【安価ss】ミリマスくんポケット
1 : 1   2019/04/22 16:33:20 ID:PhMzRrU6GI
P「え、私がですか?」

高木「頼む!うちで野球に詳しいのは君しかいないんだよ〜」

P「詳しいと言っても趣味で野球を観戦する程度ですが…」

高木「知っての通り、今はアイドルが野球をするのが当たり前の時代だ。昨年のIBC(アイドルベースボールクラシック)は最高視聴率なんとが76.5%!」

高木「このムーブメントに遅れをとってはならない、ぜひ君に監督をやってもらいたいんだよ」

P「…わかりました。可能な限り協力します」

高木「そう言ってくれると思っていたよ!…ちなみに今年から優勝チームには2.83億円もの賞金が与えられるらしい」

P「やりますやります(食い気味)」

高木「交渉成立だな」

小鳥「でもうちにはまだアイドルが1人もいませんよ?」

高木「そういうと思って最初の1人はすでに用意させてもらったよ! 最も彼女はプレイヤーではなく副監督として君を支える役回りだがね」

高木「来たまえ! >>3(765プロのキャラクター)くん!」
155 : バカP   2019/05/01 08:30:50 ID:DF3.5zRKoI
なんなの?Faは悪の秘密結社なの?
156 : der変態   2019/05/01 08:43:20 ID:rKkd1Bwy7g
>>155
まさか幹部メガネの正体はr
157 : おにいちゃん   2019/05/01 13:51:11 ID:brZG9xLy1I
これ割と誰でもどうにかできそうだけど誰が桃子説得に出るのかな?
158 : 1   2019/05/02 08:41:24 ID:6NvtZRkYjk
桃子「IBCでは毎年大会を盛り上げるヒール役のチームをいくつか用意してるの」

桃子「消えても支障なさそうな弱いチームから選んでるんだけど、当然誰も自分からやりたがらないでしょ?」

桃子「だから桃子が来てあげてるの!とっとと──」

桃子「言うこと聞いてよね──!!」

ビビビビビ!!

百合子「ど、どうしましょう!このままじゃ私たち…」

P「洗脳されて『大会荒らし』をさせられるでしょうね」

律子「それよりもIBC本部がこんな恐ろしい技術を持っていたなんて知りませんでしたよ!?私達みんな騙されているんじゃ…」

まつり「いや、あれがIBC本来の姿なのです」

P「まつりさん…」

まつり「まつりはそのためにここに来たのです。早いうちに知れてよかったのです」

まつり「まつりの行く先には必ず巨悪との戦いがある──」

まつり「そうして人はいつしかまつりのことを緑の勇sy…姫と呼ぶようになったのです」

ビビビビビビビ!!


歌織「まつりちゃん!危ない!」


カキーン!

まつり「ほ?」




歩「ハア…ハア…間に合わなかったか、もうみんなきっと…!」

カキ-ン!

歩「いや、まだ立ってる…!あそこにいるのは…『緑の勇者』!?」
159 : プロデューサー様   2019/05/02 09:00:49 ID:Kcn1dCRIzE
なんかすごいことになってきたぞ…
160 : 1   2019/05/02 09:02:20 ID:6NvtZRkYjk
このみ「すごい…ビームを打ち返した!」

まつり「まだ来るのです!みんな下がってて!」

桃子「こ、こんな奴がいるなんて聞いてないんだけど!『緑の勇者』って女王が言ってた『銀河連合』の宿敵…」

桃子(桃子は…桃子はすぐにでも戦果を挙げなくちゃいけないのに!)

ビビビビビビ…




エミリー「練習場が…すっかり荒れ地のようになってしまいました」グスン

茜[中継モードに入ります。こちら惑星2&ωω座標※※※地点。太陽系周回機に接続]

エミリー「しばらく練習は出来ませんね…」

茜[[受信完了!マザーポータルの情報分析により連合の一員○○○○(メタル)と考えられる]]

エミリー「でも不思議と、あの小さな子を憎めないんです。なんだか…」

茜[[近くに超強力な反応…!?え、そこに緑の勇者とかいるプツッ]]

エミリー「悲しみを背負って戦ってるような気がするから…」
161 : 兄(C)   2019/05/02 09:03:27 ID:XySdVYZGJo
そうか…まつり姫はマスターソードの担い手だったのか…
162 : 1   2019/05/02 09:15:17 ID:6NvtZRkYjk
桃子「どんな相手だろうと関係ない!桃子は強いんだから!絶対また幹部になってみせる──!」

桃子「いっけえええ!」

ビビビビビビビビ!!

百合子「ここにきて特大のビームだなんて…!」

まつり(正直侮っていた!あの威力流石にこの一瞬では…!)


麗花「ご注文頂いたマカロンの詰め合わせセットで〜す♪」

P「これはこれはご丁寧にどうも」チャリン

麗花「あれ?花火大会ですか?」

フッ

桃子&まつり「!?」

桃子「え、あれ、ちよ、ちょっと…?」



杏奈「おいたは…いただけないかな。ピコピコ星人、参上…」
163 : 1   2019/05/02 12:37:04 ID:FMNlZZ/MEY
P「そこからはあっという間でした」

杏奈「拘束、完了…」

桃子「」

まつり「つ、疲れたのです〜」グタ

百合子「凄かったですよまつりさん!あんなスーパーパワーがあったなんて!」

まつり「姫にはそんな力は無いのです」

律子「それはもう無理があるんじゃないかしら…でも助かったわ」

杏奈「茜ちゃんからの連絡を…受けてやってきた、…近くにいてて…よかった…」

UFO「」フヨフヨ

このみ「聞きたいことは山ほどあるけど、まず礼を言っておくわ、ありがとう」

このみ「……本物のUFO?」

杏奈「?そうだよ…」

まつり(それにしても最後の一撃…突然消えたように思えたのです)

杏奈(あれは…杏奈が、消したんじゃ、ない…)

杏奈(一体誰が…?)


歌織「そう言えばさっき話していた方は?」

P「おやつに出前を取っていたんですが…もう帰ったみたいですね」
164 : 1   2019/05/02 20:54:16 ID:6NvtZRkYjk
桃子「」パチ

みんな「!」

杏奈「大丈夫…動けない、はず…」

桃子「……桃子を…どうする気?」

P「考え中です」

歩「みんな怪我はないかって『周防桃子』!?」

このみ「あら久しぶり。知り合い?」

歩「し、知り合いも何も、この人は最年少で連合の幹部になった人で!」

まつり「やはりそうなのですね…」

杏奈「あの…この人、は…?」

P「IBC本部…いえ、連合の下っ端さんの舞浜歩さんです」

歩「こんな時だけど…よろしく。あんたは何者なんだ?」

杏奈「…ピコピコ星人…」

歩「」

歩「あ、アタシやっぱ逮捕される?」

杏奈「連合の…地球での目的、と活動…全部、話してくれたら…許す…」

歩「!」

歩(…今日だって無断で抜け出してきたけど、それを言っちゃったらマジで連合を裏切ることになる…)

歩(でも、アタシは…)

P「歩さん。茜さんのことを連合に言わずにいてくれてありがとうございます」

歩「え…?」

P「もし知られていたら真っ先に狙われていたのは茜さんでしょう。けど桃子さんはそれをしなかった」

桃子「…勝手に下の名前で呼ばないで」

歩「…」

歩「わかった…全て話すよ。連合が地球での何をやろうとしてるのか。アタシの知る限り全て」
165 : 1   2019/05/02 21:03:52 ID:6NvtZRkYjk
歩「連合が地球に来たのは2年前…。その時の宇宙船にアタシも乗ってたんだけど、最初は簡単に支配できるってそう思ってた」

歩「けど実際そうはいかなかった。なぜなら…」

まつり「なぜなら?」

歩「シーズンが始まったんだ」

まつり「……」

P「……」

このみ「……」

百合子「……」

歌織「……」

エミリー「……」

茜「……」

律子「……」

杏奈「…冗談は、許さない…」

歩「いやいやいや冗談じゃないんだよ!」

歩「連合の中の精鋭部隊が着陸って日にシーズンが始まった。するととんでもないことが起こった!」

歩「全員が体調不良を訴えたんだよ!みんな著しく弱ってた!」

歩「たまたま効かなかったアタシは調査隊と一緒にこの原因を調べたらそれがこの星のスポーツ、野球であることが分かったんだ」
166 : 1   2019/05/02 21:24:47 ID:6NvtZRkYjk
歩「野球をする人間、そして観戦する人間の両方から発せられる熱気が連合の神経を衰弱させる効果を持っているらしい」

歩「しかもそれだけじゃない!野球を即効性とするならば遅効性の毒も地球で見つかった」

歩「それがアイドルだよ。彼、彼女らから発せられる特殊なチャーム効果が連合の内部機関を内側から溶かしていくんだ」

歩「どうにかしてこの2つの力を克服し、あわよくば自分たちのモノに出来ないかと考えて出来たのがIBC(アイドルベースボールクラシック)なんだ」

歩「IBCは連合でも比較的野球とアイドルの力に強い者達で構成されてる。アタシや周防桃子もその1人だよ」

杏奈「大体、わかった…。でも…どうやって、地球を支配するの…?」

歩「IBCの本大会では日本中が1つのスタジアムに視線と熱気を集中させる…確かに、連合にとっては悪いことづくめに見える」

歩「でも違う!IBCの女王が開発した『変換器』があれば、野球アイドルの力は逆に連合に吸収されるんだ」

歩「計算だと、もし視聴率が100%になった場合の連合の一般兵の力は……」

歩「…太陽の500倍。地球どころか、銀河の制圧にだって乗り出しかねない!」
167 : プロちゃん   2019/05/02 22:02:37 ID:ODc9yLTgHA
ヤバイ話なのにやはり野球が入ってきたよ、流石ポケットの名前つけてるだけあるな
168 : P殿   2019/05/02 22:30:39 ID:wnXUKTtdxE
パワポケ知らなかったけどこんな規模と発想がやべー感じの話なんだな
169 : ぷろでゅーさー   2019/05/02 23:22:09 ID:WKaPZG1dwQ
グリマスをやっていなかったら理解ができなかった
170 : プロデューサー   2019/05/03 18:03:44 ID:qCSmmGnJlQ
大事になってるけど、コイツらまだ試合経験ないんだよね…
171 : Pさん   2019/05/05 01:05:11 ID:PAWQVhcCjo
クレイジーミリオン(イントロダクション)
172 : 1   2019/05/05 19:48:48 ID:3CTUP.V66M
歩「…アタシの話は以上だ。満足してもらえたか?」

杏奈「うん…、許したげる…」

歩「ほっ」

このみ「信じられないけど…アイドルになってからそういうことばかりだもの。むしろ納得いったわ」

まつり「…気になるのです」

P「どうしました?」

まつり「そこまで話してまだ女王の詳細が出てないのです…」

歩「あ、ああそれはアタシが単に詳しくないからだよ」

歩「女王はアタシ達下っ端の前には顔どころか声も出さない。だから名前すら知らないんだ」

P「ということは幹部なら顔も名前も知ってるのでしょうか」

歩「もちろん…ああ!」

桃子「…!」

杏奈「…今は捕虜の身、だから…どうすべきか、わかる……よね?」

桃子「……宇宙警察の真似事をしてるピコピコ星人なんかに屈しないから」

桃子「よりによって桃子に女王の情報を売れだなんて…!」

桃子(あの人は…桃子を認めてくれたたった一人の…)
173 : 1   2019/05/05 20:32:03 ID:3CTUP.V66M
桃子「あの人を知らないくせに…きっとあの人だって考えがあるんだもん」

桃子「だから桃子は幹部に戻って必ずその理由を聞くの!」


まつり「口を割るのは難しそうなのです」

歌織「それに縛るのは可哀相だわ。解いてあげて杏奈ちゃん」

杏奈「…まだこの子の…処理方法を、決めてない」

P「では、うちに来てもらいましょう」

桃子「は?」

歩「いやいや!それは危険だって」

杏奈「地球人に…は制御できない…パワー。きっと、みんな反対…」

P「ふふふ…そうでしょうか?」


このみ「何となくそんな気がしてたのよね…」

歌織「よかった!ここならきっと安全ですもの!」

まつり「姫におまかせなのです!」

百合子「よろしくね桃子ちゃん!あっみんなにも紹介するね」

琴葉「百合子ちゃーん!!大丈夫だった…その子さっきの…!?」

茜「もしチーム入りするなら茜ちゃんとポジションの奪い合いだね!」

エミリー「さっきのレイザァビィム…素敵でした!」

律子「まあ、うちの皆ならこうなるわよね」

桃子「ちょ、ちょっと勝手に」

杏奈「地球、人…不思議な点多い…」

『周防桃子が(多分)仲間になった!』

桃子「桃子はまだ認めないからね!」

歩(…よかったアタシ、この人達を信じて)
174 : 1   2019/05/05 20:46:28 ID:3CTUP.V66M
《次の日の765プロ》

P「唐突ですが練習試合が決まりました」

律子「やっとですか!?」

P「やっとです」

歩「な、なあ桃子は分かるとして…、なんでアタシまでここにいるんだ?」

P「行くあてないと聞いたのでここで働いてもらうことにしました」

歩「まあそうだけどさ…トレーナー?としてか?」

P「左様です。歩さんの身体能力には目を見張るものがありますので、控えに入ってもらいます」

歩「マジかよ…」


桃子「……」

律子「桃子…まだ馴染めてないのかしら?」

歩「確か…杏奈さん達の技術で、野球とアイドルに耐性を付加してもらったんだよな」

歩「でも桃子が野球をここでするメリットってなんだ?」

P「その点について、桃子さんと話しました」




桃子「桃子をこのチームに入れてどうする気?」

P「桃子さんは女王さんと会いたいとおっしゃっていましたね」

P「この大会…優勝すると特別室で女王直々に賞金を貰えることになっています」

桃子「!」

P「私達は必ず優勝します。だから力を…貸してほしい」

桃子「ふん…遠回りすぎるよ。その前に裏切られるかもしれないのに」

P「そうならないよう、桃子さんには教育係をつけようと思います」

桃子「教育係?」

桃子の教育係>>176
175 : Pサマ   2019/05/05 20:50:32 ID:8jJNswnD4g
海美
176 : Pチャン   2019/05/05 20:51:53 ID:92.ZH97CIo
朋花
177 : Pーさん   2019/05/05 20:52:08 ID:/o5p8PIhbg


チームメンバー限定ならこのみさん
178 : 1   2019/05/05 21:27:18 ID:3CTUP.V66M
言い忘れてました…チームメンバー限定なのでこのみさんにします!


P「教育係にこのみさんをつけます」

このみ「よろしくね桃子ちゃん!」

桃子「この人が?(小さい…)」

P「このみさんはとても信用のおける女性です。どんなことでも話して構いません」

このみ「さらにいうとセクシーよ!」

桃子「ふん…あまり桃子を舐めないでよね」




歩「そういうことだったのか…でも大丈夫なのか?桃子は仮にも元幹部の」

P「今はあんな感じです」

桃子「あっこのみさん!」

このみ「桃子ちゃん…はあはあ、おはよう。疲れてない?」

桃子「あの程度の朝練桃子には効かないから」

このみ「わ、若いって良いわね〜。ごめんちょっと休憩…」

桃子「しょうがないんだから…ほらソファーこっちだよ!」

このみ「ありがとう桃子ちゃん」

歩「仲良しじゃん!」

P「ですね」
179 : 1   2019/05/05 21:36:23 ID:3CTUP.V66M
〜翌日〜《グラウンド》
765ビリオンスターズVS環状線トレインズ

【765ビリオンスターズ】

1 三 野々原 ↗2 DEACDD 意外性 悪球打ち ケガしにくさ〇

2 二 馬場 ↗2 BCDEBE ロ-ボ-ルヒッタ- ケガしにくさ〇

3 遊 高山 ↗2 CCCCCD シ-ブリ-ムファイア ケガしにくさ〇

4 一 桜守 ↗4 DADEED ムード〇 人気者

5 左 エミリー ↗3 CCDDEE センス〇 ケガしにくさ〇

6 補 徳川 ↗3 CCDBBA ホーム死守 打開

7 中 田中 ↗2 CDCCCC 粘り打ち 固め打ち

8 右 周防 ↗2 DDCABB 競争心 レーザービーム

9 投 七尾 ↗1 EDEBEE 125km コンC スタD カーブ2 限りなく透明に近いブルー 変化球対抗心

控え 舞浜 ↗2 CCBDCD チャンス△


【環状線トレインズ】

1 中 天王寺 ↗1 FDCFFG
2 遊 弁天町 ↗2 DEDECG
3 捕 寺田町 ↗2 FDEFFF
4 一 大阪 ↗4 DACFEG
5 三 京橋 ↗3 EDFFEG
6 右 桜ノ宮 ↗2 EFGFEF
7 左 新今宮 ↗2 EEDDEG
8 投 森ノ宮 ↗2 FDFEEG 114km コンE スタD シンカー2
9 二 大正 ↗1 FFEEEG


P「うちの皆さんちょっと強くなってますね」

律子「練習長かったからですね」
180 : 変態大人   2019/05/05 21:44:24 ID:PAWQVhcCjo
敵は大阪環状線かw
181 : 1   2019/05/05 21:47:08 ID:3CTUP.V66M
天王寺「扉が閉まります」

琴葉「この人たち人間なんですか…?」

大正「プオォン」

~1回表~

紗代子「相手のコントロールは良くない、四球で出塁できるよ!」

茜「えっ」ぼこっ

百合子「走って走って!」

歌織「悪球打ちですね…」




馬場「えいやっ!」キン

まつり「痛烈な当たりなのです!」

琴葉「このみさんはツーベース、茜ちゃんは…」

律子「ホームを踏んだ!やったわ!」

桃子「流石このみさん!(まあ、桃子の教育係なんだから当然だよ)」パア

P「逆ですよ」
182 : ダーリン   2019/05/05 21:47:47 ID:7XSzJLv9nk
桃子が攻撃に使ったビームって送球の方のレーザービームだったんかい
183 : 1   2019/05/05 21:55:11 ID:3CTUP.V66M
森ノ宮「黄色い線までお下がりください」ビシュ

紗代子「簡単には…下がれません!」

紗代子「『シーブリームファイア』!!」

ボボボボ……

弁天町「アツゥイ!」

紗代子「そして簡単には…捕らせません!」




歌織「羅っ!」ドカン

エミリー「覇っ!」バカン

まつり「穂っ!」ヒメン

律子「三者連続ホームラン…!」

P「実力差がありすぎましたね」

琴葉「私も行きます!」



快挙!!一回表終わって7-0!!
184 : 1   2019/05/05 22:13:06 ID:3CTUP.V66M
~一回裏~

百合子「みなさん驚いてくれるでしょうか…」

百合子(なんでだろう初めてのマウンドなのに、緊張よりも魔球を見てもらいたいってワクワクしてる)

百合子(これが『自信』なんだ…)

百合子「ふふ…ふふふふふ…」

まつり「百合子ちゃん…大丈夫なのです?」




百合子「『限りなく透明に近いブルー』!」

天王寺「消えた…!?」ブゥン

バッタ-アウ!!

歌織「三球三振…すごいわ百合子ちゃん!」

このみ「消える打球…そりゃ当たらないわよね」

茜(茜ちゃんならどう打とうかな…)ブツブツ


まつり(あまり魔球頼りだとスタミナが尽きるのです…ここはストレートを)サイン

百合子「分かりました!」ビシュ

弁天町「お出口(打球)左側です」コキン

百合子「さ、サード!」

茜「わっ!よそ見してたっ」


桃子「ちょっと〜」パシッ

桃子「しっかりしてよねっと!!」シュッ!!

ギュ---ン …アウッ!

茜「すごいよ桃子ちゃん、レーザービームだ!」
185 : 1   2019/05/05 22:30:11 ID:3CTUP.V66M
~5回裏~

P「相手の制球力も上がってきましたし、点は取りづらくなってますね」

エミリー「だけど点を取られなければ負けません!」 

歌織「みんな!頑張りましょう!」

みんな「おおーっ!!」




百合子「はあ…ちょっとキツくなってきたかな…」

百合子「やっぱり序盤調子に乗って魔球投げすぎたかも…」

まつり(セコいとこ突いて打たせていくのです!)

百合子「はいっ!」シュ

まつり「…!球威が落ちてる!」

寺田町「ヒトリグラシニオススメ」キン!

律子「センター前!」

琴葉「お願い!間に合って!」バシッ

アウト-!

琴葉「よ、よかった〜」

まつり「タイム、タイムなのです!」




P「球威が落ちてる?」

歩「正直、こっからは見えなかったなあ」

まつり「初速と終速に差が出てきてるのです」

百合子「正直魔球ももう投げられなさそうで…」
 
律子「P…どうします?」 

P「…分かりました手を打ちましょう」


P「実は我がチームにはもう1人、ピッチャーがいるんです」
186 : 1   2019/05/05 22:50:22 ID:3CTUP.V66M
P「彼女には投手適性を自覚して以降、秘密裏に練習してもらってました」

P「百合子さんのスタミナ課題について…一応対策を練っていたのです」

百合子「そうだったんですか!?なら早く言ってくれればいいのに〜」

P「……できれば、登用したくなかったんです」

百合子「何故ですか?」

P「変化球を…苦手としているからです」

まつり「ほ…?」


P「ではお願いします!琴葉さん!」

琴葉「……わかりました!」

中→投 田中琴葉
控→中 舞浜歩
投→控 七尾百合子

このみ「琴葉ちゃんがリリーフを!?」

歌織「隠れて練習していたんですね…」




まつり(大丈夫なのです…?)

琴葉「」ドキドキ
187 : 1   2019/05/05 23:04:26 ID:3CTUP.V66M
プレイ!

琴葉(思い出して…琴葉。Pと一緒に練習した日を…)

琴葉(大変な道のりだったけど、可能性があるならって踏み出したのは自分だもの) 

琴葉(そんな自分を信じてくれたPや、みんなのために!)

琴葉「琴葉、行きます!」

ズバァン!

まつり「!」

まつり「な、ナイスボール!」

百合子「ええっ凄いじゃないですか!」

P「……」

琴葉「…どんどん行きます!」




ストライク!バッタ-アウト!

琴葉「ほっ」

まつり「お疲れ様なのです!」

P「お疲れ様です琴葉さん」

琴葉「な、なんとか」

百合子「凄かったですよ琴葉さん!でもP、私よりストレートが速いんなら先発でもいいんじゃ?」

まつり「…それは難しいのです」

P「ええ、恐らく百合子さんにももう分かっているのでしょう」

百合子「…はい、一応は」

P「全球ストレート…琴葉さんは変化球を投げられません」
188 : P君   2019/05/05 23:20:13 ID:8jJNswnD4g
ストレートしか投げれないとは脳筋か?
189 : 1   2019/05/05 23:23:35 ID:3CTUP.V66M
P「もちろんこの先時間をかければ、きっと変化球を磨いていけると思います」

琴葉「ありがとうございますP。でも慰めはいらないんです。事実ですから」

琴葉「どんなにストレートに自信があっても、タイミングが合えば必ず打たれてしまいます」

琴葉「私はまだまだ投手として欠陥品なんです」

百合子「そんなに卑屈になることは…!」

琴葉「大丈夫よ百合子ちゃん。私は投球練習し始めて貴女がどんなに凄いかわかったの」

百合子「琴葉さん…」

まつり「まあまあ!いったんこの話は止めるのです!次の回からどう抑えるかが肝心なのですよ」


律子「確かに…それが肝心ね」

律子「でも思ったより心配は要らないんじゃないかしら?」

琴葉「え?」

紗代子「琴葉さん…あなたの後ろにいるのは」

茜「琴葉ちゃんのことを全力で信じる」

エミリー「最強の軍団ですよ!」

このみ「どこにボールが飛んだって捕ってみせるわ!」

桃子「絶対アウトにしてあげるから」

歩「アタシ達にも活躍させてくれよ?」

琴葉「みんな…!」

歌織「私達が琴葉ちゃんを信じるように、琴葉ちゃんも信じて欲しいな」

琴葉「みんな…!」

琴葉「はい…どうか、お願いします」グスッ

百合子「こんなの、熱すぎですよぉ」グスッ


まつり(……色んなチームに入ってきたけど、こんなチームは初めてかもしれないのです)

まつり(なんだか、気持ちいいな)
190 : 1   2019/05/05 23:45:46 ID:3CTUP.V66M
~9回裏~

ビ 700010000 8
環 00000012 3

琴葉「これが最後の回…!」

まつり(ここまで捕まった時もあったけど、本当に良く持ったのです!)

琴葉「はっ!」ビシュ

ストライ-ク!

P「ワンアウトでランナー一二塁…」

律子「正念場ですね」


カキーン ファ-ル!!

琴葉「…!」

桃子(ちょっと焦った…)

まつり(今の打球…変な方向に逸れたのです。なぜ?)

琴葉「…負けない…私は…」ゴゴゴ

琴葉「みんなの気持ちに応えたい!」ゴゴゴ

ビシュ

まつり(こ、この球…!)

まつり(『シュート回転』しているのです!それも極めて強く…!)

まつり(ナチュラルシュートは決して良い傾向じゃないのです。制球も定まらないしタダのクセ球なのです)

まつり(だけどこの球は…!)

ズバァン! ストラ-イク!アウト!

まつり(球威が上がっている!) 


歩「あと1人だよ!頑張れ!」

琴葉「はい!」

ビシュッ

まつり(見えるのです…回転がはっきりと…!)

まつり(きっと琴葉ちゃんは…百合子ちゃんとは全く方向性の違う良いピッチャーになるのです!)

ズバァン!! スッタライ!!

琴葉「あと…2球!」


カキン
191 : 1   2019/05/05 23:59:49 ID:3CTUP.V66M
琴葉「!?」バッ

律子「打たれた!?」

P「かなり高く打ち上げましたが…フェンスギリギリです!」



ヒュウウウウウ…

桃子「はあっはあっ…深い!桃子の全力じゃ走っても追いつかないなんて!」

桃子「もし、これが入ったら…!」

茜「どいて!!桃子ちゃん!」

茜ちゃんの腕withグローブ「」ゴオオオオオ→→

桃子「!?」

茜ちゃんの腕withグローブ「」ゴオオオオオ    →→パシッ

桃子「な……!?」


茜「桃子ちゃんは知らないかもだけど…」

茜「茜ちゃんの腕は飛ぶんだよ!」

琴葉「ふう…ありがとう、茜ちゃん」


アウトッ! ゲ--ムセット!!
192 : 師匠   2019/05/06 00:06:20 ID:SwXZm6lmog
ありなんだ‥
193 : 1   2019/05/06 00:12:47 ID:0KdwfMJ8UM
~試合終了~

ビ 700100000 8
環 000000120 3

百合子「やったあ!勝った!!」

まつり「ナイスピッチングだったのです!百合子ちゃんも琴葉ちゃんも!」

歩「お疲れみんな!」

紗代子「勝ったんだ私達…えへへ、急に疲れが…」

このみ「胸を張りましょ!今日はPに奢らせなきゃあね!」

桃子「最後に、全力で走って…疲れたよ…ふぅ」

茜「ごめんね言ってなくて!でもでも最後のアレかっこよくない?キマってたよね茜ちゃん」

歌織「みんなお疲れ様!これまで頑張ってきたんだもの、初試合を勝利で飾れてよかったわ!」

エミリー「良い試合でした!皆さんもありがとうございます!」

相手チーム「「プオオォォォン!!」」

『試合に勝利した! 体力が50下がった 筋力が20上がった 技術が40上がった 素早さが30上がった』
194 : 1   2019/05/06 00:18:33 ID:0KdwfMJ8UM
今日はここまでどす。色々貼っておきます


『好感度』

【副監督】
律子   30/100
【765ビリオンスターズ】
エミリー 20/100
このみ  45/100
紗代子  20/100
茜    55/100
歌織   50/100
百合子  85/100
琴葉   40/100
まつり  20/100
桃子   10/100
歩    20/100

【月人】
麗花 15/100

【ピコピコ星人】
杏奈 10/100


『能力』

【765ビリオンスターズ】

1 三 野々原 ↗2 DEACDD 意外性 悪球打ち ケガしにくさ〇

2 二 馬場 ↗2 BCDEBE ロ-ボ-ルヒッタ- ケガしにくさ〇

3 遊 高山 ↗2 CCCCCD シ-ブリ-ムファイア ケガしにくさ〇

4 一 桜守 ↗4 DADEED ムード〇 人気者

5 左 エミリー ↗3 CCDDEE センス〇 ケガしにくさ〇

6 補 徳川 ↗3 CCDBBA ホーム死守 打開

7 中 田中 ↗2 CDCCCC 138km コンD スタD 重い球 粘り打ち 固め打ち

8 右 周防 ↗2 DDCABB 競争心 レーザービーム

9 投 七尾 ↗1 EDEBEE 125km コンC スタD カーブ2 限りなく透明に近いブルー 変化球対抗心

控え 舞浜 ↗2 CCBDCD チャンス△
195 : 我が下僕   2019/05/06 01:28:23 ID:jazNbyGWrs
おつ
196 : プロデューサー君   2019/05/06 02:04:03 ID:LzP0eILVQ.
おつかれー
197 : 1   2019/05/08 12:07:11 ID:GllibWNeiM
【桃子ボ-ナス】

P「私がお兄ちゃんですか?」

桃子「し、仕方なくなんだからね!」

P「感無量です」




P「このみさん、桃子さんは最近どうですか?」

このみ「最近笑顔が増えたわ。みんなと楽しそうに野球やってるみたい…」

P「泣きそうです」グスッ

このみ「私もよ」グスッ

ガチャッ

桃子「な、なんで泣いてるの…」

『技術が200上がった!』
198 : 1   2019/05/08 12:16:15 ID:GllibWNeiM
【歩ボ-ナス】

歩「なんだかんだチームに入っちゃったなあ」

P「10人目のメンバーになりましたね」

歩「賞金の分け前が減るんじゃないか?」ニヤニヤ

P「歩さんを雇えたと思えば格安です」

歩「えっ!そ、そうか?」カア

歩「ま、まあ任せろ!アタシが優勝へ導いてやるよ!」

P「まあまともに賞金が貰えるのかも怪しくなってきましたけど」

歩「そーいうこと言うなよな〜あんまりさあ」

『素早さが180上がった 歩の好感度が20上がった』
199 : 1   2019/05/08 12:22:16 ID:GllibWNeiM
P「昨日試合が激しかったので今日は休養日です」

P「何しましょうか」

何しよう? >>201
1 アイドルに会いにいく
2 大会での勝利を願って神社へ
3 こんな日は家でスマブラ
4 久しぶりに超ビーチバレーの練習
5 その他
200 : 下僕   2019/05/08 12:26:02 ID:lgmSmBO5Go
3!
201 : おにいちゃん   2019/05/08 12:27:31 ID:TsS3s2138k
2
202 : 彦デューサー   2019/05/08 12:27:57 ID:QLyioPZIpQ
5 ミリオン座に「屋根裏の道化師」を見に行く
203 : せんせぇ   2019/05/08 12:45:07 ID:x4IQRE5k1g
神社ーブレッドマンとかいたりしないよな?(疑心暗鬼)
204 : 1   2019/05/08 12:50:45 ID:GllibWNeiM
P「私は直接試合に出れません。ここは優勝祈願しに行きましょう」

《神社》

P「いつもと違うエリアに来てみましたがお客さんがいませんね」

P「とりあえず神頼みです」

チャリ-ン ¥10000

P「奮発しました…ん?」

??「嬉しいです…」

この神社の神>>206
205 : プロデューサーさん   2019/05/08 12:53:19 ID:YovOXY9wco
千鶴さん
206 : Pーさん   2019/05/08 12:54:22 ID:wJu.ndoCGw
龍神うみみ
207 : 1   2019/05/08 13:16:05 ID:Ts9fVjJ8PA
海美(参拝客なんて久しぶり〜!)

ズオオオオオオ……

P「巨大な龍が!?」

海美(あ、今人間体になるね!)

パッ

海美「はじめまして!この辺りの土地の神をやってる高坂海美だよ!」 

海美「その願い…聞き届けたからね!」スウウウ

P「ちょっ」

海美「ごっどぶれす・ゆー!!!!!!」フウゥ!!

突然の旋風「ゴオオオオ!!!!」

『最大体力が30上がった 筋力が150上がった 技術が10上がった 素早さが100上がった』
208 : おやぶん   2019/05/08 13:17:16 ID:TsS3s2138k
スポーツ!スポーツ!スポーツ!の神様が来たな
209 : 1   2019/05/08 13:22:49 ID:Ts9fVjJ8PA
『龍神 高坂海美と知り合いになった!』

海美「へ〜野球の監督やってるんだ!」

P「はい。なんとしても優勝したいところです」

海美「良いな〜私もやりたい!だけど神様だから出来ないんだよね〜」

P「海美さんはどうして神に?」

海美「昔はただの運動好きの龍だったんだけど、人間と一緒に体動かしているうちに祀られちゃって!」

海美「気づいたら神になってた感じかな!」

P「えぇ…」

海美「それにしてもこんな辺境の神社良く見つけたね!」

P「実は>>210のおかげなんです」
210 : 変態大人   2019/05/08 13:29:51 ID:4IB.1ebg1g
エミリーさん
211 : 1   2019/05/08 13:36:14 ID:Ts9fVjJ8PA
P「うちのチームのエミリーさんは大の日本好きでして、この町の神社を調べ上げてくれたんです」

海美「なるほど、そのエミリーちゃんって子のおかげなんだね!だったらお礼しなきゃ!!」

P「どうやってですか?」

海美「エミリーちゃんにすごい能力をつけてあげる!」ピカッ

突然の雷「ピシャアアアン!!」

エミリーが得た金特>>213
212 : せんせぇ   2019/05/08 13:44:06 ID:x4IQRE5k1g
一球入魂
213 : プロデューサーさん   2019/05/08 13:45:13 ID:c6H.nLO0Rs
高速ベースラン
214 : 1   2019/05/08 14:12:58 ID:Ts9fVjJ8PA
エミリー「きゃああああ!?」バリバリ

エミリーパパ「Oh No!! Are you Okay, Emily!?」

エミリー「…」けろり

エミリーパパ「WTF!?」

エミリー「なんだか…体が軽くなったような。仕掛け人様にお知らせしないと!」

『エミリーは高速ベースランを得た』


P「凄い力を持ってるんですね」

海美「まあね!他にも色々できるよ!」

海美「けど、もう人間と一緒にスポーツしたりは出来ないから…」

海美「私の分まで楽しんで、絶対優勝してね!」

P「…はい!」

『海美の好感度が10上がった→20/100』
215 : P様   2019/05/08 14:38:32 ID:x4IQRE5k1g
雷神だったならそりゃ高速移動か…
216 : 1   2019/05/08 16:26:07 ID:mSRdwyKvtU
P「午後からはどうしましょうか」

1 誰かに会いに行く
2 やっぱりスマブラ
3 優勝候補の偵察
4 事務所の清掃
5 その他

>>218
217 : ご主人様   2019/05/08 16:30:37 ID:lgmSmBO5Go
2
218 : プロデューサーさん   2019/05/08 16:44:40 ID:wqju7mDkNg
ここは4
219 : Pサマ   2019/05/08 16:45:15 ID:QLyioPZIpQ
5 公園で鳩観察
220 : 1   2019/05/08 16:58:26 ID:mSRdwyKvtU
P「事務所に行って掃除でもしましょうか」

《事務所》
P「思ったよりゴミがないですね」

ルンバ「ウィィン」

P「なるほど」

『Pのやる気が下がった!』

P「特にやることも無くなったので寮に住んでる方々に挨拶でも」

誰の所へ行く?
1 歩
2 桃子
3 茜
4 その他事務所で別のことをする

>>222
221 : 兄(C)   2019/05/08 17:03:46 ID:QLyioPZIpQ
3
222 : Pしゃん   2019/05/08 17:09:08 ID:x4IQRE5k1g
1
223 : 1   2019/05/08 17:18:33 ID:mSRdwyKvtU
P「歩さんのところへ行きましょうか」


《歩の部屋前》

P「歩さん居ますか」コンコン

歩「え、プロデューサー?」ガチャ

歩「どうしたんだ?」

P「特に用はないのですが」

歩「?」

P「スマブラでもしませんか」

歩「あんたスマブラやりたいだけだろ」




歩「いや今当たってたって!」

歩「今度はアイテム無しな!」

歩「え、タイマン?ちょっと待ってくれ」

歩「くそっキャラ差がありすぎる…!!」

P「独り言が多いタイプなんですね」

歩「あんたが大人気ないだけだよ!!」

P「Pになる前はスマブラばかりやってましたから…」

歩「それ、社会人として大丈夫なのか?」

歩(そういや、この人の昔話とか知らないな)
224 : 3流プロデューサー   2019/05/08 19:54:43 ID:x4IQRE5k1g
Pの話がくるのか
225 : P殿   2019/05/08 20:04:23 ID:TsS3s2138k
バリボーやってたのになんでこの仕事に就いたのか明かされようとしている…っ!
226 : Pしゃん   2019/05/08 20:26:43 ID:3eqbyJ4Txc
野球だと帽子かぶれるからやろーな
227 : プロデューサー   2019/05/10 15:42:55 ID:uETFA8V8KQ
今更だが好感度100になると何が起こるの?
228 : 1   2019/05/11 22:29:16 ID:xouKSfdKtA
>>227特能や経験点を取得します

歩「な、なあP。良ければ昔の話とか聞かせてくれないか?」

歩「アタシはだいぶ話したろ?連合にいた頃のとかさ」

P「あまり面白い話でもありませんが…わかりました」

P「忘れもしません、あれは8年前の夏──」




P「全国に10チームしかない超バレーボールですが、毎年の全国大会は凄まじい盛り上がりでした」

P「しかし私の高校には超バレーボール部がなかった。だから作ることにしたのです」

P「…6人を集めるまで2年もかかりました」

歩「…」

P「駒を進め、準決勝で当たったのが当時"キング"と言われていた選手を抱える強豪でした」

P「完敗でした。スコアを見れば圧倒的でした」




P「ぐっ!私のシーブリームファイアがまるで通じない!?」

キング「ふっ、自分で部を作ったというその努力は認めてやろう。しかしお前には決定的に足りないものがある」ゴオオオ

キング「それに気付くまでお前は私には永遠に勝てない…はあっ!!」

キング「『グラビティ・ボール!!』」ズドンッ!!

P「ぐわあああああああ!!!」




P「以降、決定的に足りないものとは何なのか分からないまま職を転々とし、すっかり消沈して生きていました」

P「そう、高木社長に拾ってもらうまでは…」




高木「ははは、君の職歴はエグいねぇ!卒業してから3年の間に自衛官、プロゲーマー、力士、ちゃんこ料理店店長とは!」

P「きょ、恐縮です」

高木「そう鬱々とするんじゃあない!人より多様な経験を積んだとも言えるだろう?」

P「で、ですが借金が1000万ですよ?もう友達なんて一人もいないんです…」

P「全ては…全てはそう、あの日試合に負けたから…」

高木「ほう?その話、聞かせてもらえるかな」
229 : プロデューサークン   2019/05/11 22:43:44 ID:zuhoItLBBI
…普通だな!(ミリオン基準)
230 : ボス   2019/05/11 22:44:14 ID:y6AMfdlc72
美奈子の好感度が隠れてめっちゃあがってるのでは???
231 : 1   2019/05/11 22:51:31 ID:xouKSfdKtA
P「……というわけです」

高木「なるほど、その"キング"とやらに言われたわけだ」

P「決定的に足りないもの…。一体、何なのでしょう?」

高木「考えるまでもない。だかそれは自分で気づかなくてはいかんな」
 
ドサッ

高木「おっと手が滑った!私はそんなビデオは知らんぞ?中身はアイドル達のライブ映像だとは露ほども知らん!」

P「は、はあ」


《Pの家》

P(このライブ映像に…何かヒントがあるのか?)リモコンポチ-

P(……)

P(……)

P(……)

P(……華々しくて、楽しそうですね。悩みなんてまるで無いみたいに)

テレビ「」フッ

P(ん?急に映像が切り替わった?)

アイドルA「みんながんばろー!」

アイドルB「遅れてるよ!」

P(トレーニングの映像ですか…)


P(私だって昔は…)

アイドルC「ほら!合わせて合わせて!」

アイドルD「私達みんなで1つの『アイドル』なんだから!」

P(……!)

アイドルA「みんなで協力しあわないとね」

P「協力…」

アイドルF「ここのターン上手すぎじゃない私!?」

アイドルE「Fは1人だけ目立ちすぎ、みんないるんだからね?」

アイドルF「分かってるって!」キャハハ

P「…1人だけ」

アイドルB「休憩まであと少しだから気合い入れるよ!」

アイドルC「次のステップみんないけそう?無理なら先にこっちを…」

P(……)

P(…………)

テレビ「」フッ 



232 : 1   2019/05/11 23:15:50 ID:xouKSfdKtA
P「次に切り替わって流れてきたのはライブの映像でした」

P「彼女らはトレーニングの時の課題を克服して、ピッタリと息があっていました」


P「私は、涙が止まりませんでした」

歩「……」

P「自分に足りなかったものと、アイドルに最も必要なものを一晩で知ったのです」

歩「友情、か…」

P「……今更ですが、私のチームはワンマンでした」

P「借金をこさえて、それまで友達だと思っていた人はあっという間に失せました」
 
P「私には本質的なものが見えていなかったのですね」




歩「P、ごめん。軽い調子で聞いちゃって」

P「気にしないでください」

P「……野球チームを作ることは私にとっては挑戦の連続ですが…」

P「心の中で過去の私を反面教師にして、皆さんには何よりも友達に優しい人になって欲しいと願っています」

P「こんな監督ですが…よろしくお願いしますね」ペコリ

歩「…ああ」

歩「アタシ頑張るよ。うん」グスッ

歩「それにPもよくやってると思う。ここはみんな仲が良いしさ、ちゃんと監督やれてると思う」

P「…ありがとうございます」

『歩の好感度が40上がった→80/100』

『舞浜歩は代打〇を得た』




P「監督の件といい、高木社長には感謝してもしきれませんね」

高木「」ヘックション
233 : 3流プロデューサー   2019/05/11 23:22:10 ID:y6AMfdlc72
Pも大変だなぁ
234 : 1   2019/05/11 23:49:02 ID:xouKSfdKtA
~初夏~

律子「P!予選大会のグループが決まったみたいです!」

P「強い所と当たらなければ良いのですが…」


グループG
【香川ウドンズ】
【西表ニャンコズ】
【支良州スイサンズ】
【ふたばトシアキズ】
   ・
   ・
   ・
【765ビリオンスターズ】

小鳥「グループG!見たところそんなに強くなさそうですね」

律子「ただ香川ウドンズは最近強いピッチャーが入ったらしいし油断出来ないわね…」


琴葉「P、予選大会って何ですか?」

P「いわば『ふるい』ですね。10,11チームずつのグループに分けて総当たり戦をします」

P「各グループの1位成績のチームが決勝トーナメントに出場できます。私達が普段テレビで見かけるのはこれです」
 
琴葉「私達のグループGは11チーム。そこで総当たり戦って…体力的に不可能では!?」

P「予選大会には特殊ルールがあります。『2試合ごとに得点を計上し、合計5点未満だった場合敗退とする』」

P「つまり勝ち残るためには2試合で5点以上とる必要があり、相手を蹴落とすためには」

琴葉「相手に得点させない…!」

P「その通りです。この特殊ルールで試合数はグッと減りますが、死に物狂いの試合になります」

律子「コンスタントに毎試合得点できるスタミナも必要よ」

琴葉「だ、大丈夫かな私…。ちょっと練習してきます!」ダッ

P「予選大会が終わればしばらく間隔が…って琴葉さん?」
235 : 貴殿   2019/05/12 00:26:06 ID:WaAvF.TBrQ
ウドン…新規加入…一体どっちだ…?
236 : 変態インザカントリー   2019/05/12 00:33:17 ID:nZRt0YZBcw
唯一の香川出身がくるか
うどんがくるか
237 : 変態インザカントリー   2019/05/12 00:52:29 ID:BS2NLohZRQ
ねこ。
じゃん!
238 : Pチャン   2019/05/12 01:06:08 ID:jB5MpT89Tc
メンバー集めの時にもし風花が入ってたら、卒業後プロにならず看護師になってすっかり別人のようにエr…大人しくなったキングと、Pのいとこの歌織さんの三角関係とか有り得たって事か…
239 : 1   2019/05/12 10:46:35 ID:f89lAB6BN6
~予選大会1日目~

《グラウンド》
紗代子「いよいよ来たんですね…この日が」

エミリー「1回戦の相手は支良州スイサンズです!」

このみ「みんな!気を引き締めて行くわよ!」

みんな「「おおーっ!!」」

【765ビリオンスターズ】

1 三 野々原 ↗2 CCACCD 意外性 悪球打ち ケガしにくさ〇

2 左 エミリー ↗3 BBCCCC センス〇 ケガしにくさ〇 高速ベースラン

3 遊 高山 ↗3 CBCDBC シ-ブリ-ムファイア ケガしにくさ〇

4 一 桜守 ↗4 CADEDD ムード〇 人気者

5 二 馬場 ↗3 BBCDDD ロ-ボ-ルヒッタ- ケガしにくさ〇

6 補 徳川 ↗3 CCCBBA ホーム死守 打開

7 中 田中 ↗2 CDDACC 142km コンD スタC 重い球 粘り打ち 固め打ち

8 右 周防 ↗2 DDBABC 競争心 レーザービーム

9 投 七尾 ↗1 EDDACD 132km コンB スタD カーブ3 限りなく透明に近いブルー 変化球対抗心

控え 舞浜 ↗2 BBBDCC チャンス△ 代打〇

【支良州スイサンズ】

    略
240 : 1   2019/05/12 10:59:11 ID:f89lAB6BN6
~試合終了~

11-0


茜「圧勝だったね!」

百合子「完投投手になりました!」

歌織「この調子を崩さずに明日の試合も頑張りましょうね」

みんな「「おー!!」」

『試合に勝利した! 筋力が10上がった 技術が20上がった 素早さが20上がった』






~その晩~
P「これでしばらくは足切りされません。安心しました」

律子「…」

P「律子さんどうしました?」

律子「P、今日の対戦相手の支良州試合スイサンズですが…」

律子「帰りのバスが交通事故に巻き込まれて全員重症だそうです」


P「な、なんですって!?」
241 : 変態インザカントリー   2019/05/12 11:49:02 ID:BS2NLohZRQ
スタDで完投とか百合子ゆっくり休め…
242 : 高木の所の飼い犬君   2019/05/12 11:54:45 ID:hMfjrOkjHU
>>241
球数とまつりのリード次第でなんとかなるから…(震え)
243 : 1   2019/05/12 18:50:45 ID:f89lAB6BN6
まつり「やはり動くと思っていたのです…IBC本部!」ザッ

P「まつりさん…歩さんに桃子さんまで」

歩「『予選大会のセカンドプラン』だよ。支良州スイサンズはきっと『765を倒せ』と言われていたんだ」

歩「だけど出来なかった。IBCは制裁に出たんだ」

律子「なんてことを…」

桃子「大変なのはここからだよお兄ちゃんたち。『765を倒せ』と言われてたチームが、負ければひどい制裁に会うと分かれば?」

P「もっと必死になってきますね」

まつり「対戦相手には申し訳ないけどまつり達も負けるわけには行かないのです。このことは他の子たちには内緒なのです」

P「そうですね…相手の方には悪いですが」

桃子「…やっぱり桃子がこのチームに入ったことがバレたからIBCのやり方も過激化してるんだ」

P「桃子さんが気に病む必要はありません」

律子「そうよ!悪いのはつくづくIBCの方じゃない」

桃子「だけど、次のチームは…」




~予選大会2日目~
 765ビリオンスターズVS世紀末モヒカンズ

モヒカン「ヒャッハー!!」

モヒカン「てめえらぶっ殺してやるぜ〜!」

百合子「なんですかこの人たち!?」

エミリー「奇天烈な髪型です!」

桃子「『洗脳』だよ」

みんな「「「!?」」」

桃子「桃子がみんなにしようとしてた洗脳…このチームがされてたんだ。頭のモヒカンがその証!」

桃子「やったのは……桃子じゃないけど」

モヒカン「「「汚物は消毒だ〜!!」」」

このみ「ええいやかましいわ!」

このみ「私、こんなチームに負けたくないわ! みんなも力を貸して!」

紗代子「もちです!」

茜「洗脳に打ち勝った茜ちゃん達だよ!」

歌織「ええ、必ず勝って帰りましょう!」
244 : 下僕   2019/05/12 20:35:02 ID:QtO9rwDydA
モヒカンはヘルメットで見えないのではと思ったが貫通してんのかな?
245 : 1   2019/05/13 02:27:55 ID:VVV.stR1cQ
~一回表~

モヒカン「喰らえ!」ビシュ

茜「は…速い!?」ブン


紗代子「茜ちゃんが振り遅れてる…!」

このみ「口だけじゃないってわけね。上等よ!」

百合子「モヒカンズって前からあんなに強かったんですか!?」

琴葉「い、いいえ。予選大会の全てのチームを予習しておいたけど、それほど強くはない平和を愛するチームって聞いたわ」

歌織「平和を愛するって…あの人たち火炎放射器で審判を脅しつけてるわよ!?」


モヒカン「今のはストライクだろうが〜!」ボオオ

モヒカン「目ん玉付いてんのか〜?」ボオオ

審判「何を言おうとボールだ!もうやめてくれ〜!」


琴葉「一体どうして…」

桃子「簡単だよ。洗脳されたチームは自制心や道徳心を失う代わりに筋力が増加するの」

ズバァン! バッタ-アウト!

茜「や、やばいよあいつら!緩急の使い分けもうまい!」 

エミリー「不安です…」

P(幸先悪い雰囲気になってきましたね)
246 : 1   2019/05/13 02:30:57 ID:VVV.stR1cQ
>>244
モヒカンズはヘルメットをしてないです

モヒカンズ投手 ↗2 EBDAEF 149km コンE スタA スラーブ3 フォーク2 ジャイロボ-ル 縛り 
247 : 高木の所の飼い犬君   2019/05/13 06:14:57 ID:FF04ttfaaI
凄いトンデモ設定出てきた
248 : Pちゃま   2019/05/14 05:17:29 ID:G97WlAx6zo
アイドルって何だっけ…
249 : 高木の所の飼い犬君   2019/05/15 17:46:15 ID:QUIYAP1CT.
あげ
250 : Pはん   2019/05/17 17:43:14 ID:VTUY/TatuI
あげ
251 : ダーリン   2019/05/22 01:10:28 ID:L4xcafRjmw
(´∀`∩)↑age↑
252 : ぷろでゅーさー   2019/05/23 23:59:28 ID:h.Jo.fukvg
いつまでも待つぞ
253 : 監督   2019/05/29 08:19:00 ID:oJ768rON7Q
AGE
254 : プロデューサークン   2019/06/23 11:17:47 ID:hQq/XXOBuo
捕手もとい保守
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