07 22:46:21 ID:N4JSQ7V7xI
秒数は失敗フラグ……
546 : プロちゃん   2022/12/07 23:29:53 ID:KNuLEne10U
バワーアップルジュース
547 : P様   2022/12/07 23:33:15 ID:7RBkgusJog
♪いくぞガラの悪い男全滅だーっ!
548 : 最低最悪変態プロデューサー   2022/12/07 23:54:42 ID:PZpQrUbWiA
正義は勝つ!
549 : 1   2022/12/08 21:47:52 ID:U2MYaA8Z3Y
4+7+7 +1+0 +7 =26
偶数ルート


ドラえもん「うおおおおお!!」ポカポカ

ドラえもんとキッド、ガラの悪い男たちの周りで砂煙が舞う。
エレナと悪徳、そしてボス格の男はその光景を静かに見守っていた。

ドラえもん「ふんす!」ムキッ

ガラの悪い男たち「「「「ま、参った…」」」」バタッ

悪徳(見かけ倒しじゃねえか!)ガビーン

ドラえもん「残りはお前だけだ!」

ボス格の男「…情けないぞ、お前たち」

ガラの悪い男A「げ、げんごろうさん…」

ボス格の男…げんごろうはドラえもんたちの前に出てくると、ニヤリと笑いながら拳を振り上げる。

げんごろう「仕方ねえ。おれがこいつらをやっつけてやる……ハチョー!!」ドゴォッ

ドラえもん「うわあっ!」ピョイッ

ドゴオオオオオンッ!

キッド「こいつ、素手で道路を陥没させやがった!」ガーン

悪徳(ええ…)ドンビキ

げんごろう「次はお前らがこうなる番だ!」

ドラえもん「!」ゾワァ

キッド「逃げるぞ!!」タッタッ

げんごろう「逃がすか!」

エレナ「キャー!」バタンッ

ドラえもん「エレナちゃん!!」

げんごろう「へへへ…まずはお前からだ」

エレナ「ヒッ…」

悪徳(おいおいこれはシャレになんねえって…)

げんごろう「キエエエエエイ!!」

エレナ「ッ!」

ガシッ!
げんごろう「だ、誰だ!背後からおれの腕をつかんでるやつ!」

「私だ」

悪徳「あ…!」

ドラえもん「何でここに…!」

エレナ「黒井シャチョー!!」

黒井「目障りだ、失せろ塵め」


黒井の行動
>>552
550 : Pさぁん   2022/12/08 22:02:01 ID:MZaDDEu40M
千鶴から託されたボーボボを全巻呼んで鼻毛神拳伝承者になり、ボーボボワールド展開
551 : ぷろでゅーさー   2022/12/08 22:10:41 ID:Qvl6nP0f5c
天地魔闘の構え
552 : 変態インザカントリー   2022/12/08 22:24:26 ID:hVQ9PB84hA
げんごろうマグナムで悪徳記者もろともぶっ飛ばす
553 : プロデューサーさん   2022/12/10 07:36:00 ID:GYEdt5S0Xs
保守がてら揚げパン
554 : 1   2022/12/10 13:06:37 ID:R.rwR/b6bQ
★ドラえもん豆知識
『げんごろう』
ドラえもんプラス2巻「なぐられたってへっちゃらだい」に登場したキャラクター。
隣町の暴れん坊として有名で、“げんこつげんごろう”の通り名を持つ。学ランを着ていることから恐らく中学生と思われる。
あのジャイアンを泣かせる、生身の拳で土管を破壊する、といった感じで、
不良キャラの登場に定評のあるドラえもんで、比較的強キャラの部類であることが窺える。
555 : 1   2022/12/10 13:30:50 ID:R.rwR/b6bQ
黒井「これが私の秘奥義…」コォォォォ

ドラえもん(なんで脱いだんだ…)
キッド(脱ぐ必要あるのか…)
エレナ(え?なんで脱いだの?)

げんごろう「面白れぇ!おれの拳で粉々に砕いてやるぜ!けえ~っ!!」ブウンッ

黒井「げんごろうマグナアアアアアアアム!!」ドゴオン

げんごろう「ぐはああっ!!」ドスン
悪徳「え、ちょ…ふべらっ!!」バタン

黒井「チンピラ風情が私に楯突くからこうなるのだ」

エレナ「すごい!悪い人たちをあっという間にやっつけちゃった!」

黒井「ふ、ふん!借りは返したぞ!」
エレナ「?」

悪徳「り、理解できないねえ…あんたにとっても765プロの存在は目障りなはずだ…何で彼ら側につく…?」

黒井「勘違いするな、765プロのアイドルどもどうなろうと知ったことではない!貴様の言う通り、団結や友情などとくだらない戯言を口にする奴らには反吐が出るのだ!アイドルとは孤高であるからこそ輝くのだ!」

エレナ「…」シュン
ドラえもん「なにをぉ!」

悪徳「へへ…」
556 : 1   2022/12/10 13:31:11 ID:R.rwR/b6bQ
黒井「だからこそ!765プロは我が961プロの手で倒さなくてはいけないのだ!奴らが団結を強さとするならば、それを完全に否定することで私こそが正しいと証明されるのだ!100%の実力を発揮した765プロを潰すためにもここで二階堂千鶴どもに消えてもらっては困るのだ!!」

悪徳「はあ!?なんだそりゃ…」

黒井「金や歪んだ思想が行動原理の外道には一生分からんだろうな、貴様と私とではすむ世界が違いすぎる」

悪徳「そんなこたぁ分かりきったことでさぁ!けどあっしはあっしの心に正直に生きるのみ!それこそが外道の美学なのさ!!……あ、UFO!」

一同「「「「え?」」」」

悪徳「今だ!!」ビュンッ

エレナ「あ、逃げた!」ガーン

黒井「おのれ卑怯な!」

ドラえもん「追いかけよう!」


悪徳の逃げた先は…
A:裏道
B:車道
>>559
557 : おやぶん   2022/12/10 13:41:20 ID:oSgeNuDVD.
B:車道
558 : プロデューサーくん   2022/12/10 13:56:18 ID:Hgqi0n7Nvo
B
逃げる足を用意してあるって意味だよね?
まさかトラックに…
559 : ミスター・不純物   2022/12/10 15:00:00 ID:3J.Qp/lDhc
B 轢死しろ
560 : 1   2022/12/10 17:41:01 ID:R.rwR/b6bQ
ガラの悪い男D「悪徳さん、こっちです!」プープー

悪徳「助かる!」バッ

キッド「野郎!車に乗って逃げるつもりだぞ!」

エレナ「どうしよう!追いつけなくなっちゃうよ!」

黒井「ふん、大馬鹿者どもめ!」

キッド「なんだと!」イラッ

黒井「この私が何も対策せずにここに来ると思うか?」

キキー
渋沢「ほら、早く乗って!」ブーブー

黒井「あの車に乗って追いかけるぞ」

ドラえもん「へー、準備いいなあ」

黒井が助手席に、三人が後部座席へと移動すると、車は悪徳たちの乗る車を追うべく発進した。


ガラの悪い男A「隙を見て車持ってきておいてよかったぜ」

ガラの悪い男B「このまま事務所まで逃げ切れば……お、おい!あれ!!」


ドラえもん「こらー!!」


悪徳「げっ!まだ追ってきてるのか!」

ガラの悪い男C「しつこい野郎どもだ!まるでたぬきうどんだ!」

悪徳「運転手のあんちゃん、少しでも奴らと距離をとるんだ!あの青いのは不思議な道具を使ってくるぞ!」


黒井「ふん、追いついたな!流石私が用意して高級車だ!ハーハハハハハハ!!」

エレナ「どうするノ?」


A:空気砲で攻撃
B:相手の車に飛び乗る
>>562
561 : 監督   2022/12/10 17:45:01 ID:Nfv0fF7bN.
B
562 : Pちゃま   2022/12/10 22:24:10 ID:9KCsAMI9lI
B
563 : 我が下僕   2022/12/10 23:17:08 ID:/JNRQ37kiQ
そこは銀河はかい爆弾でしょ!!
564 : 1   2022/12/11 21:52:55 ID:EVykeFr0w2
ドラえもん「僕があいつらの車に飛び乗ってやっつけてやる!」

エレナ「ここから!?そんなの危ないヨ!」

渋沢「失敗したら大変なことになるぞ」

黒井「好きにさせてやれ」

渋沢「し、しかし…」

黒井「安心しろ、死に様は見届けてやる…最後までな」

ドラえもん「はいはい」フフッ

渋沢「もうどうなっても知らんぞ!」

エレナ「気を付けてネ!」

キッド「頼んだぜ、リーダー!」

ドラえもん「うん!約束する!!」


ガラの悪い男B「おい!あの青ダヌキが車の屋根にいるぞ!」

悪徳「なんだって!?」クルッ

ガラの悪い男A「まさかこっちに飛び移る気か!?」

ガラの悪い男C「まるでたぬきうどんじゃねえか!!」ガビーン


ドラえもん「うおおおおおおお!!」ピョン


ガラの悪い男A「させねえよ!」ポイッ

どこからともなくバナナの皮を取り出し、車の屋根の上に置く。

ドラえもん「うわああっ!」ツルンッ
565 : 1   2022/12/11 21:53:18 ID:EVykeFr0w2
一方、劇場では…

紗代子「…」スースー

千鶴「ふふ、よく眠っていますわね」

眠っている紗代子の頭を撫でる千鶴。

千鶴「…ドラちゃん、大丈夫でしょうか?……心配ですわ」ソワソワ

琴葉「大丈夫ですよ、きっとどうにかしてくれるはずです!」

ドラリーニョ「そうだよ!ドラえもんは何だかんだで凄いんだから!」

千鶴「わかっていますわ!わかっていますけど…」ソワソワ

マスタード「失礼」ガチャ

千鶴「マスタード警部!みんなは!?」

マスタード「安心したまえ。全員正気に戻っている。後遺症の心配もなさそうだ」

千鶴「ほっ…安心しましたわ」

マスタード「気苦労が絶えないね、君も」

千鶴「仲間のことですもの、苦でも何でもありませんことよ」

マスタード「はは、これは失敬!……それはそうと、ドラえもんくんたちの様子を確認する方法があるのだが…」

千鶴「本当ですの!?」ガタッ

琴葉「千鶴さん、急に起き上がったら体が…」

マスタード「先ほど『スパイ衛星』を飛ばしておいたのだ。これでドラえもんくんたちが今何をしているのかこのモニターで見ることができる…」ポチッ


ドラえもん『うわああああああああ!!』


琴葉&ドラリーニョ&マスタード「「「!?」」」

千鶴「ドラちゃん!!」
566 : 1   2022/12/11 21:53:49 ID:EVykeFr0w2
場面は戻り、ドラえもんは…

ドラえもん「うわああああああああ!!」ガシッ

ガラの悪い男C「あの野郎!たぬきうどんみたいに両手で屋根をつかんでやがる!!」

ガラの悪い男A「なんだと!?」

ガラの悪い男B「早く振り落とせ!」

ガラの悪い男D「言われなくてもそのつもりですよ!」

そう言うと、ものすごいスピードで車を動かす。
右に行き、左に行き、何回も何回も繰り返していく。

ドラえもん「ぎゃあああああ!」ブラブラブラ


エレナ「このままじゃ落ちちゃうヨ!」

キッド「踏ん張れ!ここで落ちたら終わりだぞ!!」


ドラえもん「そんなこと言われたって……うわあっ!」


琴葉「片手が放れた!?」

マスタード「くっ…!見てるだけしかできないのがもどかしい…!」

千鶴「…ドラちゃん…わたくしは…あなたを信じていますわ…!」


安価内の書き込みの「IDに書かれている数字の合計値」によって結果が以下の通りに
なお数字が一つもない、もしくは0の場合は『偶数』とする

偶数→想いは届き、車へと乗りこむ
奇数→手を放してしまい…
>>567~570
567 : 兄ちゃん   2022/12/11 21:58:36 ID:u8U9raGDaA
くっ
568 : Pさん   2022/12/11 22:11:00 ID:mZHdomSMho
時限バカ弾を使うんだ
569 : ご主人様   2022/12/11 22:12:58 ID:ZMRROoZJy6
ジャンボガンとねつ線銃だ!
570 : EL変態   2022/12/12 17:48:24 ID:MJ2dOLFSUw
あれ?まだ書き込みされてない?
571 : 1   2022/12/12 21:37:40 ID:v7gG1IRvoo
8+9 +6 +2=25
奇数ルート


ドラえもん「んぐぐ…!」

悪徳「いい加減諦めたらどうだい、ドラえもんくん」ヌウッ

ドラえもん「そんなこと…!」

悪徳「今までのことを思い出してみなよ!何をやっても空回り!失敗ばっかり!今回だってそうさ!君は何の役にも立たない!ただのお荷物さ!!……例えばほら」スッ

ネズミのおもちゃ「チュー」

ドラえもん「ね、ネズミィィィイイイ!!」パッ

エレナ&キッド「「あ!」」

ドラえもん「しま…わああああああああああああ!!」ゴロゴロゴロ


琴葉「そんな…」

千鶴「ドラちゃああああああん!!」


悪徳「はははは!ただのおもちゃだよ!お・も・ちゃ!君の弱点は調査済みさ!こんなこともあろうかと用意しておいたのよ」

ガラの悪い男たち「「「「はははははははは!!」」」」


エレナ「お願い止めて!ドラエモンを助けないと!」

渋沢「だ、だけど…」

黒井「捨て置け。我々は悪徳を追うぞ」

エレナ「そんな!このまま放っておくノ!?」

黒井「…そうだ。奴を助ける義理などない……まあ、もし奴にまだ立ち向かう意志があるなら、こっちが放っておいても勝手に来るだろうな」

キッド「あいつなら大丈夫さ…絶対に、絶対に」

エレナ「…ドラエモン」
572 : 1   2022/12/12 21:38:00 ID:v7gG1IRvoo
ドラえもん「…」

ただ茫然と、うつ伏せの状態で道路に倒れているドラえもん。
顔を上げても、眼前には悪徳たちの車はおろか、仲間たちが乗っている車の姿すらない。

ドラえもん「僕はまた…何もできなかった……うう、うわあああああああああん!!」

滝のような涙を流しながら、己の無力さを痛感する。
そんな時だった――

しずか「ドラちゃん!」

ドラえもん「え…しずかちゃん!?何で…ここに?」

しずか「ずっと怪盗タカネに捕まってて…けど彼女があたしを開放してくれたの!それでこれまでの話を聞いて来たのだけど…」

ドラえもん「そうだったんだ…」

しずか「けどドラちゃん一人でどうしてこんなところに?みんなはどうしたの?」

ドラえもん「しずかちゃん…ごめん、僕はまたダメだったんだ」

しずか「え?」

ドラえもんはしずかにここまでの出来事を説明した。

ドラえもん「結局今回も千鶴さんの役に立つことはできなかった…」

しずか「…そんなことないわよ」

そう言うと、しずかはドラえもんに>>575をした。
573 : ミスター・オールドタイプ   2022/12/12 21:50:26 ID:MtLjXNrqH.
どんぶら粉で沈めた
574 : プロデューサーさま   2022/12/12 21:55:59 ID:l0ChtD1K1.
ま、実際安価の数字もあるけど、(のび太がいないとはいえ)原作の数倍は全般的に役立たずではあるな



ビッグライトでデカくしよう
575 : ダーリン   2022/12/12 21:59:31 ID:bwKJTC25Go
のび太から渡されていたタケコプターを手渡した
576 : 1   2022/12/14 23:14:05 ID:GE6K5uvRP2
ドラえもん「これは…『タケコプター』?」

しずか「のび太さんからよ、あなたに渡してほしいって」

ドラえもん「のび太くんが…」

しずか「のび太さんね、最近のあなたの様子を話したらずっと気にしていたのよ…ふふ、やっぱり親友なのね」

ドラえもん「そうだったんだ…、のび太くんにも心配かけちゃったなあ…」

しずか「確かにドジでおっちょこちょいなところもあるけど、いつだってドラちゃんは誰かのために一生懸命だったじゃない。のび太さんだけじゃない、あたしもたけしさんもスネ夫さんもそんなドラちゃんが大好きなのよ、もちろん千鶴や劇場もみんなもね!」

ドラえもん「千鶴さん…」

ドラえもんは前に撮ったプリクラ写真を取り出す。


『ドラちゃんはわたくしの大切な友人の一人、それはこれから先も変わりませんわ。……いつもわたくしのために色々と頑張ってくれて、本当に感謝しておりますわ』


ドラえもん「…僕には今、夢があるんだ。それは千鶴さんがトップアイドルになること。世界の人たちから愛されて、ドラマや舞台で売れっ子になって、そして…大きなライブステージで世界中の人たちに歌を届ける…そんな光景をずっとそばで見ていたいんだ…!」

しずか「素敵な夢だと思うわ」

ドラえもん「だから僕、行くよ!千鶴さんの未来を守るために!!これは僕にしかできないんだ!!」スチャ

しずか「ええ…千鶴のこと、任せたわよ」

ドラえもん「うん!!」
577 : 1   2022/12/14 23:14:24 ID:GE6K5uvRP2
一方その頃…

悪徳「このまま逃げ切れればあっしらの勝ちだ!」

キッド「そうはいくかよ!」スチャ

ガラの悪い男A「あいつ、何をするつもりだ!?」

キッド「これでも喰らいやがれ…ドカン!!」ドンッ

ドオンッ!
ガラの悪い男B「ひぃ!なんか妙な攻撃をしてきやがった!」

悪徳「ありゃあ『空気砲』とかいう空気の弾を撃ってくる道具だな」

キッド「今のは警告だ!ここで止まれば怪我しないで済むぜ?」

悪徳「へっ!怪我が怖くてこの仕事やってられっかってんだ!」

キッド「そうかよ…じゃあ一発お見舞いしてやる…」


げんごろう「させるかァァァァアアアアア!!」ドタドタドタ


渋沢「後ろからなんか走ってくるぞ!」

エレナ「あの人、さっきの…!」

ガラの悪い男たち「げんごろうさん!!」

黒井「脚力だけで車に追いつくだと!?化け物かあいつは!?」ガビーン

げんごろう「ふうんっ!!」ガシッ

黒井「おい!なぜ前に進まない!?」

渋沢「あの男が後方から車を掴んでるせいで前に進みません!」

黒井&キッド「「はああっ!?」」ガビーン

げんごろう「ホワッチャァァァ!!」メリィ

エレナ「なに!?今の衝撃!?」

キッド「まさかあいつ、拳を車に…」

刹那、車は大爆発を起こし、社内の四人はその衝撃で外に吹き飛ぶ。
黒こげのキッドとアフロになったエレナ、黒井、渋沢が倒れる様子を見て、げんごろうは下品な高笑いを上げる。
578 : 1   2022/12/14 23:14:49 ID:GE6K5uvRP2
その様子をモニターで見ていた琴葉、ドラリーニョ、マスタードの表情はどんどん青ざめていく。

マスタード「まさかこんなことが…」

琴葉「どうしよう…このままじゃ…」ソワソワ

ドラリーニョ「うわー!うわー!」ドタバタ

慌てふためく三人。
しかしただ一人だけ、冷静な様子を見せている人物がいた。

千鶴「みなさん、落ち着いてくださいまし。大丈夫ですわ、きっとドラちゃんならどうにかしてくれますわ!」

琴葉「ち、千鶴さん!」

マスタード「しかし彼はもう…」


げんごろう「ははははは!!」

エレナ「こんなところで終わりたくないヨ…!ワタシはまだ、みんなと一緒にアイドルしていたい…!」グスッ


千鶴「ドラちゃんがあの程度でやられるはずがありませんわ!いつだってわたくしたちが困っている時、彼は必ず駆けつけてくれた――」


エレナ「助けて……ドラエモーン!!」


ドラえもん「うおおおおおおおおおおおお!!」ビュウウン


千鶴「――わたくしたちのヒーローでしてよ!!」


げんごろう「なんだ今通り過ぎて行ったのは!?」

キッド「へへ…美味しい所にやってきやがって…」

黒井「ふん…」

エレナ「来てくれるって信じてたよ、ドラエモン…!」

げんごろう「くそっ!そうは…」

黒井「させんわ!!」ガシッ
キッド「させるかよ!!」ガシッ

げんごろう「て、てめぇら離しやがれ!」

エレナ「お願いドラエモン!ワタシたちの劇場を守って!!」
579 : 1   2022/12/14 23:15:31 ID:GE6K5uvRP2
ガラの悪い男D「この橋を渡れば目的地まであと少しです」

ガラの悪い男A「もうあいつらも追ってこれねえ!俺たちの勝ちだな!」

悪徳「そうだといいんだけどねえ…」

ガラの悪い男D「まだ何か気がかりなことが?」

悪徳「いや、そうじゃねえんだ。性格上、物事が上手く行ってる時ほど周りが気になっちまうものでねえ…」

ガラの悪い男C「たぬきうどんじゃあるまいし、考えすぎですぜ!」

ガラの悪い男B「そうそう!もう俺たちに楯突こうなんて奴がいるわけ……」


ドラえもん「待てええええええええええええ!!」ビュウウン


悪徳たち「「「「「!!?」」」」」

ドラえもん「うおおおおおおおおおおお!!」ビュウウン

ガラの悪い男A「馬鹿な!なんであいつがここに!?」

ガラの悪い男C「たぬきうどんみたいにどんどん近づいてくるぞ!!」

ガラの悪い男B「もっとスピード出せ!!」

ガラの悪い男D「言われなくてもやってますよ!けど奴の飛行スピードが尋常じゃな……」

ドラえもん「えーいっ!!」ガシャーン

ガラの悪い男B「中に入り込んできやがった…!!」

ドラえもん「覚悟しろお前たち!!」

悪徳「…」ゴソッ


A:悪徳以外の四人を車内から追い出す
B:車を橋から落とす
C:そのまま車内でバトル開始
>>582
580 : 下僕   2022/12/14 23:20:56 ID:8ZAiJH9UZ6
B
ドラえもん最後の武器は石頭
581 : 夏の変態大三角形   2022/12/14 23:44:40 ID:lkg2tG6rNo
C千鶴さんのCDと間違えてジャイアンのCDをプレイヤーにセットしてやれ
582 : Pくん   2022/12/15 01:24:28 ID:APwymgdApg
C
ひみつ道具のコンボで敵全員再起不能にしてしまおう
583 : 1   2022/12/15 14:56:26 ID:93D49ZCEAc
莉緒ねえ、ドラえもん、「あなたが選ぶ 欲しい家電ボイスランキング」上位10名入り、おめでとうございます
584 : 1   2022/12/15 21:37:43 ID:93D49ZCEAc
ドラえもん「とりゃあ!」

ガラの悪い男C「ふげっ!」ハナジブー

ガラの悪い男A「狭い所で暴れやがって…大人しくしやがれ!」ブンッ
ドラえもん「おっと」ヒョイ

ガラの悪い男B「ごふっ!」

ガラの悪い男A「あーっ!わりぃ!」

ドラえもん「これでも喰らえ!」ポイッ

ガラの悪い男A「あん?なんだこの時計…?」

1、0!

オバケ「…」ヌゥ

ガラの悪い男A「ぎゃあああ!オバケエエエエ!!」

ガラの悪い男D「落ち着きなさい!これはただの作りものです!」

ドラえもん「だったらこれでどうだ!!」ゴソゴソ


『銀河はかいばくだん』~!


ガラの悪い男A「銀河…」
ガラの悪い男D「破壊…!?」

ドラえもん「アターック!!」ブンブン

ガラの悪い男A「って振り回すだけかーい!ごふうっ!!」

ガラの悪い男D「ぐはあ!!」

ガラの悪い男たちを倒したドラえもんは、気絶した運転手の男をどかして車を止める。

ドラえもん「これでよし…さあ悪徳記者!観念しろ!」

シーン…

ドラえもん「あれ?出てこない?……そういえばさっきから姿が見えないけどどこに行ったんだ?あの車内から逃げられるわけないんだけどな…」

悪徳(あの乱闘に乗じてマントを被っておいてよかった…後は隙を見て逃げるだけだ)

ドラえもん「…よし」


A:車を破壊する
B:橋を破壊する
C:警察を呼ぶ
>>587
585 : 貴殿   2022/12/15 21:52:04 ID:se2brvTFZk
選択肢がC以外テロすぎない?まあ警察呼んだところでアレだけど
586 : MADE IN 変態   2022/12/15 21:54:39 ID:ZwUdJlYcBc
B:橋を破壊する

逃げ場所を潰そう
587 : プロデューサーさん   2022/12/15 22:47:20 ID:Pj2bQNi1Do
Cドラえもんをボケ狸にするわけにはいかないからな
588 : 1   2022/12/16 21:45:38 ID:9Petan7ko.
ドラえもん「もしもしお巡りさん?悪い人たちがいるので来てくれませんか?」

悪徳(何ィ!ここにきて警察だと!?)ガビーン

警察A「来ました!」シュバッ

悪徳(はえーよ!)

警察B「立てお前たち!署まで連行する!!」

ガラの悪い男たち「「「「はい…」」」」ドヨーン

悪徳(まずいねえ…実にまずい…!ここは姿を消している間にとんずらするしかねえ!)

警察犬「へっへっへ…」トコトコ
悪徳(おいおいおいおいおい、何でこっちに来るんだよ!)

警察犬「!!」ガブッ
悪徳「ぎゃあああああ!」ビリッ

ドラえもん「今の声、悪徳記者!?どこにいるんだ!?」

悪徳(ちくしょう!あのバカ犬、あっしの尻を噛みやがった!なんてしつけのなってない犬なんだ…!)ヒリヒリ

ドラえもん「…ん?なんだあれ?」

悪徳(くそっ!とっととこんなとこ離れて、旦那のとこにこのスクープを…)スタスタ

ドラえもん(お尻が…宙に浮いてる!)ガーン

そう、警察犬が『かくれマント』ごと悪徳のズボンを噛みちぎっていたのだ。そのせいで、今ドラえもん視点では、何もない所から突然お尻の一部が現れたことになる。

ドラえもん「もしかして…」スタスタ
589 : 1   2022/12/16 21:45:56 ID:9Petan7ko.
悪徳(…気のせいか?あっしの方に近づいてきてないか?)

ドラえもん「…」スタスタスタ

悪徳(気のせいじゃねえ!何でだ!?真っすぐこっちに来てやがる!)タッタ

ドラえもん「そこのお尻!待てえええええ!!」タッタ

悪徳(お尻……ってけつの部分が破れてるじゃねえの!?)ガビーン

観念した悪徳は『かくれマント』を脱ぎ捨てる。

ドラえもん「やっぱりお尻は悪徳記者だったんだな!」

悪徳「人を尻扱いすんなっつーの!くそぉ!こうなったら何が何でも逃げ切ってやる!!」

ドラえもん「そうはいくもんか!お前だけは絶対に僕の手で捕まえてやる!!」


安価内の書き込みの「IDに書かれている数字の合計値」によって結果が以下の通りに
なお数字が一つもない、もしくは0の場合は『偶数』とする

偶数→ドラえもんがバシッと決めてくれる
奇数→悪徳の方が一枚上手だったが…
>>590~593
590 : P君   2022/12/16 21:51:13 ID:ZPTpk1J9UE
尻だけだったらクレヨンしんちゃんとの共演不可避
591 : 我が友   2022/12/16 23:37:50 ID:/vN2tmP41M
よし、頃せ
592 : 箱デューサー   2022/12/17 17:42:32 ID:4bCBtWSByQ
そい!
593 : おにいちゃん   2022/12/17 17:47:21 ID:x39GUICyz6
みんな奇数偶数取るのにビビってないか?
594 : ぴぃちゃん   2022/12/18 00:09:28 ID:2N7/Sg.otA
ドラえもんにバシッと決めてほしかったが無理か…
595 : 1   2022/12/19 01:37:19 ID:rMZGqGClpo
1+9 +2+4+1 +4 +3+9+6=39
奇数ルート


ドラえもん「うおおおおおお!!」

悪徳「待て!こいつを見ろ!!」スッ

ドラえもん「あのカメラは!まさかあの中にデータが入っているのか!」

悪徳「あっしの負けだ!カメラは渡す!だからもう許してはくれねえか?この通りだ!!」

ドラえもん「土下座……本当にカメラを渡してくれるんだね?」

悪徳「ああ、ちゃんと渡す!渡すさ……ほらよ!!」ポイッ

ドラえもん「あ!カメラを橋の外に!?」ガーン

投げ捨てられたカメラを空中でキャッチする。
しかし、すでにそこは橋の外側であったため…

ドラえもん「うわああああああああ!!」ヒュウウウウ

悪徳「はははは!馬鹿で助かったぜ!」

バッシャン!
ドラえもん「酷い!反省したんじゃなかったのか!」プンプン

悪徳「君は本当に単純だねえ!誰がするかってんだ!バーカめ!!」

ドラえもん「ぐぬぬ」

悪徳「ちなみに言いことを教えてやるよ!そのカメラにはもうデータは入ってねえぞ!すでにスマホに移してるからな!」ニヤァ

ドラえもん「なんだって!?」ガーン

悪徳「…それにしても今の世の中便利だよなあ、SNSで色んな情報を発信することができるんだから…いつでもどんな場所でも…」

ドラえもん「な、何が言いたいんだ?」

悪徳「手始めに二階堂千鶴のスキャンダルをSNSに発信してやるのさ!」ニヤァ
596 : 1   2022/12/19 01:37:54 ID:rMZGqGClpo
ドラえもん「待って!そんなことするな!」

悪徳「うるせえ!あっしを怒らせた罰だ!お前の大切なもんをぶち壊してやる!!」

ドラえもん「やめろ!!」

悪徳「記者をやってて楽しいと感じるのはまさにそういう時なんだ!たった一つの情報で誰かが破滅していく光景…!はははははは!二階堂千鶴が今日まで積み上げてきたもんがこの一瞬で吹き飛ぶ瞬間を、そこで大人しく見てなぁ!!はははははは!!」

ドラえもん「やめろーっ!!」


悪徳「…あ、あれ?」スカッ

ドラえもん「…?」

悪徳「スマホ…どこだ……おい!なんでスマホがなくなってんだ!?」


「探しているのはこれですか?」


悪徳「!?」クルッ

ドラえもん「怪盗タカネ!!」

悪徳「さ、さっきの…何でここに!?…いや、それよりもいつの間にスマホを盗りやがった!?」

タカネ「私を誰だと思っているのですか?この程度の物、気づかれずに奪うことなど造作もありません」フフッ

悪徳「ふざけやがって…あんたにとって、あいつは敵のはずだろ」

タカネ「その通りです…あのタヌキロボットは私の美学を汚した罪がある」

ドラえもん「…」

タカネ「そしてあなたも。“二度”、私の前で下衆なことを言動を行い、私を不快にさせた。私は私の邪魔をするもの全てを許さない!タヌキロボットもあなたも、決して許すことのできない敵……しかし」

悪徳「?」

タカネ「私は二階堂千鶴に借りがある。なので今回は不本意ですが、タヌキロボット側につくことにした。ただそれだけのことです」
597 : 1   2022/12/19 01:38:31 ID:rMZGqGClpo
ドラえもん「つまり僕を助けてくれるってこと?」

タカネ「この一度だけです。後はあなたでどうにかしなさい」グシャ

悪徳「あああああ!あっしのスマホ…スキャンダルが!!」

タカネに踏みつけられたスマホは見事に真っ二つとなっていた。

悪徳「このアマァァアア!!」

タカネ「ふふっ、私が怪盗をやって楽しい瞬間は、大切なものを盗まれて感情的になる者を見ている時なのです。実にいいものを拝見いたしました」ピョン

余裕の笑みを浮かべながら高く跳び上がり、どこからともなく出した『物体変換クロス』を自身に被せる。

タカネ「ドラえもん」パッ
ドラえもん「!?」パッ

悪徳「何ぃ!?」

『物体変換クロス』で位置が入れ替わったことで、先ほどまでタカネがいた空中にドラえもんが出現する。
突然の出来事に動揺した悪徳は、真上を向いたまま固まった。

ドラえもん「今度こそ喰らええええ!」ヒュウウウウ

ドラえもんはその隙を見逃さない。すぐさま体制を変え、悪徳へ向かって落下する。

悪徳「ぐへぇっ!!」ドッスン

悪徳はドラえもんの下敷きとなり、その重さに耐えられず気を失ってしまうのであった。

ドラえもん「…や、やった」

ドラえもんは気絶している悪徳と、壊れて放置されているスマホを見る。

ドラえもん「…終わったんだ…、765プロを…千鶴さんを…助けることが、できたんだ…」

瞬間、脳裏に仲間たちの姿が過る。
茜、歩、海美、琴葉、しずか、ドラ・ザ・キッド、ドラリーニョ、マスタード警部、エレナ、紗代子、そして……

ドラえもん「ちょっとカッコ悪かったかもだけど…僕、やったよ……千鶴さん」ホロリ


悪徳との戦いに決着をつけたドラえもんは…
A:千鶴に会いに行く
B:エレナたちに会いに行く
C:警察に会いに行く
>>600
598 : プロちゃん   2022/12/19 02:04:02 ID:NXrKhZueUE
A
599 : 我が下僕   2022/12/19 07:29:20 ID:0Rj59ceNtQ
B
とりあえず現場のみんなと合流かね
600 : エビさん   2022/12/19 12:08:16 ID:1CM9Gpuzk6
C逃げられないうちにだね
601 : 1   2022/12/20 02:23:20 ID:j7v74gzVYI
ドラえもん「おまわりさ~ん!」タッタ

警察A「通報してくれたタヌキくん!」

ドラえもん「ネコ型ロボットです!」プンプン

警察A「ははは、これは失敬!」

ドラえもんは気絶している悪徳を警察に引き渡す。

警察A「銀行の時と言い、君の勇気ある行動は称賛に値する!…と言いたいところだが、危険なことにあまり首を突っ込むものじゃないぞ」

ドラえもん「はい、ごめんなさい」

警察A「素直でよろしい!さあ、後は私たちに任せて早く帰りなさい!家族がきっと君の帰りを待っているはずだ!」

ドラえもん「はい…!あ、後これを…」

取り出したのは悪徳と某芸能事務所社長とのやり取りを記録した映像データ。ドラえもんは警察に映像を渡し、彼らを見送った。

ドラえもん「…家族か」

黒井「何をぼんやりとしている」

ドラえもん「うわっ!……なんだ、黒井社長か」

黒井「なんだとはなんだ!」

ドラえもん「…今回はありがとう、黒井社長のおかげで悪徳記者たちを捕まえることができたよ」

黒井「構わん。むしろあれは私のためにしたことだ」

ドラえもん「え?」

黒井「いちいち反応するな!面倒だ!」スタスタ

ドラえもん「どこに行くのさ?」

黒井「帰る!もうここには用はないからな…!」スタスタ

ドラえもん「あの…本当にありがとう!」

黒井「鬱陶しい!貴様はあっちに行っていろ!」ビシッ

黒井が指した方向を向くと、エレナとドラ・ザ・キッドが駆け足でこちらに向かっている姿が見えた。

キッド「おーい!」
エレナ「ドラエモ~ン!!」

ドラえもん「二人とも…!」

黒井「ふん…」スタスタ
602 : 1   2022/12/20 02:23:47 ID:j7v74gzVYI
キッド「おめえってやつはほんとにやってくれたぜ!」グイグイ

エレナ「うんうん!とってもかっこよかったヨ!」ナデナデ

ドラえもん「えへへ…けど、僕だけの力じゃないんだ。怪盗タカネが助けてくれて…」

エレナ「あの怪盗タカネが!?」
キッド「マジかよ!」

ドラえもん「もちろん!今頃あの橋の下で……あれ?いない?」

エレナ「帰っちゃったのかナ?」

キッド「そりゃ自分の立場を考えれば、いつまでも長居はしたくねえだろ」

ドラえもん「そうだよね…お礼を言いたかったんだけどなあ」

キッド「それよりもさ、そろそろ帰ろうぜ!千鶴もお前の帰りを待ってるだろうしさ!」

エレナ「そうだネ!ワタシも早くみんなに会いたいヨ~!」

ドラえもん「…そうだね、帰ろう!僕たちの劇場へ!」
603 : 1   2022/12/20 02:24:15 ID:j7v74gzVYI
千鶴「…」スヤスヤ

ドラリーニョ「安心して眠っちゃったね」

琴葉「ずっと気を張ってたみたいだし、ゆっくり休ませてあげましょう」

ドタドタドタ!
バタン!
茜「いえ~い!カワイイ茜ちゃんがお見舞いに来たよ~!!」

海美「ちづるん元気してるーっ!!」

歩「ねえ、これ大人しくしてた方がいいんじゃ…」

琴葉「三人とも、静かにしててもらえるかな…?」ニッコリ

歩「ひっ、ごめん!」ビクッ

海美「今眠っちゃってるんだ?残念だな~!せっかく手作り料理を持ってきたのに!」

茜(命拾いしたね、千鶴ちゃん…!)

ドタドタドタ!
バタン!
ドラえもん「千鶴さん!ただいまー!!」

琴葉「だから静かにしてって言ってるでしょ!!」ドゴオッ

ドラえもん「ふべっ!!」メリィ

エレナ「ドラエモーン!!」ガビーン

ドラリーニョ「すごいや!顔にめり込んでる!」

キッド(すげえ蹴りだ…)ドヨーン

マスタード(この時代の若者、恐ろしい…)ドヨーン

千鶴「うーん…」

琴葉「はっ!千鶴さんが目を…!いけない!すぐに子守唄を歌ってまた眠ってもらわないと!」

キッド「真面目か!」ガビーン

千鶴「…あら、みなさんお揃いでしたのね」

ドラえもん「千鶴さん…!」


ドラえもんの行動
>>606
604 : あなた様   2022/12/20 07:18:14 ID:AGFJjhdN0Q
婚姻届けを記入して渡す
605 : ぴぃちゃん   2022/12/20 07:22:35 ID:vsu9KV3IBU
「未来へ帰って訓練し直すよ」
606 : レジェンド変態   2022/12/20 10:08:23 ID:lbDN/0RGZw
千鶴さん、エレナちゃん、紗代子ちゃん・・・
終わったよ・・・
607 : 1   2022/12/20 22:52:10 ID:j7v74gzVYI
ドラえもん「千鶴さん、エレナちゃん、紗代子ちゃん…終わったよ…」

天井を見上げると、三人の幻影が宙に浮び上がる。これからも色々な困難があるだろう。だけど空を見上げれば彼女たちが見守ってくれている。ドラえもんはその想いを背負い、これからも歩み続けるのであった。

千鶴「勝手に犠牲にしないでくださいまし!!」ガビーン

ドラえもん「ごめんごめん、ついノリで」ペロリ

千鶴「…見ていましたわよ、あなたの活躍を」

ドラえもん「ええ!?そうなの!?恥ずかしいなあ…結局ドジしちゃったりして、いいところなかったのに…」

千鶴「いいえ、そんなことありませんわ。わたくしにはとってもかっこよく見えましたもの」

ドラえもん「そ、そうかな…?」

千鶴「とてもかっこよかったですわ!友人として誇らしくあると同時に…感謝しています。わたくしや仲間たちを救ってくれて…本当にありがとう」

ドラえもん「友だちのためさ、当然のことをしたまでだよ!」

千鶴「ドラちゃん…!」


しずか「…ふふ、本当に良かったわ」

琴葉「ぷぷぷぷぷプロデューサー!帰ってたんですね!」

しずか「ついさっきね」ニッコリ

琴葉(プロデューサーの笑顔、好き、大好き…)ウットリ

エレナ「…コトハ、どうしたんだろう?」キョトン

ドラリーニョ「なにかいいことでもあったのかなあ?」キョトン


千鶴「ドラちゃん」

ドラえもん「ん?」

千鶴「…一つ、決めたことがありますの」


完結まであと少し!
千鶴の決断とはいったい…?
>>610
608 : do変態   2022/12/20 23:07:32 ID:mUUTEjUMn2
これからもセレブを貫きますわ?
609 : プロヴァンスの風   2022/12/20 23:30:45 ID:FSK13FgYJM
修行の旅に出ますわ
610 : P君   2022/12/21 05:53:47 ID:w.bcZb8tN.
>>519でタカネに言ったことを改めて誓う
611 : 1   2022/12/21 19:02:00 ID:PQmPzRSMwA
次で最後の安価になる予定
今日はお休みさせていただきますが、最後までよろしくお願いします!
612 : 1   2022/12/23 02:05:55 ID:ZX22TJ5sK6
千鶴「今のわたくしはまだまだ理想とは程遠い…ですが、必ずたどり着いて見せます。何故なら……同じ夢に向かって共に歩める仲間がいますから」

エレナ「エヘヘ♪ワタシも同じ気持ちだヨ!チヅルたちと一緒ならどこまでだって行ける気がするんダ~♪」

紗代子「…私も、みんなと一緒に行きたい!」

千鶴「紗代子、もう大丈夫ですの?」

紗代子「はい…!いつまでも寝てなんていられませんから!」

千鶴「紗代子…」

紗代子「そうと決まれば!早くここを出て怪盗タカネを捕まえに行きましょう!」

千鶴「…それはもう解決しましたわ」ドヨーン

紗代子「ええ!?私が眠っている間に、ですか!?一体どうやったんですか、千鶴さん!」ユサユサ

ドラえもん「僕は千鶴さんじゃないよー!」ユラユラ

千鶴「ふふ…」

一同「あははははははは!!」

しずか(どんな困難だって仲間と一緒ならきっと叶う…!あたしもそばでサポートするから…一緒に、頑張りましょう!)


数日後。

依頼人「おのれ悪徳め、ヘマをしおって!あんな無能に頼むんじゃなかった!……こうなったらもっと大きな金の力で、奴らを…!」

警察A「見つけたぞ!〇×プロの社長だな!!」

依頼人「警察!?なぜこんなところに!?」

警察B「貴様の悪事は全てわかっている!証拠もあるぞ!」

警察A「連行する!取り押さえろ!」

依頼人「くっ!離せ愚民ども!わしは…わしは!いずれ芸能界の頂点に君臨する男だぞ!!そのわしを犯罪者扱いするのはやめろ!!やめろおおおおおおおおお!!」
613 : 1   2022/12/23 02:06:49 ID:ZX22TJ5sK6
961プロ

渋沢「…そんなわけで、あの男も無事逮捕!一件落着ってわけですわ」

黒井「く、くくく…はーはっはっはっはっは!!」

渋沢(相変わらずいきなり笑いだすなこの人…)

黒井「目障りな老害は消え、これで我が961プロがトップに近づいたというわけだ!愉快愉快!!餌となった765プロの三流アイドルどもには感謝せねばなるまいな!!」

渋沢「ええ、全くですな」

黒井「実にいい気分だ!こんな時にはあれを食べるに限るな」

渋沢「あれ、とは?」

黒井「そんなこと決まっているだろう…」

渋沢「…?」

黒井「ふっふっふ…そう、プリンだ!!」


空地

ドラえもん「キッド、ドラリーニョ、マスタード警部、本当にありがとう」

キッド「水臭いこと言うなよ!オレたち親友だろ?」

ドラリーニョ「そうだよ!また何か困ったことがあったら声をかけてね!」

ドラえもん「うん!」

マスタード「それにしても怪盗タカネめ!あわよくばというところで逃げだすとは…!次に見つけたら必ず捕まえてやる!」

キッド「ははは!……んじゃ、そろそろ帰るか」

ドラえもん「あ!ちょっと待って!」

キッド「ん?どうした?」

ドラえもん「キッドってアメリカに住んでるんだよね?」

キッド「まあな」

ドラえもん「実は千鶴さんにプレゼントしたくてずっと探している物があるんだ」

キッド「へえ、千鶴になあ!どんなのだよ?」

ドラえもん「うん、シングルアクションアーミーっていうんだけど…」


一方、その頃千鶴は…


ラスト安価!
多数決。多い方を採用

A:商店街に来ていた
B:ライブ会場に来ていた
>>616
614 : 高木の所の飼い犬君   2022/12/23 02:16:57 ID:ROKCSEd.d2
A
シングルアクションアーミー回収されるのかよw
安価取ったことに責任感じてしまう
615 : 箱デューサー   2022/12/23 02:49:55 ID:310OCEm7VQ
A
616 : あなた様   2022/12/23 11:44:25 ID:fW25bmX1Gg
Aで
もうすぐ終わるのか…早いなぁ

1氏は水田わさび版のドラえもんも見ていらっしゃるのかな。ドラえもんズって水田わさび版になってから出てないらしい?から、SSとかで出てくれるとなんか懐かしさも合わさって嬉しいね。
617 : 1   2022/12/23 22:05:21 ID:ZX22TJ5sK6
体調を崩してしまったので、最後の最後で申し訳ないですが、更新は明日にします


>>616
わさび版からドラえもんズいなくなっちゃいましたけど、うちの作品では今後も隙あらば登場させていくんで、楽しみにしていてくれると嬉しいです
618 : 1   2022/12/24 23:10:13 ID:IOIbq9/Z9g
千鶴「いい天気ですわね」ウーン

エレナ「チヅル~!!」ギュッ

千鶴「エレナ!急に後ろから抱き着かれると、流石にびっくりしますわよ」

エレナ「エヘヘ、チヅルの姿を見たらなんだか楽しくなってきちゃって」

千鶴「全く仕方がないですわね」フフッ

紗代子「二人とも、お待たせ!!」

エレナ「待ってたヨ、紗代子!」

紗代子「ごめん、道に迷ったおばあさんを助けてたら遅くなっちゃって…」

千鶴「ふふっ、紗代子らしいですわね」

エレナ「そういえばチヅル、今日はどこで遊ぶノ?」

千鶴「そういえばまだ言っていませんでしたわね、今日はこの商店街を二人で一緒に見て回りたいと思いますの」

紗代子「この商店街がもしかして…」

千鶴「ええ、わたくしが生まれ育った場所ですわ…二人にはそれを知ってほしくて」

実は事件解決のあの場にいたメンバーには、自分がセレブでないことを打ち明けていたのだ。
ドラえもん以外は誰もが知らなかったこの真実に、その場では驚きの声が上がったが、最終的にはみんなは千鶴のことを受け入れてくれた。

紗代子「千鶴さんが何者かなんて関係ないですよ!誰であろうとも千鶴さんは私の仲間です!」

エレナ「うんうん!きっとみんなも同じ気持ちだよ思うヨ!」

千鶴「二人とも…」ジーン

エレナ「大丈夫!?ハンカチ使う?」

千鶴「ありがとうございます…受け入れてくれたことがすごく嬉しくて……いずれ他のみんなにも打ち明けないといけませんわね」

エレナ「その時はワタシも一緒についていてあげるネ!」

紗代子「もちろん私も!」

千鶴「本当に…感謝いたしますわ」
619 : 1   2022/12/24 23:10:36 ID:IOIbq9/Z9g
魚屋「ちーこちゃん!活きのいい魚入ってるぜ!」
花屋「あら、ちーこちゃん!またいいお洋服入ったから見に来て頂戴ね」
八百屋「らっしゃい!ちーこちゃん!いい大根が入ってるぜ!らっしゃい!」

エレナ「人気者だネ~♪」ニヤニヤ

千鶴「改めて意識すると少し照れてしまいますわね…」

紗代子「でも本当に人気ですよね!まさに商店街のアイドルって感じがします!」

千鶴「商店街のアイドル、ですか…なんだかいい響きですわね」

エレナ「じゃあいつかここでライブとか、できたらいいよネ!」

紗代子「あ、それいいアイデアだね!」

エレナ「デショ~!さっそくプロデューサーに頼んでみようヨ!」

千鶴「もう、気が早いですわよ……けど、いつか実現できたらいいですわね」

エレナ「その時はワタシとサヨコも一緒に、だヨ!」

紗代子「ぜひご一緒させてください!」

千鶴「この三人でライブをする……かつての約束をこの地で…それはとっても最高なことですわね!」
620 : 1   2022/12/24 23:11:02 ID:IOIbq9/Z9g
ドラえもん「お~い!千鶴さ~ん!!」タッタ

千鶴「あら、ドラちゃん!」

ドラえもん「やっと見つけた…!あ、エレナちゃんと紗代子ちゃんもいたんだね!」

エレナ「そんなに慌ててどうしたノ?」

ドラえもん「ふっふっふ…!実はね、ついにあれを手に入れたんだ!」

紗代子「あれ、って?」

ドラえもん「千鶴さんにプレゼントしたくてずっと探してた……じゃーん!シングルアクションアーミー!!」テレレテッテレー

千鶴「…これをわたくしに?い、いえ!別に嫌というわけではなく、凄く意外なもので驚いてしまいましたわ」

ドラえもん「…受け取ってくれるかい?」

千鶴「…ええ、もちろんですわ!ドラちゃんがわたくしのために用意してくれたものですもの、受け取らない理由はありませんわ」

千鶴はドラえもんからシングルアクションアーミーを受け取る。

ドラえもん(思えば、これがすべての始まりだったんだよね)

シングルアクションアーミーを求めて外に出て、銀行強盗の二人や怪盗タカネとの因縁が生まれ、黒井社長との奇妙な縁、悪徳の暗躍など、この1週間で色々なことが起こった。

ドラえもん(これでようやく、終わったんだよね)

達成感と感動を実感しながら、シングルアクションアーミーを手に持った千鶴を眺める。

エレナ「ずっと探してたんだもんネ!良かったヨ!」

ドラえもん「うん!本当に良かった…!」グスッ

千鶴「もう泣かないでくださいまし……それにしても本格的ですわね」

ドラえもん「何せキッドからもらった本場のやつだからね!」

千鶴「なるほど、どうりで…」カチッ

バキューン!!
621 : 1   2022/12/24 23:11:36 ID:IOIbq9/Z9g
黒井「ここだ!この店のプリンはなかなかと美味と聞く!今日はここで買い占めをするっ!!売り切れだと知った貧乏人どもの悔しがる顔を見ながらプリンを食べるのだ!!ふはははははは!!」

渋沢(何だかんだでこの人も相当クズだよなあ…)ドヨーン

バキューン
黒井「ん?なんだ今の音は…?」

刹那、銃弾が黒井社長の頭部をかすめ、真後ろの看板に命中する。

黒井「銃弾!?こんな日本のちんけな商店街で銃だと!?」

渋沢「あ…黒井社長、頭…」

黒井「頭?……わ、私の髪が…毛根ごと…!」

黒井社長の頭部中央は銃弾が通った箇所だけ、見事に髪の毛が消失していた。

黒井「だ、誰だ!いったい誰がこんなことを!?」クルッ
622 : 1   2022/12/24 23:11:53 ID:IOIbq9/Z9g
千鶴「…」ポカーン
ドラえもん「…」ドヨーン


黒井「貴様らかーっ!!」タッタ

ドラえもん「ま、まずい!逃げよう!!」ガシッ
千鶴「ちょ、え…きゃああっ!」

黒井「おのれ765プロ!青ダヌキィ!!今度という今度は許さんぞ!!」

千鶴「わざとではありませんのよ!まさか弾が入っているとは夢にも思わず…」

黒井「問答無用!!私の髪を返せェ!!」

千鶴「ダメですわ、全く聞く耳を持っていませんわ」

ドラえもん「ごめん!僕ってやつはまた…」

千鶴「…ふふっ、何と言いますか、実にドラちゃんらしいですわね、本当に一緒にいて退屈しませんわ」

ドラえもん「千鶴さん…」ジーン

千鶴「けど、きちんと謝らなくてはいけませんわよ!」キリッ

ドラえもん「は、はーい…」ピタッ

千鶴「そうそう、それでいいのです」

黒井「貴様らァァアアアア!!徹底的に虐めてやるから覚悟しろォォォオオオオ!!」クワッ

ドラえもん「やっぱりちょっと怖いかも!!」ビュンッ
千鶴「ってドラちゃん!!」ガビーン

ドラえもん「ごめんなさ~い!!」


二階堂千鶴 編 完!!
イメージED曲「友達だから」
623 : 1   2022/12/24 23:12:16 ID:IOIbq9/Z9g
最後までお付き合いくださり、ありがとうございます!
特に今回はゆったりペースで書かせていただいた分、時間もかかってしまっただけに、本当に感謝です!
道中のコメントも全部見てます。多くのコメント、いつもありがとうございます!励みになってます!

前回が壮大な敵との対決だったのに対し、今回はわりと日常よりの話になったのかな。
ドラえもんと言えば何といっても、不良や犯罪者キャラクターが多く登場することに定評がある作品じゃないですか!(?)
なので、今回はそういう色を強く出していこうかな、と思い書きました。
改めて原作コミックスを読んでると、あの世界の練馬区は凶悪犯罪者とかのとにかくやばい奴らの根城になってて、あのおかしいくらいの治安の悪さに、読んでて笑いが出てきてしまいました。

今回登場した怪盗タカネですが、裏設定をいくつか用意していたんですが、本編中に出せなかったんでここに書いておきます。

彼女の本名は不明で、タカネというのは21世紀で美しいと評されたとあるアイドルの名前を借りたものです。
ちなみに顔も『モンタージュバケツ』でそのアイドルそっくりに作り替えたものです。

改めて最後までありがとうございました!
第8作目を始める時はまた告知しますので、その時はぜひよろしくお願いします!
624 : 仕掛け人さま   2022/12/24 23:41:52 ID:zVItNqk/i6

今回も楽しませてもらいました

キッドよ、タイムパトロールなのに日本に拳銃を密輸したのかw
625 : 夏の変態大三角形   2022/12/25 10:23:17 ID:gB9iSGJZwo
乙です
626 : おにいちゃん   2022/12/25 10:32:30 ID:QorcP0VIvc
今回もありがとうございました。
無理ない程度で、また次も楽しみにしています!
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