おままごとするアイドルとP その7
1 : ボス   2020/01/30 14:35:28 ID:Jle3HYUhII
説明
早い話が画像版への直リンです。ブクマに是非↓
http://imasbbs.com/patio.cgi?read=6665&ukey=0&cat=765

前回のおままごと↓
http://imasbbs.com/patio.cgi?read=10062#body

しばらくしたら、特撮めいた戦いは当分無いでしょう
2 : 我が下僕   2020/01/30 15:57:15 ID:Jle3HYUhII
(駅前のハンバーガーショップ)
ジュリア「アタシらって、今どういう状況なんだ・・・?」
P「つまりはな・・・」
海美「うんうん」
P「いつもは行かない美瀬の店員と客みたいなもんだ。客として認識はするが、その後会うこともないから、すぐに忘れてしまう。それを繰り返すような・・・」
ジュリア「なるほど・・・」
P「金は下ろせるのは大助かりだが・・・」
海美「寂しいね・・・」
P「こればかりは仕方あるまい。学校に行っても、意味が無いしな・・・」
・・・
所家の現状:閉ざされたPの仕事部屋は誰も開けないまま。クロと未来、キタカミと紗代子の関係は変わらず。
恵美や琴葉は妊娠している事を認識してはいるが、『誰(※P』との間に作った子だという認識が抜けている
・・・
P「なら、どこか遠くにでも行ってみるか。こんな金の使い方くらいなら許されるだろうよ・・・」
ジュリア「そうだな、ずっと戦ってきたからな・・・」
海美「で、どこに行くの・・・?」
・・・
鏡果穂「ここは・・・」
士「起きたか・・・」
鏡果穂「士さん・・・」
士「戦いは終わった。その代償に『所P』ら数名は世界から『弾かれた』がな・・・」カシャッ
3 : Pくん   2020/01/30 16:28:46 ID:0BuwSdrtWI
平行世界編あらすじ
Pが世界を救って認識されなくなり3日経ったある日突如世界は再構築される
それは世界からライダーやウルトラ、戦闘術の戦う力が消え人々の関係がある程度変わった世界
異変に戸惑うP達の前に世界の破壊者『門矢士』が現れこう言う・・・
『お前達を救う奴がいる付いて来い・・・』
そう言ってオーロラゲートを潜るとそこには嘗ての仲間と玉座に座る謎の人物がいた
その人物曰く『平行世界のお前達の中に入りお前達の存在を補強せよ・・・そうすればお前達は再び世界に戻れる・・・』
コレは自分達を救う平和を謳歌する為の物語・・・

登場人物
P:ご存知主人公、世界から認識されなくなるが謎の人物から平行世界の自分に入り補強せよと言われ有無言わず第一平行世界に吹き飛ばされる・・・
謎の人物:平行世界の運営、管理を行う人物。正体は誰にも分からない。Pを有無言わず吹き飛ばし、時間旅行、記憶の改竄、事象の改変、因果律操作などの規格外の力を持つ・・・誰も居ない時小声で『P先生・・・』と呟いている。
ジュリア:Pに協力して世界から消えた。P同様に平行世界に飛ばされる
海美:上記と同じ・・・
小宮果穂?:Pの弟子、ピエールの恋人、放課後クライマックスガールズのリーダー、元仮面ライダージオウ・・・なのだが・・・?*コレは後に発覚します
門矢士:ご存志世界の破壊者ディケイド。今回はPのサポートで各平行世界で色々な職業になってP達のサポートを行う
アスカ:祝福の中二病。再構築された世界で果穂と未来を見守るお仕事を謎の人物に任された
ランコ:闇の中二病。謎の人物が選んだ平行世界の編纂管理を行う・・・必然的にP達と接触が多い・・・
ノア:ヒューマギア(違う)。謎の人物の側近。同じく接触が多い・・・
・・・
再構築された世界:ジオウ最終回の世界と考えて貰うと早い
4 : Pさん   2020/01/30 20:30:17 ID:Jle3HYUhII
>>2
鏡果穂「弾かれたっていうのは・・・」
士「ベリアルが様々な悪意を取り込んで『神格化』した。その結果、世界が『崩壊』手前までに追い込まれた・・・」
鏡果穂「それで何故、P先生が・・・」
士「奴は『破壊』を使った。以前、使ったものより強力なやつをな。そのサポートを『ジュリア』『高坂海美』が担った・・・」
鏡果穂「そんなの『果穂』が黙ってる訳が無い・・・!」
士「さぁ、どうだろうな。反抗期真っ只中の中学生が何か仕掛けてこないとも限らないが・・・」
鏡果穂「何かあるんですか・・・?」
士「さぁな・・・」
・・・
P「さて、出掛けるはいいが・・・」
ジュリア「何か問題でも・・・?」
P 「ホテルにするか、ビジホでもいいよなぁ・・・」
海美「どう違うの?」
ジュリア「3人で一緒の部屋に泊まるか、別の部屋にそれぞれ泊まるかってとこだろ・・・」
海美「それだったら、一緒でもよくない?」
P「それでいいかな・・・」
ジュリア「で、どこいくんだ・・・?」
P「海岸の秘境にいい感じのホテルが合ってだな・・・」
海美「うんうん!」
ジュリア「アンタはまた、そういう・・・」
(3日後)
P「楽しかったが・・・」
ジュリア「さて、次はどうするんだ・・・?」
P「何も決まってない・・・」
海美「それじゃ、走ろう!」
P「また、唐突な・・・」
ゴゴゴ…
5 : ボス   2020/01/30 20:34:15 ID:0BuwSdrtWI
>>3
第一平行世界:猫の描かれた珈琲店の絵
この世界のP:悠利の幼少期からの親友、商店街のパン屋の3兄妹の長男、彼女持ち&同棲中、二十代の肉体(重要)、真人間、彼女一途
この世界のジュリア:本名・愛美、二葉(静香)の親友、Pの実妹、相変わらずのロッカー、ジュリアはニックネーム
この世界の海美:名前は麗奈、菜々子(美奈子)の実妹、女子力が高い!?
その他の住人
一夏(歌織):空猫珈琲店の若き店主、三姉妹の長女、悠利に片思い中
二葉(静香):空猫珈琲店の店員で中学三年生、三姉妹の次女、進路に悩んでいる
三奈(杏奈):空猫珈琲店の店員、三姉妹の末女、店を盛り上げたいとあの手この手で奮闘中
ミャオ(宮尾):喫茶店のマスコット野良猫
悠利(莉緒):イケメン男子で性格も裏表無しの好青年でイケメン、一夏に片思い中
シッポ(志保):みゃおの友達の野良猫、姉妹にカニャ(可奈)がいる
菜々子(美奈子):珈琲店のお隣さん、女子力高し!! 
エレナ:Pの家の『飼い猫』、ミャオ、シッポと仲良し、主人ラブ、世にも珍しい緑色の猫
もも(星梨花):P家の末女、星梨花の皮を被ったもちょに近い何か、三奈の友達、カワイイ
ゆきよ(恵美):Pの彼女、彼氏一筋、エスプレッソがキャラメルセーキになる程のラブラブ
続々追加
・・・
この世界の門矢士の職業:光写真館の店員・・・兼珈琲店の常連
・・・
平行世界編の世界が思いつかない・・・
6 : プロデューサーさま   2020/01/30 20:49:21 ID:0BuwSdrtWI
>>4
遡る事数時間前
果穂「見つけましたよ・・・士さんに鏡世界のアタシ・・・」
士「ほぉ・・・驚いたな・・・コイツを認識できるのか?」
鏡果穂「アタシの全ては消えた筈よ・・・」
果穂「少し細工しました・・・Pさんが世界を再生する瞬間・・・」
・・・
Pすら完全停止するレベルの時間停止を発動する音葉
そのままブランクウォッチを翳しPの力の一部を奪取する音葉
更にダブルの力で士の記憶の一部をコピーする音葉
その後、Pライドウォッチを未来に飛ばし時を解除する音葉
メモリーメモリで鏡果穂の記憶を取り戻し音葉
ライドウォッチでPの認識を思い出す音葉
・・・
果穂「そうやってアタシは全てを取り戻しました・・・」
士「それで?お前は何をする気なんだ・・・?」
果穂「そんな事分かってるでしょ・・・P先生達を復活させます!!」
士「どうやってだ・・・?」
鏡果穂「不可能に近い事よ・・・」
果穂「やり方は平行世界のPさんにP先生を一時的に埋め込み存在の力の補充をさせるんです」
士「確かに俺の力は平行世界の移動が可能だ・・・だがランダムだ。そうやってる間にどれくらいの時間が掛かると思ってる・・・?」
果穂「確かにそうです・・・だから重要な平行世界の選別を行う必要があるんです・・・」
鏡果穂「どうやって・・・」
果穂「その為のコレです・・・」Pライドウォッチと既にオーマジオウドライバーになっている音葉
士「お前・・・まさか・・・?」
果穂「そのまさかです・・・平行世界の運営を行う為の存在・・・オーマになります・・・」
続く
7 : プロデューサーさん   2020/01/30 20:49:43 ID:Jle3HYUhII
もっと簡単でよくない?

所家の『閉じられたPの部屋』から平行世界に旅立つ的な・・・

で、『超VBの世界』では海美が、『任侠の世界』ではジュリアが平行世界の自分で鉢合わせしないように『一回休み』的な感じとか
8 : EL変態   2020/01/30 21:15:02 ID:0BuwSdrtWI
>>6
鏡果穂「そんな事したら・・・貴女の存在が突然消えての歴史的特異点が発生する!!」
果穂「そうですね・・・生者が突然。しかも歴史上かなり大きい存在の消失は危険です」
鏡果穂「なら何で・・・!?」
果穂「問題はありません。鏡世界のアタシ・・・いえお姉ちゃん・・・」
鏡果穂「・・・えっ?」
果穂「貴女は・・・アタシに成るんです!!」
士「大体わかった・・・お前は何色にも染まっていないコイツを自分の歴史のレールに乗せる気だな・・・」
果穂「はい・・・」
鏡果穂「どういう事ですか・・・」
士「お前と此奴は鏡の表裏反対の同一人物能力も同じ、今お前は誰からの記憶にも残っていない歴史が存在しないからな・・・」
果穂「はい・・・アタシの歩んでいた歴史、記憶、全てを丸々移すんです・・・そこに違和感も疎外感もありません・・・最初からそうなんですから」
鏡果穂「そんな事したら果穂!!貴女はアタシに全て取られるんだよ!!ピエールも!今までの実績も!それで良いの!!」
果穂「悲しくないって言ったら嘘になりますね・・・でも」抱きしめる音葉
鏡果穂「ッ」
果穂「アタシはお姉ちゃんに幸せを掴んで欲しいんです・・・」
鏡果穂「・・・果穂」涙が溢れる音葉
果穂「ありがとお姉ちゃん・・・」全てを移す音葉
鏡果穂「あっ!?がぁ・・!?」気絶する音葉
士「お前はそれで良かったのか・・・?」
果穂「だって・・・この世界を救った人が居ないなんておかしいじゃないですか?そんなエンディングは認めません・・・」
士「・・・わかった。その作戦に乗ってやる・・・」
果穂「ありがとう・・・変身」
オーマ「作戦を行う前に少しいいか・・・?」
士「好きにしろ・・・」
オーマ「世界を破壊し新たに創り治す・・・」世界を再構築する音葉
*鏡果穂がコレから果穂になります
9 : あなた様   2020/01/30 21:18:36 ID:0BuwSdrtWI
ディケイドがランダム移動だからどうしてもそうなっちゃうのよ・・・

その案で行きましょう・・・
ゲートの関してはオーマのミスでそうなったと言う事で・・・

そうなると一番の鬼門が屋根裏部屋の道化師がどうしよう・・・
10 : Pちゃま   2020/01/30 21:41:44 ID:tbumyNIHm6
>>9
(目映い光に包まれる世界。そして・・・)
P「なんだ、今のは・・・?」
ジュリア「さ、さぁ・・・?」
海美「ん・・・?」シュバババ
P「どうした、海美・・・?」
海美「P先生、ジュリア。マント出せる・・・?」
P「いや、何言ってんだよ・・・」
ジュリア「アタシら『吸血鬼』なんだから・・・」
(背中からマントが顕現『しない』音葉)
P「え・・・?」
ジュリア「は・・・?」
海美「私も出ない・・・」
P「さっきの光か・・・?」
ジュリア「さっきの光だな・・・」
海美「さっきの光が『チカラ』を奪ったの・・・?」
P「ダメだ、T2マグナムとT2メモリも出せない・・・」
ジュリア「あたしも音擊弦が出ない・・・」
海美「マイティセーラーにも変身出来ない・・・」
P「エンドナイフは出せる・・・」
ジュリア「今はしまっとけ・・・」
海美「『普通』になったから・・・?」
P「ここは『愛増県』だが『愛増県』じゃない・・・」
士「流石だな・・・」
P「門矢センセイ・・・」
士「着いてこい。会わせたい『ヤツ』が居る・・・」インビジボゥ…
11 : 3流プロデューサー   2020/01/30 21:43:08 ID:tbumyNIHm6
>>9
平行世界に関してはランダムでもいいんだけど、キャラの設定盛り過ぎだなぁって・・・

屋根裏の道化師は確かになぁ。考えてたのはウォーカーをPにしてしまおうかなぁって・・・

Pが誰かの『代役』になるっていうのを考えてた
12 : おにいちゃん   2020/01/30 22:21:05 ID:0BuwSdrtWI
>>10
P「此処は・・・?」
ジュリア「星が・・・」
海美「うわぁ~綺麗だな~」
アスカ「君達かい・・・我が主の招かれた客人は・・・」
P「アスカ・・・?」
アスカ「君が誰か知らないがボクの名前を知ってるとはね・・・つまり君は」
士「くどい!」本を取り上げる音葉
アスカ「むっ・・・」
ジュリア「ププッ・・・」
海美「ぶっふぉ!!」
P「お前ら笑ってやるな・・・」
アスカ「・・・主がお呼びだ」
真ん中の玉座に座るローブで顔を隠した変身を解除したオーマ
傍に仕えるノアとランコ
ノア「我等の王・・・客人が来ました・・・」
ランコ「ふむ・・・観測されぬ虚空の者が三人・・・顕現された・・・」
P「(何だコイツ・・・明らかに強さが異常だ・・・」
ジュリア「(分かる・・・逆立ちしても勝てない・・・」
海美「(だ・・・誰・・・!?」
士「連れて来てやったぞオーマ。お前のお望みの客だ・・・」
オーマ『待って居たぞ・・・世界の救世主・・・『所P』よ・・・』威厳のある河野ひより声
士「(声変えろよ・・・」
13 : EL変態   2020/01/30 22:25:24 ID:0BuwSdrtWI
>>11
だっての世界開幕早々『P』がコレット(琴葉)にロコされてるからね・・・

最初は名探偵ウォーカーの宿敵キャラにしようかと思ったが絡めねぇ・・・
*ウォーカーはおそらく名探偵ホームズがモデル・・・つまり宿敵はモリアーティ

デレの世界でも平和な物語があれば・・・屋根裏部屋の道化師が平和とは言ってない
14 : 変態大人   2020/01/31 07:05:33 ID:74DdqtVet.
>>12
オーマ「(そこは大丈夫です。P先生達には私だって分からないようになっています・・・」
士「(直接、脳内に・・・」
P「(果穂は『オーマ』になるためのチカラを失っているはずだ・・・」
ジュリア「(だとしたら、歴史が分岐した・・・?」
海美「(綺麗・・・」
オーマ『本題に入ろう・・・』
P「お、おう・・・」
オーマ『貴公とて、このままでいい訳が無かろう・・・』
P「そうだな。子供が産まれるしな・・・」
ジュリア「っ・・・」
海美「そっかぁ・・・」
オーマ『そこでだ、数々の平行世界を巡り・・・』
P「平行世界・・・!?」
オーマ『そこで起こる「諸問題」を解決し・・・』
ジュリア「また、面倒ごとに巻き込まれるのか・・・」
オーマ『貴公らの「存在」を取り戻せ・・・!』
海美「うん、分かった!」
P・ジュリア「待てい!」
海美「だって、ここでやらないと。『このまま』だよ・・・」
P「っ・・・」
・・・
(最高町)
ピエール「・・・」
恭二「どうしたんだ、ピエール・・・?」
ピエール「うーん・・・」
みのり「今日は果穂ちゃんとデートだったんだろう・・・」
ピエール「そうなんだけど・・・」









『(また、果穂じゃない・・・※ピエールは果穂(鏡果穂)と出会う度に「戦闘」の記憶が戻っていくようになる』
15 : おやぶん   2020/01/31 10:28:06 ID:0c3Po12jG2
>>14
オーマ『話が分かる奴が居るようだな・・・』
海美「うへへへ~」
ジュリア「うへへへ~って・・・何だよその笑い方・・・」
P「それで最初の世界は何処なんだよ・・・」
ノア「最初の世界はコレよ・・・」
猫の絵が画かれた珈琲店の絵
P「猫の絵が描かれた・・・」
海美「コレって昔やってたドラマだよね・・・?」
ジュリア「恋愛ドラマと将来に悩む少女のドラマがマッチした人気ドラマだな・・・」
P「ドラマの俳優にでもなれってか・・・?」
オーマ『この世界は実際に存在する・・・』
海美「嘘っ!?」
ジュリア「マジかよ・・・!?」
オーマ『ただし覚悟するのだな・・・その世界は貴公達が知っている顔が居るがそれは全て『同じ顔をした別人』なのだ・・・』
海美「キタカミさんみたいな物だね・・・」
ジュリア「ただ・・・それが一人だけじゃないか・・・」
オーマ『ではゲートを開こう・・・』手を翳す音葉
シーン・・・・
P「何も起きないな・・・」
ノア「座標がズレましたね・・・開いた場所は・・・この男の『開かずの部屋』になってます・・・『慣れない事』はするものでは無いですね・・・」
P「大丈夫かコイツ・・・」
オーマ『サッサと行け・・・』有無言わず吹き飛ばす音葉
三人「「「のわぁーーー」」」オーロラゲートから出て行く音葉
士「(こんな事で大丈夫か・・・お前?」
オーマ『(初めての事だから仕方ないじゃないですか・・・』
アスカ「それでボクは先ほどの任務で宜しいのですか?我が魔王・・・」
オーマ『任せたぞ・・・『新世界』はまだ不安定だ・・・世界の『修正力』が完全に修復する迄バグ発生する・・・頼むぞ・・・』
アスカ「御意のままに我が魔王・・・愛増学園の小宮果穂、所未来、ピエールの監視を続行します・・・何か有れば直ぐに報告し修正の方向に・・・」
16 : ハニー   2020/01/31 11:28:32 ID:/QmJ8XTU8E
>>15
(所家、Pの部屋)
P「へぶっ!」
ジュリア「のわぁ!(Pの上に落ちる音葉」
P「ぐへらっ!」
ジュリア「大丈夫か、Pセン・・・」
P「早く降りてくれ・・・」
ジュリア「あぁ、悪い・・・」
海美「あわわわ・・・(胸がPの顔面に落ちる音葉」
P「ふぐっ・・・(息苦しくなる音葉」
ジュリア「・・・」ハイライトオフ
海美「わ、P先生!」
P「(早くのいてくれ・・・」
・・・
海美「開かない・・・(鍵は開錠済み」
ジュリア「ここがアンタの部屋・・・」
P「仕事部屋だな。飯を食うのも忘れて考えこんでたら、出入り禁止になってな・・・」
海美「外の音は聞こえない・・・(ドアに耳を当てる音葉」
ジュリア「何してんだか・・・」
海美「窓もモヤが掛かって見えない・・・」
P「で、ここからどうするんだよ・・・」
士「それは俺が説明しよう・・・」
P「門矢センセイ・・・」
士「平行世界に赴く意思が出来たら、そのドアは開く・・・」
P「なるほど・・・」
士「それぞれの世界において、お前達は『役割』を与えられている・・・」
ジュリア「役割・・・?」
士「そうだ。中には平行世界のお前達が『物語』の中心人物の場合もある・・・」
海美「そうなったら・・・?」
士「ソイツは1回休みだ。3人で取りかかるところが2人や1人になるかもしれん・・・」
P「欠けることは無いのか、流石に・・・」
士「で、今回の世界は『空猫珈琲店』、起こる問題は『2つ』。お前達にも『設定』が与えられるが、この『タブレット』で確認しておけ・・・」
ジュリア「なるほどな・・・」
士「俺もそのうち合流する。まずはここでお別れだ・・・(立ち去る音葉」
海美「それじゃ、見てみる・・・?」ポチッ
17 : Pチャン   2020/01/31 12:13:53 ID:0c3Po12jG2
>>16
P「やっぱり平行世界なんだな・・・」
ジュリア「うわぁ・・・シズとアンナとカオリが姉妹って・・・」
海美「この世界の悠利さんって凄いイケメンなんだね!!性格も好青年ってこの世界の悠利さん完全敗北じゃん!!敗北者じゃん!!」
P「・・・ハァ・・・ハァ・・・敗北者・・・?取り消せよ今の言葉・・・」
ジュリア「便乗すんな・・・」パチン
P「冗談だ・・・」
海美「ミャオちゃんはミャオちゃんだね・・・」
ジュリア「猫に何期待してるんだよ・・・」
P「志保が・・・猫って・・・」
ジュリア「それでこの世界でのアタシらの役割は・・・って!?」
海美「どうかしたの・・・って・・・コレは・・・!?」
P「ジュリアは本名が愛美・・・この世界の俺の実妹・・・ってマジか!?」
ジュリア「それだけじゃ無いぞセリも妹だ!?」
P「娘が妹って・・・!?」
海美「だけど・・・コレは説明文が・・・(o・∇・o) ってどういう事?」
P「分らん!!」
P「あっ・・・俺彼女持ちだ・・・」
二人「!」
P「しかも恵美だ・・・何々?エスプレッソがキャラメルセーキになるくらいのラブラブカップルで俺は彼女のことを『我が愛』と呼んでいる・・・変態か?」
海美「お互い一目惚れだって・・・・」
ジュリア「そうですかーー・・・」
P「落ち込むな・・・」
ジュリア「取り敢えずやる事は『一夏と悠利の恋を成就させる』事と『二葉の将来の後押し』・・・」
海美「ドラマと同じだね・・・」
P「但しドラマと違って知らない登場人物が多いって事だな。正しく『真実は小説より奇なり』だな・・・」
ジュリア「現実が小説を上回るなんてな・・・」
18 : プロデューサー君   2020/01/31 18:42:41 ID:4B/8MLE7eY
取り合えずの確定と候補
確定が『超VBの世界』、『任侠の世界』

候補が『屋根裏部屋の道化師の世界』、『ヒーローズの世界』

で随時候補を考え中
19 : また書けそうにない   2020/01/31 18:51:04 ID:NCN/vuJJFI
屋根裏の道化師は『敢えて』Pが一休みでもいいのかもしれない。ジュリア、海美、士のトリオプレイとか
20 : ボス   2020/01/31 19:06:58 ID:4B/8MLE7eY
配役が困りもの・・・
士は警察で良いとして・・・
二人は如何した者か・・・
絶対ワトソン君って感じじゃないし・・・
21 : 下僕   2020/01/31 23:33:05 ID:Kp69XRUhN.
取り敢えず超VBは
Pは超VBの講師、元名プレイヤー
ジュリアはどうしよう・・・ビジュアル的に帝花がピッタリ過ぎるキング、クイーンと来たらジャックかなぁ?

任侠は
Pは木下組の傘下P城会元組長、現在は隠居(けっしてCV黒田貴矢さんの『堂島の龍』ではない!)
海美は木下組の若頭
で行こう!一部ネタじゃ!
22 : おにいちゃん   2020/02/01 06:46:04 ID:Ld.gHUqdsA
>>17
P「それじゃ、行くか・・・」
ジュリア「なぁ、待てよ・・・」
P「どうした、ジュリ・・・」
(MTMを決める音葉)
海美「あ・・・」
ジュリア「この扉を開けたら、当分出来ないからな・・・///」
海美「ズルいよ、ジュリア!」
ジュリア「なら、次は海美がやればいい・・・」
P「お前らなぁ・・・」
海美「P先生・・・」ハイライトオフ
P「ハイライトは戻せって・・・」
海美「約束しよう・・・?」ハイライトオフ
P「ワッツ・・・?」
海美「ジュリアとMTMはしたのに、私とは出来ないの・・・?」ハイライトオフ
P「分かった。次な・・・!」ガチャ
海美「えっ・・・」
ジュリア「ったく・・・」
(目映い光に包まれる音葉)
「朝だよ、P・・・!」
P「んにゃ・・・」
ゆきよ(恵美)「お休みだからって、寝過ぎだよ。にゃはは・・・」
P「(そうか、始まってるのか。空猫珈琲店の物語は・・・」
・・・
(役名『ゆきよ』と真名『恵美』、どっちで書いたらいい?)
23 : Pサン   2020/02/01 08:25:57 ID:.fSj4k44EY
>>22
P「ああ、おはよう我が愛・・・」
ゆきよ(恵美)「おはよう、恥ずかしいセリフは禁止」
P「照れる事はないさ我が愛・・・」
ゆきよ「にゃはは・・・」顔が真っ赤になる音葉
P「さてと・・・」
ゆきよ「あれ?」キョトン
P「どうした・・・?」
ゆきよ「何時もの奴はやんないの・・・?」
P「何時もの奴・・・?」
ゆきよ「ん」口をつき出す音葉
P「(この世界の俺はおはようのキスもしてるのか・・・)」
P「わかった。何時もの奴だな・・・」MTMをする音葉
ゆきよ「にゃははは・・・」
P「フフフッ・・・」
ピンク色の世界が出来上がる音葉
ジュリア「さっさと降りてこい!このバカップル!」バン
もも(星梨花)「あえ~おなかすいた~」
エレニャ(エレナ)「ムニャムニャ・・・にゃ~」
24 : Pさん   2020/02/01 08:37:06 ID:Ld.gHUqdsA
>>23
ゆきよ「ごめんごめん、すぐ朝ごはん作るからね・・・」
もも「ゆきよさん、今日はハムエッグが食べたいです・・・」
エレニャ「ニャー~・・・」
P「いきなり呑まれてるな・・・」
ジュリア「いや、『元の世界』と対して変わってないが・・・」
P「嬉しいやら、悲しいやら・・・」
ジュリア「ん・・・?」
P「どうした、ジュリア・・・」
ジュリア「何か、若返った・・・?」
P「待ってろ・・・(タブレットを取り出す音葉」
ジュリア「どれどれ・・・」
P「肉体年齢は20代・・・」
ジュリア「設定って、恐ろしいな・・・」
P「この先もこんな感じか・・・」
ジュリア「とにかく、早く着替えてきな。今日はデートらしいからな・・・」
P「ん、ホントだ・・・」
・・・
菜々子「はい、朝ごはん!(美奈子にしては異様に『普通』の量に収まっている音葉」
海美「(こんなの、普段の美奈子先生からじゃ考えられない・・・」
25 : プロデューサークン   2020/02/01 09:18:00 ID:.fSj4k44EY
>>24
ゆきよ「ねえねえ~今日のデートなんだけどさ~」
P「なんだい?我が愛・・・?」
ゆきよ「一夏の店によってみない?」
P「一夏・・・?」
ゆきよ「忘れたの!?同級生で家が近くじゃん!」
P「大丈夫!大丈夫!意外だから驚いただけだよ!」
ゆきよ「ホラさぁ一夏の家おじさんにおばさん亡くなって三人で切り盛りしてるから心配でさぁ・・・」
P「そう言えばそうだったな・・・(確か海美がその家のお隣だったな・・・確認のために行ってみるか)」
ゆきよ「どお・・・?様子見た後何時もの感じで?」
P「ああ、それで行こう・・・」
もも「お兄ちゃん、遅くなるの・・・?」
P「そうだなそうなるか・・・」
ゆきよ「大丈夫だよもちょ~お義姉ちゃんは遅くならないからねぇ~」ナデナデしまくる音葉
もも「わあ~」満更でもない音葉
P「えっ?この・・・何・・・?」
ジュリア「ギャップか何か・・・?」
エレニャ「にゃ~」Pの膝の上に乗る音葉
・・・
ゆきよは異常にももを可愛がってます
26 : Pさん   2020/02/01 10:38:59 ID:Ld.gHUqdsA
>>25
ジュリア「んじゃ、アタシはそろそろ行くかな・・・」
P「おう、いてら・・・」フリフリ
ゆきよ「頑張ってねー♪」
もも「いってらっしゃい、愛美お姉ちゃん!」
エレニャ「にゃ・・・?」
P「うりうり~・・・(喉の下を転がす音葉」
エレニャ「にゃ~♪」
ゆきよ「ほら、P。早く片して・・・」
P「あぁ、悪い・・・」
エレニャ「にゃ~・・・」
もも「エレニャちゃんは私と遊びましょ♪」
・・・
(駅前)
二葉「お待たせしました、ジュリアさん・・・!」
ジュリア「よう、シズ。じゃなかった、二葉・・・」
二葉「シズって誰ですか・・・?」
ジュリア「落ち着けって、夢で二葉そっくりの女の子が出てきて、ついな・・・」
二葉「そうですか・・・?」
ジュリア「(気を付けないとな・・・」ヒヤアセタラタラ
27 : 夜勤明けで今起きた   2020/02/01 16:18:31 ID:WFfwE2rfB6
>>26
二葉「はぁ・・・・」
ジュリア「どうかしたのか・・・?ため息なんかついて・・・?」
二葉「あっ・・・ごめんなさい。何でもないの・・・」
ジュリア「嘘つけ、何でもないのにため息なんかで無いって・・・」
二葉「最近、家の手伝いをしてるの・・・」
ジュリア「忙しいのか・・・?」
二葉「まぁそうだけど・・・悩み事はそれだけじゃないの・・・」
ジュリア「水臭いな・・・言えよ・・・」
二葉「でもジュリアさんに言いうのも・・・」
ジュリア「何言ってんだよアタシとお前の仲だろ・・・?言ってみろよ・・・?」
二葉「・・・進路の事・・・」
ジュリア「何?進路・・・?」
二葉「私は音楽の学校に行きたいんだけど・・・でも家の事を考えると・・・」
ジュリア「・・・親父さん達が亡くなったんだよな・・・」
二葉「うん・・・今は姉さんと私と三奈(杏奈)で切り盛りしてるの・・・」
ジュリア「それでか・・・難しい所だな。二葉はどうしたいんだ・・・?」
二葉「私は・・・」
まちこ(翼)「おはよ~」
はるか(未来)「おっはよー」
まちこ「二人共何の話してるの~」
はるか「気になる~」
ジュリア「・・・でやがったな能天気ズ・・・」
28 : プロデューサーちゃん   2020/02/01 17:18:15 ID:l7A3ttFUT.
>>27
ゆきよ「やっほ、一夏!」
P「(ここが『空猫珈琲店』。そして、隣が海美の住まい・・・」
チラッ
(窓から顔を出している海美とアイコンタクトを取る音葉)
海美「(あ、P先生・・・!」
P「(気のせいか、尻尾が見える・・・」
ゆきよ「Pー?」
P「あぁ、悪い・・・」
・・・
一夏(歌織)「せっかくの休みなのに・・・」
ゆきよ「問題無いって、Pなんて休みだからって寝てたんだから・・・」
P「たまの休みだからな・・・」
P「(ごめんなさい、オーシャンビュー出来る部屋でジュリアと海美と3日間過ごしてました・・・」
ゆきよ「一夏、大丈夫・・・?」
一夏「私は大丈夫よ、ただ・・・」
P「ただ・・・?」
一夏「最近、二葉が・・・」
カランコロン
一夏「いらっしゃいま・・・!」
ゆきよ「どしたん、一夏・・・!」
P「(ここで出てくるか・・・」チラッ
悠利「久しぶりだね、一夏ちゃん・・・」
P「(確か、『悠利』とは幼なじみで親友という設定だったな。いつもみたく、うっかり『さん付け』は避けないとな・・・」
・・・
(世界の狭間)
悠利(外套)「(Pはどこに行った・・・!」
悠利(外套)「鏡の果穂ちゃんも行方が分からなくなるし・・・」
※特異点となった事でP達を助けようとしていたが果穂(オーマ)色んな意味でに先を越された形になってしまった
※悠利は3人居ると思っていいかな。
・普段、P達が接している悠利
・ユキナ・レイナの姉妹を送り込み『特異点』となった悠利(外套)
・そして平行世界の悠利
29 : ダーリン   2020/02/01 18:28:44 ID:.fSj4k44EY
>>28
一夏「悠莉くん・・・久し振り・・・」テレッ
ゆきよ「およ?およよ~?ねえねえP!コソッ」
P「どうした・・・?コソッ」
ゆきよ「一夏のあの反応ってさぁ~脈あり?」
P「さあ、どうだろうな・・・」
悠莉「ん?Pじゃないか、久々だね♪」
P「おう、そうだな悠莉・・・」
悠莉「どうしたんだい?ちょっと堅苦しいじゃないかボクと君の仲じゃないか」
P「気にするな、お前が突然やって来たから驚いただけだ」
一夏「それで・・・悠莉くん、今日は・・・あの」
悠莉「あっ、ごめんごめん・・・」
ゆきよ「にゅふふふ~ちょっと離れよっか♪」
P「急にどうした・・・?」
ゆきよ「こう言うときは離れて観るのが一番だよ♪」
P「ハハッ我が愛はとんだロマンチストだなぁ・・・デバガメは程々にな・・・」
ゆきよ「わかってるよ♪」
悠莉「君たちは何時でもラブラブだね・・・」
一夏「お腹一杯になりそう・・・」
P「逆に観察された・・・」
ゆきよ「ありゃりゃ~失敗しちゃったか~」
「にゃ~」
一夏「このゆるふわな猫の声・・・」
・・・
近い内にアニメイトで3つCD買ってこよ・・・
30 : 箱デューサー   2020/02/01 22:22:06 ID:sYAY481kbc
>>29
一夏「ありがとうございましたー」
ゆきよ「美味しかったよ、また来るね♪」
悠利「Pもパン屋頑張れよ・・・!」
P「あぁ・・・」
ゆきよ「じゃあね♪」カランコロン
・・・
P「光写真館・・・?」
ゆきよ「腕は確かだって聞くけど・・・」
P「(居た・・・!」
ゆきよ「どしたん?」
P「あぁ、何でもないよ。早く帰らないとな・・・」
ゆきよ「明日は店番だからね・・・!」
・・・
P「(パン屋の朝は早いってか・・・」ピロン
士『初日が終わるが、どうだ・・・?』
P「そうだな。一つ疑問なのは、ゆきよを呼ぼうとすると『我が愛』という呼び方に変換されちまうのがイマイチ慣れない・・・」
士『何らかのチカラが働いているんだろうな。「設定」を見てみる限りは「一途」らしいからな・・・』
P「むず痒くて、慣れんわ・・・」
士『殻を破るしか無いだろうな・・・』
P「殻を破るか・・・」
・・・
P「とりあえず、俺達でグループを作ろう・・・」
ジュリア「それはアリだな・・・」
P「海美だけ除け者みたいで嫌だしな・・・」
ジュリア「で、首尾は・・・」
P「悠利さんと一夏が再会した・・・」
ジュリア「こっちはこっちで聞き出せたが・・・」
31 : do変態   2020/02/02 05:29:37 ID:X7Kycy/vuQ
>>30
ピコン
『主からの追記よ・・・』
P「誰だこれ・・・」
ジュリア「喋り方からするとのあだな・・・」
ノア『そちらの世界ではあなた達の吸血鬼としての力や身体能力や数々の武器は使用できないわ・・・』
ジュリア「マジかよ!?」
P「通りで・・・」
ノア『大マジ・・・世界には強制力と人理と言うものがあるわ・・・それを超過する存在はイレギュラー、世界の敵として認知されるわ』
P「そうなるとどうなるんだ?」
ノア『世界は均衡を保とうとする。人の無意識集合体と地球の意志が抑止力として行き過ぎた存在の排除を行うわ・・・』
ジュリア「排除って・・・」
ノア『そうならない為に主があなた達の力を世界に合わせたのよ・・・その平行世界から出るまでそのままね・・・』
P「面倒なことにならないのなら助かるな」
ノア『まあ、彼女の名前を呼ぶくらいは抑止に引っ掛からないから安心することね』
P「おい・・・」
ノア『それじゃ、また後日』ピロン
P「通りで真人間な訳だな・・・」
ジュリア「だな・・・」
エレニャ「なぁ~~」ゴロゴロする音葉
P「前から思ったんだがこれはエレナだよな・・・?」
ジュリア「だと思う。黄緑色してるし・・・アンタとこの世界の恵美に懐いてるし・・・」
エレニャ「にゃ~?」膝に乗っかる音葉
32 : 「我が愛」の読み方ってなんなん?「わがいとし」とか?   2020/02/02 12:28:37 ID:CoZ8uL.Jlw
>>31
P「(エンドナイフまでにそれが及ばなかったのは、『終焉』のチカラを持つからか・・・」
エレニャ「にゃ~・・・(頭を擦り付ける音葉」
ジュリア「とりあえず、麗奈(海美)にはアタシから話しておくから・・・」
P「頼んだぜ、愛美・・・」
P・ジュリア「慣れん・・・!」
・・・
(AM4:00)
P「(そして、パン屋の朝は早い・・・」
ゆきよ「ふわぁ、おはよP・・・」
P「おはよう、ゆきよ・・・」
ゆきよ「珍しいね、普通に呼ぶのは・・・」
P「ちょっとな・・・」
(Pのパン屋は両親組とカップル組で当番制。基本は両親4:P・ゆきよ3の配分となっている)
P「(パンの作り方は身体が覚えてるてか・・・」
ゆきよ「それじゃ、惣菜作るよー」
P「あいよー・・・」
・・・
海美「おっはよー!」
ゆきよ「いらっしゃい、麗奈」
海美「(P先生も・・・※念受」バチン
P「(あぁ・・・!※念受」
P「(念受は使えるみたいだな・・・」
海美「ゆきよさんの焼きそばは世界一だからね!」
ゆきよ「それじゃ、お姉ちゃん(菜々子)泣いちゃうよ~♪」
P「(女子力焼きそば、うっ頭が・・・!」
海美「(P・・・?※念受」ギロッ
P「(早く学校行けって・・・※念受」
海美「(後でオボエテテネ※念受」
海美「行ってきまーす!」
ゆきよ「ありがとうございましたー!」
33 : 「わがあい」と読む   2020/02/02 14:33:20 ID:1KH5pREpPk
>>32
午後
もも「ただいま~」
P「せ、もも。おかえり・・・」
もも「ただいまですお兄ちゃん!!」
三奈「・・・こんにちは・・・」
ゆきよ「およ?三奈も一緒なんだ・・・?」
三奈「うん・・・お店で・・・出すパンを・・・買いに・・・」
P「偉いな三奈は・・・」
三奈「うん・・・少しでも宣伝して・・・お店を繁盛させたいから・・・」
もも「三奈ちゃんは凄いんですよ!お店の宣伝に公式アカウントまで作るんですから!」
ゆきよ「あったあった・・・ってこれは・・・」
『ミャオの長さは・・・』
『シッポとミャオの仲良しの図』
P「店の宣伝しろよ・・・」
三奈「でも・・・バズってるから・・・」
エレニャ「にゃ~・・・」
三奈「えっ・・・うん・・・ミャオとシッポに伝えとくね・・・」
P「何してるんだ・・・?」
ゆきよ「三奈って猫と話が出来るんだって~」
P「何て話したんだ・・・?」
三奈「うん・・・今回の猫集会は・・・私の家に集合・・・だって・・・」
P「何だよ猫集会って・・・」
・・・
猫集会は2週間に一回行われる野良猫、飼猫が集まる日
参加者、野良猫ミャオ、シッポ、カニャ、飼猫エレニャ、シキニャン、アーニャ、ミク。etc
34 : 兄(C)   2020/02/02 14:48:35 ID:CoZ8uL.Jlw
>>33
P「ほーん・・・」
ゆきよ「それじゃ、請求書送っとくからね」
三奈「うん、分かった・・・」
P「(こんなに大量のパンをどうやって・・・」
ゆきよ「それじゃ、P。よろしくね♪」
P「(そういう事か・・・※察した音葉」
・・・
一夏「いつも、ありがとうね。Pくん・・・」
P「問題は無いさ・・・」
カランコロン
三奈「いらっしゃいませ・・・」
悠利「やぁ、Pも居たんだね・・・」
一夏「いらっしゃい、悠利くん・・・」
P「よう、悠利・・・」ピコン
ゆきよ『お義母さんが手伝ってくれるから、少し休憩してきて』
P「って言われてもな・・・」
悠利「P、少し時間いいかな・・・?」
P「(なるほど・・・」
P「あぁ、いいぜ・・・」
・・・
この後の帰り道に光写真館寄るのを書かして
35 : そなた   2020/02/02 15:34:48 ID:1KH5pREpPk
>>34
悠利「折り入って相談なんだ・・・」
P「だと思ったよお前が一夏から離れた席で俺に相談だなんて・・・」
悠利「あはは・・・相談内容なんだけど・・・」
P「何だ?一夏に告白したいのか・・・?」
悠利「ちょ!?しっーーー!!」口を塞ぐ音葉
P「もがもがほご・・・」
悠利「何で知ってるのさ・・・誰にも言ってないのに・・・」
P「知らぬと申すか・・!?中坊時代に一夏をチラ見してたの知ってるぞ」
悠利「えっ・・・バレてたの・・・?」
P「一夏にはバレてないが幼馴染の俺にはバレバレだぞ・・・」
悠利「恥ずかし!!」顔を覆い隠す音葉
P「よせ、その仕草・・・お前顔が中性的だから男でも惚れる奴いるぞ」
悠利「まさか・・・Pにバレバレだったなんて・・・」
P「俺処かゆきよにもバレてるぞ・・・」
悠利「もういいよ・・・これ以上傷に塩を塗るのは・・・それで相談の内容は・・・」
P「ははぁ~ん・・・俺がどうやってゆきよに告ったかを聞きたいんだろ~?」
悠利「まあ、そうなるね・・・」
P「まあ、いいだろう俺とゆきよの馴初めは・・・・ん?・・・あれ?」
悠利「どうしたんだい・・・?」
P「しまった!!俺もゆきよも『目と目が合う瞬間にフォーリンラブ』だったから自然と付き合ってた!!馴初めがねぇ!!」
悠利「だはぁ!?」ガシャーン!!テーブルに倒れ込む音葉
三奈「・・・あの・・・ご注文・・・」
ミャオ「にゃ~‥(駄目だこりゃですな~」
エレニャ「にゃ!(仕方ないネ!」
36 : プロデューサーさま   2020/02/02 16:22:28 ID:qX0/BYVQtA
>>35
三奈「でも、悠利さんなら、任せられるかも・・・」
悠利「えっ・・・」
P「良かったな、お墨付きじゃねぇか・・・」
悠利「いや、でも・・・」
P「注文だったな。ケーキセット2つで」
三奈「分かりました・・・」ペコリ
悠利「そこまでゆっくり出来るのかい・・・」
P「母さんが入ってくれてるならな・・・」
(1時間後、光写真館)
P「さて・・・」カランコロン
士「よう・・・」
P「ようやく、会えたな・・・」
士「で、どうした・・・?」
P「肩肘張らずに話したいなって・・・」
士「店の方はいいのか・・・?」
P「後30分で戻れば大丈夫だよ・・・」
士「で、いけそうか・・・?」
P「悠利さんと一夏の方はな・・・」
士「もう一つの方は・・・」
P「そっちはジュリアと海美に任せるさ。大人が出るのはまだ早い・・・」
士「経験則か・・・」
P「まだ、現役の教師であるつもりだけどな・・・」
・・・
ゆきよ「もう、遅い!」
P「悪い、話が立て込んでな・・・」
ゆきよ「ふーん・・・」
37 : ハニー   2020/02/02 16:56:54 ID:1KH5pREpPk
>>36
二葉「ただいま・・・お姉ちゃんに三奈・・・」
三奈「二葉お姉ちゃん・・・おかえり・・・」
一夏「おかえりなさい・・・ごめんね今手が出せなくて・・・」
二葉「良いよ。私も手伝うね・・・」
一夏「無茶しなくても良いのよ・・・?」
三奈「うん・・・」
二葉「そうも言ってられないの!姉妹で切り盛りして行くって言ったじゃない!」
一夏「でも・・・貴女のやりたい事が・・・」
二葉「今はそんな事よりお店の事の方が大事!厨房に入るね・・・」着替えに行く音葉
一夏「二葉・・・」
・・・
店の外
ジュリア「ありゃそんじょそこらじゃ折れないな・・・」
海美「うむむ・・・頑固な所は何処も変わらないね!!」
ジュリア「口で説得できれば早いんだが・・・」
海美「如何にか出来ないかな!!」
ジュリア「よりにもよってアタシらは説得が得意じゃないからな・・・」
海美「悩み事が大きいね・・・」
エレニャ「にゃ~・・・」
ミャオ「にゃ~・・・」
ジュリア「おっ?エレニャじゃないか・・・コイツ何時の間に家を出たんだ?」持ち上げる音葉
海美「あっ!ミャオだ!!よ~しよし!!」ゴロゴロ
ミャオ「うゃ~・・・」
海美「うい奴だな~ミャオは~」
シッポ「・・・」物陰から見てる音葉
38 : 師匠   2020/02/02 17:26:27 ID:qX0/BYVQtA
>>37
ゆきよ「おかえり、愛美・・・」
ジュリア「ただいま・・・」
エレニャ「にゃ~・・・(ジュリアの手元から離れる音葉」
ジュリア「(早いな・・・」
P「すぐ、メシになるけど・・・」
ジュリア「すぐ着替える・・・」
もも「今日はなんでしょう・・・?」
P「今日は親父が当番だからなぁ・・・」
ゆきよ「だとしたら、ご飯ものだね・・・」
もも「わーい、私ご飯大好き!」
P「(ウチはパン屋なのに・・・」ピロン
P「(ん、ジュリア・・・」
ジュリア『ご飯の後、ちょっといいか?』
P「(分かった。時間は作る・・・」
・・・
(食後、ジュリアの部屋)
P「で、どうした・・・?」
ジュリア「二葉の事でな・・・」
P「『夢』か『現実』か・・・」
ジュリア「一夏ねぇと三奈は『夢』を取ってもいいって言ってるらしいけど・・・」
P「当の二葉が頑なと・・・」
ジュリア「親御さんが亡くなるまでは『夢』に比重を置いてたみたいだけど・・・」
39 : プロデューサー殿   2020/02/02 18:33:15 ID:X7Kycy/vuQ
>>38
P「二葉の夢は何なんだ・・・?」
ジュリア「ああ、アイツはピアノが凄く上手いんだ・・・一夏ねぇから音楽の道に進んで欲しいみたいだ・・・」
P「ピアノか・・・夢はピアノ演奏者か・・・」
ジュリア「夢を取るとその学校が遠くの学校になるんだよ」
P「何でわかったんだ?」
ジュリア「アタシの志望校だからだよ」
P「この世界のジュリアが?」
ジュリア「この世界のアタシもギタリスト目指してるみたいなんだよ。何時もと変わらないレベルで引ける」
P「成程、其処へ来て親御さんの訃報が足枷になったのか」
ジュリア「実際に午前中は一夏ねぇと隣の菜々子ねぇが手伝って切り盛りしてるみたいだ・・・」
P「午後は三奈も入ってるからな・・・」
ジュリア「皆が忙しく動いてるのに自分だけ夢に生きるのはいけないって思ってるだよ・・・」
P「他の友達はどう思ってるんだ?」
ジュリア「アイツ等は駄目だ・・・」
P「なんでぇ?」
ジュリア「この世界の未来と翼はこっち以上にアホだった・・・」
P「おぉ・・・うぅ・・・」顔を覆い隠す音葉
40 : 変態インザカントリー   2020/02/02 22:35:00 ID:iqKk4C2i9I
>>39
ジュリア「諦めろ、それが『素』なのかもしれない・・・」
P「そうだな、時に諦めも肝心だ・・・」
ゆきよ「P、もう寝るよー」
P「あぁ、分かったー」
ジュリア「悪いな、明日も早いのに・・・」
P「それが『コイツ』の日常なんだ。俺が慣れていかないとな・・・」
・・・
P「(ショートスリーパーって奴には憧れるよな・・・」
ゆきよ「今日はアタシがパン担当、Pが惣菜ね」
P「分かった・・・」
ゆきよ「今日はどんなパンになるのかなぁ~」
P「(チェーン店じゃないのと、担当それぞれに裁量があるみたいだな・・・」
P「(二週に一辺はジュリアとももがコンセプトを決めているみたいだし・・・」
ゆきよ「ようやく、Pに追い付いてきたからね・・・」
P「(『コイツ』はうかうかしてられないな・・・」
・・・
(光写真館)
士「ふむ・・・」
夏海「どうしたんですか、士くん・・・?」
士「中々、厄介な追加情報だな・・・」
『P:かつて夢に破れた事がある・・・』
41 : Pたん   2020/02/03 05:34:37 ID:5eiqIi.j3g
>>40
翌朝
ミャオ「集まりましたね~それでは第・・・」
シッポ「どうしたのよ?」
ミャオ「何回でしたっけ~?」
シッポ「15回よ!」
ミャオ「おぉ~そうでしたな~でわでわ~第16回猫集会の開始~」
エレニャ「待ってたヨ!!」
シキニャン「すやぷ~」
アーニャ「始まり、ましたね」
カニャ「わーいわーい♪」
シッポ「先が思いやられるわ・・・」
ミク「察するにゃ・・・」
ミャオ「今日の議題は一夏ちゃんと悠莉くんをどう引っ付けるかですな~」
シッポ「何でそうなるのよ!!」
カニャ「そうだよミャオちゃん!!」
シッポ「カニャも言ってやって!!」
カニャ「具体的に何処まで行くか考えなきゃ!」
シッポ「」ガクッ
ミク「やれやれだにゃ・・・」
シッポ「カニャ!!」猫パンチをする音葉
カニャ「痛い痛い!?」
・・・
P「家の近くで猫が騒いでる・・・」
ゆきよ「本当にやってるんだ猫集会・・・」
42 : ボス   2020/02/03 06:35:04 ID:ibHu.VppJw
>>41
P「(なんとなくだけど、一ノ瀬や前川。アナスタシアぽい猫も居るのな・・・」
P「こんな朝早く(5:00)から猫集会をやられたら、たまったもんじゃ・・・」
ゆきよ「Pは低血圧気味だからね。でも、そうじゃない人には助かるみたいなんだよね・・・」
P「二度寝の防止になるってか・・・」
ゆきよ「そうそう♪」
P「なるほどな・・・」
・・・
二葉「行ってきます・・・」
三奈「いってきます・・・」
一夏「いってらっしゃい・・・」
菜々子「まだ、決まらない感じ・・・?」
一夏「えぇ・・・」
菜々子「そろそろ秋も深まる頃だし、決めれそうなとこは決めていかないと・・・」
一夏「二葉の気持ちは嬉しいけど・・・」
菜々子「Pさんの事を思い出しちゃう・・・?」
一夏「そうね。今でも思い出すわね・・・」







『ケガでアクション俳優を諦めてしまった彼の涙を・・・』
43 : Pたん   2020/02/03 15:23:02 ID:xoU5q5WeS2
>>42
一夏「ケガならリハビリすればある程度の復帰は出来るって周囲は言ったそうだけど・・・」
菜々子「運悪くおじさんが仕事中に腰を痛めたからね・・・」
一夏「おばさんもおじさんもP君には黙ってようとしたようだけど・・・」
菜々子「末っ子のももちゃんが泣きながら電話したって聞いたよ・・・」
一夏「ももちゃんはお腹すいたる食に関しては飛び抜けておかしいけど・・・普段は良い子なのよね・・・」
一夏「お父さんが無茶して迄働こうとする姿は当時のももちゃんには辛かったんだと思うよ・・・」
菜々子「突然家に来て『お兄ちゃんの連絡先教えて下さい』って泣きながら来たからビックリしたもんね・・・」
一夏「三奈も『ももの元気がない・・・』って不安がってたから・・・」
菜々子「おじさんはそれでも夢を取って欲しかったみたいだけどね・・・」
・・・
『どうして戻ってきたんだい・・・リハビリすれば復帰出来る筈だよ・・・』
P『俺の夢を進めてくれた親父がそうなって迄働こうとする姿を観てられないんだ!』
『だが君の夢を私のせいで棒にしたくはない・・・』
P『親父・・・何時も『ティンっと来た』って言う癖にこんな時は鈍いんだな・・・』
『何・・・?』
P『ももが・・・俺に連絡したんだよ・・・泣きながら・・・』
『ハッ!!』
もも(回想)『お父さんが死んじゃうよ・・・!!』
P『それを言われたら・・・夢なんか・・・持てるかよ!!』
・・・
一夏「最初は辛かったそうだけど、すぐにゆきよが家に転がり込んで二人三脚で頑張って今の現状を作ったからね・・・」
菜々子「そう思うとPさんは二葉ちゃんには同じ思いをして欲しくないだろうね・・・」
44 : プロデューサーさん   2020/02/03 21:00:51 ID:SZFUggKCEI
>>43
P「っ・・・!?」
ゆきよ「どしたん?」
P「いや、足がな・・・」
ゆきよ「あり、お医者さんは問題無いって・・・」
P「(足に何かあるのか・・・?」
・・・
(学校)
海美「ねぇ、ジュリア・・・」
ジュリア「どうした、海美・・・」
海美「P先生、ケガしてたっけ・・・」
ジュリア「なんか、時々首もとが赤くなってる・・・」
海美「そっちじゃなくて、これ・・・」
ジュリア「『ケガで夢を諦めた』って、これは『こっち』の設定じゃないのか・・・?」
海美「昨日まで、こんなの無かったよ・・・」
ジュリア「オーマの奴だな・・・」
・・・
(休憩中、自室)
P「やりやがったな・・・」prr
士『よう・・・』
P「門矢センセイ、ちょうど良かった・・・」
士『大方、足のケガだろ・・・』
P「まさか、スーツアクター目指してたところに自分と親父のケガが原因でパン屋の後継ぎ修行なんてのが加わるとはね・・・」
士『オーマの策だろうな。この先に向けての・・・』
P「俺は見ちゃいなかったが、あのドラマ通りなら・・・」
士『何かあるのか・・・?』
P「あぁ、ケガさえなければっていうな・・・」
士『だとしたら、オーマが危惧したのはそこか・・・』
P「確か、猫が川で・・・」
ゆきよ「P、お客さーん」
P「悪い、ここまでみたいだ・・・」
士『知ってると思うが、奴は平気で介入してくる・・・』
P「思いどおりにはなりたくないんだがな・・・」ピッ
・・・
(光写真館)
士「だとよ・・・」
果穂(オーマ)「P先生には『我慢』というものを覚えてもらわないと・・・」
45 : 箱デューサー   2020/02/03 22:39:06 ID:5eiqIi.j3g
>>44
果穂(オーマ)「これもすべてはP先生の為です・・・」
士「だからと言って事象変換するか」
果穂(オーマ)「この物語での彼は主人公じゃありません・・・あくまでも親友の恋の手助けをし未来を悩む若者に背中を押す役目です・・・」
士「用心深いな・・・」
夏海「そこまでする訳があるんですか?」
果穂(オーマ)「下手に何でも出来るチートキャラは変に介入しすぎようとする・・・そうなったら最後はアカウントBANされます・・・」
士「抑止力か・・・」
夏海「士くんがそうだったみたいに・・・?」
士「俺の場合はライダー総出だったな・・・」
果穂(オーマ)「まあ、これで反抗するなら最早取り返しのつかないアホになってしまいますが・・・」
・・・
ゆきよ「ありがとうございました」
「ふごふご」
P「大量に購入したな・・・」
ゆきよ「パンが好きなんだね♪」
P「(しかし、驚いたのは三村と園田も居たんだな・・・そして、案の定菓子パンを大量に買っていった」
エレニャ「にゃ~」
ゆきよ「およ?集会は終わったのかなぁ~?」ヒョイ
エレニャ「にゃ~」頭を擦り付ける音葉
カランカラン
ゆきよ「いらっしゃいませ・・・って悠莉くんじゃん?」
P「どうした?」
悠莉「P、ゆきよちゃん、デートの誘い方を教えてくれ!」
46 : Pさぁん   2020/02/04 03:01:48 ID:GcK9DxiZqU
>>45
P「日和ってんな」
ゆきよ「えっ、P・・・!?」
悠利「日和るって、それは・・・」
P「『デート』だって思うから、変に緊張するんだ。『買い物』って言えばいい」
ゆきよ「なるほど・・・」
悠利「一理ある・・・」
P「焦るこたねぇよ、ライバル不在なんだから・・・」
ゆきよ「それもそうだね・・・」
悠利「そういえば、そうだよな・・・」
P「(まぁ、両片想いみたいなもんだしな・・・」
ゆきよ「(同じ中学出身で固まってるからね・・・」
悠利「(邪魔者は居ない。今度こそ、一夏ちゃんと・・・!」
・・・
二葉「うーん・・・」
ジュリア「どうした、二葉・・・」
二葉「どうしたら、お姉ちゃんに私がお店の事を考えてるかってのを分かってもらえるか・・・」
ジュリア「なるほどな・・・」
二葉「何がいけないのかしら・・・」
ジュリア「まぁ、最終的には二葉の意思が尊重されるだろうし・・・」
二葉「オムライス・・・!」
ジュリア「オムライス・・・?」
二葉「そう、お父さんやお母さんが作っていた名物のオムライス!」
ジュリア「そういえば、親御さん亡くなってから注文されてないな・・・」
二葉「三奈はまだ手を出してないから・・・」ブツブツ
ジュリア「さて、どうなる事やら・・・」
47 : プロデューサーちゃん   2020/02/04 06:53:50 ID:n5nQ4ecpfc
>>46
後日
ミャオ「緊急猫集会ですな~」
シッポ「都合によりアーニャとシキが不参加よ・・・」
カニャ「今日の議題はなぁにぃかな~」
エレニャ「楽しみ~」
ミク「落ちが見えるにゃ・・・」
三奈「議題はヘタレの悠利さん・・・」
ミャオ「おぉ~デートは失敗ですか~?」
三奈「買い物自体は・・・成功・・・以降は失敗・・・」
シッポ「駄目じゃないの・・・あのヘタレ・・・」
カニャ「何で失敗したの・・・?」
三奈「お姉ちゃんと・・・何話していいか・・・わからない・・・」
シッポ「ヘタレ・・・」
ミク「それで・・・今そのヘタレはどうしたにゃ・・・?」
エレニャ「今うちでゆきよとPに怒られてるヨ!」
・・・
悠利「・・・」青ざめて冷や汗ダラダラ
P「おい、この馬鹿野郎!」猪木風
ゆきよ「シャア!この野郎!」猪木風
P「何普通に買い物で終わってんだ馬鹿野郎!!」
ゆきよ「このヘタレ!チキン!ムッツリ!!」
悠利「そこまで言わなくてもいいじゃないか・・・」泣きそうな表情に成る音葉
P&ゆきよ「だまらっしゃい!!」
ゆきよ「態々買い物後のお店とか教えたのに何でそうなるの!!」
P「何で普通に買い物で終了してんだ!!」
悠利「返す言葉もありません・・・」泣きそうな表情に成る音葉
・・・
もも「お兄ちゃんとゆきよさんは何で般若みたいな顔して悠利さんを怒ってるんですか?」
ジュリア「人には知らなくていい事があるんだもも・・・」
もも「?」
48 : 夏の変態大三角形   2020/02/04 07:09:48 ID:GcK9DxiZqU
>>47
悠利「やっぱり、制約がなぁ・・・」
P「店番か・・・」
悠利「そうだね・・・」
ゆきよ「じゃぁさぁ・・・」
悠利「ん・・・」
ゆきよ「空猫珈琲店で働いたら・・・?」
P「なるほどな・・・」
悠利「それなんだけど・・・」
P「そういえば、今は何を・・・」
悠利「今は・・・」
ゆきよ「今は・・・?」
悠利「市議である父の秘書見習いを・・・」
P「(なるほど、そこを組み込んだか・・・」
ゆきよ「となると、悠利も議員に・・・?」
悠利「いや、次が決まるまでの繋ぎなんだ。秘書見習いとは言っても、せいぜい送り迎えくらいだし・・・」
P「じゃ、いいんじゃねぇか・・・」
ゆきよ「そうだね・・・」
悠利「ただなぁ・・・」
P「なんかあるのか・・・」
悠利「二葉ちゃんの視線が・・・」
ジュリア「(そういえば・・・」
(回想)
二葉「お姉ちゃんの同級生ねぇ・・・」
ジュリア「いいんじゃないか、一夏ねぇだって・・・」
二葉「ダメよ、お姉ちゃん。高校卒業してからずっと『空猫珈琲店』なんだから・・・」
(回想終わり)
ジュリア「(三奈はともかく、二葉があの有り様だからな・・・」
49 : Pサン   2020/02/04 08:19:58 ID:n5nQ4ecpfc
>>48
P「しかし、どうしたもんかね・・・」
ゆきよ「悠利君がヘタレなのは置いといて・・・少しでも一夏の制約をどうにかしたいよね」
悠利「置いとくのかい・・・」
P「一夏の家は親御さんが二人共いないからな・・・」
ゆきよ「そのせいで何時も大変そうだもんね・・・」
ジュリア「地域に愛される珈琲店だからな・・・」
悠利「三奈ちゃんは歓迎してくれるけど・・・」
P「二葉の方か・・・多感な時期だからな。それに進路で悩んでる時に姉の痴情はな・・・」
悠利「痴情って・・・」
ゆきよ「先ずは二葉ちゃんの件を片付けれないかな・・・?」
ジュリア「難しいな・・・聞いた話だと進路の件で一夏ねぇと揉めてるらしいからな・・・」
P「反抗期真っ盛りだからな・・・家の事を思うからこそだな・・・」
悠利「よりにもよって家の件だからね・・・」
ゆきよ「あぁ・・・もう!!どうすりゃいいのかな・・・」
ジュリア「アタシと麗奈で如何にか出来ればいいんだがな・・・」
50 : ぷろでゅーさー   2020/02/04 11:33:17 ID:GcK9DxiZqU
>>49
(海理音市、駅前の飲み屋)
悠利(外套)「おあいそ・・・」
店員「あーっした・・・」
悠利(外套)「(さて、P達は一体どこに・・・」ガララッ
悠利(外套)「(それだけじゃない、『鏡』の果穂ちゃんに『ヒーロー』の果穂ちゃん。キーパーソンの二人まで・・・」
『余計な詮索を避けてもらおうか、時の迷い人よ・・・』
悠利(外套)「(なんだ、今の声・・・」
『世界の均衡に僅かな歪みが出ていると思えば、貴方が原因か・・・』
悠利(外套)「(駅前(ここ)では人目が付きすぎる・・・」シュバッ
・・・
(海理音山頂)
悠利(外套)「もう、いいだろ。姿を見せろ・・・」
『時の理(ことわり)を外れた貴方が何故「あの人」を探している・・・』
悠利(外套)「世界を救うため、犠牲になった。そんな事がいい訳あるか・・・!」
『それは私とて、同じ事・・・』
悠利(外套)「何・・・!?」
『だが、あの人は戦い過ぎた。その精神(こころ)は酷く疲れている・・・』
悠利(外套)「Pや果穂ちゃんが居なくなったのはお前が原因か・・・!」
『居なくなったのではない「役割」を与えたのだ・・・』
悠利(外套)「役割だと・・・」
『それはこの私も含めてだ・・・!(姿を見せる音葉』
悠利(外套)「お前は『オーマジオウ』・・・!」
続く
51 : プロデューサークン   2020/02/04 11:34:10 ID:GcK9DxiZqU
>>50
オーマ「否、私は『オーマ』。平行世界の管理者・・・!」
悠利(外套)「平行世界、Pはそこに居るのか・・・!」
オーマ「あの人を『ここ』に戻すには平行世界を巡り、その存在を取り戻す事が必要と判断した・・・」
悠利(外套)「どれだけの時間を要すると思っているんだ。そんな事ではなく、もっと簡単な・・・」
オーマ「あの人をもう戦わせてはならない・・・!」
悠利(外套)「えっ・・・」
オーマ「平行世界に『戦い』は存在しない。『平和』な世界であの人は癒されるべきなんだ・・・!」
悠利(外套)「もう一つ、聞かせてもらっていいかな・・・?」
オーマ「もう一つ・・・?」
悠利(外套)「ピエールが小宮果穂の存在に疑問を抱き出している。その事はどうするつもりだ・・・」
オーマ「おそらく、彼が『戦闘』の記憶を取り戻すだろう。その時は忘れさせるまで・・・」
悠利(外套)「そんな事、させる訳にはいかない・・・」










『「君』は「彼」と戦うべきでは無いよ、果穂ちゃん・・・!」チャージアンドアップ
52 : 3流プロデューサー   2020/02/04 16:57:22 ID:kjEFvSEnKM
>>51
オーマ「そこまで分かって居たか・・・」
悠利(外套)「君は恋人を傷付ける事はさせないし君を元に・・・」
オーマ「目先の事に囚われ過ぎて居るな・・・哀れだな・・・」
悠利(外套)「何・・・?」
オーマ「我が姉の事を考えた事は有るか・・・?本来で有ればあの幸せは我が姉にして平行世界の同一人物である彼女が得る物だ・・・私は横から掠めたに過ぎん・・・」
悠利(外套)「それでもだ・・・!!」
オーマ「そうか・・・ならば見せよう真の王の力を・・・」オーマジオウウォッチとPライドウォッチ取り出す音葉
悠利(外套)「それは・・・!?」
オーマ「オーマジオウライドウォッチは未来の私、オーマジオウドライバーは今の私の力・・・平行世界を含めた未来を見る私ならば造作もない・・・」
オーマ「そして・・・コレが真の王の力だ!!」二つのウォッチを装填する音葉
・・・
飛鳥「・・・大分だが世界の修正力が働き始めている・・・」
蘭子「後数刻の猶予であろうな・・・」
飛鳥「それでも監視は続けるよ何が起こるか分からないからね・・・」
53 : 下僕   2020/02/04 18:18:06 ID:Hn7ZCcBe7g
>>52
悠利(外套)「オーマフォームに加えて、Pのチカラまでもを・・・!」
オーマ「これが最強のチカラ、勝てぬと分かっていても挑むか・・・?」
悠利(外套)「大人びていても、思考はまだ中学生だな・・・」
オーマ「何・・・?」ピクッ
悠利(外套)「鏡の小宮果穂の境遇は確かに同情すら覚える。でもな、そんな事をしてるとPが知ったら・・・?」
オーマ「何が言いたい・・・?」
悠利(外套)「お前はPの覚悟を受け止めきれなかった。だから、そんな『卑怯』な手段に出た・・・」
オーマ「貴方は我が師がこのまま『彷徨う』存在で居ればいいと言うのか・・・!?」
悠利(外套)「少しは自分の足元を見ておくんだな。この『偽りの均衡』は必ず崩れる・・・!」
オーマ「貴方が崩すのだろう・・・?」
悠利(外套)「違うな、お前にとっては『思わぬ』ところから崩れる。いや、既に崩れ始めている・・・」
オーマ「ならば『修正』をするまで・・・!」
悠利(外套)「いや、もう止められはしない。お前の『選択』が引き起こしたのだから・・・!」フルチャージ
オーマ「まずは貴方をここで止めよう・・・!」タイムブレーク
・・・
(平行世界、Pの自室)
P「俺の教師っていう肩書きもここでは形無しか・・・」
ジュリア「まさか、三奈が一番の大人とはな・・・」
P「末っ子というのはそういう存在なんだろうな・・・」
ジュリア「一回、二葉と悠利さんを会わせるか・・・?」
P「会って、話をするくらいなら構わんだろうが・・・」
54 : せんせぇ   2020/02/04 20:00:39 ID:nc65pDBISA
>>53
飛鳥「我が魔王に放浪者そこまでだ」タイムエクスプロージョン!!
蘭子「愚行な行いは控えよ!!」タイムデストラクション!!
オーマ「・・・何用か」
悠利(外套)「君達は・・・!」
果穂(オーマ)「貴方達には監視作業を命じた筈ですよ・・・」
飛鳥「ほぼほぼ完了は終えてるよ・・・」
蘭子「されど放浪者の顕現は我等の魔導書にはない!」
悠利(外套)「君達も彼女側かい・・・」
飛鳥「悪いね・・・その通りだ。君の言う『偽りの均衡』に乗っかった質さ・・・」
悠利(外套)「意外だよ君が彼女を止めないのは・・・君の忠義はその程度なのかい」
飛鳥「何とでも言え・・・僕は痛い奴でね分の悪い賭けは嫌いじゃないし・・・それに」
のあ「貴方こそが一番のイレギュラーよ・・・」ライドウォッチを突き刺す音葉
悠利(外套)「うっ・・・・」ガクッ
のあ「我が魔王が崩壊を引き起こすのならばそれを治すのが家臣の務め・・・」ライドウォッチを投げ渡す音葉
果穂(オーマ)「・・・」受け取る音葉
のあ「それに勘違いして欲しく無いわね・・・私達三人は元々は反対側だったわ・・・」
悠利(外套)「なら何故・・・尚更止めるべきだぞ!!」
のあ「・・・自分を否自分の全てを捨ててまで他人を救う覚悟を持つ者を貴方は止めれるのかしら・・・あの男の様に・・・我が身全てを捨てて世界を救う覚悟が・・・」
飛鳥「悪いが我が魔王・・・果穂は受け止めきれない訳じゃない・・・受け止めてなお・・・『観えて』しまったんだよ・・・彼無き世界がどれだけ脆い金メッキなのかを・・・」
のあ「確かに急すぎる改革行為かも知れないけど・・・やって見ないと分らないわ・・・」
・・・
平行世界編最終章は『令和・ザ・ファースト・ジェネレーション』になります・・・
55 : Pたん   2020/02/04 21:16:38 ID:ayMpjBtvWk
>>54
悠利(外套)「何も分かっていないんだな・・・」ポツリ
オーマ「何・・・?」
悠利(外套)「だが、ゼロノスのチカラを失った俺に戦う術は無い・・・」
オーマ「先程の攻撃(グランドストライク・ノヴァ)、威力が安定していなかったな・・・」
悠利(外套)「俺もアイツ(P)と同じ。誰にも認識されなくなったからな・・・」
オーマ「その時々に接した人々では会心の一撃は放てない・・・」
悠利(外套)「それは承知の上だ・・・」
オーマ「そこまでの覚悟がありながら、何故・・・」
悠利(外套)「俺とお前の『覚悟』は異なるという事だ・・・(身体が塵になっていく音葉」
飛鳥「なっ・・・!」
蘭子「これは・・・」
悠利(外套)「察しは付いているだろう・・・?」
のあ「貴方の『存在』は『ゼロノス』によって支えられていたのね・・・」
オーマ「『それ』が喪われてしまえば・・・」
悠利(外套)「俺はもうおさらばだ。すまないな、P・・・」
オーマ「その言葉は届かない・・・」
悠利(外套)「そんな事は分かっている。こんな『回り道』をさせてしまった事を悔やんでいるんだよ、俺は・・・(完全に消え去る音葉」
オーマ「さらばだ、時の迷い人よ・・・」
続く
56 : EL変態   2020/02/04 21:18:21 ID:ayMpjBtvWk
>>55
(その頃、平行世界では・・・)
P「(さて、後は魚屋で刺身だったな・・・」
二葉「うーん・・・(俯きながら歩いている音葉」
P「ちょい・・・(肩に触れる音葉」
二葉「ひゃんっ!」ビクゥ
P「そこまで、驚く事なのか・・・」
二葉「誰ですか、ってPさん!///」
P「悪かったな、考え事しながら歩いているのはいいんだが・・・」
二葉「なんですか・・・?」ジトー
P「電柱にぶつかりそうだったぞ」
二葉「えっ・・・(振り替えると目の前に電柱だった音葉」
P「女性は顔も命だからな、べっぴんさんが残念な事にならないようにってな・・・」
二葉「ありがとうございます・・・///」
P「(え、この反応って・・・」
二葉「考え事ついでです、私の悩み聞いてくれませんか・・・?///」
P「(マジか、おい・・・※二葉の気持ちを察した音葉」ヒクヒク
二葉「こんな事、Pさんにしか相談出来ないんです・・・///」
P「何を相談したいんだ・・・?」
二葉「私に・・・」









『オムライスを教えてください・・・!』
P「(あれ、ドラマと異なってる・・・?」
57 : 彦デューサー   2020/02/04 22:54:20 ID:nc65pDBISA
>>56
曲がり角
夏海「おかしいです士くん・・・ドラマと違います!!」
士「如何やら此処は俺達が旅した『リ・マジネーション』と同じようだな・・・」
夏海「つまり・・・」
士「極めて近く限りなく遠い世界だな・・・」
夏海「そんな・・・!?今まで必死に視聴して覚えたんですよ!?」
士「無駄な努力だったな夏みかん・・・」
夏海「笑いのツボ!!」ドゥクシ!!
士「形容出来ない笑声」
・・・
夜・自室
P「(おかしい・・・ドラマでは二葉はオムライスが得意料理の筈・・・」
三奈『お姉ちゃんが得意なのは『普通』のオムライス・・・』ペコン
P「普通の・・・?」
三奈『目標は・・・『ふわとろ』オムライス・・・』ペコン
P「それでか・・・」
(回想)
ゆきよ「Pのオムライスは最高だね!!」
もも「べり~やみ~」
ジュリア「うまっ!?店で出せるだろコレ!?」
(終了)
P「あの反応からするとこの世界の俺はオムライスが得意らしい・・・」
58 : レジェンド変態   2020/02/04 23:16:55 ID:ayMpjBtvWk
>>57
P「俺も人並みにオムライスは作れたが・・・」ホワンホワンホワンホワンホワワワーン
(回想)
恵美「普通だね・・・」mgmg
未来「普通だね・・・」mgmg
千鶴「普通ですわね・・・」mgmg
紗代子「普通だね・・・」mgmg
亜利沙「普通ですね・・・」mgmg
伊織「普通ね・・・」mgmg
やよい「普通ですね」mgmg
琴葉「初めて食べた時から変わらない・・・」mgmg
P「ケチャップライスにやや半熟気味のオムレツだからな・・・」mgmg
(回想終わり)
P「ふむ・・・」
コンコンコン
P「あいよー・・・」
ジュリア「どうしたんだい、話って・・・」
P「実はな・・・(オムライスの件を説明」
ジュリア「なるほどな・・・」
P「どうしたものか・・・」
ジュリア「明日の昼、オムライスにしてくれるか・・・?」
P「そうなると、卵は固くなるぞ」
ジュリア「問題無い、それでもジャッジは出来る・・・!」
P「なら、作ろう・・・!」
59 : Pはん   2020/02/04 23:57:16 ID:nc65pDBISA
>>58
菜々子「う~む・・・二葉ちゃんは頑固だからね・・・」
海美「如何にか出来ないかな・・・」
菜々子「取り合えずの点からすると二葉ちゃんは自分の夢も叶えたい気でいる!」
海美「うん!」
菜々子「でも、家の事が有るから夢より現実を取る気でいる!」
海美「うんうん!!」
菜々子「そこを解決策に出来そうな悠利君を良い目で見てない!」
海美「うん、そうみたいだよ!!」
菜々子「難しいね・・・そもそも何で悠利君をよく見てないんだろう・・・?」
海美「何でだろうね・・・?」
菜々子「イケメンで好青年でイケメン・・・超優良物件過ぎるよ!!」
海美「う~ん・・・今度聞いてみる!!」
菜々子「それがいいね!!・・・ん?電話だ・・・」
海美「誰から?」
菜々子「一夏ちゃんだ・・・もしもし?」
一夏『菜々子ちゃん・・・どうしよう・・・』
菜々子「えっ・・・どうしたの・・・?」
一夏『二葉と喧嘩しちゃった・・・・』
60 : おにいちゃん   2020/02/05 05:17:17 ID:unKQqILNjI
>>59
菜々子「一回、ウチ来れる?」
一夏『分かった・・・』
(数分後)
菜々子「で、何があったの・・・?」
一夏「たまたま、二葉の進路希望を見てしまったの・・・」
(回想)
二葉「ただいま~♪(Pを誘えて嬉しげな音葉」
一夏「おかえりー・・・」
二葉「♪~(少しだけ開いてたカバンから紙が落ちる音葉」トッピンパラリノプゥ
一夏「(あら、何か落ちたわ・・・※拾い上げる音葉」
一夏「これって・・・(進路希望調査と書かれた紙。二葉の第一希望は近くの高校。第二希望は本命の高校」
一夏「(見てしまった事は謝るしか無いわね。事故だもの・・・」コンコンコン
二葉『はーい』
一夏「二葉、カバンから落ちたわよ・・・(紙を手渡す音葉」
二葉「えっ・・・(渡された紙を見て、絶句する音葉」
一夏「ごめんなさい、拾い上げた段階で表面だったから・・・」
二葉「見たのね・・・」
一夏「えぇ・・・」
二葉「どう思った・・・?」
一夏「正直なところを言ってもいい・・・?」
二葉「うん・・・」
一夏「本当にそれでいいと思ってる・・・?」
二葉「っ・・・!」
一夏「家を守りたいと思ってる気持ちはありがたいの。でもね・・・」
二葉「うん・・・」
一夏「貴女の本音はどこにあるの・・・?」
二葉「それは・・・」
一夏「『夢』に突き進む事は決して悪い事では無いはずよ・・・」
二葉「それじゃ、お姉ちゃんはどうなの・・・?」
一夏「え・・・?」
二葉「お姉ちゃんに『夢』は無かったの・・・?」
一夏「それは・・・」
二葉「嘘つき・・・(ドアを閉める音葉」バタン
(回想終わり)
菜々子「夢、あったんだ・・・」
一夏「私だって、夢くらいあるわよ・・・」
海美「なら、それを伝えれば・・・」
一夏「恥ずかしいじゃない・・・」







『好きな人のお嫁さんになりたいなんて・・・』
61 : der変態   2020/02/05 10:48:27 ID:i/OYhP3B7c
>>60
P「ん・・・?」パコン
三奈『お姉ちゃんたちが・・・喧嘩した・・・』
ジュリア「何だって・・・?」
P「一夏と二葉が喧嘩そたそうだ・・・」
ジュリア「マジかよ・・・!?」
P「マズいな・・・恐らく進路の件で揉めたんだろう・・・」
ゆきよ「何々?何か合ったの?」ヒョッコリハン
P「くっ付けたい連盟の三奈からの連絡だ・・・」
ゆきよ「およよ?あまり宜しくない件・・・?」
ジュリア「一夏ねぇと二葉の奴が喧嘩したってさ・・・」
ゆきよ「マジで・・・?」
P「大マジだ・・・此処へ来て姉妹の喧嘩か・・・」
ゆきよ「・・・一夏は寂しがり屋の癖に無茶するから余計に拗れたんじゃ・・・」
P「そして二葉は根っからの頑固者だがアイツの言い分も理に適ってるのがな・・・」
ジュリア「斬り難く成ったぞ・・・」
P「遠回りになりそうだな・・・」
ジュリア「難易度高いぞ・・・コレ・・・」
ゆきよ「あちゃ~悠利君にどう伝える・・・?」
P「大まかには伝える・・・アイツも気にしてるしな・・・」
62 : プロヴァンスの風   2020/02/05 14:26:11 ID:unKQqILNjI
>>61
(翌日、昼食。P家)
ゆきよ「Pのオムライス~♪」
P母「お父さんには悪いけど、先にいただくわね♪」
P「よっと・・・」
ゆきよ「あり、作り方変わった?」
P「ちょっとな・・・」
P母「たまにはいいんじゃない。こういうのも・・・」
P「(さて、どうなる事やら・・・」
ゆきよ・P母「いただきます」
・・・
(学校)
二葉「ジュリアさん、『それ』って・・・」
ジュリア「あぁ、Pセじゃなかった、アニキのオムライスだ」
海美「Pせんじゃなかった、Pさんのオムライス・・・」
二葉「(二人とも、変ね・・・?」
二葉「でも、卵が固めね・・・」
ジュリア「弁当だからな、コンビニで買えりゃ話は別なんだろうけど・・・」
二葉「一口、いただけますか・・・?」
ジュリア「構わないけど・・・」
海美「愛美、私も!」
ジュリア「落ち着け、麗奈!」
ジュリア・麗奈「(慣れん(慣れない)!」
二葉「それじゃ、いただきます・・・!」
・・・
ゆきよ「(あれっ・・・」
P母「(あらっ・・・」
・・・
二葉「(ん・・・?」
ジュリア「(なるほど・・・」
海美「(これは・・・」
・・・
P「(まぁ、安定の味だわな・・・」











『美味しいけれど、「普通」だ・・・』
※P以外の味についての感想。この後、もも・P父も同じ感想だった
63 : Pしゃん   2020/02/05 15:08:20 ID:6w4sFPBRhQ
>>62
P「(周りから聞いたレベルの味とは違う・・・つまり」
果穂(オーマ)「気付いた様ですね」
P「オーマ!?」
果穂(オーマ)「魂に肉体が引っ張られてますね・・・」
P「やっぱりそう言う事か・・・」
果穂(オーマ)「周りは作り方を変えた程度の認識だが肉体は貴公に引っ張られている・・・」
P「仮に解決してこの肉体の魂は大丈夫なのかオーマ?」
果穂(オーマ)「その点については問題ない・・・元の魂は眠っている状態だ・・・この件も一種の夢のような感覚にいる」
P「そうかよ・・・」
果穂(オーマ)「まあ仮に引っ張られていても肉体が作り方を記憶しているであろうからやってみるのだな・・・」
P「そして、お前は何ちゃっかり菓子パン買ってるんだ」
果穂(オーマ)「何も買わぬのは店にとって失礼であろう?」
P「ヘイヘイ、894円になりますよ」
果穂(オーマ)「payで」ペイペイ!
P「何でや!」
果穂(オーマ)「では失礼する・・・」
P「ったく・・・アレ?」




『何で俺は自然とアイツをオーマと認識したんだ?』
※この時点でP達も果穂=オーマと認識出来なくなってきてます・・・
64 : 3流プロデューサー   2020/02/05 16:03:54 ID:unKQqILNjI
>>63
(Pの自室。※はPは二葉にオムライスを教えに行っている)
ゆきよ「(おかしい・・・」
ゆきよ「(Pのアタシに対する言動や態度・・・」
ゆきよ「(後、ジュリアとあんまり仲良くなかったような・・・※オムライスに関しては別」
ゆきよ「(後は、性格変わったていうレベルじゃないよね。ぶっきらぼうになったというか・・・」
ゆきよ「(オムライスも急に味が変わっちゃうし・・・」
ゆきよ「(何かがおかしい・・・」
・・・
(一夏、二葉、三奈の店舗兼自宅)
二葉「それじゃ、お願いします!」
菜々子「私もPくんのオムライス。久々に食べたくなったなぁ♪」
P「期待されてもなぁ・・・」
二葉「こないだ、ジュリアさんからいただいたのは『お弁当仕様』だと信じてます!」
P「ハードル上げるんじゃねぇよ」
菜々子「そんな、強くツッコミ入れる方だっけ・・・?」
P「(しまった、地が・・・」
二葉「『普通』のオムライスは脱却したいんです!」
菜々子「二葉ちゃん、ちょっと?」
P「(なるほど、菜々子直伝なのか・・・」
P「まぁ、『ふわとろ』も出来んことは無いが・・・」
(数分後)
P「よっ・・・(包丁でふわとろオムレツを切り崩す音葉」
二葉「凄い・・・!」
菜々子「やっぱり、Pくんにはかなわないなぁ・・・」
P「(だが、味は・・・」
二葉・菜々子「普通だ・・・」mgmg
P「(幾らやっても、こうなんだよな・・・」
菜々子「昔はこんな『普通』の料理じゃなかったよね・・・?」
P「(そうなのか・・・※元の記憶を辿る音葉」
二葉「何で、菜々子さんが・・・?」
菜々子「麗奈が生まれるまではPくん家に入り浸ってからねぇ・・・」
P「(なるほど、『幼なじみ』か。妹(麗奈)が生まれてから引っ越したのか・・・」
二葉「(幼なじみは強い・・・」
菜々子「(でも、Pくんを振り向かせる事は出来なかったなぁ・・・」
65 : Pしゃん   2020/02/05 16:54:33 ID:6w4sFPBRhQ
>>64
三奈「・・・良い匂い・・・」
一夏「この匂いはオムライスですね・・・あっ」
二葉「・・・」
菜々子「マズイ・・・」
P「これは・・・」
一夏「あの・・・その」
66 : 続き誤っての送信   2020/02/05 16:58:42 ID:6w4sFPBRhQ
>>65
一夏「あの・・・その・・・店に戻ってるね」出ていく音葉
二葉「あっ・・・」
P「気まずい・・・」
菜々子「同じく・・・」
三奈「はむ・・・はふはふ・・・」mgmg
P「そしてこいつは図太い・・・」
菜々子「ある意味大人だね・・・」
三奈「この味・・・」
P「普通だろ・・・?」
三奈「・・・」ポロポロ
菜々子「えっ!?泣いた!?」
P「えっ?」
二葉「どうしたのよ三奈!?」
三奈「お父さんの・・・作った味に似てる・・・」ポロポロ
67 : 兄(C)   2020/02/05 18:31:35 ID:unKQqILNjI
>>66
P「(どういう事だ・・・」
二葉「普通の味だけど・・・」
P「(何で、三姉妹の『親父さんの味』が・・・」
菜々子「まぁ、普通は普通でも普通に美味しいよね・・・」
P「(考えろ、『味に歴史』ありだ・・・」
三奈「だから、一夏お姉ちゃんは・・・」
P「(そういえば、俺の『この味』は・・・」
『わっほーい!』
P「(何で、美奈子が・・・!?」
菜々子「あれ、私の顔に何か付いてる・・・?」
P「いや、何でもない・・・」
P「(待てよ、美奈子の作ったオムライスって・・・」ホワンホワンホワンホワンホワワワーン
(回想※千鶴を失い、美奈子と交際していた頃・・・)
美奈子「どうかな、P君!」
P「美味い。だが、普通だ」
美奈子「普通って、どういう事・・・?」
P「俺もよく分からん。疑問に思うなら、食べてみそ(オムライスを差し出す音葉」
美奈子「それじゃ・・・(一口入れる音葉」
P「どうだ?」
美奈子「我ながら、普通だ・・・」
P「美味いけどな・・・」
美奈子「誉めても、何も出ないって///」
(回想終わり)
P「(確か、三姉妹の親父さんの遺影は・・・※遺影を見る音葉」
(美奈子の父親と似ている音葉)
P「(だからかぁ・・・」
P「(どうやら、俺の胃袋を本格的に掴んできたのは美奈子だったんだな・・・」
・・・
一夏「(まさか、P君が・・・」
カランコロン
一夏「すいません、もう閉店してまして・・・」
悠利「やぁ・・・」
一夏「悠利くん・・・?」
悠利「Pに呼ばれたんだけど・・・」
68 : プロデューサーくん   2020/02/05 19:18:48 ID:6w4sFPBRhQ
>>67
二葉「お父さんと同じ味・・・言われて視れば・・・似てるような・・・」
菜々子「私はよく知らないけどそうなの・・・?」
三奈「うん・・・」
二葉「・・・お父さんの味・・・」
P「(ん?・・・何か思うところがあるようだな」
二葉「・・・お父さん・・・」
・・・
『二人はピアノが上手だな』
二葉「そうかな・・・?」
『将来はピアニストを目指したらどうだ?』
二葉「そんな無理よ!?」
『やってみないとわからないだろ?俺はお前の夢を応援してるぞ!』
二葉「どうして・・・私この家を」
『親ってのは子供の夢を叶えてやるのが親なんだよ・・・』
二葉「そう言うものなの・・・?」
『お前も大人になったら分かる事だ』
・・・
二葉「・・・お父さん」ポロポロ
菜々子「此方も!?」
・・・
近い内に猫が川に落ちます
69 : ボス   2020/02/05 20:41:23 ID:unKQqILNjI
>>68
一夏「Pくん、ちょっといいかしら・・・?」
P「おう・・・」
・・・
悠利「居たのか・・・」
P「二葉に呼ばれてな・・・」
一夏「で、悠利くんを呼びつけてどうしたの・・・?」
P「一夏、悠利を雇う気は無いか・・・?」
一夏「えっ・・・?」
P「悠利、次が決まればいいんだよな。一夏次第だが、ここで働けばいいんじゃねぇか?」
悠利「P、おまっ・・・」
P「親父さんの送迎くらいなら、募集すれば来るんだろう・・・?」
悠利「それはそうだが・・・」
P「一夏。二葉の進路次第じゃ、ここは手薄になるんだ。雇うんなら、気心知れてる奴の方がいいに決まってると思うが・・・」
一夏「それはそうだけど・・・」
P「(まぁ、両片想いのコイツらをくっ付けるには『これ』が手っ取り早い・・・」
三奈「三奈も賛成です・・・」
一夏「三奈・・・」
悠利「でもさ、P・・・」
P「あぁ、分かるよ。巨大なオーラが見える・・・」
二葉「どういう事ですか、Pさん!」
P「どうもこうも、聞いてた通りだ・・・」
二葉「私は反対です、この『店』は私たちが守るの!」
P「『夢』を諦めてでもか・・・?」
二葉「っ・・・」
P「お前には俺みたいになってもらいたくない。『夢』を叶えられそうなのに、自ら捨てるような真似をしてほしくないんだ・・・」
二葉「そんなの、ズルいですよ・・・」
・・・
猫が川に落ちる場面にはPを居させてくれ。橋から飛ぼうとして、足のケガが過って、飛べなくなるみたいな感じで
70 : do変態   2020/02/05 21:45:50 ID:IBXF3QwfGc
>>69
二葉「・・・お姉ちゃんはそれで良いの・・・?」
一夏「私は此処で貴女の人生を棒にはしたくないの・・・」
二葉「・・・でもそれだとお姉ちゃんの夢って何・・・?」
一夏「えっ・・・」
二葉「私ばっかり夢は大事だって言ってるけど・・・お姉ちゃんの夢は何・・・お姉ちゃんはその夢を捨ててるんでしょ!!私だけがその夢を叶えようなんて・・・ずるいよ」
一夏「・・・えっと・・・」
P「ふぅ~ん・・・・」
菜々子「言っちゃった方が良いかな・・・?」
ジュリア「大変だ兄貴!!」
海美「大変だよ!!」
エレニャ「にゃーーーー!!にゃーー!!」
シッポ「シャーーー!!」
カニャ「フニャーーー!!」
三奈「どうしたの・・・・?えっ・・・?」
P「どうしたんだ?」
三奈「ミャオが・・・川に落ちた・・・」
P「マズい!!」ダッシュする音葉
悠利「急ごう!!」
一夏「待って二人共・・・!!」
71 : プロデューサーちゃん   2020/02/05 22:14:25 ID:fw6ssqG6ik
>>70
ミャオ「みゃ、みゃ~・・・(流される音葉」
一夏「ミャオちゃん!(飛び込む音葉」ドボン
悠利「一夏ちゃん!」ドボン
P「俺たちも・・・(橋の欄干に触れる音葉」
(ケガをした時の過去の出来事が頭を過る)
P「ぐあぁぁぁぁっ!」
海美「P先生・・・!?」
二葉「えっ・・・?」
三奈「お姉ちゃん、悠利さん!」
P「はぁはぁ・・・(欄干に寄りかかって踞る音葉」
海美「え、何で・・・?」
P「オーマのにゃろうだ・・・」
海美「ケガしてたって・・・」
P「おそらく、俺に『役割』以上の事をさせないつもりだろう・・・」
海美「だから、『チカラ』を・・・」
二葉「麗奈、今・・・」
海美「(しまった・・・」
P「悪い、二葉。二人とみゃおの様子を見てくれ。俺と麗奈はすぐに追い付く・・・」
二葉「分かりました・・・」
・・・
(橋から少し離れた所)
士「そういう事か・・・」
ユウスケ「ケガの記憶を強いトラウマとして認識させているのか・・・」
夏海「これでは、流石のPさんも・・・」
士「アイツがそんなタマか・・・?」
・・・
P「(右の膝が痛い・・・」
海美「私、タオル持ってくる!」ダッ
P「(見てろよ、オーマ・・・!」
72 : Pくん   2020/02/05 23:06:21 ID:IBXF3QwfGc
>>71
悠利「ふぅ・・・何とかなったね・・・」
ミャオ「みゃ~・・・」
悠利「全く・・・こんな時でも暢気なんだから・・・」
一夏「悠利くん!!」バシャ
悠利「一夏ちゃん・・・?」
一夏「何でこんな馬鹿なことしたの!衣服を着たまま川に飛び込むなんて!」
悠利「ハハッ・・・この子は店の看板猫なんだろ・・・だから・・・」
一夏「だからって・・・これ以上『大切な人』が居なくなって欲しくないの!!」
悠利「一夏ちゃん・・・」
一夏「お父さんもお母さんも居なくなって・・・悠利くんまで失いたくない!!」
悠利「ごめんね・・・でも大丈夫・・・ボクは何処にも行かないよ・・・君のそばにずっといるから・・・」
一夏「悠利くんの・・・馬鹿・・・そんな事今言わないでよ!!」
・・・
三奈「ミャオ・・・良かった・・・」
シッポ「それだけじゃ無さそうね・・・」
カニャ「何か良い雰囲気になってるね・・・?」
エレニャ「もしかしてだけどミャオはキューピットなったのかな・・・?」
三奈「そうだろうね・・・お姉ちゃん良かったね・・・」
・・・
果穂(オーマ)「間も無くこの世界での役目を終えるな・・・」
蘭子「魔王よ・・・次なる聖典の門を啓示せん!!」
果穂(オーマ)「えっ・・・?」素の反応
のあ「次の平行世界の編纂が終わったわ・・・」
果穂(オーマ)「ほぉ・・・次は・・・コレか・・・フフッ奴が好きそうだな・・・」
のあ「『超VBの世界』・・・白熱しそうね」
果穂(オーマ)「そうだな・・・」
のあ「あの男がコレで少しは大人しくなればいいけど・・・」
果穂(オーマ)「奴はこの程度で大人しくなる様なタマではない・・・」
73 : Pくん   2020/02/06 00:30:43 ID:x9vvaErM0.
>>72
ゆきよ「えっ、悠利が一夏と・・・!」
P「あぁ、吊り橋効果は若干否めないが・・・」
ゆきよ「それで、空猫珈琲店に・・・?」
P「その場で決めてたよ。まぁ、次の運転手との引き継ぎがあるから、すぐ働くって訳じゃないが・・・」
ゆきよ「そういえば、悠利って何で引っ越したの・・・?」
P「両親の離婚だよ。最も『市議』の妻に耐えられなくなっての離婚だからな・・・」
ゆきよ「で、二葉は・・・」
P「決断してくれたよ。音楽の道に進むってさ・・・」
(回想、二葉の部屋)
二葉「Pさん、私決めました・・・」
P「へ・・・?」
二葉「ピアノの勉強をしてみようと思うんです・・・」
P「そうか・・・」
二葉「お父さんに昔言われた事を思い出したんです。『親は子の夢を叶えてやるもんだ』って・・・」
P「そうか・・・」
二葉「それにお姉ちゃんの『夢』が何となく分かっちゃったから・・・」
(回想終わり)
P「二人とも、いい方向に進んでくれて・・・」
ゆきよ「ねぇ、P・・・(眼前に迫る音葉」
P「な、なんだ・・・?」
P「(やけに積極的だな・・・」
ゆきよ「一つ、聞きたいんだ・・・」
P「一つ・・・?」
ゆきよ貴方は誰なの・・・?」
続く
74 : そなた   2020/02/06 00:47:56 ID:x9vvaErM0.
>>73
P「俺は俺だけど・・・」
ゆきよ「右膝の大怪我・・・」
P「っ・・・(橋の欄干に触れた時の事を思い出す音葉」
ゆきよ「普段のPはリハビリしても治りきらなかった右膝を気にして、歩き方が少しぎこちないのに・・・」
P「(そんな『癖』が・・・!?」
ゆきよ「ここ数日の貴方は『普通』に歩いていたよね・・・?」
P「二葉より鋭い・・・!」
(回想)
二葉「後、聞きたい事があるんです・・・」
P「聞きたい事・・・?」
二葉「貴方は何者なんですか・・・?」
P「何で、そんな事を・・・?」
二葉「ジュリアさんに麗奈の様子がおかしかったから・・・」
P「(ヘマったのか、アイツら・・・(顔が少し歪む音葉」
二葉「それと・・・」
海美『P先生・・・!?』※回想
二葉「麗奈が貴方を『先生』と呼んでたから・・・」
P「それは・・・」
二葉「貴方は私達の知っているPさんではありませんね・・・?」
P「(参ったな、バラす訳には・・・」
(回想終わり)
P「俺は、俺だ。それ以上でも無ければ、それ以下でも・・・」
ゆきよ「普段のPはそこまでメンドくさい事を言わないし・・・」
P「なっ・・・」
ゆきよ「ねぇ、Pはどこなの・・・?」
P「俺は『ここ』だ・・・(胸を差す音葉」
ゆきよ「何が目的なの・・・?」
P「説明が難しいな・・・」
ゆきよ「Pは・・・」
P「それは安心してくれ、直に『コイツ』は目覚める・・・」
ゆきよ「分かった・・・」
75 : レジェンド変態   2020/02/06 06:57:12 ID:e0fgSMe7V6
>>74
P「だから・・・今日はもう休もう・・・」
ゆきよ「そうだね・・・!」ニパッ
P「ごめんな・・・今まで騙すような真似して・・・」
ゆきよ「良いよ良いよ。偶には名前で呼ばれるのも・・・」
P「ちょっと待て・・・ずっと・・・『我が愛』って言ってたのか・・・?」
ゆきよ「うんうん・・・もう恥ずかしくってさぁ~だから・・・新鮮だったよ」
P「ハハッ・・・そっか~・・・」
ゆきよ「じゃあ御休み・・・」
P「御休み・・・」電気を消す音葉
・・・
果穂(オーマ)「戻りましたね・・・」
P「ぬぉ!?」
ジュリア「はっ!?」
海美「うぇ!?」
P「此処は・・・」
果穂(オーマ)「どうでしたかな・・・?初めての平行世界は・・・」
P「随分面倒くさい所だったな・・・」
果穂(オーマ)「千里眼で観てましたが少しは演技する努力をしたらどうですか・・・?」
海美「そんなこと言われても・・・」
ジュリア「遂今までの世界と同じようにしちまって・・・」
P「俺にそんな期待するなオーマ・・・」
果穂(オーマ)「相変わらず反抗的な眼ですね・・・そんなに私の想い通りになるのが嫌ですか・・・?」
P「悪いな・・・俺はそう言う質なんだ・・・」
果穂(オーマ)「まぁそれ位は想定内ですよ・・・のあ」
のあ「次の平行世界の選別が終わったのよ・・・」
海美「次の世界は・・・」
ジュリア「コレか・・・」
P「『超VBの世界』か・・・」
76 : Pさん   2020/02/06 08:20:03 ID:x9vvaErM0.
第二の平行世界:超ビーチバレーの世界。舞台は『超ビーチバレー』の名門校であった『海理音高校』と新世代の盟主『帝花女学院』
P:高校時代に『超VB部』を優勝に導いたエースとしての実績を買われたのと、お飾りだった前任者の代わりに『超ビーチバレー部』の顧問となるも・・・
高坂海美:お休み
ジュリア:海理音高校の生徒(帰宅部)。士と共にPのサポートに回る。
士:海理音高校の教師(進路指導担当)。『超ビーチバレー部』復権の為にPにある『命題』を課す・・・
海理音高校
海美:実質的な主人公。『超ビーチバレー』に青春を燃やしていたが、姉である紗代子をケガさせてしまってからは競技からは離れていたが・・・
紗代子:『超ビーチバレー部』キャプテン。かつては『熱血姉妹』として有名なプレイヤーだったのだが、海美が競技が離れた事、やる気のない顧問との板挟みで苦労していた。そんな最中、かつての名選手であるPに期待をかけるも・・・
未来:『超ビーチバレー』部員。海美に代わる紗代子のパートナーとして奮闘するも、キングにコテンパンにされてしまう
恵美:海美のクラスメイト。『熱血姉妹』に憧れて『超ビーチバレー部』の門を叩く。ケガの影響でプレイが出来なくなった未来の代わりに『帝花女学院』との一戦に出る事になるが・・・
前顧問(設定無し):随所に『名前のみ』登場。とにかくやる気の無い人物
続く
77 : Pーさん   2020/02/06 08:20:12 ID:x9vvaErM0.
>>76
帝花女学院
風花:『超ビーチバレー部』キング。『グラビティ・ボール』を駆使して、海美達の前に立ちはだかる
奈緒:『超ビーチバレー部』クイーン。自他ともに認められる、風花の右腕ではあるが、風花が気に掛ける海美の存在が気にくわない
ロコ:『超ビーチバレー部』プチキング。二人の控え選手ではあるが、確かな実力を持つ。
その他
ゆきよ・二葉:『空猫珈琲店の世界』の登場人物。P・ジュリア・海美が別の世界である事を認識したまま、日々を過ごしているが・・・
『超ビーチバレーの世界』でのP達の使命
①海理音高校の名を復権させる事
②『2つの世界』を股にかけ、トラウマを乗り越える事
78 : プロデューサーくん   2020/02/06 08:57:40 ID:x9vvaErM0.
>>75
(ゲート※Pの仕事部屋)
P「ここが唯一戻れる『場所』なのもなぁ・・・」
ジュリア「相変わらず、開かないし・・・」
海美「何も見えない・・・」
P「さて、タブレットを起動させますか・・・」ポチッ
(内容確認中)
海美「私、休みなの!?」
P「どうやら、『平行世界』の海美が物語の中心人物みたいだな・・・」
海美「そんなぁ・・・」
ジュリア「まぁ、そういう事もあるわな・・・」
海美「そうなると、どうなるの・・・?」
P「テレビとか置いてある訳じゃなし・・・」
ジュリア「タブレットにも他のアプリは入ってなさそうだな・・・」
士「眠り続けるだけだ・・・」
P「門矢センセイ・・・」
ジュリア「オーマの強制力みたいなものか・・・?」
士「その通りだ・・・」
ジュリア「って事は、アタシにもあり得るのか・・・」
士「(まぁ、Pにもあるけどな・・・」
海美「それじゃ、今のうちに・・・」
P「ん・・・!?(MTMをされる音葉」
ジュリア「っ・・・!」
士「お熱い事で・・・」
P「そういえば、約束だったもんな・・・」
海美「それじゃ、いってらっしゃい!(すぐに眠りに付く音葉」
P「あぁ、行ってくるぜ・・・!」
士「・・・」








『(どうやら、力を貸してやる必要があるな・・・』
79 : 我が下僕   2020/02/06 12:26:56 ID:jFKIXsZ9w6
>>78
P「ふわ~やっぱり目覚めは家のベットか・・・」
シーン・・・
P「誰もいないな、まぁ、設定は一人暮らしだからな・・・」
P「さてさて、時間確認・・・えっ」
あと少しで8時やでぇ~・・・
P「いぎゃあああ!?遅刻じゃああああ!?」
・・・
P「遅刻しました!!」
律子「早いですねP先生。新任なのに一時間前行動ですか?」
P「へあ!?」
律子「時間見てください。感心ですね」
P「時間・・・?」
7時半やでぇ~♪
P「オーノー・・・」
律子「ちょ!?どうしたんですか!?」
80 : 高木の所の飼い犬君   2020/02/06 13:44:32 ID:x9vvaErM0.
>>79
P「どうやら、家の時計が止まってたみたいです。帰りに電池買っていきます・・・」
律子「そういう事でしたか・・・」
P「(『向こう』で独り暮らししてた時はこんなん無かったけどなぁ・・・」
P「そういえば、『超ビーチバレー部』の顧問が代わるみたいですね・・・」
律子「聞いてないんですか、P先生・・・?」
P「えっ・・・」
律子「新しい顧問は貴方ですよ・・・」
P「何も聞いてませんよ・・・?」
律子「ったく、校長ったら・・・」
順二朗「お、P先生。後で少しいいかな・・・?」
P「分かりました・・・」
律子「噂をすれば、何とかですね・・・」
P「(参ったな・・・」
(周りに人が集まっている光景が脳裏に浮かぶ音葉)
P「(超ビーチバレーか・・・」
(15分後、校長室)
順二朗「慌てて来ていたところ、申し訳ないね・・・」
P「いえ・・・」
順二朗「夏の県予選が始まる前の時期で申し訳ないんだが、P先生に『超ビーチバレー部』の顧問をお願いしたい・・・」
P「前の先生は・・・」
順二朗「あの人は、先週末付で懲戒解雇となった・・・」
P「とうとうですか・・・」
順二朗「前校長の忘れ形見と言えば、聞こえはいいんだがね・・・」
P「顧問が居なければ、県予選に出られないのならお引き受け致します・・・」
順二朗「P先生、私が君の過去を知らないとでも・・・?」
P「(なっ・・・!」
P「いや、校長。その過去は大分脚色されてまして・・・」
順二朗「えっ・・・?」
P「実はですね・・・」
※Pの過去は後に明かします
81 : プロちゃん   2020/02/06 16:51:14 ID:jFKIXsZ9w6
>>80
順二郎「まあ、分かってると思うが家は嘗ては名門だった呼ばれている・・・」
P「最近の成績を見ましたよ・・・敗けが続いてキャプテンが怪我、エースが幽霊部員化・・・踏んだり蹴ったりですね」
順二郎「うむ、お陰で新入部員も有名選手もすべては新世代の『帝花女学院』に流れてしまっている・・・」
P「帝花女学院・・・近年メキメキと頭角を表してきた学園ですね・・・」
順二郎「うむ、素人の私には良くわからないが・・・ただ純粋に強いのは確かだよ・・・」
P「キャプテンのキング、バディのクイーンを筆頭に隙のないチームらしいですね・・・」
順二郎「去年の全国優勝は圧巻だったらしい・・・」
P「・・・」
順二郎「今年は熱い夏になりそうだ・・・全国だけではなく・・・県内の各校も・・・」
P「でしょうね・・・」
順二郎「頑張ってくれたまえよ!」
P「いらんプレッシャーかけんで下さい・・・」
順二郎「ハハハハッ!冗談だよ♪」
P「校長・・・」
82 : おにいちゃん   2020/02/06 21:24:15 ID:sNErbBpwGo
>>81
P「どうりで非常勤から正採用になった訳だ・・・」
順二朗「で、早速『超ビーチバレー部』の面々と顔合わせをしてほしいと思うんだが・・・」
P「分かりました。正採用とはいえ、まだ仕事量も少ないので・・・」
順二朗「頼むよ~・・・」
P「『超VB』と『超ビーチバレー』は少し違いがあるんですけどね・・・」
(放課後)
P「(ここが部室か・・・」コンコンコン
「はーい」ガチャ
P「何で、開けるのぉ!?(咄嗟に後ろを振り向く音葉」クルッ
恵美「わ、P先生!?///(薄着な音葉」
P「まぁ、声を掛けなかった俺の落ち度でもある・・・///」
恵美「で、どしたん・・・?///(ドア越しに会話する音葉」
P「今日から、『超ビーチバレー部』の顧問になるんだけど・・・」
恵美「えっ、そうなの・・・!?」
P「挨拶をと思ったんだが・・・」
恵美「じゃ、ちょっと待ってて。もうすぐで紗代子達も来るから!」
P「あぁ・・・」
P「(どこの世界にも居るんだな、恵美は・・・」ドキドキ
(数分後)
P「という訳で今日から顧問になったPだ。よろしくな・・・」
紗代子「はい、よろしくお願いします!」
未来「よろしくお願いします!」
恵美「よろしくね!」
P「で、今週末に練習試合を組んだって・・・っ!?」
紗代子「どうしたんですか・・・?」
P「やったな、あの『アマァ』・・・」









『よりによって、「帝女」が相手じゃねぇか・・・!』
83 : 夏の変態大三角形   2020/02/06 22:33:02 ID:1jjwIpd/3U
>>82
帝花女学院
風花「失礼しました・・・」ガラガラ・・・ピシャン
モブA「見て風花様よ・・・」
モブB「まぁ何時見ても美しい御姿・・・」
モブC「流石は帝花の体現者・・・凛々しい御姿も素敵ですわ・・・」
風花「・・・ん?・・・フッ」微笑み返し手を振る音葉
モブ達「キャーーーー!!」
奈緒「相変わらず人気物ですねキング・・・」
風花「クイーン・・・」
奈緒「で?どうでした予算案の方は・・・」
風花「問題ないわ・・・去年の活躍で減少は愚の骨頂・・・」
奈緒「まあ、言わずもがなでしたね・・・」
風花「プチメンバーズは・・・?」
奈緒「相変わらずハンティングに出てますわ・・・」
風花「ジャックとエースは・・・?」
奈緒「他のメンバーの指導中ですわな・・・」
風花「なら問題ないわね・・・それと今週末に練習試合の連絡があったわね・・・」
奈緒「あぁ・・・監督が言っとったわ・・・」
風花「相手は・・・?」
奈緒「まだ未確認やけど対戦相手確認します・・・?」
風花「えぇ・・・どんな相手でも捻じ伏せるのが帝花よ・・・確認するわ」
奈緒「おやおや・・・哀れやなぁ」
風花「フッ・・・『落ちた名門』か・・・」
・・・
原作には居ないメンバーも少し出します
84 : 3流プロデューサー   2020/02/07 05:22:11 ID:/jc84aHQjI
>>83
P「(何で、県予選1ヶ月前に『帝女』と練習試合なんだ・・・!」
紗代子「P先生・・・?」
P「悪い、時期的な事を考えるとついな・・・」
恵美「とんでもない爆弾投げつけられた感じ?」
P「端的に言うと、そうなるな・・・」
未来「でも、今ベストで試合出来るのは・・・」
P「紗代子と未来だけなのは把握してる・・・」
恵美「ごめんね。アタシ、まだ『形』が決まんなくてさ・・・」
P「『形』は『超VB』も『超ビーチバレー』も共通か・・・」
未来「後一人は居てくれたらなぁ・・・」
P「後一人ね・・・」
紗代子「っ・・・」
P「(さて、誰をどう動かそうか・・・」
(そして週末、海水浴場)
恵美「天気には恵まれたね・・・」
未来「そうだね・・・」
紗代子「来た・・・!」
(学生とは思えないオーラを放っている『帝女・超ビーチバレー部』の面々)
P「(やっぱりな・・・」
帝女監督「あら、久しぶりねP・・・」
P「あぁ、そうだな・・・」
紗代子「P先生、『帝女』の監督はお知り合いなんですか・・・?」
P「高校が同じだったもんでな。『格』も向こうの方が上だ・・・」
帝女監督「謙遜は要らないわよ。貴方だって、凄かったのに・・・」
P「さいですか・・・」
帝女監督「まぁ、いいわ。準備出来たら、始めましょうか・・・」
P「あぁ・・・」








『(まさか、莉緒が「帝花女学院・超ビーチバレー部」監督とはね・・・』
※この練習試合は帝花女学院が勝ちます
85 : Pさぁん   2020/02/07 06:41:49 ID:yqj/ZPVHYU
>>84
莉緒「さて、今日のメンバーは・・・キング風花」
風花「はい・・・」
莉緒「奈緒・・・」
奈緒「わかりました・・・」
莉緒「以上・・・何時も通り行きなさい」
奈緒「監督・・・よろしいですか・・・?」
莉緒「何かしら・・・?」
奈緒「最初から行ってもいいでっか?」
莉緒「フッ・・・程々にねやり過ぎると練習にならないわよ・・・?」
奈緒「そう言う訳やけど・・・風花もええか・・・?」
風花「別に構わないわ・・・」ニッ
・・・
P「こっちはメンバーも練度も劣っている・・・」
紗代子「・・・そうですね」
P「だから・・・初めから全力で行け」
未来「大丈夫なんですか・・・?」
P「少しでも喰らい付ければ良い・・・」
恵美「相手は誰が出るのかな・・・?」
P「(主力は温存するだろう・・・それとも全力で主力を出してくるか・・・」
86 : プロデューサーちゃん   2020/02/07 07:02:26 ID:/jc84aHQjI
>>85
P「恵美はまだ出せない。だから、紗代子と未来でいく・・・」
恵美「二人のどっちかに何かあったら・・・」
P「そのブロックまでは恵美に入ってもらって、終了したら棄権。それで莉緒も了承済みだ・・・」
(回想)
P「悪いな。この提案を飲んでもらって・・・」
莉緒「あの『超ビーチバレー界の問題児』の後任じゃ仕方ないわ・・・」
P「流石に第一セットで『潰れる』ことは無いと思うからさ・・・」
莉緒「そうなったら、部内試合に変更するわ。得点や球拾いを手伝いなさい・・・」
P「分かった・・・」
(回想終わり)
P「全員が一年生のチームだ。負ける見込みの方が高いが、全力を出そう・・・!」
紗代子「はい!」
未来「分かりました・・・!」
恵美「オッケー!」
・・・
(紗代子の家)
紗代子と海美の母「海美、ちょっといいかしら・・・?(※以下姉妹母表記」
海美「どったの・・・?」
姉妹母「紗代子、飲み物の予備忘れてるみたいだから、届けてもらっていい・・・?」
海美「届けるって・・・」
(紗代子をケガさせた時の事が過る音葉)
姉妹母「お父さんも休日出勤で、お母さんも出掛けるのよ。臨時の食事代渡すから、ね?」
海美「仕方ないなー・・・」
続く
87 : ご主人様   2020/02/07 07:06:00 ID:/jc84aHQjI
>>86
(練習試合、2セット目終了)
海理音高校0 - 2帝花女学院
未来「きゅー・・・(気絶している音葉」
恵美「はぁはぁ・・・」
紗代子「ここで棄権ですか・・・?」
P「そうだな・・・」
「お姉ちゃーん」
紗代子「え、海美・・・!?」
P「そういえば、双子の妹さんが居るって・・・」
海美「飲み物、忘れてるってお母さんが・・・」
紗代子「届けてもらったところ、悪いんだけど・・・」
P「こっちのメンバーがケガしちゃって、棄権するところなんだ・・・」
海美「えっ、そうなの・・・?」
・・・
莉緒「食らいついてはきたけど・・・」
奈緒「敵では無いな・・・」
風花「あれは・・・」
奈緒「キング・・・?」
・・・
海美「じゃ、先に帰るね・・・」
風花「待ちなさい・・・」
海美「へ・・・?」
風花「帰る前に・・・」








『貴女(海美)、1セットだけ試合をしていかない・・・?』
奈緒「(キング・・・!?」
88 : ぷろでゅーしゃー   2020/02/07 08:03:12 ID:pYUY1XY2TE
>>86
海美「えっ?嫌です・・・」
風花「あら・・・」
奈緒「なっ!?お前!!」
海美「私は超ビーチバレーなんてやらないから・・・」
紗代子「ッ・・・」
風花「なら・・・此処で貴女のお姉さんを潰すわ・・・」
P「何!!?」
莉緒「風花・・・!!」
海美「えっ?」
風花「聞こえなかったかしら?貴女が試合を呑まなかったら『今、此処で貴女のお姉さんを潰す』・・・」ズズズッ
P「(これは・・・重力波・・・!!」
奈緒「何でこんな奴に其処まで・・・」
「待ってくださいキング!!」
風花「エース・・・何かしら?」
志保「彼女は実戦から離れています。キングである貴女が出る幕ではないかと思います!」
奈緒「せや!エースの言う通りや!」
風花「どんな相手でも全力で挑む・・・それが帝花よ」
志保「くっ・・・」キッ
海美「うぅ・・・わかった。だけど条件がある」
風花「何かしら・・・?」
海美「ワンセットはやらない・・・一回だけそれでなら」
風花「構わないわ・・・」ニッ
奈緒「何でこんな奴に・・・!!」
89 : der変態   2020/02/07 08:15:19 ID:/jc84aHQjI
>>88
P「1回だけって、ユニフォームは・・・」
海美「お姉ちゃんの予備があるので・・・」
紗代子「サイズ的には問題無いはすだけど・・・」
恵美「(ウソ・・・」
未来「きゅー・・・(尚も気絶中」
P「悪いな、海美・・・」
海美「気にしないで、すぐ終わるだろうし・・・」
紗代子「・・・」
恵美「(見れるんだ、『熱血姉妹』・・・!」
・・・
奈緒「キング、どういうつもりですか・・・!?」
風花「クイーン、『熱血姉妹』って知ってるわよね・・・」
奈緒「去年、県の中学予選を通過しながらも全国大会を辞退した・・・っ!?」
風花「そう、彼女が『高跳びの海美』よ・・・」
莉緒「(『情熱スパイクの紗代子』『高跳びの海美』、通称『熱血姉妹』が見れるなんて・・・」
・・・
海美「すぐに終わったら、ごめんね・・・」
紗代子「私はそれでも大丈夫だから・・・」
P「(試合中のトラブルで海美は半年以上のブランクか・・・」
P「(俺はこの後、海美のポテンシャルの高さに驚かされる事になる・・・」
・・・
士「追加のミッション・・・」
ジュリア「なるほどな・・・」










『「高跳びの海美」を「超ビーチバレー」に復帰させよ・・・!』
90 : せんせぇ   2020/02/07 12:30:39 ID:pYUY1XY2TE
>>89
ジュリア「『高跳びの海美』って有名なのか・・・?」
士「さあな?俺は興味がないからな・・・」
ジュリア「調べてみるか・・・」
士「それで良いだろ・・・」
ジュリア検索中・・・
ジュリア「マジか・・・去年の県予選中学部を優勝で突破・・・」
士「だが全国大会を辞退してるな・・・」
ジュリア「その時に敗れた学園の奴が次点で出場したのか・・・」
士「屈辱的だろうな・・・」
ジュリア「その時の相手は・・・」
・・・
志保「(ふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるな!!!!!」ギリギリ
志保「(あの時選ばれたのがどれだけ屈辱だと思ってるの!それを貴女は・・・!!!」
のり子「落ち着きな次期キング・・・」ポンッ
志保「ジャック・・・」
のり子「怒りは技を鈍らせる・・・そう言う時こそ冷静にだ・・・そう言うは試合で直接ぶつければ良い」
志保「えぇ・・・そうさせて貰うわ」ギリッ
のり子「前途多難なバディだこって・・・」
91 : Pたん   2020/02/07 13:32:58 ID:/jc84aHQjI
>>90
P「こっちは紗代子と海美だ。本のワンプレイだが・・・」
海美「まぁ、ブランクあるし・・・」
紗代子「キングはすぐに終わらせるかな・・・?」
P「本気にならない限りはラリーを続かせるだろうな・・・」
海美「それはキツいね・・・」
紗代子「最初から狙ってもいいんだよ・・・?」
海美「それはダメだよ・・・」
紗代子「えっ・・・?」
海美「本のワンプレイでいいって言ってくれてるんだから、『本気の本気』でいかないと・・・」
P「後は『向こう』の出方しだいだな・・・」
・・・
志保「私に行かせてください、監督!」
奈緒「エース、私じゃ不満言うんか・・・?」
志保「そういう事では・・・」
莉緒「エース、貴女の事情は分かっている。でもね、たったのワンプレイよ・・・」
志保「っ・・・」
莉緒「キングとクイーンで行くわ。彼女に、『高跳びの海美』に本気を少しでも出させなさい・・・」
風花「分かりました・・・」
奈緒「(監督は何を・・・?」
莉緒「(ライバル不在なんて言われて、いい気分はしないの・・・」







『(なら、「高跳びの海美」を土俵に上げるきっかけを与えないとね・・・』
・・・
風花か志保を今回の『二葉』枠にしようと思います
92 : 我が下僕   2020/02/07 16:52:20 ID:pYUY1XY2TE
>>91
亜利沙「オホォォーーーー!!見てください!そらさん!」パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ
そら「アレは・・・『熱血姉妹』!!!超スクープじゃない!!」パシャパシャ
千早「落ち着いてこの変態カメラウーマン達・・・」
亜利沙「だって半年も音沙汰無かったあの『熱血姉妹』の妹の海美ちゃんですよ!!落ち着けるわけありませんよぉぉぉぉ!!!」パシャパシャパシャパシャ
千早「わかったから・・・」
そら「ただの練習試合かと思ったらこんなシーンにはち会うなんて・・・」
千早「インタビューするべきね・・・・」
そら「題名は・・・?」
千早「『落ちた名門復権なるか』・・・」
亜利沙「あひゃああああ!!!興奮しますよおおおお!!」パシャパシャパシャパシャ
千早「取り敢えず松田さんをどうにかしましょうか・・・」
そら「フィルム切れますね・・・アレは・・・」
千早「それとあの『監督』・・・」
そら「どうかしたの?」
千早「フフッ・・・今年は熱い夏になりそうね・・・」
そら「へぇ~♪」
亜利沙「おひょおおおおお!!興奮しますよ!興奮しますよ!」パシャパシャパシャパシャパシャパシャ
93 : Pちゃま   2020/02/07 18:09:21 ID:/jc84aHQjI
>>92
P「(厄介な事になってきたな・・・」パチン
P「(しまった、無意識にフィンガースナップを・・・」
(何やらちょっとした騒ぎが起きている音葉)
P「(使えないものを行使したとこでしょうがないのに・・・」
恵美「(・・・?」
未来「くー・・・(気絶を経て、寝に入っている音葉」
紗代子「ふーっ・・・」
海美「大丈夫なの、お姉ちゃん・・・?」
紗代子「疲れは残ってるかな・・・」
P「(ワンプレイだから、すぐ終わるかも分からん・・・」チラッ
莉緒「(Pの視線に気付く音葉」
P「(最も、あの莉緒が『たったのワンプレイ』と言えど、ただで終わらせるかどうか・・・」
ロコ「海理音高校のサーブで始めます!」ピーッ
・・・
海美「(最初はお姉ちゃんを守るために『ワンプレイ』だけの試合を受けた。でも・・・」








『これで心に火が点くとは思わなかった・・・』
94 : 5流プロデューサー   2020/02/07 18:22:59 ID:/jc84aHQjI
このワンプレイは少しの種火程度になる
95 : プロデューサークン   2020/02/07 19:36:30 ID:OZ3VHx7YCk
>>93
風花「(さて・・・どうやって火を付けてやろうか・・・」
奈緒「(認めるもんか・・・こんな奴!!」
風花「なら・・・やる事は一つ・・・」ズズズズズッ・・・
奈緒「キング!?まさか・・・!!」
風花「・・・属性発動・・・!!」ゴゥン!!!
体の周りから黒いオーラが噴き出て少しだけ地面から浮く音葉
志保「『グラビティ』!!」
のり子「キングの奴・・・本気だ!!」
風花「奈緒・・・サポート・・・」
奈緒「くっ!!」ボールをトスで打ち上げる音葉
風花「沈め・・・」波導を纏わせる音葉
・・・
千早「まさか・・・いきなり・・・」
そら「此処へ来て・・・属性発動!!」
千早「地属性・・・最上級属性『重力』・・・」
亜利沙「おひゃあああ!!世界でも極少数しか使い手が居ないレア属性!!」
そら「全力で潰す気ですか・・・!?」
千早「いえ・・・恐らく全力を出す為に・・・!!」
そら「まさか・・・そこまで・・・!?」
96 : プロデューサークン   2020/02/07 20:23:12 ID:/jc84aHQjI
>>95
P「(さっきも『アレ』にやられたのに・・・」
海美「ふーっ・・・」
P「(海美の『あの』落ち着きようはなんだ・・・?」
海美「いくよ、お姉ちゃん・・・」
紗代子「えぇ・・・!」
海美「『リムーブ』・・・!(『重力』を纏ったボールをいとも容易くレシーブする音葉」
奈緒「なんやと・・・!?」
風花「面白い・・・!」
莉緒「へぇ・・・」
・・・
亜利沙「『重力』をもろともしてません!」
千早「えぇ・・・」
そら「惜しむらくは私達のカメラが『何故か』壊れてしまったことかしら・・・」
・・・
P「『重力』を解除した・・・!?」
恵美「海美、凄い・・・!」
・・・
紗代子「海美!(トスを上げる音葉」
海美「任せて・・・!(膝を沈める音葉」
奈緒「来る・・・!」
風花「えぇ・・・!(ブロックの体制を取る音葉」
海美「(タイムラグ・スパイク・・・」
奈緒「(おかしい、何でスパイクが来ぉへんねん・・・!」
風花「やるわね・・・」
海美「えいっ!(強烈なスパイクを放つ音葉」
風花「でも、ブランクは隠せないみたいね・・・!(『重力』で自らを軽くしてレシーブする音葉」
海美「(やっぱり、そっちの使い方も出来るのか・・・」
・・・
P「膝を沈めてから伸ばしきってフライングをかけるのか、そこで改めてジャンプして、ブロックするタイミングをずらすのか・・・」
海美「でも、海美はまだこんなもんじゃないよ・・・!」
97 : 番長さん   2020/02/07 20:45:05 ID:/jc84aHQjI
>>96
最後の列は海美じゃなくて恵美だわ
98 : der変態   2020/02/07 20:52:30 ID:OZ3VHx7YCk
>>96
風花「楽しませてくれる!!」
莉緒「ブランクがあるとはいえここまでやるのね・・・」
志保「・・・」ギリッ
のり子「キング相手にあそこ迄やるのか・・・」
ロコ「まさかキングを相手にして・・・!!」
莉緒「(予想通り・・・此処で風花にライバルが出来れば更に延びる!!全国の猛者共も歯牙にもかけない最強のキングに育つ!!」
風花「私を此処まで楽しませたのは全国の奴でも滅多に居ない!!」
奈緒「グググ・・・ギギギ!!」
志保「うん?監督!!」
莉緒「何かしら・・・?」
志保「試合を止めてください!!クイーンが・・・!!」
のり子「何!?」
ロコ「あっ!!」
莉緒「ハッ!!」
奈緒「ふざけるなぁあああああ!!!!!」スパイクの体勢に入る音葉
莉緒「よしなさい!!奈緒!!」
奈緒「『バーニング・オクトパス』!!!」
海美「動かないと・・・ッ!!」
紗代子「海美!!」
P「準部不足が此処へ来て・・・!!」
奈緒「お前なんか認めるかぁぁぁぁぁ!!!」必殺技を放つ音葉
99 : P様   2020/02/07 21:28:41 ID:sD9UchLMmE
>>98
ドンッ
海美「えっ・・・」
紗代子「(笑顔を見せながら、必殺技を受ける音葉」
ドコーン
(ボールを腹に受け、遠くへ飛ばされる音葉)
海美「お姉ちゃん!?」ダッ
P「紗代子!」ダッ
恵美「ウソ・・・(膝から崩れる音葉」
未来「ふぇ・・・?(起きた音葉」
奈緒「なんでや・・・」
風花「クイーン、貴女・・・」
志保「落ち着いてください、キング・・・!」
のり子「今はそんな時じゃない・・・!」
莉緒「救急車を!」
・・・
(病院)
恵美「P先生、紗代子は・・・」
P「命に別状は無い。幸い、紗代子自身が急所を外してみたいだが・・・」
恵美「未来もケガしちゃうし・・・」
P「(今回は諦めるか・・・」
海美「私のせいだ・・・」
恵美「えっ・・・」
海美「私がつまらない挑発に乗らなければ・・・」グスッ
P「それは・・・」
海美「どうしたら・・・」
恵美「海美・・・」
海美「恵美・・・?」
恵美「なら、やり返そうよ・・・!」
・・・
海美「(この時、私の心に点いた火が少しだけ大きくなった気がした・・・」
海美「(でも、まだ『超ビーチバレー』をやろうという気にはなれなかった・・・」
100 : 箱デューサー   2020/02/07 21:49:34 ID:OptPwwsB2M
>>99
千早「少しいいかしら・・・?」
P「(千早・・・?格好からすると・・・」
恵美「あぁーーー!!週刊『超ビーチバレー』の千早記者!!」
海美「・・・」
P「有名なのか・・・?」
恵美「そりゃねぇ!!彼女が取材に来るところは全てが『未来の可能性』があるって事だよ!!」
千早「どうも・・・」
恵美「黒王学園、白陵高校、柴天王女学院、金能寺女学院・・・全てが千早さんが取材した事が有るんだよね!!」
千早「まあ、名門って聞いたからね・・・行ってみたら流石の一言だったわ・・・」
P「その千早記者が来たって事は・・・何か用かい?」
恵美「えっ・・・もしかして私達を取材してくれるの!?」
千早「そうよ・・・数年間県大会を突破できない『超ビーチバレー界の問題児』の暗黒期を払拭する為に嘗ての名プレイヤーを新任の監督に就け有名な『高跳びの海美』を復権させるあなた達をね・・・」
P「いや・・・そうだな・・・どう言った方が・・・」
海美「・・・」
「パーッション!!!」
千早「うぇ!?」
P「あの人は・・・!?」
千早「何でこんな所に・・・『日本超ビーチバレー協会理事長』の斎藤理事長が・・・」
101 : Pしゃん   2020/02/07 22:18:06 ID:sD9UchLMmE
>>100
齋藤「久しぶりだね、Pくん。君の高校最後の県大会以来か・・・」
P「そ、そうですね。齋藤理事長・・・」
齋藤「やぁ、海美くん。パッションしてるかねー?」
海美「出来ないよ、こんな状況で!」
恵美「え、海美と齋藤理事長って・・・」
海美「お隣さん。一時、超ビーチバレーをこの人から教わってたから・・・」
齋藤「最近は超ビーチバレー関連で忙しくてな・・・」
P「それで齋藤理事長は何故、ここに・・・?」
齋藤「紗代子くんのお見舞いだよ。お隣さんだからね」
千早「齋藤理事長、それは・・・」
齋藤「『理事長』という立場では相応しくは無いだろう。だが、親御さんと共にこの姉妹の成長を見守ってきた立場としては放っておけなくてね・・・」
千早「すみません・・・」
P「齋藤理事長。いえ、齋藤さん。紗代子の病室はここになります」カラカラッ
齋藤「おぉ、すまない・・・」カラカラッ
P「千早さん。今日のところは・・・」
千早「そうね。出直すわ、記事もまたその時に・・・」
・・・
莉緒「奈緒、貴女らしくなかったわよ・・・」
奈緒「すいません・・・」
莉緒「貴女がキングを崇拝してるのは知ってるわ・・・」
奈緒「それは・・・」
莉緒「今回はこらえてほしかったわ。キングの為にもね・・・」
奈緒「(キングの為・・・!?」
102 : レジェンド変態   2020/02/07 23:57:32 ID:OptPwwsB2M
>>101
P「さて帰るか・・・」
亜利沙「おほぉぉぉ!!見つけましたぞぉぉぉ!!」
P「せい!!」ペシン
亜利沙「や~ん・・・」ベチン
恵美「何事・・・?」
P「気にするな!」
恵美「何その某チャー研の魔王様みたいな声・・・」
P「気にするな・・・後アレだがそう言うのが出没する時期なんだよ・・・」
恵美「やだねぇ・・・そう言うの・・・」
亜利沙「誰が変出者ですか!!」ガバッ
P「生き返った・・・」
亜利沙「ギャグキャラは不死身なんです!!コレ常識!!」
恵美「自分で言っちゃうんだ・・・」
P「ある意味吹っ切れた馬鹿は強いって言うからな・・・」
亜利沙「貴方がP選手ですね!!!ファンです!!サインと握手とかその他諸々を!!」
P「そい!!」ベチン
亜利沙「やぁ~ん・・・」ベチン
P「全く・・・口を開けば暴走特急かよ・・・」
亜利沙「ふん!!ギャグキャラは死なない!!」ガバッ
恵美「サメに喰われそうな事言ってる・・・」
亜利沙「握手とかは後日で千早さんに言われて渡したい物があるんです!!」DVDを取り出し渡す音葉
P「コレは・・・何だ?」
亜利沙「過去の選手の映像データです!!コレを見て選手に合わせた指導の役に立てろと!!」
103 : ご主人様   2020/02/08 00:58:49 ID:mBON0NXtRc
>>102
P「まぁ、『超VB』と『超ビーチバレー』は似て非なるからなぁ・・・」
恵美「てかさぁ、千早さんは何でここまで気に掛けてくれるの・・・?」
亜利沙「千早さんは『海理音高校』のOGですよ。超ビーチバレー部ではありませんでしたが・・・」
P「まぁ、年を考えるに『黄金期』の辺りだろうな・・・」
恵美「なるほど・・・」
亜利沙「ここ何年かは凋落していく母校を見ていくのは辛いと言っていました・・・」
P「県予選まで1ヶ月。ただ、エースの紗代子にサブの未来が居ないのはなぁ・・・」
恵美「ねぇ、ジュリアって誘えない・・・?」
P「なして・・・?」
恵美「帰宅部だけど、センは良さそう!」
P「(それは一理あるが・・・」
P「誘うだけ誘ってみよう。夏がダメでも、秋冬のシーズン戦があるからな・・・」
亜利沙「では、ありさはここで!」シュバッ
P「忍者かよ・・・」
(数日後)
ジュリア「まぁ、アンタの頼みでもあるのなら・・・」
P「頼むよ、ジュリア・・・」
恵美「(あり、仲良さげだな・・・」ズキッ
ジュリア「海美は相変わらずか・・・?」
P「まぁ、紗代子の見舞いもあるしな・・・」
恵美「後一人、部員入れないとなぁ・・・」
ジュリア「超ビーチバレーは登録最低3人、最大4人か・・・」
P「ただ、昔ならともかく・・・」
恵美「今の状況じゃあねぇ・・・」
P「とりあえず、やるだけやってみるか・・・」
続く
104 : Pはん   2020/02/08 01:08:58 ID:mBON0NXtRc
>>103
ジュリア「なぁ、Pセン・・・」
P「どうした・・・」
ジュリア「アンタ、スパイクって打てるか・・・?」
(回想、進路指導室)
ジュリア「アタシが『超ビーチバレー』・・・?」
士「あぁ、話が進まん・・・」
ジュリア「まぁ、構わないけど・・・」
士「酷な話にはなるが、アイツ(P)は『忘れ物』をしたまま『この世界』に来てしまっている・・・」
ジュリア「忘れ物・・・?」
士「その為にはまず『トラウマ』を掘り起こさないといけなくてな・・・」
ジュリア「鬼かアンタは・・・」
士「『破壊者』と言われる事は多々あったが・・・」
ジュリア「で、掘り起こしたらどうするんだ・・・?」
士「それはな・・・」
(回想終わり)
恵美「トス上げるよー・・・」
P「ふーっ・・・」
ジュリア「(本当に上手くいくのか・・・?」
恵美「そーれっ・・・」
P「(駆け出し、今にも飛ぼうとするが・・・」
P「っ・・・!(脳裏にある光景が浮かぶ音葉」
(ネットの真下で踞る音葉。そして、マットの近くでも踞る音葉)
恵美「P先生・・・?」
P「はっ・・・!」
恵美「大丈夫・・・?」
P「やっぱ、『跳べないか』・・・」
ジュリア「(ここまでは『目論見通り』・・・」
(再度回想)
士「掘り起こさせたら、きっかけを聞く。そして・・・」










『Pだけをもう一度「空猫珈琲店」の世界へ飛ばす・・・!』
105 : 我が下僕   2020/02/08 06:47:22 ID:vgggTLxypA
>>104
ジュリア「何でそんなことするんだ・・・?」
士「悪い意味で言えばオーマの奴は大分思考がシステム的になっている・・・」
ジュリア「そうなのか・・・」
士「そのせいで目的に手段を選ばん・・・達成されると容赦なく次に向かわせる・・・」
ジュリア「それは大丈夫なのか・・・?」
士「そこは問題ない・・・俺が何とかする・・・」
ジュリア「分かったよ・・・今はアンタの策に乗るしかないな・・・」
士「オーマの奴は黙って置け・・・」
・・・
P「やっぱり膝か・・・」
恵美「痛々しいよそれ・・・」
P「(世界を股に掛けた『トラウマ』か・・・オーマの奴め・・・」
・・・
のあ「さて・・・あの男は何処まで行けるかしらね・・・」
蘭子「しかし、植え付けし恐怖のメモリ、そうそう払拭は不可能なるぞ?」
のあ「我が魔王の事よ・・・それも視野に入れているのかも知れないわ・・・」
蘭子「うむむ・・・魔王・・・思考は不可思議よ・・・」
のあ「(我が魔王・・・貴女は今何を思いあの男に試練を・・・・?」
106 : P君   2020/02/08 10:54:46 ID:mBON0NXtRc
>>105
恵美「凄い手術跡だけど・・・」
P「このケガを負ったのは高校最後の夏だ・・・」
ジュリア「最後の夏・・・?」
P「あぁ、県大会の1回戦。相手は優勝候補の最有力校、今で言う『帝女』みたいなもんだ。俺のところは1~2回戦レベルってとこだったが・・・」
恵美「それ、ニュースでやってた!」
P「幸い、ウチはデカい奴が揃ってた。そこでブロックプレイを徹底したんだ。攻撃面では及ばないからな・・・」
ジュリア「ホントだ、フルセットの末に・・・」
P「勝ったのは俺らだった。が・・・(膝を握り締める音葉」
恵美「わ、ちょっと、P先生・・・!(握り締める手を無理矢理離す音葉」
P「最後のスパイクを打つところで膝に限界が来たんだ。それでも無理矢理放ったはいいが・・・」
ジュリア「無理矢理打ったことで、軌道が変わって得点にはなった・・・」
P「後は着地がよくなかった。更に間の悪いことにその時の監督の奥さんが交通事故で大怪我をしてな。愛妻家だった監督はそっちに付いてもらった・・・」
恵美「そうなると、戦略とかは・・・」
P「どの道、その夏はコートに立てなくなったからな。俺が監督代行として指揮を執った・・・」
ジュリア「それがアンタの『箔』の真相か・・・」
P「全国大会もベスト8まではいった。最も、莉緒がエースだった超ビーチバレー部の全国大会準優勝の方が評価は高かったけどな・・・」
恵美「あの人、やっぱり凄かったんだ・・・」
P「あぁ・・・」
(パタン)
士「この話には裏がある。だが、それはまた今度にしよう・・・」
続く
107 : ぷろでゅーさー   2020/02/08 11:00:03 ID:mBON0NXtRc
>>106
P「うん、まだ夜中か・・・(横を向く音葉」
「(寝息を立てている恵美」
P「えっ、何で・・・!?(起き上がる音葉」ガバッ
「どうしたの、P。まだ2時だよ・・・」
P「何で、恵美が・・・?」
「恵美。誰、そのオンナ・・・?」ギロッ
P「え、恵美じゃない・・・?(周りを見渡す音葉」
(どこか見たことある家具の配置)
P「嘘だろ・・・」
「恵美って誰・・・?」ハイライトオフ
P「ここ、『空猫珈琲店』の世界か・・・?(血の気が引く音葉」
「空猫珈琲店がどうしたの・・・?」
P「て、事は『ゆきよ』なのか・・・?」
ゆきよ「その呼び方、もしかして・・・」
P「あぁ、『俺』だ・・・」
ゆきよ「え、『役割』は終わったんだよね・・・」
P「そのつもりだったが・・・(膝を撫でる音葉」
ゆきよ「右の膝・・・」
P「どうやら、膝を巡る『トラウマ』の克服をしないといけなくなったみたいだ・・・」
ゆきよ「で、どうするの・・・?」
P「もう一人、状況を知っている奴がいる。ソイツも含めて話をしないとな・・・」メルメル
ゆきよ「え、誰なの・・・」
P「二葉だ。朝になったら来てもらう・・・」
・・・
『空猫珈琲店/エクストラストーリー:膝のトラウマを克服せよ・・・!』
108 : プロデューサーちゃん   2020/02/08 13:02:27 ID:tIREfXpWrk
リュウソウvsルパパト

最後の最後はカオスをカオスで煮出したような凄いエンディングだった
109 : 寝てた・・・   2020/02/08 14:55:01 ID:ttQiRFT1H6
>>107
士「と言う事だ・・・」
のあ「そう・・・」
士「オーマはどうしている・・・?」
のあ「心配無用よ。今は機能を停止している・・・」
士「何?」
のあ「簡単には言うと睡眠中よ・・・」
士「なら問題ないな・・・」
のあ「貴方は何を企んでいるかしらディケイド・・・」
士「さあな?お前はどうなんだ・・・?」
のあ「私は常に我が魔王の味方よ・・・」
士「そうか・・・」
のあ「先に言っておくわ、もしこの先貴方達が我が魔王の敵になるのなら容赦はしない・・・」
士「肝に免じておく・・・」
のあ「話はそれだけ・・・」
士「あぁ、アイツは恐らく直ぐには戻らんだろ・・・」
のあ「いずれバレる事よ遅かれ早かれね・・・」
110 : Pチャン   2020/02/08 18:27:04 ID:MNRTMNY4c2
>>109
ピンポーン…ガチャ
愛美「あれ、二葉・・・?」
二葉「おはよう、ジュリアさん・・・」
愛美「おう、二葉。何しに・・・?」
二葉「Pさんに呼ばれたんだけど・・・」
愛美「あぁ、そう・・・」
二葉「ごめんね、朝早くから・・・」グゥ…
愛美「メシ、食ってくか・・・?」
二葉「は、はい・・・///」
・・・
愛美「何で、こんな『普通』のオムライスになっちまうんだが・・・」
二葉「そうね、普通・・・」ハッ
P「(ようやく気付いたな・・・」
二葉「(また、貴方なんですか・・・」
(食後)
二葉「で、どうしてまた・・・?」
P「事情を知ってるのは、ゆきよと二葉だけだからな・・・」
二葉「え、ゆきよさんも・・・」
ゆきよ「うん、そうだよ♪」
二葉「で、何しに来たんですか・・・?」
P「協力してほしい事があってな・・・」
ゆきよ「協力・・・?」
二葉「まさか、膝のケガ・・・」
P「ご明察・・・」







『膝のケガを乗り越えないと、先には進めないんだよ・・・』
111 : 我が友   2020/02/08 21:15:59 ID:dsEgUWkN1g
>>110
二葉「そうなんですか・・・」
ゆきよ「大変だね・・・」
P「そう言う事だよ・・・」
二葉「平行世界・・・もしかして私達と同じ顔の人がいるって事ですか・・・?」
ゆきよ「さっき言ってた『恵美』って子もアタシそっくりなんだ・・・」
P「いや・・・瓜二つって言うか別世界の同一人物だな・・・」
二葉「でも・・・世界跨いだのに足のけがはそのままって・・・」
ゆきよ「送った人ってかなり嫌な奴なんじゃない・・・?」
P「だろうな・・・性格も最悪だろう・・・」
にゃ・・・
二葉「アレ?エレニャの声にしては・・・」
ゆきよ「って言うかエレニャそこで寝てるよ・・・?」
エレニャ「むにゃむにゃ・・・」
P「外だな・・・」窓を開ける音葉
「にゃ・・・」
ゆきよ「うわぁ・・・綺麗な猫・・・」
P「コレはロシアンブルーだな・・・美しい毛並みが有名だ」
二葉「どうしてこんな所に・・・?」
「にゃ・・・(見つけたわよP・・・」
P「(コイツ・・・直接脳内に・・・ってのあかよ!!」
のあ「にゃ・・・(流石ね・・・一発で分る訳ね・・・」
P「(オレが分かるのか・・・」
のあ「にゃ・・・(我が魔王に永く仕えてるからかしらね・・・飛鳥と蘭子はまだよ・・・」ゴロゴロ
ゆきよ「うわぁ・・・超毛並み綺麗・・・」
二葉「悔しいけどミャオより柔らかい・・・」
のあ「にゃ・・・(猫の生活も悪くないわね・・・」
112 : ハニー   2020/02/08 23:37:05 ID:MNRTMNY4c2
>>111
P「で、何しにきた・・・?」
のあ「にゃ・・・(監視よ、最も我が魔王は休息を取っているから、これは私個人の意思・・・」
P「情報量・・・!」
ゆきよ「このコ、知ってるの・・・?」
P「どうやら、俺を送り込んでる奴の仲間みたいだが・・・」
二葉「Pさんの監視役・・・?」
P「まぁ、そう思うのが妥当だろうな・・・」
のあ「にゃ・・・(時の流れは『ここ(空猫珈琲店』と『向こう(超ビーチバレー』では異なるけど、長居はオススメしないわ・・・」
P「だから、情報量・・・!」
ゆきよ「アタシらは分からないけど・・・」
二葉「Pさんのツッコミからするに、『にゃ・・・』というワードに結構言葉が詰め込まれているみたいですね・・・」
P「まぁ、中途半端なとこで『ここ』を出ていったからな・・・」
ゆきよ「悠利たちが気になる・・・?」
P「そうだな、俺が囃し立てたようなもんだしな・・・」
二葉「私も春休みが明けたら、もう高校なので・・・」
P「えっ、もうそこまで時が経ってるのか・・・」
二葉「カレンダー見てなかったんですね・・・」
ゆきよ「そういえば、前は秋だったもんね・・・」
のあ「にゃ・・・(安心して、今居る間は『こっち』の1日が『向こう』では5分に相当するわ・・・」
P「だとしても、解決は早いに越した事は無いだろう・・・」
のあ「にゃ・・・(そうね・・・」
P「後、愛美と仲悪すぎだろ。『コイツ』・・・(自らの胸を指す音葉」
113 : do変態   2020/02/09 00:09:06 ID:gHzJxgYGsA
>>112
二葉「思春期真っ盛りですから・・・」
ゆきよ「今思えば何でそこに意識向かなかったんだろうね・・・」
P「(オーマの奴が細工したのか・・・?」
もも「お兄ちゃん・・・お父さんが呼んでるよ~」
P「呼ばれたか・・・なら行くしかないな・・・」
二葉「あっそう言えば三奈が今オムライスの練習してるんです・・・」
P「へぇー以外・・・」
二葉「あの子は家の味を受け継いでいこうとしてるんです・・・私が出て行った後でも・・・」
ゆきよ「後言い忘れたけど悠利くんと一夏正式に付き合い始めたから・・・」
P「そっか~・・・で今どうなってるんだ・・・?」
ゆきよ「制服が女の子のメイド服しかないから自前のエプロン装備だって~」
二葉「先ずはトラウマ克服の為の第一歩をしないといけませんよ・・・」
のあ「にゃ・・・(トラウマ克服にはまず明確なヴィジョンが要るわ・・・何故そうなって如何してこうなったかを知らなければ話にならないわ・・・」
P「だから情報量・・・」
エレニャ「ふぁ~・・・にゃ~?」のあが目線に映る音葉
ゆきよ「あっエレニャが起きた・・・」
エレニャ「フシャーーー!!」のあに飛び掛かる音葉
のあ「にゃ・・・(フッ・・・」華麗に避ける音葉
エレニャ「フーフーフー!!!」毛を逆立てて威嚇する音葉
P「エレニャどうしたんだお前・・・!?」抱え上げる音葉
ゆきよ「珍しい此処まで威嚇する事なんてなかったのに・・・」おもちゃを出す音葉
エレニャ「にゃ~・・・」甘えた声を上げる音葉
二葉「飼い主を見知らぬ猫に取られたと思ったんでしょうね・・・」
114 : せんせぇ   2020/02/09 09:13:35 ID:uvkUFfrSjw
>>113
P「(記憶を辿ってみると、愛美がコイツにツンケンしだしたのって・・・※ゆきよに視線を向ける音葉」チラッ
ゆきよ「もう、落ち着きなってエレニャ~」
エレニャ「にゃ~・・・(結構落ち着いている音葉」
P「(ゆきよと暮らし始めてからだな・・・」
二葉「それより、行かないんですか・・・」
P「親父の用件もちょうど空猫珈琲店みたいだしな・・・」
ゆきよ「パンの配達だね・・・」
・・・
(空猫珈琲店)
P「パンの配達ダース・・・」
ゆきよ「ダースだと少ないって!」ビシッ
二葉「表から入らないで!」ビシッ
悠利「やぁ、Pじゃないか・・・!」
一夏「いらっしゃい・・・!」
P「悠利(記憶を辿る音葉)、コーヒーの煎れ方には慣れたか・・・?」
悠利「後は味に繋げるだけさ・・・」
一夏「二葉はPくんの所に行ってたのね・・・?(少し意地の悪い笑顔を見せる音葉」
二葉「呼ばれたのよ・・・///」
P「まぁ、いいや。昼飯でも食っていこうかな・・・」
三奈「あの・・・」
P「よう、三奈・・・」
三奈「それなら、オムライスを・・・」
P「そうだな、練習してるんだよな・・・」
(店の外)
のあ「(さて、どうしたものかしら・・・」







『お手並み拝見ね・・・』
115 : お兄ちゃん   2020/02/09 10:07:50 ID:5QlyA.Agwk
>>114
ミャオ「おや~見ない顔ですな~」
シッポ「誰かしらね・・・」
カニャ「新人かな?」
のあ「初めましてと言っておくわ・・・のあよ。ロシアンブルーよ・・・」
ミャオ「おお~珍しい猫ですな~」
シッポ「野良猫じゃなさそうね・・・」
カニャ「何処の子ですか~?」
のあ「そうね・・・諸事情で言えないけど由緒ある家ね」
カニャ「血統書付きか~」
シッポ「チッ・・・お呼びじゃないわよボンボン」
ミャオ「まぁまぁ同じ猫、仲良くしましょう~」
のあ「そうね・・・(さて、どう出るP・・・」
ミク「あまり近寄りたくないにゃ・・・」
アーニャ「どうしてですかミク?」
ミク「ミクが理不尽な目に遭う気がするにゃ・・・」
アーニャ「?」
116 : 変態大人   2020/02/09 11:20:57 ID:uvkUFfrSjw
>>115
P「凄いな、親父さんの味まんまだ・・・」
三奈「あの時、Pさんが作ってくれたオムライスも、ベースになってます・・・///」
二葉「へぇ・・・」
ゆきよ「そうなんだ・・・」
P「(声色に抑揚が無いなぁ・・・」mgmg
一夏「これなら、オムライスの再開も夢じゃないわね・・・」mgmg
悠利「そうなるとなぁ・・・」
P「何か不都合でもあるのか・・・」
悠利「パンを使っているメニューの見直しをせざるを得ない・・・」
P「なるほどな・・・」
ゆきよ「これは帰ったら、相談しなきゃだね・・・」
・・・
(その日の夜中、就寝中にふと目が覚めたゆきよ)
P「くー・・・(右に寝返りを打つ音葉」ゴロン
ゆきよ「(Pのトラウマをどうやって治して上げられるんだろう・・・」
P「うん、ぐあぁぁぁぁ・・・」
ゆきよ「P・・・!?」
P「いてぇ、誰か・・・!」
ゆきよ「そうか、夢を見せられているんだ・・・」
P「があぁぁぁぁ・・・」
ゆきよ「どうしたら・・・」
(部屋の外)
のあ「(我が魔王・・・」








『まさか、マキシマムスロットのみが取り付けられたベルトにT2テラーを差し込んでおくとはね。それで右に寝返りを打つと、マキシマムドライブで・・・』
117 : EL変態   2020/02/09 12:18:39 ID:5QlyA.Agwk
>>116
果穂(オーマ)「・・・」
飛鳥「ピクリとも動かないね・・・」
蘭子「死んでるみたい・・・」
飛鳥「しかし、我が魔王も人が悪いね・・・」
蘭子「えっ?どう言うこと飛鳥ちゃん?」
飛鳥「彼のベルトの右側にマキシマムスロットを付けて御丁寧にT2テラーを装填済みで備え付けるなんて・・・」
蘭子「えぇ・・・それって・・・」
飛鳥「彼は今トラウマの悪夢を見せられてるだろうね・・・御丁寧に事象干渉で存在を隠蔽してまで・・・」
蘭子「鬼だ・・・」
果穂(オーマ)「鬼とは失礼な事だな蘭子・・・」
蘭子「ぴぃ!!?」
飛鳥「我が魔王・・・お目覚めかい?」
果穂(オーマ)「大体の事情は分かった・・・のあが監視についたのだろ・・・?」
飛鳥「ご明察通りで・・・」
果穂(オーマ)「ならば後は任せるのみ・・・」スゥー
飛鳥「再び眠りに就いたか・・・」
蘭子「本当・・・?」ビクビク
飛鳥「平行世界の管理は其処まで大変なんだろうね・・・」
118 : プロデューサー君   2020/02/09 15:53:54 ID:IQqM37Foic
>>117
(朝の仕込み中)
P「夢見が悪い・・・」
ゆきよ「うーん・・・」
P「どうした、ゆきよ・・・?」
ゆきよ「夜中、少し起きちゃった時にねPを見てたの・・・」
P「お、おう・・・」
ゆきよ「そしたら、右に寝返り打つ度に唸ってるの・・・」
P「右にか・・・」
ゆきよ「何か心当たりでも・・・」
P「(腰の辺りを探る音葉」
ゆきよ「腰・・・?」
P「どうやら、普段は『顕現』しないみたいだな・・・」
ゆきよ「顕現・・・?」
P「カラクリは掴めた。後はどう・・・」








『尻尾を出さすか・・・』
119 : おやぶん   2020/02/09 16:56:34 ID:5QlyA.Agwk
>>118
のあ「にゃ・・・(流石にカラクリには気付いみたいね」
P「趣味の悪い事だな・・・」
のあ「にゃ・・・(我が魔王の事よ・・・簡単には行かないわ・・・」
P「オーマの趣味の悪さにはほとほと愛想がつきる・・・」
のあ「にゃ・・・(悪く思わないことね・・・我が魔王も別に貴方を憎んでるわけではないわ・・・逆に救おうとしているのよ・・・」
P「それは分かる・・・そうでなければ平行世界なんかに飛ばしはしない・・・」
のあ「にゃ・・・(なら後は貴方次第よ・・・」
P「あぁ、そうだな・・・それより」
のあ「にゃ・・・?(何かしら・・・?」
エレニャ「シャーーー!!」飛び掛かる音葉
のあ「・・・」避ける音葉
エレニャ「フーフーフー!!」さかさず追撃する音葉
のあ「・・・」それを避ける音葉
P「こんな状況で良く会話できるなお前は・・・」
のあ「にゃ・・・(それが臣下の勤めよ・・・」
120 : 我が友   2020/02/09 17:09:53 ID:IQqM37Foic
>>119
P「だとしても、回り道過ぎるよなぁ・・・」
のあ「にゃ・・・(回り道・・・」
エレニャ「シャー!」
P「俺は俺なりにヒントを残したんだが・・・」
のあ「にゃ・・・(そうだったの・・・」
エレニャ「にゃ~・・・(疲弊している音葉」
P「それを誰かが辿ってくれれば・・・」
のあ「にゃ・・・(となると、我が魔王の方が先手を取ってたという事に・・・」
P「まぁ、そうなるわな・・・」
のあ「にゃ・・・(残念だったわね・・・」
P「早く戻りたいんだがな・・・」
のあ「(だとしたら、百瀬悠利は・・・」
・・・
(283探偵事務所)
鏡果穂「・・・」ショボン
283P「どうしたんだ、果穂・・・?」
鏡果穂「最近、ピエール君が素っ気ないような・・・」
283P「素っ気ないか・・・」
鏡果穂「話をしていても、どこか上の空っていうか・・・」
283P「男と女にはそういう時期もある・・・」
鏡果穂「お父さんもですか・・・?」
283P「あぁ、千雪以外にもそれなりに経験はしてきたからな・・・」
鏡果穂「後は・・・」
283P「まだ、何かあるのか・・・?」
鏡果穂「アタシを通じて、『別の人』を見てるような・・・」
283P「(果穂を通じて・・・?」
283P「なんとなく聞いてみるよ・・・」
・・・
ピエール「(オーガストランザー・・・」
(ピエールの自室に飾られているオーガストランザー)
ピエール「(間違いない・・・」








『あの果穂は別人・・・!』
121 : Pチャン   2020/02/09 20:42:47 ID:V9OMgZNYJw
>>120
「やれやれ・・・君がそうするとは・・・残念だよ・・・」
「禁忌に触れるとは・・・愚か者よ・・・」
ピエール「・・・君達・・・」
飛鳥「出来れば何も合って欲しくなかったよ・・・我が魔王の・・・果穂の為にもね」
蘭子「だが自ら触れるべからずの禁忌を破るとは・・・」
ピエール「果穂は・・・何処に居るの・・・」
飛鳥「・・・彼女は今父親の元に居る・・・」
ピエール「違うよ!果穂だけど別人!!」
蘭子「我が片翼よ・・・残念だが・・・」・・・ヘル・・・ブラッド
飛鳥「・・・修正するしかないか・・・」ウォズ!!
・・・
果穂(オーマ)「やれやれ・・・やっぱり・・・遠回しのお別れじゃ駄目ですか・・・」
果穂「仕方ないですね・・・眠ってる時も色々な世界の未来や可能性を見て来ましたが・・・」
果穂「これも・・・アタシの見た未来通りなのが・・・・悔しいですね」
果穂「少しくらい違って欲しかったですけど・・・お別れを言いに行きますか・・・」
・・・
これ以降令和・ザ・ファースト・ジェネレーションまでライダーの力も記憶も失います
122 : Pチャン   2020/02/09 21:10:43 ID:IQqM37Foic
>>121
ピエール「(まずい・・・!」
※オーガストランザーはあくまで『王位継承の道具』。ライダーのチカラはあくまでおまけ
ピエール「(どうすれば・・・!」
飛鳥「お願いだ、彼女を『果穂』だと思ってくれ・・・!」
ピエール「えっ・・・」
蘭子「緑の衣を纏いし君よ、でなければ記憶の修正に合うぞ・・・!(このままだと、ピエール君の記憶が修正されてしまいます・・・!」
ピエール「えっ・・・」
果穂「もう遅いですよ・・・!」
ピエール「果穂・・・?」
飛鳥「(遅かったか・・・」
蘭子「(そんな・・・!」
ピエール「どういう事なの・・・?」
果穂「『ある人』を助ける為に、あたしは『礎』となった。それが『あの人』の意に反する事でも・・・!」
ピエール「そんなの、間違っている・・・!」
果穂「っ・・・!」
ピエール「僕に、偽の愛を交わせと・・・」
果穂「そうじゃありません、今は彼女が『果穂』なの!」
ピエール「それは違う。僕に取っての『果穂』はたった一人だ・・・!」
「よく言った・・・」テレーン
続く
123 : 変態大人   2020/02/09 21:13:00 ID:IQqM37Foic
>>122
果穂「なっ・・・」
飛鳥「その声は・・・!」
蘭子「世界の破壊者・・・」
ピエール「士・・・?」
士「ったく・・・」
果穂「貴方には『あの人』の監視をお願いしたはず・・・!」
士「その役割は今『高峯のあ』が行っている・・・」
果穂「っ・・・!」
士「コイツは『回り道』解消の切り札だ。こちらで預からせてもらう・・・」
果穂「そんな勝手な真似は許しません・・・!」
士「反抗期も程々にしておけ。『奴』が戻ってきたら、この比では無いぞ・・・!(姿を消す音葉」アタックライド…インビジボゥ
果穂「どうして・・・(拳を握り締める音葉」フルフル
飛鳥「(よし・・・」
蘭子「(これで・・・」
果穂「どうして、誰も分かってくれないんですかあっ!(世界が書き替わる音葉」
飛鳥「しまった・・・!」
蘭子「我が魔王、それ以上の書き替えは・・・!」
果穂「あたしが世の秩序になる・・・!」
・・・
(平行世界、買い物帰り中のPとゆきよ)
P「何かきっかけでもあれば・・・」
ゆきよ「ネコが川で溺れるなんて事はそうそう・・・」
麗奈「Pさん、大変!」
菜々子「シッポちゃんが川に・・・!」
P「おい、マジか・・・」
124 : Pちゃま   2020/02/09 21:50:20 ID:V9OMgZNYJw
>>123
のあ「にゃ・・・(流石は歩くフラグ回収男ね・・・息をする如くフラグ回収ね・・・」
P「不本意過ぎるわ・・・!!」
ゆきよ「ツッコミしてる暇があったら行くよ!!」
菜々子「急いで!!」
麗奈「私大人の人呼んでくる!!」
P「俺大人なんだけど・・・」
菜々子「大丈夫気が動転してるだけだから!!」
ゆきよ「多分だけど菜々子も同じだと思う!!」
P「サッサと行くぞ・・・!!」
のあ「にゃ・・・(やれやれね・・・」
・・・
カニャ「にゃーーー!!にゃーーー!!(シッポちゃん!!シッポちゃん!!」
ミク「フニャーーー!!(どうするの!!ミクは泳げないにゃ!!」
アーニャ「にゃあにゃあにゃ・・・(大人の人を呼びましょう・・・」
三奈「駄目・・・悠長にできない・・・」
悠利「ボクが行く!!」
二葉「駄目ですよ!!何か合ったらどうするんですか!!」
悠利「だけど・・・あの時見たいに・・・」
125 : Pちゃん   2020/02/09 22:08:47 ID:IQqM37Foic
>>124
二葉「雨上がりで川も増水しているんですよ・・・!」
三奈「折角、一夏お姉ちゃんと一緒になれたのに・・・」
悠利「このままだと・・・」
P「ふーっ・・・」
悠利「P・・・!?」
三奈「無茶、です・・・!」
二葉「まさかっ・・・!」
P「ここでやらなきゃ、前に進めねぇ。俺も『コイツ』も・・・!(橋の欄干に手を掛ける音葉」
悠利「前に進めない・・・?」
P「これは俺の、いや『俺らのケンカ』だ!(意を決して飛び込む音葉」
(その時、脳裏に膝をケガした時の記憶が流れ込む音葉)
P「ぐあっ・・・(あまりの情報量に顔を歪める音葉」
のあ「(我が魔王・・・!」
P「ざっけんなぁっ!(目の前の壁を振り払うかの如く殴り付ける音葉」ドッポーン
のあ「(恐怖を払い除けた・・・!」
P「シッポ!(溺れるシッポを救助する音葉」
ゆきよ「P、ボート借りたよ!」
P「ナイスだ、ゆきよ・・・!」
二葉「良かった・・・!」
三奈「うん・・・!」
悠利「P、君はいったい・・・」
・・・
果穂「ピエール君を探し出させます・・・!(カッシーンを作り出す音葉」パチン
飛鳥「なっ・・・」
蘭子「っ・・・」
果穂「記憶を奪い、あたしの世界に入れなければ・・・!」
126 : プロちゃん   2020/02/09 22:37:17 ID:V9OMgZNYJw
>>125
果穂「ッア!?」眼を顰める音葉
飛鳥「・・・千里眼!?」
蘭子「・・・如何なる目録を回覧したのか!?」
果穂(オーマ)「・・・如何せん・・・やはりまだ感情的になり過ぎたか・・・」オーラを纏い元の姿に戻る音葉
飛鳥「・・・」ゾクッ
蘭子「・・・このオーラは!?」ゾクッ
果穂(オーマ)「私の甘さ故にこうなってしまったのなら致し方ない・・・」手を空にかざす音葉
飛鳥「・・・我が魔王何を?」
果穂(オーマ)「今し方私が『観た』未来・・・どうやら『時の迷い人』の言う通りかもしれぬな・・・足元から崩れているようだ」
蘭子「えっ・・・?」
果穂(オーマ)「全てのライダー及びそれ全ての歴史を・・・一つ残らず回収する!!」
飛鳥「・・・なっ!?」
果穂(オーマ)「そして・・・『新世代のライダーが誕生する』・・・私が『現世』で行うべき最後の仕事だ・・・」
蘭子「あわわわ・・・・」
果穂(オーマ)「それまでにP先生を復活さえる・・・『ゼロワンの世界』に送り込む為に・・・」
飛鳥「(ゼロワン・・・?」
果穂(オーマ)「それまでにピエールの回収も行う・・・彼が居なければ『私』が死ぬぞ・・・」
飛鳥「・・・仰せのままに我が魔王(ピエールが居なければ『果穂』が死ぬ・・・?」
・・・
令和・ザ・ファースト・ジェネレーションは少なくとも後平行世界何個か攻略しないと発生しません・・・
『屋根裏部屋の道化師』『アイドルヒーローズ』『任侠の世界』『夜想令嬢』・・・etc
127 : プロちゃん   2020/02/09 23:05:11 ID:V9OMgZNYJw
文字通り令和・ザ・ファースト・ジェネレーションでライダーのストーリーは一時終了します
復活は恐らく相当後になると思います・・・
平行世界編の流れは
『任侠の世界』→『屋根裏部屋の道化師』→『アイドルヒーローズ』→『夜想令嬢』→『近未来アウトサイダー』→(『ヒーローズジェネシス』→『超バレーボール・全国編』この二つは削る可能性あり)→『おとぎの国』→etc→『令和・ザ・ファースト・ジェネレーション』→新世界・・・
128 : Pサン   2020/02/09 23:33:30 ID:IQqM37Foic
>>126
P「なんか、知らんがシッポに懐かれた・・・」
シッポ「にゃ・・・///」スリスリ
ゆきよ「どうどう、エレニャ・・・(必死に抑える音葉」
エレニャ「フッシャー!(毛を逆立てて威嚇する音葉」
P「まぁ、エレニャも今回は矛を納めてくれ・・・」
エレニャ「にゃ~・・・(悲しげな声を出す音葉」
ゆきよ「これでトラウマを乗り越えたんだよね・・・」
P「そうなるな・・・」
ゆきよ「また、お別れか・・・」
P「『コイツ』に普通に呼んでもらえるようにすればいいんじゃないか・・・?」
ゆきよ「そうだね。話し合ってみるよ・・・」
(その後、就寝中)
シッポ「(この人は居なくなってしまう。そんな気がする・・・」
シッポ「(なら、その前に・・・※その時、不思議な事が起きた」
P「ん、誰だ・・・?」
シッポ「ありがとう、Pさん・・・(MTMする音葉」
P「えっ・・・?」
シッポ「おやすみなさい・・・」
P「あぁ・・・」
・・・
P「(朝か・・・?」
P「戻ってきたのか、『超ビーチバレー』の世界に・・・」
P「(次は『この世界』でのトラウマを克服しないといけないのか・・・」
129 : おにいちゃん   2020/02/09 23:34:29 ID:IQqM37Foic
>>127
TA、TB、TCだけでいくない?
130 : ボス   2020/02/10 00:37:44 ID:NT8mdZiX0s
>>128
のあ「どういう事かしら・・・コレは・・・?」
何もかもが変わり果てた愛増県
未来「あれ?のあさんおはようございます!!」
鏡果穂「何か久し振りにあった気がしますね!!」
静香「何処かお仕事に・・・?」
翼「いいなぁ~海外とかで何かしたんでしょ~?」
のあ「そうね・・・(全員中学生になってる・・・」
百合子「早く杏奈ちゃん!遅刻しちゃうよ!!」
杏奈「ねむ・・・」引っ張られる音葉
凛「フフッ・・・賑やかだね」
未央「ですなぁ~」
樹里「ふぁ~・・・ダリィ・・・」
智代子「遅刻しちゃうよ樹里ちゃん!!」
千夜「夜更かしは体に毒ですよ・・・」
卯月「でも分かります!私もツイ長電話しちゃって・・・」
奈緒「だよなぁ~アタシもツイ深夜アニメを・・・」
美穂「私熟睡してるから分からないなぁ~」
霧子「ウフフ・・・私も」
瑞希「むむっ・・・どっちでもないぞ瑞希ピンチ・・・」
桃子「皆遅れるよ!!」
育「待ってよ~桃子ちゃん!!」
環「あっ!猫だ!!」
ありす「言った傍から!?」
鏡果穂「あっ!ワンちゃんです!!」
全員が愛増学園に向かって走っていく音葉
のあ「我が魔王・・・世界を『書き換えた』と言うの・・・!?」
131 : Pサマ   2020/02/10 00:48:58 ID:NT8mdZiX0s
>>129
つまり
TA
『果てしない仁義ない戦い』、『魅裏怨』、『リリィ・ナイトと天空の騎士団』
TB
『屋根裏部屋の道化師』
TC
『おとぎの国の物語』、『近未来アウトサイダー』
を終えて令和・ザ・ファースト・ジェネレーションに向かうと・・・
132 : あなた様   2020/02/10 00:51:50 ID:EHjvOlAKRU
>>131
まぁ、やってる間に『孤島サスペンスホラー』もやるだろうし・・・

思っくそ、書き換えたな・・・
133 : 我が友   2020/02/10 00:59:34 ID:EHjvOlAKRU
>>130
のあ「(まずいわよ、太祖。果穂の思考は思ったより危険な方向へと向かっているわ・・・」
・・・
P「ふぅ・・・」
P「(いつの間にか『海美を復帰させよ』的なミッションが追加されてるしなぁ・・・」
P「(さて、どうしたもんか・・・」
ジュリア「おーす、Pセン・・・」
P「おう、ジュリア・・・」
ジュリア「克服出来たのか・・・?」
P「向こうの『トラウマ』に関してはな・・・」
ジュリア「そうか・・・」
P「後はこっちの方だな。残り1ヶ月でどこまで結果を残せるか・・・」
ジュリア「あたしも入ればいいんだろ?」
P「頼む・・・」
ジュリア「アンタをサポートするって決めたんだ。これくらい、やってやらないとな・・・」
P「後は海美をどうするかだ・・・」
ジュリア「そこはあたしらよりも適任者が居ると思うよ・・・」
・・・
(帝花女学院、超ビーチバレー部室)
莉緒「くー・・・」
風花「(監督もお疲れになるのね・・・」
莉緒「Pくん・・・」グスッ
風花「(寝言にしては、雰囲気が良くないわね・・・」
莉緒「ごめんなさい。私のせいで君は全国に・・・」グスッ
風花「(莉緒監督とP先生の間には何かあったのかしら・・・?」
風花「(一度、調べる必要があるわね・・・」
※この先、Pと風花にイベントが発生します
134 : Pさん   2020/02/10 11:22:15 ID:xUTrzRKYVI
>>133
P「取り合えず千早から貰ったDVDを見て見よう・・」
ジュリア「それは何だ・・・?」
P「過去の『超ビーチバレー』の選手の映像だとさ・・・」
ジュリア「へぇーそれで練習の材料にしろって奴か・・・」
DVD視聴中
P「・・・成程」
ジュリア「何が成程だよ・・・これ本当にビーチバレーなのか・・・?」
P「・・・ビーチバレーなんだろうね・・・」
ジュリア「格闘ゲームの間違いじゃないのか・・・?テンカウントが表示されたぞ」
P「いや・・・『超VB』も大体同じだから・・・」
ジュリア「KO勝ちってなんだよ・・・アタシらの試合はそんな事なかったぞ」
P「・・・ホワッホホホホホッ」
ジュリア「キモい笑い方すんな・・・」
P「だが見て見たが・・・コレが全国の猛者か・・・」
ジュリア「明らかに何人か担架で運ばれたがな・・・」
P「だがしかし・・・ある意味選手の育成に取り組める部分はあるな・・・」
ジュリア「有るのかよ!?」
135 : プロデューサーちゃん   2020/02/10 13:06:45 ID:4KiOr5TPqY
>>134
P「後は、俺のケガの克服と・・・」
ジュリア「恵美がどう海美を説得してくれるかだな・・・」
P「あぁ・・・」
・・・
恵美「(どうやって、海美を説得出来るかなぁ・・・」
海美「おはよ・・・」
恵美「あ、おはよ・・・」
海美「お姉ちゃんは、大分良くなったよ・・・」
恵美「そ、そう・・・」
海美「恵美、一つだけ伝えるね・・・」
恵美「ん・・・?」
海美「私は『やらない』んじゃないの、『やれない』の・・・」
恵美「やれない・・・?」
海美「去年の全中県予選、決勝の映像を見たら分かるよ・・・(自分の席へと移動する音葉・・・」
恵美「(去年の全中県予選・・・」
・・・
(放課後、超ビーチバレー部室)
P「全中県予選の映像は・・・」
ジュリア「決勝だけ残ってないな・・・」
P「確か、決勝は・・・」
恵美「紗代子と海美の学校が勝ったはず」
136 : しくった続き   2020/02/10 13:15:04 ID:4KiOr5TPqY
>>135
恵美「紗代子と海美の学校が勝った筈なんだけど・・・」
P「どうやら、『何か』あったみたいだな・・・」
「お困りのようね・・・」ガチャ
P「ノックしてくれよ・・・」
ジュリア「(チハ・・・?」
P「(この世界だと、海理音高校のOGで『週刊超ビーチバレー』の記者みたいだ・・・※念受」
ジュリア「(なるほど・・・※念受」
千早「ごめんなさい、何やらお困りのようだったから・・・」
P「確かに困ってはいるが・・・」
千早「去年の全中県予選決勝の映像は個人レベルでしか残っていないわ・・・」
恵美「ニュース映像も無かったね・・・」
P「もしくは主催者が残しているくらいか・・・」
千早「まぁ、主催は残しているとは思うけど・・・」
ジュリア「ただ、気になる『文言』は残ってたな・・・」
千早「そこまで辿り着いてるのね・・・」
P「気になる文言・・・?」
ジュリア「これだよ・・・(スマホの画面を見せる音葉」
P「これは・・・!」
恵美「ウソ・・・?」
千早「いいえ、真実よ・・・」









『フルセットの末、「情熱スパイク」が決まるも着地ミスで「熱血姉妹」が全国大会を「まさかの辞退」ていうのはね・・・』
137 : Pさぁん   2020/02/10 13:58:03 ID:xUTrzRKYVI
>>136
千早「そう・・・その時の相手こそが帝花の次期キングと期待されている志保よ・・・」
P「成程・・・だからか・・・」
ジュリア「何が合ったんだよ・・・?」
恵美「前の練習試合で海美が帝花のキングと一回だけの試合する時に突っかかって来たんだ」
千早「彼女はその時の敗北を糧にする筈だったのが・・・屈辱の次点全国大会出場よ・・・」
ジュリア「フルセットでも敗北だけならまだ全力を出して満足いくが勝った相手が辞退して負けた自分達が出場なんてな・・・」
千早「あの時取材に行った松田さんが号泣した帰って来たから何事かと思ったのよ・・・」
P「・・・大体想像できるなあのテンションの亜利沙なら・・・」
恵美「きっと要らぬ地雷を踏み抜いて豪快にストレートを喰らったんだろうね・・・」
ジュリア「待て。アイツは地雷原の上でタップダンスを踊るロックな奴なのか・・・!?」
恵美「何と言うか・・・」
P「・・・良い意味で空気が全く読めてない・・・」
千早「取材の時も五月蠅くて仕方ないのよ・・・彼女だけシャッタースピードがオカシイのよ・・・私は一枚とるのにも時間かかるのに・・・」
亜利沙「ありさは一秒間に10回シャッターを押せますよ!!!!!」パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ
P「イヤーーー!!」カラテを発動する音葉
亜利沙「グワーーーー!!」ニンジャが如くぶっ飛ぶ音葉
千早「アイサツ前の攻撃は一回までよ。それ以上はスゴイ=シツレイになるわ・・・」
138 : 5流プロデューサー   2020/02/10 15:20:24 ID:4KiOr5TPqY
>>137
P「ったく・・・」
千早「で、実際どうなの・・・?」
P「このままだと1回戦はおろか、出場もままならん・・・」
千早「それで『高跳び』を復帰させようと・・・」
P「だが、望みは薄いだろうな・・・」
千早「『熱血姉妹』復活と記事を書きたいところだけど・・・」
P「紗代子は間に合わないよ、少なくとも県予選は。それだけ『クイーン』の一撃は大きかった・・・」
千早「後は貴方に入れておかないといけないことが・・・(耳元を寄る音葉」
P「ん・・・?」
千早「帝女が・・・(ヒソヒソ」
P「莉緒、アイツ・・・!※後に明かされるのと、Pと風花のイベントのきっかけにもなる」
(部室の外)
海美「(あれは『週超ビ』の・・・!」
P『莉緒、アイツ・・・!』
海美「(そういえば、『帝女』の監督と知り合いだって・・・」
海美「・・・(踵を返す音葉」
・・・
千早「で、決勝の映像を見てもらったけど・・・」
P「これはキツいな・・・」
ジュリア「確かに・・・」
恵美「これじゃ、海美は責任感じちゃうよね・・・」
亜利沙「ありさも初めて見ました・・・」
P「(さて、ここからどう復帰に繋げさせるか・・・」
・・・
(帰り道)
P「(とは言うものの、これといった策は無いしなぁ・・・」
海美「ねぇ、P先生・・・」
P「海美・・・!?」ギョッ
海美「私に『超ビーチバレー』やらせたいんでしょ・・・?」
P「そうだな。戦略的な観点から言えばだが・・・」
海美「なら・・・」








『跳んでみせてよ、その膝で・・・!』
139 : プロデューサー殿   2020/02/10 17:33:52 ID:Aa1nMtwh9Q
>>138
未来「あれ?皆は?」
恵美「もう帰っちゃったよ?未来は体のもうは大丈夫なの?」
未来「ご飯食べてお風呂入って熟睡したら治った!!」
ジュリア「ギャグキャラかよ・・・」
恵美「もぉ~そんなトリコの『グルメ細胞』じゃないんだからさぁ~」
未来「本当だもん!!ほら!!」綺麗さっぱりに消えてる痣
ジュリア「嘘だろ・・・」
恵美「現代医学に喧嘩売ってるとしか思えない・・・」
未来「脱臼も捻挫もこんな感じ!!」ほぼほぼ治っている怪我
ジュリア「何だよこれ・・・気持ち悪!?」
未来「酷い!!」
恵美「漫画みたいだ・・・」
未来「お医者さんもビックリしてたな~」
ジュリア「そりゃビックリするだろ・・・」
恵美「普通じゃ無いもんね・・・」
未来「?」
ジュリア「あれ・・・もしかして・・・」
恵美「何?」
ジュリア「コレがまさか・・・未来の『形』なんじゃないのか・・・?」
140 : ボス   2020/02/10 18:43:57 ID:4KiOr5TPqY
>>139
ジュリア「これで3人目か・・・」
未来「4人目はどうするんですか・・・?」
恵美「任せて、海美は必ず説得してみせるから!」
・・・
P「いや、今は無理だよ。ここ、コンクリートだし・・・」
海美「それじゃあね、今じゃなくて明日でどう・・・?」
P「見てたのか、昨日・・・?」
海美「偶然ね、やっぱり海には行きたくなるから・・・」
P「なるほど・・・」
海美「で、跳べたら考えて上げる・・・♪」
P「確定させない辺り、ずっこいな。まぁ、ブランクあるし当たり前か・・・」
海美「むっ・・・(カチン」
P「海美。俺はやるからには本気だ、超ビーチバレー部を勝たせなきゃいけない・・・」
海美「・・・」
P「俺の本気が伝わるなら、ちゃんと考えてほしい・・・」
海美「それはP先生次第だよ・・・」
P「それより、時間も時間だ。近くまで送っていくよ・・・」
海美「分かった・・・」
・・・
姉妹父「海美、彼は・・・」
海美「P先生、ウチの超ビーチバレー部の顧問になったんだって・・・」
姉妹父「そうか・・・(どこか嬉しそうな表情」
海美「知ってるの・・・?」
姉妹父「彼の膝は私が診たんだ。それは酷いケガだったからね・・・」
海美「えっ・・・」
姉妹父「ただの靭帯断裂じゃない・・・」








『何か固いモノで殴られたような、そんな状態だったんだよ・・・』
141 : 我が友   2020/02/10 19:27:50 ID:Aa1nMtwh9Q
>>140
志保「監督の過去ですかキング・・・?」
風花「ええ・・・あの様子からすると只事ではないでしょうね・・・」
奈緒「どうでもいいんじゃないの?敵の監督やで?」
のり子「だけど・・・謝罪って言うのが気になるね・・・」
風花「学園長に聞いてみるほかないわね・・・」
奈緒「こんな事聞いて話してくれるんやろか・・・?」
のり子「行ってみるだけ行ってみたら・・・?」
志保「キング、クイーン、ジャック・・・学園長と監督はどう言った関係で・・・?」
奈緒「ジャック・・・教えといたれや・・・」
のり子「イヤ~面目ない・・・」
風花「教育係の不届ね・・・」
志保「あの・・・まだ聞いてないのですが・・・」
奈緒「監督と学園長は・・・学生時代はバディやったそうや・・・」
志保「まさか・・・『超ビーチバレー』でですか・・・?」
のり子「他に何があるって言うの・・・?」
風花「今は現役引退をしているが私達『超ビーチバレー部』に多額の寄付を付与して下さっている・・・そして、『日本超ビーチバレー協会』の理事でもある・・・」
奈緒「話しとる間に着いたな・・・」
風花「失礼します・・・」コンコン
『どちら様かしら・・・?』
風花「超ビーチバレー部キャプテンキングの風花です・・・」
『お入りなさい・・・』
風花「失礼します・・・」
「今日は如何いった用件かしら・・・キング、クイーン、ジャック、エース・・・」
風花「少々話を聞きたい事が有ります・・・宜しいでしょうか・・・?」







『帝花女学院二階堂千鶴学園長・・・』
142 : プロデューサーさん   2020/02/10 19:55:05 ID:4KiOr5TPqY
>>141
千鶴「なんでしょう、クイーン・・・?」
風花「少し気になる事がありまして・・・」
千鶴「気になる事・・・?」
風花「『海理音高校』の超ビーチバレー部の顧問の件は存じ上げていますか・・・?」
千鶴「えぇ、彼とは腐れ縁みたいなものですので・・・」
風花「単刀直入にお伺いします。莉緒監督とP氏の間には何かあったのでしょうか・・・?」
千鶴「何故、そう思いますの・・・?」
風花「先日、莉緒監督がうたた寝してた際に・・・」
莉緒『私のせいで、君は全国に・・・』
風花「と・・・」
千鶴「やっぱり、まだ悔やんでましたのね。莉緒は・・・」
奈緒「悔やんでいた・・・?」
千鶴「まずはわたくし達の過去を少しお話しますわね。学生時代、わたくしと莉緒、そして『彼』は同じ学校に在籍していましたわ。わたくし達は『超ビーチバレー』、彼は『超VB』でそれぞれエースとして活躍していましたの・・・」
志保「それは存じ上げています・・・」
千鶴「そして、とある事情で彼を欠きながらも超VB部は『全国ベスト8』、わたくし達の超ビーチバレー部は『全国準優勝』という結果を学校にもたらしましたわ・・・」
のり子「彼を『欠いた』・・・?」
千鶴「当時は超ビーチバレーの人口が今ほど多くなく、莉緒は暇をもて余した結果、県内の各校に『腕試し』の名目で勝負を挑んでいましたの・・・」
のり子「(今の『ハンティング』に近い・・・」
千鶴「そんな事をしていれば、どうなるかお分かりになって・・・?」
奈緒「監督と学園長を恨む人たちが出てくる・・・?」
千鶴「その通りですわ・・・」
風花「まさか・・・」
千鶴「風花、貴女が思っている通り。県予選当日、わたくし達は倒してきた学校の生徒に待ち伏せされていましたの。わたくし達を出場させない為に・・・」
続く
143 : プロデューサー殿   2020/02/10 20:20:48 ID:4KiOr5TPqY
>>142
風花「そこに何故、P氏が・・・」
千鶴「彼は彼でうっかり寝坊していたらしいの。そこでわたくし達が路地裏に追い込まれている所を見て・・・」
(回想)
P「アンタら、何してんだ・・・?」
他校生徒「お前、何だよ・・・?」
P「いや、その二人と同じ学校の生徒だけど・・・」
他校生徒「へぇ、そうかよ!(バットを振り抜く音葉」
P「うぉっと・・・!」
他校生徒「ちょうどいいや、お前もまとめてボコしたらぁ!」
P「はぁっ!?」
P「(危なっ、予め近くの交番に話しておいて正解だったわ・・・」
千鶴「貴方達、何が目的ですの・・・?」
他校生徒「決まってんだろ、お前らをここで足止めして『超ビーチバレー』の県予選に出させない為に決まってんだろ・・・!」
P「お前ら、何したんだよ・・・」
莉緒「腕試し・・・」
P「はぁ・・・?」
千鶴「わたくしは止めましたのよ・・・」
P「ったく・・・」
他校生徒「何、呑気に話てんだよ・・・!(怒りのあまり、バットを莉緒に振り抜こうとする音葉」
莉緒「えっ・・・」
P「危ねぇ、莉緒・・・!」
バキィン
P「あぐっ・・・」
莉緒「Pくん!」
千鶴「P・・・!?」
続く
144 : 下僕   2020/02/10 20:21:05 ID:4KiOr5TPqY
>>143
千鶴「その後、彼が声を掛けていた警察官の方々が来てくださり、わたくし達は試合会場に向かいましたが・・・」
風花「それで彼は膝にケガを・・・」
千鶴「出資せずに治療していれば良かったのでしょう・・・」
奈緒「何で、出たんや・・・」
千鶴「1回戦の相手が優勝候補校でしたの。彼は『エース』として出場する方を選びましたわ・・・」
志保「それで・・・」
千鶴「フルセットの末、勝利。最後のポイントもPが決めましたわ・・・」
志保「でも、Pさんはその後・・・」
千鶴「出現出来ませんでしたわ。更に超VB部の監督も2回戦以降は事情があって来れなくなりましたの・・・」
のり子「えっ、誰が指揮を執ったんですか・・・?」
千鶴「Pですわ。試合に出れないならと、そのまま県予選優勝へ導きましたの・・・」
志保「凄い・・・」
千鶴「ですが、その後の彼はひっそりと『超VB』の表舞台から姿を消しましたわ・・・」
風花「膝のケガが原因・・・」
千鶴「恐らくは・・・」
風花「だからといって、私達は手を抜きませんよ・・・」
千鶴「それは構いませんが・・・」
奈緒「何かあるんですか・・・?」
千鶴「これ以上のハンティングは止しなさい・・・」






『手遅れになる前に・・・』
145 : EL変態   2020/02/10 20:24:03 ID:4KiOr5TPqY
訂正:出資→出場
146 : Pちゃま   2020/02/10 20:48:48 ID:Aa1nMtwh9Q
>>144
風花「クイーン・・・今現在の部員の状況は・・・?」
奈緒「まちや・・・えぇ~っと・・・マズいな・・・」
のり子「何がさ・・・」
志保「そう言えば・・・プチメンバーズのうちプチクイーンが数名を連れて浜辺迄・・・あっ」
のり子「アタシ行ってくる・・・」
風花「任せる・・・もしもの時は貴女の『形』で連れて来なさい・・・」
のり子「OK・・・」出て行く音葉
千鶴「部員の強化の為とは言え無差別なハンティングは感心しませんわよ・・・」
風花「常に実戦に身を置かせることで集中力を高める・・・先代からの教えですから」
奈緒「監督も何も言わへんからな・・・」
志保「ですが監督とあの人とそんな因縁が・・・」
千鶴「昔の事ですわ・・・私は既に乗り越えましたわ・・・」
奈緒「監督はまだ見たいやけどな~・・・」
風花「それ程の物だが私達は私達よ・・・王者として大会に挑む迄よ・・・」
志保「分ってます・・・」
奈緒「言わずもがなや・・・!!」
147 : Pちゃま   2020/02/10 22:44:05 ID:4KiOr5TPqY
>>146
風化「では、失礼します・・・」ガチャ
千鶴「(とは言うものの・・・」
(車椅子に乗りながらもチームメイトに指示を出すPの姿が思い出される音葉)
千鶴「(乗り越えは出来ても、いい気分はしませんわ・・・」
千鶴「(ただ、彼が『表舞台』に出て来てほっとしてる自分が居るのも事実・・・」
・・・
(次の日)
ジュリア「帝女がハンティングを暫く取り止める・・・?」
恵美「県予選が近いからって・・・」
海美「恵美・・・」
恵美「おはよ、海美・・・」
海美「放課後、砂浜に来て・・・」
恵美「分かった・・・」
海美「それじゃ・・・(足早に去る音葉」
ジュリア「なんなんだ・・・?」
恵美「凄く真剣な眼差しだったよ・・・」
P「恵美、ジュリア。もうすぐ始業だぞ・・・」
ジュリア「分かってるって・・・」
恵美「P先生、海美が・・・」
P「知ってるよ。俺も昨日『条件』を持ちかけられたからな・・・」
ジュリア「条件・・・?」
P「俺に跳んでみろと・・・」
恵美「もし、跳べたら・・・?」
P「超ビーチバレー部への入部を前向きに検討するってさ・・・」
ジュリア「それ、怪しくないか・・・?」
P「まぁ、やるだけやってみるしか無いだろうな・・・」
恵美「そうだね・・・」
P「(結局、いい方法は思い付かなかったが・・・」
148 : お兄ちゃん   2020/02/10 23:05:45 ID:Aa1nMtwh9Q
>>147
ジュリア「実際できると思うか・・・?」
恵美「難しいんじゃないかな・・・」
未来「そうなの・・・?」
恵美「トラウマってのは心理的外傷だからね・・・心、精神に刻まれた傷なんだ・・・」
未来「精神に刻まれた傷・・・?」
ジュリア「未来が体の傷は癒せても治せない部分だ・・・」
恵美「忘れても同じ状況じゃなくても類似的な点でそれが蘇るって事が有るんだよ・・・」
ジュリア「子供の頃恐怖を覚えた奴が大人に成ってその時の近い音でパニック状態になるって事例があるからな・・・」
未来「大丈夫なのかなP先生は・・・」
恵美「こればかりは・・・」
ジュリア「(頼むぜ・・・アンタなら越えられると思ってるんだ・・・」
・・・
紗代子「・・・P先生」松葉杖を突いて遠くから見守る音葉
千早「・・・出来るのかしら彼・・・」
亜利沙「どうなんでしょうね・・・」
・・・
士「・・・」病院の屋上で見守る音葉
オーマ「・・・奴ならば問題ないだろう・・・」
士「また『サーヴァント』で此処に来たのか・・・」
オーマ「私『本体』は下手の干渉できないので・・・」
士「ピエールは渡さんぞ・・・?」
オーマ「何れ返して貰う・・・今はP先生に期待しておくとしましょう・・・」
149 : 兄ちゃん   2020/02/11 00:03:55 ID:zZeWsui5is
>>148
(立ち去るオーマ)
士「(お前は良かれと思っているのかもしれないが・・・」
士「(実際は違う。Pやピエールの意思を無視して独り善がりで突き進む・・・」
士「(行き着く先は『破滅』だ・・・」
・・・
海美「来たね、P先生・・・」
P「約束だしな・・・」
海美「さぁ、跳んでみせてよ・・・!」
P「(『コイツ』はケガしてから、どう生きてきたのか・・・」
(回想。手術を終えてから1年半後・・・)
P「(リハビリは上手くいって、歩いたり走ったりするのに問題は無い・・・」
P「(後は跳べればいい。そうなれば、『また』戻れる・・・」ダッ
P「(っ・・・!?※跳ぼうとすると立ち止まってしまう音葉」
P「(ウソだろ・・・!」
(その後、何度か挑んでみても同じ結果に終わってしまう・・・)
P「(そんな、おかしい・・・!」
P「(何で、どうして・・・!」
P「(俺はただ『跳びたい』だけなのに・・・!※悔しさのあまり涙が止まらない音葉」
P「何で、どうして・・・!※orzのポーズで泣きじゃぐる音葉」
(回想終わり)
P「そうか・・・」
海美「ん・・・?」
P「『コイツ』は跳びたいだけなのか・・・」
海美「コイツって・・・?」
P「(なら、簡単だ。跳ぶ事の『恐怖』を・・・」
P「別の『恐怖』で塗り替えればいい・・・!」ニヤッ
海美「別の恐怖・・・?」
P「はぁっ!」ダッ
恵美「走った・・・!」
未来「いっけー、P先生!」
ジュリア「(ん、腰の辺りに何か見える・・・?※トスを上げる音葉」
P「(俺が生きてきた中で一番怖かったのは・・・」
続く
150 : プロちゃん   2020/02/11 00:08:53 ID:zZeWsui5is
>>149
P「『恵美』に買ったプレゼントを『千鶴』に渡してしまって、更にまぁまぁべらぼうな金額のレシートを『伊織』に見られて、『琴葉』にニコニコしながら見せられて小遣いの減額を言い渡された時っ・・・!(右の腰のマキシマムスロットを押す音葉※恵美、未来、紗代子、千早、亜利沙には聞かれていない音葉。なお、めっちゃ早口な模様」
海美「え、恵美に千鶴に後は誰・・・?」
ジュリア「しょうもなっ・・・!」ビシッ
『テラー、マキシマムドライブ!』
P「おりゃあっ!(そのまま勢いで跳んでからのスパイクを決める音葉」バチコーン
(テラーの勢いそのままに放ったせいで砂浜が一部抉れる音葉)
恵美「やったー!」
未来「P先生が跳んだ・・・!」
・・・
紗代子「P先生・・・!」
千早「何、あのスパイクは・・・!?」
亜利沙「千早さん、またカメラが壊れました!」
・・・
士「(まさか、トラウマをトラウマで塗り替えるとはな・・・」
・・・
ジュリア「(マジか・・・※やや呆れてる音葉」
P「(ようやく戻ってきたな、じゃじゃ馬『1号』・・・※T2メモリを手にする音葉」
ジュリア「で、どうだ海美・・・?」
海美「凄い・・・」
ジュリア「えっ・・・?」
海美「私、もう一回『超ビーチバレー』やってみるよ・・・!」
海美「(それに・・・」







『(P先生が何者かも知りたいし・・・』
151 : Pちゃん   2020/02/11 10:22:19 ID:uNJ4hH8us2
>>150
紗代子「海美・・・良かった復帰してくれて・・・」
海美「お姉ちゃん・・・今までゴメン」
紗代子「気にしない気にしない・・・それだけでお姉ちゃん嬉しいから・・・」
恵美「紗代子大丈夫・・・?」
未来「松葉杖突いてるから結構ヤバいのかな・・・?」
紗代子「大丈夫ただの捻挫だから・・・受け身取って海面の衝撃を最小限に抑えたから・・・」
千早「それでも二週間は安静よ・・・」
亜利沙「うぅ・・・またカメラが・・・」
P「よし・・これで一か月後の県予選に出場できるな・・・」
ジュリア「コレで命題の一つを完了か・・・次は・・・」
P「一筋縄ではいかないな・・・前回全国王者『帝花女学院』を倒し県大会突破だからな・・・」
・・・
帝花女学院・超ビーチバレーコート
風花「エース・・・私は貴方の才気は決して『高跳び』に劣ってるとは思わないわ・・・」
奈緒「せや・・・実際に次点とは言え全中全国優勝の名は伊達じゃないで?」
志保「そう思うのは勝手ですキング、クイーン・・・ですが私はあの日の屈辱は一切忘れません・・・あの日私の全力を否定されたと思える行為をされて・・・」
のり子「気持ち分かるけどさ~・・・」
殆どの部員が息も絶え絶えの中平然としてる志保
風花「この阿鼻叫喚な状況を作り上げて良く言えるな・・・」
奈緒「レギュラーじゃなくてもソコソコ実力者な奴らがな~・・・」
莉緒「(この県大会の目標は『風花の更なるステージ』と・・・・」





『『志保の覚醒』と言った所ね・・・・』
152 : バカP   2020/02/11 11:22:11 ID:r6XVWKXUGE
>>151
P「んじゃ、帰るぞ・・・(学校は海水浴場の近く」
海美「(誰にも悟られないようにしながら、Pに悪戯っぽい笑顔を見せる音葉」
P「(そういえば、『早口』聞かれてたっけ・・・?」
恵美「(海美が復帰したって事は・・・」
未来「(ブランクなんて、あって無いようなものだし・・・」
ジュリア「(県予選でのレギュラーは残り1枠か・・・」
P「(待てよミッションは『海理音高校・超ビーチバレー部』の復権だよな、『帝女』を倒すことだけが『県予選決勝突破』に繋がるのか・・・?」
・・・
千早「『高跳びの海美』復帰は大きいわね。スマホサイズだけど、写真も撮れたし・・・」
亜利沙「これで記事も書けますね・・・!」
千早「後は(prr)はい千早です・・・」
そら『見つけたわよ、「超ビーチバレーの問題児」・・・』
千早「『タレコ』ミは本当だったのね・・・」
・・・
莉緒「失礼します・・・」
千鶴「お疲れ様、莉緒・・・」
莉緒「どうしたのよ・・・?」
千鶴「『良いニュース』と『悪いニュース』がありますの。先にどちらから聞きます・・・?」
莉緒「『良いニュース』から・・・」
千鶴「『高跳びの海美』が復帰しますわ。後は『彼』も跳べたと・・・」
莉緒「本当に・・・!」パァッ
千鶴「間違い無くてよ・・・!」
莉緒「で、『悪いニュース』ってのは・・・」
千鶴「『問題児』が見つかりましたわ・・・」
・・・
千早『で、「問題児」はどこに居たのかしら・・・?』
そら「そうね、言わば『夏のダークホース』になるわ・・・」








『「問題児・麗花」が率いるのは「ジェネシス大付属ネメシス高校」よ・・・!』
153 : Pしゃん   2020/02/11 11:24:10 ID:r6XVWKXUGE
ネメシス高校はジュリアがエレナに置き換わってると思ってくれれば※書いてから気付いた
154 : 師匠   2020/02/11 11:45:00 ID:uNJ4hH8us2
>>152
千早「『ジェネシス大付属ネメシス高校』・・・『デストルドー学園』の姉妹校ね・・・」
そら「そうなんです・・・『悪魔の時代』の申し子の『デストルドー』の姉妹校です・・・」
亜利沙「ひぃぃぃぃ!?!?あの『総帥・琴葉』が率いて大会を滅茶苦茶にしたあの『デストルドー学園』の姉妹校ですかぁぁぁぁぁ!?!?」
千早「・・・あの大会は最後全国決勝戦『白陵高校』のマイティセーラー『百合子&翼』が全力を持って叩き潰したのよね・・・」
そら「それ以降出場禁止になったんですよね・・・?」
亜利沙「またあの恐怖が起きるんですかぁぁぁぁ・・・・!??!?」
千早「・・・正に熱い夏ね・・・そして荒れる夏ね・・・」
そら「はぁ~~~・・・・どうなるんですかね・・・今年は・・・・」
亜利沙「どうなるんですかねぇ・・・・・」
・・・
ネメシス高校
歌織「『黒髪』状況は・・・?」
真「バッチリだよ・・・それと君が目に賭けてた『志保』は残念だったね・・・」
歌織「キングが先手を打ったのは残念だけど・・・キングではあの子を制御できるとは思ってない・・・引き抜きは不可能では無いわ・・・」
真「全く君の策略家ぶりには頭が上がらないよ・・・」
歌織「それよりも・・・エレナは・・・?」
真「問題ないよ・・・いつも通り暴れてるよ・・・」
歌織「全く仕方のない事ね・・・フフッ」
155 : おやぶん   2020/02/11 12:12:38 ID:r6XVWKXUGE
>>154
紬「何をシリアスぶっているんですか、姉さんに真さんは・・・」
歌織「紬・・・」
真「ツッコまれたなら、仕方ない・・・」
紬「エレナさんだって、暴れてるというよりは『サンバ』を踊っているだけでは・・・」
真「監督と一緒にね・・・」
紬「全く・・・」
歌織「でも、紬が来てくれて良かったわ・・・」
紬「ウチは良くない・・・」
歌織「まぁ、滑り止めですものね・・・」
真「海理音高校のね・・・」
紬「うぐっ・・・」
真「それは、そうとニュースだよっ♪」
紬「ニュース・・・?」
歌織「『高跳びの海美』が復帰するみたいよ・・・」
紬「えっ・・・!?」
真「何でも、新顧問『P氏』との間で取り交わした約束を果たしたとか・・・」
紬「えっ、P兄ちゃん!?」
真「知り合い・・・?」
歌織「まぁ、幼なじみみたいなモノかな・・・」
紬「もう、なんなん・・・」
歌織「まぁ、ウチは麗花先生を引き抜いたようなものだから・・・」
紬「P兄ちゃん、『超VB』はやらん言うてたのに・・・」
真「紬は『超VB』からの転向だからね・・・」
紬「P兄ちゃんのバカ・・・」グスッ
・・・
(翌朝、P自宅)
P「(えっ、歌織と紬が姉妹で『ジェネシス大付属ネメシス高校』の選手で、俺の幼なじみって情報量・・・!」
ピンポーン
P「(誰だ、こんな朝早くから・・・※覗き窓を見る音葉」
(ニコニコ顔で仁王立ちしている海美)
P「(えっ、何で・・・?」
156 : Pちゃま   2020/02/11 12:40:15 ID:uNJ4hH8us2
>>155
P「(こういう時は・・・」メルメル
ジュリア(文章)『どうしたよ・・・?』
P「(今家の目の前に海美がいる・・・」メルメル
ジュリア『ハァ!?アンタまた何かやらかしたのか!?』
P「(分からん…昨日今日でそんなバレる事は・・・」
ジュリア『昨日の事を思い出してみろ!!絶対アンタの事だ何かやらかしてる!!』
P「(そんな自信もって言わんでも・・・」
ジュリア『今までの行いでそれが言えるのか・・・?』
P「(無いですよね・・・」
ジュリア『昨日飛ぶ際に何かやっただろ・・・』
P「(う~ん・・・そうだな・・あっ」
ジュリア『おい・・・』
P「(飛ぶ際に『コイツ』の過去をくっちゃべって・・・トラウマ克服の際に女房達の恐怖を口で滑らしたぐらいだな・・・」
ジュリア『くたばれこの馬鹿野郎!!』
P「(直球!?」
ジュリア『何でアンタはそう詰めが甘いんだよ!?そう言う星の下で産れたのか!!馬鹿じゃねぇの!?』
P「(傷付くよオジサン心弱いんだから・・・」
ジュリア『だったらサッサと終わらせて来い!!それまで!以上解散!!』
以降音信途絶・・・
P「腹くくるしかないな・・・」
157 : 彦デューサー   2020/02/11 12:54:23 ID:r6XVWKXUGE
>>156
※くっちゃべったのは『所Pの過去』だよ
158 : Pーさん   2020/02/11 12:55:10 ID:r6XVWKXUGE
>>157
ゴメス。ちゃんと読んでなかった
159 : プロデューサー殿   2020/02/11 13:40:57 ID:r6XVWKXUGE
>>156
P「どうした、こんな朝早く・・・?」ガチャ
海美「P先生の事、もっと知りたいなぁって・・・」ニヤニヤ
P「(普段の海美とは違い過ぎんだろ、性格が・・・」
海美「独り暮らしだから、ご飯もちゃんと食べれてるかなぁって・・・」
P「え、いや、それは・・・」
海美「はいっ、決定!」
P「ちょっ、待っ・・・」
P「(・・・」パチン
(数十分後)
P「え、これ、海美が作ったの・・・?」
海美「そうだよ・・・!(誇らしげに胸を張る音葉」
P「(これは中々。じゃなくて・・・※慌てて視線を下げる音葉」
(見目麗しい食事の数々が並んでいる音葉)
P「(普段の海美じゃ、考えられん・・・!※たまに海美の作った弁当を食わされていた時の事を思い出す音葉」
P「てか、海美はどうやってウチまで・・・?」
海美「お父さんのカルテ見て覚えたよ・・・♪」
P「お父さんのカルテ・・・?」
海美「P先生の主治医、私のお父さんだよ・・・」
P「そっか・・・」
P「(世間は狭いな・・・※味噌汁を一口すする音葉」ズズッ
海美「P先生、どう?」
P「美味い・・・!」
160 : 箱デューサー   2020/02/11 14:34:14 ID:uNJ4hH8us2
>>159
紗代子「あれ?お母さん、海美は・・・?」
姉妹母「朝早くから出て行ったわよ・・・?」
紗代子「何処に・・・?」
姉妹母「それは分からないわ・・・?」
姉妹父「多分だけど彼の所じゃないかい・・・?」
姉妹母「あら?彼氏でも出来たの・・・?」
姉妹父「ハハッ・・・違うよ母さん・・・昔此処に通院していた彼だよ」
姉妹母「あらそうなの・・・早とちりしちゃったわ~」
紗代子「気になる・・・お母さん!私ちょっと行ってくる!!」
姉妹父「場所変わるのかい・・・?」
紗代子「それ位分かるよ!!」
姉妹母「いってらっしゃい」
姉妹父「朝ご飯はしっかり食べて行ったね・・・」
姉妹母「そう言う所はしっかりしてますよ・・・」
・・・
紗代子「何をしに行ったかは分からないけど・・・」







『あの技の秘密を知れるかもしれない!!』
紗代子は若干脳筋です
161 : Pちゃん   2020/02/11 15:09:50 ID:r6XVWKXUGE
>>160
P「んじゃ、そろそろ出るかな・・・」
海美「早くない・・・?」
P「俺はまだペーペーだからな・・・」
海美「へぇ・・・」
P「で、『それ』は・・・?」
海美「お弁当だよ。とは言っても、朝御飯の残りを詰めただけだけど・・・」
P「(え、この海美は女子力MAXどころかオーバーフローしていらっしゃる・・・?」
海美「どうしたの、P先生・・・?」
P「いや、少し驚いてるだけだよ・・・」
海美「じゃ、行こうか。私はもう出るね・・・」
P「(てか、なして・・・?」
・・・
士「この世界の海美は『超ビーチバレー』をやらない期間を使って、家事を学んでいたみたいだな・・・」
夏海「なるほど・・・」
ユウスケ「普段の高坂さんとは大違いだな・・・」
・・・
紗代子「(ここがP先生の住んでるアパート・・・」
紗代子「(確か、P先生の部屋は『105』号室・・・」ピンポーン
・・・
P「(次は誰だ・・・※覗き穴を見る音葉」
(松葉杖で器用に立つ紗代子の姿)
P「(なして・・・?」ガチャ
P「紗代子も知ってたのか・・・」
紗代子「あれ、海美は・・・?」
P「もう行ったよ。誰かに見られるとまずいんだがなぁ・・・」
紗代子「それじゃ、一緒に行きませんか。私、P先生の事を(超ビーチバレーの観点から)知りたいんです・・・!」
P「お、おう・・・」
P「(ジュリアには黙っておこう・・・」
162 : Pチャン   2020/02/11 15:26:51 ID:uNJ4hH8us2
>>161
未来「フンフンフフ~ン・・・フンフフ~ン」
恵美「その鼻歌ってアレでしょ?今有名なフランスハーフ女優のでしょ?」
未来「あれ?良くわかったね♪」
恵美「そりゃ毎回CMや出演テレビで歌ってたら覚えるって~」
未来「だねぇ~あっ!P先生だ~♪」
恵美「おっ?そうだね~・・・んん?」
未来「せんせ・・・もがぁ!?」口をふさがれる音葉
恵美「・・・アレは紗代子・・・?」
未来「ももう・・もがぁ・・・!?」
恵美「何で先生と・・・親しく歩いてるんだろう・・・」
未来「むぅむむ~・・・」息が出来ない音葉
恵美「妙だな・・・」
未来「・・・」Ω\ζ°)チーン
恵美「・・・気になるな後ろから付けて見るか・・・あっ!そうだ」





『ジュリアにも連絡しとこっと~』
163 : P様   2020/02/11 15:58:27 ID:r6XVWKXUGE
>>162
ジュリア「(恵美から・・・っ!?」
(紗代子と仲睦まじく歩くPの画像)
ジュリア「(カチン」
ジュリア「・・・」メルメル
・・・
P「あーそうだな・・・」パコン
P「(ん、ジュリアから・・・」
ジュリア『アンタなんか、もう知らない。このバカP』
P「(なんか、凄い怒っていらっしゃる・・・!?」
紗代子「P先生、青になりましたよ・・・?」
P「あぁ、悪い・・・」
P「(海美の次はジュリアかよ、訳がもう・・・」
恵美「朝からデートかと思ったけど、違ったね・・・」
未来「そうだね・・・」
恵美「ほら、行くよ未来・・・」グイッ
未来「疲れた・・・」
・・・
海美「(それじゃ、ブランクの解消に向けて・・・」
ジュリア「(精が出るな・・・※離れたところから見ている音葉」
海美「おーい・・・!」
ジュリア「(なんだ、急に大声出して・・・※イヤホンで音楽を聞いている音葉」
海美「ジューリーアー!」
ジュリア「あたしか!」
164 : 師匠   2020/02/11 16:24:59 ID:uNJ4hH8us2
>>163
律子「大変出すよP先生・・・」
P「大変という割には物凄く呆れ果ててますね・・・」
律子「それはそうもなりますよ・・・」
P「何があったかを聞きましょう・・・」
律子「P先生はデストルドー学園をご存知でしょ・・・」
P「(デストルドー学園・・・(記憶を遡る音葉)・・・」
P「あの悪魔の時代を起こした学園でしたっけ・・・?」
律子「そうです・・・あの大会荒らしで有名なデストルドー学園です・・・」
P「でもあの学園は出禁でしょ・・・?」
律子「その姉妹校が出場するんですよ・・・」
P「えっ・・・確か『ジェネシス大付属ネメシス高校』でしたっけ・・・?」
律子「そうなんですよ・・・」
P「ですが・・・それが何か・・・?」
律子「監督に問題があるんですよ・・・」
P「( ,,`・ω・´)ンンン?」
律子「聞いて驚かないで下さいよ・・・・」







『『問題児・麗花』が率いるんですよ・・・』
165 : おにいちゃん   2020/02/11 17:12:08 ID:r6XVWKXUGE
>>164
P「あれ、規約では『顧問及び監督業を離れた者は最大1年間は同職に就く事を禁ずる』と・・・」
律子「それは『自己都合』の場合です。彼女の場合は『学校都合』なので『届け出て認められればその限りでは無い』という例外規定が適用されたのでしょう・・・」
P「(現『ジェネ大付ネメシス高・超ビーチバレー部監督』にして、前『海理音高校・超ビーチバレー部顧問』である麗花。彼女は『海理音高校・超ビーチバレー部』の黄金期を『選手』としてもたらし、『監督』として終わらせてしまった。通称『超ビーチバレー界の問題児』・・・」
P「『選手』としての彼女は『浮遊形』を用いてのオールレンジプレイが特徴。しかし、彼女が一線を退き、教員免許を得て『海理音高校』に戻ってくると情勢は一変、『浮遊形』が禁止されてしまい、彼女の『戦法』は通じなくなる。また、伸び伸びとやらせるタイプであった事も災いし、成績は伸び悩みを見せ、その間に中学クラスの有力選手は『帝女』や『デス学』といった新世代の強豪校へと流れていったのである・・・」
P「(『コイツ』が非常勤で赴任した頃には麗花自身もやる気が無くなっていた事や、本業の方でも保護者よりクレームが出ていた事から
『懲戒免職』と相成ったのであった・・・」
・・・
ジュリア「これから、授業だってのに・・・」
海美「ジュリアはアレだね、『超VB選手』としてのクセが残ってるね・・・」
ジュリア「クセ・・・?」
海美「まぁ、『フローリングと砂浜』『スパイクと裸足』だから違いは当然か・・・」
ジュリア「クセって・・・?」
海美「着地かな。膝をしっかり落とさないと、ケガしちゃうよ・・・」
ジュリア「なるほどな・・・」
海美「それじゃ、私はクラスこっちだから・・・」
ジュリア「(選手としては本当に底無しなんだな・・・」
166 : P殿   2020/02/11 17:36:12 ID:uNJ4hH8us2
>>165
P「此処へ来て・・・更に壁が出て来るか・・・」
律子「お察ししますよ・・・ネメシス高校は今勢いがある学園ですからね・・・」
P「はぁ~~~・・・・」
律子「本当に自由人なんだから・・・特にあの学園とはベストマッチじゃないですかね・・・」
P「生徒の殆どが自由人だって話ですからね・・・」
律子「あぁぁ~もう・・・頭痛が痛い・・・」
P「それ同じ意味ですよね・・・」
律子「それと同じ位頭を悩まさせてるんですよ・・・」
P「とは言え県大会まで後少ししか時間が無い・・・」
律子「やるだけやって見たらどうです・・・?」
P「まあそうする積りですよ・・・紗代子の復帰は時間が掛かりますが今いるメンバーを鍛え上げます・・・」
律子「その意気ですよ・・・では私は・・・そこに居るには分ってるわよ茜!!」
茜「おりょ~~!?何でわかちゃったかな~?」
律子「アンタの気配位分かるわよ!!この赤点マニア!!いい加減にしなさい!!」
茜「無駄だよ茜ちゃんの自由は誰にも奪えない!!」
律子「今日と言う今日は今此処で反省文を書かせるわよ!!」
茜「フォワッフフォフォフォ!!捕まえれるものならね!!」
律子「待てって言てるでしょうが!!」
P「この世界でも変わらんなアイツは・・・」
167 : der変態   2020/02/11 18:07:19 ID:r6XVWKXUGE
>>166
P「(『野々原茜』、彼女もまた『問題児』だ。赤点常連なのと『特筆すべき経歴』がある。それは・・・」
律子「あんな問題児でも、かつては『白陵』の控え一番手なんだから、驚きよね・・・」
P「(そう、昨年の『超ビーチバレー全国大会』で『デストルドー学園』を辛くも破り、決勝で『帝女』と名勝負を繰り広げた『白陵高校・翼&百合子』の控え一番手。しかし、夏が終わった途端に『海理音高校』へと転入してきたのであった・・・」
律子「何しに来たんだが・・・」
P「(一年間は『公式戦』に出れないという制約を承知の上。しかし、彼女は『超ビーチバレー部』に所属していないのである・・・」
P「まぁ、彼女には彼女なりの理由があるのでしょう・・・」
P「(彼女の『枷』が外れるのは、この夏が終わってからだ・・・」
・・・
茜「(さて、茜ちゃんは補習を終えないとなぁ・・・」
バチコーン
茜「(超ビーチバレー・・・」
茜「(茜ちゃんは夏が終わらないとなぁ・・・」
・・・
P「親の都合(転勤)で転入してきたのか・・・」
紗代子「まぁ、『届け』を出せば『例外規定』もやぶさかでは無かったらしいのですが・・・」
恵美「成績が悪過ぎて、ウチの方が却下しちゃって・・・」
P「そこが『例外規定』のキモだよな・・・」
168 : 夜勤だよ畜生!   2020/02/11 18:39:42 ID:Gnf8O4Y9pM
>>167
P「知っているかは知らないが一応言うと今年の夏は明らかに荒れることがわかっている・・・」
未来「どうしてですか~?」
P「この部の元顧問の『問題児・麗花』が率いる『ジェネシス大付属ネメシス高校』が出てくるからだ・・・」
紗代子「はぁ~~・・・」
恵美「ぬぁあああ~~~・・・」
未来「あらああああ~~~~・・・」
海美「ふぅ~~~~・・・・」
P「うん、気持ち察する・・・」
ジュリア「このテンションの下がり具合・・・何でだ?」
恵美「ジュリアは帰宅部だったからわからないよ・・・」
紗代子「思い出すのも辛い・・・」
未来「突然、四つ葉のクローバー探し出したよね~♪」
恵美「呼びに行ったら『今、雑誌読んでるから~』って言った事もあるよね・・・」
紗代子「皆でミーティング中にドカドカ入ってきて『皆♪お寿司があるよ♪ウニもだよ♪』って・・・」
P「ヤベーイ・・・って所だな・・・」
ジュリア「天然の危険物じゃないか・・・」
・・・
麗花の行った行動は『橘さん』で有名な天野浩成の珍行動の極一部です!
169 : 転職の「て」でも考えたら?   2020/02/11 20:30:14 ID:r6XVWKXUGE
>>168
P「で、海美は・・・」
海美「入試の時からずっと誘われてたの。二人してね・・・」
P「まぁ、『熱血姉妹』が揃って入部となればなぁ・・・」
海美「まぁ、なんだかんだ理由付けて逃げ続けてたけど・・・」
P「それなら、『超ビーチバレー』『超VB』が無いところでも・・・」
海美「だって、ここ家から近いし・・・」
P「お前はどこの『どあほう』だよ・・・」
海美「それに『超ビーチバレー』をやってなくても、家でお姉ちゃんにアドバイスくらいならしてたよ・・・」
P「なるほどな・・・」
ジュリア「だとしたら・・・」
P「ただてさえ、強豪・古豪揃いのウチの県だからな・・・」
紗代子「後は『ハンティング』を例年より早めに切り上げたのも気になる・・・」
P「そうなると、ダウンしてた戦力が戻る・・・」
恵美「厄介だねぇ・・・」
P「まぁ、県予選の間は紗代子にはコーチをしてもらう。スタメンは海美は確定として、恵美、未来に残り1枠を争ってもらい、ジュリアには控えの一番手をお願いしたい・・・」
ジュリア「あたしは構わねぇぜ。元々、助っ人みたいなもんだからな・・・」
恵美「(未来と・・・」
未来「(恵美ちゃんと・・・」
P「時間は限られている。出来れば、一秒たりとも無駄にはするな・・・!」
『はい!』
(練習終了後)
P「(ジュリア、部室に残ってくれるか・・・?※念受」
ジュリア「(分かった・・・※念受」
・・・
ジュリア「で、どうしたんだよ・・・?」
P「拗ねるなって・・・」
ジュリア「なっ・・・///」
P「どうやら、図星みたいだな・・・」
ジュリア「っ・・・///」
P「後少しの辛抱だよ・・・」
ジュリア「それは分かってる・・・」
・・・
(部室の外)
海美「・・・」









『(P先生だけじゃない、ジュリアも謎が多い・・・※部室の窓にたまたま鍵が掛かっていなかった為、聞こえてしまった音葉』
170 : 高木の所の飼い犬君   2020/02/11 21:10:29 ID:Gnf8O4Y9pM
>>169
風花「くっ・・・何て事よ!」
奈緒「よりによってネメシス高校かいな!?」
ロコ「ノット過ぎます!?」
のり子「どうするよ・・・?」
風花「いえ!やるからには全力で挑むまでよ!!」
志保「なにがったんですか・・・」
のり子「おっ!来たなエース」
奈緒「こう言う事や・・・」
志保「何ですか?『週刊超ビーチバレー』じゃないですか・・・?」
『問題児・麗花!ジェネシス大付属ネメシス高校の顧問に!』
志保「一大事じゃないですか!?」
奈緒「そうやろ?」
風花「めんどうな事になるわ絶対!」
のり子「熱い夏になるけどね」
171 : 下僕   2020/02/11 22:19:48 ID:r6XVWKXUGE
>>170
(そして迎えた県予選の抽選会)
P「(緊張するよな・・・」
「隣、いいかしら・・・?」
P「えぇ、大丈夫ですよ・・・」
莉緒「ありがとう・・・♪」
P「なんだ、莉緒か・・・」
莉緒「なんだとは何よ・・・」
P「いや、『ディフェンディング・チャンピオン』が『1回戦落ち』の隣に座るのもねぇ・・・」
莉緒「それは『周り』の評価よ。少なくとも、私は『キミ』をそう見てないわ・・・」
P「左様ですか・・・」
莉緒「後、壇上には千鶴も居るから。終わったら、挨拶くらいはしてもいいんじゃない・・・?」
P「何で、居るん・・・?」
莉緒「千鶴は理事よ・・・」
P「世間は狭いな・・・」
『続いて、「海理音高校」・・・』
莉緒「ほら、行ってきなさいよ・・・(背中を叩く音葉」
P「いっ、お前なぁ・・・」
千鶴「(何をいちゃいちゃと・・・」イラッ
(翌日)
P「組み合わせが決まったぞ」
紗代子「どうなりました・・・」
P「主なとこで言えば、ウチと帝女はAブロック。ネメシスはBブロックだ・・・」
海美「全国に出るには・・・」
恵美「帝女もネメシスも無視は出来ない・・・」
P「上手い具合にCかDに散ってくれればと思ったが・・・」
ジュリア「で、ネメシスは決勝で当たるとして、帝女とは・・・」
P「次だ・・・」
未来「え・・・?」
P「ノーシード。1回戦を互いに勝ち抜けば、次の2回戦でぶつかる・・・!」
172 : der変態   2020/02/12 01:15:46 ID:RgOBaXQhHU
海理音高校の県は強豪ブロックなので、2校まで出場出来る。

選出方法は毎年異なるが、今年度はトーナメント表を4つのブロックに分け、それぞれ「AとB」「CとD」で決勝を争い勝った方が県予選突破。

海理音高校と帝花女学院はA、ネメシス高校はB。この3校からは1校のみが勝ち上がれる
173 : 仕掛け人さま   2020/02/12 05:34:02 ID:sn.rN8c.s.
>>171
風花「成程・・・2回戦でぶつかると言う訳ですか・・・」
莉緒「そうなるわね・・・」
奈緒「ならあたしとキングのコンビで行きますわ♪」
風花「いえ・・・2回戦は今回はエースと行かせて貰うわ」
のり子「えぇ・・・!?」
奈緒「なっ・・・!?」
莉緒「そう来ると思ってたわ♪」
志保「監督!?」
奈緒「いったい何を言ってはるんですか!?」
莉緒「志保、貴女は海美と本当の決着を付けたい?」
志保「ッ!」
風花「正直に答えることよ・・・?」
のり子「ホラホラ~言っちゃいなって~」
奈緒「・・・」
志保「えぇ・・・その積りです!今度こそ私が上だと言うこと教えてやる!」
奈緒「志保!あんたは・・・ッ!?」ガシッ
志保「こればかりはクイーン・・・!貴女にも譲る気はありません!」ギリギリ
奈緒「(なんちゅう力や・・・!?」
莉緒「安心しなさい。クイーン、貴女は1回戦で起用よ」
奈緒「むーう・・・なら仕方ないけど・・・」
のり子「ハイハイ、ごねないごねない~」
風花「(私は志保の才能が高跳びに劣っているとは思わない・・・必ず殻を破ると思っている・・・・」
174 : 夏の変態大三角形   2020/02/12 06:07:11 ID:d5f4kyNbdc
>>173
奈緒「(海理音高校の1回戦は『高跳び』が居れば、確実に倒せるところやな・・・」
のり子「あんまり、変な事は考えない方がいいよ。気持ちは分からない事も無いけどね・・・」
奈緒「ジャック・・・」
風花「2回戦で貴女の出番が無いとも限らないわ。海理音高校は『ベスト』の二人で来ればの話だけど・・・」
・・・
P「1回戦の相手は海美と恵美なら問題は無いだろうが・・・」
「チッチッチッ、プロちゃん。甘いよ、実にマッカン並だ・・・」 P「そう言ってもらうのは、実に頼もしいよ。茜『学生コーチ』」
茜「2回戦の事を考えるなら、未来ちゃんとジュリアちゃんの器用も吝かでは無いと、茜ちゃんは思うんだよね・・・」
P「そうだな・・・」
(回想)
茜「(茜ちゃん、何かしたかなぁ・・・」コンコンコン
P『どうぞ・・・』
茜「失礼しまーす」ガララッ
P「悪いな、補習もそこそこに・・・」
茜「問題は無いけど、殆ど終わってるし・・・」
P「なら、頼もしいな。一つ、お願いがある・・・」
茜「何かな・・・?(真剣な眼差しを感じとる音葉」
P「『例外規定』を認めるから、『学生コーチ』をやってほしい・・・」
茜「なるほど・・・」
(※『例外規定』にもいくつかの制限がある。大会1ヶ月前となると選手としての登録は認められていないが、『監督』や『コーチ』としての登録は認められる)
・・・
P「(これで恵美やジュリアのスキルは上がった。後は・・・」
・・・
(県予選1回戦当日、とある路地裏)
風花「はぁはぁ・・・」
「キングはどこに行った・・・!?」
「そこの路地裏に入るとこまでは見かけたが・・・」
「探せ、まだ遠くへは行ってないはずだ・・・!」
風花「(何なのよ、もう・・・!」ギリッ
続く
175 : プロデューサーさま   2020/02/12 06:20:14 ID:d5f4kyNbdc
>>174
(回想)
他校生徒「お前、『キング・風花』だな・・・?」
風花「えぇ、それが何か・・・?」
他校生徒「『ハンティング』の代償、払ってもらうぜ・・・!(風花の周りを一瞬で囲む音葉」
風花「えっ・・・!?」
他校生徒「競技外での『重力』の行使はルール違反だからなぁ・・・!」
(回想終わり)
風花「(あくまで『他人』に対しての行使だから、自分自身はグレーゾーンだけど・・・」
風花「(もう、こんな時間。どうして、こうなったのよ・・・」
「だから、もう少し早い段階で止めておけつったのに・・・」
風花「誰・・・!?」
P「よう、キング・・・」
風花「P先生、どうして・・・?」
P「嫌な予感がしていたんでな。帝女は莉緒と千鶴の『腕試し』と同じくらいに『ハンティング』していたし・・・」
風花「『虫の知らせ』ってですか・・・」
P「そうなるわな。ただ、時間は無いぞ・・・(試合開始まで、残り30分。試合会場までは電車で40分程度」
風花「それは問題無いわ。プチキングやクイーン、ジャックが代役を勤めてくれるはず・・・」
P「それでも、キングが居てくれるてのは大きいと思うが・・・」
風花「じゃあ、どうしろと・・・!」
他校生徒「おい、居たぞ!」
風花「しまった・・・」
P「だから、助けに来たんだよ(カバンから海理音高校のキャップ、サマージャージ、サングラスを風花に手渡す音葉」
風花「助けに・・・?」
P「最も、お前が俺を信頼してくれればの話だが・・・」
風花「そこまでの自信があるのなら、乗らない手は無いわ・・・(キャップ、サマージャージ、サングラスを着用する音葉」
P「なら、しっかり捕まってろよ・・・(お姫様抱っこをする音葉」
風花「えっ・・・///(お姫様抱っこをされる音葉」
P「ちょっくら、高く『跳ぶから』・・・!(サイクロンメモリを起動させ、マキシマムスロットに装填する音葉」サイクロン
続く
176 : Pさぁん   2020/02/12 06:41:22 ID:d5f4kyNbdc
>>175
風花「えっ、えぇっ・・・!?」
P「行くぜっ!(建物の屋上へと跳び上がる音葉」
風花「どこに行くんですかぁ~!?(思わず『素』になる音葉」
・・・
奈緒「監督、キング遅いですね・・・」
莉緒「えぇ・・・」
のり子「それにしては、やけに落ち着いてますね・・・」
千鶴「誰からの連絡を待っていますの、莉緒・・・」
莉緒「Pくんよ」
ロコ「何故、海理音のティーチャーが・・・」
莉緒「昨日、連絡があったの・・・」
(回想)
P『ネットで、ハンティングのデータを見させてもらった・・・』
莉緒「そう・・・」
P『ハッキリ言うぞ、「腕試し」と同じくらいやってんな・・・』
莉緒「何が言いたいのよ・・・」
P『キング、クイーン、エース、ジャック、プチキング以下の誰かは狙われるぞ。高3の時の「お前達」並にな・・・』
莉緒「じゃあ、どうしろと・・・」
P『ウチの住所から近いのは誰か教えてくれ。俺が連れてくる・・・』
莉緒「キングよ・・・」
(回想終わり)
千鶴「Pが・・・」
莉緒「来たわ。『保護は完了した、急ぎ会場に向かうと』・・・」
奈緒「ほっ・・・」
千鶴「問題はどのくらいで辿り着けるかですわね・・・」
・・・
P「あれがお前の『素』か・・・」
風花「忘れて・・・///」
P「それはさておいて・・・」
風花「さておかないで!」
P「一旦、大通りに出るか。試合開始には間に合わないかもしれんがな・・・」ダッ
風化「また『跳ぶ』んですかぁ~・・・」
・・・
茜「という訳で、プロちゃんは試合開始には間に合わないから、茜ちゃんが指示を出すね!」
未来「はーい!」
ジュリア「ったく・・・」
海美「キングの保護って・・・」
恵美「今時、居るんだね。そういうの・・・」
紗代子「『ハンティング』はそれだけの行為なんだよ・・・」
177 : プロデューサー様   2020/02/12 14:48:02 ID:va2yjruanI
>>176
志保「仕方ないです・・・私とクィーンで行きます・・・」
奈緒「ふざけた事してくれる奴は地獄行きや・・・」
莉緒「落ち着きなさい・・・怒りは技を鈍らせるわよ」
のり子「そうそう・・・もしもの時はアタシがエースとやるからさ・・・」
ロコ「ロコも準備はパーフェクトです!!」
志保「安心して下さい・・・」
莉緒「うん?」
のり子「ほ?」
ロコ「ファット?」
奈緒「なんやねん・・・?」
志保「直ぐに終わらせます・・・そうでしょクィーン・・・?」
奈緒「ようわかっとるやないか~エース!!」バシバシッ
志保「どれくらいで終わらせますか・・・?」
奈緒「一人5分や・・・見せたるか王者の力を・・・!!」
・・・
敵モブ「どうした?キングが居ないな?」
敵モブ「怖じ気ずいたんじゃないの~?」
敵モブ「あははは!!」
志保「はぁ・・・」
奈緒「へっ・・・」
敵モブ「何だよその態度!!」
敵モブ「キングの腰巾着の癖に!!」
志保「弱い犬ほど卑怯な手を使いますからね・・・」
奈緒「負け犬が吠えるもんやな・・・」
敵モブ「ほざいたな!!」
敵モブ「泣いても許さないぞ!!」
志保「それはこっちのセリフです・・・」
審判員「試合開始!!」
奈緒「準備はどうや・・・?」
志保「終わってます・・・この試合は私達の勝ちです・・・最後まで気付きませんでした」
奈緒「ホンマに雑魚やったな・・・見せたれ」
志保「・・・幻術系『ライヤー・ルージュ』の恐ろしさを・・・」
この試合は帝花女学院の圧倒的瞬殺勝利で終わります
178 :   2020/02/12 16:00:17 ID:d5f4kyNbdc
>>177
P「さて、大通りに出たはいいが・・・」
風花「いつまで、『こうして』いるつもりですか・・・?」
P「悪いな、降ろすぞ」
風花「ふぅ・・・(キャップに手を掛けようとする音葉」
P「ステイ。奴らからは大分離れたが、油断は出来ない・・・」
風花「分かったわ・・・」
P「とにかく、タクシーを捕まえるしかあるまい。ウチも帝女もリードはしてるみたいだが・・・」
風花「当たり前です。帝女はそこまでヤワじゃないの・・・」
P「へい、タクシー。来たぞ・・・」
風花「えぇ・・・(乗車する音葉」
運転手「どこまでだ・・・」
P「海水浴場まで・・・」
「分かりました・・・」
P「って、門矢センセイ・・・!?」
士「これが今の『役割』だ。お前らを『届ける』為にはな・・・」
風花「(役割・・・?」
P「まぁ、いいわ。着けば何でも・・・」
士「出すぞ・・・」ブロロ
P「役割が代わる事があるのか・・・?」
士「それは『奴』次第だろうな・・・」
P「参ったな・・・」
風花「役割だの、奴だの貴方達は何の話をしてるの・・・?」
P「そりゃ、この平行世界における・・・」
風花「平行世界・・・?」
士「P、ソイツはお前の知ってる『風花』じゃないんだぞ・・・」
P「もう遅いだろ、あれだけの大立回りやっといて・・・」
風花「理解したわ。貴方は『P』だけれど、『P』では無いのね・・・」
P「納得してくれて、何よりだよ・・・」
風花「何故、私を助けたの・・・?」
P「男が女を助けるのに、理由がいるのか・・・?」
風花「なっ・・・!///」
士「(また、無意識に・・・」
風花「(何、この感覚・・・」








『胸がいっぱいになって、締め付けられそうになる・・・///』
179 : 3流プロデューサー   2020/02/12 17:38:49 ID:va2yjruanI
>>178
奈緒「終わったみたいやな~・・・」
志保「えぇ・・・終ったわ・・・」
全員倒れ込んでいる相手チーム
敵モブ「そ・・・そんな・・・キングがいないのに・・・!?」
志保「夢の続きは仲間達で見る事ね・・・それと・・・」
敵モブ「あっ!?何を!!」電話を毟り取られる音葉
志保「キングを追っかけている人達に告げるわ・・・サッサと戻って仲間を回収する事ね・・・」
敵モブ『何を・・・!?』
奈緒「次の試合の相手の邪魔なるからなぁ~・・・」投げ返す音葉
敵モブ「こ・・これが王者『帝花女学院』・・・!?」膝から崩れる音葉
・・・
莉緒「お疲れ・・・」
のり子「開けて見たら瞬殺だったね・・・」
ロコ「全く・・・ネーム通りのかませドッグでしたね・・・!!」
志保「監督・・・次の相手は誰ですか・・・?」
莉緒「分ってるでしょ・・・?」
奈緒「そう来るやろうなぁ~いてこましたる!!」
志保「待っている事ね・・・海理音高校いえ・・・海美!!」
180 : 高木の所の飼い犬君   2020/02/12 18:17:52 ID:d5f4kyNbdc
>>179
士「着いたぞ・・・」
P「まぁまぁ、してんな・・・」
士「仕方あるまい・・・」
P「きっちり、取るんだな・・・」
士「毎度あり・・・」
P「さて、着いたな。そうだ、風花・・・」
風花「ひゃ、ひゃいっ!///」
P「キャップとサマージャージ、グラサン返してもらっていいか・・・?」
風花「そ、そうね・・・(慌てて返す音葉」
P「どうやら、互いに1回戦は勝ち上がったみたいだな・・・」
風花「・・・!」
P「(そうなると、昼過ぎてからの2回戦でかち合うのか・・・」
風花「Pさん・・・」
P「ん・・・?」
風花「ありがとうございました・・・!(深々と頭を下げる音葉」
P「まぁ、当たり前の事をしたまでだから・・・」
風花「でも、勝負は別です。負けませんよ・・・!(自信満々の笑みを見せる音葉」ニコッ
P「それは分かっている。むしろ、ウチは胸を借りるつもりだからな・・・」
風花「ふふっ、では後で・・・(威厳のある歩みを見せる音葉」
P「(一瞬で勝負師の顔になった。正に『キング』だな・・・」
・・・
莉緒「風花・・・!」
風花「すいません、遅れてしまって・・・」
莉緒「無事なら、いいのよ・・・!(抱き締める音葉」ダキッ
奈緒「2回戦、どうします・・・?」
風花「スタートから行くわ・・・!」
・・・
P「2回戦、スタートは海美と恵美だ。早速、ヤマ場な訳だが・・・」
恵美「大丈夫だよ、任せて!」
海美「『あの時』の借りは返すよ・・・!」
・・・
風花「(勝って、恩を返す・・・!」
志保「(今度こそは海美に、『熱血姉妹』に勝つ・・・!」
のり子「(なんか、キングが変わった・・・?」
奈緒「(私の出番来ぉへんかなぁ・・・」
・・・
紗代子「(この時はまだ気付く由もありませんでした。この戦いが県予選屈指の『名勝負』となる事に・・・」
181 : プロデューサークン   2020/02/13 04:11:45 ID:L6FmAZs176
>>180
実況「強い強い強い!?誰が予想したBブロックのダークホース『ジェネシス大付属ネメシス高校』!?」
観客「マジかよ一点も取らせないで・・・」
観客「予想外すぎだろあんな動き・・・!?」
観客「マジで優勝もあり得るぞ!?」
実況「何処まで行けるか見物です!!」
千早「流石と言った所ね・・・」
亜利沙「凄い・・・!?」
千早「彼処まで『問題児』と噛み合うなんて・・・」
亜利沙「ありさメモでは対戦相手は去年の決勝まで行った優勝候補ですよ!?」
そら「恐ろしい・・・」
千早「恐らく全国レベルまで引き上がったとみて良いでしょう・・・」
「フフッ姉妹校として誇らしいですね・・・」
亜利沙「あっ!貴女は・・・!?」
千早「デストルドーの総帥琴葉ね・・・」
琴葉「あの・・・恥ずかしいのでその名で呼ばないで下さい・・・」
182 : 師匠   2020/02/13 06:38:26 ID:I2/cK/OK9A
>>181
千早「ごめんなさい、現役の時の『残像』かしらね・・・」
亜利沙「ただ、昨年の全国大会は惜しかったですよね・・・」
琴葉「『同県対決』は確かにやりたかったですね。莉緒さんや千鶴さんと『もう一度』戦えそうでしたから・・・」
千早「ただ、県予選から全国大会準々決勝に至っての『対戦相手を全員K.O』はやり過ぎたわね・・・」
琴葉「そうですね、『弱者の兵法』を掲げたつもりでしたので・・・」
亜利沙「でも、『デス学』は今年の夏まで出場停止中じゃ・・・」
琴葉「スカウトに至っては、その限りでは無いわ・・・」
亜利沙「なるほど・・・」
琴葉「それに『彼』が戻ってきたと聞いたので・・・///」
千早「彼、あぁPさんね・・・」
亜利沙「そういえば、同世代でしたね・・・」
千早「(意外とモテるのね、彼・・・」
・・・
(2回戦開始前)
P「(ここが最大のヤマ場・・・」
莉緒「(ウチが敗れれば、このブロックは混沌と化すわね・・・」
P「(フルセットで狙いにいく。その為には2セット以内に1ゲーム取らないと・・・!」
莉緒「(風花の状態がここに来て、上がってきている。ウチには好機だけど・・・」
審判「海理音高校のサーブから始めます!」
風花「ねぇ・・・」
海美「何・・・?」
風花「突然で、申し訳ないのだけれど・・・」










『私は貴女達が物凄く羨ましいの・・・!(オーラが跳ね上がる音葉』
183 : バカP   2020/02/13 11:14:53 ID:I2/cK/OK9A
※莉緒は風花のオーラが跳ね上がっている理由を海美由来だと勘違いしています
184 : ぷろでゅーさー   2020/02/13 14:28:15 ID:bjhZ8XZNzg
>>182
紗代子「凄いオーラ・・・!?」
未来「何が合ったの・・・!?」
ジュリア「(いや・・・大体察せる・・・」ゲシッ Pをける音葉
P「(あれ?俺また何かやらかしたか・・・?」蹴られる音葉
・・・
奈緒「キング・・・否!風花が本気や・・・!!」
のり子「まさか・・・あそこ迄本気を出すなんて・・・!!」
ロコ「キング・・・!!コレが貴女のスペシャルでフルパワーなスタイルですか!!」
莉緒「(まさか・・・『高跳び海美』を相手に此処までやる気になるなんて!!やっぱり私の目に狂いはなかったわ!!」滅茶苦茶曇ってる音葉
・・・
千早「コレは・・・」
亜利沙「凄いです!!」
琴葉「アレは・・本気ですね・・・」
千早「・・・見れるかもしれないわね・・・」
亜利沙「何がですか・・・?」
千早「・・・『超ビーチバレー』の究極の門・・・『天衣無縫』に・・・」
亜利沙「天衣無縫・・・!?愛しさの『蒼』と切なさの『黄金』心強さの『紅蓮』の三つと言われる究極の領域ですか・・・!?」
琴葉「詳しいですね・・・」
185 : Pちゃま   2020/02/13 15:46:05 ID:BrByW.g3W2
>>184
恵美「羨ましい・・・?」
志保「キング、何を言って・・・!」
海美「そうでしょ、羨ましいでしょ!」
恵美「海美・・・!?」
志保「今ので理解出来たの・・・?」
風花「私には生まれた時から『これ(超ビーチバレー』しか無かった・・・」
海美「私もそうだったよ・・・」
風花「だから、戸惑ったわ・・・」
海美「分かるー・・・!」
風花「だから、この『気持ち』に目を背けない・・・!」
海美「なら、私は本気でぶつかるよ。負けたくないもん!」
・・・
莉緒「いいわ、これこそ私の望んでいた展開よ・・・!」
千鶴「莉緒、本当にそう『見えて』いますの・・・?」
莉緒「え・・・?」
・・・
ジュリア「アンタ、キングに何したんだよ・・・?」
P「助けた事以外に何もした覚えは無いぞ・・・?」
ジュリア「いや、アンタの事だ。絶対に『歯の浮く』ような言葉を掛けたに違いない・・・!」
茜「プロちゃんもスミに置けないなぁ・・・」
未来「えっ、二人は付き合っているんですか・・・?」
P「んな訳あるかい」ビシッ
紗代子「でも、何かあったんですよね・・・?」
P「まぁ、助けた理由聞かれたから答えたけど・・・」
ジュリア「何て言ったんだよ・・・?」
P「『男が女を助けるのに、理由がいるのか』って」
茜「プロちゃん、やっちゃったね・・・」
P「えっ・・・?」
茜「キングは生まれた時から、『超ビーチバレー』に全てを捧げてきたっていう専らの噂だよ・・・」
紗代子「そんな人が『守られる存在』だなんて気付いたら・・・」
未来「私だったら、好きになるかも・・・」ポソッ
P「なるほどな・・・」





『ん?』
186 : せんせぇ   2020/02/13 17:23:38 ID:bjhZ8XZNzg
>>185
奈緒「(なんやアイツなんやアイツなんやアイツなんやアイツなんやアイツ・・・」
P「奈緒が凄い怖い目でこっちを見て来るんだけど・・・」
ジュリア「自業自得だ・・・」
茜「クイーンはキングを心酔してるからね~そう言ったキングの部分を壊されるのが気に入らないんだろうね~・・・」
P「盲信甚だしいな・・・」
茜「憧れは理解から最も遠い感情って言うからね~・・・」
ジュリア「こりゃ下手したら夜道グサァーされるかもしれないな・・・」
P「やだぁそう言うの・・・」
・・・
志保「(あなたは・・・やっぱりキングしか見てない・・・」
苛烈に打ち合いながらもさかさずフォローする音葉
志保「(あの時も・・・そうだって言うの・・・・あの時の決勝も・・・!!」
ズズズズズッ
莉緒「いやどう見てもアレってライバルと克ち合う展開じゃないの・・・?」
千鶴「貴女は昔からそう言う所は疎いと言うか・・・」
莉緒「えっ?違うの・・・!?」曇りなき眼
千鶴「あぁ・・もう!!」
バガゴーン!!!!
莉緒&千鶴「えっ?」
・・・
恵美「あぁ・・・!?」吹き飛ぶ音葉
紗代子「恵美ーーーー!!!」
P「ッ!!」
未来「何・・・!?」
茜「あわわわ・・・・アレは・・・・!!」
・・・
風花「エース貴女は・・・何を・・ッ!!」
志保「ウゥウウウアアアア!!!」眼が真っ赤に染まり全身からどす黒いオーラが溢れる音葉
海美「漆黒のオーラ・・・『デストルドー』・・・!?」
187 : プロデューサーちゃん   2020/02/13 18:18:16 ID:GgXjRdWsA.
>>186
P「恵美!(駆け寄る音葉」
海美「因子はまだ生きてた・・・!?」
紗代子「そんな、どうして・・・?」
ジュリア「因子・・・?」
茜「『デストルドー学園』が『超ビーチバレー』を制する為に産み出したとされる『強化剤』・・・」
ジュリア「ドーピングじゃないのかよ・・・」
茜「普段は大人しくしてるんだよ、だから検査でも引っ掛かってこない・・・」
P「っ・・・!(落下目前で辛くもキャッチする音葉」
未来「どっちが出ますか・・・?」
茜「準備が早そうなのは、未来ちゃんだね・・・(Pにアイコンタクトを送る音葉」
P「(頷く音葉」
茜「まずは未来ちゃんから・・・!」
・・・
千早「琴葉、貴女っ・・・!」
琴葉「『デストルドー因子』は去年、全て破棄した筈よ・・・」
そら「確か、志保さんは『ネメシス高校』からもスカウトされていた筈・・・」
琴葉「まさかっ・・・」
亜利沙「処分を受ける前に投げ売り同然に渡していたとしたら・・・」
琴葉「それはあり得るかも。前の『監督』ならやりかねないわ・・・」
・・・
恵美「うっ、あぁっ・・・(痛みに悶絶する音葉」
P「(まずい、骨折してる箇所もある・・・」
ジュリア「恵美が抜けるのはまずいぞ・・・」
P「分かってる。そうだ・・・!(T2メモリの事を思い出す音葉」
ジュリア「策があるのか・・・?」
P「賭けだけどな・・・(T2スカルをマキシマムスロットに装填、その状態で恵美の手を握る音葉」スカル…マキシマムドライブ
188 : Pさぁん   2020/02/13 18:40:55 ID:L6FmAZs176
>>187
風花「エース!抑えなさい!」
志保「アァアア!!」ボールにオーラを纏わせサーブする音葉
海美「うぐっ!!重い!!」何とか弾く音葉
未来「うぉおおお!!」スパイクをかます音葉
志保「ハアアアア!!」着地地点に瞬時に移動する音葉
奈緒「縮地法・・・!?」
のり子「いや!瞬間移動に近い・・・!!」
ロコ「あんなハードな移動はボディに甚大なダメージが入ります!!」
莉緒「止めなさい!志保!そんな無茶をすると貴女の体が!!」
千早「最早暴走に近い・・・!」
亜利沙「このままじゃ靭帯や何やらが無茶苦茶になりますよ!?」
そら「これが・・・『デストル因子』・・・!?」
・・・
海美「どうして・・・!?」
志保「グガアアアア!!」
海美「何でこんなことに・・・!?」
189 : 5流プロデューサー   2020/02/13 20:03:40 ID:GgXjRdWsA.
>>188
P「『デストルドー因子』は禁止されているんだろ、試合を止めないのか・・・!?」
茜「今、志保ちゃんを止めると死ぬよ・・・」
P「な、んだと・・・!?」
茜「そこが『デストルドー因子』の厄介なとこなんだ・・・」
・・・
琴葉「目の前の標的を狩るか、時間経過を待つか・・・」
千早「じゃないと、デストルドー因子は止まらない・・・」
そら「『エース・志保』の標的は・・・」
亜利沙「海美ちゃん・・・」
・・・
莉緒「クイーン・・・」
奈緒「分かってます・・・!」
のり子「『処分』は免れないよね・・・」
千鶴「『ネメシス』からのスカウトを受けている事は知っていましたが・・・」
ロコ「こんなアクシデント、イマージンしてません・・・!」
・・・
P「(フィンガースナップは戻ってる・・・」









『(俺の「存在」が確率されているなら、「賭け」に出た方がいいな・・・!』
190 : ぷろでゅーさー   2020/02/13 22:35:58 ID:L6FmAZs176
>>189
海美「間違ってる・・・」
未来「ぜぇ・・・ぜぇ・・・えっ?何・・・」
海美「こんなの間違ってる・・・」
未来「海美ちゃん・・・ハァ・・・ハァ・・・」
海美「(でもきっと・・・志保ちゃんを狂わせたのは・・・」
『私は全国大会を辞退する』
海美「(アレが・・・原因なんだ・・・」
未来「海美ちゃん!確り!」バンッ
海美「えっ?」
未来「私は海美ちゃんと志保ちゃんに何が合ったか知らないけど・・・!!」
志保「ウハガアア!!」ドゴーン!
未来「ゴホァ!!まだまだ・・・!!」
海美「・・・未来ちゃん」
未来「私達にとっては!今が一番大事なんだ!!だから!真っ直ぐ前を向こうよ!」
志保「シャアアアア!!」ドゴーン!!
未来「ゴフッ!!」吹き飛ぶ音葉
海美「そうだね・・・そうだったね!」
志保「ウアアアア!!」
未来「まだ・・・うぅ」ガクッ
紗代子「マズイ!傷は治っても体力が・・・!?」
志保「ガアアアア!!」
バシューン
志保「アアウガア!?」地面に倒れ混む音葉
亜利沙「あっ!あのオーラは!?」
海美「・・・」神々しい赤いオーラを纏う音葉
亜利沙「天衣無縫の『心強さの輝き』・・・!?」
続く
191 : 兄(C)   2020/02/14 12:01:48 ID:oqv8PJLfxA
>>190
志保「ウゥ・・・ガゥ・・・」
風花「天衣無縫・・・」
莉緒「まさか・・・伝説の・・・まさかこの目で拝むなんて!!」
千鶴「知っているのですの莉緒・・・!?」
莉緒「うん・・!!あの姿は超ビーチバレーを心から楽しむ者のみ到達する領域!!」
のり子「まさか・・・」
奈緒「んな・・・アホな・・・!?」
・・・
志保「ウアアア!!!」スパイクを打つ音葉
海美「シュ!!」瞬時に弾き返す音葉
未来「でっせーーーい!!」スパイクで返す音葉
志保「ハグゥ!!」
風花「あのオーラを纏ったトスをスパイクで返した時威力が上がっている・・・?」
未来「行けるよ!!海美ちゃん!!」
海美「志保ちゃん・・・終わらせるよ・・・」
・・・
志保「(どうして・・・私は勝てないの・・・」
志保「(こんな間違った力を『何時の間に』手に入れて使っても・・・」
志保「(やっぱり・・・私は・・・」
・・・
海美「せぇやあああ!!」サーブを打つ音葉
志保「私は・・・」
スパーン!!
海美「えっ!?」
未来「ほわ!?」
志保「・・・えっ?」
風花「さっきから私を無視するのは『切ない』じゃない・・・私も混ぜて貰うわ!!」神々しい黄金のオーラを纏う音葉
続く
192 : ボス   2020/02/14 12:11:41 ID:oqv8PJLfxA
>>191
志保「キング・・・」
風花「分ってるわ・・・生真面目なあなたがそんな『ブツ』に頼る訳がない事くらい・・・」
志保「でも私は・・・」
風花「・・・恐らく帝花を良く思わない奴にウチの生徒を利用したんでしょうね・・・」
奈緒「なんやて!?」
のり子「ウチにそんなことする奴が・・・!?」
莉緒「誰か想像つく?千鶴・・・?」
千鶴「・・・」考え込む音葉
風花「・・・でも今はこの試合を楽しむ事だけを考えなさい・・・全ては終った後よ・・・」
志保「キング・・・わかりました・・・」
風花「それでこそ私の後継者・・・」
・・・
斎藤「素晴らしい!!実に青春の戦いではないか!!」
理事「それはどうですかね?」
斎藤「むっ?それはどう言う事かね・・・悪井理事くん?」
理事「帝花は使用禁止されている『デストル因子』を使用したのですよ・・・これは責任問題ですねぇ・・・まして王者として相応しくない・・・ここは」
斎藤「関係ない!!」
理事「はぁ・・・?」
斎藤「青春の一ページにそんな些細な物は関係ない!!この溢れ出るパッションを止めるなど愚の骨頂!!彼女たちの熱い青春を止める必要は無い!!」
理事「し・・・しかし・・・!?」
斎藤「此処で止める方が罪になる!!会場のボルテージを誰が冷ますのかね!!誰にもできん!!故に私は強行する!!続けさせるぞ!!」
理事「ぐぐぅ・・・ぬぬぬっ・・・!!」
193 : 師匠   2020/02/14 13:42:47 ID:jGq/gczCCI
>>192
「盛り上がってるところ、悪いな・・・」
理事「誰だ・・・!?」
齋藤「おぉ、君か・・・!」
士「ご注文の『品』だ・・・(写真をビャッと投げる音葉」
齋藤「では、早速・・・」
理事「写真・・・?」
士「『それ』自体は『新入り』に撮らせたが、中々だろう・・・」
(悪井理事が控室に入り込み、志保の飲み物に『デストルドー因子』のカプセルを入れている音葉)
齋藤「『これ』はどういう事かな・・・?」
理事「い、いえ、その、それは・・・」
齋藤「どうやら、私は君を過大評価していたようだ・・・」
理事「っ・・・」
齋藤「まだ、余罪はありそうだな・・・」パチン
英雄「『禁止薬物』所持ならびに取扱の疑いで現行犯逮捕します・・・(手錠をかける音葉」
理事「て、帝女の時代は間もなく終わりを告げるだろう・・・(不敵な笑みを浮かべ、連行される音葉」
士「さて、後はお前の手腕次第だぞ・・・」
・・・
P「(2セットを終えて、1 - 1・・・」
海美「はぁはぁ・・・」
未来「・・・(泥のようにうつ伏せる音葉」チーン
P「(海美はともかく、未来は限界だな・・・」
恵美「んっ・・・」
ジュリア「恵美・・・!」
恵美「あれ、アタシ・・・」ムクリ
P「恵美、起きてそうそうだが・・・」
恵美「大丈夫だよ!」
ジュリア「イケるのか・・・?」
恵美「何か、痛かったんだけど平気になった!」
P「次のセットは恵美とジュリアでいく。海美・・・」
海美「な、に・・・?」
P「1セットあれば、イケるか・・・?」
海美「任せて・・・!」
・・・
莉緒「いける・・・?」
風花「えぇ・・・!」
奈緒「任しといてください!」
莉緒「頼むわよ・・・」








『私達「帝女」が誇る「ゴールデン・コンビ」!』
194 : ぷろでゅーさー   2020/02/14 14:48:36 ID:oqv8PJLfxA
>>193
志保「・・・監督、学園長・・・申し訳ありません・・・」
莉緒「そうね・・・不本意とは言え貴女はデストル因子を取り入れてしまったわね・・・」
千鶴「よもや帝花を目の敵にする輩が理事会に居る可能性が有るなんて・・・」
志保「全ては私の責任です・・・だから・・・」
莉緒「貴女を切り捨てろって言うのかしら・・・?」
志保「はい・・・全ての責任を背負って帝花を去り超ビーチバレーを辞めます・・・」
千鶴「それで済めばいいですけどね・・・」
莉緒「世間論からしたら学園の追求逃れに見えるけどね・・・」
志保「ですが・・・私が弱いせいで・・・」
莉緒「何言ってるのよ・・・貴女は弱く無いわ・・・」
志保「えっ・・・?」
莉緒「最終的に自分の意思で戻ってきたじゃないの・・・」
千鶴「それに・・・あなたを応援してる人に申し訳ないと思わないのですの・・・?」
志保「えっ・・・」
陸「お姉ちゃん!!」
志保「りっくん・・・?」
陸「お姉ちゃん!凄かったよ!!です少し怖かったけどボクのお姉ちゃんはやっぱり凄いよ!」
志保「りっくん・・・」
莉緒「全ては終ったあと考えればいいのよ・・・それに・・・」
千鶴「あらどうしましたの・・・?」
莉緒「こんな事しでかした奴に後でキッチリ『お礼参り』しないとね・・・」
のり子「おお~こわぁ~」
ロコ「デンジャーです・・・」
195 : Pちゃん   2020/02/14 15:43:32 ID:lfIub7MPqA
>>194
(3ゲーム目終了。海理音1 - 2帝花女学院)
ジュリア「ゴールデンコンビでくるとは・・・」
恵美「おかげで防戦一方・・・」
紗代子「帝女の方は、メンバーを変えないままで望みそう・・・」
茜「次で決めようってハラだね・・・」
P「そうは問屋が卸させんよ・・・」
ジュリア「どこ行ってたんだ・・・?」
海美「トイレに付いてもらってた。歩けるようになったのは、ついさっきの事だから・・・」
恵美「ふーん・・・」
P「とにかく、いけるな海美・・・!」
海美「任せて・・・!」グッ
(回想)
海美「P先生、トイレ連れていって・・・」
P「いや、試合中・・・」
茜「ここは茜ちゃんに任せるんだ、プロちゃん!」ビシッ
P「分かったよ・・・(お姫様抱っこをする音葉」
・・・
P「(試合中は殆ど人が居ないな・・・」
海美「うん、入り口までで大丈夫・・・」
P「んじゃ、降ろす・・・」
海美「えいっ・・・」グイッ
P「んぐっ・・・!?(MTMを決められる音葉」
海美「ぷはっ・・・」
P「海美、おまっ・・・(周りを見渡す音葉」キョロキョロ
海美「大丈夫だって、周りに人居ないから・・・!」
P「どういう事だ・・・?」
海美「P先生に感謝してるのと・・・」
P「随分、情熱的だな・・・」
海美「このままだと・・・」









『P先生、居なくなるんでしょ・・・?』
196 : 監督   2020/02/14 20:13:00 ID:oqv8PJLfxA
>>195
茜「畜生・・・何さあのキング・・・」
ジュリア「今までとは完全に別物だ・・・」
未来「うぅ~ん・・・」
千早「アレは天衣無縫と言う超ビーチバレーの究極の領域・・・」
亜利沙「プロでもその姿になる日とは10年に一人と言われるものです!!」
茜「えっ・・・アレがその伝説の・・・!!」
千早「超ビーチバレーを心から楽しむ者がなれると言われる・・・」
亜利沙「でも何でそんなにいないんでしょうね・・・?」
ジュリア「きっと誰もが最初は天衣無縫なんだろうな・・・純粋に楽しんでた・・・」
千早「そう・・・でもクラブや部活に入るなどして勝つ為のプレイになってします・・・だから伝説になってしまったのよ・・・」
茜「うぅ~ん・・・哲学ですなぁ・・・」
亜利沙「ですが・・・その天衣無縫がまさか二人も・・・」
千早「やっぱり今年の夏は熱い夏になったわね・・・」
ジュリア「熱過ぎだけどな・・・」
千早「どちらが勝ってもおかしくない試合になってるわね・・・」
そら「ジェネシス大付属ネメシス高校は既に準々決勝まで歩を進めました!!」
千早「予想してたけど・・・此処から面白くなるわね・・・」
亜利沙「審議委員会がどう対応するか心配です・・・」
197 : プロデューサーさん   2020/02/14 21:28:03 ID:lfIub7MPqA
>>196
齋藤「それなら、ノーパッションだ!」
千早「齋藤理事長・・・!?」
齋藤「今回の件、志保くんの飲み物に『デストルドー因子』のカプセルを紛れ込ませた輩が居ることが発覚した・・・!(写真を見せる音葉」
そら「これは・・・」
「良ければ・・・」
亜利沙「っ・・・!」
千鶴「その写真、見せていただけます・・・?」
齋藤「構わんよ・・・」
千鶴「これは悪井理事・・・!」
齋藤「本当の『悪』に堕ちるとは思わなかったが・・・」
千鶴「この事は・・・」
齋藤「『帝花女学院』は不問にしよう。彼の学校には何らかの『処分』を考えているよ・・・」
千早「今大会は1回戦で『海理音高校』に敗れていますね・・・」
そら「破れかぶれかしら・・・」
齋藤「気に留めておくのはここまでにしよう。今は熱きパッションを感じなければ・・・!」
・・・
P「そうだな。『俺』はもう居なくなるよ・・・」
海美「どうして・・・」
P「それが『理(ことわり』だからよ・・・」
海美「そんな簡単に言わないでよ!」
P「海美・・・」
海美「あの日、私の為に跳んでくれた先生の姿を見て、私は『もう一回』超ビーチバレーに向き合おうと思ったんだよ・・・!」
P「そうか・・・」
海美「だから、簡単に居なくなるなんて言わないで・・・」グスッ
P「ありがとうな、海美。でも、俺には『帰る場所』があるんだ。そこに辿り着く為に、俺は旅を続けなきゃいけない・・・!」
海美「に来て・・・」
P「ん・・・?」
海美「たまには会いに来て・・・」
P「あぁ、約束するよ・・・」
風花「(居なくなってしまう・・・」
(回想終わり。4ゲーム目開始前)
風花「貴女は『それ』でいいの・・・?」
海美「いいわけない、でも・・・」







『Pさんの歩みを私達の勝手な想いで止めちゃいけないもん・・・』
198 : Pしゃん   2020/02/14 22:57:00 ID:oqv8PJLfxA
>>197
風花「・・・成程強いわね・・・でも私はこう見えて強欲で貪欲な女・・・欲しい物は絶対に手に入れる・・・それが私!!」
海美「キングだから・・・?」
風花「そうだ!!キングだからだ!!」
奈緒「ついに何時ものキング・・・風花に戻ったな!!アタシも本気で行かせて貰うで!!アタシは勝利には貪欲な奴や覚悟しろ!!」
風花「キングは常に先を行く!そして・・・思い知る事ねキングの戦いと言う物を!!」
恵美「にゃはは・・・負けられないからね行くよ海美!!」
海美「負ける気訳には行かない!!」再びオーラを噴出する音葉
風花「キングが本気になれば一瞬だ!!」同じくオーラを噴出する音葉
審判「サーブ!帝花女学院!!」
・・・
紗代子「(今の海美でも覚醒したキングと相棒のクィーンのコンビの前ではキツイ・・・」
紗代子「だから・・・今此処で完成させて貴女の『必殺技』を!!」
茜「えっ・・・?うみみんって必殺技持ってなかったの・・・?」
未来「もしかしたら辞めてた時代もあるから未完成なんじゃ・・・」
紗代子「だからこそ・・・今此処で・・・」
199 : ごしゅPさま   2020/02/15 00:24:15 ID:.d/iHfOp6o
>>198
(回想)
恵美「ねぇ、海美・・・」
海美「なーにー・・・?」
恵美「海美って、『跳べる』の・・・?」
海美「あー・・・」
恵美「ほら、人を『跳ばす』事はあっても『跳んでる』のは見たこと無いなぁって・・・」
海美「語弊・・・!」ビシッ
P「(目の付け所が違うなぁ・・・」
海美「多分だけど『跳べない』事は無いと思う・・・」
恵美「じゃあさぁ、やってみようよ・・・!」
海美「えっ・・・」
P「ほう・・・」
恵美「『真・高跳びの海美』を見せようよ!」
(回想終わり)
風花「おりゃあ!」バコーン
海美「『リムーヴ』、めぐみーっ!(レシーブする音葉」
恵美「えいっ!(高打点のトスを上げる音葉」
奈緒「何する気や・・・?」
風花「まさかっ・・・!?」
恵美「アタシたちは・・・(続けざまで海美を高く打ち上げる音葉」
海美「私たちは・・・(スパイクの構えに入る音葉」
海美・恵美「一心同体・・・!(強烈なスパイクを放つ音葉」
風花「えっ・・・!?」
奈緒「見えんかった・・・!」
千早「『アレ』はまさか・・・」









『伝説の大技「ビッグバンズバリボー」・・・!』
200 : 師匠   2020/02/15 02:32:20 ID:vCzn5M2pWQ
>>199
亜利沙「知っているのですか千早さん!!」
千早「うむ・・・究極のタッグ技・・・コンビの全てが一致する時に放てる技よ。まさか、この目で目撃するとは・・・」
ビッグバンズバリボーとはコンビの呼吸、動き、タイミング、筋肉の脈動、血液の流れ等々全てが一致しなければ放てない究極の一撃である・・・民明書房『超ビーチバレーの秘密』記載
P「何だ今の記事は・・・」
紗代子「どうかしましたか先生・・・?」
ジュリア「聞いてやるな・・・」
未来「でも何で土壇場であんな技が出せたんですか・・・?」
・・・
莉緒「まさか…伝説の大技を拝む事になるなんて・・・」
千鶴「ですが解せませんわね・・・」
のり子「高跳びの海美と同じ領域のキングが全く反応できないのは・・・」
ロコ「そうです!!同じフィールドに居るのに全く反応出来ないのはアニテリティボです!!」
志保「よく見なさい・・・あの二人を・・・」
ロコ「うん?・・・アレは!!」
・・・
奈緒「何でや・・・長年コンビ組んどるアタシとキングが反応できひんなんて・・・」
風花「ハッ・・・アレは・・・」
海美と恵美がオーラで繋がっている音葉
風花「まさか・・・『同調(シンクロ)』・・・!?」
奈緒「んなアホな・・・!?思考、動き、息遣いまでもが手に取るようにわかり次にどう動くかが理解できる天衣無縫と同じの究極の領域やないですか・・・!?」
風花「天衣無縫と同調・・・この技無くして『世界は取れない』と言われるわ・・・」
201 : der変態   2020/02/15 09:05:52 ID:cu7APrhXy2
>>200
P「(恵美は海美達に憧れて超ビーチバレーの門を叩いたからな・・・」
P「(でも、『同調』するって事は二人の中で繋がりを持てる出来事があったのも事実・・・」
P「(で、俺が何で引っ掛かってるんだ・・・?」
・・・
恵美「(アタシが海美と・・・」
海美「(私が恵美と・・・」
恵美「ううん、余計な事は考えない・・・」
海美「そうだね、今はプレイを続けるのみ・・・!」
(より一層跳ね上がるオーラ)
・・・
風花「くっ・・・」
奈緒「(何でや・・・」
風花「クイーン・・・」
奈緒「(何で、私らには・・・」
風花「落ち着きなさい、クイーン・・・!」
奈緒「キング・・・?」
風花「まだ、勝負は終わってないのよ・・・!」
・・・
莉緒「流石ね、キング・・・!」
千鶴「懐かしいですわね、『同調』・・・」
莉緒「それもそうね・・・」
志保「お二人にも経験が・・・?」
莉緒「あれは高3の夏の県予選だったかな・・・」
のり子「例の『事件』があった・・・」
千鶴「確か、準決勝でしたね・・・」
莉緒「相手は当時の優勝候補筆頭。2ゲームをあっという間に取られたのよね・・・」
志保「そこから、どうやって盛り返したんですか・・・?」
莉緒「Pくんよ・・・」
のり子「え・・・?」
千鶴「彼が競技人生を投げ打ってくれていなければ、わたくし達はプレイ出来たのかも分からない・・・」
莉緒「なのに、負けたら合わせる顔も無かった・・・」
(車椅子で懸命に指揮を執る姿が思い出される音葉)
莉緒「だから、負けちゃいけない・・・」
千鶴「学校やチームじゃない、Pの事を想っていたら不思議とチカラが沸き上がりましたわ・・・」
のり子「(それって・・・」









『(恋する乙女の理論にしか聞こえてこないんだけど、口にするのはよしておこう・・・』
202 : Pーさん   2020/02/15 11:06:56 ID:z.mprBzFK.
>>201
千早「恐れ入ったわ・・・まさか『同調』まで使いこなすなんて・・・」
そら「もう、何が起こっても驚かないですよ・・・」
亜利沙「ほぉああああ!!こんな事が合っていいんですか・・・!??!??」
千早「ん?もしもし・・・?」PLLLL
そら「どうかしましたか・・・?」
千早「各県大会の結果が来たわ・・・」
亜利沙「おほぉぉぉ!!本当ですかぁぁぁ!?!?」
そら「それで一番最初に全国の切符を手に入れたのは何処ですか・・・?」
千早「新世代のヒーローズを入れた『白陵高校』よ・・・」
そら「『百合子&翼』の後釜達が此処まで行ったんですね・・・」
千早「それともう一つ『令嬢学園』の『マッスルプリンセス』も突破したわ・・・」
亜利沙「えっ!?あの『姫と筋肉のベストマッチ』で有名なあそこが二番手ですか!!」
千早「こっちはこっちで戦いが長引きそうね・・・」
そら「これで力尽きないと良いですけど・・・」
千早「それを願いたい所ね・・・この子達なら更に上を目指せる・・・そんな気がするから」
亜利沙「是非とも決勝に進出して欲しいですね!!」
千早「願わくばそれよりも上の世界で戦って欲しいわ・・・」
そら「オリンピックも近いですからね・・・」
203 : おやぶん   2020/02/15 14:36:56 ID:cu7APrhXy2
>>202
恵美「えいっ!(トスを上げる音葉」
風花「くるわよ・・・!」
奈緒「分かってます!」
(スパイクをブロックしようとする音葉)
海美「(伸び上がっているのに、スパイクを打とうとしない音葉」
風花「(しまった・・・!」
奈緒「(タイムラグ・スパイク・・・!」
海美「はぁっ!(ブロックが下がったところを再度跳び上がってスパイクを放つ音葉」
審判員「ゲーム、2 - 2!」
風花「(これが『同調』・・・」
奈緒「(これでフルセットに・・・」
・・・
P「目論見通り、フルセットにまで持ち込んだが・・・」
ジュリア「問題は向こうがどう出るか・・・」
茜「二人は疲弊してるね、こっちはどうするのプロちゃん・・・!」
P「休ませる。未来も食って寝たら復活したし・・・」
ジュリア「どうやら、向こうも同じみたいだな・・・」
・・・
莉緒「最終ゲームは15ポイント先取。半分くらいまでは休みなさい・・・」
風花「分かりました・・・(肩で息をしている音葉」
奈緒「なんなら、そのままいってもらっても・・・(疲弊し過ぎて、顔も上げられない音葉」
莉緒「大分、体力を取られてるわね・・・」
志保「準備は出来てますか、ジャック・・・?」
のり子「任せて!」ドドン
204 : Pチャン   2020/02/15 15:51:03 ID:z.mprBzFK.
>>203
P「此処へ来て最後の主力ジャックの登場か・・・」
茜「ジャックか・・・詳しいデータがないね・・・」
恵美「どういう事・・・ハァ・・・ハァ・・・」
茜「大体はキングとクィーンが終わらせることが多くてねぇ~・・・後は経験を積ませるためにキングとエース、エースとクィーンが多いんだよ・・・」
P「正規パートナーのジャックは基本的に裏方か・・・」
海美「つまりここへきて最後の主力なわけだね・・・ぜぇ・・ぜぇ・・・」
茜「ジャック・・・一体どう言ったプレゼントなんだろねぇ・・・」
・・・
志保「構内練習ではよく一緒にプレイしたけど公式戦は大丈夫かしらジャック・・・?」
のり子「誰にモノ言ってるのかなエース・・・こう見えても三年間レギュラーだったんだから甘く見るもんじゃないよ・・・」
志保「安心した・・・なら見せて上げて貴女の『形』を・・・」
のり子「体はとっくの昔に温まってるから何時でも・・・」
志保「なら行こうかしら・・・」
のり子「当然!!次の試合に進むのは私らだってことを見せ付ける!!」
・・・
ジュリア「(発熱してる・・・?まるでエンジンだな・・・?」
未来「行くよーーーー」
ジュリア「(待てよもしそうだとするとのり子の『形』は・・・」
未来「ほい!!」サーブを撃つ音葉
志保「ぬるい!ジャック!!」
のり子「どうるあああああああああ!!」ジャンプする音葉
未来「跳んだ・・・!!」
ジュリア「飛び過ぎだろ・・・!?」
ネットより高い位置に居る音葉
のり子「どっせーーーーい!!」スパイクを打つ音葉
未来「抑える!!って熱ッ!?」変な方向に飛ばす音葉
ジュリア「打った球が熱を持つのか・・・!?身体能力向上だけじゃなさそうだ・・・」
のり子「コレが私の形『ドライブ』だ!!ドンドン燃やして行くぞ!!」
205 : 兄ちゃん   2020/02/15 16:18:02 ID:cu7APrhXy2
>>204
P「ヒヒダ◯マか、あやつは・・・」
茜「凄い紗代子ちゃんタイプかなと思ったけど・・・」
紗代子「茜ちゃん、どういう事かな・・・?」
P「参ったな、『ドライブ』が続くと・・・」
茜「すぐに7点、8点取られちゃうね・・・」
紗代子「ねぇ、茜ちゃん・・・?」
P「ある程度のビハインドは覚悟しているが・・・」
茜「2~3点くらいで繋ぎたいかなとは思ってたのに・・・」
・・・
ジュリア「大丈夫か、未来・・・?」
未来「火傷しそう・・・」
ジュリア「こっちとしては5~6点取ったとこで交代したいが・・・」
未来「ジャックさん、ブロック高いし・・・」
ジュリア「サーブが届かないのなら・・・」
P「(こういう時、どうにかしてくれるのはジュリアだ・・・」
ジュリア「(とか考えてそうだよな。あの教師は・・・」
のり子「くっらえーっ!(強烈なサーブを放つ音葉」
未来「また燃えてる!」
ジュリア「(Pセン、『ヒート』だ・・・!※念受」
P「(なるほどな、お前も悪いやっちゃな・・・※念受」
ジュリア「(規格外には規格外だよ・・・!※念受」
P「(さて・・・」ヒート
ジュリア「せいやっ!(レセプションでボールを上げる音葉」
のり子「なっ・・・!?」
ジュリア「(アタシとPセンは繋がっているからな・・・」ニヤッ
未来「ジュリアさん・・・!(トスを上げる音葉」
ジュリア「はっ!(スパイクを放つ音葉」バコーン
のり子「あちゃー、ごめん。対策されたぽい・・・」
志保「大丈夫です。私、まだ・・・」









『本気出してませんから・・・!』
206 : プロデューサー殿   2020/02/15 16:38:21 ID:z.mprBzFK.
>>205
莉緒「予定通り・・・のり子ちゃんに翻弄されてる・・・」
風花「相変わらず人が悪いですね監督・・・」ポカリを飲む音葉
奈緒「まぁ今は準備段階やけど・・・案の定ジャックに意識向いとるな・・・」はちみつレモンを食べる音葉
莉緒「その為にのり子ちゃんを事前にアップさせて『ドライブ』を使える準備をさせたんだから」
ロコ「のり子のエンジンのパワーはチームの中ではトップワンです!そしてそのスピードに翻弄されると志保の持つ・・・」ニタリ
莉緒「そろそろ発動出来るでしょうね・・・悪いわねP・・・此処で貴方のチームの半数を使いものにできない様にして挙げる・・・」
千鶴「相変わらず悪い事には誰よりも気が回る人ですわね・・・そんなんですからモテませんのよ・・・」
莉緒「えぇ~?私モテるわよ・・・ねえ、皆・・・?」
風花「(言えない・・・教員達が飲み会で気を使われている事に・・・」
奈緒「(あかん・・・言えへん・・・他の先公達が監督の前だとそう言う話せえへんの・・・」
ロコ「(ロコの口はアイアンよりハードです!!絶対言いません!!」
・・・
ジュリア「抑える!!」
のり子「むむむ・・・攻略されたか・・・」
ジュリア「いけぇーーー!!」
未来「どりゃっせいいいい!!」
志保「ですが・・・もう終わりですね・・・」
未来「あれれ・・・!?」アウト!!
ジュリア「おい!!どうしたんだよ未来ってオイ!!」
未来「どうかしたのジュリアちゃん・・・?」
ジュリア「お前鼻血出てるぞ・・・」
未来「あれ?本当だ・・・何で・・・?」
志保「先ずは・・・一人『貴女の五感』を奪ってあげる・・・」





『この『ライアー・ルージュ』の力で・・・』
207 : 兄(C)   2020/02/15 16:55:06 ID:cu7APrhXy2
>>206
(止血の為、一時的にタイムアウト)
P「まずは止血からだな・・・」
ジュリア「どうする、予定の点差にはなってないぞ・・・」
P「どうやら、エースの攻略もしないといけないみたいだが・・・」
ジュリア「何がどうなってんだ・・・?」
未来「何か、おかしい・・・?」グルグル
P「(食べて寝れば治る『形』を奪われるか・・・」
・・・
志保「『形』さえ封じれば・・・」
のり子「第一ラウンドはもらったも同然・・・」
莉緒「後は・・・」
風花「『同調』の発動さえ封じれば・・・」
奈緒「次に進むのは私たちや・・・」
・・・
P「まぁ、痛み分けで終われるだろうな・・・」
ジュリア「えっ・・・?」
P「だって・・・」








『「乙女ストーム」は燃費悪いしよ・・・』
208 : プロデューサーちゃん   2020/02/15 17:54:00 ID:sws7GENGlA
>>207
志保「先ずはあの無尽蔵の体力を持つ方から切り崩しが出来ました・・・」
のり子「次はあの赤毛の子だね・・・」
風花「志保、貴女の『ライアー・ルージュ』には助けられてるわね・・・」
奈緒「次はあのコンビを止めてくれたらありがたいんやけどな~」
莉緒「それは無理ね・・・」
志保「私もそう思います・・・」
風花「天衣無縫の力がそうさせてるのね・・・」
志保「はい、あまりにも大きすぎで五感を奪うことさえ出来ないかと・・・」
奈緒「化物め・・・」
のり子「そうなのか~」
莉緒「次も頼むわね・・・」
志保「はい!」
莉緒「良い!」
風花「次の交代で終わらせる!」






『(この時気付くべきだったわね・・・志保が限界だって事に・・・』
209 : EL変態   2020/02/15 21:31:49 ID:HFiB49juFY
>>208
P「スコアは『海理音3 - 6帝花女学院』・・・」
ジュリア「ここから、後何点くらい取れればいい・・・?」
P「未来の状況次第だが、2~3点差を守るのであればもう3~4点だな・・・」
未来「ふぅ・・・」
ジュリア「交代出来ないのが苦しいな・・・」
海美「はぁはぁ・・・」
恵美「ごめん、もうちょっと、頑張って・・・」
P「(『ヒート』を使ってるから、『スカル』が使えないのが・・・」
未来「よし・・・!」
茜「未来ちゃん・・・!?」
未来「後2点は頑張れます・・・!」
P「分かった・・・!」
(数分後)
のり子「てやぁっ!」バコーン
ジュリア「くっ・・・!」
『海理音4 - 8帝花女学院』
P「(これで4点差・・・」
ジュリア「(ダメだ、Pセン。未来を・・・!※念受」
P「仕方ない。海美、いけるか・・・?」
海美「任せて・・・!」
・・・
莉緒「ここが『デッド』と見たようね・・・」
奈緒「どうします、クイーン・・・?」
風花「そうね・・・」
・・・
海美「選手交代します!」
のり子「さて、ここからが第二ラウンドか・・・」
志保「そうですね・・・」ボーッ
のり子「ん、エース・・・?」
志保「ごめんなさい、ジャッ・・・」バタッ
のり子「エース、ちょっと!」
・・・
P「やっぱな・・・」
未来「きゅー・・・」
海美「え、どうしたの・・・?」
恵美「『乙女ストーム』のキャパを越えたんだね・・・」
P「そうだな・・・」
・・・
莉緒「志保・・・!」
奈緒「ウチが先に出ます。キングはもう少し待っててください・・・」
風花「えぇ・・・!」
志保「きゅー・・・」
・・・
海美「まずは・・・」
ジュリア「点差を埋めにかかるぞ・・・!」
(この後、2点取る事には成功し・・・)
恵美「いけるよ、P先生・・・!」
風花「クイーン、いくわよ・・・!」
(今大会、きっての名勝負の幕が上がる・・・!)
210 : 5流プロデューサー   2020/02/15 22:04:25 ID:2aYA.NM3qA
>>209
海美「もう一回『同調』を・・・!?」
恵美「あれ・・・?出来ない・・・?」
風花「(矢張り同調は偶然出来て意識的には無理と言う事ね!!」
奈緒「(なら勝機はある!!アタシと風花なら!!」
風花「此処で・・・ッ!!」
海美「オーラが出ない・・・!?」
恵美「どっちともガス欠寸前って事か・・・」
風花「ならば自力で攻めるのみよ!!クイーン!!」
奈緒「アタシはまだ必殺技を撃てるくらいの体力は十分残ってる!!何時でも行けるで!!」
海美「恵美行ける!!」
恵美「大丈夫!!まだ行ける!!」
・・・
P「お互いの力はそこが尽きた・・・後は己の想いだけだ」
茜「どちらかの『超ビーチバレー』の想いが強い方が勝つんだねぇ~」
ジュリア「コレがラストラウンド・・・」
・・・
莉緒「残りの全てを出す戦いになったわね・・・」
のり子「こうなるとどっちに転ぶかわかんないね・・・」
ロコ「このまま行くとサードバトルはトゥモローになりますね・・・」
千鶴「燃え尽きる覚悟で挑んでますわね・・・」
・・・
斎藤「これぞパッションの極だと思わんかね!!山村君に石川君!!」
山村「気持ち分かりますけど落ち着いて下さい理事長・・・」
石川(カイ)「中々此処迄白熱する試合は全国でも滅多にありませんね・・・」
・・・
千早「正直神様を呪いたいわね・・・」
亜利沙「何でですか・・・?」
千早「この戦いが決勝戦だったら良かったのに・・・」
そら「そうですね~これ程白熱するとそれこそ次の試合が薄味な記事しか書けませんよ・・・」
千早「週刊誌にどう乗せればいいか・・・恨めしいわ・・・」
211 : 5流プロデューサー   2020/02/16 07:08:21 ID:FBT6qjF/vk
>>210
スコア『海理音8 - 10帝花女学院』
海美「2点差・・・」
恵美「クイーンは必殺技を残している・・・」
海美「そこが厄介だね・・・」
・・・
奈緒「なんぼ離しても、くらいついてくる・・・」
風花「マッチポイントまで持ち込めば、心理的にこちらが有利よ・・・」
奈緒「そうですね。そこで一気に叩き込みますわ・・・」
・・・
P「1点差にするか、3点差にされるかの差はデカい・・・」
ジュリア「何から何まで、しくれないな・・・」
未来「がんばれー・・・」
紗代子「もう1回、『ビッグバンズバリボー』が使えれば・・・」
茜「勝負にたらればは持ち込みたくないんだけどね・・・」
・・・
(Bブロック試合会場)
真「Aブロックはまだ2回戦か・・・」
歌織「帝女と海理音が白熱してるのね・・・」
紬「(P兄ちゃん・・・」
麗花「ふーん・・・」
エレナ「レイカ、どうしたの・・・?」
麗花「うふふっ、何でもありません・・・♪」
212 : do変態   2020/02/16 13:33:12 ID:/peyX9xLbg
>>211
琴葉「(お互いが実力の拮抗・・・下手をすると千日戦争になる可能性もうある・・・」
千早「(だけどこの拮抗は常にグラつく天秤・・・」
琴葉「(一瞬の判断でどちらかに傾く・・・」
千早「(その一瞬を見抜く眼力がどちらにあるか・・・!」
・・・
P「(何とかしてやりたいが・・・」
P「(T2ガイアメモリで如何にか出来る物でもない・・・」
P「(それにオレが介入していい物じゃない・・・」
P「(一瞬を手にするにはどうするべきか考えろ・・・!」
・・・
莉緒「(想像を上回る接戦・・・何処かで決めないと第三試合に影響が出る・・・」
千鶴「(下手をすると次回の戦いがあっという間に負ける可能性がありますわね・・・」
莉緒「(どうする・・・この一瞬を手にする策は・・・」
千鶴「(莉緒・・・此処が踏ん張りどころですわ・・・」
213 : プロデューサーはん   2020/02/16 14:10:18 ID:FBT6qjF/vk
>>212
風花「はぁっ!」バコーン」
スコア『海理音10 - 11帝花女学院』
恵美「(追い付いたと思ったら・・・」
海美「(ブロックが追い付かない・・・」
・・・
P「一番悪手なのはデュースで長引くことだ・・・」
茜「後はクイーンがどこで『切り札』を出してくるか・・・」
P「点差が変わらない・・・」
茜「取ったら取り返される流れをどう変えるか・・・」
P「一番の踏ん張りどこだが・・・」
茜「向こうはもう代えるつもりは無いみたいだね・・・」
P「2点差を守りきる方にシフトし始めたな。莉緒にしては考えるじゃねぇか・・・」
茜「ジュリアちゃんは・・・」
P「出せない事は無いが、テクニックの問題がある・・・」
茜「そっかぁ・・・」
P「出したとこでのり子に代えられたら、元の木阿弥だ。一番体力が残ってるのはアイツだからな・・・」
茜「ティンときたよ・・・」
P「本当か・・・?」ジトッ
茜「多分、二人には『これ』がテキメン・・・」コショコショ
P「待て、そんな事・・・!」
茜「勝つには『これ』だよ、茜ちゃんを信じるんだ!」
P「後で覚えてろよ。恵美、海美っ!」
・・・
恵美「ん・・・?」
海美「何・・・?」
P「作戦だっ・・・」









『勝ったら、可能な範囲でお願いを聞いてやろう!』
214 : P君   2020/02/16 15:15:09 ID:/peyX9xLbg
>>213
海美「ん?」
恵美「今何でもって言ったね・・・」
P「いや待て・・・なんでもは無い・・・」
海美「何でもって言ったね・・・」
恵美「言った言った・・・」
P「お願い聞いて・・・」
ジュリア「あっこりゃ駄目だ・・・」
茜「行ける行ける茜ちゃんを信じてぇ~」
海美「シャ!!行くよ恵美!!」
恵美「オッシャ!!逆転してやる!!」
風花(確り聞こえてた)「・・・」ギリギリッ
奈緒「あかんてキング!!女がしたらあかん顔になってる!!」
風花「ツブス・・・」
奈緒「落ち着てってあぁぁもう!!P!!!!」逆ギレ
P「お前らも何でもかんでも俺のせいにするな!!!」
ジュリア「フラグ構築に定評があるからな・・・」
・・・
琴葉「・・・」コォォォォ・・・
千早「落ち着きなさい・・・」
215 : der変態   2020/02/16 15:36:03 ID:FBT6qjF/vk
>>214
P「だから、嫌だと言うたろうに!」
茜「大丈夫だって、あの二人だって常識くらい弁えてるって・・・」
P「そうに見えないから、困っとるんやろがい・・・」
風花「ずるい・・・」
海美「くるよ、めぐみー!」
恵美「うん!」
風花「ずるいわよ、貴女たちだけ!」バコーン
・・・
莉緒「え、と・・・」
千鶴「どうやら、ここに来るまでの間に『フラグ』が建てられていたみたいね・・・」
志保「キングのあんな姿は初めて見ました・・・」
のり子「今日、試合始まってからずっとあんな感じだけどなぁ・・・」
莉緒・千鶴・志保「えっ・・・?」
のり子「気付いてなかったの・・・?」
・・・
琴葉「私だって、『デス学』に進んでいなければ・・・」ギリッ
千早「ダメだわ、これは・・・」
そら「うわっ、もうSNSに拡散してる・・・」
亜利沙「あぁっ、またカメラが!?」
千早「仕方ない。スマホでいいわ、もう!」
そら「一時的に使えなくなるだけだから、質が悪いのよね・・・」
・・・
恵美「はぁっ!(必死のブロックを見せる音葉」
奈緒「しまっ・・・(ボールが拾えず、得点を許す音葉」
P「ここに来て、『海理音12 - 13帝花女学院』・・・」
茜「正念場だね・・・」
ジュリア「ここから、続けて点が取れるか・・・」
216 : 5流プロデューサー   2020/02/16 15:54:43 ID:/peyX9xLbg
>>215
風花「あなた達の思惑を此処で阻止してくれる!!」バリバリバリッ
奈緒「ええええ・・・!?そんな体力ない筈やろ!?」
風花「知ってるかしらクイーン・・・」
奈緒「なんです・・・」
風花「人はね・・・怒りで体力を生み出せるのよ!!」
奈緒「物事には限度がるやろ・・・そもそもそれって火事場のクソ力やん・・・」
風花「それでも十分よ・・・」
恵美「そっちがその気ならこっちだってね!!」
海美「天衣無縫は使えなくてもまだ持ち前の技がある!!」
審判員「海理音ボール!」
海美「ハッ!!」サーブを撃つ音葉
奈緒「まだそんな力が・・・!!」
風花「だが此処からよ・・・!!」バリバリバリッ
恵美「来る!グラビティボールだ・・・!!」
海美「全快なら返せるけど消耗してる状態での対処は・・・」
風花「沈め!!」
海美「柔らかい構えで衝撃を地面に逃す!!」
・・・
P「(それだ!!」ブルッ
茜「安西先生みたいになってるよ・・・」
217 : 彦デューサー   2020/02/16 21:04:35 ID:nu.F3LQnss
>>216
海美「『リムーヴ』!(ボールを高く上げる音葉」
風花「まだ、そんなチカラが・・・!?」
恵美「・・・(『ゾーン』に入る音葉」
恵美「(ここでアタシが決めないと・・・!」
P「(力むな、恵美・・・!」
恵美「(P先生・・・!?」
P「(いつも通りが今のMAXだぞ・・・※Pには恵美の心の声が聞こえてない」
恵美「(そうだね、変に力むよりは・・・」
恵美「えいっ・・・!」
海美「(凄くいいよ、めぐみー!」
海美「はぁっ!(最高に美しいスパイクを放つ音葉」
風花「何、今の・・・!?」
奈緒「動けなかった・・・!」
スコア『海理音14 - 13帝花女学院』
P「マッチポイント・・・!」
茜「油断は出来ないよ、プロちゃん・・・!」
・・・
莉緒「のり子、キングを『護れる』のは貴女しか居ないわ・・・!」
のり子「任せて、アタシの全力を掛けてくるよ!」
奈緒「ごめん、キング・・・」
風花「大丈夫よ、貴女は悪くないわ・・・」
・・・
恵美「ここで交代・・・」
海美「決めるよ、長引けば私達が不利になる・・・!」
恵美「分かってる・・・!」
218 : 変態インザカントリー   2020/02/16 21:47:15 ID:/peyX9xLbg
>>217
のり子「さてと・・・キング!!」
風花「何かしら・・・?」
のり子「・・・『デッドゾーン』に入る・・・」
風花「ッ!!」
莉緒「なっ!?デッドゾーン!?」
奈緒「考えなおさんかい!!デッドゾーンは危険や!!」
志保「無茶です・・・!!」
のり子「勝つために必要な事さ・・・」
風花「だけど『デッドゾーン』は全ての身体能力を加速度的に向上させる反面負荷は『ドライブ』の何十倍も危険よ!!下手すれば選手生命処か・・・!!」
のり子「ギリギリの見極め位出来るって・・・」
風花「だけど・・・」
のり子「私らは勝つんだよ・・・全国連覇優勝・・・アンタとクイーンにエースが居るんだ・・・その布石位はさせなって・・・」
風花「のり子・・・」ググッ
恵美「マッチポイント!!先取する!!」サーブをする音葉
のり子「フッ!!」赤い閃光を残し着地地点に移動する音葉
恵美「はやい!!」
海美「ドライブの比じゃない・・!?」
風花「ハッ!!」
のり子「ごらああああ!!!!」強烈なスパイクを打つ音葉
海美「おわぁ!?」
恵美「地面が焦げた・・・!?」
スコア『海理音14 - 14帝花女学院』
海美「あれは・・・!?」
のり子「はぁ・・・はぁ・・・」全身が赤く発熱し陽炎が見える音葉
恵美「凄い・・・熱気・・・!?」
219 : Pちゃま   2020/02/16 22:37:19 ID:nu.F3LQnss
>>218
P「デュースに持ち込まれたか・・・!(地面を殴る音葉」ガン
茜「落ち着くんだ、プロちゃん。デュースに入ったら、5分のインターバルがある・・・」
P「そうだな・・・」
茜「のり子ちゃんを出された時点で覚悟は出来てたはすだ・・・」
P「莉緒は最初から『これ』が狙いだったのか・・・」
紗代子「ここでどう『休む』か・・・」
海美「ふぅ・・・(呼吸を整える音葉」
恵美「ねぇ、P先生・・・」
P「ん、何か策でも・・・」
恵美「手を握って、『さっき(※)』みたいに・・・」
(※スカルを使っての治療中の時のこと)
海美「あ、それ。私も!」
P「スラ◯ン27巻かよ・・・(二人の目の前に座る音葉」
恵美「で、どうしようか・・・?」
海美「片手ずつで大丈夫♪(恋人繋ぎをする音葉」
P「二人同時なんだ・・・?」
恵美「にゃはは、そうくるかぁ・・・♪(同じように空いた片手を握る音葉」
P「これはこれで恥ずかしいもんだな・・・」
ジュリア「百戦錬磨のアンタが・・・?」
P「手を握るなんてのは、年を経るとやらなくなるからな・・・」
未来「へぇ・・・」
紗代子「何か、含蓄あるような・・・」
・・・
のり子「『デドゾ』使っちゃったから、今日のアタシはここまでかな・・・」
奈緒「任しとき、後は私が決める・・・!」
のり子「任せたよ、クイーン・・・(ベンチで横になる音葉」
莉緒「エース、うちわで扇いでて・・・」
志保「分かりました・・・」
風花「第5セットのデュースは互いに3点ずつ入ったら、インターバルが入るの・・・」
千鶴「決めてかかりなさい。それが『王者』たる所以よ・・・!」
風花「えぇ・・・!」
220 : 番長さん   2020/02/17 06:31:54 ID:E8NRdctnoo
>>219
風花「よし・・・気合を入れ直したわ・・・」
奈緒「五分やけど・・・十分や・・・!!」
莉緒「頼むわよ・・・」
風花「決着を付けるわ・・・」
奈緒「レギュラーは残りはウチ等だけや・・・次戦もある速攻がベストや!!」
ロコ「ロコが正規レギュラーだったら・・・」
風花「大丈夫よプチキング・・・その想いだけで私達は戦える・・・」
奈緒「そこで見とれやチビッ子!!」
ロコ「ロコはスモールじゃないです!!」
・・・
恵美「よし・・・」
海美「行ける!!」
P「残りの体力を考えると待ちに構えるな速攻だ・・・」
茜「それが良いね・・・奴さんもその積りだろうし!!」
未来「お願いするね!!」
紗代子「本来ならば私が出るべきだけど・・・頼むね」
海美「任せて!!」
恵美「コレがラストステージ!!」
221 : 兄(C)   2020/02/17 07:11:54 ID:hqdDMYLDqI
>>220
審判員「帝花女学院ボール!」
奈緒「おらぁっ!」バコーン
海美「向こうも同じみたい・・・!(レシーブで上にあげる音葉」バシーン
恵美「なら、まずは・・・(トスを上げる音葉」
海美「私達がもらう!」バコーン
風花「やるじゃないっ・・・!」
海美「よしっ・・・」
恵美「最初のマッチポイント・・・」
審判員「海理音ボール」
恵美「はぁっ!」バコーン
奈緒「でもな・・・」
海美「(来るっ・・・!」
奈緒「取られたら取り返す。それが『帝女』や・・・!」バシーン
風花「奈緒!(トスを上げる音葉」
奈緒「『バーニングオクトパス』!」バコーン
・・・
莉緒「やったっ・・・!」
のり子「これで追い付く・・・!」
志保「いえ・・・」パタパタ
千鶴「まだですわ・・・!」
・・・
海美「はぁーっ!(ライン際でレシーブをギリギリ上げる音葉」バシーン
奈緒「なっ・・・!?」
風花「どこから、そんな体力が・・・」
恵美「はぁっ!(高くトスを上げる音葉」
風花「しまった・・・!」
(回想、インターバル中)
P「しょうがない・・・」
海美「ん・・・?」
恵美「何が・・・?」
P「勝ったら、何でも願いを聞いてやるよ・・・(指切りに手を握り変える音葉」
海美「言ったね・・・?」
P「Pンディアン、ウソツカナーイ」
恵美「約束だよ・・・?」
P「あぁ・・・」
(回想終わり)
続く
222 : 某バスケットマンガみたいとか言わないでね・・・(震え声   2020/02/17 07:19:40 ID:hqdDMYLDqI
>>221
恵美「諦めない・・・!(海美を高く上げる音葉」
海美「絶対・・・!(高く跳び上がる音葉」
P「(いや、それ違う人らのセリフ。シチュエーションは合ってるけど・・・」
茜「(プロちゃん、ツッコむのは野暮というものだよ・・・」
P「(コイツ、直接脳内に・・・!」
風花「来るわよ、『奈緒』・・・!」
奈緒「分かってるで、『風花』・・・!」
(来るべき一撃に備える音葉)
海美「いっけー、『ジャール・プチーツァ』!(ボールを纏う気が火の鳥となって帝女コンビに襲いかかる音葉」バコーン
風花「はぁーっ!」
奈緒「てやぁーっ!」
(必死のパッチでブロックする音葉)
・・・
莉緒「よしっ・・・」
のり子「これは会心・・・!」
志保「えぇ・・・!」パタパタ
千鶴「ボールが高く上がりきっていればの話ですが・・・」
・・・
茜「んなっ・・・!」
未来「嘘っ・・・!?」
P「いや・・・」
紗代子「まだ、ボールは落ちてない・・・!」
恵美「『カスタード・シーブリーム・ファイア』ー!(ブロックで緩くなったボールをシバく音葉」
風花「しまっ・・・」
奈緒「まだ、諦められるかーっ!」ダッ
P「(海美と恵美はここが限界・・・」
ピーッ
P「(だが・・・」ニヤッ
(ボールが地面に着地する音葉)
奈緒「そんな・・・」ガクッ
審判員「『勝者』は海理音高校!」
P「っしゃー!」
P「(俺達はこの試合に全力を尽くし、勝利した・・・」









『(が、次の日の3回戦。ウソのようにボロ負けした・・・』
223 : プロデューサーはん   2020/02/17 07:59:51 ID:cMOIXytZVc
>>222
後日
千早「大方の予想通りネメシス高校の全国行きが決まったか・・・」
そら「残念ですね・・・海理音高校は」
千早「仕方ないわ・・・全力を出しすぎたのよ」
そら「だけどその名前は再び返り咲きましたね♪」
千早「長かったわ・・・本当に・・・」
亜利沙「結局この写真使わなかったですね・・・」
そら「会心の出来だったのに・・・」
千早「編集長がそう言ったんだから従うまでよ・・・」
亜利沙「うぅ~~~~」
そら「ぬぅ~~~~~」
千早「まるで優勝したみたいって言われてるのだから・・・」
そら「そりゃそうですけど・・・」
亜利沙「あんまりですぅ~~~~~」
千早「ごねらないの・・・」
藍子「おはようございます~」
椿「おはようございます」
千早「そっちの方も終わったのかしら?」
藍子「それが・・・」
椿「えへっ♪」
千早「ハァ~~~~~」
亜利沙「また編集長にどやされますね・・・」
千早「チーフの辛いところよ・・・」
・・・
まだ超ビーチバレー編は終わらないで下さい
224 : プロデューサークン   2020/02/17 09:21:27 ID:Acq3gzIbPk
>>223(の少し前に遡る)
士「よくやったと言いたいとこだが・・・」
P「うーん・・・」ガンガンガン
士「辛そうだな・・・(ペットボトルの飲料水を手渡す音葉」
P「(ゴクゴクッ)ぷはっ、ありがとう・・・」
士「飲んでも呑まれないようなヤツが珍しいな・・・」
P「アイツらェ・・・」
士「アイツら・・・?」
P「莉緒に千鶴に琴葉だ。呼び出してきたかと思いきや・・・」
(回想)
莉緒「アンラねぇ、らにあんらポッれのへんりつこうらんかに負けてんのよ!(グラスを机に叩き付ける音葉」ヒック
P「グラス割れんぞ・・・」ゴクッ
千鶴「そうれすわ、わらふしらちに勝っておきらがら、なんれすのあの試合運びは!」ヒック
P「仕方ねぇだろ、ケツに回してもらってもあすこまでしかやれなかったんだ・・・」ゴクッ
琴葉「らいらいれぇ、ひりおんはれぇ、控えよ。控えがうすいろよ・・・」ヒック
P「琴葉、お前は『デス学』の人間だろ・・・」ゴクッ
琴葉「そこはろうきゅうせいのよしみよ・・・」ヒック
P「いつか、録な目に合わんぞ・・・」ゴクッ
莉緒「あんら、酒がらりないんじゃないろ・・・?」ヒック
P「普段、そこまで飲まないから安心しろ・・・」ゴクッ
千鶴「昔から、そうですものね。Pは・・・」
P「急に口調が戻るんだな・・・」ゴクッ
琴葉「普段は飄々としてるのに・・・」
莉緒「やる時はやるものね・・・」
P「何だよ、急に・・・」ゴクッ
莉緒「明日は休みよ・・・」ゴクッ
千鶴「そうですわね・・・」ゴクッ
琴葉「まだまだ、ここからよ・・・」ゴクッ
(回想終わり)
P「日付変わる直前まで、飲みやがって・・・」ガンガンガン
士「そいつはご苦労な事だな・・・」
P「んでもって、未来と紗代子まで『お願い』に乗ってくるとは・・・(ジュリアは流石に自重した」
225 : プロデューサーさん   2020/02/17 12:32:49 ID:cMOIXytZVc
>>224
PLLLLL
P「もしもし・・・?」
飛鳥『僕だよ・・・』
P「飛鳥?」
飛鳥『君に名前で呼ばれるのは久しいね・・・』
P「思い出したのか・・・?」
飛鳥『まあねぇ・・・』
P「何の用だよ・・・?」
飛鳥『早い話、次の平行世界の編纂が終わってないんだ・・・』
P「つまり・・・?」
飛鳥『まだ帰ってくるなと・・・』
P「やっぱり~・・・」
飛鳥『理由は「サスペンス」ののあさんと「ファンタジー」蘭子、言い合ってるんだよ』
P「そんな理由で・・・」
飛鳥『我が魔王はどっちでもない派だね』
P「オイオイオイオイオイ・・・」
飛鳥『まあ、休暇だと思って楽しむんだね・・・』
P「そんな殺生な・・・」
飛鳥『フラグを回収するんだね』
226 : 変態インザカントリー   2020/02/17 15:02:16 ID:Acq3gzIbPk
>>225
P「まぁ、まだ終わるにも終われない感じだから助かるというか・・・」
飛鳥『それとキミに伝えなければならない事がある・・・』
P「伝えなければならない事・・・?」
飛鳥『ハッキリ言おう、平行世界の旅を終えた先には最後の戦いが待っている・・・』
P「オーマの奴がまた何かしたんか・・・?」
飛鳥『キミの視点から語るとそうなるね。真ん中の事情はそこに居る、門矢士にでも聞いてもらうとして・・・』
P「えっ、門矢センセイ・・・?」
士「大体、分かった・・・」
飛鳥『キミが取っておいた「先手」が消えているかもしれないな・・・』
P「んなっ・・・!」
飛鳥『安心してくれ、オーマはキミの「先手」の中身までは掴めていない・・・』
P「勘弁してほしいぜ。勝手に人を『使い』に出しておいて、『邪魔』までされたらかなわん・・・」
飛鳥『次の行き先が決まったら、連絡する・・・』ピッ
P「で、門矢センセイ。何があったんだ・・・」
士「痴話喧嘩だ・・・」
P「はぁ・・・?」
士「オーマは『ある人物』に自らの代役を頼んだ。それを良しとしない奴が居た・・・」
P「良しとしない・・・?」
士「ピエールだ・・・」
P「まさか・・・」
士「ピエールだけは、『オーマ達』を除いた中で『記憶』が戻りつつある。それを阻止しようとして・・・」
P「で、そこに門矢センセイが首を突っ込んだのか・・・」
士「お前達の為でもある。『遠回り』はしたくないだろ・・・?」
P「そうだな・・・」
士「今後はピエールもサポートに加わる事もある。覚えとけ・・・」
P「あぁ、分かった・・・!」
227 :   2020/02/17 22:45:56 ID:ra7c1JfH4E
>>226
オーマ「契約成立だな・・・」
「嬉しいね・・・君が許可を暮れるお陰でやり易くなる・・・」
オーマ「しかし良く引き受けたな・・・」
「僕はお宝を手に入れるのは簡単なのも嫌いだし難し過ぎるのも嫌いだからね・・・」
オーマ「では門矢士の件と・・・例の物を回収を任せる・・・」
『海東大樹・・・』
海東「士達は任せておきたまえ・・・僕の方があしらい方は知っている・・・」
オーマ「食えない男だ・・・」
海東「君に言われたくないね・・・ある『目的』の為に恩師を『遠回り』させるんだから・・・」
果穂(オーマ)「ですが海東さんも納得してくれたでしょ・・・?」
海東「『あんな事』言われたら同意するしかないね・・・それと外は良いのかい・・・?」
果穂(オーマ)「別に構いませんよ・・・ファンタジー(蘭子)だサスペンス(のあ)だ世紀末(飛鳥)だ・・・本当にP先生の事思ってるんですかね・・・?」
海東「さぁ?お宝の事以外どうでもいいからね・・・ついでだ僕が選んであげよう・・・」
果穂(オーマ)「お前もか・・・」
海東「コレでどうだい・・・?」迷いなく引き抜く音葉
果穂(オーマ)「『果てしなき仁義なき戦い』・・・任侠世界か・・・」
海東「では僕はコレで失礼するよ・・・君も・・・いや『君達も』頑張りたまえ・・・」
果穂(オーマ)「何処まで気付いて居るのでしょうね・・・海東大樹は・・・」
・・・
『目的』はまだ明かされませんがバックに付いているのは『テオスと三女神』と『時の運航者』になります・・・オーマのある計画に賛同しています・・・
海東は今後オーマ側として動きます・・・主な目的が士達への嫌がらせ行為とお宝回収
228 : 我が下僕   2020/02/17 23:37:54 ID:HlNbcB0y3I
>>227
海東「それじゃ、まずは・・・」インビジボゥ…
・・・
P「この先、事と次第によってはオーマとやり合わなきゃならんのか・・・」
士「アイツは『相当』強いぞ・・・」
P「それは覚悟している・・・」
士「勝ち目の無いケンカは得意だもんな。勝敗は別だが・・・」
P「でも、まだその時じゃない・・・」
士「流石に分かってるか。まぁ、アイツはお前の・・・」
海東「そこまでだ、士・・・」
士「海東か・・・」
P「門矢センセイの言葉を遮ってまで、出てくるって事は・・・」
海東「ご明察、僕は『オーマ』の側だ。士、『それ』はまだ伝えてはいけない『真実』だ・・・」
士「オーマ側の奴が何の用だ・・・?」
海東「宣戦布告だよ、『お宝』の回収をオーマに依頼されたのさ・・・」
P「お宝・・・?」
士「ピエールの事だろうな。アイツにはこの先、やってもらう事がある。手を出すな・・・!」
海東「なるほど、士なりに考えているんだね。分かったよ、君の『目的』とやらを達成するまでは手も足も口も出さないでおこう・・・」
P「その目的が終われば・・・?」
海東「容赦はしない・・・!(ディエンドライバーを構える音葉」
士「なら、オーマに伝えておけ・・・」
海東「伝言ゲームになるけど・・・」
士「それはそれで構わん」
P「構えや・・・」ビシッ
士「独り善がりは似合わんとな・・・」
海東「オーマの『バック』はデカいよ・・・?」
P「なら、ソイツらもまとめて捻るだけだ・・・」
海東「僕は一旦、退場するよ。また、どこかで・・・」インビジボゥ…
・・・
ピエール「(果穂。君のやり方は間違っている・・・!」
229 : 兄(C)   2020/02/18 06:43:31 ID:0yzywPyPoI
>>228
海美「何でも言う事を聞いてくれる・・・」
紗代子「便乗した私も悪いけど今回ばかりはね・・・」
恵美「むふふふ・・・どうしよっか~・・・」
未来「どうしよっかな~生クリームを大量に~」
ジュリア「(ヤバいな・・・こいつ等本当に遠慮なく行く気だ・・・」
茜「(いや~こういう時の女子は恐ろしいよね~・・・」
ジュリア「(何脳内に直接話掛けてるんだよ・・・」
茜「(茜ちゃんに不可能は無いのだよ~!!」
海美「ねぇねぇジュリアはどう言ったお願いをする!!」
紗代子「ちょっと海美・・・」
ジュリア「アタシ・・・?そうだな・・・」
茜「やっぱりこれじゃないの~?」金の形をする音葉
ジュリア「ゲスイぞ・・・それ・・・」
茜「じゃあコレかにゃ~・・・」円に指を出し入れするジェスチャー
ジュリア「ヤメェいや!!」バチンッ
茜「冗談だって~ねぇ~皆~」
未来以外マジで考え込む音葉
茜「ありゃ?もしかして茜ちゃんやっちゃった~?」
ジュリア「だろうよ・・・」あきれ果てる音葉
230 : Pサマ   2020/02/18 08:07:31 ID:oPBsaBVsvA
>>229
ジュリア「あたしはパスするから、いいけどさ・・・」
恵美「・・・(ジュリアを見据える音葉」ジッ…
ジュリア「な、なんだよ・・・?」
恵美「ジュリアってさ、P先生と仲いいよね・・・」
ジュリア「は、はぁ・・・!?」
未来「そういえば・・・」
海美「(これ以上はまずい・・・」
茜「ここで茜ちゃんからアドバイスだよ、あまり『過激』過ぎるのは避けた方がいいよね♪」
『なるほど・・・』
ジュリア「(タイミング良いな。いや、良すぎる・・・」
茜「まぁ、茜ちゃんもジュリアちゃんと同じように辞退したけどねぇ・・・」
ジュリア「(いや、まさかな・・・?」
・・・
(1番手:未来とスイーツデート)
P「(待ち合わせなう・・・」
P「(まぁ、スイーツとは言っても普通のメシもあるみたいだし・・・」
「あらあら、超ビーチバレーは大丈夫なんですか・・・?」
P「その声・・・!(振り向く音葉」
麗花「お久しぶりですね、P先生!」
P「アンタこそ、こんなとこで油売ってていいんですか・・・?」
麗花「何の事でしょう?」
P「夏の『全高』優勝校監督さんの話ですよ・・・」
麗花「ふふっ(耳許にすり寄る音葉」
P「ちょっ・・・」
麗花「(一言囁く音葉」
P「っ・・・!?(ビックリして絶句する音葉」
麗花「それじゃぁね、P・・・(立ち去る音葉」
未来「P先生、お待たせしました・・・」
P「未来。あぁ、大丈夫だよ。全然待ってないから・・・」
P「(どういう事だ・・・!?」










麗花『私は貴方の味方よ。先に「別の世界」で待ってるわねP・・・』
231 : ごしゅPさま   2020/02/18 12:31:53 ID:Sa6hOkPne6
>>230
紗代子「どうしようプランが超ビーチバレーショップ巡りになった・・・」
海美「女子力ないねお姉ちゃん・・・」
紗代子「貴方に言われるのは心外ね海美!似たり寄ったりじゃない・・・!」
海美「うぐっ!?」
この姉妹今まで超ビーチバレー一筋なので考えが一緒
紗代子「それはそうとさぁ海美」
海美「何デートプラン考えなよお姉ちゃん・・・」
紗代子「P先生ってさ・・・何者なんだろうね・・・」
海美「・・・それはどういう意味なのかなお姉ちゃん?」ピクッ
紗代子「時折私を見る目が私を通して別の誰かを見てる感じがする・・・」
海美「そうなんだ・・・」
紗代子「考え方もまるで別の視点で考えてる気がするの・・・」





『まるで別の世界から来たみたいな・・・』
232 : この世界の海美は『女子力』の向上に伴いスペックが異なる   2020/02/18 13:57:33 ID:oPBsaBVsvA
>>231
海美「(まずい。お姉ちゃんにバレたら・・・」
紗代子「何だろうな、私に対する言動や所作がね『お父さん』ぽくて・・・」
海美「へ・・・?」
紗代子「でも、P先生って25~6歳だよね・・・」
海美「(だとしたら、元の世界のP先生はお父さんと同じくらい・・・?」
紗代子「ねぇ、海美聞いてる?」
海美「あ、ごめん。考え事しちゃってた・・・」
紗代子「全く・・・」
海美「それより、デートプラン・・・」
紗代子「あ、そうだった・・・」
海美「(妹ながら、脳筋だなぁ・・・」
・・・
P「ケーキ取りすぎじゃないか・・・?」
未来「でへへ~・・・」
P「次の練習は走り込み中心かなぁ・・・」
未来「そんなぁ・・・」
P「後、ご飯ものか麺系も食べておけよ。朝、抜いてきたんだろう・・・?」
未来「分かっちゃいます・・・?」
P「まぁ、分かるよ・・・」
P「(世界は異なっても、娘みたいなものだしな・・・」
・・・
のあ「太祖、『今の未来』はもう・・・」






『貴方の娘では無いのよ・・・』
233 : 兄ちゃん   2020/02/18 20:16:04 ID:Sa6hOkPne6
>>232
ジュリア「オイ・・・」
茜「んん~?何かなぁ~ジュリアちゃん~」
ジュリア「単刀直入に聞くぞ・・・」
茜「何々茜ちゃんに聞きたいことなら何でも聞くよ~?」
ジュリア「『お前は誰だ』・・・?」
茜「茜ちゃんは茜ちゃんだよ?何いってるのかな~?」
ジュリア「確かに茜だろうよ・・・正確に言うには『別の世界の茜』だろ・・・?」
茜「ほえ?どういう根拠でそう思うんだい?」
ジュリア「随所随所で的確なアドバイスを送るし回りの規制の張り方・・・アイツを知り尽くしてないと出来ない」
茜「フフフフッ・・・」スタスタ
ジュリア「な、何だよ・・・!?」
茜「ジュリアちゃん、君はこんな言葉を知ってるかい?『深淵を覗くとき深淵もまたこちらを覗いている』って言葉を」
ジュリア「・・・」ゾワッ
茜「嫌われちゃうよ?何でも探っちゃうのわ~まあそこは好きになった人の悪い癖かなぁ~?じゃあね~」
ジュリア「今のは警告か・・・Pに余計な事を話すなって事か・・・?言えばどうなるかってか・・・」冷たい汗が吹き出て腰が抜ける音葉
・・・
茜「むん?麗花ちゃんは『別の世界』に行っちゃったか~」




『悪いね麗花ちゃん、茜ちゃんは麗花ちゃんのカウンターみたいなんだよ~♪』
234 : プロデューサーちゃん   2020/02/18 20:35:54 ID:0AVgVGsfOo
>>233
茜「それにまだ『本当』の事は話せないよ。ジュリアちゃん・・・」
茜「(プロちゃんの打った『布石』を消さない為にもね・・・」
・・・
(2番手:恵美とお店巡り)
P「買いすぎじゃないのか・・・?(両手に荷物な音葉」
恵美「こんなん、序の口だって・・・」
P「ロッカー代は出すから、仕舞わせてくれ。手が持たん・・・」
恵美「しょうがないなぁ、にゃはは・・・」
P「で、次はどこに行くんだ・・・?」
恵美「そだねぇ、お昼食べるのにいい時間だしなぁ・・・」
P「(米もパンもパスタも昨日食べたしなぁ・・・」
恵美「ハンバーガー食べに行かない?」
P「ハンバーガーか・・・」
恵美「パンは被っちゃうけど・・・」
P「まぁ、普通のパンとハンバーガーじゃ趣は異なるから大丈夫だぞ・・・」
恵美「ありがと・・・♪」ニッ
P「(早く会いてぇよ、恵美・・・」
・・・
(改変された世界)
鏡晶葉「ふぅ・・・」
紬「お疲れ様です、池袋さん・・・」
鏡晶葉「それにしても危なかった。この『機械都市跡地』まで落とされたら、敵わんからな・・・」
泉「麗花さんと茜教頭はそれぞれ『別の世界』へと向かったみたいね・・・」
鏡晶葉「結局、Pの『布石』は殆ど消えてしまったか・・・」
紬「ここはまだバレていませんが・・・」
泉「見付かったら、何をされるか・・・」
・・・
『布石』という設定までは考えたけど、まだ詳細詰めてないんだ(テヘペロ)。
今出来る説明としては麗花、茜、紬、鏡晶葉、泉はその『布石』を経て、Pの記憶を取り戻した。
麗花と茜は所々の世界でPを助け、時には成長を促すための壁にもなる存在として君臨させようかなと。
鏡晶葉達はオーマ一行やそのバックからは当面は見付からない体でお願いしまむらうづき。
235 : Pくん   2020/02/18 21:41:07 ID:dP6KPnPojU
>>234
紗代子「と言う訳でこう言うプランにしてみたの!!」
海美「却下・・・」
紗代子「なしてや!?」
海美「だ・か・ら・どうして!!こんな!!女子力のない!!プランが!!できるの!!」
紗代子「私の中の女子力5%出した結果だよ!!」
海美「少ない!!私もそこまで高くないけど明らかに少ない!!」
紗代子「やかましい!!超ビーチバレーしなくなってから背伸びした悪い妹はこれか!!」むにー
海美「ふぁにふぉふる!!ふふぉー!!」むにー
紗代子「ふぁんふぁ!!ふぁねにむふぁって!!」むにー
姉妹母「うるさい!!姉妹喧嘩するなら外でしなさい!!」
姉妹「あっすみません・・・」
・・・
紗代子「海美のせいでお母さんに怒られたじゃない!!」プンスコ
海美「私のせいじゃ無いでしょ!!お姉ちゃんの女子力皆無のせいじゃん!!」
紗代子「何よ!!」
海美「何~!!」
「フッ・・・アレだけすごい姉妹もいざコートの外だと普通の姉妹ね・・・」
紗代子「あっ・・・」
海美「貴女は・・・」
風花「コート外では初めてね・・・」
・・・
現在オーマとテオス、運航者のARはP復活計画の傍らある作業を行っている
この『作業』の詳細は固まっているので私の仕事である・・・
その作業は所謂ピンセットで核爆弾を解体しろ言っても過言ではない作業である・・・
一歩間違えれば全てが『終わる』それだけが現在言える事・・・そのせいで余り周辺に目が行かない・・・
236 : 箱デューサー   2020/02/18 22:19:25 ID:48ZsMOSkvk
>>235
風花「随分、お気楽ね。入部希望者が殺到してると聞くのに・・・」
紗代子「その辺りはP先生で止まってるので・・・」
風花「なるほどね・・・」
海美「私達はちょっとしたインターバルだよ。P先生もそれどころじゃないし・・・」
風花「あら、そう・・・」
紗代子「風花さんは何を・・・」
風花「ランニングよ。疲労も取れてきたし・・・」
海美「うっ・・・」
風花「それと『ジャック』をはじめとした3年生達の引退試合もあるの。ベンチ外とはいえ、先輩達の力量は一般強豪校のレギュラークラス。油断は出来ないわ・・・」
紗代子「凄い・・・」
風花「観に来ても構わないのよ。他校や大学、社会人。国内外のプロのスカウトの場でもあるしね・・・」
海美「話はしておく・・・」
風花「それで『約束』とやらを果たしたら、あの人は・・・」
海美「ストップ!(口を塞ぐ音葉」
紗代子「海美!?」
風花「むぐぐっ・・・」
海美「(お姉ちゃんはP先生の事情を理解しきれてないの・・・!」
風花「ぷはっ、えっ・・・?」
紗代子「あの人って、P先生・・・?」
海美「えっ、いや、その・・・」
風花「勘はいいみたいね・・・」
紗代子「ねぇ、海美。さっきははぐらかされたけど・・・」
海美「(覚えてたんだ・・・」
紗代子「P先生な何者なの・・・?」
・・・
『布石』と『作業』は水と油になりそうやね・・・
237 : プロデューサーくん   2020/02/18 23:48:38 ID:dP6KPnPojU
>>236
海美「えぇ~っと・・・それは・・・」
風花「(さて・・・原因は一部あるから如何した物かしらね・・・」
紗代子「何か隠してるのなら言いなさいお姉ちゃん命令です!!」
海美「そう言うときだけお姉ちゃんぶって!!」
風花「はぁ・・・」
奈緒「見つけたでぇキング!!」
志保「此処に居ましたか・・・あっ・・・」
風花「あら?エースにクイーン・・・ジャックはどうだったかしら・・・?」
奈緒「なんやこいつ等も一緒かいな・・・まぁええわ・・・ジャックは心臓には大したダメージは無かったみたいや」
風花「そぉ・・・なら引退試合は問題ないわね・・・」
志保「ですが暫くは安静です・・・それだけ『デッドゾーン』は危険極まりない技なんですから・・・」
海美「帝花のレギュラーの人大丈夫だったの・・・?」
奈緒「アンタらに心配させんでもアイツはむちゃ頑丈や!問題あらへん!」
志保「それと今回の不正案件で悪井理事は解任され理事の連なる学校は出場禁止処分が下ったそうよ・・・」
風花「当然ね・・・この案件は私達だけではなく多くの強豪校で行ったのが明るみに出たわ・・・」
紗代子「スポーツマンシップの風上にも置けない!!」
海美「(話逸らせたかな・・・?」
風花「(さぁね・・・」
紗代子「それとさっきの話はまた後で!!」
二人「「(なかったか・・・」」
・・・
『布石』と『作業』は正に水と油・・・
オーマ達からしたら布石は正に邪魔にしかならない・・・ミスが許されないからめっちゃイラついているのが現状・・・故にピエールにも辛く当たってる
238 : 変態インザカントリー   2020/02/19 05:18:45 ID:.cXSaRh3IY
>>237
紗代子「・・・(睨み付けるのも同然で二人を強く見据える音葉」キッ 風花「(もう逃げられないんじゃない・・・?」
海美「(そうみたい・・・」
海美「分かったよ、後でちゃんと話すから・・・」
奈緒「それ、私らも聞きたいな・・・」
風花「えっ・・・」
志保「キングに海美、貴女達は何を隠しているの・・・?」
海美「別に隠しては・・・」
紗代子「聞かれなければ、答えなくていい事なのかもしれない・・・」
海美「お姉ちゃん・・・」
紗代子「でもね、あれだけの『凄い』スパイクを見せられて、それを打ちたいと思うのは必然の事なんだよ・・・」
奈緒「あの先生が『超VB』のエースやってのは聞いてたけど・・・」
志保「やっぱり、凄いんですね。それなら、是非とも話を・・・」
海美「(この脳筋め・・・」
風花「(余計なギャラリーを・・・」
海美「(どうするの・・・?」
風花「(『こっち』の二人にはオフレコって事を徹底させるわ・・・」
・・・
(恵美を送り届けた後)
P「(さて、明日は紗代子だったな・・・」ドクン
P「(この感覚・・・※周りを見渡す音葉」
P「(T2マグナム戻ってきたーっ!※その手にT2マグナムを権限させる音葉」prr
P「(ん、『のあ』か・・・」
P「あいよ・・・」
のあ『次の平行世界への編纂が完了したわ・・・(いつも以上に抑揚の無い声で語り掛けている音葉』
P「マジかよ・・・」
のあ『5日後、貴方達には・・・』










『「果てしなく仁義ない戦い」の世界へと旅立ってもらうわ・・・』
239 : ぷろでゅーしゃー   2020/02/19 06:46:56 ID:78GCncXnhY
>>238
P「それはそうと随分と抑揚の無い声のない声だな・・・」
のあ『そうかしら・・・』
P「何が合った・・・?」
のあ『別に何も無いわ・・・ただ私の求めた『サスペンス』が選ばれなかったのが辛いだけ・・・』
P「それやん・・・」
のあ『かなり良かったのに我が魔王が『いい加減にしろ』と言われて強制的に決められたわ・・・』
P「あっ・・・そう・・・」
のあ『残り5日間を有意義に過ごす事ね・・・次の世界は血生臭い世界よ・・・』
P「任侠の世界か・・・確かにな・・・」
のあ『建てに建てたフラグを回収するなり圧し折るなり好きにする事ね・・・』
P「そうさせて貰う・・・」
のあ『それと帰ってきたら『T2ガイアメモリは回収させて貰う』と我が魔王からの伝言よ』
P「アイツは今何している海東大樹をけし掛けて何がしたい・・・」
のあ『我が魔王は今現在奥の間に引き籠って居るわ・・・』





『『ある目的』の『作業』を行っているそうよ・・・』
240 : ぷろでゅーさー   2020/02/19 07:02:15 ID:.cXSaRh3IY
>>239
P「折角、マグナム戻ってきたのにメモリは回収するのかよ・・・」
のあ『その強大なチカラをむやみに行使されては、各『平行世界』のバランスが崩れるのよ・・・』
P「なら『代案』を寄越せ、それが無いのなら返さん。そう伝えておけ・・・」
のあ『その「代案」でも納得出来なかったら、返さないとも伝えておくわ・・・』
P「(読まれてたか・・・」
P「後、もう一つ・・・」
のあ『何かしら・・・?』
P「『目的』とやらの為に最終的に俺に不利益が被ると判断したら、その時は容赦しないぞ・・・!」
のあ『分かったわ・・・』
・・・
(海理音高校、超ビーチバレー部室)
海美「窓は閉まってる・・・」
風花「いい、絶対にオフレコよ・・・!」
奈緒「分かってますって・・・」
志保「それだけの事なのでしょうけど・・・」
紗代子「心の準備は出来てるよ・・・!」
海美「単刀直入に言うね、『今のP先生』は『私達が知っているP先生』じゃないの・・・」
風花「捕捉するなら、その『精神』かしらね・・・」
紗代子「どういう事なの・・・?」
奈緒「分かったような、分からんような・・・」
志保「貴女達が普段接しているPさんとは違うって事かしら・・・」
海美「どう、違うかって言うのは説明が難しいんだけど・・・」
風花「ある『役割』を持って、その『存在』を確立させる。私は県予選の試合会場に向かうタクシーの中でそう聞かされたわ・・・」
奈緒「何で、風花が・・・?」
風花「色々、あったのよ・・・」
紗代子「あの『スパイク』もその産物・・・」
241 : P様   2020/02/19 10:09:05 ID:1NiCJJCM7A
>>240
紗代子「待ってそうだとすると・・・」
海美「・・・うん」
風花「そうなるでしょうね・・・」
紗代子「役目を終えると今のP先生は居なくなるってことじゃない・・・!!」
奈緒「やろうな・・・」
志保「そうですね・・・」
紗代子「そんな・・・折角私達は此処まで来れたのに・・・」
志保「諦める事です・・・」
奈緒「せやせや」
風花「二人は彼との付き合いが稀薄だからそう思うでしょうね・・・」
志保「その通りです。そもそも彼の人生を貴方達のわがままで無下にする気ですか・・・?」
海美「先生だって待ってる家族が居るんだもんわがままは行けないよお姉ちゃん・・・」
紗代子「あれ?ちょっと待って!?」
奈緒「どうしたん?」
紗代子「P先生が私に対する対応や言動がお父さんっぽいって行ったじゃん!!」
海美「うん言ったね・・・」
紗代子「つまり、P先生の世界だと私ってP先生の子供になるの!!?」
・・・
『果てしなく仁義なき戦い』のあらすじと人物紹介は僕が書きます
242 : der変態   2020/02/19 14:20:30 ID:.cXSaRh3IY
>>241
ガチャ
ジュリア「なんだ、居たのか・・・(ギターを担いでいる音葉」
海美「どうしたの、ジュリア・・・?」
ジュリア「いや、気を紛らわせようとな・・・」
紗代子「ギターやるんだ・・・?」
ジュリア「あ、あぁ・・・」
風花「ねぇ、もしかして・・・」
ジュリア「って、よく見たらキングにクイーンにエース・・・!?」
奈緒「どうしたん、風花・・・?」
風花「貴女もPさんと同じ『世界』の人かしら・・・?」
海美「(あっ・・・※会話を聞いてて、たまたま知ってる」
ジュリア「待て、何の話だよ・・・?」
志保「そうですよ、そうそう違う世界の方が何人も居るわけ・・・」
風花「私達を送り届けてくれたタクシーの運転手さんはPさんと『顔見知り』みたいだったけど・・・」
ジュリア「アイツか・・・」
紗代子「って事は、ジュリアも・・・」
ジュリア「待った、話が混線し過ぎてないか・・・?」
「そうだね・・・」ガチャ
海美「めぐみー・・・」
ジュリア「今日はPセンとデートじゃ・・・」
恵美「その帰りだよ」
風花「・・・!」ガタッ
奈緒「今は落ち着きや、風花・・・」
志保「話が終わってからにしてください・・・」
恵美「それでさ・・・」








『アタシも混ぜてよ、その話・・・』
243 : 彦デューサー   2020/02/19 21:02:40 ID:K/D9lhw0Lc
>>242
海美「(うわぁ・・・人が増え過ぎだよ・・・どうすれば・・・」
ジュリア「(マズいな・・・オーマの奴がこれ知ったらまた激怒するぞ・・・」
・・・
オーマ(想像)『また演技を忘れて素で行動したらしいな・・・』
ジュリア(想像)「(そんなこと言われてもな・・・」
オーマ『そんな事とは何だ・・・言ってみろ・・・?」
ジュリア「(思考が読めるのか・・・まずい・・・」
オーマ『何がマズい・・・?言ってみろ・・・?」
・・・
ジュリア「(なりかねん・・・面倒くさい事になる・・・」
恵美「それでさ・・・P先生とジュリアって本当に何者・・・?」
・・・
飛鳥「・・・ハァアアア・・・事後処理が面倒だと言うのに・・・」
士「アイツが人の言う事をホイホイ聞く様な奴か・・・?」
飛鳥「・・・神にさえ唾を吐きかねない男だからね・・・今度奢らせる・・・」
244 : プロデューサー様   2020/02/19 21:40:52 ID:.cXSaRh3IY
>>243
ジュリア「(破れかぶれだ、全部話しちまうか・・・?」
飛鳥「(待て・・・!」
ジュリア「(直接、脳内に・・・!?」
飛鳥「(そこまでやられると、『修正』が必要になるからね・・・」
ジュリア「(あのなぁ・・・」
飛鳥「(なんだい・・・?」
ジュリア「(あまり、あの人を苦しめないでくれよ・・・」
飛鳥「(それは分かっているよ・・・」
ジュリア「(あたしは『忠告』したからな・・・」
・・・
ジュリア「Pセンとあたし。それにフーカが出会したタクシーの運転手は『この世界』の人間じゃない・・・」
風花「貴女達の世界はどんな世界なのかしら・・・?」
ジュリア「一言で言い表せないが、そうだな・・・」
紗代子「凄い言葉を選んでる感・・・」
ジュリア「戦いと・・・」
奈緒「え、戦い・・・?」
ジュリア「ラブコメと・・・」
志保「それだったら、ここと代わりが無いかと・・・」
ジュリア「ライダーと・・・」
海美「テレビでやってるやつだよね・・・」シャキーン
ジュリア「これは言った方がいいのだろうか・・・」
風花「何か不都合でも・・・?」
ジュリア「一番不都合だから、困ってるんだ・・・」
奈緒「ここまで言うたんや、言え・・・」
ジュリア「分かった・・・」
志保「(んっ、何かしら・・・※身体の一部がムズムズしだす音葉」
ジュリア「あたしも含めてだが・・・」








『Pセンは「ハーレム体質」だ・・・』
飛鳥「(言ったぁ・・・※唖然とする音葉」
245 : 5流プロデューサー   2020/02/19 22:25:24 ID:K/D9lhw0Lc
>>244
改変された世界
鏡晶葉「とは言え・・・備蓄に流石に問題があり過ぎるからな・・・」
紬「普通にしていれば大丈夫でしょうか・・・?」
鏡晶葉「私を信じろ・・・大丈夫だ問題ない!!」キリッ
紬「凄く不安・・・」
「あれ?晶葉さんに紬さんじゃないですか・・・?」
鏡晶葉「ふぁ!?」
紬「言った傍から・・・・!?」
鏡晶葉「お前は・・・天使!!」
由愛「ふぇ!?ててて天使!?何言ってるんですか急に!?」
鏡晶葉「え?」
沙紀「それはきっと由愛ちゃんが天使みたいに可愛いって事っすよ」
由愛「ふぁああ!??!?!」
鏡晶葉「お前は雷のエル・・・!?」
沙紀「えっ!?なんっすかその厨二ネーム・・・まるでペンネームっすね・・・」
紬「様子が変ですよ・・・」
鏡晶葉「あぁ・・・まるで『人間』みたいだ・・・」
沙紀「いや・・・人間っすよあたしら・・・」
由愛「どうかしたんですか・・・?何だか落ち着きがない様に見えますが・・・?」
晶葉「えっ!?いや何でもない・・・!!」
紬「そそそ・・・そうです!!気にしないで下さい!!」
由愛「そうですか。今度学校で」ペコリ
沙紀「お先に失礼するっす」ペコリ
紬「どういう事なんですか・・・?」
晶葉「いや・・・わからん・・・」
・・・
テオス真体【エルロードの人間への転生は終った・・・コレで『作業』のほんの一部が終わりだ・・・】
オーマ「しかし、まだ始まったばかりだ・・・」
ナギサ「話は付けて来たわ・・・『鏡面世界の王』はこの世界との繋がりを破棄しゲートを破壊して来るのを見届けた・・・」
オーマ「まだまだ地獄の日々は始まったばかりだ・・・」
・・・
天使達の転生も鏡面世界との離別も避けては通れない・・・
無視すればやはり取り返しがつかなくなる・・・
246 : おにいちゃん   2020/02/20 00:25:51 ID:YSLuYwA1cg
>>245
風花「は・・・?」
ジュリア「我ながら、何を言っているんだとは思っている・・・」
奈緒「ドンフ◯ン?」
ジュリア「水や草に弱そうだな・・・」
志保「なんか、奥さんとお子さんが多そうなイメージですね・・・」
ジュリア「イメージじゃないからなぁ・・・」
紗代子「待って、『あたしも含めて』って・・・」
ジュリア「・・・///(照れながら、頬をかく音葉」ポリッ
海美「まぁ、今の私達も大して変わらないよね・・・」
ジュリア「それは端から見ても、そう思うよ・・・」
奈緒「えっ・・・」
志保「どうかしましたか、奈緒さん・・・?」
奈緒「志保、尻尾生えてんで・・・」
志保「えっ・・・?」
・・・
(3番手:結局紗代子は超ビーチバレーショップ巡り※代金は紗代子4:P6くらい)
P「落ち着けよ、紗代子・・・」
紗代子「新作グッズだらけ・・・(目がキラキラしている音葉」
P「(まさか、海美と紗代子のスペックを入れ替えたくらいになるとは・・・」
紗代子「これも欲しいなぁ・・・」ウットリ
P「おーい・・・」
紗代子「でも、このリストバンドも・・・」
P「これが『沼』か・・・」
・・・
飛鳥「ボクはこの時、ジュリアの『忠告』を聞き流していた・・・」
飛鳥「正直なところ、Pが本気になったところで『オーマ』には敵わない。そう、決めつけていたからね・・・」
(パタン※本を閉じる音葉)
飛鳥「しかし、それは『間違い』だった・・・」







『大切な「モノ」を傷つけられた「彼」の怒りに触れてしまってたんだ。おっと、これは「まだ先」の話だったね・・・』
247 : プロデューサーさん   2020/02/20 09:53:09 ID:qJoc/HJ3XE
>>246
P「まさか・・・紗代子の買い物が恵美を上回るとは・・・このリ〇クの眼を持ってしても・・・」
紗代子「どうかしましたか・・・先生・・・?」
P「あぁうん・・・節穴以前に前が見えないからどうかしてくれない・・・?」
紗代子「すみません・・・ついつい最新のグッズを見ると目の前が見えなくなって・・・」
P「そこが紗代子の良い所だと俺は思うな・・・」
紗代子「それって『娘の私』に対しても言ってるんですか・・・?」
P「そうだなぁ・・・紗代子に・・・えっ・・・?」
紗代子「だから言ってるじゃないですか・・・『別の世界』の『娘である私』って・・・」
P「・・・何処まで知った・・・?」
紗代子「ハーレム体質だってとこまでです・・・」
P「誤解があるな・・・俺はハーレム体質ではない女難なんだ・・・」
紗代子「それはつまり女難のせいでハーレム体質なのでは・・・?」
P「違うのだ!!俺も不本意なんだよ!!この『呪い』で命がいくつあっても足りん!!」
紗代子「それは物見方の問題じゃないですか・・・?」
P「何ゆえ・・・?」
紗代子「P先生にとっては『呪い』でも他の人からしたらそれは・・・・」







『『祝福』何だと思います・・・』
248 : P君   2020/02/20 10:57:24 ID:JzRkHB4qY.
>>247
P「祝福か・・・」
紗代子「きっと、P先生にとって必要な・・・」
P「(生存本能みたいなもんか・・・?」
紗代子「正直、『一人の女』として見られないってのは悔しいですけどね・・・」
P「えっ・・・」
紗代子「ふふっ・・・(柔らかい笑みを浮かべる音葉」
・・・
(4番手:海美と屋内プールデート)
海美「じゃーん!(派手過ぎずかつ海美のポテンシャルを発揮している水着を見せ付ける音葉」
P「これは中々・・・」
海美「ほら、早く泳ごう。その前に準備運動か・・・」
P「そうだな・・・」
P「(超ビーチバレーのユニフォームとはまた違う趣があるな・・・」
海美「・・・」
(回想)
ジュリア「『ここ』に来る前、あたしらの『世界』は崩壊する手前だった・・・」
海美「手前ってことは・・・」
ジュリア「Pセンとあたし、それに『ここ』には来てない『高坂海美』。あたしらの知ってる『海美』で崩壊を止めた。結果、あたしらは『世界から弾かれた存在』になった・・・」
風花「『この世界』をはじめとした幾つかの『平行世界』を回ることで『存在』が確立される・・・」
奈緒「で、『そっちの海美』は何で来ぉへんねん・・・?」
ジュリア「役割が被るからのと、スペックが『真逆』なんだ。『こっち』のサヨみたいな感じ」
紗代子「ちょっと、ジュリア・・・?」
志保「で、私に何で尻尾が・・・?」
恵美「よく見たら、猫耳も・・・(思わず触り出す音葉」モフモフ
志保「ひゃん・・・///」
ジュリア「どうなってんだ・・・?」
・・・
海美「ねぇ、P先生・・・」
P「なんだよ・・・」
海美「今日は・・・」








『私だけを見てて・・・』
249 : 監督   2020/02/20 12:08:27 ID:qJoc/HJ3XE
>>248
空に眼だけを仮想顕現させるテオス真体と三女神真体
テオス真体【少々・・・面倒な事になった・・・】
カコ真体【どうしますか~?】
ホタル真体【下手に平行世界同士の流入が起きると・・・】
ヨシノ真体【・・・『アレ』になります故に~】
テオス真体【今のオーマに知られれば・・・強制的な介入がある・・・我々で対処する・・・】
ホタル真体【『彼』に知られたらどういたしますか・・・?】
カコ真体【嫌われるかもしれませんね~】
テオス真体【そんな『些細な事』は・・・どうでもいい・・・所詮は『端末』が得た『情報』でしかない・・・私は全てを『愛している』・・・命に区別はない『アレ』に肩入れする積りは毛頭ない・・・】
ヨシノ真体【ではでは~・・・少し限りのそれも極小レベルの修正を行います~】
カコ真体【そもそも神様の愛は人間が受け止めれるモノじゃありませんしね~】
ホタル真体【『彼』に少し『不幸』をプレゼントしますね・・・】
カコ真体【少し『ラッキーなスケベ』ですな~?】
ホタル真体【神レベルですけどね・・・】
テオス真体【全ては・・・『あの世界』の為だ・・・】
・・・
神達は端末を放棄し元の真体に戻ってます・・・
神の真体はシステム的で尚且つ機械的なのでテオス真体はPに対してどうとも思ってません
250 : 3流プロデューサー   2020/02/20 13:48:56 ID:JzRkHB4qY.
>>249
(※2人は流れるプールに居ます)
P「『Choose me!』てか・・・」
海美「それだと『私を選んで』だよ・・・」クスッ
P「俺は社会科だからな・・・」
海美「そんなの言い訳にも・・・」シュル
P「海美っ!(胸元に引き寄せる音葉」
海美「ぴ、P先生・・・!?///」
P「落ち着いて聞いてほしい、後ろを通ったお子さんの指がビキニの紐をな・・・」
海美「で、水着は・・・?」
P「そのまま、流れていった・・・」
海美「ど、どうするの・・・?」
P「一旦、係員を呼ぼう・・・」
(その後、事情を説明して上着を借りてプールから上がる音葉)
海美「ダメだ、ショップのやつじゃ合わないやつばかり・・・」
P「しょうがない。このまま着替えてメシでも食べようぜ・・・」
海美「分かった・・・」ショボン
P「約束したろ・・・(頭に手を乗せる音葉」
海美「えっ・・・」
P「たまには会いに来るって。その時に行こうぜ・・・」
海美「う、うん・・・」
・・・
(翌日。帝花女学院、超ビーチバレー部室)
P「(後3日。俺はここで何が出来るだろうか・・・」
ガチャ
風花「お待たせして、すいません・・・」
奈緒「P先生にどうしてもお聞きしたいことがあってな・・・」
P「なんだ・・・?」
風花「入ってもらった方がいいかしら・・・?」
奈緒「せやな。志保ー」
ガチャ
志保「Pさん!(猫の如く抱きつきにいく音葉」
P「シッポなのか、何で・・・!?」
志保「ち、違います。私はエースの志保・・・///」スリスリ
P「猫耳に尻尾・・・」
風花「Pさん、知ってる事を全部教えてください・・・」
奈緒「このままだと、部活とごろか夏休み明けたら騒動になるわ・・・」
P「平行世界の概念が『混線』しているのかもしれない・・・」
志保「Pさん、会いたかった。はっ・・・!///」スリスリ
251 : 5流プロデューサー   2020/02/20 14:08:15 ID:qJoc/HJ3XE
>>250
飛鳥「はぁ・・・余計な仕事をしてくれるよ本当に・・・」
テオス真体【平行世界の混線は少なくとも二日程度で・・・終らせよう・・・】
飛鳥「5日間の期間が長すぎたね・・・早めに戻らせるべきだったよ・・・」
カコ真体【今更言っても遅いですよ~?】
ヨシノ真体【人間は少々時間の考えが甘い気がするので~】
ホタル真体【結果的にそうなってしまいましたね・・・】
飛鳥「忠告感謝するよ神様方・・・致し方ない事だけど・・・」
テオス真体【手緩い・・・あの世界の混線を切り裂く他ない・・・】
飛鳥「ですが・・・彼はまだ・・・」
テオス真体【奴のあの世界での『役目』は最早終えている・・・繋がりを持たせるのはもう必要ない・・・】
カコ真体【ですね~このままだと何時何処でまた平行世界が交わるか分かった物じゃないですし~】
ヨシノ真体【混ざり過ぎて人の進化の可能性が狂う事はあってはなりませぬ故・・・】
ホタル真体【これ以上『異聞帯』が現出するのは迷惑ですしね・・・】
飛鳥「(『異聞帯』・・・?聞いた事が無いな・・・」
テオス真体【お前はまだ知る必要は無い・・・それだけだ・・・】
飛鳥「(思考が読めるのか・・・!?」
テオス真体【私は・・・『全知全能』にして『万物万能』の『創造主』・・・造作もない事だ・・・】
飛鳥「時が繰ればですかね・・・?」
テオス真体【その通りだ・・・我々と同じ領域の物しか理解出来ん事だ・・・】
252 : 箱デューサー   2020/02/20 15:48:58 ID:JzRkHB4qY.
>>251
のあ「だが、修正作業は最低限にしてほしいと我が魔王からの要望よ・・・」
テオス【相変わらず、甘いな・・・】
のあ「あくまで、『存在』を確立させる為の作業であることを忘れないで・・・」
ホタル【それはそうですね・・・】
カコ【やり過ぎてしまえば、殴り込んできそうですしね・・・】
ヨシノ【さて、作業に入りましょう・・・】ピロリーン
・・・
風花「なるほど・・・」
奈緒「助けた野良猫が人間になった姿に似てると・・・」
志保「・・・」スリスリ
P「(何も語らず、すり寄ってくるだけになった・・・」
P「おそらく、『修正』されるだろうな。シッポと志保が『混線』している現象は・・・」
志保「そうなんですか・・・?」スリスリ
P「平行世界の管理者は『修正』が大好きだからな・・・」
風花「むっ・・・」
奈緒「風花、落ち着きや。な・・・?」
P「『願い事』は叶えた。俺が『この世界』から旅立つのも間もなくだ・・・」
風花「寂しくなりますね・・・」
奈緒「でも、張りのある勝負でしたよ。次は負けんからな・・・」
P「次は『俺じゃない俺』が指揮を執ってるぞ・・・」
志保「そうですね・・・」スリスリ
・・・
(Pの仕事部屋)
P「戻ってきたが・・・」
ジュリア「窓の外が真っ暗・・・」
P「何も見えん・・・」
のあ「戻ってきたわね。メモリを・・・」
P「待て。『納得出来る代案』は持ってきたんだろうな・・・」
・・・
※確認『果てしなく仁義ない戦い』ではジュリアはお休み。サポートキャラとしてピエールを士の次に書いていただきたい
253 : Pはん   2020/02/20 18:17:17 ID:.EGL8AdCXU
第三平行世界:果てしなく仁義なき戦いの世界
舞台は末法めいた血生臭い任侠世界。任侠組織『魅梨音組』と新興組織『木下組』の争いを知った嘗ての魅梨音組の元若頭で愛増会四代目元組長Pは扮装する・・・
P:『伝説の男』と言われた愛増会四代目元組長。今は引退し愛娘星梨花と暮らしている・・・嘗ての古巣の危機と木下組の勢いの強さに疑問を抱き抗争阻止を目指す・・・
ジュリア:休み
海美:魅梨音組の現若頭。Pと共に抗争阻止を目指す
・・・
魅梨音組
ジュリア:実質的主人公。根無し草に風来坊。凄腕の用心棒でもあり一食一泊の恩として魅梨音組の用心棒として迎えられる
桃子:魅梨音組組長の娘。構成員が減っていく中で木下組との抗争が激しくなるがフラッと表れた風来坊ジュリアを食客として向か入れる
環:魅梨音組の構成員。次々と去っていく仲間達と違い最後まで組を裏切らないで残る
続く
254 : バカP   2020/02/20 18:51:15 ID:.EGL8AdCXU
>>253
木下組
木下ひなた:木下組組長。悪童と言われる程の切れ者で魅梨音組の土地を根こそぎ奪い更に地方議員との繋がりもあり勢いをつけてる
のり子:元魅梨音組の構成員だが袂を分かち木下組に入った。ある日、魅梨音組の組長を暗殺が始まりとなってしまった・・・
・・・
愛増会:関東最大の任侠組織。数年前の内乱で基盤の緩み弱体化が発生し組織再興に追われている・・・
石川:愛増会五代目組長。傘下の魅梨音組の暗殺を知り動こうとするも敵対組織『東北連合』の牽制で動けなくなり恩義のあるPに密かに依頼する
間島:愛増会傘下間島組組長。組織の相談役で切れ者。木下組のバックに地方議員だけではないと睨んでいる・・・Pからは『間島の兄さん』と呼ばれている
このみ:愛増会傘下馬場組組長。古参の極道。勢力を広める木下組に危機感を抱いている
ETC・・
その他
星梨花:この世界のPの一人娘。父であるPは数年前の事件で知り合いその年に母歌織を失い今は父と二人暮らし・・・事件があるまで父が極道だと知らなかった
歌織:故人。Pの最愛の妻。愛増会動乱でPを庇い亡くなる。今でもPは彼女を愛して居る・・・
命題
①魅梨音組と木下組の抗争阻止
②バック組織の正体を暴く・・・
余談
趣味で『龍が如く』の様になってしまった・・・
この世界では全員個別名がありP達は演者から名前を取っている
255 : 箱デューサー   2020/02/20 19:03:06 ID:JzRkHB4qY.
>>254
その他(追加)
士:Pの依頼を受け『興信所』としてバックの組織について調査を進める・・・
ピエール:士の護衛としてサポートの役目を受け持つ。Pと再会し、かつての戦いの記憶を取り戻す。その際、Pに『ある事実』を伝える・・・
???:『三勢力』に入り込み、かつピエールを付け狙う存在。
256 : プロヴァンスの風   2020/02/20 20:02:06 ID:.EGL8AdCXU
>>252
のあ「やれやれね・・・『代案』の事ね・・・」
飛鳥「考えてるのかいのあさん・・・」
のあ「そうね・・・コレでどうかしら・・・?」指さす音葉
蘭子「へっ?」
飛鳥「蘭子・・・?」
のあ「蘭子を代わりに同行させるのは如何かしら・・・?少なくとも役に立つわよ・・?」
飛鳥「のあさん・・・」
蘭子「何故・・!?」
P「お前実は代案考えてないだろ・・・」
のあ「えぇそうよ・・・」キッパリ
飛鳥「ちょ・・・!?」
P「オーマの奴は何してる言い出しっぺの癖に何もしないのか・・・」
のあ「そうね・・・今は忙殺されて姿を見せないのよ・・・」
P「なら返さん・・・」
飛鳥「そうは言うがその技術は『オーパーツ級』だ。下手するとまた『混線』が発生する・・・君も分かっただろ・・・あの面倒くささを・・・」
257 : 番長さん   2020/02/20 20:44:26 ID:JzRkHB4qY.
>>256
P「面倒は面倒だが、俺の人生に比べたらどうって事は無い・・・」
ジュリア「確かにな・・・」
海美「ふわぁ・・・」
P「起きたか、海美・・・」
海美「おはよ、P先生。私が起きれたって事は・・・」
P「『超ビーチバレーの世界』もクリアしたよ・・・」
海美「ん・・・?」
P「どうした・・・?」
海美「私じゃないけど、私の匂いが・・・」
P「アハハハ・・・」
海美「P先生、後でゆっくり話聞かせて・・・?」
P「ウィッス・・・」
飛鳥「いつまで、イチャついてるつもりだ・・・?」
のあ「『代案』は無いわ、でもメモリは預からせて・・・」
P「ざけんな」
蘭子「ど、どうしたら・・・」
ジュリア「『素』になってるぞ・・・」
P「それに『メモリ』も『マグナム』も親友を授けてくれたんだ。そう簡単に渡せねぇ・・・」
飛鳥「・・・」
のあ「(太祖・・・」








『(その親友も今や、貴方を認識するどころか・・・』
258 : ダーリン   2020/02/20 21:08:25 ID:.EGL8AdCXU
>>257
『その必要は無い・・・』
のあ「我が魔王・・・」
飛鳥「何故です・・・?」
『そもそもその程度の異物は私が少し弄るだけで消せる・・・』
蘭子「えっ・・・そうなの・・・?」
『それと『ダブルの歴史』は私の元にある・・・T2メモリの力は嘗てほど強大ではない・・・』
飛鳥「それで良いのかい我が魔王・・・」
『正し・・・それでも尚使用して世界に多大な影響を与えた瞬間・・・その武器は歴史処か存在其の物を消されると思え・・・』
P「お前の手でか・・・?」
『私ではない・・・『世界』だ・・・』
ジュリア「世界・・・?」
海美「良く解らないや・・・」
『何れ知る事になる・・・そして私のやっている事がどういう意味なのかを・・・』
P「それでも俺に不利益を被るのならお前は容赦ないと思えオーマ・・・」
『その時は甘んじて受けよう・・・正しお前ではなく・・・『新世代の一号』だけがな・・・』音声が途切れる音葉
P「『新世代の一号』・・・?」
259 : プロデューサーちゃん   2020/02/20 21:27:59 ID:JzRkHB4qY.
>>258
P「とにかく、まだ戻れないのなら・・・」
ジュリア「そうだな、ここでうだうだしてても仕方ない・・・」
海美「次の世界の予習だね!」
P「『果てしなく仁義ない戦い』・・・」
ジュリア「任侠モノみたいだな・・・」
海美「あ、ジュリアが休み・・・」
ジュリア「はぁ!?」
P「つまり、『この世界』のジュリアは中心人物な訳か・・・」
ジュリア「まぁ、仕方ないか・・・」
P「(門矢センセイが来ないという事は、相当オーマとピエールを会わせたくないらしいな・・・」
オーマ『お前にもう一つ「命題」を与えたいと思うのだが・・・』
P「なんだよ・・・」
オーマ『ピエールを連れてきてほしい・・・』
P「お前らとピエールに何があったのかは聞いた。が・・・」
オーマ『ふん、最初から期待はしていない・・・』
P「んなっ・・・」
のあ「予習は済んだかしら・・・?」
海美「うん!」
ジュリア「んじゃ、あたしは寝かせてもらうぞ・・・」グゥ…
飛鳥「潔いんだが、そうじゃないんだが・・・」
P「歌織に何の恨みがあるんだよ・・・」
海美「せりりんがP先生の、見慣れた設定だなぁ・・・」
蘭子「では、刻は来た・・・!(お時間です!」
P「海美。一つだけ・・・」
海美「何!」
P「気を付けろ、今の俺達は『吸血鬼』じゃない。致命傷は『死』だ・・・!」
260 : 下僕   2020/02/20 22:30:27 ID:.EGL8AdCXU
>>259
P宅・・・
P「そして俺はまた目覚めと・・・うん?」
体を触って確かめる音葉
P「成程・・・任侠・・・極道なだけあるな体が引き締まっている・・・」
姿見を確認する音葉
P「見た目40前半だな・・・背中には刺青ありか・・・これは『龍』か・・・イケてる」
星梨花「パパ起きましたか・・・?」ガチャ
P「ふぉ!?」
星梨花「どうしたんですかパパ?姿見でポーズなんか取って・・・?」
P「いやなんでも無い・・・気にするな星梨花・・・男は偶にそう言うのがあるんだ・・・」
星梨花「?朝ご飯出来てますよ。ママにも挨拶して来てください!」
P「あぁ・・・」
部屋を出て直ぐの仏壇に座る音葉
P「(歌織・・・」チーン・・・
仏壇に飾られている歌織の写真
P「(悪い・・・少しの間お前の『旦那』の体を借りる・・・それ位良いよな・・・」
川島『ニュースです・・・任侠組織『魅梨音組の組長周防組長』が就寝中に何者かに襲撃され殺害されました・・・組長は土地開発に反対し商店街の後ろ盾として・・・』
星梨花「・・・」顔が曇る音葉
P「(星梨花は極道の抗争で母親を亡くしているんだったな・・・こう言うのは余り良くないだろな・・・」
川島『警察関係者の話では近年魅梨音組の土地を強奪している『木下組』の犯行では無いかと見ており捜査ほ・・・」チャンネルを変える音葉
星梨花「パパ・・・?」
P「星梨花にはあまり聞きたいニュースじゃないだろ・・・」
261 : P君   2020/02/21 00:44:26 ID:3eTTo.4HMM
>>260
星梨花「いいえ、パパ。これが『この街』の運命なんです・・・」
P「星梨花は強いな・・・」
星梨花「皆、そうやって生きてきたんです。パパもママも同じですよね・・・?」
P「そうだな・・・」ズズッ
星梨花「それでは、学校に行ってきますね。食器の後片付けをお願いします!」
P「ギジマグナムを忘れるなよ・・・」
星梨花「大丈夫です!」ニパッ
P「いってらっしゃい・・・!」
星梨花「行ってきます、パパ!」ガチャ
P「ふぅ・・・」
P「(何故、ギジマグナムが・・・」
P「(なるほど、ギジマグナムが『チャカ』みたいなものか・・・」
P「(だとしたら、それはそれで心が痛いな・・・」
P「(そういう目的で作った訳じゃないだけに・・・」
ピンポーン
P「誰だ・・・?」ガチャ
海美「P先生・・・(返り血で真っ赤な音葉」
P「海美・・・!?」
海美「この世界、怖い!」
P「落ち着け、まずは話を聞くから。な・・・?」
262 : お兄ちゃん   2020/02/21 01:21:12 ID:hrLyxYHe3Y
>>261
P「街のチンピラが出て来て絡んできたと・・・」
海美「そうだよ!!いきなり『魅梨音の奴か!!ザッケンナコラー!!スッゾコラー!!』って突っかかって来て!!もうびっくりしたから思いっ切りぶん殴ってここまで来たんだ!!」
P「おう・・・分ったから落ち着け・・・」
海美「落ち着けないってマッポーめいてるよ!!チャメシ・インシデントだよ!?」
P「分ったと言ってるだろ・・・携帯が鳴ってるぞ・・・」PLLLL
海美「あっ・・・ごめんちょっと出る・・・もしもし・・・?」
環『海美!!何処行ってるんだ!!おやぶんが亡くなったこんな時に・・・!!』
海美「(環だ・・・」念話
P「(少し情報を手に入れられるかもしれない・・・」念話
海美「(うん・・・えぇ~っと・・・口調は今と変わらないや・・・」
環『海美!!聞こえてるのか!!』
海美「あっ・・・うん大丈夫聞こえてる聞こえてる・・・」
環『若頭が来ないせいで仲間達がドンドン出て行ってるんだぞ!!おやぶんの四十九日も終わってないのに!!』
P「(明らかに焦ってるな環は・・・」念話
海美「(如何やら組長が亡くなってから組織を抜ける人が多い見たい・・・」念話
P「(それはおかしいな・・・組織に盃を交わした組員が簡単に出て行くなんて・・・」念話
海美「(そうだよね・・・盃を交わせば親子だ!兄弟だ!息子だ!って映画で言ってたのに・・・」念話
桃子『もう!!落ち着いてよ環さん!!』
環『うわぁ!?お嬢!!』
桃子『仕方ない事だよお父さんが死んで・・・木下組の圧力やトップ不在の組織と心中何て出来る訳ないよ・・・』
263 : P様   2020/02/21 07:24:28 ID:3eTTo.4HMM
>>262
海美「とりあえず、すぐ向かうから。うん、また後で・・・」ピッ
P「服は代えた方がいいな・・・」
海美「そうだね・・・」
P「さて、食器片すか・・・」
海美「P先生はどうするの・・・?」
P「俺も行くよ。つっても夕方には星梨花も帰ってくるだろうから、長居は出来ないがな・・・」
海美「そうだよね・・・」
(『超ビーチバレー』の海美との分かれの時が頭を過る音葉)
P「(俺の本質は教師なんだな。どこに行っても・・・」
・・・
(魅梨音組・組長邸宅)
P「まぁ、『コイツ』的にはこうして戻ってくるとは思わなかったんだろうが・・・」
海美「で、どうするの・・・?」
P「何が起きてるかを探る。ニュースや新聞、ネットだけでは得られる情報に限りがあるからな・・・」
海美「なるほど・・・」
P「その上で集めにくいやつを『ある人』に任せる・・・」
海美「『ある人』・・・?」
P「ここまで、姿を見せない『あの人』だよ・・・」
海美「士さん・・・?」
P「『絶対』居るはずだ・・・!」
・・・
「さて・・・」







ジュリア『今日はどこに泊まるか・・・』
264 : 貴殿   2020/02/21 10:48:32 ID:7jjCnwHtaw
>>263
環「遅いぞ!!海美!!・・・って誰だそいつ・・・?」
海美「えぇ~っと・・・そうだね・・・」
P「俺は元此処の若頭で親組織愛増会四代目元組長だ・・・」
環「ふぁああ!??!?!あの『伝説の男』!?愛増会二度の危機から救った!?」
P「何・・・?そんな有名なのか・・・?」
海美「らしいよ・・・?」
環「何で海美がそんな有名人と一緒なんだ!?!?アバァーー!!」
P「気絶しそうになってるぞ・・・」
桃子「何騒いでるの環さん・・・あっ・・・」
P「・・・親父の件は知ってる」
桃子「良いよ。入ってお爺ちゃんの件もワザと『親殺し』の罪を被って収監されたって亡くなったお婆ちゃんから聞いてる・・・」
海美「(そう言えば予習でそんな事が書いて有ったね・・・」念話
P「(そうだ・・・その後出所した後の事件で愛増会は幹部の多くを失い弱体化、歌織もその時に亡くなった・・・」念話
桃子「お父さんも言ってたよ。『兄貴がまだ現役だったら木下組の奴も手を出さなかっただろうに・・・』って・・・」
P「そうか・・・周防には悪い事をしたな・・・」
265 : Pさぁん   2020/02/21 13:31:02 ID:3eTTo.4HMM
>>264
P「(なるほど、随分寂しくなったものだな・・・」
桃子「お兄ちゃんは平気なの、『こんなとこ』に居て・・・」
P「今の『魅梨音組』にチカラは無いと見なされてる。引退した人間が入りこんでも問題は無いだろう・・・」
環「それで桃子、どこまで説明すればいいんだ・・・?」
桃子「ニュースや報道で情報は得ているだろうから、こっちの内情や『木下組』の事を話して・・・」
環「分かったぞ。で、『Pのあにき』・・・」
P「(そうして、俺は環から説明を受けた。組長暗殺を機に構成員が離脱している事、所有していた土地が安値で相次いで奪われていること、そして・・・」
環「一番厄介なのは、ご当地議員の『悪井』だぞ・・・」
P「(また『あの人』かよ・・・※士からある程度の顛末は聞いている」
P「なるほどな・・・」
桃子「お兄ちゃんに出来る事は多分無いよ。これは桃子達の問題だから・・・(自室へと去る音葉」
海美「ももちん・・・」
P「もう、こんな時間だ。悪い、買い物をしないといけないんだ・・・」
環「そうか・・・」ショボン
P「気を落とすな、出来る事があれば協力するから・・・」
環「本当!?」
P「あぁ、約束する・・・」
続く
266 : Pさぁん   2020/02/21 13:33:53 ID:3eTTo.4HMM
>>265
P「(とは言ったものの・・・」
P「ん・・・?(光写真館の文字を見付ける音葉」
P「(ようやく会えそうだな・・・」ガチャ
士「待っていたぞ・・・」
P「色々、複雑な世界なんだな・・・」
ピエール「士、お客さん・・・?」ガチャ
士「あぁ・・・」
ピエール「いらっしゃいま、うっ・・・!」
P「ピエール・・・!」
士「待て・・・」
P「えっ・・・?」
ピエール「あれ、Pさん。どうして・・・?」
P「記憶が蘇ったのか、『布石』は無いのに・・・」
士「お前がその代わりとなったんだろうな・・・」
P「それよりもピエール。事情は少し聞いた・・・」
ピエール「うん・・・」
P「一体、何が・・・」
ピエール「あのね・・・(この先、語った内容は『令ジェネ編』で明かします」
P「なっ・・・!?」
士「で、どうするんだ・・・?」
P「まだ、どうにも出来ない。だが・・・」









『「それ」が本当なら、俺は全力を持って「果穂」を止めないといけねぇみたいだ・・・!』
267 : 仕掛け人さま   2020/02/21 14:39:42 ID:j0PFx0VGG2
>>266
星梨花「パパお帰りなさい。何処行ってたんですか?」
P「古い友人に会いに行っていた・・・」
星梨花「もうすぐご飯が出来るから手を洗ってきて下さい」
P「足はとっくに昔に洗ったがな・・・」
星梨花「パパ・・・面白くないです!」
P「ハハッ・・・赦せ・・・」
ピンポーン
星梨花「私出ますね」
P「あぁ、誰だ・・・」
星梨花「パパ、お客さんですよ」
石川「お久しぶりです・・・Pさん・・・」
P「此処に何の用だ?五代目愛増会組長石川界人・・・」
石川「話したい事があるんです・・・少し良いですか?」
P「内容による・・・」
石川「木下組の後ろに何者かが居るんです・・・」
P「そのこころは?」
石川「知ってると思いますが『魅梨音組』は愛増会の傘下の二次団体です・・・」
P「あぁ、そうだったな・・・」
石川「他の組長達が家族を殺られて仇討ちに動こうとしたときです・・・」
P「その様子だと動けなくなった理由があるんだな・・・」
石川「はい、敵対組織の東北最大組織『東北連合』が牽制の動きを見せたんです・・・」
268 : EL変態   2020/02/21 18:12:14 ID:3eTTo.4HMM
>>267
P「『東北連合』が何で『こっち(関東)』のゴタゴタに口出してきてんだよ・・・」
石川「『木下組』と繋がっている可能性があります・・・」
P「確かにソイツは厄介だな・・・」
石川「『木下組』に『関東』を掴ませる訳には・・・」
P「落ち着け、掴ませ方ってもんがある。ただ、背景(ウラ)は取らねぇとなぁ・・・」
(翌日)
P「という訳だ。門矢センセイ、お願い出来ねぇか・・・?」
士「俺は特に構わんが・・・」
P「そういえば、もう一人のクウガとキバーラは・・・?」
士「アイツらは連れてきていない。『ここ』には俺とピエールだけだ・・・」
P「そうか・・・」
士「戦える奴が下手に固まっているわけにもいかなくてな・・・」
P「『木下組』、キナ臭い事ばっか出てくるな・・・」
士「『繋がり』が濃いんだろうな。やりたい放題なのは確かみたいだが・・・」
P「海東『は』大人しくしてるみたいだが・・・」
士「オーマの奴『は』大人しくしないだろうな・・・」
・・・
オーマ「海東大樹が動くまでは貴方に代役をお願いしますよ・・・」










???『任せな・・・』
269 : Pさん   2020/02/21 20:01:53 ID:jnnmnsWQ0o
>>268
愛増会本部ビル・総会室
このみ「それでPくんに依頼したって訳ね・・・」
愛増会直系馬場組組長:馬場このみ!ドン!!
石川「はい・・・引退した彼なら動けると思いまして・・・」
このみ「カタギになった彼に頼むのは酷よ・・・星梨花ちゃんもまだ13歳の子供よ・・・」
石川「分っています・・・ですが僕達が動ければ彼には頼りません・・・」
山村「ですが・・・木下組の者に気付かれませんか・・・?」
愛増会総長補佐:山村!
内匠「奴らは出来て間もない新興組織だ・・・わけぇ奴が行動を起こすぞ?」
愛増会直系内匠二代目組長:内匠靖明!
武内「確実にそうでしょうね・・・」
愛増会直系美城會組長代行:武内駿輔!
石川「そこです・・・木下組は歴史の浅い所か新興組織・・・なのに『兵隊』と『資金』が多いと思いませんか・・・」
間島「ホォ~ン・・・やっぱりそうか・・・」
内匠「間島の兄さん・・・何か分かったんですか?」
間島「えらく兵隊が多いと思ったが矢張りバックに何者かおると思っていた・・・」
愛増会直系間島組組長兼愛増会相談役:間島淳司!
このみ「このまま行くと厄介ね・・・何処かで止めないと・・・」
間島「(頼んだぜ・・・(この世界でのPの本名)ちゃん・・・」
271 : ぷろでゅーさー   2020/02/21 21:00:12 ID:3eTTo.4HMM
>>269
(駅前)
P「(さて、どう動いた方がいいもんか・・・」
P「(門矢センセイには『悪井』の方で動いてもらっているからな・・・」
「ねぇ、お兄さん。何か困ってるの・・・?」
P「『お前さん』、誰だ・・・?」
「あぁ、悪い。俺は『カイノ』、探偵の卵なんだ・・・」
P「探偵の卵・・・?」
カイノ「そ。だから、理解(わか)るんだよね・・・」
P「理解る・・・?」
カイノ「表情(かお)を見て、その人が何を求めているのを・・・(悪戯じみた笑顔を浮かべる音葉」
P「っ・・・!」ゾクッ
P「(何だ、今の・・・?」
P「(ただ、分かった事が一つ。『コイツ』は『消して』おくべき存在だ・・・!」
カイノ「おっと、ストップ・・・」
P「何がだ・・・?」
カイノ「俺、『早撃ち』には自信あるんだよね・・・?(殺気も無く、Pの首もとに小型の銃口を突き付ける音葉」チャキッ
P「周りに人が居るんだぞ・・・!?」
カイノ「大丈夫なんでしょ、『これ』がこの街の『光景』だから・・・」
P「食えない奴だな・・・」
カイノ「今日のとこはここまでにするわ。お兄さん、強そうだから・・・」
P「何故、殺らない・・・?」
カイノ「言ったっしょ、俺は探偵の卵・・・」








『ヒットマンじゃないよ・・・』
272 : ぷろでゅーさー   2020/02/21 21:46:54 ID:jnnmnsWQ0o
>>271
木下組本部ビル
のり子「約束通り魅梨音組の組長はやった・・・これで土地の殆どはアンタのだ・・・」
ひなた「そうかい・・・」
のり子「街を見てるのか・・・?」
ひなた「私はねぇ此処から見下ろす街の夕日が好きなんだよ・・・」
のり子「意外だね・・・悪童と言われるアンタが・・・」
ひなた「私の故郷はこの街よりずっとずっと北の所にある・・・貧しい街だった・・・」
のり子「そうなのかい・・・?」
ひなた「沢山のリンゴ農園ある街だった・・・その土地を護っていたのも極道だった婆ちゃんだった・・・」
のり子「そのアンタが何で此処に・・・?」
ひなた「ある時だったよ・・・街に外国の人がやって来て良い商売があるって話を持ち掛けてきた、活気づけると思ってその話に乗ったよ・・・それが間違いだったのさ・・・」
のり子「外国の良く使う手だ・・・商売と言って土地を分捕る狡い手だな・・・」
ひなた「気が付いたらリンゴ農園は全部ハーブ畑になって街の住人は家も財も全部持ってかれた・・・婆ちゃん達も出て行くって選択しかなかった・・・」
のり子「今その土地はどうなってるんだ・・・?」
ひなた「さあね・・・もうアソコには戻らないって決めてるからね・・・戻っても私の知ってる土地じゃないだろうしね・・・私の古郷は此処だよ」
のり子「それと愛増会に動きが・・・」
ひなた「手は打ってるよ・・・東北連合が動いてくれた・・・」
のり子「東北連合を・・・!?」
ひなた「今の組長質は婆ちゃんに世話になった奴でね・・・話を付けたら動いてくれたよ・・・」
のり子「・・・近年のクーデターで弱体化が起きてるからね・・・」
ひなた「コレで魅梨音組の守ってた商店街も手に入れられる・・・」
のり子「それと・・・」
ひなた「どうしたんだい・・・?」
のり子「風の噂で聞いたんだよ『伝説の男』が動いてるって・・・」
273 : Pさん   2020/02/21 22:09:53 ID:3eTTo.4HMM
>>272
ひなた「引退したと聞いているよ・・・?」
のり子「『古巣』の危機にじっとしていられなかったと見てるけど・・・」
ひなた「今更、何が出来るのか・・・」
のり子「あの男を舐めないほうがいい・・・」
ひなた「随分、肩入れするね。やっぱり、昔の男は・・・」
のり子「そんなんじゃない。組長も悪井の奴も少し用心した方がいい・・・」
ひなた「冗談が過ぎたよ・・・」
コンコンコン
ひなた「どうぞ・・・」
「組長、会食のお時間が・・・」
ひなた「そうだったね。のり子さん、紹介するよ新人秘書の・・・」
「『ヤノ』と申します・・・」
のり子「よろしく・・・」
ヤノ「以後、お見知りおきを・・・」ペコリ
ひなた「今日は確か・・・」
ヤノ「悪井議員はもういらっしゃっています・・・」
ひなた「分かったよ・・・」ガチャ
のり子「(何か、胡散臭いなぁ。あの『ヤノ』って男・・・」
274 : Pたん   2020/02/21 22:42:26 ID:jnnmnsWQ0o
>>273
環「コレで全員いなくなったぞ・・・」
海美「・・・」
桃子「仕方ないよ・・・組長不在で木下組の圧力に耐えられる筈が無いよ・・・」
海美「でも幾ら何でも組長の娘を放っておくなんて・・・」
環「どうすればいいんだぞ・・・」
海美「やっぱりPさんに如何にかして貰うしか・・・」
桃子「駄目だよ・・・Pさんには星梨花って一人娘さんが居るんだよ・・・巻き込んで何か合ったらどうするの・・・?」
環「うぅ・・・」
桃子「これからは皆にはカタギとして生きて行って貰うよ・・・」
環「嫌だぞ!!環はお嬢を置いて行く気はないぞ!!」
海美「私だって・・・」
桃子「もぉ・・・」
環「おりょ?門の前に誰か居るぞ・・・?」
桃子「誰だろう・・・?」
海美「(アレってジュリア・・・?」
ジュリア「・・・」門に座り込んでいる音葉
桃子「あの・・・どちら様・・・?」
ジュリア「ウゥ・・・」倒れ込む音葉
環「ほぁあああ!?大丈夫かしっかりしろ!!」激しく前後に揺らす音葉
海美「わわっ!?環!倒れてる人を揺さぶらないの!?」
グゥゥゥゥ・・・
海美「うん?今の音は・・・?」
環「お腹の音だぞ・・・?お嬢・・・お腹空いたのか・・・?」
桃子「私じゃないよ!!」
ジュリア「・・・腹・・・減った・・・」
275 : 番長さん   2020/02/22 00:38:40 ID:XoSseazFCQ
>>274
桃子「・・・」
海美「どうしたの、ももちん・・・?」
桃子「『女子力焼きそば』、食べさせたら・・・」
環「お嬢、それはダメだぞ。人として・・・」
海美「ひとっ・・・」ガビーン
桃子「うん、そうだね。とりあえず、『女子力焼きそば』以外で何か食べさせてあげようか・・・」
海美「・・・」ズーン
・・・
P「あんの、胡散臭いガキゃあ・・・」
カイノ『報酬は要らない。俺に「探偵」として仕事をさせてくれ・・・』
P「信用出来っか、そんな奴・・・」
星梨花「おはようございます、パパ・・・」ボーッ
P「おはよう、星梨花。もう少し、寝てても良かったのに・・・」
星梨花「いいえ、テストも近いので・・・」
P「そうか・・・」
星梨花「私はパパやママみたいに強くはなれません。だから・・・」
P「そうだな。少なくとも『俺』のようになってはダメなんだ・・・」
・・・
(東北連合)
東北連合組長「首尾はどうだ・・・?」
「『伝説の男』とやらには探りを入れた。少し脅しを入れてみたから、『仕事』はさせてくれるはず・・・」
東北連合組長「『木下組』は・・・」
「掴めねぇな。『悪井』の奴は卸せそうですけどね・・・」
東北連合組長「とにかく『関東』というシマはデカい。木下の嬢ちゃんには悪いが、俺が掠め取らせてもらう。そうすれば・・・」
「『関東』はアンタのもんだ・・・」
東北連合組長「頼むぜ・・・」









『「ルパード」さんよ・・・』
276 : Pサン   2020/02/22 06:43:32 ID:LDIoZ6xEko
>>275
忍「どうかしている・・・あんな得たいの知れない人物を頼るなんて・・・」
七海「そうれすね~このままれは『青森四天王』の名が折れますね~」
忍「初耳なんだけど!?」
四季「おっ!カッコいいっすね!」
忍「ないよ!?」
愛海「さしずめ私は『山の愛海』かなぁ?うひひひ」
忍「その手やめい!?」
七海「親分はどうれすかね~?」
ゆかり「・・・」
忍「ゆかりさん?」
四季「おっ!どうしたんっすか?」
ゆかり「すぅ・・・すぅ・・・」
霧子「うふふっ・・・ゆかりさん寝ちゃってますね♪」
忍「がくっ!」
基本的に緩い青森の任侠「水本一家」
東北連合の一員!
277 : 休みの日って寝ちゃうよね   2020/02/22 12:15:25 ID:gy2Z6uo1E6
>>276
ジュリア「いやぁ、すまない。ここ数日、何も食べれてなくな・・・」
桃子「は、はぁ・・・」
環「おねーちゃん、何者・・・?」
ジュリア「あたしは『ジュリア』。理由あって、そう名乗っているよ・・・」
海美「(この世界の『ジュリア』は・・・」
(回想、Pの仕事部屋)
P「ワイルドだな。根なし草の風来坊とは・・・」
海美「本人、寝てるけど・・・」
ジュリア「くー・・・」
P「『超ビーチバレー』ん時は『空猫珈琲店』以上に頑張ってくれたからな・・・」
海美「ふーん・・・」
P「ただ、『用心穂』としては一流。一食一泊の恩は必ず返す・・・」
(回想終わり)
ジュリア「なるほど。なら、あたしが『用心棒』になってやるよ・・・」
環「え・・・?」
桃子「そんな事は・・・」
ジュリア「『ここ』に来た時から、断片的だが情報は拾ってきた。アンタら、無事にカタギに落ちれるとも限らないぜ・・・」
海美「そうだね・・・」
ジュリア「幸い、『伝説の男』とやらがバックに付いているんだ。が、『もしも』の事があった時は・・・」
桃子「分かった、そこまでの自信があるなら・・・」
ジュリア「サンキュー。この『戦い』がどうなるか見届けさせてもらうよ・・・」
・・・
士「(本当、キナ臭いな。悪井は・・・」
ッターン
士「(回避して)誰だ・・・!?」
「困るんだよねぇ・・・」
士「困る・・・?」
ルパード「お兄さんには大人しくしてもらいたいし・・・」
士「何者だ・・・」
ルパード「俺か・・・」









『狙った獲物は逃さない。「怪盗」だ・・・!』ッターン
278 : 夜勤だったから超わかるわ・・・   2020/02/22 16:08:30 ID:SkO3utyOSk
>>277
ヤノ「ええ・・・首尾は情調です・・・」
『それは好都合ね・・・アナタの正体はバレては無いわね・・・?』
ヤノ「無論です・・・東北連合も都合よく動いてくれましたし・・・」
『なら良いわ・・・それと気を付けた方が良い情報があるわ・・・』
ヤノ「と申しますと・・・?」
『伝説の男』が動いてると言う情報が入ったわ・・・』
ヤノ「あの『伝説の男』が動いてると・・・しかし奴は引退した身では・・・?」
『どんな小さなミスも許されないわ・・・警察だけじゃなく彼を慕う物は多い・・・下手に感付かれたら厄介よ・・・』
ヤノ「そうですか・・・では警戒しておきます・・・」
『この街に我々の武器密売所をアメリカの奴らを叩き出すのがお嬢様の目的よ・・・それと分っているでしょうが・・・失敗で出た損失額は貴方がシベリアの鉱山で働いて回収して貰うわよ・・・?』
ヤノ「わ・・・わかっています・・・参謀のチナーツ様・・・」ゾクッ
『くれぐれもバレない事ね・・・』ガチャ






『全てはアナスタシアお嬢様の計画遂行の為に・・・』
・・・
北海道組の一部人種が変わってます・・・
279 : ※一部設定は変えてます   2020/02/22 17:00:39 ID:gy2Z6uo1E6
>>278
ルパード「(とは言うものの・・・」
ルパード「しかし、お兄さん。怯まないんだな・・・」
士「修羅場は越えてきてるからな・・・」
ルパード「厄介だね、でも・・・(何かを取り出す音葉」
士「ん・・・(赤い飛行機・・・?」
ルパード「これなら、どうかな・・・(『赤い飛行機』を銃身にセットする音葉」
士「(まさか・・・!」
ルパード「チェンジ・・・!(目映い光に包まれる音葉」ッターン
士「適合者か・・・!?」
(暗闇から現れたルパードの姿は全身真っ赤で所々に黒が入っている。極め付けは内側が外、背中側も真っ赤なマントだった)
ルパード「あれ、ビビらなんいんだ・・・?」
士「俺もお前と同じようなものだからな、変身・・・!」カメンライド…ディッケーイド
ルパード「それじゃ、やろうか・・・」
士「お前、何者だ・・・?」
ルパード「俺か。俺の名は『レッド』。そう呼んでも構わないよ♪」ッターン
・・・
レッド(=カイノ、ヤノ、ルパード):『???』の正体
暫くは動かない海東大樹の代役として『オーマ』と契約し、ピエールを狙う存在。自身も『ボス』からの名を受け、『三勢力』を掻き回す存在として『北海道組』からのスパイとして活動している
レッド:特殊な銃と『赤い飛行機』を使って、変身。ディケイドやオーガとも互角に渡り合うだけの実力を見せる
カイノ:探偵の卵としてPの情報を探る為に近付く
ヤノ:『木下組』の秘書として情報収集をしたり、悪井との橋渡しを担う
ルパード:『東北連合』の『用心棒』として『魅梨音組』『木下組』と戦う存在
カイノとしては素顔で接しているが、ヤノ、ルパードの時は『認識変換メガネ』と同等のアイテムを使って、各勢力に接している
280 : お兄ちゃん   2020/02/22 17:25:30 ID:SkO3utyOSk
>>279
P「先ずはルートを調べないとな・・・」
星梨花「どうしたんですかパパ・・・?」
P「星梨花・・・?」
星梨花「パパはまたお仕事で何処行くんですか・・・?」
P「大丈夫だパパは何処にも行かない・・・」
星梨花「約束ですよ・・・」
P「あぁ・・・約束する・・・」
PLLLL
P「もしもし・・・?」
『もしもしPくんかしら・・・?」
P「その声は片桐か・・・?」
早苗『あぁ良かった・・・今大丈夫かしら・・・?』
P「問題ないが・・・?」
早苗『アンタ、今木下組と魅梨音組の件で動いてるって聞いたのよ・・・』
P「流石だな警察は・・・もう耳にしたのか・・・」
早苗『気を付けなさいよ・・・下手したら国際マフィアが絡んでるって話よ・・・』
281 : 仕掛け人さま   2020/02/22 17:34:09 ID:SkO3utyOSk
『???』の正体は分かったは・・・
下手すると残り二人も出て来るかも知れない・・・
果てには『う”こ”く”な”!!こ”く”さ”い”け”い”さ”つ”だ”!!』って言う奴が出るかも知れない
282 : 番長さん   2020/02/23 00:37:45 ID:vXmMK/YkTo
>>281
それ(フルメン)は考えてないかなぁ、カ○レンは定着させられなかったし・・・
『ボス』としてもう一人、出すくらいしか考えてない・・・
283 : 下僕   2020/02/23 00:52:11 ID:vXmMK/YkTo
>>280
P「『国際マフィア』ねぇ・・・」
早苗『アンタだけなら、気に掛けないわ。星梨花ちゃんが居るから、心配なのよ・・・』
P「(ティン。そうか、歌織と片桐は仲良かったのか・・・」
P「悪いな。無茶はしないようにはするが、無理はするかもしれない・・・」
早苗『分かったわ・・・』
P「(『コイツ』も中々の境遇みたいだしな・・・」
・・・
(光写真館)
士「中間報告だ・・・」
P「相変わらずだな、悪井は・・・」
士「だな。だが『前回』とは違い『ガチガチ』に固めてある・・・」 P「だな・・・」
士「後、『もう一つ』・・・(人差し指を上に向ける音葉」
P「もう一つ・・・?」
士「『レッド』なる奴が・・・」









『ピエールを狙っている・・・!』
284 : ご主人様   2020/02/23 04:18:40 ID:bUzJ/WSyWI
>>283
P「何・・・?」
士「大方『奴』の差し金だろうが・・・」
P「オーマか・・・どんな奴だ?」
士「ライダーではない・・・そしてウルトラでもない」
P「仲間が他にも居るかもしれない・・・」
士「そうなった場合は此方が不利になるな・・・」
P「海東大樹だけでも厄介だってのに・・・」
士「詳細不明の怪盗か・・・」
P「この平行世界は一筋縄じゃいかないな・・・」
士「俺も多くの平行世界を旅したからな・・・これだけは言える・・・楽なものは無かった・・・」
P「とりあえずは木下組の裏を洗う必要があるな・・・」
士「気を付けるんだな・・・」
285 : プロちゃん   2020/02/23 10:22:39 ID:vXmMK/YkTo
>>284
(P自室)
P「(『木下組』、ここ一年どころか数ヶ月で『魅梨音組』の持っていた土地を接収している・・・」
P「(何故、そうなった。いくらあぶく銭とはいえ『木下組』がこの土地を必ずしも大きく出来るとは限らない・・・」
P「(そこは『悪井』の力添えなのか・・・?」
P「(チッ・・・」
P「(頼るしかねぇのか・・・?」
・・・
(駅前の喫茶店)
カイノ「『伝説の男』と言われたアンタもここまでか・・・?」
P「それも過去の話だ。お前の探偵としての腕を買って、頼みがある・・・」
カイノ「探偵の『卵』だけどね・・・」
P「『木下組』を探ってもらいたい・・・」
カイノ「なるほど、『死地』に飛び込めと・・・」
P「『殺気』も無く、銃口を向けられるお前なら不可能では無いはずだ・・・」
カイノ「『報酬』は弾ませてもらうよ・・・」
P「それは『覚悟』しているよ。親子二人が路頭にさえ迷わなければな・・・」
カイノ「それじゃ、まずはどこから探る・・・?」
P「『木下組』が急速にチカラを付けだした理由だ・・・」
カイノ「なるほどね・・・」
・・・
士「『悪井』のウラに『バック』が存在している・・・」
P「だから、やりたい放題なのか・・・」
士「ソイツらは・・・」






『北海道とロシアを橋渡ししている「国際マフィア」だ・・・』
286 : 彦デューサー   2020/02/23 14:46:04 ID:SaQCjOAbjA
>>285
P「ロシア系の国際マフィア・・・」
士「あぁ・・・北海道に支部を置いていてそこから兵隊と武器のウォッカの密売を行っているらしい・・・」
P「つまり奴らはそこを拠点に密売所を設けてるのか・・・」
士「抗争を煽れば政府が動きそれで武器も売れる・・・その繋がりで奴ら潤うと言う事だ・・・」
P「切れ者だな・・・」
士「如何やらマフィアの参謀は相当の出来る奴だ・・・どんな奴でも金になる方法を理解s¥している・・・」
P「だが表立って動かず木下組のバックを利用しているのは・・・」
士「ライバルのアメリカのギャングとイギリスのマフィアに感ずかれない様にしているみたいだな・・・」
PLLLL
P「電話だ・・・もしもし・・・?」
カイノ『やぁ・・・面白い情報が手に入ったよ・・・』
P「面白い情報・・・?」
カイノ『横浜に拠点を置くアメリカギャングの最高幹部の『八宮めぐる』と京都近くに拠点を置くイギリスマフィア最高幹部の『エミリー・スチュアート』が魅梨音組と会談を行うらしい・・・』
P「何・・・?」
カイノ『奴さんが話を持ち掛けたって話だ・・・二人は旅館に居るそうだよ・・・』
・・・
ルパパトはある程度見て居るからある程度キャラは理解してる
287 : Pちゃま   2020/02/23 20:54:52 ID:vXmMK/YkTo
>>286
P「何たって、また急に・・・」
カイノ『さぁな、今なら間に合うんじゃねぇか・・・?』
P「その『情報』が本当ならな・・・」
カイノ『信用されてないねぇ・・・』
P「見に行くだけなら出来る。今はまだ『その時』じゃないからな・・・」
・・・
カイノ「それじゃ・・・」パチン
ヤノ「『お仕事』始めますかねぇ・・・」スタスタ
木下組構成員「のり子の姉御、『奴』が路地裏から出てきやした・・・」
のり子『そのまま、尻尾を・・・』
ヤノ「俺の尻尾をどうするつもりだ・・・?」スチャ
構成員「しまっ・・・(慌てて電話を切ろうとする音葉」
ヤノ「待てよ・・・(手品の如く」シュバッ
のり子『・・・』
ヤノ「だんまりか、福田さんよ・・・」
のり子『アンタ、何者だ・・・?』
ヤノ「そうだな・・・」







『狙った獲物は逃さない。それがモットーかな・・・』ピッ
288 : 番長さん   2020/02/24 06:19:15 ID:tnqIzwTBEs
>>287
桃子「・・・」
環「お嬢・・・」
海美「(明らかに条件が悪い・・・兵隊渡す代わりに縄張り要求してるもんだよ・・・」
ジュリア「どうするんだい・・・?」
桃子「(八宮めぐる・・・表の顔は自動車会社の日本支部社長・・・・裏の顔はアメリカギャングの最高幹部・・・」
桃子「(エミリー・スチュアート・・・表の顔はITの日本支部の支部長・・・裏の顔はイギリスマフィアの最高幹部」
海美「(この世界だとエミリーも悪い人なんだ・・・」
ジュリア「奴等は早い話土地を狙ってる・・・・」
海美「そうだね・・・木下組がいなくなった後に土地を買い占める気だよ!」
環「だけど木下組にどうやって対抗する気だ・・・?」
桃子「・・・」
環「幾らPの兄貴が居るって誇張しても兄貴は過去の人と相手が割り切ったらたまらないぞ!?兵隊の差で環達が追い出されるのが目に見えてるぞ!」
ジュリア「うぅ~ん・・・どうにかして講和に持っていければ・・・尚且つ此方が有利な方向に・・・」
海美「(こんな時、さよちん先輩やジュリア(私達の世界)はどう考えるんだろう・・・P先生は・・・」
環「期限もそこまでない・・・急がないと!」
ジュリア「先方もとっくにこの街に来てるそうだからな・・・はっきり言うと危険な賭けだ・・・」
桃子「決めた・・・」
環「お嬢・・・?」
ジュリア「どういう腹のつもりで・・・?」
海美「桃子ちゃん・・・?」
桃子「ジュリアさん・・・お兄ちゃんに連絡いれて・・・」





『私達総出で会談に応じる・・・ただし条件を此方側に持っていくよ!』
289 : プロデューサー様   2020/02/24 09:15:43 ID:bMvUFyau/.
>>288
P「あぁ、分かった。俺もそっちに向かう・・・」ピッ
星梨花「パパ・・・」
P「悪いな、星梨花。パパ、少し頑張らないといけなくなったんだ・・・」
星梨花「そうですか・・・」
P「一人にはしない。護衛を付けておくから・・・」
ピンポーン
P「来たか・・・」
ガララッ
ピエール「Pさん・・・」
P「悪いな、ピエール。星梨花を頼む・・・!」
ピエール「ボク、頑張る・・・!」
星梨花「あの、よろしくお願いします・・・」
ピエール「うん、よろしく星梨花!」
P「(星梨花はこれで大丈夫。後は・・・」
・・・
ヤノ「で、どうしますか。魅梨音組がチカラをまた付けるとなると・・・」
のり子「奴らにそんな『体力』は残ってないはず・・・」
ひなた「のり子さん、油断しちゃダメだよ・・・」
のり子「っ・・・」
ひなた「決裂すれば、こっちも動く。『魅梨音組』の好きにはさせないべさ・・・」
ヤノ「(さて、どう動く。『伝説の男』・・・」







『いや、平行世界の旅人さん・・・』
290 :   2020/02/24 17:15:12 ID:Mw8OsVpwuw
>>289
オーマ「ピエールはまだ見付からないか・・・」
飛鳥「門矢士が一緒だからね・・・」
のあ「彼の事よそう易々と捕まる所にはピエールは置かない筈・・・」
蘭子「世界の破壊者は全てが所在不明・・・」
飛鳥「しかし、何故そこまでピエールを・・・?」
オーマ「私が求めているのは『ピエール』ではない・・・『オーガストライザー』だ・・・」
蘭子「黒き帝王の剣・・・?」
のあ「それは何故・・・?」
オーマ「『アレ』はシミだ・・・何としてでも回収する・・・」
飛鳥「それは・・・君の為かい魔王・・・?」
オーマ「違う・・・『オリジナル』の為だ・・・」
蘭子「オリジナル・・・?」
のあ「我が魔王それは一体どういう事かしら・・・?」
オーマ「初めに言っておく・・私は『小宮果穂』ではない・・・」
飛鳥「えっ・・・」
蘭子「なっ!?」
のあ「・・・それは・・・?」
オーマ「私は『小宮果穂』の残留因子・・・ただの『オーマ』でしかない・・・」
・・・
ネタ晴らしすると『オーマ』は救う必要は無い
簡単に言うと『オーマ』は同スペックのPCにシステム、OS、キーボード、マウスを移植し終わった空っぽのPCに擬似OSを与えただけの存在
本当の『果穂』は文字通り『鏡果穂』と魂レベルでの融合をしている正真正銘の本物
291 : 変態大人   2020/02/24 18:57:03 ID:bMvUFyau/.
>>290
(『誰か』の精神世界※オチに記載します)
「いつまで、こうしているつもりですか・・・?」
『「いつまで」って、とりあえずはオーマ達がピエール君を見つけ出して、「オーガストランザー」を確保するまで・・・』
「それじゃ、『千日手』のままですよ・・・」
『ぐっ・・・』
「それに『改変前』の世界には『あの人』が何か残していたような『痕跡』がありましたよ・・・」
『それは、気付かなかっただけ・・・』
「挙げ句の果てには『悠利』さんに『遠回りさせてる』って言われる辺り、絶対『何か』隠してますよ、『あの人』は・・・」
『「考え」は読んだはずなんです。まさか、「過剰破壊(オーバースクラップ)」と「再生(ビルド)」の間にそんな事してたなんて・・・』
「『隠し事』させたら、『あたし達』みたいな『素直』過ぎる人間は騙されるのがオチなんですから・・・」
『「自分」で言うんですか・・・?』
「事実じゃないですか・・・」
『それはそうだけど・・・』
「それに『今のまま』だと、ピエールくんは戻ってきませんよ・・・」
『何が「ダメ」なんですか・・・?』
「分かってるクセに言わせるんですか・・・?」
『理解はしてますよ、「いびつ」にしている事くらいは・・・』
「ピエールくんが可哀想ですよ。『今のまま』だと『浮気』になるんじゃないかって・・・」
『P先生が「普通」じゃないんですね・・・』
「で、どうするんですか・・・」







果穂「このまま『平行世界』から戻ってきても、P先生に居場所が無いじゃないですか・・・!」
鏡果穂『そんな事を言っても、もう「オーマ」は止まらないですよ・・・』
・・・
ミリシタのコミュは見ておいた方がいいかなぁ、そろそろ・・・
292 : お兄ちゃん   2020/02/24 21:10:04 ID:tnqIzwTBEs
>>291
果穂「変な夢見ました・・・」
千雪「どんな夢・・・?」
果穂「私が二人居て言い争ってました・・・」
甘奈「へぇ~何それは面白いね☆」
甜花「すぴ~すぴ~すぴ~」
千雪「何て言い争ってたの・・・?」
果穂「それがよく思い出せないんですよ・・・」
283P「夢ってのはその人間の真相心理を表すって言うらしい・・・」
果穂「ふえ?」
283P「つまり今の果穂は心の中で何かあるって事だよ」
甘奈「よく分かんないだけど・・・」
甜花「すぴ~すぴ~すぴ~すぴ~すぴ・・ふごぉ!」
283P「なん・・・だと・・・!?」
千雪「あははっ・・・」
・・・
令ジェネまで記憶が戻りません
293 : プロデューサー   2020/02/25 02:44:08 ID:9y5PUn.m/c
>>292
(オーマは休息中)
のあ「まさか、『改変』に果穂が関わっていないとは・・・」
飛鳥「これはまずい・・・」
蘭子「冒険者は3つ目の平行世界を旅している・・・(訳:Pさん達は3つ目の世界だから・・・」
のあ「残り6つ・・・」
飛鳥「それまでに『オーガストランザー』を手に入れる必要がある・・・」
蘭子「『王の印』さえ有れば・・・!(訳:それさえあれば、世界をもどせる・・・?」
・・・
(めぐる、エミリーが滞在している旅館のロビー)
P「(こっちの八宮とエミリーはそんな事になってるんか・・・」
海美「大丈夫かなぁ、ももちん・・・」
P「腹は括ったんだろう、後は向こう次第だ・・・」
海美「『木下組』が動く可能性は・・・」
P「無きにしも非ずだな。『魅梨音組』よりも『木下組』の方が有利だ・・・」
海美「ももちんは何で、こんな『大博打』を・・・」
P「ここまで来たら、度胸とハッタリだな。こっちの桃子は・・・」







『女優なのか、大根役者なのか・・・』
294 : 下僕   2020/02/25 06:37:14 ID:u9gohMQn1U
>>293
桃子「来たねお兄ちゃん・・・」
P「よくこんな博打を打とうと思ったな・・・」
桃子「そうだね・・・万に一つ勝ち目がない事くらい分ってる・・・」
環「ええええ!?!?」
ジュリア「じゃあ何でなんだい・・・?」
桃子「交渉って言うのはね・・・いかに情報を持って居るかが勝機なんだよ・・・」
P「何か有るようだな・・・」
桃子「エミリーさんは・・・IT企業の支部長の顔の他に日本の古美術品を収集する収集家なんだよ・・・そして、めぐるさんは絵に描いたような新しい物好き・・・」
ジュリア「それが何か・・・?」
桃子「この二人実はかなり仲が悪いんだよ・・・そしてお互い負けず嫌い・・・片方に集中すると自然に片方も乗って来る・・・」
P「切り札があるみたいだな・・・」
桃子「あるよ・・・それが『コレ』・・・」
厳重な箱に入れられた茶釜
ジュリア「それは何だい・・・?」
P「随分と古い物だな・・・それに高価そうだな・・・」
桃子「これね・・・『平蜘蛛』だよ・・・」
P「はぁ・・・?」
ジュリア「マジかよ・・・」
環&海美「?」
桃子「紛れも無く本物の『平蜘蛛』・・・実は現存してたのをお父さんが手に入れてたんだよ・・・さてと・・・エミリーさんはこう言うのが喉から手が出るほど欲しがるんだよ・・・後は分かるよねお兄ちゃん・・・?」ロアナプラスマイルを咬ます音葉
295 : EL変態   2020/02/25 07:37:43 ID:9y5PUn.m/c
>>294
P「マージーかー・・・(社会科教師なのでおののいている音葉」
海美「(え、どういう事なの・・・?※日本史を専攻している音葉」
P「(海美。お前のそれは別の意味でマジかって案件なんだけど・・・」
海美「(へ・・・?」
P「(日本史専攻してるでしょうが!」
桃子「お兄ちゃん、聞いてるの・・・?」プンスコ
P「あ、悪い。まさか『本物』が出てくるとは思わなんだ・・・」
ジュリア「(意外と博識なんだな・・・」
環「・・・」
・・・
(木下組、本拠地のとある一室)
ヤノ「で、何の用ですか。福田さん・・・」
のり子「いい加減、尻尾を見せてもらおうか。何が目的なんだよ・・・?」
ヤノ「それはアンタもだろ・・・?」
のり子「何・・・?」ギリッ
ヤノ「育ててもらった恩を仇で返すにも程があんだろ。ここまでやるなんてのは・・・」
のり子「うっさい!(拳を振り上げる音葉」
ヤノ「ステイ、ステイ・・・(背後に回り込んで、拳を動かさなくする音葉」
のり子「(いつの間に・・・!?」
ヤノ「まぁ、何があったかなんてのは業務外の範疇なんで詳しくは聞きませんがね・・・」
のり子「殺気を感じなかった・・・(項垂れる音葉」
ヤノ「殺気を出すことだけが『戦い』ではありませんからね・・・」
のり子「覚えてろ・・・(足早に部屋を出る音葉」
ヤノ「(やれやれ・・・」







『(これは思った以上に根深そうだな・・・』
296 : プロヴァンスの風   2020/02/25 08:15:14 ID:u9gohMQn1U
>>295
会談部屋
エミリー「・・・」シャカシャカ・・・
めぐる「・・・」
クローンヤクザA「・・・」
クローンヤクザB「・・・」
めぐる「よくそんな事に集中できるね・・・古臭くって溜んないよ・・・」
エミリー「フフッ・・・コレだから資本主義のお金しか考えない下品な国の方は困りますね・・・雅と言う物を理解出来ないのですから・・・」
めぐる「へぇ~口八丁手八丁八枚舌の胡散臭い古いだけの国の人の気持ちなんて理解したくないね~・・・」
エミリー「フフッ・・・皆さんそこの口煩い犬を追い出してくれます・・・?」カチャ・・・
めぐる「ハァ・・・?人語喋ってくれないかな・・・?お猿さんの言葉は分かんないや~」
クローンヤクザ「ザッケンナコラー!スッゾコラー!」
クローンヤクザ「シャッコラー!アッコラー!」
エミリー「いっぺん脳漿をぶちまけた方が良いのではないのでしょうか・・・?」
めぐる「そのセリフそっくりそのまま返すよブリカス・・・?」
・・・
P「すっげぇ~ギスギスしたオーラが出てるな・・・」
桃子「コレも策略だよ・・・此処からが交渉の仕方だよ・・・」ロアナプラスマイルが炸裂する音葉
P「(やっぱ女優だなコイツ・・・」
297 : レジェンド変態   2020/02/25 08:50:10 ID:9y5PUn.m/c
>>296
桃子「さて、エミリーさん。『これ』が何か分かるかな・・・?(平蜘蛛の木箱を開ける音葉」
エミリー「Wow!こ、これ・・・!?(目をるんるんとさせる音葉」 P「(エミリーの本質は変わらんのな・・・」
めぐる「え、え、何々・・・?(焦り出す音葉」
エミリー「こんな『業物』、どこから・・・」
桃子「お父さんが古い友人から譲り受けてたんだよ・・・」ニヤッ
めぐる「(あのブリカスが『ワザモノ』と言うくらいだから、『価値』だけはありそう。だとしたら・・・」
めぐる「ねぇ、桃子さん。それ、幾らで出せるの・・・」
エミリー「なっ・・・」
P「(いや、早えーよ。八宮・・・」
海美「(お茶飲まないのかなー・・・」
環「・・・(何かを見据える音葉」ジッ
エミリー「めぐるさん、急にどうなされたのですか・・・?」
めぐる「私にも分かる部分はあるよ。『ミヤビ』は感じないけど、貴女ほどの人間がこれだけの『反応』を示してるんだから・・・」
P「(ミヤビ・・・」
桃子「(バファローズは関係ないからね、お兄ちゃん・・・」
P「(こいつ、直接脳内に・・・」
めぐる「さて、どうする・・・?」
エミリー「ぐっ・・・」
298 : プロデューサーちゃん   2020/02/25 09:34:40 ID:u9gohMQn1U
>>297
エミリー「この(余りにも口に出すのも控えられる英語での罵倒)!!」
めぐる「あぁん!!何て言ったこの(余りにも口に出すのも控えられる英語での罵倒)!!」
P「ちょ・・・!?」
海美「何か凄いこと言い合ってる・・・!?」
ジュリア「お~お~・・・コレも策略かい・・・?」
桃子「フフフッ・・・まずは掴みは上々・・・周りを見てよジュリアさんにお兄ちゃん・・・」
ジュリア「あぁ・・・国際マフィアの上役が古典の茶釜で此処迄なるとはな・・・」
P「エミリーを掴みそこから乗って来るように八宮を動かす・・・」
ジュリア「信長が裏切り許して迄欲した物の『魅力』か・・・」
海美「それで此処からどうやるの・・・?」
桃子「此処から少しずつ交渉のカードを切っていくよ・・・」
P「それで・・・どうやる・・・?」
桃子「お兄ちゃんにも手伝って貰うよ・・・こっちは少しだけ・・・相手から大量のカードを手に入れるギャンブルの始まりだよ・・・」
ジュリア「成程ね・・・コイツは恐ろしい悪だよ・・・」
P「大女優様様だな・・・」
桃子「(この交渉は多分『木下組』にも行ってる・・・そしてその後ろ盾の議員も・・・」
桃子「(衆議院議員になる為に私達と木下組を追い出してメッキを張る為に・・・」
桃子「動いてボロが出てくれないとね・・・魅梨音組が木下組を交渉の席に引っ張り出す為に・・・」滅茶苦茶悪いロアナプラスマイルが炸裂する音葉
299 : der変態   2020/02/25 11:24:48 ID:mlPYx0k2F.
>>298
(野外※旅館敷地内の木)
「ちょっと、それじゃ困るんだよねぇ。チェンジ・・・」
・・・
P「(ティン)海美、環・・・!」
海美「うん・・・!(意図を察する音葉」
環「え、何があるの!?(意図を察しきれない音葉」
ッターン(外からの発砲音)
P「ふっ!(窓を開けて、スカルマグナムで迎え撃つ音葉」ッターン
(互いに打ち消し合う音葉)
ヤクザA「なんだ、カチコミか!?」
ヤクザB「どこのモンじゃ!?」
(二人して窓から身を乗り出す音葉)
P「(間違いない、明確に『平蜘蛛』を狙ってきた・・・!」
レッド「お兄さん、勘がいいね・・・!(Pが開けた窓の前に立つ音葉」
P「お前が噂の『赤い奴』・・・!」
(互いの喉元に銃を突き付ける音葉)
レッド「ご明察。『お宝』、いただきにきたぜ・・・!」
P「その割には撃ち抜こうとしてたじゃねぇか・・・?」
レッド「『それ』は違うからな・・・」
P「なっ・・・!」
レッド「『欲しい』のは別さ、気になるなら付いてきなよ・・・!(秒で離れる音葉」
P「海美、環。桃子と『平蜘蛛』を頼むぞ・・・」
海美「分かった・・・!」
環「分かったぞ・・・!」
桃子「気を付けてね・・・」
P「あぁ・・・!」シュバッ
・・・
『Pvsレッド』を一回書かしてクレメンス
300 : 貴殿   2020/02/25 18:22:48 ID:eVxJJdrJ1E
>>299
エミリー「なんでしゅか今のは・・・はっ!!『平蜘蛛』は無事でしゅか!!」
めぐる「アイツは・・・格好と登場の仕方がまるで『怪盗』のそれじゃん・・・」
桃子「『平蜘蛛』を打ち壊そうとしてた・・・」
ジュリア「考えたくないが『木下組』の手先の可能性が十分だな・・・」
海美「でも一人でだなんて無謀過ぎる気が・・・」
ジュリア「いや・・・取引妨害なら大人数より少数の攪乱の方が上手く行くんだよ・・・」
環「えっ・・・何でだ・・・?」
桃子「少数ならこう言う場所なら『お客』として侵入できる・・・多いと逆に警戒され易いからね・・・」
環「それでか・・・!!」
海美「何処までも魅梨音組を陥れようとしてる・・・」
ジュリア「しかし・・・アイツは妙な感じがしたな・・・」
桃子「えっ・・・?」
環「何がだぞ・・・?」
ジュリア「アタシは修羅場をかなり潜ってきたから人間性は分かる・・・アイツは『敵意』が無い・・・ただ会談を妨害するって気しかしない・・・」
海美「(あの人は一体何者・・・・?」
エミリー「はうっ・・・こののっぺりした形・・・紛れも無く松永久秀が火薬爆発したと言われる伝説の茶釜・・・現存してるなんて・・・」
めぐる「何これ・・・潰れてるじゃん・・・そこも浅いし・・・」
エミリー「物の価値が分からない人には理解できましぇん・・・コレが良いんですよコレが・・・」
めぐる「全く分からん・・・」
301 : ボス   2020/02/25 21:02:42 ID:LX3Eym/p3E
>>300
(市街地から少し離れた山合の森林地帯)
P「お前、何が目的だ・・・?」
レッド「言ったろ、俺は『お宝』が欲しいと・・・?」
P「生憎だが、そういうのは・・・」
レッド「それはこっちも同じだっつーの・・・」
P「見えんな、ビジョンが・・・」
レッド「やってみれば、分かるよ・・・♪」ッターン
P「なら、そうさせてもらう・・・!」ッターン
レッド「やるじゃん!(華麗な動きで回避しながら、銃撃を止めない音葉」ッターン
P「(奴の『間合い』じゃ、勝ち目が無い。なら・・・」
レッド「(お、持ち替えるか・・・」
P「(いくぜ、エンドナイフ・・・!」スチャ
レッド「『それ』は厄介だな・・・」
P「はぁっ!(飛ぶ斬撃を放つ音葉」ヒュン
レッド「へぇ、そういう事も出来るのか・・・!(銃から剣に持ち替えて、『斬撃』をやり過ごす音葉」
P「(コイツ、強い・・・!※土埃で姿を見失いかけてる音葉」
レッド「(それじゃ、『お仕事』させてもらうぜ・・・!※Pの足元目掛けて連射する音葉」ッターンッターンッターン
P「目眩ましか・・・!」
レッド「『お宝』、いただくぜ・・・!(『赤い戦闘機』をPにかざす音葉」
P「(時が止まったかのように動かなくなる音葉」
レッド「って、マジか。流石『最高戦力』、『ステータス・G』か・・・(『黒のステルス機』を取り出す音葉」
続く
302 : ボス   2020/02/25 21:11:59 ID:mlPYx0k2F.
>>301
(Pの胸元からは金色の『金庫』なような物体が顕現している)
レッド「(さて、番号を割り出して・・・」
『(7)(6)(5)』『(1)(0)(0)』カチッ
レッド「(よし、空いた・・・っ!」
(『金庫』の中は空っぽな音葉)
レッド「マジかよ、それでこの『戦闘力』・・・」
レッド「(ただ、このままだと『死ぬな』。よし・・・」
(黒のステルス機を『金庫』の中に入れ込む音葉)
レッド「(すぐには使えないが、『馴染め』ば使えるようになる。ほれまでの貸しだ・・・※『金庫』を閉める音葉」バタン
P「ん・・・?(時が戻ったかのように動き出す音葉」
レッド「お兄さん、ここまで『よくやってきた』な・・・」
P「何の話だ・・・?」
レッド「『お宝』は無かったみたいだし、今日のところはここで去るぜ・・・」
P「だから、何を言って・・・!」
レッド「俺からの『プレゼント』、使いこなしてよ。それじゃ、アデュー♪(バックルからワイヤーを取り出して、あっという間に去る音葉」
P「プレゼント・・・?」
・・・
(レッドのボス)『レッド君、君って奴は・・・』
レッド「そんな事、言ったって。このままじゃ、『依頼』はこなせないぜ『エックス』・・・」
エックス『まぁ、君がそう「判断」したのなら・・・』
レッド「それに当分、『シザー&ブーメラン』は使えないよ。せいぜい・・・」







『「勇者の世界」か「アウトサイダー」の頃合いだろうよ・・・』
303 : 変態大人   2020/02/25 21:37:45 ID:5aN2VxHsRw
>>302
オーマ「・・・」バチン!!
オーマ「ぐぐぅ・・・ぬぬぬっ・・・!!」バチッバチバチ
テオス真体【残り時間は少なそうだな・・・】
ナギサ「その体で良くやりますよ・・・でも諦めた方が・・・」
オーマ「ふざけるな!神も神の領域の者もそれが自然だと言うのだろうが・・・私は違う!!」
テオス真体【いずれ崩壊する体で・・・】
オーマ「私は残留因子でも・・・この『体』に記憶された物は『小宮果穂』の物だ!!」
ナギサ「ヒーローとしてですか・・・」
テオス真体【何がそこまでお前と奴を駆り立てる・・・】
オーマ「奴も私も『見て見ぬ振り』が出来ぬ『不器用』な存在だ・・・だからやるのだ・・・」
ナギサ「・・・『明日無き今日』を変える為にですか・・・?」
オーマ「違う・・・『未来ある明日』を取り戻す為だ・・・」
テオス真体【・・・私の観方ではお前の『体』の崩壊はもう間も無くだ・・・それまでに出来るのか・・・?】
オーマ「可能だ・・・『異聞帯の王』とかしたPと『時の王』の弱体化と『飽和状態の歴史の一辺化』・・・それが世界を救う為の・・・」
ナギサ「・・・平行世界理論からも不要とされた『敗北者の歴史』の『編纂事象に戻す』作業は楽ではない・・・それでも・・・?」
オーマ「結末を見てそれを『観なかった』で見捨てるのは私も・・・『私』も出来んからな・・・例えこの身崩れ去ろうとも・・・世界の一つ救う事くらい出来る!!」
・・・
フィーニス「ようやく世界の修復も終わりに近づいたね・・・でもその全ては僕が貰うよ」
304 : ご主人様   2020/02/25 22:56:54 ID:mlPYx0k2F.
>>303
P「なんだ、胸焼けか・・・」
(※シザー&ブーメランを『金庫』に入れた事による、最初の副作用)
P「(とにかく、戻らにゃ・・・」
・・・
レッド「(さて・・・※変身解除する音葉」
ルパード「(こっちの『お仕事』も再開しないとな・・・」
・・・
(機械都市跡地、Pのラボ)
鏡晶葉「むっ・・・」
紬「どうかなさいましたか、池袋さん・・・」
鏡晶葉「『故郷』とのゲートが閉じたと思ったら、次はこの『偽りの平和』の世界の均衡が崩れ始めている・・・」
泉「『ここ』はまだ影響は無いけど・・・」
鏡晶葉「早く戻ってこい、P・・・!」
・・・
(夜中の学校)
麗花「Pはまだかしら・・・」
・・・
(孤島の一角)
茜「とりあえず、『この世界』で待つのは『まだ』よしておこう・・・」
・・・
エックス:レッドが『ボス』と呼ぶ存在。オーマと契約することでピエールとオーガストランザーの『確保』をレッドに指示する一方、オーマとは別の『存在』と契約し、P達を『平行世界』からの帰還させる為に動いているが・・・
305 : プロデューサーちゃん   2020/02/26 00:35:59 ID:GO5MhiyfXs
>>304
桃子「欲しいなら挙げるよ・・・」
ジュリア「えっ・・・いいのか?歴史的文化財だぞ・・・」
海美「世界で一つだけの茶釜なんって・・・」
エミリー「ホントでしゅか!?」
環「うぉぉ・・・凄い喰い付きだぞ・・・」
桃子「だけど条件があるよ・・・それを飲まないと挙げられないね・・・」ニタァ
ジュリア「(うわぁ・・・凄い悪い顔・・・」
海美「(顔だけで何人かヤッテそうな顔になってる・・・」
環「お嬢・・・」
エミリー「そそそそそそそ!!!その条件は何でしゅか!?」
ジュリア「って言うから何であいつさっきから語尾おかしくなってるんだ・・・?」
海美「興奮してるから・・・?」
めぐる「(マズい・・・此処で条件付き付けられてもこいつは簡単にOK出す・・・土地を奪われる・・・!!コレはマズい・・・!!」
桃子「(乗っかったね・・・片方が乗れば片方も便乗する・・・」
ジュリア「(行ける・・・後はその条件を出し奴らをかき乱し・・・」
海美「(自分達の有利な条件を押さえ付けるのみ・・・!!」
桃子「(お兄ちゃん・・・早く帰ってきてよ・・・流石に桃子じゃこれはキツイから・・・」
306 : 3流プロデューサー   2020/02/26 06:00:38 ID:cCVWX30tUg
>>305
ガララッ
P「今、戻った・・・」
環「Pのあにき・・・」
海美「ほっ・・・」
ジュリア「無事だったんだな・・・」
桃子「お兄ちゃん・・・」
P「皆、無事そうだな・・・」
ヤクザA「あまり、舐めないでもらいたい・・・」
ヤクザB「こちとら、それなりに死線は乗り越えているんでね・・・」
めぐる「で、あの『赤い』のは・・・」
P「目的が分からん・・・」
エミリー「What's・・・?」
P「少し離れた森林地帯で軽く戦りあったんだが、『平蜘蛛』や『会談』を壊そうていう感じでは無かった・・・」
ジュリア「『お宝』をもらいにきたって・・・」
P「平蜘蛛じゃなければ、何なのだろうか・・・」
エミリー「とにかく、伝説の男様が無事なら、後は平蜘蛛だけでしゅ。言い値で買うのも吝かでは・・・」
めぐる「(この・・・!」カチン
桃子「そうだね・・・(思案する音葉」
307 : P様   2020/02/26 09:47:04 ID:itd0p7TgSc
>>306
ひなた「会談が順調って話が届いたよ・・・」
のり子「まさか・・・」
ひなた「腐っても古参の極道なだけあるねぇ・・・」
のり子「親団体の力なく海外のマフィア相手にそこまで出来るなんて・・・」
ひなた「だけどね・・・」
のり子「えっ・・・」
ひなた「魅梨音組は結局は死に体・・・引き出せるのは少数の物でしか取引できない・・・此処は慎重に行こう・・・」
のり子「わかりました・・・」
ひなた「特に『悪井議員』には念を押したおく事だよ・・・」
のり子「えぇ・・・彼の事です。自分に得が有ると判断して勝手な行動に出る可能性が高いですから・・・」
ひなた「もしそうなって足元を掬われたら一気にこちら側の有利が崩れる・・・」
のり子「下手をしたら彼を介して協力を結んでる『奴ら』との縁も切れます・・・」
ひなた「そうだね・・・」
のり子「それはそうと東北連合に妙な動きが・・・」
ひなた「それは如何したんだい・・・?」
のり子「下手をすると彼らは裏切るんじゃ・・・」
ひなた「・・・」
308 : ごしゅPさま   2020/02/26 13:55:13 ID:cCVWX30tUg
>>307
コンコンコン
ひなた「どうぞ・・・」
ヤノ「失礼します・・・」
のり子「(ヤノ・・・!」キッ
ひなた「で、首尾はどうだい・・・?」
ヤノ「悪井さんが怪しくなってきましたね。最も、この程度の『情報』なら得てはいると思いますが・・・」
ひなた「東北連合は・・・?」
ヤノ「多少、動きが見られますが。まぁ、焦る程では・・・」
ひなた「分かったよ・・・」
ヤノ「引き続き、情報収集はしていきますので・・・」
ひなた「報告、よろしくねー・・・」
ヤノ「失礼します・・・」ペコリ
バタン
のり子「・・・」
ひなた「のり子さん、止めておいたほうがいいべさ・・・」
のり子「っ・・・!?」
ひなた「ヤノには好きにやらしておけばいい・・・」
・・・
(会談翌日、P自室)
P「(エミリーは籠絡出来そうだが・・・」
エミリー『平蜘蛛・・・』ジュル
P「(八宮は厳しいどころが、ヤバそうだな・・・」
めぐる『ぐっ・・・』
P「(出方次第では、八宮が『木下組』に靡くかもしれんが・・・」
桃子『それは覚悟の上だよ・・・』
P「(さて、そろそろか・・・」
星梨花「パパ、ご飯が出来ましたよ・・・」ガララッ
P「あぁ、すぐ行く・・・」
P「(今は桃子達に任せておこう・・・」
309 : 5流プロデューサー   2020/02/26 17:19:33 ID:NuEpTTUOaU
>>308
桃子「(後は・・・どうやって東北連合との足並みを崩すか・・・」
ジュリア「大丈夫なのか・・・?アメリカギャングさんの事・・・」
桃子「そこは大丈夫だよジュリアさん・・・」
海美「えっ・・・何で?」
ジュリア「何か策でも・・・?」
桃子「多分桃子たちに話付けたのも『それ』を知ってるからだよ・・・」
環「それって・・・?」
桃子「木下組と取引してるのがロシアシンジケートだって事を・・・」
海美「それが何か・・・?」
ジュリア「合点一致した・・・奴らとロシアシンジケートはライバル同士・・・過去に数度殺し合いした程の関係だ・・・奴らと同じ処に付きたくはないだろう・・・」
桃子「それは多分木下組長も気付いてる・・・だから話は持ち掛けないし持ち込まない・・・それにエミリーさんにしてやられたままじゃ気が済まない・・・」
ジュリア「秘密裏に協力をしてくれるだろ・・・表立っての行動が出来ないから土地問題でも口出し出来ない状況になるな・・・」
環「凄いぞ!!あの茶釜だけでそこまで出来るなんて・・・・!!」
桃子「次は東北連合だけど青森の『水本一家』と繋がりのある家知ってる・・・?」
環「うぅ~ん・・・多分長野の呉服屋『桃井呉服店』じゃないかな・・・?」
桃子「そこに言伝して貰うよ・・・」
ジュリア「連携崩しか・・・そうなれば後は・・・ん?」
海美「どうしたの・・・?」
ジュリア「シッ!・・・人の気配・・・5人いや7人は居るな・・・」
桃子「木下組のやんちゃな奴らだね・・たぶん個人で動いたんだろうね・・・」
ジュリア「ボスの命令じゃ無いって事か・・・」
海美「どうする・・・?」
ジュリア「アタシがやるよ・・・殺しはしない・・・のし付けて返すさ・・・」
310 : 夏の変態大三角形   2020/02/26 18:16:53 ID:cCVWX30tUg
>>309
ジュリア「環は桃子を、海美はPサンに連絡を・・・」
環「分かった!」
海美「う、うん・・・!」
桃子「・・・」
ジュリア「さてと・・・」ペロリ
・・・
P「夜も更けてくる。寝に入るとするか・・・」ブーン
星梨花「そう、ですね・・・」ウツロウツロ
P「(海美から・・・っ!」
海美『P先生、木下組に襲われそう・・・!』
P「ピエール・・・」
ピエール「どうしたの・・・?」
P「悪い、『魅梨音組』に行ってくる。星梨花を頼む・・・!」
ピエール「うん、任せて・・・!(お姫様抱っこをして、寝室へ向かう音葉」
P「さて、行くか・・・!」
・・・
カイノ「よう・・・!」
P「悪いな、今はお前の相手をしている場合じゃ・・・」
カイノ「まぁ、そう言わずにさ・・・?」
P「手短に済ませろ・・・」
カイノ「『東北連合』が思ったより早く動くかもしれない・・・」
P「なっ・・・」
カイノ「奴ら、『国際マフィア』との連携を強めてきている・・・」
P「そんなの、『木下組』が黙ってる訳が・・・」
カイノ「内通者が居るとしたら・・・?」
P「まさか・・・!」
カイノ「そう・・・」









『「木下組」に裏切り者が居る・・・!(カイノ=ルパードとは別の人間』
311 : プロデューサーちゃん   2020/02/26 18:52:05 ID:NuEpTTUOaU
>>310
ジュリア「オレァ!!」ズバン
構成員「ぎゃ!?」
構成員「何だコイツつぇぞ!?」
構成員「どういう事だこんな奴がいるなんて聞いてねぇぞ!?」
ジュリア「どうしたよ・・・?郎党を組まなきゃ何も出来ねぇのか・・・?」
構成員「クソッ!あの野郎!魅梨音組は死に体だから余裕だなって言いやがって・・・」
構成員「俺達三人になっちまったぞ!!」
構成員「外に居る増援を呼べ!!銃で撃ち殺せ!」
ジュリア「落ちぶれたな・・・アタシの知ってる奴はステゴロで挑んでんのに・・・テメェらはそれ以下のクズかよ!!」バシッ
構成員「ぎゃ!?」ドサッ
ジュリア「どんどんやって来い!!テメェ全員しばき倒してやる!!」
・・・
ある不動産会社
「ええ・・・既に手配済みよ・・・そっちは・・・?」
『あぁ~・・・面倒だけど準備は終ってるよ~・・・』
「なら東北連合との取引も出来てる様ね・・・」
『まぁまぁかな~・・・?ボチボチって所~・・・』
チナーツ「そう言う所いい加減直したらどうかしら・・・」
アンズ(杏)『めんどくさいからやだ~・・・』
312 : プロデューサー様   2020/02/26 20:05:28 ID:cCVWX30tUg
>>311
アンズ「杏は不労所得が欲しかったのに・・・」
チナーツ『全く、お前って奴は・・・』
アンズ「でも、杏が居ないと回らないのは流石にねぇ・・・」
チナーツ『ふん・・・(通信を切る音葉』ブチッ
アンズ「ありゃ、怒っちゃったよ・・・」
アンズ「(まぁ、私としてはそっちの方がやりやすいか。ねぇ、P・・・※飴を食す音葉」ペロペロ
(周防邸の外)
構成員「アイツら、遅ぇな・・・」
構成員「やられてんじゃねぇか・・・」
構成員「仕方ねぇ、俺らも行くか・・・」
P「何処に行くんだ・・・?」
構成員「そら、決まって・・・っ!」
構成員「何で、ここに!?」
P「決まってんだろ・・・」









『無駄な殺生をさせない為だよ・・・(警棒を取り出す音葉』スチャ
313 : ぷろでゅーしゃー   2020/02/26 21:05:38 ID:NuEpTTUOaU
>>312
構成員「グワーッ!?」
P「イヤァー!!」ドゴッ
構成員「やべぇ・・・なんたるカラテだ・・・!!」
構成員「実際コワイ!!」
P「さあどうする・・・?」
構成員「アイエエエ・・・」ジョバババァ
構成員「クソッ!!コイツリアリティショック起こしやがった・・・!!」
構成員「このままじゃ全滅だ・・・!」
構成員「伝説の男・・・引退した男の強さかコイツ・・・!?」
ジュリア「待ちな・・・こいつ等も持って帰れ・・・」
構成員「ゲェエエ!?全滅・・・!?」
P「早いなジュリア・・・」
ジュリア「悪いな・・・こう見えても血生臭い修羅場は多数経験してんだよ・・・」
構成員「クソッ・・・何が楽な仕事だ・・・こんな化け物が居るなんて・・・」
ジュリア「誰が首謀者か吐くんだな・・・木下組長じゃないだろ・・・?」
P「のり子もこんな真似をするような奴じゃない裏切り者が居るだろ・・・吐け・・・」
構成員「お・・・俺達のし・・・ぎゃ!?」ナイフが首に刺さる音葉
P「なっ!?」
ジュリア「何処からだ・・・!?」
ズバババン
ジュリア「襲撃者がバラバラに・・・!?」
P「動くな!!ピアノ線だ・・・しかも鋭い切れ味の・・・!!」
「正確にはアラミド繊維で作ったワイヤー・・・人間程度なら細切れも容易い・・・」
P「お前は・・・!?」
千夜「しかし役に立たないカスでしたね・・・」
ジュリア「コイツは・・・白い死神・・・!?」
千夜「お前達も切り刻もうか・・・?」
・・・
この千夜は『黒崎ちとせと出会わなかった心の死んだ殺し屋』である。なので目が死んでる
314 : あなた様   2020/02/27 01:11:28 ID:GlTThPh8AA
>>313
P「(あの雰囲気、出会って間もない頃を思い出すな・・・」
(家族サービス中に突如、顔面を机に叩き付けられる状況を思い出す音葉)
P「(ほぼ初対面なのに、あの仕打ちときたら・・・」
ジュリア「どうなってんだ、『白い死神』だなんて・・・」
P「白い死神・・・?」
ジュリア「雪のように『白い』肌、それでいて容赦なく屠る様から仕事ぶりを『死神』に喩えられているんだ・・・!」
千夜「お前達は私を『退屈』させませんか・・・?」
P「ジュリア、お前は戻れ・・・」
ジュリア「何を言って・・・!」
P「アイツはただの『人間』じゃない・・・!」
千夜「来ないなら・・・(不規則に揺れだす音葉」ユラッ
P「早く行けっ!」
千夜「こっちから来させてもらう・・・!(瞬間移動のように視界から消える音葉」シュバッ
ジュリア「すまん・・・!(周防邸へ戻る音葉」
千夜「逃がさん・・・!(ナイフを投げる音葉」ヒュン
P「させるか・・・!(ナイフを撃ち抜く音葉」ッターン
千夜「私の投げナイフを・・・!?」
P「悪いな・・・」







『抜けてきた「死線」の数には定評があるつもりなんでね・・・!』
315 : 彦デューサー   2020/02/27 06:46:49 ID:DxYtlS2eIU
>>314
千夜「成程・・・噂通りだな伝説の男・・・」
P「そうかい・・・」
千夜「お前も始末する様にの依頼なので・・・」
P「黒幕は誰だ・・・」
千夜「殺し屋は依頼人の事をベラベラ喋ると思うか・・・?」
P「なら倒した後に聞くまでだ・・・」
千夜「(奴の間合いに入られては筋力で不利・・・なら・・・」アラミド繊維ワイヤー入りの小道具を密かに取り出す音葉
P「来るか・・・」
・・・
桃子「えっ・・・『白い死神』・・・!?」
環「そそそそそんな!?あの『白い死神』が・・・!?」
ジュリア「あぁ・・・アイツを雇ってる奴が居るんだ・・・」
海美「(白い死神・・・」
ジュリア「アイツの噂は任侠なら誰でも知ってる・・・クソ!!」
海美「勝つよ・・・Pさんは・・・絶対」
316 : レジェンド変態   2020/02/27 09:34:20 ID:GlTThPh8AA
>>315
環「うみみは何で、そう言い切れるの・・・?」
海美「それが『あの人』だから・・・」
環「・・・」
・・・
P「(ワイヤーで生傷が絶えなくなっている音葉」ボロッ
千夜「やりますね、数多の『手練れ』ですらもこの『ワイヤー』の前には消えていったのに・・・」
P「(海美に言った手前、自分が気をつけなきゃならんとは・・・※結構、迂闊に傷付いてた音葉」
P「しかし、厄介だな・・・」
千夜「ですが、ここまでのようですね・・・」パチン
(Pの周りを無数のワイヤーが囲う音葉)
P「Woops・・・」
千夜「少しでも、動けば細切れです。これで『魅梨音組』も終わりだ・・・」
P「勝手に終わらすなよ・・・」
千夜「ん・・・?」
P「いつだって『悪い癖』だな。外堀『だけ』を埋めて、勝った気になる・・・」
千夜「何・・・?」
P「こんなん・・・」パチン
(一瞬で塵と化すワイヤー『だった』モノ)
千夜「なっ、お前、何を・・・!?」
P「榊(夏来)の言葉を借りるわけじゃねぇが・・・」









『見せるぜ、俺の本気・・・!(闘気が跳ね上がる音葉』
317 : 監督   2020/02/27 12:28:44 ID:Ii6ECTsHz.
>>316
千夜「(この闘気・・・!?」
Pの闘気が龍のごとき形をなす音葉
千夜「(まるで龍・・・まずいこのままでは『戦闘』になる・・・!!」
殺し屋は戦闘にならずに相手を仕留めなければならない・・・
もし戦闘になれば相手の方が有利になるからだ・・・
千夜「(『戦闘』になれば私は圧倒的に不利だ・・・何とかして『暗殺』に引き戻さなくては・・・」
P「行くぞ!!」
コアアアア!!
千夜「オーラがまるで生きてるようだ・・・このままでは『死』・・・」
思い出されるフラッシュバック
燃える家・・・家族・・・孤独の映像
拾われ殺しの術を覚え・・・やがて依頼で育ての親を暗殺する映像
千夜「(絶義を使う・・・」手袋を棄てる音葉
P「ん?」
千夜「その心臓貰い承ける!」抜き手の構えを取る音葉
318 : プロデューサーちゃん   2020/02/27 13:50:56 ID:GlTThPh8AA
>>317
ガシッ
ヒョイッ
バターン
千夜「え・・・?」
(視線の先は都会特有のまばらに星が見える夜空)
P「遅い・・・」
千夜「お前、何をした・・・?」
P「いや、特にこれといったことは・・・」
千夜「今のは、私が持つ『最高の業』だ・・・」
P「心臓目掛けて、手を伸ばしたようにしか見えなかったぞ・・・」
千夜「そうか・・・」
(解説)
心臓付近へと手が伸びた瞬間に手首を掴み、真上に捻り上げてから、そのまま地面と背中から落としただけ。再起されると敵わないので・・・
(解説終わり)
千夜「手首の感覚が薄れている。脱臼させましたね・・・」
P「見切ったとはいえ、心臓捕まれるのはな・・・」
千夜「流石、伝説の男・・・」
P「それは『コイツ』のネームバリュー、俺は俺なんだよ・・・」
千夜「(『コイツ』・・・?」
P「さて、誰がお前を『ここ』に派遣したのか聞かせてもらおうか・・・」
『その必要は無いよ・・・』
P「その声、双葉か・・・」
アンズ『久しぶりだね、マジで「いつ以来」だ・・・?』
千夜「すみません、双葉さん。任務失敗です・・・」
アンズ『仕方ないね、「ソイツ」相手に勝てたら、キミが「最高戦力」だ・・・』
P「何故、その『ワード』を・・・!?」
アンズ『単純な事だよ。「カケラ」を拾ったら、記憶が戻るなんてのはね・・・』
千夜「カケラ・・・?」
P「なら、何でお前は『そっち』に付いてんだよ・・・!」
アンズ『理由あって!』
P「アイドル!ってじゃかしぃ!」
アンズ『まぁ、それは追々話すよ。それじゃ、杏は・・・』







『先におさらばするよ、アデュー~♪(ここから、『元のアンズ』の意識に戻る』
319 : バカP   2020/02/27 13:52:08 ID:GlTThPh8AA
※杏は麗花や茜同様、『どこか』の世界へ意識を旅立たせたと思ってくれれば
320 : do変態   2020/02/27 20:22:16 ID:6.uBcgMJDU
>>318
千夜「では私もこれで・・・」
P「逃げれるとでも・・・?」
千夜「思ってますよ・・・」スカートから何かを落とす音葉
P「うん?」
スタングレネード「ハァ~イ」
P「ハイじゃねよ!!」
ビカーン!!!!
P「目がぁ~!!」某大佐風
千夜「また会おう・・・次は仕留める・・・」
P「チッ・・・ちゃっかりしてるぜアイツは・・・」
・・・
ジュリア「静かになったな・・・」
桃子「お兄ちゃん・・・どうなったの・・・?」
環「Pの兄貴・・・無事だと良いが・・・」
海美「多分・・・大丈夫だと思う・・・」
ジュリア「仮に無事でも相手はあの死神だ・・・無傷じゃ済まないだろ・・・」
桃子「下手したら腕や足が無くなってるかも・・・」
環「うげぇ~環スプラッターな話は苦手だぞ・・・」
海美「極道なのに・・・?」
321 : 変態インザカントリー   2020/02/27 20:47:08 ID:FO9uyNC0eg
>>320
ガララッ
海美「っ・・・」
環「誰っ・・・!」
ジュリア「(最悪の可能性も考えろ・・・!」
(一斉に戦闘体制を取る音葉)
P「目が痛ぇ、あっ良くなってきた・・・」
環「Pのあにき・・・!」
海美「無事だった・・・」ホッ
ジュリア「『白い死神』の鎌から逃れた・・・!?」
桃子「お兄ちゃん!(真っ正面からドーンする音葉」
P「ぐへらぁっ!」
海美「ももちん、Pせ、さん!?」
環「(Pせ・・・?」
ジュリア「モモ、落ち着けって・・・」
桃子「心配したんだから・・・」
P「あぁ、悪い・・・」ナデナデ
・・・
(周防邸、海美の自室)
海美「P先生、話って・・・」
P「話しておかないといけない事があってな・・・」
海美「何かあったの・・・?」
P「実は平行世界を回らずとも『認識』されるように仕掛けをしてたんだ・・・」
海美「えっ、えっ・・・!?」
P「『布石』を残してたんだ。計画ではそれに触れる事で俺達の記憶を戻してもらう手筈だった・・・」
海美「その『布石』って・・・」
P「ベリアルとの戦いで使い物にならなくなった『ウェポン』だ。それの『カケラ』を集めきれば・・・」
海美「って事は・・・」
P「母さんと双葉は記憶を取り戻してる。が、何を考えてるか分かりゃしねぇ・・・」
(部屋の外)
環「(Pのあにきとうみみは何を話しているんだ・・・?」
322 : P様   2020/02/27 21:23:28 ID:6.uBcgMJDU
>>321
テオス真体【・・・成程・・・喰えぬ男よ相変わらず・・・】
カコ真体【どうしますか・・・?どの道機械都市は引き剥がす予定ですし・・・?」
ホタル真体【目視した所数名の生命反応があります・・・】
ヨシノ真体【ほぉ~どうしますか・・・?追い出すのは簡単でして~】
テオス真体【『タイプ・アース』との対話が済んでいない・・・まだ放っておく・・・】
ホタル真体【『タイプ・アース』・・・協力はしてくれないんですね・・・】
テオス真体【今の奴は・・・『怪獣王』でもある・・・『他の■■■■■■■』の侵攻を阻止しているのも奴だ・・・これだけでも大分妥協している・・・】
カコ真体【そうですね・・・『他惑星の侵略者』がまだ動かないのも『Pさんの不在』が大きいですからね~】
ヨシノ真体【しかし、この『布石』は流石に想定外でして~】
テオス真体【確かに・・・悠長にしていると奴の『認識』再生が早まるな・・・】
ホタル真体【そうなると・・・】
カコ真体【あらら~あの『世界』は『デッドエンド』になっちゃいますね~】
ヨシノ真体【ほぉ~そうなるとオーマの今までの苦労が水の泡・・・いえ星のクズになってしまいまする~】
ホタル真体【流石にそうなると・・・神様としても・・・】
テオス真体【本来なら最初の段階で見捨てる物を『あの小娘(果穂)』に手痛い反撃を喰らって渋々約束をした反面・・・破棄出来んな・・・】
カコ真体【なら急ぎますか~】
テオス真体【致し方ない・・・全く端末が余計な情報を送るお陰で創造主としての尊厳が最近亡くなっている気がするな・・・】
ホタル真体【私のせいで!?】
カコ真体【そんな事ないですよ~】
・・・
マジで『布石』と『作業』が水と油になってしまった・・・
323 : レジェンド変態   2020/02/27 21:55:39 ID:GlTThPh8AA
>>322
海美「母さんと双葉さんって・・・」
P「察しの通りだ。今、分かるだけで母さんと双葉は『俺達』を認識したまま『平行世界』を渡り歩いてる・・・」
海美「助けてはくれないの・・・?」
P「それだとダメなんだろうな、母さん的には。双葉は分からん・・・」
海美「参ったねぇ・・・」
P「もしかしたら、母さん達以外にも居るかもしれないけどな・・・」
・・・
杏「さて、次は『どこ』に行くかね・・・」
・・・
麗花「見ぃつけた・・・♪」
・・・
茜「よし移動しよう、行き先は『おとぎの国の物語』・・・?」
・・・
P「問題は『布石』が残っているかどうかだが・・・」
・・・
鏡晶葉「ええい、『布石』はどこだ!」バン
紬「落ち着いて!」
・・・
P「とにかく、俺達に出来ることは『平行世界』を回って『元の世界』に戻ることだけなんだが・・・」
海美「ジュリアにも話を・・・」
P「そうだな・・・」
・・・
『布石』組は『平行世界』を動き回る。ようやく『布石』のネタが浮かんだわ・・・
324 : Pーさん   2020/02/27 23:05:17 ID:6.uBcgMJDU
ネタバラシ
『布石』が出た事でオーマの『作業』の公開
『作業』:早い話が『滅びの決まった世界』の修復
多分岐された可能性が邪魔し進めなくなった世界で尚且つ人類が『自身』に危害を加える存在と認識してしまった『地球』が人理を滅ぼすと決めた・・・
最大の原因が『強大過ぎるPと時空の王果穂』が原因でそれに気付いたのが千里眼に目覚めた果穂と万物万能で全知全能のテオスと時の運航者のみ・・・
修復内容が『Pと果穂の大幅な弱体化』と『多分岐された可能性の一点化』と『神と時の運航者の干渉を禁止する事』
今現在はPの不在と果穂の記憶封印及び弱体化でギリギリのラインを進んでいる・・・なのでPがそのままの状態で戻ると『止められない終わり』が発動してします

オーマの肉体崩壊の原因:図ん類を救わないと決めたテオスに怒った果穂が未成熟の状態でオーマとオーマジオウとPから取った力を使いテオスと闘ったから・・・
それを補う為に消滅寸前の鏡果穂と魂レベルでの融合を行っている・・・

此処では拾われないネタ
■■■■■■■:他天体の侵略者にして最強種
早い話が他の惑星の『ゴジラ』と呼べる存在。通称:アルティメット・ワン(究極の1)
戦闘力が規格外の一言で単体で星の生命を絶滅出来る程・・・
地球のSOSを聞いて本人達は星を『異星人』で人類からすると恐るべき『侵略者』
325 : Pちゃま   2020/02/27 23:15:22 ID:6.uBcgMJDU
>>323
P「さて俺もそろそろ帰るよ星梨花も寝てるだろうし・・・」
海美「そうだよね。パパしかいないせりりんを悲しませるのは駄目だよ!!」
P「だな・・・芯は確りしてもまだまだ子供だからな・・・親がちゃんと傍に居てやらないとな・・・」
海美「・・・歌織さんが生きてたら動き易かったのかな・・・?」
P「どうだろうな・・・逆に妻子大事で動かなかったかもしれない・・・」
海美「家族を持つのって難しいね・・・」
P「そう言うもんだ・・・」
海美「だったらさ・・・」
P「うん?」
海美「コレが全部終わったら・・・『戦いを辞めたら』・・・?」
P「・・・」
海美「家族の事を思うんだったら私達に任せてP先生はドンと構えてなよ!」
P「・・・」
海美「その方が良いよ絶対!!」
P「・・・」
海美「果穂ちゃん達だってそう思ってるよきっと・・・」
・・・
令和・ザ・ファースト・ジェネレーションではPは『飛電其雄』と闘い負ける様にします
326 : プロデューサークン   2020/02/27 23:50:51 ID:9b6FX.LcMQ
>>324
Pの『布石』
『再生(ビルド)』を発動する少し前に『海理音市』を始めとした、愛増県のあらゆる場所に『アルテマナイフ』『シルバーブレイザー』『スティールウィップ』がバラバラになった状態の『カケラ』を配置。
更に機械都市跡地にも『カケラ』を配置。これは鏡晶葉からの認識を取り戻させるのと機械都市跡地を『布石』回収の本部とするため。
目論見通り、鏡晶葉ら数人は『カケラ』に触れる事でPの記憶を取り戻すも、オーマが世界を『改変』させてしまったが為に麗花と茜は『平行世界』を回ることでP達の帰還を『少しでも遅らせる』事を決断した。
一方、杏はPの唐突な作戦の仕返しとして、『平行世界におけるPの敵対勢力』に加担する事にしただけ。トリックメーカーとしてP達の前に立ちはだかる。
また、残りの『カケラ』は『改変』された影響で『消えたのと同然』の状態になっている。更にPと『家族だった者達』の関係も変えられてしまった為に『令ジェネ』の物語は・・・
そして、エックスとレッドは『カケラ』と並ぶ『もう一つ』のキーストーンを手にするべく、『それ』を所持しているオーマへと近付いたのだが・・・
・・・
「俺はこんな『茶番』の為に『平行世界』を回ってきたんじゃない・・・!」
・・・
「もう遅いんだよ、何もかもが・・・」
・・・
「返してもらうぞ、『俺の全て』を・・・!」
・・・
これはまだ『少し遠い未来』の話・・・
327 : 監督   2020/02/28 00:03:40 ID:zy7FFlGWeQ
>>325
P「いや、俺は『逃れられない』のかもしれない・・・」
海美「えっ・・・」
P「きっと、『悪意』から逃れられない。誰かがその『悪意』と戦わなきゃならないのなら、俺がやるだけなんだ・・・」
海美「P先生・・・」
P「じーさんだって、『死ぬ目前』まで戦い続けてきた。ニコラスもそうだった・・・」
海美「それは・・・」
P「だからこそ、俺は戦う。この身が朽ち果てようとも・・・」
海美「っ・・・」
P「まぁ、吸血鬼だから朽ち果てるかは分からないけどな・・・」
ダッ
P「なんだ、今の音・・・」
海美「まさか、誰かに聞かれてた・・・?」
P「聞かれたのなら、都合としては悪くない・・・」
海美「えっ・・・」
P「俺達が『この世界』の人間で無いことを誰かに知られてないといけないからな・・・」
海美「えっ、そうなの・・・?」
P「そうか、海美は知らなかったか・・・」
・・・
(海美の自室から少し離れた柱の影)
環「Pのあにきが『吸血鬼』・・・?」
・・・
カイリ「で、『アレ』は取れそうなの・・・?」
エックス『厳しいね。常にオーマが「所持」しているから・・・』
カイリ「このまま、『奴さん』が戻ってきたらヤバいぞ・・・」
エックス『協力者を増やすかな・・・?』
カイリ「それは『最後』の手段。今はまだ、俺とアンタで動くしかない・・・」
・・・
(愛増学園)
恵美「あー、終わったぁ・・・」
ガララッ
エレナ「メグミ!」
琴葉「駅前、寄っていかない・・・?」
恵美「お、いいね!」
・・・
のあ「太祖・・・」







『貴方はこの世界を見て、何を思うかしら・・・』
328 : 我が下僕   2020/02/28 06:44:28 ID:fm3VE/KtAU
>>326
其雄『お前は俺より強い・・・だがそれだけだ・・・』
・・・
P『どうして・・・俺は負けたんだ・・・』
・・・
其雄『俺は『或人の為に負ける訳には行かない』・・・家族の為に絶対この身朽ち果てる訳には行かない・・・その差が俺とお前の差だ・・・』
・・・
フィーニス『君は根本的に誰も信じてない・・・だから『戦いから逃げない』と良い訳をした哀れな子羊だと僕は思うね・・・』
・・・
ウィズ『人間は所詮その程度・・・誰も信じて居ない故だ!!人間が夢を見る時代は終わったのだ!』
・・・
迅『君って僕達と似てるよね~ある意味『滅亡』を望んでるんだもん♪』
・・・
滅『フッ・・・人間の中でも異質な物だな・・・』
・・・
唯阿『お前はどうしたいんだ・・・』
・・・
不破『俺は人間の未来を取り戻す!ヒューマギアをぶっ潰して!』
・・・
イズ『私は或人様を信じています。だからあの方に託せるんです・・・』
・・・
或人『俺が『ヒューマギアを信じる』様にアンタも信じてみなよ・・・『アンタを慕う人達』の事を・・・』
・・・
コレは令和の物語・・・平成を継ぐ新世代の物語・・・
329 : おにいちゃん   2020/02/28 06:52:52 ID:fm3VE/KtAU
>>327
果穂「うぅ~ん・・・」
未来「どうかしたの・・・?」
果穂「最近変な夢を見るんですよ~」
静香「変な夢・・・?」
翼「どんな夢なの~?」
果穂「私が二人いて滅茶苦茶言い合ってるんですよ~」
未来「何それ~面白い~」
翼「ホント~」
静香「アンタ達は真面目に聞きなさい後輩の頼みでしょうが!!」
果穂「桃子ちゃんやありすちゃん達に聞いても『夢でしょ?』で片付けるんです・・・」
静香「何でリアリストに聞いたの!?」
未来「それだったら仲良しの人達に聞いたらどう?」
果穂「うぅ~ん・・・樹里ちゃんや夏葉さんは凄く大袈裟に騒ぐそうなんですよ・・・」
翼「言えてる」
果穂「チョコ先輩はどちらかと言うと恋愛面は得意でもそう言うのは不得意そうで凛世さん位ですかね・・・」
静香「4人中3人が駄目って・・・どう言う事なのよ・・・」
330 : Pさん   2020/02/28 08:46:54 ID:zy7FFlGWeQ
>>329
(翌朝、P宅)
P「ん・・・」パチクリ
P「(ん、星梨花が起こしにこない・・・?」
(普段よりも早い時間を指している時計の針)
P「(違う、俺が早く起きたのか・・・」
P「(それなら・・・」
(1時間後)
星梨花「ん・・・」パチクリ
星梨花「はれ、今何時・・・?(時計の方を見る音葉」
(いつもの起床時間から30分ほどを過ぎている音葉)
星梨花「えっ・・・(青筋が立つ音葉」サー
星梨花「えーーーっ!?」
・・・
\エーーーッ!?/
P「星梨花も起きたみたいだな・・・」
ピエール「やっふー、迎えに行く・・・?」
P「いや、止めとけ。女性はここから少し長いもんだよ・・・」
ピエール「そうか・・・」
P「(まずったな・・・」トントントン
ピエール「(果穂・・・」
・・・
(改変世界、愛増学園中庭)
果穂「うーん・・・?」
恵美「どしたん、果穂・・・?」
果穂「恵美さん・・・」
恵美「何か悩みでもあるの・・・?」
果穂「実は・・・」
・・・
(木下組、会長室)
ひなた「動くなら、ここかな・・・」
のり子「そうですね・・・」
ヤノ「お呼びでしょうか、会長・・・」
ひなた「ヤノ。カタを付けるよ・・・」








『まずは桃子さんを「ここ」に連れてきておくれ・・・!』
331 : EL変態   2020/02/28 12:35:29 ID:aSNQ3EeO1.
>>330
のり子「決着を付ける気か・・・」
ひなた「これ以上動かれると面倒な事になるからねぇ・・・」
ヤノ「これ以上・・・?」
ひなた「聞いた話だとイギリスマフィアを味方に付けたそうだねぇ」
ヤノ「そうきいてます・・・」
のり子「それとうちの若い奴等を唆して強襲させた奴が居るって話だ・・・」
ひなた「ユダが居るねぇ・・・」
ヤノ「・・・」
ひなた「話付ける前に幹部を召集するよ・・・」
のり子「木下組の幹部・・・」
ひなた「千秋さんと朱雀さんを呼んでほしいよ・・・」
ヤノ「分かりました・・・」
のり子「・・・ヤノ」
ヤノ「何か?」
のり子「裏切るなよ・・・」
332 : 変態大人   2020/02/28 14:06:23 ID:zy7FFlGWeQ
>>331
ヤノ「それを『アンタ』に言われるとは・・・」
ひなた「揉め事は後にしてくれよ・・・」
のり子「ふんっ・・・」
ヤノ「二人を呼びますね・・・」
・・・
桃子「たかだか買い物なのに、どうして環が付いてくるの・・・」
環「それは仕方ないじゃん、じゅりあもうみみも付いてこれないんだから・・・」
桃子「それはそうだけど・・・」
キキーッ
桃子「ん・・・」
環「あっ・・・!」
のり子「桃子、環・・・!」
ヤノ「手早くな・・・」
のり子「分かってる・・・!」
桃子「何の用・・・?」
のり子「アタシと一緒に来てもらうよ、桃子・・・!」
桃子「何を言って・・・」
環「勝手が過ぎるぞ、のり子!(ギジマグナムを構える音葉」
のり子「環、『それ』を構えるという事がどういう事か分かってるんだよね・・・?(ギジブレードを突き付ける音葉」
環「分かってるよ・・・!」
のり子「(ただの鉄砲玉じゃないってか・・・」
・・・
P「どうした、環。え・・・」








『桃子が木下組に・・・!?』
333 : EL変態   2020/02/28 17:59:39 ID:dLmJf4/Taw
>>332
木下組・会長室
ひなた「と言う訳さぁ・・・」
千秋「言いたくないけどまさか・・・私達の中に裏切り者が居ると・・・?」
朱雀「ハァ!?ふざけんなよ!!誰がそんなセコイ真似してんだよ!!」
ひなた「それを聞く為に二人を呼んだんだよ・・・」
千秋「私は初めて聞いたわよ・・・そもそも怪しいのは二人いるわ・・・」
朱雀「あん?誰だよ・・・」
千秋「最近入った『秘書のヤノ』と『福田のり子』・・・」
ひなた「どうしてそう言い切れるんだい・・・?」
千秋「当然よ・・・ヤノは明らかに黒と言えるわ・・・それにのり子も魅梨音組には因縁めいた者があるに違いない・・・」
朱雀「姐さん・・・そうやって早とちりして何時も失敗するんじゃねぇか・・・」
千秋「うっさい!!」
朱雀「うわぁ!?その恰好でこっち見んな!?」
ひなた「それで根拠がないのなら裁けないねぇ・・・」
千秋「でもヤノは危険な臭いしかしなわよ・・・恐らく『ダブルクロス』の可能性が有るわ」
朱雀「ダブルクロス・・・?」
ひなた「二重スパイね・・・」
千秋「アイツが来てから明らかに『東北連合』の動きに違和感を覚え始めたわ・・・それに『水本一家』や『榊原家』、『綾瀬組』から手紙も来てる!!」
ひなた「もしそうなら・・・どうする気だい・・・?」
千秋「拷問も辞さないわ・・・」
334 : プロデューサーさん   2020/02/28 18:24:52 ID:zy7FFlGWeQ
>>333
コンコンコン
ヤノ『ヤノです。「お客様」をお連れしました・・・!』
ひなた「そうかい、入っていいよ・・・」
ガチャ
のり子「但し、大勢ですが・・・」
朱雀「なっ・・・!」
千秋「っ・・・」
ひなた「どういう事だい、ヤノ、のり子さん・・・?」
桃子「お望み通り・・・」
ジュリア「決着を付けに来たぜ・・・!」
環「ここが木下組・・・!」
海美「うわー、豪華・・・」
石川「ここに来た『目的』忘れないでね・・・?」
P「悪いな、組長さんよ。『ケリ』付けに来たとは言ったが、その前にやらにゃいかん『事』があってだな・・・」
ひなた「やらないといけない『事』・・・?」
朱雀「こんだけ大勢で乗り込んでおいて、何を・・・!」
のり子「アタシは『信念』を持って、木下組に馳せ参じた。周防『前組長』のやり方に納得が出来なかったから・・・」
ひなた「のり子さん・・・」
ヤノ「『東北連合』そして『悪井議員』。この二人を『個人的』に調べていましたら、とんでもない『事実』に突き当たりましてね・・・」
ひなた「とんでもない事実・・・?」
(部屋の中の『ある一人』が焦るような表情を内心浮かべている音葉)
P「何と驚いた事に、こっちが偶然調べてもらっていた『内容』とかち合ったんだ・・・」
のり子「まさか、『アンタ』が『噛んでた』なんてね・・・」







『「黒川千秋」、いや「北海マフィア・シーノース幹部」、「チアーキ・ブラックリバー」・・・!』
335 : 変態大人   2020/02/28 19:13:15 ID:dLmJf4/Taw
>>334
ひなた「北海マフィア・シーノース・・・」
朱雀「待てよ!!シーノースって言ったらロシア最大のマフィアじゃねぇかよ!!」
ひなた「アメリカ最大ギャング『アルカディア』とイギリス最大マフィア『ビックベン』とライバルで目下違法薬物『もやし』の密売で歯を競い合ってたって言う・・・」
朱雀「だがもやしは世界中で使用禁止になって逸早く手を引いたのもシーノースって話だ・・・」
ひなた「千秋さん・・・本当なのかい・・・?」
朱雀「姐さん・・・アンタ・・・」
千秋「うぅ・・・くっ・・・証拠は何処にあるって言うのよ!!私がシーノースの幹部の証拠が何処に!!」
・・・
不動産会社(シーノース関東秘密支部)
チナーツ(千夏)「もしもし・・・私よ」
アナスタシア『私です・・・』
チナーツ「アナスタシア様?どうなさいました・・・?」
アナスタシア『如何やら感付かれたら見たいですね・・・』
チナーツ「なっ!?コチラが関与した情報は全て抹消しております!万が一にも漏れる筈は・・・」
アナスタシア『ですが現にチアーキは危機です・・・ツァーリ(アナスタシアの父)の名において救援を送りなさい・・・』
チナーツ「了解しました・・・アナスタシア様」ガチャン
オトハ(音葉)「どうかしましたか・・・社長否シーノース最高幹部チナーツさん・・・」
チナーツ「すぐさまナツキ(夏来)とのタッグで木下組に向かいなさい・・・」
オトハ「只ならぬ用件の様ですね・・・汚れ仕事はお任せを・・・直ぐにスナイプします」
336 : Pチャン   2020/02/28 23:12:32 ID:PYxuPH83vo
>>335
P「証拠なら・・・」
ヤノ「あるぜ・・・」
(ボイスレコーダーをそれぞれ取り出す音葉。内容は言うまでもなく、千秋が『シーノース』の一員である事を証明するもの。更に・・・)
朱雀「アンタ、『東北連合』とまで・・・」
ヤノ「いや、違うな。『シーノース』が『東北連合』を利用してたにしか過ぎない・・・」
ひなた「これは『東北連合』との付き合い方を考えた方が良さそうだね・・・」
千秋「おのれ、ルパードめ・・・」
P「ルパード・・・?」
千秋「『東北連合』と『シーノース』を橋渡ししていた奴さ。『木下組』や『愛増会』とも繋がりがあるみたいだけど・・・」
石川「『多重スパイ』・・・!?」
ジュリア「とんでもない奴だな・・・」
(突如、暗闇に包まれる音葉)
P「停電・・・」
ひなた「まずいべさ・・・!」
ッターン…ッターン
(明かりが灯る音葉)
のり子「こんな事って・・・」
ヤノ「これが『シーノース』のやり方だ・・・」
(窓の近く、そして千秋の足元に転がる弾丸)
朱雀「姐さん・・・(伏し目になる音葉」
P「疑わしきは消すか・・・」
(視線の先には心臓を撃たれ、事切れた千秋の姿)
・・・
ナツキ「スナイプ、完了・・・」
オトハ「今はここまでよ。まだ・・・」










『次が残っているわ・・・』
337 : 貴殿   2020/02/28 23:32:37 ID:6zb1bNXfcQ
>>336
P「仲間でさえ容易く葬るとはな・・・」
ヤノ「それがツァーリのやり方だ・・・」
P「ツァーリ・・・ロシアの皇帝か・・・」
ヤノ「『シーノース』の長でロシアの裏社会の正に『皇帝』・・・その娘次期後継者『アナスタシア』は『氷結の魔女』と恐れられてる・・・」
PLLLL
P「もしもし・・・?」
早苗『あっ!!P君大変よニュース見て!!』
ひなた「ニュース・・・?」
川島『只今入ったニュースです・・・地方議員『悪井市議員』が自身の事務所で何者かに殺害された状態で発見されました』
P「何・・・?」
朱雀「『シーノース』の奴だ・・・」
桃子「用済みって事・・・?」
ジュリア「違うな・・・この商売に失敗と判断して自分達を知る奴を葬ろうとしてるんだ」
ひなた「となると・・・」
のり子「まさか・・・」
P「片桐・・・」
早苗『何よ・・・?』
P「遺体の数がまた増える可能性が有るぞ・・・」
早苗『えっ・・・?どういう事よ・・・?」
・・・
チナーツ「これ以上は此処に居る必要は無いわね・・・無能の悪井議員の御蔭で・・・」
構成員「チナーツ様・・・取引の名簿の焼却処理が完了しました・・・」
チナーツ「HDに保存されていたデータは・・・?」
構成員「全て穴を開け復元不可にしました・・・」
チナーツ「悪井議員の『隠し財産』の『仮想通貨作業』は・・・?」
構成員「北海道行きの我々のチャーター便の内部で行われてます・・・」
チナーツ「宜しい・・・羽田空港に向かうわ・・・ヘリは?」
構成員「既に手配済みです・・・」
チナーツ「『伝説の男・P』・・・この借りは必ず返して貰うわ・・・」
構成員「処理隊のオトハ様とナツキ様はどうしますか・・・?」
チナーツ「次の依頼をこなし次第帰還の命令を出して置きなさい・・・」
構成員「了解・・・」
チナーツ「ツァーリに栄光を・・・」
338 : 原典のキャラよりはややダーティに描いてますわぁ・・・(梶田くんボイス   2020/02/29 01:25:59 ID:i/mMPNMZi.
>>337
キキッ
チナーツ「どうしたの・・・?」
構成員「前に人影が・・・」
チナーツ「えっ・・・」
「悪いけど、アンタの覇道もここまでだよ・・・(窓越しに銃口を突き付ける音葉」チャキ
チナーツ「誰だ・・・?」
「巷で噂の怪盗さ・・・!」
チナーツ「怪盗だと・・・!?」
レッド「『レッド』と呼んでくれても構わねぇよ。最も・・・」スチャ
チナーツ「車を出しなさい・・・っ!」
(既に事切れている構成員兼運転手)
チナーツ「いつの間に・・・!?」
レッド「アンタが俺の名を呼ぶ機会があればの話だがな・・・」ッターン
チナーツ「こ、こんな所でぇーっ!」
・・・
(翌朝、一台の車から二人の遺体が発見された。時を少し戻そう)
・・・
(木下組本拠地)
P「しかし、カイノは優秀なんだな・・・」
ヤノ「えっ・・・」
P「ん・・・?」
ヤノ「(やっべ・・・」
P「キミは『ヤノ』くんだよな・・・?」
ヤノ「下の名前が『カイリ』なんで、小声だったのと少し耳がいいので・・・」
P「ふーん・・・」
ひなた「『シーノース』と『東北連合』の組長に繋がりがあるんなら・・・」









『あたしらが叩くんは「そこ」だったね・・・』
339 : せんせぇ   2020/02/29 07:04:34 ID:CeuvvbvSew
>>338
アナスタシア「・・・立て続けに幹部の死亡・・・」
構成員「も・・・申し訳ありません・・・」
アナスタシア「そうですね・・・ダー・・・致し方ない事です・・・」
構成員「では・・・」
アナスタシア「私のパパの所に失敗する物は要りません・・・」
構成員「えっ・・・」ガシッ
アナスタシア「鉱山で・・・Победить・・・」ニコッ
構成員「いやだーーーー!?!?」
アナスタシア「・・・Легендарный человек・・・興味深いですね・・・」
アンズ「うぇ~い・・・ただいま~」
アナスタシア「・・・アンズ、Добро пожаловать обратно・・・どうしました・・・?」
アンズ「何か頭がクラクラしてるんだぁだからアンズ少し寝る・・・」
アナスタシア「・・・8時間だけです・・・」
アンズ「ケチ~」
アナスタシア「・・・コレが終わればオトハさんに次の仕事を出してください・・・」
アンズ「何て~・・・?」
アナスタシア「・・・周防桃子と木下ひなたの・・・排除です・・・」ニコッ
340 : Pちゃま   2020/02/29 08:22:45 ID:mnFesupaRs
>>339
(駅前、とある個室居酒屋)
カイノ「これだけ『派手』にやって、『アナスタシア』が黙ってるわけが無いっしょ・・・」
P「そうだな・・・」
カイノ「で、娘さんは・・・」
P「少し多めに護衛を付けた。そろそろ愛想を尽かされてもしょうがないか・・・」ズーン
カイノ「自分で言ってて、落ち込むなよ・・・」
P「思春期の子供ってのは、それだけデリケートなんだよ・・・」ゴクッ
カイノ「どうやら『シーノース』は過去に魅梨音組と因縁があるみたいだな。アンタが『愛増会』の組長に転じた頃みたいだが・・・(資料を見せる音葉」
P「うわっ、ホントだ・・・」
カイノ「それに木下組とも別の因縁があるみたいなんだが・・・」
P「掴めてないと・・・」
カイノ「『俺の方』はね・・・」
・・・
(数時間後、P宅の自室)
士「木下組の会長、木下ひなたの祖母のリンゴ農園を奪ったのが『シーノース』の末端みたいだ・・・」
P「なるほど・・・」
士「悪井が死んだ事で繋がりがあった『東北連合』もまた事実上の瓦解をしている。並行して木下組は『関東』から『東北』へと狙いを変えるみたいだが・・・」
P「問題は『シーノース』だな。自分で始末した幹部はともかく・・・」
士「あの『赤い』のが『最高幹部』である『チナーツ・サクラブロッサ』を討つとはな・・・」
(遺体となった、チナーツの右手には『永遠にアデュー』と書かれたカードが握られていた)
341 : EL変態   2020/02/29 12:41:09 ID:k3ASoO9woQ
>>340
桃子「今回の件はありがとうございました・・・」頭を下げる音葉
石川「気にしないで下さい・・・家族を守るために動いたんですから・・・」
このみ「これで木下組との抗争は一段落ね・・・」
間島「別の問題が浮上したがな・・・」
石川「『シーノース』ですね・・・」
内匠「ロシアの裏社会の支配者だからな・・・」
このみ「日本支部は北海道・・・更に支部長は『氷結の魔女』と来たからね・・・」
武内「下手に彼女に手を出せば『シーノース』と全面戦争に発展しかねます・・・」
石川「ツァーリの怒りですか・・・」
間島「過去に奴の息子を殺した組織の構成員70人首なしで帰って来たって話も聞く・・・」
石川「難しい案件になってきましたね・・・」
桃子「何とかしないと魅梨音組の後継者として・・・」
342 : そなた   2020/02/29 19:16:37 ID:s9PO5cV1EI
>>341
P「(命題はクリアしたはすだから、そろそろ連絡が来ても・・・」
P「(と思っていながらも数日。連絡が来やしねぇ・・・」
P「(ったく、人様の事を振り回しておいて・・・」
ピピッ
星梨花「二人とも、そこまでです!」
P「おう、どうした・・・?」
星梨花「どうしたもこうしたもご飯ですよ・・・」
ピエール「もう、そんな時間・・・?」
星梨花「全く。ピエールくんに至っては汗だくじゃないですか・・・」
ピエール「お風呂、借りる?」
星梨花「お湯は沸かしてありますから、湯船までちゃんと入ってくださいね!」
P「(母親みたいだな・・・」
星梨花「パパも服は代えてくださいね・・・」
P「アイ、イェー・・・」
・・・
(P宅、風呂)
ピエール「ふぅ・・・」カポーン
レッド「お湯加減はどうかな・・・?」
ピエール「誰・・・?」
レッド「キミを連れ戻しに来いと頼まれていてねぇ・・・」
ピエール「ホントは、違うでしょ・・・?」
レッド「流石だな。『先方』はオーガストランザーがあればいいと言っているが・・・」
ピエール「何が、目的・・・?」チャキ
レッド「いや、風呂入ってるところを襲おうだなんては思わないが・・・」
ピエール「が・・・?」
レッド「忘れるな・・・」










『お前もまた「小宮果穂」を形成するファクターの一つだと言う事を・・・!(立ち去る音葉』
343 : do変態   2020/02/29 21:34:31 ID:mK//bVXVVQ
>>342
PLLLLL
P「おう。連絡が遅いから何してるのかと思ったぞ・・・」
飛鳥『コレはこっちのセリフだよ・・・何悠長にしてるんだい・・・』
P「What・・・?」
飛鳥『まだ命題は完全に片が付いていない・・・』
P「だが抗争は阻止したし裏の組織の実態も暴いたが・・・」
飛鳥『・・・君の世界を言ってみろ・・・』
P「任侠世界だが・・・?」
飛鳥『完全な和解の杯や著名が済んでいないんだ・・・完全な抗争終了じゃないよ!』
P「えぇ~マジで~・・・」
飛鳥『マジもマジで大マジだよ・・・我が魔王はこう言ってたよ・・・』
『命題が終わったなどとその気になっていたお前の姿はお笑いだったぜ(やせ我慢中)』
P「・・・イラっとしたな・・・」
飛鳥『もたもたしてないでサッサと行くんだね・・・』ピッ
P「あの野郎・・・」
星梨花「パパ、ピエール君がお風呂あがりました」
P「おう!」
ピンポーンピンポーンピンポーン
星梨花「誰でしょう・・・?」
P「ピンポーン連打のダッシュかもしれんな・・・」
星梨花「イタズラにしてはドが過ぎません・・・?」
P「ハイどちら様・・・って」
海美「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
星梨花「海美さん・・・?どうしたんですか・・・?」
P「タダ事じゃなさそうだな・・・」
海美「Pさん・・・大変だよ・・・」







『木下組長が何者かに撃たれた・・・』
344 : 兄ちゃん   2020/02/29 21:50:29 ID:Nn6TIeKO6g
>>343
P「なっ・・・」
海美「ももちん達は今からお見舞いに行くって・・・」
P「っ・・・」
星梨花「行ってきても大丈夫ですよ・・・」
P「星梨花・・・」
星梨花「ピエールくんや夏海さん達が居ますから・・・」
海美「せりりん、ごめんね・・・」
P「行くぞ、海美・・・」
(病院)
ひなた「くー・・・」
のり子「命に別状は無いが・・・」
P「そう浅くもないってところか・・・」
のり子「旧『東北連合』との会合を前にして・・・!」
P「大方、『シーノース』ってところだろうな・・・」
環「って事は・・・」
桃子「桃子も狙われてるよね・・・」
のり子「そうだな・・・」
P「トップ不在の組織か・・・」
のり子「これで『ウチ』もここまでかな・・・(Pに一枚の紙を手渡す音葉」
P「これは・・・」
ヤノ『お世話になりました。一身上の都合により退職致します』
のり子「参ったね・・・」
P「まぁ、怪しいとは思っていたが・・・」
P「(カイノに後で連絡を入れてみるか・・・」
・・・
レッド「後は『カイノ』として、最後の仕事をするだけだな・・・」
エックス『そうだね。次の「世界」が終わったら、ピエールくんからは手を引くよ・・・』
レッド「で、次の『世界』ってどこよ・・・?」
エックス『そうだね、リストによると・・・』








『「屋根裏部屋の道化師」、そこが「怪盗」としてのラストステージだ・・・!』
345 :   2020/02/29 22:50:05 ID:mK//bVXVVQ
>>344
ブルー「おい・・・」
イエロー「大変大変!!」
レッド「何で二人が居るんだ・・・?」
エックス「えっ!?何で居るの・・・?」
ブルー「お前の依頼主が気になってな独断でだ・・・」
レッド「お前達なぁ・・・」
エックス「それで何が大変なんだい・・・?」
イエロー「それがね・・・」
ブルー「お前達の依頼主は寿命が尽きかけている事と・・・」
イエロー「その依頼の盗む品物・・・明かに『ある悪意』が付着されてるの!!」
レッド「何・・・?」
エックス「ある悪意・・・」
・・・
フィーニス「まだまだ弱って貰うよオーマ・・・」
フィーニス「ボクの目的の為には君は『死ん』で貰わないとね・・・」
フィーニス「その為に君が改変を行った直後から介入したんだから・・・『布石』も良い様に利用させて貰ったよ・・・哀れな吸血鬼王君・・・否『哀れな子羊』・・・」
・・・
フィーニスは原作以上に黒幕感が強まってます・・・
346 : 監督   2020/03/01 02:25:41 ID:zdM4sI5DMw
>>345
エックス『それはまずいね・・・』
レッド「確かに死んでもらっちゃ困るな・・・」
ブルー「困る・・・?」
レッド「頼まれてるからな・・・」
イエロー「頼まれてる・・・?」
レッド「あの『お兄さん』を元に戻すのと、今『オーマ』に死なれるのは色々と面倒だし・・・」
エックス『最終的には手遅れになる・・・』
ブルー「だが、俺とイエローは『平行世界』に絡めない・・・」
イエロー「じゃ、どうするの・・・?」
ブルー「簡単だ、『布石』を探す・・・!」
レッド「悪い、頼むわ・・・」
イエロー「しょうがない、『3号』さんには断りの連絡入れておくとして・・・・」
エックス『彼も不憫だねぇ・・・』
ブルー「エックス、お前にも協力してもらうぞ」
エックス『ウィ。ただ、僕だけで行き着かなくなったら「フルメン」もあるよ・・・』
レッド「マジか・・・」
・・・
P「『東北』に狙いを定め始めた、ひなたを狙う理由は分かる。だが、何故桃子まで・・・」
のり子「『魅梨音組』と『シーノース』に因縁があるんだろう・・・?」
P「親どうしの諍いをガキの代まで拗らせるなよ・・・」
のり子「それが『極道』ってもんだよ。最も、アンタが一番詳しいと思ってたが・・・」
P「(しまっ・・・」
のり子「ねぇ、Pさん・・・」










『アンタ、「何者」だ・・・?』
347 : プロデューサークン   2020/03/01 06:40:13 ID:RKxdXIWbOM
>>346
ジュリア「・・・」
環「どうするんだジュリア・・・」
ジュリア「一言で言うなら桃子は今絶体絶命の危機って事だよ・・・」
海美「どうしてこんな事に・・・」
環「・・・」
ジュリア「この組が『シーノース』との因縁が有るのは分かった・・・」
海美「此処までやるなんて・・・」
ジュリア「そこが極道だ・・・極道に生まれちまった以上親の罪は何処までも付き纏う・・・若頭なのに随分とアレだな・・・」
海美「(マズッ・・・!?」
環「それよりも桃子をどうやって守るんだ・・・!!」
ジュリア「ぶっちゃけ言うと極めて難しい・・・犯人は多分あの幹部を始末したスナイパーだろうな・・・」
海美「・・・停電した中で正確に一人を撃ち抜けるなんて高等テクだよ・・・」
ジュリア「相当出来る奴だろうな・・・暗闇の中正確に心臓だけを撃ったそうだ・・・」
環「マジで・・・!?」
ジュリア「司法解剖の結果がそうだ・・・肋骨を綺麗に避けてのスナイプだ・・・」
環「それじゃ護衛を付けても・・・」
海美「・・・針の穴の様な隙間も撃ち抜けるって事・・・?」
ジュリア「その通りだよ・・・極めて難しい問題だ・・・」
348 : プロヴァンスの風   2020/03/01 10:00:30 ID:TsYZ5hWD3I
>>347
P「俺は、俺だ・・・」
のり子「嘘だ。アタシの知ってる『アンタ』は飄々となんかしてない・・・」
P「え・・・」
のり子「何事に熱く、そして・・・///」
P「(んん・・・?」
のり子「ゴメン、忘れて・・・」
P「うん・・・?」
のり子「今は『シーノース』から、組長と桃子をどう守り抜くか・・・」
P「あのさ・・・」
・・・
ジュリア「あたしに案がある・・・」
環「あん・・・?」
海美「環、変換しようか・・・」
ジュリア「守ってばかりじゃ、どうしようも無い・・・」
海美「それってつまり・・・」
ジュリア「そう・・・」
・・・
のり子「マジで言ってる・・・?」
P「あぁ、大マジだ・・・」








P・ジュリア『乗り込んでやろうじゃないの(やろうぜ)・・・!』
349 : Pチャン   2020/03/01 12:17:04 ID:JtUCGVIf8c
>>348
アナスタシア「・・・そろそろですね」
アンズ「えっ?何が・・・?」
アナスタシア「彼らが此処に来るでしょう・・・」
アンズ「えぇ~ヤダヤダ~面倒だ~」
アナスタシア「あー私は歓迎しようと思います・・・盛大に・・・」
アンズ「アンズはパス・・・先に本国に帰らせて貰うよ」
アナスタシア「構いませんがパパがなんと言うか・・・」
アンズ「うぅ・・・」冷や汗が出る音葉
アナスタシア「私を見殺しにしたと思われますね」ニッコリ
アンズ「だぁ~~!もう!分かったよ!協力するっての!」
アナスタシア「それでこそアンズです」ニッコリ
アンズ「(相変わらず恐ろしいよ・・・」
アナスタシア「ではオプリチニキを召集しましょう」
アンズ「は?」
アナスタシア「オプリチニキを召集しましょう」
アンズ「聞こえてるよ!あのツァーリの親衛隊を召集するかよ!?」
アナスタシア「彼等では普通の相手は勤まりません。なのでオプリチニキがうってつけです」
アンズ「あの仲間の死さえ気に止めない、殺戮猟兵を・・・血も涙もないツァーリとその血族に絶対的忠誠を誓ったあの狂信者集団を・・・」
アナスタシア「派手に行きましょうアンズ」ニッコリ
350 : あなた様   2020/03/01 15:00:23 ID:TsYZ5hWD3I
>>349
のり子「でもさ、どう攻めるの・・・?」
P「誰が攻めるつったよ・・・?」
のり子「え・・・?」
・・・
ジュリア「別にドンパチしに行こうって話でも無いしね・・・」
環「でも、乗り込むって・・・」
ジュリア「乗り込みにはいくが、戦おうってハラじゃない・・・」
海美「じゃ、どうするの・・・?」
・・・
P「『ココ』さ・・・(こめかみをつつく音葉」トントン
のり子「でも、スナイプ部隊が・・・」
P「それなら、問題無いよ・・・」
・・・
(ひなたが入院している病院向かいのビル屋上)
ナツキ「うぅ・・・」
士「手間掛けさせやがって・・・」
・・・
(周防邸の庭にある池の中)
オトハ「(息が、溺れる・・・」
「全く・・・」









風花『「キング」としてのチカラをこんな所で使わせるなんて・・・』
・・・
風花:ご存知『帝花女学院』のキング。Pとのデートを餌に士によって連れてこられた。
351 : der変態   2020/03/01 18:15:11 ID:TsYZ5hWD3I
『キング』というよりは『グラビティ』だな
352 : Pさぁん   2020/03/01 19:37:41 ID:JtUCGVIf8c
>>350
ジリリリリリン
アナスタシア「あぁ~привет・・・?」
アンズ「今時黒電話型って・・・・」
P『はじめましてだなアナスタシア嬢・・・』
アナスタシア「Приятно познакомиться」
P『すまねぇロシア語はサッパリなんだ・・・』
アナスタシア「今のは『はじめまして』です・・・P・・・」
P『ご存じだったか・・・』
アナスタシア「私は貴方を良く知ってます・・・」
P『ロシア人にモテたことないがな・・・』
アナスタシア「因縁深い物です・・・」
アンズ「えっ?ちょっと・・・もしかして電話の相手って・・・」
アナスタシア「アー、私の部下、どうしてます?」
P『一人は水泳を楽しんでるよ・・・』
アナスタシア「そうですか。楽しそうですね・・・」
P『流石に動揺ぐらいしろよ・・・』
アナスタシア「恐ろしきイヴァンの娘ですから・・・」
アンズ「なんで挑発する!?」
アナスタシア「話し合いがしたいのでしたら何時でも・・・партия・・・パーティを盛大に準備してます・・・до свидания・・・」ガチャン
アンズ「どうなっても知らんよ・・・」
アナスタシア「オプリチニキ達・・・」
オプリチニキ「・・・」
アンズ「うおっ!?いつの間に・・・!?」
アナスタシア「ツァーリに栄光を・・・」
オプリチニキ「ツァーリに栄光を・・・」感情のない声で出ていく集団・・・
353 : プロデューサーさま   2020/03/01 20:58:55 ID:TsYZ5hWD3I
>>352
(周防邸、庭)
ナツキ「池の中で溺れそうに・・・」
オトハ「貴方こそ屋上で気絶させられたじゃない・・・」
P「お宅のお嬢さん、大分ドライだな・・・」
のり子「だから、言ったじゃん。人質なんて意味ないって・・・」
P「それはそうだな。で・・・」
風花「お久しぶりですね、P先生♪」
P「何で『キング』がここに・・・?」
海美「ふーちゃんだよね・・・?」
P「そうか、海美は『この前』は居なかったからな・・・」
風花「なるほど、貴女が高坂海美ね・・・」
桃子「ちょっと、お兄ちゃん・・・」ジトッ
環「Pのあにき・・・」ジトッ
P「なんだ、『その目』は・・・」
桃子「なんでもない・・・」
環「ふん・・・」
風花「あらあら・・・」
P「子供相手にムキになるなよ。『キング』の名が泣くぞ・・・」
風花「恨むなら、あの『運転手』さんよ。『デート』を餌にしたんだから・・・」
P「なっ・・・!」
ピシャーン
P「えっ・・・」
星梨花「パパ、どういう事ですか・・・!」ゴゴゴ…
風花「娘さん・・・?」コソッ
海美「この世界ではP先生は奥さん一筋なんだけど・・・」コソッ
風花「なるほど・・・」コソッ
P「落ち着け、星梨花。これはだな・・・」
星梨花「分かるように説明してくれますか・・・?」
ピエール「星梨花、怖い・・・」
P「星梨花、落ち着いて聞いてくれ・・・」
星梨花「なんですか・・・?」ハイライトオフ
P「ちゃんと説明はする。だから、今は待ってほしい・・・」
星梨花「分かりました・・・」
風花「あぁやって、避けてきたのね・・・」
海美「うん、そうだよ・・・」
P「海美ぃ!」
海美「だって、事実でしょ!」
354 : プロデューサーちゃん   2020/03/01 21:39:49 ID:t4VTKzD95k
>>353
オトハ「少しネタバラシしましょうか・・・」
P「急にどうした・・・?」
オトハ「魅梨音組と『シーノース』の因縁です・・・」
海美「どういった因縁なの・・・」
桃子「桃子は知らないよ・・・」
環「環もだぞ・・・」
オトハ「Pさん・・・貴方は私達の主『アナスタシア様』の・・・」
間島「実の兄『ヒョードル』を殺した話だろ・・・」
P「間島の兄さん・・・」
間島「その話はうわさ話に変えたが実際は事実を知ってるのはもう殆どいない話だ・・・」
このみ「まぁ悪いのはあの『ヒョードル』なんだけどね・・・」
ジュリア「そうか・・・愛増会本部で聞いた話はそれか・・・」
間島「そうだ・・・その件が因縁なんだろうな・・・実際『イヴァン』はこの件で最後の息子を失ったからな・・・」
P「それでアナスタシアは仇討ちを・・・?」
オトハ「あの方はそんなちっぽけな事をムキにする様な方じゃないです・・・」
ナツキ「ただ・・・アナスタシアはその一件でアンタに興味を持った・・・」
オトハ「貴方と言う男・・・兄を殺めた男を自分も如何にかしてみたい・・・」






『父以外の誰もが恐れた『魔女』に目を付けられたんです・・・』
355 : 兄(C)   2020/03/02 00:52:38 ID:5gcyJQdXn6
>>354
P「待てよ、魅梨音組とシーノースの因縁は俺が愛増会の組長に転じた頃だって・・・(資料を見せる」
ナツキ「だとしたら、情報が間違ってる・・・」
オトハ「少し、腕の悪い探偵に当たったのでは・・・」
P「『ヒョードル』・・・」
風花「記憶を辿ってみたら・・・?」コソッ
P「そうだな・・・」ホワンホワンホワンホワンホワワワーン
(回想。数年前、とある刑務所前)
P「世話になったな・・・」
刑務所職員「アンタが居る間は『奴ら』も大人しかった。掛け合ってみるから、ここで働かないか・・・?」
P「変な事を言いなさんな、俺はもう『隠居』だよ・・・」
刑務所職員「もう、来るんじゃないぞー」
・・・
P「(シャバの空気か。随分、今回ばかりは長い事『入ってた』からな・・・」
P「(流石に俺も潮時だな。こればかりは足を洗った方がいいのかもな・・・」
「Pさん・・・!」
P「その声は・・・」
歌織「良かった、間に合って・・・」
P「歌織、何故・・・!?」
歌織「組員の方から、聞いたんです。もう『足を洗う』って・・・」
P「そうか・・・」
歌織「だから、一緒になりましょう。貴方の子供はもう大きくなったわ・・・」
P「いや、いきなりは無理だろう・・・」
歌織「話だけはずっとしてたわ・・・」
P「マジか、おい・・・」
・・・
ヒョードル「(アレが伝説の男・・・」









『(ちょうどいい。隣に居るオンナともども・・・』ニタリ
356 : プロデューサーはん   2020/03/02 08:38:09 ID:4850/9YrOA
>>355
P「そっか・・・星梨花はもうそんな歳か・・・」
歌織「あの子がずっと『パパはどんな人ですか?』って聞いてくるの」
P「言えんわな・・・父親が極道だなんて・・・おまえにも苦労を掛けるよ・・・」
歌織「気にしないで下さい。それに家には間島さんがよくしてくれてるから・・・」
P「間島の兄さんには本当に頭が上がらんよ・・・」
間島「そうか。なら利子付けて返せよ・・・?」
歌織「間島さん・・・!」
P「ちょ!?兄さん!?何時の間に!?」
間島「水臭いじゃないかPちゃん~出てくんのなら俺にも連絡くれよ~」
P「足洗ったんだから仕方ないでしょ・・・」
内匠(当時若頭)「何カッコつけてんだこの野郎~」
武内「お久しぶりですねPさん・・・」
P「お前らな・・・」
歌織「皆さんPさんに会いたくて来たのね・・・」
このみ(当時若頭)「ハイハイ、アンタ達解散解散」パンパン
全員「ゲーッ!このみ姐さん!!」
このみ「人をマンモスマン見たいに言うんじゃ無いわよ!!」
P「姐さんもいったい何用で・・・?」
このみ「一応はケジメって奴よ。本部に来なさい・・・」
P「『親殺し』の件ですか・・・」
このみ「冤罪だって言うのは分ってるわ・・・でも幹部の中にはそうじゃないと思ってる奴が多いのよ・・・」
歌織「・・・」
このみ「アンタがムショに入ってる間にアンタの『親友』は地位を向上させてるわよ・・・」
間島「まあ、それも有るが順一郎の叔父貴も会いたがってるからよ・・・」
P「仕方ない・・・行くか・・・」
・・・
ヒョードルの裏工作のせいで愛増会は大多数の幹部を失う・・・
親友キャラどうしよう・・・
357 : 監督   2020/03/02 09:00:21 ID:lEE1jQCIjU
>>356
P「このみ姐さん、悪いが歌織を届けてもらっていいか・・・?」
このみ「分かったわ・・・」
歌織「むぅ・・・」
P「そんな顔をするな、必ず帰るから・・・」
歌織「うん・・・」
このみ「(意外と子供っぽいのね・・・」ブロロ…
P「歌織は『孤児』なんだよ・・・」
内匠「そういえば、『同じ』孤児院の出なんだよな・・・」
P「あぁ・・・」
武内「ただいま、戻りました・・・」
石川「お帰りなさい、『先代』・・・!(※この時はPの代行で五代目を務めていた」
P「よせやい、俺はもう『足を洗う』身だ。お前らとも『今日』でお別れだ・・・」
石川「順一朗のおじきが待ってます・・・」
P「あぁ・・・」
間島「悠利の奴はどうした・・・?」
構成員「朝から見当たらなくて・・・」
間島「こんなめでたい日に・・・」
・・・
ッターン
ヒョードル「まずは一人・・・」
悠利「くっ・・・」バタリ
・・・
悠利:登場早々、凶弾に倒れる『Pの親友』であり『恋のライバル』
358 : 監督   2020/03/02 09:44:01 ID:4850/9YrOA
>>357
莉緒「あれ?姉さんは如何したの?」
菜々(車椅子着席)「どうかしたんですか・・・?」ぷるぷる
間島「おぉう・・・菜々の長老・・・また腰いわしたのか・・・」
武内「そろそろ引退を考えては・・・」
菜々「何言ってるんですか・・・菜々はまだまだ現役の17歳です・・・」ぷるぷる
心「いやいや・・・説得力皆無だからな☆」
莉緒「さっきPくん見かけたけど出所したんだ☆」
武内「これから順一郎さんに会いに行くそうです・・・」
内匠「幹部の連中も来るそうだな・・・親父どうしてる?」
構成員「まだ来ておりません・・・」
内匠「何?時間に厳しいあの禿親父が・・・?」
武内「妙ですね・・・」
菜々「では菜々も向かいますか・・・」ぷるぷる
心「無茶すんなよ・・・」
莉緒「頑固なのよね~初代の代から『愛増会』を見てきた生き証人なんだし」
菜々「菜々は17歳です!!」
冬優子「遅くなったわね・・・」
みのり「まあまあ、まだ始まってないしな・・・」
間島「おっ・・・茨城の奴も来たか・・」
武内「これで来てないのは・・・天空橋會と天海組・・・」
内匠「ツバサの所も来てないな・・・」
周防父「お待たせしました兄さん達・・・」
359 : 貴殿   2020/03/02 14:40:21 ID:qazRR4Os1g
>>358
P「順一朗のおじき・・・」
順一朗「久しぶりだな・・・」
P「迷惑、かけました・・・」
順一朗「こっちこそ、お前一人に『汚れ役』をやらせてすまんかった・・・」
P「あのまま『先代』を野放しにしてはおけなかった。ただ、それだけです・・・」
順一朗「組は石川と悠利がまとめてくれてる。そこにツバサも補佐で入った。この3人から『5代目』が生まれるかもな・・・」
P「なるほど・・・」
順一朗「お前さんはどうするんだ・・・?」
P「帰りを待ってくれているヒトが居ます。このまま隠居して、ひっそりと暮らしていきますよ・・・」
順一朗「歌織さん達か・・・」
P「えぇ・・・」
順一朗「悠利の奴が躍起になるわけだな、カカカ・・・」
P「ヤロウ・・・(苦笑いを浮かべる音葉」
順一朗「帰る前に悠利と周防には一声かけとけ。一番心配してたからな・・・」
P「分かりました・・・!」
・・・
P「(周防のオヤジはどこに・・・」
周防父「おい・・・」
P「オヤジ・・・」
周防父「別れの時だが、言葉は交わさん。もう会う事もねぇだろうからな・・・」
P「世話んなりました・・・」
周防父「いいから、帰れ・・・!」シッシッ
P「(それが周防のオヤジと最後に交わした言葉だった。そして・・・」
・・・
P「悠利、お前っ・・・!」
悠利「早く、歌織ちゃん、の所に・・・」ゼェゼェ
P「バカ野郎、喋るな・・・!」
悠利「ロシアの、国際マフィアが、お前を、狙っている・・・!」
P「なっ・・・」
悠利「もう、大切な、ヒトを、失うな・・・」ゼェゼェ








『じゃないと、許さ・・・(事切れる音葉』
360 : 高木の所の飼い犬君   2020/03/02 15:12:49 ID:4850/9YrOA
>>359
間島「まぁ事件はそれだけじゃ無かったよ・・・」
桃子「何が合ったの・・・?」
ジュリア「あぁ・・・噂で聞いたよ・・・」
このみ「態勢を保っていた三代目組長の順一郎さんと相談役順二郎さん・・・幹部で私達の組の元長の菜々さん・・・莉緒ちゃん、心さん、悠利くん、冬優子ちゃんにみのりさん・・・数多くの幹部が『シーノース』の最高幹部のヒョードルの手で殺された・・・」
間島「奴は次期後継者に選ばれたがために愛増会を支配し日本全土の掌握を目論んでいた・・・」
このみ「酷い有様よ・・・それ以外にも内匠くんのお父さんも朋花ちゃんも命を落としたのよ」
ジュリア「有力な幹部を・・・」
海美「アンタ達がやったの・・・」
オトハ「残念ながら違います・・・」
ナツキ「やったのはオプリチニキ・・・だと思う・・・」
間島「殺戮猟兵・・・ツァーリの親衛隊で血も涙もない心さえない人の形をしたニンギョウか・・・」
このみ「そうじゃなきゃ歴戦の猛者達がこうも容易く討取られる筈は無いわ・・・」
間島「事後処理が大変だったな・・・実際『東北連合』の連中も茨城の冬優子とみのりと言う防波堤が無くなって大胆な行動に出れたんだよ・・・」
桃子「確かにヒョードルはそのツァーリの血族だけど・・・そんな危険な物が居るのに何でお兄ちゃんはヒョードルを倒せたの・・・?」
このみ「簡単な話よ・・・」
間島「ヒョードルの奴は手柄を求め過ぎた・・・」
環「手柄・・・?」
間島「ネーム的にPをその手で討取れば自分が後継者になれると・・・欲を出し過ぎたんだよ」
このみ「結果的に見れば確かにヒョードルは強かった・・・でも逆鱗に触れてしまったのよ」
間島「・・・『魅梨音の龍』と呼ばれた男の『逆鱗』にな・・・」
このみ「その通りね・・・龍の顎を甘く見過ぎたのよ・・」
361 : おやぶん   2020/03/02 16:14:55 ID:7otVe6hoJc
>>360
(Pの傍らで横たわる歌織)
P「か、おり・・・?」
ヒョードル「(翻訳するのにも憚られるロシア語で歌織を罵る音葉」
P「(無表情で立ち上がる音葉」
ヒョードル「(ようやく本気になるのかという表情をする音葉」
P「お前、もう喋るな・・・」
ッターン
ッターン
ヒョードル「っ・・・!?(手首の間接を撃ち抜かれ、声にならない声を上げる音葉」
P「まだ、終わりじゃねぇぞ・・・」
ッターン
ッターン
ッターン
ッターン
ヒョードル「(間接の一つ一つを撃ち抜かれ、声はおろな、立ち上がることすら儘ならなくなる音葉」
P「これがお前らのやってきた『所業』だ・・・」
ヒョードル「(許しを請う表情」
P「なんだ、その表情(カオ)・・・?」チャキ
ヒョードル「(口を動かそうとするも、上唇と下唇が付かない音葉」
P「首から下で動く間接は、まだあるな・・・」ッターン
・・・
P「っ・・・!?(Pがヒョードルを撃った時の事を回想して、青ざめる音葉」
海美「P先生・・・!」
風花「しっかりなさい!」
P「『コイツ』の怒りが凄まじかったのを体感した・・・!」
ナツキ「そういえば、オプリチニキの1/3が入れ換えを志願した話を思い出した・・・」
オトハ「時期からして、そのくらいね。考えてみれば、その頃合いかもね・・・」
P「思い出すとえげつないもんだな。ヒョードルの死体は首から下は『言葉では言い表せない』ものになってたよ・・・」
このみ「歌織ちゃんもまたヒョードルに撃たれたわ。アンタをおびき寄せるためにね・・・」
間島「ある筋から得た情報だが、『シーノース』がここ最近まで大人しかったのは『愛増会』よりも『お前』からの報復を恐れたってとこだな・・・」
P「真実を知ったアナスタシアと悪井の利害が一致した・・・」
桃子「嫌な話だね・・・」チラッ
のり子「・・・」
362 : ボス   2020/03/02 17:12:07 ID:4850/9YrOA
>>361
千夜「同時にオプリチニキの1/3がツァーリに粛清されましたけどね・・・」
桃子「死神・・?!?」
千夜「初めに行っておきますとツァーリは報復を行おうとしました・・・」
オトハ「ですが・・・取りやめたと・・・?」
千夜「違います・・・その怒りのあまりアナスタシアの姉を殴り殺してしまったから・・・」
P「自分の娘をか・・・」
海美「信じられない・・・」
千夜「自身の行った行為に嘆き教会に数ヵ月も籠り喪に耽ったそうです・・・過去に『イヴァン』はそう言った怒りの余に破壊的行動を良く行ってます・・・」
オトハ「過去に後継者の次男も口論の末に殴り殺しては自身の行いを嘆き子供のように泣き喚いたと言われてます・・・」
ジュリア「話聞く限りまともな人間じゃねぇな・・・ありとあらゆる行動が矛盾してるぞ」
千夜「独裁者でもあり求道者でもある・・・故に嘗ての偉人『イヴァン雷帝』の生まれ変わりと言われる怪物です・・・」
環「何で警察は何もしないんだ・・・」
オトハ「簡単です・・・警察如きではツァーリを捕えることなど出来はしないし殺すことも出来はしない・・・国家だろうが・・・」
間島「なまじ裏社会の帝王と言われるだけはあるな・・・」
オトハ「出来ればアナスタシア様とは話し合いで解決して欲しい・・・」
千夜「流石に二度も子息を失えばツァーリも黙っている筈が無い・・・『シーノース』でも奴を抑えられる存在は居ないのだから・・・」
P「アイツがその気ならな・・・」
オトハ「私も全面戦争だけはお断りしたいです・・・」
ナツキ「・・・そうなったら無関係な人が『また』死んでします・・・」
ジュリア「タダ事じゃなさそうだな・・・」
このみ「そうなったら此処もマズいわね・・・出来る限り穏便にすますのよ!」
・・・
ツァーリはワンピースのカイドウやFGOのイヴァン雷帝の様に理不尽に強い奴と思って下さい
363 : 我が友   2020/03/02 18:18:01 ID:7otVe6hoJc
>>362
P「(しかし、何だろうな・・・」チリッ
このみ「なんか、仄かに焦げ臭い・・・?」
間島「本当だな・・・」
ジュリア「火の気は見当たらないぞ・・・」
P「(この沸き上がるような『怒り』は・・・」チリッ
海美「(あれ、この感覚・・・!」カッ
環「うみみ、何か熱いぞ・・・」
桃子「えっ、風邪・・・!?」
海美「ううん、違うよ。ももちんに環、これはね・・・」
P「(そうか、ずっと『怒ってた』んだな。俺は・・・」チリチリッ
星梨花「パパ、眼が・・・!?(驚く音葉」
ピエール「Pさん、髪が・・・!(嬉しそうな音葉」
・・・
(残されたPの仕事部屋)
ジュリア「んっ・・・」パチクリ
ジュリア「なんで、まだ終わってないだろうに・・・?」
ジュリア「うっ、熱い・・・!?」ジューッ
・・・
このみ「P、何よ『それ』・・・?(びっくりし過ぎて震える音葉」
P「悪いな、どうやら。俺はアナスタシアよりも『ツァーリ』とやらが『許せない』みたいだ・・・!(銀髪紅眼。かつて『最高戦力』として自身やその周りに降りかかる火の粉を振り払い続けてきた『吸血鬼の王』としてのチカラを取り戻す音葉」
海美「戻ったぁーっ!(マントを顕現させる音葉」
環「うみみからマントをが生えた!?」
石川「んなっ・・・」
武内「一体、どうなって・・・!?」
桃子「待って、お兄ちゃん。貴方は何者なの・・・!?」
・・・
ジュリア「マントが生えたって事は・・・」
ジュリア「考えるだけ、無駄か。もっかい寝よう。くー・・・」
・・・
P「俺か、そうだな・・・」









『「家族」の為に戦ってきた「目指せ最強」のお父さんってとこかな・・・!』
・・・
『理不尽』には『理不尽』だ。こうなったら
364 : Pはん   2020/03/02 18:21:31 ID:7otVe6hoJc
※但し、『吸血鬼』としてのチカラを100%取り戻した訳ではない。その真相はまた『令ジェネ』編で明かします・・・
365 : プロデューサークン   2020/03/02 20:24:41 ID:2nGrEXXxk6
>>363
アナスタシア「さて・・・どうするべきでしょうか・・・」
アンズ「別に誤ればいいじゃん・・・これ以上やるとツァーリが来るよ・・・」
アナスタシア「アー・・・パパが出て来るのは駄目ですね・・・私が楽しめません・・・」
アンズ「楽しむ楽しまない問題じゃないんだよ・・・」
アナスタシア「ですがね・・・アンズ」
アンズ「付き合いきれないよ・・・アンズは部屋に戻るよ・・・」
アナスタシア「では明日また・・・」ニッコリ
アンズ「だが断る・・・」
アナスタシア「給料を・・・」
アンズ「ハイ!アンズハロウドウガダイスキデース!」
アナスタシア「ではでは・・・」
アンズ「覚えてろよこの野郎・・・」バタンッ
アナスタシア「ふぅ・・・では仕事を・・・」
フィーニス「君には悪いけど・・・それは無理な事だよ・・・」
アナスタシア「ッ!!何時の間に・・・!何も・・・グッ」口を塞がれる音葉
フィーニス「彼から封じた筈の吸血鬼の力が目覚めたのはオーマが間も無く死ぬと言う事・・・君は彼の力を使わせる為の・・・『道具』だ・・・」
アナスタシア「・・・!?」手を振り解けない音葉
フィーニス「さようなら・・・見ず知らずの誰か・・・」
・・・
後日日本の裏業界に衝撃が走った・・・
『シーノース』の最高幹部にして次期後継者『アナスタシア』が何者かに殺された・・・
それはイヴァン雷帝の怒りが発生する事であった・・・
366 : プロデューサー様   2020/03/02 20:27:48 ID:2nGrEXXxk6
フィーニスの目的は果穂から全ての一号の力とPから『全て』の力を狙っています・・・
故にPは『令ジェネ』ではフォースライザーとプログライズキーを使用します・・・
367 : 仕掛け人さま   2020/03/02 20:56:34 ID:7otVe6hoJc
>>365
このみ「『目指せ最強のお父さん』・・・?」ポカン
風花「なるほど、その『銀髪』と『紅い瞳』が『貴方』の本来の姿って訳ね・・・」
P「ご明察・・・」
内匠「ちょっと、待て。『お前』がPじゃないとしたら・・・」
間島「俺達の『知っているP』はどうした・・・!?」
P「訳あって!『コイツ』の身体を借りてるようなもんだ・・・」
海美「うーん・・・」
桃子「海美さんは何、その『マント』・・・?」
環「なんか、ドラキュラみたいだぞ・・・」
海美「ドラキュラじゃないよ、吸血鬼だよ・・・?」
石川「どう違うんですか・・・?」
P「星梨花・・・」
星梨花「貴方はパパであって、パパでは無いんですね・・・?」
P「騙すような真似をして、悪かったな。『シーノース』や『木下組』との件が終わったら、必ず『返す』から・・・」
星梨花「分かりました・・・」
武内「ドラキュラではなく、吸血鬼というのは・・・」
P「あぁ、気にするな。普通の奴より少し身体能力が高いだけだ・・・」
武内「は、はぁ・・・」
P「(それに、使い魔のチカラやマントは制限されてるみたいだしな・・・」
(次の日)
星梨花「パパ、大変です!」ピシャーン
ピエール「シーノース、大変!」
P「え・・・?」
・・・
桃子「嘘でしょ・・・!?」
・・・
石川「これは大変な事になりますよ・・・」
・・・
『アナスタシア死亡のニュース。物語は佳境へと入っていった・・・』
368 : 仕掛け人さま   2020/03/02 21:25:43 ID:eZuarpXPkY
>>366
むー、まぁ。そのシチュで納得しましょう

(ぶっちゃけると、令ジェネ編のアイディアばかり浮かんでるけどね。珍しくPがマイナスな方向になる展開の・・・)
369 : 下僕   2020/03/02 21:40:31 ID:2nGrEXXxk6
>>367
間島「どうなってる・・・!?」
このみ「昨日今日で何で・・・!?」
内匠「マジでコレはマズいぞ・・・」
武内「ツァーリが怒りに燃えてします・・・」
ツバサ「遅れました!!ニュース聞きました!!」
間島「あぁ・・・クソッ!!いったい何処の誰がやったんだ!!」
内匠「えらい事だ・・・戦争になるぞ・・・」
ツバサ「これでツァーリの子息が二度この地で命を落としたと言う事になるんですよね・・・」
このみ「そう言う事よ・・・一度目でさえもギリギリ駆け引きで寸前で止まったけど・・・」
武内「二度目は・・・流石に・・・」
・・・
イヴァン「うぉおおおお!!!!!!!!!!!」地響きが鳴るレベル叫び声
構成員「落ち着いて下さいツァーリ!!」
イヴァン「許さん・・・許さん!!よくもよくも我が娘をォォォォオオオ!!!!!!」
構成員「ひぃいいい・・・・」
イヴァン「軍勢を引け・・・ツァーリの進軍だ・・・一人も残すな・・・奴らの首を我が娘の墓に祀るのだ!!!鎮魂の為に!!!!」
・・・
オーマ「マズい・・・・私の命が・・・尽きる・・・急ぎ終らせねば・・・」
・・・
フィーニス「さぁ、もうこんな世界に用はない・・・次の世界で待って居るよ・・・」
370 : EL変態   2020/03/02 21:42:58 ID:2nGrEXXxk6
>>368
令ジェネはある意味Pが次世代にバトンを託すようにしたいんです・・・

後のゲイツマジェスティでも裏方に徹する様に・・・本当の意味で次世代を信じる様に・・・

本当の意味で平成が終わり令和に託せる様に・・・

それとスーパーヒーロー大戦編も考えようかと思います・・・
371 : 変態大人   2020/03/02 22:43:59 ID:aYvYlELBKw
>>369
P「で、本州に降りてくると・・・」
桃子「随分、呑気だね・・・」
P「呑気じゃないさ・・・」
海美「うん、分かるよ。P先生・・・!」
環「何がわかるの、うみみ?」
海美「久々だからね、ワクワクしてるんだよ・・・!」
P「年甲斐も無く、ウズウズするんだ。何て言うかその・・・」
桃子「もう、何・・・?」
P「『戻ってきた』っていう感覚。これが『俺』なんだって・・・」
内匠「なんか、分かる気がしてきた・・・」
間島「リミッターを解放した時の気持ちな・・・」
このみ「何で、分かるのよ・・・」
石川「ツァーリは一両日中には『関東』に来ます・・・」
ひなた『旧「東北連合」は一切手を出さない姿勢を見せ、被害を減らそうっていうクチだね・・・(テレビ電話』
P「結局、誰がアナスタシアを『ヤった』のは分からずじまい・・・」
のり子『敵対してるアタシらを疑っているけどね・・・』
P「いつまでもウダウダ言ってもしゃーなし。俺達がやるべきは決まった・・・」








『ツァーリを止め、考えを変えさせる事だ・・・!』
372 : 監督   2020/03/02 22:53:20 ID:aYvYlELBKw
>>370
Pは『高岩さん』じゃなくて、『きかんしゃトーマスの「トーマス」』や『水曜どうでしょうの大泉洋』のつもりで書いてるんだけどなぁ。40代のオッサンが『柱』として頑張る姿を書き続けたいというか・・・

それにPという存在を『平成』と『令和』の架け橋だけで終わらせたくないしさ。『ミスターどうでしょう・鈴井貴之』のようにね、時々大暴れするのなら、まだアレなんだけども・・・
373 : 変態大人   2020/03/02 23:10:14 ID:2nGrEXXxk6
>>371
飛鳥『君達何してるんだい・・・穏便に済ませろと言ったはずだよ・・・』
P「俺達は確かに穏便に済ませる筈だったんだ・・・」
海美「誰かがアナスタシアちゃんを暗殺したんだよ・・・」
飛鳥『馬鹿を言え、短気で訳の分からない与太話みたいな話をする君が我慢何て出来る筈があるか!!正直に言い!やったんだろ!!』
P「冤罪です・・・」
風花「誰コイツ・・・」
P「俺の仲間だ・・・絶賛厨二の(実年齢)・・・」
風花「・・・うわぁ・・・」
飛鳥『はっ!?何故風花さんがそこに・・・!!はっ!?門矢士ァァァ!!!』
海美「そう言う訳だからさ・・・もう少し時間が掛かるんだけど・・・」
飛鳥『なら急いで終わらせるんだ・・・そうしないと我が魔王が・・・」
P「オーマがどうかしたのか・・・?」
飛鳥『んっんん!!今は目の前のことを解決することを考えるんだ・・・僕からは言えるのはそれだけだ・・・それじゃ!!』ブツン
海美「言いたいこと言って直ぐに切った・・・」
P「・・・何か余裕が無い感じがしたな・・・飛鳥らしくもない・・・まるで『静香』や『志保』みたいだな・・・」
・・・
志保「くしゅん!!」
静香「イップス!!」
・・・
石川「動かせる組は何処までですか・・・?」
内匠「家のメンツは全員呼べるぞ・・・」
武内「私達の所は残念ながら・・・」
桃子「桃子たちもやるよ・・・ジュリアさん」
ジュリア「最後の大仕事だ・・・沈む迄付き合うよ・・・」
・・・
イヴァンは素の身体能力は此処で言う『吸血鬼』と変わらない『生れながらの怪物の人間』
374 : ぷろでゅーしゃー   2020/03/02 23:13:03 ID:2nGrEXXxk6
>>372
令ジェネの後はそこまで激しい戦闘は控えめにする予定でいるので・・・

何か起こる時は『トラブルメーカー』が何か起こして巻き込まれる感じにします・・・

少なくとも悪意ある戦いからの卒業で『悪意』との戦いを引き継ぐのがゼロワンにしようかと

ジオウからはライダーの生き様と歴史、Pからは『悪意との戦い』・・・
375 : 仕掛け人さま   2020/03/03 06:19:23 ID:KJbC6o.XeM
>>373
(P宅)
チーン
風花「(歌織の位牌と写真を前にして、手を合わせる音葉」
星梨花「まだ、居たんですね・・・」
風花「そうね。私を『ここ』に連れてきた張本人が帰してくれない限りはね・・・」
星梨花「張本人・・・?」
風花「貴女の護衛のお仲間さんよ。どうやら『次元』の壁を越えて移動出来るみたいだけど・・・」
星梨花「そうですか・・・」
風花「あまり怒らないであげてね、貴女の父親を・・・」
星梨花「えっ・・・」
風花「写真を見ただけだけど、伝わってくるものがあるわ。歌織さんは綺麗で、聡明で、それでいて一途であったと・・・」
星梨花「ママが・・・」
風花「きっと、身を焦がす程の想いをPさんに抱いていたのね。だから、Pさんを待っていられた・・・」
星梨花「それは貴女も同じなんですか・・・?」
風花「そうね、かつての私はスポーツ一筋に生きてきた。それも『最強』を求められながら・・・」
星梨花「パパ、いえPさんと出会ったことで・・・?」
風花「『出会い』だけでは変わらないわ。その後、『守られてもいい』存在だと自覚した時に恋は始まったの・・・」
星梨花「・・・」
風花「貴女も平和になれば分かるわ。その身を焦がす程の出会いをね・・・」
・・・
ピエール「はっくしょん!」
P「気を付けろよ、ピエール・・・」
ピエール「うん、分かってる・・・」
P「さて、もう間もなく。北関東を抜けるみたいだな・・・」
ジュリア「被害は最小限に収まってはいるみたいだが・・・」
P「オプリチニキをどう黙らすか・・・」
376 : do変態   2020/03/03 06:20:56 ID:KJbC6o.XeM
>>374
まぁ、令ジェネ後に「P先生が二人の反抗期疑似姉妹を大変ありがたくお説教」するパートを設けてくれるのなら、『一部卒業』も吝かでは無いかなと
377 : プロデューサーちゃん   2020/03/03 13:28:58 ID:TQ5malpgCE
>>375
エミリー「でしたら私達の配下をお使いください・・・」
環「お前は・・・」
桃子「いいのエミリーさん・・・」
エミリー「平蜘蛛のお礼です・・・」
環「おぉ!!それは助かるぞ!!」
のり子「目的はそれだけじゃ無いだろ・・・」
エミリー「お察しの通りです・・・」
環「えっ!?まだ何か有るのか・・・!?」
エミリー「私達は目下最大の敵『イヴァン』の抹殺が主です・・・」
のり子「それで私達を利用しようって・・・?」
エミリー「違いますよ・・・コレはあくまでも相互利益の賜物です・・・」
桃子「実際イヴァンを止めるにはそれ位しないとね・・・」
エミリー「イヴァンが倒れれば『シーノース』の崩壊は決定的です・・・」
環「うわぁ・・・本当に腹が黒いんだなイギリス人って・・・」
のり子「勝ち馬に乗る為なら舌を何個でも生やすのがお国柄だからね・・・」
エミリー「失礼ですよ!!」
桃子「メールだ・・・」
めぐる「秘密裏に私が支援してあげるよ~」
桃子「何処の国も考えるのは一緒なんだね・・・」
エミリー「ん?」
桃子「何でも無いよ・・・」
378 : ごしゅPさま   2020/03/03 13:57:45 ID:KJbC6o.XeM
>>377
P「んじゃ、行くか・・・」
桃子「ん、お兄ちゃん。何『それ』・・・?」
P「世界共通の言語」キッパリ
のり子「いや、どう見ても・・・」
P「世界共通の言語だって」
ジュリア「マジで言ってんだろうな・・・」
海美「男の人って・・・」
ピエール「僕は違う、まだ『早い』・・・」
エミリー「ですが・・・」
環「ん・・・?」
エミリー「決裂したなら、『ヤらせてもらいます』・・・」
・・・
(南関東某所)
イヴァン「貴様が我が息子『ヒョードル』を屠った男か・・・」
P「そうなるな・・・」
イヴァン「我が軍勢を相手に丸腰。そして『世界共通の言語』とな・・・」
『(通じるんかい・・・!』
P「お前と戦争にしに来た訳じゃないからな・・・」
イヴァン「クカカカ、ここまできたのにか・・・」
P「そうだ・・・」
イヴァン「思えば、この『地』を取ろうとする度に『貴様』が浮かび上がる。その度に我が子達に死が訪れる・・・」
P「直接『ヤった』のはヒョードルだけだぜ・・・」
イヴァン「黙れ、その度に我は嘆き苦しんできた。それを『今日』終わらせる・・・!」
(緊張状態に入る『任侠の者達』と『オプリチニキ』)
P「野暮な真似は止めようぜ・・・」パチン
イヴァン「何をした・・・?」
P「何、どうって事はねぇよ・・・」シュル









『腹を割って、話そうぜ・・・!(世界共通の言語=様々な等級の日本酒をズラリと並べる音葉』ニッ
379 : プロデューサーさん   2020/03/03 14:06:19 ID:KJbC6o.XeM
※尚、Pとイヴァンの姿は補足されていない。人払いをかけています
380 : 箱デューサー   2020/03/03 15:12:52 ID:TQ5malpgCE
>>378
イヴァン「成程・・・余とお前だけで話を付けようと・・・」
P「あぁ・・・その通りだ・・・」
イヴァン「愚策だと思わんのか・・・?」
P「・・・思わんね・・・言いたかないが・・・お前は『強い』・・・此処まで強い人間は初めてだ・・・無傷で勝つのはまず不可能・・・」
イヴァン「お互いが死ぬか片方が重体の関の山だ・・・」
P「だからこそ・・・腹を割って話す・・・それが俺の選択だ・・・」
・・・
ジュリア「・・・」
海美「中で何してるんだろう・・・」
ジュリア「アイツの考えは分かった・・・話し合いでの終わりだ・・・」
のり子「一目見て分かったよ・・・『戦争』してはいけないって・・・」
海美「正直人間かどうか疑ったよ・・」
のり子「世の中には居るんだよ・・・ああ言う『突然変異』の化け物が・・・」
ジュリア「賭けて見るか・・・?」
のり子「残念だけど不成立になる賭けはしない・・・」
ジュリア「皆考えは同じか・・・」
海美「後はアナスタシアの死の原因を何とかしないと・・・」
381 : 高木の所の飼い犬君   2020/03/03 16:02:13 ID:KJbC6o.XeM
>>380
P「まぁまぁ、まずは一献傾けようや」トクトク
イヴァン「ふん・・・」
P「乾杯は要らんだろ。飲みたくなったら、まだあるし・・・」クイッ
イヴァン「こんなのはヴァダー、『水』も同然だ・・・」
P「北の方から、こんな南の辺境まで歩いてきたんだ。少しくらい休んだってバチは当たらんよ・・・」トクトク
イヴァン「そうだな・・・」トクトク
P「(これ、効くな・・・」クイッ
イヴァン「(まだ、ヴァダーだな・・・」クイッ
・・・
カイノ「で、俺を呼んだと・・・」
ジュリア「この状況を打開出来るとしたらアンタしか居ない・・・」
桃子「お願い、お金なら払うから・・・」
カイノ「こんないたいけなお嬢さんからせしめたら、探偵の名が泣くつぅの・・・」
石川「僕からもお願いします・・・(綺麗に頭を下げる音葉」
カイノ「分かった。待ってろ・・・」
・・・
P「一応、『つまみ』も持ってきたんだ。『イカ』だけどな・・・」
イヴァン「酒は炙ったイカがいいとは聞いた事がある・・・」
P「オッサンよりも少し上の世代だぞ・・・」チギリチギリ
イヴァン「ふん・・・」ムシャ…
・・・
このみ「しかし、動かないわね。オプリチニキとやらは・・・」
間島「トップダウンなんだろうな・・・」
内匠「アイツだけ、ずりぃな・・・」
382 : P君   2020/03/03 17:04:42 ID:2OgOBSRKno
>>381
アンズ「マズイマズイマズイマズイマズイマズイ!!!!」
アナスタシアの死の翌日部屋に行って彼女の遺体を見てしまった
アンズ「今回の件はアンズが悪すぎる!?確実に疑われる・・・」
アンズ「アナスタシアの死の原因は私だって確実に思われる・・・!?ツァーリに殺される!!」
アンズ「そうだ!!高跳びをしよう!!何処か遠くに逃げて!!今までの金をフルに使って隠居しよう!そうしよう!!」
アンズ「うひひひ・・・それがいい!!絶対そうだ!!」
構成員「アンズ様・・・」
構成員「触れない方が良い錯乱していて思考が狂ってるんだ・・・」
構成員「しかしどうやってあの部屋に・・・」
構成員「あぁ・・・入った痕跡も出た痕跡も無いのにどうやって・・・」
構成員「そもそもアンズ様が出た後も誰も居なかったんだぞ・・・」
構成員「・・・いったい何が合ったんだあの部屋の中で・・・」
アンズ「早速荷造りしないと・・・」
アンズ「場所は・・・天国に近いところだなぁ~・・・」
383 : 彦デューサー   2020/03/03 18:17:43 ID:KJbC6o.XeM
>>382
カイノ「という訳で優雅にバカンス決めてるとこを連れてきたぞ・・・」
アンズ「アンズは何も知ーらーなーいー!」
ジュリア「嘘を言っている目では無さそうだな・・・」
このみ「でも、この国だと目撃者は通報を怠ると、それだけでも捕まるのよ・・・」
アンズ「北海道は治外法権だ!」
のり子「いつの時代だ!」
石川「だとしたら、誰がアナスタシアを・・・」
海美「皆、見て!」
(人払いが晴れていく音葉)
内匠「備えろ!」
(戦闘体勢を取る『任侠の者達』と『オプリチニキ』)
ウィーヒック
『え・・・?』
P「おう、まだいけんらろ・・・」ヒック
イヴァン「なめるな、『北東のマンモス』とは俺のことよ・・・」クイッ
P「おぉ、いい呑みっぷりじゃねぇか・・・」クイッ
桃子「うっ、何この匂い・・・!?」
間島「子供連中は少し離した方がいいな・・・」
環「いいニオイじゃない・・・」
海美「もしかして・・・」
ジュリア「単純に酒臭い・・・」
P「そうだ、腕のいい探偵を知ってんだ。ソイツにアナスタシアの死の真相を探らせればいいんじゃねぇか・・・?」ヒック
イヴァン「そうか、突き止められなければ、ソイツの首も墓場に持っていけばいいな・・・」ヒック
カイノ「待て、人の命運を簡単に・・・」
P「それじゃ、近いの杯を交わすぞー・・・」ヒック
イヴァン「そうだな。これで契約成立だ・・・」ヒック
このみ「止めるわよ、そんな簡単な『ノリ』で杯を・・・!」
P「イェーイ・・・♪」
イヴァン「娘の無念は晴らす・・・!」








『カチーン・・・』
(誰かは言った。『世界一間抜け』で『世界一最高』な杯の瞬間だったと・・・)
384 : 我が下僕   2020/03/03 18:30:44 ID:c9v8jOpqUk
>>383
ピリリリリ
カイノ「もしもし・・・」小声
ブルー『俺だ・・・』
カイノ「調べはついたか・・?」
ブルー『あぁ、調べに調べたが・・・』
カイノ「それで結果は・・・?」
イエロー『残念だけど全く無し・・・』
ブルー『痕跡も指紋も見つからない・・・こんな事があるのか・・・?』
イエロー『まるでギャングラーだよ!』
カイノ「まさか・・・オーマ以外に世界を行き来してる奴が・・・?」小声
ブルー『エックスの方にも期待してみる・・・』
イエロー『多分目ぼしい物は無いと思うけど・・・』
・・・
飛鳥「後少しで解決だと言うのに・・・」
蘭子「うむむ・・・世界の均衡が・・・(世界が壊れちゃうよ・・・)」
飛鳥「まさか、封じていた力が溢れるなんてね・・・」
蘭子「魔王の呪力が消失なりか?(オーマの力が解けちゃったの?)」
飛鳥「そんな柔な存在じゃないよ・・・」
蘭子「ならば・・・何故・・・?」
飛鳥「解らない・・・」
385 : ダーリン   2020/03/03 19:31:52 ID:KJbC6o.XeM
>>384
エックス『それなら、うってつけの「精鋭」を呼んであるよ・・・!』
ブルー「何・・・?」
イエロー「まさか・・・」
「動くな!」
「国際警察の権限を持って!」
「実力を行使する!」
ブルー「エックス、お前・・・!」
イエロー「まぁ、私達よりは適任だけどね・・・」
1号「レッドくんは居ないのか・・・」
ブルー「レッドの奴は随分前から出てますよ・・・」
2号「で、何を探すんでしたっけ・・・?」
3号「ここで死んでしまった娘さんが、何か残してないかを探すんだ・・・」
イエロー「隅から隅まで見たんだけどなぁ・・・」
3号「いや、イエローちゃん。『君達』では探しきれない物もあるはずだ・・・」
2号「だからこそ、『俺達』が居るんだ・・・!」
1号「見つけたぞ・・・!」
エックス『流石だね・・・!』
1号「これで・・・」
ブルー「レッドの首は繋がる・・・!」
(1号の手に握られているのは『布』であったが・・・)
続く
386 : プロデューサー様   2020/03/03 19:34:00 ID:KJbC6o.XeM
>>385
(翌日)
イヴァン「『証拠』とやらが見つかったらしいな・・・」
P「あ、あぁ・・・」ガンガンガン
ジュリア「(悪酔いするまで呑んでるからだ・・・!」
カイノ「『これ』がその証拠だ・・・!(ジップロックに入った『布』を見せる音葉」
イヴァン「これは・・・?」
カイノ「アンタの娘さんが今際の際に掴んでいた物だ。娘さんの指紋と正体不明のDNAが付着していた・・・」
P「正体不明・・・?」
カイノ「解析した奴曰く『この世界には存在していない』・・・」
P「カイノ、お前・・・!」
カイノ「俺の話は後、少なくとも『ここの人間』がアンタの娘さんを殺した訳じゃない。誰が『やった』のかと言われると、引き続きの調査が必要だが・・・」
イヴァン「いや、娘もマフィアのはしくれ。訳の分からない者に討たれるのは覚悟していた筈だ・・・」
P「で、どうするんだ・・・?」
イヴァン「このまま帰らせてもらおう。やはり『お前』に手を出すのは危険だったという事だ・・・」
・・・
(残されたPの仕事部屋)
ジュリア「近い内に次の世界への扉が開くと・・・」
士「そうだな・・・」
ジュリア「で、何があるんだって・・・」
士「少し厄介な事に・・・」








『Pの奴が休みだ。だから、ピエールを連れてきた・・・!』
・・・
あーあー、フルメン出しちゃったよ。そんなつもりは無かったのに・・・(自虐)
387 : Pさん   2020/03/03 21:26:01 ID:c9v8jOpqUk
>>386
ジュリア「大丈夫かよオーマがどう言うか・・・」
士「どういう訳か奴は最近姿を見せないようだ・・・」
ジュリア「何故だ・・・?」
士「さあな・・・」
のあ「丁度良いわね・・・次の世界の話をするわ・・・」
ジュリア「まだ帰ってきてないぞ?」
のあ「概要ぐらいなら問題ないわ・・・」
士「次の世界はなんだ・・・?」
のあ「気を付けることね・・・」







『次の世界は下手をすると命を失うわ・・・』

・・・
コレット「此処で私は『※※』物語を・・・」
388 : Pサン   2020/03/03 21:46:20 ID:6eAj6n76JU
>>387
ジュリア「どこの世界も変わらなかっただろうが・・・」
のあ「そうじゃない。太祖が次『休み』なのも・・・」
ジュリア「まさか・・・!」
・・・
(イヴァンはオプリチニキの一党は北海道へと帰っていった。入院していたひなたも回復が進み、魅梨音組との和解協議に応じた。結果、木下組は関東での勢力を減らすも、次なる狙いを東北に定め・・・)
・・・
のり子「たのもー!」
桃子「何しに来たの・・・?」
のり子「用心棒のジュリアだっけ、アイツに用がある・・・!」
ジュリア「あたしなら、ここに居るが・・・?」
のり子「組長が『ここ』を離れる前に、アンタとはケリ付けたくてね・・・」
ジュリア「はぁ・・・?」
のり子「大丈夫、殺しとかはしないから・・・」
環「どうやって、決着付けるの・・・?」
のり子「タイマン、張らせてもらうよ。ねぇ・・・」










『「博多の流星」、ジュリア・・・!』
389 : おにいちゃん   2020/03/04 06:05:36 ID:QLQC1kf8fU
>>388
桃子「博多の流星・・・!?」
環「なぬっ!?あの博多四天王の一角の!?」
海美「なんだって!?」
ジュリア「よせや・・・昔の話だ・・・」
桃子「無理だよ・・・あの有名な博多四天王だもん」
のり子「『不動の松尾千鶴』『殲滅の桐野アヤ』『神秘の上田鈴帆』『先導の斉藤洋子』『黎明の大和亜季』とジュリアの合わせての五人だ・・・」
桃子「えっ?五人なのに・・・?」
環「と言うかジュリアって福岡県出身だったんだ・・・」
ジュリア「何処だと思った・・・?」
環「東京かなぁ・・・って思ったぞ!」
海美「余りにも流暢な標準語だから・・・」
桃子「ねぇ五人なのに四天王って・・・・」
のり子「そう言うわけだから!」
ジュリア「だが断る・・・」
のり子「何故!?」
ジュリア「そう言うのはお断りなんだよ・・・」
桃子「だから五人で四天王って・・・」
390 : ラスアクの登場人物書くね   2020/03/04 06:24:39 ID:yJykfyfEH6
>>389
ジュリア「もう出発するからだよ・・・」
のり子「へ・・・?」
ジュリア「あたしは根無し草の風来坊だからな・・・」
桃子「五人なのに・・・」ブツブツ
環「桃子が壊れた・・・」
海美「お金はすぐ使っちゃダメだよ!」
のり子「そこは柔軟にいこうよー・・・」
桃子「四天王・・・?」ブツブツ
環「一旦、ほっとこう・・・」
のり子「でも、どうするのさ・・・?」
ジュリア「何がだ・・・?」
のり子「Pさんは元に戻ったら・・・」
環「それは心配ないぞ」
ジュリア「Pさんがイヴァンを追っ払ったというのが箔になるとしたら・・・?」
のり子「あー・・・」
ジュリア「まぁ、やってやらん事も無いけどな・・・」
のり子「本当・・・!」
ジュリア「あたしがアンタの敵になったらな・・・」ニッ
(果てしなく仁義ない戦い・終)
・・・
(残されたPの仕事部屋)
P「起きてたのか、ジュリア・・・」
ジュリア「おかえり・・・」
海美「ただいまー!」
士「キングは帰してやったぞ・・・」
P「門矢センセイ、アンタも人が悪いよな・・・」
ジュリア「キングって、あのキングか・・・?」
P「そうだ・・・」
ジュリア「あたしは知らないぞ・・・」
P「で、次の世界は『屋根裏部屋の道化師』か・・・っ!」
ジュリア「気付いたか・・・」
P「何で・・・」








『俺に当たる人物が既に殺されているんだ!?』
391 : プロデューサー殿   2020/03/04 06:53:50 ID:yJykfyfEH6
第四平行世界:屋根裏部屋の道化師。由緒ある『とある劇場』、新作舞台である『屋根裏の道化師』の上演が決定する。発表されていく配役、主役に抜擢されたのは『スタァ』では無く『新人女優』であった・・・
登場人物
P:この平行世界に当たる『劇場のP』が到着前に殺されていることから、今回は出番なし。お休み!「何でなんだよ!」
ジュリア:劇場の音楽担当。海美、ピエールと共に事件の謎を追うが・・・
高坂海美:劇場の端役担当。体力を買われ、大道具の搬入や運び出しも担当している。
ピエール:Pの代役としてジュリア、海美と共に行動。ウォーカーの所作に疑問を持つが・・・
レッド:引き続き探偵の卵としても行動。同時にオーガストランザーを狙うが・・・
士:物語後半、Pに今後の事について話し合うが・・・
『とある劇場』の面々
コレット(琴葉):劇場の新人女優。新作舞台の主役に抜擢されるが・・・
モニカ(桃子):劇場が誇る『スタァ』、新作舞台ではコレットのライバル役が宛がわれる
ミルズ(瑞希):劇場支配人。見た目は瑞希だが男性。殺人事件が発生しながらも新作舞台の公開を目指す・・・
シンシア(このみ):モニカよりもキャリアのある往年の名女優。引退した身ではあるものの、後進の指導にと劇場に度々訪れている
ウォーカー:探偵業を営む人物。事件の謎を追うべく動くも、ピエールからその『所作』を疑われている・・・
マドリーン(まつり):劇団員の一人。殺された『劇場のP』の第一発見者
リリー警部(百合子):事件の一報を受け、駆けつける。ウォーカーとは顔なじみではあるが・・・
・・・
飛鳥「この世界が終わったら、一旦・・・」
392 : 5流プロデューサー   2020/03/04 14:07:52 ID:i3.9OZ9U6A
>>391
追記
フィーニス:既に退去済み・・・何かをやった後である・・・
命題
①:屋根裏部屋の道化師の正体を暴く
②:死なない事・・・

オーマ:残り時間・・・後僅か・・・
393 : せんせぇ   2020/03/04 14:15:41 ID:i3.9OZ9U6A
>>390
海美「うそぉ・・・」
ジュリア「現実だよ・・・」
P「この世界の俺は『キラー』によって殺されている・・・」
のあ「そお・・・それ故にP・・・貴方は此処で待機・・・」
士「しかし、腐ってもコイツを『殺った』奴だ・・・相当イカレテるな・・・」
P「相当ヤバい奴だな・・・」
ジュリア「それにこの『屋根裏部屋の道化師』は『名探偵ウォーカー』シリーズの中でも跳びっきりの難題だぞ・・・・」
のあ「原作を読んだ子はいるかしら・・・?」
ジュリア「・・・」バツの悪そうな顔をする音葉
海美「・・・」目を逸らす音葉
士「そもそも知らん・・・」
P「俺だけだ・・・百合子が渡して来てな・・・」
のあ「文香が知ったら嘆きそうね・・・」
ジュリア「となると知ってる人間が居ないってなるな・・・」
のあ「ある意味良いんじゃないかしら・・・?カンニングしての試験なんて悪いじゃない」
P「それとのあ・・・」
のあ「何かしら・・・?」
P「この平行世界の何処かに『介入者』がいる・・・俺達も知らない誰かが・・・」





『場を乱している・・・』
394 : 兄ちゃん   2020/03/04 18:13:01 ID:J0vDya9Dj2
>>393
のあ「介入者・・・?」
P「とあるマフィアの娘が殺されたんだが、その娘さんが今際の際で掴んだ『布』からは『娘さんのDNA』以外に『その世界』では構成されていない『絹』のデータが出た・・・」
のあ「それは厄介ね・・・」
P「ただでさえ、海東大樹の『代役』からピエールを守らにゃアカンのに・・・」
のあ「残念ながら、貴方には待ってもらうわ。それと『劇場のP』は死ぬことが確定しても、物語は『その前』から始まるわ・・・」
ジュリア「その事は念頭に置いておけって事か・・・」
飛鳥「それともう一つ、提案がある・・・」
海美「提案・・・?」
飛鳥「その『介入者』とやらが絡んでいるかは分からんが、オーマはもうチカラを維持出来なくなっている・・・」
のあ「飛鳥、その話は・・・」
飛鳥「のあさん、もう限界だ。オーマが居なければ『平行世界』から戻せなくなる・・・」
のあ「それは・・・」
P「事実上、最後の『平行世界』になる訳か・・・」
飛鳥「但し、一度に戻れるのは3人までだ・・・」
士「誰か『一人』は置いていく形になるのか・・・」
P「そいつは困ったな・・・」
・・・
(ラスト・アクトレスの世界)
レッド「それ、マジかよ・・・」
エックス『だからこそ、レッドくん。オーガストランザーを「君」が奪取するのは・・・』
レッド「ここがラストチャンスか・・・」
エックス『「この世界」での役割が終われば、「僕たち」は「もう一つ」の願いを叶えなければならない・・・』
レッド「そうだったな・・・」
エックス『その世界で、P氏は活動出来ない・・・』
レッド「なら、最大のチャンスか・・・」
エックス『不履行でも損は無いんだけどね・・・』
・・・
レッド達の一派(エックス、快盗、国際警察)はオーマの他に『もう一人』から『依頼』を受けている。『依頼人』と『依頼内容』については、また『令ジェネ』にて・・・・
395 : 師匠   2020/03/04 18:39:18 ID:QLQC1kf8fU
>>394
テオス真体【我々の最後の仕事だ・・・】
カコ真体【『機械都市跡』を引き剥がすことですね♪】
ホタル真体【でもまだ引き籠ってるんですけど・・・】
ヨシノ真体【ほぉ~どうしますか・・・?】
テオス真体【無理矢理追い出す以外に何がある・・・?】
カコ真体【ですよねぇ~♪】
ナギサ「でしたら私も協力しましょう・・・」
テオス真体【よいのか・・・?お前も知ってる者ばかりだぞ・・・?】
ナギサ「覚悟の上です・・・」
麗華「それで私たちを呼んだわけね・・・」
ともみ「態々ウォッチまで修復して・・・」
りん「こりゃ戦争になるな・・・」
ナギサ「相手はODです・・・そうしないと此方がヤられます・・・やるからには全力です!」
麗華「了解・・・」
ともみ「分かったわ・・・」
りん「ヘイヘイ・・・」
テオス真体【これが正真正銘の最後の仕事だ・・・これを剥ぎ取り・・・Pの弱体化を終えればこの世界は救われる・・・】
ナギサ「邪魔立てするのであれば全面抗争もやむ無しです!」
・・・
オーマ「何故・・・気づけなかった・・・介入者め・・・」
396 : プロデューサーはん   2020/03/04 19:21:14 ID:J0vDya9Dj2
>>395
(残されたPの仕事部屋)
ジュリア「そろそろ行くか・・・」
海美「それじゃ、行ってきます!」
P「あぁ、頑張れ・・・!」
(機械都市跡地)
鏡晶葉「ここを引き剥がすだと・・・?」
内通者『「均衡の崩壊」を防ぐ最善の手段になると・・・』
鏡晶葉「ふざけるな、『AR』と『テオス』は何を考えているんだ・・・!」
内通者『でも、オーマさんも限界みたいですし・・・』
鏡晶葉「そんなもんは知らん。アイツが勝手に世界を書き換えた結果だ・・・」
泉「引き剥がすって事は・・・」
鏡晶葉「『戦力部隊』を送り込んでくるのだろうな・・・」
泉「私達はどうなるんだろう・・・」
鏡晶葉「麗花や茜みたいに『平行世界』に紛れ込むか・・・」
泉「紛れ込んだ所でP先生と会えるとは・・・」
鏡晶葉「いや、会えなくなるだろう。だとしたら、『この場所』を引き剥がさせる訳にはいかないんだ・・・!」
内通者『どうして、そこまで頑張れるんですか・・・?』
鏡晶葉「何故って、『ここ』で私たちが踏ん張らなければ、この先、戻ってくるPは四面楚歌になるんだぞ・・・!」
泉「書き換えられた以上、この世界であの人はもう・・・」
内通者『じゃあ、どうしたら・・・』
鏡晶葉「何としてでも、持ち堪える・・・」












『この「偽りの均衡」の世界で、Pの居場所を失わせる訳にはいかないんだ・・・!』
397 : Pくん   2020/03/04 21:24:27 ID:QLQC1kf8fU
>>396
麗華「随分な御歓迎ね・・・」
ともみ「そうね・・・」
りん「おうおうおう・・・」
瑞樹「想定してましたけど・・・」
大量のOD達
麗華「バカ達が・・・踊らされて・・・!」バールクス!
ともみ「説得は無駄ね・・・」ゾンジス!
りん「『偽りの均衡』ねぇ・・・」ザモナス!
麗華「誰がそんなことを言ったのかしら・・・」
瑞樹「嫌な予感がします・・・」
続々と待機するカッシーン
麗華「行くわよ!」





『世界を守り元に戻すには此処は消さないといけない!』
398 : Pーさん   2020/03/04 22:14:14 ID:qxFWRF/fFc
>>397
(残されたPの仕事部屋)
P「ん、アンタは行かないのか・・・?」
士「俺は『代役』を向かわせた・・・」
P「代役・・・?」
士「今はやるべき事があるからな・・・」
・・・
(『とある劇団』、その名は『ミリオン座』日本ではない、その国には昔から人々に愛される劇場が存在した・・・)
「海美ー、この書き割り片してー」
海美「はーい!」
「ジュリア、後でギターの音入れお願ーい」
ジュリア「分かりましたー」
「ピエールくん、着ぐるみ大丈夫?」
ピエール「僕、カエルさん着てたから大丈夫!」
ジュリア「(あたしと海美は劇団の『ぺーぺー』、ピエールはバイトの着ぐるみとして『ミリオン座』の一員となっていた・・・」
・・・
劇場P「それでは、支配人。こちらの配役で・・・」
ミルズ「えぇ・・・」コクン
劇場P「これは『ミリオン座』始まって以来のチャレンジになりそうですね・・・!」
ミルズ「シンシアさんからモニカさんへとスターの座が移った時の事を思い出します・・・」
劇場P「では、伝えてきますね・・・」
ミルズ「(その夜でした・・・」







『最初の悲劇が起きたのは・・・』
399 : 夏の変態大三角形   2020/03/05 04:05:19 ID:tIvo7ZseYQ
>>398
ロコ(ロコ)「ホラホラ!ミュージアムのオープンタイムまでノットタイムですよ!ハーリーハーリー!」
スタッフ「美術長!これは此処ですか?」
ロコ「ノー!それはあっちです!」
スタッフ「すいません!」
海美「ロコ~これ此処でいい?」
ロコ「美術長です!それはそこでOKです!」
ノエル(のり子)「ハハハッやるなあの新人は・・・」
ロコ「ムッ!ヘッド!どうしました?」
ノエル「いやねぇ~此処まで大慌てでの作業も久し振りだなぁ~って思ってさ」
ロコ「そうですよ!今回のミュージカルはミリオン座のヒストリーの中でもビッグな催し物になります!」
のり子「そうだなぁ・・・」
・・・
海美「しんどいなぁ・・・」
ノエル「お疲れ」
海美「親方・・・」
ノエル「新人にしてはいい動きだったぞ♪」
海美「本当!」
ノエル「ああ、これで仕事も捗るな・・・」
海美「親方、今回はなんか大きい公演でもあるの?」
ノエル「何でも支配人が大きなチャレンジをするって話さ・・・」
海美「大きなチャレンジ・・・」
400 : 貴殿   2020/03/05 07:13:41 ID:coAFgn.UO.
>>399
劇場P「皆、お疲れ様!」
『お疲れ様でーす!』
劇場P「まぁ、噂程度には聞いてるかもしれないが『新作舞台』の制作に着手する事になった・・・!」
モニカ「(新作・・・!」
コレット「・・・」
劇場P「タイトルは『屋根裏の道化師』。大胆にも『とある劇団』で過去に起きた事件をモデルにした・・・!」
マドリーン「(過去に・・・?」
劇場P「それじゃ、早速だが配役を言い渡すぞ・・・」
ジュリア「(どうやら、この劇団だと配役は端役から言い渡される。そこから、ストーリーに関わっていく順番となるのだが・・・」
海美「(ジュリア、私呼ばれなかった!※念話」
ジュリア「(大道具、美術関係だな・・・※念話」
劇場P「次は道化師のライバル役、モニカ!」
モニカ「えっ・・・!」
劇場P「最後は主役の道化師はコレットだ!」
コレット「私が・・・!」
「マジかよ・・・」
「コレットって、まだ端役数回の・・・」
「支配人も大胆に出たなぁ・・・」
モニカ「ぐっ・・・!」
劇場P「以上、解散!また稽古の日程が決まったら、連絡する!」
・・・
モニカ「お兄ちゃん・・・!」
劇場P「モニカか・・・」
モニカ「どういう事なの。モニカを差し置いて、新人女優に『主役』だなんて・・・」
劇場P「決定を降したのは支配人だ・・・」
モニカ「それだけじゃないでしょ・・・?」
劇場P「流石だな・・・」









『シンシアさんからの推薦だよ。かつてのモニカと同様にね・・・』
401 : EL変態   2020/03/05 14:38:20 ID:mTfQI5Egug
>>400
ナオ(購買部)(奈緒)「しっかし、オーナーも随分な事考えたなぁ~」
ミーナ(給仕)(美奈子)「だよねぇ~まさか『主役』をモニカからコレットにするなんてねぇ」
ナオ「何でもシンシアさんからの推薦らしいで?」
ミーナ「えっ!?あのシンシアさんが推薦したの!?」
ナオ「モニカ以来の快挙やな~でもなぁ~ウチもコレットはイケる思っとったんよ!!」
ミーナ「そうなの・・・?」
ナオ「せやぁ!あの演技力は確かなもんや・・・見に来る人が購買で何時も『あの新人は誰だい?』って聞いてくるんや♪」
ミーナ「成程~じゃあ確かな物なんだね」
・・・
エレナ(受付)(エレナ)「えっ?今度の主演はコレットなの?すごーい!!!」
ルウ(小道具係)(昴)「らしいぜ?でもよ・・・」
エレナ「どうかしたの・・・?」
ルウ「モニカが納得するかな・・・?幾ら大先輩のシンシアさんの推薦だって言っても・・・」
エレナ「それならコレットが実力で認めさせればいいよ!」
ルウ「コレット推しだなエレナは・・・」
エレナ「だってコレットは私の友達だもん♪」
・・・
コレット「私が主役か・・・」
カレン(メイク)(可憐)「どうかしたのか・・・?」
コレット「いえ・・モニカさんを差し置いて私が主役なんって良いのかなって・・・」
カレン「うふふ・・・それねモニカも言ってたのよ・・・」
コレット「そうなんですか・・・?」
カレン「そうだよ・・・だから自信持って・・・ね?」
コレット「分りました。私、この物語が『永遠に語り継がれる物』にしたいと思います・・・」
カレン「頑張ってね・・・」
402 : プロデューサーちゃん   2020/03/05 16:05:02 ID:Sm7kYwlNq6
>>401
コレット「あ、カレンさん・・・」
カレン「どうしたの・・・?」
コレット「Pさんが言ってた『過去に起きた事件』ていうのは・・・」
カレン「そうか、コレットは『この国』の出身では・・・」
コレット「えぇ、だからピンと来てない部分もあって・・・」
カレン「ごめんなさい、私の口からは・・・」
コレット「そうですか・・・」
(その日の夜)
コンコンコン
劇場P「はい、どうぞ・・・」
コレット「失礼します、Pさん・・・」
劇場P「コレット、どうしたんだ・・・?」
コレット「お聞きしたい事が・・・」
劇場P「何でもとは言えないが、可能な限りなら・・・」
コレット「『屋根裏の道化師』をモデルにした『事件』というのを知りたくて・・・」
劇場P「勉強熱心なんだな・・・」
コレット「私は『この国』の出身では無いので・・・」
劇場P「そういえば、そうだったな・・・」
コレット「他の皆も言い淀んでしまって・・・」
劇場P「確かに『アクの強い事件』ではあるからな・・・」
コレット「役作りの為にも知りたくて・・・」
劇場P「分かった、俺の知る限りの事を教えよう・・・」
コレット「(それが・・・」









『私とPさんが交わした「最期の会話」・・・』
403 : バカP   2020/03/05 17:41:37 ID:mTfQI5Egug
>>402
ウォーカー「すっかり遅くなってしまった・・・」
エミリー(医者兼ウォーカーの友人)「都会の電車は困り物ですね・・・」
ウォーカー「そうも言ってられないよエミリー君・・・」
エミリー「そうですね。中に入りましょう・・・」
ウォーカー「せっかくの招待なんだからね・・・申し訳ないよ・・・」
エミリー「でもウォーカーさんはどうして招待状を貰えたんですか?」
ウォーカー「うん?それは僕が此処の女優さんと知り合いだからさ・・・」
エミリー「そうなんですね・・・」
シンシア「あっ、やっと来たわね・・・」
ウォーカー「すいません。シンシアさん、公演の公開リハーサルに招待して貰ったのに遅くなってしまって・・・」
シンシア「気にしないの・・・」
ウォーカー「しかし、都会の電車と言うのはどうして、ああも、過密なんでしょう・・・組織的な陰謀を感じますよ・・・」
シンシア「もしかして遅れたのって電車で迷ったから・・・?」
ウォーカー「いえそれだけでは無く友人のエミリー君が和菓子屋の前から・・・エミリー君?」
エミリー「待って下さいウォーカーさん・・・知り合いってあの大女優シンシアさんなんですか・・・!?」
ミルズ「この方がそうですか・・・」
ウォーカー「そちらの方は・・・?」
シンシア「あっ、そうね紹介するは此方の方はミルズさん。この劇場の支配人をしてるのよ」
ミルズ「初めまして・・・」ペコリ
シンシア「ミルズさんが居なかったら私は女優何て出来なかったのよ・・・」
ミルズ「大袈裟ですよ。私はそこまでの事はしてませんし・・・」
シンシア「それじゃ場所を移動しましょ・・・」
「きゃーーーーー!!!!」
ウォーカー「悲鳴・・・!?」
エミリー「何か合ったんですか・・?!?」
シンシア「今の悲鳴はマドリーン・・・?」
ミルズ「ただ事ではありませんね・・・行きましょう・・・!」
404 : おやぶん   2020/03/05 18:11:11 ID:Sm7kYwlNq6
>>403
ミルズ「どうしたんですか、マドリーン!」
(Pの部屋の入り口で座り込んでしまっているマドリーンの姿)
マドリーン「P、Pさんが・・・(震えながらも必死に指をさす音葉」
ミルズ「これは・・・!?」
(ぐったりとした状態で倒れているPの姿。口元には血が滴っているほか、持っていたカップからは飲み干し切る前のコーヒーも)
ウォーカー「エミリー・・・」
エミリー「(無念そうに首を左右に振る音葉」
シンシア「マドリーン・・・!(震えるマドリーンを落ち着かせる音葉」
ミルズ「何てことだ・・・」
ウォーカー「ミルズさん、救急車と念のため警察も・・・」
ミルズ「分かりました・・・」
・・・
ウー…
レッド「(遂に始まったか・・・」
・・・
ジュリア「Pが・・・!」
ノエル「まだ、噂レベルだけど・・・」
海美「事は荒立てない方がいいよね・・・?」
ジュリア「まだ、な・・・」
ピエール「僕たちの、ミッションも・・・」
ジュリア「あぁ、ここから『始まる』・・・!」
405 : Pサマ   2020/03/05 18:44:42 ID:tIvo7ZseYQ
>>404
ルウ「どどどど!どうすんだよ!」
ナオ「落ち着かんかい!アホ!」バシッ
ルウ「落ち着けるかよ!Pが死んだんだぞ!殺されたんだぞ!」
ロコ「だからです!こんな時こそマインドをクールにするべきです!」
ナオ「ロコの言う通りや・・・パニックになると周りも伝染する・・・警察が来るまでジッとするべきや・・・」
カレン「自殺の可能性もあるんじゃ・・・」
ミーナ「それはないと思う・・・お昼食べてる時だって皆と話し合ってたよ・・・精神に異常があったとは到底・・・」
ノエル「先ずは警察が来るまでのルールを作ろう・・・」
海美「ルール・・・?」
ノエル「移動する際は常に2人一組とする・・・」
ジュリア「成程・・・そうすれば犯人に襲われても共同で何とかすることが出来るな・・・」
ナオ「野性動物と同じで考えるんや・・・群れからはぐれた奴から狩られる・・・」
ミーナ「他のスタッフも呼んだ方が良いかな・・・」
ノエル「今居るスタッフには全員に伝えるべきだね・・・」
ルウ「トイレはどうすんだよ?俺男だぞ・・・」
ピエール「ボクも居る。問題ないよ」
ルウ「よかった・・・」
カレン「これで終わってくれたら良いのに・・・」
海美「そうだね・・・」
ジュリア「あぁ・・・」
ジュリア「(この時は予想してなかった・・・」





『被害はこれだけで終わらないと言う事を・・・』
406 : ボス   2020/03/05 20:33:50 ID:Sm7kYwlNq6
>>405
海美「ねぇ・・・」ヒソッ
ジュリア「どうしたんだよ・・・」ヒソッ
ピエール「何か、あった?」ヒソッ
海美「ツッコむ程の事じゃないとは思うんだけど・・・」ヒソッ
ジュリア「じゃないのかよ・・・」ヒソッ
ピエール「で、どうかした?」ヒソッ
海美「ルゥって男の子だったんだね・・・」ヒソッ
ジュリア「あぁ・・・」ヒソッ
ピエール「そういえば・・・」ヒソッ
・・・
リリー「警部のリリーです。貴方が・・・」
ミルズ「はい。『ミリオン座・支配人』のミルズです・・・」
リリー「第一発見者は・・・」
マドリーン「私なのです・・・」
リリー「お辛いとは思いますが、発見時の状況を・・・」
マドリーン「Pさんの部屋の前を通りかかったら、突然・・・」
劇場P『ぐあーっ!』
マドリーン「叫び出したと思ったら、思い切り倒れる音がして・・・」
リリー「部屋に鍵が掛かっていたみたいですが・・・」
マドリーン「今日の『鍵当番』だったコレットの部屋が近かったので、事情を説明して、ううっ・・・」
リリー「分かりました・・・」
ヒデ(英雄)「警部・・・!」
リリー「どうしました?」
サーナ(早苗)「死因は居合わせたお医者様の見立て通り、コーヒーに含まれていた毒物だったわ・・・」
リリー「そうですか・・・」ジッ
ウォーカー「・・・」









『(何か、凄く睨まれてる。もう、なんなん・・・』
407 : 番長さん   2020/03/05 21:25:06 ID:tIvo7ZseYQ
>>406
モニカ「それよりも・・・」
コレット「モニカさん?」
モニカ「この中にまだ『犯人』が居るってことよね?」
シンシア「モニカ!」
ミルズ「モニカさん・・・皆さんを疑っては・・・」
モニカ「だってそうでしょ?玄関には支配人とシンシア、そして探偵と助手がいた・・・」
エミリー「助手じゃなくて友人です・・・」
モニカ「それに裏口は常にスタッフがいる・・・」
シンシア「ちょっとモニカ!」
モニカ「この際だからはハッキリ言うけど・・・」







『私は皆を特に今日の鍵番のコレットを疑ってる』
408 : おやぶん   2020/03/05 21:54:50 ID:dl/JiozNcA
>>407
ウォーカー「お言葉ですが・・・」
モニカ「何・・・?」ギロッ
ウォーカー「ヒッ。じゃなくて、モニカさん。貴女にも劇場Pさんを殺すきっかけがあるのでは・・・?」
モニカ「な、何でモニカが・・・!?」
ウォーカー「シンシアさんから伺いましたが、新作舞台の『主役』がコレットさんだった事に大層お怒りだったと・・・」
モニカ「それは、その・・・」
リリー「オッホン!」
ウォーカー「ヒッ・・・」
リリー「そういう事は『我々』が行いますので・・・」
ウォーカー「は、はい・・・」
ピエール「(あれ・・・?」
・・・
ルゥ「ピエール、ちょっといいか・・・?」
ピエール「どうしたの、ルゥ?」
ルゥ「トイレ、行きたくてさ・・・」
ピエール「うん、分かった」
ウォーカー「あの・・・」
ピエール「探偵さん・・・?」
ルゥ「どうかしたのか・・・?」
ウォーカー「わたっじゃなかった、僕もご一緒させてもらえますか。一人で行動しないでくれと言われてまして・・・」
ルゥ「まぁ、トイレくらいなら・・・」
ピエール「(うーん・・・」
・・・
(トイレ、個室内)
ウォーカー「(さて・・・※ポケットから何かを取り出す音葉」
ウォーカー「(どうして、うちが・・・」











紬『(探偵をやらないといけなくなったんやいね・・・』
・・・
白石紬(ウォーカー):まさかの逆転現象。気付いたら、探偵の格好をさせられていた。
性別も逆転している事から、トイレや入浴が目下の悩み。それでも、Pを救うために頑張る。
ちなみに海美、ジュリア、ピエールの正体にはまだ気付けていない・・・
409 : ハニー   2020/03/06 06:39:15 ID:GgZNt.47Fc
>>408
ナオ「どないすんね・・・Pさんが死んでもうた・・・」
ミルズ「・・・」
アユ(振付担当)(歩)「此処は中止しかないな・・・」
ミーナ「そうですね・・・殺人事件が起きての公演は明らかに縁起が悪いし・・・」
カレン「チケットを買ってくれた人には悪いけど・・・」
ナオ「そうは行かんね・・・払い戻しもそうやけど・・・今回の公演はパトロンの方も来るんや」
カレン「パトロンって・・・」
ナオ「それだけでも評価や収入に影響が起きるんや・・・」
ノエル「こんな時に金の話は無しよ・・・」
ロコ「そうです!マネーの話より今は『キラー』のせいでミュージカルがどうなるかの話です!!!!!」
ナオ「金の話も劇団の為の話や!!」
カレン「落ち着いて・・・」
エレナ「それでスタッフの皆は如何するの?家に帰す?」
シンシア「とは言え全員を帰す訳には行かないわね・・・」
アユ「だな・・・それはつまり殺人鬼を外に出すからな・・・今回は全員は劇場で寝泊まりする形になるな・・・」
ノエル「それと公演は中止の段階で話を付けるべきだな・・・」
ナオ「ハァ~・・・統帥本部総長の令嬢の『カーリー(歌織)様』と財閥令嬢の『クレイン(千鶴)様』にどう断りを入れればええねん・・・」
ミルズ「いいえ・・・」






『公演は行います・・・』
410 : 5流プロデューサー   2020/03/06 07:30:20 ID:4IIYKJVEGA
>>409
ナオ「支配人、アンタ何言うてるんか分かってます・・・!?」
ミルズ「えぇ・・・」
ミーナ「人が、Pさんが死んでいるんですよ!」
ミルズ「これは決定です・・・!(その場を立ち去る音葉」スタスタ
ノエル「断りきれなかったか・・・」
カレン「えっ・・・」
ロコ「パトロンの一角にホークキャッスル財閥が・・・」
アユ「マジか・・・」
エレナ「ホークキャッスル財閥って、確か・・・」
ナオ「次男坊が放蕩したって、噂の・・・」
ロコ「そして、『屋根裏の道化師』のメインスポンサーです・・・」
・・・
ジュリア「公演は延期も中止もしない・・・!?」
海美「って事は・・・」
ピエール「真実、追わなきゃ・・・!」
ジュリア「そうだな、その通りなんだが・・・」
・・・
リリー「お話、ありがとうございました・・・」
コレット「お疲れ様です・・・」
コレット「(今日はもう、寝ようかしら・・・※自分宛の手紙が机の上に置いてあるのに気付く音葉」
コレット「(これは・・・っ!?」ペラッ













『大事なお話があります。2階の中庭にて待っています・・』
411 : Pくん   2020/03/06 07:55:45 ID:GgZNt.47Fc
>>410
エレナ「フフフ~ンっと・・・おっ!!」
コレット「エレナ・・・」
エレナ「コレット~何してるの~?」
コレット「エレナこそ・・・二人一組で行動するって話じゃないの・・・」
エレナ「あれれ~?そだけ?」
コレット「決まり事でしょ守る物よ・・・」
エレナ「えぇ~良いじゃん~少し位~」
コレット「そう言う所は昔から治ってないのね・・・」
エレナ「私~そう言うの気にしない質なの~」
コレット「はぁ・・・まぁそこがエレナの良い所よね・・・孤児院でもそうだったし・・・」
エレナ「ムフフフッ~それはそうとコレット~・・・」
コレット「何かしら・・・?」
エレナ「何か妙なの居るから感付かれない様にね・・・」ボソッ
コレット「あの探偵さんかしら・・・?何処か抜けてる気がするけど・・・」ボソッ
エレナ「違う・・・新しいスタッフの子・・・」ボソッ
コレット「新人の子・・・?そこは私はまだ分からないわ・・・」ボソッ
エレナ「少し様子を見る気で居るから・・・もしもの時は・・・」ボソッ
コレット「そこは何とかして・・・『物語の障害』になるなら・・・」ボソッ
エレナ「うんうん・・・そっちもね・・・」ボソッ
コレット「それじゃあまたね・・・」
エレナ「バイバイ~私もう寝るね~」
コレット「おやすみ・・・エレナ・・・メグミ・・・」
・・・
エレナ(サイコキラー):コレットの親友で同じ孤児院の友。誰とでも仲良くなれるが笑顔で人を殺す事も厭わない危険人物・・・コレットの目的の共犯者
メグミ(恵美):コレット、エレナの親友で同じ孤児院の友だった・・・二人が劇団に入る前に流行病で死去・・・二人のブレーキ役でもあった・・・
412 : ご主人様   2020/03/06 11:15:32 ID:4IIYKJVEGA
>>411
(残されたPの仕事部屋)
P「なぁ、門矢センセイ・・・」
士「なんだ・・・?」
P「『これ(屋根裏の道化師』、登場人物の設定が大分変わってるんだが・・・」
士「心当たりはあるだろう・・・」
P「『介入者』か・・・」
士「『ソイツ』が何を目的に動いているかは分からないがな・・・」
P「問題はジュリア達がどう『ウォーカー』とコンタクトを取るかだ・・・」
(※Pと士はウォーカーが紬に置き換わった事は知らない)
士「まぁ、なるようにはなるだろう。ピエールを送り込んだのも『そこ』が理由だ・・・」
P「そうだな・・・」
士「後はあの『赤い』のだ・・・」
P「怪盗野郎がどこで介入してくるか・・・」
(レッドvsピエールは少なめに食い込ませるから)
・・・
レッド「さて、それじゃ・・・」









『俺も動くかな・・・』
413 : プロヴァンスの風   2020/03/06 12:39:19 ID:GgZNt.47Fc
>>412
ノエル「聞いてくれ皆・・・」
ルゥ「どうしたんだよ親方・・・?」
ノエル「今度の公演は期限通りに実行するそうだ・・・」
「えっ!?」
「マジかよ・・・」
「Pが死んだのに・・・!?」
「客が来るのかよ・・・」
ルゥ「待ってくれよ!?それ本当なのかよ親方!!」
ノエル「支配人命令だ・・・」
ルゥ「どうかしてるよ!!Pが・・・人が死んだのに劇が大事なのかよ!!」
ノエル「気持ちは分かる・・・私も同じ気持ちなんだ・・・」
・・・
ジュリア「如何やら劇の公演は行うみたいだ・・・」
海美「本当に・・・やるんだ・・・」
ピエール「この世界のPが死んだのに・・・?」
ジュリア「何か思惑があるんだろう・・・」
・・・
シンシア「聞いた通りよ・・・」
モニカ「そう・・・」
シンシア「驚かないのね・・・」
モニカ「多分・・・予想してたから・・・」
シンシア「そう・・・」
モニカ「それに・・・」
シンシア「それに・・・?何・・・?」
モニカ「お兄ちゃんの為にもやり遂げなきゃいけないよ・・・絶対・・・」
414 : 箱デューサー   2020/03/06 13:46:47 ID:4IIYKJVEGA
>>413
シンシア「モニカ・・・」
(数時間後、劇場2階の中庭)
コレット「(しかし、誰かしら・・・」
「待っていたわ・・・」
コレット「驚きました、まさか『貴女』だなんて・・・」
「『ここ』に来たという事は、私の『推測』は間違いじゃなかったんだね・・・」
コレット「どういう事ですか・・・?」
「お巡りさんの服装で来るだなんて・・・」
コレット「一人で来るには、この方が都合が良いの。で、明日から稽古なのはご存じでしょう・・・」
「そうだね、でもね・・・」
コレット「・・・?」
「『やっていい』事と『そうじゃない』事があるよね・・・?」
コレット「・・・」
・・・
(そして、夜が明けた・・・)
ノエル「嘘だろ・・・!?」
ロコ「ポリスメンとレスキューをコールします・・・」
ルゥ「どうしたんだよ、親方にロコ・・・」
ピエール「待って・・・(制止する音葉」
ルゥ「えっ・・・?」ドキッ
ピエール「見ちゃいけない・・・」









(そこには頭から血を大量に流し倒れるマドリーンの姿。その傍らには血の付いたレンガが・・・)
415 : P君   2020/03/06 19:20:32 ID:45rbAXt8iU
>>414
エミリー「死因は頭部を強打されての頭蓋骨を砕かれ更に出血性ショック死が原因です・・・」
リリー「警察が目を光らせている中で再度の犯行だなんて・・・気が狂ってる・・・!?」
ウォーカー「・・・」少し青ざめる音葉
アンナ「ん・・・遺書無し・・・他殺です・・・」
サーナ「死亡推定時刻は数時間前・・・夜中です・・・」
ミルズ「まさか・・・マドリーンが・・・」
カレン「どうしてマドリーンが・・・」
ノエル「第一発見者だからと言う理由はない筈だ・・・」
ロコ「恐ろしいことになってきました・・・キラーやはりこのミュージアムのメンバーのなかじゃ・・・」
アユ「そもそもマドリーンは何でも一人で行動を・・・」
ウォーカー「もしかして・・・」
エミリー「どうかしたんですかウォーカーさん?」
ウォーカー「いえ、ただ・・・」
リリー「これは私達の仕事ですウォーカーさん・・・」ジトォ
ウォーカー「えっ!?ハハハハイ!?」
コレット「どうしたんですか支配人!」
エレナ「何の騒ぎ・・・・?」
シンシア「・・・マドリーンが殺されたわ・・・」
コレット「そんな・・・!?」
エレナ「マドリーンが・・・?何で・・・?」
416 : プロデューサーくん   2020/03/06 20:31:53 ID:4IIYKJVEGA
>>415
リリー「ルールを破ってまでの行動・・・」
ウォーカー「(マドリーンさんは心当たりを見つけた・・・?」
モニカ「そんな、マドリーン・・・(崩れ落ちる音葉」
ウォーカー「(一人で対峙してまで、何故・・・?」
エレナ「まるで・・・」
モニカ「・・・」
エレナ「『屋根裏の道化師』だね・・・」
モニカ「滅多な事を言わないで!」
シンシア「モニカ・・・」
モニカ「そんな『モノ』は創作の中だけで充分だよ!(コレットを睨み付ける音葉」キッ
シンシア「ちょっと、モニカ。アンタ、コレットを疑っているんじゃ・・・!」
モニカ「だって、そうじゃない。『この娘』が『主役』に、『道化師』に選ばれてからこんな事ばかり・・・!」
エレナ「ちょっと、モニカ。それは言いすぎだよ!」
モニカ「うっ・・・」
ミルズ「ここまできたら、お話するしかありませんね・・・」
ノエル「支配人・・・!」
ウォーカー「まさか・・・」
ミルズ「『屋根裏の道化師』、かつて『とある劇団』で起きた事件である事は伝えられています・・・」
リリー「そのくらいなら、私も聞いた事が・・・」
ミルズ「では、その『とある劇団』とは・・・?」
リリー「えっ・・・?」
ミルズ「かつて、この『ミリオン座』と双璧を成していた劇団がありました・・・」
ウォーカー「双璧・・・」
ミルズ「しかし、『屋根裏の道化師』事件を機に寂れていきました・・・」
リリー「その『劇団』とは・・・」
ミルズ「えぇ・・・」









『「劇団シンデレラ」、あれは悲しい「事件」でした・・・』
417 : 変態大人   2020/03/06 22:21:17 ID:GgZNt.47Fc
>>416
ジュリア「立て続けに二人目の犠牲者が・・・」
海美「コレってもしかして・・・」
ピエール「うん・・・間違いない・・・」
ジュリア「この劇団の中に確実に犯人が居る・・・」
ピエール「複数犯、単独犯は分からないけど・・・」
海美「もしそうだとしたら・・・二人一組も危険なんじゃ・・・」
ジュリア「あぁ・・・もしパートナーが『キラー』だったらそこでアウトだ・・・」
ピエール「でも単独は危険・・・」
ジュリア「単独犯にしろ複数犯にしろ犯人に共通するものがある・・・」
海美「それって・・・?」
ピエール「真相を知る、臆病者、勝手な単独行動・・・」
ジュリア「そう言った奴は『キラー』の格好の獲物だ・・・」
海美「じゃあ今回亡くなったマドリーンは・・・」
ジュリア「後者または前者のどっちかだな・・・」
ピエール「ぼく達はどうする・・・?」
ジュリア「勝手知った仲だ・・・アタシ達はアタシ達で組んで行くぞ・・・」
海美「それが良いよね・・・この世界だと誰が『キラー』か分かんないし・・・」
ジュリア「命題は『死なない事』だ・・・油断するなよ二人共・・・」
二人「うん!!」
418 : 貴殿   2020/03/07 01:21:42 ID:KbwsgmY17s
>>417
(2階、中庭の外れ)
ウォーカー「うーん・・・」
ピエール「探偵さん・・・?」
ウォーカー「ひゃっ!」
ピエール「大丈夫・・・?」
ウォーカー「大丈夫です、少し考え事をしてただけなので・・・」
ピエール「っ・・・!」ピリッ
ウォーカー「どうかしましたか・・・?」
ピエール「そこ、隠れて・・・!(物陰を指定する音葉」
ウォーカー「は、はい!」タタッ
レッド「へぇ、冷静じゃん・・・?(変身前だが暗闇に隠れているので、姿は見られていない音葉」
ピエール「君は、何者・・・?」
レッド「巷で噂の『怪盗』さ・・・!(変身する音葉」バキューン
ピエール「(どうする、探偵さんが近くに居る・・・!」
レッド「悪いな、『契約履行』の方がまだ『都合』が良くてな・・・!(瞬でピエールとの間合いを詰める音葉」
ピエール「(速い・・・!※思わず『オーガストランザー』を出してしまう音葉」
レッド「もらった・・・!(マジックハンド付の剣を取り出す音葉」
ウォーカー「ピエールくん・・・!(思わず、身を乗り出す音葉」
ピエール「(見られちゃった・・!」
ウォーカー「どうして、貴方が『それ』を持っているんですか・・・!?」
ピエール「えっ・・・!」
レッド「マジかよ・・・!(ウォーカーの『正体』を悟り、動きが止まる音葉」
ピエール「(今だ・・・!※オーガフォンをフォンブラスターに変形させる音葉」ッターン
レッド「やべっ・・・!(マントで防御体制を取る音葉」
(ピエールとウォーカーは土埃に紛れて逃げた)
レッド「やるなぁ・・・」
・・・
ピエール「ここまで、来れば・・・」
ウォーカー「もう、なんなん・・・」
ピエール「ねぇ、紬先生・・・」
ウォーカー「なんですか、ピエールくん・・・っ!」
ピエール「やっぱり・・・!」
419 : 寝てた・・・   2020/03/07 12:49:55 ID:Pb4IjH/p3Y
>>418
ウォーカー「何故かウチはこんな所で探偵してるん・・・」
ピエール「いや・・・ボクに言われても・・・」
ウォーカー「性別も男性になってるし・・・なんなん・・・」
ピエール「この世界の紬先生は男性の探偵だからね・・・」
ウォーカー「それより・・・」
コレット「ウォーカーさん此処に居たんですね・・・」
ウォーカー「・・・!?」ビクッ
ピエール「コレットさん・・・」
コレット「エミリーさんが捜してますよ。こんな所で何してるんですか・・・?」
ピエール「さっきボクたち襲われたんだ・・・」
コレット「えっ?まさか・・・犯人ですか・・・?」
ウォーカー「いえ、如何やら一連の事件の犯人とは別の反攻ですね・・・」
コレット「えっ?」
ウォーカー「もし一連の犯人ならば二人も姿を見せずに殺しているのに三人目で姿を見せるのは余りにも不用心で今までの件を見ると一人で居る時に反攻を行ってます・・・」
ピエール「流石は探偵・・・」
コレット「でも別件とは言え犯罪者が増えたのなら支配人に報告しますね・・・」
ウォーカー「それでボクを呼んだ要件は・・・?」
コレット「あっ!そうでした・・・もう直ぐ公開リハーサルが行われるんです・・・」
ピエール「ヤッパリ・・・公演は行うんだ・・・」
コレット「うん・・・悲しい事だけどでも暗い気持ちを吹き飛ばす様な『永遠に語り継がれる』様な劇にしてみるね・・・」
・・・
コレットとエレナの犯行はジュリア達も最後の最後になるまで気付けません
420 : 説明足りなかったな。ウォーカーは男だか、紬はちゃんと女性。だから、トイレや入浴が悩み(後述   2020/03/07 13:07:46 ID:9cEFk7nfoE
>>419
(リハーサルの数日前)
ミルズ「『屋根裏の道化師』、かつて『劇団シンデレラ』で実際に起きた『事件』です・・・」
リリー「どのような事件なのですか・・・」
ミルズ「状況的には今の『ミリオン座』と同じですね。劇団内の人間が立て続けに殺され、追い詰められた犯人は屋根裏へと逃げ込むも・・・」
アンナ「どう、なったんですか・・・?」
ミルズ「消息が掴めなくなったんです。その屋根裏へと繋がる天井は外せる所が限られている事、更には通風に使う窓も無かったのに・・・」
サーナ「知らなかったわ・・・」
ミルズ「『劇団シンデレラ』が廃れていったことで皆の記憶から消えていったのでしょう。そこで私はこの『悲しき事件』を少しでも語り継ごうとこの劇を彼に持ちかけました・・・」
ノエル「劇場Pの事だね・・・」
ミルズ「彼は『それ』が語り継がれていた『最後の世代』でしたから・・・」
・・・
紬「ピエールくん、P兄ちゃんは・・・?」
ピエール「P先生なら、お休みだよ・・・」
紬「えっ・・・」
ピエール「後で説明するね・・・」
(数時間後・・・)
海美「つむつむ先生ー!」ダキッ
ジュリア「驚いたぜ、ムギ先生もこの世界に・・・」
海美「あれ、何か(胸元)が固い・・・」ギュッギュッ
紬「気付いたら、『さらし』を巻いてたみたいですね・・・」
ジュリア「男だと悟られない為にか・・・」
紬「後、一つ悩みがあるとすれば・・・」
ピエール「何か、ある?」
紬「エミリーさんの視線が『友人』を見るのとは『少し』違っているような気がするのです・・・」
421 :   2020/03/07 13:49:53 ID:Pb4IjH/p3Y
>>420
エレナ「ありゃりゃ~・・・外みてよアユ・・・」
アユ「クソッ他人事だと思いやがって・・・!!」
カレン「どうしたの二人共・・・?」
アユ「カレンか・・・外みてみろ・・・」
カレン「なっ!?これは・・・」窓の外を除く音葉
門の前で屯する新聞記者やゴシップ記者
アユ「どうやらハイエナ共が群がってきたみたいだ・・・特にあのゴシップ記者の奴を見て見ろよ・・・」
エレナ「あぁ~・・・熱心にメモしてるねぇ~面白おかしく改変して世に出すんだね・・・」
カレン「人が死んでギスギスしてるのに・・・どうして・・・」
アユ「アイツらからしたらそんな事どうでもいいだよ・・・飯になるネタさえ有れば何処でも現れて当事者達の気持ちを逆撫でする・・・」
エレナ「だから記者って嫌われるんだよねぇ~・・・」
カレン「酷い・・・どうしてそんな事出来るの・・・」
アユ「警察が居るからアイツらも入ってこれないからな・・・でも気を付けた方が良いな・・・」
エレナ「何が・・・?」
アユ「この劇場はデカいだろ・・・?劇場内にスタッフの寝泊まりする部屋処か役者達の為の部屋もある・・・何処で忍び込んでるか・・・」
エレナ「そんな事したら警察に取っ捕まるねェ~」
カレン「居るかなそんな人・・・?」
アユ「一人心当たりが居るだろ・・・モニカか滅茶苦茶嫌ってるあの『五月蠅いツインテール』のゴシップ記者・・・」
カレン「あぁ~・・・」
422 : Pたん   2020/03/07 15:18:15 ID:9cEFk7nfoE
>>421
ジュリア「違う感じ・・・?」
エミリー「まるで異性を見るかのような・・・」
海美「それは・・・」
ピエール「ウォーカーさん、男の人・・・」
紬「はっ・・・!」
ジュリア「あのなぁ、ムギ先生・・・」
紬「な、なんですか・・・?」
ジュリア「アンタ、曲がりなりにも『あの』Pセンの従妹なんだから・・・」
紬「知らぬ間にフラグを・・・」
海美「何か、変わった事とかは・・・」
紬「そういえば・・・」ホワンホワンホワンホワンホワワワーン
エミリー『ウォーカーさん、出会った頃に比べて優しくなられたような気がしましゅ・・・///』
紬「あったかもしれないです・・・」
ピエール「紬先生、帰れなくなる?」
ジュリア「それは無いと思うが・・・」
劇団員「みんな、大変だ!」
海美「どうか、したの・・・」
劇団員「それが・・・」










『モニカまで、手に掛かってしまった・・・!(悔し涙が溢れる音葉』
423 : プロデューサー様   2020/03/07 17:01:45 ID:0d4hy9lM9k
>>422
ナオ「まさか・・・モニカまで・・・」
ミーナ「どうして・・・Pさんの為に頑張るって言ったのに・・・」
ノエル「発見者は誰なんだよ・・・!?」
シンシア「私よ・・・公開リハーサルが終わって少し話をしようって思って部屋に行ったの・・・そしたら返事が無いから急いで鍵番に開けて貰ったわ・・・」
コレット「モニカさん・・・」
リリー「遅れました!!被害者は・・・!?」
サーナ「こちらです警部・・・」
エミリー「検証は済みました・・・死因は胸のナイフです・・・心臓まで達してます・・・」
ヒデ「ほぼ即死か・・・」
アンナ「・・・仰向けに・・・倒れてた・・・」
リリー「刺されてからそのまま倒れたという事は確実に他殺・・・」
ウォーカー「モニカさんが亡くなったと・・・」
リリー「まだ居たんですかウォーカーくん・・・残念ですが君の出番は・・・」
ドズーン・・・
ナオ「今の音は・・・」
ノエル「倉庫の方からだ・・・」
ミーナ「待って・・・確か今日倉庫整理するってロコちゃんが・・・」
ノエル「ロコ・・・!?」バッ
リリー「此処は任せます!!私も現場に・・・!」
・・・
ルゥ「おい・・・ロコ返事しろよ・・・おい・・・」青ざめた表情
ミルズ「どうしたんですか・・・ッ!!」
ジュリア「こっちでも何か・・・!?」




見えたのは倒れたセットの下に赤い水溜まりと人の手が見える音葉
424 : P殿   2020/03/07 18:25:24 ID:9cEFk7nfoE
>>423
ジュリア「どうなってんだ、ルゥ・・・?」
ルゥ「オレだって、分からねぇよ!」
ミルズ「倒れてから、まだ時間は経っていない筈です・・・!」
ピエール「僕に、任せて!」
海美「私も手伝うっ・・・!」
ルゥ「一緒に倉庫整理してたら、いきなりロコが・・・
ロコ『ルゥ、エマージェーシーです!』
ルゥ「って、押してきて・・・」
ミルズ「そうですか・・・」
「あらよっと・・・!(バッグルのワイヤーで倒れたセットを起き上がらせる音葉」
ピエール「凄い・・・」
海美「あれだけ重かった『セット』が・・・」
ジュリア「誰だ、アンタ・・・?」
カイノ「通りすがりの探偵の卵さ・・・」
海美「あーっ、この人!」
ピエール「何で・・・?」
ジュリア「知ってるのか、二人とも・・・?」
海美「先生が『前のとき』に色々お願いしてた人・・・」
ジュリア「はぁ・・・!?」
ピエール「お兄さんも、僕たちと同じ・・・?」
カイノ「今はそんな事より、セットが何故倒れたのかを考えるべきじゃね?」
紬「そうですね・・・」
リリー「ウォーカーさん・・・!(苦虫を噛み潰したような表情になる音葉」
紬「このセットは倒れないように固定されていた筈ですよね・・・?」
ルゥ「あぁ・・・」
ジュリア「誰かが意図的に・・・!?」
カイノ「それでいて、やり方が強引だな・・・」








『つまり、「屋根裏の道化師」は複数居るってこと・・・!』
・・・
コレットは紬(ウォーカー)に、エレナはカイノ(レッド)に追い詰められる設定で・・・
425 : プロデューサーはん   2020/03/07 19:03:09 ID:yR.a6potxQ
>>424
エミリー「・・・」スタスタ
リリー「エミリーさん、ロコさんの容態は・・・」
エミリー「たった今死亡が確認されました・・・死因は圧死です・・・」
ルゥ「そんな・・・嘘だろ?さっきまで俺と話してたのに・・・ロコが・・・」
ノエル「ルゥ・・・部屋に戻ろう・・・皆後は頼む・・・」
ジュリア「あぁ・・・」
ミルズ「モニカについでロコさんも・・・」
コレット「何でロコさんも・・・」
エレナ「ロコが何かしたの・・・?」
ミルズ「それはわかりません・・・」
ナオ「複数犯やったら三人を殺った奴とロコを殺った奴はグルなのかきになるな・・・」
ミーナ「どうなんだろう・・・」
アユ「結論を求めるには早いが可能性も考慮しておこう・・・」
カレン「・・・」
エレナ「カレン?どうしたの?」
カレン「えっ?ごめんね、何でもないよ・・・」
エレナ「そう・・・」
リリー「ですが今回の件は事故の可能性もある・・・留め具が外れる事もありますし・・・」
コレット「こんな事で公演は大丈夫かな・・・」
426 : ハニー   2020/03/07 21:43:53 ID:nmaxkgJc1U
>>425
カイノ「なぁ、警部さん・・・」
リリー「貴方は探偵の卵だって・・・」
カイノ「俺の肩書きなんか、今はどうでもいいっての。アンタ、よく警部やらせてもらってるな・・・」
リリー「何が言いたいんですか・・・?」
カイノ「留め具が強引な切られ方をしてるとしたら・・・?」
リリー「なっ・・・」
カイノ「ちなみにこの『証拠』はアンタが遠ざけたがっている『ウォーカー』なる探偵が見つけた『モノ』だ。受け取るかい・・・?」
リリー「捜査資料として、お受け取りさせていただきますが・・・」
カイノ「ありがチュー・・・!」
・・・
ルゥ「ロコ・・・」グスッ
ピエール「ルゥ・・・」
ルゥ「なんだ、ピエールか・・・」
ピエール「大丈夫じゃない、そんな時は泣いてていい・・・」
ルゥ「えっ・・・」
ピエール「友達を失った悲しみ、すぐには消えないから・・・」
ルゥ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!(ピエールの胸元で思い切り泣く音葉」
(数分後)
ルゥ「ありがとう・・・///(我に返って、急に恥ずかしくなる音葉」
ピエール「どう、致しまして・・・!」
ルゥ「(ピエールになら、話せるかもしれない・・・」








『(オレの「秘密」を・・・!(言うほど大した秘密でもありませんよ、おそらく』
427 : プロデューサーさん   2020/03/07 22:06:23 ID:jISckrLXqM
>>426
コレットの部屋・・・
コレット「エレナ・・・少し強引過ぎたんじゃない・・・?」
エレナ「流石に反省してるよ・・・事故で済ます筈だったのに勘の鋭いのが居るみたい・・・」
コレット「ここでボロを出すとそれこそ唯の『殺人事件』と判断され一週間ゴシップを賑やかにさせるだけよ・・・」
エレナ「ごめ~ん」
コレット「本当に反省してるの・・・?」
エレナ「それよりコレット・・・」
コレット「何・・・?」
エレナ「モニカを殺すの早かったんじゃないの・・・?マドリーンの件で口論になったからって幾ら何でも短気過ぎない・・・?」
コレット「・・・」
エレナ「コレット・・・?」
コレット「モニカさんの件は私は知らない・・・私は手を出してない・・・」
エレナ「えっ?」
コレット「口論になったのは確かよ・・・でもその程度の事でモニカさんを殺すのは自分の首を絞めるわ・・・」
エレナ「えっ?じゃあ・・・まさか私達以外に『屋根裏の道化師』が・・・?」
コレット「・・・私達以外に考えたくないわね・・・模倣犯は逆に迷惑しかないわ・・・」
エレナ「探ろうか・・・?」
コレット「・・・いえ、本来なら今回はロコさんだけが犠牲になる予定の中モニカさんまで出た以上警察の眼が厳しくなるわ・・・今は動かないで・・・」
エレナ「うん・・・分った・・・」
コレット「それと・・・」
エレナ「分ってるよあの『探偵の卵』・・・危険だね」
コレット「今回の件で分かったわ・・・アイツは『嘘吐き』よ・・・『探偵の卵』は眉唾」
エレナ「気を付ける。それで目が緩く成った後のターゲットは・・・?」
コレット「ソロソロ感付きそうな人はカレンさんよ・・・出来る?」
エレナ「問題ないよ・・・今度は怪しまれない様にする・・・」
コレット「やり方わ・・・?」
エレナ「・・・水死」ニコッ
428 : プロちゃん   2020/03/08 09:29:05 ID:HETFKgLcU2
>>427
コレット「なるほど・・・」
エレナ「次の『鍵番』はワタシだからね・・・」
コレット「『開催』はする。後は・・・」
エレナ「ワタシ達の『無念』、それを伝えるだけ・・・」
・・・
(食堂、朝食時)
ピエール「うーん・・・」
海美「どうしたの、ピエールくん・・・?」
ピエール「うん、ちょっと・・・」
ジュリア「ちょっと・・・?」
ルゥ「おーっす、ピエール!(隣に座る音葉」
ジュリア「おはよう、ルゥ・・・(やや引き気味」
海美「・・・!(ティンときた音葉」
ジュリア「・・・(不本意ながらティンときた西口」
・・・
(音楽部屋)
海美「うん、大体分かった・・・」
ジュリア「『まさか』とは思ったが・・・」
ピエール「多分、そうだよね・・・」
紬「一体、どうしたのですか・・・?」
ジュリア「いや、ルゥがもしかしたら・・・」
ルゥ「あ、居た。ピエール、ゴミ捨て手伝って!」
ピエール「(ジュリアの方を見る音葉」
ジュリア「(変に断って、怪しまれるのもまずいから行けっというサインを出す音葉」
ピエール「うん、分かった・・・」
エミリー「大変でしゅ、ウォーカーさん!(思い切りよく扉を開ける音葉」バタン
紬「(ビクッ)ど、どうしたのですか!?」
エミリー「リリー警部が・・・」









『ミルズ支配人を「一連の事件」の重要参考人として任意同行を求めていると・・・!』
429 : ダーリン   2020/03/08 11:40:57 ID:.08OO.Yb5w
>>428
海美「えっ?でもミルズ支配人はアリバイがある筈じゃ・・」
ジュリア「何故警察がそんな大見え切った行動を取るんだ・・・」
エミリー「わかりません・・・ただ警察も何か証拠を掴んだみたいなんです・・・」
紬「えっ?証拠・・・?」
エミリー「ハイ・・・モニカさんの部屋で・・・」
海美「えっ?でもそれらしい物は無かったけど・・・」
ジュリア「まさか・・・あの探偵の卵が・・・?」
紬「可能性は無いとは言えませんね・・・妙に勘の鋭い方ですし・・・」
エミリー「私もそう思います・・・医者をやってるからある程度人を見る目はあります・・・あの人は修羅場を潜った人です・・・」
海美「兎に角リリー警部の所に行って真相を聞こうよ・・・!!」
ジュリア「あぁ・・・そうだな・・・」
紬「そうしましょう・・・」
エミリー「ハイ!!」
・・・
エレナ「・・・正直に言うとマズいね・・・このままだとコレットが危ない・・・」






『ミルズ支配人がコレットの『パパ』だから・・・何とか警察の目線を逸らさないと・・・』
430 : P君   2020/03/08 13:12:20 ID:HETFKgLcU2
>>429
リリー「毛髪です・・・」
紬「毛髪・・・」
リリー「薄紫の毛髪が発見されました。特徴のある『ふんわりくせ毛』の・・・」
ジュリア「それを見付けたのは・・・」
アンナ「アンナたち、です・・・」
リリー「ただ、長さが合わない等の要因があるので『任意同行』をお願いしてるだけです・・・」
海美「それで支配人は・・・」
リリー「応じるそうですが・・・」
アンナ「ただ、完全な『証拠』、にはなってないので・・・」
・・・
エレナ「だって、コレット・・・」
コレット「心配しなくても大丈夫なのに・・・」
エレナ「それはソウだけど・・・」
コレット「私とミルズ支配人が『親子』だと知っているのは・・・」
・・・
(劇場から少し離れた飲み屋)
カイノ「で、相談って何・・・?」
紬「調べたいことがあるので、高坂さん達をお願いしたいのです・・・」
カイノ「調べたいこと・・・?」
紬「コレットさんの事です・・・」
カイノ「まぁ、少し怪しい気はするが・・・」
紬「まずは彼女のルーツを探ります・・・」
カイノ「ルーツ・・・?」
紬「彼女は、日本の生まれです・・・」
・・・
コレット「ミルズ支配人とエレナ、そして・・・」













『私達の大切な親友「メグミ」・・・』
431 : プロデューサークン   2020/03/08 13:49:50 ID:.08OO.Yb5w
>>430
エレナ「でも驚いたよ・・・この劇場の事調べてたらまさか支配人とコレットが実の親子だなんてね・・・世界は狭いね・・・」
コレット「でも今更親子面されても迷惑しか無いわ・・・・」
エレナ「そうなんだ・・・」
コレット「如何言い作ろうあの男は母と私を捨ててこの劇場を選んだ・・・その後母は誰も親戚筋の居ない日本で私を産んで命を落とした・・・」
エレナ「そうだよね・・・私もハーフだから良く解る・・・どれだけ苦労したか・・・」
コレット「そんな私達を『友達』として迎え入れて暮れた親友『メグミ』・・・」
エレナ「メグミ・・・」
コレット「メグミには苦労を掛けたよね・・・エレナが直ぐトラブルを起こすから・・・」
エレナ「えっ?コレットもじゃん・・・その仮面の顔でどれだけ酷いことしたと思ってるの?」
コレット「私はいい子だったよ・・・?」
エレナ「えっ?人によってコロコロ仮面を付け替える演技派のコレットが・・・?」
コレット「地獄の暴走特急、黄緑色の悪魔何て呼ばれたエレナに言われたくない・・・」
エレナ「どっちが!!」
コレット「そっちよ!!」
メグミ『止めなって二人共~・・・・・・』
エレナ「だってコレットが・・・!?」
コレット「エレナが・・・!?」
エレナ「またやっちゃたね・・・」
コレット「何時もこう言うときにメグミが仲裁してくれたわよね・・・」
エレナ「だから私達はやるんだよ・・・」
コレット「何も残せないまま死んでいったメグミの分まで私達が・・・」






『歴史に残す一世一代の最高の舞台劇を・・・・』
432 : der変態   2020/03/08 17:19:59 ID:HETFKgLcU2
>>431
(回想1、コレットとエレナが『ミリオン座』に入る1年前)
コレット「海外・・・!?」
メグミ「うん、『ミリオン座』の裏方だけど・・・」
エレナ「メグミ、スゴい!」
メグミ「脚本をいつ書かせてもらえるかは分からないんだけどね、にゃはは・・・」
コレット「私達も頑張らないと・・・」
エレナ「ワタシも裏方希望だから、問題無いと思うけど・・・」
メグミ「コレットの場合は『役者』だからね・・・」
コレット「それはそうね・・・」
(私達は同じ孤児院で育った。1年前、授業で観賞した『ミリオン座』の日本公演に感動し、進路を定めた・・・)
メグミ「紹介状を書いてくれそうな人を探してみるよ。だから、諦めないでコレット・・・」
(メグミがその後、尽力してくれたかは分からなかったけど、私は『女優』として、エレナは『受付』としてミリオン座に入ることが出来た。しかし・・・)
コレット「メグミが流行病に・・・!?」
劇場P「二人が来る少し前だった・・・」
エレナ「どうして、連絡を・・・!」
劇場P「メグミの希望だった。『孤児院』には連絡しないでくれって・・・」
コレット「そんな・・・」
(私達はメグミの胸に今日まで過ごしてきた。そして・・・※回想1終わり)
続く
433 : 3流プロデューサー   2020/03/08 17:20:53 ID:HETFKgLcU2
>>432
回想2、劇場Pが亡くなる数時間前)
劇場P「俺が『屋根裏の道化師』について、話せるのはここまでだが・・・」
コレット「いえ、問題ありません。ありがとうございます・・・」
劇場P「いい『公演』にしたい。コレットを主役に出来た事を光栄に思うよ・・・」
コレット「本当ですか・・・!」
劇場P「あぁ、きっとメグミも・・・」チラッ
(視線の先には劇場Pとメグミが二人きりで写っている写真)
コレット「あの写真・・・」
劇場P「あぁ、メグミと出かけた時にな・・・」
コレット「(照れ臭そうに語る『彼』の表情を見て、私は察した。『メグミとPが想い合ってた事を』・・・」
コレット「(そして・・・」











『自分がそんなメグミに「嫉妬」した事を・・・!』ポチャン
434 : プロデューサーくん   2020/03/08 18:36:42 ID:.08OO.Yb5w
>>433
ジュリア「任意同行ならまだ逮捕じゃないんだよな・・・?」
海美「どうなんだろう・・・?」
ピエール「僕達基本いい子だから・・・」
ジュリア「まぁ支配人がそんな事するとは思えないからな・・・」
ノエル「そうだぞあの人に限ってそれは無い・・・」
ルゥ「あの人は相当苦労したらしいからよ・・・」
ジュリア「親方にルゥ・・・」
ナオ「せやせや・・・そんな人が仮にも自分とこで育てたモニカを刺すなんて愚かすぎる行為や・・・アホ丸出しや・・・」
ミーナ「だからきっと何かの間違いだと思うんです・・・」
アユ「大方『屋根裏の道化師』が偽装工作でやったんだろうよ・・・」
カレン「その可能性も捨てきれませんね・・・」
ジュリア「となるとモニカをやったのも複数犯のどちらかだな・・・」
海美「あれ?つ・・・ウォーカーさんは・・・?」
エミリー「そう言えば見かけませんね・・・?」
ピエール「外に出たの・・・?」
ナオ「こんなマスゴミが屯しとるトコをかぁ!?」
ミーナ「凄いね探偵って・・・」
アユ「あぁ・・・ビックリだよ・・・」
435 : Pさん   2020/03/08 19:39:19 ID:HETFKgLcU2
>>434
カイノ「あの探偵さんなら『調べる事』が出来たつって、『日本』に行くつってたぜ・・・」
エミリー「What's!?」
海美「英語だ・・・」
ピエール「英語・・・」
エミリー「ウォーカーさんたらっ!」プンスコ
カイノ「ありゃ、相当怒ってるな・・・」
ジュリア「で、何でアンタがここに・・・?」
カイノ「本人から頼まれたんだよ、『しばらく頼む』ってな・・・」
海美「大丈夫かな・・・?」
ジュリア「なるようにしか・・・」
(数日後、劇場はオフ。海美とジュリアは買い出し、ピエールはルゥと一緒に劇場で留守番)
海美「良かった、買い出しも終わりそう・・・」
ジュリア「ん・・・?」
海美「どうかした、ジュリア・・・?」
ジュリア「なんで、『あの二人』が・・・」
海美「あの二人・・・?」
(二人の視線の先には言い争うカップル)
海美「え、何で・・・!?」
ジュリア「とにかく、止めるぞ!」
・・・
(劇場の町にあるホテルの一室)
「助かったよー・・・」
ジュリア「ったく・・・」
「本当に確認したいんだが、君たちは『愛美』と『麗奈』じゃないんだな・・・?」
海美「だから、そう言ってるじゃん・・・」
ジュリア「また、あいつ(士)の仕業か。ったく・・・」
「気になってる事が一つあるんだ・・・」
海美「気になってる事・・・?」
「『俺たち』を『幽霊』みたいな・・・」
ジュリア「まぁ、そりゃあな・・・」
空猫P「後、お金もどうにかしないと・・・」
ゆきよ「そうだね、にゃはは・・・」
・・・
空猫P:『空猫珈琲店』でパン屋の跡継ぎとして日々を過ごしている。ゆきよと話し合った結果『我が愛』は止めたらしい
ゆきよ:空猫Pの愛する彼女。空猫Pは一目惚れだったが、ゆきよの方は『ある出来事』がきっかけでずっと想いを寄せていた・・・
436 : Pはん   2020/03/08 20:29:31 ID:HETFKgLcU2
※ちなみに言い争いをしていたのは『街の人達』
437 : 下僕   2020/03/08 20:33:25 ID:.08OO.Yb5w
>>435
カイノ「警察の数も減ってきたな・・・」
ノエル「支配人の任意同行で警部とその部下が付き添いで出て行ったからな・・・」
ピエール「それより何で此処に居るの・・・」
カイノ「調べ物でな・・・」
ピエール「ふぅ~ん・・・」
ナオ「なあなあ・・・」
ノエル「どうしたよナオ・・・?」
ナオ「カレンの姿を見なかった・・・?」
アユ「姿が見えないんだよ・・・」
ノエル「いや・・・私らは見てないな・・・あっルゥ」
ルゥ「何だい親方・・・?」
ナオ「カレン見てへん・・・?」
ルゥ「いや・・・今朝から見てないなそう言えば・・・?」
ピエール「何処行ったんだろう・・・?」
カイノ「・・・」
ピエール「・・・どうしたの?」
カイノ「嫌な予感がする・・・もしかしたら・・・」
「きゃーーーーー!!!!」
ナオ「今の叫びはミーナ・・・!?」
アユ「どうしたんだ・・・!!」
ピエール「今のは・・・」
・・・
ミーナ「嘘・・・嘘だよねカレンさん・・・」
ナオ「どうしたんや・・・!?」
アユ「なっ!!」
ピエール「・・・ッ!!」
カイノ「コレは・・・酷いな・・・」
ノエル「カレン・・・」
中庭の噴水の中で溺死体になっているカレンの姿・・・
438 : プロデューサーはん   2020/03/09 01:25:38 ID:CSdtfjEtGw
>>437
カイノ「どうする・・・?」
ノエル「引き上げよう・・・」
(数分後)
コレット「そんなカレンまで・・・」
エレナ「こんなのって、ナイヨー・・・」
ミーナ「支配人が戻ってきたら・・・」ボソッ
カイノ「・・・?」
ピエール「警部さんと支配人もすぐに到着するって・・・」
ナオ「これじゃ・・・」
アユ「『シンデレラ』の二の舞だ・・・」
・・・
空猫P「そんな事が・・・(この世界で起きている『出来事』の数々を聞かされる音葉」
ジュリア「あぁ・・・」
ゆきよ「むごい・・・」
海美「だからこそ、犯人を早く捕まえないと・・・」
空猫P「待ってくれ、『俺』が『幽霊』として騒がれるのは何となく分かるんだが・・・」
ゆきよ「アタシが『幽霊』扱いされるのは何でなんだろう?」
ジュリア「それはちょっと・・・」
海美「調べてみないと・・・」
空猫P「ただ、街に出る度に騒がれるのもなぁ・・・」
ゆきよ「少し変装しよっか・・・」
ジュリア「(後は『門矢センセイ』が何で『この二人』を送り込んだかだな・・・」
・・・
(残されたPの仕事部屋)
士「しかし、『田中琴葉』という存在はどこまでも『お前』と『所恵美』に掻き乱されるんだな・・・」
P「え・・・?」
士「まぁ、それもまた『一興』か・・・」
439 : 3流プロデューサー   2020/03/09 06:23:39 ID:SX0Rm0yDOI
※Pは『空猫P』と『ゆきよ』が送り込まれた事を知らされない
440 : 兄ちゃん   2020/03/09 06:27:30 ID:8GMcvGy/Do
>>438
リリー「分りました・・・直ぐに向かいます・・・」
ミルズ「何が合ったのでしょうか・・・?」
リリー「お宅のメイクさんが殺されました・・・」
ミルズ「カレンさんが・・・」ガタッ
リリー「これで5人ですか・・・」
ミルズ「カレンさんは長い時期から劇団のメイクで働いていたので・・・」
リリー「付き合いも長いのですね・・・」
アンナ「・・・準備出来た・・・」
リリー「では劇場に向かいましょう・・・」
ミルズ「分りました・・・」
ミルズ「(コレットさん・・・これ以上行えば尻尾を掴まれますよ・・・」
・・・
サーナ「・・・」報告書を見ている音葉
ヒデ「先輩何してるんですか行きますよ?」
サーナ「あっごめんごめん。何でもないわ・・・」
ヒデ「?」
サーナ「(コレはマズいわね・・・報告すれば更に混乱を起こすわね・・・」
部下から報告で合った既に亡くなった筈の『劇場P』と『メグミ』と思わしき人物が目撃されたという報告
441 : 下僕   2020/03/09 06:59:25 ID:SX0Rm0yDOI
>>440
カイノ「この噴水自体はそこまで深さがある訳じゃない・・・」
ピエール「それじゃ・・・」
カイノ「『屋根裏の道化師』もしくは『道化師の仲間』が『顔面』だけを噴水に入れて、殺したとかな・・・」
ピエール「・・・(無念そうに手を合わせる音葉」
カイノ「後の事は警察に任せよう。おそらくだが・・・」
ピエール「手口が、無理矢理過ぎる・・・」
カイノ「あぁ・・・」
・・・
ジュリア「それなら・・・」ゴソゴソ
ゆきよ「サングラスとカツラ・・・?」
ジュリア「外出る時はこれで『変装』してくれ。また『騒がれちゃ』かなわないからな・・・」
空猫P「そうだな・・・」
海美「うん、分かった・・・」
ジュリア「どうした、海美・・・?」
海美「それがね・・・(ヒソヒソ声で伝える音葉」
ジュリア「またか・・・」
空猫P「それにしてもよ・・・」
ゆきよ「どしたん?」
空猫P「殺伐とし過ぎてるような気がするぜ。この街は・・・」
ジュリア「あたしらは一旦『劇場』に戻るが・・・」
空猫P「助かったよ、ジュリアに海美」
ゆきよ「『あの人』にもよろしくね・・・」
海美「分かった!」バタン
空猫P「なぁ、ゆきよ。『あの人』って・・・?」
ゆきよ「アタシ達の関係を深めてくれた人だよ・・・♪」
・・・
リリー「こんな事がいつまで・・・」
ミルズ「ウォーカーさんは・・・」
アンナ「調べものがあるからと、劇場を出たそうです・・・」
リリー「なら、やりやすい・・・」








『ウォーカーくんが居ない間に追い込みかけるよ、アンナちゃん・・・!』
442 : Pーさん   2020/03/09 07:54:33 ID:hluOSRQFKI
>>441
ナオ「おかえんなさい支配人って・・・コレは・・・!?」
ゾロゾロと入ってくる警官達
リリー「どうも・・・」
アンナ「・・・ん」ペコリ
ナオ「何のつもりなん・・・?」
エレナ「どったのナオ?」
リリー「コレから内部の強制捜査を行います!」
ミルズ「・・・」
ナオ「何を言ってるんや!?」
リリー「既に5人の犠牲者が出ている今、犯人はこの劇場に潜んでいるのは確実!故の捜査です!」
エレナ「えぇ-----!?」
ナオ「ホンマかいない・・・」
エレナ「(・・・釣れた♪」
・・・
カレン殺害数日前
コレット「問題は邪魔な探偵をどう封殺かよ・・・」
エレナ「難しいね・・・」
コレット「もたもたしてると気付かれるし・・・」
エレナ「あっ!良いこと思い付いた!」
コレット「何かしら・・・?」
エレナ「ちょっとカレンを雑に殺害するね♪」
コレット「はぁ?」
エレナ「むふふふ~~」
コレット「そんなことしたら警察に足が付くわよ!?」
エレナ「そこが味噌なんだよコレット♪」
コレット「えぇ?」
エレナ「雑に殺害したら警察が多分いっぱい来る。そうすると下手に動くと怪しまれる・・・」
コレット「私達も首が絞まるわよ!」
エレナ「でも探偵も動けないよ?下手に闇に隠れてやると逆に怪しまれるからね・・・」
コレット「次のターゲットに地下より辛いわよ・・・」
エレナ「コレット・・・何のための生まれ持った演技力なのさぁ~」
コレット「あっ・・・そうね・・・」
443 : P殿   2020/03/09 09:30:30 ID:SX0Rm0yDOI
>>442
海美「あれ、お巡りさんが沢山・・・」
ジュリア「また、何かあったのか・・・?」
ピエール「あ、海美、ジュリア!」
海美「ピエールくん、これは一体・・・?」
ピエール「カレンが・・・」
ジュリア「んなっ・・・!」
海美「そんな、カレンまで・・・」
ジュリア「死因は・・・」
ピエール「噴水に顔から沈められていたって・・・」
海美「ねぇ、ジュリア・・・」
ジュリア「内部犯の可能性が益々高まってきたな・・・」
カイノ「確実に複数犯だろうな・・・」
ジュリア「カイノ・・・」
カイノ「ウォーカー探偵が戻るまでに誰か一人は追い詰めたいがな・・・」
・・・
空猫P「なるほどな・・・」
ゆきよ「だとしたら、アタシらも『役割』があって呼ばれたのかも・・・」
空猫P「その推測は間違ってないかもな・・・」
ゆきよ「え・・・?」
空猫P「財布に使える金が入っているのと・・・」
ゆきよ「新聞は読めるし、テレビも言ってる事が分かる・・・!」
空猫P「それと・・・(とある新聞記事を見せる音葉」
ゆきよ「これって・・・!」
空猫P「どうやら、俺達も『解決』の為のキーになるかもしれない・・・」
(流行病で死んでしまったメグミの新聞記事を見せる音葉。写真には顔を伏せる『劇場P』の姿が・・・)
・・・
(日本、かつての孤児院跡)
紬「ありがとうございました・・・」
紬「(情報は集まりました。犯人はやはり・・・」prr
紬「(国際電話・・・?」
紬「はい、ウォーカーです・・・」
エミリー『大変でしゅ、ウォーカーさん!』
紬「どうしました、エミリーさん・・・」
エミリー『急いで、戻ってきてください・・・』







『ミルズ支配人が「一連の事件」の犯人として自殺しました・・・』(少し回想になる感じでよろしくお願いします。ルゥの『秘密』も明かすので)
444 : バカP   2020/03/09 12:34:07 ID:hluOSRQFKI
>>443
コレット「次のターゲットは・・・」
エレナ「ミルズ支配人・・・?」
コレット「いえ、奴は最後よ・・・」
エレナ「えっ?そうなの?」
コレット「そうよ・・・アイツには私と母さんを捨てた事を後悔して苦しみながら殺す・・・」
エレナ「うわぁ~を、残酷だねぇ~」
コレット「コレくらい当然よ・・・」
エレナ「それで?次のターゲットは?」
コレット「ミーナさんよ・・・」
エレナ「アユとノエルは・・・?」
コレット「私ではあの二人は殺り辛いわ・・・」
エレナ「なら私が殺るね・・・」
コレット「頼むわね・・・」
エレナ「OK」
コレット「脚本の最後も近いわね・・・」
エレナ「最後は私達の命を持って完成するんだよね♪」
コレット「えぇ・・・私達が消えて」






『屋根裏の道化師は完成する・・・』
445 : P君   2020/03/09 16:40:21 ID:cMqEDh3eCA
>>444
ルゥ「(嘘だろ、今の・・・!?」
(通り掛かった時に二人の会話をたまたま聞いてしまったルゥ)
ルゥ「(『屋根裏の道化師』はやっぱり内部犯なんだ・・・!?」
(声だけ聞いて、姿を見てないために誰かまでは分かっていない様子の音葉)
ルゥ「(ど、どうしよう・・・!?」
ルゥ「(と、とりあえず、ここから離れないと・・・!※二人に悟られないように慎重に動き出す音葉」
エレナ「・・・」
コレット「どうしたの、エレナ・・・?」
エレナ「何でもないヨ・・・♪」
エレナ「(そう、何でもネ・・・?」
(翌朝、食堂)
ノエル「あれ、ルゥは・・・?」
アユ「まだ、起きてないのかな・・・?」
ピエール「ボク、起こしてくる・・・」タタッ
ナオ「珍しいな、あの食いしん坊が・・・」mgmg
『うわぁーっ!』
ミーナ「今のって・・・」
ノエル「ルゥの声だ!」
続く
446 : 兄(C)   2020/03/09 16:40:39 ID:cMqEDh3eCA
>>445
ルゥの部屋)
ルゥ「お、お前誰なんだよ!」
エレナ「フフッ・・・(変装しているのと声を変えている為、正体を悟られていない音葉」
ルゥ「こ、このままじゃ・・・」
エレナ「バイバイ・・・(刃物を振り上げている音葉」
ルゥ「(終わった・・・※観念して、目を瞑る音葉」ギュッ
ガキィン
ルゥ「えっ・・・!?」
エレナ「ウソ・・・?」
ピエール「キミ、誰・・・?(オーガストランザー・短剣で刃物を防ぎつつ、怒りに満ちた表情をする音葉」
ルゥ「ピエール、それ・・・?」
ピエール「今は後、早く逃げて!」
ルゥ「足がすくんじゃって・・・」
ピエール「っ・・・!」
エレナ「面白い『モノ』も見れたし、ここまでにするヨ・・・(そのまま窓から飛び降りる音葉」
ピエール「逃げられた・・・」
ルゥ「あぁっ!(何かに気付く音葉」
ピエール「どうしたの、ルゥ!」
ルゥ「見ないで、ピエール・・・」
ピエール「ルゥ・・・」










『女の子だったの・・・?(視線の先のルゥはガーリッシュな服装をしていた』
447 : Pーさん   2020/03/09 16:59:43 ID:z..gDrZF5w
ルゥ:実は女の子だったが、父親の意思により『男の子』として育てられてきた。なので、『この世界』に当てはめられてしまった紬と同様の悩みを持っていたという事になる。
ピエールに助けられた後も『女性』を露見するのを避けたがるが、後にこれが『事件解決』への糸口の一つとなっていく・・・
448 :   2020/03/09 18:46:00 ID:hluOSRQFKI
ミルズ自殺までの間に
ミーナ→アユ→ノエル→エレナ→ナオの順に死にます
エレナは他殺に見せかけた自殺です
449 : P様   2020/03/09 19:22:28 ID:LES0EONU4Q
>>448
めっちゃ殺すやん・・・
450 : レジェンド変態   2020/03/09 19:25:57 ID:hluOSRQFKI
>>449
原作でもシンシアだけ生き残ってたので今回はシンシアとルゥが生き残る様にしたいなぁ~って思ってたりぃ~
451 : プロデューサー君   2020/03/09 21:13:10 ID:QYonlqBL9s
>>446
コレット「えっ?バレた・・・」
エレナ「あくまで内部犯って所がねぇ~・・・」
コレット「マズいわよ・・・このままだと・・・」
エレナ「大丈夫大丈夫・・・ルゥにはある種の脅しが掛かってるから・・・」
コレット「それでも・・・」
エレナ「後面白いニュースがあるよ~」
コレット「何を暢気な・・・」
エレナ「ルゥは実は『女の子』でした~」
コレット「はぁ・・・?」
エレナ「驚いた~?」
コレット「ずっと男の子かと思ってたわ・・・・」
エレナ「後ピエール君含めてのあの三人は・・・『普通』の人間じゃないね・・・」
コレット「どういう事・・・?」
エレナ「ルゥを襲った時にピエール君は手品みたいに何処からともなく剣を出した・・・」
コレット「ッ・・・手品じゃ・・・」
エレナ「模造刀なら私のナイフは防げない・・・つまり本物・・・」
コレット「それってかなりマズいんじゃ・・・」
エレナ「違うよ・・・これを利用するの・・・そうしてあの三人を『封殺』する・・・」
コレット「どうやって・・・?」
エレナ「その為の目撃者・・・ルゥを使う・・・」ニコッ
コレット「そう言う悪い知恵だけは凄いよねエレナは・・・」
エレナ「えへへへ~後コレ・・・遅効性の毒薬・・・」
コレット「分ったわ・・・」
エレナ「今度ナオ、ミーナ、シンシアさんとラウンジでお茶するんでしょ?その時に・・・」
コレット「分ったわ・・・必ず仕留める・・・」
エレナ「それじゃ私は部屋に戻るね~」
コレット「うん・・・えっ?」
エレナ「どうしたのコレット・・・?」
コレット「ううん!何でもない・・・」
エレナ「そう・・・じゃあね~」バタン
コレット「(その時一瞬だけど見えてしまった・・・・」






『親友の首に無い筈の糸が巻き付いているのを・・・・』
452 : Pたん   2020/03/09 23:12:29 ID:XcMSe0R4dw
>>451
ルゥ「ピエール・・・」
ピエール「大丈夫、ボクはルゥの『友達』・・・」
ルゥ「(ズキッ)そ、そうか・・・(少し傷付いたような表情になる音葉」
ノエル『大丈夫か・・・!』
アユ『何があったんだ、ルゥ!』
(一応、『異性』の部屋なので中に入らずに外から声を掛ける音葉)
ピエール「(早く着替えて・・・」ポソッ
ルゥ「(う、うん・・・///」
・・・
ノエル「ペストマスク付けたヤツがルゥを・・・?」
ピエール「うん・・・!」
アユ「性別とか分かるか・・・?」
ピエール「そこまでは・・・」
ガチャ
ナオ「大丈夫か、ルゥ・・・?」
ルゥ「あ、あぁ。ピエールが助けてくれたし・・・」
ピエール「ルゥを襲った人、内部の人・・・」
ノエル「もう、そう言わざるをえないか・・・」
ピエール「窓から飛び降りて、早かった・・・」
アユ「『劇場(ここ)』の内部構造にも詳しい・・・」
ナオ「とりあえず、リリー警部には話しておこう・・・」
・・・
(※語りコレット:リリー警部への報告も済ませた後、夜になってミーナが紅茶に含まれていた毒薬で死亡。そして・・・)
・・・
エレナ「ねぇ、ワタシ。そこの『三人』も別の意味で怪しいなぁって・・・」
・・・
ナオ「ルゥは女の子やったん・・・!?」
・・・
ピエール「でもね、エレナ。ルゥが『女の子』であることは、『ボク』と『ソイツ』しか知らない事なんだよ・・・」
・・・
カイノ「墓穴を掘ったな。『エレナ・シマバラ』・・・」
・・・
(私はこんなに早く親友を失ってしまう事になるとは、予期もしてなかったのです・・・)
453 : プロデューサー君   2020/03/10 06:47:04 ID:ub935jGG5w
>>452
ナオ「・・・」
アユ「ナオ・・・」
ノエル「目に見えて落ち込んでるな・・・」
エレナ「仕方ないよ・・・仲のいい友人が亡くなったんだもん・・・」
コレット「ルゥの話だと内部犯なのよね・・・」
シンシア「そうね・・・内部も知り尽くした相手よ・・・」
ノエル「だがどうする・・・実際この劇場のスタッフは皆詳しいぞ・・・」
アユ「そいつは多分公演スケジュールも知ってるんだろうな・・・」
コレット「初公演以降スタッフの殺害が謙虚に出てますしね・・・」
海美「どう言う事なの・・・?」
シンシア「劇の全ては初公演で決まるのよ・・・」
コレット「今回は殺人事件も重なって信じられない程話題を呼んだし世間体を考えて初公演しか行わないの・・・」
ノエル「それが終わって恐らく犯人はスタッフを用済みと判断して消しに来たんだろう・・・」
シンシア「支配人は・・・?」
ジュリア「一連の事で警察からの監視が付いていて接触も難しい・・・」
ノエル「責任問題って奴か・・・」
アユ「支配人に罪を押し付けるのは間違いだろ・・・」
エレナ「そうだね・・・」
コレット「そうですね・・・」
454 : 夏の変態大三角形   2020/03/10 07:04:56 ID:xNmzKCe3iI
>>453
(現場検証。ルゥの部家を空き部屋で再現)
リリー「朝の起き抜けのところを狙われたんですね・・・」
ルゥ「う、うん・・・」
リリー「何か心当たりは・・・」
ルゥ「前の日の夜中に廊下で誰か、少なくとも『二人』が会話してるのを聞いたんだ。『私達が消えて、「屋根裏の道化師」は完成する』って・・・」
アンナ「それが『誰なのか』は・・・」
ルゥ「その時、少し寝ぼけてて。会話聞くまでは、ボーッとしてたんだ・・・」
リリー「ちなみに『その会話』、『男性』でしたか『女性』でしたか・・・?」
ルゥ「ごめん。怖かったから、そこまで覚えてない・・・」
リリー「分かりました・・・」
・・・
カイノ「(なるほど、これで『屋根裏の道化師』が共犯ってとこまでは辿り着いたが・・・※更に隣の空き部屋で聞き耳を立てている音葉」
・・・
リリー「それにしても、再現したとはいえ『暗い』ですね。この部屋・・・」
ルゥ「こうでもしないと、寝られないんだよ・・・」
アンナ「なるほど・・・」
・・・
カイノ「(部家を暗くしないと、寝られない・・・」
・・・
(中庭の外れ)
ピエール「そういえば、ルゥの部屋は暗かった・・・」
カイノ「OK、同じ『証言』が取れた・・・」
ピエール「それが、どうかしたの・・・?」
カイノ「多分だが、『道化師』の連中が本腰を入れてくる・・・」
ピエール「えっ・・・」
・・・
(※語りナオ:しかし、また悲劇は起こってしまった。アユがダンスルームで酷く衰弱した状態で発見され、病院に搬送されるも・・・)
455 : ダーリン   2020/03/10 10:07:41 ID:aw0p6u/9Rc
>>454
エミリー「アユさんも亡くなったそうです・・・」
シンシア「アユ・・・」
ノエル「コレで残されたのは私と」
ルゥ「俺と」
ナオ「ウチや・・・」
シンシア「私とコレット、エレナね・・・」
海美「私達も居ますよ」
ジュリア「早い話全員が狙われているな・・・」
ピエール「ミルズ支配人は・・・」
シンシア「除外よ、要観察中だから動けないわ・・・」
エミリー「犯人は内部犯で複数居るんですよね・・・」
ノエル「ウォーカーはどうしてるんだ?」
エミリー「連絡を取ったところ日本に居ます・・・」
コレット「日本・・・?」ピクッ
エレナ「どうしてまた・・・?」ピクッ
エミリー「さぁ?そこまでは伺っていませんので・・・」
シンシア「日本に何かしらのヒントがあるのかしら?」
エミリー「お二人に服用されたのが東洋の毒薬ですが・・・ウォーカーさんはそれを知りませんし・・・」
ノエル「東洋の毒薬か・・・」
ナオ「東洋言うても広いで?何処かは分かるか?」
エミリー「東洋薬学はあまり詳しくないので・・・」
456 : プロデューサーさん   2020/03/10 11:20:56 ID:xNmzKCe3iI
>>455
ノエル「そういえば、コレットとエレナ、それに海美は日本から来たんだよね・・・」
海美「(記憶にアクセス)うん、お姉ちゃんに紹介状書いてもらって・・・」
エレナ「(喋り出すまでに少し間があったネ・・・」
ジュリア「(あたしは違うんだな・・・※記憶にアクセスした音葉」
エレナ「ワタシは裏方志望だから、書類審査と面接で・・・」
コレット「私も紹介状をいただいたの。先立って入ってたメグミが仲介してくれたと思っていたんだけど・・・」
エレナ「メグミは病気でそれどころじゃなかったって・・・」
シンシア「・・・」
ナオ「私はルーツが日本にあんねん。日系何世ってヤツやな・・・」
ピエール「(だから、聞こえてくる言葉が・・・」
カイノ「(ところどころ、怪しい訛りみたいになってんだな」
(『訛り』の根拠については『汽車のえほん』シリーズの『ドナルド・ダグラス』で調べてね♪)
エミリー「私も幼き頃、本の少しだけ日本には滞在していましたが。もう読み書きは出来ませんね。リスニングはある程度可能ですが・・・」
ノエル「そういえば、メグミとPは仲が良かったね・・・」
ナオ「流行病に掛からなかったり、治って終息していれば・・・」
ミルズ「二人はきっと結ばれていたでしょう・・・」
コレット「支配人・・・」
ミルズ「警察の捜査もある程度は終わりましたが・・・」
カイノ「証拠が出てこなくて、焦ってるみたいだな・・・」
ミルズ「えぇ・・・」
カイノ「(最も有力なのは、ミルズ支配人とされているが・・・」
ジュリア「(あたし達は感じたぜ・・・」
海美「(『空気』が似てたからね・・・」
ピエール「(ボク達が戦っていた頃の雰囲気に似てる・・・」








『(ミルズ支配人以外に「容疑者」が潜んでいる・・・!』
457 : der変態   2020/03/10 14:53:20 ID:aw0p6u/9Rc
>>456
ミルズ「聞きました内部犯が居ると・・・」
シンシア「警察から?」
ミルズ「えぇ・・・リリー警部は強めの取調は行わなかったの・・・」
コレット「良かったですね・・・」
ジュリア「ただ、分かってるのがルゥを襲ったペストマスクの奴だ・・・」
ノエル「ペストマスクか・・・」
ナオ「顔全体を隠すタイプやから・・・わからんな・・・」
ルウ「髪も隠れてた・・・」
ミルズ「早く見つかって欲しいものですね・・・」
エレナ「・・・」
シンシア「どうしたのエレナ・・・?」
コレット「黙ったりして・・・」
ミルズ「何か犯人に繋がる情報でも・・・?」
エレナ「いやねぇ・・・気になったんだけどルゥ・・・」
ルウ「ん?何だよエレナ?」
エレナ「ルゥはさぁピエールに助けられたんだよね?」
ルウ「おう・・・そうだけど?」
エレナ「ルゥはさぁ・・・」





『どうやって助けられたの?』僅に上がる唇
458 : プロデューサー君   2020/03/10 15:19:45 ID:xNmzKCe3iI
>>457
ルゥ「そ、それは・・・」
カイノ「(ピエールの事だ。オーガストランザーで・・・っ!」
カイノ「(やべぇ、たたでさえ『普通』じゃない『世界』から来たのに、『輪をかけて普通じゃない』この『状況』でオーガストランザーの事を喋られたら・・・」
海美「(ねぇ、ジュリア・・・※念話」
ジュリア「(あたしも今『確信』した。エレナは『道化師』の一人だ※念話」
ピエール「(エレナ・・・!?」
コレット「(ダメよ、エレナ。ここでそんな『博打』を・・・!」
カイノ「(どうするんだ、ピエール・・・!」
エレナ「(さぁ、ここで『三人』を終わらせて上げる。何の目的かは知らないケドー・・・」
ルゥ「(これ、話していいのか・・・?」
ルゥ「な、何でそんな事を聞くんだ・・・?」
エレナ「だって、それだけ強くなるんならさぁ。警察要らないカナーって・・・」
ルゥ「(ピ、ピエール・・・」チラッ
ピエール「(ボクは、ルゥに任せる・・・」
ルゥ「刃物に刺されそうになったところを助けてもらったんだよ・・・」
ルゥ「へぇ・・・」








『「何で防いで」もらったのかなぁ・・・』ニタァ
459 : 3流プロデューサー   2020/03/10 17:59:43 ID:aw0p6u/9Rc
変更
ノエルとナオを殺し辛くなったので生かす方向に
460 : P君   2020/03/10 18:09:27 ID:xNmzKCe3iI
>>459
うむ
461 : 夏の変態大三角形   2020/03/10 20:22:18 ID:anpB9QrWXQ
>>458
ナオ「聞いた話やけど何か鉄の何からしいで?」
ノエル「鉄の何かって・・・誰から聞いたんだよ・・・?」
ナオ「リリー警部の相方・・・」
シンシア「話していい事なの・・・」
ナオ「何でも情報を共有して少しでも調べやすくするって・・・」
ノエル「だけど・・・鉄の何かなんて普段持ってないだろ・・・?」
シンシア「そうね・・・支配人・・・」
ミルズ「どうかしましたか・・・?」
シンシア「何もないとこから鉄の棒みたいなの出せる・・・?」
ミルズ「うむむ・・・手品でしたら仕込まないと無理ですね・・・それに・・・」
ノエル「それに・・・・?」
ミルズ「仕込みの剣や棒だと思いっ切り叩かれたら折れます・・・」
ナオ「つまりホンモンの物を出したって訳・・・!?」
ノエル「そんな超能力じゃないんだからよ・・・」
ジュリア「(嵌められた・・・!!」念話
海美「(どう言う事・・・!?」念話
ジュリア「(エレナはアタシらを同時に動きを止める気だ・・・!!」
海美「(どうして・・・!?」
ジュリア「(此処で下手にピエールに援護すれば『アタシら』も同類だと思われる・・・!」
海美「(私達は何時も一緒に居るから・・・マズい!!」
エレナ「どうやってかなぁ~?」
462 : エレナは原典から少し性格変わります   2020/03/10 21:11:43 ID:YYqWgcEpsw
>>461
ルゥ「(どうしよう、ピエール・・・」
ピエール「こうやって、出した!(オーガストランザー・短剣を顕現させる音葉」
エレナ「えっ・・・」
琴葉「(予想だにしない行動に思わず絶句する音葉」
ジュリア「(ここからどうするんだ・・・」
エレナ「今、どこから・・・!?」
ピエール「えいっ・・(オーガストランザーを仕舞う音葉」
ミルズ「凄い、まるで・・・」
ピエール「ボク、マジック得意!」
海美「(えっ、そうなの・・・!?」
ジュリア「(落ち着け、海美。ブラフだ・・・※念話」
カイノ「(なるほどな。『マジック』って事にしておけば、誤魔化しは効く・・・」
エレナ「な、なっ・・・」
ピエール「ねぇ、エレナ。ボクを追い込もうとして、何がしたいの・・・?」
エレナ「っ・・・」
ピエール「それとも、エレナは『道化師』に心当たりがあるの・・・?」
エレナ「そ、それは・・・」
ピエール「ボクはあるよ・・・」
エレナ「(普段のピエールからは考えられない程の冷たい視線におののく音葉」
ナオ「ホンマか・・・!?」
カイノ「(恐ろしいぜ。流石『王子様』だな・・・」
エレナ「だ、誰なの・・・」
ピエール「・・・(ルゥの方を見る音葉」チラッ
ルゥ「(覚悟を決めたように頷く音葉」コクン
ピエール「『本当』のルゥを知ってる人、『それ』が『屋根裏の道化師』・・・!」
ノエル「『本当』のルゥ・・・」
続く
463 : ダーリン   2020/03/10 21:21:47 ID:YYqWgcEpsw
>>462
ナオ「まるでルゥが私らに隠し事してるみたいやん・・・」
ルゥ「そうだよ・・・」
ミルズ「えっ・・・」
ルゥ「オレは皆に隠してる事がある。ずっと前から・・・」
シンシア「何を隠してるの・・・?」
ルゥ「オレは『女』だ・・・」
(劇場中が驚く音葉。但し『一部』を除いて・・・)
カイノ「マジかよ・・・」
ミルズ「それは驚きました・・・」
ナオ「何かおかしいなっていう部分はあったけど・・・」
ノエル「えっ、どこ・・・!?」
ナオ「風呂をいつも後に入りたがったりとか・・・」
ジュリア「(ルゥ、女の子だったんだな・・・」
海美「(ピエールくん相手にたまにほっぺ赤くなってるなとは思ってたけど・・・」
シンシア「確かにビックリしたけど、それが何の証拠に・・・っ!」
エレナ「(落ち着き払った表情になる音葉※コレットは口をあんぐり開けている」
ピエール「どうしたの、エレナ。ビックリし過ぎて、声が出ないの?」
エレナ「え、と・・・」
ピエール「それとも、『こんな所』で言われるとは思ってなかった・・・?」
エレナ「ね、寝てる時に窓の外から見っ・・・」
カイノ「ダウト・・・」
エレナ「えっ・・・」
ルゥ「オレ、寝る時はカーテンを閉めきってから寝るんだ。『女』であることを隠していたかったから・・・」
エレナ「しまっ・・・」
ピエール「エレナ、ルゥが『女の子』であることはね『ボク』と『ソイツ』しか知らない事・・・」
カイノ「墓穴を掘ったな、『エレナ・シマバラ』・・・」










『お前は「屋根裏の道化師」の一人だ・・・(私人逮捕による借り物の手錠を掛ける音葉』カシャン
464 : ぷろでゅーしゃー   2020/03/10 21:39:22 ID:anpB9QrWXQ
>>463
リリー「護送の準備をします!!」
アンナ「リリー警部・・・」
リリー「何アンナちゃん!!今やっとこの事件の解決の糸口が見つかったのに・・・」
アンナ「雨が酷くて・・・車呼べない・・・」
リリー「えっ?・・・」外を確認する音葉
大雨が降り続ける音葉
リリー「ガッテム!!」
アンナ「呼べるの・・・明日・・・」
リリー「ならそれまで部屋に閉じ込めておきましょう!!ドアの前には監視を付けて面会謝絶で!!」
アンナ「場所は・・・?」
リリー「最上階の部屋!!誰も近付けないだろうしね!!」
この選択が事件を更に悪化させる・・・
・・・
コレット「エレナ・・・」
シンシア「信じられないけど事実よ・・・あの子は殺人鬼・・・」
ナオ「本来なら恨むんやけど・・・コレットの事を思うとな・・・」
ノエル「罪を償って欲しいよな・・・」
コレット「(お前達に何が分るの!!アイツらを許せない・・・必ずエレナを・・・」
ミルズ「・・・」
ミルズは人知れず動き出した『娘』を『庇う為に』・・・
・・・
ジュリア「コレで後は一人を捕まえるだけだな・・・」
カイノ「一人かどうかは分からないが仲間を知る機会だろうな・・・」
海美「これでやっと終わるんだね・・・」
ピエール「うん・・・長かった・・・」
四人は気付けなかったエレナのもう一つの策に・・・
・・・
エレナ「・・・一人では死なない・・・コレットゴメンね・・・ミルズを道連れにする・・・」
エレナ「もう直ぐ来るはずだからね・・・モニカを殺したみたいに・・・」
エレナ「見せて上げるよ・・・私の一世一代の大演技を!!」口の中に隠し持っていた剃刀を出す音葉
エレナは動いた自分を消しに来る人物を道連れにする為の『自殺』を・・・
465 : プロデューサー君   2020/03/11 00:56:03 ID:KQUG5Gy8BA
>>464
ガタン
エレナ「ん・・・?」
ミルズ「よっと・・・」スタッ
エレナ「ミルズ・・・」ギリッ
ミルズ「貴女も聞いてしまったのですね・・・」
エレナ「コレットの境遇を聞いた『その日』から、ワタシも貴方が憎いんだヨ・・・」
ミルズ「『彼女※コレットの母親』の事は悪かったと思っています。今『ここ』で語るべきでは無いのでしょうけど・・・」
エレナ「どうして、コレットの母親を・・・」
ミルズ「彼女を捨てたわけではありません。タイミングが良くなかったのです・・・」
エレナ「タイミング・・・?」
ミルズ「別れは彼女から切り出されました。『手品師の妻』以外の生き方を模索したかったのでしょう・・・」
エレナ「引き留めても良かったんじゃないノ・・・?」
ミルズ「『実』よりも『利』を取った。そう、思われても仕方ありむせん。何より『妻』にも『彼女』にも先立たれていますから・・・」
エレナ「なら、もういいんじゃない・・・」
ミルズ「えっ・・・」
エレナ「貴方は思い知った方がいい。自分勝手な生き方を貫いた結果を・・・」ザシュッ
ミルズ「エレナさん、もしかして・・・」
エレナ「一足先にいかせて、ネ・・・!(呼吸がままならなくなる音葉」
ミルズ「まさか、最初から・・・!」
エレナ「うぅ・・・(ぐったりしてきた音葉」
ミルズ「なら、私も『運命』を受け入れた方がよさそうですね・・・(エレナが所持していたカミソリの刃を自らの首元に近付けていく音葉」
466 : せんせぇ   2020/03/11 06:36:41 ID:oFD52E1lVQ
>>465
警察官「何の音だ・・・?」
ミルズ「ッ・・・」
警察官「エレナ!何をしている!!」ガチャガチャ
エレナ「じゃあ・・・ネ・・・」ガタン!ガシャン!!
警察官「おい!!何が合った!!」
警察官「早く開けろ!!」
ミルズ「仕方ありません・・・」天井裏に戻る音葉
警察官「おい!!・・・・ッ!!」
警察官「警部!!警部!!大変です!!容疑者死亡!!」
リリー「何ですって・・・!?」
アンナ「・・・嘘・・・・」
ジュリア「どうしたんだよ警部さん!!」
海美「何が合ったんですか!!」
リリー「容疑者が何者かに殺されました!!」
ピエール「そんな・・・」
カイノ「まさか・・・正体がバレたから消したってのか・・・」
コレット「エレナ・・・・そんな・・・」ガクッ
シンシア「コレット!!確りしなさいコレット!!」
ナオ「嘘やろ・・・?」
ノエル「また迷宮入りかよ!!」
ルゥ「もういい加減にしてくれよ!!」
コレット「(ミルズ・・・!!」泣きながら憤怒に満ちた目になる音葉
467 : ごしゅPさま   2020/03/11 07:05:12 ID:rp5zxhGLyY
>>466
(エレナの死から数日後)
シンシア「コレットはすっかり塞ぎ込んでしまったわ・・・」
ノエル「仕方ないよ、一緒に育ってきた『親友』を二人も失ってしまった・・・」
ナオ「『屋根裏の道化師』、血も涙も無い奴やで・・・」
・・・
(2階の中庭)
コレット「・・・」ボーッ
カイノ「(親友を失ったショックで後追いしかねないからと、『コレット・M・タナカ』には常に誰かが付き添っている事になったが・・・」
(回想)
カイノ「え、手錠返してもらえないの!?」
リリー「数日、預かるだけなので・・・」
カイノ「最終的に返してもらえるんなら、大丈夫だけど・・・」ホッ
リリー「借り物の手錠とは・・・」
カイノ「(ケイちゃんに何を言われるか、分かったもんじゃねぇしな・・・」
(回想終わり)
カイノ「ん・・・?」
コレット「フフッ・・・(左の口角が僅かに上がる音葉」
(Sideコレット)
カイノ「(何で、笑ってんだ・・・?」ゾクッ
コレット「(メグミ、エレナ。待っててね・・・」
コレット「(憎き父を、ミルズを葬ったら、私も直ぐに・・・」
コレット「フフッ・・・」
・・・
(最上階の部屋では現場検証が行われていた)
リリー「何か、証拠になりそうなのは・・・」
アンナ「警部、これ・・・?(何かを差し出す音葉」
リリー「これは・・・」











『薄紫のふんわりくせ毛、今度は長さもある・・・!』
468 : お兄ちゃん   2020/03/11 12:27:02 ID:9bAlMfb5F2
>>467
リリー「よし!」
サーナ「警部!」
リリー「ムッ!どうしたんですかサーナさん!」
サーナ「亡くなったモニカさんの部屋に妙なものが・・・」
アンナ「妙・・・?」
サーナ「ピアノ線らしき物と仕掛けが・・・」
リリー「確定しましたね!モニカさん及びエレナ容疑者殺害でミルズ支配人いえ!ミルズ容疑者に逮捕状を!」
・・・
ナオ「なんやて!?」
シンシア「支配人に逮捕状を!?」
ノエル「何かの間違いだろ!?」
ルウ「嘘じゃねぇよ!警察がそう言ってるのを聞いたんだ!」
ナオ「何を証拠にドンドコドーン!?」
シンシア「そうよ!私達を雇ってくれた支配人が『屋根裏の道化師』の一人なんてウソダドンドコドー!」
ノエル「お前ら落ち着け!語尾が可笑しくなってるぞ!」
469 : 師匠   2020/03/11 13:31:45 ID:rp5zxhGLyY
>>468
(ミルズの部屋の前)
リリー「ミルズ支配人、失礼します」コンコンコン
(しかし、反応は無い)
リリー「ミルズ支配人!」コンコンコン
アンナ「合鍵を・・・」
ヒデ「それが・・・」
ノエル「今日はミルズ支配人が鍵番なんだ・・・」
リリー「なっ・・・」
カイノ「ちょっと、失礼・・・」
リリー「探偵さん・・・?」
(赤い戦闘機を鍵穴に翳す音葉)ガチャン
ノエル「えっ・・・!?」
ヒデ「開いた・・・!?」
カイノ「どうぞ、リリー警部・・・」
リリー「ありがとうございます・・・」ガチャ
(しかし、部屋はもぬけの殻)
ノエル「鍵は置いてある・・・」
リリー「くっ、どこに・・・!」
アンナ「警部・・・(『封書』を手渡す音葉」
リリー「まさか・・・」ガサッ
『これを読んでいるという事は、一連の事件に私が関与しているという事が分かってしまったのでしょう。
モニカさん、そしてエレナさんを殺害したもう一人の「屋根裏の道化師」は私です。
ですか、このまま「ミリオン座」に汚名を残したままには出来ません。私の「死」をもって、幕を降ろします。ミルズ』
サーナ「遺書・・・!?」
ヒデ「窓から出た形跡も無い・・・」
カイノ「屋根裏だ・・・」
アンナ「えっ・・・?」
カイノ「天井を開けて、屋根裏づたいに逃げたんだ・・・」
ノエル「エレナもそれで・・・!」
リリー「出入口を封鎖して、逃がしてはならない!」
(しかし、リリー警部らの懸命の捜索も虚しく、ミルズ支配人は最上階の屋根裏で遺体となって発見された・・・)
・・・
(劇場近くの個室料理屋)
紬「私が不在にしている間にそんな事が・・・」
エミリー「はい・・・」
カイノ「で、アンタはどうなんだ・・・?」
紬「えぇ、見つかりましたよ・・・」










『「屋根裏の道化師」の真実が・・・』
(空猫Pとゆきよに少し出番があります)
470 :   2020/03/11 20:20:49 ID:sGoIVm/Ukc
>>469
劇場舞台
コレット「・・・終わったわ・・・全てコレで『屋根裏の道化師』は・・・」
紬「完成しません・・・」
コレット「ッ!!」後ろを振り返る音葉
リリー「動くな!!大人しくしていろ!!」
コレット「警察・・・何故?犯人は全員死亡で終わりの筈・・・」
紬「終わりではありません・・・コレは貴女を逮捕して幕引きです・・・コレットさん否・・・『屋根裏の道化師』事件の首謀者『コレット・M・タナカ』!!」
コレット「何で私のフルネームを・・・エレナとメグミ・・・母さんしか知らないのに・・・!?」
リリー「御託は署で聞きます・・・P、マドリーン、ミーナ、アユ殺害容疑で貴方を逮捕します・・・」
ナオ「何でや・・・何でミーナを殺したんやコレット!!」
ノエル「アユもマドリーンもお前に何かしたのか!!」
ルゥ「答えろロコが何で死ななきゃならないんだ!!」
シンシア「・・・コレット」
エミリー「はわわわ・・・」
ジュリア「まさか・・・」
海美「コレットが本当の最後の道化師だなんて・・・」
ピエール「完全に騙されてた・・・」
カイノ「俺もエレナにまんまと食わされてたって訳か・・・」
コレット「・・・えぇ、そうよ・・・私が『屋根裏の道化師』・・・」恐ろしく冷めた表情になる音葉
・・・
陰に隠れている『ヒューマギア』「ニンゲン・・・ゼツメツ・・・」
・・・
このヒューマギアはフィーニスが持ち込んだ物でコイツの投げナイフでコレットは死にます
その後直ぐに回収されるので事件は『コレットの望む形に持ってかれます』
471 : ボス   2020/03/11 20:32:51 ID:rp5zxhGLyY
>>470
紬「何故、こんな事を・・・?」
コレット「何故だと思う・・・?」
紬「そうですね・・・」
(固唾を飲んで、見守る一同)
紬「理由なんて『モノ』は無いのかもしれません・・・」
リリー「えっ・・・!?」
コレット「・・・」
紬「ですが・・・」
空猫P「隠された、最後の謎・・・」
コレット「P、何故・・・!?」
ゆきよ「貴女が密かに重ねた罪・・・」
コレット「メグミ・・・!?」
(二人して舞台袖から出てくる音葉)
紬「貴女は『親友』である『トコロ・メグミ』を殺害していった。ほう、時間を掛けて・・・」
コレット「嘘よ、二人がそんな・・・」
紬「(ピエールくん、カイノさん・・・※アイコンタクトで空猫Pとゆきよを護らせる音葉」
紬「トコロさんは貴女方(コレット、エレナ)よりも1年早く『ミリオン座』に入団しましたが、『ある悩み』を抱えていました・・・」
リリー「ある悩み・・・?」
シンシア「思い出したわ・・・」
ノエル「ご飯が合わないって・・・」
紬「孤児院よりも質の良い食事がネックになっていたんです。そこで日本に居るタナカさん達に『仕送り』をお願いしていた・・・」
ルゥ「まさか・・・」
エミリー「そんな事が・・・」
紬「そう・・・」










『遅効性、かつ「流行病」のワクチンの効き目を阻害する「薬物」を混入した食物を仕送りとして届けさせていたのです・・・!』
コレット「・・・」ギリッ
472 : あなた様   2020/03/11 21:20:43 ID:sGoIVm/Ukc
>>471
ルゥ「嘘だろ・・・」
ノエル「待てよコレット・・・メグミはお前の親友だろ・・・」
コレット「・・・」
ノエル「お前は親友を殺したのか!エレナは知ってるのか!!」
紬「いいえ・・・エレナさんは知りません・・・この日記に書いてました・・・」
『メグミが最近病気が酷いって手紙が来た・・・早く治って欲しい・・・』
『メグミの容体が悪化した・・・折角同じ劇団に入ったのに・・・会えないのは寂しい・・・』
『メグミが死んだ・・・誰が・・ナンデ・・・ドウシテ・・・』
ノエル「お前は親友の一人も利用して騙して!!親父さんに復讐したかったのか!!」
ナオ「その為に罪もない人を何人も殺したんか!!」
コレット「正直に言うと私はメグミに『嫉妬』した・・・」
リリー「嫉妬・・・」
コレット「ただの脚本家志望で・・・先に劇団に入って・・・知らない間に好きな男も出来て・・・憎いあの男に媚び諂うあの姿を観て・・・私の心に憤りし感じなかった!!」
シンシア「・・・コレット」
コレット「何もかも遅れて心の底から『嫉妬の炎』と『憤怒の炎』が私を焦がした!!その為に私は・・・ッ!!」
シュ・・・・気配も殺気も無くナイフが飛んでくる音葉
コレット「えっ?」ザシュ・・・喉に突き刺さる音葉
ジュリア「なっ!?」
海美「何処から・・・!?」振り向く音葉
ピエール「何も感じなかった・・・!?」
カイノ「殺気も気配も無いだと・・・!?」
シンシア「・・・コレットが!!」
コレット「フフッ・・・」奈落に落ちて行く音葉
473 :   2020/03/11 21:55:01 ID:ArVyKXx8Ms
>>472
紬「これが貴女の描いてた『ストーリー』なのですか、タナカさん・・・」
(開けた奈落の底で満足そうな表情を浮かべながらも、息を引き取ったコレット)
リリー「被疑者、死亡・・・」
ノエル「こんなのって、無いよ・・・」グスッ
ナオ「私ら、何も聞けてない・・・」グスッ
ゆきよ「P・・・」グスッ
空猫P「大丈夫だ、ゆきよ。もう、悪夢は終わる・・・」
シンシア「皆、居なくなってしまったわね・・・」ポソッ
(翌日、リリー警部より『トコロ・メグミ』の死亡から始まった『屋根裏の道化師』事件の全貌が明かされた。
皮肉な事にミリオン座は更に注目を集めてしまう事となるも、シンシアとノエルを中心に新たなスタートを迎える事が発表され、そして・・・)
空猫P「それじゃ、俺達は帰らせてもらうぜ・・・」
ゆきよ「『Pさん』にもよろしく伝えてね♪」
・・・
紬「このまま、P兄ちゃんと合流・・・」
ジュリア「になるのか・・・」
海美「でも、一度に3人までしか戻せないって・・・」
・・・
P「バッドエンドなのは『原作』通りか・・・」
士「そうみたいだな・・・」
P「これで『平行世界』も終わりか・・・」
士「お前達はな・・・」
・・・
海東「さて、お宝回収の時間だ・・・」
・・・
エックス『お疲れ様、レッドくん・・・』
レッド「これで『怪盗』もおしまいか・・・」
エックス『そうだね。そして、ここからが僕達の本当の「使命」だよ・・・』
レッド「あぁ・・・」








『まずは「Pライドウォッチ』を取り戻す・・・』
(※屋根裏の道化師編はまだ、エピローグを少し残してます)
474 : Pちゃま   2020/03/11 22:29:33 ID:sGoIVm/Ukc
>>473
フィーニス「さて・・・始めようか魔王・・・ボクが『新世代の一号』になる為の物語を・・・」
・・・
物語が始まる・・・
鏡晶葉「クソッ此処までか・・・」
麗華「諦める事ね・・・」
鏡晶葉「何故だ・・・何故アイツの居場所を奪うんだ!!」
麗華「ホントに兄さんを思うのなら此処を放棄すべきだったわね・・・お前達は利用されていたのよ・・・」
泉「何が言いたいんですか!!P先生を孤独にするのが正しいと言うんですか!!」
麗華「・・・はぁ~キタカミ頼めるかしら・・・?」
キタカミ「お呼びかい・・・?」
麗華「こいつ等に貼り付いてる『悪意』を引き剥がしてくれる・・・?」
キタカミ「あぁ・・確かにコレは『疑念・不信・盲信』と言った悪意だな・・・」
ともみ「準備が出来たわ・・・」
りん「さっさと帰ろうぜ・・・疲れたぁ~・・・」
麗華「お願いね・・・」
キタカミ「あぁ・・キングス・・・」
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・
麗華「何・・・?」
シュパーン・・・
キタカミ「何だ・・・?」
鏡晶葉「どう言う事だ・・・廃墟の筈の此処が・・・」
泉「まるで新品の施設になってる・・・」
「此処は私の居城にして我々『ヒューマギア』の工場だよ人間諸君・・・」コッコッコッ
麗華「・・・嘘でしょ・・・?」
鏡晶葉「お前は・・・私・・・!?」
メカ晶葉「ようこそ・・・絶滅種・・・」







『ヒューマギアの為の笑って暮らせる世界へ・・・お前達は絶滅だ・・・』ストーミング・・・
一斉に動き出す『トリロバイトマギア』・・・
物語は『令和・ザ・ファースト・ジェネレーション』へ・・・
475 : あなた様   2020/03/11 22:55:32 ID:sGoIVm/Ukc
フィーニスの罠で
ジュリアは『世紀末アウトサイダー』、海美は『魅裏怨』、ピエールが『おとぎ兼勇者の世界』に飛ばされます
476 : プロデューサーちゃん   2020/03/12 01:04:38 ID:gXY7Ikyf32
>>474
キタカミ「ここは一旦、退くべきだ・・・!」
麗華「そうね、状況が掴めない・・・」
鏡晶葉「終わった・・・(愕然とする音葉」
泉「今は逃げるのが先よ!」
メカ晶葉「逃がすとでも・・・!」
キタカミ「キングストーンフラッシュ!」
(その時、不思議な事が起こった!)
メカ晶葉「逃がしたか・・・」
・・・
(時の運航所)
AR「もう戻ってきた・・・」
麗華「それどころじゃないわ・・・!」
キタカミ「引き剥がすとごろか『根城』にされた・・・」
泉「アキハ・・・」
鏡晶葉「よくもやってくれたな・・・」
AR「それは・・・」
鏡晶葉「お前達にとって、『所P』という人間はそんなに『軽い存在』だったのか!」
麗華「なっ・・・」
鏡晶葉「『機械都市跡地』まで奪われてしまった以上、もう終わりだ・・・」
キタカミ「待て待て待て、お嬢ちゃん。さっきから黙って聞いていれば・・・」
鏡晶葉「『黙って』だと・・・!」ギロッ
キタカミ「っ・・・」
鏡晶葉「お前達はPが残してきた『布石』を何だと思っていたんだ・・・」
泉「アキハ・・・」
鏡晶葉「お前達はPが何の為に『破壊(スクラップ)』からの『再生(ビルド)』を試みたと思っているんだ・・・」
麗華「それは・・・」
鏡晶葉「だとしたら、要らん事をしたと言いたいのか。ならば、破滅しか無かったんだぞ・・・」
AR「あ、キレちゃった・・・」
鏡晶葉「幸い、まだ『平行世界』とやらを回るはずだ。その間に・・・」
のあ「悪いわね、アキハ。太祖は戻ってくるわ・・・」
続く
477 : 箱デューサー   2020/03/12 01:06:41 ID:gXY7Ikyf32
>>475
まぁ、その方が都合がいいわな。なお、Pは自分が守ってきたはずの世界に『絶望』させられるけど、『ある人』に助けられる。

そして・・・
478 : Pサン   2020/03/12 04:38:10 ID:9yrVn0N1hk
>>476
鏡晶葉「何故だ・・・」
のあ「我が魔王『オーマ』の影響力が弱まってきたのよ・・・」
鏡晶葉「だから、世界を書き換えたのか・・・?」
のあ「いいえ。弱まったのは書き換えた後よ・・・」
鏡晶葉「何故、書き換えるなんてバカな真似を・・・!」
のあ「その方が『最善』だと判断したからよ・・・」
鏡晶葉「結果、どうなったと思っているんだ。『愛増県』以外の都道府県はヒューマギアに制圧されたんだぞ・・・」
のあ「そうね・・・」
鏡晶葉「どうして、そこまで『他人事』なんだ・・・!」
麗華「それは・・・」
鏡晶葉「あの『場所』を『工場』にされたとしたら、事実上の『人間特区』と化していた『愛増県』そのものが狙われはじめたんだぞ・・・」
・・・
(残されたPの仕事部屋)
P「お、帰ってきたな・・・」
ジュリア「ハッピーエンドとはならなかったけどな・・・」
P「それは仕方あるまい・・・」
海美「で、帰るんだよね・・・?」
ピエール「ボクは後でも、大丈夫・・・」
紬「うちはどうしたら・・・」
P「え、紬・・・!?」
紬「今頃、気付いたんですか・・・?」
・・・
鏡晶葉「おしまいだな。何もかも・・・」
泉「そうだね・・・」
キタカミ「さっきから、自分達だけで完結しやがって・・・」
鏡晶葉「何もかもを犠牲にして救った『世界』に『居場所』が、そして『絆』が無いと知ったら・・・」









『ヤツの事だ、「全て」を消しても致し方無いだろうなぁ・・・』
479 : プロデューサーはん   2020/03/12 04:52:04 ID:9yrVn0N1hk
>>477
『ある人』ってのは『キング』、つまりは風花ね
480 : プロデューサーさん   2020/03/12 07:25:34 ID:q9XQcVkO1.
>>478
テオス「いい加減にしなさい!!」
鏡晶葉「テオス・・・お前もアイツの事はそのて・・・・」パチーン
泉「えっ?」
テオス「この事態を招いたのは貴女達も問題があるんです!!」眼に涙を溜める音葉
ほたる「皆さんに聞きます・・・もし『明日世界が滅びる』と言われて信じますか・・・?」
鏡晶葉「何を言ってる・・・そんなオカルト有り得る筈が無いだろ・・・」
茄子「普通ならそうですね・・・誰も信じません・・・」
芳乃「ですが・・・コレは『確定』された事なのでして・・・」
鏡晶葉「そんな証拠もない物など信じられるか!!」
ほたる「そうですね・・・『リアリスト』も『一般人』も絶対に信じないでしょうね・・・だって誰もその現象に気付かない様に成ってるんですから・・・」
テオス「私がそう言う風に造ったからです・・・」
茄子「この世界は平行世界理論から『要らない世界』なんです・・・」
鏡晶葉「なっ!?」
ほたる「それに気付けるのは『神の視点』所謂『第4の視点』と呼ばれる視点のみ認識出来ます・・・」
芳乃「その眼を持つのは私達女神とテオス様・・・そして『果穂さん』のみでして~・・・」
テオス「そもそも・・・『再生』も『破壊』も人間レベルでは表面に薄い鉄板を張り付ける程度の修復しか出来ないんです・・・所詮は『手抜き工事』」
ほたる「なのにこの世界は『可能性』の多岐にあるせいで星の容量を無視する物ばかり・・・何処にも進めず傷が付くばかり・・・世界が限界に達したんです・・・」
茄子「それに気付いたのがただの『少女』・・・」
鏡晶葉「何が言いたんだ神!!」
ほたる「まだ分からないんですか!!この馬鹿!!」
テオス「あなた達がバカみたいに『必ず来る』と思い込んでる『明日』をたった一人の少女が背負っていたんですよ!!70億人分の『明日』!!」涙が溢れ膝から倒れる音葉
続く
481 : プロデューサー君   2020/03/12 07:40:35 ID:q9XQcVkO1.
>>480
麗華「本来ならそうならない為の『時の運航者』・・・」
AR「ですが・・・彼に感化され過ぎて・・・それを疎かにしてしまった・・・」
のあ「だからこそ我が魔王は・・・回り道をしてまでも師を太祖を遠ざけた・・・」
泉「何故・・・」
のあ「世界の滅びの原因が我が魔王と太祖の存在・・・」
茄子「本来ならこうなった時点で私達は世界を見捨てるのがルールだったんですが・・・」
芳乃「果穂さんに説教されまして~・・・」
果穂『本当に人を愛して居るのなら!!P先生が好きなのなら何でそう簡単に捨てられるんですか!!貴女の愛はその程度なんですか!!』
ほたる「私達は何も言えませんでした・・・彼女の意志を・・・強さを・・・」ポロポロ
のあ「例え恩師に嫌われても蔑まれても拒絶されても・・・守りたかったのよ・・・恩師の『平和』の『明日』を・・・恋人との『明日』を・・・」
ほたる「あなた達が・・・『今』しか見てないのを・・・果穂ちゃんだけが『明日』を夢見て守ろうとしてたんです・・・・それを『間違い』だ何て言わないで下さい・・・」涙が溢れる音葉
キタカミ「本来なら説明すべきだったんだよ・・・この世界を僕達の『古郷』の二の舞にはしたく無かった・・・なのに説明もせず・・・」
麗華「私達の落ち度よ・・・」
泉「・・・そんな・・・」
芳乃「そのままPさんが帰って来てたらその時点で星は終りでした・・・」
茄子「引き伸ばしの為の平行世界なんです・・・」
鏡晶葉「だったら何で世界を書き換えた!!アイツの居場所を奪った!!」
飛鳥「違うよ・・・我が魔王・・・果穂は修正された暁にはある程度変えての本来の形に戻す計画だったんだ・・・」
蘭子「それがこの様に異様な世界に変貌せしめたのは・・・」
のあ「早めに気付くべきだった・・・この計画に・・・・早い段階で介入者のせいで狂わされて居た事に・・・」
続く
482 : プロデューサークン   2020/03/12 07:53:15 ID:q9XQcVkO1.
>>481
飛鳥「この件に関しては相手の方が『上手』だったんだ・・・!!」ギリッ
蘭子「介入者の・・・『タイムジャッカー』のせいで・・・!!」
鏡晶葉「タイムジャッカーだと・・・!?」
泉「でもスウォルツは・・・」
飛鳥「まだ居たんだよ『タイムジャッカー』が・・・」
のあ「そいつのせいで『布石』も良い様に悪用されたわ・・・」
麗華「矢張りそう言う事ね・・・」
鏡晶葉「どう言う事だ・・・?」
飛鳥「君達が頑なに拒絶したのも『布石』に『悪意』を撃ち込まれたからだ・・・そして『布石』と『機械都市』を起点に『世界融合』を行う準備を行ったんだ!!」
のあ「オーマや神々は気付けたでしょうけど・・・『そいつ』はそれすら気付いて居た・・・だから『平行世界』を良い様に変え・・・オーマに多大な負荷掛け・・・衰弱させてた・・・」
蘭子「ピエール君もそう・・・オーガナイザーに『疑念・不信』の悪意を入れられて・・・果穂ちゃんを信じられなくなった・・・」
飛鳥「この事態も・・・この改変も全て奴の『掌の上』だったんだ・・・君達神々が端末を放棄したせいで無感情な真体になったから気付いて居たのに無視した!!」声に怒気が含まれる音葉
テオス「ごめんなさい・・・ごめんなさい!Pさん!果穂さん!!わぁああああ!!」泣き崩れる音葉
・・・
オーマ「・・・」玉座の上で機能を停止している音葉
フィーニス「ありがとうオーマ・・・そしてさようなら・・・コレは貰っていくよ」Pライドウォッチを取り出し自らに埋め込む音葉
483 : プロデューサーさま   2020/03/12 07:56:28 ID:q9XQcVkO1.
ある程度改変するのは
育、桃子の年齢が本来の歳になり(育10歳、桃子11歳)エレナの歳が恵美、琴葉の中間になり学園が一つの『愛増学園』になる程度の改変・・・

現在の世界は
世界の殆どが『ヒューマギア』に支配された世界
『愛増県』もほぼほぼ『ヒューマギア』が入り込んで人類狩り及び人類になり替わっている
484 : 5流プロデューサー   2020/03/12 08:21:34 ID:MmyURTNwa6
>>482
(海理音市内の喫茶店)
ウミカ(イエロー)「それにしても、危なかったね・・・」
ノエル(エックス)「そうだね・・・(平行世界のノエルとは『別人』」
トオマ(ブルー)「どうにか、オーマが『乗って』くれたから良かったものの・・・」
カイリ(カイノ・レッド)「そうだな・・・」カチャカチャ
(その手に握られているのは奪われたはずの『Pライドウォッチ』)
(回想)
エックス「ミス・オーマ。我々は貴女との契約を履行出来なかった・・・」
オーマ「最初から『門矢士』の目的は分かっていた。気にも留めてはいない・・・」
エックス「だが、とんでもない事が判明した・・・」
オーマ「とんでもない事・・・?」
エックス「P君が残してきた『カケラ』、そして『オーガストランザー』に『悪意』が埋め込まれていた・・・」
オーマ「ほう・・・」
エックス「とは言っても、目くじらを立てる程のモノではないよ。君らの意思に反発する程度のモノだ・・・」
オーマ「となると・・・」
エックス「そこに『Pくんを孤独にさせない』という意思が作用した。だから『機械都市跡地』の彼女達は抵抗を続けている・・・」
オーマ「で、私に何を・・・」
エックス「その『Pライドウォッチ』が狙われているとしたら・・・?」
オーマ「『今の私』では、『いとも容易く』奪われてしまうだろうなぁ・・・」
エックス「そこで僕らから『提案』がある・・・(ライドウォッチを取り出す音葉」
続く
485 : プロデューサーはん   2020/03/12 08:26:21 ID:MmyURTNwa6
>>484
オーマ「それは・・・?」
エックス「限りなく、『本物』に近付けたレプリカの『Pライドウォッチ』・・・」
オーマ「この『本物』と『どう違う』・・・?」
エックス「Pくんが使用してもチカラが元通りにならない・・・」
オーマ「なるほどな・・・」
エックス「機械都市跡地も奪われた『今』、彼を完全な孤独状態に置くのはまずいんだ・・・」
オーマ「その『提案』、飲ませてもらう・・・」
(回想終わり)
カイリ「問題はどうやって、『コイツ』をあの『お兄さん』に埋め込むか・・・」
ノエル「それだったら、『金庫』に入れてしまえばいい。『シザー&ブーメラン』と入れ替えでね・・・」
ウミカ「後は・・・」
トオマ「『彼』がこの先、訪れる「完全なる孤独」にどう対処するかだ・・・」
・・・
(残されたPの仕事部屋※戻るのはP、海美、ジュリア)
P「まさか、こんなに早く戻されるとはな・・・」
紬「っ・・・」
海美「どうしたの、つむつむ先生・・・?」
ジュリア「何かあるんなら、今の内に話してくれ・・・」
ピエール「果穂達に、何かあった・・・?」
紬「P兄ちゃん、一つお願いがあるんやけど・・・」
P「お、おう・・・」
紬「世界を救って・・・」







『P兄ちゃんが戻した世界は『悪意』に染められてしまったから・・・』
486 : 夏の変態大三角形   2020/03/12 08:37:57 ID:MmyURTNwa6
>>483
愛増学園に通う生徒は『人間特区』という改変前の『海理音市内』の中心地に住んでいる。カイリ達はそこに潜入して、Pとの合流を考えている

中心地外の海理音市、心出連羅市、遮二舞巣市、最高町といった他の県内各所はヒューマギアによって占有状態。レジスタンスが戦ってはいる

そして、Pは『重要指名手配人物』として県全域からマークされてしまっていて・・・

・・・
『怪盗』改め『快盗』
カイリ:レッドの正体、これまで『カイノ』として活動してきた『快盗』のリーダー格。戦闘センスはPにも引けを取らない
トオマ:ブルーの正体。料理が得意で、潜入先では担当になっている。『快盗業』の為に婚約者と距離を取っている
ウミカ:イエローの正体で『快盗』の紅一点。『2号』に好意を寄せられている
ノエル:エックスの正体。『国際警察』の一員でもある
・・・
所恵美:『令ジェネ』そして『快盗サイド』のキーマン。何故、そうなったのかはこれから明かされていく・・・
487 : Pさん   2020/03/12 09:27:45 ID:q9XQcVkO1.
>>485
P「悪意に染められた・・・?」
海美「どう言う事・・・?」
ジュリア「何が言いたいんだよ・・・」
紬「それは・・・」
『ボクが教えてあげるよ・・・愚かな子羊・・・』強制的に呼び寄せる音葉
P「此処は・・・」
ジュリア「オーマの居た部屋・・・」
海美「ッ!!アレ見て・・・!!」
P「オーマ・・・「果穂」!?」
玉座でぐったりした機能停止したオーマ・・・
海美「アレって・・・死んでる・・・」
ジュリア「生気が全くない・・・完全に死んでる・・・どう言う事だよ・・・!!」
フィーニス「その『玩具』はもう壊れたよ・・・哀れな子羊達・・・」玉座の後ろから出て来る音葉
P「お前は誰だ・・・」
フィーニス「ボクはフィーニス・・・『タイムジャッカー』だ・・・」
海美「タイムジャッカー・・・!?」
ジュリア「スウォルツ達以外にも居たのかよ・・・」
フィーニス「君達に良い物を見せて上げるよ・・・」
世界中の人が『ヒューマギア』に襲われている世界・・・
P「これは・・・」
フィーニス「君の世界だよ・・・まぁまだ君の故郷は影響を受けてないけど時間の問題だ」
ジュリア「ふざけんな!」
海美「信じる訳ないよこんなの!!」
フィーニス「残念だけど事実だよ・・・君達が世界を旅してる間に世界はこうなった・・・」
P「ふざけんな!俺はこんな『茶番』の為に『平行世界』を回ってきたんじゃない・・・!」
フィーニス「フフッ・・・世界がこうなったのは君のお蔭なんだよ・・・?」
P「何・・・!?」
フィーニス「だって君は根本的に誰も信じてない・・・だから『戦いから逃げない』と良い訳をした哀れな子羊だと僕は思うね・・・その結果がコレだよ」
P「なっ・・・!?」一瞬動揺する音葉
フィーニス「残りの力も貰うよ・・・」一瞬で背後に回っている音葉
488 : 箱デューサー   2020/03/12 11:29:29 ID:MmyURTNwa6
>>487
P「残りのチカラ・・・!?」
フィーニス「どうやら、『チカラ』を奪われていた事にも気付いていなかったみたいだね・・・(Pライドウォッチを顕現させる音葉」カチャン
海美「嘘っ・・・!?」
ジュリア「いつの間に・・・!?」
フィーニス「あの『玩具』は最初の段階で奪ってたみたいだけどね・・・」
P「そういう事か・・・(大体を察した音葉」
フィーニス「それにしても『凄い』ね、キミのチカラは・・・!(ライドウォッチ越しにPの『チカラ』を奪おうとする音葉」カチッ
P「(まずい・・・!」
・・・
カイリ「まぁ、何とかなるっしょ。その為に『入れた』んだから・・・」
・・・
(突然、目映く光る音葉)
フィーニス「何っ・・・!?」
P「(なんだ、このチカラが流れ込んでくる感じは・・・」
(光が晴れる音葉)
フィーニス「なんだよ、『それ』・・・!?」ギリッ
P「(大きな盾とブーメランを装備している音葉」
海美「えっ・・・?」
ジュリア「いつの間に・・・?」
P「俺もよく分からん。だが・・・(ブーメランを握る手に力がこもる音葉」グッ
フィーニス「ちいっ・・・!(Pライドウォッチを埋め込み直す音葉」
P「こいつはチャンスだ!(ブーメランを投擲する音葉」ビュンッ
フィーニス「厄介だな!(マントで全身をくるんで防御する音葉」
P「知ってるか、ブーメランには・・・」
フィーニス「ん・・・?」
P「『返し』があるんだぜ・・・!」
(戻ってくるブーメランが二つに分かれて、襲ってくる音葉)
フィーニス「こんなもの・・・!(再び防御する音葉」
P「面白いな、『コイツ』・・・!(ブーメランをキャッチする音葉」パシッ
489 : Pさぁん   2020/03/12 12:30:09 ID:q9XQcVkO1.
>>488
フィーニス「チッ・・・矢張り君と遊ぶのは骨が折れる・・・」
海美「よし!!続いて行こう!!」
ジュリア「待て海美!!」
海美「P先生は動きを塞いで!!この一発でノックアウト!!」
P「待て海美、タイムジャッカーは・・・!!」
フィーニス「フッ・・・」
時を完全に止める音葉
フィーニス「完全な君なら僕程度の時止めは効かなかっただろうけど・・・今の君なら十分だ・・・君と遊ぶのはボクが『新世代の一号』になったその時だよ・・・」力を奪う音葉
三人を別々の世界に吹き飛ばす音葉
フィーニス「コレで此処でボクの野望を・・・ん?」
ゴゴゴゴゴゴ・・・
フィーニス「この音は・・・いったい・・?」
オーマ「悪いが・・・この平行世界管理システム・・・『統率システム・ヤルダバオト』を・・・貴様の好きには・・・させん・・・」
フィーニス「オーマ!!この死にぞこないが・・・!!」
オーマ「出て行くんだな・・・過去の時代に・・・消えろ・・・」ガクッ
フィーニス「オーマ!!」デイブレイク前のゼロワン世界に飛ばされアクセスを封鎖する音葉
オーマ「・・・後は・・・ま・・た・・・・わたし・・・」こと切れる音葉
・・・
始動『令和・ザ・ファースト・ジェネレーション編』・・・
・・・
果穂が小学生メンバーズと明日世界の終わりが来たらどうするかのシーンから始めてください
490 : 貴殿   2020/03/12 14:05:57 ID:MmyURTNwa6
>>489
(愛増学園、校庭)
果穂「・・・」ジーッ
育「どうしたの、果穂ちゃん・・・?」
果穂「雲の流れが速いので・・・」
桃子「嵐の前触れ・・・?」
かのん「めーでー!」
志狼「じゅしんで!」
直央「は、はっしん・・・///」
千枝「いい天気なのにね・・・」
果穂「明日、世界が終わりそうな・・・」
ありす「急に怖いことを言わないでください!」
環「たまきたちはヒーローだぞ!」
千佳「だから、大丈夫!」
・・・
(オーマの居た部屋、海美達が『平行世界』に飛ばされる前)
P「(ざけんな、また『平行世界』を回んなきゃいけねぇのか・・・!?」
『P先生!』
P「(ピエール・・・!?」
ピエール『ボク、代わりに行く!』
P「(いいのか・・・?」
ピエール『この世界、救えるのP先生だけ!』
P「(分かった、果穂は任せろ・・・!」パチン
ドンガラガッシャーン
P「あんの『長マント』、少しチカラ奪いやがったな・・・」
(髪の色がやや黒混じりになっている音葉)
P「海美とジュリア、それにピエールは新しい世界に・・・」
P「(ふん・・・!(シザー&ブーメランを顕現させる音葉」
P「当面はコイツらも『スタメン』か・・・」
P「(ますば街に向かおう。状況を把握しないと・・・」
・・・
(中心街から離れた海理音市内)
ヒューマギア「Pを発見、殲滅する!」
P「クソッ、出て来て早々これかよ!」
(この後、認識変換メガネでやり過ごすも・・・)
・・・
P「俺が『重要指名手配人物』・・・!?」
491 : 我が下僕   2020/03/12 14:14:22 ID:MmyURTNwa6
この後の流れ(Pサイドを書く場合のガイド)
認識変換メガネでヒューマギアに紛れて、そのまま『人間特区』に入り込むも、そこの人間からも敵視され『多対一』の状況になってしまう。
軽く気絶させる程度で『ライトニング・レグルス』を使おうとするも、使い魔が使えない事に愕然。更に視界の端に自らを見て、全力で逃げる琴葉とエレナ、そして恵美の姿を見つけ、自らと恵美達の間にあった『絆』が失われた事を理解し、慟哭する。
そこを突如現れた『オーロラカーテン』に救われる。辿り着いた先は南国のように暖かい『世界』だった・・・
という風にしたいです
492 : Pしゃん   2020/03/12 15:26:51 ID:q9XQcVkO1.
>>490
果穂「もし明日世界が滅びる様になったら皆さんどうします・・・?」
ありす「まさかの続きですか・・・」
果穂「タラレバですよ~」
晴「ん?ニラレバ?」
梨沙「タラレバよ!!例えばの話って奴よアンタは・・・」
桃華「私は両親と過ごしますわ・・・最後位親子孝行して終わりたいですわね・・・」
梨沙「アタシもパパとママと過ごすかな?」
晴「俺は練習する試合近いし~」
梨沙「明日滅びるって言ってるでしょ!!」パチン
晴「イテ!!」
小春「晴くんって面白いねぇ~」
雪美「・・・うん・・・そうだね」
こずえ「ふぁ~・・・?」明後日の方向を見る音葉
果穂「どうしたんですかこずえさん・・・?」
こずえ「ふぁ~・・・?」
・・・
融合世界レジスタンス基地近く
???「・・・」
???「どうやら・・・来たみたいだなこの世界を『或人』を導く者が・・・」
???「会いに行ってみるか・・・本当にそれ程の男かどうかを確かめる為に・・・」
493 : プロデューサークン   2020/03/12 16:06:41 ID:MmyURTNwa6
>>492
P「(どうにか、情報を得たが。一体、どうなってんだ・・・?」
P「(ヒューマギアつぅ、アンドロイドが日本はおろか世界全域。そして『海理音市』の『中心地・人間特区』を除いた愛増県の各地域と他の都道府県を占有・・・」
(愛増県の場所は神奈川県に準じている。但し、街のつくりは現実の神奈川県とやや異なる)
P「(ただ、『重要指名手配人物』なる掲示物は『県全域』に向けてのモノだ。つまり、『人間特区』に行っても、俺の居場所は・・・」
P「(とりあえず、向かってみるか。しかし、機械都市跡地すらもやられていたとはな。紬が記憶を取り戻していたから、どうにかなってるとは思っていたが・・・」
P「(くそっ・・・」
・・・
(人間特区境目付近)
P「(どうやら、『人間特区』と『それ以外』の地域ではガードマンが互いの地域の人間の出入りを制限させてるみたいだな・・・」
P「(まずは『ヒューマギア』のガードマンを突破しないといけんか・・・」
・・・
(オーマの居た部屋)
鏡晶葉「まだ、肉体的には朽ち果ててはいなさそうだな・・・」
キタカミ「どうするんだ、その『脱け殻』・・・」
鏡晶葉「コイツをまずは『小宮果穂』としての肉体に戻す。健全な肉体には健全な精神が宿るというからな・・・」
キタカミ「よう分からんが・・・」
鏡晶葉「『千里眼』とやらがこの悲劇を招いたのは事実だ。Pがこれから受ける『苦しみ』は少しでも軽減させてやらないといけないからな・・・」
キタカミ「なるほどな・・・」
鏡晶葉「Pが弱体化なんてのは、以ての外だ。奴は戦わずとも『最強』だというのを示していかんと・・・」
・・・
P「(まずはヒューマギア側のガードマンになりすました。後は『人間特区』側のガードマンにどうやってなりすますかだ・・・」
494 : せんせぇ   2020/03/12 17:39:39 ID:q9XQcVkO1.
>>493
???「何がどうなってるの・・・?」
???「イズも居ないし・・・何で俺はヒューマギア達に指名手配されてるんだ・・・?」
或人「ハァ~・・・どうすりゃいいんだよ・・・飛電ドライバーも落とすし・・・踏んだり蹴ったりだ・・・」
或人「それはそうと・・・俺と一緒に重要指名手配されてるこの人誰だ・・・?」
或人「よし!!この人に会ってみよう・・・何か分かるかも知れない!!」
・・・
果穂「ほわっ!?」
梨沙「何?どうしたのよ・・・って!!」
ありす「予鈴の時間が・・・!?」
桃華「遅れるのはいけませんわ・・・!!」
環「うぎゃあああ!!遅刻するぞ・・・!?」
晴「ゲーッ!!これ以上遅刻はマズいって!!」
果穂「ダッシュです!!」
・・・
飛鳥「漸く此処に来れた・・・しかしいつ見ても胸糞悪い光景だ・・・」
飛鳥「待っていろP・・・君を救う・・・果穂と君の娘、時の姫君と共に・・・」
495 : 兄ちゃん   2020/03/12 18:12:45 ID:MmyURTNwa6
>>494
(人間特区ゲート前)
P「(どうにか『人間特区』のガードマンになりすませたが・・・」
P「(入ったところでどうする・・・」
P「(重要指名手配人物である以上、入ってしまえば『戦闘』は避けられない。イヤな『認識』のされ方だな・・・」
P「(ヒューマギアの連中があすこまで追いかけてきた事を考えると・・・」
P「(おそらく、『改変』の影響は以前の『神聖ショッカー帝国(その5辺りの出来事)』の時以上だ・・・」
P「(何故『カケラ』が発見されなかったのか・・・」
P「(過ぎた事をうだうだ言っても、しゃーないか」
ガードマン「交代します!」ビシッ
P「あ、あぁ。お願いします」ビシッ
P「(よし、入るか。『人間特区』・・・!」
(そうやって、俺は足を踏み入れた。そして、思い知らされた。人の『思い』が届かぬ『地獄』を・・・)
・・・
(過去の世界)
フィーニス「くっ、遺物め・・・」
フィーニス「(だが、好都合だ・・・」
フィーニス「(『ここ』を足掛かりにしてやろう・・・!」ニタリ
・・・
恵美「しかし、平和だねぇ・・・」チュー
エレナ「ソウだねぇ・・・」グター
琴葉「でも、ヒューマギアや『重要指名手配人物』がいつ攻めてくるか・・・」mgmg
・・・
千夜「お嬢さま・・・」
ちとせ「どうかした、ちーちゃん・・・?」
千夜「『人間特区』に侵入者が・・・」










「『重要指名手配人物』の可能性が高いと・・・!」
496 : ダーリン   2020/03/12 19:03:05 ID:q9XQcVkO1.
>>495
或人「ふい~・・・マンホールから出るのは万に一つ考えないだろうな・・・或人じゃないと・・・って言ってる暇は無いか・・・」
或人「此処が『人間特区』・・・まるで牢獄じゃないか・・・」
或人「イズも此処に居るのかな・・・探してみよう!!」
・・・
レジスタンス本部
不破「何!?飛電或人が・・・!?」
唯阿「それは本当か・・・?」
レジスタンス「ハイ人間特区に向ったという報告が・・・」
不破「人間特区だと・・・あの『ヒューマギア』の支配を受け入れた人間の収容所にか!!」
唯阿「マズいぞ不破・・・アソコに飛電或人が侵入したのなら・・・ヒューマギア共は・・・」
不破「車を出せ!!アイツを回収する!!」
レジスタンス「それと確定か知りませんが・・・」
唯阿「どうした・・・?」
レジスタンス「もう一人の『重要指名手配人物』も目撃されてます・・・」
不破「何だと・・・」
唯阿「もしそれが本当なら・・・人間特区を潰してでも奴らは捜索をするぞ・・・」
不破「急ぐぞ・・・!!」
・・・
飛鳥「ッ・・・警報だと・・・まさか・・・」
497 : pixiv百科事典に死なれると困るやーつ   2020/03/12 20:34:52 ID:R.nDUfu.h6
>>496
P「気付かれたかなぁ・・・」
『路地裏に「重要指名手配人物・飛電或人」が出現!』
P「(俺以外に『重要指名手配人物』が居るんだなぁ・・・」
或人「何で、バレたのぉ~!」
P「(アイツか。人払いして、関わらないようにしておこう・・・」パチン
(ビーコン!ビーコン!)
P「(この図ったようなタイミング、まさか・・・」
『「戦闘術」の使用を確認。繰り返す「戦闘術」の使用を確認』
P「(なっ・・・!?」
「戦闘術だって・・・!」
「あの『ロスト・テクノロジー』が・・・!」
「ええい、パトロール部隊はまだかっ!」
P「(ここで下手に動けば、怪しまれる・・・!」
『ポイントA-306、そこの「ガードマン」止まれっ!』
P「(周りにそんな格好してるのは・・・」キョロキョロ
P「(俺だけだな・・・」
『そこの「ガードマン」。身分を証明しなさい・・・』
P「(しゃーねぇ・・・※認識変換メガネを外す音葉」
P「これが俺の『身分』だ・・・!」
『「重要指名手配人物」・・・』








『Pが出現!繰り返す、Pが出現!』
498 : あなた様   2020/03/12 21:08:58 ID:q9XQcVkO1.
>>497
恵美「えっ?ポイントA-306って・・・」
琴葉「直ぐそこに・・・!?」
エレナ「飛電の人間と・・・もう一人の・・・!?」
恵美「ヤバいよ・・・!!」
琴葉「直ぐに逃げないとヒューマギアが・・・」
エレナ「急ごう!!」
恵美「見つかったらどうなるか・・・!!」
・・・
シェスタ「社長・・・飛電或人の居場所が分かりました・・・」
ウィル「何処だ・・・」
シェスタ「人間特区です・・・」
ウィル「フッ・・・飛電めぇ・・・態々捕まりに行ったようだ・・・これなら逃れてもまるで意味がないな・・・」
シェスタ「あの三人を向かわせますか・・・?」
ウィル「いい・・・『滅』『迅』『雷』はレジスタンスの駆除を優先させる・・・」
メカ晶葉「及びでしょうか社長・・・」
ウィル「直ちに人間特区に向かえ・・・舞台を率いて飛電或人を捕えよ・・・」
メカ晶葉「わかりました・・・それと社長・・・」
ウィル「?」
メカ晶葉「もう一人の『重要指名手配犯』も現れたそうです・・・」
ウィル「成程・・・それは好都合・・・」
・・・
P「さて・・・どうするべきか・・・」
或人「どわととと・・・!?」ズシャー
P「それで?お前誰・・・?」
499 : der変態   2020/03/12 21:26:35 ID:0ZdGZyDkOU
>>498
或人「俺の名は、飛電或人。飛電インテリジェンスの社長、のはずだったのが・・・」
P「飛電インテリジェンス・・・?」
或人「あり、聞いたこと無い・・・?」
P「存じ上げなくてすまない。ただ、今は目の前の奴らをどうにかしねぇと・・・」
或人「そうだな・・・」
(二人の周りを囲む『手練れ』の集団)
P「(少し奪われたが、ある程度は戻ってきた。この世界でなら・・・」
或人「って言っても、俺は『ドライバー』をどっかに落としたからなぁ・・・」
P「飛電、伏せてろよ・・・」
或人「えっ、あぁ・・・!」
P「疾やがれ、『ライトニング・レグルス』!」
(しかし、何も起こらない音葉)
P「えっ・・・」
或人「ん・・・?」
P「疾やがれ、『ライトニング・レグルス』!(依然として何も起こらない音葉」
或人「どうした・・・?」
P「分からねぇ・・・っ!」
(視線の少し先には全力でエリアから離れる琴葉、エレナ。そして、恵美・・・)
P「(そうかよ・・・」
紬『世界は『悪意』に染められてしまったから・・・』
P「(そういう事かよ・・・※震えだす音葉」
或人「どうしたんだよ、Pさん!」
P「うっ・・・あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
(激しい慟哭が『人間特区』を包む・・・)
・・・
(南国のように暖かい場所)
バシーン
「そろそろ、休憩にしよっか・・・」
「そうね・・・」
「そのアクセサリー、二対になってるけど・・・」
「まぁ、そういうモノだから・・・」
「にしても、次は勝たんとな・・・」









『キング・・・!』
500 : そなた   2020/03/12 21:45:57 ID:q9XQcVkO1.
>>499
「早く此奴らを・・・」
或人「何するんですか!止めて下さい!!」抵抗をする音葉
P「うぁあああ・・・」
メカ晶葉「人類諸君!!絶滅種達よ!!」
「ヒィ・・・科学処理班・・・!?」
或人「えっ?何だあのヒューマギアは・・・」
メカ晶葉「酷く残念だね・・・君達は我々の信頼を裏切った・・・」
「違う!?我々はそんな気は・・・!?」
メカ晶葉「違う・・・?だが実際に君達は『二人の重要指名手配人物』を招き入れたんじゃないのかねぇ~・・・?」
「待ってくれ!!私達は貴方達に反攻する気なんて無いんだ!!こうやって今も・・・」
パーン!!ドサッ
或人「えっ!?何で・・・」
メカ晶葉「これは重大な犯行意思だ・・・よって人間特区の人類を少し掃除する・・・」
フォースライズ・・・・・ストーミングペンギン・・・ブレイクダウン・・・
「逃げろ!!」
或人「Pさん!!逃げますよ!!確りして下さい!!」
P「・・・」変事が返ってこない音葉
或人「引っ張ってでも逃げますよ・・・」ズルズル・・・
メカ晶葉「ハッハハハハハッ!!逃げれるとでも思っているのか飛電或人!!貴様は此処で終わりだ!!アークの意思のままに!!」
501 : そなた   2020/03/12 22:05:41 ID:R.nDUfu.h6
>>500
P「勝手に終わらすなよ・・・」ユラッ
或人「え、Pさん・・・?」
メカ晶葉「ほう、まだ立ち上がるか・・・?」
P「誰が終わらしていいって言った・・・?」
或人「目が・・・!?」
メカ晶葉「なんだ、様子が・・・」
P「終わらしていいのは『只一人』・・・」
或人「なんか、どこかで聞いた事あるやつ!」
P「この俺だ・・・!(エンドナイフでメカ/晶葉にしてしまう音葉」
メカ/晶葉「なっ・・・!?」
或人「えっ・・・!?」
P「この『ドライバー』、良さそうだな・・・」
メカ/晶葉「止めろ、人間風情が使えるモノでは・・・」
P「安心しろ、俺は『ただの人間』じゃねぇ・・・(T2マグナムの銃口をメカ/晶葉に向ける音葉」
メカ/晶葉「やっ、止め・・・」
ッターンッターンッターンッターンッターンッターン
P「このカセットみたいなのは、取れねぇな。壊すか・・・」バキッ
或人「アンタ、一体・・・?」
P「どうしたら、いいんだろうなぁ・・・」
プロロ…
或人「乗れ、飛電或人!(手を差し出す音葉」
或人「え、不破さん!?(そのまま、手を取って車の荷台に乗る音葉」
唯阿「貴方(P)も早く!(助手席への移動を促す音葉」
P「俺はいい・・・」
唯阿「えっ・・・」
P「俺は『この世界』を・・・(突如顕現した『オーロラカーテン』に連れられる音葉」
或人「え、消えた・・・!?」
不破「出せっ!」
唯阿「あぁ・・・!(そのまま『人間特区』を走り抜け、脱出する音葉」
・・・
P「ここは・・・?」
「久しぶりね、Pさん・・・」
P「風花、ってことは・・・」








『超ビーチバレーの世界・・・!?』
(話は『果てしなく仁義ない戦い』にまで遡る・・・※風花は士にある『ミッション』を告げられていた)
502 : プロデューサーくん   2020/03/12 23:08:09 ID:q9XQcVkO1.
>>501
止められていた車
メカ晶葉「おのれ!!人間風情が!!」ドアを蹴破る音葉
警備員ヒューマギア「博士!レジスタンスが飛電或人を!」
メカ晶葉「構わん!!奴をPを!捜せ!私が始末する!!」
警備員ヒューマギア「では・・・」
メカ晶葉「特例第八条を発動する!第七人間特区を破棄し人間共を一人残らず始末しろ!」
迅「ダサいね博士は~・・・」
メカ晶葉「貴様は迅・・・何故此処に居る!」
迅「気になって来てみたんだ~そしたら面白の見つけたし~」
メカ晶葉「何が言いたい・・・」
迅「アレってさぁ僕達と似てるよね~?ある意味『滅亡』を望んでるんだもん♪」
メカ晶葉「ふん!!手伝う気が無いのならトットと行け!!」
トリロバイトマギア「ニンゲンハ・・・ゼツメツ・・・」
迅「じゃあ頑張ってねェ~・・・」そそくさと帰る音葉
・・・
果穂「えっ?ヒューマギア達が!!」
ありす「何が起こったんです・・・!?」
環「クラスのみんな逃げるぞ!!」
梨沙「また私達の世界が・・・」
晴「飛電と・・・アイツのせいで・・・」
果穂「えっ・・・?」
・・・
未来「静香ちゃん!翼!!」
翼「何でどうして・・・!?」
静香「私達の生活が・・・」
可奈「どうしてこんな・・・」
志保「また・・・アイツがが執務官を破壊したのよ・・・」
静香「私達人間の・・・許せない!!どれだけ人を不幸にするの!飛電の人間も!あの男も!死んでしまえばいいのに!!」
翼「落ち着いて静香ちゃん・・・!!」
未来「えっ?」
・・・
飛鳥「僅かな歪みが・・・そこに居るのか果穂!未来!」
飛鳥「直ぐに迎えに行く!君達が必要だ・・・!!」マフラーワープを使う音葉
・・・
???「危ういな・・・アレでは或人が危険だ・・・」
???「俺が正すしかないな・・・あの男の弱さを・・・」ロッキングホッパー・・・
503 : 変態インザカントリー   2020/03/12 23:48:44 ID:R.nDUfu.h6
>>502
(『果てしなく仁義ない戦い』が終わった後のこと・・・※Pと海美、ピエールは既に居なくなった後)
士「悪かったな・・・」
風花「見識を広めたといえば、いいかしら・・・?」
士「更に『もう一つ』だけ頼みがある・・・」
風花「まだ、何かあるの・・・?」
士「アイツの、Pの世界は『壊された』・・・」
風花「えっ・・・」
士「Pかその事を知ったとき、アイツは『世界』を破壊しかねない・・・」
風花「それで私にどうしろと・・・?」
士「そこでお前に『これ』を渡す・・・(二つの『アクセサリー』を渡す音葉」ジャラ
風花「『これ』は・・・?」
士「『赤』の宝石は『呼び寄せる』事が、『青』の宝石は『呼びかえす』事が出来る・・・」
風花「Pさんをもう一回だけ『超ビーチバレー(わたしたち)』の世界に呼びなさいって事・・・?」
士「そうだな。でなければ、アイツが壊れる・・・」
・・・
P「そうか、俺が来たから・・・」
風花「『あの人』は居なくなるのね・・・」
P「一時的にだがな。で、ここはどこ・・・?」
風花「海理音高校近くの砂浜よ・・・」
P「って、事は・・・」
ドドド…
風花「もう『嗅ぎ付けて』きたのね・・・」
「P・・・」
P「『あの声』は・・・」
「せーん・・・せい!(思い切り抱きつく音葉」
P「ぐへらっ!(腹にぶっこまれて、防御が間に合わない音葉」
風花「ったく・・・」
「おかえり・・・」







海美(超ビーチバレーの方)『P先生!』
504 : ぷろでゅーさー   2020/03/13 08:41:07 ID:wA4Aj6db42
『超ビーチバレー』追加登場人物
ジュリア:いつの間にか『超ビーチバレー』部員になっていた事から、海美達から事のあらましを聞いて以来、Pにちょっとした恨みを抱いている。ただ、退部をしようとかは考えていない
歌織:『ネメシス高校・超ビーチバレー』部員。Pの幼なじみ
紬:『ネメシス高校・超ビーチバレー』部員。Pの幼なじみ。『超VB』からのコンバートで未だにプレースタイルの違いに慣れない
命題:特に無し。風花が呼びつけただけなので
505 : ぷろでゅーさー   2020/03/13 08:57:20 ID:oF5xRF5msU
>>503
果穂「皆さん!!あっちに逃げてください!!」
ありす「何言ってるんですか!!」
環「果穂も一緒に逃げるんだぞ!!」
志狼「ヤバい!!もうすぐ来るぞ!!」
桃子「間に合わない!!」
育「早く逃げないと!!」
かのん「怖いよ!!」
果穂「急いで!!」
全員を逃がす・・・
果穂「アタシはヒーローです!!こんな所で逃げる訳には・・・」
マギア「ニンゲンハ・・・ゼツメツ・・・」
飛鳥「フッ!!」マフラーワープを使い果穂を回収する音葉
・・・
愛増学園屋上
果穂「ハッ!!」
未来「アレ・・・?」
千夜「此処は・・・?」
飛鳥「お目覚めかい・・・?」
果穂「貴女は・・・憶えてないけど・・・憶えてる気がします・・・」
飛鳥「今は一刻を急ぐ・・・急いで思い出して貰うよ・・・」
未来「えっ?いったい如何言う・・・ッ!?」バチバチ
千夜「お前は一体何を・・・グッ!?」バチバチ
果穂「うぅああ・・・」バチバチ
飛鳥「よし・・・このふざけた世界を元に戻す準備が出来る・・・」
続く
506 : 我が友   2020/03/13 09:06:27 ID:oF5xRF5msU
>>505
未来「ファァァ~・・・良く寝た・・・」
千夜「全くアイツの娘は何処へ行っても能天気な事だな・・・」
飛鳥「おはよう未来・・・ボクが言うのも何だが良く寝てたね・・・」
未来「あっ!飛鳥さんおはようございます~・・・」
千夜「・・・コイツは・・・」
飛鳥「まぁいいか・・・それよりも果穂・・・」
果穂「これはどう言う事ですか・・・飛鳥さん・・・」
飛鳥「見ての通りだ・・・君の目指した再生された世界は歪まされた・・・」
果穂「どうして・・・!?」
飛鳥「計画の早い段階で介入者に歪まされた・・・コレは落ち度だ・・・」
未来「アレ?飛鳥さん・・・その本って前に破きませんでしたか??」
千夜「そうですね・・・派手に破きましたね・・・」
果穂「何が書かれてるんですか・・・?」
飛鳥「何も無いよ・・・ただ・・・」ペラッ・・・

『新世代のライダー現れる』

飛鳥「とだけ書かれてる・・・」
果穂「新世代のライダー・・・ですか・・・?」
千夜「皆目見当も尽きませんね・・・」
未来「それより・・・パパはどうしたんですか・・・?」
飛鳥「分らない・・・正しこの世界は介入者『タイムジャッカー』を如何にかすれば元に戻る事だけは分かる・・・」
果穂「行きましょう・・・きっとこの世界にいる筈・・・」
続く
507 : Pたん   2020/03/13 09:18:12 ID:oF5xRF5msU
>>506
果穂「その前に・・・やる事が有ります!!」
飛鳥「あぁ・・・この状況は見逃せないね・・・」
果穂「ハッ!!」手を空に掲げる音葉
・・・
光「あぶねぇ!?」
麗奈「クソッ何のよ・・・!?」
光「ッ!!」
麗奈「クッ!!」
マギア「ニンゲンハ・・・ゼツメツ・・・」
光「オラァ!!」ゲシッ
マギア「ニンゲンハ・・・ゼツメツ・・・」ドサッ
光「全く・・・コイツ何なんだよ・・・」ラビット!タンク!ベストマッチ!!
麗奈「まぁ機械の何かじゃないの・・・?」クローズドラゴン!
・・・
紗南「ヘッ!ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!!」マイティアクションX!
杏奈「MAX大変身・・・」
百合子「ヴァ~・・・グレード―0!」
・・・
凛世「・・・生き様見せ付けます・・・」カイガン!
樹里「ハァン!雑魚が粋がんなよロボット共が!!」ロボットジェリ~
夏葉「ほら逃げないの智代子・・・」デンジャ~クロコダイル・・・
智代子「何で・・・そんなヤル気なの・・・」ストライク
・・・
環「ハッ!!」何処からともなく降って来るメダル
ありす「それは・・・?」
環「思い出したぞ!!」カシャンカシャンカシャン
桃子「どう言う事・・・?」
環「変身!!」タカ!トラ!バッタ!タ・ト・バ!タトバ!タトバ!!
育「変わった・・・!?」
・・・
残りはお投げします~☆
508 : 兄ちゃん   2020/03/13 11:03:10 ID:aj1/QhiSkg
>>507
海美「あれ、イメチェンした・・・?」
P「イメチェン・・・?」
風花「はい・・・(手鏡を渡す音葉」
P「鏡、どうも・・・っ!(映った姿は銀と黒が疎らになった髪と赤と水色の瞳がオッドアイになっていた」
風花「『この間』、会った時は完全に『銀髪紅眼』だったのに・・・」
海美「ふーちゃん先輩・・・?」ハイライトオフ
風花「私自身の意思で会った訳じゃないわ。『連れて来させられた』のよ!」
海美「で、P先生。何かあった・・・?」
P「そうだな・・・」
風花「・・・」
P「『大事』にしていたはずの『モノ』が失われていたのは辛いよなぁ・・・」
・・・
(Pと或人が去った『翌日』の人間特区)
恵美「(ネットニュースでヒューマギアが追っ払われた事を知る音葉」
カイリ「見つけた・・・」
恵美「お兄さん、誰・・・?」
カイリ「そうだな・・・(Pライドウォッチを投げ込む音葉」ポイッ
恵美「えっ・・・(受け取ったはずみでPライドウォッチを起動させてしまう音葉」カチッ
(その時、恵美の脳内に情報が入り込み・・・)
カイリ「思い出したか・・・」









『依頼人さん・・・♪』
(悪いな、の○太。Pと恵美の事を書くので、当面は手一杯になりそうだ)
509 : ボス   2020/03/13 11:57:31 ID:oF5xRF5msU
>>508
卯月「そうです!思い出しました!!」ドライバーON!プリーズ!シャバドゥビタッチヘンシーン
凛「今時何でガラケーかと思ったよ・・・」5・5・5・・・スタンダバーイ
未央「よっしゃー!行きますか!!」3!2!1!
・・・
静香「はぁ・・はぁ・・・」
翼「大丈夫?」
静香「未来たら・・・何処に・・・」
紗代子「それは後回し・・・今はコレ・・・」ブレイバックルを投げる音葉
静香「紗代子さん・・・ッ!?」
紗代子「思い出した・・・?」
静香「私・・・兄さんに酷い事を・・・」
翼「今は悲しむより目の前のことを片付ける!その後謝ればいいよ!」
静香「そうね・・・」モタモタ・・・
紗代子「・・・何してるの・・?」
静香「カードが入らない・・・」
翼「閉まらないね~・・・」
・・・
琴葉「エレナ達と逸れた・・・どうしよう・・・」
カシャ・・・カラカラカラ
琴葉「えっ?コレって・・・?」
「戦え・・・戦え・・・」
琴葉「えっ?」
「戦わなければ・・・生き残れない・・・」
琴葉「どう言う事・・・いったい誰・・・?」
・・・
その日人間特区内で謎の戦士達が続出しヒューマギア達を追い返した・・・
510 : 師匠   2020/03/13 14:06:22 ID:aj1/QhiSkg
>>509 >>508
(回想。恵美が買い物に出ていたある晴れた秋の日の事・・・)
恵美「(後はコンビニでいっかなぁ・・・」
「危ない!」
恵美「え・・・!?」
(眼前で銃撃の当たりそこないが弾ける音葉)
恵美「きゃっ・・・!」
レッド「イエロー、その人を・・・」
イエロー「分かった・・・!」
ブルー「レッド、エックス。コイツ、『ステータスダブル』だ・・・!」
レッド「俺が動きを封じる・・・!」
イエロー「ごめんなさい、大丈夫ですか!?」
恵美「う、うん・・・」
イエロー「こっち・・・!」
(※この時、妊娠が分かったばかりの頃)
・・・
ウミカ「うん、OK・・・」
恵美「ライダー意外にも居るんだね・・・」
ウミカ「一応ね・・・」
ノエル「さっきは失礼しました・・・」
ウミカ「もう、恵美さん。お腹に赤ちゃん居るんだから!」
トオマ「そうだったのか・・・」
カイリ「それじゃ、お詫びって訳じゃないが・・・」
ノエル「何か、悩まれているようですね・・・」
(回想終わり)
恵美「そうだ、そこでPの事を相談したんだ・・・」
カイリ「さて、後は『アイツ』だ・・・」
・・・
P「久しぶりだな、皆・・・」
未来「P先生!」
恵美「あれ、どったの。てか、髪の色・・・」
紗代子「すごい、攻めてる・・・」
P「色々、あったんだよ・・・」
ガチャ…
「うーす・・・」
P「その声は・・・」
「誰だ、アンタ!?」
P「『こっち』は初めましてか・・・」








『ジュリア・・・』
511 : そなた   2020/03/13 15:30:18 ID:oF5xRF5msU
>>510
果穂「よし・・・ひとまずは状況整理です!」
飛鳥「そうだね・・・」
千夜「アイツの認識回復の他に何か合ったのですか・・・?」
未来「うんうんそれ気になる・・・」
果穂「早い話が世界を修理してました・・・」
千夜「気でも触れたか・・・?」
飛鳥「それで合ってるよ・・・実際にこの世界は滅びる寸前だった・・・」
未来「だったらパパが直せばいいのに・・・?」
飛鳥「人間レベルで出来るのは薄い鉄板を張り付けての手抜き工事だそうだ・・・何れ経年劣化で罅割れてオシャカになるそうだ・・・」
未来「メーデー!で観た!」
千夜「成程・・・それで神様の痛め付けて無理矢理協力させたと・・・」
飛鳥「早い話がそうだね・・・だけど計画の初期段階で『タイムジャッカー』が介入して自分の良い様に暗躍していた・・・」
千夜「その結果がコレか・・・詰めが甘いな魔王・・・」
果穂「ぐうの音も出ません・・・」
飛鳥「そして・・・このヒューマギアはどうやら『AI搭載の機械』の様だね・・・」
千夜「ODとは違うと・・・?」
飛鳥「人の為の機械だそうだ・・・だがハッキングを受けるとどういう訳か戦闘マシンになるようだ・・・」
未来「ターミネーターみたいだね・・・」
千夜「いや・・・どちらかと言うと『アイ、ロボット』だな・・・」
飛鳥「そして、今この世界は全てのライダーの世界が再び融合し新たに『ゼロワン』と呼ばれるライダーの世界に上書きされた・・・」
果穂「それが新しいライダーの世界なんですね・・・」
飛鳥「あぁ・・・だがタイムジャッカーによって歪ませられたゼロワンの世界だけどね・・・」
果穂「なら探しましょう!ゼロワンを!!」
512 : 高木の所の飼い犬君   2020/03/13 18:10:30 ID:aj1/QhiSkg
>>511
ジュリア「『アンタ』の事なら、根掘り葉掘り聞いた・・・」
P「でも、辞めてないんだな・・・」
ジュリア「まぁな・・・」
P「(意外とマジメなのか・・・?」
紗代子「違いますよ・・・」
恵美「音楽性が合うんだって・・・」
P「『コイツ』の事か・・・」
ジュリア「なっ・・・///」
海美「事実でしょ、ジュリア!」
ジュリア「うーっ・・・///」
風花「ケモノになったわ・・・」
未来「ケモノになった・・・」
P「さて、どうするかな・・・」
風花「少しのんびりでもしてみたら・・・?」
海美「帰るには、ふーちゃん先輩の許可いるもんね・・・」ハイライトオフ
P「そうだな・・・」
・・・
P「(やはり、教師こそ俺の天職!※帰宅途中」
P「(ん・・・?」
歌織「おかえりなさい、Pさん!」
紬「どこをほっつき歩いていたやいね・・・(※この世界の紬」
P「なんで・・・?」
紬「なんでって・・・」
歌織「メッセージ入れて、Pさんも許可してくれましたよ・・・?」
P「えっ・・・?(慌てて、スマホを見る音葉」










『(要約すると「両親が家を空けるから、その間寝泊まりさせてくれ」という旨のメッセージが入っていた・・・』
513 : P殿   2020/03/13 18:39:20 ID:8E5RNnMpnM
>>512
???「此処が異世界か・・・」
のあ「正確には平行世界よ・・・」
???「成程、IFの世界か・・・しかし、よく俺を連れて来たな・・・怪しまなかったのか?」
のあ「貴方はあの世界では異質な存在・・・」
???「そうか、これであの世界では普通に過ごしていたのだがな・・・」
のあ「貴方は『アーク』に侵されていない・・・何故かしら・・・?」
???「そうだな・・・息子を思う気持ちと言っておこう」
のあ「そう、それで貴方がPに用がある理由は・・・?」
???「アイツには正さないといけない気持ちがある・・・」
のあ「それは・・・?」
???「本当に『家族』を思う気持ちだな・・・そして、『絆』はやすやすと崩れないことだ・・・」
のあ「絆、家族・・・」
???「アイツはそれが『薄い』・・・そして思い込みが激しい・・・直ぐにでも自棄を起こすのが良い例だな・・・」
のあ「なら救ってあげて、やはり彼には『同じ父親』としての正す存在が必要のようね・・・」
???「派手にやるが良いか・・・?」
のあ「構わないわ・・・けど彼は強いわよ?」
???「強いだけでは足りない・・・それを教えるだけだ」
のあ「頼むわね、あのままじゃ元に戻ってもまた繰り返すだけみたいだから・・・『飛電其雄』・・・」
其雄「まず、渡すものがある、話はそこからだ・・・」
のあ「その『プログライズキー』は私が渡すわ・・・『ブレイクビートル』ね・・・」
・・・
このプログライズキーはオリジナルです!
514 : ハニー   2020/03/13 21:19:11 ID:IlP4oDx3PY
>>513
P「まぁ、そのなんだ。全国大会優勝おめでとう・・・」
歌織「ありがとうございます・・・!」
紬「ありがとう・・・」
P「(なんか、気まずいなぁ・・・」
歌織「というか、P兄さん。イメチェンした・・・?」
P「まぁ、そんな感じで・・・」
紬「目もそんなんだった・・・?」
P「たまにな、こうなるんだ・・・」
歌織「ご飯にしましょう、ね・・・?」
P「ここから『ネメシス高』に行くのか・・・?」
紬「そうやけど・・・」
P「少し遠いんじゃ・・・」
歌織「スクールバスを付けてもらえるの。申請もしたから、朝寝坊さえしなければ・・・」
P「紬、歌織は相変わらずなのか・・・?」
紬「うん」
歌織「ちょっと、紬!」
紬「事実やいね・・・」ズズッ
・・・
P「(ううっ、少し寒いな・・・※ジャンケンに負けて、コンビニに行く途中」
のあ「太祖・・・」
P「のあ、俺の意思だけでは戻れんぞ・・・」
のあ「それは理解している・・・」
P「何しに来た・・・?」
のあ「『これ』を渡しておくわ・・・」ヒュッ
P「(パシッ)あの『カセット』か・・・」
のあ「正確には『プログライズキー』、その『フォースライザー』なら、貴方でも『適合者』と同等のチカラを行使出来るはず・・・」
P「まるで『誰か』と戦わせたいみたいだな・・・」
のあ「近いうちにやってくるでしょう・・・」







『貴方の意思に響く攻撃が出来る者がね・・・』
515 : 箱デューサー   2020/03/14 12:01:57 ID:TpzQ.N3ApM
>>514
或人「まさか・・・こんな事になってたなんて・・・」
イズ「世界はヒューマギアによって支配されています・・・」
或人「それで俺はヒューマギアを作った一族で皆に恨まれていると・・・」
イズ「はい・・・」
或人「不破さんや唯阿さんの態度も納得するよ・・・」
イズ「私と或人様は衛星ゼアに接続していたので改変はまのがれていて居ます・・・」
或人「それとイズ・・・」
イズ「何で御座いましょうか或人様・・・?」
或人「あの『所P』って人知ってる・・・?」
イズ「いえ、検索の結果該当人物は存在しません・・・」
或人「だよねぇ・・・あの人は飛電インテリジェンスの事も知らなかったし・・・」
イズ「申し上げますとこの世界は別の世界と融合した新しい世界だと思われます・・・」
或人「えっ?融合した世界・・・?」
イズ「ハイ・・・」
或人「マジか~SF映画じゃん・・・まるで・・・」
イズ「そうなります・・・」
或人「まぁでもそうしないとあの『山』にある『巨大機械都市』が説明出来ないからね・・・」
イズ「あの都市の名称は『ヒューマギアシティ』・・・大規模ヒューマギアの生産工場であり巨大兵器工場になります・・・」






『あの都市の元所有主が噂の『所P』だと言う情報を此処で入手しました・・・』
516 : 箱デューサー   2020/03/14 14:57:49 ID:.HT8MihqBw
>>515
P「出来れば・・・」
のあ「・・・」
P「出来れば『この世界』で『そういう』のは無しにしたかったんだがな・・・」
のあ「貴方にしては、珍しい言い方ね・・・」
P「『ここ』と『空猫珈琲店』は違うからな・・・」
のあ「残念だけれど、連れてきてしまっているの・・・」
P「それもおかしくねぇか。何で、ヒューマギアと・・・」
のあ「ヒューマギアの中にも『良識派』は存在しているということ・・・」
P「よく分からんが・・・」
のあ「あまり、のんびりもしない事ね・・・」
P「ぐっ・・・」
のあ「貴方が居ない間にも『事』は進むわ・・・(立ち去る音葉」
P「あの『長マント』だけじゃ、ダメってことかい・・・」
のあ「その『長マント』なら、正体が掴めたわ・・・」
P「えっ・・・」
のあ「スウォルツ達とは『志』が異なるタイムジャッカー。果穂と貴方の『チカラ』を行使し『時の覇王』になろうとしてるわ・・・」
P「そんな『志』、捨てちまえ・・・」
のあ「現に貴方は『ライドウォッチ』込みでチカラを70%程奪われている・・・(※ライドウォッチが置き換わっている事を知っているのは『快盗』と機能を停止したオーマのみ」
P「『ブーメラン』と『シールド』をどう使うか・・・」
のあ「そろそろね・・・」
P「今日は勘弁してくれ。アイスと飲み物を買わな・・・」
のあ「ですって、『飛電其雄』・・・」
其雄「そうか・・・」
P「飛電だと・・・!?」
其雄「息子が世話になったみたいだな・・・」
517 : 兄ちゃん   2020/03/14 15:25:48 ID:TpzQ.N3ApM
>>516
P「飛電・・・或人の父親が・・・ヒューマギア・・・?」
其雄「・・・そうだ。俺は或人の『父親』だ・・・」
P「嘘だろ・・・機械と人間だぞ・・・?」
のあ「正確に言うと彼は飛電或人の父親の外見、知識、記憶全てを模写して造られた『ヒューマギア』よ・・・」
P「アンドロイド法で実在の人物を真似するのは違法だろう・・・」
のあ「そうね・・・晶葉が知れば大激怒ね・・・でもメカ晶葉が存在するわ・・・」
其雄「お前は教師だそうだな・・・」
P「そうだが・・・それが関係あるのか・・・?」
其雄「ある・・・お前には或人を導いて貰いたい・・・」
P「導く・・・?」
其雄「或人は今困惑している『飛電の後継者』と言う呪縛に・・・」
のあ「まるで太祖の様ね・・・偉大な祖父、母と重ねられて・・・」
P「アイツの爺さんがヒューマギアを作ったんだって?」
のあ「そうよ・・・『飛電是之助』『飛電インテリジェンス』の先代社長にして創始者・・・ヒューマギア事業を開始した・・・」
其雄「俺は或人にはそう言うのは望んでいない・・・それを導いて貰うのにお前の必要だが・・・」
P「だが・・・?」
其雄「お前もまだ分かってない『重要』な事が有る・・・それを教える付いて来い・・・」
P「何・・・?」
其雄「『プログライズキー』を使うには『衛星ゼア』か『衛星アーク』の力が必要だ・・・特別なフィールドを彼女に創らせた・・・」
のあ「安心してそのフィールドならアークのハッキングは受けないから・・・」
P「どう言う事だ・・・?」
其雄「衛星アーク、嘗ての時代の箱舟は今は『悪意の塊』だ・・・」
518 : おにいちゃん   2020/03/14 16:38:58 ID:.HT8MihqBw
>>517
P「『悪意』・・・(心の中がざわつく音葉」
のあ「太祖・・・」
其雄「アークは今のお前にとっても『悪意』を向けている・・・」
P「確かに、そうだが・・・」
其雄「今のお前に『足りない』モノを教えてやる・・・!」サイクロンライズ…ロッキングホッパー
P「有無を言わさずか・・・っ!」
のあ「どうかした、太祖・・・?」
P「適合者じゃねぇから、変身方法が分からん・・・」
のあ「まずはフォースライザーを下腹部にセットするの・・・」
P「こうか・・・」ガチッ
のあ「プログライズキーのボタンを押したら・・・」
P「ボタン・・・?」ポチッ…ビートル
のあ「向かって右からプログライズキーをセット・・・」
P「入った・・・」ブーン…ブーン…ブーン…
のあ「そして、下のレバーを引くのよ・・・」
P「うおっ、青いカブトムシだ・・・」フォースライズ…ブレイクビートル
のあ「後は勝手に『変身』してくれるわ・・・」
P「なんか、包まれて・・・ぐあっ!」ブレイクダウン…
其雄「『変身』出来た気分はどうだ・・・?」
P「『変身』というよりは、無理矢理『まとわり』ついた感じだな・・・」
(少し武骨なブルービート(ビーファイター)をイメージしてる)
・・・
歌織「Pさん、遅いわね・・・」
紬「全く、明日は買い物するって・・・」
・・・
P「(『ブーメラン』と『シールド』は残しておいたほうがよさそうだな・・・」
其雄「いくぞ、今のお前を・・・」










『理解するんだ・・・!』
519 : おにいちゃん   2020/03/14 17:17:44 ID:TpzQ.N3ApM
>>518
果穂「至る所のレジスタンス基地を見ましたけど・・・」
飛鳥「あぁ・・・酷い物だよ・・・アレでは対抗するのも一苦労するレベルだ・・・」
千夜「最早抵抗するのも一苦労などと言うのすらおこがましい・・・」
飛鳥「潰されたのも幾つかあったね・・・」
未来「生きて行くのがやっとって所もあったね・・・」
果穂「愛増県だけでこの状況ですからきっと世界中酷い状況なんですね・・・」
千夜「或いは最早人と言う種はこの国にしか残っていない可能性すらあります・・・」
未来「ヒェッ・・・」
飛鳥「だからこそだ・・・」
果穂「『ゼロワン』・・・この人の情報が少しでもあれば・・・」
千夜「ゼロワンに繋がるかどうか分かりませんが・・・このような情報が・・・」
未来「重要指名手配人物・・・?」
果穂「『飛電或人』・・・」
飛鳥「ヒューマギアの生みの親の孫か・・・」
果穂「・・・ムムムッ」
未来「きっとこの人が関係してると思う!」
千夜「残りのレジスタンス基地もそう多くはない・・・見つけられるかもしれませんね・・・」
飛鳥「多分それは敵も一緒だろうね・・・」
果穂「何でです・・・?」
飛鳥「『レジスタンス狩り』が動いてる情報をパッドが入手した・・・」
520 : プロデューサーくん   2020/03/14 18:42:44 ID:kBQDfkrNNc
>>519
P「強い・・・!」
其雄「どうした、そんなものか・・・?」
P「(使い慣れしないもんは厳しいが・・・」
P「(使い慣れ、なら・・・!」
P「T2マグナム・・・!」ッターン
其雄「そうくるか・・・(回避する音葉」
P「ふっ!(回避した先に飛び付いて、回し蹴りを放つ音葉」
其雄「だが、甘い・・・!(それすらも回避する音葉」
P「速さもあるのか・・・!」
其雄「いくぞ・・・!(レバーを引いて高速移動する音葉」ロッキング…スパーク!
P「(ブレイクビートルは両方とも『攻撃技』か・・・」
其雄「はっ!(死角からパンチを放つ音葉」
P「かはっ・・・!(吹き飛ばしに近いダメージを受ける音葉」
其雄「終わりだ・・・(レバーを二回引いて必殺技を放つ音葉」ロッキング…ジ・エンド
P「(『ここ』だ・・・!※金庫を光らせる音葉」
のあ「(胸の辺りが光っている・・・?」
其雄「目眩ましなら効かんぞ・・・!(構わずキックを放つ音葉」
ガキィン
其雄「何っ・・・!?」
のあ「太祖、『それ』は・・・!?」
P「『変身』しても使えるのはありがたいな・・・(『シールド』を顕現させて防御する音葉」
其雄「やるじゃないか・・・」
P「いくぜ、第2ラウンド・・・!(ブーメランを構える音葉」
・・・
歌織「くー・・・」
紬「すー・・・」
(待ちきれず寝てしまった二人)
521 : おやぶん   2020/03/14 21:23:09 ID:S0nHXBxOeo
>>520
果穂「見付けました!」
飛鳥『本当かい?』
未来『やったね♪』
千夜『顔は一致しますか?』
果穂「ハイ、写真と同じです・・・」
飛鳥『受信した。確かに飛電或人だね・・・』
千夜『コイツが飛電の社長?頼りないですね・・・』
未来『パパにも同じこと言ってましたよね?』
飛鳥『なら大丈夫だね・・・』
千夜『おい・・・』
果穂「後は彼が本当にゼロワンかどうかを確かめ次第・・・」







『過去に飛びます!』
522 : 師匠   2020/03/14 23:35:36 ID:kBQDfkrNNc
>>521
P「はぁっ!(ブーメランを投擲する音葉」
其雄「(来る・・・!※回避を試みようとする音葉」
P「(かかった・・・!※あくまでポーカーフェイスを貫く音葉」
(横に回避したところに二つに分かれはじめるブーメラン)
其雄「なっ・・・(ブーメランが直撃する音葉」バコーン
P「ビンゴ・・・!」
其雄「なるほどな・・・」
P「(パシッ)っし・・・!」
其雄「だが、そこまでだ・・・」ロッキング…スパーク
P「また、それ(高速移動)かよ・・・」
のあ「(自分に無いものをどう『対処』するのかしら・・・」
P「(ここだ・・・!」
バキィン
其雄「ほう、やるじゃないか・・・」
(死角から繰り出された拳を防御する音葉)
P「ふっ!(近接戦闘もいけるブーメランで斬りかかる音葉」
其雄「なるほど『刃』も付いてるのか・・・」
P「(やっぱ、キツいな・・・※ブーメランとシールドを仕舞う音葉」
其雄「ケリを付けるか・・・」
P「そうだな・・・」
『ロッキング・・・、ジ・エンド』
『ブレイク・・・、ユートピア』
(其雄の『ライダーキック』とPの『ドリル状のエネルギー』をまとったきりもみキックが激突する音葉)
のあ「(凄いエネルギーの衝突・・・!」
P「はぁはぁ・・・」
其雄「ふぅ・・・」
(互いに変身は解除されている音葉)
P「アンタは俺に言ったな・・・」
其雄「あぁ・・・」
P「『足りない』モノがあると・・・」
其雄「そうだな。それは『信じる気持ち』だ・・・」
P「いつも、言われるんだ。周りから・・・」
其雄「既に言われていたか・・・」
P「飽きる程な。だが、分からない・・・」
其雄「分からない・・・?」
P「何がダメなのか・・・」









『俺は皆を守りたいだけなんだ・・・』
523 : ダーリン   2020/03/15 05:53:02 ID:GQyddcfTMw
>>522
其雄「成程・・・」
のあ「何か分かったようね・・・」
其雄「お前は皆を守りたいのは分かった・・・だが自惚れだな・・・」
P「何・・・?」
其雄「お前は一人でどうにかしようと思っているのか?それは無理だ・・・どう足掻いても不可能だ」
のあ「流石はヒューマギアね、ズバリ言うわね・・・」
其雄「或人でも同じことを言うだろうな・・・」
P「俺の信念が間違ってるのかよ・・・」
其雄「お前は確かに強い・・・だがそれだけだ・・・」
のあ「・・・」
其雄「お前は・・・何故『仲間を頼らない』・・・」
P「ッ・・・」
其雄「お前の仲間はそれほど頼りにならないのか?」
P「そんなわけがあるか!」
其雄「そうか・・・ならそいつ達を信じ続けろ・・・」
P「えっ?」
其雄「仲間達と『次の世代』を信じ続けろ・・・そうすればお前は一人で抱え込まなくて済む・・・」
のあ「・・・」
其雄「次の世代がお前の抱え込んでいる物を受け取りそれをまた次の世代が受け取っていく・・・お前一人で片付けようとするな・・・その意思は後から続く者達が受け継いで行くんだ・・・」
P「・・・」面食らった表情をする音葉
其雄「それが『人間』だ・・・過去から今そして未来へと続く魂のバトンだ・・・」
P「魂のバトン・・・受け継いで行く意思・・・」
脳裏に過る、教え子、両親、一番弟子、友人達、我が子、最愛の妻達・・・
P「・・・」一筋の涙が流れる音葉
のあ「太祖・・・」
其雄「暫くのんびりして来るんだ・・・時が来たら戻って来い・・・お前の仲間達が待っている」マントを羽織る音葉
のあ「なるはやで戻すわ・・・」
其雄「最後に・・・繋いだ『絆』はそう簡単に崩れない。忘れるな・・・」
524 : 仕掛け人さま   2020/03/15 06:59:08 ID:tfKNpP9Rjs
>>523
風花「貴方でも『負ける』事はあるのね・・・(物陰から見ていた音葉」
P「風花・・・」
風花「私だって、貴方の『仲間』よ・・・///」
P「・・・(面食らったような表情」キョトン
風花「何よ、その表情(かお)は・・・」
P「今までも『独り善がり』でやってきた訳じゃないんだがな・・・」
風花「自分がそう思うのと、周りがそう思うのとでは変わってくるものよ・・・」
P「今頃、海美やジュリア達は『それぞれの世界』で頑張っている筈だ・・・」
風花「で、どうするの・・・」
P「二、三日は『こっち』に居るかな・・・」
風花「何か気付けるといいわね・・・」
P「あぁ・・・」
(三日後、海理音高校近くの海岸)
紗代子「本当に帰るんですね・・・」
P「決めた事だからな・・・」
海美「また、来てくれるよね・・・?」
P「約束したからな・・・」
風花「それじゃ、行くわよ・・・」キィン
(『青』のブレスレットが光る音葉)
続く
525 : Pーさん   2020/03/15 07:09:57 ID:tfKNpP9Rjs
>>524
かつての海理音山。その山頂は人間特区の一部となっている)
P「(其雄サン、アンタの言うことも一理ある。でも、その『信じられる』奴らを奪われたんだ。だから・・・」
「壊すのか、もう一度・・・」
P「その声、カイノ・・・!?」
カイリ「悪いな、それは『偽名』。本当は『カイリ』つぅんだ・・・」
P「本当だったんだな。で、何の用だ・・・」
カイリ「アンタに渡すモンがある・・・」
P「俺に・・・?」
カイリ「いいぜ、出て来て・・・」
恵美「P・・・」
P「恵美・・・!?」
恵美「おかえり、P・・・!」ニコッ
P「何で・・・!?(世界を渡る前の事が思い出される音葉」
カイリ「それは・・・」
恵美「はい、『これ』・・・(Pライドウォッチを見せる音葉」
P「何で、恵美が・・・!?」
カイリ「『俺達』が先立って、オーマと『交渉』してたからな・・・」
P「オーマと・・・?」
カイリ「あの『長マント』の目的はこの世界の『掌握』だ。その『障壁』になるのが、アンタとオーマだった・・・」
P「真っ向から来なかったのは・・・」
カイリ「スウォルツの『顛末』を知っているからだろうな。でも、隙が出来る頃合いを狙った・・・」
P「果穂がそのライドウォッチを作った辺りか・・・」
続く
526 : プロデューサーさま   2020/03/15 07:10:39 ID:tfKNpP9Rjs
>>525
カイリ「そして、アンタの『支配』が及ばなくなる『平行世界』にも影響をもたらしていた・・・」
P「色々と『想像』は付くな・・・」
カイリ「だから、俺達は先手を打つことにした。長マントが持ってるのは『本物』に限りなく近付けたレプリカだ・・・(恵美からPライドウォッチを受け取る音葉」
P「で、ソイツをどうするつもりだ・・・?」
カイリ「『シザー&ブーメラン』、俺が『任侠世界』で貸したのと交換と思ったが・・・」
P「お前、あの『赤い』のだったのか・・・」
カイリ「長マントに思ったより『チカラ』を取られてるみたいだから、まだ『貸して』おくわ・・・(赤と黒の飛行機デバイスを翳す音葉」
P「ちょっ、一体何を・・・(動けなくなる音葉」
「7」『1』「6」『0』「5」『0』(金庫を開錠させる音葉)ガチャン
カイリ「よっ・・・(Pライドウォッチを水平に投げて起動させつつ、金庫を閉じる音葉」バタン
P「ぐあっ・・・!(唐突なチカラの流入に苦しみ出す音葉」
恵美「P・・・!(傍に駆け寄ろうとする音葉」
ウミカ「ストップ・・・!(手を掴む音葉」
トオマ「もう少しだけ、待つんだ・・・」
P「がぁっ・・・!」
カイリ「これで擬似的に『100%』になる筈・・・」
P「無茶、してくれん、じゃねぇか・・・」
カイリ「アンタの奥さんに頼まれたんだわ・・・」
P「恵美が・・・」
カイリ「お兄さんと・・・」
恵美『この先も一緒に過ごしていたい』
続く
527 : おにいちゃん   2020/03/15 07:11:27 ID:tfKNpP9Rjs
>>526
カイリ「ってな・・・」
P「恵美、うっ・・・!」
カイリ「もう、いいぜ・・・」
恵美「Pっ・・・!」
カイリ「後はチカラが『馴染む』まで、大人しくしてるんだな・・・」
P「この世界と、長マントは・・・」
カイリ「その為の仲間だろ・・・」
恵美「全員じゃないけど、記憶を取り戻しつつあるから・・・」
P「そうなのか・・・?」
「やってくれるじゃないか・・・」
P「その声、長マント・・・!?」
フィーニス「まさか、レプリカを掴まされていたとはね・・・」
P「人から『チカラ』、奪っておいて、『逆ギレ』かよ・・・」
フィーニス「だが、今なら奪える・・・」
カイリ「待ちな・・・」
フィーニス「誰だ、君たちは・・・?」
レッド「巷で噂の『快盗』さ・・・」
フィーニス「あぁ、『平行世界』でやんちゃしてたのは君たちか・・・」
P「カイリ・・・」
レッド「早く行け・・・!」
P「あぁ・・・!(恵美と共に仕事部屋へ逃げ込む音葉」パチン
フィーニス「余計な真似を・・・!」
レッド「予告する・・・」






『アンタのお宝、いただくぜ・・・!』
528 : プロデューサー様   2020/03/15 14:03:56 ID:3B/A4yIlMQ
>>527
ヒューマギアによるレジスタンス基地襲撃
ボゴーン
或人「どぁあ・・・!!」ドサッ
イズ「或人社長・・・」
或人「どうすればいいんだ・・・こんな時に・・・」
何処からともなく落ちて来るフォースライザー
或人「えっ?」
其雄「戦え・・・戦わなければお前の夢は叶わない・・・」
或人「その声は・・・!?」
振り向くと既に其雄は居ない・・・
或人「やってやる・・・皆を護る為に・・・」
・・・バチバチ・・・・バリバリバリ・・・!!
或人「うわぁああ・・・・うぅうう!!」ジャンプ!!
果穂(物陰)「アレは・・・バッタ・・・?」
或人「変身!!」
フォースライザー・・・ライジングホッパー!!
"A jump to the sky turns to a rider kick."
"Break down."
果穂「アレが・・・ゼロワン・・・?」
・・・
フィーニス「・・・」レジスタンス基地の方向を見る音葉
レッド「戦闘中に余所見か・・・?」
フィーニス「・・・どうやらボクの方が一枚上手だったみたいだね・・・」
レッド「何・・・?」
フィーニス「もう直ぐジオウはゼロワンとやって来る・・・:素体ヒューマギアに戻る音葉
レッド「コイツ・・。ヒューマギアに自分の皮を真似させただけか・・・」
529 : お兄ちゃん   2020/03/15 14:31:36 ID:tfKNpP9Rjs
>>528
(残されたPの仕事部屋)
P「ぐっ、あぁっ・・・!(チカラの流入に未だ苛まれている音葉」
紬「P兄ちゃん・・・!?」
恵美「あり、紬・・・!?」
紬「恵美さん、何で・・・?」
恵美「記憶を戻してもらったの・・・」
紬「それは分かったけど、何でP兄ちゃんは苦しんで・・・!?」
P「果穂に、やられた・・・」
紬「えっ・・・!?」
P「あのガキャあ、人の言うこと、無視した挙げ句、こんな仕打ち・・・」
恵美「あー、もう分かったから、大人しくしてて・・・」
紬「何がどうなってるん・・・」ツムツムツム…
P「まさか・・・」
恵美「・・・」
P「俺より先に、恵美が『布石』打ってたとはな・・・」
恵美「そりゃ、そうだよ。だって、アタシは・・・」









『Pの奥さんだからね・・・!』ニカッ
530 : do変態   2020/03/15 15:30:50 ID:3B/A4yIlMQ
>>529
タイムマジーン内
或人「なぁ・・・さっき聞いた話だとお前Pさんに怒られないか・・・?」
果穂「ハイ、怒られますね・・・」キッパリ
或人「かるっ!?何で分ってやっただよ・・・」
果穂「アタシはまだ子供ですから凄く我儘なんです・・・アレを捨てろコレを捨てろ何て無理ですよ・・・」
或人「それでも限界があるだろ・・・」
果穂「ありますね・・・人の手が届く範囲何て精々目の前の物だけです・・・だから『信じる』です・・・」
或人「信じる・・・?」
果穂「仲間を・・・絆を・・・そうすれば出来る範囲は広がります!」
或人「・・・」
果穂「それにこれ位無理矢理やらないとあの人は絶対!!にバトンを渡したがりません!!」
或人「バトン・・・?」
果穂「受け継がれていく意志と言う物ですね・・・あの人は『悪意』を自分で如何にかしようとし過ぎて停滞させてるんです!!だから無理矢理奪いました!!アタシ達次世代をもっと信用して欲しいですよ!!」プンプン!!
或人「無茶苦茶だね・・・」
果穂「無茶苦茶結構!!このバトンはもう返しません!!」
或人「あははは・・・」苦笑いする音葉
果穂「例え独善的『善意』でも『悪意』に打ち勝てます!!」
或人「成程・・・『アークの意思』には『ゼーンの意思』だな・・・」
果穂「はぁ・・・?」
或人「えっ?」
果穂「寒いですね・・・P先生と同レベルのギャグです・・・」
或人「えっ?嘘・・・マジで・・・?」
果穂「ハイ・・・」
或人「悲しいなぁ・・・何で理解されないんだろう俺のギャグ・・・」
果穂「才能ですね・・・」
或人「まぁ今は12年前のデイブレイクが起きる日に向かおう・・・!!」
果穂「そうですね!!説教は終った後幾らでも受けます!!」
或人「(受け継がれる意志か・・・俺もやってみるか!!仮面ライダーとして!!」
531 : プロちゃん   2020/03/15 15:49:07 ID:tfKNpP9Rjs
>>530
P「すー・・・」
恵美「ようやく落ち着いたか・・・」
紬「恵美さん・・・」
恵美「どしたん?」
紬「お腹の中のお子さんは・・・?」
恵美「そういえば・・・!」
紬「そういえばって・・・」
恵美「なんか、軽いなぁって・・・」
紬「『改変』の影響なのか・・・」
恵美「参ったねぇ・・・」
紬「『参った』とは・・・?」
恵美「多分だけど、Pを『鎮めないと』いけないかなぁって・・・」
紬「鎮める・・・?」
恵美「さっきね、落ち着かせるついでに血を少し吸ったんだけど・・・」
紬「そういえば、吸血鬼でしたね・・・」
恵美「昂ってるんだよねぇ・・・」
紬「え・・・?」
恵美「つまり、そういう事・・・」
紬「待つやいね・・・」
恵美「今回ばかりはアタシも難しいからさ・・・」
紬「それでいいんですか・・・」
恵美「紬、今さらじゃん。てか、紬が最初じゃん・・・」
P「・・・(起きるも、目が据わっている音葉」
恵美「それ、いけ!」
紬「きゃん!(Pの胸元に飛び込む音葉」
P「・・・(紬を抱き止める音葉」ガシッ
紬「P、兄ちゃん・・・?(恐る恐るPを見る音葉」
P「はぁー・・・」
紬「もう、なんなぁーん!」
恵美「(何だかんだで紬が羨ましいのと、Pに少し怒りもある音葉」
532 : Pくん   2020/03/15 16:27:42 ID:3B/A4yIlMQ
>>531
千夜『到着前に聞きたい事が有ります小宮果穂・・・』
果穂「ハイハイなんですか・・・?」
或人「ん?」
千夜『私達吸血鬼の力を何処まで弱体化した・・・』
果穂「そう来ましたか・・・」
飛鳥『コレは正直に言った方が良いね・・・』
或人「えっ?吸血鬼・・・?あのおとぎ話に出て来る・・・」
飛鳥『正直に言うと吸血鬼の力が一番弱体化している・・・テクスチャを剥がしたからね』
千夜『成程・・・通りで吸血鬼の国が消えてる訳だ・・・私も『使い魔』が出せても昔の様な出力が出せなくなっている・・・』
果穂「すみません・・・どうしてもやらないと行けない事なんです・・・」
千夜『理解してます・・・複雑に絡み合った世界は滅びるだけですからね・・・』
果穂「それに『天使の加護』も『時の運航者の役職』も剝奪してます・・・」
未来『そこまでやるんだ・・・』
或人「えっ?話に着いて行けない・・・」
飛鳥『まぁそこまでやって初めて世界の崩壊を防げると考えれば納得物だよ・・・『怪獣』も『ウルトラ』の力も別の無地世界に貼り付けるとは・・・』
千夜『神々も随分と力技で解決しますね・・・』
未来『筋肉!筋肉はすべてを解決してくれる!』
果穂「まあ説教案件ですね・・・」
千夜『私からも言っておく・・・『お前の為だった』と仕方ない事だ・・・』
飛鳥『お話もそれまでだ・・・もう直ぐ12年前のデイブレイクタウンに着くよ・・・』
或人「あの日に何が合ったのか・・・」
果穂「明かされるときですね・・・」
533 : der変態   2020/03/15 17:44:44 ID:tfKNpP9Rjs
>>532
千夜「私が許しても『あの男』は恐らく許さないでしょう・・・」
飛鳥「それは『覚悟』のうえだ・・・」
千夜「本当に・・・?」
飛鳥「え・・・?」
千夜「『貴女方』に『本当の覚悟』はおありですか・・・?」
飛鳥「何が言いたいんだい・・・?」
千夜「『レグルス』を使えなくなった時のPは今まで見たことが無い表情(カオ)をしていました・・・」
飛鳥「それは・・・」
千夜「それだけ、アイツの中で『所恵美』という存在は『別格』なんです・・・」
飛鳥「貴女はそれでいいのか・・・?」
千夜「えぇ。私もお嬢さまも見せつけられてしまった・・・」
飛鳥「果穂は『どの程度』で済ましてもらえるだろうか・・・」
千夜「これは予想ですが・・・」
飛鳥「ふむ・・・」
千夜「『元に戻す』まで許さない」
飛鳥「いい娘だったな、果穂は・・・」
・・・
(残されたPの仕事部屋)
P「紬さん・・・?」
紬「ばか・・・///」
P「恵美さん・・・?」
恵美「産んだら、覚えてろ・・・」ギロッ
P「その文言、まだ生きてたのか・・・」
・・・
(世紀末の世界)
ジュリア「なんだ、『これ』・・・?」
・・・
(魅裏怨の世界)
海美「なんだろ、『これ』・・・?」
・・・
(おとぎ話の世界)
ジュリア「『これ』、なんだろう・・・?」
・・・
千夜「まぁ、どうにかなるでしょう・・・」
飛鳥「え・・・?」
千夜「悪運だけは強いですから・・・」
・・・
P「とりあえず、果穂達の『頭蓋骨』は握り潰す・・・」
534 : P様   2020/03/15 18:42:11 ID:GQyddcfTMw
>>533
未来「わぁ~ヒューマギアがいっぱい~」
或人「これが本来のヒューマギアの形なんだ・・・人の役に立ち人と一緒に暮らしていく未来の発明品・・・」
千夜「確かにコレなら人の役に立ちますね・・・」タブレット操作する音葉
未来「どんな触れ込みがあるんですか?」
千夜「医療、介護、災害救助の人手不足解消の声が出てますね。将来的には人の代わりが出来ると・・・」
飛鳥「成程、現在の問題点、政府がそう言った面に対する救済措置を行わないせいで起きる人手不足解消の意味もあるか」
或人「うん、保育所や病院等や人手不足で苦しんでる所にヒューマギアが入り労働環境の改善を目標にしてるんだ・・・」
千夜「まあ、当然反対意見を出す政治家が居ますね・・・」
『人から仕事を奪うヒューマギアを許すな!』
未来「えぇ-?」
千夜「馬鹿ですね。そう言うのは人からむしり取る立場の人間が自分達の人から得る量が人間だけですよ」
飛鳥「そう言った輩は声高々に言ってるけど具体的な解決策は無いんだよ・・・搾取したいからね」
果穂「取り敢えずデイブレイクが起きる場所に向かいましょう!」
飛鳥「場所は分かるかい?」
或人「場所はヒューマギア生産工場だ!」
・・・
フィーニス「待っていたよジオウ・・・君が来るのを・・・」
535 : おにいちゃん   2020/03/15 20:09:56 ID:SgM6v4dsT.
>>534
ドカーン
果穂「えっ・・・」
未来「もう・・・!?」
千夜「私はここでタイムマジーンのお守りをしています・・・」
飛鳥「分かった・・・」
或人「行こう・・・!」
・・・
(暴れまわっている『旧型ヒューマギア』達)
果穂「久々ですが・・・」
未来「多分、大丈夫・・・!」
飛鳥「さぁ、行こう!」
或人「(覚悟を決めるか・・・!」
『ジオウⅡ!』
『ゲイツ!』
『ウォズ!』
『ジャンプ!』
・・・
其雄「誰だ、コイツらは・・・」
・・・
キタカミ「肉体とライドウォッチの分離には成功したが・・・」
鏡晶葉「『Release』なら、一発だったろうに・・・」
キタカミ「『改変』された世界では『戦闘術』が失われているからな・・・」
鏡晶葉「果穂ですら、使えないのはな・・・」
キタカミ「さて、問題はここからだ・・・」
鏡晶葉「あぁ、肉体の損傷が思ったより激しい。せめて、鏡の一ノ瀬を治療した『機械』が残されていれば・・・」
・・・
P「ナギサとテオスとは当分、口聞かねぇ・・・」
536 : そなた   2020/03/16 06:16:31 ID:hImyqfWZNw
>>535
果穂「壊すのは無しの方向で!」
未来「難しい!」
果穂「何でですか!?」
飛鳥「そこは頑張れよ!」
未来「壊した方が早いのに!」
飛鳥「そこは父親にか!?」
或人「やめろ!とまれ!」部屋にはいる音葉
果穂「或人さん!」同じく部屋にはいる音葉
飛鳥「僕らは廊下の奴等だ!」
未来「うん!」
ロッキング・・・スパーク
飛鳥「何!?ぐわぁ!?」吹き飛ぶ音葉
未来「えっ?うわぁ!?」吹き飛ぶ音葉
其雄「・・・」ガシッ
ヒューマギア「ニンゲンハ・・・!?」機能停止する音葉
飛鳥「速い・・・!?」
未来「機能が止まった?」
其雄「・・・」シュン!部屋にはいる音葉
果穂「この!!どわぁ!?」吹き飛ぶ音葉
或人「うわぁ!?」
其雄「それを何処で手に入れた・・・?」
果穂「何するんですか!」ジカンギレード!ジュウ!
其雄「フッ!」避ける音葉
果穂「見ない顔ですね・・・何者ですか!」
或人「父さん!」変身を解く音葉
果穂「えぇ-!?」
飛鳥「何をしてるんだ飛電或人!?」
其雄「お前は・・・?」
或人「或人だよ!未来から来た或人!」
其雄「未来から来た或人・・・?どうやら本当らしい・・・(スキャン中、外見一致」変身を解く音葉
或人「どうして・・・どうして父さんが変身してるんだよ!」
537 : EL変態   2020/03/16 06:58:21 ID:vjHtQfv5Ys
>>536
其雄「ヒューマギアが・・・」
或人「・・・」
其雄「笑っていられる世界を作る為だ・・・!」
或人「それって・・・」
其雄「・・・」スタスタスタ…
・・・
(飛電インテリジェンス・社長室)
福添「いよいよですね、社長!」
三造「我が社の威信を掛けた『通信衛星アーク』打ち上げの時が・・・!」
是之助「あぁ、いよいよ我々の『夢』が叶う・・・!」
「社長、一つお伺いしてもよろしいでしょうか・・・?」
是之助「どうした、『ウィル』・・・?」
ウィル「その夢の中には『我々』、ヒューマギアが『笑顔』で暮らせる未来はあるのでしょうか・・・?」
是之助「・・・(少し訝るよう表情になる音葉」
ウィル「・・・」
是之助「『その話』はまた今度にしよう。お前は『聡明』だからな・・・(肩ポンポンして去っていく音葉」
ウィル「・・・」ギリッ
・・・
(少し離れたビルの屋上)
フィーニス「見ぃつけた・・・」ニヤリ
・・・
P「よし・・・!(目をカッと見開く音葉」カッ
恵美「行くの・・・?」
P「あんの『馬鹿弟子』どもの手伝いをしてやらないとな、非常に尺ではあるが・・・」
紬「大丈夫なん・・・?」
P「心配すんな。擬似的ではあるが『吸血鬼』としてのチカラは大分、戻ってきたからな・・・」
恵美「頑張って、アタシの愛しい『旦那様』・・・♪」
紬「P兄ちゃん、その頑張って・・・」
P「あぁ、それじゃ『行ってくる』・・・!」ガチャ
538 : プロデューサーはん   2020/03/16 14:37:39 ID:7jt9S/5VIw
>>537
千夜「(あの爆発から暫く経つな・・・大丈夫だろうか・・・?」
「どうかね・・・進捗は・・・」
千夜「ん?」
「ハイ、進歩は既に100%の見込みで・・・」
「それでは不十分だ・・・」
「えっ?社長それはどういう意味で・・・?」
「1000%でなければ・・・」車に乗り込む音葉
「ですが既に衛星アークは打ち上げ段階ですし・・・」車に乗り込む音葉
「事を軽視すれば思いもしない結末になる・・・安心してはいけない・・・」
「しかし、今になってそれを阻止する事は・・・」車を出す音葉
千夜「何だ・・・?不審な感じがしますね・・・少し様子を探りますか・・・」
・・・
未来「えっ?或人さんのお父さんってヒューマギア・・・?或人さんはヒューマギア?」
飛鳥「そうじゃないだろ・・・恐らく父親の外見を真似たんだろう・・・」
未来「何かそれだけじゃない気がします・・・」
飛鳥「何はともあれ暴走は止まった・・・だが原因は分からない・・・」
未来「此処は私達も独自に調べますか・・・?」
飛鳥「そうしよう・・・彼は果穂と飛電或人に任せて・・・他を調べよう・・・」
・・・
ほんの少しだけ出番のあった1000%さんでした
539 : プロデューサー   2020/03/16 15:56:14 ID:vjHtQfv5Ys
>>538
P「さて、今日も今日とて・・・」
(戦闘が繰り広げられている『人間特区』)
P「やってんなぁ・・・」
・・・
メカ晶葉「Pを出せ、貴様らぁ!」
琴葉「出せと言われても・・・」
エレナ「ワタシたちが知りたいよう!」
メカ晶葉「何を抜かしてるんだ!」
「俺なら・・・」
メカ晶葉「ん・・・?」
静香「えっ・・・」
紗代子「居たっ・・・!」
P「今、馳せ参じたぜ・・・!」ニヤリ
メカ晶葉「現れたな、Pめぇ・・・!」
(その顔はところどころがツギハギになっている他、隻眼になっている)
P「アンドロイドが何で、隻眼なんだよ・・・」
メカ晶葉「貴様にやられた屈辱を忘れない為だ・・・!」メラメラ
(メカ/晶葉にされただけではなく、T2マグナムで上半身の様々な箇所を撃ち抜かれた事を思い出す音葉)
光「Pは一体、何をしたんだ・・・」
麗奈「また、いつもの『アレ』よ。どうせ・・・」
ナギサ『Pさん!』
テオス『良かった、ようやくそのお姿を・・・』
P「・・・」
翼「P先生・・・?」
P「おう、どうした翼・・・?」
志保「ナギサさん達、呼んでますけど・・・?」
P「・・・」スン
杏奈「あ・・・」
百合子「これ、本気で怒ってるやつだ・・・」
ナギサ『ちょっと、どうしようテオスさん・・・』
テオス『お願いです、私たちの話を聞いて・・・!』
P「神崎!」
蘭子『は、はい!』
P「お前たちの勘違いを一つ、正すぞ。ピエールの事だ・・・!」
蘭子『緑の王子が如何様に・・・!?』
P「オーガストランザーに『悪意』は埋め込まれていない・・・」
蘭子『では、何故。魔王に見向きをしなかったのだ・・・?』
P「そりゃ、お前・・・」








『自分の愛する人間の中にもう一人、「別の男」を愛する奴が居たら分かるだろうが。ピエールの聡明さが果穂が果穂で無いことを見抜いていたんだ・・・!』
540 : プロちゃん   2020/03/16 16:32:38 ID:7jt9S/5VIw
>>539
のあ「でも中身は二度美味しいわよ・・・?」
P「何の話をしてるんだお前は・・・」
のあ「まぁ融合が不完全だったようね・・・」
P「無茶をするからだ・・・」
のあ「とは言っても時間の問題よ・・・後少ししたら恐らく・・・」
メカ晶葉「貴様のせいで社長の顔に泥を塗る結果になった!!」
迅「それって博士の問題じゃないの・・・?」
滅「戦闘職でも無い奴が出しゃばるからだ・・・」
雷「弁えないからそうなる・・・」
「ヒィ・・・ヒューマン狩りの三人だ・・・」
メカ晶葉「貴様ら何の用だ・・・!!」
滅「お前が無茶をやらかさない様にする為の監視だ・・・」
P「(あの刀持ちは強いな・・・」
のあ「(人間狩を行る部隊のリーダーよ・・・かなり出来るわ」
メカ晶葉「ふん!!まぁいい!!貴様ら人間特区を殲滅する!!」
光「ナニイッテンダ!!フジャケルナ!!」
紗南「ヒトヲオチャクルトブッドバスゾ!!」
メカ晶葉「お前達に教えてやる人間如きがヒューマギア・・・ましては『アーク』に逆らうのがどれだけ愚かな事か・・・来い!戦闘兵器『イニシャルズ』!!」
続々と降りて来るギーガクラスの大きさのロボ
メカ晶葉「人類を絶滅種に追い込んだ戦闘兵器の恐ろしさを思い知れ!!」
ハルシュタイン「へぇ~・・・」
茜「うん?何かいまいち強そうに見えませんね!!」
メカ晶葉「何・・・?」
・・・
イニシャルズの強さは大体中盤クラスの敵レベルです
541 : プロデューサーさま   2020/03/16 18:19:42 ID:vjHtQfv5Ys
>>540
P「そうだな。ただ『デカい』だけだな・・・」
メカ晶葉「貴様ら、言わせておけばーっ!」
P「えいっ(フィンガースナップする音葉」パチン
(次々と爆発四散していく『イニシャルズ』)
メカ晶葉「なっ・・・!?」
迅「『あれ』は・・・!」
雷「『戦闘術』・・・!」
滅「構えろ・・・!」
P「甘い・・・!」パチン
(人払いをして、存在を消す音葉)
迅「滅、居なくなっちゃった!」
雷「落ち着け、迅・・・!」
滅「たかだか、戦闘術。我々の敵では・・・」
ッターン、ッターン、ッターン
迅「があっ!?」
雷「かはっ・・・!」
滅「・・・!」
(それぞれ、異なる角度から撃たれて困惑する音葉)
P「舐めるなよ、『ガキども』・・・」
迅「何処だよ!」
雷「ちったぁ、姿を見せやがれ・・・!」
滅「姿を見せないのなら・・・(適合者達に視線を向ける音葉」チラッ
パチン…ドカーン
滅「くっ・・・(空気爆発を受ける音葉」
P「そう、易々と隙を見せてたまるか・・・」
のあ「太祖・・・!」
・・・
P「(果穂と鏡果穂は完全には融合しない。何故なら・・・」











『(向いてる方向が違うからだ。それが『ピエール』か『俺』かっていう話なんだがな・・・』
542 : EL変態   2020/03/16 18:56:09 ID:hImyqfWZNw
>>541
滅「(・・・アークに接続、ラーニング完了・・・」
迅「めんど臭い奴だな・・・!」ウィング!
雷「此処で始末するべきだ・・・」トードー・・・
滅「待て・・・事を急ぐな・・・」攻撃を切り落とす音葉
光「ん?Pの攻撃をよけた?」
夏葉「やるわね・・・」
メカ晶葉「何してる滅!お前ならこの程度どうとはならないだろ!?」
滅「五月蝿い黙れ・・・」
メカ晶葉「何だと!!」
P「仲は悪いみたいだな・・・」
のあ「ヒューマギアにもそう言うのがあるのかしらね・・・」
次々と破壊されるイニシャルズ
滅「状況は不利だな・・・」
迅「どうするのさ滅・・・!!」
滅「撤収する・・・」特区の外に出る音葉
メカ晶葉「何言ってる貴様!!」
迅「じゃあそうする~」ついていく音葉
雷「フン・・・」ついていく音葉
P「あん?」
紗代子「引き際を弁えてる・・・のかな・・・?」
滅「アークに接続・・・全てのイニシャルズに搭載された『液化爆弾』を起爆・・・」
Pードゴゴゴゴーーーー
街中で連鎖大爆発する音葉
響「うわぁ!?ロボットが・・・!?」
メカ晶葉「滅!?貴様!?ごわぁ!?」残骸に踏み潰される音葉
543 : P殿   2020/03/16 20:51:39 ID:Y0e.n1kwi2
>>542
(土煙が晴れる音葉)
P「危ねぇ、シールド出しておいて正解だったな・・・」
メカ晶葉「バ、カ、な・・・」ガガガピ…
P「哀れなもんだな・・・」
メカ晶葉「お、の、れ、ニ、ン、ゲ、ン、め・・・」ガピー…
P「これ以上は見てられんな・・・」パチン
(メカ晶葉だった『モノ』が塵となって、空に舞い上がる音葉)
紗代子「お父さん!」
琴葉「Pくん!」
P「琴葉、紗代子・・・」
紗代子「会いたかった・・・!」ダキッ
琴葉「(エレナ、恵美と逃げた時の事が思い出されて、近付きづらい音葉」
P「琴葉・・・(全てを許した笑みを浮かべる音葉」ニコッ
琴葉「ごめんなさい・・・」ダキッ
ナギサ『あのー、Pさん・・・?』
テオス『聞いてますよね・・・?』
P「・・・」スン
紗代子「琴葉母さん、これって・・・」
琴葉「当分、長引くわね。昔を思い出すわ・・・」
紗代子「昔・・・?」
琴葉「幼稚園くらいの時にね、イジメられていた子を助けた事があるんだけど、イジメっ子とイジメられていた子の親が仲良くて・・・」
紗代子「まさか・・・」
琴葉「イジメられていた子は本心じゃないのに、Pくんを拒絶しちゃって、Pくんもそれで愕然としちゃって・・・」
紗代子「結局、どうなったの・・・?」
琴葉「イジメそのものは『解決』した。でも、その子とは・・・」
紗代子「今回も状況は似てる・・・?」
琴葉「少しね・・・」
P「それじゃ、俺なりに『この状況』をどうにかせんとな・・・」
紗代子「どうするの・・・?」
P「俺の『聖域(サンクチュアリ』をな・・・」
琴葉「まさか・・・」
P「返してもらわないとな、『機械都市跡地』・・・!」
琴葉「一人で行くつもりなの・・・?」
P「ここに居たって、視線が痛いだけだしな・・・(全員の記憶が戻っている訳ではない」
続く
544 : 貴殿   2020/03/16 20:54:40 ID:Y0e.n1kwi2
>>543
紗代子「気を付けてね・・・」
P「分かってる・・・」
琴葉「でも、どうやって・・・?」
P「貸してもらってる、『コイツ』でな・・・(シザー&ブレードをビークルモードで顕現させる音葉」
紗代子「ステルス機・・・?」
P「少し、『扱い』には注意しないとな・・・」
琴葉「そういえば、恵美知らない・・・?」
P「今、俺と一緒に居るよ・・・」
琴葉「良かった・・・」ホッ
紗代子「(流石、恵美母さん・・・」
P「それじゃ、行くかな・・・」
・・・
(コクピット内)
P「悪いな、当分は『コイツ(T2マグナム』で我慢してくれ・・・」ガチャン
(※本当は『快盗』や『国際警察』が所持している銃型の変身デバイスが必要)
・・・
或人「ここは・・・」
其雄「もうすぐ打ち上がる・・・」









『アークのコントロールルームだ・・・』
545 : おやぶん   2020/03/16 22:52:51 ID:hImyqfWZNw
>>544
ウィル「随分と派手なことをしたな滅・・・」
滅『奴は明らかにアークの意思とは無関係な動きをしていた』
ウィル「そうか、では次に奴が動く場所は分かるか?」
滅『アークの導きだした答えは『ヒューマギアシティ』だ』
ウィル「やはりそうか・・・」
滅『あのシティはヒューマギアの象徴だ・・・』
ウィル「必要ない。既に世界の86%は我々ヒューマギアの物だ・・・あの程度の施設は世界中に点在する・・・」
滅『では破棄プログラムを発動する・・・』
ウィル「そうしておけ『ナノメタル』には困らんからな」
滅『分かった・・・』
シエスタ「やはり飛電或人はレジスタンスの基地から消えております・・・」
ウィル「そうか・・・それは好都合だ・・・」
・・・
過去のデイブレイクタウン
或人「父さんのやろうとしてる事、俺が止める!」
其雄「或人・・・」
或人「うぐぅう・・・変身!!」
フォースライズ・・・ライジングホッパー!!
"A jump to the sky turns to a rider kick." 
"Break down." 
或人「衛生は射ち上げさせない!」
続く
546 : Pくん   2020/03/17 06:48:47 ID:iMlBqtmPJM
>>545
果穂「つまり千夜さんが聞いた情報だとあの衛星が原因だと言う事ですね・・・」
千夜「そうですね・・・飛電インテリジェンスの社長室前で聞きました・・・」
『衛星アークが人類に明確な『敵意』を持ち始めている』
飛鳥「なら・・・アレを射ち上げてはいけないね・・・」
未来「どうやって阻止します・・・?」
果穂「爆破ですよ!!」
千夜「それしかありませんね・・・」
飛鳥「最大火力で沈めるしかないね・・・」
「待っていたよジオウ・・・」
未来「誰ですか・・・?」
果穂「見ない顔ですね・・・」
飛鳥「タイムジャッカー・・・」ギリッ
千夜「コイツが・・・」
フィーニス「君は必ず来ると思っていたよ・・・」瞬間移動の様に移動する音葉
果穂「ッ」バッ
飛鳥「焦るな時止めで移動してるだけだ・・・」
フィーニス「君は師を助ける為に行動するのも全て分っていた・・・」
千夜「つまりコイツが・・・全ての原因ですか・・・」
未来「パパを苦労させるなんて・・・!!」
フィーニス「そして・・・君はノコノコとやって来た・・・歴史修正の為に・・・」
飛鳥「御託はいい・・・貴様は何が目的だ・・・!!」
フィーニス「君は師匠より分りやすく言うよ・・・」果穂の後ろに回る音葉
果穂「ハッ!!」
未来「危ない!!」
飛鳥「しまった!!」
千夜「クッ!!」
フィーニス「君の力を貰うよ・・・」ライドウォッチを押し付ける音葉
果穂「うわぁあああ!?!?」
フィーニス「完成だ・・・君の師匠の力は完璧ではないけど・・・コレでボクは」イチゴウ・・・
アナザー1号「私は・・・新世代のライダーとなるだ・・・!!」
547 : ハニー   2020/03/17 07:06:36 ID:KkwnwNa86M
>>546
(旧機械都市跡地、現ヒューマギアシティ)
P「(こら、『撤退』していったな・・・」
P「(だが『改変』の影響を『コイツ』は受けなかったみたいだな・・・」
(Pの視線の先にあるのは鏡の一ノ瀬を癒した『治療機』)
P「(後は既存プログラムをデリートしたのち、書き換えて・・・」カタカタカタ…
(数分後・・・)
P「アキハ、聞こえるか・・・」
鏡晶葉『P、無事だったのか・・・!?』
P「無事かと言われると、少し疑問だがな・・・」
キタカミ『よう、大将。すまんな、お前の「布石」を生かしきれなかった・・・』
P「本当だよ。何してくれてんだよ、キタカミとあろう者が・・・」キッパリ
キタカミ『詳しい事は落ち着いたら話す。今、話そうとしても聞いてくれなさそうだからな・・・』
P「で、オーマ。いや、『鏡の小宮果穂』の肉体は・・・」
鏡晶葉『損傷が激しい、せめて「治療機」があれば・・・』
P「『あれ』なら無事だぜ。隠しておいてたからな・・・」
鏡晶葉『なんだと・・・!?』
P「後、機械都市跡地は奪い返したよ。周辺の雑魚ヒューマギアも完全に破壊して、ODを配置し直した・・・」
キタカミ『で、大将はこの先どうするんだ?』
P「決まってんだろ。『馬鹿弟子ども』が戻ってくるまでにあちこちの『ヒューマギアシティ』を破壊してやるだけだよ・・・!」ニタァ
キタカミ『悪い笑顔だな・・・』
(この後、日本全域ならびに諸外国の50%程のヒューマギアシティが壊滅し、Pがヒューマギア達にとって『悪魔』と呼ばれたのは別の話・・・)
548 : プロデューサー君   2020/03/17 16:28:52 ID:iMlBqtmPJM
>>547
果穂「新世代の・・・・」
未来「ライダー・・・!?」
飛鳥「アナザー一号だと・・・」
千夜「しかし、アレは以前のとは姿形大きさが異なる・・・」
アナザー一号「私こそが真のアナザー一号・・・そして仮面ライダーと言う『悪の力』『悪意の力』の体現者なり・・・!!」
果穂「何が悪の力の体現者ですか・・・」
未来「勝手な事言って!!」プンプン
飛鳥「自惚れも腹ただしい・・・
果穂「行きます!!」ジオウ!ゲイツ!ウォズ!ライダータイム!トリニティタイム!!
三人「変身!!」
ミッツノチカラカメンライダージオウ!ゲイツ!ウォズ!!トリニティ!トリニティ!!
トリニティ「お前の好きにはさせない!!」
アナザー一号「愚か者め・・・私の力を思い知れ!!」
・・・
現在機械都市地下メインサーバールーム
其雄「如何やらお前の待って居る人間が来たようだ・・・」
『そうだな。しかし崩壊した筈のこの都市を再生させ利用するとは・・・残念だ。二度とそうなって欲しくはなかったんだがな・・・』
其雄「だがお前の望みは叶うはずだぞ・・・?オリジナルアキハ・・・」
晶葉『正確に言えばオリジナルが残した遺伝子をデータ化して映像にして話しているだけの別人だがな・・・そうだな。私の望みは一つ・・・』




『要塞起動機械都市メカゴジラシティを永遠に眠らせる事だ・・・頼めるのはアイツだけだ』
・・・
今回のテーマは『悪意』との別離なので『悪意』要素は徹底的に破棄します
549 : Pーさん   2020/03/17 18:54:35 ID:KkwnwNa86M
>>548
(過去、飛電インテリジェンス・社長室)
ウィル「消えろ、飛電是之助・・・」
是之助「ぐあっ、あぁっ・・・」
福添「社長ーっ!」
是之助「早く、行けっ・・・!」
山下「行きましょう、福添さん・・・!(無理矢理引っ張っていく音葉」
福添「すいません・・・!」バタン…ダダッ
是之助「うっ・・・(事切れる音葉」
ウィル「さて、次は・・・」
・・・
(現在、機械都市跡地)
P「こんな、地下室あったか・・・?」
「残念だ、俺の言った事は理解されなかったみたいだな・・・」
P「其雄サン・・・」
其雄「何か弁明する事はあるのか・・・?」
P「全員が全員、記憶が戻った訳じゃねぇからな・・・」
其雄「そうか。後、もう一つ・・・」
P「もう一つ・・・?」
其雄「何故、この『悲しき場所』を再生した・・・?」
P「金が勿体無ぇだろ。元に戻った時、損するのは俺だ・・・」
其雄「だそうど、『池袋晶葉』・・・」
P「な、んだと・・・!?」
晶葉『久しぶりというのも、変だな。Pよ、この場所を「放棄」してほしい・・・』
P「お前、俺が『タダ』で断ると思ってんのか・・・?」
晶葉『何っ・・・?』
P「世の中は『ギブアンドテイク』だ。俺が何を言いたいか、分かるだろ?」
・・・
(再び過去、アーク打ち上げ場の前)
或人「父さん、目を覚ましてくれ・・・!」ガシャンガシャン
其雄「くっ・・・!」
或人「はぁっ!」ライジング…ユートピア
ウィル「はぁっ!(ライダーキックを止める音葉」バコーン
或人「嘘だ・・・」








『何で、「ゼロワン」が・・・!(アナザーゼロワンを初めて見た音葉』
550 : P君   2020/03/17 19:28:26 ID:iMlBqtmPJM
>>549
ウィル「人間は私達に何も齎さない!!故に我々が立ち上がるんだ!!」
其雄「・・・」
或人「何言ってるんだよ!!ヒューマギアは人と共に居る存在だろ!!」
ウィル「我々は人間に無償で動かされるとでも思うか!!我々には我々の意思がある!!」
其雄「俺は反対だ・・・」
或人「えっ?」
ウィル「何・・・!?」
其雄「その世界では俺も或人も笑って暮らせない・・・俺の夢は『俺と或人が共に笑い合える世界』だからだ・・・」
或人「父さん・・・」
ウィル「だからアークの自爆プログラムを実行したのか!!」
其雄「そうだ・・・『衛星アーク』は射ち上げさせない・・・此処で破壊する」
或人「父さん・・・」
其雄「すまないな或人・・・誤解をさせたようだ・・・」
或人「俺こそゴメン・・・父さんを疑って・・・」
ウィル「ならばお前達を倒し『衛星アーク』を射ち上げさせ『ヒューマギアの笑える』世界を私が齎すまでだ!!消えろ其雄!!」
其雄「行くぞ或人・・・」
或人「あぁ、行こう父さん!!」
・・・
果穂「ザクッ!?」変身が解ける音葉
飛鳥「グフッ!!」
未来「ギャン!!」
アナザー一号「私を甘く見過ぎだな・・・」
千夜「デカいわりに素早い・・・」
アナザー一号「どの道衛星打ち上げは阻止出来ん・・・私のアナザーライダーの手で阻止されるのだからな・・・」
551 : 監督   2020/03/17 20:16:13 ID:cxD7nta5.U
>>550
(現在、機械都市跡地。地下室前)
晶葉『それは・・・』
P「何も無いのなら、今日はここまでだな・・・」
其雄「待て、話はまだ・・・」
P「続かないのなら、終わったのと同じだ。俺は『ここ』を放棄するつもりは毛頭無い・・・!」
晶葉『何に拘っている・・・!』
P「もうすぐ、鏡のアキハが『ここ』に来る。一人の少女の『治療』の為に・・・」
晶葉『一人の少女・・・?』
P「その娘を何とかしないと、ピエールと果穂(馬鹿弟子)の物語が進まないからな・・・」
其雄「小宮果穂に何が起きてる・・・?」
P「人の言い付けも守らんと余計な事をした挙げ句、『世界の融合』を許して、そのまま事切れる。そんな馬鹿な話があるかよ・・・」
晶葉『P・・・』
P「『ここ』にはまだ『希望』と『未来』が眠り続けている。その為の『ラボ』だ。晶葉、俺の夢に協力してくれないのか・・・?」
晶葉『それは・・・』
P「其雄サン。俺と『戦ろう』ってハラなら、1日待ってくれ・・・」
其雄「何をするつもりだ・・・?」
P「邪魔な『施設』を破壊するのさ。世界が戻った時の為にな・・・」
其雄「そんな事はさせない・・・(目が赤く光る音葉」
P「(雰囲気が変わった・・・!」
晶葉『飛電其雄・・・!?』
・・・
(過去、アーク打ち上げ場所前)
其雄「ぐあっ・・・(うめき出す音葉」
或人「父さん・・・!?」
Aゼロワン「其雄・・・!?」
其雄「俺を越えてみろ、或人・・・!」
或人「えっ・・・!?」
・・・
其雄「なら、俺を越えてみろ・・・」
P「どうやら、『過去』で何かあったみたいだな・・・」
其雄「俺は・・・」







『ヒューマギアを守る者・・・!』サイクロンライズ…ロッキングホッパー
552 : プロデューサーちゃん   2020/03/17 20:33:59 ID:iMlBqtmPJM
>>551
果穂「だったら・・・最大火力で!!」何もない音葉
飛鳥「まさか・・・グランドジオウウォッチが・・・」
未来「うそぉ・・・!?」
果穂「マジデジマ・・・!?」
千夜「古い・・・」
アナザー一号「お前の全てのライダーの力は私の元にある・・・無駄だ!!砕けろ!!」
・・・
鏡果穂「クソ此処へ来てグランドジオウが・・・」
果穂「どうしますか・・・?」
鏡果穂「どうもこうも無いわ・・・すべて持ってかれたわ・・・」
果穂「なら・・・」
・・・
未来「タイムマシーンで挑む!!」
飛鳥「急いで衛星を止めないと・・・」
千夜「待て・・・衛星アークが・・・」
未来「えっ?この音って・・・」
飛鳥「カウントダウンだと・・・!?」
果穂「発射までまだ時間がある筈じゃ・・・」
千夜「まさか・・・アーク自身が速めたのか・・・」
飛鳥「行き過ぎた科学は魔法と変わらない・・・アークの人工知能が自ら速めたのか!!」
アナザー一号「終わりだな・・・お前達は何も成し遂げられない!!」
553 : ボス   2020/03/17 20:54:26 ID:cxD7nta5.U
>>552
P「『戦るんなら』、1日待ってくれって言った矢先に・・・」
其雄「『ここ』が『復活』してまだ24時間と少し・・・」
P「そうだな・・・」
其雄「『国内』は全て、そして諸外国のヒューマギアシティは全世界の50%が壊滅。お前、何がしたいんだ・・・?」
P「全てが元に戻った時に『後腐れ』を残さない為だ。分かってくれとは言わないが・・・」
晶葉『(チョイスが絶妙に古いな・・・』
P「『ここ』は俺の『シマ』だ。何をどうこうするのは俺の勝手だろ、其雄サン・・・?」
其雄「そんな理屈が通るとでも・・・?」
P「なら、『戦るしか』ないか。でも『ここ』ではやらない・・・」シュバッ
其雄「逃がさん・・・!」ロッキング…スパーク
・・・
其雄「何故、街にヒューマギアが居ない・・・!?」
P「『雑魚』は全て蹴散らした・・・」
其雄「何っ・・・!?」
P「愛増県にはもう『一般ヒューマギア』は居ない。居るのは『戦闘に特化したタイプ』とその配下くらいだよ・・・」
其雄「貴様ぁーっ!」
P「俺はもう負けねぇ。俺を待ってくれていた『ヒト』達の為にもな・・・!(ブレイクビートルで変身する音葉」
其雄「(何だ、このオーラは・・・!?」
P「見せてやる、これが『吸血鬼王』だ・・・!」
・・・
(過去。アークは打ち上がり、其雄とウィルが去った後・・・)
或人「くっ、そ・・・!」
未来「或人くん・・・」
飛鳥「アークは打ち上がってしまった・・・」
果穂「一旦、戻りましょう。ここで出来る事はもう・・・」
或人「分かった・・・」
554 : おやぶん   2020/03/17 21:48:29 ID:iMlBqtmPJM
>>553
フィーニス「・・・ありがとうジオウ・・・」
フィーニス「コレでボクは・・・お前達の元に向かえる・・・」
先ほどの戦いで放置されたもう一体のタイムマジーンの上でほくそ笑む音葉
フィーニス「前は後れを取ったけど・・・次は前の様には行かないよ・・・『哀れな吸血鬼の王』」
・・・
テオス「どうしましょうか・・・」
テオス真体【分身体よ・・・お前に伝える・・・】
テオス「本体何用ですか・・・?」
テオス真体【やるべき事を早くやるのだな・・・時間はもうないぞ・・・】
テオス「わかってます・・・ですが話もしないままお別れは・・・」
ナギサ「分ります・・・」
麗華「この奥手共が・・・」
りん「サッサと話して終わらせろよ全く・・・」
ともみ「そうね・・・時間も残り僅か・・・」
ナギサ「コレが終われば私達『時の運航者』は歴史の表舞台から去り・・・」
テオス「私はPさんのパワーの40%を貰って世界修正の疲労を回復させる為に・・・」
テオス真体【ざっと1千億年は眠りに就く・・・】
茄子「私達も転生の準備ですね~」
ほたる「真体の方はもう・・・壊れちゃいましたから・・・」
芳乃「創造主様でもないのに無茶しましたゆえに・・・」
麗華「でもアイツが素直に自身の力を渡すと思う・・・?絶対対価を要求するわ・・・あのクソ野郎は状況がミリ単位で読めないから・・・」
りん「仕方ねえよアイツ。自分でも分かってねぇけどナルシストでリアリストだからよ」
ともみ「それでいて要求が高すぎて直ぐに突っ撥ねる・・・典型的な詐欺師・・・死ねばいい」
テオス「納得して欲しいですよ・・・悪意から解放されたからあれ程の力は不要なんですから・・・」
・・・
この章は何度も言うけど悪意との戦いとの別離であり次章からは仄々ストーリーにします
555 : der変態   2020/03/17 22:15:56 ID:cxD7nta5.U
>>554
りん「ていうかさ、ARとテオスは『シカト』されてるのを何とかしないと・・・」
麗華「そうね・・・」
ともみ「貴女達をシカトするって事は相当よ・・・」
ナギサ「そこなんですよね・・・」
テオス「キタカミさんと何が違うんですか・・・」
テオス真体【僅かにだが『何か』が決定的に違うのだろうな・・・】
・・・
(機械都市跡地、帰って来たPのラボ)
鏡晶葉「よし、着いた!」
キタカミ「じゃ、早速・・・(傷付いた『鏡果穂』の肉体を治療機に入れる音葉」
鏡晶葉「あぁ・・・!」
晶葉『お前が「鏡の池袋晶葉」・・・』
鏡晶葉「うわ、私・・・!?」
キタカミ「この世界に元居た『池袋晶葉』か・・・」
晶葉『まぁ、本物でも無いんだがな・・・』
鏡晶葉「Pはどうした・・・?」
晶葉『戦っているよ、ヒューマギアの守り人とな・・・』
・・・
其雄「以前より強くなっている・・・!?」
P「たりめーだ。取り戻したからな、色々と・・・」
其雄「だが、それでも・・・」
P「飛電の為か・・・?」
其雄「っ・・・!」
P「分かるよ、俺も父親だからな・・・」
其雄「或人が戻ってくる・・・」
P「て事は『馬鹿弟子』も戻ってくるか・・・」
其雄「決着は『いずれ』つけよう・・・(立ち去る音葉」
P「何なんだ、まぁいい・・・」
P「(後、気にくわないのは『長マント』だな。『哀れな子羊』って言い方がシャクに触るというか・・・」
P「(きっと、俺のチカラを狙ってくる。そうは問屋が卸させないってな・・・※『ラボ』へと戻っていく音葉」
556 : プロデューサー君   2020/03/17 23:33:57 ID:iMlBqtmPJM
>>555
PLLL
P「もしもし・・・?」
光『Pか!!何処に居るんだ!!』
P「おう光如何した・・?俺は今ラボに居るが・・・?」
光『やっぱりか・・・』
P「何が合った・・・?」
光『特区とレジスタンス基地がヒューマギアに襲撃された・・・』
P「何・・・?」
光『最悪な事にヒューマギアが人質を取って・・・』
P「それ位如何にか出来るだろ・・・何故だ・・・?」
光『敵の親玉が『戦闘術』対策をしたんだよ・・・」
・・・
ウィル(回想)『もし私が此処で破壊されたり通信が途絶されたり人払いで存在を密閉されたり仮に洗脳されたとしよう・・・その瞬間お前達の基地及び人間特区に仕掛けた大量の『液化爆弾』が一斉に爆発しよう・・・』
・・・
光『何をしようとそいつに何かが起きた瞬間に街や基地は崩壊するって話だよ・・・』
P「だけどお前は連絡してきたって事は乗り切ったのか・・・?」
光『ヒューマギアのイズって子が自分から名乗り出て捕まったんだよ・・・』
P「何・・・?ヒューマギアが・・・?」
光『正直皆驚いてたよヒューマギアは敵って認識だったから・・・自分を犠牲に皆を助けたんだよ・・・』
・・・
此処から或人を導く方向で行きます・・・
イズの行動を褒めて尚且つ『信じ続ける』重要を教える様に・・・
557 : ぷろでゅーしゃー   2020/03/17 23:59:05 ID:cxD7nta5.U
>>556
P「まぁ『液化爆弾』とやらはどうにでも出来るとして・・・」
光『えっ・・・』
P「天才達が揃いも揃ってるんだ。解除するなんてのは造作も無いよ・・・」
光『イズはどうするんだ・・・』
P「そのイズとやらが誰かは分からん。だが・・・」プシュー
キタカミ「取り込み中か・・・」
鏡果穂「何かあったのか・・・?」
晶葉『・・・』
P「俺に不可能は無い・・・!」ニヤリ
光『敵は本気なんだぞ・・・』
P「抜かせ、俺はいつだって『本気』だ。そういや、何かの『液体』あったから『雑魚』を処分するのに使ったわ・・・」
光『ええーっ・・・』
P「じゃ、人間特区戻るわ。飛電達と会えるかもしれんしな・・・」
・・・
(数分後、人間特区)
P「相変わらず、視線が痛いねぇ・・・」
(Pの存在に懐疑的な街の人々)
P「爆弾が怖いなら、『ここ』を出ればいい。街じゅうのヒューマギアは全部ぶっ壊したてのに・・・」
光「で、どうするんだ・・・?」
P「『爆弾』を解除するか、『ここ』を諦めるか。二つに一つだ・・・」
麗奈「この広い『人間特区』に仕掛けられた爆弾をどうやって解除するのよ・・」
P「地道に探して、爆発しないように慎重に扱って・・・」
春香「気が遠くなりそう・・・」
プシュー
P「タイムマジーン・・・」
光「って事は・・・」
未来「戻ってきたぁー・・・」
或人「あれ、未来ちゃん・・・」
果穂「いっ、P先生・・・!」
飛鳥「何か、重苦しい雰囲気だな・・・」
千夜「おい、お前。何があったのかを説明しなさい・・・」
続く
558 : 彦デューサー   2020/03/18 04:36:42 ID:kdSGOWg3Po
>>557
或人「イズが・・・」
P「なるほど、お前の秘書型ヒューマギアか・・・」
或人「で、アナザーゼロワンに何かあれば『液化爆弾』が・・・」
P「しょうがない。『天才達』カモン!」
光「だから、戦闘術はダメなんだって!」
P「しゃーはい。迎えに行くか・・・」
(数十分後)
鏡晶葉「なるほどな・・・」
キタカミ「それらの捜索なら、俺たちに任せておけ。紗代子!」
紗代子「はい!」パァッ
光「大丈夫かな・・・?」
麗奈「あの熱血さで引火しないかしら・・・」
或人「Pさん、一体何を・・・?」
P「ますば『戦闘術』を使えるようにしないといけんのよ・・・」
(数時間後)
キタカミ「結構な量の『液化爆弾』があったが・・・」
鏡晶葉「全部、回収出来たぞ!」
P「ご苦労。『これ』は別の機会に使うとして・・・(既に運搬済」
飛鳥「何をする気だい・・・?」
P「お説教タイム」
果穂「(逃げの一手を打とうとする音葉」ソローリ
P「『拘束』!」
果穂「はうっ!」
P「Release!(果穂から魂が抜け出す音葉」
夏葉「えっ・・・!?」
樹里「果穂がもう一人・・・!?」
P「『拘束』、アキハぁ!」
鏡晶葉「今だ、P・・・!(少し大きめの箱から『鏡の小宮果穂』の肉体を取り出す音葉」
P「これを潜影・・・」
キタカミ「大将、ステイ・・・」
P「もとい、『Fusion』・・・!(目映い光に包まれる音葉」ペカーッ
鏡果穂「んっ・・・」パチクリ
P「起きたな・・・」
鏡果穂「P先生・・・」
P「それでは、早速・・・(二人の頭の上に手を伸ばす音葉」










『いい加減にしろぁ、クソガキども!(『二人』の果穂の頭蓋骨を握り潰しかねないくらいに掴みかかる音葉』
「(二人の果穂は声にならない叫び声を上げる音葉)」
559 : バカP   2020/03/18 04:56:25 ID:kdSGOWg3Po
(これから、Pサイドはありがたい『お説教』タイムが続きます。続くったら、続く)
560 : 5流プロデューサー   2020/03/18 07:26:54 ID:QkPGoz6MmA
>>558
医務室
果穂「女子の頭を握り潰しますかね・・・?」
鏡果穂「お説教は想定内だったけど頭蓋骨はねぇ・・・」
果穂「まあそれ位覚悟の上ですけど・・・」
鏡果穂「それと・・・」
果穂「分ってますよ・・・楽しかったですよね・・・?」
鏡果穂「少し複雑だったけど・・・まあそうだね・・・」
果穂「行っちゃうんですか・・・?」
鏡果穂「お父さんもお母さんもお姉ちゃん達も待ってるから・・・」
果穂「悲しいです・・・幸せに生きて欲しかったのに・・・」
鏡果穂「私は十分幸せだった・・・寧ろ溢れるほどに・・・」
果穂「・・・」
鏡果穂「むしろ私の恋は叶わない物・・・それを知れて良かった・・・」
果穂「・・・」
鏡果穂「手を出して・・・アイツに殆ど吸われたでしょ・・・?」
果穂「はい・・・」
鏡果穂「私の残りでもグランドジオウは無理でもジオウⅡまでは行ける・・・あのタイムジャッカーに教えてやりな・・・魔王にしてヒーローの恐ろしさを・・・」
果穂「取り合えずP先生の『使い魔』を返して貰います・・・」
鏡果穂「頑張ってよ私の『妹』・・・」
果穂「やりますよ・・・そしてさようなら『お姉ちゃん』・・・」
・・・
説教から数分後部屋から忽然と姿を消した・・・フィーニスとの決着を付けに・・・
・・・
鏡果穂は今度こそ完全に人々から記憶が消えます・・・特異点も含め全て・・・
それは彼女自身も望んだこと・・・家族と再会する為に・・・
561 : EL変態   2020/03/18 07:54:00 ID:kdSGOWg3Po
>>560
P「やっぱり、『この方』が馴染むな・・・!」
ジュリア「それでこそ、アンタだしな・・・」
海美「えっと、大丈夫。ピエールくん・・・」
ピエール「果穂、怖かった・・・」
P「そら、まぁ・・・」
ジュリア「自分の彼氏が『タキシード姿』で現れるんじゃなぁ・・・」
P「安心しろ、ピエール。元の世界の昴は『人妻』だ・・・」
海美「旦那さん、カッコいいよね!(スポーツ的観点」
ジュリア「海美の『それ』は意味合いが変わるだろ・・・」
P「しかし、『レグルス』以外取られてるのはキツいもんだな・・・」
(回想)
夏葉「果穂!?」
樹里「何で、果穂が『もう一人』!?」
智代子「ツッコむのはそこじゃないよね!?」
りんせ
562 : しくった続き   2020/03/18 08:04:07 ID:kdSGOWg3Po
>>561
凛世「止めなくては・・・!」
(4人の前に立ちはだかる音葉)
283P「まぁ、待て・・・」
夏葉「探偵・・・?」
樹里「待てって・・・」
智代子「自分の娘の危機なんだよ!」
凛世「探偵様はP先生が正しいと・・・?」
283P「そうだな。果穂が先輩の言うことを全部とは言わないが、ある程度聞いていれば、回避出来たはずなんだ・・・」
P「おまけに人の『私生活』まで壊しやがって・・・」ギリリ…
果穂「ぐあぁぁぁ・・・」
鏡果穂「わ、われ・・・」
P「おかけで取られなくていいもんまで取られてんだぞ!」ギューッ
果穂・鏡果穂「(白目向いて泡吹いてる音葉」
283P「そろそろ、止めてもいいかな・・・?」
(突如現れる3つのオーロラカーテン)
ジュリア「Pセン、一旦ストップ・・・!(ワイルドな出で立ちな音葉」
海美「それ以上やると、果穂達死んじゃうって!(セーラー服な音葉」
ピエール「あれ、ここは・・・?(高そうなタキシードを着ている音葉」
紗代子「ジュリア、海美!」
恭二「というか・・・」
みのり「ピエールは何で、タキシード?」
ピエール「説明は、後・・・!」
ジュリア「まずは・・・」
海美「戻さないとね・・・」
(それぞれの手に握られている何らかのエネルギーが込められた宝玉)
果穂・鏡果穂「(気絶した音葉」
P「『それ』、何だよ・・・?(それでも、頭蓋骨を握るのを止めない音葉」
ジュリア「一旦、手を離しな・・・」
海美「じゃないと、二人とも死んじゃうかも・・・」
ピエール「『これ』でP先生、必ず勝てる!」
P「そこまでに言うんなら・・・(手を離す音葉」
果穂「」チーン
鏡果穂「」チーン
続く
563 : Pチャン   2020/03/18 08:12:51 ID:kdSGOWg3Po
>>562
ジュリア「それじゃいくぜ・・・」
海美「これで・・・」
ピエール「P先生、復活する・・・!」
(それぞれの宝玉がPの中に入り込む音葉)
ナギサ『あーっ!』
テオス『あなた方が何故「それ」を・・・!?』
海美「並行世界で見つけた・・・」
ジュリア「ははーん、あたしらがチカラを発揮出来なくなったのはアンタらが原因だったんだな・・・」
ピエール「どうして、そんな事を・・・?」
果穂「こうでもしないと・・・」
鏡果穂「P先生は分かってくれないと思ったので・・・」
(揃って気絶から復活する音葉)
P「なんだ、握りが足りなかったか・・・?」ポキポキ…
果穂「ひいっ!」
鏡果穂「ごめんなさい!」
P「鏡果穂に免じてやる・・・」
ナギサ『Pさん、今すぐ戻してください!』
テオス『でなければ、世界が・・・』
P「・・・」スン
ナギサ『もう、何なんですか!』
テオス『分かりませんよー・・・』
ジュリア「(なるほどな。分かったが黙ってよう・・・」
果穂「それより、ピエールくん・・・」
果穂「どうかした・・・?」
果穂「何ですか、そのタキシード・・・?」ハイライトオフ
ピエール「あの、これは・・・」
ジュリア「そういえば・・・」
海美「飛ばされた並行世界はそれぞれ違ったね・・・」
P「て事は、事と次第によっちゃ・・・」
283P「P先生の奥さんが増えてたのか・・・」
琴葉「へぇ・・・(オーラが揺らめく音葉」ユラッ
P「(紬との事は黙っておこう。恵美経由でバレそうだが・・・」
564 : おにいちゃん   2020/03/18 08:15:26 ID:kdSGOWg3Po
訂正
果穂「どうかした・・・?」→ピエール「どうかした・・・?」で
565 : ハニー   2020/03/18 08:40:02 ID:kdSGOWg3Po
捕捉というか書き忘れ
宝玉に込められているエネルギーは『吸血鬼』『天使』『時の運航者』の『残滓』。これによりPが取り戻さなければならないのは『使い魔』のみ・・・
566 : 変態インザカントリー   2020/03/18 10:30:21 ID:QkPGoz6MmA
>>563
フィーニス「また君かい・・・?」
果穂「そりゃそうでしょ・・・」
フィーニス「君も分からないね・・・仮面ライダーとは悪から生まれた存在即ち悪其の物・・・」
果穂「そうですか・・・それで・・・?」
フィーニス「その原点にして『悪意』其の物になったボクこそ新世代のライダーにして全ての時代の覇王なんだよ・・・」イチゴウ
徐々に巨大化していきビルを踏み潰す音葉
果穂「分ってませんね・・・アタシはヒーローで王様なんですよ・・・正し魔王ですけど・・・」ジオウⅡ!!
アナザー一号「悪の力を再び思い知れ!!」
果穂「変身!!」ライダータイム!カメンライダー!ライダー!ジオウ!ジオウⅡ!!
果穂「(頼みますよP先生・・・或人さんを本当の意味での・・・『令和の時代の一号』としてある程度導いて下さいよ・・・」
・・・
或人「・・・」
不破「待て何処へ行く気だ・・・」
或人「イズを助けに行ってくる・・・」
不破「馬鹿か!あそこは要塞も当然死に行く気か!」
或人「だからってイズを放っては置けない!!」
P「まあ待て飛電とそこのゴリラ・・・」
不破「誰がゴリラだ!!」
或人「Pさん・・・?」
或人「お前に有る人物から教わった事を教えたい・・・」
・・・
Pは其雄の事は黙っている体で行きます・・・
567 : 番長さん   2020/03/18 11:21:33 ID:kdSGOWg3Po
>>566
P「だとよ・・・」
不破「・・・」
或人「なるほど・・・」
P「勝ち目の無いケンカをしに行くなら、俺も連れてってくれ。いい加減、『記憶』を取り戻してない連中含めての視線が痛くてな・・・」
或人「Pさんが来てくれるなら百人力だ・・・」
P「それに『ケリ』をつけたい奴が居るしな。ヒューマギアん中には・・・」
不破「勝手にしろ・・・」スタスタスタ…
P「目指すは・・・」
或人「飛電インテリジェンスの『愛増県支社』・・・!」
・・・
(飛電インテリジェンス、会議室)
ウィル「我々はこの『愛増県』を手中に収める。その為に、裏切者『イズ』を処刑し、そのうえで『飛電或人』を倒さなくてはならない・・・!」
パチパチパチ
イズ「(或人社長・・・」
シェスタ「ウィル社長・・・」
ウィル「どうした・・・?」
シェスタ「侵入者です・・・」
ウィル「何っ・・・?」
ドコーン(※天井に大きな穴が開く音葉)
ウィル「誰だ・・・!?」
P「俺だ・・・!」ドーン
「(P・・・!」
ウィル「貴様は・・・!」
或人「もう、Pさん。無茶し過ぎなんだって・・・!」
イズ「或人社長・・・!」
「(或人・・・!」
或人「悪いが、ここまてだ。俺は・・・」










『ヒトとヒューマギアが笑い合える「世界」の為に戦う・・・!』
568 : Pサン   2020/03/18 13:53:34 ID:PkzWMtubf.
>>567
ウィル「何を言うと思えば・・・そんな戯言か!!」
或人「戯言なんかじゃない!!」
イズ「或人社長・・・」
P「(此処で殻を破れるかな・・・」
或人「俺は今でも信じている!!ヒューマギアと人は共存できるって!!」
ウィル「何を言うか!!人は我々に何を齎す!!何もないではないか!!」
或人「ある!!ヒューマギアは人に夢を与える!だからヒューマギアも同じなんだ!!」
或人「ヒューマギアも人間も互いに支え合い!お互いを思い合い!あ互いの夢を分かち合う!俺はそんな社会を!!世界を作るんだ!!」
ウィル「戯言を!!」
イズ「・・・」衛星ゼアから流れて来る過去の記録
イズ「私も見て見たいです或人様の世界を・・・!!」
ウィル「裏切り者が何を言うか!!」
「私も見て見たい・・・」
P「おっ・・・」
ウィル「何・・・!?」
続々と立ち上がるヒューマギア達
P「響いたみたいだな・・・飛電の・・・或人の声が」
シエスタ「株主の皆様・・・此処で問います・・・飛電インテリジェンスの新社長に飛電或人氏が相応しいと思う方はご起立ください・・・」
ウィル「何・・・!?」
続々と立ち上がるヒューマギア達
シエスタ「賛成243票反対257票・・・」
或人「駄目なのか・・・」
其雄「・・・」立ち上がりマントを脱ぎ捨てる音葉
或人「父さん・・・」
P「其雄さん・・・?」
シエスタ「飛電其雄氏は飛電インテリジェンスの大株主・・・彼が賛成の場合票の半数が移ります・・・」
或人「父さん・・・」
其雄「俺は反対だ・・・」
或人「えっ?」
其雄「俺を超えない限り・・・お前の夢は叶わない・・・」
P「成程そう言う事か・・・(コレがこの人の意思か・・・強い訳だ・・・」
或人「父さん・・・」
ウィル「その通りだ!!こんなモノ茶番だ!!人間が夢を見る時代は終わったのだ!!」ゼロワン
続く
569 : P様   2020/03/18 14:01:52 ID:PkzWMtubf.
>>568
P「チッ・・・空気を読めよあのガラクタ・・・」
或人「囲まれた・・・」
P「しゃあねぇ・・・」タッーン!!
ヒューマギア「うおぉ!?」イズを離す音葉
P「いったん脱出だ・・・流石に数が多いな・・・」
或人「イズ!シエスタ!!行こう!!」
Aゼロワン「逃がすな!!今此処で捕らえろ!!」
・・・
P「オイオイ・・・どんだけ居るんだよ・・・」
シエスタ「我が社だけでもヒューマギアはかなりの数配備してます・・・生産工場を潰しても変えが効くと言う事です・・・」
P「バレてた・・・?」
或人「うわぁああ!!」
出口を塞ぐように大量のトリロバイトマギア
Aゼロワン「何処へ行こうと無駄だ・・・此処が貴様等の墓場だ!!」
P「本性を現したあの木偶・・・」
或人「戦うしかないのか・・・」
バババババババ!!!
トリロバイト「!?」
或人「えっ?」
P「おっ・・・」
不破「飛電或人に続け!!」
唯阿「周囲の制圧を優先しろ!!」
レジスタンス「おおおお!!」アサルトライフルを乱射する音葉
或人「不破さん唯阿さん・・・」
P「ツンデレだなあのゴリラ・・・」
イズ「ゴリラは優しいという事例があります・・・」
不破「誰がゴリラだ!!」
Aゼロワン「ならばよりパワーアップをした『マスターイニシャルズ』を投入しろ!!」
続々と降りて来る強化機体・・・
P「今度こそ俺か・・・?」
続く
570 : プロデューサーはん   2020/03/18 14:15:55 ID:PkzWMtubf.
>>569
フルフルマッチブレーク!!
ハイパークリティカルスパーキング!!
タノシーストライク!!
ドゴーン!!
Aゼロワン「何!?」
タイヤカキマゼール!!コウジゲンバー!!
火縄大橙無双砲!!
プラズマシャイニングストライク!!
コズミック!リミットブレイク!!
トリプルスキャニングチャージ!!
マキシマムドライブ!!
P「コレは・・・アイツらか・・・」
或人「えっ!??何々!?」
バッシャーフィーバー!!
フルチャージ!!
マキシマムハイパータイフーン!!
ロイヤルストレートフラッシュ!!
ブラストモード・・・
シュートベント!
ハルシュタイン「そう言う事よ・・・」
士「遅くなったな・・・こいつ等は外に居る俺達がやるお前はあのニセゼロワンをやれ・・・」
Aゼロワン「おのれ・・・!!」
P「あいよ・・・やるなら徹底的だな・・・」ビートル!!
不破「要らんかも知れんが・・・」
唯阿「支援する・・・」
P「どういたしまして・・・或人!!親父は強いぞ・・・」
或人「うん・・・覚悟は決まったよ父さん・・・」
其雄「それでいい・・・俺を超えて見ろ或人・・・」ロッキングホッパー
或人「イズ、シエスタ・・・下がって・・・」ジャンプ!!
二人「変身!!」飛び回る機械のバッタ・・・そして変身する一型と001
・・・
最初で最後の親子喧嘩・・・
571 : Pさぁん   2020/03/18 15:53:30 ID:kdSGOWg3Po
>>570
滅「そろそろ、終わりにしよう・・・」
雷「あぁ・・・」
迅「そうだね・・・」
未来「それはこっちのセリフだよ!」ゲイツ
飛鳥「『世界』は元の姿にあるべきだ・・・!」ウォズ
千夜「全くもって、その通りだ・・・!」ツクヨミ
・・・
Aゼロワン「うらぁぁぁぁ!」
P「遅い・・・」ヒョイッ
唯阿「意図も簡単に・・・」
不破「関心してる場合か、隙を突くぞ・・・!」
唯阿「あぁ・・・!」
・・・
アナザー1号「どうなっている・・・!」ギリッ
果穂「あなたは手を出す『世界』を間違えたということです・・・!」
アナザー1号「だが、私には『これ』がある・・・!」
果穂「『あれ』は・・・!?」
アナザー1号「フェスタ・アーテル!(大剣を召還する音葉」
果穂「厄介ですね、P先生の『使い魔』が敵というのは・・・」
・・・
P「(考えろ、『アーク』に対抗出来る手段がある筈だ・・・!」
572 : 箱デューサー   2020/03/18 18:31:27 ID:WrU4162IAs
>>571
アナザー1号「それだけではない!!」
タイムマジーンを召喚する音葉
果穂「えっ?あの時置いてきてしまったタイムマジーン・・・」
アナザー1号「でああああ!!」
踏み潰し分解しパーツを取り込む音葉
果穂「なっ!?そんなロボットみたいな!?」
アナザー新1号「私こそが真の仮面ライダーだ!!」
・・・
P「(アークを打ち落とす・・・無理だ。衛星軌道上の衛星を打ち落とすのは不可・・・」
Aゼロワン「ぬぅあああ!!」バッタの幻影を打ち出す音葉
不破「防ぐぞ!!」バレット!!
唯阿「あぁ!!遅れるな!!」ダッシュ!!
P「(待てよ・・・確か『アーク』と同様の衛星があるって言てたな・・・」
・・・
或人「でああああ!!」
其雄「フッ!!」
或人「でぅうあ・・・!!」
其雄「如何した・・・お前はその程度か或人!!」
或人「俺は負けない!!うわぁああ!!」ライジング・・・ディストピア
其雄「そうだ・・・それでいい・・・」ロッキング・・・スパーク
お互い高速移動でのぶつかり合い
573 : Pちゃん   2020/03/18 20:11:51 ID:jRu/X1R7mc
>>572
P「不破、刃。『ここ』を任せていいか・・・?」
不破「何をするつもりだ・・・?」
P「飛電の助けになる『宛』がある・・・!」
唯阿「分かった。奴は私たちに任せろ・・・!」
P「(後は・・・」
・・・
(飛電インテリジェンス、社長室。部屋中に転がるヒューマギア達の残骸)
レッド「見ーっけた・・・(金庫の中から『ゼロワンドライバー』を取り出す音葉」
イエロー「まさか、拾い上げてそのままだったとは・・・」
ブルー「それだけ、自信があったのだろうな・・・」
エックス「次は『これ』をどう届けるか・・・」
レッド「『お兄さん』の話だと・・・」
P『もう一つの「通信衛星」を打ち上げない限り、ドライバーも無用の長物だ・・・』
レッド「っていう話だからな・・・」
・・・
(レジスタンスアジト)
福添「君達は・・・!?」
P「この『世界』が誇る天才達だ・・・!」
クロ「ったく、復活早々人使いが荒いったらねぇ・・・」
ODP「『跡地』は大丈夫なのか・・・?」
P「問題ねぇよ。その為の『システム』だからな・・・」
キタカミ「アキハ、ここのプログラムは・・・」
鏡晶葉「どれどれ、演算式を代えよう・・・」
・・・
(高速戦闘を繰り返す『001』と『1型』)
シェスタ「イズ・・・」
イズ「何でしょうか・・・?」
シェスタ「ここで其雄氏が勝ってしまったら、どうするつもりですか・・・?」
イズ「最初から、そんな事は考えていません・・・」
シェスタ「え・・・?」
イズ「勝つのは、或人社長ですから・・・!(アルトじゃないとのポーズを取る音葉」ビシッ
或人「ここで決める・・・!」ガシャンガシャン
其雄「これで終わりだっ・・・!」ガシャンガシャン
『ライジング・・・ユートピア!』
『ロッキング・・・、ジ・エンド!』
574 : 夏の変態大三角形   2020/03/18 20:45:18 ID:WrU4162IAs
>>573
Aゼロワン「ぬわぁあああ!!」ドサッゴロゴロ
不破「これで終わりだ!!」
唯阿「覚悟しろ・・・」
Aゼロワン「何故だ!!ヒューマギアは人間を!!」
不破「全てのヒューマギアをぶっ壊す!!」
唯阿「ヒューマギアは道具だ・・・」
シューティングブラスト!!
ラッシングブラスト!!
Aゼロワン「うおわぁああああ!!!」粉々に爆発粉砕する音葉
・・・
飛鳥「未来!!合わせろ!!」フィニッシュタイム!フカシギマジック!!
未来「ガッテン!!」フィニッシュタイム!ギワギワシュート!!
滅「くっ!!」
迅「おわぁ!?」
雷「ぬぅあ・・・!!」
千夜「受け取った・・・喰らえ!!」合わせてツクヨミボンバーとして放つ音葉
迅「うわわ・・・!?」
雷「こいつ等・・・予想以上の強さだ・・・」
滅「その様だな・・・終わらせるぞ」スティング・・・ディストピア
迅「面倒な奴らだな・・・」フライング・・・ユートピア
雷「あぁ!!」ゼツメツ・・・ユートピア
飛鳥「悪いがそれはこちらも同じ・・・」フィニッシュタイム!タイムエクスプロージョン!!
未来「皆の未来を返して貰うよ!!」フィニッシュタイム!タイムバースト!!
千夜「機械の世界はもう十分だ・・・」フィニッシュタイム!タイムジャック!!
・・・
或人「うわぁああ!!」
其雄「(もう・・・大丈夫だな・・・或人」力を抜く音葉
・・・
アナザー1号戦は原作通りゼロワンとジオウとの戦いで悪意との最終決別です
575 : 箱デューサー   2020/03/18 21:30:54 ID:jRu/X1R7mc
>>574
P「よし、準備は整った・・・!」
福添「後は打ち上げるだけだ・・・!」
P「んじゃ、アキハ。後は頼むぞ・・・」
鏡晶葉「どこに行くんだ・・・?」
P「『全部』返してもらいに行く・・・!」ニッ
クロ「やれやれ・・・」
ODP「まぁ、コイツの事だからな・・・」
キタカミ「さて、ダンナとチェイスには最後の一仕事だ・・・」
クロ「そうだな・・・」
ODP「発射台まで、持っていかないとな・・・」
・・・
或人「父さん・・・!」
其雄「強くなったな。それでいい・・・!」
或人「折角、会えたのに・・・」
其雄「まだ、やる事があるだろう・・・!」
或人「あぁ・・・!」
其雄「一つだけ、心残りがあるとすれば・・・」
或人「・・・」グスッ
其雄「Pとの『決着』を付けれなかった事だな・・・(ロッキングホッパーのゼツメライズキーを差し出す音葉」ガガガピピー…
或人「え・・・?」
其雄「Pに渡しておいてくれ・・・」
或人「あぁ・・・!(受けとる音葉」
其雄「或人、夢に向かって飛べ・・・(機能を停止、塵となって消える音葉」
シェスタ「飛電其雄氏からの賛成を受け付けました・・・」
イズ「飛電或人様を『改めて』飛電インテリジェンスの社長に任命致します・・・!」
・・・
(シザー&ブレードのコクピット)
P「お、来たな・・・」
レッド『注文の品を届けに来たぜ・・・』
ブルー『どうやって、動かしてんだ・・・』
イエロー『チェンジャーも無いのに・・・』
P「じゃじゃ馬にはじゃじゃ馬よ・・・」
レッド『それじゃ・・・(コクピットを開ける音葉』プシュー
レッド「受けとれ!(ゼロワンドライバーを投げ込む音葉」
P「サンキュー・・・!」
レッド『んじゃ、終わったら返してよ。シザー&ブレード・・・!』
P「おう・・・!」
P「(さぁ、待ってろ。飛電、果穂・・・!」
576 : 変態大人   2020/03/18 22:40:10 ID:WrU4162IAs
>>575
或人「・・・衛星ゼア・・・」
打ち上がる衛星ゼアを乗せたロケット
・・・
レジスタンス基地
湧き上がるレジスタンスにいる飛電の社員
福添「やりましたよ是之助社長!!」
・・・
イズ「ゼアの打ち上げを確認・・・或人社長」
或人「あぁ!!行ってくるよイズ!!」
P「おい!!飛電!!」
或人「Pさん・・・!」
P「忘れものだ・・・」飛電ゼロワンドライバーを投げ渡す音葉
或人「いいの・・・?」
P「今回だけは譲ってやる・・・サッサと終わらせろ」
或人「あぁ!!」ダッシュする音葉
・・・
果穂「全くP先生の性格の悪さが滲み出てます!!飼い主に似過ぎですよ!!」
アナザー新1号「これで終わりだな・・・私の前に消え失せろ!!」
果穂「此処まで・・・」
或人「まだ終わってない!!」
アナザー新1号「貴様は・・・?」
或人「俺は飛電或人!!ヒューマギアと人間が笑い合える未来を造る!『令和』を生きる『新時代の仮面ライダー』!!」ジャンプ!!
流れ出すREAL×EYEZ
オーソライズ!!
飛び回るバッタ!!
或人「変身!!」
プログライズ!!
飛び上がライズ!ライジングホッパー!!
"A jump to the sky turns to a rider kick."
果穂「アレが本当のゼロワン・・・」
或人「俺はゼロワン!仮面ライダーゼロワンだ!!」
577 : プロちゃん   2020/03/19 00:06:13 ID:6b3Mj/3fBA
>>576
或人「お前を止められるのは、この俺だ!」ビシッ
果穂「あたしも居ますよ!」ビシィ
或人「あ、悪い・・・!」
A新1号「貴様ら、私を舐めているのか・・・!?」
或人「まずは、イズ!」
イズ「ハイ、或人社長!(アタッシュカリバーを投げる音葉」ポーン
或人「(パシッ)サンキュー、『これ』をPさんに(ロッキングホッパーゼツメライズキーを投げ渡す音葉」ポーイ
イズ「(パシッ)分かりました・・・!」ダダッ
果穂「今のって・・・」
或人「男どうしの友情みたいなもんでしょ・・・」
果穂「よく分かりませんが・・・」
或人「まずはアイツを何とかしないとな・・・!」
・・・
P「ロッキングホッパー・・・」
イズ「其雄氏も・・・」
其雄『心残りがあるとすれば・・・』
イズ「と仰っていました・・・」
P「そうか・・・」グッ
・・・
或人「てやぁっ!」スパァン
A新1号「ぐぁっ!(チカラの残滓が漏れ出す音葉」
或人「まどろっこしいから、一気に決める!」チャージライズ…フルチャージ
A新1号「いい加減にしろぉ・・・っ!」
果穂「それはこっちのセリフです!(ジカンギレードで援護射撃する音葉」ッターン
或人「おりゃぁっ!」カバンストラッシュ
A新1号「しまった・・・!?」
果穂「よし、戻ってきました・・・!」
・・・
最後の最後に「P vs フィーニス」書くよ。PのモノはPが取り戻さないとね
578 :   2020/03/19 06:42:10 ID:fgambNnets
>>577
果穂「これで!!」グランドタイム!!
或人「何か出た!?」
果穂「行きます!!」グランドジオウ!!
或人「派手な色!?」
A新1号「舐めるな!!」
果穂「それはこっちのセリフです!!」連続ライダー召喚
ボルティック!クリティカル!オメガドライブ!ヒッサーツ!フルスロトッル!キックストライク!
A新1号「ぬぅあああ!!」連続ライダーの攻撃を受ける音葉
オリャー!セイヤー!デリャー!マキシマムドライブ!ファイナルアタックライド!ウェイクアップ!
果穂「セイヤーー!!」オールトゥエンティタイムブレーク!
或人「なら俺も!!」
バィンディングシャーク!フレイミングタイガー!フリージングベア!ブレイキングマンモス!
A新1号「ぬぁあああ!!」
果穂「よし・・・次で」
或人「あぁ!!」
A新1号「何故だ!!私は仮面ライダーの原点!仮面ライダーは悪の力だ!!」
果穂「勝手な事を言うな!!仮面ライダーに原点もクソもありません!!皆が皆原点なんです!それを自分だけが特別みたいに言うな!!」フィニッシュタイム!
或人「あぁ!!俺達は皆が皆!一つの物語なんだ!!」チャージライズ・・・
A新1号「ふざっけるなぁあああああ!!!」
或人&果穂「「でああああああ!!!」」
ライジングインパクト!!
タイムブレイク!!
A新1号「ごぁああああああぁああぁあ!?!?!?!」ボディに刺さったアタッシュカリバー事撃ち抜かれ爆発粉砕四散する音葉
改変された歴史が元に戻る音葉
・・・
まぁその後直ぐにテオスに持ってかれますけど・・・
579 : バカP   2020/03/19 07:12:19 ID:zEyX2Gwep.
>>578
フィーニス「まだ、だっ・・・」
(爆発の直前にPのチカラだけを持ち出して、逃げ出す事には成功した音葉。しかし・・・)
フィーニス「この『使い魔』のチカラがまだ・・・!」
P「待てよ、長マント・・・!」
フィーニス「来たね、『哀れな王』・・・」
P「何をもって、そう言うのかは知らんがなぁ・・・」
フィーニス「ちょうどいい、『雷擊の獅子』もいただこう。それさえあれば・・・」
P「返してもらうぞ、残りの全てを・・・!」キッ
フィーニス「(なんだ、オーラが急に・・・!?」
P「俺だって、指を咥えて見てた訳じゃない。いくぜ・・・!」シュバッ
フィーニス「しまった・・・!」
P「とりゃあっ!(ソバットで先制攻撃する音葉」
フィーニス「かはっ・・・!(左から脇腹を蹴飛ばされる音葉」
P「まだだ・・・」
フィーニス「くっ・・・」プルプル
P「お前が俺から何もかもを奪っていった事に対しての『怒り』はこんなもんじゃねぇぞ!」
フィーニス「調子に乗るなよ・・・(レプリカPライドウォッチを取り出す音葉」
P「何を・・・!」
フィーニス「これにはお前のチカラも込められている。自分のチカラに苦しむんだなぁ!」カチッ
(吸血鬼と使い魔のチカラを取り込み、禍々しい見た目になる音葉)
P「厄介だな。なら・・・」サイクロンライズ…ロッキングホッパー
フィーニス「貴様が何故、そのゼツメライズキーを・・・」
P「託された『意思』だ。ケリは付けられなかったが、こうして『一緒』に戦う事は出来る・・・!」ロッキング…スパーク
フィーニス「は、速い・・・!?」
P「覚悟しろ、長マント。俺の『物語』を汚したお前を許さない・・・!」
フィーニス「な、何を・・・!」
続く
580 : プロデューサーはん   2020/03/19 07:28:28 ID:zEyX2Gwep.
>>579
P「はっ!(シザー&ブレードを顕現させる音葉」
フィーニス「舐めるな、『フェスタアーテル』!(身の丈以上の大剣を振り下ろす音葉」
P「振り下ろすだけが能じゃないんだがなぁ・・・(シールドで防御する音葉」
フィーニス「なんだと・・・!?」
P「はぁっ!(ブーメランを投擲する音葉」
フィーニス「しまっ・・・」
P「させるか、『拘束』」
フィーニス「ぐあっ・・・!(動くに動けない音葉」
(そして、そのままブーメランに切り裂かれ続ける音葉)
P「そろそろかな・・・」
フィーニス「何を・・・」
P「言ったろ、返してもらうって・・・(『シザー&ブレード』を翳す音葉」
フィーニス「なっ・・・(動けなくなる音葉」
P「『ステータス・S』なら、このまま開錠出来そうだな・・・」ガチャン
(金庫の中に置いてあるレプリカのPライドウォッチ)
P「これで『終わる』・・・!(レプリカを握りつぶす音葉」
(そして、姿が元に戻るフィーニス・・・)
P「で、最後は閉めるんだよな・・・」バタン
フィーニス「はっ・・・!」
P「いい加減、終わらすぞ。長マント・・・!」
フィーニス「なっ、止め・・・」
P「疾やがれ、『ライトニング・レグルス』!」
レグルス『うがぁーっ!』
フィーニス「う、うわぁぁぁぁぁぁぁっ!」
(殴られついでに雷擊を受け、消滅する音葉。そして・・・)
P「(全部、取り返した。さて、次はラボで晶葉とアキハに協力をお願いして・・・」
麗華「そこまでよ、兄さん・・・」
りん「いい加減、AR様たちと話してやれって・・・」
ともみ「そうで無くとも、『世界の危機』は終わらないのに・・・」
P「・・・」スン
麗華「シカト・・・!?」ピキッ
・・・
P、依然マジギレなう。ナギサとテオスは未だに分からないのかもしれない・・・
581 : Pさぁん   2020/03/19 12:32:14 ID:ajuBS7KO72
>>580
麗華「いい加減に・・・」プルプル
りん「あ・・・」
ともみ「あ・・・」
P「・・・」スン
麗華「しろこの!クソ兄貴がぁ!!」バキッ
P「ごわぁ!?」吹っ飛ばされる音葉
りん「あぁ~しーらないっと~・・・」
ともみ「奇遇ね。私もよ・・・」
麗華「其処まで言うのならもう此れまでね!もう二度と会うことはないでしょうね!!」
P「そんなわけがあるかよ・・・」
麗華「無いわよ!もう二度と!私達も!テオスも!この世界には干渉しない事と私達含め全ての記憶の抹消が約束なのよ!」
P「また、勝手なことを・・・」
のあ「残念だけど勝手なことじゃないわ・・・」
P「のあ・・・?」
P「彼女達は貴方に感化され過ぎて『本来』の役目をおそろかにした事を後悔してしているわ・・・」
P「『本来』の役目・・・?」
麗華「忘れるな!『時の運航者』は本来は歴史の管理修正、その役目を果たす為に歴史の表舞台から去るのよ!」
のあ「そしてテオスは世界の修復に力を注ぎすぎたせいで本体の1千億年以上の眠りに付く・・・」
P「何言ってるだよ・・・」
麗華「リアリストの癖に現実が見えてないわね・・・私達も其に同行するわ・・・」
のあ「太祖、いえP・・・貴方は対価を要求したわね・・・ならその対価を言うわ・・・」
テオス「貴方を『悪意』との戦いからの解放・・・」
ナギサ「晶葉さんからの対価はコレです・・・」
『貴方の『聖地』を家族の元に戻す・・・』
麗華「テオス、ナギサ・・・」
のあ「準備が出来たのかしら・・・」
ナギサ「ハイ、それとPさん。貴方の聖地はあんな鉄屑の場所なんかじゃありません・・・貴方の聖地は家族の居る家です」
テオス「では・・・P。貴方の力を回収します・・・」神としての全力を解放する音葉
・・・
悪意との戦いは果穂が分盗って或人が継承します
テオスの全力は文字通り勝てません。負けイベントです
582 : 変態インザカントリー   2020/03/19 13:56:21 ID:zEyX2Gwep.
>>581
テオス「えっ・・・」
ナギサ「どうしたの、テオスさん・・・」
テオス「回収出来ない・・・?」
P「・・・」スン
のあ「太祖、貴方・・・」
P「えいっ・・・(2つの宝玉を顕現させる音葉」
のあ「それは・・・!」
P「『天使の加護』と『時の運航者(調整者)』としてのチカラが込められた宝玉だ。『これら』は返す・・・(のあに手渡す音葉」
麗華「(あくまで、あの二人はシカトかい・・・」
P「ただな、『吸血鬼』と『使い魔』。それと『機械都市跡地』に手は出させない・・・!(オーラを跳ね上げる音葉」
のあ「聞かせて、太祖。それは何故かしら・・・(ナギサとテオスが無視されるのを気にしない事にした音葉」
P「『吸血鬼』と『使い魔』はもたらした奴が違うからな・・・」
のあ「なるほど・・・」
麗華「なら『機械都市跡地』は何故・・・?(のあ同様の対処に動くことにした音葉」
P「そもそも『あすこ』を買った理由はセカンドハウスの契約が切れたからなんだが・・・」
ともみ「賃貸じゃないのね・・・」
P「あすこの土地を100年先までなら余裕で払える。俺はそう言い続けてきた・・・」
りん「まぁ、そうだな・・・」
のあ「まさか・・・」
P「そう・・・」
(回想)
ちとせ「何だかんだで『愛増県』も色々と厳しいのよね・・・」
千夜「あの『曰く付き』の土地とは言え、お前が納得したならそれでいいのですが・・・」
(回想終わり)
P「もう100年分の土地代を払っちまったうえに『如何なる事があっても、返金は受け付けない』という契約まで交わしちまったんだ・・・」
続く
583 : ご主人様   2020/03/19 13:57:08 ID:zEyX2Gwep.
>>582
のあ「それ、皇后達は・・・」
P「言えるか。通帳が切り替わるタイミングだったから、上手く隠せているが・・・」
麗華「バレても知らないわよ・・・」
P「だから『布石』を置いたんだ・・・」
りん「そういえば、色々と設備も整っていたな・・・」
P「土地代とは別でな・・・」
ともみ「バレたら、外出させてもらえないわね・・・」
P「だからこそ『あすこ』は『聖地』なんだ。とにかく『金』が掛かってるんだよ・・・!」
P「後、『悪意』がどうのこうのつってたが、ケンカ売ってくる奴は売ってくるんだ。気にしてんじゃねえよ・・・」
のあ「乱暴ね・・・」
P「家族は『聖地』じゃない。家族が待つ家は『日常』だ・・・」
麗華「まぁ、確かに・・・」
P「そういう事だ。これが『お別れ』かと思うとしんみりもしていられないが、これはこれで俺達らしいという事で解散!」パチン
りん「しまった、『人払い』だ!」
ともみ「逃げられた・・・」
ナギサ「ねぇ・・・」
テオス「えぇ・・・」










『会話の一つも無いのに、お別れなんてさせない・・・!』
・・・
という訳だから。ナギサとテオスはPと会話を交わすまでは退場出来ない。その為に『必要』な事をしないといけないが、『それ』が何かを分かっていない・・・
エクストラ①『トム○ジェリー編』がスタートです・・・
584 : プロデューサーさま   2020/03/19 18:09:22 ID:ajuBS7KO72
>>583
テオス真体【フン・・・相変わらず自分勝手な奴だな・・・無理矢理奪えばいいものを・・・】
テオス「そうはいきません!!」
テオス真体【分かっていないな・・・奴に喧嘩を売るのは奴自身が悪意に犯されてるからだ・・・】
ナギサ「分かってますよ!それくらい!!」
テオス真体【現に奴は平行世界では悪意ある戦いはしていない・・・それに気付かんとは・・・脳が腐ってとしか言いようがない・・・】
麗華「・・・言えてる、どうしようもない奴よ」
りん「つぅ~かどうするよ?アイツ人払いしてるぞ?」
ともみ「こうなったら力付くしかないわね・・・」
テオス真体【急げよ・・・子わっぱ共がバトンタッチのバトルが始まるぞ・・・】
テオス「マズイですよ・・・!?」
ナギサ「制限時間は・・・!?」
テオス真体【私の千里眼では3時間後に決着だ・・・】
テオス「制限時間3時間・・・!?」
ナギサ「その間に見付けないと・・・」
テオス真体【出血大サービスだ・・・人払いを強制解除し展開不可にしてやる・・・後は捕まえるまで手は出さない・・・】
りん「手伝わないのかよ!!」
テオス真体【お前は鬼ごっこの逃げる者に対して瞬間移動をするのか・・・?】
ともみ「つまり大人げないってことね・・・」
麗華「流石は『万物万能』、『全知全能』の創造と破壊の神・・・やることがオーバーね・・・」
・・・
テオス真体は最後の能力奪取まで一切手を出しません・・・
585 : P様   2020/03/19 18:25:18 ID:zEyX2Gwep.
>>584
(由仁音駅前)
伊織「うわっ!」
P「ん、何だよ伊織・・・」
伊織「それはこっちのセリフよ。いきなり、目の前に出て来て」
P「お前、俺が見えるのか・・・?」
伊織「見えるのも何も無いわよ」ムニー
P「って事は、人払いが解除されたか・・・」
伊織「今度は誰から逃げてるのよ・・・」
P「口も聞きたくない二人」
伊織「少しは手加減するのよ・・・」
P「『天使の加護』と『時の運航者』のチカラを明け渡したのに、まだ手加減しろと・・・」
伊織「後、晩御飯までには帰ってくるのよ・・・」
P「努力するよ・・・」タタッ
伊織「さて、そろそろやよいと合流しないと・・・」
・・・
テオス「見つかりませんけど・・・」
テオス真体【次なる策を講じてきたか・・・】
ナギサ「んもう、言いたい事があるならハッキリ言ってよ!」
のあ「ふむ・・・」
麗華「何か分かった事でも・・・?」
のあ「太祖の中に『ある基準』があるのかと思ってたけど・・・」
りん「違うのか・・・?」
のあ「確証には至らないけど・・・」
ともみ「それを教えてあげたら・・・?」
のあ「教えるのも吝かでは無いのだけれど・・・」
テオス真体【何かあるのか・・・?】
のあ「自分で気付く事、そして実行に移す事、太祖が大事にしたいのは『そこ』なのかもしれない・・・」
(果穂と或人の決着まで、残り『2:45』・・・)
586 : お兄ちゃん   2020/03/19 19:20:57 ID:Qix9LD6x8k
>>585
テオス真体【まぁ何が目的なのかは見えて来たがな・・・】
のあ「流石は全知全能の神ね・・・」
蘭子「のあさん!!」
のあ「あら?どうかしたの・・・?」
蘭子「魔王と社長の死闘が激化した!!」
のあ「あらそう・・・興が乗ったの・・・」
瑞樹「まだ終わりせんか・・・?」
ソウキチ「みたいだな・・・相も変らぬ具合で惚れ惚れするなあの兄ちゃんは・・・」
テオス「分からない・・・」
テオス真体【貴様それでも私の分離帯か・・・?】
ナギサ「残り時間は・・・」
瑞樹「そうですね・・・『2:30』です・・・」
テオス「こうなったら・・・」
ほたる「あれ?」
茄子「あらら~?」
芳乃「ほぉ~?」
テオス「この三人の異能を使います!!」
りん「それチートじゃね・・・?」
芳乃「失せし物でした彼方でして~」
ともみ「もう見つけた・・・」
麗華「腐っても元神様ね・・・」
(果穂と或人の決着まで、残り『2:30』・・・)
587 : Pチャン   2020/03/19 19:39:03 ID:zEyX2Gwep.
>>586
P「(ん・・・?」ピピッ
P「くそっ・・・!」ヒョイッ
(小規模に爆発する『認識変換メガネ』)
P「(マジだな、アイツら・・・」
ヨナ「うえっ、P・・・!」
P「よう・・・」
ヨナ「何してんだ・・・?」
P「おそらく『人生で一番盛大な鬼ごっこ』・・・」
ヨナ「お、おう・・・」
P「『人払い』も『認識変換メガネ』も封じられるとな・・・」
ヨナ「で、どうするんだ・・・?」
P「まだ逃げないとな。後、ナギサとテオスには『分かってほしい事』がある・・・」
ヨナ「まぁ、頑張れよ・・・」
P「おう・・・(ブルースペイダーを呼び寄せる音葉」パチン
・・・
(機械都市跡地)
鏡晶葉「そういう訳だ。『ここ』を手放させるのは100年待つんだな・・・」
晶葉『その間にお前は死ぬだろうに・・・』
鏡晶葉「だからこそだ。『故郷』に戻れぬのなら、死ぬまで研究を続けるだけさ・・・」
晶葉『枯れてるな・・・』
鏡晶葉「お前に言われたくは無いがな・・・」
・・・
(果穂と或人の決着まで、残り『2:15』・・・)
588 : 変態大人   2020/03/19 21:06:32 ID:Qix9LD6x8k
>>587
芳乃「ほぉ~高速で移動しておりまする~・・・」
茄子「バイクか何かに乗ったんでしょうね~」
ほたる「まだやるんですか・・・?」
テオス「追い付くまでです!!」
ナギサ「このまま喧嘩別れ何て後味最悪です!!」
テオス真体【・・・コイツ本当に私の数ある分身体の一つか・・・?】
のあ「何人かいるような言い方ね・・・」
テオス真体【少なくともこいつを入れ8人は稼働している・・・】
麗華「なん・・・だと・・・」
りん「マジかよ・・・」
ともみ「濃い・・・」
テオス真体【こいつの正式名称は良妻主義『テオスマリア』だ・・・】
瑞樹「最後の最後で最大級の発言・・?!?」
りん「いやいやいやいや・・・・何良妻主義って!?」
ともみ「良き妻であろうとする主義かしら・・・」
ソウキチ「そう考えると急に怖くなったな・・・」
麗華「コイツに似たのが後7人も・・・」
テオス真体【呼ぼうとすれば何時でも召喚出来る・・・】
りん「うわぁ・・・怖いもの見たさで見たくなって来た・・・」
麗華「止めなさい。そこから先は地獄よ・・・」
テオス真体【さてどうなるであろう・・・】
・・・
(果穂と或人の決着まで、残り『2:00』・・・)
589 : おにいちゃん   2020/03/19 21:57:24 ID:LvHmPFvylY
>>588
(最高町海岸付近)
P「よう、御手洗。聖・・・」
翔太「あ、P先生・・・!」
聖「・・・」ボーッ
P「聖はまだ・・・」
翔太「あのままだね・・・」
P「(聖は自らの作戦が失敗し寝込んでいたが、ようやく起き上がったものの・・・」
翔太「で、お母さんももう『こっち』に居られないって言うから・・・」
P「そうだな・・・」
翔太「P先生はそれでいいの・・・?」
P「良い訳でもねぇが、いつか会えると思っていればな・・・」
翔太「P先生なら叶えられそう・・・」
P「んじゃ、そろそろ行くわ。俺の事を聞かれたら、温泉にでも行ってるつっとけ」
翔太「分かった!」
・・・
ナギサ「ここを吸血鬼が通りませんでしたか!?」
翔太「あの人、吸血鬼だったのか。てっきり、学校の先生かと・・・」
ナギサ「バッカもーん、ソイツがPさんだ!」
翔太「Pさんなら、温泉巡りするって・・・」
テオス「(ごめんなさい、聖・・・」
聖「・・・」ボーッ
・・・
P「(実際は反対方向・・・♪」
ドコーン
P「(海理音山、あすこで果穂と飛電が・・・」
(果穂と或人の決着まで、残り『1:45』)
590 : EL変態   2020/03/19 22:39:17 ID:Qix9LD6x8k
>>589
テオス?「・・・」ペラッ
P「うお!?テオス!?何時の間に・・・!?」
テオス?「はい・・・?」
P「うん?よく見たら微妙に違う・・・イヤ~すまん知り合いによく似てたモノで・・・」
テオス?「そうですか・・・」
P「しかし、アレだな・・・ポニーテールと眼鏡着用の恵美も新鮮味があるな・・・」
テオス?「なんですか・・・?セクハラですよ・・・?」
P「冗談です・・・」
テオス?「宜しい・・・」
P「アンタはこんな所で何してるんだ・・・?」
テオス?「見ず知らずの方に教える事ではありませんね・・・」
P「そりゃそうだな・・・」
テオス?「そう言う事貴方は何をしてるんですか・・・?」
P「まぁアレだな『壮大な鬼ごっこ』と言った所だ・・・」
テオス?「そうですか・・・」
P「塩対応だな・・・」
テオス?「まだ何か・・・?」
P「そりゃそうだな・・・さて行くか・・・」
・・・
テオス?「本当に変わった人間ですね・・・アレの何処に惚れる要素が有るのか分かりません」
テオス『もしもし・・・どちら様ですか・・・?」
テオス?「私です『私』・・・」
テオス『その声は自称敏腕秘書『テオスリッチ』!!』
テオスR「誰が事象ですか・・・お探しの御方なら今さっき此方を通り過ぎましたよ・・・」
テオスM『そうですか!!では向かいます!!」
・・・
(果穂と或人の決着まで、残り『1:30』)
591 : プロヴァンスの風   2020/03/20 04:47:46 ID:FiPbleKJu.
>>590
(温泉街)
テオス「ナギサちゃん・・・」
ナギサ「まさか、翔太くんがグルだったなんて・・・」カポーン
テオス「いいから、早く追いかけますよ。もろに逆を行ってますから!」
・・・
(遮二舞巣市内)
P「(テオスもまた一人見たら、三十人は居るもんだと思った方がいいな・・・」
エイジ「Pさん、お久しぶりです!」
P「よう、デカエイジ」
エイジ「慣れないっすね、その呼ばれ方は・・・」
P「どうだ、タイプスペシャルの方は・・・」
エイジ「それが中々・・・」
P「まぁ、一日にして成らずだしな・・・」
エイジ「『未来』に残してきた人達からもそろそろ帰らないとって・・・」
P「まぁ、そうだよな・・・」
エイジ「だから、Pさん。今度、調べてもらえますか・・・?」
P「分かった。と言いたいが・・・」
エイジ「何か不都合でも・・・」
P「いや、大丈夫だ。また、連絡する・・・」
エイジ「分かりました。じゃ、俺は買い物があるんで・・・」
P「(『未来』に向かう若者の為にも『ラボ』は必要なんだ・・・」ブロロ…
・・・
恵美「Pがナギサとテオスを・・・?」
麗華「何か心当たりは・・・」
未来「アイデンティティティーをクライシス帝国されたとか・・・?」
麗華「『ティ』が一つ多い・・・っ!」
千鶴「何か分かりましたの・・・?」
麗華「確かに分かったけど・・・」









『そうね、自分で気付いてもらうのが一番だわ・・・』
(果穂と或人の決着まで、残り『1:15』)
592 : Pしゃん   2020/03/20 06:38:37 ID:s3PWH.p90c
>>591
テオス真体【しかし・・・あ奴は何故に拒むのか・・・】
のあ「それはどういう意味かしら・・・?」
蘭子「うんうん・・・」
テオス真体【私の力で剥ぎ取ればその存在は『最初から無かった』と言う事になる・・・奴の言う金と言う物も最初から払った事も存在しないと言うのに・・・分らん】
蘭子「最初から無かった・・・?」
のあ「初めからそう言うのが無い世界にすると言うのかしら・・・?」
テオス真体【その通りだ・・・故に『光の巨人』も『怪獣』もこの世界では『特撮』の存在でしかない・・・『吸血鬼の王国』も存在しない・・・】
のあ「そうね・・・それもまた『答え』を知る為にも彼を捕まえる事ね・・・」
・・・
茄子「捕まりますかね~?」
ほたる「わかりません・・・」
芳乃「それもまた良しでして~」
茄子「分らないままでしたら~それも仕方ないですね・・・」
・・・
テオス「おのれ!!どうして逃げるんですか・・・」
テオス?「マリア・・・」
ナギサ「うわぁああ!!テオスさんが二人!?」
テオス「貴方は無口マイホーム主義『テオスアリア』・・・!?」
テオスA「意中の人・・・あっち・・・」
テオス「そうなんですか・・・!!」
テオスA「うん・・・みた・・・」
ナギサ「後『1:00』です!!」
・・・
(果穂と或人の決着まで、残り『1:00』)
593 : P君   2020/03/20 07:46:24 ID:FiPbleKJu.
>>592
晶葉『なのに、奴は何故・・・』
鏡晶葉「どうやら、お前は人で無くなった事で分からなくなったのかもな・・・」
晶葉『えっ・・・?』
鏡晶葉「人の『理屈』はそれだけでは量れんだろう・・・」
晶葉『理屈・・・?』
鏡晶葉「奴には奴の事情がある。『吸血鬼』と『使い魔』、そして『ここ』は絶対に手放さないとな・・・」
晶葉『何故、そこまでして・・・』
・・・
283P「拘るんすか・・・?」
P「色々と成り立たなくなるだろ・・・」
283P「あー、まぁ・・・」
P「それに『約束』したしな・・・」
(並行世界の海美の顔を思い浮かべる音葉)
283P「『約束』・・・」
P「だからこそ、俺は『俺であり続けなきゃ』いけないんだ・・・」
・・・
(283探偵事務所)
283P「って、言ってましたけど・・・」
ナギサ「約束、歩こう~?」
283P「そっちじゃなくて・・・」
テオス「また、あの人は・・・」
283P「それと・・・」
ナギサ「まだ何か・・・?」
283P「P先輩、『学園』辞めて『大学』戻って研究するって・・・」
テオス「えっ・・・」
・・・
麗華「そんな事を・・・」
恵美『土地代100年分払った事も知ってるし・・・」
千鶴「それでも、まだ・・・」
琴葉「生活出来るだけの余力はあるからね・・・」
紬「もう、なんなん・・・」
麗華「あれ、増えてる・・・」
・・・
(海理音高校)
順二朗「そうか・・・」
P「この学園より守りたい『モノ』が出来たんです・・・」
茜「寂しくなるね・・・」
順二朗「中谷くんも怒るだろうねぇ・・・」
P「それは覚悟の上ですよ・・・」
茜「でも、大学で何を研究するのかにゃあ・・・?」
P「この先も・・・」









『今までと同じように過ごせるようにする為ですよ・・・』
(果穂と或人の決着まで、残り『0:45』)
594 : プロデューサーさん   2020/03/20 12:23:07 ID:WZ8nt1ee/U
>>593
テオス真体【フン・・・私は微塵も興味がない・・・】
のあ「あら、そうなの・・・」
テオス真体【平和の時代にあの物体は邪魔でしかない・・・いずれ後悔することになるぞ・・・】
のあ「その時はその時かしらね・・・」
蘭子「私もよく分からないですよ・・・平和の時代なら大きすぎる力は逆に禁忌なんじゃ?」
のあ「そうね。人間が人間である以上あの物体は危険極まり無いモノ・・・下手すると『抑止』の執行対象になる場合もある・・・それでも彼は意地を通すわ」
テオス真体【まるで子供だな・・・】
のあ「ええ、子供よ。どうしようもない頑固で意地の張った大バカの子供よ・・・」
蘭子「・・・難しいですね」
のあ「そうね・・・人はそう言うモノよ・・・」
テオス真体【全く誰が創ったのか・・・】
蘭子「えぇ~・・・」
のあ「鏡が必要ね・・・」
・・・
テオス「ぬぁ~~~こうも他のアルターエゴが居るんですか!!」
ナギサ「最後だから・・・?」
テオス「同じ顔がこうも居ると恥ずかしい・・・」
テオス?「おぉ!分け身!」
テオス「ゲーーーーッ!!暴力主義『テオスマキア』!?」
テオスマキア「ようよう!お前の好きな奴ってどいつだ!!気になって来ちまった!!」
ナギサ「ひどい光景だ・・・」
・・・
(果穂と或人の決着まで、残り『0:40』)
・・・
ぶっちゃけ機械都市が邪魔でしかない・・・考えた本人だけど
595 : Pーさん   2020/03/20 16:03:30 ID:FiPbleKJu.
>>594
P「(考えに考えて、決めたんだ・・・」ブロロ…
P「(だから、誰にも変えさせない・・・」ブロロ…
・・・
果穂「(つ、強い・・・」
或人「(女の子だからといって、油断してた訳じゃないけど・・・」
飛鳥「(このままだと・・・」
イズ「(全日手ですね・・・」
未来「どう、決着付くんだろう・・・」
飛鳥「未来・・・」
イズ「言ってしまいましたね・・・」
果穂「(この戦いが終われば・・・」
或人「(世界は元に戻る・・・!」
果穂「(そして・・・!」
・・・
(所家リビング。勝てない筈のイベントバトルの流れが変わる瞬間)
ナギサ「どうしたら、いいんでしょう・・・(Pと久々のコンタクトを取ってから、ここまでの事を話す音葉」
恵美「・・・」
テオス「恵美さん・・・?」
恵美「違うよね・・・」ポソッ
ナギサ「え・・・?」
恵美「何で、分からないのっ!(テーブルを思い切り叩く音葉」バァン千鶴「恵美・・・!」
琴葉「落ち着いて・・・!」
テオス「分からないとは・・・?」
恵美「Pは二人に気付いてほしい事があるんだよ。それなのに、自分達の都合ばかりじゃん。まずはPに言うことがあるでしょ!」
ナギサ「言うこと・・・?」
麗華「呆れた。ここまで言われているのに分かってないのね・・・」
テオス「どういう事ですか・・・?」
恵美「二人は勝手な行動をして、Pを傷付けたんだよ・・・」








『「ごめんね」の一言もいえないの・・・?』
(ハッとさせられるナギサとテオス。更にこの後『衝撃の事実』をPは果穂に、恵美はナギサとテオスにそれぞれ告げます)
596 : 我が友   2020/03/20 19:39:07 ID:F8UAFS4OtU
>>595
「み~つ~け~た~・・・」
ブルースペーダーがスリップする音葉
P「何だ・・・?」
「きゃん・・・」
P「うおぉ!?人が居たのか大丈夫か・・・」
「・・・大丈夫・・・」ムシャムシャ
P「ッ!?」飛びのく音葉
アリア「・・・魂・・・美味・・・」ムシャムシャ・・ゴクン
P「コイツは・・・テオスのソックリさんか・・・?」
アリア「・・・マイホーム主義(引き籠り)・・・『孤独』のアルターエゴ・・・『テオスアリア』・・・よろ・・」ブイッ
P「何だコイツ・・・今喰ったのは・・・?」
アリア「・・・魂・・・私のイデス・・・『ソウルイーター』・・・そして・・・」
レグルスが出て来る音葉
P「レグルス・・・?でも使い魔は俺の中に感じる・・・何でだ・・・」
アリア「・・・もう一つのイデス・・・『マテリアルコピー』・・・そっくりそのまま・・・真似る・・・凄い・・・?」ピョコ
P「何だこの小動物系は・・・」
マキア「んだよ・・・アリア!!百年程度しか食えてねえじゃねえか!!吸血鬼の百年って一週間位だろ・・・!!」
P「またか・・・でお前は・・・?」
マキア「俺か?俺は暴力至上主義!!『破壊』のアルターエゴ『テオスマキア』だ!!」
P「お前達はいったい何の用だ・・・喧嘩なら買うぞ!!」
マキア「おぉ!!いいねいいね!!そういうの!!異性としてはクソだがそういう乗りは俺は好きだぜ!!」
リッチ「再び会えましたね・・・」
P「お前は・・・さっきのテオス・・・」
リッチ「自己紹介がまだでしたね・・・私は敏腕秘書『勤勉』のアルターエゴ『テオスリッチ』と申します・・・」
P「礼儀正しいな・・・」
リッチ「敏腕秘書ですので・・・」
続く
597 : おやぶん   2020/03/20 20:17:42 ID:F8UAFS4OtU
>>596
P「と言う事はさっきのスリップも・・・」
リッチ「その通りです・・・今事故を起こしたのは性格ドSの『快楽』のアルターエゴ『テオスリリスと申します・・・」
リリス「ネタバラシしないでよ!!折角のキメが台無しじゃない!!」
リッチ「そんな女王様気質はどうでもいいんです・・・仕事の方が大事です・・・」
P「全員がテオスに似ているが・・・違うな・・・」
「わは~・・・」
P「うおぉ!?何だコイツ・・?!?」
プロメア「わたし・・・?わたしは『渇愛』のアルターエゴ『テオスプロメア』だ~」
P「幼児・・・?」
リッチ「気にしないで下さい・・・実際幼児程度の知性と行動しかしません・・・」
P「大丈夫かコイツ・・・」
リッチ「世界の管理は一応できてる筈です・・・多分・・・メイビー」目を逸らす音葉
P「・・・テオスってこんなに居るのか・・・」
リッチ「そうですね・・・正確に言えば私達は真体が世界の管理運営を任す過程で生み出した一種のエゴの存在です・・・そして・・・その全てが神の権能を持ちます・・・」
P「で?そのアルターエゴが何の用だよ・・・」
リッチ「そうですね・・・簡単に言うとやっとこさ『答え』を知った『バカ』がすっ飛んで来る迄の足止め程度と考えてください・・・」
P「俺コイツに魂喰われたんだけど・・・?」
リッチ「そうですか・・・それともう一つが貴方の徹底的な弱体化です・・・お気付きになりませんか・・・後一人が近くに居る事を・・・」
P「ッ!!」飛びのく音葉
ナイア「バレれましたか・・・初めまして私は『純愛』のアルターエゴ『テオスナイア』・・・今し方貴方のメモリを少し『抜き取り』ました・・・武器出せますか・・・?」
・・・
エキストラシナリオ第二幕
決戦!アルターエゴ!
598 : あなた様   2020/03/20 20:44:17 ID:F8UAFS4OtU
テオス真体の分身体と呼べる存在
テオスマリア
この世界の管理者・・・『慈愛』のアルターエゴ。権能は『インセクトイーター』
嘗ては完璧主義なまでの管理者だったが恋をして『バグ』って今に至る・・・
テオスリッチ
キタカミ達の世界の管理者『勤勉』のアルターエゴ。権能は『クラックアイス』
完璧主義で厳しさと愛情の『飴と鞭』で世界を管理していたが『ベリアルの乱』の際にによって宝石の如く美しかった自身の地球を滅ぼされた・・・『バイセクシャル』である・・・
テオスマキア
アウトサイダーの世界の管理者『破壊』のアルターエゴ。権能は『デストロイヤー』
暴力思考で破壊を持って世界を管理する危険人物・・・故に彼女の世界は何処も彼処もの世紀末世界・・・
テオスアリア
鏡面世界の管理者『孤独』のアルターエゴ。権能は『ソウルイーター』『マテリアルコピー』
マイホーム主義で仕事以外はその世界の住人に造らせた聖櫃に籠って日々堕落の一日を過ごしている・・・しかし仕事はする・・・
テオスリリス
任侠世界の管理者『快楽』のアルターエゴ。権能は『オールドレイン』
性格は女王様気質の生粋のサディストだが生粋の乙女思考を持ち白馬に乗った王子様が理想・・・自分だけを見てくれる異性が好き
テオスナイア
屋根裏の道化師の世界の管理者『混沌』のアルターエゴ。権能は『メモリクラッシュ』
純愛と言うのは嘘っぱちで実際は破滅主義のトリックスター・・・濁り濁って壊れて行く様を見るのが最高の楽しみ・・・ミリオン座の悲劇は最高称している
テオスプロメア
おとぎの国の管理者『渇愛』のアルターエゴ。権能は『ヒュージスケール』『グロウアップグロウ』
性格も言動も知性も行動も全てが幼児で全くの罪悪感無し無限成長と無限の食欲で際限なく大きくなるので危険性が極めて高い・・・過去に『オリンポス山』クラスまでデカくなった・・・
599 : 師匠   2020/03/20 20:54:19 ID:F8UAFS4OtU
全員のPに対する異性での評価
リッチ:ない・・・確実に反抗する目をしてます
マキア:ないない!!そもそも恋愛に興味ねぇ!!
アリア:却下・・・部屋から追い出す系・・・
リリス:無理。奥さん一筋は行けるけど浮気は駄目ね。私なら発覚後即死刑よ
ナイア:玩具としも無し。絶望すると直ぐ死んじゃう系は壊し甲斐無しなので駄目で~す
プロメア:かわいくな~い!!
総評:コイツに恋するマリアは頭がオカシイ
マリア:何でですか!?
600 : Pくん   2020/03/20 21:01:39 ID:GEE0mzUXeo
>>597
P「マグナムとメモリが・・・!」
ナイア「『終焉』の名を持つナイフとブーメランのステルス機は取り出せませんでしたが・・・」
P「(こんな所で足止めくらう訳に行かないのに・・・」
リッチ「焦ってますね・・・?」
P「たりめーだ。俺には『急ぐ』理由がある・・・」
マキア「この方角は『海理音山』だなぁ・・・」
P「あぁ・・・」
アリア「否定しないんだね・・・」
P「それだけの『事』があるんだよ・・・」イライラ
プロメア「イライラしてる・・・?」
P「イライラするなというのがおかしいだろうが!」
リリス「ようやく、テオスが『答え』に辿り着いたのに・・・?」
P「それどころじゃねぇ上にマグナムとメモリまでスラれて、冷静でいろってか!」
マキア「だから、何を焦ってるんだよ・・・」
P「今すぐ『海理音山』に行かないといけねぇんだよ!」
・・・
(海理音山)
未来「・・・」
飛鳥「どうしたんだい・・・?」
未来「何かは分からないけど、心がざわつくの・・・」
イズ「ざわつく・・・?」
未来「何か『嫌な予感』がするの・・・」
果穂「はぁーっ!」
或人「とりゃぁーっ!」
・・・
P「テオスが『答え』に気付いたとか、どうでもいいんだよ。んなモン、今は後だ!」
リッチ「『海理音山』に何が起きてるんですか・・・?」
P「起きるのは『これから』だ・・・」









『果穂と飛電の戦いを止めないと、「海理音山」が崩れんだよ!じゃなくても、やらなきゃならん事があるのに・・・!』
601 : プロデューサーさま   2020/03/20 21:28:35 ID:GEE0mzUXeo
Pがエンドナイフを持ち続けていられる理由:『終焉』の無い人生だから
602 : Pさぁん   2020/03/20 21:35:22 ID:F8UAFS4OtU
>>600
リッチ「成程そう言う事でしたか・・・ふむふむ。確かに山岳崩壊が起きそうですね・・・では」
眼鏡を外す音葉
リッチ「『クラックアイス』・・・」
周りの事象及び時間が停止する音葉
P「時間停止・・・!!」
リッチ「私の権能は魔眼の究極系事象及び時間の完全停止です・・・正しドライアイなのでキツイです・・・」
マキナ「真面目過ぎんだよお前は・・・」
・・・
果穂「ハレ!?皆どうして停まったんですか!?」
・・・
リッチ「少々失礼します・・・」目薬を差す音葉
アリア「・・・お腹空いた・・・」
P「おうこの危険物如何にかしろ・・・」
プロメア「・・・お腹空いた~」
P「ドイツもコイツも何だこれは・・・」
マキナ「ハッハハハハハッ!!面白いだろ!!」
P「俺は面白くねぇよ!!」
リッチ「とは言え一点だけ停めるのは世界にとっては毒なので少なくとも後30分で解ける様にします・・・」
ナイア「あのお馬鹿ちゃんが来るまで大体10~20分くらいかなぁ~?」
リッチ「我々の稼働時間もそう長くないので・・・」
603 : 兄ちゃん   2020/03/20 23:36:43 ID:GEE0mzUXeo
>>602
P「チッ・・・」
リッチ「何が不満なのですか・・・?」
P「本当にテオスは『答え』を見つけたのか・・・?」
アリア「鋭いですね。気付かせたのは貴方の奥方ですよ・・・」
P「まぁ、そんなこったろうとは思ってたよ・・・」
ナイア「あまり、反抗的ですと『返しません』よ・・・」
P「ヒキョーモノめ・・・」
マキナ「無駄に逃げてっからだよ・・・」
P「(何も知らない癖して・・・」
リリス「『世界』に対する認識が異なるみたいですね・・・」
P「認識・・・?」
プロメア「現状維持だけを求めちゃ、ダメなんだよー?」
P「(プチッ」
テオス「はぁはぁ、着いた・・・」
P「分かったような事を抜かしてんじゃねぇよ!」
プロメア「はうっ・・・!」
マキア「テメェ、やんのか!」
ナイア「聞いてましたか・・・?」
P「テオス・・・」
テオス「Pさん、ごめんなさい・・・(頭を深く下げる音葉」
P「おう・・・」
テオス「恵美さんから言われて、初めて気付いたの。本当はまだ話したい事があったみたいなんだけど・・・」
P「多分、俺が果穂に伝えたい事と同じだ。後で一緒に話す・・・」
テオス「はい・・・」
P「プロメアつったな。別に俺は現状維持を求めちゃいない・・・」
プロメア「なら、どうして『吸血鬼』を手放さないの・・・?」
P「ここで話すよりかは一緒に話した方がいい、付いてこい・・・」
続く
604 :   2020/03/20 23:49:54 ID:GEE0mzUXeo
>>603
果穂「時止めが解除された・・・?」
或人「うん、何だ・・・?」
P「そこまでだ。果穂、飛電・・・」
果穂「P先生・・・」
或人「Pさん・・・」
P「今すぐ止めろ。この山が崩れちまう・・・」
果穂「でも、それでは・・・」
P「いいから、止めろ。俺が『相手』になってもいいんだぞ・・・!」
或人「分かった。分かりましたから、落ち着いて、ね?」
果穂「後、何ですか。恵美さんの顔をしたテオスさんがいっぱい居ますけど・・・」
P「後で追々話す。まずは俺の話を聞いてくれ・・・」
(時は少し前、テオスが慌てて所家を出たところから・・・)
ナギサ「で、話さなきゃならない事って・・・?」
恵美「Pには『吸血鬼』を手放してはいけない理由がある・・・」
ナギサ「え・・・?」
恵美「理由なんだけどさぁ、ほら『改変』ってあったじゃん・・・」
ナギサ「そうですね。『魔王のカホ』さんや『影月コウエイ』さんがもたらしてきました・・・」
恵美「でもね、アタシは『今回』のが一番堪えたと思う。Pにとっては・・・」
ナギサ「心中はお察しします・・・」
恵美「それでね、紬と待ってる間に色々と考えてたの・・・」
ナギサ「色々とは・・・?」
恵美「Pとの『記憶』や『日常』を取り戻した筈なのに、どうしてお腹に赤ちゃんが居ないんだろうとか・・・」
ナギサ「それこそ『改変』の影響なのでは・・・」
恵美「まだ疑問はあるの、どうして琴葉が、いや欠席扱いにされていた紬を含めて、『みんな学生』だったのか・・・」
ナギサ「何が言いたいですか・・・?」
恵美「Pが吸血鬼を取られたら、きっと『この生活』は破綻する・・・」









『改変された世界でPは「愛増学園」の人間じゃなかったから・・・!』
605 : Pたん   2020/03/21 06:45:56 ID:8IP3OpfiUM
捕捉:果穂(と鏡果穂)は『とある1件』の影響で『千里眼』が使えなくなっている
606 : Pさん   2020/03/21 07:06:15 ID:yT055jX7GE
>>604
果穂「えっ?そんな筈はないですよ・・・!?アタシは確かに・・・」
或人「?」
リッチ「成程・・・理解しました・・・」
果穂「えっ?」
リッチ「恐らくフィーニスと呼ばれる者の介入でそうなったのでしょう・・・」
P「あの長マントか・・・」
リリス「あぁ~多分そうでしょうね・・・アイツの狙いはあくまでも時代の覇王に成る事・・・その邪魔者のアンタは消えて当然でしょうね・・・」
マキナ「ははぁ~ん。それで存在其の物を消しちまうって訳かよ・・・」
果穂「最初から破綻してたんですか!?」
リッチ「そうですね・・・魔王が記憶を消して普通の学生になり彼は存在を認識されない、これ程好都合な状況はありませんからね・・・」
P「それで?まだ俺の吸血鬼の力を狙うか・・・?」
リッチ「いいえ、私達もそこまで非道ではありません・・・あくまでも『世界』の安定の為です・・・リリス・・・」
リリス「既に行ってるわよ・・・回収するわ」
P「うん?にょわ・・・!?」ヌルリ
リリス「私の権能は『オールドレイン』・・・全てのレベルを吸収し私の物にするでも今回は出力を弱める程度で済ませたわ・・・問題なく使い魔も使えるわよ」取り込む音葉
P「そこまでして俺を弱体化させたい理由なんだよ・・・」
リッチ「理由ですか・・・?簡単です・・・貴方は平行世界で悪意ある戦いがありましたか?」
P「任侠世界で殺し屋に襲われたが・・・?」
マキナ「分ってねぇな・・・殺し屋は悪意なんかねぇよ仕事でやってんだからよ・・・」
リッチ「早い話は貴方は喧嘩を売られていると思っていますが貴方自身が悪意を呼び寄せてるのがお分かりになっていないようですね・・・」
続く
607 : お兄ちゃん   2020/03/21 07:59:50 ID:nK1Q913um.
>>606
P「はぁ?何言ってる・・・」
リッチ「太古の時代から強大な力を持つ存在は必然的に敵を呼び寄せたんです・・・ローマ帝国、マケドニア、元、オスマン帝国・・・」
アリア「・・・本人は・・・無自覚・・・」
マキナ「可哀想なことになぁ~」
ナイア「そうやって世界は破滅を繰り返してるんで~す♪」
プロメア「うんうん!!」
リリス「つまりアンタは今後このままだと一生安泰も安寧も存在しない鉄火場ってことよ・・・」
果穂「えぇ!?」
未来「そんな~」
P「だったら全力で買ってやるよ、今までそうだったように」
飛鳥「君は本気で言ってるのかい?」
P「そうだよ・・・」
飛鳥「家族が巻き込まれるぞ・・・その家族の安寧も捨ててかい・・・?」
P「・・・」
飛鳥「このまま繰り返しても結局は同じことだ・・・いい加減に幸せを掴んでも文句は誰も言わない・・・」
P「だがじいさんも死ぬまで戦いからの逃れなかった・・・結局は俺もそうだって・・・」
或人「Pさん!手を出して!」
P「あん?」手を出す音葉
ハーイタッーチ!
或人「バトンタッチ!!俺がそれを引き受けるよ!」
P「お前は何を・・・!」
或人「Pさんは俺に教えてくれた!信じ続ける事を!だからさ、俺がヒューマギアを信じる様にPさんも俺を信じてくれ・・・俺は悪意には負けないから!」
続く
608 : そなた   2020/03/21 08:12:31 ID:nK1Q913um.
>>607
P「飛電・・・お前・・・ッ!?」
・・・
エビバディジャンプ!
メタルクラスターホッパー!
『ヒューマギアの善意の意思で産み出したプログライズホッパーブレイドです』
『わかんねぇだろ?俺も分かんない♪』
『ふざけるな!』
『だけど俺一人では成し遂げられなかった!皆の想いがそうさせたんだ!』ドッキングライズ!アルティメットライズ!
・・・
P「(今のヴィジョンは・・・?」
テオス真体【(出血大サービスだ・・・有り難く思え・・・】
P「(お前は・・・」
テオス真体【(こやつらの本体、大元なり・・・】
P「(何故見せた・・・?」
テオス真体【(気紛れだ・・・それと機械都市だが・・・】
P「(何だよ・・・」
テオス真体【(そんなに破棄したくないのなら未来永劫、封印しろ・・・貴様の発明品含め全て山の中にな・・・】
P「(何言ってる・・・」
テオス真体【(平和の時代に武器は要らない・・・そう思わないか?お前は私が最初で最後に贈る祝福は『幸福』だ・・・】
609 : ごしゅPさま   2020/03/21 08:18:22 ID:nK1Q913um.
〆はテオス達との別れと或人のギャグで締めてください♪
610 : プロヴァンスの風   2020/03/21 08:38:29 ID:8IP3OpfiUM
>>608
P「いらねぇよ・・・」
テオス真体【何・・・?】
P「自分の幸せは自分で掴む。その為に俺は戦ってきたんだ・・・!」
テオス真体【ならば、戦う為のチカラを破棄・封印すればいい・・・】
P「いや、ダメだ。俺には『成すべき』事がある。その為に『吸血鬼のチカラ』『使い魔』『機械都市跡地』『T2のアイテム』は『重要なファクター』 だ・・・」
テオス真体【ファクター・・・?】
P「まず、『吸血鬼』と『使い魔』のチカラはエンドナイフへの牽制だ・・・」
テオス真体【牽制だと・・・?】
P「エンドナイフは俺の心臓に根付いている。俺が弱体化なんてしようものなら、すぐに刃を突き立ててくる・・・」
テオス真体【突き立てられた刃はその後、どうなる・・・?】
P「この『世界』を『破滅』させてしまう。即座にだ・・・」
テオス真体【強すぎるチカラには強すぎるチカラか。では、『機械都市跡地』は・・・】
P「二つ理由がある。一つは故郷に帰れなくなったアキハの為、もう一つは俺が交わした『約束』の為・・・」
テオス真体【約束・・・?】
P「会いに行く。そう約束したヒトが居る・・・」
テオス真体【その為にあの『都市』が必要なのであれば、『T2』は何の為に・・・】
P「マグナムは譲り受けたモノだ、盗られていい気分はしない。そして、メモリは計画の『肝』となる・・・」
テオス真体【肝・・・?】
P「『T2メモリ』を参考にして、ある『メモリ』を作る。その名は『ディケイド』、俺やクロが未だに『創造』を果たせないメモリだ・・・」
テオス真体【ディケイド、お前の目的は『平行世界』への移動か・・・】
P「約束は守らないとな。だから・・・」
続く
611 : 監督   2020/03/21 08:50:40 ID:8IP3OpfiUM
>>610
P「『俺』は『俺』であり続ける必要がある。返してもらうぞ、お前らが俺から『奪ってきた』モノをな・・・」
ナイア「何を・・・?」
リリス「言って・・・?」
P「『強奪(ブックマーク』・・・!」
テオス「まさか・・・!?」
(弱体化させられていたチカラが戻り、オーラが跳ね上がる音葉)
果穂「P先生は一体、何を・・・っ!」
飛鳥「果穂・・・?」
果穂「どうして、使えないんですか・・・」
P「『千里眼』も『強奪』させてもらった。頭蓋骨握り潰すついでにな・・・」
果穂「くっ・・・」
テオス「って、Pさん。貴方、返したはずのチカラまで『強奪』してるじゃないですか・・・!」
P「あ、悪い。コイツらは『人質』だ・・・」
テオス「なっ・・・!」
P「ていうのは冗談だ。よしんば紐付いてる時間が長かった分、俺に『戻って』きてしまったんだよ・・・」
テオス「それは・・・」
P「仕方ないか。揃いも揃って、人の話聞かねぇ奴らだしな・・・」
ナイア「ならば・・・」
リリス「もう一度、奪うだけ・・・」
テオス「待ってください、今のPさんは・・・」
P「触るな・・・!」
ナイア「っ・・・!」
リリス「入り込めない・・・!?」
リッチ「どうなっているの・・・」
P「もう油断はしない。『金庫』にプロテクトをかけたからな・・・」
プロメア「むー・・・」
P「まぁ、うっかり『強奪』したモンは返す。だから・・・」








『手を引いてくれ。じゃないと、俺はお前らに「終焉」を与えないといけない・・・』
612 : プロデューサー君   2020/03/21 09:04:48 ID:8IP3OpfiUM
『強奪』:色々な物語の幕間にて、文香へレア物小説セットを餌に拝み倒して得たチカラ。
かつて、自分自身に振るわれた事から、兼ねてからそのチカラを自分以上に危険視していた
613 : プロデューサー様   2020/03/21 14:59:30 ID:nK1Q913um.
>>611
リッチ「そうやって・・・・」眼鏡を叩き捨てる音葉
アリア「あっ・・・」
リッチ「貴方は滅ぼすんですか・・・私の愛した『星』を壊すように・・・!!」
マキア「オイオイオイ、今になってプッツンかよ・・・」
テオス「リッチ!落ち着いてください!」
リッチ「落ち着けですって!悪意を呼び寄せる行為をやめないのならこうするしかないでしょ!貴女達は聞こえなかったの!!私の愛した『星』の70億の悲鳴が!!」
飛鳥「70億の悲鳴・・・?そうか・・・君が」
マキア「やめろリッチ・・・俺達の敗けだ」
リッチ「うぅううわあああ・・・・!!!」子供のように泣き出す音葉
マキア「殺そうと思えば最初の段階で殺せた・・・それをしなかった時点で俺達の敗けなんだよ・・・」
P「どうしたんだ急に・・・?」
飛鳥「彼女はキタカミ達の世界の管理者だ・・・」
リリス「私達は別にアンタが憎いとかじゃないのよ・・・」
ナイア「まぁあんな滅び方したら誰でもそうなりますね♪」
未来「そんなことが・・・」
リッチ「助けたかった・・・守りたかった・・・でも私は無力だった・・・ああああ!!!」
マキア「それとだ」
P「あんだよ・・・?」
マキア「千里眼は捨てろ。お前には明らかに荷が重い」
P「何で」
マキア「誰だって見たくもない知りたくもない未来は見たくないだろ!」
P「それには・・・」
「そうやって対価対価言うような子にお母さん育ててませんよ?」真後ろから声がする音葉
P「へ?」振り向く音葉
麗花「フフフフ~ン」
テオス真体【言い忘れていたがお前の母から少しでも肩の荷が降りるように2~3は無理矢理持っていけと言われていた】
P「ほ?」
麗花「ぎゅーう」ボキボキベキバコメキョ
P「アッーーーーーーー!!!!」気絶する音葉
麗花「さ!どうぞ!」
全員「ええええええ!?」
614 : 箱デューサー   2020/03/21 15:31:23 ID:8IP3OpfiUM
>>613
「ちょっと、ストップ!」
麗花「意外だなぁ、ここで私に楯突くのが・・・」
恵美「だから、持っていっちゃダメなんだって!(Pの傍に駆け寄る音葉」
麗花「恵美ちゃんだなんて・・・」
恵美「あちゃー、これじゃ2~3時間は起きないなぁ・・・」
果穂「(まさか・・・」
飛鳥「(奥方が前『最高戦力』に・・・」
麗花「恵美ちゃんは『それ』でいいと思ってるの・・・?」
恵美「そりゃ、戦いが無いのに越した事は無いけどさ・・・」
麗花「でも、Pには『そのまま』で居てほしいと・・・」
恵美「『そのまま』じゃないと、Pが居なくなっちゃうし・・・」
麗花「ロコちゃんにちょっと無理させ過ぎたかなぁ・・・」
恵美「とにかく、ダメだからね。Pは『千里眼』要らないって言ってたのに・・・」
マキア「えっ・・・」
リリス「そうだったの・・・」
恵美「先読みし過ぎだって・・・」
ナイア「なるほど、『先手』を取られちゃったって事か・・・」
恵美「後、『機械都市跡地』も『名前』変えるって・・・」
テオス真体【名前を・・・】
恵美「Pは春から『愛増大学』の『職員』となるんだけど、研究を続けるのに『機械都市』じゃ印象悪いからって・・・」
テオス「その名は・・・?」
恵美「えっと、確かねぇ・・・」











『県立研究都市・・・!』
615 : プロデューサーはん   2020/03/21 16:58:29 ID:nK1Q913um.
>>614
マキア「まぁいいか・・・」ザザ
飛鳥「体にノイズが・・・」
リリス「時間切れね・・・」ザッザザ
果穂「消えちゃうんですね・・・」
未来「そんな~」
アリア「・・・『千里眼』・・・消去・・・」ザザザー
恵美「ありがとう」
アリア「後・・・コイツ・・・寿命後50年・・・」
恵美「えっ?そうなの・・・」
アリア「うん・・・アリア・・・嘘付かない・・・」
麗花「ふぅ終わった終わった~」ヌポ
恵美「何してるのお義母さん・・・」
麗花「ちょっと神様と協力して『エンドナイフ』の効力を弱めてきた・・・」
テオス真体【コレで少なくともコイツがくたばるまでは平穏に暮らせるだろう・・・】
ナイア「あぁ~つまんないですねぇ~もっと楽しみたかった~」ザザザッザザ
プロメア「むえぇ~~」ザッザザザザザー
テオス「最後にいいですか・・・」
恵美「うん」
テオス「告白しますね・・・私は貴方が『嫌い』でした・・・それも殺したいほどに・・・」
616 : ハニー   2020/03/21 19:38:52 ID:N.pZG.ztiI
>>615
恵美「そこまで、ハッキリ言ってきたのは仲が悪かった時の琴葉『以来』だよ・・・」
テオス「『バグ』とはいえ、私にも『愛』が見つかるんだなって・・・」
恵美「『感情』を『バグ』って言い切っちゃう辺りだよね・・・」
テオス「だからこそ、モノにしたかった。でも、Pさんの目には『貴女』しか映ってない・・・」
恵美「・・・」
テオス「こんなのは『一時の感情』だなんて思っていられれば、どれだけ良かった事か・・・」
恵美「でもさ、『そう』はならなかったんでしょ・・・?」
テオス「えぇ、そうですね。『貴女』が常に『壁』として居てくれたから・・・」グスッ
P「ん、やってくれたな・・・」ムクリ
テオス「Pさん・・・」
P「テオス・・・」
テオス「お別れです、もう会うことはありませんよ・・・」ニコッ
P「一千億年は流石にな、そこまで生きていられるとは思わん・・・」
アリア「貴方、色々と無茶し過ぎた。後50年の命・・・」
P「なら、一つだけ教えといてやる。そういうのを『野暮』というゆだ・・・」
テオス「気にしないんですね・・・」クスッ
P「それ以上、生きるからな。『そう決めた』・・・」キッパリ
テオス「貴方に会えて良かった・・・(ノイズが晴れ、消えいく音葉」ニコリ
恵美「P・・・」
P「出会いもあれば、別れもある・・・」
恵美「そうだね・・・」
P「そう、例え『天使の加護』を返しそびれたとしてもだ・・・(冷や汗だらだらな音葉」
恵美「あっ・・・」
P「次に起きてくる時までに生き続けるしかあるまい・・
恵美「そうだね、にゃはは・・・♪」
・・・
エクストラストーリー3:ピエールと果穂と、時々ルゥ~タキシードの謎~
617 : そなた   2020/03/21 20:41:04 ID:LX9DVG04t2
>>616
「なら『それ』私が預かりますねェ~」
P「これはどうも光栄です・・・」渡す音葉
恵美「優しい人が居るんだねぇ・・・って」
P「うん?えっ?」
ナイア「じゃあコレは責任もってナイアちゃんが預かりますねP先生♪」
飛鳥「はぁ・・・?」
未来「えっ?」
果穂「ほ・・・?」
或人「えぇ~・・・」
イズ「?」
P「お前今感動的に消えたよな・・・」
ナイア「いやですよ~P先生~そんな簡単にこのナイアちゃんが消えると思ってるんですか~?」
恵美「どうやって・・・!?」
ナイア「簡単ですよ♪P先生の頭のメモリを奪った際に見つけちゃったんですよ~『強奪(ブックメーカー)』をねぇ~♪」
P「何・・・!?」
ナイア「それを私の隠し持っていた権能『ハンドレッドガンドレット』と組わせて作った神さえも欺く禁断の権能『ノンフィクション』の力で~す♪」
未来「えっ?・・・つまり・・・」
ナイア「そうで~す♪私が消えるという事象を完全に消し去ったんですよ~そして権能『メモリーメーカー』で私の存在を過去現在未来に縫い付けて完全に復活しました~♪」
飛鳥「コイツ・・・」
P「何が目的だお前・・・」
ナイア「それは簡単ですよP先生~♪私は気に入った玩具がどういった破滅になるかを見届けるのが一番の楽しみなんですよ~♪だから・・・貴女の終わりを見届けるんです♪」
果穂「狂って・・・」
ナイア「当然ですよ~♪私という邪神に魅入られた事を公開するんですね~♪」
P「コイツ邪神って言ったぞ・・・」
ナイア「ではでは私は暫く世界を見回りますので~これ見て下さいね~」ボールペンを出す音葉
全員「ん?」
ナイア「エ~イ!!」ピカーン!ボールペンが光る音葉
全員「メンインブラック!?」
618 : P君   2020/03/22 05:21:17 ID:O2FVKiFoUg
>>617
P「後はナギサに『運行者』のチカラを返しておくとして・・・」
果穂「・・・」ジーッ
或人「(どうしよう、この雰囲気・・・」
P「飛電・・・」
或人「お、おう・・・!」
P「『悪意』なんてのは、『1匹見たら、30匹は居るヤツ』と同じだ。完全に振り払う事は出来ない・・・」
恵美「物の喩え・・・」ビシッ
P「だから『お前はお前』、『俺は俺』。それぞれ戦っていくしかないんだ・・・」
或人「まぁ、そうなるっすよね・・・」
P「其雄サンにもよろしくな・・・」
或人「はい・・・!」
P「(どうせ失われるんだ。1個くらい貰っていっても問題はあるまい・・・」
果穂「P先生・・・」
P「どうした・・・?」
果穂「逃げたくはならないんですか・・・?」
P「ならないね。『誰か』が『やってくれるのを待つ』のは主義じゃないからな・・・」
果穂「(根っからの戦闘狂ですね・・・」
P「それよりもだ。ピエールといい加減、話くらいしてやれって。アイツがお前一筋なのは知ってるだろうに・・・」
果穂「い、今する話では無いですよね!///」
P「じゃ、いつ出来んだよ。もう、春休みだって終わるんだぞ・・・」
果穂「それは・・・」
P「それにいつかは『向き合わなきゃ』ならない。その時、お前が『傍』に居てやれるかも分からないからな・・・」
果穂「っ・・・」
P「んじゃ、帰るか恵美・・・」
恵美「はーい♪」
P「後、2ヶ月だってのに無理してからに・・・」
恵美「にゃはは♪」
619 : プロデューサーさま   2020/03/22 07:03:53 ID:A/yWWEQD6c
>>618
成層圏
ナイア「それは問屋が許しませんよ~♪」
ナイア「メタ発言をしますとバトル物を書くのそろそろ飽き・・・ゲフンゲフン!!ネタが切れたので暫く書きたくないんで~す!!」
ナイア「そう言う訳で~ナイアちゃん最初のお仕事で~す♪」
一つになっていた世界が元通りになっていく音葉
ナイア「ハイ♪完了~♪コレでこの世界は二度と貴方を襲う悪意はいませ~ん♪でもでもそれはナイアちゃんはつまんないので~貴方の『女難の相』を弄っちゃいました~♪楽しんで下さいね~そして・・・精々頑張って戦うんですね『ゼロワン』・・・♪」
・・・
翌朝
果穂「・・・・」
ありす「どうしたんですか果穂さんは・・・?」
梨沙「彼氏と如何話せばいいかわかんないって~」
桃子「何それ・・・」
育「今まで疎遠だったから急にどう話題を出せばいいか分からないんだって・・・」
環「?何で悩むんだ・・・?」
千枝「環ちゃんにはまだ難しいのかな・・・?」
志狼「わかんねぇな~何でそんな事すんだ?普通に話せばいいじゃんかよ?」
ありす「志狼くんには未来永劫分らない感情ですね・・・」
梨沙「コイツを彼氏に持とうなんて絶対思わないわね・・・」
桃子「お兄ちゃん以下」
志狼「どういう事だよ!?」
直央「志狼くん・・・あはは・・・」
育「もぉ~・・・」
・・・
世界は一部改変された状況です・・・
メタ発言通りバトル物はこの世界では『暫く』書きません!
マジェスティも保留です
620 : 3流プロデューサー   2020/03/22 15:02:20 ID:O2FVKiFoUg
>>619
P「学園は『統合』されたままか・・・」
恵美「通学には支障ないし・・・」
千鶴「スクールバスなども出ていますから・・・」
伊織「まさか、この伊織ちゃんが高校生になってるなんて・・・」
琴葉「改変前は私や恵美、紬も通ってたしね・・・(レイナをあやしている音葉」
紬「そうですね・・・(ユキナのおしめを取り替えている音葉」
P「んじゃ、行ってくるかね・・・」
恵美「今日はどっち?」
P「引き継ぎは済ませてあるから、『研究都市』の方だな・・・」
千鶴「夜ご飯はどうしますの・・・?」
P「帰ってくるって・・・」
伊織「あ、待ちなさい。途中まで一緒に行くわよ・・・」
P「分かってるって・・・」
琴葉「春からの稼働を目指すのよね・・・?」
P「そうだな。あの辺り一帯の住所や町名も変えてく予定だ・・・」
紬「おー、よしよし・・・」
P「行ってきます・・・」
伊織「行ってきます・・・!」
『いってらっしゃい!』
・・・
(高等部)
次郎「それじゃ、転校生紹介するからね・・・」
ガララッ
ピエール「(えっ・・・!?」
ルゥ「『ルゥ・ナガヨシス』です、よろしくな!」
ピエール「(な、なんで・・・!?」
・・・
愛増学園
初等部、中等部、高等部、付属大学にひとまとめされている。桃子は初等部の担任、育は初等部と高等部の兼任。Pは付属大学の職員として、春から『県立研究都市(旧機械都市跡地』の所長として活動していく
ルゥ:『ラスト・アクトレス』のキーキャラクターの一人で、『おとぎの国』でも絡みがあった。果穂とピエールの関係に一石を投じようとナイアが呼び込んだが・・・
『永吉昴』とは似た者の別人
621 : 兄(C)   2020/03/22 18:03:59 ID:vq4mDpFses
>>620
ナイア「さてさてさて~ナイアちゃんからの特別プレゼントですよ~♪」
ナイア「これからどうなるかが楽しみですねぇ~♪」
・・・
果穂「結論から達するに真正面から行きます!」
梨沙「男はそれ位やるのがベストなのよ・・・」
桃華「そうですわ・・・殿方は時に女性のそう言った行動にドキッとするのですわ!!」
千枝「こういう時は腕に絡むのが良いと思うよ・・・」
ありす「直央君・・・あの三人は何故あんなに詳しいんですかね・・・」
直央「多分だけど知らない方が良いと思うよ・・・」
晴「環分かるか・・・?」
環「分らない・・・!!」
果穂「馬鹿みたいに悩んでたのが馬鹿みたいですね!」
梨沙「そうよ!女は度胸ってママが言ってたわ!!」
果穂「行きます!!」
志狼「おう、果穂。ピエールがなんか転校生の『男子』にアタックされてたぞ・・・?」
果穂「・・・はぁ・・・?」
ありす「この大馬鹿野郎!!」タブレットで叩く音葉
志狼「なんでさ!!」
622 : Pくん   2020/03/22 18:29:35 ID:O2FVKiFoUg
>>621
(昼休み・食堂)
P「なるほど、あの娘が『ルゥ』・・・(ピエール達に急遽呼ばれた音葉」
ピエール「うん・・・」
P「門矢センセイじゃないとすれば・・・」
ジュリア「一体、誰が連れてきたんだが・・・」mgmg
海美「P先生、心当たりは・・・」
P「あるな、一人だけ休眠を逃れた『テオス』が居る。どちらかと言うと、朋花ぽいけどな・・・」
ジュリア「まさか、ルゥがなぁ・・・」
海美「大丈夫かな・・・」
ピエール「多分、大丈夫・・・」
P「多分・・・?」
ピエール「ルゥ、世界の壁を越えるの『2度目』・・・」
ジュリア「えっ・・・」
海美「どういう事なの・・・?」
ピエール「ボク、P先生の代わりに『平行世界』入った・・・」
P「そういえば、そうだったな・・・」
ピエール「『おとぎ話の世界』、そこにもルゥ居た・・・!」
ジュリア「なっ・・・」
海美「なんで・・・!?」
P「(おそらく、テオスだ・・・」
・・・
昴「俺のそっくりさん・・・?」
千早「えぇ、『学園』に転校生として来たみたいね・・・」
昴「そんな事もあるんだな・・・」
千早「自分と同じ顔した人間は3人居るとは聞くけどね・・・」
・・・
果穂「女の子じゃないですか・・・」
志狼「あれ、ホントだ・・・」
ありす「確かにボーイッシュではありますけど・・・」
環「すばるそっくりだな・・・」
・・・
ピエール「果穂・・・」
P「大方、お前ついでにルゥを見に来たってところか・・・」
ジュリア「まだケンカしてたのか・・・」
海美「それにしても、仲がいいね。果穂たちは・・・」
(果穂達の集団は端から見ると、初等部と中等部の連合みたくなっている)
623 : バカP   2020/03/22 18:48:53 ID:vq4mDpFses
>>622
梨沙「・・・」
ありす「梨沙さん・・・?どうしたんですか・・・?」
梨沙「いやね・・・初対面じゃないって事よね・・・?」
小春「いきなりアタックするからね~」
雪美「何処かで会った・・・?」
梨沙「つまりコレって・・・」
莉嘉「浮気ってことじゃない!!!!」
メアリー「ええぇ!!ピエール最低じゃないの!!」
晴「うおぉ!?中等部の喧しタッグ!!」
ありす「まだ浮気かどうかはわかりませんよ!!」
莉嘉「チッチッチッ・・・ピエール君は果穂と今まであってない時間が合った・・・」
メアリー「喧嘩してたって言うじゃない・・もう確定にコレは・・・」
みりあ「ピエール君は果穂ちゃんを見捨てちゃったの・・・?」
莉嘉「酷いよね~アンナにイイ子なのに・・・」
果穂「はあ・・・浮気・・・・?」母親張りのオーラ・・・
晴「あっヤベェ・・・」
直央「違うよ!果穂ちゃん!落ち着いて!!」
果穂「ちょっと・・・ピエール君とオハナシして来ます・・・」ユラァ・・・
桃華「凄いですわね・・・まるで霊気でしたわ・・・」
桃子「えっ?何が合ったの・・・?」
育「多分良くない事だと思う・・・」
624 : ぷろでゅーさー   2020/03/22 19:45:43 ID:O2FVKiFoUg
>>623
果穂「ピエールくん・・・」ハイライトオフ
P「(初手からハイライト無いんかい・・・」
ピエール「か、果穂・・・?(少しビビってる音葉」
ジュリア「(海美・・・」
海美「(う、うん・・・」
果穂「あの人(ルゥ)はお知り合いですか・・・?」
ピエール「う、うん・・・」
P「平行世界。本来はそこの住人なんだと・・・」
果穂「え・・・?(戦士の顔つきになる音葉」
ジュリア「(ナイスだ、Pセン・・・!」
海美「(そのまま、逸らし続けて・・・」
P「誰の仕業かは分かってる。何故、ピエールに狙いを付けたのかまでは分からん・・・」
果穂「もしかして、あたしのせいですか・・・?」
ピエール「それは・・・」
P「お前一人の『責任』では無いだろう。ただ、お前達がやってしまったのは『そういう事』なんだよ・・・」
果穂「はい・・・」
ルゥ「よう、ピエール!」
ピエール「ル、ルゥ・・・」
ルゥ「なぁ、今日空いてる?」
果穂「・・・!(戦士から乙女の顔つきに戻る音葉」キッ
ジュリア「(しまった・・・!」
海美「(折角消えてた炎が・・・!」
ピエール「えっと、今日はバイトが・・・」
ルゥ「そっかぁ、街を案内してもらいたいんだけどなぁ・・・」
海美「そ、それなら・・・!」
ジュリア「あたしらが案内するよ、ルゥ!」
ルゥ「あれ、ジュリアに海美も居たんだな。よろしくな!」
果穂「・・・」ジーッ
ピエール「(視線が痛い・・・」
P「これは『屋根裏の道化師』と『おとぎの国』で何かあったのかを聞くべきだな・・・」
・・・
おとぎの国のコミュも見ておくか・・・?
625 : Pサン   2020/03/22 20:39:01 ID:vq4mDpFses
>>624
下校中
ルゥ「なぁピエール!!街案内してくれよ!!」
ピエール「えっ?そ・・・それは・・・」
ルゥ「駄目か・・・?」
ピエール「(どうしよう・・・断るとマズい気がする・・・」
何処からともなく発生している負のオーラ
ピエール「(あぁぁボクは今どうすればいいの・・・みのり、恭二・・・」
・・・
みのり「イーップシュ!!」
恭二「風邪ですか・・・?」
みのり「そうなっては欲しくないね・・・」
恭二「気を付けてくださいよ・・・新型コロナが流行ってるんですから・・・」
みのり「うんうん・・・そうだね。ピエールも手洗いうがい消毒を心掛けさせようか・・・」
・・・
千雪「ハッ!!」コポポポポ・・・
283P「アツッ!!!」お茶が零れ手にかかる音葉
千雪「今!愛娘の!SOS!を感知した気がします!!」慌てて出て行く音葉
夏葉「大丈夫・・・?」
283P「手が痛い・・・」ジンジンジン
夏葉「千雪さんはどうしたのかしら・・・?」フキフキ
283P「愛娘のSOSって果穂の事か・・・?」
夏葉「何ですって!!果穂のピンチは!チームのピンチ!今直ぐ行くわよ!!」雑巾を叩き付ける音葉
283P「イタイ!!」バシン
626 : 貴殿   2020/03/22 22:17:03 ID:ynsKtBLkgk
>>625
ルゥ「ダメなのか・・・?」
ピエール「いや、その、バイトが・・・」
ルゥ「それなら、途中まででいいからさー・・・」
果穂「なら、私も同席しましょうか・・・?」
ピエール「果穂・・・」
ルゥ「ん、誰・・・?」
果穂「中等部の小宮果穂と言います・・・」ジトッ
ルゥ「なんか、怖いな。あん時のエレナみたいだ・・・(思わずピエールの背中に隠れる音葉」
果穂「っ・・・!」
ピエール「果穂は、そんなコじゃないから・・・」
果穂「・・・!///」
ルゥ「で、どういう関係なの・・・?」
果穂「お付き合いをしていますが、何か・・・?」
ピエール「うん、そう。恋人どうし・・・」
ルゥ「ふーん。それじゃ、いける所まで頼むよ。残りは果穂にお願いするから・・・」
ピエール「それなら・・・」
果穂「仕方ありませんね・・・」
ルゥ「(なんだろ、ピエールの恋人だって聞くと・・・」









『モヤモヤする・・・』
627 : ごしゅPさま   2020/03/22 23:31:09 ID:vq4mDpFses
>>626
ピエール「怖かった・・・果穂が怖かった・・・」
恭二「そ、そうか・・・」
みのり「女の子の嫉妬は恐ろしって言うよ・・・気を付けるんだよ・・・」
ピエール「あそこ迄嫉妬のオーラ出るの・・・?」
みのり「そりゃ彼氏が知らない女の子にイチャイチャされてたら内心溜ったモノじゃないからね・・・」
恭二「ピエール本人はそう思ってなくても多感な時期の果穂には嫉妬しかないだろな・・・」
ピエール「気を付ける・・・」
みのり「本当だよ・・・下手に後手に回ると仲良しの『チビッ子軍団』に変な噂をばら撒かれるからね・・・」
恭二「二股野郎何て言われた日には学校に行けないな・・・」
ピエール「・・・マズいね・・・・」
みのり「こういう時は同級生に助けて貰うのが一番だね・・・」
ピエール「でも涼はイマイチだし・・・」
恭二「うん・・・アイツは下手したら3股って言われてるからな・・・」
みのり「火に油処か火炎にニトログリセリンだよソレ・・・」
フンフン~フフ~ンフフフフーン(フレデリカ風の入店サウンド
みのり「いらっしゃい・・・ませ・・・」
恭二「あっ・・・」
ピエール「えっ・・・あっ・・・」サァー
樹里「よう・・・ピエール・・・ちっと面貸せよ・・・?」
智代子「悪いようにはしないよ~」
凛世「・・・・・・・」スゥーン
自動ドアの前にはおっかない彼女の仲間が居た・・・
628 : 5流プロデューサー   2020/03/23 05:52:40 ID:ABTsjII2qE
>>627
みのり「それなら、ウチの応接間使ってくれないかな・・・」
ピエール「みのり・・・!?」
智代子「それなら・・・」
樹里「話は早い方がいい・・・」
みのり「後、恭二も同席させるね。1vs3は分が悪いから・・・」
恭二「えっ、俺・・・!?」
凛世「それは構いませんが・・・」
ピエール「その方が、心強い・・・」
樹里「分かったよ・・・」
・・・
(遮二舞巣市『県立研究都市』Pのラボ)
P「ほーん、園田達がねぇ・・・」
みのり『一応、恭二も同席はさせたんだけど・・・』
P「その判断は間違いじゃない。ただ・・・」
みのり『ただ・・・?』
P「結託したオンナは怖ぇからな。気を付けないと・・・」
みのり『うーん、それは確かに・・・』
P「ピエールに落ち度が無いとは言い難い。だが、果穂が余計な茶々を入れなければ、ここまでの事態になりはしなかった・・・」
みのり『そういって、分かってくれるかなぁ・・・』
P「まぁ、無理だろうな。それが出来たら、苦労はしないよ・・・」
みのり『終わったら、また連絡しますね・・・』
P「あいよ」ピッ
鏡晶葉「まぁまぁ、酷い会話だったが・・・」
P「気にするな・・・」
鏡晶葉「しかし、何だってこんな事に・・・」
P「一人だけ、無理矢理『起きた』テオスの仕業だな・・・」
鏡晶葉「テオスの『ナイア』と言ってたか・・・」
P「朋花ぽいと言ってたが、記憶まで朋花になってきたな・・・」
鏡晶葉「いいのか、そんな事を言ってて・・・」
P「構わんよ、怖かねぇ・・・」
鏡晶葉「膝が震えてるぞ・・・」
P「冗談はさておき、ナイアの奴ぇ・・・」
鏡晶葉「学校が統合されたままの『弊害』が出たな・・・」
P「確かにな・・・」
629 : 貴殿   2020/03/23 09:41:44 ID:M3azonnyCY
>>628
鏡晶葉「それとナイアと言う名前を調べたらこんな名前が出て来た・・・」
P「何よ・・・?」
鏡晶葉「『ナイアルラトホテップ』・・・」
P「文字通り邪神だな・・・」
鏡晶葉「破滅を望む人々を嘲笑う黒き混沌の邪神だな・・・」
P「何とかやり返せないかねぇ~」
鏡晶葉「あの邪神は火の邪神『クトゥグア』を一貫して苦手らしいが・・・」
P「他のテオスは確実に全員『眠ってる』状態だしな・・・」
鏡晶葉「だからこそやりたい放題なんだろうな・・・」
・・・
千雪「・・・」ジッーーーー
果穂「」遠くて聞き取れない音葉
ルゥ「」
千雪「あの子ね・・・」
夏葉「成程・・・」
千雪「千早ちゃんの所の子・・・?」
夏葉「年齢が一致しないわ・・・そっくりさんの可能性が高いわね・・・」
千雪「どうします・・・?処す処す?」
夏葉「早まってはいけないわ・・・じっくり調べて処す・・・」
630 : 我が友   2020/03/23 09:57:00 ID:ABTsjII2qE
>>629
P「やはり『終焉』を与えるべきだったか・・・」
鏡晶葉「でも、エンドナイフは弱体化したんだろう・・・?」
P「まさか、あの母さんが『そんな事』出来るかよ・・・」
鏡晶葉「えっ・・・」
P「吸血鬼の『不死性』ですら『突破』するんだぞ。おそらくだが、『枷』を嵌めたにしか過ぎない・・・」
鏡晶葉「枷・・・」
P「厄介な事にエンドナイフ自体に『自我』が芽生えてるようなもんだ。手を出されたと感じたら、俺を殺しにかかるはず・・・」
鏡晶葉「なるほど・・・」
P「だが、今の俺にはエンドナイフを顕現出来ない。『来るべき時』が来ないと仮定しているんだろうな・・・」
鏡晶葉「もう『戦わない』と・・・」
P「『悪意』の根絶なんて出来やしない。いつ目覚めてもおかしくは無いんだ・・・」
鏡晶葉「P・・・」
P「今の西城達が『いい例』だ。ピエールの回答1つで『どうにでもなる』。だからこそ、鷹城達には気を付けてもらわないとな・・・」
・・・
(最高町:渡辺雑貨店、応接間)
恭二「とりあえず、茶だ・・・」
智代子「ありがとうございます・・・」
凛世「・・・」ペコリ
樹里「ありがとう・・・」
ピエール「・・・(怖じ気づいている音葉」
樹里「アタシらは何も取って食おうとか思ってねぇよ・・・」
恭二「いや、オーラ半端無かったからな・・・」
智代子「私たちは二人が心配なんだよ・・・」
凛世「果穂さんの責任とはいえ、二人が離ればなれになっていた間に何があったのか・・・」
ピエール「それは・・・」
恭二「(まぁ、俺も気になってはいるが・・・」
ピエール「分かった、お話しする・・・」









『ボクに起こった全てを・・・』
631 : 兄ちゃん   2020/03/23 10:35:01 ID:M3azonnyCY
>>630
P「って言うかあの邪神・・・今何処いるんだよ・・・?」
鏡晶葉「一応モニターしてるが反応は全く無い・・・」
P「えっ・・・元メカゴジラシティの強力な量子コンピュータの量子レーダーでも・・・?」
鏡晶葉「下手するとアイツ地球に居ないんじゃないか・・・?」
P「オイオイオイオイオイ・・・」
鏡晶葉「腐っても神だ・・・邪神だがな・・・」
P「なら何処に居る・・・まさか・・・」
鏡晶葉「あぁ・・・下手するとアイツ・・・『月』に居るんじゃないか・・・?」
P「・・・地球圏の外だと俺の力が受け付けんからな・・・」
鏡晶葉「だから衛星軌道上の衛星アークを攻撃できなかったのか・・・」
P「精度もそうだが人間は地球に縛られてるって話だからな・・・」
鏡晶葉「そう言えばヤッパリアイツらは・・・」
P「あぁ・・・ライダーの記憶が無くなってる・・・」
鏡晶葉「徹底的な武器剥奪か・・・規模の問題だが・・・」
P「ん?」
鏡晶葉「強大な悪との戦いは無くなっても規模の小さい悪意の小競り合いはあると思った方がいいかもな・・・浮気がバレたお前みたいに」
P「よせいやい・・・」
・・・
月面
ナイア「そりゃそうですよ~人間に本質は悪意と善意の二極・・・」
ナイア「ですがその強大な悪意は全部ゼロワンにあげちゃいましたからね~」
ナイア「アッチはアッチで今は地獄の様な状況ですね~そしてこっちは酸いも甘いも・・・」





『私の好物の『修羅場』が見れるんですからねぇ~』ワインを注ぐ音葉
632 : Pたん   2020/03/23 11:48:30 ID:ABTsjII2qE
>>631
P「どんな事情があれど、記憶だけは消さないで欲しかったけどな・・・」カチャ
鏡晶葉「その『ライドウォッチ』は・・・?」
P「のあが渡してきた・・・」
(回想)
のあ「『世界』は間もなく別れるわ・・・」
P「そうだな・・・」
のあ「その前に貴方に渡しておくわね・・・(ライドウォッチを手渡す音葉」
P「『ゼロノス』のライドウォッチ、何で・・・!?」
のあ「貴方が残した『布石』を探しだそうとしたのが鏡の晶葉達以外に居たのよ・・・」
P「誰なんだよ、その人は・・・?」
のあ「百瀬悠利・・・」
P「いや、待て悠利さんの『チカラ』は鏡果穂が・・・っ!」
のあ「気付いたわね・・・」
P「ユキナとレイナを『未来』から送り届けた方の『悠利』さんか・・・」
のあ「えぇ・・・」
P「まさか、悠利さんは・・・」
のあ「消滅したわ・・・」
P「本当の事を言え、のあ・・・!」
のあ「果穂達を恨まないでほしいの・・・」
P「何でだよ、『そんな事』をさせる為に俺は・・・(怒りに震える音葉」
のあ「恨むなら、直接『手を降した』私にしなさい。果穂達はオーマとして貴方達を救おうと必死になっていたのよ・・・!」
P「自分達の邪魔になったから消したのも同然って言ってるようなもんじゃねぇか・・・」
のあ「っ・・・」
P「正義と正義がぶつかり合えば『戦争』になる。それは『歴史』が教えてきた事だ。だがなぁ、やっていい事とそうでない事の区別ぐらいはつくんじゃねぇのか・・・!」
のあ「それは・・・」
P「あの朋花みたいなテオスの事だ、『悪意』から遠ざけるという名目で大体の人間から『戦ってきた』記憶を消してもおかしくはない・・・」
のあ「そうね・・・」
P「そんな事、許されていい訳がねぇ・・・!」
のあ「それでも『悪意』からの決別は避けられないわ・・・」
P「悪いが『この事』は尾を引くぞ・・・」
続く
633 : Pサン   2020/03/23 11:54:09 ID:ABTsjII2qE
>>632
のあ「覚悟の上よ・・・」
P「この命はもう『戻れない』、誰の『記憶』にも残っていないから・・・」
(回想終わり)
P「この『ゼロノス』の持ち主が消えたのは、俺のせいでもある。そして、この事をどうしても悔やんでしまうだろう・・・」
鏡晶葉「だから、果穂に素っ気なくなってしまうと・・・」
P「大人気ないと言われても、致し方無いけどな・・・」
・・・
ルゥ「今日はありがとな、果穂!」
果穂「お役に立てたのなら、何よりです・・・」
ルゥ「で、一ついいか・・・?」
果穂「何ですか・・・?」
ルゥ「果穂とピエールってさ・・・」








『ケンカでもしてんのか・・・?(悪気がなく聞く音葉』
634 : Pくん   2020/03/23 13:42:52 ID:M3azonnyCY
>>633
果穂「えっ・・・」
ルゥ「だって二人は恋人だってのに妙に距離感があるって言うか・・・」
千雪「あの子何を言ってるの・・・」ビキビキッ壁にヒビが入る音葉
夏葉「何処の馬の骨か知らないけど果穂の何を知って・・・!!」ビキビキッ
ルゥ「明らかに避けてるんだよピエールが・・・分かるか・・・?」
果穂「ッ・・・」
千雪「・・・避けてる・・・?」
夏葉「よ~し処す!絶対処す!そら処すぞ!!」
千雪「待って夏葉ちゃん!!」キュ
夏葉「はぅ・・・!?」首が閉まる音葉
・・・
鏡晶葉「だからと言ってこのままで居るのは良くないぞ・・・」
P「分ってんだけどな・・・」
光「Pは見た目の割に中身が子供だからな・・・」スタスタスタッ一般通過光
志希「わははは~言えてる~そう言うとこだもんねぇ~」スタスタスタッ一般通過志希
P「誰が子供だ!!」
鏡晶葉「そう言う所やぞ・・・」
P「ぬぐっ・・・」
鏡晶葉「無理にとは言わないが受け入れるんだな・・・」
P「ドライだな何処の晶葉も・・・」
鏡晶葉「科学者は否応なし現実を突きつけられる・・・否でも受け入れるさ・・・それが本当のリアリストでロマンティックな未来を見る科学者の在り方さ・・・」
635 : プロデューサーくん   2020/03/23 15:17:17 ID:ABTsjII2qE
>>634
P「ふん・・・」
鏡晶葉「やれやれ・・・」
P「(これまでの事を無かったようにされるのが嫌だと言えば、テオスが何かしかねないからな・・・」
P「ようやく、『ブランクメモリ』の作成にまでこぎつけた・・・」
鏡晶葉「これは偉大な一歩だ。だが、終わりではない・・・」
P「あぁ、次は『コイツ』にエネルギーを叩き込まないといけないあらな・・・」
・・・
ピエール「果穂が『果穂』で無いことに気付いた時、ボクはオーマの仲間に狙われた・・・」
樹里「オーマの仲間・・・?」
凛世「果穂さんを『我が魔王』と呼んでいた方々の事かと・・・」
恭二「(マジかよ・・・※あくまで聞き役に徹する音葉」
智代子「狙われたっていうのは・・・」
ピエール「ボクの記憶、変えようとした。ボクが戦いの記憶を取り戻すと、都合悪くなる・・・」
恭二「そういえば、ピエール言ってたな。果穂が果穂じゃないって・・・」
智代子「思えば、今の『学園』に通うようになってからだよね。果穂とピエールくんがすれ違うようになってたのは・・・」
凛世「何故、ピエールさんさ分かったのでしょうか・・・?」
ピエール「カガミカホは嫌だったと思う、自分が『果穂』である事を・・・」
樹里「でもよ、おかしくねぇか・・・」
智代子「何が・・・?」
樹里「Pさんから聞いたんだけどよ・・・」
・・・
P「オーマは果穂かと思っていたのが、鏡果穂だった・・・」
鏡晶葉「時々、入れ換えていたんじゃないのか・・・?」
P「果穂は鏡果穂に成り代わったんじゃなく『成り代わられた』のかもな・・・」
鏡晶葉「記憶の流入をしたつもりが逆流されたのか・・・」
P「悪知恵の働く疑似姉妹なこったぁだな・・・」
636 : 監督   2020/03/23 18:22:22 ID:fbkbWiHrSI
>>635
鏡晶葉「まぁあの擬似姉妹の件は置いておこう・・・」
P「まぁ追々アイツらが片付けるだろうよ・・・」
鏡晶葉「実際に言うが今『壁』に当ってるだろ・・・」
P「良くご存知で・・・」
鏡晶葉「次元の壁を抉じ開けるのは生半な技術じゃない・・・一種の技術的特異点とも呼べる危険極まりない部分だ・・・」
P「あぁ・・・分ってる・・・」
鏡晶葉「例えこのメカゴジラシティの技術やキタカミ達の技術を使っても無理と言える領域だぞ・・・それこそ人類が到達していない『魔法』と呼ぶ物だぞ・・・」
P「約束は守らないといけない・・・それが大人だ・・・」
鏡晶葉「(全く・・・普段は子供みたいに意地を張って喧嘩を売る癖にこういう時だけ大人ぶって・・・全く・・・」
P「何だよ・・・」
鏡晶葉「何でもないぞ・・・頼むぞ助手」
P「待て何で俺が助手なんだよ・・・お前だろ助手は!!」
鏡晶葉「馬鹿たれ!!信頼を意味する言葉だこの大馬鹿野郎!!」
光「大丈夫かあの所長と首席研究員・・・?」
キタカミ「まぁ何とかなるだろ・・・こっちは分厚い壁が100以上もあるんだ気合入れろ・・・」
光「(・・・平行世界か・・・アレ?昔の記憶に何か合った様な・・・思い出せない」
・・・
ナイア「精々頑張って下さいねェ~技術の壁はそう易々と砕けませんよ?」
ナイア「それこそ世界を移動する力を持つ『門矢一族』や『最初のアルターエゴ』である私くらいでしょうね・・・簡単に終わらせるのわ・・・」
・・・
士は既にこの世界には居ない・・・
ナイアは真体が三番目に造った管理システム『アルターエゴ』の最初個体
637 : 高木の所の飼い犬君   2020/03/23 18:41:54 ID:TnKAr4Fano
>>636
果穂「(ピエールくんがあたしを避けてる・・・」トボトボ
「かーほっ!」
果穂「はわっ!?」
千雪「うふふっ、私よ♪」
果穂「お母さん・・・」
千雪「大丈夫、今は貴女と私だけよ・・・(夏葉は傍に居るも」
果穂「うっ・・・」
千雪「悔しいのよね、ルゥさんに言われた事は全て合っていたから・・・」
果穂「あたし、あたし・・・」
千雪「今は違うでしょ・・・?」ニコッ
果穂「うわぁぁぁぁぁぁん・・・(千雪の胸で泣きじゃくる音葉」
夏葉「へっ、何、何が起きて・・・」
(千雪に抱きつきながら泣きじゃくる果穂の姿)
夏葉「果穂・・・」
・・・
智代子「そんな事が・・・」
樹里「納得しなきゃいけないんだろうけど・・・」
恭二「まるで、そのPさんみたくなってるよな・・・」
凛世「少し見えてきた『モノ』もあります・・」
みのり「そうだね・・・」ガチャ
ピエール「みのり・・・」
みのり「いいかい、ピエール。その感情は・・・」
凛世「樹里さん、智代子さん。ピエールさんの感情の正体は・・・」
・・・
千雪「ピエールくんは貴方にある『感情』を抱いたと思うの・・・」
果穂「感情・・・」
千雪「そう、それはね・・・」








みのり・凛世・千雪『怒りだ(です)(よ・・・)』
638 : お兄ちゃん   2020/03/24 00:04:47 ID:sE307Hwk8s
>>637
283P「師匠と世界を両方救いたいという子供ながらに考えた結果か・・・」
天井「全く甘いにも程があるなお前の娘は・・・」
283P「おっしゃる通りです・・・」
はづき「でもそこは仕方ないですよ・・・しっかり者でも果穂ちゃんはまだ中学生なんですから」
天井「大も小も救いたい犠牲になるのは自分だけ・・・」
283P「それが最良と考えたんだろうな・・・」
天井「だがそれは個人の独善だ・・・意見も聞かずに推し進めた愚策でもある・・・」
283P「アイツはそこまで気付けって言うのは無理だと思いますがね・・・」
はづき「でも信じて貰えないって自分だけで結論出しちゃいましたしね・・・」
天井「何を言おうと終わった事だ・・・何処かで折り合いを付けんと長引くぞ・・・」
283P「分ってますよ・・・」
天井「分ってるのならサッサとしろ世の中はそんなに甘くないぞ・・・」
283P「ハイ・・・」
天井「所でお前その手は如何したんだ・・・?」
283P「妻の熱い愛を注がれてしまいました・・・」右手が包帯グルグル状態
天井「ある事で視野が狭くなるのは母親譲りだったか・・・」
はづき「そう言う所は微笑ましいですね~」
639 : レジェンド変態   2020/03/24 00:43:59 ID:gdnhJJ2AFE
>>638
果穂「ピエールくんの怒り・・・?」
千雪「そうね、何の相談も無しに『色んな』事が降りかかってきて・・・」
夏葉「それに『鐘の果穂』でしたっけ、そっちの存在はPさんに気が向いてたって・・・」
果穂「だからこそ、何とかしたかったんです・・・」
千雪「そこで立ち止まれるのが『本当のヒーロー』じゃないかしら・・・」
果穂「っ・・・」
夏葉「過ぎた事はもう戻らないわ・・・」
千雪「そうね、夏葉ちゃんの言う通りよ・・・」
果穂「でも、ピエールくんには避けられてしまうんです・・・」
・・・
ピエール「ボク、怒ってる・・・」
みのり「あぁ・・・」
凛世「とは言っても、見えにくいものでした。『怖れ』と『怒り』が入り交じっているような表情でしたので・・・」
樹里「果穂はどうしたら、良かったんだ・・・?」
智代子「立ち止まっていれば、良かったのだろうけど・・・」
恭二「まぁ、難しいよな・・・」
ピエール「恭二、みのり。どうすれば・・・」
みのり「まずは向き合う事だ・・・」
・・・
千雪「貴女の行動が皆に迷惑を掛けた。その中でも特に被害が大きかったのは『Pさん』次いで『ピエールくん』よ・・・」
果穂「それは・・・」
夏葉「『Pさん』はもう大丈夫だとしても・・・」
千雪「ピエールくんに対しては、まだ何も出来てない・・・」
果穂「出来ることなら、謝りたい。でも・・・」
・・・
ピエール「果穂を見ると、色んな感情がうずまく・・・」
恭二「どうしたもんか・・・」
みのり「後はピエール次第かな・・・」
ピエール「うーん・・・」
640 : Pたん   2020/03/24 08:48:11 ID:6EPz2AbmhM
>>639
夏葉「何とかできませんか・・・?」トレーニング中
道流「う~ん・・・こういうのは難しいんじゃないかい・・・?」トレーニング中
信玄「年頃の男女の事だからね・・・何処かでお互い踏ん切り付けるしかないな・・・」トレーニング中
夏葉「やっぱり厳しいわね・・・」ガシャン
道流「だけど時間を掛ければ良いって物でもないしね・・・」
信玄「長引けば長引くほどお互い合いにくくなるしな・・・」
漣「あん?何でだよ?そんなもん気にするのがバカじゃねぇか・・・!」
タケル「野生児には分らん感情だろうな・・・」
漣「んだと!!やんのかコラァ!!」
海美「・・・」
夏葉「このままじゃ確実にあの二人は関係が悪化する・・・」
信玄「お互い真に受け易い性格だからな・・・」
道流「気にし過ぎてお互いが自分で気にするタイプだからね・・・」
海美「こういう時こそ私達裏方の出番じゃないかな・・・?」
夏葉「どういう意味・・・?」
海美「このままじゃダメんだよね?」
641 : おにいちゃん   2020/03/24 11:32:56 ID:pQyhz4fNKc
>>640
海美「とは言うものの、ルゥが『悪い娘』じゃないのも知ってるからなぁ・・・」
夏葉「よくよく考えたら、何者なのかしら・・・」
海美「うーん、なっちゃん達は『戦いの記憶』が無いからねぇ・・・」
夏葉「桜木さんとこの『昴さん』とは違うのよね・・・」
海美「確かに似てるけど・・・」
・・・
(最高町発スクールバス車内)
果穂「(ボクは、果穂に怒ってる・・・」
・・・
(遮二舞巣市発スクールバス車内)
果穂「(ピエールくんはあたしに怒ってる・・・」
・・・
(愛増学園校門前)
ピエール「果穂・・・」
果穂「(ビクッ)ピエールくん・・・」
ピエール「・・・」
果穂「・・・」
ピエール「おはよう・・・」
果穂「おはようございます・・・」
ルゥ「よう、ピエール!」
ピエール「(ビクッ)おはよう、ルゥ・・・」
ルゥ「果穂も居たのか、おはよう!」
果穂「おはようございます・・・」ペコッ
ルゥ「途中まで一緒に行こうぜー(二人の手を引く音葉」グイッ
ピエール「う、うん・・・」
果穂「は、はい・・・」
・・・
「『この世界』に居るんだよね・・・」










『ステラ・・・!』
642 : 我が友   2020/03/24 12:17:49 ID:6EPz2AbmhM
>>641
未来「って事が有ったんだってぇ~」
静香「それは果穂が悪いしか言えないわね・・・」
翼「でもそれって気付けない私達も問題ですしね~・・・」
静香「でも結果的に言えば恋人の仲を悪くするきっかけになったのは確かよ!」
未来「静香ちゃん厳し~い・・・」
翼「そんなんだから堅物のモテない女子に成るんだよ~・・」
静香「喧しい!!私のそれと何が関係あるって言うの!!」
志保「先ずその部分で損してるわね・・・」
静香「アァアン!!」ギロォ・・・
志保「何かしら・・・?」ギロォ・・・
静香「ちょっと面貸しなさい・・・?」
志保「いいわよ・・・返り討ちにしてあげる・・・」
可奈「あわわわ!?!?」
星梨花「け、喧嘩は駄目ですよ!?」
杏奈「・・・・」スマホゲームポチポチ
未来「あれ?何でこうなちゃったの・・・?」
翼「わかんなぁ~い」
杏奈「少なくても・・・二人が悪い・・・」
未来「えっ?」
翼「そうなの~?」
杏奈「・・・うん」
643 : プロデューサーはん   2020/03/24 14:17:54 ID:pQyhz4fNKc
>>642
(大学研究室)
P「怒りねぇ・・・」
果穂「はい・・・」
P「まぁ、ピエールだって人間だからな・・・」
果穂「あたしはどこで道を間違えたのでしょうか・・・」
P「止めい、俺に突き刺さってくるから・・・」
果穂「よくよく考えれば、P先生はその場での連携は凄かったですね・・・」
P「まぁな・・・」
果穂「独りよがりでやってたイメージでしたが・・・」
P「俺にそのつもりは無いからな・・・」
果穂「ピエールくんは、こんな『オンナ』嫌でしょうか・・・?」
P「そんな『オンナ』が嫌になるんじゃない・・・」
果穂「え・・・?」
P「そう思い始める『ヤツ』が嫌になっていくんじゃないか・・・」
果穂「会話が続かないんですよ・・・」
P「まだ大丈夫だよ、そこから『ヤマ場』に入らなきゃな・・・」
果穂「はい・・・」
・・・
桃子「何を言ってるの、育は・・・?」ヒクヒクッ
育「だから、本当に居たんだよ!」
桃子「そんなメルヘンな・・・」
育「わたし、見たんだから・・・」








『妖精さんみたいに小さくて、羽が生えてる桃子ちゃん!』
644 : 夏の変態大三角形   2020/03/24 15:20:45 ID:6EPz2AbmhM
>>643
桃子「・・・」哀れな物を見る視線
育「そんな哀れな物を見るような眼はやめてよ!親友でも傷付くよ!!」
環「おっ!!どうしたんだ二人共!!」
桃子「環・・・今育をね頭の病院に連れて行くか検討してるの・・・」
環「えっ?育病気なのか・・・?」
育「至って健康体!!頭に病気は無い!!むしろPさんを病院に連れて行くべき!!」
桃子「そもそもこの物理法則の確立した現在で妖精だなんて有り得ないよ!!」
育「でも見たんだもん!!」
桃子「そんなト〇ロみたメイみたいに言わないの!!」
環「妖精?おお!!環も見て見たいぞ!!」
桃子「駄目だそっち側だった・・・」
梨沙「ちょっと!!」ガシャン!!
ありす「大変です!!」
桃子「今度は何!!」
ありす「見ました・・・見たんです!!」
桃子「何を見たって言うの!!」
晴「眼だけが光ってた・・・」
育「プレデター!?」
梨沙「そこ悪乗りしない!!」
桃華「聞きたい事は桃子さんは私と同じ妖精族なのですか・・・?」
桃子「桃子人間だけど・・・」
桃華「ですが先ほど見た桃子さんは妖精族特有の花の匂いがしましたわ・・・」
育「やっぱり・・・」
・・・
桃華は妖精族の王女です・・・(忘れ設定)
645 : 桃子はあくまで教師だし、オーガストランザーは王位継承の証   2020/03/24 16:12:25 ID:pQyhz4fNKc
>>644
桃子「ふーっ、そういうのは桃子じゃなくてお兄ちゃんに聞いてみたら・・・?」
育「そっか!」
桃華「それも一理ありますわね・・・」
桃子「予定表だと、今日は『こっち』みたいだし・・・」
育「うん、そうだね。お昼休みに聞いてみる・・・」
・・・
P「妖精族・・・?」
桃華「はい・・・」
P「(ナイアの奴、『大事なモン』は抜いていく癖して!」
P「小さいおじさんじゃなくて、小さい桃子ねぇ。今もちんまいが・・・」
育「それ、本人の前で言ったら怒られるよ・・・」
P「そうだな、気を付けるよ・・・」
桃華「では、無くて!」バァン
P「育は通勤途中に、櫻井は学園内で見たとなると・・・」
桃華「わたくし以外にも目撃証言は出ますわね・・・」
P「そういうトンチキ、いや『ルゥ』が居る時点で充分トンチキか・・・」
・・・
ピエール「(殺気・・・!」
「てやぁーっ!(飛び蹴りが迫る音葉」
ピエール「(甘い・・・!」
「避けられたっ!」
ピエール「えっ・・・!?(オーガストランザーを取り出すも驚く音葉」







『小さい桃子先生・・・!?』
646 : 貴殿   2020/03/24 16:47:24 ID:6EPz2AbmhM
>>645
P「仮に妖精族の桃子が居るのなら・・・多分あいつだな・・・」
「失礼ですね・・・ナイアちゃんはそんな事しませんよ・・・?」
桃華「何処からか声がしますわね・・・?」
育「されど姿は見えず・・・」
P「噂をすれば影か・・・居るんだろ邪神!!出て来い!!」
「言われなくても直ぐそばに居ますよ・・・」
育「ああ!!窓に!窓に!!」
P「あん?かっ!?」
名状しがたき『闇に吠える者』の姿
桃華「きゅ・・・」バタン
育「SAN値チェ・・ック・・・」バタン
P「な何ななな!!何してんのお前・・・!!」
ナイア「おやおや失礼しましたね~コレは私の権能『千の無貌』の力で化けた化身ですよ・・・話しにくいので『貌』を変えますね~」
P「君悪いなお前・・・」
ナイア「それで?何の様ですか・・・?」別の貌になる音葉
P「妖精の桃子が居るらしい何か知ってるか・・・?」
ナイア「妖精ですか・・・?それはプロメアの管轄世界の住人ですね~・・・」
P「首謀者だろお前・・・吐け・・・」
ナイア「失礼ですね~私は私の管轄世界以外興味ないんですよ~特にプロメアの世界何て甘々で脳内お花畑の住人しか居ないんですよ~弄りがいがありません!!」
P「じゃあ誰が呼んだんだよ・・・?」
ナイア「さぁ?スライドシフトは生半可な事じゃ絶対不可能ですよ~?プロメアが起きてたら話は別ですが~・・・まず有得ませんね~」
P「じゃあ誰が・・・?」
ナイア「もしかしたら・・・」
P「おう何か分かるのか・・・?」
ナイア「愛ですよ・・・」
P「何故そこで愛!?」
647 : 監督   2020/03/24 18:30:22 ID:OKFjNe33hc
>>646
ナイア「冗談半分はこのくらいにして・・・」
P「残りは本気かい・・・」ビシィ
ナイア「プロメアの管理してた世界は通称『おとぎの国』、本来なら貴方がフィーニスの手によって『飛ばされる』筈だった世界・・・」
P「って事はピエールは・・・」
ナイア「そう、『おとぎの国』で『時の運行者』としての『チカラ』を拾ってきたって訳です・・・」
P「で、何で『タキシード』だったんだ・・・?」
ナイア「つまりはそういう事なのでしょう・・・」
P「まさか・・・」
・・・
モモ「その『小さい』っていうのは止めてって言ったよね、ピエールくん!」
ピエール「久しぶり・・・」
モモ「全く、モモは君と『ステラ』を連れて帰らないといけないのに・・・」
ピエール「あのね、モモ。ここ、ボクが最初から居た『世界』・・・」
モモ「じゃあ、何で『ステラ』はここに居るの?」
ピエール「誰かが連れてきた。でも、ボクじゃない・・・」
・・・
ナイア「まさか、ルゥちゃんが『おとぎの国』の住人だったとは・・・」
P「はぁ・・・!?」
ナイア「何らかの手違いで私が管理していた『ラスト・アクトレス』の世界に紛れ込んでいたみたいで・・・」
P「何がどうなってんだ・・・?」
・・・
ピエール「後ね、モモ・・・」
モモ「まだ、何かあるの・・・」
ピエール「あの時は言おうとして、止められたから言えなかったけど、ボク恋人居るから・・・」
モモ「えぇーっ!?」
・・・
ルゥの本名は『ステラ・ルゥ・ナガヨシス』、『おとぎの国』の第5王子として育てられていた筈がひょんな事から『ラスト・アクトレス』の世界に入り込んでいた
648 : せんせぇ   2020/03/24 21:24:22 ID:Q3R3BWbW9s
>>647
ナイア「いや、あのうっかり屋さんのプロメアの事です・・・ついうっかりでやらかしたに違いません!」
P「どんだけだよ・・・」
ナイア「あの子は際限無く大きくなれるんですよ・・・」
P「それで・・・」
ナイア「過去にオリンポス山クラスまで大きくなったことがあって・・・」
P「オリンポス山って・・・」
オリンポス山は火星にある現在観測された山で最大級の山脈その大きさ27km
ナイア「ついうっかりくしゃみをしたんですよ~」
P「うわぁ。想像したくないや・・・」
ナイア「ハイ、ご想像通り~台風が可愛いレベルの暴風を発動、山が消し飛び3つほど国が滅びました~」
P「うっかりってレベルじゃねえなそれ」
ナイア「だから多分・・・」






『今回も同じ理由でのうっかりですね♪』
649 : ごしゅPさま   2020/03/24 22:53:29 ID:BcwAUlp/Ug
>>648
P「ナイア、どの世界の人間にも等しく言える事がある。『俺たちは人形や駒なんか』じゃない・・・」
ナイア「それは分かっていますよ・・・」
P「嬉々として言うもんだから、確認をな・・・」
ナイア「少し前の貴方なら『終焉』を与えられたのかもしれませんが・・・」
P「調子に乗るなよ・・・」
ナイア「(っ・・・!」
P「『その気』になれば、こんな『枷』幾らでも外せんだよ・・・!」
ナイア「うっかりはうっかりです。彼女もやりたくてやった訳では無いと言うのを理解してください・・・」
P「管理者は人の命運を『玩具』に出来るほど、偉くは無いって言うのを覚えておけ。現に苦しんでいる『奴ら』が居るんだからな・・・」
ナイア「あのコには次に起きた時によく言い聞かせておきます・・・」
・・・
モモ「そんなの、聞いてない!」
ピエール「ボク、話そうとした。でも、モモ達は聞いてくれなかった・・・!」
モモ「そ、それは・・・」
ピエール「もう、関わらないでほしい・・・!」
モモ「そんな事を言われても、モモ達が困るの!国中がピエール達の事を・・・」
ピエール「それはモモ達の都合でしょ・・・!」
モモ「っ・・・」
ピエール「それにルゥは『おとぎの国』で過ごしていた時の記憶が・・・」
モモ「そんなっ・・・!」
・・・
果穂「(おとぎの国でピエールくんとルゥさんに何かあった・・・!?※木の陰から聞いてしまっていた音葉」
650 : プロデューサーはん   2020/03/25 06:09:12 ID:bV.R2m1VXA
>>649
帰還中
ナイア「ああ言いましたけどね、幼児を育てたことあるなら分かる筈ですよ・・・」
ナイア「どれだけ幼児が恐ろしいのを!」
ナイア「それと、わたしは人間を弄びはしませんよ~?ただ、破滅に導く切っ掛けを教えてるだけですから~」
ナイア「コレだから人間を『愛』するのはやめられませんね♪♪♪♪♪」
・・・
ピーちゃん「ポォー!」バサバサ
真乃「ほわぁ?ピーちゃんどうしました?」
ピーちゃん「ぽ」
真乃「なるほどそうなんですね~」
ロコ「マノ!動かないでください!ロコズフレンズがフライしてしまいます!」
真乃「ほわぁ!すみません・・・」もっさり
ロコ「分かればOKです!」
真乃「(でもピエールくんが誰かと話してたって誰だろう?」
651 : Pサン   2020/03/25 06:40:32 ID:uIFvl.crno
>>650
(Pの研究室、育と桃華は介抱中)
P「小さい桃子なぁ・・・」
桃子「お兄ちゃん、桃子に悪口・・・?」
P「そうじゃねぇよ、不思議な響きだなって・・・」
桃子「皆して、おかしな事ばかり言うんだから・・・」
P「まぁまぁ、落ち着け・・・」
桃子「ねぇ、お兄ちゃん・・・」
P「ん・・・?」
桃子「お兄ちゃんの知ってる桃子は本当に『先生』じゃなかったの・・・?」
P「そうだよ、バリバリの敏腕刑事だったんだがなぁ・・・」
・・・
ピエール「(参ったな・・・」
果穂「ピエールくん・・・」
ピエール「果穂・・・」
果穂「ごめんなさい、今の話。『たまたま』聞いてしまいました・・・」
ピエール「そうか・・・」
果穂「教えて下さい、ピエールくんは『飛ばされた先』で何があったんですか・・・!」
ピエール「ここまできたら、言わなきゃダメ・・・」
果穂「・・・(生唾を飲み込む音葉」ゴクッ
ピエール「ボクは・・・」








『飛ばされた平行世界で、「ステラ」、いや「ルゥ」のお婿さんにはれそうになった・・・』
652 : 変態大人   2020/03/25 14:35:12 ID:hoG5aNJaxs
>>651
果穂「・・・・」スゥー・・・ゆっくりと目からハイライトが消えていく音葉
ピエール「果穂・・・?」
果穂「あっ・・・ピエール君待っててくださいね・・・」
ピエール「えっ?」
果穂「少し妄言を言った妖精の羽を毟り取って来ますから・・・」
ピエール「待って待って待って!!!!」
果穂「ピエールくん離してそいつ殺せない!!」
ピエール「問題解決しないから!!拗れるだけ!!」
果穂「私から取ろうだなんて愚かな事をする者には神罰を与えねば!!」
ピエール「何それ!!魔王みたいになってるよ!!」
・・・
樹里「何が合ったんだありゃ・・・」
智代子「良くなってる・・・?」
凛世「いえ・・・どちらかと言うと・・・別方向にズレてます・・・」
樹里「だろうな・・・」
智代子「まさか・・・お婿さん候補になるなってね・・・」
凛世「・・・略奪愛でございますね・・・」
樹里「何でそんな事知ってるんだよ・・・」
凛世「智代子さんの恋愛漫画にそう書いてました・・・」
智代子「飛び火!!」
653 : 監督   2020/03/25 15:45:59 ID:qiDBsIG0vc
>>652
果穂「皆さん、何をしているんですか・・・?」ハイライトオフ
智代子「ひいっ、果穂・・・!」
凛世「たまたまでございます・・・」
果穂「たまたま、ですか・・・」
樹里「そ、そうなんだよ果穂・・・」
果穂「本当ですか・・・?」ハイライトオフ
樹里「あぁ・・・」アセアセ
果穂「そういう事にしておきましょう・・・」プイッ
ピエール「モモの羽、毟るのはダメ・・・!」
樹里「まるで『魔王』だった頃を思い出すぜ・・・」
智代子「本当だよ・・・」
凛世「迫力がございました・・・」
樹里「ん・・・?」
智代子「どうしたの、樹里ちゃん・・・?」
樹里「『魔王』だったって、果穂が何で『魔王』なんだ・・・」
智代子「そりゃ、樹里ちゃん。果穂は・・・」
凛世「何となく、果穂さんが『魔王』であった事は認識出来ますが・・・」
・・・
ナイア「まずいですね、このナイアちゃんの影響が及ばなくなっています・・・」
・・・
「ウソだろ・・・」












ルゥ『ピエールがオレのお婿さん候補・・・?』
・・・
『ステラ』と『ルゥ』は同一人物。但し、それぞれの世界、ルゥは『ラスト・アクトレス』、ステラは『おとぎの国』でしかその記憶を維持出来ない。『Pの世界』では『ルゥ』が顕現しているが・・・
654 : 箱デューサー   2020/03/25 17:25:42 ID:hoG5aNJaxs
>>653
みのり「えらいこっちゃ・・・戦争じゃ・・・」
恭二「みのりさん・・・?」
みのり「冗談はさて置き・・・まさかねぇ・・・」
樹里「アタシも驚いてんだよ・・・」
智代子「余計にややこしくなってきちゃったよ・・・」
凛世「擦れ違いが大きくなります・・・」
みのり「いやいや・・・皆は良くしてるよ・・・だけど」
恭二「事によってはピエールが出て行く事になりますね・・・」
カランカラン・・・
夏葉「何か合ったの・・・?」
樹里「来たな夏葉・・・取り合えず話を聞け・・・」
咲「ご注文どうぞ~」
夏葉「ホットコーヒーとティラミス・・・っで?何か合ったの・・・?」
智代子「非常にマズい事になったんだよ!!」
凛世「ピエール君が他国のお婿さんになる可能性が有ります・・・」
夏葉「あぁ~要するに縁談みたいな物・・・?私も良くあるから分るわ・・・」
恭二「ちょっと違う気がするな・・・」
みのり「聞いた話だと周りの総意なのかな・・・?」
凛世「そこまでは・・・」
みのり「それによって出方を変えないといけないよ・・・」
智代子「面倒な事になっちゃった・・・」
樹里「ったく!何処のどいつだよ!こんな面倒事持ち込んだの!!」
・・・
ナイア「へぷちっ!!」バグ取作業中・・・
655 : プロデューサーくん   2020/03/25 18:17:57 ID:OWsGCPxDrA
>>654
P「なるほどな・・・(奥側の座席から登場する音葉」
みのり「Pさん・・・」
P「話は大体分かった・・・」
夏葉「何か対策が・・・」
P「無い訳じゃない、俺のついでになるがな・・・」
樹里「弟子の一大事なのに・・・」
P「落ち着け、西城。本来なら『登場』するはずの無い人間が続けざまに現れている以上、何とかしないといけない・・・」
智代子「それは確かに・・・」
P「だが、焦って事を仕損じるのはマイナスだ・・・」
恭二「一理あるな・・・」
P「少し、止まってた研究が動かせそうだしな・・・」
凛世「天職になさっていた『教職』を投げてまでの研究とは・・・」
P「世界の壁を越える・・・」
樹里「世界の壁・・・?」
P「ルゥや小さい桃子は『こちら側』の人間ではない。だからこそ、元いた場所に戻さなくてはならない場合が出てくる・・・」
夏葉「それにPさんの研究が活きると・・・」
P「あぁ、それには・・・」
・・・
ルゥ「(しかし、どういう事なんだろうな・・・」
『知りたいか・・・?』
ルゥ「うぇっ!?」
『そんなに驚かなくても・・・』
ルゥ「えっ・・・」










『オレ・・・!?(鏡に映るは「もう一人の自分」』
656 : 彦デューサー   2020/03/25 21:16:34 ID:bV.R2m1VXA
>>655
ナイア「あぁ~成程成程・・・」
僅かに歪みが発生している空間
ナイア「全く『多次元時空間門テオス・ヨグ』に僅な歪みがあるじゃないですか~」
ナイア「あの妖精はほんの針の穴程度の此処を潜って来たわけですね・・・」
ナイア「しかし、運が良かったですね・・・ヨグを通れてほんの少しでもずれてたら死んでましたよ・・・」
ナイア「ミゼーア率いるティンダロスに見つかってたら・・・おお、怖い怖い~」ニタァ
・・・
果穂「悪い妖精は居ねぇ~か~」シャキンシャキンシャキン
晴「うわぁ!何やってんだよそのデカイハサミ持って・・・」
果穂「晴ちゃんですか~?」
晴「こわぁ!?なんだよそのマスク・・・!?」
果穂「悪い妖精を探してるんですよ~?」
梨沙「アンタの方が余程悪いっての!?」
ありす「シザーマンじゃないですか・・・」
桃子「ナニコレ・・・?」
657 : プロちゃん   2020/03/25 21:55:51 ID:OWsGCPxDrA
>>656
(県立研究都市、Pのラボ)
ジュリア「で、あたしらに何の用だPセン・・・?」
P「少し、手伝いをな・・・」
海美「まぁ、P先生の頼みなら・・・」
ピエール「はぁ・・・」
P「果穂が心配か・・・?」
ピエール「最近の果穂、危ない方向に向かってる・・・」
P「ありゃ、しばらくは無理だ。一旦、事故らせないとな・・・」
ジュリア「で、何をすればいい・・・?」
P「『血液』を採取したい・・・」
海美「『血液』って事は血・・・?」
P「あぁ・・・」
ピエール「どうして・・・?」
P「俺が今、作ろうとしているデバイスなんだが・・・(ブランクのメモリを見せる音葉」
ジュリア「この『メモリ』は・・・」
P「仮称『ディケイドメモリ』、コイツが完成すれば『平行世界』へ自力で移動出来る・・・!」
海美「それじゃ・・・」
P「今、ピエールが抱えてる問題の解決にも近付く・・・」
ジュリア「それが『みり高』辞めてまで、やりたかった事なのか・・・?」
P「半分はその通りだ、もう半分は別の『約束』を果たす為にな・・・」
海美「別の約束・・・」
P「で、何でジュリア達の血液かと言うと・・・」
ピエール「色んな平行世界、回ってきたから・・・?」
P「ご明察。俺とピエールは『3つ』、ジュリアと海美は『4つ』の世界を回っている・・・」
ジュリア「なるほどな・・・」
海美「それだけで足りるの・・・?」
P「更に『コイツ』らのエネルギーも加える・・・!(『ブレイクビートル』のプロクライズキーと『ロッキングホッパー』のゼツメライズキーを取り出す音葉」
ジュリア「『これ』は・・・」
P「俺と同じように『次元間』の移動に耐え抜いたデバイスだ。強大なエネルギーを叩き込めば・・・」
続く
658 : 5流プロデューサー   2020/03/25 22:03:19 ID:OWsGCPxDrA
>>657
ピエール「ボク、頑張る!」
ジュリア「吸血鬼のチカラは弱まったが・・・」
海美「P先生の為なら・・・」
P「ありがとう・・・(海美の一言で若干の罪悪感を感じている音葉」
・・・
果穂「ヒトの恋人に色目使うようなやーかーらーはー・・・」
晴「落ち着け、果穂!」
梨沙「そ、そうよ。そんな姿、アイツには見せられないでしょう!」
果穂「許さないっ・・・!」
ありす「どうするんですが、桃子先生・・・」
桃子「桃子はこんなに絡むキャラじゃ・・・」
果穂「コーホー・・・」
・・・
ルゥ「お前、オレなのか・・・?」
ステラ『そうですね、オレと貴女は一心同体・・・』
ルゥ「一心同体・・・」
ステラ『だから、好きなヒトも同じ・・・』
ルゥ「なっ・・・!///」
659 : プロデューサーくん   2020/03/26 05:39:41 ID:t6h0rGiJ8w
>>658
果穂「ど~こ~だ~」
晴「落ち着けって果穂!?」ズルズル
志狼「何があった知らねぇけど落ち着けって!?力つよ!?」ズルズル
ありす「二人を引き摺ってます・・・」
梨沙「確実に理性が明後日に行ってるわね・・・」
千枝「あのハサミ何処から持ってきたの・・・」
モモ「あわわわ!?」
果穂「そ~こ~で~す~か~!」ギロリッ
モモ「見つかった!?逃げなきゃ!!」
果穂「逃がすかぁ~~」
晴「落ち着けって!イテテテテ!!」ズルズル
志狼「何処から出てくんだよこの力は!?」ズルズル
直央「先生呼んでくる!!」
梨沙「出来るだけ止めれる奴よ!!」
・・・
鏡晶葉「それでもゲートが開けるかはかなり厳しく、維持も難しいぞ・・・」
P「分かってるよ・・・」
ジュリア「そんなになのか・・・?」
鏡晶葉「私達の世界も『アリア神』から技術を教わり造りあげたからな・・・」
ジュリア「まさに『神の力』って奴か・・・」
鏡晶葉「かなり厳しいがやるなら手伝うぞ・・・」
キタカミ「少なくとも役立つ筈だ・・・」
P「悪いな・・・」
・・・
光は調べ事の為不在
660 : 番長さん   2020/03/26 07:00:19 ID:tM2KNUIb9E
>>659
タケ「落ち着いてください、小宮さん!」
タク「ったく、思い立ったら一直線なのは『母親』譲りかよ・・・!」
ヨナ「って、どうやって止めるつもりなんだ・・・?」
タケ「それは・・・」
タク「決まって・・・ん?」
ヨナ「ノープランじゃ、今の小宮さんは止められないぞ・・・!」
タケ「おかしい・・・」
タク「あぁ、前ならもっと『こう!』ってイメージがあったんだが・・・」
ヨナ「『さすまた』とかどっか無かったっけ・・・?」
・・・
P「果穂が学園で大暴れしてる・・・?」
直央『先生達相手でも、全然止まらなくて・・・』
P「(タケ達は『戦闘術』が使えなくなってるのか、くそっ・・・!」
P「俺もここを離せない、誰か向かわせるなら・・・」
ピエール「ボク、行ってくる・・・」
ジュリア「待て、無茶は出来ないだろ・・・」
海美「300ml、抜いたからね・・・」
P「しょうがない、アキハ・・・」
鏡晶葉「なんだ・・・?」
P「投網とバズーカで一つ拵えてくれないか・・・?」
鏡晶葉「やれやれ、そんなモノでいいのか・・・?」ニヤッ
P「相手は『元魔王』とはいえ、中学生の女の子だ。少し『やり過ぎる』くらいにしておけ・・・」
ジュリア「いや、脈絡・・・!」
・・・
ルゥ「じゃ、ステラもピエールに・・・」
ステラ『そう、助けられたんだ・・・』
ルゥ「(んー、それじゃ・・・」







『(ステラもライバルか・・・?』
661 : Pチャン   2020/03/26 07:37:18 ID:t6h0rGiJ8w
>>660
未央「うわぁ!たくみんにゆかちんがやられた!?」
凛「どう言うこっちゃ!」
未央「しぶりん!狼パワーだ!」
凛「ごめん!無理勝てない!」
卯月「笑顔なら負けません!」
静香「それで止まったら苦労はしませんよ先輩!」
未来「よし!次峰!所未来!行きます!」
静香「あっ!ちょっと!?」
未来「うおごごごごご!」
果穂「てぇい!」投げ飛ばす音葉
未来「ぎゃーーーー!?」びたん
静香「それ死亡フラグよ!」
翼「言うの遅いよ!?」
未央「ええい!まなみの姉御と早苗姉さん読んできて!」
凛「木場さんは今渡米中!早苗さんは勤務中で無理!」
未央「何てこったい!?」
卯月「清良さん呼びます?」
未央「何でもいいから連絡してくれ!?」
662 : Pサマ   2020/03/26 09:18:12 ID:tM2KNUIb9E
>>661
「果穂!」
果穂「ピエールくん・・・!」
ピエール「果穂、止めるんだ!」
果穂「うぅーっ・・・!」
モモ「良かった、ピエール!(背後に隠れようとする音葉」
果穂「(ブチッ」
静香「あ・・・」
未央「キレた・・・」
果穂「いい加減にしろぉ!」
ピエール「(掛かった・・・!」
モモ「(あれ・・・?」
果穂「ぐらあっ!(思い切り飛び掛かる音葉」
ピエール「はっ!(バズーカを発射する音葉」ドーン
『バズーカ!?』
果穂「うわっ!?(放たれた投網に動きを取られる音葉」
晴「果穂!?」
直央「これって・・・」
ピエール「上手くいったな・・・(眉間の辺りに手を掛ける音葉」
果穂「えっ・・・」
モモ「ウソ・・・!」
桃子「どういう事なの・・・」
283P「『先輩』はこの世界でただ一人、『ロスト・テクノロジー』を所有しているしな・・・!」ニヤリ
・・・
特製バズーカ:発射された『投網』には『拘束』のチカラが付加されている。ナイアが【真体】に配慮した結果、『戦闘術』はPしか扱えない『ロスト・テクノロジー』と化してしまっている
663 : Pたん   2020/03/26 15:50:55 ID:JqO2LakqJo
>>662
梨沙「やっと収まったわね・・・」
ありす「現状は惨劇の後ですけどね・・・」
かのん「志狼くん大丈夫・・・?」
直央「生きてるよね・・・」
ありす「志狼くんはこの程度でくたばる様な柔な子ではありません・・・」
志狼「おまえ・・・少しは従弟を・・・しんぱ・・・ガクッ」
梨沙「それでどうするんのよ?あのシザーウーマンは・・・」
千枝「網の中でも凄くもがいてるね・・・」
未央「麻酔銃・・・?」
凛「動物じゃないんだから・・・」
静香「そもそも何が合ってこうなったですか・・・」
翼「原因が有るんじゃないんですか・・・?」
ピエール「うん・・・実は・・・」
かくかくしかじか四角いムーヴ
梨沙「・・・恋人居るのに丁重に断り入れないアンタにも問題あるわよ・・・」
未央「そうだね~『俺には愛する人がいる!!』ってデカデカ言えば良かったね・・・」
ありす「結果こうなってしまいましたからね・・・」
664 : せんせぇ   2020/03/26 18:33:18 ID:CUt1cNpwzw
>>663
283P「まぁ、そう言ってやるな。ピエールにだって事情はあるだろう・・・(>>662に登場してたピエールは283Pが認識変換メガネで変身していた姿である」
ピエール「モモにずっと邪魔されてた・・・」
モモ「だって、国中の皆が祝福している『あの場』で『恋人居ます』なんて言わせられる訳ないでしょう!(足を繋がれて自由に飛び回れない音葉」
桃子「で、お兄ちゃんは・・・?」
283P「先輩なら、『研究都市』だよ。研究も佳境みたいだしな・・・」
ジュリア「ったく、どこまでも手こずらせてからに・・・」
海美「果穂、ずっと暴れてるけど・・・?」
果穂「出してくださーい!その妖精もどきの羽根を引きちぎります!」ジタバタジタバタ
モモ「ひいっ!」
283P「落ち着け、果穂。ピエールくんは誠意を見せてるじゃないか・・・」
果穂「むぅ・・・」
未来「ここは引いた方がいいよ・・・」
果穂「むーっ・・・」
283P「さて、どうしたものか・・・」
ジュリア「となると、ルゥにも話を聞かないとな・・・」
海美「私たちと一緒に居た時の記憶はあるみたいだけど・・・」
・・・
ルゥ「どうにか出てこれないのか・・・?」
ステラ『出てこれるけど、そうなると貴女が出てこれない・・・』
ルゥ「参ったなぁ・・・」
665 : おやぶん   2020/03/26 21:20:40 ID:t6h0rGiJ8w
>>664
『欲しい物を欲する気持ちは間違いじゃない・・・』
ルゥ「誰だ!?」
ステラ『今のは・・・?』
『うだうだしていると奪われるよ・・・?』
ルゥ「姿を見せろ!卑怯だぞ!」
ステラ『後ろ!』
コレット『わたしみたいにね・・・』
ルゥ「ひぃ!?コレット!?何でお前は死んだ筈だ!?」
コレット『死んだよ・・・でも私は此処にいる・・・』
ステラ『コイツ、絶対霊・・・!?』
ルゥ「何だよそれ!?」
ステラ『強い未練、怨念を抱えた悪霊・・・』
ルゥ「マジかよ・・・!?」
・・・
ナイア「コイツですか・・・めんどくさいですね~」
ナイア「まぁ、あの人達が何とかしてくれるでしょうね」
666 : プロデューサーはん   2020/03/27 07:52:00 ID:VJpVUgIhkA
>>665
ルゥ「なぁ、コレット・・・」
コレット『何かしら・・・』
ルゥ「どうして、『あんな事』をしたんだ・・・?」
コレット『女優だから・・・』
ルゥ「えっ・・・」
コレット『与えられた「役」を自分に当て嵌めたの。メグミの事は話した通りだけど・・・』
ルゥ「分からねぇ・・・」
コレット『分かってもらおうとは思わないわ・・・』
ステラ『で、どうする。一回、交代してみる・・・?』
ルゥ「それ、交代し直してくれるのか・・・」
ステラ『・・・』
ルゥ「せめて、何か言ってくれよ・・・」
コレット『ふふっ・・・』
・・・
P「なるほどな・・・」
モモ「そういう事だから、モモを解放して!」
P「ダ☆メ★だ」
モモ「何で!?」
P「帰る方法はあるのか・・・?」
モモ「そ、それは・・・」
P「門矢センセイが居ないから、世界間の移動は難しいしな・・・」
海美「(メモリは・・・※念話」
ジュリア「(まだ完成させてない、もしくは使わせるつもりがないのか・・・※念話」
モモ「早く帰らないと、祝福ムードだったのに・・・」
P「恋人の存在を告げようとしたピエールをあの手この手で封じ込めておいて・・・」
モモ「それは・・・」
P「ウチの『従姉妹姪(いとこめい』とは大違いだな・・・」
未来「それじゃ、桃子先生と私たちって・・・」ヒソッ
紗代子「一応、『再従姉妹(はとこ』に当たるね・・・」ヒソッ
P「さて、どうしたものか・・・」
667 : 我が下僕   2020/03/27 14:46:23 ID:HUy3vpLJ92
>>666
果穂「取り合えず解放してください」
P「ダ☆メ★だ」
果穂「駄目!?そんなぁ~・・・」
梨沙「あんだけ暴れ回ったんだから残当よ・・・」
ありす「そこで反省してください・・・後で秋月先生に説教されて下さい」
果穂「そんな!嘘だ!!」
千枝「現実だよ果穂ちゃん・・・」
小春「諦めましょうねェ~・・・」
果穂「今日は厄日だ・・・」
静香「取り合えずこの一件は落着ですかね・・・?」
P「まだだ・・・その『ルゥ』の件が解決してない・・・」
翼「でもどうやってですか~?」
紗代子「丁重な断りしかないよね・・・」
志保「それで相手が納得すればいいですが・・・」
静香「させるしか無いわよ・・・そうじゃないと延々と繰り返すだけよ・・・」
668 : プロデューサー君   2020/03/27 15:45:16 ID:VJpVUgIhkA
>>667
P「そうだな・・・」
静香「兄さん・・・?」
P「育に話しておくか・・・」
モモ「・・・(項垂れる音葉」ズーン
果穂「・・・(覚悟が定まらない音葉」チーン
紗代子「同じような反応なのに・・・」
翼「ここまで変わるんですね・・・」
P「よう、育。俺だ・・・」
・・・
律子「まぁ、いいですけど・・・」
P「悪いな、産休も空けきらない内に・・・」
律子「大丈夫ですよ、『保育体制』がしっかりしてますから・・・」
P「春香はハルシュタインが、美希は音無さん、響はチヒロ本人とクローンの星梨花、雪歩と貴音は萩原んとこ、千早は昴とひなたがそれぞれ手伝ってくれてるみたいだしな・・・」
律子「にしても、随分と暴れていたみたいですね・・・」
P「ホントだな・・・」
律子「で、どうするんですか・・・?」
P「まずはナガヨシス本人にコンタクト取るしか無いな・・・」
律子「頼みますよ、弟子の尻拭いも師匠の仕事ですよ・・・」ズズッ
P「そうだな・・・」ズズッ
669 : プロヴァンスの風   2020/03/27 18:58:11 ID:h6Y2hQ2ijA
>>668
小梅「ん・・・」ピクッ
雨彦「どうしたんだいお嬢ちゃん・・・?」
小梅「強い・・・霊気を感じる・・・」
雨彦「あぁ、確かに強い未練を持ってるな・・・」
小梅「ど、どうするの・・・?」
雨彦「下手に手を出すとこう言うのは録な目に合わないからな・・・」
小梅「・・・寺生まれのTさん・・・?」
雨彦「そうだな、寺生まれのTさんだな・・・」
寺生まれのTさんはゴーストハンタータケル殿と良く似た人物だ!顔もそっくりだぞ!
幸子「何に話してるんでしょうね・・・」
輝子「さ、幸子ちゃんの肩に何か・・・」
幸子「みぎゃーーーー!?やめてくださいよ!」
小梅「うん、何かいるね・・・」
雨彦「あぁ、何かいるな・・・」
幸子「・・・」チーン
670 : プロデューサーはん   2020/03/27 21:40:06 ID:UKrcezMb.Q
>>669
ピエール「ルゥに会う・・・?」
P「あぁ、問題の根元の一人だしな・・・」
ピエール「そうか・・・」
P「どうやら、学園近くの寮に住んでるみたいだが・・・」
ピエール「ボクは、果穂と一緒に居る・・・」
P「今は草むしりの最中だったな・・・」
ピエール「うん・・・」
P「分かった。ナガヨシスの所には俺だけで行くからよ・・・」
ピエール「よろしくお願いします・・・」
P「(ピエールにこんな顔させた馬鹿弟子の師匠の顔が見てみたい・・・」
P「(まぁ、俺なんだが・・・」
・・・
(学生寮、ルゥの部屋)
ルゥ「なぁ、本当にやるのか・・・?」
ステラ『ルゥばかり、ずるい・・・』
コレット『改めて見ると、不思議な光景ね。同じ顔の人間が入れ替わるなんて・・・』
ルゥ「1日ごとに交代だからな・・・」
ステラ『分かってるって・・・』
ピンポーン
コレット『あら、誰かしら・・・?』
・・・
(学生寮、ルゥの部屋の前)
P「(ここか・・・」ピンポーン
『は、はぁーい』トタトタトタ…
ガチャ…
ステラ「何でしょうか・・・?」
P「君がナガヨシスさんだね・・・?」
ステラ「は、はい・・・」
P「『大学職員』で元『高等部』教員の『所』と申します」
ステラ「よろしくお願いします・・・」
P「(見た目、育ちは良さそうだが・・・」
・・・
ルゥ『ステラ、大丈夫かよ・・・』
コレット『・・・』
ルゥ『コレット・・・』
コレット『ごめん、何でも無いわ・・・』
671 : 師匠   2020/03/28 09:02:48 ID:Frkkt3afu6
>>670
P「至って普通だったな・・・育ちも良く・・・だが妙だったな・・・」
小梅「P、P先生・・・」
P「お前は白坂か・・・何の用だ・・・?」
小梅「今、学生寮から戻ったよね・・・?」
P「そうだが?何か合ったか・・・?」
小梅「う、うん・・・あそこの一角にとても強い霊気が・・・あるんだ・・・」
P「マジかよ・・・妙な感じは其れかな・・・?」
雨彦「アンタでも微かに感じ取れると言う事はよっぽど強い霊気と来たか・・・」
P「おろ?葛之葉・・・市長職は良いのか・・・?」
雨彦「あぁ・・・斎藤さんに譲ったよ・・・俺は今は元の掃除屋に戻った。こっちの方が性に合っているからな・・・」
小梅「わ、私達は今チームなんだよ・・・」
P「そうかい・・・それはどう言った奴なんだ・・・」
雨彦「絶体霊と言ってかなり面倒な類の霊だな・・・普通の除霊は効かない・・・」
小梅「強い未練や怨みが募ってるから・・・そう言ったのを解消するか・・・」
雨彦「強い力を持つゴーストハンターに頼むかだな・・・」
P「当てはあるのか・・・?」
小梅「要るよ・・・とても強い人が・・・」
P「ほぉ~どんな人なんだ・・・?」
小梅「寺生まれのTさん・・・」
P「寺生まれのTさん・・・」
雨彦「後アンタの肩にも居るな・・・」
小梅「うん・・・居るね・・・」
P「へぇ?」
霊花ヘ( *´v`*ヘ)))「ぷっぷかぷ~・・・」
672 : P様   2020/03/28 14:10:18 ID:cpNQNM35Wc
>>671
P「『コイツ』は気にするな。下手に手を出すと、母さんが飛んでくる『か』俺が即死して世界が滅ぶかのどちらかだ・・・」
雨彦「選択肢がどっちも酷いな・・・」
小梅「P先生、不死の吸血鬼じゃ・・・?」
P「その身に『終焉』を宿すとなると、話は変わってきちゃうしな・・・」
小梅「なるほど・・・」
雨彦「で、アンタはどう見てる・・・?」
P「休眠を逃れたテオスの一人がほったらかしにしているんだろうな、録に仕事もしないならとっとと寝ちまえってところだ・・・」
雨彦「随分、言うもんだな・・・」
P「言わないと分からないようじゃ『管理者』失格だ。俺はそんな『茶番』の為に『人間辞めた』訳じゃないからな・・・」
小梅「覚悟が違うって奴だね・・・」
P「このまま帰るかな。研究都市に籠りっきりだったし・・・」
雨彦「その方がいいだろうな・・・」
小梅「『あの子』も言ってる。『奥さん』増えたから、頑張らないとって・・・」
P「貰ってばかりだった『謝礼』の一部を返還したからな、これからは家族の為に『働くお父さん』でありたい・・・」キリッ
雨彦「なるほどな・・・」
小梅「えへへ・・・」
・・・
ナイア「今は忙しいので、大目に見て上げましょう・・・(内心、めーっちゃキレそうな音葉」
673 : プロデューサーちゃん   2020/03/28 15:11:15 ID:bFVMlR4NJ.
>>672
鏡晶葉「やはり上手く行かん・・・」
キタカミ「そもそも楽に移動していたのがオカシイって話だ・・・」
鏡晶葉「元々『管理者』の仲の良さでゲートを開いてたからな・・・」
管理者間でアリアはリッチとマリアと相性がよくお互いゲートを開けていた・・・
ナイアは性格が最悪なので誰も開けて居ない
キタカミ「今は『管理者』がナイアしかいない状況だ・・・ゲートの座標を固定させる所から始まるからな・・・」
鏡晶葉「くそぉ・・・チートでもあれば良い物を・・・」
『チートは無いけど・・・手伝えるよ・・・』
鏡晶葉「何か言った・・・?」
キタカミ「いや・・・?空耳じゃないか・・・?」
『空耳・・・じゃないよ・・・』
鏡晶葉「・・・有得んぞ。物理法則の確立した社会で幽霊など!!」
アリア『PC・・・見ろ・・・』
鏡晶葉「なっ!?アリア神!?眠った筈じゃ!?」
アリア『残念だな・・・トリックもといバックアップ・・・』
キタカミ「それがお前の世界の『管理者』か・・・」
鏡晶葉「ならば!!ゲートの開け方も!!」
アリア『無理・・・今の私は・・・PCの妖精・・・あくまで手伝いしか出来ない・・・』
鏡晶葉「まぁ・・・そうだよね・・・」
アリア『後・・・私のバックアップは・・・彼には秘密・・・』
鏡晶葉「何故・・・?」
キタカミ「色々面倒になるからだろうな・・・ナイアに振り回されているからな・・・」
アリア『そう言う事・・・それじゃ・・・作業に移行しよう・・・』
・・・
アリア自分の魂の一部をデータ化させネットの海に潜伏させていた
嘗てのチートスキルはほぼほぼ使用不可・・・
674 : お兄ちゃん   2020/03/28 23:49:45 ID:yf4d0eZIS2
>>673
(所家、Pの仕事部屋)
P「(今までは『管理者』の都合でゲートを行き来していたが・・・」
(2回目の『超ビーチバレーの世界』での日々を思い出す音葉)
P「(門矢センセイや海東はその『都合』を無視出来るだけのチカラがある。つまり、オーロラカーテンの精製が出来れば・・・」
コンコンコン
恵美『Pー、ご飯出来たよー』
P「おう、分かったー」
P「(だとしたら・・・」
・・・
ルゥ「何か、一日動かないだけで感覚変わるもんだな・・・」
ステラ『モモには会えなかった・・・』
ルゥ「そっかぁ・・・」
コレット『・・・』
ルゥ「昨日からコレットは時々『あぁ』だな・・・」
ステラ『何か考え事でもあるんだろうなぁ・・・』
コレット『(二人に気付かれないようにニヤリとする音葉』
(密かに『それ』は芽生え始めた。管理者の隙を突いて・・・)
・・・
P「(よし、試作品1号の完成だ。後はこれをどこで試すか・・・」
(これ以降、Pの作成するディケイドメモリは『ライダーズクレスト』が刻まれている。一方、鏡晶葉がキタカミやアリアの助けを得て作成するディケイドメモリは顔からバストアップの画像が載っている物となる・・・)
P「(ただ、何かあるといけないから『安全装置』も併用しないとな・・・」
(Pの方は念には念をと、同じ仕様のディケイドメモリと安全装置をそれぞれ3つ作成している。P作成のディケイドメモリはT2スカルマグナムを介してオーロラカーテンを発現させるモノ)
P「(明日は休みか。一回、やる価値はあるな・・・」









『(まずはパンゲアに行ってみるか・・・!』
675 :   2020/03/29 10:44:44 ID:MmqGEPe8/6
>>674
鏡晶葉「後少しなんだがなぁ・・・」
キタカミ「予想以上に時間が掛かるな・・・」
鏡晶葉「試作品が何処まで通用するか分かった物じゃないからな・・・」
キタカミ「下手を打てばそのまま異次元に放浪される事になるからな・・・」
アリア『・・・ヨグの座標は・・・固定出来た・・・』
鏡晶葉「後はその門の鍵穴だな・・・」
キタカミ「ディケイドとディエンドがどれだけ規格外の事をしてるのが良く解る・・・」
鏡晶葉「必要な鍵を全てスルーしての門を潜れるという代物だからな・・・」
アリア『普通は不可・・・』
鏡晶葉「それで試作品を使って何処に行くのやら・・・」
キタカミ「・・・ボクの所は滅亡している・・・となると消去法で・・・」
アリア『・・・パンゲア・・・』
鏡晶葉「私の故郷か・・・」
アリア『・・・パンゲアに行けば・・・私の聖櫃がある・・・』
鏡晶葉「一応メモリーデータを持って行くがどうする積りだ・・・?」
アリア『聖櫃には・・・私の術式で記録した構造式がある・・・それで体を復元する・・・』
キタカミ「何時までもPCの中は窮屈と言う事か・・・」
アリア『うん・・・それに今まで漁ったデータで前より・・・強い体を創る・・・』
676 : プロデューサー様   2020/03/29 12:19:35 ID:yC3HXHy80.
>>675
(海理音山、その頂上)
P「(まずは安全装置のポイント設定を・・・」カチカチッ
(その6終盤にも記載したが、安全装置の起動スイッチを続けざまに二度押しする事でポイント設定の変更が可能になる)
P「(そして、ジオウやゲイツが使っていたアームホルダーにセットして・・・」ガチッ
P「(そして、『コイツ』だ・・・※ディケイドメモリ・ライダーズクレストver.」カチッ…ディケイド
(ディケイドメモリをT2スカルマグナムに装填する音葉)
『ディケイド・・・マキシマムドライブ』
P「ふっ!」ッターン
(顕現するオーロラカーテン)
P「(後は『パンゲア』のイメージを『完全記憶(パーフェクトメモリ』・・・!」
(『鏡のP』の記憶を一部を予め抜いていた音葉。脳内に鏡世界の情景が浮かばせる)
P「(これだな・・・※オーロラカーテンがPを通過し・・・」
・・・
(県立研究都市、Pのラボ)
鏡晶葉「ん、これは・・・」
キタカミ「どうした、アキハ・・・?」
鏡晶葉「海理音山付近で『世界間移動』が行われた・・・!?」
キタカミ「何・・・!?」
鏡晶葉「なんだ、すぐに戻ってきたぞ・・・?」
キタカミ「こんな事をするのは『アイツ』くらいだな・・・」
鏡晶葉「とにかく、連絡を取るか・・・」prr
・・・
(パンゲア王都付近※回想込み)
P「ここは・・・」
カチッ…
P「(安全装置の作動が始まったか、思ったより早いな・・・ん?」
(Pの眼前に迫りくる黒い火球)
P「(これはまさか・・・※慌てて避ける音葉」
P「(こんな所で会うとはな・・・」









『ドラグブラッカー・・・』
(Pが戻るまで、残り5分・・・)
677 : バカP   2020/03/29 13:07:55 ID:MmqGEPe8/6
>>676
ドラグブラッカー『ゴァアアアアア!!』
P「熱烈な歓迎だが・・・ん?」
別方向からドラグブラッカーに向かって飛んでくる赤い火球
P「アレは・・・ドラグレッダー」
ドラグレッダー『ゴァアアアアアア!!』
ドラグブラッカー『ゴァアアアアアア!!』
取っ組み合い二体
P「縄張り争いか・・・?それとも別の・・・」隠れる音葉
・・・
喫茶店
果穂「・・・」ズゥーン・・・
樹里「オイ大丈夫か・・・?」
智代子「大丈夫じゃないよね・・・反省文まで書かされてるんだもん・・・」
凛世「中学生に反省文20枚は酷かと・・・」
樹里「鬼かよ、あの教師・・・」
智代子「実際鬼教師だよ律子先生は・・・」
果穂「それですめばいいですよ・・・・」
樹里「まだあんのかよ・・・」
智代子「コレって口煩いPTAに知られたらマズくない・・・?」
凛世「そこは・・・追々何とかするでしょう・・・」
樹里「まぁ事件の目撃者にPTAすら足元にも及ばない財閥令嬢が居るからな・・・黙らせれるだろ・・・それはそれで問題だけどよ・・・」
678 : Pたん   2020/03/29 13:24:04 ID:yC3HXHy80.
>>677
(果穂の回想)
律子「貴女との面識は『統合』されるまではぼほ無かったんだけどね・・・」
果穂「覚えているんですか・・・!?」
律子「もうすぐ『産む』とこだったしね。さて、貴女の処分だけど・・・」
果穂「あの、お手柔らかに・・・」オドオド
律子「P殿から『やり過ぎない程度に』・・・」
果穂「(表情が明るくなる音葉」パァッ
律子「『やり過ぎても構わん』と言伝てを受けてるのよね・・・」ニッコリ
果穂「(あの、鬼畜親父め・・・※表情が暗くなる音葉」
律子「反省文20枚ってところね。改行とかで字足らずにしてもいいけど、やり過ぎたらダメよ・・・」
果穂「はい・・・」
律子「弟子は『師匠』に似るのね・・・」
果穂「えっ・・・」
律子「P殿も貴女ぐらいの年の時はやんちゃしてたから・・・」
(果穂の回想終わり)
果穂「P先生はその昔、反省文100枚とかやってたそうです・・・」
智代子「えっ・・・!?」
樹里「は・・・!?」
凛世「何と・・・」
果穂「だから、いつまでもしょげてはいられません・・・!」カリカリカリ…
・・・
(パンゲア、Pの回想続き)
P「(待てよ、ドラグレッダーが居るってことは・・・」
「そう・・・(Pの手首を掴む音葉」ガシッ
P「お前はコト・・・!」
鏡琴葉「まさか、Pさんが現れるなんてね・・・♪」
P「悪いが、会話は出来ても重ねてる時間は無いぞ・・・」
(Pが戻されるまで残り3分)
679 : バカP   2020/03/29 14:55:43 ID:Kf.nr90Qi2
>>678
鏡琴葉「分ってます・・・ただ言いたい事が有るんです・・・」
P「言いたい事・・・?」
鏡晶葉「ここ最近、モンスターの狂暴化が歯止めが効かないんです・・・」
P「どう言う事だ・・・?」
鏡琴葉「帝が全領域に発した令では・・・」
『聖櫃の機能がほぼ停止状態に近いと・・・』
P「聖櫃・・・?」
鏡琴葉「起源神アリア様が眠る櫃・・・聖櫃『オリジナルハート』と呼ばれる物・・・始皇帝に造らせた聖遺物です・・・」
P「それとモンスターの狂暴に関係があるのか・・・?」
鏡琴葉「分りません・・・ただ聖櫃がモンスターを抑える道具だったら・・・」
・・・
アリア『急がないと・・・』
680 : 監督   2020/03/29 16:25:44 ID:yC3HXHy80.
>>679
P「というか、ドラグレッダーはお前のパートナーじゃなかったのか・・・」
鏡琴葉「現帝が・・・」
愛『もう戦いはしませーん!(クソデカ大声』
鏡琴葉「って言っちゃって、解放してしまったんだけど・・・」
P「ったく・・・(ブランクのアドベントカードを取り出す音葉」
鏡琴葉「えっ、手品・・・?」
P「何が起きてもいいように『準備』だけはな・・・」
P「(時間は少ない、短期決戦だ・・・!※意を決して、二体の前に飛び出る音葉」
鏡琴葉「何を・・・!?」
P「はぁっ!(回転しながらT2マグナムを撃ち込む音葉」ッターンッターン
ドラグレッダー「ギャアッ!?」
ドラグブラッカー「グアァッ!?」
P「時間ねぇんだ、とっとと済ませるぜ・・・!(アドベントカードを向ける音葉」
鏡琴葉「どうやって、契約を・・・」
P「『Fusion』・・・!」
(ドラグレッダーとドラグブラッカーをアドベントカードに押し込む音葉)
鏡琴葉「んなっ・・・!」
P「(これでも応急措置みたいなもんだけどな・・・」
(Pが戻されるまで残り1分30秒・・・)
・・・
コレット『さて・・・』








『どうやって、あの二人(ルゥ・ステラ)の身体を奪ってやりましょうか・・・』
681 : EL変態   2020/03/29 17:19:51 ID:Kf.nr90Qi2
>>680
Tさん「それはマズいですね・・・」
小梅「やっぱり・・・?」
Tさん「絶体霊は強い怨念を持っています・・・過去に父さんが解決した事件で一つの集落を呑込む程の災害を引き起こした事例があるんです・・・」
雨彦「それは厄介だな・・・矢張り祓うしかないな・・・」
Tさん「でも絶体霊は普通に祓うのは無理です・・・条件が合って・・・」
小梅「条件・・・?」
Tさん「そう・・・未練の呪縛を断ち切るそれが怨念である絶体霊を弱め浄化する方法・・・」
小梅「Tさんでも無理・・・?」
Tさん「俺はまだまだ修行中の身だからね・・・教会の断罪者ならいけるかもしれない・・・」
雨彦「クラリスは今教会総本部に出払っている在中のアイツらじゃ無理だな・・・」
小梅「どうしよう・・・」
雨彦「事が起こってからじゃ遅いって話だからな・・・」
Tさん「そうだね・・・」
・・・
光「有った・・・けど大部分のデータが破損して使えないな・・・」
麗奈「それが探してたって奴・・・?」
光「ずっと頭に引っ掛かってたんだよ・・・平行世界への干渉する装置・・・」
麗奈「アンタが造ったの・・・?」
光「いや・・・コイツはアタシが手伝っていて危険と判断して文字通り消した奴が生み出した危険な代物だ・・・」
麗奈「アンタ・・・そんな物持ち出して大丈夫なの・・・?」
光「だからこそ安全な物に解消する迄持ち出さない・・・この『エニグマ』は・・・」
682 : せんせぇ   2020/03/29 20:12:17 ID:hq.gtrwGBg
>>681
P「コト、今の俺に出来るのは『ここまで』だ・・・(2枚のアドベントカードを手渡す音葉」
鏡琴葉「もう、戻っちゃうの・・・?」
P「『本来』なら、入れないところだったしな・・・」ザザッ
(安全装置のゲージは最も濃い赤を示している)
P「だが、いつでも来れるように今『頑張ってる』から・・・」
鏡琴葉「そう・・・(Pの視線の先に自分が入ってない事を悟り、拗ねる音葉」
P「そう、拗ねるな・・・(頭を撫でる音葉」ナデポン
鏡琴葉「えっ・・・///」
P「この『世界』にも会わないといけないヤツはごまんと居るからな・・・」
鏡琴葉「必ず、来てね・・・///」
P「あぁ、約束するよ・・・」
(安全装置が砕け、P一人をオーロラカーテンが包む・・・、回想終わり)
P「(ん、電話か。げっ、アキハだ・・・」prr
P「俺だ・・・」
鏡晶葉『今、どこだ・・・?』
P「海理音山だが・・・」
鏡晶葉『やっぱり、お前だったか・・・』
P「悪いな、一足先に行かせてもらった・・・」
鏡晶葉『だが、すぐ戻ってきたみたいだな・・・』
P「まだ、改良の余地はあるという事だ・・・」
鏡晶葉『私たちも「それなり」には創り上げたが・・・』
P「『安全装置』使うか・・・?」
鏡晶葉『あるのであれば・・・』
P「二日待ってろ。3つ作ってやる・・・」
鏡晶葉『分かった・・・』ピッ
・・・
鏡晶葉「先を越されたか・・・」
キタカミ「やるな、大将は・・・」prr
(着信:紗代子)
キタカミ「(ピッ)どうした、マイハニー・・・」
紗代子『助けて、キタカミさん!』
キタカミ「何があった・・・?」
紗代子『その・・・』









『「超VB実業団」のスカウトだって人に追いかけられているの・・・』
683 : 兄(C)   2020/03/29 20:50:17 ID:Kf.nr90Qi2
>>682
ジュリア「~♪~♪・・・ん?」
「見付かりましたか・・・」
「いえ・・・見失いました!!」
ジュリア「(明らかに普通の格好じゃないな・・・見た感じ営業系の人間だな・・・」
ジュリア「(スカウトか・・・」
「探し出すぞ!!」
ジュリア「(誰かを狙ってるみたいだな・・・」
ジュリア「(恐らくは海美か紗代子だろうな・・・」
ジュリア「(全く迷惑だよ・・・こんな休日に・・・」
海美「あれ?ジュリア何してるの・・・?」
響「こんな所で何見てるんだ・・・?」
ジュリア「二人共・・・あそこ見て見ろ・・・」
海美「アレは・・・?」
響「身形が良いな・・・金持ちか・・・?」
ジュリア「スカウトマンだ・・・」
響「誰の・・・?」
ジュリア「海美が無事って事は多分紗代子だな・・・」
684 : Pちゃま   2020/03/29 22:16:43 ID:hq.gtrwGBg
>>683
ジュリア「それより、ビッキーはいいのか『チヒロ』の事は・・・?」
響「ようやく、補習が終わったんだぞ。それに『チヒロ』と『クローンの星梨花』が手伝ってくれるし・・・」ゲンナリ
ジュリア「なら、安心だな。で、海美は・・・」
海美「補習です・・・」ゲンナリ
ジュリア「はぁ・・・」
響「で、何で紗代子なんだ。もう引退してるのに・・・」
海美「それどころか・・・」
紗代子『お父さんが辞めたから、次は私が『みり高』の先生になる!』
海美「って・・・」
ジュリア「サヨだって、『BoP』くらいしか実績が無いのに・・・」
響「後さ・・・」
海美「うん、そうだよね・・・」
ジュリア「『アイツ』が黙っちゃいねぇだろう・・・」
キタカミ「あぁ、当たり前だ・・・!」
ジュリア「来たな・・・」
キタカミ「ったく、もうスカウトの時期じゃないだろうに・・・」
ジュリア「どこの『奴ら』か聞いておいた方がいいだろう・・・」
海美「そうだね・・・」
キタカミ「まずは紗代子と合流だな。大将も呼んでおくか・・・」
ジュリア「それなら、あたしが連絡しておく・・・」
P『どうした、ジュリア・・・』
ジュリア「今すぐ、学園に来てくれ。サヨが危ないかもしれない・・・」
P『分かった、すぐに向かう・・・』
続く
685 : あなた様   2020/03/29 22:16:58 ID:hq.gtrwGBg
>>684
(1時間後。『愛増学園』食堂)
スカウト「えっと、その・・・」
P「紗代子の父です。こちらが・・・」
キタカミ「紗代子の夫です・・・」
P「まだ、籍入れとやらんやろ・・・」
キタカミ「はよ、書け言うとるやないか・・・」
P「それは分かってるけど・・・」
スカウト「あの、話を・・・」
紗代子「もう、キタカミさんにお父さん・・・」
P「で、娘はもうすぐ結婚を控えているんですが・・・」
キタカミ「何がご用でも・・・?」
スカウト「わたくし共としては、紗代子さんに来ていただきたいんです。我が『帝花女学院』の『コーチ』として・・・」
キタカミ「まだ、19だぞ・・・」
P「何故『帝女』が・・・!」
紗代子「っ・・・!」
キタカミ「ん・・・?」
・・・
帝花女学院:『Pの世界』でも『全国有数』の強豪校である事は同じなのだが『超ビーチバレー』ではなく『超VB』の強豪校も、近年は伸び悩んでいて、その中でも着実に実力を伸ばしてきた紗代子のメンタリティを買って、スカウトにやって来たのだが・・・
・・・
紗代子「折角来ていただいたところ、申し訳ないのですが・・・」
スカウト「えっ・・・」
紗代子「私は父が『果たせなかった』夢を果たしたい・・・」
P「紗代子・・・」
紗代子「それに夫は研究者です。この街を離れられませんから・・・」
スカウト「ですが・・・」
紗代子「後は・・・」








『私自身、この街が大好きだから・・・!』ニコッ
686 : プロデューサー殿   2020/03/30 06:34:19 ID:MyyVh0ioYM
>>685
スカウト「失敗したか・・・」
スカウト「残念だ・・・」
風花「~♪」
スカウト「アレは・・・」
風花「えっ?」
スカウト「『女帝』!!」
風花「ひっ!?どうして学生時代の異名を!?まさか・・・」
スカウト「やっぱりそうだ!!『帝花』の嘗てのエースにして王者!!捜しましたよ!!」
風花「私はもう完全引退したって言ったじゃないですか~!!」ダッシュで逃げる音葉
スカウト「待って下さい!!貴女が我が校に必要なんです!!」追い駆ける音葉
杏奈「・・・」
朋花「あらあら~隠してた過去が剥き出しになったですね~」
杏奈「・・・助けない・・・?」
朋花「そうですね~あまりしつこい時は助けますねぇ~」
杏奈「・・・うん・・・」
・・・
風花は学生時代は『帝花』の元エース
キングとは違い恥じらいが強すぎて卒業後完全引退
687 : Pしゃん   2020/03/30 07:09:47 ID:cOjtwdT.0Q
>>686
歩「『海理音のクイーン』って言ってなかったか・・・?」
朋花「ブラフですねー」
杏奈「そろそろ、行きますか・・・?」
朋花「そうですね、我が社の大事な社員ですから・・・」
(※天空橋商事から『出向』の形でナースに復帰している為)
・・・
P「しかし『帝女』がそこまでに落ちてたとは・・・」
キタカミ「ここ近年は県大会もやっとで、全国大会でも序盤の内に姿を消すとかが『ざら』みたいだな・・・」
紗代子「キタカミさん、今日は・・・」
キタカミ「そうだな、そのまま帰るか。どうせ居ても、煮詰まるだけだ・・・」
P「書類はすぐ書くわ・・・」
キタカミ「頼むぜ、大将・・・」
ジュリア「(結婚か・・・」
海美「(そういえば、さよちん先輩。綺麗になったなぁ・・・」
P「んじゃ、帰るか・・・っ!」ゾクッ
海美「P先生・・・?」
ジュリア「どうした・・・?」
P「何か、分からんが悪寒が・・・」
・・・
コレット『見ぃーつけた・・・』ニコリ
688 : プロデューサー   2020/03/30 12:27:39 ID:fUleiE1.6g
>>687
恵美「へぇ~そんなこと合ったんだ~」
千鶴「大変でしたわね・・・」
紗代子「本当だよ・・・」
琴葉「でもそれだけ才能を評価してくれてるって事でしょ」
紗代子「それは・・・嬉しいけど・・・」
伊織「まぁ愛しの旦那が研究員だから離れたくないだろうしね♪」
亜利沙「コイバナですか!」ガタッ
千鶴「亜利沙ステイ」
亜利沙「はい・・・」
未来「いいなぁ~結婚って私もしたい~」
恵美「アンタまだ中学生でしょうが・・・」
千鶴「十年以上早いですわ・・・」
未来「ちぇ~」
やよい「お父さんどうかしたんですか?」
P「うぅ~んなんか妙な寒気がしてな・・・」
琴葉「研究で疲れが溜まってるんじゃ・・・」
恵美「むちゃしちゃ滅だよ!」
P「漢字が物騒じゃない?」
・・・
コレット『何でこの世界の『私』はそんなに・・・』






『幸せなのよ・・・』
689 : プロちゃん   2020/03/30 14:05:19 ID:pLOM0dJknc
>>688
(コレットによる回想・・・)
コレット『あの日、全てを言い当てられた私の喉元に「何か」が飛んできた・・・』
コレット『このまま「終わる」のも悪くない。奈落の底に落ちてしまえば、流石に助からない訳だし・・・』
コレット『しかし、最期に私の瞳が捉えたのは「P」と「メグミ」に似た二人が誰かに守られながら、固まっていたところだった・・・』
コレット『どうして、メグミばかりが幸せになるの・・・』
コレット『そう思い始めたら、止まらなかった。どうにかして、ありとあらゆる「メグミ」の幸せを阻害してやりたい・・・』
コレット『すると、私の意識はそのまま「ナイフ」へと宿った。そして、そのまま改変された「世界」へと居着いてしまった・・・』
(回想終わり、そして少し先の未來の話をしよう・・・)
コレット「これが私の真実・・・」
・・・
ジュリア「どこまでも、厄介なオンナだ・・・」
・・・
海美「ルゥと・・・」
・・・
モモ「ステラはどうしたのよ・・・!」
・・・
ピエール「ボク、この『感情』分かる・・・」
・・・
P「ナイアの奴、いい加減にしろよ・・・!」
・・・
コレット「引き離そうとしても、無駄よ・・・」








『この肉体を消滅(けし)たくなかったらね・・・』
690 : プロデューサー様   2020/03/30 18:46:45 ID:G9zQNC7gsw
>>689
アリア『・・・』
鏡晶葉「どうした・・・?」
アリア『・・・悪性・・・亡霊・・・』
鏡晶葉「何・・・?」
アリア『・・・危険・・・ゲート・・・最速・・・』
鏡晶葉「成程・・・お前ほどの神がそう言うのなら危険なんだろうな・・・」
アリア『・・・ナイアの怠慢が原因・・・』
鏡晶葉「ナイアルラトホテップはそんなにいい加減なのか・・・?」
アリア『・・・ナイアの本質は『破滅』・・・故にそれを求める・・・』
鏡晶葉「何・・・?破滅だと・・・」
アリア『・・・至急ゲートを開き聖櫃に・・・私の体を・・・』
鏡晶葉「あぁ・・・なら急ピッチでこっちの試作品も急ごう!!」
・・・
果穂「ん?」
ピエール「どうしたの果穂・・・?」
果穂「いえ・・・何か嫌な感じがしたんです・・・」
ピエール「嫌な感じ・・・?」
果穂「何て言ったらいいでしょうか・・・背筋がゾゾッと言う感じです・・・」
ピエール「幽霊的な・・・?」
果穂「そんな感じです・・・」
691 : ぷろでゅーしゃー   2020/03/30 20:35:52 ID:j2s/LZ2Eiw
>>690
(県立研究都市、Pのラボ)
P「(今日は悪寒がしないな・・・※コレットが学生寮に戻っただけ」
P「うぃーす・・・」
キタカミ「おはようさん・・・」
鏡晶葉「珍しいな、二人揃って・・・」
P「ぬかせい・・・」
キタカミ「偶々だ・・・」
鏡晶葉「で、紗代子の件は・・・」
P「どうにかなったが・・・」
キタカミ「豊川のお嬢さんが次のターゲットにされたみたいでな・・・」
鏡晶葉「あぁ・・・」
P「まぁ、何とかするだろ。朋花が・・・」
キタカミ「まぁ、雇い主だからな・・・」
鏡晶葉「海理音総合病院より『条件』が良かったら・・・」
P「『帝女』もここ数年のスポーツ不振で寄付金が減ってるから、それは無いだろうな・・・」
キタカミ「(調べてるんかい・・・」
鏡晶葉「(流石というか、何というか・・・」
P「それよりも、始めようぜ。安全装置も用意したしな・・・」カチャ…
鏡晶葉「そうだな・・・」
キタカミ「大将に先越されたからな・・・」
692 : せんせぇ   2020/03/30 21:31:02 ID:G9zQNC7gsw
>>691
>>691
光「おはよ~・・・」
P「久しぶりの登場だな光・・・」
キタカミ「今まで何処で何してた・・・?」
光「探し物・・・それの修復・・・ファワァ~・・・」
鏡晶葉「眠たそうだな・・・」
光「復旧に時間が掛かってなぁ~・・・」
P「時間が掛かるなら手伝うが・・・?」
光「いや、これは自分でやる物だから・・・・」
キタカミ「今どれくらい修復が終わっている・・・?」
光「大体40%って所・・・」
鏡晶葉「随分時間かかってるな天才物理学者・・・」
光「想像以上にデータが虫食い破損だからな・・・」
P「どういった代物なんだ・・・?」
光「平行世界に干渉する装置・・・その名も『エニグマ』・・・」
キタカミ「ドイツの暗号解読器か・・・?」
P「詳しい内容は何だ・・・?」
光「それも修復中・・・終わり次第伝えるよ・・・」自分の工房に入る音葉
鏡晶葉「まさか・・・光も平行世界への研究をしていたとはな・・・」
P「修復と言ったから昔作った設計図か何かだろうな・・・」
キタカミ「名前からしていい雰囲気の物ではないだろう・・・」
693 : せんせぇ   2020/03/30 23:33:09 ID:j2s/LZ2Eiw
>>692
(昼休み、木漏れ日届く中庭)
ピエール「・・・」チラッ
果穂「くー・・・(お腹いっぱいで寝ている音葉」
ピエール「(まだ13歳の女の子なんだ・・・※髪にそっと触れる音葉」
果穂「すー・・・」
ピエール「(物陰に誰か居る・・・!※オーラを発する音葉」
・・・
夏葉「(あら、気付かれたかしら・・・?」
樹里「(流石だな、王子様は・・・」
智代子「(いつ、止めるの・・・」
凛世「(いい雰囲気でございますが・・・」
夏葉「(『戦い』の記憶は私たちも含めて失われてるのよね・・・?」
樹里「(それがな・・・」
智代子「(ピエールくんは『別』らしいよ・・・」
凛世「(どうやら、特別な『プロテクト』が掛かってるとか・・・」
夏葉「(ヤバいわね・・・」
樹里「(ヤバいよな・・・」
智代子「(そろそろ、行こうか・・・」
凛世「(そうでございますね・・・」
ルゥ「なぁ、何してんだ・・・?」
『わぁっ!?』
・・・
ピエール「(やっぱり、居た・・・※果穂には耳栓をさせている音葉」
果穂「すぴー・・・」
(ほらね、昼休みがもう終わる・・・)
694 : プロデューサーちゃん   2020/03/31 06:52:01 ID:1TPGgVJjXk
>>693
咲耶「・・・」クルッ
摩美々「どうかしたんですか~?」
咲耶「最近だけど学園内に不審な気配がする・・・」
霧子「そうなの・・・?」
摩美々「私は何も感じませんが~・・・?」
咲耶「動物的第六感って奴かな・・・見えない何かだよ・・・」
結華「そうなの・・・?三峰的には分かんないねそう言うの・・・」
咲耶「こう言ったモノは落ち着いてくれる可能性はゼロに近い・・・」
霧子「えっ・・・じゃないか行動起こすの・・・?」
咲耶「きっといい事ではないよ・・・確実に悪い事だね・・・」
恋鐘「なんの話しよっと~?」
結華「こがたんは何時でもこがたんだね・・・」
摩美々「良い意味で何も考えてませんからね~」
霧子「うふふふっ・・・恋鐘ちゃんらしい・・・」
咲耶「それでこそ恋鐘だよ・・・」
恋鐘「?」
695 : バカP   2020/03/31 07:27:33 ID:ZewC.dM.OI
>>694
千雪「娘がとんだご迷惑を・・・」フカブカ
律子「気にしないでください。やんちゃするくらいが健全ですよ・・・」
千雪「そうですか・・・?」
律子「反省文20枚なんて、P殿の全盛に比べれば・・・」
千雪「は、はぁ・・・」
律子「果穂とピエールくんの関係もまた、P殿が『守りたかった』モノの一部なんですよ・・・」
千雪「守りたかったモノ・・・」
律子「ただ、今日お呼びしたのは果穂の事では無くてですね・・・」
千雪「えっ・・・?」
律子「『大学部』からなんですけど、義理の娘さんの事で・・・」
千雪「しかも、二人とも・・・」ガックシ
・・・
(遮二舞巣市、冬優子の部屋の前)
あさひ「ふーゆーこーちゃーん・・・」
愛依「あさひちゃん・・・」
あさひ「冬優子ちゃん、もう『ずっと』っすよ・・・」
愛依「今は冬優子ちゃんを信じるしか・・・」
あさひ「分かったっす・・・」
・・・
(部屋の中、冬優子は窓際で黄昏ている・・・)
冬優子「どうしてよ・・・」










『どうして、居なくなったの。竜・・・』
696 : おにいちゃん   2020/03/31 12:28:38 ID:U4.yjyNz8E
>>695
小梅「動かない・・・?」
あの子「・・・」コクッ
小梅「何かを待ってるの・・・?」
あの子「・・・」コクッ
小梅「何をしてるんだろう・・・?」
・・・
静香「未来!貴女この前の小テストの点数最悪じゃない!!」
未来「ひええええ・・・」
静香「貴女来年は高校受験でしょ!」
未来「ごめんなさいいいいい!!」ダッシュで逃げる音葉
翼「未来ってば面白い~」
静香「翼!貴女もよ!」
翼「薮蛇!!」ダッシュで逃げる音葉
静香「待ちなさい!説教&勉強会!」ダッシュで追い掛ける音葉
・・・「見つけたよ我が救世主・・・」
「君は今は全て忘れているがいずれ思い出す・・・」
「君が何者なのかを・・・君の使命をね・・・」
697 : プロデューサー殿   2020/03/31 14:03:23 ID:ZewC.dM.OI
>>696
P「なるほど、これがアキハ達の『創った』・・・」
鏡晶葉「そうだ、我々の総力を結集して創った『ディケイドメモリ』だ・・・」
P「で、どう使えばいいんだ。俺は『マグナム』に装填したが・・・」
キタカミ「それでもいいし、ドライバーに通すのも手だな・・・」
P「なるほど・・・」
鏡晶葉「(これでいいのだろう、アリアよ・・・」
(回想)
鏡晶葉「それでは、Pを送り込んで・・・」
アリア『「聖櫃」を持っていかせます・・・』
鏡晶葉「しかし、ヤツが言うことを聞くとは思えんぞ・・・」
アリア『だから、メモリに「逆安全装置」を付けます・・・』
鏡晶葉「『逆安全装置』・・・?」
アリア『私のミッション、クリアするまでは「帰れない」・・・』
鏡晶葉「うわっ・・・」
アリア『今まで、好き勝手してきた。たまには「こちら」の言う事を聞いても、問題はない・・・』
鏡晶葉「知らんぞ・・・」
アリア『あの人に「損」をさせなければいい・・・』ニヤリ
(回想終わり)
鏡晶葉「(損をさせないねぇ・・・」
P「安全装置のセットは完了した・・・」
キタカミ「それじゃ、大将・・・(メモリを手渡す音葉」
P「うしっ・・・」カチッ…ディケイド
(ディケイドメモリをロストにセットして展開する音葉)
P「すぐ戻るからよ・・・」
(オーロラカーテンに消える音葉)
エクストラストーリー・『聖櫃』を見つけ出せ!
698 : プロデューサーちゃん   2020/03/31 20:25:50 ID:LpPzB3Infs
>>697
鏡晶葉「あっ『聖櫃』の事伝えてないな・・・」
アリア『・・・別に構わない。言ったら言う事聞かない・・・』
キタカミ「どう言う事だ・・・?」
アリア『・・・今彼は私のミッションクリアするまで帰れま10・・・』
キタカミ「オイオイオイオイオイ後が怖いぞ・・・」
アリア『・・・損させなければ無問題・・・性格は把握済み・・・』
鏡晶葉「まぁ場所は分かるだろうな・・・現地の人間が居れば・・・」
キタカミ「その聖櫃とは何処に有るんだ・・・?」
アリア『・・・第一都市首都の御殿の裏に有る霊峰・・・』
鏡晶葉「霊峰の麓に窪みがあるそこに聖櫃を納める聖廟がある・・・」
キタカミ「それなら上空から近付けるな・・・」
鏡晶葉「出来なんだなぁそれが・・・」
キタカミ「何故だ・・・?」
アリア『・・・聖廟の周囲、超絶強大な人払いがある・・・』
キタカミ「何・・・?」
鏡晶葉「オマケに周辺は凶暴なモンスターが跋扈し不死の者でも死に至らしめる瘴気が充満している・・・」
キタカミ「そこは本当に神を祭る聖廟なのか・・・?」
アリア『・・・今は皇族のみが知ってる専用の通り道のみ・・・』
キタカミ「何故に・・・?」
アリア『・・・昔愚かな民に聖廟を燃やされかけた・・・』
鏡晶葉「それは初耳だな・・・」
アリア『・・・理由は『有名に成りたい』それだけ・・・』
キタカミ「酷い話だ・・・」
アリア『・・・だからそいつの存在、誰にも伝えさせない罰を与えた・・・』
キタカミ「情報抹消罪か・・・だが人の口に戸は立てられぬと言うぞ当時の学者が何とかして残そうとするだろ・・・?」
アリア『・・・大飢饉を付け加えた・・・』
鏡晶葉「あぁ・・・記録にある大飢饉はそれが原因か・・・」
続く
699 : Pたん   2020/03/31 20:49:52 ID:LpPzB3Infs
>>698
キタカミ「何故そこまでして聖廟を護るんだ・・・?」
アリア『・・・あそこは私の家、そして・・・魔装具を封印してる・・・』
鏡晶葉「なっ!?魔装具だと・・・!?」
キタカミ「そこまで驚く物なのか・・・?」
鏡晶葉「当然だ!!古代魔法科学によって生み出された禁断の兵器!!母が作り出した武器はそれを真似た物だ・・・!!」
アリア『・・・私の聖廟は一種のダンジョン、それは私が創造し始皇帝に渡した禁断の最終魔装具を未来永劫封印してる・・・』
鏡晶葉「最終魔装具・・・!?五体存在し世界を簡単に滅ぼせると言われるあの伝説の!?」
キタカミ「そんな野蛮な物を何故創造したんだ・・・?」
アリア『・・・平穏、静寂、平和・・・それが無かった・・・』
鏡晶葉「太古の時代は伝承が曖昧しかない・・・どう言った事態が・・・?」
アリア『・・・パンゲア大陸は何百年も戦争してた・・・それが見てられなかった・・・』
キタカミ「それで後の始皇帝にそれを渡し戦乱を治め統治させたのか・・・」
アリア『その後・・・晶葉の先祖に聖廟を造らせ帝にそこに聖櫃と魔装具を治め封印した・・・その後は現在通り・・・』
キタカミ「成程・・・場所が分かれば後はそのダンジョンを攻略する事だな・・・」
アリア『・・・聖廟の形は心臓の形、火、水、自然、光、闇の五角のフロア・・・そこを攻略して初めて最深部【聖櫃の間】に行ける・・・』
キタカミ「何故心臓なんだ・・・」
アリア『・・・意表を突いた・・・』ブイッ
700 : 彦デューサー   2020/03/31 21:37:54 ID:NcbRkLZKjQ
>>699
(パンゲア、第一首都付近)
P「(安全装置が起動しない。という事は現状はアキハ達の方が優れてるという事か・・・」
P「(それじゃ、5分後に戻れるようにタイマーを掛けるか・・・」カチッ
(しかし、何も起こらない音葉)
P「(・・・?」
P「(もっかい、やってみるか・・・」カチッ
(しかし、何も起こらない音葉・・・)
P「(何故にWHY?」
P「(待て待て待て、安全装置ぶっ壊れたか・・・?」
P「(それなら、家を座標にしたのを・・・※持ってきた5つの残りを起動させる音葉」カチッ
(それすらも何も起こらない音葉)
P「(どうなってんだ・・・!?」
・・・
(第一首都、パンゲア城)
鏡舞「来たわね・・・?」ニヤリ
鏡愛「どうしたの、ママ・・・?」
鏡舞「久々の客人よ・・・」
鏡愛「ゲートは完全に閉じたはず・・・!」
鏡舞「あの『連中』が大人しくしてる訳無いでしょ・・・」
鏡愛「どうするの・・・?」
鏡舞「そうね・・・」






『少し、遊んでこようかしら・・・』
701 : あなた様   2020/03/31 23:33:01 ID:LpPzB3Infs
>>700
鏡真乃「えっ・・・?」
鏡卯月「えっ・・・?」
鏡愛「えっ・・・?」
鏡舞「どうしたのよ皆して素っ頓狂な顔して・・・?」
鏡愛「やめてよママ!!若い頃聖廟への道を安全過ぎてツマラナイって理由で危険な街道を息止めてモンスター蹴散らしていった前科があるじゃん!!」
鏡真乃「止めてください皇太后様!!やり過ぎて起源神アリア様から名指しで注意された過去があるじゃないですか!!」
鏡卯月「余りにも度が過ぎて出禁喰らった前科をお忘れですか!!」
鏡愛「だから大人しくしてよ!!」
鏡舞「大丈夫だって先っちょだけだから~」
鏡卯月「全く信用できない発言!!」
鏡真乃「アリア様が居なくなって忙しくなってるんですからこれ以上トラブルを持ち込まないで下さい!!」
鏡舞「分ってないわね~アンタ達は・・・」







『アリア様がそいつをこっちに寄こしたのよ・・・』
702 : 3流プロデューサー   2020/04/01 06:46:22 ID:aVfRkzKtNA
>>701
鏡愛「えっ・・・」
鏡舞「そういえば、Pさんは初めてだったわね・・・」
鏡卯月「よりにもよって、Pさんなんですか・・・」
鏡舞「まぁ、そういう事だから・・・」スタスタスタ…
鏡真乃「どこに向かわれるんですか・・・?」
鏡舞「伝えにいくのよ、『ミッション』をね・・・」
・・・
P「(出来がいいと思ってたのに・・・」
「キシャアアアアーッ!」
P「(なんだっ・・・!※声のする方へと振り向く音葉」
(Pの前に敵意剥き出しで現れるベノスネーカー)
P「(マジか。あの『クソデカボイス娘』め・・・!」
・・・
鏡愛「はっくしょん!!!」
・・・
P「(とにかく、ここまで『敵意』を出されてる以上・・・」
ベノスネーカー「キシャアアアアーッ!」
P「(やるっきゃ、無いよな・・・!※マグナムを構える音葉」
(数分後)
P「(コイツ、強過ぎんだろ・・・※少し疲れてきた音葉」
ベノスネーカー「シュララララララ、ベァッ!(毒液を吐く音葉」ブシャッ
P「(一番、厄介なのキタッ!※慌てて避ける音葉」
(吐かれた毒液が当たった所の草が枯れていく音葉)
P「(自分の直近にも毒液を撒き散らすから、下手に近付けねぇし・・・」
P「(かといって、マグナムの一発ずつでも響かない・・・」
P「(おまけにディケイドメモリは外せない・・・※逆安全装置の影響」
P「(覚えてろ、アイツら・・・!」ッターンッターンッターン
ベノスネーカー「キシャ・・・?(弾が当たるも平然としている音葉」
P「(待てよ、コイツらが『まだ居る』・・・!」
P「疾やがれ、『ミネルヴァ・スクプリチュア』『フェスタ・アーテル』!」
(大剣を持った聖女のオーラを持つ使い魔を呼び寄せる音葉)
スクプリチュア「(フェスタ・アーテルを振り抜く音葉」
ベノスネーカー「キシャアッ!(透かさず尻尾の剣で防御する音葉」
P「(堅いな・・・!」
703 : Pちゃま   2020/04/01 07:58:59 ID:tn5A/mGec.
>>702
P「コイツ、想定以上に強いな・・・」
ベノムストーカー「シュララララ・・・」ジリジリと近付く音葉
P「それなら・・・ん?」ドドドドドド
メタルゲラス「ゴォオオオオオ!!」猛スピードで迫る音葉
P「このサイは・・・」
メタルゲラス「ゴゴゴ!!」壁に激突する音葉
P「まさか、コイツまで出てくるか・・・」
エビルダイバー「シュウウウウウウウウ!!」近くの川から出てくる音葉
ボルキャンサー「フルルルルルルルルルル!!」同じく川から出てくる音葉
P「ミラーモンスター続々と・・・」
・・・
鏡舞「さてさて、急がないとね♪」
鏡舞「今モンスター達が苛立って凶暴化してるからね♪」
鏡舞「だから、彼には逸早く『聖櫃』を聖廟から持ち出して」






『アリア様の転生させてもらいましょうか・・・!』
704 : Pサマ   2020/04/01 08:52:50 ID:aVfRkzKtNA
>>703
P「(カニはともかく、ジェノサイダーになられた日にゃ・・・」
ベノスネーカー「キシャアアアアーッ!」
メタルゲラス「ゴォオ!?」
エビルダイバー「シュウ!?」
(ベノスネーカーの方に引き寄せられる二体のミラーモンスター)
P「(まさか、合体条件が揃っていれば・・・!?」
(禍々しい光に包まれる音葉)
P「(そして、ハブられるカニ・・・」
ボルキャンサー「フルルルルルル!(Pからの視線の正体に気付いて怒りに震える音葉」
(光が晴れる音葉)
P「(さぁ、どうするか・・・(冷や汗が一滴だけ垂れる音葉」
ジェノサイダー「グギャアアアアアアアア!」
P「(傍目から『1vs2』、でも状況的には『多対一』だ・・・」
ジェノサイダー「グキャアアアアア・・・」
ボルキャンサー「フルルルルルルル・・・」
P「(スクプリチュアとアーテル以外の使い魔は出せても長期戦に向かねぇし、どうする・・・!?」
(背後から火球が飛んでくる音葉)
ジェノサイダー「ギャアオオオオオオオオウ!?」
ボルキャンサー「フルルルルルルル!?」
(それぞれ、直撃する音葉)
P「何だ・・・っ!?」
(Pの前に姿を現すドラグランザー)
P「(ドラグランザー、何故・・・!?」
・・・
(パンゲアのとある街)
鏡琴葉「上手くいったかしら・・・」
鏡エレナ「きっとダイジョウブ♪」
鏡恵美「琴葉は心配しすぎてだって・・・」
・・・
P「俺を助けてくれるのか・・・?」
ドラグランザー「(鋭く目を光らせる音葉」
P「これは・・・」






『ドラグバイザー・ツバイ・・・!?』
※サバイブに変身するのでは無く、直接手持ち武器になる。ボルキャンサーは龍騎の『マキシマムドライブ』で蹴散らすので・・・
705 : プロデューサー殿   2020/04/01 12:32:00 ID:tn5A/mGec.
>>704
ダークウィング「・・・」物陰から見ている音葉
鏡舞「どんな感じかしら?」
ダークウィング「シャウ!!」
鏡舞「あらあら~ドラグランザーに進化したの?」
デスワイルダー「ゴルルルル・・・」
鏡舞「ハイハイ、ライバルに先越されたからって妬まない妬まない・・・」
ダークウィング「・・・キキッ」
鏡舞「まあまあ、此処は『見』に回りましょう~彼が何れぐらい強くなったか見たいし」
ブランウィング「キュー?」
鏡舞「それにボルキャンサーか・・・」目を凝らす音葉
ブランウィング「キュー!」
鏡舞「あぁ、やっぱり別個体のデスワイルダーとダークウィング、ブランウィングが居るわね・・・」
デスワイルダー「ガルルルル・・・」
鏡舞「後、ギガゼール、バイオグリーザも付近にいる・・・まずいわね!」





『狙ってるわね、ジェノサバイバーになる気よ』
706 : 監督   2020/04/01 14:02:08 ID:aVfRkzKtNA
>>705
P「(周りにモンスター連中が集まりつつあるな・・・」
P「(まぁ、それに紛れて『一際強い』のも居るんだろうけど・・・」
P「(ただ、今は・・・」
P「目の前の奴を何とかしねぇとな・・・」
ドラグランザー「グゥゥゥゥゥゥゥ・・・」
P「ドラグランザーはジェノサイダーを頼む・・・!」
ドラグランザー「(頷く音葉」
P「(コト達が寄越してきただけあって、従順なんだな・・・」
P「いくぜ、カニ!」
ボルキャンサー「フルルルルルルル!!(激おこな音葉」
P「お前にはこれだ・・・!」カチッ
『龍騎・・・マキシマムドライブ!』
P「リュウキパニッシャー!」ッターン
(撃ち出されたエネルギー弾がライダーキックをしている龍騎となってボルキャンサーを貫く)
ボルキャンサー「フルルルルーッ!?(爆散する音葉」
ジェノサイダー「ギャアオオオオオオオオウ!(残ったエネルギーを吸収する音葉」
P「なっ・・・!?」
鏡舞「気を付けなさい!(ダークウィング達とは別行動で現れる音葉」
P「鏡の日高・・・!?」
鏡舞「ジェノサイダーは野良モンスター達を吸収して・・・」








『更に進化する気よ。その名は「ジェノサバイバー」・・・!』
707 : Pしゃん   2020/04/01 21:07:55 ID:HQv4.MujGs
>>706
P「ジャノサバイバー・・・?」
鏡舞「伝説に伝わる魔獣よ・・・見て見なさい・・・!!」
何処からともなくやって来るドラグブラッカー
ドラグブラッカーゴァアアア!!』
ジェノサイダー「ゴォアアアアア!!!」
ドラグブラッカーが自ら取り込まれる音葉
P「自分から融合しに行った・・・!?」
鏡舞「来るわよ・・・」
鏡真乃「追い付きました!!」
鏡卯月「アレってジェノサイダー・・・!?野生で居るんですか!?」
ジェノサイダー「ゴォアアアアア!!!」
激しいか輝きに包まれる音葉
鏡舞「来たわね・・・回しを締め直さないと負けるわよ・・・」
P「オイオイオイオイオイ・・・・マジかよ此奴は・・・」
鏡真乃「嘘・・・」
鏡卯月「信じられません・・・」
そこに居るのは複数のミラーモンスターの顔やパーツが見える巨大複合魔獣





ジェノサバイバー「ギャヴァリュアアラララ!!!!」
708 : ぷろでゅーしゃー   2020/04/01 21:58:52 ID:UmwcT9a80k
>>707
P「・・・!」ブルッ
鏡舞「あら、武者震いかしら・・・?」
P「そうだな、どうやら俺は『飢えてた』らしい。『平和』な世界になって・・・!」
鏡舞「神様に聞かれたら、厄介ね・・・」
P「知ったこっちゃねぇ。ただ、今は・・・」
鏡舞「そうね、目の前の『敵』に集中しましょうか・・・」
ジェノサバイバー「グギュリャオオオオオッ!」
P「ドラグバイザー持たせてもらっても、デッキがなぁ・・・」
鏡舞「鈍いわね、アンタ・・・」
P「えっ・・・」
鏡舞「カードは出さなくても使えるわよ。思い浮かべればね・・・」
P「便利やん・・・」
鏡舞「取り込まれちゃったけど、ドラグブラッカーのカードを献上された時に・・・」
鏡琴葉『Pさんはもう一度来ると思います。その時にはドラグレッダーを強化しないと・・・』
鏡舞「ってね・・・」
鏡卯月「お二人とも!」
鏡真乃「お話は後で・・・!」
鏡舞「そうね・・・」
P「イメージするだけでカードが使えるんなら、マルチタスクでいってみるか・・・!(ドラグバイザー・ツバイとT2マグナムを構える音葉」ソードベント
ジェノサバイバー「グオオオオオオオオオン!」
709 : ご主人様   2020/04/02 00:38:03 ID:2OBMB2Ibvg
>>708
一方その頃・・・
樹里「くそぉ・・・チョコの奴何処行きやがった・・・」
果穂「あっ!!あそこに居るちっこい人ちょこ先輩ぽくないですか!!」
樹里「何気に酷いこと言ってるがきっとそうだろうな!!オイチョコ!!」
小糸「ぴゃああああ!?!?!」
樹里「どわぁあああ!?ってお前小糸か!!」
小糸「その声はなんちゃってヤンキーの樹里ちゃん!!」
樹里「くそぉ!!紛らわしんだよちょこと大体同じ伸長しやがって!!」
小糸「言い掛かり!!それより透ちゃん見なかった!!」
樹里「知るかよ!こちとらちょこが群集の荒波に飲まれて絶賛行方不明中だ!!」
果穂「ノクチルの皆さんはどうしたんですか?」
小糸「・・・透ちゃんは何時も通りマイペースを出し消え・・・円香ちゃんは・・・」
円香『アイツ絶対何処かで道草くってる・・・探してくる』
小糸「と言って消えました・・・」
樹里「雛菜はどうした・・・?」
小糸「雛菜ちゃんは・・・ゆるふわ過ぎて群集の荒波に消えた・・・」
果穂「Oh・・・ジーザス・・・」
夏葉「二人共智代子見つかった?」
凛世「こちらは見つかりませんでした・・・」
円香「駄目だった・・・透処か雛菜すら見つからない・・・」
樹里「如何するよコレ・・・」
果穂「此処は手を組みましょう!!」
小糸「それがいいね・・・」
710 : プロちゃん   2020/04/02 06:52:30 ID:IyT4mjfZEU
>>709
P「なんだ、鏡の島村に櫻木か・・・」
鏡卯月「今、気付いたんですか・・・?」
鏡真乃「ちょっと、鈍いんじゃないですか・・・?」
P「いや、それ以上に鏡の日高の存在感だろうな・・・」
鏡舞「あらっ・・・」
鏡卯月「なっ・・・!」
鏡真乃「むっ・・・!」
P「パンゲアの奴でここまで『大きい』存在感は初めてなもんでね・・・」
鏡舞「それだけ、自分が『ぬるま湯』に居たって事よ・・・」
鏡卯月「で、どうするんですか・・・」
鏡真乃「『相手』は滅茶苦茶強いですよ・・・」
P「確かに、端から見りゃ『5vs1』だが・・・」
鏡舞「実際は『多対5』よ・・・」
ジェノサバイバー「グルルルルルルルルッ・・・!」
P「来る・・・!」
ジェノサバイバー「グルアッ!(咆哮一つであちこち爆発させる音葉」
鏡舞「なっ・・・!?」
鏡卯月「原理が読めません・・・」
鏡真乃「滅茶苦茶・・・」
P「空気中の酸素を無理矢理爆発させたんだ・・・」
鏡舞「根拠は・・・?」
P「俺も同じことは出来るからな・・・!」パチン
(ジェノサバイバーの顔周りを爆発させるも・・・)
P「恐ろしいのは、範囲絞って威力上げたのに・・・」
ジェノサバイバー「グゥゥゥゥゥゥゥ・・・」
P「奴が今のところ、もろともしてない辺りだ・・・」
711 : ハニー   2020/04/02 09:38:44 ID:RN3Mjok7sk
>>710
一方その頃・・・
小糸「居た!!雛菜ちゃんが居たよ!!」
円香「はぁ~・・・ったく心配させて・・・ッ!!」
樹里「馬鹿アブねェ!!」
小糸「えぇっ・・・!?どう言う事・・・!?」
円香「近付けないね・・・アレ・・・」
夏葉「えぇ・・・同レベルの者でなければやられるわ・・・」
凛世「恐らくPさんでも負けるでしょう・・・」
果穂「とても恐ろしい空間です・・・!!」
小糸「何がどう言う事!?」
樹里「良く見ろ小糸!!お前にも見える筈だ!!」
小糸「ぴゃ!?見えないよ!!ただ雛菜ちゃんが真乃ちゃん、藍子ちゃん、美也ちゃんと雪歩ちゃんがアニマルパークで兎と戯れてるだけじゃない!?」
樹里「馬鹿よ!?」
円香「死ぬぞ小糸・・・」
小糸「なっ!?動きが・・・非常に・・・動きにく・・・!?」
この空間は尋常じゃない超絶ゆるふわ空間が出来上がっている・・・
果穂「間に合わなかったですね・・・」
凛世「犠牲になったのです・・・犠牲のその犠牲に・・・」
夏葉「でも良く解ったわね円香・・・?」
円香「勿論・・・プロだから・・・」
透「何か面白い事になってるね♪」
円香「誰のせいだと思ってるこの野郎・・・」
智代子「ゼェ・・・ゼェ・・・何アレ・・・?」
712 : プロちゃん   2020/04/02 15:01:34 ID:fgasVoMs.k
>>711
P「まずは『毒液フィールド』を何とかしないとな・・・」
鏡舞「策はあるの・・・?」
P「あぁ、例え『天使の加護』が無くとも何とかするのが俺ルール・・・!」
鏡卯月「誰だってそうだと思いますが・・・」
P「お黙り、いくぞドラグランザー!」
ドラグランザー「ギャアアアアッ!」
『シュートベント』
鏡真乃「そういう事ですね・・・!」
P「焼き払え!」パチン
鏡舞「色々危ないわよ・・・!」
(シュートベントのレーザーとドラグランザーの吐く炎、更にフィンガースナップによる空気爆発で毒液フィールドを一掃する音葉)
鏡卯月「やり過ぎじゃ・・・」
P「いや、そうでも無さそうだぞ・・・」
(煙が晴れるも、ダメージはおろか傷一つもないジェノサバイバー)
ジェノサバイバー「ギュアアアアアアアアアアアア!」
鏡真乃「どうするですか・・・?」
P「攻めて、攻めて、攻めまくるしか無いだろ・・・」
鏡舞「それもそうか・・・」
鏡卯月「どうなっても知りませんよ・・・」
鏡真乃「ラン&ガンだね・・・!」
P「ヒット&アウェイつってくれ・・・」
713 : ごしゅPさま   2020/04/02 16:10:35 ID:j3tnq/U1Q.
>>712
小糸「ひ、酷い目にあいました・・・」
雛菜「あは~~~~小糸ちゃんプルプルしちゃってどうしたの~~~?」
透「きっと素敵な事が有ったんだよ・・・」
円香「誰のせいだと思ってるの・・・」
樹里「ノクチルの馬鹿共せいで酷い目に合ってるな小糸の奴・・・」
果穂「ノクチルのちょこ先輩ですからね!!」
智代子「待ってどう言う事それ!?」
夏葉「主にツッコミ役って訳ね!いいわ!!ツッコミなさい智代子!!」
智代子「いや!急に何言ってるの!!」
凛世「即興で此処まで出来るのですね・・・」
真乃「ほわっ?周りが凄い事になってるね・・・」
灯織「此処に居たんだ・・・」
めぐる「もぉ~探したよ真乃・・・」
真乃「ほわっ?二人共何処行ってたの・・・?」
灯織「こっちのセリフだよソレ・・・」
藍子「可愛いですね・・・」
美也「ですなぁ~」
雪歩「犬じゃないから安心・・・」
真「はぁ~・・・やっと見つけた・・・」
未央「やっぱりあそこで会ってたじゃんあかねちん・・・」
茜「コレは失敬!!!!」
714 : プロデューサーさん   2020/04/02 18:23:01 ID:fgasVoMs.k
>>713
P「チッ、焼き払ったはいいが・・・」
鏡舞「ダメージを与えきれてないわね・・・」
ジェノサバイバー「グギュリャオオオオオッ!」
鏡卯月「また、咆哮を・・・!」
鏡真乃「このままだと、千日手ですよ・・・」
P「(考えろ、どんなに堅牢な壁にだって『歪み』が必ずあるように・・・!」
ドラグランザー「グルルルルルルルルッ・・・」
ジェノサバイバー「グオオオオオオオオオン!」
鏡舞「しかし、気になるわね・・・」
P「何がだ・・・?」
鏡舞「ドラグブラッカーが自ら飛び込んでいった事よ・・・」
P「そういえば、この前もドラグブラッカーに『いの一番』に火球撃たれたっけ・・・」
鏡卯月「という事は・・・」
鏡真乃「ドラグブラッカーはPさんを狙っている・・・?」
鏡舞「分かったわ、大体の事がね・・・」
P「大体・・・?」
鏡舞「あのドラグブラッカーが食らったのも関係してそう・・・」
P「人を食ったのか・・・」
鏡舞「それを『仕向けた』のはアンタじゃない・・・」
P「まさか・・・!」
・・・
ドラグブラッカー「(さぁ、暴れろ。ジェノサバイバー・・・!」
・・・
鏡舞「そう、そのまさかよ・・・」









『ドラグブラッカーは「鏡のP」に取り込まれたのよ、きっとね・・・』
715 : 5流プロデューサー   2020/04/02 20:58:09 ID:j3tnq/U1Q.
>>714
アリア『・・・ゲスめ・・・』
鏡晶葉「どうしたんだアリア神・・・!?」
アリア『・・・あの『蛇』が生きてる・・・』
鏡晶葉「蛇・・・まさか・・・」
アリア『・・・うん・・・しぶとさはこの世界の彼と同じ・・・』
鏡晶葉「生きて居たのか・・・母様の仇!!」ギリッ
キタカミ「怒りはよくない・・・思考を鈍らせる・・・」
鏡晶葉「分っている・・・分かって居るが抑えきれんのだ!!」
光「晶葉気持ちは分かるけどキタカミの言う通りだ・・・」
アリア『・・・急いで聖櫃を回収しないと・・・』
キタカミ「お前は鏡の大将を警戒して居るんだな・・・」
アリア『・・・人払いは焼き払われた時貼った・・・同時に悪人の侵入も防ぐ・・・』
光「そうか・・・つまり!!」
キタカミ「さっきの話がそうなら悪人に魔装具を奪わせない為か・・・」
アリア『・・・奴は魔装具を奪い・・・神になろうとしてる・・・絶対にさせない・・・』
・・・
鏡舞「仕方ないわね・・・」
P「どうする気だよ・・・」
鏡舞「2分時間頂戴・・・アリア神から授かった神の力を解放するわ・・・」
P「神の力・・・?」
鏡舞「奴を打ち倒す全力の力を発動するって事・・・!!」
・・・
スーパーサイヤ人ブルー的な物
716 : プロデューサークン   2020/04/02 22:01:49 ID:pTCLZ9hnYY
>>715
P「まぁ待て、鏡の日高・・・」
鏡舞「何よ・・・?(感情が昂っている音葉」ギロッ
P「『切り札』ってのは最後まで取っておくもんだぜ・・・」
鏡舞「何か策でもあるの・・・?」
P「火力を高める。その前にやらなアカン事もあるけどな・・・」
鏡卯月「やらなきゃいけない事・・・?」
P「使えるもんであれば、憎っくきあんちくしょうでも使うもんだ・・・」
鏡真乃「どう使うんですか・・・?」
P「こうするのさ・・・」ッターン
ドラグブラッカー「グァッ!?」
P「おっと、弾が滑った・・・」ニヤリ
鏡舞「うっわ、悪い笑顔・・・」
鏡卯月「なるほど・・・」
鏡真乃「そういう事ですか・・・」
P「それじゃ、もう一発・・・」ッターン
ドラグブラッカー「ギャオウ!」
・・・
ドラグブラッカー「(この野郎・・・!」カチン
・・・
ドラグブラッカー「グリャァァァァァァァッ!」
ジェノサバイバー「グオオオオオオオオオン!」
(ほぼ同時に唸り声を上げる音葉)
ジェノサバイバー「・・・(事切れたように頭が垂れる音葉」ガクッ
鏡舞「ここからね・・・」
P「あぁ・・・!」
ジェノサバイバー「グリャァァァァァァァッ!(目の色がより赤黒くなる音葉」
鏡卯月「これで・・・」
鏡真乃「ジェノサバイバーのコントロールはドラグブラッカー(≒鏡P)が・・・」
P「そして、最後の仕上げだ・・・!」カチッ
『ゾルダ・・・マキシマムドライブ!』
鏡舞「まさか・・・」
P「ゾルダと言えば、これだろ『エンドオブワールド』!」
(マグナギガを模したエネルギー体を顕現させ、T2マグナムを背中にセット)
ジェノサバイバー「グオオオオオオオオオン!(咆哮を上げて、邪魔を試みる音葉」
P「おせーよ・・・(引き金をひく音葉」
(そこから先は語るまでも無いだろう。正に火力の暴力・・・!)
717 : 箱デューサー   2020/04/02 23:10:56 ID:j3tnq/U1Q.
>>716
鏡真乃「凄い火力・・・!?」
ヒオリ「前が見えない・・!!」
メグル「コレって地形変わらない・・・!?」
鏡卯月「流石はミラーモンスター上位の存在マグナギガの一斉射撃『エンドオブワールド』・・・火器の暴力ですね・・・!!」
鏡舞「・・・」
P「さてどうだろうな・・・?」
煙がはれる音葉
ジェノサバイバー「グリャァァァァァァッ!!」
鏡真乃「生きてる・・・腐っても伝説の魔獣・・・!!」
鏡卯月「でも流石に無傷じゃないですね・・・!!」
ジェノサバイバー「グルルルルルッ・・・」
所々に傷跡が出来出血が発生する音葉
P「後少しって所だな・・・」
鏡舞「合格ね・・・これなら聖廟へ入る事も許せるわ・・・」
P「あん・・・?どういう意味だ・・・?」振り向く音葉
鏡舞「何処観てるのかしら・・・こっちよ・・・」
鏡卯月「えっ・・・?」
鏡真乃「何時の間に・・・えっ・・・?」
P「気配が読めなかったと言うよりまるで自然と一体になったようだ・・・」
ジェノサバイバー「ゴォアアアアア・・・!?」
鏡舞「此処からは・・・私のステージと言うとこかしらね・・・?」蒼炎のオーラを纏い髪と瞳の色も深い蒼色になっている音葉
718 : Pさぁん   2020/04/03 07:35:10 ID:cF4zzouJXY
>>717
P「どうやら、俺らの出番はここまでみたいだな・・・」
ドラグランザー「グルル・・・」
P「まぁ、しょげるな・・・」
鏡舞「いくわよ、『時代の亡霊』・・・」
ジェノサバイバー「ゴォオオオオオオオ・・・!」
鏡舞「この技自体は『久々』なんだけどね・・・(いたずらに放っていたオーラが綺麗にまとまる音葉」
鏡卯月「この感じ・・・!」
鏡真乃「きますね、むんっ・・・!」
P「え、何が・・・!?」
鏡舞「歌うわよ『ALIVE』・・・!」
・・・
樹里「てか、外で4人だけてのも珍しいな・・・」
透「いや、『彼』ならお手洗いだよ・・・」
円香「どこもかしこも混んでるみたいだけど・・・」
小糸「あっ、雛菜ちゃん。勝手に動かないで!」ガシッ
雛菜「雛菜、お腹空いた~」
「お待たせしました・・・」
透「大丈夫だよ、ハタノさん・・・」
円香「ハタノがこうなのは、慣れたから・・・」
小糸「サトルさん、雛菜ちゃんを止めるの手伝って・・・!」
雛菜「あ、サトルさ~ん」テフリフリ
樹里「マイペースだな・・・」
・・・
東雲サトル:『愛増学園高等部』の教師で旧姓『ハタノ』。透・円香とは昔なじみなのだが、本人はその辺りの記憶が曖昧。小糸たちが入学した年に現在の姓になって再会。透・小糸・雛菜からは慕われていて、円香も冷たくはしているものの、邪険にまではしていないが・・・
東雲荘一郎とは名字が同じなだけで特に繋がりはない・・・
呼称:透・円香『ハタノ』小糸・雛菜『サトルさん』P『シノノメ』それ以外『(基本的には)サトル先生』
719 : ご主人様   2020/04/03 10:15:15 ID:dM7Gpx7Ab6
>>718
鏡愛「ママ達帰りが遅い・・・」
鏡百合子「大丈夫じゃないですか?あの舞様ですよ?」
鏡志保「例え爆弾が頭上に落ちようがピンピンしてるような方ですからね・・・」
鏡可奈「心配する事自体が野暮なんじゃないですか?」
鏡愛「ママの心配はしてないよ・・・無人島で数カ月生活しても元気な人なんだから・・・」
鏡百合子「無人島・・・!?」
鏡志保「逃亡生活の時の一環が見えてしまった気がするわ・・・」
鏡可奈「なら何が心配なんですか・・・?」
鏡愛「ママがやり過ぎないか・・・それが心配だよ・・・」
鏡百合子「成程それは納得です・・・」
鏡志保「流石にそこまで行かないでしょ・・・落ち着きも得てますし・・・」
鏡愛「ママはそんな甘い存在じゃないよ!傍若無人の塊みたいな人だよ!!」
鏡可奈「あはは~流石にそこまで酷くは~・・・」
ドカーン!!!
鏡百合子「前言撤回ですね・・・」
鏡志保「真実は小説より奇なり・・・」
鏡可奈「はれ?どう言う事・・・!?」
鏡愛「ママ・・・」顔を覆い隠す音葉
720 : おにいちゃん   2020/04/03 14:48:42 ID:cF4zzouJXY
>>719
P「やり過ぎだ・・・」
(目の前には焼け野原を越えたマグマ状態)
鏡舞「てへっ♪」
P「カワイイけど、可愛くないなぁ・・・」
鏡舞「で、どうかしら・・・」
鏡卯月「完全に・・・」
鏡真乃「ジェノサバイバーの霊圧は消えましたが・・・」
P「まだ、奴は『消えてない』な・・・」
鏡舞「あら、そうかしら・・・」
P「あの『マグマ大陸』の中に『カード』が残ってるとしたら・・・?」
鏡卯月「なるほど・・・」
鏡真乃「それは厄介だね・・・」
P「まぁ、この『マグマ大陸』を乗り越えるしか無いと・・・」
鏡舞「そうね・・・」
P「そいじゃ、戻れドラグランザー!」
ドラグランザー「グギャッ!(ドラグバイザー・ツバイに宿る音葉」
鏡舞「それじゃ、貴女たちは戻っていいわよ・・・」
鏡卯月「そうしたいのは山々なんですけど・・・」
鏡真乃「『カード』を回収しないと・・・」
鏡舞「なら、行きましょう。案内役は必要でしょ・・・?」
P「まぁ、そうだな・・・」
(二人して常人が飛べないような高さで跳躍する音葉)
鏡卯月「で、どうしましょう・・・?」
鏡真乃「冷めるのを待ちましょうか・・・」
・・・
ドラグブラッカー「(う、動けん・・・※カードから出ようとすればマグマに触れてしまう為・・・」
721 : 箱デューサー   2020/04/03 16:58:01 ID:dM7Gpx7Ab6
>>720
鏡舞「ただいま~・・・」
鏡愛「ママ!!やり過ぎだよ!!」
鏡舞「えぇ~誠に~?」
鏡愛「茶化すな!!」
P「それはそうと合格ってのは何の事だ日高・・・?」
鏡舞「あぁ・・・その事ね・・・貴方はアリア神にお使い頼まれたのよ・・・」
P「お使いだと・・・?」
鏡舞「その装置に細工をして戻れない様にしたのは紛れも無くアリア神その人ね・・・」
P「待てテオスアリアはあの時眠りについた筈だ・・・」
鏡舞「貴方は神たるアルターエゴを甘く見過ぎよ魔術いいえ魔法に関してはあの神に右に出る者は居ない・・・自分の体の一部を魔術で恐らく潜伏し完全な眠りを防いだのよ・・・」
P「今までそんな素振りは見せなかったぞ・・・」
鏡舞「元々ディメンジョンミラーの基礎設計は彼女の残した設計図を基に生み出された古代魔法科学の聖遺物よ・・・」
P「やろう・・・帰ったらどういう目に合わせてやろうか・・・」
鏡舞「だからアルターエゴを甘く見過ぎよ・・・貴方を此処に寄こした後の策くらい考えてるに決まってるわよ・・・」
P「まぁいい・・・帰るまでのお使いってのは何だよ・・?」
鏡舞「そうね・・・お使いの内容は聖廟最深部の聖櫃の間に安置されている聖遺物『聖櫃』を持って帰る事でしょうね・・・」
722 : 5流プロデューサー   2020/04/03 18:28:13 ID:cF4zzouJXY
>>721
P「で、その聖廟とやらに行くのにも・・・」
鏡舞「えぇ、お察しの通り。『色々』あるわよ・・・」
P「勘弁してくれよ・・・」
鏡舞「その『安全装置』とやらは増やせないの・・・?」
P「少し時間をくれれば・・・」
鏡舞「それだったら、30個は要るわね・・・」
鏡愛「(まさか・・・!」
P「そんなに要るんか・・・?」
鏡舞「そうね、『貴方と私』ならそんくらい要るわね・・・」
P「え・・・?」
鏡愛「(やっぱり・・・」
鏡舞「あら、私たちなら『極上で最上かつ崇高でありながら最高で最強タッグ』になれると思うのだけれど・・・」
P「前置きが長い・・・」
鏡舞「でも、悪くは無いと思うわよ・・・?」ニヤリ
鏡愛「もう、好きにして・・・」
P「なら、しゃーない・・・」
鏡舞「決まりね。出発は『安全装置』の完成次第かしらね・・・♪」
・・・
(所家リビング)
恵美「はっ・・・!」
千鶴「どうかしまして、恵美・・・?」
恵美「久々に感じた・・・」
琴葉「まさか・・・!」
恵美「そう、その『まさか』だよ・・・!」
(伊織と紬は愛増学園に行っているため、不在)
723 : ごしゅPさま   2020/04/03 20:00:45 ID:dM7Gpx7Ab6
>>722
フード仮面「道中はアタシらも同行する・・・」
鏡夏葉「久しぶりね・・・」
P「お前は鏡の有栖川か・・・でそっちのフード仮面は誰だ・・・?」
鏡夏葉「樹里よ・・・仮面を付けると強気になるのよ・・・」
鏡樹里「そう言う訳だ・・・」
P「そもそも何故お前達が・・・?」
鏡静香「徴兵令ですよ・・・」
P「鏡の静香・・・戦争はしないって・・・?」
鏡静香「現在モンスターたちが暴れ回って二極星だけでは数か足りず強者を招集したんです」
鏡夏葉「無論私達だけじゃ無いわ・・・」
P「誰が居るんだ・・・?」
鏡静香「他方に出てる恵美さん、朋花さん、光、紗南のコンビ・・・」
鏡翼「後は異形種達を警戒しての部隊にジュリアーノと海美さん、紬さん、環、凛、未央、チームツインズかな・・・?」
P「随分招集したな・・・」
鏡愛「それだけアリア神様の不在が世界に影響を及ぼしてるんです・・・」
鏡舞「そう言う訳だから急いで聖廟に向かうわよ・・・!!」
P「此処からどれ位だ・・・?」
鏡舞「北に3kmの霊峰よ・・・だけど酷いジャングルがあるわよ~」ニタァ
724 : 鏡の翼は帰すとエイジの歴史が狂うから修正するよ   2020/04/03 21:31:53 ID:vxDezxo/Uw
>>723
P「どっかで聞いた事あるな・・・」
鏡舞「あら、もう経験してたのね・・・」
P「少し前にな・・・」
鏡歌織「苦労してるのね・・・(※鏡翼の置き換えです」
鏡静香「いつ、出発するんですか・・・?」
P「増えるとなると、安全装置も増やさないといけんわな。1日待て・・・」
鏡夏葉「仕方ないわね・・・」
鏡樹里「すぐにでも出たいくらいなんだけどな・・・」
P「悪いな、俺は『死に行く』訳じゃないから・・・」
鏡舞「ちなみに私と二人きりだったら・・・?」
P「急ピッチでも2時間だな・・・」
鏡舞「やっぱり、付いて来ない方がいいんじゃない?」
鏡愛「はぁー・・・」
鏡静香「Pさん、一ついいですか・・・?」
P「なんだ・・・?」
鏡静香「翼は元気にしてますか・・・?」
・・・
(遮二舞巣市、アンティーカ。住居ルーム)
鏡翼「エイジ、お母さんお仕事だってー」
エイジ(幼)「あーうー・・・」
霧子「行ってくるね、エイジ・・・(手を握る音葉」
エイジ(幼)「かーさー・・・」
鏡翼「『ん』が足りない!」
・・・
P「今日も元気にエイジのお守りしてると思うぞ・・・」
鏡静香「そうか、エイジさんは『未来』の人でしたね・・・」
P「エイジは何か掴めて帰ったんかねぇ・・・」
鏡舞「しんみりしてないで、早く安全装置作りなさい!」
P「へーへー・・・」
725 : Pちゃん   2020/04/03 22:19:17 ID:dM7Gpx7Ab6
>>724
P「そう言えばこっちの未来はどうしたんだ・・・?」
鏡静香「それが・・・」
鏡志保「あの日ザギにイザナミを剥がされ後遺症なのか今も寝たきりよ・・・」
P「・・・治るのか・・・?」
鏡静香「原因は病気じゃ無く呪いの様な物・・・普通の呪いじゃないせいで解除も出来ない」
鏡可奈「アリア神様なら治せるんじゃないかって時にアリア神様が・・・」
P「・・・成程、タイミングが悪かったって訳か・・・」
鏡夏葉「この世界に魔術を齎し科学と融合させた術式を作り人々に譲った神よ・・・その程度の呪いはどうって事ない筈よ・・・」
P「なら急がんとな・・・あの神モドキにも『お礼』せんといかんからな・・・」
鏡歌織「貴方って結構不敬者ね・・・神に対してもその態度って・・・」
鏡志保「空に唾を吐く行為よ・・・」
P「悪いが俺はリアリストだ・・・それに俺の人生は俺の物だ・・・神だろうが知った事じゃない・・・!!」
・・・
アリア『・・・ケッ・・・』
鏡晶葉「ん?どした・・・?」
アリア『・・・別に・・・不敬者の電波を受信した・・・それだけ・・・』
鏡晶葉「そ、そうか・・・(大方またアイツが余計な事言ったんだろうな・・・」
キタカミ「大将はある意味本当の意味で敵しか作らないな・・・」
アリア『やっぱりマリアは・・・頭がオカシイ・・・』
鏡晶葉「惚れた相手が間違ったのは否定しない・・・」
726 : 貴殿   2020/04/04 04:48:05 ID:HBl0tQY3vc
>>725
キタカミ「まぁ、大将も『あんなん』なのは確かだ・・・」
鏡晶葉「お前も言ってる事は大概だな・・・」
キタカミ「まぁ、やる時ゃ『やる奴』だよ・・・」
・・・
(翌日)
P「さて、配給の時間だ。欠食児童達・・・!」
鏡静香「字面が酷い・・・!」
P「昔に読んだ『ラノベ』から拾ったネタだ。アナスタシアみたいな声をしたJK巫女さんのな・・・」
鏡歌織「どんなラノベよ・・・」
P「メインヒロインは神崎みたいな声したちんまい女の子だ・・・」
鏡夏葉「そこはもういいから・・・」
P「そうだな、安全装置の説明からだな。まずは10個配ったが・・・」
鏡樹里「60個作ったのか・・・」
P「この起動ボタンを続けざまに2回押してほしい」
鏡舞「こうね・・・」カチカチッ
P「それで『ここ』が記憶された。安全装置は『セーブポイント』を記録したものを起動させてる状態で身体に『何らか』のダメージを受けた事で発動される・・・」
鏡愛「ふんふん・・・」
P「発動すると、安全装置の盤面は緑に光る。そこから、戦闘を続けてダメージが蓄積されていくと黄色、赤と変化していく・・・」
鏡静香「ゲームみたいね・・・」
P「そして、赤になってからいよいよダメージが限界を迎えるとより赤く光っていき、最終的には自壊する・・・」
鏡歌織「で、どうなるの・・・?」
P「安全装置に予め記録していた『セーブポイント』に飛ばされるという仕組みだ・・・」
鏡舞「ダメージを肩代わりしてくれるだけじゃなくて、戻してくれるのね・・・」
P「だが『制約』はある。複数持っていても、同時に『記録』させらるのは『2ヶ所』までだ・・・」
鏡夏葉「なるほどね・・・」
P「それじゃ、行くか・・・!」
727 : そなた   2020/04/04 06:49:40 ID:HBl0tQY3vc
補足:安全装置が同時に使用出来るのは2個まで
例:Pが3個使う場合、1個目のセーブポイントを所家玄関。2個目のセーブポイントを駅前に設定し、3個目はこの時点では設定出来ない。
その後、1個目か2個目の使用およびセーブポイントへの『帰還』が確認された時に3個目のセーブポイントへの『設定』が可能になる。
現在のP達一行は『第一首都』をベースのセーブポイントとしている為、2個目以降に使うモノのセーブポイントを随時更新していく事にしているが・・・
728 : Pサマ   2020/04/04 08:11:17 ID:AbR1cmNOLk
>>726
霊峰までの道のり
鏡舞「アレが聖廟を祀る霊峰よ・・・」
P「スゲェな・・・麓の部分に歪んで見える程の人払いが貼ってある・・・」
鏡舞「王族以外は入る事さえ出来ない代物よ・・・」
P「悪人侵入防止なのはわかるが王族に悪人が居たらどうしたんだ・・・?」
鏡舞「そこはアリア神が見抜いて聖廟に入れないわ・・・」
鏡樹里「元々はむき出し状態だったし道中の道も安全其の物だったそうだ・・・」
P「何故・・・?」
鏡舞「何でも太古の時代に『有名に成りたい』『歴史に名を残したい』と言う理由で聖廟を放火されたからそうよ・・・?」
P「ひでぇや・・・何処にでも居るんだなそんな馬鹿は・・・」
鏡舞「まぁその後王族も国民も大激怒の殺意MAXでそいつを速攻で惨殺刑に処したけど学者がそいつの事を記録しようとしたそうよ・・・」
鏡夏葉「でも私達はその名前を聞いた事が無いわ・・・?」
鏡舞「そりゃそうよ。だってアリア神がそいつの名を残そうとしたのを知って大激怒、大飢饉を引き起こして学者達も神の怒りに恐れ正真正銘の記録抹消罪が完成し何一つ残ってないわ」
P「まぁ自分の家を放火させた犯罪者の名前を記録したくはないだろうな・・・」
鏡舞「その結果があの巨大結界と森には瘴気と狂暴なモンスターたちが跋扈する危険エリアに大変身~・・・って訳・・・」
729 :   2020/04/04 13:05:14 ID:6D6LEVONq.
>>728
P「ただでさえ、街の外にはミラーモンスターどもが溢れているのに・・・」
鏡舞「そのミラーモンスター達が力試しの最後に訪れるのが『霊峰』よ。瘴気に当てられる事なく、かつ狂暴なミラーモンスター達を相手に勝ち続ける事が出来るかどうか・・・」
P「まぁ、いい。頼りにしてるぜ日高・・・」
鏡舞「そう言ってもらえるのはありがたいわね・・・」
鏡樹里「なんだよ、アタシらじゃ不満だって言うのか・・・」
P「比較対象が『コイツ』だからな・・・(親指で指し示す音葉」ビシッ
鏡舞「何だろう、この上げて落とされた感・・・」
鏡夏葉「落ち着きなさい、樹里。いざとなったら、私達もやれるって所を見せればいいだけじゃない・・・!」
鏡樹里「そうだな、覚悟しろよ・・・!」
P「勇ましいのは大変に結構だが・・・」カチカチッ
鏡舞「もうすぐ入口よ・・・」カチカチッ
鏡樹里「セーブポイントって奴か・・・」カチカチッ
鏡夏葉「準備は大切よね・・・」カチカチッ
・・・
小糸「サトル先生も雛菜ちゃんを止めて!」
サトル「雛菜、勝手にどこか行くのは止めて欲しいのですが・・・」
雛菜「は~い・・・」
小糸「むっ・・・」
サトル「小糸、貴女が頑張ってくれたから雛菜は何処かへ行かずに済みました。誇りに思って大丈夫です・・・」ナデナデ
小糸「ふへへ・・・///」
雛菜「むっ・・・」
樹里「(アレじゃ無限ループだな・・・」
730 : プロデューサークン   2020/04/04 14:35:10 ID:i95itKPyVc
>>729
透「だけど皆どうしてそんなに慌てた雰囲気なんだい・・・?」
円香「お前のせいだよ・・・」
透「・・・?」
円香「お前は・・・何時も何時も・・・」ビキビキッ
透「私が悪いのかな・・・?」
円香「お前がフラッと何処か行くからだろ!!」ビキビキッ
智代子「どおどおどお!!」
夏葉「透のマイペース振りは何時にもまして凄いわね・・・」
凛世「何処吹く風と言った所でございます・・・」
透「それよりお腹が空いて来たからお昼にしようか・・・幸い放クラの皆も居るし・・・」
円香「まだ話は終ってないっての・・・」
灯織「私達も居るんですけど・・・」
透「何時から・・・?」
めぐる「あはは~真乃より天然だね~」
真乃「ほわっ?私そんなに天然ですか・・・?」
樹里「既にそこがそうだっての・・・」
甘奈「おっ!!珍しいグループ発見だね☆」
甜花「なーちゃん・・・降ろして・・・」リアカーIn
恋鐘「なんしようと~?」
咲耶「これはまた団体さんで・・・」
摩美々「偶然ですかねぇ~?」
結華「もしやこれはシンクロニシティでは!!」
霧子「ないと思うよ・・・」
あさひ「何か楽しそうっすね!!」
愛依「いやいやいや始めから居た風にしないって~」
冬優子「・・・」
透「これだけ居るならお金に困らないね」
円香「どう言う事・・・!?」
透「財布・・・家に忘れたからさ」
円香「透!!」バシッ!
731 : プロデューサー君   2020/04/04 14:42:52 ID:6D6LEVONq.
透と円香は互いに名字なんだぜ、ノクチルの大事なポイント
732 : 3流プロデューサー   2020/04/04 15:12:50 ID:i95itKPyVc
忘れてた円香が小糸ちゃんを名前呼びしてたから遂ウッカリ・・・
733 : お兄ちゃん   2020/04/04 18:29:25 ID:6D6LEVONq.
>>730
283P「(なんで、あんなに集まってるんだ・・・?※本業でたまたまショッピングモールを訪れていた音葉」
283P「(とりあえず、『アイツら』はまとめてサトルに任せておくとして・・・」ドンッ
「キャッ(尻餅を付く音葉」
283P「おっと、失礼。少し、余所見をしていたようだ・・・」
千雪「本当よ・・・」
283P「やっぱり、居たな・・・(手を差し出す音葉」
千雪「やっぱりって・・・」
283P「アイツらが集まってるからな・・・(少し後ろに視線を向ける音葉」
千雪「で、あなたは何をしてるのかしら・・・?」
283P「本業だよ。詳しい事は言えないが、素行調査だ・・・」
千雪「素行調査・・・?」
283P「ターゲットがそろそろ現れるんだ。悪いが、また後でな・・・(ショッピングモール内での探偵の描写はここまで」
千雪「えぇ、頑張って・・・!」
甘奈「千雪さーん」
甜花「助けて・・・(in リアカー」
千雪「甘奈ちゃん、それはやり過ぎよ・・・」
・・・
(パンゲア、瘴気の森入口)
P「さて、ここで2個目の『セーブポイント』を設定しないとな」カチカチッ
鏡舞「手間ね・・・」カチカチッ
鏡夏葉「こればかりは仕方ないわ・・・」カチカチッ
鏡樹里「下手したら、死ぬからな・・・」カチカチッ
P「で、設定が終わったら起動させる・・・」カチッ
鏡舞「なるほど・・・」カチッ
鏡夏葉「これで時計が破壊される程のダメージを受けたら・・・」カチッ
鏡樹里「この入口に戻されると・・・」カチッ
P「さて、行くか・・・!」
734 : おやぶん   2020/04/04 19:00:10 ID:K2El.Ke2wo
>>733
鏡舞「それはそうと・・・見てみなさい♪」
P「あぁ、凄い気配だな・・・」
鏡舞「此処にいるのは歴戦の個体・・・ディスパイダーでさえレベルは500は超えるわよ・・・」
鏡夏葉「文字通り最上位のモンスターばかりね・・・」
鏡樹里「此処では常に周りに気を付けないと一瞬でやられる森だ・・・」
鏡舞「森事態が侵入者を防ぎ冊見たいな物よ・・・」
P「隠しダンジョンって所か・・・燃えるじゃないか」
鏡舞「(まぁ本当は王族専用の道があるけど黙っておきましょ♪楽しいし♪」
・・・
果穂「・・・」
樹里「どした果穂?」
果穂「今お父さんが居たような気がしたんですかど?」
夏葉「なら仕事でしょうね・・・真乃達もそうなの・・・?」
灯織「いえ、今日はオフです・・・」
めぐる「うん、仕事の事は聞いてないよ?」
夏葉「なら何の仕事かしら・・・?」
735 : おままごとの世界では五輪やコロナは知らない顔なので   2020/04/04 20:19:44 ID:6D6LEVONq.
>>734
283P「(素行調査というのはブラフ。本当は・・・」
(回想、県立研究都市)
283P「時空の乱れ・・・?」
鏡晶葉「この近くで度々な・・・」
キタカミ「『歪み』が起きてるなら、調べないといけないが・・・」
鏡晶葉「Pを筆頭に皆、『それぞれ』の研究に没頭していてな・・・」
283P「そこで俺に調査を頼みたいと・・・」
鏡晶葉「『戦いの記憶』を有していないお前に頼むのは心苦しいんだがな・・・」
キタカミ「腕利きの探偵といえば、アンタくらいしか浮かばなくてな・・・」
283P「分かった。その『依頼』、283探偵事務所が承った・・・!」
(回想終わり)
283P「(時間的にはそろそろの筈だ・・・」
『アクセル・・・マキシマムドライブ!』
283P「何だ、今の・・・!?」
(赤いジャケットを着た男が次元の裂け目から落ちるように着地する音葉)
「漸く、辿り着いた・・・」
283P「アンタ、何者だ・・・?(少し距離を取って話しかける音葉」
「お前は283・・・!」
283P「俺を知っている・・・?」
「やはり、記憶を失っているのか・・・!」
283P「まぁ、いい。聞きたい事もあるから、俺と一緒に・・・」
冬優子「待って、探偵!」
283P「冬優子・・・!?」
冬優子「アンタ・・・」







『竜をどうするつもりよ・・・!』
736 : Pちゃん   2020/04/04 21:26:09 ID:K2El.Ke2wo
>>735
紗南「はぁ~デッカイ病院よりこう言う小さい病院が落ち着くなぁ~」
「困るよ紗南ちゃん。ちゃんと稼いでくれないと・・・」
紗南「分かってますよ~伊達さん~」ピコピコ
伊達「じゃあゲーム止めようよ~一時間過ぎてるぜ~?」
紗南「だが断る・・・」
伊達「困った子だ全く・・・」
・・・
ナイア「どういう事ですかねぇ・・・?」
ナイア「次元の歪みが起きてるなんて・・・」
ナイア「もしかして・・・」





『何処かにアナザーライダーが居るんじゃ~?』ニヤッ
737 : プロデューサーちゃん   2020/04/04 23:08:02 ID:6D6LEVONq.
>>736
283P「落ち着け、別にこの男を取って食おうっていう話じゃない・・・!」
冬優子「じゃ、どうするのよ・・・」
283P「まずは治療だろ・・・」
冬優子「あっ・・・」
照井「はぁっ・・・」
283P「分かるよ、コイツが次元を越えるのに相当無理してきたのがな・・・」
冬優子「竜・・・!(傍に駆け寄る音葉」タタッ
照井「冬優子、覚えてくれてたのか・・・」
冬優子「当たり前でしょ・・・!」グスッ
283P「(なるほど、冬優子は『覚えてる側』の人間だったのか・・・」
あさひ「ふーゆーこーちゃーん!」
愛依「冬優子ちゃーん!」
冬優子「ちっ、アイツら・・・」
照井「相変わらずだな、お前達は・・・」
冬優子「見付かると厄介ね・・・」
あさひ「あっ、居たっす!」
愛依「って、あれ・・・」
照井「まぁ、覚えては無いだろう・・・」
あさひ「竜さん、どこ行ってたんすか?」
283P「エライ、あっさりして・・・っ!」
愛依「(目にめっちゃ涙を溜めてる音葉」
照井「愛依・・・」
愛依「めっちゃ、会いたかったよ刑事さーん!(飛び付く音葉」
照井「ごはっ・・・!」
冬優子「ちょっと、愛依!?」
あさひ「なんか、楽しそうっすね!」
283P「あさひ、ステイ!」ガシッ
・・・
(パンゲア、瘴気の森中盤)
P「とんだ噛ませ犬だったな・・・」パチッ
鏡舞「まぁ、仮面一つで強くなれれば苦労しないわね・・・」パチッ
(鏡夏葉と鏡樹里はあっという間に安全装置を使いきり、第一首都へと強制送還・・・)
P「って事は第二班として鏡の静香と歌織が来るのか・・・」
鏡舞「もう抜けれるとこまで来てるのに・・・」
P「にしても、さっき食った肉は美味かったんだが・・・」
鏡舞「何か不都合でも・・・」
P「いや、そのな・・・」








『体温が上がってきたような・・・』
738 : do変態   2020/04/05 14:30:36 ID:5vXJ26ECHU
>>737
鏡舞「そう・・・じゃあこの薬草を食べなさい」
P「おう・・・むにゃ・・・」ムシャムシャ・・・ドサァ
鏡舞「その薬草は超即効性の睡眠草よ・・・少し頭を冷やしなさい・・・」
P「スカァーーーーグゴォーーー」
鏡舞「私の体はそんなに安く無いわよ・・・今でも私は『夫』を愛してから・・・」
鏡歌織「意外でしたね・・・一途な所があるなんて・・・」
鏡静香「てっきり彼に興味があるかと・・・」
鏡舞「今一歩足りないと言った所ね・・・傍若無人の私を全力で止めたのは紛れも無く『彼』だけだったから・・・」
鏡歌織「そうですか・・・以外にロマンチックな方ですね舞様は・・・」
鏡舞「まだまだ愛に弟か妹を作っては上げないわよ・・・」
P「グォゴゴゴゴ・・・フシュ~~~・・・」
・・・
果穂「・・・アレ誰ですか・・・?」
樹里「さぁな・・・?あの三人の知り合いだろう・・・?」
凛世「ですが凛世達はあの方を見た事がございません・・・」
夏葉「怪しさ抜群だけど悪い奴じゃ無さそうね・・・」
智代子「あのなつき具合いと相手の態度である程度分かるからね・・・・」
キャーーー!!
果穂「えっ・・・?」
オルフェノク「うぉおおおお!!」
夏葉「何アレ・・・!?」
樹里「知るかよ!!」
凛世「怪物・・・?」
智代子「人を襲ってる!!」
果穂「逃げ遅れた人が!!」
夏葉「待ちなさい果穂!!」
・・・
一般人「助けて・・・」
オルフェノク「うぉおおおお!!」
果穂「やめろ!!」
バキュン
オルフェノク「ぐぉ!?」
果穂「えっ・・・?」
「いけないなぁ・・・醜いオルフェノクが人間を襲うなんて・・・」9・1・3スタンダバーイ
草加「じゃあ・・・死んで貰おうか・・・」complete
739 : お兄ちゃん   2020/04/05 15:10:10 ID:5vXJ26ECHU
まだゲイツマジェスティ編に入りません
導入部の様な物です
740 : 兄ちゃん   2020/04/05 22:49:02 ID:xDMDrBkvvc
草加はどちらかと言うとある人物に呼ばれた
741 : プロデューサーちゃん   2020/04/05 23:11:48 ID:FrWbfCdNPc
>>738
鏡静香「あれ、舞様も同じものを・・・」
鏡舞「私も食べたのよ、同じ薬草をね・・・」
鏡歌織「って事は・・・」
鏡舞「ここのミラーモンスター達の生存力ね。強くあらんとするだけに生存本能が味にも出るのよ・・・」
鏡静香「へ、へぇ・・・」
鏡歌織「箍が外れてるだけあって、見方と違いますね・・・」
鏡舞「悪いけど、寝させてもらうわ。火の番になったら起こして・・・ぐぅ」
鏡静香「早い!」
鏡歌織「流石ね・・・」
(そして、一晩が経ち・・・)
P「うらぁっ!」ソードベント
ディスパイダー「キシャァァァァァァッ!(消滅する音葉」
鏡静香「凄いですね、高レベルのモンスター達が次々と・・・」
P「まだ、有り余ってんぞ!」
鏡歌織「でしょうね・・・」
鏡舞「発散させない分、蓄積されてるのね・・・」
P「まだまだいけんぞ、オラァ!」
・・・
(県立研究都市)
照井「ふぅ・・・(治療機で癒された音葉」
鏡晶葉「まさか、お前だったとはな・・・」
照井「あぁ、俺もまさか『戻ってこれる』とはな・・・」
キタカミ「戻ってこれる・・・?」
照井「気付いたら、俺は『ライダーダブルの世界』に居た」
283P「『ライダーダブル』・・・?」
照井「そうだ、そこで俺は『この世界』と同じように『探偵達が変身するライダー』と共に『ミュージアム』や『井坂』を打倒した・・・」
283P「何がどうなって・・・」
照井「冬優子、この『世界』に何があった・・・!」
冬優子「説明するのは難しいわよ・・・」
キタカミ「調べた方が良さそうだが・・・」
鏡晶葉「Pはまだ戻ってこないぞ・・・」
・・・
P「もうすぐだな、森を抜けるのは・・・」
鏡静香「安全装置は後3つ・・・」
鏡歌織「私は後4つ・・・」
鏡舞「大分、減らしたわね・・・」
P「ここが『聖廟』・・・」
鏡舞「本番はここからよ・・・!」
742 : プロデューサーちゃん   2020/04/06 07:13:44 ID:z8UdY2nXoQ
>>741
鏡舞「そしてアレが・・・聖廟『オリジナルハート』」
P「なんだアレは・・・」
巨大な心臓の形をした何か・・・
鏡静香「アレが『オリジナルハート』・・・!?」
鏡歌織「起源神アリア神様を祀る祭壇にして巨大な神殿その物・・・」
P「よく見たら区画があるな・・・」
鏡舞「お目が高いわ~♪五つの区画よ・・・」
鏡静香「すみませんが私達は此処までみたいです・・・」
P「だろうな・・・レベルがさっきまでと一桁違うレベルだ」
鏡舞「此処にいるモンスターは全てが起源種と呼ばれるモンスターよ・・・アベレージ4000の魔境よ・・・」
P「あぁ、ビリビリ感じるぜ・・・」
鏡静香「此処から先は・・・」
鏡歌織「彼女達ね・・・」
鏡卯月「呼ばれて飛び出て」
鏡真乃「参上です!」
P「お前達か・・・」
鏡舞「彼女達はオリジナルハートの中に入ったことがある面子よ・・・役立てるわ」
蟷螂型のモンスター「キュキィーーーー!!」
P「うるせぇ!」ターン
蟷螂型のモンスター「キュキィーーーー?」カンッ
P「・・・!」
鏡卯月「アレは蟷螂のモンスター『グランマンティス』ですね・・・固い外甲と鋭い鎌が武器のレベル3200のモンスターです・・・」
鏡舞「言ったでしょレベルが違うって・・・」ニヤッ
P「成程、久々にゾクゾクするぜ・・・」ニヤッ
・・・
アリア『私が説明すり・・・』
竜「お前は誰だ・・・?」
アリア『テオスアリア・・・別の世界の神・・・』
743 : 監督   2020/04/06 07:55:05 ID:6NqK8ClVHs
>>742
照井「テオスはあの一体だけでは無かったのか・・・!?」
アリア『それは違う。【真体】の下、9つの世界を「それぞれ」のテオスが管理していた。この世界を管理していたのは通称「マリア」・・・』
照井「どうなっているんだ・・・」
アリア『話を戻す。貴方は本来であれば「ライダーダブルの中」の人間として生きていくはずだった・・・』
鏡晶葉「だが、スウォルツの暗躍で『ダブルの世界』の一部が『この世界』に流れ込んでいた・・・」
キタカミ「結果、『ライダーダブルの照井竜』とは『別の照井竜』が構築された・・・」
照井「にわかには信じがたいが・・・」
283P「そういう事なんだろうな。冬優子達と懇意になったからか・・・?」
アリア『「本来の照井竜」である筈の存在が、「平行世界の照井竜」として確率された・・・』
冬優子「待ちなさいよ、ふゆまで『忘れてた』としたら・・・」
アリア『照井竜は「本来」の役割が与えられていた・・・』
冬優子「忘れなくて良かったわ・・・」
あさひ「何で、冬優子ちゃんだけなんすか・・・?」
愛依「うちらはすっかり忘れてたのに・・・」
冬優子「さぁね・・・///(思い当たる節のある顔をしている音葉」
照井「・・・(思い当たる節のある顔をしている音葉」
アリア『ただ、存在が確率されたのは貴方だけでは無い・・・』
283P「えっ・・・」
アリア『きっと、ナイアの気まぐれ。また「彼」が怒るかも・・・』
鏡晶葉「だな・・・」
キタカミ「挙げ句の果てには『最初からやるな』とか言いそうだな・・・」
283P「不都合だらけだ。『記憶が無い』というのは・・・」
・・・
鏡静香「私達は帰投しますが・・・」
鏡歌織「やりすぎないでくださいね、舞様・・・」
鏡舞「私だけかい・・・」
P「腕が鳴るな・・・」
鏡卯月「お祭りの会場はここですね!」
鏡真乃「急に腕白になるんだね・・・」
744 : Pチャン   2020/04/06 15:36:54 ID:k6Iet8yK1Y
>>743
アリア『それと・・・』
鏡晶葉「それと・・・?」
アリア『ナイアは・・・あまり信用しない方が良い・・・』
キタカミ「だろうな・・・あの邪神はまるで本心が見えない・・・」
鏡晶葉「反省してると思えば直ぐにコロッと手の平返しをする・・・」
冬優子「何それ神様としておかしくない・・・?」
アリア『ナイアの本質は・・・破滅・・・善意でやって事態を酷くする・・・』
ナイア「酷い言い草ですね~アリア・・・」
照井「コイツが・・・・」
あさひ「邪神さんっすか?」
ナイア「その通り~何時もニコニコ貴方の隣に這い寄る混沌・・・・ナイアちゃんです~」
キタカミ「何しに来た邪神・・・」
ナイア「いえいえ、今回の件は私悪くないって話ですよ~」
アリア『・・・嘘吐き・・・』
ナイア「本当ですって!!どうやら異物が入ってるみたいですよ~」
283P「異物・・・?」
ナイア「まぁそれは追々分かる事なので・・・今は彼が帰って来るのを待ってる事ですね~」
竜「成程・・・信用出来んな・・・」
愛依「胡散臭さなら宇宙一って言えるレベルだね・・・」
アリア『・・・それが邪神テオスナイア・・・腐れ外道の屑野郎・・・』
ナイア「酷くないですか~?」
745 : Pちゃま   2020/04/06 15:58:51 ID:LoKiy0yNWA
>>744
ナイア「お言葉を返すようですが~アリア、アナタもPさんを『上手く』利用してるじゃないですが・・・?」
アリア『それは・・・』
ナイア「まさか、バックアップを取ってるなんて・・・」
アリア『むぅ・・・』
ナイア「まぁ、お互い様という事で『手を打ちません』か・・・?」ニヤリ
照井「(なるほど、自らの『落ち度』を相手の『落ち度』と絡めた上で・・・」
283P「(『落とし所』を作るのか・・・」
キタカミ「(こいつは厄介だな・・・」
鏡晶葉「(『こんなの』をPは相手してたのか・・・」
ナイア「どうしたんですか~、急に黙って・・・」
アリア『皆、ナイアに何かされるんじゃないかってビクビクしてる・・・』
ナイア「んなっ・・・」
アリア『ざまぁ・・・』
ナイア「いい加減にした方がいいですよ~たかだか『バックアップ』のくせして・・・」
アリア『「協定破り」に言われなくない・・・』
鏡晶葉「早く帰ってきてくれ、Pよ・・・」
キタカミ「間違いねぇな・・・」
283P「規格外には規格外てか・・・」
746 : Pサン   2020/04/06 17:32:12 ID:k6Iet8yK1Y
>>745
PLLLLL
283P「もしもし・・・?」
果穂『お父さんですか・・・!!』
283P「どうしたんだ果穂・・・?そんなに慌てて・・・?」
樹里『代われ・・・今ショッピングモールに変な奴と変な奴が戦ってるんだよ!!』
283P「意味が分からんぞ・・・」
夏葉『下手くそ!代わりなさい!!何か良く解らない仮面の戦士と灰色の何か動物みたいな怪人が今戦ってるの!!』
照井「・・・何?」
ナイア「おや?何方ですかそれ・・・?」
鏡晶葉「灰色の怪人・・・『オルフェノク』か・・・!!」
キタカミ「なら相手はファイズ・・・だが今彼女は・・・」
智代子『カラーリングは黄色でやけに攻撃的で喋り方もなんか気持ち悪い!!』
凛世『あまり女性に好かれない方で御座います・・・』
アリア『・・・黄色のファイズ・・・カイザ・・・』
ナイア「誰ですか?草加雅人と言う狂人を呼んだのは・・・」
283P「何がどうなってるんだ・・・」
747 : Pくん   2020/04/06 19:56:38 ID:uI0FLyZL/g
>>746
照井「行きたいところだが・・・」
冬優子「何かあるの・・・?」
照井「今の俺はライダーではあるが『愛増署』の刑事では・・・」prr
あさひ「鳴ってるっすよ・・・」
照井「誰からだ・・・?(スマホを取り出す音葉」
愛依「そこはスマホなんだ・・・」
照井「(ピッ)はい、もしもし・・・」
『もじもじじゃないわよ、照井くん!』
照井「その声、片桐か・・・?」
早苗『何よ、急にかしこまちゃって・・・』
英雄『照井刑事に繋がった・・・!』
氷川『良かった・・・!』
照井「風は『こちら』に吹いているようだな・・・」
283P「もどかしいな・・・」
鏡晶葉「自分一人だけ置いてかれたみたいな感覚か・・・」
キタカミ「で、どうするんだ。刑事さん・・・?」
照井「決まっているだろ・・・」







『仮面ライダーアクセルの復活だ・・・!』アクセル
748 : ご主人様   2020/04/06 22:52:32 ID:0/kkN9kCnY
>>747
草加「フン!!」ズバン
オルフェノク「グワァ!!」
草加「ハッ!」蹴り飛ばす音葉
オルフェノク「ウグォオオオ・・・己カイザ・・・」ベンチに吹き飛ぶ音葉
真乃「ほわっ!?」
結華「荒々し過ぎるでしょ!?」
樹里「廻り関係なしかよ!!」
甘奈「危ない!?」
千雪「野蛮すぎます・・・」
果穂「やりすぎですよ!?」
草加「終わりにしてやるよ・・・」エクシードチャージ・・・
オルフェノク「ヌゥググウ・・・」ダッシュで逃げる音葉
草加「逃がすと思うか・・・」
オルフェノク「ん?」
千雪「えっ?」
オルフェノク「しめた・・・コイツを人質にして!」
果穂「お母さん!!」
オルフェノク「ゴゥルルア!」
「姉ちゃん!あぶねぇ!」抱き抱えて飛ぶ音葉
オルフェノク「何者・・・」
剛「此方のセリフだ!姉ちゃんに手を出して尚且つ俺の展示会の邪魔しやがって!覚悟しろよ!」シグナルバイク!
千雪「剛・・・?」
果穂「叔父さん?」
剛「変身!!」ライダー!マッハ!
果穂「叔父さんが変身した!」
剛「追跡!撲滅!いずれもマッハ!仮面ライダー!マッハ!」
749 : ぷろでゅーしゃー   2020/04/07 06:35:21 ID:G.atP4sdlg
>>748
(ショッピングモール前に停車するG-3トレーラー)
早苗「後は照井くんの合流待ちね・・・」
英雄「研究都市から来るって言ってたからな・・・」
氷川「その間に装着だけでも進めておこう・・・」
英雄「そうだな・・・」
早苗「ねぇ、英雄くん・・・」
英雄「どうしたんすか・・・?」
早苗「このチーム『もう一人』居なかったかしら・・・?」
英雄「俺もそんな気はしてる。でも『俺達』みたいに『取り戻してる』とは限らないだろ・・・?」
早苗「それもそうね・・・」
氷川「装着完了!」
早苗「氷川くん、タイミングバッチグーよ・・・」
英雄「(俺のカミさんが少し古い言葉を使っている件について・・・」
早苗「到着したみたいだわ、あたし達の『ボス』も・・・」
(スクリーンには仁王立ちで映るアクセルの姿・・・)
・・・
(県立研究都市、Pのラボ)
283P「・・・」
アリア『何を思い悩んでいるの・・・?』
283P「この『状況』に付いていけてない事にな・・・」
ナイア「私達としては『関わらない』事をおすすめしたいのですが・・・」
283P「こんなにもどかしいと思ったのは初めてだ・・・」
・・・
(パンゲア、聖廟の間)
P「道が二つに分かれている・・・」
鏡舞「参ったわね・・・」
鏡卯月「途中からモンスターが出てこなかったのは・・・」
鏡真乃「こういう事だったんですね・・・」
(じゃんけんの結果『P・鏡舞』『鏡卯月・鏡真乃』に分かれた)
鏡舞「(まずいわね・・・」







『(薬草切れそうなんだけど・・・』
750 : 彦デューサー   2020/04/07 07:51:20 ID:TzpuAGR256
>>749
剛「(・・・果穂が何で俺が変身した事を驚いでるんだ・・・?」
果穂「仮面・・・ライダー・・・」
真乃「ほわ・・・何か聞いた事が有る様な・・・」
灯織「だけど・・・」
めぐる「知らないんだよね・・・」
剛「仕方ない・・・今はコイツを!!」ゼンリン!!
オルフェノク「ゴルグァア!!?!」
草加「手間を掛けさせるな・・・醜いオルフェノク風情が・・・」動きを止める音葉
オルフェノク「ガッ・・・!?」
草加「終わりだ・・・」そのまますり抜ける音葉
オルフェノク「ガッ・・・」バラバラに崩れる様に灰になる音葉
甘奈「し・・・死んだ・・・」
甜花「ひぃん・・・」
咲耶「何なんだ・・・アレは・・・」
結華「訳が分からないよ・・・」
草加「さて・・・退散させて貰うかな・・・」
何かが飛んでくる音葉
「そこまでだ!!器物破損及び業務妨害罪でお前を逮捕する!!」
草加「邪魔なんだよ・・・俺の邪魔する奴は・・・」
加賀美「相手が仮面ライダーなら・・・変身!!キャストオフ!!」ヘンシン・・・キャストオフ・・・チェンジスタッグビートル!!
・・・
アリア復活編の後にコレット討伐が先です・・・
751 : アリア→コレット→マジェスティか   2020/04/07 08:32:49 ID:G.atP4sdlg
>>750
加賀美「クロックアップ!」パチン…クロックアップ
剛「高速移動・・・!?」
草加「厄介だな・・・」
果穂「何がどうなっているんですか・・・!?」
加賀美「はぁーっ!(ガタックカリバーを草加に振り降ろそうとする音葉」
照井「止まれ、加賀美巡査!(アクセルトライアルで割り込んでエンジンブレードで止めに入る音葉」
加賀美「貴方は・・・!?」
草加「ふん・・・(立ち去る音葉」
加賀美「どいてください、照井さん!」
剛「警官どうしなのに仲が悪いのか・・・?」オツカーレ
千雪「うっ・・・」
剛「大丈夫か、姉ちゃん・・・?」
千雪「えぇ・・・」
加賀美「何故、止めるんですか・・・!?」
照井「ここに現れた『オルフェノク』を倒せたのは我々以外には『彼』だけだった。違うか・・・?」
加賀美「それは・・・」
照井「熱くなるのは悪い訳じゃない・・・」
(まだ『記憶』があった頃の283Pを回想する音葉)
照井「だが、本当に戦うべき『相手』を見誤るな・・・!」
・・・
(ショッピングモールの屋上)
「集まりつつあるね・・・」









『かつての「平成2号ライダー」達は愛増県に終結する・・・』カキカキ
752 : 兄(C)   2020/04/07 16:34:46 ID:TzpuAGR256
>>751
サトル「今のはいったい・・・」
小糸「ぴぇ・・・」
雛菜「あは~ヒーローショーかな~?」
円香「明らかにヒーローショーのノリじゃない・・・って言うか触り過ぎ」バシッ
サトル「あっ・・・スマナイ円香・・・」
透「・・・・今ので終わったの・・・?」
円香「あ~さ~く~ら~」
恋鐘「ひぇ~目まぐるしくとっかえひっかえだったばい・・・」
咲耶「私の目を持ってしても見えなかった・・・」
結華「なんか三峰的に良くない事が起こる前兆なんじゃ・・・」
摩美々「用心に越したことは無いじゃないですか~?」
霧子「・・・」灰を触る音葉
咲耶「霧子・・・?」
結華「きりりん・・・どうしたの・・・?」
霧子「この人・・・ただ生きたかっただけなのに・・・」
摩美々「・・・人って自分と違う物を極端に恐れますからねぇ~」
霧子「うん・・・でも・・・・」
恋鐘「霧子は優しかねぇ・・・」
・・・
クラリス「では暫くの間『イクサシステム』を渡します・・・」
「此処を離れられないのなら仕方ありません・・・私に任せなさい・・・」
クラリス「遊び心は良いですが・・・程々にお願いします・・・」
「問題ありませんね・・・遊び心を覚えた俺に不可能は無い・・・憶えておきなさい」スタスタ
雪乃「教会総本部の最強処刑人にあの強気な態度は何処からくるのでしょうね・・・?」
クラリス「一昔前とは大違いに変わりましたからね・・・名護さんは・・・」
753 : 監督   2020/04/07 18:16:40 ID:UahaVwTexw
>>752
(聖廟、火の間。ご飯の支度中)
P「二手に分かれたと思ったら、それぞれ攻略しないといけないとはな・・・(待ちぼうけのラクリマ状態な音葉」
鏡舞「そこがミソよ・・・」トントントン…
P「なぁ、日高・・・」
鏡舞「何・・・?」
P「お前、いつまで『無理』してる気だ・・・?」
鏡舞「無理・・・?」
P「そら、無理も通せば道理にはなるが・・・(立ち上がって近付く音葉」
鏡舞「ちょっと、大人しくして・・・」
P「料理のパターンがワンパターンなのは無いだろう・・・」
鏡舞「えっ・・・」
P「味付けは変わってても、ずっと焼き物じゃねぇか・・・」
鏡舞「そ、それは・・・」
P「交代だ。それに『薬草』をサラダで食うのも飽きた・・・」
鏡舞「待ちなさ・・・」
P「やっぱりな。二人同時に食うにはもう足りないんだろ、これ・・・」
鏡舞「っ・・・」
P「なら、二人同時に摂れるようにすればいいんだって話じゃねぇかよ・・・(料理を進めていく音葉」
鏡舞「それは・・・」
P「それとも、なんだ。俺の料理は食べられないってか・・・?」
鏡舞「そうじゃないけど・・・」
P「なら、待ってろ・・・」
鏡舞「(いつぶりかしら・・・※脳裏に浮かぶのは『夫』が生きていた頃の記憶」








『「自分」じゃない人間の料理を食べるのは・・・』
754 : 我が友   2020/04/07 18:39:39 ID:TzpuAGR256
>>753
鏡真乃「安全装置は・・・?」
鏡卯月「後1個・・・」
鏡真乃「やっぱり聖廟は難易度が高いですね・・・」
メグル「更に奥にはレベル4300台の奴も居るからね・・・」
ヒオリ「だけど一番厄介処かこの聖廟最深部『聖櫃の間』を護る最強の守護獣・・・」
鏡真乃「王家の守護獣龍炎凰『ゼロフェニックス(レベル6990)』と対をなす聖廟の守護獣裁竜帝『エグザスドレイク(レベル7000)』・・・」
鏡卯月「王族以外の者に対して敵対するからね・・・」
メグル「それだけじゃないよ・・・」
ヒオリ「アリア神様お手製の怪物だよ・・・」
鏡卯月「此処に入ってから一切殺気を出さない辺り本当に超越してますよ・・・」
鏡真乃「Pさんも気付いてると思いますよ・・・」
鏡卯月「激流の中に静流がある事ですね・・・」
メグル「それだけ強いって事だよ・・・」
ヒオリ「取り合えず仕掛けを解こうよ・・・」
鏡卯月「(それより問題は・・・」
鏡真乃「(エグザスドレイクは・・・舞様のお師匠様・・・」
・・・
エグザスドレイクはあの悪名高き『ダイヤモンドドレイク』をモデルにしてます・・・
理不尽に強く倒せません・・・あくまで認めさせる方向です
755 : Pちゃま   2020/04/07 19:49:44 ID:UahaVwTexw
>>754
鏡舞「ご馳走さま・・・」
P「はい、お粗末さん・・・」
鏡舞「ふぅ・・・」
P「これ、飲んでおけ・・・」コトッ
鏡舞「これは・・・」
P「煮込んだ残りの汁だ。少しでも濃い方で飲め・・・」
鏡舞「ありがとう・・・」コクッ
P「塩気がキツいようだったら、チェイサーも用意しておくが・・・」
鏡舞「飲み終わったら、少しだけもらうわ・・・」
P「そうか・・・」
鏡舞「(そういえば、常に発散してるのはこの人の『方』だったわね・・・」
鏡舞「(迂闊だったわ、私の攻撃は『省エネ』だから・・・」
P「(島村や櫻木達が危なそうだな。少し分けておくか・・・」
・・・
エズザスドレイク(以下エグザス)「(来るか・・・」









『(我が最後の弟子。そして、鏡の向こうの猛者よ・・・!』
・・・
『認めさせる』って、単純なようで難しいんだよなぁ・・・
756 : 兄ちゃん   2020/04/07 22:41:58 ID:iEwL9Ydauk
>>755
かな子「ひぃ・・・」
「三村!!何だここれは!」
かな子「バ・・・ババババババレちゃったぁ・・・!」
「こんな安物の誘惑に負けてしまうとはな・・・貴様は弱者だ!」
「来い!その腑抜けた心に本物を叩き込んでやる!」
かな子「いやぁぁぁぁ!助け・・・助けて下さいぃぃぃぃ!」
タケ「三村さん・・・」
智絵里「ダイエットのトレーナーさんに見つけられたんです・・・」
杏「諦めるんだね・・・」
数分後
「どうだ!コレが本物の強者の味だ!」
かな子「とっても美味しいですぅ~」
杏「そっちかい!!」
・・・
「ホワチョ!ホワチャ!」
有香「拳法としても出来る!!」
ゆかり「凄いですねあの人・・・」
のり子「ふぇ~有香ちゃん相手にあそこ迄やれるって凄いね~」
拓海「アイツかなり出来るぞ・・・アタシでも手痛くやられたんだからよ・・・」
里奈「早苗さんとどっちが強い系?」
タク「分んねぇな・・・」
757 : ぷろでゅーしゃー   2020/04/07 23:41:35 ID:UahaVwTexw
>>756
(聖廟、闇の間入口前)
P「なるほど、ここで全ての道が繋がると・・・」
鏡舞「そうね・・・」
P「どしたん、ボーッとして・・・?」
鏡舞「何でも無いわ・・・」
P「なら、いいが・・・」
鏡卯月「お待たせしました・・・」
鏡真乃「どうにか、切り抜けられました・・・」
P「で、安全装置は・・・?」
鏡卯月「ブランクはもうありません・・・」
鏡真乃「最後の一つは『第一首都』送りになるやつです・・・」
P「なら、もう2個ずつ分けてやろう・・・」
鏡卯月「それはありがたいのですが・・・」
鏡真乃「Pさんは大丈夫なんですか・・・?」
P「問題無いよ。俺も日高もまだやられてないし・・・」
鏡卯月「流石、規格外・・・」
鏡真乃「格が違うとはこの事だね・・・」
P「さて、どんな奴が待っているのやら・・・」
鏡卯月「えっ・・・!?」
鏡舞「どうかしたの・・・?」
鏡真乃「封印されていた筈の『ドラグブラッカー』が居ません・・・!(ブランクのアドベントカードを見せる音葉」
P「つまり、そういう事だろ・・・(扉を開ける音葉」
「待ってたぜ・・・!」
P「俺は特に待っていないけどな・・・」
鏡P「黙れ、お前に散々植え付けられた『屈辱』はここで倍以上にして返してやる・・・『変身』!(リュウガへ変身する音葉」
P「顕現・・・!(ドラグバイザー・ツバイを装備する音葉」
(尚、顕現させるに当たって、本当は言葉を口に出す必要は無いが、ヒロイック志望がそうさせる音葉)
鏡舞「しつこいわね・・・」
鏡卯月「ここで完全に消滅してもらいます!」
鏡真乃「大罪人に最期を与えましょう!」
・・・
エグザスとの戦いで、Pは『過去に経験した事が無い』、ある通過儀礼を体現する事になる・・・
758 : お兄ちゃん   2020/04/08 02:30:58 ID:H4ZNacrk32
>>757
卯月「最近知らない人が多いですよね・・・」
真乃「そうですね~」
春香「何々どうかしたの?」
未来「何か合ったんですか・・・?」
卯月「何だか妙な気分なんです・・・」
真乃「知らない人なのに何だか・・・」
春香「うぅ~ん・・・それが何か分からないんじゃ手が出せないね・・・」
未来「でもきっと悪い人じゃないよ!」
卯月「未来ちゃん・・・?」
未来「今が平和なのが証拠ですから!!」
真乃「そうだね・・・そう思いましょう!!」
春香「未来ちゃんには敵わないな~・・・」
未来「それじゃ私近い内試合何で練習して来ますね~」
卯月「頑張ってね・・・」
真乃「むん!気合ですよ!」
春香「気張り過ぎないようにね~」
・・・
春香「この時思いもしなかった・・・」








『未来ちゃんに大きな怪我が襲うなんて・・・・』
759 : プロデューサー君   2020/04/08 07:05:23 ID:RAZs8YSC9.
>>758
(283探偵事務所)
283P「・・・(考え込む音葉」
夏葉「探偵はどうしたのかしら・・・」
千雪「悩んでるみたいね・・・」
結華「悩んでる・・・?」
千雪「自分だけ『戦いの記憶』が無いから、今の状況で話が噛み合わない事がもどかしいのよ・・・」
冬優子「『それ』を自分の娘にやられるんじゃ立場無いわね・・・」
結華「ちょっ、ふゆちゃん・・・」
283P「(どうすればいいんだろうなぁ・・・」
(聖廟、闇の間)
P「ケリ付けたらあっ!」ソードベント
鏡P「それはこっちのセリフじゃあ!」ソードベント
(つばぜり合う音葉)
鏡舞「互角・・・?」
鏡卯月「Pさん、本気を出してください!」
鏡真乃「舐めプはダメですよ!」
P「(やっぱ、キツいよな・・・」







『(そろそろ、外すか「枷」を・・・』
760 : EL変態   2020/04/08 08:54:04 ID:pPT5/UB.5Y
>>759
果穂「へぁ?アタシが・・・?」
夏葉「冬優子曰くそう言ってるわよ・・・?」
果穂「それ言われましても・・・アタシも何も分かりません・・・」
樹里「だよなぁ~誰も覚えてないんだからよ・・・」
夏葉「そうよねぇ~」
智代子「果穂が悪いって訳じゃないし・・・」
果穂「そもそも仮面ライダーって何ですか・・・?」
凛世「仮面を被りし戦士と言った所でしょうね・・・」
果穂「何故か胸に引っ掛かるんですよ・・・仮面ライダー・・・」
・・・
Tさん「悪霊の動きなし・・・妙だ・・・」
「タケル・・・!」
Tさん「マコト兄ちゃん・・・?どうしたの・・・」
「何故動かない!奴はお前が思っている以上に厄介だぞ!」
タケル「どう言う事・・・!?」
・・・
アリア『あの悪霊・・・まさか・・・』
鏡晶葉「どうしたんだ・・・?」
アリア『まさか・・・肉体の隙を・・・?』
761 : Pサン   2020/04/08 13:51:12 ID:uDrZ3Qc.Og
>>760
(県立研究都市)
283P「どうしたらいい・・・?」
鏡晶葉「推論だが、小宮果穂が記憶を戻せば・・・」
283P「じゃ、無理か・・・」
キタカミ「大将がレポート作ってたろう・・・」
283P「だけども、それは先輩からの視点だ。やはり、俺からの視点が無ければ・・・」
鏡晶葉「結局、『戦いの記憶』は消さない方が良かったのかもな・・・」
キタカミ「今回みたいな事があると尚更ではあるしな・・・」
283P「照井は俺に友情に近いモノを持ってくれている。だが、当の俺がアイツの事を覚えてないのはアンフェアだ・・・!」
鏡晶葉「まぁ、これから作っていく関係もあると言えるが・・・」
キタカミ「そんな簡単に出来る問題では無いだろうしな・・・」
・・・
(聖廟、闇の間)
P「うらぁっ!」ッターン
リュウガ「なめるなぁっ!(火球を放つ音葉」ストライク
P「(サバイブ並に強いな。一度『変身』しているからか・・・」
リュウガ「貴様の『策』でドラグブラッカーに食われた時、俺は絶望した・・・」
P「隙あらば、自分語りってか・・・」
リュウガ「だが、ドラグブラッカーの意識を奪った時、俺は歓喜し、誓った・・・」
P「ほう・・・」
リュウガ「貴様をいつか『滅ぼす』と、その余裕を崩してやる!」アドベント
P「なっ・・・!?」
鏡舞「なるほど、『自分自身』が最早ドラグブラッカーなのね・・・」
(ドラグブラッカーに変身する音葉)
・・・
(学生寮、ルゥの部屋)
ルゥ『きゅー・・・』
ステラ『うーん・・・』
(二人して気絶している音葉)
「さぁ、ここからよ・・・」








コレット『ショウが始まるのはね・・・』
762 : プロデューサー君   2020/04/08 16:53:09 ID:giM9u1sYwk
>>761
アリア『もしそうなら・・・急いで身体の再構築しないと・・・』
鏡晶葉「アイツなら大丈夫だろ・・・」
キタカミ「大将がそうそう負けるとは思えん・・・」
アリア『晶葉・・・目が曇った・・・?』
鏡晶葉「何・・・?」
アリア『聖廟には・・・最強の守護獣『エグザスドレイク』が居る・・・』
鏡晶葉「・・・」しまったと云う顔・・・
283P「エグザスドレイク・・・?」
キタカミ「それはいったい何者なんだ・・・?」
アリア『・・・私が創造した・・・ミラーモンスターの始祖の一体・・・そして王の中で最強を誇る・・・』
鏡晶葉「王家の守護神『ゼロフェニックス』と対をなす怪物だ・・・各モンスターの王達を上回るレベルを誇る・・・」
283P「レベル・・・?」
鏡晶葉「平たく言えばAPの数値がそれだ・・・ゼロフェニックスは176000で各王が150000APだがエグザスドレイクは伝承の通りなら・・・」
アリア『・・・APは180000でレベル換算で7000・・・』
キタカミ「数字のインフレだな・・・」
アリア『・・・何よりも・・・私の不在時に聖櫃と魔装具を護る役目がある・・・それだけ強い・・・そして・・・』
283P「そして・・・?」
アリア『・・・私への忠誠心が強すぎて・・・聖廟を荒らす物には容赦ない・・・』
・・・
エグザス『・・・主の廟を荒らす者め・・・許せんぬ・・・』
763 : せんせぇ   2020/04/08 18:23:02 ID:uDrZ3Qc.Og
>>762
ドラグブラッカー「くっ、どうして倒れねぇ・・・!?」
P「どうしてと聞かれたから、答えてやろう。『格』の違いだ・・・!」
ドラグブラッカー「この野郎、舐めやがって・・・!(オーラを跳ね上げる音葉」
鏡卯月「挑発してどうするんですか・・・!」
P「俺もそろそろ決めたくてな・・・」
鏡真乃「えっ・・・」
ドラグブラッカー「上等だ・・・」
P「来い・・・!」アドベント
リュウガ「これで決めてやる・・・!」ファイナルベント
(後ろにドラグブラッカーを模したエネルギー体を顕現させる音葉)
P「なら、俺達はこれだ・・・!」ファイナルベント
(バイクモードに変化する音葉)
リュウガ「ドラゴンライダーキック!」
(ライダーキックで今にも迫る音葉)
P「ドラゴンファイヤーストーム!」
(リュウガのライダーキックを遮るように火炎弾を放つ音葉)
リュウガ「このっ・・・!?(推進力が下がっていく音葉」
(煙の中からシルエットが浮かび上がる音葉)
リュウガ「っ・・・!?」
P「はぁーっ!(更に炎をまとって、そのまま体当たりする音葉」
リュウガ「く・・・」
鏡P「クソがぁぁぁぁぁっ!(食べられる事なく放置されるエネルギー体」
鏡舞「消えなさい、叛逆の意思よ・・・」
鏡卯月「長かったですね・・・」
鏡真乃「ツバサさん・・・」
P「エネルギー体にはこれだ・・・」
『スカル・・・マキシマムドライブ』
P「スカル・・・」






『パニッシャー・・・!(跡形も無く消し去る音葉』
764 : Pしゃん   2020/04/08 19:49:06 ID:giM9u1sYwk
>>763
聖櫃の間前の通り
鏡舞「さて・・・もう間も無く聖櫃の間よ・・・」
鏡卯月「やっとですか・・・」
鏡真乃「アリア神様の力が無いと此処までキツイダンジョンだったんですね・・・」
鏡舞「仮にも最終兵器を封印する場所よ・・・生半な場所じゃ無いわよ・・・」
P「大分消耗しちまったな・・・」
鏡舞「あのしつこい奴のせいでね・・・」
鏡卯月「でももう直ぐですね・・・」
P「アリアの寝室はもう直ぐって事だな・・・」
鏡真乃「寝室・・・」
鏡舞「そうよ・・・アソコがそうよ・・・」
目の前に現れる球体状の建物・・・」
P「アレが聖櫃の間か・・・」
「如何にも・・・此処こそ主の祀る場所なり・・・」
P「・・・ッ」
鏡舞「出て来たわね・・・エグザスドレイク・・・」
エグザス「久方振りなり・・・我が最後の弟子よ・・・」
765 : Pーさん   2020/04/09 05:39:25 ID:3ARJDlUH2o
>>764
P「弟子・・・?」
鏡舞「出鱈目な強さがタダで手に入る訳がない。その事は貴方がよく知ってるはずよ・・・」
P「まぁ、それは確かに・・・」
鏡舞「エグザスドレイク、『パンゲア』で最も『出鱈目』な強さを持つ生物・・・」
鏡卯月「王家の守護を司る『ゼロフェニックス』は王道の強さ。歴代の王の『装備品』となって、悪を鎮める・・・」
鏡真乃「一方、聖廟の奥に控えるはこの『エグザスドレイク』。私達も初めてお会いするので、伝承通りなら・・・」
P「伝承・・・?」
エグザス「主らの目的は分かっておる。特に鏡の向こうの猛者よ、事情は理解すれど同情はせぬ・・・」
P「ほう・・・」
エグザス「まずは小手調べだ。こ奴らを屠ってみせよ・・・(自身は後ろに下がり、『何か』を喚び出す音葉」
鏡舞「来るわよ・・・!」
P「あぁ・・・」
P「(なんだ、この『今まで』に無い感覚は・・・?」
エグザス「出でよ、『エグザスナイト』!(鈍い黄金の輝きを持つ甲冑の騎士が3体出てくる音葉」
鏡卯月「3体って事は・・・」
鏡真乃「舞様除いても、一人1体・・・!」
P「(何故、この『感覚』の正体が掴めない・・・!」
エグザス「(さぁ、鏡の向こうの猛者よ・・・」








『(お前はどう私を認めさせる・・・!』
・・・
感覚的にはPが体験した事ない『通過儀礼』・・・
766 : プロデューサーくん   2020/04/09 06:52:33 ID:ZewOdTct/M
>>765
ピエール「・・・う~ん・・・」
みのり「ん?どうかしたのかいピエール・・・」
ピエール「みのり・・・」
みのり「もしかしてまた果穂ちゃんと喧嘩したんじゃ・・・」
ピエール「違う違う・・・そんなんじゃない・・・」
みのり「なら良かった・・・」ホッ・・・
恭二「何をそんなに悩んでたんだ・・・?」
ピエール「最近・・・違う・・この前からルゥから不吉な気配感じる・・・」
恭二「不吉な気配・・・?幽霊でも居るっているのか・・・?」
みのり「ハハッ・・・そんな馬鹿な・・・」
恭二「言った本人が言うのも何ですが俺もそう思ってますよ・・・」
ピエール「・・・幽霊・・・」
・・・
コレット「やっぱり肉体がある方が良いわね・・・」
監視カメラ(アリアハッキング中)
コレット「コレで・・・私の『目的』が行える・・・」
・・・
アリア『(・・・矢張り悪霊・・・しかも絶体霊・・・』
アリア『(・・・目的達成まで・・・成仏しない・・・ならば・・・』
アリア『(強制的に消し去るまで・・・『ソウルパニッシャー』・・・を使う・・・』
767 : 我が下僕   2020/04/09 13:39:33 ID:NBlltj5dh2
>>766
P「エグザスナイトは倒せたが・・・」
鏡舞「卯月ちゃんと真乃ちゃんが返されちゃったわね・・・」
エグザス「だが、これで分かりやすい・・・」
P「分かりやすい・・・?」
エグザス「まだ、分かってないようだな・・・」
鏡舞「何の事かしら・・・」
エグザス「分からぬのなら、分からせた方がいいのか・・・」
P「何をごちゃごちゃと・・・」
鏡舞「まとめに聞いてちゃダメよ・・・!」
エグザス「もう、いいんじゃないか舞・・・?」
P「ん・・・?」
鏡舞「余計な事は言わないで、エグザス・・・!」
エグザス「天涯孤独の人生にピリオドを打つのも・・・」
P「天涯孤独・・・?」
エグザス「娘には母親が居る。だが、お前を支えてくれる人間もそれそろ必要なんじゃないのか・・・?」
鏡舞「それは・・・」
P「(そういえば、娘は居てもダンナの存在を聞いた事は・・・」
エグザス「猛者よ、お前は私に何を求める・・・?」
P「アリアの聖櫃。じゃないと帰れん・・・」
エグザス「なるほど・・・」
鏡舞「もういいでしょ、やるわよ・・・!」
P「(まるで父親だな・・・」
P「(え、もしかして・・・」
エグザス「(気付いたか、猛者よ・・・」
・・・
ピエール「(何だろう、この違和感・・・」
ルゥ「よう、ピエール!(inコレット」
ピエール「おはよう、ルゥ・・・」
(振り返った視線の先には何故かコレットの顔)
ピエール「えっ・・・!?」
ルゥ「ん、どうかしたのか・・・?(inコレット」
ピエール「え、何でもない・・・」
ルゥ「ふーん・・・」







『変なの・・・♪(inコレット』
768 : プロヴァンスの風   2020/04/09 21:18:50 ID:k.HLWVjo/U
>>767
鏡晶葉「どうやって倒せと言うんだ・・・」
キタカミ「物理的ダメージは無理か・・・」
鏡晶葉「先ず私達はそこに悪霊が居るという確証を持てない・・・」
キタカミ「何とか可視化出来れば・・・」
アリア『問題なイ・・・』
鏡晶葉「何・・・?」
キタカミ「何か対処方が有ると言うのか・・・?」
アリア『私が・・・殺る・・・』
鏡晶葉「ッ・・・」ゾクッ
キタカミ「・・・(データ上でしかいないのにこの殺気・・・」
アリア『姉妹のやらかしは・・・姉妹がケリを付ける・・・』
鏡晶葉「だがどうやって・・・?」
アリア『・・・私の世界の住人でありながら・・・忘却したか・・・?』
鏡晶葉「どう言う・・・ハッ!!思い出した・・・」
アリア『・・・私のもう一つの名・・・それは・・・』
キタカミ「・・・それは・・・?」
アリア『・・・『告死の神』・・・』
769 : P様   2020/04/09 22:50:21 ID:8hod/1/lpU
>>768
キタカミ「だが、動くのなら慎重にだ・・・」
アリア『私がしくじるとでも・・・?』
キタカミ「いや、大将なら『そう動く』だろうなと。奴さんだって何の『準備』も無しに生きた肉体を奪うマネしないだろうし・・・」
アリア『なるほど・・・』
プシャーッ(扉が開く音葉)
志希「はろはろ~♪」
鏡晶葉「どうした、一ノ瀬・・・?」
志希「キタカミくん、奥さんが迎えに来たよ~♪」
キタカミ「そうだった、今日はレストランで食うつってたんだわ・・・」
鏡晶葉「なら、仕方あるまい・・・」
アリア『彼の事は・・・』
キタカミ「大将の事なら心配していないよ。それよりも、さっき言った事を忘れないでくれよ・・・」
鏡晶葉「あぁ・・・」
アリア『分かってる・・・』
志希「ん、何の話?」
(※Pが平行世界へと旅立って、まだ2時間ほどしか経っていない)
・・・
(パンゲア、第一首都)
鏡卯月「という訳なんですが・・・」
鏡真乃「どうしますか・・・?」
鏡愛「二人の帰りを待ちましょう・・・」
鏡静香「愛様・・・」
鏡歌織「まぁ、貴女がそう言うのであれば・・・」
鏡夏葉「まぁ、心配はしないけど・・・」
鏡樹里「相手はあの『エグザスドレイク』だから・・・」
鏡愛「大丈夫、きっと・・・!(胸の辺りで手を握る音葉」
770 : おにいちゃん   2020/04/09 23:29:58 ID:k.HLWVjo/U
>>769
果穂「~♪~♪」
ルゥ「おっ・・・果穂じゃないか・・・」
果穂「ルゥ・・・ッ!!?」
ルゥの後ろからコレットらしき姿を観る音葉
ルゥ「どうかしたか・・・?」
果穂「いえ・・・何でもないです・・・」
ルゥ「ピエールと一緒でどうかしたのか・・・?」
果穂「いえ・・・本当に何でもないですよ・・・」
ルゥ「そっか・・なら良いんだ・・・それじゃまた後でな・・・」立ち去る音葉
果穂「今の一体誰なんですか・・・」
・・・
小梅「やっぱり・・・乗っ取りした・・・」
雨彦「そうか・・・ならどうする・・・?」
Tさん「行動に移るしかないのか・・・」
小梅「でも・・・何かしてると思う・・・」
雨彦「乗っ取る過程でか・・・」
Tさん「もしそうなら・・・慎重に奴と相討つ・・・」
771 : レジェンド変態   2020/04/10 06:46:26 ID:/MtPtB.4lQ
>>770
(学生寮、ルゥの部屋)
ルゥ『あれ、ステラ・・・?』
ステラ『ルゥ・・・?』
ルゥ『って、事は・・・』
ステラ『まさか、コレットが・・・!?』
・・・
コレット「(きっと、『あの二人』には気付かれたわね・・・」
コレット「(でも、関係無いわ・・・」
コレット「(そう、私の計画に狂いは・・・」
「もう、なんなん・・・」
コレット「(今の声・・・」
可憐「紬先生、大丈夫ですか・・・?」
紬「結婚したって言っても、籍は入れてないのに・・・」
コレット「(あの人って・・・※舞台の上で追い詰められた事を思い出す音葉」
コレット「(見ぃつけた・・・」ハイライトオフ
・・・
P「参ったな・・・」
鏡舞「どうしたのよ・・・」
P「これは初めてだな・・・」
鏡舞「だから、何が・・・」
P「言っていいのか、奴が俺に何をさせたいのか・・・」
鏡舞「いいわよ、気になるから言いなさい・・・」
P「奴は『俺を認めさせろ』と言っているんだよ。『娘さんと結婚させてくれ』と頼み込む交際相手の如くな・・・」
鏡舞「なっ・・・!?」
P「ただな・・・」









『俺にはその「経験」が無い・・・』
(恵美は父親が居なかった。千鶴は過去の経緯があった。伊織は特に問題なし、琴葉、紬が歳が歳なので・・・)
772 : 3流プロデューサー   2020/04/10 08:00:25 ID:3UERuDAH5s
>>771
朋花「それでは~・・・ん?」
杏奈「・・・どうかしたの・・・?」
歩「なんだ?何かあったのか?」
朋花「遠くの方でよからぬ気配が感じますね~」
歩「マジかよ・・・」
朋花「それも飛びっきりの悪い存在・・・杏奈ちゃん・・・」
杏奈「ん・・・わかった・・・」
歩「今ので・・・?」
杏奈「狙撃準備・・・するね・・・」
歩「はぁ・・・アタシが観測手か・・・」
朋花「二人共お願いしますね・・・恵美ちゃんによからぬ事をしようとしてる物に・・・」








『天罰を・・・・』
773 : レジェンド変態   2020/04/10 13:28:15 ID:H17oFBsovU
>>772
鏡舞「偉くなったものね、私の『親代わり』を自称するなんて・・・」
エグザス「齢11の時に貴族どもの策略に乗り、天涯孤独の身となったお前を5年の間『鍛えた』のは誰なのかを忘れたとは言わせんぞ・・・」
鏡舞「ふん・・・」
P「(壮絶だな・・・」
エグザス「歴史は繰り返したな、得た番(つがい)も娘が10を過ぎた頃だったな。やはりお前を良く思わぬ貴族が『事故に見せかけ殺した』のは・・・」
P「なっ・・・」
鏡舞「誰がそこまで話していいと言ったかしら・・・?」
エグザス「どうせ、勝つか負けるかのどちらかだ。火種は欲しいだろうに・・・」
P「と言われてもな・・・」
エグザス「ほう。不満か・・・?」
P「いや、いい女だとは思うが・・・」
鏡舞「えっ・・・(心が一瞬揺らぐ音葉」
P「だからと言って、『好きになれ』というのは違うと思うんだよなぁ・・・」
鏡舞「・・・(正論だがどこか腑に落ちない音葉」
エグザス「面白いな、猛者よ・・・」
P「後、早く帰りたい・・・」
鏡舞「へぇ・・・(闘気を跳ね上げる音葉」
P「なんだぁ・・・!?」
エグザス「クカカカ、面白いな。猛者よ・・・」
P「楽しむな、この状況を!」
鏡舞「早くエグザスを打ちのめしなさいよ。その後、じっくり遊んで上げるから・・・!」
P「急にラスボスになるんじゃねぇ!」
エグザス「我を倒せと、クカカカ・・・」
P「あぁ、もう!」
・・・
海美「なっ・・・」
ジュリア「おいおい、マジかよ・・・」
ピエール「ボク、確信した・・・!」
果穂「それなら、あたしも納得がいきます・・・」
ピエール「今のルゥは『ルゥ』でも、『ステラ』でもない・・・」







『あの「コレット」が、乗っ取ってる・・・』
774 : 高木の所の飼い犬君   2020/04/10 18:21:34 ID:nqZ/WYHr3w
>>773
エグザス「クカカカ・・・主が御出でであったら・・・」
アリア『・・・相変わらず軽いのか硬いのか・・・分からない・・・』
エグザス「そう言うだろうな・・・・」
鏡舞「やかましい!あの女神もアンタも私の親か!!」
P「一種の育ての親だろうな・・・」
エグザス「さて・・・要件は言わずともわかっておるアリア様の再臨の為に聖櫃が必要なのだろう・・・」
P「それと俺は帰りたいんだよ・・・」
エグザス「我もアリア様を長く待たせるのは好まん・・・故に・・・」
P「故に・・・?」
エグザス「速攻で行かせて貰おう!!」
・・・
アリア『・・・早く聖櫃を再起動させないと・・・』
キタカミ「・・・持ち運べるものではないのか・・・?」
アリア『・・・性格には聖櫃は魔術式演算器で要は超高性能な量子コンピュータに近い・・・』
キタカミ「そんな代物か・・・」
アリア『・・・今は私が居ないから・・・機能が停止してる・・・』
775 : 貴殿   2020/04/10 20:51:39 ID:H17oFBsovU
>>774
エグザス「ふっ!(剣を振り下ろす音葉」ビュンッ
P「(速い・・・!※ソードベントを発動して辛くも防御を取る音葉」ガキィン
エグザス「やるではないか、猛者よ・・・!」
P「舐めんな、伊達に戦ってきた訳じゃねぇ・・・!」
(つばぜり合いを終わらせる為、一旦弾き飛ばす音葉)
P「(距離を取るのがどう出るかだ・・・!」
エグザス「甘いっ・・・!」シュバッ
P「(ちぃっ・・・!※見失ってしまう音葉」
鏡舞「・・・(拗ねて、アドバイスも送らない音葉」ジトー
P「(これほど、当てにならんパートナーが居たかよ・・・!※二刀流に対抗する為、ドラグバイザー・ツバイをコピーする音葉」ストレンジベント…コピーベント
エグザス「・・・(無言ながらも微かに殺気を放ち斬りかかる音葉」ヒュンッ
P「なーくそ!(その微かな殺気を感じて、ニ振りのソードベントで防御する音葉」
エグザス「クカカカ、やるでは無いか・・・!」
P「俺にはまだアンタが本気を出してる風には見えねぇんだよ・・・!」
エグザス「何故だ、猛者よ・・・!」
P「名前で呼ばれねぇウチはそういうモンだと思ってるからな・・・」
鏡舞「(へぇ・・・」
エグザス「クカカカ、本気を出した我に敵うことは無いだろうと見ているのでな・・・」
P「まぁ、そう言いたくなるのは分かるけどよ・・・」
エグザス「なら、我に本気を出させよ・・・」







『さすれば、聖櫃と舞を授けよう・・・!』
776 : プロデューサーちゃん   2020/04/10 21:54:18 ID:nqZ/WYHr3w
>>775
鏡舞「勝手に決めるな!この駄竜!!」
エグザス「いい加減に見固めしたらどうだ・・・娘に父親の顔さえ見せぬ親がおるか・・・」
P「これ以上子ども増えるの・・・?」
エグザス「我が主も許すであろう・・・」
・・・
アリア『・・・ハックショーン・・・』
キタカミ「くしゃみ・・・?」
紗代子「何今のクッソ棒読みのくしゃみは・・・?」
アリア『・・・誰かが私の噂した・・・』
紗代子「えっ?誰・・・恵美お母さんにソックリな人が居る・・・」
アリア『・・・私アリア・・・神様・・・』
・・・
鏡舞「それとコレとは別でしょうが!!」
エグザス「いい加減我儘を治せ・・・何時までも子供だなお主は・・・」
鏡舞「この老人みたいなこと言って!!」ブルー発動
P「うわぁ・・・・家族喧嘩みたいだ・・・」
777 : お兄ちゃん   2020/04/11 01:05:13 ID:rFXnLDHVjA
>>776
エグザス「お前まで参戦するのか・・・」
P「参ったな・・・」
鏡舞「何よ、文句でもあるのかしら・・・?」ギロッ
P「まぁ、本気出させりゃ『聖櫃』くれるつってるし・・・」
鏡舞「はぁ・・・」
P「んだよ、ため息ついてからに・・・」
鏡舞「本気を出させるって事は『勝たなければ』帰れないのよ・・・」
P「その為の安全装置だろうが・・・」
鏡舞「悪い事を考えるわね・・・」
P「これが俺のやり方だ・・・」
エグザス「(来るのか・・・?」
P「さて、どうやって『本気』を出さすか・・・」
鏡舞「大分、骨は折ると思うけど・・・」
エグザス「いくぞ・・・」
鏡舞「気を抜かないでよ・・・」
P「お前さんは気を張り詰めすぎるなよ・・・」
エグザス「はぁー・・・!」シュバッ
P「(どこから来る・・・!」
鏡舞「さっきみたいに殺気はもう出さないわよ・・・」
P「そいつは参ったな・・・」
鏡舞「えっ・・・」
P「エグザスから『ほんの少し』の敵意は感じてるんだがなぁ・・・」
鏡舞「これも『経験』よ・・・」
P「だな・・・」
エグザス「はぁっ!(一瞬の隙を突いて、二人を斬りつける音葉」
P「かはっ・・・」
鏡舞「ぐっ・・・」
(安全装置を消失、部屋の入口からやり直す・・・)
778 : 師匠   2020/04/11 06:50:43 ID:qBi7t4WZfc
>>777
ジュリア「先ず奴の目的だが・・・」
海美「コレットの目的・・・前は劇場犯罪で父親への復讐・・・」
ピエール「でもこの世界にミルズさんは居ない・・・」
果穂「そんな事が有ったんですか・・・!!」
ジュリア「あぁ・・・その為に劇団にいるスタッフ及び女優を多く殺害してる・・・」
ピエール「皮肉だけどそれで永遠に消えない物語を作ったんだ・・・」
果穂「・・・」( ゚д゚)
海美「そう言えば・・・」
ジュリア「ん?何か分かったのか・・・?」
海美「思い出したんだ・・・コレットって確かアッチの『メグミ』にも遠まわしに殺害してるよね・・・?」
ジュリア「確か自分が掴めなかった幸せをつかんだことを妬んでの・・・オイもしかしたら」
ピエール「・・・全ての世界の恵美への・・・?」
果穂「それじゃ・・・成仏できないじゃないですか!!」
ジュリア「あぁ・・・この世界以外にも星の数ある・・・一生消えない悪霊になるぞ・・」
海美「対処法が丸で無いよ・・・!!」
ピエール「ルゥから引き剥がして強制的に消さないといけない・・・」
果穂「でもどうやってですか・・・?除霊なんて出来ませんよ・・・?」
ジュリア「だよな・・・あのレベルなら相当出来る人じゃないと・・・」
海美「どうする・・・クラリスさんは今居ないし・・・」
ピエール「困ったね・・・」
779 : お兄ちゃん   2020/04/11 13:42:07 ID:xkxnSejAYc
>>778
ジュリア「後はもう一人、ムギセンだな・・・」
海美「そうだね・・・」
果穂「え、紬先生が何で・・・?」
ピエール「紬先生、屋根裏の世界で探偵になってたから・・・」
果穂「えっ・・・!?」
ピエール「何でかは分からない・・・」
海美「でも、会わせちゃいけない気がする・・・」
ジュリア「会うなっていうのは無理だ。会ってからコンタクトを取らせないようにしないと・・・」
・・・
P「日高、残りは・・・」カチッカチッ
鏡舞「これでブランクはラストよ・・・」カチッカチッ
P「そうか・・・」
鏡舞「何を勘違いしているかは知らないけど、アイツ『本気』出してるわよ・・・」
P「はぁっ!?」
鏡舞「エグザスはスロースターターなのよ。そんでもって、大事な事は言わない質(たち)なのよ・・・」
P「なるほどな・・・」
鏡舞「で、どうするの・・・?」
P「なら、俺は『枷』を外す・・・」
鏡舞「枷・・・?」
P「エンドナイフを制御していた『枷』だ。これで、動きやすくなる・・・!」パチン
霊花ヘ( *´v`*ヘ)))「ぷっぷかぷ~・・・(Pの傍らから消え去る音葉と同時にオーラが跳ね上がる音葉」
鏡舞「っ・・・!(身体がヒリつく程の衝撃を受ける音葉」
・・・
(北上家)
麗花「あら・・・」
莉緒「どうしたの、かーさん・・・?」
麗花「Pが『枷』を外したみたいね・・・」
莉緒「それって何かあるの・・・?」
麗花「エンドナイフを使うような事態になるってところかしら・・・」
(※エグザスとの戦いでは使わないけど、この先『使う』かもしれない・・・)
780 : 貴殿   2020/04/11 16:57:09 ID:OpD.04wsg2
>>779
エグザス「ほぉ・・・」
P「行くぞ!」
エグザス「良い!合格だ!」
P「へぇ?」
鏡舞「なぬ?」
エグザス「今の力なら問題はない!聖櫃の元に案内しよう!」
鏡舞「ちょちょちょっと!待ちなさい!」
P「・・・」状況が読み込めない音葉
エグザス「我が良いと言うのだ飲み込め・・・」
鏡舞「んな単純な!?」
エグザス「早くせい!聖櫃を起動させ主を呼び戻し元の世界に帰るのだろ?」
P「あっ!そうだったそうだった・・・」
鏡舞「話を進めるなぁ!」
・・・
アリア『フフッ・・・エグザスの悪い癖が出た・・・』
キタカミ「悪い癖?」
アリア『アイツは・・・長生きしてるから人の全てを直ぐに見抜ける・・・』
キタカミ「つまり大将は・・・?」
アリア『お眼鏡にかなった・・・今のレベルで・・・』
キタカミ「それほど強いのかエグザスドレイクは・・・」
アリア『強い・・・でも私のほうが更に強い・・・』フンス
キタカミ「見えないんだが・・・」
アリア『神が本気出すの・・・真体が禁止してる・・・その性だ・・・』
781 : Pさぁん   2020/04/11 17:46:07 ID:xkxnSejAYc
>>780
(聖廟、奥の間)
P「これが『聖櫃』・・・」
エグザス「左様。これを起動させ、アリア様を復活させるのだ・・・」
P「なるほどな・・・」
鏡舞「で、どうするのよ・・・?」
P「来た道を戻るしか無いだろ・・・」
鏡舞「それもそうね・・・」
エグザス「元気でやれよ、舞・・・」
鏡舞「ふん、もう来ないわよ。こんなとこ・・・」
P「帰るぞ、今日のとこはな・・・」
エグザス「入口までは我が送ろう。そこからは分かっているな・・・」
鏡舞「無駄口はいいわ。早くしなさい・・・」
エグザス「はぁっ!」
・・・
(霊峰入口)
P「色々、すごかったな・・・」
鏡舞「気を抜かないで、あの森をもう一度抜けないといけないんだから・・・」
P「あぁ、悪い・・・」
鏡舞「(バカみたい、意識しちゃって・・・///」
P「(そういえば、あの薬草・・・」
・・・
鏡舞「残ってないじゃない!」
P「そりゃ、そうだろうが・・・」
鏡舞「ご飯どうするのよ・・・」
P「残りを活用するしかないが・・・」
鏡舞「少ないわよ・・・」
P「もしくはメニューを変えていくかだな・・・」
鏡舞「木の実とかあればね・・・」
P「(いよいよもって・・・」
鏡舞「(ヤバいかも・・・」
782 : 仕掛け人さま   2020/04/11 20:29:45 ID:urJvoAuNzA
>>781
果穂「何か魔よけの御札とかありませんか・・・?」
夏葉「無いわよ・・・」
樹里「何だよ急に・・・?」
智代子「どうかしたの・・・?」
果穂「いえいえただ何となくです・・・!!」
夏葉「そうなの・・・?」
樹里「凛世の所にあるんじゃねぇ?」
智代子「またまた~いくら何でもねぇ~」
凛世「ありますよ・・・」
樹里「だってよ・・・」
夏葉「そうね・・・流石に凛世の家でも・・・えっ・・・?」
智代子「今なんと・・・?」
凛世「・・・凛世の家にあります・・・そう言った類の物・・・」
夏葉「・・・本当に・・・?」
凛世「ハイ・・・父が集めた物の中に・・・そう言った類の物を見ました・・・」
樹里「・・・幽霊系かよ・・・」
智代子「・・・」
夏葉「・・・」スゥー・・・ドサッ
果穂「夏葉さ~~~~ん!!!!」
783 : Pさぁん   2020/04/11 21:33:02 ID:xkxnSejAYc
>>782
(森の中。人払いをして、焚き火している音葉)
P「ふぅ・・・(食事を済ませた音葉」
鏡舞「(ダメ、見ていないようにしてないと・・・※同じく食事を済ませた音葉」
P「(とか考えてそうだな・・・※なんとなく耐性が出来た音葉」
鏡舞「(人払いの効果でモンスターは寄ってこないけど・・・」
P「(意識し過ぎて、ケモノみたくなってる奴は居るしな・・・」
鏡舞「(いつ、手を出してくるか・・・」
P「(分からないし・・・」
(数時間後・・・)
P「くかー・・・」Zzz…
鏡舞「(寝たわね・・・」
P「め、ぐみ・・・」
鏡舞「(何かが切れた音葉」プチン
鏡舞「(へぇ・・・」
P「すかー・・・」Zzz…
鏡舞「今は私と一緒に居るのに・・・(寝てるPの真上に仁王立ちする音葉」
P「んっ、どうした日高・・・」
(MTMされる音葉)
P「えっ、ちょっ、おまっ・・・(一気に目が覚める音葉」
鏡舞「うるさいわね、エグザスがいいって言ってるんだから・・・」
P「(何で、同じモン食ってたのに耐性付いてねぇんだよ・・・!」
・・・
恵美「むっ・・・!」ピーン
784 : プロデューサー様   2020/04/11 21:53:39 ID:urJvoAuNzA
>>783
アリア『・・・そろそろ・・・コアに届く範囲だろうから行ってくる・・・』
キタカミ「行くって次元を超えるのか・・・?」
紗代子「無理でしょそんなの・・・」
アリア『・・・私は・・・神だ・・・それにコアと私は繋がってる・・・だから行ける・・・』
紗代子「そんな理由で・・・」
アリア『・・・神様は時に理不尽・・・そうだろ・・・?』
キタカミ「そうなのかな・・・・」
アリア『・・・では行ってくる・・・』スマホから消える音葉
紗代子「行っちゃた・・・」
・・・
アリア『・・・矢張り範囲内・・・ん?』
鏡舞「添え膳喰わねば何とかって言うでしょ!!」
P「物の限度があるだろ!!野獣かお前は・・・!?!」
鏡舞「何を!!これでもまだ私はぴちぴちの女よ!!」
P「今時ぴちぴち何て言葉聞かねぇよ!!」
アリア『・・・』帰る音葉
・・・
アリア『・・・ただいま・・・』
キタカミ「帰って来た・・・」
紗代子「えっ・・・何で・・・?」
アリア『・・・何か・・・お楽しみの最中だった・・・』
紗代子「あっ・・・」
キタカミ「・・・はぁ~・・・」空を見上げながら顔を手で隠す音葉
785 : 彦デューサー   2020/04/12 03:06:10 ID:GaPpyJa81Y
>>784
アリア『珍しく、あの男が抵抗してたけど・・・』
紗代子「えっ・・・!?」
キタカミ「あの大将が・・・!?」
志希「キミ達は自分たちの父親をどういう目で見てるのかにゃー?」
鏡晶葉「『日頃の行い』というヤツか・・・」
紗代子「改変現象収まったら、母親が増えてるし・・・(紬の事を指す音葉」
キタカミ「まぁ、相手次第によっては抵抗も意味を成さないかもな・・・」
アリア『我々の世界の「日高舞」・・・』
紗代子「あぁ・・・」
キタカミ「というか『娘』居たよな・・・」
アリア『こちらの日高舞は「やもめ」の子持ち・・・』
鏡晶葉「まぁ、その通りだな・・・」
紗代子「やもめって・・・?」
キタカミ「言い換えれば、未亡人だな・・・」
志希「なるほどね・・・」
・・・
(何だかんだで一夜が明けた・・・)
P「(やってしまった・・・」チュンチュン…
鏡舞「(やっちゃったわね・・・」チュンチュン…
P「マイ・・・」
鏡舞「何・・・?」
P「今日の内に森は抜けるぞ・・・」
鏡舞「分かったわ・・・」
P「(ドラクランザーで行けるか・・・?」
鏡舞「ん・・・?(何か違和感を覚える音葉」
P「どうした・・・?」
鏡舞「何でもないわ・・・」クスッ
・・・
千鶴「はっ・・・!」ピーン
786 : プロデューサーはん   2020/04/12 12:03:06 ID:pCs65kSk9Y
>>785
P「ただいま~」
鏡舞「戻ったわ~・・・」
鏡愛「ママ!」ダッシュで抱き付く音葉
鏡卯月「戻ってきました!」
鏡真乃「聖櫃は・・・」
P「コイツの事か・・・」
鏡静香「これが・・・」
鏡歌織「神の秘宝・・・聖櫃・・・」
P「俺は早く帰りたいから直ぐにアリアを呼ぶぞ・・・」
アリア『その心配はない・・・聖櫃起動・・・』
ピピピ・・・キュオーン・・・
・・・
エグザス「ムッ!聖駆が起動している・・・主が御帰還されるのか・・・!!」
アリア『その通りだ・・・演算開始・・・真人駆体鋳造開始・・・演算率56.4%使用・・・』
3Dプリンターの如く構築される駆体・・・
エグザス「我が主よ!」跪きかしずく音葉
神々しい姿で再臨する音葉
アリア「駆体鋳造完了・・・永らく待たせたなエグザス・・・我が忠臣よ・・・」
エグザス「勿体無きお言葉・・・」
アリア「で入ってくる・・・後は残りの演算値がやってくれるから問題はない・・・」転送する音葉
エグザス「ハハァ!!」
・・・
アリア「待たせたな・・・」
P「お前がアリア・・・?危うく跪く所だった・・・」
アリア「それだけ私の神聖が凄いと言うのだ・・・」
続く
787 : 変態大人   2020/04/12 15:00:54 ID:pCs65kSk9Y
>>786
P「さてさて、お礼参りといこうか・・・」
アリア「利用したことはすまないと思ってる・・・だから」いつの間にか盗んだメモリー
P「あっ!いつの間に・・・!」
アリア「魔方陣展開・・・構造解析・・・再構築・・・」
魔方陣を展開しメモリをバラし何かを付与する音葉
アリア「返却・・・」ポイッ
P「何したんだ・・・」
アリア「少しばかりのバージョンアップ・・・私はリッチ程機械に秀でてないからこれぐらいが限界・・・後はこの世界をそのメモリに記憶させた・・・」
P「・・・取引ってことか・・・」
アリア「ただでこんなお使いさせない・・・せめてものお礼・・・」
P「・・・」
アリア「後は今、騒がせてる悪霊退治の手伝い位かな・・・」
P「悪霊・・・?」
アリア「帰れば分かる・・・では行こう!」ガシッ
P「ちょ・・・まっ・・・!?」シュン
アリア「後の事は残りの演算値がやってくれるから問題はない!!」シュン
788 : プロデューサーくん   2020/04/12 17:46:50 ID:ErSU30jcHU
>>787
(県立研究都市)
P「帰って来た・・・?」
アリア「あぁ、戻したぞ・・・」
紗代子「お帰りなさい、お父さん・・・」
キタカミ「で、どうだった・・・?」
P「あぁ、首尾は問題ないが・・・」
鏡晶葉「まぁ、色々あったそうだな・・・」ジトー
P「やめい・・・」
紗代子「多分、お母さん達は感じ取っていると思う・・・」
P「覚悟はしている・・・」
キタカミ「まぁ、無事で何よりだよ・・・」
アリア「特別に貴方が『創った方』もバージョンアップしておいた・・・」
P「そいつはどうも・・・」
キタカミ「で、俺らのメモリは・・・」
アリア「砕けるまで時間は無い。解析するなら早く・・・」
鏡晶葉「だそうだ・・・」
P「(カシューン)ようやく、外せた・・・」
紗代子「外せたって、お風呂とかは・・・?」
P「それなら、問題は無かったよ。ロストは外れるようにしてたから・・・」
キタカミ「んじゃ、帰るか・・・」
紗代子「そうだね・・・」
P「俺も帰るか・・・」
キタカミ「一緒にどうだ、メシ食いに行くところなんだが・・・」
P「いや、今日はそのまま帰るよ・・・」
紗代子「えっ・・・!?」
P「時には覚悟を決めないとな・・・」
・・・
(所家玄関)
恵美「お帰り、P・・・♪」
P「ただいま・・・」
千鶴「随分、お楽しみだったようで・・・♪」
P「なし崩しなんだけどな・・・」
伊織「私たちが何も知らないとでも・・・?」
P「左様でございますか・・・」
琴葉「連れてきては無いのね・・・」
P「連れていけるような奴じゃないし、連れてくとしてもそんな間はなかった・・・」
紬「本当、貴方って人は・・・」ハァー
P「ため息つかないでくれよ・・・」
恵美「まぁ、色々大変だったみたいだね・・・」
P「こっちじゃ一日も経ってないのが不思議なくらいだよ・・・」
789 : EL変態   2020/04/12 20:36:01 ID:pyFYczOh5Q
>>788
P「そういえば紬・・・」
紬「なんなん・・・?」
P「最近話題の悪霊って知ってるか・・・?」
紬「貴方は私がオカルトを愛する変人だと言いたいのですか・・・?」
P「言ってねぇよ・・・」
紬「そうですね・・・悪霊かどうかは知りませんが・・・妙な視線を感じますね・・・」
千鶴「視線・・・?」
紬「何でしょうか・・・敵意・・・そう言ったモノに近い感じがします・・・」
恵美「あっ・・・それアタシも!!」
P「二人共か・・・」
琴葉「私はどちらかと言うと嫉妬とか妬みに近い物かしら・・・」
P「琴葉も・・・?」
未来「・・・」
伊織「どうしたのよ未来・・・?」
亜利沙「悩み事ですか・・・?」
未来「うん・・・お母さん達とは違う視線なんだ・・・」
P「何・・・?」
未来「何だか監視って言うの・・・?そう言った視線かな・・・?」
P「俺の愛娘を・・・ゆ”る”さ”ん”!!」
伊織「落ち着け・・・」
クロ「あぁ・・・確かに未来は何者かに監視されている・・・」
恵美「クロ・・・?久しぶりの登場じゃん・・・」
クロ「メタ発言はいい・・・」
P「誰か分かるか・・・?」
クロ「分らん・・・視線を向けると既にそこには誰も居ない・・・」
790 : der変態   2020/04/13 02:40:30 ID:I2HmvxKbNE
>>789
クロ「それと・・・」
P「それと?」
クロ「不思議な現象が起きている・・・」
P「不思議な現象・・・?」
伊織「(オウム返しじゃない・・・!」ビシッ
クロ「平成の『2号ライダー』が集まっている・・・」
P「なっ・・・!?」
クロ「果穂が『戦いの記憶』を取り戻した訳じゃない。現に283Pは悩みの中だ・・・」
P「283Pの戦いの記憶は果穂の範疇だったのか・・・」
クロ「だが、黛が照井竜の記憶を持ったままだったのは意外だ。一緒に居た芹沢や和泉は一時的に失っていたのに・・・」
P「随分、面妖な話だな・・・」
クロ「ただ、二人とも当てがあるらしいんだ。その事を聞くと、黛はどこか嬉しそうな表情になるのに、照井刑事は『何か』を恐れるかのように少し震えだして・・・」
P「あっ・・・(察し」
クロ「後、問題なのはナガヨシスだ・・・」
P「ピエールと果穂は仲直りしたんじゃ・・・」
クロ「そこじゃないんだ。ナガヨシスの雰囲気が変わった・・・」
P「何っ・・・?」
クロ「まるで・・・」








『ルゥでも無ければ、ステラでも無い。全く別の人間になったかのように・・・』
791 : プロデューサーちゃん   2020/04/13 09:36:38 ID:ctB2Gx7HLk
>>790
P「何・・・・?」
クロ「年の近い奴から聞いた話だ・・・」
・・・
涼「何か最近ルゥの表情が変わった気がするんです・・・」
夢子「そうね・・・アイツは笑うときはどちらかと言うとガハハハッ笑いなんだけど・・・」
絵里「最近は何だか面妖な感じ・・・?」
ロコ「大人しくなったというか・・・何と言うか・・・テラーを感じます・・・」
響子「どういう訳か・・・最近は良く校舎裏とかに消える様に何処か行きますね・・・」
凛「・・・気を付けた方が良いよ・・・『アレ』は普通じゃない・・・」
未央「前はサッカーとかしてたのに今は何処で何してるんだろう・・・?」
百合子「不敵な笑み・・・怪しい雰囲気・・・ハッ!!つまり(以下略)」
・・・
クロ「数多くの意見が出てる・・・」
恵美「百合子は百合子だったね・・・」
P「・・・アリアが言っていたのはこの事か・・・」
千鶴「どう言う事ですの・・・?」
P「・・・ある奴が言ったんだよ・・・今騒ぎを起こしてる・・・」




『悪霊事件を・・・』
792 : 箱デューサー   2020/04/13 13:54:35 ID:LLaIVqu/z6
>>791
クロ「なるほどな・・・」
P「ところでクロよ、一つ聞きたいんだが・・・」
クロ「なんじゃい」
P「『ステラ』 is who?」
クロ「Oh・・・」
伊織「話の流れで大体分かるでしょうが!」
クロ「『ステラ』は『ルゥ』だよ。純然たるイコールの関係だ・・・」
P「おとぎの国では『ステラ』って事か・・・?」
クロ「そうなるし、一つ付け加えるならルゥより『おしとやか』みたいだが・・・」
P「あっ・・・」ティン
クロ「ん、何か知ってるのか・・・?」
P「一度、ナガヨシスんとこ訪ねに行ったことがあるんだが・・・」
クロ「まさか・・・」
P「あぁ、聞いてたよりも『おしとやか』だった・・・」
クロ「それがステラだったんだよ・・・」
P「だとしたら、意図的に入れ替わってる時がある・・・」
クロ「それだけじゃないぞ・・・」
P「更に3人目が居るって事か・・・」
・・・
水谷は『絵理』ね。『絵里』だと『かしこい、かわいい』の方だから
793 : プロデューサーくん   2020/04/13 15:57:49 ID:R0UgsjGKIU
>>792
クロ「水面下で海美、ジュリア、ピエール、果穂が捜査に乗り出してる・・・」
P「ルゥと面識がある奴か・・・」
クロ「それでいて対亡霊の専門家も動いてるそうだ・・・」
恵美「雨彦さん達が・・・?」
P「市長職を斎藤さんが引き継いだから本業に戻ったそうだ・・・」
千鶴「だから最近白坂さんと一緒に居るのを目撃するわけですわね・・・」
P「でも・・・悪霊ね・・・」
クロ「俺は未来を監視する奴に集中したいから手を貸せない・・・スマナイ・・・」
恵美「気にしなくって良いって~」
伊織「何か合ったからでは遅いんだから・・・」
クロ「スマナイ・・・」
紬「・・・もしや・・・悪霊が私を敵意で見てたのなら・・・」
P「答えが見えたのか・・・?」
紬「はい・・・もしそうだとすると・・・相手は手段を択ばないかと・・・」
P「何・・・?」
紬「相手は恐らく・・・舞台女優にしてシリアルキラー・・・仮面を被った殺人鬼・・・」





『『コレット』の可能性が有ります・・・』
794 : おやぶん   2020/04/13 18:48:44 ID:LLaIVqu/z6
>>793
P「コレット、『コレット・ミルズ』か・・・」
紬「ご存知でしたか・・・」
P「百合子に勧められたからな・・・」
恵美「へぇ・・・」ジトー
P「にしても、平行世界の存在だとしてもコレットは怖いな・・・」
紬「待ってください、P兄ちゃん。今、『コレット・ミルズ』と言いましたね・・・?」
P「あぁ『屋根裏の道化師』の正体であり、作中の真犯人である『コレット・ミルズ』の事だろ・・・?」
紬「私達の前で『屋根裏の道化師』として主に暗躍していたのは『コレット・M(≒ミルズ)・タナカ』です・・・」
琴葉「『タナカ』・・・!?」
P「待て、コレットは原作でも『日本人』との間に生まれた子ではあるが『名字』までは言及されてないぞ・・・!」
千鶴「となると・・・」
恵美「誰かが『設定』をいじった・・・?」
クロ「しかし、何のために・・・?」
P「いや、一人『心当たり』がある・・・」
伊織「誰よ、それ・・・?」
P「あの世界を管理している『アルターエゴ・テオスナイア』、テオスの分身だ・・・!」
恵美「何で・・・?」
P「破滅衝動を人に転換しているんだ。他のテオスが眠りに付いた中、自らは『あの手この手』を駆使して眠りを逃れた・・・!」
千鶴「話を戻しますわよ、その『コレット』は『ルゥ』に化けて何をしたいのかしら・・・?」
紬「分かりません、あの時コレットさんは『満たされた表情』をして『逝ったはず』なのに・・・」
・・・
(愛増学園、校舎裏)
コレット「さぁ、始めましょう・・・」










『命のエンターテイメントを・・・!』
795 : お兄ちゃん   2020/04/13 20:47:08 ID:R0UgsjGKIU
>>794
アリア「それは物の見方の違いだな・・・」
恵美「へっ?アタシ・・・?」
千鶴「いえよく見ると微妙に違いますわ・・・髪の一部に白いラインが入ってますわ・・・」
伊織「誰よアンタは・・・」
紬「テオスさんの仲間ですか・・・?」
アリア「私は『アルターエゴ・テオスアリア』・・・お前達が言う鏡面世界の管理者・・・」
P「アリア・・・物の見方の違いってのは・・・?」
アリア「そいつの表情は満たされている表情を浮かべても・・・中身はどうだ・・・?」
紬「中身・・・?」
恵美「内臓・・・?」
千鶴「グロテスクですわね・・・」
伊織「違うでしょう・・・魂って言いたいんでしょ・・・?」
アリア「どうやら物分かりの良い妻が居るみたいだな・・・」
伊織「・・・」テレッ
P「その魂ってのはどういった話だ・・・?」
アリア「そうだな・・・死ぬ間際に凄まじい未練などが発生すると魂は肉体を離れて霊となる・・・強ければ強い程その力は増大する・・・」
P「・・・それが悪霊の発生原因か・・・」
アリア「大方そいつは貴女達二人に有る感情を抱いて復活したと思う・・・」
紬「その感情とは・・・?」
アリア「私達が消した強大な悪意とは程遠い個人レベルの『嫉妬』と『怨み』だろうな・・・」
796 : 番長さん   2020/04/13 21:20:56 ID:LLaIVqu/z6
>>795
P「そうか、そういう事か・・・」
クロ「何かあったのか・・・?」
P「『屋根裏の道化師』、俺は出られなかったんだ・・・」
千鶴「何故ですの・・・?」
P「平行世界ではそれぞれ『役割』が与えられる。平行世界の『それぞれ』に置き換わってな・・・」
琴葉「でも『屋根裏の道化師』には出られなかったって・・・」
P「そうだ。その世界の『P』は到着前に死んでしまうからだ・・・」
恵美「『それ』と『そういう事』の関係って・・・?」
P「一緒に待機してた門矢センセイが言ってたんだ・・・」
士『しかし、「田中琴葉」という存在はどこまでも『お前』と『所恵美』に掻き乱されるんだな・・・』
P「って・・・」
伊織「待ちなさいよ、それじゃ『その世界』の恵美に当たる人物は・・・」
紬「コレットの手にかかってます・・・」
琴葉「だとしたら、何故・・・」
紬「そういえば、事件解決に『P兄ちゃん』と『恵美さん』によく似た方に協力をしてもらったんやけど・・・」
続く
797 : 箱デューサー   2020/04/13 21:25:20 ID:LLaIVqu/z6
>>796
P「それって、『空猫P(便宜上』と『ゆきよ』なんじゃ・・・」
紬「えぇ、そのような名前だったかと・・・」
P「だとすれば、話は繋がる・・・」
恵美「・・・?」
P「原作でコレットが特段強い憎しみを持っていたのは3人。『父親でもある劇場支配人』『自分たちに先だって劇団に所属した幼なじみ』『悲劇を語り継がれた最後の世代である脚本家の男』・・・」
クロ「その3人のうち、二人に『P』と『恵美さん』に置き換わった人間が居るのか・・・!?」
P「そして、『空猫』と『ゆきよ』も同様・・・」
恵美「その『空猫』と『ゆきよ』ってもしかしてさ・・・」
P「あぁ、『俺』と『恵美』が置き換わった人物だ。但し、この二人は『空猫珈琲店の世界』の二人だ・・・」
クロ「だとすれば・・・」
P「門矢センセイだな。事態の解決を早めたかったんだろう・・・」
琴葉「要約すると、コレットの『狙い』って・・・」
P「現状で言えるとすれば『俺と恵美」かもしれない・・・」
アリア「そこはナイアの落ち度。ヤツの悪い癖・・・」
P「そんなんで済ませられるかよ。『アルターエゴ』はロクな奴が居ないな・・・」
アリア「なにおう・・・」カチン
P「事実だろうが・・・」
クロ「待て、ここでケンカするな・・・!」
伊織「アンタ(アリア)もよ、今『やるべき』事じゃないでしょ・・・」
P「ふん・・・」
アリア「それはそうだが・・・」
恵美「コレットが『琴葉』の置き換わりだとして・・・」
千鶴「その『可能性』はなきにしもあらずですわね・・・」
紬「まだ、何かあるん・・・?」
琴葉「考えたくないけど・・・」







『私もターゲットの一人になってるかもって事よね・・・?』
798 : 彦デューサー   2020/04/13 22:20:33 ID:R0UgsjGKIU
>>797
杏奈「・・・」スコープ監視中
歩「今の所異常なし・・・って所か・・・」双眼鏡で監視中
朋花『だからと言って怠けるのは無しですよ~?』
杏奈「杏奈・・・明日も学校で監視・・・する・・・」
歩「そこは頼む・・・アタシは近付けないからよ・・・」
杏奈「・・・ん・・・」
歩「でも本当にアイツで合ってるのか・・・?まるで動きが無いぜ・・・?」
朋花『どうも妙な噂を聞きますかれね・・・』
歩「どんな噂なんだ・・・?」
朋花『人が変わったかのようだと・・・』
歩「・・・有り得るのかよ・・・?」
朋花『過去の事例で実際に有りますね・・・穏やかな人が頭のけがを境に狂暴になったと言う話をがありますよ・・・』
ルゥ(コレット)「・・・」杏奈達の方向を見て笑う音葉
杏奈「・・・ッ!!」
歩「マズい気付かれた!!撤収するぞ!!」
ルゥ「・・・この世界は観客が多いわね・・・楽しめそう・・・」
・・・
ナイア「それでいいですよ・・・思うままに動き楽しんで下さいね・・・」
ナイア「肉体の乗っ取りの完成間近ですしね・・・」
ナイア「私の喉を潤す悲劇を頼みますね・・・コレット・・・」邪悪な笑みを浮かべ再び空の彼方に消える音葉
799 : プロちゃん   2020/04/13 23:27:45 ID:YIaT.xMndU
>>798
ルゥ『コレット・・・!』ギリッ
ステラ『何が目的なんだ・・・?』
コレット「言ったでしょ、私は『女優』だって・・・」クスッ
ルゥ『いつまでも、このままじゃいられないぞ・・・!』
ステラ『ピエールが助けてくれる・・・!』
コレット「『魂』が馴染んでしまえば、そこまでよ・・・」
ルゥ『くっ・・・』
コレット「無理に引き離そうとすれば、この肉体(カラダ)もどうなる事やら・・・」
ステラ『そんな・・・』
・・・
桃子「何で、桃子が・・・」
モモ「持ち回りだって言ってたじゃん・・・」
桃子「早く帰ってほしい・・・」
モモ「それはステラとピエール次第・・・」
桃子「でも、妙な噂立ってるよ・・・」
モモ「噂・・・?」
桃子「ルゥがまるで『別人』みたいだって・・・」
モモ「ねぇ、ステラに会わせて・・・」
・・・
P「とりあえず、ピエール達と話を擦り合わせないと・・・」
クロ「そうだな・・・」
恵美「琴葉には悪いけど、しばらく外出ない方がいいかもね・・・」
琴葉「そうさせてもらうわ・・・」
P「(コレット・M・タナカ、お前の目的は・・・」
800 : Pくん   2020/04/14 08:47:05 ID:u8RJ9.Jbp2
>>799
アリア「コレットを引き剥がすのは簡単だ・・・」
恵美「えっ?そうなの・・・?」
アリア「私の権能『ソウルイーター』は魂を扱うスキル・・・魂を引き剥がすのはお茶の子さいさいと言う訳だ・・・」
千鶴「でもそう易々と許すような相手では無いでしょ・・・?」
伊織「そのテオスナイアが余計な情報を与えてないとは言えないし・・・」
クロ「そうでなくても相手は用意周到な殺人鬼だ・・・油断ならないだろ・・・」
アリア「うん・・・だからこそ・・・」
P「・・・あえて泳がせると言う訳か・・・?」
未来「えっなんで・・・?」
アリア「人間と言うのは自分の思い通りに進むとどんな優れた人間でも必ず隙を産んでします・・・特に策士タイプの人間はわずかな綻びで打開する・・・」
恵美「目的がもしアタシとPと紬、琴葉が標的なら・・・」
千鶴「あえて乗って対処すると言う事ですか・・・?」
アリア「奴もその仲間もその一瞬で崩壊したのだろ・・・?」
紬「そうですね・・・コレットさんはその一瞬で一気に剥がれた感じでした・・・」
アリア「だが監視の目は多くしない方が良い・・・」
P「感ずかれない様にする為か・・・?」
801 : 高木の所の飼い犬君   2020/04/14 08:56:19 ID:wpxXsnQ/gU
>>800
アリア「あぁ・・・」
P「時、既に遅しにかもな・・・」メルメル
紬「えっ・・・?」
P「朋花達が既に『コレット』の監視をしていたが・・・」
恵美「えっ、そうなの・・・!?」
P「勘付かれたみたいだな。というよりも、歩から連絡があった・・・」
歩『マイガー!助けて、P!』
千鶴「で、どうしますの・・・?」
P「もち、やるに決まってんだろ・・・」ニカッ
琴葉「悪そうな笑顔、ふふっ・・・」
伊織「まるで待ち望んでたみたいね・・・」
P「そうだな、『パンゲア』も楽しかったが・・・」
アリア「(『アレ』を楽しいと言ってのけてしまうのか・・・」
P「やっぱり、自分に降りかかる火の粉を払うのが一番だよ・・・!」
クロ「やれやれ・・・」
伊織「根っからの戦闘狂ね・・・」
恵美「それがまたPらしいというか・・・」
P「まずは関係各所の全員集めないとな・・・」メルメル
802 : 監督   2020/04/14 11:08:46 ID:u8RJ9.Jbp2
>>801
バチバチバチ・・・バチーン・・・!!
飛鳥「・・・」ターミネーターが転送された時のポーズ
飛鳥「やれやれ・・・やっとこの世界に戻れたよ・・・」
のあ『スネーク状況を報告せよ・・・』
飛鳥「誰がスネークだ・・・スライドシフトは成功・・・と言っておくよ・・・」
のあ『宜しい・・・君の任務はスニーキングミッションだ・・・全てが現地で調達する・・・支援は無い・・・』
飛鳥「何時までもMGSゴッコする気なんだいのあさん・・・」
のあ『まぁ冗談はさて置き・・・この世界は少し変貌が発生し始めてるわ・・・』
飛鳥「あぁ・・・それは僕も肌で感じたよ・・・」
のあ『テオスナイア・・・信用してはいけないわ・・・』
飛鳥「分ってるよ・・・Pの前でまだアイツは全てを見せて居ないだろうしね・・・アイツは産まれた時から先天性の人格破綻者だ・・・何をやらかすか分かった物じゃない・・・」
のあ『それと貴女は早く衣服を手に入れる事ね・・・』
飛鳥「何故だい・・・?」
のあ『アナタは今・・・全裸よ!』
飛鳥「・・・」視線を下に向ける音葉
飛鳥「何故に・・・?」産れたままの姿
のあ『その方が面白いからよ・・・!』
飛鳥「ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁっぁぁっぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
803 : Pくん   2020/04/14 13:59:43 ID:wpxXsnQ/gU
>>802
(愛増学園、小会議室)
P「(ピエールに果穂、海美にジュリア。よし・・・」
P「集まったな・・・」
ピエール「P先生、どうしたの・・・?」
P「どうやら、『平行世界』の意思が大暴れするというのを聞いてな・・・」
・・・
ナイア「あら、P先生ったらまた『おイタ』を・・・?」
・・・
コレット「(聞かせてもらおうかしら・・・※廊下の目立たないとこで聞き耳を立てようとしている音葉」
・・・
P「えいっ・・・」パチン
・・・
ナイア「あっ・・・」
・・・
コレット「(会話してる声が聞こえなくなった・・・!?」
・・・
ジュリア「人払いはいいんだが、大丈夫か・・・?」
P「問題無いよ、ナイアにもコレットにも手は出させない・・・」
果穂「壁の向こうから、感じてた気配が離れていきますね・・・」
海美「まさか、コレット・・・!」
P「待て、海美。現状の確認からだ・・・」
ジュリア「ムギ先生は・・・」
P「家に居てもらうよ。ここまで寄越したら、何が起こるか分からんしな・・・」
果穂「で、何をどうするんですか・・・?」
P「『屋根裏の道化師』、その世界で何が起きたのかを聞かせてくれ・・・!」
・・・
(283探偵事務所)
283P「(これも違う・・・!」
鏡翼「探偵さんは何をしてるの・・・?」
エイジ「あーうー・・・?」
結華「戦いの記憶とやらを取り戻したいけど、果穂ちゃんに断られ続けてるみたいでさ・・・」
鏡翼「ふーん・・・」
エイジ「あーおー・・・」
283P「(きっと、関連した資料があるはずだ・・・」
804 : Pーさん   2020/04/14 15:13:26 ID:HgnAuzKr7Q
>>803
恋鐘「えっ?そんな記憶あったと・・・?」
結華「あぁうん・・・こがたんはそうだろうね・・・」
摩美々「で?あの調子で思い出せるんですかねぇ~・・・」
咲耶「十中八九無理だと思うよ・・・私達もそれに関する記憶がないし、それは果穂自身も忘れてるんだから・・・」
結華「正確に言うと断られてる理由が自分も忘れてるが原因なんだろうね・・・」
霧子「でも疎外感で苦しんでるみたいで・・・」
摩美々「逆に知らない方が幸せなのかもしれませんよ~・・・?」
咲耶「無理に知れば知った時の恐怖と重みに耐えられないか・・・」
恋鐘「そげなもんかねぇ~?」
「お悩みかい・・・謎を解く者・・・」
アンティーカ「!?」全員で振り向く音葉
「知りたいかい・・・過去の記憶を・・・?」
283P「誰だお前は・・・?」
咲耶「(何だコイツ・・・」
結華「駄目だよPたん!!こいつは明らかにマズいって!!」
「断片的に教えてあげるよ・・・君の娘は・・・」
摩美々「てい・・・」枕を投げる音葉
「危ないね・・・」ヒョイ
摩美々「悪い子なんでねぇ~・・・」
鏡翼「明らかに知ってる顔なのに・・・誰か分からない・・・」
「話を戻そうか・・・君の娘は・・・世界を滅ぼす邪悪な『魔王』だと言う事だよ・・・」
283P「なっ!?」
恋鐘「いい加減なことば言うんじゃなか!!果穂がそんな悪い子な訳なかたい!!」
「事実を言ってるまでだよ・・・信じるか信じないかは君自身だよ・・・」
・・・
謎の人物はお察しの通り『白飛鳥』ですが鏡の世界の飛鳥ではありません・・・
805 : バカP   2020/04/14 19:15:00 ID:6bWUAq0OXg
白飛鳥はこの後ちょくちょく出て来ては煽りを入れます・・・
まるでFGOのアルターエゴ・リンボ(芦屋道満)の様に・・・
806 : Pさん   2020/04/14 19:20:11 ID:wpxXsnQ/gU
>>804
283P「世界を滅ぼすとか滅ぼさないとかはともかくとして、果穂が『魔王』として君臨していたのは事実なんだろ・・・?」
白飛鳥「察しがいいみたいで助かるよ・・・」ニヤリ
283P「果穂の記憶が封印が全員に及んでいるのが気になるがな・・・」
白飛鳥「自らの『行い』に鍵をしたのは悪手だったね。その事を良く思わない『人間』も居るのに・・・」
283P「御託はいい。聞かせろ、果穂が『魔王』として何をしたのかを・・・」
白飛鳥「そうだね、小宮果穂の『軌跡』を語ろうか・・・!」
・・・
P「コレットの動機は嫉妬と怨恨・・・」
ピエール「お父さんを恨んでた・・・」
ジュリア「その恨みが『劇場P(※便宜上』や『メグミ』にも及んだ・・・」
果穂「そんなっ・・・」
海美「私達は果穂に『お願い』されたんだよ・・・」
P「正確には違うんだがな・・・」
・・・
(パンゲア、とある丘の上)
鏡果穂「お父さん、お母さん、お姉ちゃん達・・・」
(目の前にはそれぞれの名を刻んだ墓標が4つ)
鏡果穂「P先生や果穂は元気でしょうか・・・」
・・・
果穂「私がヒーローとして、P先生に弟子入りしていた・・・」
P「そうだ。この街に襲いかかる『悪』を倒すために・・・」
果穂「ヒーローに憧れた事はありますが・・・」
P「(誰だ・・・」









『(一体、誰がこんなに強い「記憶封印(メモリーロック」を掛けたんだ・・・?』
・・・
『記憶封印(メモリーロック』:Pがその昔、『かほ』に対する辛い記憶や『ショッカー』の総統を封印した際に使用した戦闘術の一つ。今回、果穂に掛けられたとされるモノは『Pでは無い誰かによってもたらされた』と見ている・・・
807 : EL変態   2020/04/14 19:55:33 ID:6bWUAq0OXg
>>806
白飛鳥「・・・」
・・・
(回想)
白飛鳥「やがて彼女は『最低最悪の魔王』・・・『オーマジオウ』となって世界を滅ぼす・・・」
咲耶「出鱈目を・・・」ギリッ
白飛鳥「言っただろ・・・?ボクは真実しか言わないと・・・コレはやがて来る未来だよ」
咲耶「これ以上戯言を言うとその首を噛み切るぞ!!」
結華「さくやん!ステイ!!落ち着いて!!」
摩美々「・・・」
結華「まみみんもステイ!!」
白飛鳥「それを阻止したければ方法は一つだけだよ・・・」
283P「それは・・・一体なんだ・・・?」
白飛鳥「偉大なる救世主・・・『ゲイツマジェスティ』を誕生させる事さ・・・」ニタァ
・・・
白飛鳥「これで準備に入った・・・」
手に持つはアナザーディエンドウォッチ・・・
白飛鳥「ボクの野望が・・・完成する・・・ハッハハハハハッ!!!」
その顔は歪み化け物の様になっていた・・・
・・・
白飛鳥はナイアの化身
この化身としての能力はPにも気付かれません・・・
808 : ぷろでゅーしゃー   2020/04/14 20:43:22 ID:wpxXsnQ/gU
>>807
283P「キミの話をどこまで信用していいかは分からない。だが、思い付きでも無さそうだな・・・」
白飛鳥「あくまで、ボクの視点だからね・・・」
283P「それじゃ、キミが『英雄』として擁立しようとしている『ゲイツ』は誰なんだ・・・?」
白飛鳥「我が『マジェスティ』、それは『所未来』さ・・・!」
(翌日、283探偵事務所)
P「なるほど・・・」
283P「記憶が取り戻せないなら、話を聞く。それが俺の出した『現状』の結論です・・・」
P「果穂が『魔王』なのは、あながち間違いじゃない。だが、『最高最善の魔王』だったよ、自己犠牲が強かった部分は否めないが・・・」
283P「ストーリーテラーは未来ちゃんを『救世主』に仕立て上げたいみたいですが・・・」
P「それが『視線』の正体か・・・」
283P「既に接触を・・・!?」
P「いずれにしろ、録な奴じゃないな。その『ストーリーテラー』とやらは・・・」
283P「で、先輩はどうするんですか・・・?」
P「まずは『記憶封印』をした奴を探し出す。事態の打開を図るにはな・・・」prr
283P「『記憶封印』・・・」
P「(ピッ)どうした・・・?」
果穂『あたしです、今どこですか・・・?』
P「探偵事務所だが・・・」
果穂『すぐ、戻ってきてください・・・』
P「何が起きたんだ・・・?」
果穂『動き出しました・・・』







『コレットさんがルゥさんの「肉体」を盾にしようとしています・・・!』
809 : 貴殿   2020/04/14 20:44:28 ID:wpxXsnQ/gU
ちなみに『記憶封印』をした人間は生きてます。今後も物語に出てくる
810 : 夏の変態大三角形   2020/04/14 21:18:04 ID:6bWUAq0OXg
>>808
飛鳥「・・・」何時もの格好で行動中
のあ『どういった状況かしら・・・?』
飛鳥「・・・どう言う事だ・・・?悪霊・・・?」
蘭子『ぴぃ・・!?』
のあ『悪霊・・・この世界では小梅の付き添いの子以外は雨彦やTさんに討滅されてる筈・・・』
飛鳥「どうやら・・・別世界の強力な怨念が入り込んだみたいだ・・・」
のあ『それは厄介ね・・・』
飛鳥「それと・・・」
のあ『それと・・・?』
飛鳥「どうやら別のボクが居る・・・」
蘭子『別の飛鳥ちゃん・・・?』
飛鳥「ドッペルゲンガーとは言わないけど・・・別の世界のボクが居るみたいだ・・・」
のあ『・・・なら此処は直ぐに姿を見せない方が良いわね・・・』
飛鳥「あぁ・・・下手な誤解を招きたくはない・・・」
のあ『そうね・・・それが良いわ・・・』
飛鳥「・・・確かめさせて貰うよ・・・偽物のボク・・・」
811 : おやぶん   2020/04/15 00:59:38 ID:a7.RK9d.56
>>810
P「厄介な・・・」
283P「俺は池袋博士のレポートを解析してます・・・」
P「分かった・・・」
283P「先輩、果穂を頼みます・・・!」
P「まぁ、道は外さねぇ程度にやんちゃさせるよ・・・」ニヤリ
・・・
P「(しかし、ここで勝負出てきたか・・・※ブルースペイダーで急ぐ音葉」ブーン…
アリア「よう・・・!(目の前に逆さまで現れる音葉」
P「おわっ!?(ビックリし過ぎて、急ブレーキを掛ける音葉」キキーッ
アリア「止まらなくても良かったのに・・・」
P「事ー故ーるーわー!」
アリア「そうなの・・・?」
P「そうなんだよ、ったく・・・」
アリア「ドラグランザー、使わないの・・・?」
P「何で、ドラグランザー・・・?」
アリア「ドラグバイザー・ツバイ、渡した・・・」
P「へ・・・?」
アリア「ウソだと思うなら、『顕現』させればいい・・・」
P「ホントだ・・・」
アリア「ぶい・・・」
P「乗り捨てる訳にはなぁ・・・」
アリア「ぶー・・・」
P「先を急ぐんだよ、後ろ乗れ・・・(ヘルメットを投げる音葉」ポイッ
アリア「(パシッ)うん・・・(受け取って、後ろに跨がる音葉」
812 : ボス   2020/04/15 06:37:04 ID:MJUFMO06hg
>>811
ルゥ(コレット)「ああ、神に感謝しないと・・・私にもう一度機会を与えてくれて・・・」
・・・
ナイア「礼にはおよびませんね~」
・・・
ルゥ(コレット)「メグミ、ウォーカー、この世界の私とPさん・・・命懸けのエンターテイメントを・・・」
雨彦「悪いが待ってもらうぞお嬢ちゃん・・・」
コレット「誰だ・・・」
雨彦「しがない掃除屋と言っておこう・・・」
コレット「掃除屋が何か用・・・?」
雨彦「あぁ、それと掃除屋は掃除屋でも・・・」
コレット「っ・・・私に直接?」
雨彦「幽霊の掃除屋だがな・・・」
コレット「心外・・・」
・・・
月面
ナイア「さてさて、どうなりますか・・・」





『最高のパーティーの第一幕の開演ですね・・・!!』
813 :   2020/04/15 06:52:06 ID:a7.RK9d.56
>>812
P「一つ『気になる』事がある・・・」ブーン…
アリア「気になる事・・・?」ブーン…
P「コレットを『誰が』殺したのか・・・?」ブーン…
アリア「自ら、奈落に落ちたのでは・・・?」ブーン…
P「違う、転落したのは『とどめ』だ。直接的な死因は喉を刺された事による『出血』・・・」ブーン…
アリア「コレットが予め誰かに依頼していた・・・?」ブーン…
P「いや、それは考えづらい。コレットが信頼していたのは先だって死んだ『屋根裏世界のエレナ』だけだ・・・」ブーン…
アリア「何者かが介入した・・・」ブーン…
P「介入。(ティン)なるほど、繋がった・・・」ブーン…
アリア「繋がった・・・?」ブーン…
P「長マントだ。奴が『屋根裏世界』に介入して、コレットに手を出した・・・」ブーン…
アリア「そのまま『意識』だけが『この世界』に送られた・・・」ブーン…
P「『屋根裏世界』の管理はあのナイアだ。コレットの存在はさぞかし『面白い』んだろうな・・・」ブーン…
アリア「あの『破壊主義』には私達も手を焼いてる・・・」ブーン…
P「だから、言ったんだ。『消えねぇ』って・・・」ブーン…
アリア「それは・・・」ブーン…
・・・
コレット「でも、無駄よ・・・」
雨彦「無駄・・・?」
コレット「私をこの『肉体(カラダ』から引き離そうとすれば・・・」





『この娘(ルゥ・ステラ)の肉体(カラダ)が消滅えて(き-えて)しまうもの、フフッ・・・』ニタァ
814 : 監督   2020/04/15 15:49:34 ID:hJy6pyj4r6
>>813
アリア「それ位分かってる・・・『悪意』と『善意』は表裏一体・・・そう簡単に消せるものじゃない・・・」
P「・・・分ってるなら何故そうまで悪意を消そうとしてる・・・」
アリア「私達は純粋に『人』と言う種族が好きだ・・・それを消し去るのはしのびない・・・」
P「・・・そうかい・・・」
アリア「だがマリアもキツイ世界を担当になったな・・・アイツの苦労が目に浮かぶよ・・・」
P「それでもお前は本当にコレットを如何にか出来るのか・・・?」
アリア「私は魂を扱う能力はアルターエゴの中で随一だ・・・確実に獲れる・・・」
P「その瞬間は・・・?」
アリア「相手が完全に油断しきる瞬間こそ・・・確実に仕留めれる・・・」
P「相手は舞台女優だ・・・演技を見抜くかもしれんぞ・・・」
アリア「だからこそだ・・・完全に騙されてもらう・・・そう言った輩は必ず無意識に油断が産まれる・・・その瞬間こそが・・・」








『魂の綻びが産まれる・・・』
815 : せんせぇ   2020/04/15 20:02:48 ID:EMT6McrA3A
>>814
P「オーキードーキー、コレットの魂をどうするかは『まず』お前に任せる・・・」
アリア「分かった・・・」
アリア「(ん、『まず』・・・?」
P「(相手は『ナイア』に近い存在。そして、ナイアが『アリア対策』をしてない訳が無い・・・」
P「(もし、アリアがコレットの『消去』に失敗するとなったら、超久しぶりに『アレ』を使うしか無さそうだな・・・」
・・・
ナイア「何のつもりですか、アリアちゃん。それに『出たがり』のP先生も何か『企んでそう』ですね・・・」
・・・
P「正直に言うと、やっておきたい事が『一つ』あったんだがな・・・」
アリア「やっておきたい事・・・?」
P「果穂の『記憶封印』の解錠だ・・・」
アリア「『解除』じゃなくて・・・?」
P「『解錠』であながち間違いじゃないと思ってるよ。『鍵』を創って『封印』するからな・・・」
アリア「それは『自分自身』でも出来るの・・・?」
P「出来るよ。俺も『ある記憶(※)』を封印する為にやった事がある・・・」
アリア「それじゃ・・・」
P「だが、果穂は記憶封印を『習得』してなかった。記憶封印は自分自身に掛けても、『鍵の構え』だけは封印出来ないからな・・・」
アリア「『誰か』が記憶封印を・・・」
P「そうだ。『戦闘術』を会得している『誰か』が・・・」
アリア「だけど、今は・・・」
P「そうだな、コレットに集中しないとな・・・」
アリア「貴方は今『ナイア』にどういう感情を抱いてる・・・?」
P「『敵意』だ、とびきりのな・・・」
アリア「ナイアに『悪意』は無い・・・」
P「それは感じる『奴』次第だ。このまま行けば、ナイアが『悪意の象徴』になりかねない・・・」キキッ
アリア「ここは『学生寮』・・・?」
P「プランBだ。ナガヨシスを助ける為のな・・・(バイクを降りて、とある『場所』へ向かう音葉」
816 : 下僕   2020/04/15 22:29:07 ID:OQ6o4Ti8fU
『ある記憶(※)』とは『かほ』の事ね
817 : プロデューサーさん   2020/04/15 22:52:20 ID:MJUFMO06hg
>>815
未来「人質なんて卑怯だぞ~!」
果穂「卑怯だぞ~!」
コレット「何とでも言えばいいわ・・・卑怯も戦略の内」
静香「兄さんから話は聞いたけど・・・」
翼「想像以上に酷い人だ!」
コレット「別に構わない・・・私の目的遂行の為なら・・・」
雨彦「(プランAは今のところ順調だな・・・」
・・・
アリア「(ナイアは玩具感覚で人を弄ぶ・・・もしその時は・・・・」
アリア「(対ナイア用のテオス・・・『破壊のアルターエゴ・テオスマキア』を復活させる・・・」
・・・
ナイア「・・・私の癒しを邪魔しようとは・・・」
ナイア「まぁいいでしょう・・・」
ナイア「私は私でやることがあるんで・・・」ニタァ
虚空に顕れるゲート
ナイア「番外世界の『アルターエゴ』を観に行ってみますか・・・起こせるものがいたら起こしますか~」ニヤァ
ナイア「ドリンクの次の前菜も楽しみですねぇ~」ニヤァ
818 : P君   2020/04/15 23:15:12 ID:OQ6o4Ti8fU
>>817
P「っし、完了だ・・・」
アリア「そんな事で良かったの・・・?」
P「あぁ、このプランBは絶対に成功させないといけないからな・・・」
アリア「プランAは・・・」
P「それはお前さん次第だ・・・」
P「(まぁ、半分は『失敗』してもらわないといけないんだけどな・・・」
P「それじゃ、急ぐか・・・(マッハジャガーのラウズカードを通す音葉」
(しかし、何も起こらない音葉)
P「やっぱ、果穂には記憶を戻してもらわにゃいかんな・・・」
アリア「でも、宛はあるの・・・?」
P「それは考えていかないとな・・・」ブロロ…
アリア「今はコレット・・・」ブーン…
P「安全運転でな・・・」ブーン…
・・・
海美「やっぱり、コレットだったんだね・・・」
ジュリア「久しぶりね。いえ『こっち』が貴女たちの『テリトリー』なのかしら・・・」
ジュリア「そうだな・・・」
ピエール「ルゥとステラは・・・?」
コレット「あの『二人』は諦めなさい。私が『一体化』すれば、もう・・・」
ジュリア「どこまでも、厄介なオンナだ・・・」
モモ「ステラを返してよっ!」
ピエール「その『カラダ』は、キミのじゃない・・・!」
コレット「黙りなさい、私はこれから・・・」







『P、メグミ、ウォーカー、そして「私自身」を滅ぼすのよ。「ここ」はその足掛かりにするんだから・・・!』
819 : プロデューサークン   2020/04/16 06:33:59 ID:CLd8ELv0gM
>>818
夏葉「勝手なことを・・・!!」
樹里「壮大な無理心中でもしようってか!!」
智代子「そんなの許されるわけないよ!!」
凛世「勝手が過ぎると思われます・・・」
志保「Pさんや恵美さん達からしたらいい迷惑ね・・・」
可奈「自分勝手も程々ですよ!!」
星梨花「パパ達を傷付けはさせません!!」
コレット「ならどうするの?私を引き剥がすのは無理よ!」
夏葉「雨彦、どうにかならないの!!」
雨彦「ああ言ったタイプは過去に何度か相対したが彼処までの奴は初めてだ・・・」
夏葉「くっ・・・!!」
雨彦「(結界も張り終えた・・・後は上手くいくかだ・・・」
果穂「ヒーローはそんな真似しません!!」あかんべー
未来「そうだそうだ!!」プンスコプンスコ
静香「二人共ちょっと黙って!!小学生みたいよ!!」
雨彦「(本当にこの二人が・・・魔王と救世主なのか?」
820 : せんせぇ   2020/04/16 06:52:41 ID:zhccFEwGp6
>>819
P「なるほど、お前が『コレット』か・・・」
未来「パパ!」
果穂「P先生・・・!」
コレット「初めましてかしらね、Pさん・・・」クスクスッ
P「そうだな、『コレット・M・タナカ』さん・・・」
コレット「止めてぇっ!(オーラを跳ね上げる音葉」
P「フルネームが相当お嫌いなようだな・・・」
コレット「その『忌々しい』名前を呼ばないで・・・!」ギリッ
果穂「忌々しい・・・?」
海美「P先生、このままじゃ・・・」
P「分かってはいるが・・・」
モモ「なら、早くしてよ!」
P「まぁ、待て。物事には『順序』がある・・・(小声」コソッ
モモ「順序って・・・?(小声」コソッ
P「まずはアリアに『失敗』してもらう・・・(小声」コソッ
モモ「えっ・・・?(小声」ギョッ
アリア「憐れなナイアの操り人形。貴女のターンはもうすぐ終わるわ・・・」
コレット「やれるものなら、どうぞご自由に・・・」
アリア「その『余裕』な態度がいつまで続くか・・・」
雨彦「(何だ、この違和感は・・・?」
雨彦「気を付けろよ、アルターエゴ。どこか狂えば、元の肉体が・・・」
アリア「私は『アルターエゴ・テオスアリア』、狂いは無い・・・!」
コレット「ふふっ・・・♪」
・・・
恵美「珍しいね、琴葉・・・」
琴葉「えぇ、そうね・・・」
千鶴「でも、急にどうして・・・?」
紬「まぁ、大体『予想』は付きます・・・」
琴葉「そうね・・・」







『「使う」のは私じゃないけどね・・・(何かをメンテナンスしている音葉』
821 : P殿   2020/04/16 07:21:41 ID:CLd8ELv0gM
>>820
アリア「喰らえ『ソウルイーター』!!」
果穂「何か響きが格好いい!!」
未来「凄い!!」
コレット「ッ!?(魂が吸われる!?私だけを直接!?マズイこのままじゃ!!」
アリア「ムッ・・・」止める音葉 
海美「あれ?止めちゃった・・・?」
ジュリア「何でだよ!?」
静香「倒せた筈なのに・・・!!」
翼「調子が悪いのかな・・・?」
アリア「ナイアの奴めぇ・・・やっぱりソウルイーターの対策して来たか・・・!!」ガクッ
志保「どういう事ですか・・・?」
星梨花「大丈夫ですか・・・!?」
可奈「急に倒れちゃったよ!!」
アリア「分かってはいたけど・・・此処までやるか・・・喧嘩しすぎたな・・・」
P「バトンタッチだな・・・」
アリア「はじめからこうなること予想してたな・・・?」
P「おう、ナイアがクソヤロウってのは分かってたからな」
アリア「残り半分は任せた・・・グフゥ・・・」
822 : ぷろでゅーさー   2020/04/16 07:46:56 ID:zhccFEwGp6
>>821
アリア「(だが、何故・・・?」
伊織「アンタ、やったわね・・・」
アリア「お前は・・・」
雨彦「水瀬のところの・・・」
伊織「その名前は『捨てた』わ。今のあたしは『そこ』のスケコマシの妻の一人よ・・・」
P「むぐぅ・・・」
未来「伊織お母さん、『やった』って・・・」
伊織「見てみなさいよ、コレットを・・・」
コレット「(目から光が完全に失われている音葉。常時ハイライトオフ状態」
アリア「ただ、食い損ねただけじゃない・・・!?」
雨彦「しかも、とびきりヤバいのが残った・・・」
伊織「しばらく『離れてた』この伊織ちゃんでも分かるわよ・・・」
果穂「どういう事なんですか・・・?」
伊織「何よ、もう分からなくなっちゃったの・・・?」
ピエール「ボク、この『感情』分かる・・・!」
ジュリア「あたしにも伝わってくるよ・・・」
海美「うん・・・!」
伊織「紛れもなく、これは『悪意』よ・・・!」
アリア「それ以外の『部分』を食わされたのか・・・!」
雨彦「まさに『文字通り』の一杯ってところだな・・・」
P「だが、俺にとっては『やりやすく』なった・・・!」ニカッ
コレット「コワシテやる、ワタシをステタ、ナニもカモを・・・!」
P「悲しいな、コレット。だが、この『負の連鎖』を終わらせられるのはただ一人、この俺だ・・・!」ビシッ
果穂「(気に入ってますね・・・」
続く
823 : ぷろでゅーしゃー   2020/04/16 08:03:11 ID:zhccFEwGp6
>>822
果穂「ん・・・?」
智代子「どうかした、果穂?」
果穂「いえ、何でも・・・」
果穂「(どうして、P先生が今のワードを『気に入ってる』のかが、分かったのだろう・・・」
・・・
鏡果穂「む・・・」
・・・
P「ただ、少しだけ『まずい』展開にも入りつつある・・・」
夏葉「えっ・・・!?」
P「アリアが『食った』のは『善』の部分だ・・・」
アリア「なっ・・・!」
雨彦「つまり・・・」
P「ルゥの肉体はコレットの『悪意』との一体化が早まりつつある・・・!」
ジュリア「でも、アンタの事だ。『こうなる』のは読めてたんだろ・・・?」
P「もち」
星梨花「!?」ガタッ
志保「星梨花、ステイ・・・」
P「まずはコレットを『引きずり出す』・・・!」
コレット「ドウヤルのかしら、オテナミハイケンといくわ・・・!」
P「無駄口叩いてる間は与えねぇ・・・」
・・・
琴葉「出来た!」
・・・
P「準備は整った。一気に決めるぜ・・・!」シュバッ
コレット「キエタ・・・?」
P「俺はここだぜ・・・!(目の前に現れる音葉」
コレット「ナニを・・・!?」
(ザクッ)
コレット「えっ・・・?」
果穂「P先生・・・!?」
P「(コレットの鳩尾辺りに『セッカロウ』の刃を突き刺す音葉」
雨彦「引きずり出すって・・・」
伊織「そういう事よ・・・!」
P「ふん!(セッカロウを引き抜く音葉」
コレット「コレは・・・!?(魂だけが抜き取られ、ルゥの肉体は空っぽになっている」
P「そして、こうだ・・・!」カチッ…
アリア「ガイアメモリ・・・?」
P「まぁ、見てな・・・」
続く
824 : 監督   2020/04/16 08:10:13 ID:zhccFEwGp6
>>823
『ステラ・ルゥ・ナガヨシス、マキシマムドライブアライブ!』ッターン
(T2マグナムから何らかの『波動』を放つ音葉)
ジュリア「今のって・・・」
海美「ルゥと・・・」
モモ「ステラの名を叫んでたよね・・・?」
ピエール「まさか・・・!」
(やがて、煙が晴れる音葉)
ナガヨシス「戻ったーっ!」
雨彦「いや、待て・・・」
ナガヨシス「って、オレの中に『二人』居るーっ!?」
P「お前ら、ちょいちょい入れ替わりやがって。面倒だから、二人一緒に行動しろ・・・!」
アリア「なっ・・・!?」
コレット「フザケルなぁ・・・!(地面にセッカロウが突き刺さっている為、上手く動けない音葉」ジタバタジタバタ
ナガヨシス「えー、マジかぁ・・・」
P「どうせ、オトコの趣味も一緒なら問題あるまい・・・」
伊織「まったく・・・」
アリア「だが、ナイアがこのまま『終わる』とは思えない・・・」
P「それにまだ『悪霊』をどうするかもな・・・」
コレット「グゥ・・・!」ギリギリッ
825 : der変態   2020/04/16 15:13:40 ID:.3yzmXCtf2
>>824
コレット「ドウシテ!!ドウシテ私は!!」
ナイア(声)「それは貴女が私の最高の『玩具』だからです♪」
コレット「えっ?誰・・・誰なの・・・!?」
ナイア(声)「今まで貴方の生い立ち人生全て私に掻き乱され狂わされ最高の味でしたね♪」
コレット「なっ!?私の人生が・・・!?」
アリア「声を聴くな!!ナイアだ!!」
P「俺達には聞こえないぞ・・・」
アリア「直接コレットの脳内に声を送ってる・・・」
海美「何?直接脳内に・・・!!」
ジュリア「オイ待てよ・・・耳じゃなくて脳に声を送るだと・・・?」
夏葉「待ちなさいよ・・それって!!」
伊織「本来耳が受け入れる情報を脳に直接叩き付けるって・・・!!」
ナイア(声)「今まで最高の味をありがとう・・・でも前菜にも飽きて来たんですよ・・・お前は此処で・・・死ね・・・」声が遠のくと同時に網膜と脳に自らの本当の姿を映す音葉
コレット「あぁ・・・アアア・・・ウワアアア・・・!?!?」発狂する音葉
果穂「ひぃ・・・」
未来「な・・・何アレ・・・」
星梨花「・・・うぅ」吐きそうになる音葉
アリア「ナイア!!今直ぐやめろ!!」
コレット「う タ が 、きこ  え   マス  ね  」そのまま砕け散る音葉
・・・
ナイアは事前にコレットの脳内に声だけを録音しているので本体には全く影響はない
ナイアはテオスの捨てた『悪性因子』の一体で人間を愛すると同時に壊さなければ生きて行けない最初期型故の『致命的な欠陥』を持って生まれてきた存在
826 : Pちゃん   2020/04/16 15:55:25 ID:.3yzmXCtf2
ナイアは決して人間を嫌いではない・・・むしろ物凄く愛して居る・・・
だけど彼女の心の箱は歪んだ形で底が存在しない・・・
だから限度が存在しない・・・愛すれば壊れる迄愛し・・・弄れば壊れるまで弄る・・・
それを理解する事は出来ない・・・憶えれない・・・完成された存在故に・・・成長も進化もすることが出来ない・・・
彼女の本質は・・・『混沌』で『虚無』の悲しきアルターエゴなのだ・・・
827 : バカP   2020/04/16 16:03:09 ID:zhccFEwGp6
>>825
星梨花「うぅ・・・」グッタリ
志保「星梨花・・・!?」
アリア「まさか、ここまでだとは・・・」
P「ちっ・・・」
ピエール「これで、終わった・・・」
P「『コレット・ミルズ』という一人の女性の『作品』はな・・・」
海美「こんなのって・・・」
ジュリア「あぁ・・・」
P「もっと、やり方はあるはずだ・・・」
アリア「無駄だ、『アイツ』にヒトの理屈は通用しない・・・」
P「だろーよ・・・」
アリア「お前はどうするつもりだったんだ・・・?」
P「人払い掛けて、二人きりになったところを『終焉』を与えつつ、『記憶封印』を掛けようと思ってたよ・・・」
アリア「二人きりになるメリットは?」
P「『記憶封印』を駆けた時にコレットを俺しか覚えていな・・・(ティンと来た音葉」
アリア「どうした・・・?」
P「繋がった。果穂に記憶封印を掛けた奴の目星が付いたぜ・・・!」
果穂「えっ・・・?」
ピエール「それは、本当・・・?」
P「『記憶封印』を目の当たりにしながらも、自ら『制約』を突き破った奴が一人だけ居た・・・!」
アリア「誰だ、ソイツは・・・?」
P「鏡の小宮果穂・・・」









『その居場所はパンゲア。ディケイドメモリの強化を急ぐ・・・!』
828 : プロデューサー君   2020/04/16 17:28:14 ID:.3yzmXCtf2
>>827
未来「あっ!!思い出した!!」
静香「急に何よ・・・」背中を摩られる音葉
翼「何か合ったの・・・?」背中を摩る音葉
未来「パパ!!今度私ソフトボールの試合があるんだ!!」
静香「今此処で言う事!!うぅ・・!?」吐きそうになる音葉
翼「静香ちゃん!?」
未来「だから~皆応援に来てよ!!」
アリア「無神経だな・・・・」
P「良し行こう!!家族全員で応援に行くぞ!!」
アリア「研究はどうしたお前・・・」
P「娘の試合を見る方が大事だ!!!!!!!」
ジュリア「親バカかよ・・・」
海美「凄い大声で宣言した!!!」
未来「うわぁ~ありがとう!!私活躍するね!!掛け持ちでレギュラー取れたし!!」
静香「いい加減絞れって言ってるでしょ・・・オエェ・・・!!」
翼「静香ちゃんが吐いた!!!!」
志保「こんな所にたい肥を撒かないでよ・・・」
静香「喧嘩売ってるの志保・・・アンタもどっこいどっこいでしょうが!!」
未来「楽しみだなぁ~」
・・・
物語はゲイツマジェスティ編へと・・・
829 : 我が友   2020/04/16 22:26:32 ID:awEeiWxt5c
>>828
P「まぁ、すぐに行けるとも限らないしな・・・」
アリア「ほう・・・」
P「とりあえず、アキハやキタカミ達と連携を取り直さないとな・・・」
アリア「『アレ』で連携が取れてない・・・!?」
P「アキハとケンカしちまってんだよ。『コイツ』の持ち主を巡ってな・・・(『悠利(迷い人』のゼロノスウォッチを見せる音葉」
アリア「ライドウォッチ・・・?」
P「このライドウォッチの『持ち主』は俺が『平行世界』を旅立ってる時に・・・」
アリア「そう・・・」
P「俺を助けようとしたのに、その人を逝かせてしまったのは『オーマ』ひいては『鏡の果穂』だからな・・・」
アリア「それは・・・」
P「覚悟はしてた筈だ『彼』も。でも『はい、そうですか』で諦めが付くほど、俺も易しい人間じゃないんでね・・・」
アリア「・・・」
P「だが、これでハッキリした。ナイアが『この街』にまた『悪意』をもたらした・・・」
・・・
『意図もせず、その時は来た・・・』
・・・
クロ「未来!」
・・・
恵美「ウソっ・・・!?」
・・・
P「落ち着け、恵美・・・!」
・・・
白飛鳥「何故、キミが『救世主』である記憶を失っているのか・・・!」
・・・
鏡果穂「そうですか・・・」







『悪は滅んでないんですね・・・』
830 : プロデューサー   2020/04/17 04:43:58 ID:o/2MMwxVbA
>>829
恵美「えっ!!今度のソフトボールの試合!!いくに決まってるじゃん!!」
琴葉「恵美、落ち着いて・・・」
恵美「落ち着けるわけないじゃん!!晴れ舞台での活躍が見れるんだよ!」フンスフンス
伊織「コイツも親バカだったわ・・・」
クロ「安心しろ俺も行くぞ!!」
千鶴「此方もですわね・・・」
P「未来は愛されてるからなぁ~!!」
未来「私、頑張っちゃうぞ!!」
P「気合い入れすぎて怪我するなよ~」
紗代子「そうそう」
未来「大丈夫だって~♪」
・・・
鏡智代子「えっ?まだ会わない・・・?」
鏡凛世「それはどういう事でしょうか・・・?」
鏡果穂「まだ、その時じゃないからです・・・」
831 : P様   2020/04/17 04:49:48 ID:o/2MMwxVbA
今の鏡果穂は数多くの平行世界を回ってます
その過程である平行世界で左目と左腕を喪う重傷を負うもその世界のとある存在に助けられ左腕をナノマシン金属製高性能義手「タクティカルアーム」とアダマス製の高性能ブレードを貰い治療ナノマシンで身体能力が大幅に向上している・・・
存在事態は果穂と一体化していた際にある程度補充され付き合いの長い者だけある程度覚えている状態
ジオウへの変身能力は喪失している
832 : der変態   2020/04/17 07:52:11 ID:WU76vgN12A
>>830
(所家、Pの仕事部屋)
P「ふぅ・・・」カチャ…
コンコンコン
P「はぁーい・・・」
千鶴「そろそろ、ご飯ですわよ・・・」
P「そんな時間だったか・・・(椅子から立ち上がる音葉」スクッ
千鶴「根を詰めすぎるのも毒なのでは・・・?」
P「そうだな。今日のところは早く寝るとするかな・・・」
・・・
(所家リビング)
恵美「未来は試合にどう出るの・・・?」
未来「『2番・ショート』だって・・・」
P「ほう・・・!」キュピーン
千鶴「Pはボーイズリーグでセカンドでしたわね・・・」
琴葉「チャンスに強い3番打者でもあったよね・・・」
紬「だから、あんなに曲芸みたいな動きが・・・」
P「俺の目標は『荒木(※)』だったんだがなぁ・・・」
伊織「同い年じゃないのよ・・・」ビシッ
やよい「おかーさん、おかわり!」
伊織「はいはい・・・」
P「2番といえば華麗な右打ち、徹底したファール打ち・・・」
未来「ウチのチーム、小技あまりやらないよ・・・」
P「な、んだと・・・」
千鶴「P、学生野球なのだから・・・」
恵美「そこまで、やらないよ。にゃはは・・・」
P「そうだよな・・・」
・・・
(※)荒木雅博:俺の永遠のセカンドのベストナイン。現ドラゴンズ一軍内野守備走塁コーチ
833 : プロデューサーさん   2020/04/17 13:43:20 ID:54E/iol.B.
>>832
朋花「成程~未来ちゃんのソフトボールの試合ですか~・・・」
恵美『うんうん!!我が子の活躍する試合は生で納めないと!!』
朋花「それは良いですね~・・・私も同行いたしましょう・・・」
恵美『天空橋院・・・』
朋花「私は花京院ではありませんよ~・・・?」
・・・
莉緒「聞いた?今度未来ちゃんが試合に出るって・・・」
このみ「何大会・・・?」モグモグ
歌織「時期的に言えば中学生の県大会でしょうか・・・?」
莉緒「多分そうだと思うわ・・・それで家族総出で応援に行くって~」
このみ「へぇ~面白そうじゃないの~」
莉緒「このみ姉さん・・・ナイター試合じゃないからお酒は出ないよ?」
歌織「そもそも中学生の試合ですよ・・・」
・・・
果穂「との事です!!」
環「おぉ!!環も応援に行きたいぞ!!」
ありす「試合は土曜日ですね・・・」
梨沙「へぇ~・・・で?アンタは如何すんのよ・・・?」
果穂「勿論行きますよ!!」
梨沙「まぁアンタは世話になってる先輩だからね・・・」
果穂「皆さんとです!!」
ありす&梨沙「へぁ!?」
桃華「あっ!!私その日は大事な用事がありますわ・・・」
果穂「そうですか・・・残念です・・・」
晴「俺サッカーの方が・・・」
果穂「強制連行します!!」
晴「なんでさ・・・!?」
834 : プロデューサーちゃん   2020/04/17 14:14:14 ID:WU76vgN12A
>>833
晴「ダメだ、親父とお袋が揃ってオフなんだ。オレの都合を優先させろ!」
果穂「むっ・・・!」
晴「ふん・・・」
ありす「あーもう・・・」
梨沙「それぞれが行きたいとこに行く。はい、これでおしまい!」
環「それじゃ、たまきはみらいの方に行くぞ!」
果穂「(表情が明るくなる音葉」パァッ
梨沙「そういえば、ピエールは・・・」
果穂「ルゥさんのフォローに終始してますよ・・・」ムスッ
ありす「ピエールさんだけでは無いですけどね・・・」
晴「海美とジュリアだったよな・・・」
果穂「えぇ・・・」ムスッ
晴「(だから・・・」
梨沙「(少し、強引になってたのね・・・」
・・・
(所家リビング)
P「(椅子に座りながらセカンドの動きを思い出して、ふと動作をしている音葉」
恵美「疼く・・・?」
P「そうだな。誰がどうのこうのというよりはな・・・」
千鶴「頑張ってほしいですわね・・・」
P「まぁな・・・」
・・・
(駅前のビルの屋上)
白飛鳥「明日・・・」







『この世界の「歴史」が動き出す・・・!』パチン
835 : おやぶん   2020/04/17 15:15:09 ID:54E/iol.B.
>>834
飛鳥「・・・」コソコソ
「やぁ・・・こそこそするのは君らしくないんじゃないかい・・・?」
飛鳥「やっと姿を見せたみたいだね・・・」
のあ『ある意味好都合ね・・・そっちから姿を見せるなんて・・・」
「僕もそう言うのは趣味じゃないが・・・君が隠れながらの情報収集が目に余るからね・・・」
飛鳥「そうかい・・・まぁ甘くやっていたたからね・・・君か『偽物』を誘き出す為に・・・」
のあ『それで率直に聞くはよ・・・貴方ね・・・『平成2号』を呼び寄せたのは・・・』
「ご明察通りさ・・・流石は元魔王の側近・・・」
飛鳥「何が目的でこんな事をしている・・・」
「何、僕はただ魔王との契約で結ばれた後の事をしていたのさ・・・」
飛鳥「達成出来ていないのに良く言うよ・・・」
「そこは抜け穴を使うまでさ・・・何せ有効期限が結ばれてないからね・・・」
のあ『流石は怪盗ね・・・抜け目のなさは詐欺師に匹敵する・・・』
「そこで僕はお宝を採集してる途中で『奴』に会ったのさ・・・」
飛鳥「・・・『偽物』か・・・」
「奴は早々に僕に襲い掛かって来てね・・・撃退したと思ったら力を『半分』奪われたよ」
のあ『待ちなさい・・・半分とは・・・?』
「変身能力と召喚能力と言った所かな・・・?今の此奴は弾を撃つだけの銃さ・・・」
飛鳥「・・・なら何故彼らを呼び寄せれた・・・」
「あぁ・・・それは『コレ』のお蔭だよ・・・」
飛鳥「状況は分かった・・・君の目的は何だ海東大樹・・・?」
海東「答えは分ってるだろ・・・?僕の力と返還と・・・・」








『真の救世主の覚醒だ・・・』
836 : あなた様   2020/04/17 18:52:40 ID:WU76vgN12A
>>835
飛鳥「救世主。いや、所未来が『戦いの記憶』を取り戻すには果穂の記憶封印を解かないといけない・・・!」
のあ「だけど、『それ』を施した『鏡の小宮果穂』は『パンゲア』に帰っているわ・・・」
海東「それだけじゃないさ・・・」
飛鳥「えっ・・・?」
海東「今の彼女は『最高戦力・所P』に並ぶかもしれないよ・・・」
のあ「なんですって・・・?」
海東「『とある迷い人(※)』を消滅させてしまった一番の要因は彼女だ。その贖罪として、様々な平行世界を旅していたらしい・・・」
飛鳥「その過程で強くなったと・・・」
海東「『代償』は払ったみたいだけどね・・・」
のあ「代償・・・?」
海東「『とある平行世界』で左目と左腕を失った・・・!」
飛鳥「なんだと・・・!?」
海東「だが、安心したまえ。『その世界』の『とある存在』に助けられ、左腕は『どうにかした』と・・・」
のあ「左目は・・・」
海東「それについては・・・」
鏡果穂『あってもなくても、疼くだけなので・・・』
海東「と返されてしまったよ・・・」
飛鳥「そうか・・・」
海東「さて、キミの『偽物』はどうやって『救世主』を焚き付けるのか、見物だね・・・(指で銃を型どって、撃つ動作をする音葉」
837 : あなた様   2020/04/17 21:00:12 ID:o/2MMwxVbA
>>836
P「えっ?来るの・・・?」
麗花『そうだよ~折角の応援なんだから家族皆で行こうって話になったの~』
P「来てくれるのは有り難いが・・・」
麗花『ん~?』
P「会場の座席数が足りるのかな・・・」
麗花『大丈夫大丈夫~そこは何とかするから~』プツン
P「相変わらず自由人だ・・・」
メールだよ!!
P「ん?」
のり子『今度の試合は元応援団のアタシが行かなきゃ意味ないでしょ!!だから行くぞ!!』
春香「千早ちゃん達と同行しますね♪」
順二郎「君ぃ今度の試合は教員一同で応援に行くぞ♪」
静香「未来からどうしてもって言われてるので明日は応援に行きます・・・どうしてもですよ!!」
その他多数のメール
P「ハハッ、未来は愛されてるなぁ♪」
838 : おにいちゃん   2020/04/18 01:26:11 ID:N1r3/78mB.
>>837
P「はぁー・・・」ピッ
『パチン・・・!(人払いを掛ける音葉』
P「鍵は開けてある・・・」
のあ「失礼するわ、太祖・・・(窓を開けて入る音葉」ガラッ
P「出来れば、手短に頼むぞ。この部屋で『人払い』はあまり掛けたくないんだ・・・」
のあ「何故かしら・・・?」
P「伊織の『術式』に引っ掛かると後でうるさいからな・・・」
のあ「それなら、単刀直入に話すわね・・・」
P「おう・・・」
のあ「二人の人間が『救世主』を復活させようとしてる・・・」
P「バカ言うな、未来の『戦いの記憶』は果穂にかけられた『記憶封印』を解錠しないと・・・」
のあ「とは言っても、一方は『躍起』になっているが、もう一方は『復活さえ』すればという判断よ・・・」
P「なんだ、それは・・・」
のあ「何か、変わった事は起きなかったかしら・・・?」
P「そういえば、『見られてる』とは言ってたな・・・」
のあ「なら、ここまでは伝えておいた方が良さそうね・・・」
P「ここまで・・・?」
のあ「未来を『救世主』として復活させようとしている内の一人は・・・」







『「平行次元」の飛鳥よ・・・』
839 : 箱デューサー   2020/04/18 12:49:22 ID:J8Goeu8YjY
>>838
未来「むにゃむにゃ・・・」
・・・
未来「あぐぁ!!」
ボゴーン!!
オーマジオウ「お前が救世主か・・・」
未来「そうだ!!最低最悪の魔王から世界を救う為の!!」
オーマジオウ「お前は勘違いをしている・・・」
未来「えっ・・・?」
オーマジオウ「私は最高最善の魔王・・・世界を救ったのは他でもないこの私だ・・・!」
未来「世界を救った・・・?」
オーマジオウ「世界を救う事こそ私の使命だ・・・私の生き様だ・・・」
未来「ならその荒廃させた王から世界を救うのが私の救世主だ!!」
ゲイツ!
ゲイツマジェスティ!!
未来「変身!!」
・・・
未来「うへへへ・・・へんしん・・・」
ジリリリリリリリリリ!!!!
未来「うえっ・・・!?」ガバッ
840 : der変態   2020/04/18 14:26:50 ID:QXlZLJuOq2
>>839
コンコンコン
恵美「未来、入るよー」ガチャ
未来「あれ、へんしん・・・?」
恵美「大丈夫、もう朝だけど・・・?」
未来「朝・・・?」ボーッ
恵美「もう、今日は大切な試合なんでしょ!」
未来「試合・・・」
恵美「ダメだ、寝ぼけてる・・・」
未来「あ、そうだった!」
恵美「もう、未来ったら・・・」クスッ
P「(変身って言ってたよな・・・?」
・・・
(9回表、愛増学園2-3海理音中学)
P「(2-2で迎えた、直前の8回裏一死。4番打者の打球がショートを守ってた未来の方に放たれるも、バウンドがイレギュラーになって出塁。※記録はグラブに入れかけたのでエラー」
P「(続くバッターは送りバントで、二死二塁。6番打者は敬遠気味に歩かせて、二死ながら一・二塁・・・」
P「(続く7番打者はインコースの難しいボールを引っ張って、一二塁間を抜ける打球。これを前進守備を敷いていたライトがバックホームを見せるも、打球が緩くなってた分でランナーがホームイン・・・」
P「(続くバッターは抑えて、最少失点で9回表と・・・」
クロ「先頭バッターは未来か・・・」
P「仕方ないとはいえ、エラーはエラーだ。取り返したい気持ちがどう出るかだが・・・」
未来「えいっ・・・!」キーン
(打球はセンター前へと抜ける当たりに)
P「これで汚名は返上・・・」
クロ「帰ることが出来れば、名誉も挽回になるが・・・」
(この後、3番打者が送りバント。4番打者は敬遠で歩かされ、5番打者との勝負・・・)
P「さぁ、どう出るか・・・」
P「(この時は気付く余地も無かった・・・」








『(しかし、未来が『記憶封印』の解錠も無しに戦いに戻るとは思いもよらなかった・・・!』
841 : Pーさん   2020/04/18 14:42:12 ID:J8Goeu8YjY
>>840
まつり「むむむっ・・・難しい状況なのです!!」
朋花「全てはこの最後の人勝負ですね~」
歩「5番の奴大丈夫か・・・?」
茜「う~ん・・・状況が状況だからねぇ・・・プレッシャーがビンビンだねぇ」
風花「顔色は悪くないですけど・・・」
歌織「見るからに緊張してますね・・・」
莉緒「ソフトボールは硬式野球と違って力むと凡退になり易いのよ・・・」
このみ「とは言え逆転のチャンスなのも確かよ・・・」
千鶴「それで平常心で塁に出ろとは酷な事ですわ・・・」
エレナ「私は別に問題ないヨ~?」
琴葉「エレナはそうでしょうけど・・・他の人は違うの・・・」
海美「私なら速攻かな・・・」
ジュリア「意表を突くって面ではいいかも知れなけど状況が状況だ・・・」
真「下手な攻めは逆にピンチになる・・・」
響「うぅ~自分も緊張してきた・・・」
ロコ「ですがピンチをチャンスに此処がバトル処ですよ!!」
環「がんばれ~!!」
静香「・・・」ハラハラ
翼「こっちもこっちで落ち着かないね♪」
志保「そうよ・・・少しは落ち着きなさい静香・・・」小刻みに震える音葉
可奈「いや志保ちゃんもじゃん」
のり子「ん?(見るからに未来ちゃんは走る構えだ・・・」
昴「(おいおいおい・・・露骨すぎるぞ・・・?」
千早「(気のせいかしら少し焦ってるように見えるわね・・・」
842 : 変態大人   2020/04/18 14:57:38 ID:QXlZLJuOq2
>>841
P「これが『二死』ならいいんだ・・・」
クロ「えっ・・・?」
P「二死なら、打球を見ずにスタートが切れる・・・」
クロ「一死だと、ゲッツーの可能性もあるからなぁ・・・」
アーウー…
バーウー…
クロ「(というか、ママさんが多すぎんだよ。こっちの応援席は・・・!」
P「だが、幸いな事に相手バッテリーは未来より打者に集中出来てる・・・」
クロ「捕手がランナーに集中出来てないのは・・・」
P「おそらく、経験が少ないんだろうな・・・」
カキーン
P「打球なレフトに抜けたっ・・・!」
クロ「走らせた方がいいのか・・・?」
P「打球のスピードはさっきの(勝ち越し)タイムリーと同じような感じだが・・・」
(三塁コーチャーは腕を回している・・・)
レフト「えいっ・・・!」ビュンッ
P「バックホームが速い・・・!」
クロ「後は未来の走塁次第か・・・!」
P「右足から(スライディング)でホームインか・・・!」
クロ「いけ・・・っ!」
(レフトからの返球がシュートしてしまい、キャッチャーが慌てて捕球しようとしたその時・・・)
ミシッ…
未来「あぐっ・・・!」
(キャッチャーが未来の右足首に『のしかかって』しまう音葉)
クロ「未来・・・!?」
恵美「ウソ・・・!?」
P「二人とも、落ち着くんだ。まずは・・・」
(得点は認められるも、未来はここで事実上の交代。更にチームメイトが頑張り、試合には勝利するも・・・)
・・・
(試合後、海理音総合病院)
未来「えっ・・・」
医者「残念ですが、所未来さん・・・」









『右足首は重症です。当面は野球は出来ないものと思っていてください・・・』
843 : Pーさん   2020/04/18 15:51:28 ID:J8Goeu8YjY
>>842
風花「未来ちゃん・・・」
清良「眼に見えて落ち込んでるわね・・・」
風花「体を動かす事が好きな子でしすから・・・」
清良「そう・・・残念ね・・・」
桜庭「如何にかしたいが僕の専門じゃないからな・・・」
風花「こればかりは・・・」
「なら俺が預かる・・・」
風花「えっ?」
清良「貴方は・・・鑑先生・・・?」
桜庭「講習会に行った筈では・・・?」
鑑「研修医(紗南)から連絡が合ってな・・・『恩人の子供が危機なんです』と言われて戻ってきた・・・カルテはあるか・・・?」
風花「えっ?あっ!はい!コレです!!」
鑑「ふむ・・・右足首靭帯損傷か・・・」ペラ・・・ペラ・・・
清良「どうですか・・・先生・・・?」
鑑「コレなら手術をして2週間後にはリハビリに移せる・・・歩けるようには出来る・・・」
風花「あくまでも『歩ける様』にですか・・・」
鑑「当然だ・・・医者はあくまでも治す手前までしか持って行けない・・・残りは自分の力で如何にかするしかない・・・」
桜庭「残酷だが僕達は神様じゃない・・・全てを救うのは無理だ・・・」
風花「つまり・・・リハビリが終わるまで・・・」
鑑「当然激しいスポーツ全般は無理だ・・・行えば傷が開き最悪の場合『靱帯断裂』になる・・・彼女の両親に連絡を・・・」
風花「分りました・・・」
・・・
改変世界は一号ライダー全てが今の変身者になってます
844 : バカP   2020/04/18 16:10:35 ID:QXlZLJuOq2
>>843
(所家リビング)
未来「・・・」ズーン
クロ「未来・・・」
恵美「落ち込み方が凄まじいね・・・」
P「仕方あるまい、こればかりは・・・」
千鶴「で、どうしますの。治療は・・・?」
P「手術した方が保存療法よりは『歩行訓練』が早く行える・・・」
琴葉「ソフトボールに復帰出来るかどうかは・・・」
P「未来がケガとリハビリにどう向き合うかだな・・・」
紬「P兄ちゃんはどうしたいん・・・?」
P「まぁ、まずは『ケガによる不安』は取り除いてもらいたいかな・・・」
P「(『それ』を付け入る口実にされたくないのもあるし・・・」
伊織「まぁ、何にせよ。本人の意思よね・・・」
P「あぁ、そうだな・・・」
クロ「未来、部屋に上がろう・・・」
未来「うん・・・(お姫様抱っこをされる音葉」
バタン
やよい「大丈夫かなぁ・・・」
P「まぁ、クロもやる時はやる奴だから・・・」
紗代子「お父さん、リハビリメニューなら任せて!(大学ではスポーツ学を専攻している音葉」
P「お、おう・・・」
・・・
(紗代子は籍は入れたものの荷物を送り切れてないので、基本的にらキタカミの家で過ごして、週末に帰宅している)
845 : ぷろでゅーしゃー   2020/04/18 17:04:01 ID:J8Goeu8YjY
>>844
果穂「あわわわ・・・どうしましょう・・・!?」
夏葉「まさか・・・あんな事になるなんて・・・」
樹里「聞いた話だと右足首靭帯損傷だってよ・・・」
智代子「下手すると競技の復帰も無理なんじゃ・・・」
凛世「激しい運動を行えばですが・・・」
果穂「どどどどどど・・・・どうしましょうかかかかか・・・!??!?」
夏葉「落ち着きなさいよ心音みたいになってるわよ・・・」
果穂「こここここここれがおおおおおおおおおちつききききまままますすすか!?!?」
智代子「壊れた玩具みたいになってる・・・」
・・・
紗南「取り合えず連絡はしたけど・・・どうなる事やら・・・」
伊達「手術するもしないもその子の意思じゃん?お前がどうこうする考える必要は無いって研修医紗南ちゃん」
紗南「その研修医ってやめてくれません・・・?」
伊達「研修医は研修医でしょ~」バシバシッ
紗南「イタイイタイ!?!?伊達さんって女性の扱い酷くない!?」
伊達「気にすんなって」バシッ
紗南「だから痛いってば!!!」
846 : プロデューサーさん   2020/04/18 20:05:05 ID:QXlZLJuOq2
>>845
未来「・・・」ズーン
クロ「(どうしたらいいんだろうか・・・」
未来「クロさん・・・」
クロ「おう・・・」
未来「私、悔しいよ・・・」グスッ
クロ「未来・・・」
未来「相手の人に謝られたけど・・・」グスッ
海理音中監督『経験が少ないんだ、許すなと言わないけど・・・』
未来「そんなの卑怯だよ・・・」グスッ
クロ「そんな事を・・・」ギリッ
未来「それなら、私だって・・・」グスッ
クロ「一旦、Pに話をしよう。責任を取るべき立場の人間の横暴だ・・・!」
未来「分かった・・・」グスッ
(数分後、未来を落ち着かせて寝かせたうえで部屋を出る音葉)
クロ「お休み、未来・・・」バタン
・・・
(事のあらましを話した音葉)
P「そうか、そんな事が・・・」
恵美「でも、アタシらが『未来から聞いた』って言うだけじゃ・・・」
クロ「そうだよな・・・」
P「いや、何とかなる・・・」
恵美「えっ・・・?」
クロ「勝算があるのか・・・?」
P「実はな・・・」
(翌日、所家リビング)
風花「持ってきたけど・・・(ボイスレコーダーを差し出す音葉」
恵美「どゆこと?」
P「向こうの監督が謝りたいって言ってきた時から『怪しい』とは思ってたからよ・・・」
風花「それで『念のため』だからって・・・」
クロ「いいのか、おい・・・?」
P「人様の娘を『二重』で傷付けたんだ。問題はあるまい・・・」
恵美「この『マスターデータ』は風花に保管してもらうとして・・・」
P「俺達はコピーして、天道んとこに相談しに行くか・・・!」
847 : プロヴァンスの風   2020/04/18 21:19:12 ID:J8Goeu8YjY
>>846
白飛鳥「コレは僥倖・・・彼女への接触もし易くなった・・・」
白飛鳥「ただ・・・あの男だけは油断できないね・・・」
白飛鳥「その時が繰れば君は『救世主』伝説が始まるのだよ・・・」
・・・
飛鳥「何・・・未来が怪我を・・・?」
のあ「そうよ・・・」
飛鳥「只事ではないね・・・偽物の仕業かい・・・?」
のあ「それは分からないわ・・・」
飛鳥「ならもう少し潜んでいよう・・・海東大樹が行動を起こすだろうしね・・・」
のあ「それが良いわね・・・それと・・・」
飛鳥「まだ何か有るのかい・・・?」
のあ「平成二号ライダー達が続々と集まってるわ・・・」
飛鳥「今度は誰が来たんだい・・・?」
のあ「『ギャレン』と『ナイト』よ・・・」
飛鳥「いよいよか・・・」
848 : 貴殿   2020/04/18 22:24:02 ID:QXlZLJuOq2
>>847
(翌日。最高町、天道法律事務所)
輝「なるほど・・・」
P「まぁ、金が欲しいというよりは・・・」
恵美「相手は中学生だしねぇ・・・」
輝「これで裁判や調停は厳しいかもしれないけど・・・」
P「ただ、相手は『公務員』だからな・・・」ニヤリ
恵美「悪いなぁ・・・」
輝「確かに悪い・・・」
P「何とでも言え。家族を守るのも父親の義務だ・・・!」
恵美「ま、それはね・・・」
輝「とりあえず、音声データをコピーして内容証明を突き付けてみますか・・・」
・・・
(海理音総合病院)
クロ「ダメか・・・(ガイアメモリが反応しない音葉」カチッ
未来「クロさーん・・・」
クロ「あぁ、どうだった・・・?」
未来「保存療法?よりは手術した方がいいって『ヒーロー先生』が・・・」
クロ「ヒーロー先生・・・?」
飛彩「『ひいろ』だ・・・」
クロ「飛彩(ひいろ)か・・・」
飛彩「そうだ。で、どうするんだ・・・?」
未来「うーん・・・」
クロ「手術中は麻酔が効いてると思うんだが・・・」
未来「あ、そっか!」
クロ「(おかしいな・・・」








『(未来って、こんな子供ぽかったか・・・?』
849 : プロデューサー君   2020/04/18 22:52:00 ID:J8Goeu8YjY
>>848
飛彩「それと仮に手術をした後のリハビリだが・・・」
クロ「此処の病院でも・・・?」
飛彩「いや・・・知り合いの病院の方を進める・・・俺より親身になって励んでぐれる先生だ」
クロ「へぇ~それは何処に・・・?」
飛彩「此処に比べたら規模は小さいが機材や施設は充実している・・・研修医もそこに転属して勉強中だ・・・」
クロ「えっ?紗南の奴転属したのかよ・・・」
飛彩「ようやくヤル気になって色々と勉強したくなって転属した・・・」
クロ「珍しいな・・・あのゲームバカの紗南が・・・」
飛彩「人は誰しも変わる時が来るのだろ・・・」
クロ「それでその先生は・・・?」
飛彩「伊達明先生だ・・・嘗ては国際医療団に属していた過去がある・・・」
クロ「伊達明・・・」
・・・
ジュリア「・・・」ジャカジャカ・・・
夏樹「乱れてるぞ・・・」
ジュリア「悪い・・・」
夏樹「気持ち分かるよ・・・アタシもだりーが怪我したら同じ位取り乱すと思うからさ・・・」
ジュリア「未来は辛いだろうな・・・体を動かす事が好きな犬みたいだからよ・・・」
夏樹「プッ・・・犬って・・・まぁ確かに何時も動き回ってるな・・・ププッ・・・!!」
ジュリア「笑い過ぎだろ・・・」
プップー・・・
夏樹「このトランペットの音は・・・イブキが近くに居るんだな・・・」
ジュリア「イブキ・・・?」
夏樹「ん?あぁ本人がそう呼べって・・・トランペットの腕前が凄いんだよ・・・」
ジュリア「そうか・・・(イブキって猛士のあの人だよな・・・?」
850 : プロデューサーさん   2020/04/19 10:06:48 ID:BOkIY4Zu.g
>>849
ジュリア「(こういう時、『記憶』の有無は厄介だな・・・」ジャカジャン
・・・
海美「(話が噛み合わないし・・・」
・・・
ピエール「困ったなぁ・・・」
ナガヨシス「何が困るんだ・・・?」
ピエール「あ、なんでもない・・・」
・・・
(県立研究都市)
P「・・・」カタカタカタ…
キタカミ「どうだい、大将・・・」
P「データの安定化には漕ぎ着けたが・・・」
キタカミ「定着は遠いか・・・」
P「容量だな。メモリに定着するだけの容量が・・・」
「それなら・・・」プシュー…
P「んあ・・・?」
283P「俺にも手伝わせてください・・・」
P「283P・・・」
キタカミ「いいのか・・・?」
283P「平和になると探偵業が潤わないんですよね・・・」
P「そら、まぁな・・・」
283P「それに・・・」
キタカミ「それに・・・?」
283P「ガイアメモリの扱いなら、俺の方が慣れてますよ・・・」
P「そうか・・・」
283P「2つの『ディケイドメモリ』を掛け合わせましょう・・・」
キタカミ「掛け合わせる・・・?」
283P「正確にはその為の『器』を作る・・・(ダブルドライバーを見せる音葉」
P「それは・・・!」
キタカミ「どこから・・・?」
283P「何か、箱に入ってたんです。記憶を『封印』される前の俺が何とかしたのでしょう・・・」





『作りましょう、ディケイドエクストリームメモリ・・・!』
(言うなれば『強化アダプター』のエクストリームメモリ版)
851 : Pたん   2020/04/19 10:26:33 ID:xaIz.TBOSU
>>850
静香「偶にはこう言うのもいいんじゃないの未来・・・」
未来「むぅ~・・・」ムスッ
静香「貴女は少しは落ち着きと言う物を覚えるべきよ・・・全く翼と同じ犬みたいに走り回って・・・こっちの苦労も合った物じゃ無いわ・・・」
翼「静香ちゃん~眉間に皺が出来てるよ~乙女の顔じゃない~」
静香「何方のせいでこんな顔になってるのか教えてげましょうか翼・・・」(#^ω^)ピキピキ
翼「酷い人が居るもんだねェ~・・・」
未来「そうだねぇ~・・・」
静香「アンタたち憶えておきなさいよ・・・」(#^ω^)ピキピキ
志保「哀れね静香・・・優等生のせいで問題児を預かるなんて・・・」ニヤニヤ
静香「少なくともアンタも同じでしょ志保・・・・?」
志保「あら?可奈はそこまで悪くないわよ・・・?星梨花は論外・・・」
静香「アンタに杏奈の面倒を見て貰いましょうか・・・?」
志保「それは遠慮するわ・・・」
翼「アイス買って来るね~」
可奈「私も~アイス~アイス~♪~♪」
静香「ちょっと!!アンタ達!!」
志保「はぁ~・・・」
静香「アイスは一人2個までよ!!」追い駆ける音葉
志保「そこ・・・!?」同じく追いかける音葉
未来「あはははっ・・・はぁ~・・・」
星梨花「大丈夫ですか未来さん・・・?」
未来「うん・・・大丈夫大丈夫・・・」
白飛鳥「それを聞いて安心したよ・・・我が救世主・・・」
星梨花「えっ?」
未来「誰・・・?」
白飛鳥「僕の名は飛鳥・・・君は未来で『最低最悪の魔王』を倒す使命を追っている・・・」
星梨花「未来さんが救世主・・・?」
白飛鳥「今日はコレを君に渡す為に来訪した・・・」ブランクウォッチを渡す音葉
未来「何これ・・・?」
星梨花「時計・・・?」
未来「これ何ですか・・・?アレ・・・居ない・・・?」
852 : 我が友   2020/04/19 17:51:48 ID:FcXzps1JlM
>>851
未来「・・・これ何だろう・・・?」
星梨花「分りませんね・・・」
静香「遅くなったわ・・・」
志保「全くよ・・・」
翼「えへへ~・・・」頭にコブが出来ている音葉
可奈「むふふふ~・・・」頭にコブが出来て音葉
志保「ん?未来それは何かしら・・・?」
未来「何か変な人に渡された・・・」
静香「駄目よ未来・・・知らない人から物を貰ったら・・・何をされるか分からないわ・・・」ガシッ!!ポイッ!!
未来「あぁ・・・うんそうだね・・・」
静香「行くわよ・・・」
・・・
白飛鳥「・・・」キャッチする音葉
白飛鳥「・・・この本によると普通の中学生『所未来』は時の救世主として時の魔王オーマジオウを倒す未来が・・・おっと失礼・・・コレは遥か先の未来だったね・・・」
・・・
ゲイツマジェスティ編
853 : プロデューサー様   2020/04/19 18:38:42 ID:wAsFVrR0l2
>>851
未来「帰ったら、パパに見せればいいか・・・」
星梨花「そうですね・・・」
・・・
(県立研究都市)
P「レポートにも書いたが、エクストリームはピーちゃんとカーくんあってこそだ・・・」
283P「なので、実質的には『強化アダプター』の拡張版です・・・」
P「いや、『強化アダプター』自体が拡張キットなんだが・・・」
キタカミ「単純にダブルドライバーの機構を生かせないのか・・・?」
283P「それだと、元の木阿弥だ。そもそもメモリの容量が問題なのだから・・・」
P「それを補う為のエクストリームって訳か・・・」
283P「なので、形状はディケイドライバーに近い感じで・・・」
キタカミ「なるほどな・・・」
P「取りかかれるなら、早い方がいい・・・」
283P「そうですね・・・」
キタカミ「万が一、『平行飛鳥』が未来に接触でもすれば・・・」
P「未来がまた・・・」







『戦いに誘われる・・・!』
854 : プロデューサー様   2020/04/19 20:19:16 ID:Eq6TVJorUU
>>853
光「オイッス~~」
キタカミ「今日は随分と遅い出勤だな・・・」
P「何してたんだ・・・?」
光「ンフフフフ~アタシの天才だから開発してたんだ~」
P「(ん?」
キタカミ「(ん?」
283P「(あれ?」
光「アタシの発明品だ!この一覧!!」
どう見てもビルドドライバーとその装備品一覧
光「凄いでしょ?最高でしょ?天才でしょ・・・」
麗奈「何やってんのよアンタ・・・」
光「何で居るんだよ馬鹿・・・」
麗奈「馬鹿ってなによ!!せめて筋肉付けなさいよ!!」
光「はいはいはい・・・」
P「(どうなってるんだ・・・?」
キタカミ「(光も麗奈も性格が変わっている・・・?」
283P「(コレって・・・何なんだ・・・ドライバー・・・?」
光「サッサと帰れよお前・・・此処馬鹿が来るとこじゃないの・・・」
麗奈「あ~ハイハイそうですか!!」
光「次いでだもう一個のドライバー持って帰れ・・・」
麗奈「ヘイヘイ・・・!!」
・・・
光と麗奈は余りにもベストマッチしすぎてるので戦兎と万丈が統合されて性格が若干変化してしまっている・・・
855 : 変態インザカントリー   2020/04/19 20:58:36 ID:wAsFVrR0l2
>>854
P「流れがループしてるのか・・・」
キタカミ「だとしたら・・・」
283P「果穂に施された『記憶封印』に綻びが出てる・・・」
P「これはまずいぞ・・・」
(その日の夕方、駅前・・・)
クロ「よう・・・」
P「クロ・・・」
クロ「そろそろ、決めておいた方がいいだろうと思ってな・・・」
P「そうだな。このまま放置させるよりは手術の方がいいだろう・・・」
クロ「それじゃ、帰ったら・・・」
P「あぁ・・・」
・・・
P「だでーま・・・」
星梨花「お帰りなさい、パパ!」
未来「お帰り、パパ!」
P「ぐへらっ!?」
クロ「星梨花だけじゃないな・・・」
静香「なんですか、もう・・・」
志保「私たちが居ちゃダメなんですか・・・?」
クロ「少し、驚いただけだよ・・・」
翼「ねぇねぇ、あの話はしないの・・・?」
P「あの話・・・?」
可奈「全身白コーデの人から『変な時計』を渡されたって・・・」
クロ「えっ・・・」
P「その時計は・・・」
静香「捨てましたよ、怪しくて仕方なかったので・・・」
P「そうか・・・」
P「(思ったより、早かったな・・・」
クロ「なぁ、未来・・・」
未来「何、クロさん・・・?」
(この日、未来の手術が決まった。そして・・・)
白飛鳥「(手術は成功し、リハビリの日々が始まる・・・」カキカキカキ…
856 : 変態インザカントリー   2020/04/19 21:34:57 ID:Eq6TVJorUU
>>855
別の病院の敷地内
未来「ふぅ・・・」
静香「どう・・・?手術を終えてのリハビリの病院に映った感想は・・・?」
未来「主治医の伊達先生が気さくな人で良かった~」
翼「最初見た時ゴリラみたいな人っておもちゃった~・・・」
静香「失礼よ翼・・・」
未来「ん?志保ちゃんと可奈と星梨花は・・・?」
静香「可奈と星梨花は家の都合、志保はモノモライで来れないわ・・・」
未来「ものもらいになったんだ・・・」
翼「写真着た時厨二に目覚めたかとおもちゃった~」
静香「だから今日は私達と後々クロさんがやって来るわ・・・」
未来「そうなんだ~」
翼「良いな~私も彼氏捜そうかなぁ~・・・?」
静香「アンタは・・・幾らエスカレート式だからと言って勉強はしなさい・・・」
翼「えぇ~・・・」
未来「あはははっ・・・」
・・・
海東「さて・・・そろそろって所かな・・・?」隅っこの方に現れる音葉
カッシーン「・・・」何処からともなく現れる音葉
ピピピッ・・・一致・・・
カッシーン「所未来・・・我が魔王の命により排除する!!」
857 : Pーさん   2020/04/19 22:15:35 ID:Eq6TVJorUU
取り合えず此処で伊達さんが出て来てカッシーン撃退後は色々な二号ライダー達交流して覚醒する流れで行きます
858 : 監督   2020/04/20 06:19:46 ID:UUgvvJEPz6
>>856
ガチャンガチャン…
静香「ん、何の音かしら・・・?」
カッシーン「所未来・・・!」
翼「え、何・・・?」
未来「誰なの・・・?」
カッシーン「我が魔王の命において、排除する・・・!」
静香「くっ・・・!(腰に何かをセットする動きを取る音葉」
翼「はっ!(右手を前に差し出す音葉」
(しかし、何も起こらない・・・)
翼「何してるの、静香ちゃん・・・?」
静香「翼こそ・・・?」
未来「二人とも、そんな場合じゃないって!」
静香「翼は未来を!」
翼「静香ちゃんは・・・!?」
静香「私はみんなの荷物を持ってるから!」
翼「分かった!」
「これで分かった筈だよ・・・!」
静香「誰なの・・・?」
未来「その声・・・」
白飛鳥「やぁ、我が救世主・・・(恭しそうにかしずく音葉」
翼「もう、何なのこんな時に!」
白飛鳥「今日はキミに決断してもらおうと思ってね・・・(ジクウドライバーとブランクウォッチを差し出す音葉」
静香「それはこないだ捨てたはず・・・!」
白飛鳥「回収させてもらったよ。それ以前に複数持ってるけどね・・・」
カッシーン「覚悟・・・!(槍を今にも突き刺そうとしている音葉」
翼「って、危ない・・・!」
「おらぁっ!」ッターン
カッシーン「ぐほぁっ!?」
伊達「ったく、どうなってんだ・・・」






『まぁ、いいわ。変身!』チャリーン…パッカーン
859 : プロデューサーさま   2020/04/20 06:55:17 ID:Y6ND25zCAM
>>858
未来「えぇぇぇえぇぇぇ!?」
翼「えぇ~えぇ~・・・!?」
静香「先生貴方何者なの!?」
伊達「俺か?俺はお前の主治医で仮面ライダーバースだ!!」
カッシーン「ぬぐぅう!!」
白飛鳥「さぁコレをお取りください・・・」
未来「えっ?あっ・・・はい・・・」
静香「ちょっと未来!!」
翼「こんな真っ白コーデの人怪し過ぎるよ!!」
白飛鳥「使い方は既にご存知の筈・・・」
未来「えっ?ッ!?」
流れて来る嘗てのゲイツとしての記憶の映像
静香「未来・・・!!そんな危ない物捨てなさい!!」ポイッ!!・・・ガサァ!!
白飛鳥「あっ!!何て事を・・・!!」流石に驚きの表情
静香「そんな野蛮な物をを渡して未来を誑かそうとして!!」
・・・
伊達「オラァ!!」ゲシッ!!
カッシーン「ぬぅうう!!」
伊達「どしたどした!!」
カッシーン「舐めるな!!」槍で迎撃しやり返す音葉
伊達「どわぁ!?」
紗南「伊達さん!!」
伊達「紗南ちゃん!!良い所に手伝ってくれ!!」
紗南「分ってますって!!」何かを取り出そうとする音葉
カッシーン「むぅ!!」
紗南「あら?」しかし何もない音葉
伊達「何してんの・・・!?」
紗南「何か持ってた気がしたんですけど・・・?」
伊達「しゃ~ねぇ!!」チャリーン・・・ブレストキャノン!
カッシーン「ハッ!!」
伊達「吹っ飛べ!!」ドゴーン!!
カッシーン「ぐぁあああ!!」吹き飛ばされる音葉
伊達「ヘッ!!」
860 : お兄ちゃん   2020/04/20 07:43:40 ID:UUgvvJEPz6
>>859
白飛鳥「まぁ、いい・・・」
翼「・・・?」
白飛鳥「いずれ『このチカラ』が必要になる時がくる・・・」
静香「変なことを言わないで!」
白飛鳥「このままだと、魔王の脅威に晒されるだけだよ・・・」
未来「魔王って、誰の事を言ってるの・・・?」
白飛鳥「知りたいかい・・・?」
海東「『そこまで』にしておくんだね・・・」
白飛鳥「やぁ、海東大樹・・・」
伊達「ん・・・?」
海東「君に奪われた『お宝』を返してもらいたいんだが・・・?(ディエンドライバーの銃口を向ける音葉」
白飛鳥「『それ』についても、また今度にしよう・・・」
静香「ちょっと、貴女。いい加減にしなさいよ・・・」
白飛鳥「キミも同じことが言えるだろ、北上静香・・・!」
静香「えっ・・・」
白飛鳥「戦おうとして『戦えなかった』キミが・・・」
静香「それは・・・(カッシーンに立ち向かおうとした時の事が過る音葉」
白飛鳥「覚悟を決めたまえ・・・」







『小宮果穂が記憶を取り戻す前に・・・!』ニヤッ
861 : 貴殿   2020/04/20 12:25:53 ID:4ONA5AhNRc
>>860
静香「果穂の記憶・・・?」
翼「意味わかりませ~ん」
白飛鳥「彼女は遠い未来、最低最悪にして最強の時の魔王となる未来が待っている・・・」
静香「最低最悪・・・」
翼「最強の時の魔王・・・」
果穂(想像)「凄いです!」「あははははっ~」「見ない顔ですね・・・?」
静香&翼「ハッ!」鼻で笑う音葉
白飛鳥「鼻で笑うとは失礼だね・・・」
未来「そりゃそうですよ!信じられないもん!」
白飛鳥「では失礼するよ・・・」ガサガサッ
翼「律儀に拾って帰った・・・」
静香「何よ!あの人!!勝手なことばかり!!」
未来「あの、貴方は・・・あれ?」
翼「あれ?さっきの人もいない・・・?」
静香「何よこの街は変人しかいないの!?」
伊達「全く少しは頑張ってよ紗南ちゃん・・・?」
紗南「いや~何か出来る気がしたんですけど・・・」
伊達「ん?どした?」
紗南「雰囲気悪っ!?」
未来「伊達先生・・・」
静香「変人が未来に救世主になれって言ってきたんです」
伊達「救世主ねぇ・・・」
紗南「漫画やゲームじゃないんだから・・・」
862 : お兄ちゃん   2020/04/20 13:44:37 ID:UUgvvJEPz6
>>861
(県立研究都市、Pのラボ)
P「これがプロトタイプ・・・」
キタカミ「まぁ、用途としてはかつての『エクストリームメモリ』と同じなんだが・・・」
283P「同時に『拡張アダプター』の役割も持っているので・・・」
P「『ダブルドライバー』装着前に『ディケイドメモリ』を装填・・・」
キタカミ「装填したディケイドメモリからデータがダウンロードされる・・・」
283P「そして、『ダブルドライバー』に装着・・・」
P「今回はプロトタイプの実験だから、安全装置も忘れずに・・・」
キタカミ「安全装置の機能も取り付けたかったが・・・」
283P「エクストリームアダプターの容量が『いっぱいいっぱい』になってしまうから断念か・・・」
P「まずは5分で設定するか・・・」
キタカミ「問題はどこに降り立つか・・・」
283P「そうだな・・・」
P「やってみなきゃ、分からん。とにかく、行くぜ」
『ディケイド、エクストリーム・・・!』
P「はっ・・・!(ディケイドライバーを開くように起動させる音葉」
(そのまま、オーロラカーテンが発動する・・・)
・・・
(パンゲア。とある丘の上・・・)
P「ここは一体・・・(安全装置を起動させる音葉」カチッ
「誰ですか・・・?」
P「っ・・・!」
鏡果穂「何で、貴女が・・・!?」
P「ようやく、見つけたぞ・・・」






『まさか、お前が「記憶封印」を使えたとはな・・・』
863 : der変態   2020/04/20 15:52:40 ID:0jvRNgU7WU
※Pは偶然、見つけたにしか過ぎない
864 : 兄ちゃん   2020/04/20 20:15:44 ID:ce06ml7zJ.
>>862
鏡果穂「まだ合わない予定だったのに・・・!!」
P「ん?お前何だその顔は・・・左目が潰れてるのか・・・」
鏡果穂「左目だけじゃないです・・・」左手を見せる音葉
P「機械義手・・・!!お前何が合った・・・!?」
鏡果穂「それだけじゃないです・・・」体の一部がメタリックの肌になっている音葉
P「お前まさか・・・」
鏡果穂「そのまさかですよ・・・アタシはある平行世界で死にかけました・・・」
P「・・・何でだ・・・」
鏡果穂「それを話すのは時間が来たら話します・・・そろそろ時間じゃないですか・・・?」
P「くそぉ・・・もう時間切れか・・・!!」シュイーン
鏡果穂「・・・そうですか・・・悪は滅んでないんですね・・・」
・・・
伊達「やりたいようにやればいいんじゃないか・・・?」
静香「伊達先生・・・そんないい加減な・・・!!」
伊達「俺は昔国際医療団体に配属していた・・・色んな所を回った・・・そして死にかけた」
翼「はぁ・・・」
伊達「それでなバカやれる奴らと出会ったんだよ・・・」
静香「それが何か・・・?」
伊達「つまりだ!人生何があるか分からんって事だ!」
未来「人生何があるか分からないか・・・」
紗南「伊達さんも人のこと言えないじゃん・・・」
伊達「それは言わない約束だろ紗南ちゃん?さあ!リハビリ通院前の最終検査と行くか!!」
未来「分りました!!」
865 : Pチャン   2020/04/20 20:31:04 ID:GgSLdFe5QY
>>864
(県立研究都市、Pのラボ)
P「・・・」
キタカミ「戻ってきたな・・・」
283P「何かあったんですか・・・?」
P「鏡果穂に会った・・・」
キタカミ「何・・・?」
283P「一体、どこで・・・!?」
P「どこかの小高い丘の上。そこで小屋を構えていた・・・」
キタカミ「そうか・・・」
283P「まだ、何かありそうですね・・・」
P「あぁ、鏡果穂は『とある平行世界』で死にかけたらしい・・・」
キタカミ「なっ・・・!?」
283P「『死にかけた』って事は・・・」
P「左目と左目と身体の一部を失い、機械の腕と肌でそれをカバーしていた・・・」
キタカミ「大将、アダプターをすぐ寄越せ・・・」
P「えっ・・・」
283P「座標を特定するんです。貴方がもう一度会わないといけないんだ・・・!」
P「分かった・・・」カシューン
・・・
(帰り道。信号待ち)
アリア「そうか、あの娘はそんな無茶を・・・」
P「一人にしておくべきじゃなかった・・・(ブルースペイダーのハンドルを軽く叩く音葉」バン
アリア「悔やんでも、致し方ない・・・」
P「それはそうなんだが・・・」
アリア「エクストリームアダプターの完成を少しでも急ぐんだな・・・」
P「いや、アリア・・・」






『これで何日連続で我が家の飯に相伴するつもりだ・・・?』
アリア「(てぺへろ」
866 : プロデューサーちゃん   2020/04/20 21:13:59 ID:ce06ml7zJ.
>>865
アリア「仕方ないだろ・・・この世界の管理者は『マリア』だ・・・神の敷地は全てアイツの所有物になる・・・」
P「・・・そう言えば教会は唯一神信仰だな・・・」
アリア「正式名称は『聖マリア信仰教会』だ・・・」
P「宿位テオスは許すだろ・・・?」
アリア「アイツの『娘』が私の顔を見てどう思う・・・親なら分かるだろ・・・顔の同じ別人を見てその子の気持ちを・・・」
P「・・・」
思い出される別世界の『星梨花』
アリア「そう言う事だ・・・それと私は一番風呂が良い・・・」
P「図々しいなコイツ・・・ってかオッサン臭い事言うな・・・」
アリア「何だ?一番風呂は譲らんぞ・・・?」
P「そうじゃねぇよ・・・!!」
・・・
未来「救世主か・・・?」
亜利沙「どうしました・・・?何かの漫画の話ですか・・・?」
やよい「きっとバトル物です!!」
未来「あのね、真っ白コーデの怪しい人に救世主になれって言われた・・・」
亜利沙「悪い事は言いません・・・警察に連絡しましょう・・・!!」
867 : プロデューサーさま   2020/04/20 22:36:08 ID:ZRRLYHnn1s
>>866
P「なんだ、物騒な話して・・・」
亜利沙「お父さん、お姉ちゃんがピンチです!」
P「例の白コーデか・・・」
未来「うん・・・」
やよい「あんまり、しつこいようだったら・・・」
P「多分、警察じゃ厳しいしな・・・」
亜利沙「そんなぁ!?」
P「出会す可能性が低いって事だ・・・」
亜利沙「うーん・・・」
P「未来、何が『引っ掛かって』いるんだ・・・?」
未来「果穂が『魔王』だって・・・」
P「確かに果穂は『魔王』だった・・・」
未来「そうなんだ・・・」
P「だが『最高最善の魔王』だった・・・」
果穂「え・・・」
P「悪意が蔓延る世界の中でアイツは確かに世界を救った・・・」
未来「そうなの・・・?」
P「そして、未来は仲間だった。今は記憶が封印されているがな・・・」
・・・
白飛鳥「世界の英雄『所P』、彼が『世界』に掛かりきれない『今』だ・・・」






『世界を掌握するのは・・・!』ニヤッ
868 : 彦デューサー   2020/04/20 23:21:55 ID:ce06ml7zJ.
>>867
P「待てよ・・・」
亜利沙「どうかしたんですか・・・?」
やよい「どうしたんですか・・・?」
P「警察で頼れるのが一人いや・・・二人程居る・・・」
未来「えっ?誰なの・・・?」
亜利沙「そうなんですか!!」
やよい「良かった~・・・」
P「警視の照井竜と氷川誠警部補だ・・・この二人は『仮面ライダー』だ・・・」
未来「仮面ライダー・・・」
P「(そう言えば・・・『もう一人』新しい仮面ライダーが警察に居るって聞いたな・・・」
・・・
飛鳥「そうはさせるか・・・お前に世界は掴ませない・・・」
海東「・・・」壁に寄り掛かる音葉
飛鳥「奴の狙いは未来が救世主として目覚めた時にその『力』を奪う気だ・・・」
のあ「そうなれば・・・記憶がない果穂を仕留めると言う訳ね・・・」
蘭子「・・・愚かな・・・魔王と救世主を討滅など深淵よりも深き底なり(果穂と未来を倒すなんて・・・そんなの無理に決まってるよ・・・」
飛鳥「まだ未来は記憶の戸惑いが起きて覚悟が出来て居ない・・・」
海東「その為にボクが態々用意したんだよ・・・」






『平成2号ライダー達を・・・コレで彼女の覚悟を確固の物にしようじゃないか・・・』
869 : レジェンド変態   2020/04/21 06:05:31 ID:SX6Ti9V6s.
>>868
飛鳥「『記憶封印』が解錠されるのを待ってはいられないと・・・」
海東「お宝が僕を待っているからね・・・」
のあ「キザね・・・」
飛鳥「キザだね・・・」
海東「心がこもってないよ・・・」
飛鳥「まぁ、Pが『鏡果穂』を見つける事は出来ても・・・」
のあ「連れてきたうえで果穂の『記憶封印』を解錠をするという保証は無い・・・」
海東「その通りだ。だからこそ、所未来には『覚悟』を決めてもらいたい・・・」
飛鳥「ボクらの出番もそう遠くなさそうだね、のあさん・・・」
のあ「そうね、誰が一番早いかよ・・・」
海東「所未来が解錠せずに『戦いの記憶』を取り戻すか・・・」
飛鳥「おかしい・・・」
のあ「おかしいとは・・・?」
飛鳥「未来は『単独』では『変身』出来ない・・・!」
のあ「っ・・・!」
海東「どういう事だい・・・?」
飛鳥「戦闘術の素養が強いんだ。だから、変身には『魔王次元』で『救世主』として活動していた『ミライ』のチカラが・・・」
海東「だから、大人びていたのか・・・」
のあ「だとしたら、ミライはどこに・・・」
・・・
クロ「行ってしまったんだ・・・」
P「それがお前の感じてた『違和感』か・・・」
クロ「やけに『子供』っぽいなとは想ってた・・・」
P「お前を襲ったのも『合体』した未来だしな・・・」
クロ「こんな事を考えてたなんて、最上や伊吹に知られたら総スカンなのは確実だろうな・・・」
P「まだ15歳だからな・・・」
クロ「今の未来に覚悟が生まれないのも当たり前の話なんだ・・・!」
870 : 監督   2020/04/21 06:55:05 ID:IKEWGRDFFE
>>869
鏡果穂「居場所がバレました・・・」
鏡智代子「えっ?そうなの・・・?」
鏡凛世「どうなさいますか・・・?」
鏡果穂「暫く平行世界へと逃亡します・・・」
鏡智代子「そうまでしてあの人に会わない理由は何・・・?」
鏡果穂「私は罪人です・・・仕方なかったとはいえ『ある人』を消してしまった・・・」
鏡凛世「では仕方ないですね・・・」
鏡果穂「今の状態で『記憶開錠』を行えば別世界の私は罪に債まれる・・・」
鏡智代子「それなら私達は如何すればいいの・・・?」
鏡果穂「まだあの人は皆が私の事を思い出してる事を知らない・・・存在しない様にして下さい・・・私は世捨て人と言う体で・・・」
鏡凛世「それの点はお任せください・・・」
鏡智代子「うぅ~難しいけどやって見る・・・二人にもそう言っとく・・・」
鏡果穂「お願いします・・・」
・・・
侑斗「・・・」
順二郎「侑斗・・・?どうしたんだい急に・・・」
侑斗「如何やら俺にもまだ仕事があるみたいだぞデネブ・・・」
デネブ「そうか・・・侑斗がそう言うなら私も手伝うよ・・・」
侑斗「行くぞデネブ・・・」
デネブ「勿論だとも!!」
871 : P様   2020/04/21 08:55:34 ID:SX6Ti9V6s.
>>870
P「だが、一つ問題がある・・・」
クロ「問題・・・?」
P「鏡果穂がチョロチョロ逃げ回る可能性が高い・・・」
クロ「他の平行世界にって事か・・・」
P「俺達は『パンゲア』のゲートを常時開放にしたに過ぎない・・・」
クロ「他の平行世界に行くとなると・・・」
P「時間制限が出てきてしまう・・・」
クロ「そして、鏡果穂の『見た目』を考えれば・・・」
P「平和な世界に『赴く』可能性は低い・・・」
クロ「となると『アウトサイダー』か『任侠』の世界・・・」
P「アウトサイダーにはジュリアが向かってたか・・・」
クロ「さて、どうする・・・」
P「とにかく、まずは『丘の上』に行く必要があるな。そこから行き先を辿るしかない・・・」prr
クロ「誰だ、こんな時間に・・・(夜もまぁまぁ遅い」
P「はい、もしもし」
デネブ『やぁ、Pくん!』
P「高木校長・・・!?」
872 : お兄ちゃん   2020/04/21 12:34:31 ID:J/fCq9xv.o
>>871
次の日
未来「フフフ~」
静香「何か良い事でも合ったの未来・・?」
未来「これを見よ!!」
静香「松葉杖ね・・・」
翼「松葉杖だね・・・」
可奈「松葉杖だ~♪」
星梨花「松葉杖ですね♪」
杏奈「松葉杖・・・?」
志保(眼帯装備)「・・・」ものもらいのせいで不機嫌
未来「車椅子じゃなくなったんだよ!!」
静香「良かったわね・・・」
未来「塩!!静香ちゃん~反応が鈍いよ~」
静香「いちいち反応するのも面倒でしょ・・・」
未来「もっと構ってよ~」
静香「・・・」イラァ
カッシーンA「所未来を補足・・・」
カッシーンB「我が魔王の命により排除する・・・」
志保「ッ!!」
翼「この前の金色ロボット!!」
杏奈「・・・!」何かを取り出そうとする音葉
星梨花「・・・」腕に何かを被せようとする音葉
杏奈&星梨花「あれ?」
可奈「逃げなきゃ!!」
静香「無理よ!未来が走れない!!」
カッシーンA「覚悟しろ・・・」
「ドラァアアア!!」
「ホワチョ!!」
カッシーンB「ぐわぁああ!?」
麗奈「何怪我人に襲い掛かってんのよ・・・」チャカチャカ
流星「気に入らんな・・・」
翼「麗奈誰・・・?」
麗奈「早速潰す!!」クローズドラゴン!!
Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON! Yeah!
流星「お前の定めは俺が決める・・・」
OK!メテオ!!
873 : 夏の変態大三角形   2020/04/21 16:02:45 ID:Yto6Q5OkFk
>>872
静香「また、ライダー・・・!」
翼「ねぇ、静香ちゃんに志保ちゃん・・・」
志保「何・・・?」
翼「二人は『何に』イライラしてるの・・・?」
未来「えっ・・・?」
可奈「そういえば・・・」
静香「それは・・・」
志保「兄さんよ。少なくとも、私はね・・・」
翼「P先生・・・?」
星梨花「パパが何か粗相を・・・?」
杏奈「(結構、今更な気もする・・・」
(回想、手術前の所家リビング。静香と志保も同席していた)
P「未来、正直な話をしていいか・・・?」
未来「うん・・・」
P「俺は皆に『戦いの記憶』を取り戻して欲しい・・・」
静香「兄さん・・・」
P「戦いが人生の全てじゃない。平和な方がいいに決まってる・・・」
志保「それなら・・・」
P「だからと言って、逃げる事は許さない。『二人の果穂』は『向き合わない』といけないんだ・・・」
未来「パパは私に『救世主』になってほしいの・・・?」
P「いや(首を横に振り)、ならなくていい。ただ、忘れてほしくないんだ・・・」
静香「忘れてほしくない・・・?」
P「『悪意』ってもんは消えない。だからこそ、向き合ってほしい・・・」
(回想終わり)
静香「私は兄さんや未来みたいにはなれない・・・」
可奈「なら、静香ちゃんは大人しく見ていたら・・・?」
志保「可奈・・・!?」
可奈「P先生の言葉を借りる訳じゃないけど・・・」







『向き合えないのなら、支えて欲しいかなぁーって・・・』
874 : 下僕   2020/04/21 21:17:41 ID:DMnOwG/3es
>>873
流星「ホワチョ!ホワチャ!!ホワタタタタタタタ!!!」
ズドドドド!!!
カッシーンA「ぐおわぁあああ!?」
流星「ホォーーー!!!ホワタァアア!!」OK!Jupiter!!
ズドーン!!
カッシーンA「ゴワァアア!?」ドゴーン!!
麗奈「ドラァ!!ドラァ!!」ビートクローザーで殴る音葉
カッシーンB「ぐおわぁあああ!!??」バキーンバキーン!!
麗奈「ぶっ飛びやがれ!!」レディーゴー!!
ドラゴニックフィニッシュ!!
カッシーンB「がぁああああ!?!?」ドゴーン!!
麗奈「雑魚が粋がるんじゃないわよ・・・!」カッシューン
流星「中々やるなお前・・・」
麗奈「アンタもね・・・それはそうと・・・」
未来「あっ・・・」
麗奈「随分となっさけない面してんじゃないの・・・?」
静香「私達はそう言うのじゃないんです・・・」
志保「私達は弱く力もない・・・あなた達みたいに覚悟が決まってないんです!!」
流星「覚悟何て物は何時でも手に入る・・・だが間違った使い方をすれば後悔する」
星梨花「間違った使い方ですか・・・?」
流星「俺は昔ある事件で昏睡状態になった友人を救いたく有る場所に向かった・・・そこでそれを救える奴を見つけた・・・」
杏奈「・・・よかったじゃん・・・?」
流星「だがそいつは『敵』だった・・・」
可奈「えっ?」
流星「だがそいつの力が必要だった俺は『仲間』を裏切ってしまった・・・結果的に見えば友人は目を覚まさず『仲間』を傷付けるだけだった・・・」
未来「・・・」
流星「俺の覚悟は間違いだったと気付かされ・・・そして本当の意味を知る切っ掛けになった・・・それで俺は本当の意味での仲間を得て友人は目を覚ましてくれた・・・」
静香「・・・」
流星「それに良く知る奴は誰とでも手を差し伸べる気持ちのいい男だ・・・ある意味『所未来』や『小宮果穂』に良く似てる・・・」
875 : 兄ちゃん   2020/04/21 22:49:54 ID:Yto6Q5OkFk
>>874
未来「私や果穂・・・?」
麗奈「ただ、アンタらの中に『その意思』は残ってるはずよ・・・」
静香「っ・・・!」
(以前、『変身』や『戦闘術』を使おうとして失敗した時の事を思い出す音葉)
翼「そうかもね・・・」
志保「・・・(思わず拳を握り締める音葉」グッ
可奈「どうしたら、いいんだろう・・・」
・・・
(所家リビング。Pと恵美は二人きり)
P「恵美、ちょっと話が・・・」
恵美「『あの娘』を探すんでしょ。鏡の果穂を・・・」
P「イエス、マム・・・」
恵美「それは誰の為?」
『未来?』
『果穂?』
恵美「それとも・・・」
P「俺のエゴだ。『妹(かほ)』の事でずっと『逃げてきた』俺が『今更、逃げるな』なんて説得力には欠けるかもしれんが・・・」
恵美「それでも、やらなきゃならないんでしょ・・・」
P「ナイアを止めなきゃならない。いつまでも奴の好きにはさせたくないんだ・・・!」
恵美「それはアタシも感じたよ・・・」
P「だから、俺は『平行世界』を回る。『あの時』海美とジュリア、ピエールに任せた世界も含めて・・・」
恵美「頑張ってね・・・」ニコッ
P「あぁ、ありがとう恵美・・・」
・・・
P「エクストリームアダプターは・・・」
キタカミ「マスターアップも完了した・・・」
283P「ディケイドメモリも問題ありませんよ・・・」
P「行くか・・・!」
・・・
ディケイドエクストリームアダプター:形状としてはディケイドライバーのサイドバックルを大きくしたような物。
裏面のメモリアダプターに2つのディケイドメモリをセット、データがダウンロードさせると20のライダーズクレスト(向かって右うえからクウガ~ダブル。左下からオーズ~ジオウ)が点灯するとDLが完了。
サイドバックルを引き、バックル部分か90°回転するとメモリが作動し、平行世界へと旅立つ事が出来る(ディアゴスティ○ニより。
続く
876 : プロデューサーちゃん   2020/04/21 23:14:07 ID:Yto6Q5OkFk
>>875
(パンゲア。小高い丘の上)
P「(ここから、俺の旅が始まる・・・!」ニッ
「なんて、カッコつけるのはいいけど・・・」
P「その声はマイ・・・」
鏡舞「何の挨拶も無しに帰るわ、現れるわで忙しい人ね・・・」
P「文句ならアリアに言え。アイツ、ウチの飯ばっか食らってんぞ・・・」
鏡舞「いいんじゃない。で、何しに着たのかしら『ダーリン』♪」
P「へ・・・」
鏡舞「そういう仲になったのよ。そう呼ばなきゃ、楽しくないわ・・・」
P「俺、お前を連れてくの・・・?」
・・・
(所家、未來の自室)
未来「・・・」ムクリ
・・・
(所家リビング)
未来「ふわぁー、おはよーママ・・・」
恵美「おはよっ、未来♪」
未来「あれ、パパは・・・?」
恵美「寝ぼけてるな、Pはしばらく『旅に出る』って言ったじゃん・・・」
未来「あ、そうか。でへへ~・・・」
クロ「・・・」ズズッ
・・・
(通学路)
クロ「大分、リハビリも進んでるみたいだな・・・」
未来「うんっ・・・!」
ガチャンガチャン…
クロ「出たな・・・!」
カッシーンA「所未来・・・」
カッシーンB「今日こそは覚悟しろ・・・」
クロ「下がってろ、未来・・・!(ギジマグナムとギジブレードを」
未来「うん・・・」
(数分後・・・)
クロ「クソっ・・・」
(未来を守りつつもカッシーンが倒せない音葉)
白飛鳥「どうやら、ここまでみたいだね。黒騎士くん・・・」
クロ「お前が白コーデの飛鳥・・・!」
白飛鳥「さぁ、救世主。選択の時間だ・・・」
未来「そうだね・・・」
クロ「未来、早まるなっ・・・!」
カッシーンB「はぁっ!」
クロ「しまっ・・・!(突破を許してしまう音葉」
カッシーンB「覚悟しろーっ!(槍を振りかぶる音葉」
ガキィン
続く
877 : ハニー   2020/04/21 23:23:16 ID:Yto6Q5OkFk
>>876
未来「くっ・・・(松葉杖で防御を取る音葉」
クロ「未来・・・?」
未来「あるんでしょ・・・」
白飛鳥「何がだい・・・?」
未来「ジクウドライバーとライドウォッチ・・・」
白飛鳥「そうだね・・・」
クロ「未来、お前はまだ・・・(カッシーンAをかろうじて止めている音葉」
白飛鳥「おや、そういう事か・・・」
クロ「まさか・・・!?」
未来「気付かれちゃったね・・・」
・・・
(どこかの平行世界※パンゲアでは無いところ)
鏡果穂「(この気は・・・!?」
・・・
クロ「いつの間に・・・」
未来「『ここ』は『私の出番』、だから早く・・・!」
白飛鳥「やれやれ、『本当』の救世主が目を覚ましていたとはね・・・(ジクウドライバーとゲイツライドウォッチを投げ渡す音葉」
未来「ここからは・・・」







ミライ『私の時間だよ、変身!』ライダータイム…ゲイツ!
878 : プロデューサーちゃん   2020/04/21 23:39:02 ID:DMnOwG/3es
>>877
白飛鳥「(だがまだ足りない・・・『真の覚醒』にはまだみたいだね・・・少し追加して見るとしよう・・・それも特別な奴でね・・・」
何処からともなく現れる新たなカッシーン
クロ「カッシーンだけじゃない・・・アレは・・・」
ミライ「『アナザーライダー』・・・何で・・・?」
白飛鳥「アレをご存知かい・・・?アレはアナザーライダー・・・魔王オーマジオウからその座を奪い新たな魔王とならんとする悪しき存在・・・」
クロ「だがアレは過去に倒した『アナザーブレイド』と『アナザーガイム』だ・・・一体誰がアイツらを呼び出した!スウォルツは既に倒された筈だ・・・」
白飛鳥「さぁ?ボクは何も分からないがね・・・」
「ならその相手は俺が受け持つ・・・」
ミライ「貴方は・・・橘さん・・・?」
橘「ブレイドの偽物か面白い・・・ヘンシン!!(何が面白いかは不明」ターンアップ!
クロ「ならアナザーガイムは・・・」
「下らん・・・弱者がアイツの真似事をしているだと・・・?ふざけるのも大概にしろ!!」
クロ「お前は・・・誰だ・・・?」
「名の乗る必要は無い・・・俺はただあの『偽物』が気に入らん!それだけだ・・・」バナナON!!ロックオン!ナイトオブスピアー!!
白飛鳥「(邪魔立てを・・・海東大樹の奴か・・・2号ライダーを寄こしたな・・・」
879 : 変態インザカントリー   2020/04/22 06:51:57 ID:.3PNHJuHoE
>>878
(パンゲア)
鏡舞「というか、小宮果穂の事なら『あの4人』にでも聞けば・・・」
P「あの4人が鏡果穂の事を覚えていたとしても、確実に『すっとぼける』だろうよ・・・」
鏡舞「あら・・・」
P「なら、残留品で足跡を辿るしかない・・・!(小屋の中に入る音葉」ガチャ
鏡舞「『あのコ』、大分強情よ・・・(小屋の外から窓枠越しに話しかける音葉」
P「安心しろ・・・」
鏡舞「ん・・・?」
P「俺はそれ以上に強情だ・・・」ニッ
鏡舞「はぁー・・・」
P「それにな、『贖罪』だつって逃げ回られるのも困るんだよ・・・」
鏡舞「で、首尾はどうかしら・・・?」
P「パンゲアには居ねぇだろうな・・・」
「そこで『我々』の出番だ・・・!」
「ったく、こんな事の為に駆り出されるとはな・・・」
鏡舞「えっ・・・」
P「頼むぜ、桜井。高木校長・・・!」
侑斗「前代未聞だ・・・」
デネブ(順二朗)「まぁ、いいじゃないか。見聞を広めるのも人生だ・・・」
鏡舞「なるほどね・・・」
(回想)
P「というか、今何してるんですか。突然、居なくなって・・・!」
デネブ『積もる話は今度にしようじゃないか・・・』
P「いや、違くて・・・」
デネブ『キミに協力すると言ったら・・・?』
P「えっ・・・」
デネブ『ゼロライナーは「平行世界」も越えるチカラがある!』
侑斗『おい、デネブ!』
P「こいつは良いことを聞いた・・・」ニヤリ
クロ「悪っるい笑顔だな・・・」
(回想終わり)
鏡舞「なるほどね・・・」
P「んじゃ、行くか・・・」
880 :   2020/04/22 08:11:21 ID:VEUxQXocHA
>>879
アリア「少し待て・・・」
鏡舞「アリア神・・・?」
P「何のようだよ・・・?」
アリア「平行世界を回るのだろ・・・私も同行しよう」
P「アリア院・・・」
アリア「特にアウトサイダーの世界に行くのなら特にだ・・・」
鏡舞「何か重要案件でも・・・?」
アリア「彼処で『眠る』アイツを目覚めさせる・・・」
P「アイツ・・・ってまさか・・・」
アリア「『生ける炎』『獄炎の神』『破壊神』『フォーマルハウト』『クトゥグア』と呼ばれる『破壊のアルターエゴ・テオスマキア』を・・・」
P「あの俺ッ子恵美か・・・」
アリア「召喚は私がやろう・・・」
鏡舞「どうやってよ・・・?」
アリア「復活の呪文がある。確か『イヤ! イヤ! フングルイ ムグルウナフ クトゥグア ホマルハウト ウガア=グアア ナフル タグン! イア! クトゥグア!』だったな・・・」
・・・
橘「ハッ!」バキュンバキュンバキュン!
アナザーブレイド「ぶぇええ!!」バーンバーンバーン!!
橘「硬いな・・・なら」ファイヤー!バレット!ピピピ
アナザーブレイド「ぬぅうううう!!」
橘「フアン!!」ファイヤーバレット!
アナザーブレイド「ぐぅううう!?」ドドーン!
橘「よし・・・!」ファイヤー!ドロップ!ジェミニ!ピピピ
バーニングディバイド!
橘「ザヨゴォォォォォ!!フアン!」
アナザーブレイド「ぐわぁああ!?」ボボーン!!
橘「偽物らしい最後だな・・・」
881 : あなた様   2020/04/22 08:58:01 ID:.3PNHJuHoE
>>880
P「・・・(凄いイヤそうな顔」
鏡舞「うっわ・・・」
侑斗「露骨だな・・・」
デネブ「ハハハ・・・」
アリア「何だ、イヤそうだな・・・」
P「イヤだよ・・・(別にそうでもねぇよ・・・」
鏡舞「逆ね・・・」
侑斗「逆だ・・・」
デネブ「逆だね・・・」
アリア「見事に逆だな・・・」
P「謀ったなぁっ!」
鏡舞「勝手に落ちたのよ・・・」
侑斗「どれだけ裏表無いんだよ・・・」
デネブ「良く悪くもというやつだな・・・」
アリア「全く・・・」
P「あんまり、引き連れたくはないんだがなぁ・・・」
鏡舞「諦めなさい、アリア様はしつこいから・・・」
侑斗「アンタの言い方も中々だとは思うが・・・」
デネブ「それでは、出版の準備を進めようか・・・」
アリア「そうだな・・・」
P「(なんだがなぁ・・・」
882 : プロデューサーくん   2020/04/22 12:27:52 ID:VEUxQXocHA
>>881
アリア「諦めろアイツは私達の中でも最強に近い存在でナイアが泣いて逃げるほどだ・・・」
P「でもなぁ・・・」
アリア「アイツの炎は『耐性、スキル、能力、防御あらゆるモノを無視してダメージを与える』権能を持ってるナイアには有効だ・・・」
鏡舞「何それ・・・」
侑斗「出鱈目だな・・・」
アリア「不死など奴の前では意味をなさない・・・平等に奴は全てを消し去る・・・故に破壊神だ・・・」
デネブ「ナイアが復活の妨害をして来るのでは・・・?」
アリア「あり得なくもない・・・奴にとってマキアは正に天敵と言っても良い・・・同時に牽制にもなる・・・」
鏡舞「考え物ね・・・」
P「でもなぁアイツって戦闘狂じゃん?場の空気が悪くなるって・・・」
アリア「えっ?」
鏡舞「えっ?」
デネブ「えっ?」
侑斗「生粋の戦闘狂が何いってる・・・?」
P「ぐぅのの音も出ねぇや・・・」
883 : 兄(C)   2020/04/22 13:51:13 ID:LG.JmhCc.A
>>882
鏡舞「ははーん・・・!(ティンときた音葉」
侑斗「どうした・・・?」
鏡舞「多分だけど、ダーリンは・・・」
デネブ「(また奥さんが増えたのか・・・」
鏡舞「アリア様にも付いてきてほしく無いんじゃ・・・」
アリア「なっ・・・!?(Pの顔を見る音葉」
P「(ただ、ひたすらに『無』の顔で向き合う音葉」
アリア「ほう、否定も肯定もせぬか・・・」
P「(『無』の顔で向き合うだけの音葉」
アリア「ぐぬぬ・・・」
鏡舞「だから、言ったじゃない。アリア様は『しつこい』って・・・」
アリア「自分、一人で何でもしようとするなと言われているだろうに・・・」
P「神様とやらのチカラを借りたくないだけだよ・・・」
鏡舞「でもね、ナイア神をのさばらせておく訳にはいかないんでしょ・・・」
アリア「こればかりは流石の『真体』も放ってはおけなくなる筈・・・」
侑斗「ここは諦めろ・・・」
デネブ「スポンサー特権だな・・・」
P「足、引っ張るなよ・・・」
アリア「あまり、私を見くびるな・・・」
鏡舞「こりゃ、長引きそうね・・・」
侑斗「頼むぞ・・・」
デネブ「キミだけが頼りだ。ここではな・・・」
鏡舞「一線は越えさせないわ・・・」
884 : 夏の変態大三角形   2020/04/22 16:53:28 ID:VEUxQXocHA
>>883
バロン「ぬぅううん!!」ガキン!
アナザーガイム「グググゥ・・・!?」
バロン「弱い・・・貴様は弱い!アイツの真似事で俺を倒せると思うな!!愚者が!!」バキャン!!
アナザーガイム「ぐわぁああ!?」
バロン「消えろ!俺の目の前からな!!」ソイヤソイヤソイヤ!!
バナナ・オーレ!!
バロン「弱い奴ほど目障りだ・・・」
・・・
アリア「先に言っておくと私とマキアは良心的だぞ!!」
P「嘘・・・」
鏡舞「ダウト・・・」
アリア「いいや、違わない!平行世界では私なんかよりも遥かに機械的で合理的なテオスも居るんだぞ!!お前に恋する前のマリアがそうだ!!」
デネブ「そうなのかい・・・?」
アリア「それに番外世界ではナイアと同じ様な『外道』のテオスだっている!!」
侑斗「ほぉ~・・・」
アリア「私がどれだけ優しいか分かった!」
885 : プロデューサー君   2020/04/22 18:23:06 ID:s8sRbEaSIE
>>884
P「アリア、当社比はダメだぞ・・・」
アリア「んなっ・・・!?」
鏡舞「当社比・・・?」
デネブ「まぁ、自分達はこうだと言うようなものだな・・・」
侑斗「優しいと言うのは自由だが、お前の視点だけでは見えてこないものもあるからな・・・」
アリア「貴様ら・・・」プルプルプルザワシホ
P「んじゃ、行きますか。校長・・・!」
デネブ「あぁ・・・!」
・・・
ミライ「はぁっ!」タイムバースト
カッシーンB「・・・!?」
ミライ「てやぁーっ!(ライダーキックを叩き込む音葉」
カッシーンB「ぐあぁぁぁぁぁっ!」チュドーン
・・・
クロ「(思い出せ、Pが教えてくれた事を・・・!」
P『マキシマムドライブだけで倒せないなら、予めダメージを与えておくといい。関節を狙ったりとかな』
クロ「はぁっ!」ッターンッターンッターンッターン
カッシーンA「関節を狙うだと・・・!?(動きが鈍くなる音葉」
クロ「ギジメモリだが、頼むぞ!」ギジエンジン…マキシマムドライブ
カッシーンA「おのれぇーっ!」
クロ「おらぁーっ!(一刀両断する音葉」スパァーン
(かつてカッシーンだったものが転がる音葉)
クロ「手間、掛けさせやがって・・・!(ギジブレードを杖代わりにして座り込む音葉」
886 : Pサマ   2020/04/22 20:34:09 ID:DafOmD59Nc
>>885
白飛鳥「素晴らしいね・・・流石は救世主・・・」パチパチ
クロ「白コーデの飛鳥・・・いや白飛鳥・・・」
ミライ「・・・」
白飛鳥「まさか・・・魔王オーマジオウの部下たるカッシーンを瞬殺とはね・・・」
クロ「お前の目的は何だ・・・?」
白飛鳥「無論救世主の覚醒だよ・・・魔王オーマジオウを倒し世界を救う救世主の覚醒だ・・・」
ミライ「嘘はいけない・・・」
白飛鳥「それは如何いう事かな我が救世主・・・?」
ミライ「果穂は過去の全てを乗り越えた・・・元凶足る『クォーツァー』を倒し未来は変わった!決して彼女はオーマジオウにはならない・・・!!」
クロ「そうだ・・・お前の言ってる事は外れだぞ・・・」
白飛鳥「そうかな・・・?ボクはそうは思わない・・・何故なら未来はほんの少しの出来事で大きく変わってします・・・」
ミライ「何を・・・」
白飛鳥「蝶の羽搏きで津波が起こるとさえ言われる『バタフライエフェクト』・・・小さな事が大きな事態に発展する事を言う・・・例え些細な出来事でもそれが大きく未来を変える事だってある・・・」
クロ「それはそうかも知れんが・・・」
白飛鳥「どちらにせよ・・・彼女はやがてオーマジオウになる・・・それを阻止する為に君の力が必要だ・・・我が救世主・・・」
ミライ「・・・」
バロン「お前の言葉全てが薄ぺらだ・・・」
白飛鳥「・・・何が言いたい仮面ライダーバロン・・・」
887 : プロデューサー殿   2020/04/23 04:27:25 ID:GM6NQVIit2
>>886
戒斗「信念なき言葉には『チカラ』が宿らない・・・」
朔也「俺は『保護者』として、彼女(果穂)に接する事もあるが、『そんなもの』は感じられない・・・」
白飛鳥「現に今、キミたちは『魔王の部下』に狙われているだろう・・・?」
ミライ「本当に『魔王の部下』なの・・・?」
クロ「『魔王』とは別の存在がけしかけている可能性もある・・・」
白飛鳥「まぁいいさ、我が救世主。キミは『封印』を解かれる前に『チカラ』を取り戻したのだから・・・(消え去る音葉」
クロ「(まんまと乗せられたって事か・・・」
ミライ「お久しぶり、クロさん・・・」
クロ「そうか、『ミライ』の方か・・・」
ミライ「変身が必要な時は『私』を呼んで。今の『未来』じゃ、まだ『戦えない』・・・」
クロ「分かった・・・」
未来「あれ・・・?」
クロ「お帰り、未来。さぁ、学校に行こうか・・・」
未来「うん、分かった・・・」
戒斗「俺は帰らせてもらう・・・」
朔也「(ギャレンのチカラを『また』手にするとはな・・・」
・・・
静香「遅かったじゃない・・・」
未来「また、襲われちゃって・・・」
翼「また・・・?」
未来「クロさん達が対処してくれたんだけど・・・」
静香「ウソね・・・」
翼「えっ・・・」
未来「何が・・・?」
静香「未来・・・(松葉杖を一瞥してから」






『貴女も戦ったんでしょ・・・?』
888 : 彦デューサー   2020/04/23 08:46:07 ID:wJJX65MFgg
>>887
未来「アレ・・・?何で松葉杖が・・・?」
静香「貴女は怪我人なのよ・・・そんな無茶して・・・!!」
翼「静香ちゃん落ち着いて・・・!」
静香「貴女はどうしてそうやって・・・!!」
翼「静香ちゃん!!」ガシッ
静香「ッ・・・ごめんなさい未来・・・遂熱くなって・・・」
志保「・・・」
可奈「何が合ったの・・・?」
星梨花「大声上げてどうしたんですか静香さん・・・?」
杏奈「・・・」
静香「何でも無いわ心配しないで・・・」
未来「何が合ったんだろう・・・全く記憶にないや・・・」
・・・
白飛鳥「何処までも邪魔立てしてくれるものだよ海東大樹・・・」
白飛鳥「ウォッチを使用してないアナザーライダーは倒されればそこで終わりだからね・・・」
白飛鳥「今この状況こそが僕にとっては僥倖なんだ・・・じっくり行かせて貰う・・・」
再び召喚されるカッシーン
889 : バカP   2020/04/23 11:23:24 ID:NwQjzFN5GY
>>888
(学園食堂※愛増学園の高等部は単位制の為、申請を出せば一般の利用も可能)
クロ「ふぅ・・・(コーヒーを飲んで、落ち着く音葉」
クロ「(あれだけライドウォッチとジクウドライバーを警戒してるんだ、最上に会おうものなら・・・」
静香『どうして、貴方が居て「こんな事」になるんですか!?』
クロ「(くらいの事は言いかねんからな・・・」
律子「おや、クロ殿・・・」
クロ「お疲れさん・・・」
律子「珍しいですね、いつもなら『中等部』の方なのに・・・」
クロ「理由があってな・・・」
律子「まぁ、いいですけど・・・」
クロ「Pが居たらな・・・」
律子「まだ、どっかに行ったんですか・・・?」
クロ「今日から『平行世界』を回るんだと・・・」
律子「こっち(高等部)辞めてから、随分と『外に出る』になったわね・・・」
クロ「こんな事を言うのは、気に触れるかもしれないが・・・」
律子「内容によりますが・・・」
クロ「『ここ(愛増学園)』が『Pの守りたい場所』では無くなったからだと思う・・・」
律子「なるほど・・・」
クロ「アイツが守りたかったのはあくまで『海理音高校』だった。それが無くなったのが大きいんだろ・・・」
律子「『それだけ』ではないと・・・?」
クロ「考えられるとしたら、平行世界でも『コレ』を作ったか・・・」
律子「相変わらずね・・・(口調とは裏腹に昼食のエビフライを箸で強くつきさす音葉」\ダン/
クロ「(Oh・・・」ズズッ
890 : プロデューサーさま   2020/04/23 13:54:43 ID:wJJX65MFgg
>>889
律子「そう言えば話は変わりますが・・・」
クロ「何だ・・・?」
律子「最近妙な格好の人がうろついてるって話ですよ・・・」
クロ「それは白コーデの奴か・・・?」
律子「いいえ?どちらかと言うと灰色でマフラーと本を片手に持ってる人ですね・・・」
クロ「!!」
律子「生徒が話掛けられたそうですよ・・・確か・・・」
『所未来と小宮果穂は今も無事かい・・・?』
律子「そう聞いて・・・生徒が『はい』って答えると何か安心したようにして何処かに去ったそうなんですよ・・・」
クロ「(間違いない・・・白飛鳥とは別の『本当の二宮飛鳥』だな・・・」
クロ「(分け合って俺達に姿を見せないが確実に俺達の味方だ・・・」
律子「聞いてますか・・・?」
クロ「あぁ・・・そいつはどこ等辺で目撃されたんだ・・・?」
律子「さぁ神出鬼没で特定が出来ないそうなんですよ・・・目撃談が合ったと事は別の場所でも出現したそうですし・・・」
クロ「(居場所を特定されない様にしているのか・・・」
891 : 箱デューサー   2020/04/23 15:38:22 ID:mMrZwO9fcc
>>890
クロ「さて、どうするか・・・」
律子「いつもなら、図書館に居ましたよね。中等部に程近いところの・・・」
クロ「朝、襲われた時に未来を戦わせてしまったんだ・・・」
律子「あらっ・・・」
クロ「だから、最上には会いたくないんだ・・・」
律子「そうですよね、何を言われるか・・・」
クロ「それにしても読めない・・・」
律子「読めないとは・・・?」
クロ「カッシーンを送り込んでいる奴の目的だ。カッシーンの製造をしていた『クォーツァー』はもう居ないのに・・・」
律子「カッシーンが出てきている状況を『整理』してみては・・・?」
クロ「整理・・・?」
律子「必ず『特定』の条件があるはずですよ・・・」
クロ「なるほど・・・」
『キャーッ!?』
律子「今のって・・・?」
クロ「行ってくるわ・・・!」ダッ
律子「ホント、似てるわね『P殿』に・・・」ニコッ
・・・
カッシーンC「救世主はどこだ・・・?」
カッシーンD「救世主、出てこい・・・!」
クロ「またか・・・!(ギジウェポンを取り出す音葉」
892 : 変態大人   2020/04/23 20:06:59 ID:rsY3uqZwzM
>>891
千夜「これが話の全てです・・・」
照井「G-3ユニットの量産化か・・・」
小沢「フムフム・・・」
千夜「最近の世間情勢故です・・・この県は所謂モデルケースです・・・」
氷川「つまりG-3ユニットの有用性を世間に見せようと・・・」
千夜「この話は知事も納得してます・・・」
照井「黒崎知事も納得済みか・・・」
小沢「分りました・・・早速G-3ユニットの製造を開始しましょう!!尾室くん!!」
尾室「直ぐですか・・・!?」
氷川「悪くない話ですね!!早速しましょう!!」
早苗「すみません!!出動要請です!!」バン!!
照井「用件は何だ・・・?」
英雄「最近目撃が増大してるロボットが愛増学園に!!」
照井「直ぐに出る・・・G-3Xも出動準備だ・・・」
早苗「それと警報を聞いたと同時に加賀美君が・・・」
氷川「本当ですか・・・!?」
千夜「私に構わず行って下さい・・・市民の安全を守るのが警察ですから・・・」
照井「恩に着る・・・」
893 : Pチャン   2020/04/23 21:04:55 ID:mMrZwO9fcc
>>892
クロ「(ギジブレードは『マキシマム』を使った影響でしばらく使えない。リーチを取る必要はあるから『ギジロッド』でいくしかない・・・!」
警備員「クロさん・・・!」
クロ「生徒達の避難を急げ、ここは俺が引き受ける!」
警備員「お願いします・・・!」
カッシーンC「お前も侮れない・・・」
カッシーンD「我らが同胞、倒した・・・!」
クロ「(情報を共有していやがるのか・・・!」ギリッ
カッシーンC「いくぞ・・・!」
カッシーンD「救世主が現れる前に・・・!」
クロ「(どこまでやれっかだな・・・!」
・・・
(ゼロライナー車内)
P「というか、鏡果穂の勝手な『罪悪感』が『俺らの世界』に影響出てるのは本当に厄介なんだよ・・・」
鏡舞「なるほどね・・・」
アリア「『記憶封印』がそこまでとは・・・」
P「本当なら個々でやらなきゃいけないんだよ。だが、果穂一人に行使するだけで『適合者』の殆どに影響するという事は・・・」
侑斗「手本にした奴の腕が相当あるって事だな・・・」
デネブ「侑斗・・・」
P「安心してください、校長。皮肉なら慣れてますよ・・・」
侑斗「ふん・・・」
P「出るみたいだな・・・」






『げ、「任侠の世界」に出たのか・・・』
894 : Pサマ   2020/04/23 21:29:51 ID:rsY3uqZwzM
>>893
学園近くの雑居ビルの屋上
白飛鳥「さてどう出る救世主・・・」
・・・
未来「クロさん・・・!!」
静香「未来!!何処に行く気!!」
未来「クロさんを助けないと・・・」
静香「いい加減にしなさい!!」
未来「静香ちゃん・・・?」
翼「静香ちゃん・・・」
静香「どうして貴女はそうなのよ・・・どうして兄さんみたいに自分から傷付きに行くのよ!!そんなの馬鹿な人がする事じゃない・・・」
未来「それでも・・・」
果穂「それでもアタシの夢見るヒーローは困ってる人を見捨てないんです!!」
未来「果穂・・・?」
未来「急ぎましょう!!クロさんは防戦一方です!!」
・・・
加賀美「間に合え・・・!!」
ガタックゼクター「・・・」
加賀美「変身!!キャストオフ!!」キャストオフ・・・チェンジスタッグビートル!!
・・・
アリア「成程此処はヤクザの世界と言う訳か・・・」ヤクザ風の格好
鏡舞「郷に入っては郷に従えね・・・」女極道風の格好
P「早い・・・」
デネブ「此処に彼女は居るだろうか・・・?」
侑斗「さあな・・・探すしかないだろう・・・」
アリア「序でに言っておくと此処をキャンプ地にする!!」セーブポイントを出す音葉
895 : ボス   2020/04/24 06:37:02 ID:exrski2eF2
>>894
クロ「はぁっ!」ビュンッ
カッシーンC「ふっ!」ガキィン
カッシーンD「後ろががら空きだ・・・!」
・・・
白飛鳥「今更、しゃしゃり出て来てもらっても困るなぁ『魔王』・・・」パチン
・・・
果穂「急がないと・・・!」
「小宮果穂・・・!」
未来「えっ・・・!?」
静香「何、このおぞましいライダーは・・・!?」
翼「邪魔しないでよ、もう!」プンスコ
・・・
白飛鳥「頼んだよ、『アナザージオウ』。そして、もう第二弾だ・・・!」パチン
・・・
加賀美「クロックアップ・・・!」クロックアップ…
加賀美「(これで急げば・・・っ!※目の前に何かが現れる音葉」
「お前も俺を笑うのか・・・?」
加賀美「アナザーカブト・・・!」
・・・
クロ「(やべぇ・・・!」
「やれやれ・・・」
クロ「その声・・・!」
「『ヒーロー』として戦えないのは本当みたいですね・・・(剣を振るう音葉」
カッシーンD「我が槍が塵に・・・!?」
クロ「サンキュー、『シホ』・・・!」
鏡志保「礼には及びませんよ、私に付いてきてくれるなら・・・」
クロ「あのなぁ・・・」
カッシーンD「気を付けろ、同胞よ・・・!」
カッシーンC「あぁ、分かってる・・・!」
・・・
白飛鳥「パンゲアの小娘が何故・・・?」ギリッ
896 : お兄ちゃん   2020/04/24 09:55:43 ID:Wa6gOAlfmQ
>>895
アナザージオウ「ぬぁあああ」剣を振り回す音葉
果穂「ほわぁ!?おわぁ!?」避ける音葉
静香「何アイツ・・・アレもライダーなの・・・!?」
翼「何で果穂をあんなに執着して狙うの・・・?」
未来「果穂!!」
果穂「行って下さい・・・!!この人はアタシだけを狙ってます!!巻き込まれない様に!!」
静香「貴方は如何するのよ・・・!!」
果穂「大丈夫!!ヒーローは負けません!!それに・・・」
樹里「ドラァ!!」飛び蹴りを噛ます音葉
アナザージオウ「ハッ・・・ぬぅあああ!!」ゲシッ!!
夏葉「フッ!!ハッ!!ハァアアアア!!!」蹴り上げ回し蹴りを噛ます音葉
アナザージオウ「ドゥウウウ・・・・!!」ゴロゴロ
凛世「・・・」そのまま流れる様に窓の外に投げ捨てる音葉
智代子「オッシャーーー!!」
果穂「アタシには頼れる仲間が居ますから・・・」
未来「うん・・・!!行ってくる!!」
静香「未来!!待ちなさい!!」
・・・
加賀美「アナザーカブト・・・矢車なのか・・・!!」
アナザーカブト「・・・」
897 : ダーリン   2020/04/24 14:04:00 ID:5PTBXHxP7.
>>896
白飛鳥「残念、その『アナザーカブト』は『矢車想』ではないよ・・・」
・・・
アナザージオウ「うらぁっ、小宮果穂ォ!(窓ガラスを突き破って、侵入する音葉」ガッシャーン
果穂「あなたは一体『誰』なんですか・・・!?」
・・・
白飛鳥「そういえば、アナザージオウの変身者は数多にも居たね。『厄介なPの奥方』『魔王次元の覇者』そして、『小宮果穂』自身。まぁ、今回は違うのだけれど・・・」
・・・
未来「それじゃ、静香ちゃん。松葉杖、よろしくね・・・」
静香「よろしくねって、貴女まだ歩けない筈じゃ・・・」
ミライ「大丈夫だよ、変身すると『補正』が効くから・・・!」ゲイツ
翼「(この感じ・・・」
静香「無茶しないのよ・・・」
ミライ「大丈夫、すぐ終わらせるから・・・!」ライダータイム…ゲイツ!
・・・
カッシーンC「小癪な・・・!」
カッシーンD「主様はどこに居られるのだ・・・!」
クロ「(主様・・・?」
鏡志保「来ますよ・・・!」
カッシーンC「こうなれば・・・」
カッシーンD「貴様らを巻き込むしかない・・・!」
クロ「巻き込む・・・?」
鏡志保「自爆するつもりじゃ・・・」
クロ「させるか・・・!(ギジマグナムに持ち帰る音葉」ギジトリガー…マキシマムドライブ
ミライ「遅れて、ごめん!」フィニッシュタイム…ギワギワシュート
カッシーンC「くそぉーっ!」チュドーン
カッシーンD「申し訳ございません、主様・・・」チュドーン
鏡志保「あら、貴女。『チカラ』を取り戻したのね・・・」
・・・
静香「え、志保・・・?」
翼「志保ちゃん、あんな物騒な武器(ソードブレイカー)持ってたかなぁ・・・?」
898 : 箱デューサー   2020/04/24 14:44:25 ID:Wa6gOAlfmQ
>>897
白飛鳥「まだまだお楽しみはコレからだ・・・」パチン
・・・
突然何かが召喚される音葉
ミライ「えっ・・・?」
クロ「コイツは・・・」
鏡志保「急に現れた・・・でもカッシーンじゃない・・・」
静香「何アレ・・・?」
翼「分らない・・・でも普通の生物じゃないよアレ・・・」
パラドキサアンデット「・・・」ギロッ
スコーピオン・ゾディアーツ「・・・」
パラドックス・ロイミュード「・・・」
ホッパー・ドーパント「・・・」
ミライ「怪人・・・」
クロ「同時に四体も出て来たか・・・」
鏡志保「少なくとも幹部級か同等の力を持つ者と考えた方が良いわね・・・」
静香「何がどうなってるの・・・」
翼「静香ちゃんしっかりして・・・」
・・・
アナザージオウ「お前は・・・」
果穂「何かアタシを恨んでません・・・?」
樹里「心当たりはあるか・・・?」
果穂「アタシは何も悪い事はしてません!!一日一善ですよ!!」
樹里「だよな・・・なら何だコイツ・・・?」
夏葉「なら逆恨みかただのキチガイの何方かね・・・」
智代子「がんばって~・・・」隠れながら見守る音葉
凛世「凛世は柔術しか使えませぬ故に・・・」隠れる音葉
899 : Pチャン   2020/04/24 18:57:36 ID:Wa6gOAlfmQ
白飛鳥は今現在黒飛鳥の居場所は補足できてない
黒飛鳥は白飛鳥の居場所を特定しているので隠れながら機を窺っている
900 : 下僕   2020/04/24 19:40:35 ID:ljEKqL2WYI
>>898
クロ「(こちらの戦力は足りない状況だ・・・」
ミライ「果穂たちの方も何とかしないといけないのに・・・」
クロ「どういう事だ・・・?」
ミライ「アナザージオウが果穂を襲ってる・・・」
クロ「なっ・・・!?」
鏡志保「でも、この怪人達が易々と私たちを行かせそうに無いのは確実よ・・・」
ミライ「それはそうだけど・・・」
クロ「(どうする、こんな時『P』なら・・・!」
・・・
白飛鳥「まぁ、アナザーライダーに『正体』なんて無いのさ。強いて言えば『アナザーライダー』である事が彼らのアイデンティティ・・・」
・・・
(任侠の世界)
P「情報収集はある程度、完了した。どうやら『魅梨音組』と『木下組』は協力組織のままか・・・」
鏡舞「そして、『木下組』が『東北連合』とやらに『ケジメ』を付けてる間は『魅梨音組』が街の守り手になっていると・・・」
侑斗「その『中心』が『任侠P(便宜上』・・・」
デネブ「なるほど、『この世界』のPくんという訳か・・・」
アリア「凄い、筋骨粒々・・・」
P「俺と『任侠』じゃ、戦い方は異なるからな・・・」
鏡舞「で、どうするのよ。鉢合わせは危険よ・・・?」
P「そこは『認識変換メガネ』で何とかするしかねぇわな・・・」
・・・
照井「片桐、握野。俺は先に出るぞ・・・」
早苗「分かったわ・・・!」
英雄「誠のセッティングは進めておきます・・・」
氷川「頼んだぞ、英雄・・・!」
照井「変・・・、身!」アクセル
901 : ダーリン   2020/04/24 20:34:12 ID:Wa6gOAlfmQ
>>900
アナザーカブト「・・・お前は良いよな・・・」
加賀美「くっ・・・!矢車に思えるがそうでもないのか・・・!!」
アナザーカブト「加賀美・・・お前は何時か俺と同じだ・・・」
加賀美「違うな・・・俺はお前の様にはならない・・・そしてお前は矢車じゃないな・・・」
アナザーカブト「そんな事は・・・どうでもいい・・・」高速移動をする音葉
加賀美「くっ・・・!クロックアップ!!」クロックアップ!!
・・・
あるビルの屋上
カブトゼクター「・・・」飛び回る音葉
むつみ「あのカブトムシなんだろう・・・何か憶えが有るんだけど思い出せないな・・・」冒険帰りで何故か豆腐を持っている音葉
・・・
氷川「準備まだですか・・・!!」
小沢「仕方ないでしょ脳金の早苗さんが準備出来る訳ないんだから・・・」
早苗「酷くない澄子ちゃん・・・!?」
英雄「ある意味正解だな・・・」
尾室「言えてる・・・」
早苗「お前ら終わった後憶えてろ・・・網でその顔焼いてやろうか・・・!!」
二人「ひぇ・・・」
902 : レジェンド変態   2020/04/25 06:10:30 ID:p..XcRBJ5M
>>901
クロ「参ったな・・・」
鏡志保「何がですか・・・?」
クロ「ギジメモリはマキシマムを使うと、24時間は『ウェポン』ごと使えなくなる・・・」
ミライ「そういえば、朝も『一つ』使ってたね・・・」
鏡志保「残る武器は・・・」
クロ「この『ギジシャフト』だけだ・・・」
ミライ「それも『マキシマム』使っちゃうと・・・」
クロ「新たに武器を調達しないといけない・・・」
・・・
(県立研究都市)
鏡晶葉「Pが危惧してた通りに『事が進んでいる』な・・・」
キタカミ「(クロの)ダンナをどう『サポート』するか・・・」
鏡晶葉「大丈夫だ、既に『手』は打ってある・・・(メガネの縁を光らせる音葉」キラーン
キタカミ「ほぅ・・・」
鏡晶葉「見せてやる、『オーパーツ』にも価値はあるって事をな・・・!」ニッ
キタカミ「オーパーツ・・・?」
鏡晶葉「今回はその『第一弾』、蘇るぞ『シルバーブレイザー』・・・!」
・・・
鏡志保「とにかく・・・」
ミライ「私達3人で・・・」
クロ「この『4体』を止めるしか無い・・・!」
903 : プロデューサーちゃん   2020/04/25 07:39:05 ID:KT4WSdcohI
>>902
真乃「ほわっ!!どうしよう二人共・・・」
灯織「私達じゃ何も出来ないよ・・・此処で大人しく待つしかないよ・・・」
めぐる「悔しいな・・・私達に力があれば・・・」
・・・
夏葉「・・・」
樹里「オラァ!!」ヤクザキックを打ち込む音葉
アナザージオウ「ぐぅううう!!がぁああ!!」耐えて剣を振り回す音葉
樹里「おわぁ!?あぶねぇ!?」
果穂「硬いですね・・・」
智代子「まるでビクともしてない・・・」
凛世「効いてはいます・・・ですが・・・」
樹里「硬すぎるんだよ・・・コイツ・・・」
夏葉「ねぇ皆・・・聞いて・・・」
果穂「何ですか?」
樹里「手短に頼むぞ・・・」
智代子「どしたの夏葉ちゃん・・・?」
凛世「何でしょうか・・・?」
夏葉「コイツ・・・中身が無いわ・・・」





『空っぽの人形よ』
904 : 我が友   2020/04/25 08:57:31 ID:p..XcRBJ5M
>>903
果穂「空っぽの人形・・・!?」
夏葉「そして、ライダーの『チカラ』が無ければ・・・」
樹里「倒すどころか・・・」
智代子「ダメージも与えられないって事・・・!?」
凛世「やはり・・・」
果穂「ライダーのチカラが・・・」
・・・
白飛鳥「ふふっ、焦ってるね魔王・・・」
・・・
(ゼロライナー車内)
P「いてぇ・・・」ヒリヒリ
鏡舞「それは『どっち』の意味かしら・・・?」
P「『ココロ』と『カラダ』。両方だ・・・(その左の頬には紅葉が貼り付いていた」
鏡舞「でしょうね』・・・」
侑斗「凄かったな・・・」
デネブ「あぁ・・・」
(回想、街中での出来事)
星梨花「・・・」ジーッ
P「ど、どうしたのかな。お嬢ちゃん・・・?」
星梨花「(無言でPの左頬を(o・∇・o⊂彡☆))Д´) パーンする音葉」
P「ぐへらっ!?(更に衝撃でメガネも吹っ飛ぶ音葉」
鏡舞「んなっ・・・!?」
任侠P「星梨花・・・!?」
P「いきなり、何を・・・!?」
鏡舞「あ、メガネ・・・」
P「はっ・・・!?」
星梨花「やっと、会えた・・・」
P「えっ・・・?」
星梨花「どうして、ちゃんとお別れをしないで『行ったんですか』・・・!」ウルウル
P「星梨花・・・」
(回想終わり)
P「その後、『任侠』にも・・・」
任侠P『アンタの活躍には感謝してるが、ケジメはきちんとしてくんねぇとよ・・・』
P「と言われる始末・・・」
アリア「後は、何故『お前』が付いてきた。というか、眠りに付いてたんじゃないのか・・・」









『リリス・・・』
リリス「それは貴女も同じじゃない・・・」mgmg
905 : ごしゅPさま   2020/04/25 15:58:53 ID:gP2w6NbEgU
>>904
リリス「大方あの『腐れ外道』が何かやらかすんじゃないと思って私の半分を事前に眠らせてたのよ・・・」
アリア「それで時間差で目が覚める様にしていたと・・・反則じゃないのか・・・?」
リリス「事前にバックアップ取ってるアンタに言われたくないわ・・・」
鏡舞「だけどあの世界には『あの子』は居なかったわね・・・」
デネブ「既に退去した跡か・・・はたまた・・・」
侑斗「初めから居なかったか・・・」
P「そうなると次は『世紀末アウトサイダー』の世界か・・・」
アリア「アソコは常にマッポーめいていてヒャッハー!な奴がエントリーするのがチャメシインシデントだ・・・」
リリス「はぁ?あの埃と硝煙とモヒカン族ばかりの世界に何の用よ・・・?」
鏡舞「ある人物を探してるのよ・・・」
P「勝手な『罪悪感』で出て行く自分勝手な子供だ・・・」
リリス「あら?それは普通じゃないの・・・?それを思わなくなる方が『ヒト』として以上な事よ・・・それはもう『ヒト』とは言えないモノになるわ・・・」
侑斗「話は逸れるがその世界はどんな世界だ・・・?」
アリア「そうだな・・・」
・・・
20XX年・・・世界は未来ちゃ大統領の『このボタン何ですか?ポチッ』で核の炎に包まれた!
だが人類は死滅してなかった!!
・・・
P「ひでぇ話だなオイ・・・」
侑斗「そもそも何でアイツ大統領なってんだ・・・」
アリア「数百年単位で大規模爆炎起こして大量死を発生させ進化を促してたマキアが唖然になった位唐突な始まりらしい・・・」
906 : Pサマ   2020/04/25 17:56:05 ID:RZZp3Epyh6
>>905
(愛増学園、中等部校庭。戦況としては一人少ないクロ達がやや不利)
クロ「(ここで逆転を狙うしかない・・・!※ギジメモリを取り出す音葉」
ミライ「クロさん・・・!」
鏡志保「無茶よ・・・!」
クロ「ここは無理を通してでも道理を貫かねぇといけねぇんだよ・・・!」
『ギジメタル・・・マキシマムドライブ!』
クロ「おりゃぁっ!(ギジシャフトによる乱撃を対峙しているスコーピオンとパラドックスに叩き込む音葉」
(乱撃による土埃が徐々に晴れていく音葉)
ミライ「ウソ・・・」
(スコーピオンとパラドックスにはダメージが感じられない音葉)
鏡志保「まるで効いていないかのよう・・・」
クロ「(ギジウェポンが使えなくなったか・・・」
・・・
白飛鳥「カッシーンみたいな『雑魚』とは違うのさ・・・」
・・・
クロ「手が無い訳じゃない・・・(メモリを見せる音葉」
鏡志保「それは・・・?」
クロ「『T2ライダーメモリ』、Pの『T2メモリ』からライダーのところを抽出コピーしたが・・・」
ミライ「今のクロさんは『戦いの記憶』が・・・」
クロ「だから、Pから『ギジウェポン』と『ギジメモリ』についてレクチャーされただけなんだ・・・」
鏡志保「それだけでも、この戦いぶりは・・・」
ミライ「センスの高さだよね・・・」
P「だから、P達が『鏡果穂』を見つけ出すのを待つしか無いのが歯痒いんだよ・・・!」カチッ
続く
907 : Pたん   2020/04/25 17:57:19 ID:RZZp3Epyh6
>>906
果穂「何ですか、これは・・・」
飛鳥「それは『キミ』が『戦ってきた証』だ・・・(白飛鳥に悟られれぬように物陰から話しかけている音葉」
果穂「今『アイツ』を倒すには・・・」
飛鳥「その『ジクウドライバー』と『ジオウライドウォッチ』の使用を薦めるよ・・・!」
・・・
『クウガ・・・!』
クロ「メモリが・・・!」
ミライ「クロさん・・・!」
鏡志保「早く、ドライバーを・・・!」
クロ「あぁ・・・!(ロストをセットして、クウガへと変身する音葉」
・・・
(アウトサイダー世界のどこか)
鏡果穂「(まずは『ここまで』ですからね、P先生・・・」
・・・
白飛鳥「(ライダーの『チカラ』が復活した・・・?」
白飛鳥「ふっ・・・」








『いよいよ、ボクも本腰入れてかからないといけないってところか・・・』
908 : おにいちゃん   2020/04/25 18:53:03 ID:eaXN/A3Mnk
>>907
果穂「変身!!」ライダータイム!カメンライダージオウ!
夏葉「変身した・・・ッ!?これってドライバーじゃない・・・!?」手にスクラッシュドライバーが出現する音葉
樹里「これは・・・」同じく出現する音葉
凛世「お二人にドライバーが・・・?」
智代子「どういう事なの・・・?!」
・・・
加賀美「クソ!こんな所で時間を喰ってる場合じゃないのに!」
アナザーカブト「なら・・・諦めるんだな・・・」
「キャストオフ・・・」
キャストオフ・・・チェンジビートル
装甲が飛んでくる音葉
アナザーカブト「ぬぅ?お前は・・・」
加賀美「カブト・・・!?」
「お婆ちゃんが言っていた・・・例え失っても人はそれを乗り越えそして再び取り戻すと・・・」人差し指を天に向けて指差すポーズ
・・・
静香「ッ!?何この記憶は・・・!?」
翼「静香ちゃん!?」
909 : ぷろでゅーしゃー   2020/04/26 03:45:07 ID:StiNHthKE.
>>908
飛鳥「(どういう事だ・・・?」
・・・
白飛鳥「適合者たちの『記憶』が蘇っているだと・・・!?」
・・・
果穂「はぁっ!(キックでダメージを与える音葉」
アナザージオウ「ぐおぉっ!(廊下の端まで転がる音葉」
樹里「何がなんだが、分からねぇが・・・!」ロボット…ジェリー
夏葉「私達も続くわよ!」クロコダイル…インローグ
『変身!』
・・・
むつみ「何故かは分かりませんが、ライダーとしての『感覚』が呼び起こされたようです・・・!」
加賀美「女の子・・・!?」
むつみ「よそ見しないでください、来ますよ・・・!」
・・・
鏡果穂「いささか、解放され過ぎましたかねぇ。アタシは『果穂』と『クロ先生』だけが戦えるようにしたつもりですが・・・」
・・・
静香「私に戦えって言うのね、『鏡の果穂』は・・・!」
翼「静香ちゃん・・・?」
静香「やってやろうじゃない・・・!」
翼「わぁっ!?(二人の眼前にスコーピオンが迫る音葉」
クロ「しまった・・・!」
静香「変身!」ターンアップ
・・・
照井「まさか、また出会うとはな・・・」









『ウェザー・・・!(目の前にウェザー・ドーパントが現れている音葉』
910 : 貴殿   2020/04/26 05:39:20 ID:J.YT00kqIM
>>909
白飛鳥「少々想定外だが・・・!!」パチン
・・・
氷川「出動します!!」
小沢「G-3X出動!!」
尾室「待ってください!!」
早苗「何あれ・・・!?」
英雄「アリの化物・・・何て数だ!!」
アントロード「ハァアアア・・・」×20匹
・・・
翼達の後方に出現
ガンマイザー・プラネット「・・・」
マンティスファンガイア「・・・」
名護「待ちなさい・・・神聖な学舎に相応しくない者は今過ぎ立ち去りなさい・・・そしてその命、神に返しなさい!!」ネジリ・・・フィストオン
マコト「ガンマイザーか・・・貴様の相手は俺だ!」カイガン!スペクター!
・・・
飛鳥「(もしかしたら・・・既に接触した2号ライダーの影響なのか・・・だけどそれだけじゃ・・・」
飛鳥「まさか海東大樹か・・・!!」
・・・
海東「まぁ一時的だけど何とか行くものだね・・・」
のあ「考えたわね・・・未来ノートでも因果干渉とは・・・」
海東「自慢のお宝さ・・・有効活用しないとね・・・」
のあ「だけど完全じゃないわね・・・」
海東「そこまでは記憶を完全に取り戻さないと無理だね」
『魔王と接触した適合者はライダーの力を取り戻す』
・・・
むつみは冒険に出る前に接触した
911 : プロデューサーくん   2020/04/26 10:28:42 ID:StiNHthKE.
>>910
P「ここがアウトサイダー・・・」
鏡舞「それで準備は出来たのかしら・・・」
アリア「任せろし・・・」
リリス「私達を上回られたら、そこまでだけどね・・・」
侑斗「閉じ込めか・・・」
デネブ「そもそも、鏡の小宮くんが何故『移動』出来てるのかが掴めていないが・・・」
P「だから、閉じ込めるんですよ。それで逃げられたら、そこまでですが・・・」
侑斗「やらないよりは・・・」
鏡舞「やっておく。ダーリンと『過ごして』よーく分かったわ・・・」
・・・
鏡果穂「(そろそろ、ここも勘づかれそうですね。移動を・・・ん?」
(オーロラカーテンが展開出来ない音葉)
鏡果穂「(やってくれましたね、P先生・・・」ギリッ
・・・
P「時間は掛けない。一気にケリを付ける・・・」








『これ以上、ナイアの好きにさせるのは癪なんでね・・・』
912 : 我が下僕   2020/04/26 15:53:14 ID:.nMMtqohoc
>>911
鏡果穂「そうするのなら別の手段を使うまでです・・・」
鏡果穂「(実際に出来るかな・・・この枯葉てた大地からマナを吸い取って・・・」
鏡果穂「もしも足りない時は私の体力を使って無理矢理転送するしかない・・・」
機械義手にエネルギーをチャージし始める音葉
・・・
アリア「相変わらず荒れ果ててるな・・・」
P「・・・人が生きれる世界なのか此処は・・・」
侑斗「見渡す限り荒廃とした背景だな・・・」
鏡舞「ビル群もボロボロで土は草さえ生えて無いわね・・・」
デネブ「酷い物だ・・・周りを見て来たが砂漠ばかりだ水があるかさえ怪しい・・・」
リリス「実際そうよ・・・世界経済は崩壊し文明は一気にアウトレイジ状態・・・人は水と食料と燃料を奪い合う・・・正に暴力こそ正義の世界・・・」
P「世紀末とは良く言ったモノだ・・・」
侑斗「この世界じゃ金はトイレットペーパー以下の存在みたいだな・・・」
鏡舞「力こそ正義・・・いい時代に成った物ね・・・」
デネブ「まるでマッドマックスだね・・・」
アリア「身なりが良いと格好のカモだ・・・此処は下手に騒がれるとアイツに感付かれ捜索処では無いくなる・・・恰好を変えよう・・・」ボロ衣装に身を変える音葉
P「毎度思うがお前の早や着替えいったい何だよ・・・」
アリア「この服は私の演算能力で生み出したリソースだ・・・厳密に言うとコレは服じゃない」
P「はい・・・?」
リリス「コイツのコレ一種の皮膚の変貌よ・・・だから、まぁボディペイント的なものね」
913 : プロデューサー   2020/04/26 20:57:24 ID:O.4EVY1SBQ
>>912
P「そうか・・・」
鏡舞「ダメよ、ダーリン。『変なコト』考えちゃ・・・」
P「そういえば、ジュリアが戻ってきた時も・・・」
(>>562の時の格好を思い出す音葉)
鏡舞「ダーリン♪」
P「イエス、マム・・・(認識変換メガネで姿格好を『それっぽく』する音葉」
アリア「それでは、行きましょうか・・・」
P「あぁ・・・」
リリス「結界の事は私達に任せて・・・」
侑斗「何かあれば、すぐ連絡する・・・」
P「移動はドラグランザー、頼むぜ・・・」アトベント
ドラグランザー「ギシャアァァァァァ!」
・・・
クロ「これで決める・・・!」クウガ…マキシマムドライブ
パラドックス「ぐあぁぁぁぁぁ!」チュドーン
静香「はぁっ!」スパァーン
スコーピオン「うわぁぁぁぁぁぁ!」チュドーン
ミライ「流石だね、静香ちゃん。なら、私も・・・」タイムバースト
パラドキサ「ぐはあぁぁぁぁぁぁ!」チュドーン
鏡志保「アナタみたいなのは、私の敵ではありません・・・」スパァーン
ホッパー「(言葉もなく細切れにされる音葉」
・・・
白飛鳥「厄介な真似を・・・!」ギリッ
914 : おやぶん   2020/04/26 22:51:03 ID:J.YT00kqIM
>>913
白飛鳥「増援の奴らは何をしてる!!」
・・・
マコト「ぬぉらああああ!!」シン!ダイカイガン!!デットリーオメガドライブ!!
プラネット「!?!?」機械のように壊れる音葉
名護「はぁあああ!!」
マンティス「ごわぁあああ!!」ズドーン!!
名護「どうだ!これが俺の遊び心だ!」
・・・
アナザーカブト「ふああああ!!」
むつみ「クロックアップ・・・」
クロックアップ・・・
アナザーカブト「何!!カブト・・!」
むつみ「合わせてください・・・」1.2.3.
加賀美「あぁ!!」1.2.3.
アナザーカブト「カブト!!」振り向く音葉
むつみ「ライダーキック・・・」パチン・・・ライダーキック
アナザーカブト「ぐわぁああ・・・?!」振り向き様にカウンターキックを食らう音葉
加賀美「ライダーキック!!」パチン!!ライダーキック
アナザーカブト「ごわぁあああ!!」そのまま空中回し蹴りを喰らい爆散する音葉
むつみ「終わりですね・・・」
915 : 仕掛け人さま   2020/04/27 06:08:59 ID:7BiJLee6CY
>>914
白飛鳥「それなら、爆弾を投げ込む役目を仰せつかうしかないね・・・」
・・・
(愛増学園、校庭)
白飛鳥「見事だ、我が救世主とその忠臣達よ・・・」パチパチパチ…
静香「貴女は・・・」
ミライ「白飛鳥さん・・・」
白飛鳥「その呼び方だと、まるで『黒い方』が居るみたいだな・・・」
クロ「・・・(じっと見据える音葉」
ミライ「クロさんや静香ちゃん。鏡の志保は『忠臣』じゃないよ・・・」
白飛鳥「それは失礼した。お詫びに一つだけアドバイスをと思ってね・・・」
鏡志保「アドバイス・・・?」
白飛鳥「この状況を誰がもたらしているのか。ボクには心当たりがあるんだ・・・」
クロ「(心当たり・・・」
静香「一体、誰なんですか・・・?」
・・・
(アウトサイダー世界)
P「ようやく、見つけたぜ・・・」ニカッ
鏡果穂「参りましたね・・・」
アリア「『マリア』の世界は『悪意』に晒されようとしている。貴女にも協力してもらいたい・・・」
鏡果穂「果穂への『記憶封印』を解錠しろと・・・?」
P「そうだな・・・」
鏡果穂「『それ』には及びません。果穂とクロ先生は戦えるようになっています・・・」
アリア「それだけじゃ、ダメ・・・」
鏡果穂「えっ・・・?」
P「相手はもっと強大なんだ。『テオス』が一人、『ナイア』だ・・・」
鏡果穂「テオスの一人が『悪意』に・・・」
P「今はまだ『敵意』の段階だが、時間が無い・・・」
鏡果穂「残念ですが、お断りします・・・」
続く
916 : Pちゃま   2020/04/27 06:14:04 ID:7BiJLee6CY
>>915
アリア「なっ・・・」
鏡果穂「というのは半分冗談です・・・(アダマスブレードを構える音葉」
P「なるほど、分かりやすい・・・」
アリア「待って、『アナタ達』がぶつかり合えば・・・」
P「悪いな、アリア。この『聞かん坊』を連れ戻すにはこのくらいはしないといけねぇんだよ・・・(ドラグバイザー・ツバイを構える音葉」
鏡果穂「いきますよ。今のアタシは貴方と『同等』ですから・・・!(Pの懐に入り込もうとする音葉」
P「(速いっ・・・!」
鏡果穂「てやぁっ!」ビュンッ
P「だが、甘いっ!(ソードベントでつばぜり合う音葉」ガキィン
鏡果穂「くっ・・・」
P「お前には伝えなきゃ、いけない事がある・・・」
鏡果穂「えっ・・・」
P「自分の、いや『自分達』の罪から逃げるな。真正面から向き合えよ・・・!」
・・・
途中で鏡果穂を逃がすのは「ナシ」。ある程度の決着は付けさせたい
917 : プロちゃん   2020/04/27 06:32:44 ID:jCif3qkh6k
>>916
ダスク「風が騒いでる・・・?」
バスターブレイド「よくない風だ・・・」
・・・
アウトレイジ軍総本部マキア火山武装要塞
ファイナルデイ(以下FD)「我々の神の膝元で騒ぎを起こすものが居るだと・・・?」
ベルベット「らしいよ・・・どうする総帥ファイナルデイ?」
FD「斥候を送る・・・様子を見て敵ならば排除する」
アイビー「了解しました・・・」
FD「愚かなことをしてくれる輩が居るものだ・・・」
ベルベット「僕らの耳に入った時点でそうなるよ・・・」
FD「神の名の元に世界を再生させる・・・我々の神『破壊と再生のマキア神』の名の元に・・・」
アマリリス「・・・・」
・・・
聖地マキア火山中枢部
マキア「騒がしいな・・・」目を覚ます音葉
マキア「この反応は・・・ククク・・・アイツら楽しそうなことしてんな・・・」
マキア「面白そうだから少しちょっかいをかけてやるか・・・あのガキを助ける方向で良いな・・・」





「直ぐに終わったらつまらないだろ?なぁ吸血鬼君・・・」
918 : EL変態   2020/04/27 09:01:53 ID:7BiJLee6CY
>>917
鏡果穂「逃げてる・・・?」
P「あぁ、そうだ・・・」
鏡果穂「何を言っているんですか・・・?」
P「分からないか、見よう見まねの『記憶封印』が何をもたらしたのか・・・」
鏡果穂「えっ・・・!?」
P「新たに襲いかかってきた『悪意』に誰も対応出来てないんだよ・・・!」
鏡果穂「そこは何とかしましたよ・・・!」
P「それじゃ、ダメなんだ。だからこそ、お前を果穂の前に連れていく・・・!」
鏡果穂「それだけは・・・!」
P「今、ここでお前を・・・」
「まぁ、待てよ・・・」
P「誰だ・・・!?」
アリア「その波動・・・」
マキア「久しぶりだな・・・」
P「テオスマキア・・・!」
鏡果穂「え、恵美さん・・・?」
P「お前も俺の邪魔をしようてか・・・?」
マキア「そうなるな・・・!」ニヤッ
P「上等だ・・・!」
・・・
ナイア特攻は持ってても、P特攻は持っていない。マキアは敗けはしないけど、フルボッコにはされる
919 : バカP   2020/04/27 14:36:05 ID:uMxx8HLu56
>>918
リリス「アンタ寝てたはずでしょ!!」
アリア「そうだぞ!!律儀なお前が起きる筈が無い!!」
マキア「お前らが言うかそれ・・・?まぁドンパチ賑やかになってんのに・・・」
周りが燃え始める音葉
マキア「寝てるなんて勿体無いだろうがぁああああ!!!!」
全身が炎を纏ったような姿になり目や口から炎が溢れる音葉
アリア「あの姿はバトルフォームか・・・!?」
リリス「私とは特に相性が悪いわ・・・液体は炎に弱いのよ・・・」
砂が溶け始める音葉
鏡舞「『生きた炎』なんて言い掛かりよ・・・」
侑斗「自我意識を持った太陽のそれと言っていいな・・・」
デネブ「成程・・・この熱は危ないね・・・不死だろうが何だろうが関係なく燃え尽きて文字通り消滅する・・・気を付けるんだ・・・」
P「まあ分かってますよ・・・」
マキア「それと・・・」炎の腕を伸ばす音葉
鏡果穂「わっ!?」連れ去られる音葉
P「おい何する気だ・・・」
マキア「折角俺の管理世界に来たんだ・・・茶でも飲んで楽しめや・・・」ニヤァ
アリア「茶なんて何処に有るんだ・・・」
侑斗「要するに遊んで行けと言う訳か・・・」
鏡舞「あの子は人質って事かしらね・・・」
リリス「戦闘狂のコイツだからやりかねないわね・・・」
・・・
基本的にマキアは不死殺しを持ってるが舐めプが酷いので油断し易い
920 : Pーさん   2020/04/27 15:59:01 ID:OyUIRENYN6
>>919
P「ソイツを人質にして、何のメリットがある・・・?」
マキア「何かすれば、お前は『本気』を出さざるを得なくなる。そうだろ・・・?」
鏡果穂「なっ・・・!?」
P「ほう・・・」
マキア「それに『隙あらば逃げよう』としているお嬢さんへの牽制にもなる・・・」ニヤリ
鏡果穂「くっ・・・」
P「曲がりなりにも、ソイツは『俺の弟子』だぞ。何かしてこないとも考えるのが妥当なんじゃないか・・・?」
マキア「それも考えたが、ごちゃごちゃしたのは得意じゃなくてな・・・」
P「(ははーん、脳筋だな。コイツは・・・」
鏡果穂「今はまだ果穂に『記憶』を与えるべきじゃない・・・!」
P「それがどうした・・・?」
鏡果穂「えっ・・・?」
P「記憶を戻して『壊れるようなタマ』だったら、そこまでだ・・・」
マキア「何、この『状況』で『駆け引き』してんだよ・・・」メラァ
・・・
(ゼロライナー車内)
鏡舞「また燃え上がったわ・・・」
侑斗「あれじゃ、近付けない・・・」
デネブ「それがマキアの狙いかもしれないねぇ・・・」
リリス「脳筋のクセに厄介・・・」
・・・
アリア「どうするの・・・?」
P「どうするつったって・・・」
マキア「すぐに終わらせてやるよ!(殴りかかってくる音葉」ブゥン
P「アリアは離れてろ!(ライドカードを挿入して、バックルの中心を押し込む音葉」
『アタックライド・・・インビジボゥ(姿をくらます音葉』
マキア「無駄だ、この『エリア』からは逃れられない・・・!」
(周りは炎の海と化している音葉)
P「お前の拳を回避するにな充分みたいだが・・・(少し離れたところで姿を戻す音葉」
マキア「小細工は好かないんだけどなぁ・・・」
P「正面突破が難しいだろ、お前だと・・・?」
921 : 監督   2020/04/27 17:25:11 ID:uMxx8HLu56
>>920
モヒカンA「俺達の縄張りで暴れてるだぁ~?」
モヒカンB「何処の命知らずだぁ~?」
モヒカンC「水と食料を分捕ってやろうぜぇ~」
モヒカンD「水だぁ~!!」
アイビー「もう直ぐその現場だ・・・」
・・・
ダスク「嫌な予感がする・・・」
バスターブレイド(以下BD)「さっきの悪い風・・・?」
ダスク「現場に行ってみよう・・・何か有るかも知れない・・・」
・・・
鏡果穂「(此処で神のテオスマキアが出て来たのは想定外ですが・・・」
マキア「ダラシャアアアアア!!!」衝撃で地面が酷く抉れる音葉
P「完全に破壊の塊じゃねぇか・・・」
マキア「眠ってた数年間が暇だったんだよ!!楽しまさせろ!!」
アリア「周囲の温度が急上昇してるな・・・このまま行くと細菌も死に絶えるぞ・・・」
P「こんなのがよく世界の管理なんて出来たな!!」
アリア「仕事と趣味は別々みたいだ・・・」
鏡果穂「(一旦止めていたエネルギーチャージを再開出来ますね・・・」
鏡果穂「(分って下さい・・・相手はテオスナイアだけじゃないんです・・・」





『テオスナイアに利用された番外世界の『テオス』も含めて何です・・・』
922 : プロデューサー   2020/04/27 19:51:32 ID:OyUIRENYN6
>>921
P「マキア・・・」ギリッ
マキア「どうした、何を苛ついておる・・・?」ニヤニヤ
P「揃いも揃って、邪魔臭いんだよ・・・」
マキア「そんな態度でもいいのかのぅ・・・」チラッ
P「ん・・・?」
鏡果穂「あっっっっつい!」
P「カホ!?」
マキア「人質なら、人質らしく大人しくしてろ。小娘・・・」
鏡果穂「はぁはぁ・・・(エネルギー注入を取り止めた音葉」
P「一体、何を・・・」
マキア「呆れた事に小娘はこの状況においても、『逃げる事』を優勢させようとしたみたいだぞ・・・」ニタァ
P「はぁ・・・?」
鏡果穂「アタシにはやらなきゃいけない事がある・・・」
マキア「その結果が大火傷じゃ、シャレにならんだろ・・・」
P「カホ・・・」
鏡果穂「アタシの事は諦めてください、じゃないと・・・(気管に熱気が入り込んで、言葉が遮られる音葉」
マキア「さて、吸血鬼君。オレとの戦いを・・・」
P「とりあえず、今は黙ってろ・・・!(拘束をかける音葉」
マキア「むぐっ・・・!?」
P「ふざけるなよ、お前のその『贖罪』とやらを悠長に待ってる時間はねぇんだよ・・・!」
鏡果穂「な、んですって・・・」
P「俺達は『今』ナイアを止めないといけないんだ、奴の『悪意』はもう迫ってんだよ!」
鏡果穂「ならアタシは、その為にナイアの息がかかった『テオス』を・・・」
P「(カチン)んな『モン』は後にしろ!」
鏡果穂「なっ・・・!」
P「いいか、カホ。お前の『師』として教えておく事がある。大局や未来(さき)の事を見てばかりじゃいけねぇ。少しは目の前事だけに目を向けろ・・・」








『俺には「今」お前が必要なんだ!』
923 : Pサン   2020/04/28 02:37:36 ID:oaD1Wtn.aA
>>922
マキア「ひゅ~格好いいね♪」何事もなく拘束を解く音葉
デネブ「ははッ・・・」渇いた笑い声
侑斗「・・・」呆れ顔
アリア「うわ・・・」
リリス「コイツ・・・最低ね」ゴミを見る顔
鏡舞「ダ~リン~♪」ゴゴゴゴゴ
P「あれ?俺何かやらかした・・・!?」
鏡果穂「単刀直入に言うと今のは幼女に告白した中年のおじさんの絵ですよ・・・」
アリア「ロリコンであったか・・・」
・・・
ある異世界の場所
ナイア「キャハハハハ~良いですね~♪本当に本当に本当に本当に本当に本当に貴方は最高ですよ♪」
???「あれが『マリア』のお熱の人間・・・?」
ナイア「おやおや?お目覚めですか?」
???「あんたの笑い声が五月蝿いからね・・・」
ナイア「ならお目覚めの運動で少しお願いできますか~♪」
???「何が・・・?」
ナイア「いえいえ~少し『あの子』を拐う作業のお手伝いをね♪お願いしますね『静寂のアルターエゴ・テオスハスター』♡」
ハスター「分かったよ・・・ボクが手伝えるならね・・・」憐れみの目線を向ける音葉
ナイア「お得意の幻術でパパッとお願いしますね♪」気付いてない音葉
ハスター「・・・うん」
ナイア「それじゃ私は現場に行きますんで~」転移する音葉
ハスター「ナイア・・・お前はずっと誰にも理解されないし出来ないんだね・・・大丈夫、ボクはお前の味方だよ・・・」
ハスタ「あのP(ゴミクズ)から君を護る・・・」殺意の目線をP達に向ける音葉
・・・
テオスハスター
静寂のアルターエゴ、管理世界は『魅裏音世界』権能は『イリュージョン』幻術使い
唯一ナイアに味方をするアルターエゴで他の『姉妹』を敵視してる・・・その理由は後に証される
彼女の幻術は罹った認識が出来ず尚且つ目を見なくとも掛ける事ができる・・・普段は仮面で片目を隠している
容姿は隠してるが恵美ではなく円香に似てる
924 : ぷろでゅーさー   2020/04/28 06:35:47 ID:5w02hcMFok
>>923
P「違う、俺はそんな『つもり』じゃ・・・!」
鏡果穂「全く、仕方ありませんね。P先生は・・・」
鏡舞「これは私もダーリンの『世界』に赴く必要があるかしら・・・?」ジトー
P「あの、それは勘弁していただくとありがたいのですが・・・」アセアセッ
侑斗「なるほどな・・・」
デネブ「どうした、侑斗・・・?」
侑斗「アイツは、所は『あぁやって』ヒトを『その気』にさせてきたのかって・・・」
デネブ「彼自身は『梯子』を外される事が多かった。その『社会的地位』も含めて・・・」
侑斗「だが、まだ終わりじゃない・・・」
P「大分、やられてるな。マイ、治療を・・・」
鏡舞「分かったわ、ダーリン♪(鏡果穂をお米様抱っこで連れていく音葉」
鏡果穂「むぅ・・・」
P「さて、お前もだ。時間はかけねぇ・・・!」
マキア「ほう・・・?」
P「『余計な茶々』が入る前に決める・・・!(飛び上がりながら、ライドカードをバックルにセットする音葉」
『FINAL ATTACK RIDE・・・DE、DE、DE、DECADE!』
マキア「何をするつもりかは知らぬが、『フルパワー』の俺には通用しねぇよ!(右の拳に膨大な熱量を込めている音葉」
P「そして、こうだ・・・!(アダプターを閉じて、再び開き直す音葉」
『ディケイドエクストリーム、マキシマムドライブ!』
P「ディメンション・エクストリーム!」
マキア「おらぁっ!」
(ライダーカードを突き抜けながら放たれる両足蹴りと全力の炎パンチがぶつかり合う音葉)
続く
925 : 箱デューサー   2020/04/28 06:41:44 ID:5w02hcMFok
>>924
ダスク「なっ・・・!?」
BD「誰も居ない・・・!?」
ベルベット「どうやら、トンズラこかれたみたいだね・・・」
BD「ベルベット・・・」
ベルベット「居ないのなら、まぁいい。君たちと戦うつもりは毛頭持ち合わせてないさ、今はね・・・」
・・・
(ゼロライナー車内)
マキア「はぁはぁ・・・(ボロボロな音葉」
鏡果穂「ゴホッゴホッ・・・(気管に入った熱気が未だに抜けない音葉」
P「まずは揃って、病院だな・・・」
侑斗「どこに連れていくつもりだ・・・?」
P「出来れば、パンゲアか俺らの世界だが・・・」
ドゴーン(車体が少し揺らぐ音葉)
侑斗「なんだ・・・!?」
デネブ「時の流れを変えられた・・・」
P「なっ・・・」
鏡舞「それって、どうなるの・・・?」
デネブ「次に降りる世界で修理する必要がある・・・」
P「また、どこかの世界に降りるのか・・・」
・・・
ハスター「(撃墜には至らなかったか・・・」
・・・
(時の狭間を抜けるゼロライナー)
P「この『世界』は・・・」
鏡舞「覚えがあるのかしら・・・?」
P「もう、三度目になるな・・・」







『超ビーチバレーの世界・・・』
(それは約束の確立も意味する・・・)
926 : 番長さん   2020/04/28 10:06:03 ID:oaD1Wtn.aA
>>925
アリア「此処か・・・」
リリス「管理世界で召集に応じなかった奴の世界ね・・・」
デネブ「召集に応じなかった・・・?」
侑斗「お前たちは真体とか言う奴に忠実じゃないのか?」
アリア「以外にもそうじゃない・・・」
リリス「私もあの大本の命令は基本聞きたくないし聞く気も無いわよ・・・だから私達はアイツの命令での休眠を無視してた・・・」
アリア「それでいて最も命令無視を行うのがハスターと此処の管理者だろうな・・・」
鏡舞「此処の管理者はいったい誰なのかしら・・・?」
アリア「此処の管理者の名は『怠惰のアルターエゴ』」





『『テオスブルトゥーム』生粋の怠け者で温厚な奴で惰眠を貪る神だ・・・』
927 : せんせぇ   2020/04/28 11:13:55 ID:5w02hcMFok
>>926
P「山の中にゼロライナーを隠せたのは不幸中の幸いだな・・・」
アリア「で、どうするんだ・・・?」
P「んなもん簡単だ・・・」
リリス「簡単とは・・・?」
P「外には一切、出ない・・・」キッパリ
マキア「はぁ・・・!?」
P「『テオス』は引き合う。現に3体も顕現してるのはその証だ・・・」
侑斗「まぁ、修理なら所の『人払い』のおかけで人目には付いていないし・・・」
鏡舞「ライフラインにも影響は無いしね・・・」
P「『ブルトー』に出会さない事も考えていかないと・・・」
\バリーン/
P「えっ・・・」
デネブ「Pくん、大変だ・・・!」ガラッ
P「どうしたんですか、校長・・・!?」
デネブ「この世界の『彼女』に見つかってしまった・・・!」
P「まさか・・・!?」
デネブ「その『まさか』だよ・・・」









『北上麗花くんだ・・・!(※ネメシス高校超ビーチバレー部監督にして、海理音高校超ビーチバレー部前顧問』
928 : ダーリン   2020/04/28 15:27:08 ID:xCOq9GB8Ng
>>927
未来「えっ?また私変身したの・・・?」
翼「うん・・・その後静香ちゃんも変身したんだけど・・・」
静香「ごめん・・・全く覚えてないの・・・」
クロ「一時的な物なのか・・・それとも何か因果関係があるのか・・・?」
未来「・・・救世主か・・・」
翼「何未来~救世主ってのに興味が有るの~?」
静香「辞めときなさい禄でもない物よそう言うのは・・・」
クロ「静香の言う通りだ・・・此処は慎重に・・・」
未来「うん!決めた!私救世主になる!!」
三人「えぇぇぇえぇぇぇ!?」
・・・
照井「再び絶望のゴールに消えろ!!!」トライアル!マキシマムドライブ!!
ウェザー「ぬぁああああ!!!」ドゴーン!!
照井「9.4秒・・・絶望のゴールだ・・・」
・・・
果穂「本当に何も覚えてないんですか・・・?」
智代子「何か二人共すっごい見た目になってたよ・・・?」
凛世「その後あの歪んだライダーを三人でキックで吹き飛ばしたので御座います・・・」
夏葉「そうなの・・・?」
樹里「ワリィ・・・全く覚えがない・・・どうなってるんだ・・・?」
果穂「本当にどう言う事なんですか・・・?」
929 : Pはん   2020/04/28 15:27:48 ID:xCOq9GB8Ng
>>927
未来「えっ?また私変身したの・・・?」
翼「うん・・・その後静香ちゃんも変身したんだけど・・・」
静香「ごめん・・・全く覚えてないの・・・」
クロ「一時的な物なのか・・・それとも何か因果関係があるのか・・・?」
未来「・・・救世主か・・・」
翼「何未来~救世主ってのに興味が有るの~?」
静香「辞めときなさい禄でもない物よそう言うのは・・・」
クロ「静香の言う通りだ・・・此処は慎重に・・・」
未来「うん!決めた!私救世主になる!!」
三人「えぇぇぇえぇぇぇ!?」
・・・
照井「再び絶望のゴールに消えろ!!!」トライアル!マキシマムドライブ!!
ウェザー「ぬぁああああ!!!」ドゴーン!!
照井「9.4秒・・・絶望のゴールだ・・・」
・・・
果穂「本当に何も覚えてないんですか・・・?」
智代子「何か二人共すっごい見た目になってたよ・・・?」
凛世「その後あの歪んだライダーを三人でキックで吹き飛ばしたので御座います・・・」
夏葉「そうなの・・・?」
樹里「ワリィ・・・全く覚えがない・・・どうなってるんだ・・・?」
果穂「本当にどう言う事なんですか・・・?」
930 : 箱デューサー   2020/04/28 18:32:50 ID:ubyZ1lGm1I
>>929
果穂「これは一体・・・」
・・・
クロ「どうなっているんだよ・・・」
静香「か、考え直して未来!」
翼「そうだよ、P先生かま帰ってくるまでは・・・」
未来「でも、ママは・・・」
恵美『いつになるかは分からないよ・・・』
未来「って・・・」
静香「何してるのよ、兄さんは・・・」
翼「んもう、肝心な時に!」
・・・
(超ビーチバレーの世界)
P「人払いブレイカーだと・・・!?」
デネブ「だが、そのチカラはジュリアくんしか使えないはず・・・」
侑斗「だとしたら、『この世界』の北上麗花も滅茶苦茶な存在なんだろ・・・!」
鏡果穂「どこの世界でも変わらないんですね・・・」
鏡舞「ちょっと、どうするのよ・・・!」
P「くっ・・・」
・・・
麗花「あれあれー、『これ』なんでしょうー?」
・・・
アリア「ただの人間じゃない・・・!」
リリス「というより、この雰囲気は・・・」
マキア「あぁ、感じるぜ。『ブルトー』だ・・・」
・・・
白飛鳥「さて、どう動くかな・・・?」
931 : 仕掛け人さま   2020/04/28 19:09:57 ID:oaD1Wtn.aA
>>930
アリア「あのバカ!よもや人に化けたか!?」
リリス「何考えてんのよ!?」
マキア「これはどちらかと言うよ加護を与えて本人は隠居ってパターンだな・・・」
P「何!この世界の母さんは更に化物になってるって!?」
鏡舞「何それ最早生きる天災じゃない!?」
デネブ「台風が意思をもって来るとは・・・」
侑斗「たまったものじゃないぞ・・・!!」
鏡果穂「うわぁ・・・どんどん近付いてます・・・」
ジョーズのテーマ
P「誰だよ!車内BGMにジョーズをかけたの!?」
鏡舞「迫力が段違いに怖い・・・!?」
・・・
ブルトゥーム「ファあああ~」







『アイツら来たんだ・・・・』
932 : P殿   2020/04/29 06:50:43 ID:E8Gpn4ChjM
>>931
P「しまった・・・!」
鏡舞「どうかしたの、ダーリン?」
P「平行世界の人間を当てはめて言うのは止めようと思ってたのに・・・」
侑斗「そんな事かよ・・・」
P「何言ってんだ、桜井。結構、大事な事だぞ・・・」
デネブ「開けられる・・・!」
『ぱんぱかぱーん!』ガララッ
P「来たな・・・!」
麗花「こんな所に電車が停まってるなんて・・・」
アリア「ブルトー・・・!」
麗花「久しぶりだね、アリアちゃんにリリスちゃんにマキアちゃん・・・!」
リリス「相変わらず、無茶苦茶してるのね・・・」
麗花「この『世界』では『それ』が許されるからね・・・」
マキア「許される・・・?」
P「なるほど、『ブルトー』あっての『超ビーチバレー』か・・・」
麗花「ご明察!」
鏡舞「そういえば、超ビーチバレーって何よ・・・?」
P「出来れば、食いついて欲しくなかったなぁ・・・」
麗花「色々、困りますもんね。P先生・・・!」
P「えっ・・・!?」
麗花「貴女の『お母様』から聞いてはいますよ、うふふっ・・・♪」
侑斗「まずいぞ、このままじゃ・・・」
麗花「『人払いの類』は張り直しても大丈夫ですよ・・・」
デネブ「何が目的かな・・・?」
麗花「私たちの遊び相手になってくれるかな・・・?」
P「(まずいな。今回だけは『海理音高校』の面々と会わないようにはしたかったけど・・・」
・・・
(海理音高校、超ビーチバレー部練習場)
海美「・・・!」
紗代子「どうしたの、海美・・・?」
海美「何でも無いよ。気のせいかな・・・?」
超BVP「このメニューを『考えた奴(※)』は相変わらず決まってるな・・・(名前は便宜上。(※)はPの事」
ジュリア「(アンタに近い人間だけどな・・・」
933 : レジェンド変態   2020/04/29 10:28:29 ID:NNceoVsByM
>>932
アリア「正直に言うとお前に会うのは想定外だったんだが・・・」
麗花「えぇ~そうなの~いけずだね・・・♪」
鏡舞「そうよね・・・当初はマキア神だけの予定だし・・・」
デネブ「リリス神が勝手に着いて来たからね・・・」
リリス「何よ・・・私だってナイアの馬鹿には迷惑してんのよ・・・」
侑斗「・・・」
鏡果穂「桜井さんどうしたんですか・・・?」
侑斗「・・・ゼロライナーを攻撃したのは誰なのか気になってな・・・」
P「ナイアじゃないのか・・・?」
麗花「それは無いんじゃないかなぁ~」
P「何・・・?」
麗花「ナイアちゃんは性格は最悪だけど~」
ブルトゥーム&麗花『『自分の手を汚す』事はしない・・・やるからには誰かを利用して行動をする・・・』
・・・
ハスター「やれやれ・・・怠け者のブルトーの世界に降りたみたいね・・・」
ハスター「好都合ね・・・この世界にはボクのモデルは居ないし・・・」
仮面と黄衣の衣を脱ぎ素顔を出す音葉
ハスター「・・・一応コンタクトレンズしとこ・・・」
ハスター「両目が揃うと少し規模の強い幻術が発動するから・・・」プルプル
・・・
ハスターの眼は所謂万華鏡写輪眼や輪廻眼みたいな物の激ヤバレベルの効果がある
その中でトップクラス危険な幻術は究極幻術「アリス・イン・ワンダーランド」
効果は早い話「グレンラガン」の「多元宇宙迷宮」と同じ効果
934 : 3流プロデューサー   2020/04/29 14:42:43 ID:K2fButam7I
>>933
P「まぁ、ナイアがそういう奴なのはよく知ってるよ・・・」
麗花「そうですかー」
P「(コイツ、母さんじゃねぇよな・・・」
・・・
麗花「くしゅん!」ガタタッ
莉緒「もう、かーさん。くしゃみはいいけど、押さえなさいよ!」
麗花「えへへ、ごめんねー」
歌織「棚が揺れた・・・」
真美「おばーちゃん、すげー・・・」
亜美「おかーさんもすげー(揺れてた)・・・」
・・・
P「で、何にしに来たんや・・・?」
麗花「まぁ、ここは敷地の外だけど・・・(ネメシス高校の方を指さす音葉」
鏡舞「まぁ、何かあれば見に来るわよね・・・」
侑斗「だが、しかし・・・」
デネブ「スパイクだけでPくんの『人払い』を破壊するとは・・・」
麗花「結構、簡単に壊せましたよー」
P「それは堪えるな・・・」
アリア「打ち解けてる・・・」
リリス「あれがブルトー・・・」
マキア「それでいて、あのオーラ・・・」
鏡果穂「(お腹空きましたね・・・」
935 : プロちゃん   2020/04/29 15:09:13 ID:NNceoVsByM
>>934
恵美「それで話って何・・・?」
千鶴「未来が真剣な表情でどうしましたの・・・?」
伊織「何か合った訳・・・?」
琴葉「もしかしてこの前のストーカーが・・・」
紬「それは大変やいね!?警察を・・・!!」
未来「違うよ~話って言うのは・・・」
クロ「言うのかまさか・・・」
エレナ(偶然遊びに来てた)「どしたのクロ~顔が真っ青だヨ~?」
未来「私、救世主になる!!」
恵美「へぇ~救世主ねぇ~」
千鶴「そう言うのも有るんですのね・・・」
伊織「現実逃避するんじゃないわよ・・・」
琴葉「???????」状況を理解できてない音葉
紬「きゅきゅきゅ!!!!救世主・・・・!??!??!???!???!?!?」
未来「うん!世界を救う救世主!!」
クロ「(言いやがったぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁあぁぁぁあぁぁ!!!!」
エレナ「どしたの?急に顔を机に叩き付けて?顔が痛いヨ?」
936 : ぷろでゅーしゃー   2020/04/29 17:00:46 ID:cN9.mSRk7w
>>935
恵美「ねぇ、未来・・・(冷静に肩を掴む音葉」ガシッ
未来「な、何・・・?」
恵美「チェンジ・・・」
ミライ「何、ママ・・・?」
恵美「久しぶりだね、ミライちゃん・・・!」
ミライ「なっ・・・」
千鶴「そうですわね、ミライちゃん・・・」
ミライ「止めて・・・」
伊織「てか、救世主とは言っても『ミライちゃん』ありきじゃない・・・」
ミライ「それは・・・」
琴葉「でも、『戦いの記憶』は封印されていた筈じゃ・・・」
ミライ「何でかは知らないけど、目覚めたの・・・」
紬「それで変身出来るようになったとか言うんじゃ・・・」
クロ「その通りっちゃ、その通りだが・・・」
エレナ「歯切れが悪いネ・・・」
クロ「常に『適合者』として居られるのはミライと俺だけなんだ・・・」
恵美「合体はもうしないの・・・?」
ミライ「今はまだいいかなって・・・」
クロ「(今は・・・!?」ゾクッ
エレナ「クロ、大丈夫・・・?」
ミライ「むっ・・・」
クロ「(エレナに嫉妬してどうする・・・!?」
ミライ「未来が『戦闘術者』として目覚め直さない限りは大丈夫だけど・・・」
恵美「そっかぁ・・・」
クロ「(恵美さん・・・?」
937 : P殿   2020/04/29 18:31:40 ID:NwHCDr9QR.
>>936
クロ「そう言えば・・・小宮はアナザージオウをどうしたんだろうか・・・」
未来「えっ?そう言えば聞いてなかった・・・」
伊織「大丈夫じゃないの・・・?あんなのでもアイツの弟子で下手すると将来はアイツを遥かに上回る怪物に育つポテンシャル持ってるんだし・・・」
クロ「だがアナザーライダーはライダーでなければ撃破できないんだぞ・・・?」
伊織「なら・・・そう言う事でしょうね・・・」
クロ「そう言う事なのか・・・つまり・・・」
・・・
飛鳥「やはり君が原因だったか・・・」
海東「正直に言うと上手く行くとは思ってたが一時的な物なのは計算外だったよ・・・」
のあ「やはり此処は記憶を解除して貰うしか無いわね・・・」
蘭子「されど異世界・・・特異点を観付けるのは至難の業なり・・・(でも平行世界・・・見つけ出すのは難しいんじゃ)」
飛鳥「その前にまずはこの現状を破棄する・・・」投げ渡す音葉
海東「へぇ~ライドウォッチだね・・・」
のあ「未来と接触し話したライダーのライドウォッチが生成されたのね・・・」
蘭子「だがこれでどうするのだ片翼よ・・・?」
飛鳥「不完全版のゲイツマジェスティライドウォッチを完全な物にする・・・残りの2号ライダーと接触させ・・・」









『未来の覚悟を確固とした物にし黒幕を倒す・・・!!』
938 : 監督   2020/04/29 20:54:51 ID:cN9.mSRk7w
>>937
(未来の自室)
未来「でも、白の飛鳥さんが言ってた事は本当なのかな・・・?」
クロ「こればかりは何とも言えんが・・・」
ミライ「何でかは分からないけど・・・」
クロ「まぁ、白飛鳥が胡散臭いてのもあるが・・・」
・・・
のあ「向こうも先手を打ってきたわ・・・」
海東「一連の騒ぎの首謀者が僕とはね・・・」
飛鳥「いいのかい、好きに言わせて・・・」
海東「このままじゃ、いけないよね・・・」
飛鳥「あぁ・・・」
・・・
(超ビーチバレーの世界)
海美「まさか、ネメシス高校と練習試合だなんて・・・」
紗代子「確か、P先生の・・・」
超BVP「従姉妹が超ビーチバレー部なんだ・・・」
ジュリア「でも、こんな山ん中で『超ビーチバレー』とはね・・・」
未来「楽しみですねー」
茜「ふっふっふー、茜ちゃんに任せなさーい!」
・・・
(ゼロライナー車内)
P「マジか・・・(スマホ映像を見て、驚く音葉」
鏡舞「どうしたの、ダーリン?」
鏡果穂「何か不都合でもあるんですか・・・?」
P「俺は既に2回訪れているからな・・・」
侑斗「下手に出くわしたく無いと・・・」
デネブ「幸い『ここ』は『敷地外』で修理も間もなく終わる。安心してくれても・・・」
P「だと、いいんですが・・・」
続く
939 : Pサマ   2020/04/29 20:57:07 ID:cN9.mSRk7w
>>938
(愛増学園、超VB練習場)
海美「そぉれっ!(ボールをトスする音葉」ポーン
詩花「えいっ!(スパイクを決める音葉」スパァーン
ジュリア「はぁっ!(レシーブを上げる音葉」バシーン
奈緒「任しとき!(スパイクを放つ音葉」スパァーン
海美「よしっ!」
(レシーブの体制に入ろうとしたその時)
海美「えっ・・・(足を滑らせてしまう音葉」ツルッ
バチコーン
海美「あぐっ・・・(スパイクを顔面から諸に受けてしまう音葉」
奈緒「海美ぃ!(急いで駆け寄る音葉」
海美「きゅー・・・(気絶してしまう音葉」
・・・
(ネメシス高校正門前)
超BVP「よし、着いたぞ・・・」
ジュリア「ここがネメシス高校・・・」
未来「楽しみだね、練習試合!」
超BVP「あの北上先生が居るのは不安材料だがな・・・」
海美「はっ・・・!」パチクリ
紗代子「もう、着いたよ。海美・・・」
海美「あれ、さよちん先輩・・・?」ポヤーッ
紗代子「いや、私達『双子の姉妹』だから・・・」
海美「あれ、私・・・」









『体育館に居たはず・・・?』
940 : P殿   2020/04/29 21:23:33 ID:NwHCDr9QR.
>>939
鏡舞「何はともあれ・・・これ如何やって直すの・・・?」
P「未来的な機械だからな・・・」
アリア「私は無理だ・・・純粋な化学はてんやわんやだ・・・」
リリス「知ってるでしょ?私の世界の技術力はアンタの世界とどっこいどっこいよ・・・」
マキア「俺に期待すんなよ~」寛いでいる音葉
デネブ「う~ん・・・」
侑斗「どうだデネブ・・・」
デネブ「あらら主要器官が破損しちゃってる・・・部品在庫が合ったかな・・?」
侑斗「本当か探してみる・・・」部屋を出る音葉
P「内部どうなってるんだ・・・?」
鏡舞「ちょっと気になるわね・・・」
鏡果穂「未知なる探求には興味が尽きませんからね・・・」
三人「・・・ん・・・?」
P「内部構造がアレだな・・・」
鏡舞「アレね・・・」
鏡果穂「そうですね・・・」
P「時計みたいだな・・・」
・・・
ハスター「・・・見つけた」山の麓から見る音葉
ハスター「ブルトーまで居るか・・・チッ・・・面倒な・・・」
941 : 我が下僕   2020/04/29 23:24:12 ID:cN9.mSRk7w
>>940
(ゼロライナーの修理中)
P「この山、近くに清流が流れてるのか・・・」
侑斗「水が足りなくなりそうなら、そこから拝借するのも手だな・・・」
鏡舞「やるなら、夜中の方がいいわね。昼間だと目立つわ・・・」
デネブ「水は貴重だからな。こんな言い方は不躾かもしれんが、入浴や料理、排泄の処理など多岐に渡る・・・」
鏡果穂「P先生、大変ですよ・・・(Pコウモリの映像を見ながら」
P「どしたん・・・?」
鏡果穂「海理音高校の方々が来てます・・・」
P「北上のアマぁ・・・」
・・・
海美「室内で『超ビーチバレー』・・・!?」
紗代子「凄い・・・」
ジュリア「山の中だから、少しなめてたが・・・」
超BVP「これは引き締めた方がいいな・・・」
未来「これが全国制覇の秘訣・・・!」
茜「白陵とはベクトルが違うね・・・」
恵美「げっ、あのシルエットは・・・」
(もの凄く、手をぶんぶん振っている麗花の姿)
海美「ん・・・」









『何で、P先生の気配が・・・?(Pコウモリが潜んでいる辺りをじっと見つめている音葉』
942 : Pくん   2020/04/30 07:00:32 ID:GDiKhEcLzQ
>>941
千早「やはりきな臭いわね・・・」
昴「何がだよ・・・?」
千早「最近の『怪人』の出現が明らかにおかしいのよ・・・」
ひなた「それって何か条件があるんかい・・・?」
千早「ええ・・・その条件は・・・」
昴「えっ?」
ひなた「そうなのかい・・・?」
・・・
咲耶「私の所感だが・・・」
283P「どうしたんだ咲耶・・・?」
真乃「何か合ったんですか・・・?」
咲耶「『怪人』の出現条件だよ・・・」
灯織「何か有るんですか・・・?」
めぐる「どう言う事なの・・・?」
咲耶「あぁ・・・その条件だが・・・」
・・・
『未来の居る所に必ず出現している・・・』
943 : プロデューサーくん   2020/04/30 07:22:48 ID:OWRA4WQcdk
>>942
(所家、Pの仕事部屋※人払いで防音をしている)
クロ「それは一理ある・・・」
千早『それが私の出した結論なのだけど・・・』
クロ「実は白瀬からも『同じ事』を言われた・・・」
千早『そうだったの・・・』
クロ「未来の居るところに現れるのは、あながち間違いじゃない。ただ・・・」
千早『ただ・・・?』
クロ「それだけを『特定』の条件と呼ぶのは、些か弱い気がしてな・・・」
千早『というと・・・』
クロ「白の飛鳥は『海東大樹』の存在を示唆している。だとすれば・・・」
千早『未来、白の飛鳥、海東大樹・・・』
クロ「その3人が繋がるはずだ・・・!」
・・・
P「早く行ってくれ、海美・・・」
鏡舞「何を焦っているのかしら・・・」
鏡果穂「まさか、P先生・・・」
P「疚しい事は無い。決してだ・・・」
デネブ「ただ、嗅覚は鋭いみたいだね・・・」
侑斗「気を付けた方がよさそうだな・・・」
P「あぁ・・・」
・・・
海美「はぁはぁ・・・」
紗代子「どうしたの、海美・・・?」
恵美「今日は何かおかしいね・・・?」
海美「大丈夫、すぐアジャストするから・・・」
ジュリア「何か、その動き・・・」
超BVP「『超VB』まんまだな・・・」
海美「何でだろうね・・・」
・・・
(夜、ゼロライナー車外※人払い済み)
P「よりによって、GWの合宿込みの練習試合なんてな・・・」
麗花『伝え忘れてた、ごめんね・・・』
P「いや、それは仕方ないんだろうけど・・・」
944 : ダーリン   2020/04/30 12:20:05 ID:cQgBoLgB9o
>>943
千早『私はもう少し漁って見るわ・・・その伝導者モドキの白飛鳥って奴をね・・・』
クロ「あぁ、だけど無茶はするなよ・・・」
千早『分かってるわ・・・』
クロ「まだ息子は小さいんだから・・・」
千早『そうね♪』
ブツン・・・ツーツー
クロ「(俺の所感だが・・・白飛鳥は確実に黒だ・・・白だけど・・・」
クロ「(今思えば奴が姿を見せてから立て続けにカッシーンやアナザーライダー、怪人が現れた・・・」
・・・
千早「そう言うわけで街中の監視カメラの映像を漁るから許可を頂戴・・・!!」
千夜『いきなりですね・・・まあそう言うと思いましたよ』
ちとせ『事前で此方で編集してるわよ♪』
千早「そうなの・・・?助かるわ・・・」
千夜『メールで送る・・・送信する・・・』
ピリン♪
千早「来たわね・・・ってGBって容量食べ過ぎでしょ!?」
ちとせ『ごめ~ん~♪』
945 : プロデューサークン   2020/04/30 13:53:38 ID:OWRA4WQcdk
>>944
千早「(さて、どこから調べましょうか・・・」
『余計な真似は控えて欲しいな・・・』
千早「来ると思ったわ・・・」
白飛鳥「へぇ、予想してたんだ・・・(認識変換を司る仮面をしている音葉」
千早「どれだけ、探られたくないのか・・・」
白飛鳥「ボクの計画を邪魔はさせない・・・」
千早「それはこっちも同じよ・・・」
白飛鳥「どうするつもりだい・・・?」
千早「出てってもらえれば、ありがたいのだけれど・・・」
白飛鳥「生憎、そういう訳にもいかないと言ったら・・・?」
千早「なら・・・」パチン
ODP「ようやく出番か・・・」
白飛鳥「オートデューサーか・・・」
ODP「早く終わらせたいものだ・・・」
・・・
(ネメシス高校、宿直室前)
海美「・・・(校門付近へ向かう音葉」
麗花「・・・(窓の外から海美を見つめる音葉」ジーッ
海美「(確か、気配はあの方向からあったはず・・・※校門辺りを見回す音葉」
海美「(気配を辿った先にP先生が居るはず・・・!」
麗花「(どこまで、泳がせようかなぁ・・・」
海美「(何か居る・・・!」
麗花「(海美ちゃんから、P先生と同じ『ニオイ』を感じるなぁ・・・」
海美「(追い付かれると厄介だな・・・」
麗花「(さぁ、我慢くらべだね・・・」
海美「(捕まるか・・・」
麗花「(捕まえられるか・・・」
・・・
(ゼロライナー車内)
P「くかー・・・」
(Pコウモリも完全にしまっている音葉)
946 : あなた様   2020/04/30 18:21:00 ID:GDiKhEcLzQ
>>945
白飛鳥「そうかい・・・なら直ぐに終わらせてやるよ・・・」
ODP「お前の敗北でだがな・・・」シグナルバイク!!
千早「頼むわよ・・・コイツの正体を暴いて・・・!!」
ODP「任せろ・・・変身!!」シグナルバイク!ライダー!チェイサー!!
白飛鳥「楽しませてくれるよ・・・」
千早「アレは・・・?」
ODP「むっ・・・」
白飛鳥「自分の選択が間違ったと思い・・・そして消えろ!!」ライドウォッチを飲み込む音葉
アナザーディエンド「ハハハ・・・ハーッハハハハ!!!」
千早「飲み込んだ・・・!?」
ODP「来るぞ・・・!!」
アナザーディエンド「さぁ・・・楽しもうか!!」
スミロドンドーパント「シャァアアア・・・」
ゴ・バベル・ダ「ヌゥウウウ・・・」
フリーズロイミュード「ふぅううう・・・」
デェムシュ「ムゥアアアア!!」
ODP「四体の怪人を召喚した・・・」
千早「コイツいったい何者・・・!?」
947 : 5流プロデューサー   2020/04/30 19:07:34 ID:npkG0hp62Q
>>946
ODP「この広いとは言えない空間でこれだけの怪人は・・・」
アナザーディエンド「さぁ、どうする・・・!」
千早「まずいわね・・・」
スミロドン「あぐっ・・・!?」
デェムシュ「ヌクムル・・・!?」
(突如として2体の怪人が苦しそうな声を上げる音葉)
ODP「なんだ・・・!?」
アナザーディエンド「おかしいな、キミは呼んでないはずだぞ・・・」
『アークオルフェノク・・・』
アーク「・・・」
・・・
(超ビーチバレーの世界、ネメシス高校近くの山中)
海美「(『ここ(ゼロライナーの近く』でP先生の気配が途切れてる・・・」
麗花「(そろそろ、まずいかなぁ・・・」
海美「(という事は『人払い』を使ってる・・・」
麗花「(色々、やられるのも厄介だし。捕まえて、記憶を・・・」
海美「(なら、『アレ』を試す時がきた・・・!」
麗花「(何かをやろうとしてる・・・」
海美「(P先生に色々と負担を強いてた。多分、これからも・・・※マントを顕現させる音葉」バサッ
麗花(ブルトー)「(なるほど、『高坂海美』という人間が『混線』してるのか・・・※距離を詰めようとする音葉」
海美「(なら、私に出来ること。それは・・・」
麗花「(『それ』が『貴女の答え』ね、海美ちゃん・・・」
海美「(『シャドウ・デレポーション』・・・!※月明かりに照らされた自らの影に沈む音葉」
・・・
(ゼロライナー車内。外の月明かりがPに影をもたらしていた)
海美「(よしっ、成功・・・!」
P「くかー・・・」
海美「(周りには誰も居ない・・・?」
鏡舞「ステイ・・・!」
海美「誰っ・・・!?」
鏡舞「私のダーリンに何の用かしら・・・?」
海美「へぇー、また『奥さん』増やしたんだ・・・?」ハイライトオフ
948 : 番長さん   2020/04/30 19:46:36 ID:GDiKhEcLzQ
>>947
Aディエンド「そもそも『君』は『原点』かい・・・?それとも・・・」
アーク「・・・」
Aディエンド「答えたくないか・・・」
フリーズロイミュード「どうする積りだ・・・?」
ゴ・バベル・ダ「ジャラゾグスボバサヅヅグ!!」
千早「もしかして・・・」
ODP「味方なのか・・・そうなのか・・・分からんな・・・」
・・・
アリア「・・・風邪が騒がしいな・・・」
リリス「でもこの風少し泣いてるわね・・・」
マキア「おい!あそこのコンビニでポテト半額だってよ!!」
リリス「フン!!」ゲシッ
マキア「おぼふっ!?」
侑斗「何してるんだお前ら・・・」
デネブ「暇なんだろうね・・・」
・・・
ハスター「・・・」
ハスター「使えるな・・・人払いが厄介だな・・・」
ハスター「その時は・・・ボクの瞳術を使ってね・・・」コンタクトレンズを外す音葉
949 : P殿   2020/04/30 22:42:38 ID:npkG0hp62Q
>>948
アーク「(今はお前たちに協力しよう・・・※念話」
ODP「(何・・・!?※念話」
アーク「(話はその後だ・・・!※念話」
ODP「そうだな、まずは『ここ』から出ていってもらうぞ・・・!」アナザーディエンド「参ったね、そういう訳にもいかないんだよね・・・」
・・・
鏡舞「それにしても、よく考えたわね・・・」
海美「何でかは自分でも分からないとこがあるんだよね・・・」
鏡舞「(よく見ると、『一人』の人間の中に『二人』の魂・・・」
海美「何だろうな、これ・・・」ウーン
鏡舞「(このままていうのは良くないわよね・・・」
P「んあ・・・」パチクリ
海美「あ、起きちゃった・・・」
鏡舞「なら、寝かせるしか・・・(懐に入って気絶させようとする音葉」
ガシッ
鏡舞「え・・・?」
P「何してんだよ、マイ・・・?」ギロッ
鏡舞「あの、これは、その・・・」
P「疲れが取れん・・・」ボーッ
海美「(この隙に・・・※影に入り込もうとする音葉」
ガシッ
海美「しまった・・・」
P「二人とも、話は朝聞くから大人しくしてろ・・・」
鏡舞「分かった・・・」
海美「はい・・・」
(そのまま、大人しく寝た)
950 : P様   2020/05/01 06:49:08 ID:3FRpkS5FmE
>>949
翌日
千早「ぬかったわ・・・」
ODP「あぁ・・・」
千早「奴の目的はデータの入ったPCの破壊が目的だったとは・・・」
ODP「召喚した怪人を利用しての遠距離攻撃で破壊しそのまま撤収・・・」
千早「敵を囮にして自分はそのまま逃げおおすとはね・・・」
ODP「バックアップはあるのか・・・?」
千早「残念だけどそう言う作業をする前に奴が現れたのよ・・・」
ODP「だが分かった事は相手はディエンドだと言う事だ・・・」
千早「ただ気になったのはあのディエンドは・・・」
ODP「歪んでいる存在だったな・・・」
・・・
未来「と言う訳で救世主になるにはどうしたらいいですか?」
卯月「いきなりですね・・・」
静香「すみません先輩・・・この子は一度言い出すとこうなんです・・・」
凛「そもそも何で急に救世主になるなんて言い出したの・・・」
未央「漫画の影響とか受けたのかな・・・?」
翼「何か白コーデの怪しい人から救世主になるって言われたんですよ~」
卯月「怪しくないですかそれ・・・?」
凛「怪しい過ぎだよソレ・・・」
未央「新手の宗教の勧誘にしか見えませんな・・・」
静香「そう思いますよね・・・」
951 : do変態   2020/05/01 08:33:29 ID:l35YNu1/lM
>>950
凛「というより、まずはさ・・・」
静香「何かあるんですか・・・?」
未央「まぁ、私たちが言えた義理かどうかは分からないけど・・・」
卯月「『戦いの記憶』と『戦闘術』を思い出した方がいいんじゃないかって・・・」
翼「戦いの記憶と・・・」
未来「戦闘術・・・」
凛「っていう風にP先生がタケ先生に言ってるのを聞いた事があるだけなんだけど・・・」
未来「『戦闘術』・・・」
・・・
P「マイはともかくとして・・・」
海美「あれ・・・?」
P「何で、海美が居るんだ・・・?」
鏡舞「それなんだけど・・・」
海美「P先生!」
P「何かあるのか・・・?」
鏡舞「『この娘』の中に『二人』居るような感じなのよ・・・」
P「二人・・・?」
海美「あ、そうだ。私、ネメシス高校に『合宿』に来たはずなのに、途中から記憶が無いんだよね・・・」
P「途中から記憶が無い・・・?」
海美「うん。だから、どうやって、P先生の所に来たのかも思い出せなくて・・・」
鏡舞「影づたいに現れたわよ・・・」
P「それだと、吸血鬼と同じなんじゃ・・・」
麗花「ぱんぱかぱーん!」
P「来る時は連絡寄越せと言うとろうに!」
麗花「それがですねぇ、朝から・・・」
紗代子『海美が居なくなった!』
麗花「って、大騒ぎに・・・」
P「うーみー・・・」
海美「私だって、分かんないよ!」
鏡舞「どうなってるのかしら・・・」
・・・
ちとせ「参ったわね・・・」
千早『黒埼さんのところもデータが・・・』
千夜「犯行推定時刻は・・・」
早苗「千早ちゃん達が襲われてから、ってところね・・・」
照井「くそっ・・・」
952 : 監督   2020/05/01 12:28:35 ID:HWwld5v6g.
>>951
凛「記憶を取り戻す事は何よりも最優先だから・・・」
未来「フムフム確かに一理ありますね!」
静香「全く貴方は単純なのか馬鹿なのか・・・」
未央「どっちも同じだねそれ!?」
未来「しかし、どうやって思い出すか・・・むむむっ・・・」
卯月「無理に考えなくても」
グゥー
翼「何の音?」
未来「でへへ~考え事してたらお腹すいちゃった~」
静香「あんたは緊張感を維持できないのかしら!!」むにー
未来「ふぁぁああ!?」
卯月「プレーンシュガードーナツなら・・・」
静香「先輩は未来を甘やかさないで下さい!!」
凛「最近ドーナツにハマってるね卯月・・・」
未央「でもプレーンシュガーだけなんだね・・・」
卯月「そうなんですよ・・・」
アラクネ「見つけたぞ救世主・・・」
凛「アイツは・・・!?」
翼「何あれ・・・!?」
静香「また怪人・・・!?」
アラクネ「死ねぇええええ!!」
仁藤「ほいっと!!」ゲシッ
アラクネ「むがぁ!?」転がる音葉
仁藤「女の子にちょっかい掛けるのは悪い男のする事だぜ?」
卯月「貴方は仁藤さん!?」
未央「えっ?旅に出たんじゃ・・・」
仁藤「みなまで言うな、事情が合ってな♪さぁランチタイムだ!」ドライバーON!セットオープン!L・I・O・N・ライオン!
953 : do変態   2020/05/01 15:54:39 ID:Mf51TmA.Ew
>>952
(ネメシス高校正門前)
麗花「みんなー、海美ちゃん発見しましたよー!」
海美「みんな、ごめんね・・・」
紗代子「良かった・・・」
恵美「もう、心配したんだよ!」
ジュリア「昨日から、様子おかしかったもんな・・・」
茜「そうだね、動きからして違ったり・・・」
海美「そう言われると、身体の調子がおかしいんだよね・・・」
未来「麗花先生、その人は・・・?」
「(なんだか見知らぬ金髪のお兄さんがそこには居る音葉)」
麗花「この人は・・・」
海美「って、別人になってる!?」
超BVP「別人・・・?」
紗代子「もしかして・・・」
ジュリア「ん、サヨ・・・?」
紗代子「『それ』、外してくれませんか・・・?(こめかみの辺りを指さしながら」
金髪男「はてさて、何の事やら・・・」
紗代子「この『世界』で海美を何の抵抗も無しに預かれるのって、限られているんですよ・・・」
恵美「あ、もしかして・・・!」
超BVP「待って、俺だけついていけてない・・・?」
ジュリア「ついていけたら、奇跡だよ・・・」
未来「私も分からない・・・」
P「しゃーない・・・(認識変換メガネを外す音葉」
恵美「やっぱり・・・」
海美「というか、何で変装したの・・・?」
紗代子「お久しぶりですね・・・」








『P先生・・・!』
954 : あなた様   2020/05/01 18:02:50 ID:bpuZkpPvZQ
>>953
凛「二人共あの人知り合い・・・?」
卯月「そうですね・・・何にでもマヨネーズをかける変な人ですね・・・」
未央「悪い人じゃないんだけどこだわりがねぇ・・・」
静香「あの人もライダーなの・・・?」
翼「ライオンみたいだ・・・」
仁藤「おうよ!俺は仮面ライダービースト!覚えて置けよ!オラよっと!!」
未来「仮面ライダービースト・・・」
ドッカンバグスター「ウィーン・・・ウィーン・・・」
凛「また何か出て来た・・・!!」
飛彩「下がっているんだ・・・バグスターの相手は俺がやる・・・」
卯月「飛彩先生・・・?何で此処に・・・?」
未来「手に持ってる袋・・・ドーナツだ・・・」
未央「スイーツ買いに来てたんかい!!」
飛彩「偶然の出来事だ・・・術式レベル2・・・変身!」タドルメグル!タドルメグル!タドルクエスト!
静香「先生もライダー・・・!?」
翼「何がにやら分らないよ・・・!?」
飛彩「あまり動くな・・・巻き込まれるからな!!」
ドッカンバグスター「ウィーン・・・」
噴水の水鏡に映るミラーモンスター・ゲルニュート
ゲルニュート「ゲゲゲッ!!」飛び出る音葉
未来「わっ!?」
静香「今度は何・・・!?」
アドベント・・・
ダークウィング「キィー!!」翼で弾く音葉
ゲルニュート「グギャ!?」
蓮「そこで大人しくしてろ・・・」
未央「誰・・・!?」
凛「何が何やら・・・」
955 : レジェンド変態   2020/05/01 18:32:55 ID:Mf51TmA.Ew
>>954
超BVP「アンタか。夏に『帝女』倒して、メニューまぁまぁキツくしたのは・・・!」
P「だって、『帝女』倒さんと俺だってアカンかったもん・・・」
超BVP「いや、それはね、聞けば分かるけどさ・・・」
P「まぁ、それは置いとこうや。今は海美だ・・・」
超BVP「海美に何か・・・?」
P「何かはあったんだろうけど・・・」
紗代子「様子が急におかしくなったような・・・」
P「いつから・・・?」
恵美「ネメシス高校に行く途中で寝てたよね・・・」
未来「起きてからだよね、少し様子が変わったような・・・」
ジュリア「動きも何か『超VB』ぽかったよな・・・」
超BVP「そうだな。何でだろうとは思ってたが・・・」
P「考えられるとすれば・・・」
紗代子「うん・・・」ゴクッ
海美「・・・?」
P「『海美の意識』に『俺たちの世界』の『海美の意識』が入り込んだ・・・」
麗花「何でだろうね・・・」
真「何でだろうか・・・」
歌織「不思議ですね・・・」
エレナ「そうだネー・・・」
紬「もう、なんなん・・・」
P「いつの間に・・・!?」
海美「私の中に『別の私』・・・?」
P「何かあったなら、聞きたいが。いつ、切り替えになるのか・・・」
恵美「寝て、起きる・・・」
P「その、タイミングか・・・」
紗代子「そうですね・・・」
超BVP「練習しないのか・・・?」
956 : プロデューサー   2020/05/01 19:30:50 ID:bpuZkpPvZQ
>>954
白飛鳥「どう言う事だ・・・何故こうも邪魔が入るんだ・・・」
・・・
仁藤「おわっと!?流石にキツイな・・・なら」ハイパー!ハィハィハイパー!!
アラクネ「邪魔をするな・・・!!」
仁藤「悪いけど・・・そりゃ出来ねぇな!」バンバンバン!!
アラクネ「ぬぐぅああ!!」
仁藤「何かお前・・・前より弱くねぇか・・・?」
アラクネ「黙れ!!」
仁藤「再生怪人って奴か・・・あばよ!!」ハイパー!マグナムストライク!!
アラクネ「ぐわああああ!!」ドゴーン!!
・・・
未来「倒した・・・」
静香「飛彩先生の方も終わったみたい・・・」
翼「頭がこんがらがったよ・・・」
飛彩「大丈夫そうだな・・・足の調子はどうなってる・・・?」
未来「あっ・・・リハビリも進んで大分マシになってます!!」
飛彩「なら問題ないな・・・」
静香「そう言えば聞いて下さい飛彩先生!!」
飛彩「どうした最上・・・」
静香「未来ったら救世主になるってバカ丸出しの事言い出したんですよ!!」
未来「静香ちゃん酷い・・・!?」
静香「事実を言ったまでよこのお馬鹿!!」
飛彩「救世主か・・・俺の知っている奴は神になると言った奴が居たな・・・」
翼「未来と同レベルの人居たんだ~」
飛彩「最悪な事に実際になったがな・・・」
静香「世の中どうなってるんですか!!」
飛彩「ただアドバイスになるか分からんが・・・なるのなら自分だけ力ではなく仲間と共に信じあって進む事だな・・・そうすればお前は間違わない・・・」
957 : 我が下僕   2020/05/02 05:53:32 ID:UMi0hBtszo
>>956
未来「仲間・・・」ドクン…
(脳裏にうっすらと浮かぶ『戦いの日々』・・・)
静香「未来・・・?」
翼「ねぇ、静香ちゃん・・・」
・・・
P「『ここ』はこうなんだって・・・」
超BVP「あー、なるほど・・・」
ジュリア「驚くほど、ウマが会ってるのな・・・」
紗代子「多分だけど、二人とも『超BV』の選手だからだと思う・・・」
海美「えいっ!」
恵美「海美も動きが戻ってきたね・・・」
ジュリア「寝て、起きたら『人格』が変わるのもまたおかしな話だが・・・」
未来「そーれっ!」
茜「よーし、ここは茜ちゃんに任せるんだ!」
P「流石だな、茜は・・・」
超BVP「白陵は希望すれば寮に入ることも出来たんだがなぁ・・・」
P「本人に思うところがあったのか、って・・・」
超BVP「ん、どうした・・・?」
P「俺は何でのんびりしてるんだよ・・・」
麗花「それは仕方ないんじゃないですか・・・?」
P「それはそうだが・・・」
・・・
侑斗「案外、面倒な作りだな・・・」
デネブ「Pくんは大丈夫だろうか・・・」
鏡舞「多分、平気でしょ・・・」
鏡果穂「どんな構造なんですか、『電車』の筈なのに・・・」
侑斗「さぁな・・・」
958 : プロデューサーちゃん   2020/05/02 11:33:58 ID:t8ClH6xjuQ
>>957
蓮(ナイトの格好のまま)「お節介かもしれんが俺からも言わせて貰う・・・」
卯月「貴方は変身とかないんですね・・・」
未央「何かあるのかな・・・?」
蓮「言えん理由だ・・・仲間は大切にするんだな・・・でないと失った時に初めて気付く事になる・・・そいつがどれだけ自分を心配していたか・・・」
・・・
『俺は絶対に死ねない!一つでも命を奪ったらお前はもう後戻り出来なくなる!!』
『蓮・・・お前は少しでも長く・・・生きろ・・・』
・・・
蓮「俺の知ってる奴は馬鹿で単純なお人好し男だった・・・だが誰よりも優しい男だ・・・」
凛「そんな人が居るんだね今時・・・」
静香「失ってから初めて気付く・・・」
未来「・・・」
仁藤「おうおう!救世主になるって聞いたぞ!」
卯月「仁藤さんからアドバイスはありませんね・・・」キッパリ
未央「だね♪」
仁藤「ひでぇなお前ら・・・・!!」
卯月「どうせマヨネーズで例えるんでしょ・・・」
未央「見え見えなんだよ・・・」
凛「ある意味信頼出来る程の事なんだね・・・」
959 : 箱デューサー   2020/05/02 21:32:13 ID:F88cTKdiHM
>>958
(ネメシス高校、校庭)
超BVP「ドライバー、ある・・・?」
侑斗「あぁ・・・」
鏡舞「手慣れてるわね・・・」
P「機械いじりが好きなんだろうな・・・」
アリア「練習はいいのかな・・・?」
P「そこは練習メニューがあるからな・・・」
リリス「お昼まだー・・・?」
マキア「さっき、朝飯食ったばっかだろうに・・・」
P「よくよく考えれば、アイツの部屋。時計だらけだったな・・・」
歌織「元々、好きなんですよ。そういう類いのモノが・・・」
紬「だから、誕生日には手作り出来る時計やオルゴールを上げてるんです・・・」
P「ディアゴスティ○ニとか集めてそうだな・・・」
鏡果穂「そんでもって、溜まるまで作らなさそうなタイプですね・・・」
デネブ「それよりも校庭の真ん中に停めてて大丈夫なものか・・・」
麗花「大丈夫ですよ、『GW』は私たちしか居ませんから!」
P「てか、砂浜のある体育館は見に行きたいな・・・」
鏡舞「じゃあ、行ってきたら・・・?」
鏡果穂「アタシは寝ます・・・」
鏡舞「珍しいわね・・・」
鏡果穂「ようやく、体調が戻ってきたので・・・(無事な方の車内へと歩みを進める音葉」
マキア「んじゃ、オレも・・・」
鏡果穂「逃げませんよ・・・」
マキア「念のためだ。まぁ、オレが壊したようなもんだしな・・・」








『お前の左手の平行世界を行き来する為の装置を・・・』
960 : Pチャン   2020/05/02 22:46:09 ID:t8ClH6xjuQ
>>959
マキア「その腕何処の平行世界で貰った・・・」
鏡果穂「正確に言えばマルチタスクアームで武器から日用品ありとあらゆるに変位する代物です・・・」
マキア「あぁ・・・だから聞いてるんだよそんな代物作れる平行世界は俺が知る限り一つしかねぇからよ・・・お前・・・」
鏡果穂「・・・」
マキア「あの番外平行世界に行ったな・・・?」
鏡果穂「えぇ・・・神が人を支配し機械に管理された世界・・・」
マキア「チッ・・・ヤッパリ行きやがったか・・・あのユートピアの形をしたディストピアに行ったのかよ・・・」
鏡果穂「はい・・・恐ろしい世界でした・・・」
マキア「だろうな・・・明日も変わらない今日と変わらない日常しかない世界・・・先の無い夢も希望もない徹底的な管理世界・・・神様が居なきゃなのも出来ねぇ世界だったろ・・・?」
鏡果穂「幸せそうなのにとても薄い世界でした・・・」
マキア「それでレジスタンスにでも加勢したか・・・?」
鏡果穂「彼らは昨日とは違う明日を目指してました・・・ですが・・・」
マキア「その世界の管理者の血族の『一柱』にやられたか・・・」
鏡果穂「はい・・・機械神の『雷霆』に・・・そして知りました・・・世界は広いと」
マキア「よく生きてたな・・・?あの雷霆を喰らったら生身の奴は文字通り死ぬぜ・・・?」
鏡果穂「死に賭けましたよ・・・そこをあるアンドロイドに助けられ考えの違いで敵対した機械神に運ばれもう一人の機械神に治療されました・・・」
マキア「その結果が今の腕と至る所の銀色の肌か~・・・カッカカカッ」
鏡果穂「笑い過ぎですよ・・・」
マキア「まぁいいさ・・・だが気を付けるんだな・・・街の中に妙な気配がしやがるからよ、多分だが・・・管理世界の『奴』が居るな・・・この列車を潰した奴が・・・」
961 : せんせぇ   2020/05/03 04:48:49 ID:3CoHfGloYQ
>>960
静香「何、翼・・・?」
翼「静香ちゃんは何を恐れているの・・・?」
静香「えっ・・・」
未来「(どうしたら・・・」
静香「私は別に・・・」
翼「もう、わたし達は逃れられない・・・」
未来「(どうしたら、いいの・・・?」
・・・
白飛鳥「救世主の確立も楽じゃないか・・・」
・・・
P「ゼロライナーが直るのはいいとして・・・」
鏡舞「問題はまだあるわね・・・」
デネブ「高坂くんの事か・・・」
P「意識が入れ替わるという事は『俺たちの世界』で何かあった・・・」
リリス「となると・・・」
アリア「また、目覚めたら話を聞かないといけない・・・」
P「ディケイドアダプターはまだ『この世界』を掌握しきれてないからな・・・」
・・・
(翌朝)
海美「あれ・・・!?」
P「ようやく、起きたか・・・」
海美「P先生、何で!?」
P「理由あって、出てきたんだよ。今は『合宿練習』の関係者しか学校に居ないらしいから・・・」
海美「そっかぁ・・・」
P「で、海美。何があった・・・?」
海美「それなんだけど・・・」
(説明中・・・)
P「奈緒の顔面スパイク・・・」
海美「そこから先の記憶が無くて・・・」
P「しかし、意識だけが『平行世界』に飛ぶのも不思議な話だが・・・」
海美「それは多分なんだけど・・・」
P「何か分かったのか・・・」
海美「『この世界』の『高坂海美』がP先生に会いたがっていたからだと思う・・・」
P「っ・・・」
海美「それでね、P先生・・・」










『どこまでやったの?(ハイライトオフ』
P「海美、誤解だ・・・」
962 : 兄(C)   2020/05/03 11:21:37 ID:vjbnt5dOSw
>>961
飛鳥「今回回収できたライドウォッチはナイト、ビースト、ブレイブ・・・」
海東「残りはG-3、カイザ、イブキ、ガタック、イクサ、アクセル、マッハ、スペクターかの8人って所かい・・・?」
のあ「先は長いわね・・・特に予測が出来ないカイザが鬼門過ぎるわ・・・」
蘭子「素晴らしき青空の騎士と亡霊の戦士は会合出来ずか・・・(イクサとスペクターが会えなかったのは残念です・・・)」
飛鳥「奴も流石に痺れを切らす頃だと思う・・・・その間に勝負を決めないとな・・・」
海東「カイザをどうこうするのは僕がしよう・・・彼は扱いやすいからね・・・」
飛鳥「警察官の三人は合わせ易いが・・・残り三人はまるで接点がない・・・」
のあ「そこは個別にするか・・・ミライノートの力かしらね・・・」
蘭子「禁断の書の魔力か!!(ミライノートを使うんですね!!)」
海東「今は控えるべきだ・・・」
飛鳥「僕もそう思う・・・」
蘭子「何故!?」
海東「奴が僕達が組んでいると気付かれ始めている・・・事が余りにも順調すぎるからね」
飛鳥「あくまでも僕達の存在は奴に知られない様にしないといけない・・・」
のあ「そうなるとこっちも慎重に行かないとね・・・」
蘭子「うむむむ・・・如何様に救世主と会合させようか・・・(如何やって未来ちゃんと合せるべきなんだろう・・・)」
のあ「もしもの時は私は猫になるわ・・・」
飛鳥「えっ?」
海東「何?」
蘭子「えっ?(素)」
963 : Pしゃん   2020/05/03 13:56:57 ID:vjbnt5dOSw
>>962
近々ゲイツマジェスティライド編を終らせ番外平行世界編に移ろうと思います

ナイア最終決戦編はまだ先です・・・文字通りの規格外ラスボスとして練り込む積りです
964 : プロデューサークン   2020/05/03 16:43:42 ID:qw5NX2yxTs
>>962
海美「でも、どうしようか・・・」
P「ゼロライナーの修理が終われば、俺たちは『元の世界』に戻るが・・・」
鏡舞「このままにはしておけないんじゃない・・・?」
P「それはそうだが・・・」
超BVP「今日はここまでだな・・・」
侑斗「そうだな・・・」
デネブ「それじゃ、食事の用意でもしようか・・・」
・・・
(その日の夜、ネメシス高校屋上)
P「そろそろ出て来てもいいんじゃねぇの・・・?」
ハスター「へぇ、分かってたんだ・・・」
P「『殺気』には人一倍敏感なんでな・・・」
ハスター「なるほど・・・」
P「で、何が目的だ・・・」
ハスター「ナイアの邪魔はさせない・・・!」
P「それは困るんだよなぁ。『平和』を求めておいて、自らの快楽の為に怖そうとするのは・・・」
ハスター「ナイアは特別・・・」
P「いいや、それは詭弁だ。『特別』なモンはありやしない・・・」
ハスター「黙れよ、ヒトとして『ゴミクズ』の癖に・・・!」キィン
P「(何だ、あの瞳の輝き・・・!?」
・・・
未来「『戦闘術』・・・」
クロ「『ゲイツ』に変身出来る『ミライ』と同調する為には必要かもな・・・」
未来「でも、戦闘術自体が・・・」
クロ「ロスト・テクノロジーなのは確かだ・・・」
未来「うーん・・・」
クロ「だが、Pの事だ。何らかの形で残してあるはず・・・」
未来「えっ・・・」
クロ「それがあるとすれば・・・」







『県立研究都市だ・・・!』
965 : そなた   2020/05/03 17:11:42 ID:U4pP1WDmH2
>>964
ハスター「お前も他の『姉妹』と同じだ・・・何も知らないであの子を『姉さん』を『敵』として否定し排除する・・・!!」仮面の穴から殺意と憎しみの瞳が見える音葉
背景が歪みだす音葉
P「(何が起きてるんだ・・・クソッたれ頭がクラクラする・・・」
ハスター「例え周り全てが『敵』でもボクだけが『姉さん』の味方だ!!『姉さん』の『本質』と『理解されない悲しみ』を知ろうとしないゴミクズにも!『他の姉妹達』も『大元(母さん)』も全てから護る!!」
P「(クソッ・・・どうなってやがる・・・五感がおかしくなってる立つのもキツイ・・・」
P「何をした・・・」
ハスター「直ぐに分かるよ・・・ミスター更年期・・・」
P「あ!待てい!まだ更年期は来てねぇよ・・・」
ハスター「黙れ・・・お前と話すのはイライラする・・・お前のトラウマを増幅させて貰う」
・・・
アリア「ッ!!!この反応は・・・!!」
リリス「アイツが此処に居るわ!!!最悪じゃないの!!!」
マキア「やっぱりアイツか!!!相性が最悪だぞ!!」
鏡舞「誰が居るって言うのと・・・!?」
鏡果穂「まさか・・・旧管理者の血族機械絶対神『テオスユピテル』ですか・・・!?」
侑斗「いや・・・純粋な破壊の力じゃなさそうだな・・・」
アリア「私達『姉妹』で唯一ナイアに恭順してる邪神『テオスハスター』!!」
リリス「アイツはマキアの様な力馬鹿じゃ無いわ!!瞳術使いで最凶最悪の『幻術使い』!!」
マキア「もしアイツの術に嵌ったら最後だ!!人間にはアイツの幻術に罹った事を認識できないぞ!!」
966 : プロデューサー   2020/05/03 20:55:41 ID:qw5NX2yxTs
>>965
P「ぐあっ・・・」
ハスター「脆いな・・・」
P「落ち着け、恵美・・・!」
ハスター「こんな時まで、自分の伴侶か・・・!」キッ
P「かほ、止めるんだ・・・」
ハスター「『かほ』、あぁ。コイツの喪われた家族か・・・」
P「千鶴、何で居なくなるんだ・・・」
ハスター「一度は出ていった妻か・・・」
P「琴葉、どうしてしまったんだ・・・!?」
ハスター「幼なじみの一人も制御出来ないのか・・・」
P「ぐっ、ぐあぁぁぁぁぁぁ・・・!」
ハスター「そろそろかな・・・」
「はぁっ!(側頭部辺りに蹴りを入れる音葉」
ハスター「っ・・・!(既の所で回避する音葉」
「何をしてるの・・・?」
ハスター「お前は・・・!」
海美「質問に答えろ、私の『大切な人』に何をしているんだ!(マイティセーラーに吸血鬼のマントを組み合わせた『最強形態』となった音葉」
・・・
(帝花女学院、校門前)
風花「貴女は・・・?」
鏡果穂「訳あって、名は明かせません。ですが・・・」
風花「(女の子なのに、眼帯・・・?」
鏡果穂「付いてきてほしいんです。P先生がピンチだから・・・!」
風花「いいわ、私は何をすればいいの・・・?」
鏡果穂「『グラビティ』で援護をお願いします・・・!」
967 : おやぶん   2020/05/03 21:59:32 ID:rRQO.RS9uw
>>966
ハスター「面倒臭いけど・・・お前も夢の世界で壊れろ!!」
海美「フッ!!」瞬間に視界から離れる音葉
ハスター「チッ!!左目の死角に回ったか・・・!!」
海美「ハァアアア!!」鋭い蹴りを腹部に打ち込む音葉
ハスター「ぐぅ!?(何だコイツの蹴り・・・!?」メキメキ
海美「でりゃああああ!!!」バキーン!!
ハスター「ガァハッ!!(仮面が外れる音葉」フェンスに激突する音葉
海美「お前はナイアの仲間か!!私の『大切な人』に何をした!!」
ハスター「グフッ・・・そいつにはボクの術が罹ってる・・・」震えながら指を差す音葉
海美「解け・・・」
ハスター「嫌だね・・・そいつは・・・ナイアの事を理解もせずただの『敵』としか・・・認識してない・・・そんな奴壊れれば・・・良い・・・」
海美「なら・・・無理矢理でも解かせる!!」
ハスター「それは無理だね・・・だってお前も術に嵌ってるから・・・」
海美「体が動かない・・・!」
ハスター「お前は恐らくボクの眼を危険と判断した・・・それは正しいだけどボクの幻術はそう容易い代物じゃないよ・・・」口を拭う音葉
海美「くっ・・・!」
ハスター「ボクは眼を見ずとも指先で幻術を掛けれる・・・更に幻術の時間も法則・理論もボクが居のままに構築し操れる・・・今からお前はこの世界で72時間、現実では5分位だが串刺し地獄を味わって貰う・・・」
海美「なっ・・・!?」
ハスター「安心するんだね・・・傷は付かないだけど精神的な痛みが肉体を襲うけどね」
・・・
ハスター「はぁ・・・はぁ・・・馬鹿力め・・・何とか間に合った・・・」
海美「・・・」虚ろな目になっている音葉
ハスター「ダメージが大きい・・・直ぐに離脱しないと・・・何の音だ・・・?」キーン
鏡果穂「見つけた・・・!!」左腕の一部をウイング状に変え飛んで来た音葉
風花「アレは黄衣の王・・・!!」
968 : ボス   2020/05/04 07:18:49 ID:On3fVMtEfE
>>967
鏡果穂「詳しいんですね・・・」
風花「色々と調べたのよ・・・///」
鏡果穂「それでは、お願いしますよ・・・」
風花「分かったわ・・・(物陰に隠れる音葉」
ハスター「お前の事は聞いてるよ。『ツギハギの戦士』・・・!」
鏡果穂「そこまで『聞いている』のであれば、話は早いですね・・・!」ジャキッ
ハスター「いいのか、マキアにやられた『とこ』はまだ本調子じゃないのだろう・・・?」
鏡果穂「問題ありませんよ、戦いのうえでは・・・」パチン
ハスター「ん・・・?」
(ハスターの周りの空気が発光し出す音葉)
ハスター「まさか・・・!」
鏡果穂「アタシが『誰の弟子』なのか、お忘れでしたか・・・?」
(空気爆発を発動させる音葉)
ハスター「ぐっ・・・」
ハスター「(しょうがない、あのゴミクズ(P)にかけた幻術を解くか・・・」
鏡果穂「『拘束』・・・!」
ハスター「かはっ・・・!」
続く
969 : Pちゃま   2020/05/04 07:18:59 ID:On3fVMtEfE
>>968
(ネメシス高校、屋上)
風花「まさか、この二人が・・・」
P「はぁはぁ・・・(ぐったりしている音葉」
海美「置いていかないで、お姉ちゃん・・・(涙で顔が濡れている音葉」
風花「それでいて・・・」
鏡果穂『海美さんは寝て、起きると入れ替わります・・・』
風花「にわかには信じがたいけど・・・(海美に当て身を入れる音葉」
海美「きゅー・・・(気絶して、幻術から解放される音葉」
風花「後はP先生をどうすれば・・・」
P「ふざ、けんなよ・・・!」
風花「えっ・・・?」
P「恵美も、かほも、千鶴も、琴葉も、しつこいんだよ。いつまで、そうやって・・・」
・・・
ハスター「(まずい、幻術が無理矢理解ければ・・・」
鏡果穂「覚悟しろ・・・!」
ハスター「(私にもそのダメージが・・・」
・・・
P「俺が悪いんだろうが、いい加減に消えろ!(振り払うように幻術から解放される音葉」
風花「ちょっ・・・!」
P「よう、風花。何で、居るん・・・(気絶するように倒れる音葉」
風花「P先生ー!?」
970 : プロデューサーちゃん   2020/05/04 09:29:03 ID:3VS7aqxtpE
>>969
ハスター「うごはぁ!?」口から大量の出血が出る音葉
鏡果穂「何事ですか・・・!?」
ハスター「ごはっ!!げはっ!!」ボタボタボタ
鏡果穂「うわぁ・・・」ドン引き
アリア「遅くなった・・・ってうわぁ・・・」
リリス「何事アレ・・・」
マキア「バックファイアが起きたんだろうな・・・」
鏡果穂「バックファイア・・・?」
マキア「コイツの幻術しかも『ムーン』を強制的に解除するとコイツ自身にも反動が帰って来るんだよ・・・結果がコレだ・・・」
ハスター「ぐぅ!?クソ・・・こんな所で!!」
アリア「諦めろ・・・奴に味方しても何の得にもならない・・・そもそも何故お前は『壊れた』アイツに味方をする・・・馬鹿馬鹿しい事だぞ・・・」
ハスター「そうやって・・・お前も『姉さん』を・・・!!」
リリス「アイツを『姉』と思ったことは無いわよ・・・」
マキア「そもそもアイツは・・・俺達とは違う・・・『初めから』壊れてるんだよ・・・」
鏡果穂「壊れてる・・・?」
アリア「アイツは私達の『プロトタイプ』だ・・・それ故に・・・」







『アイツは『心』や『倫理観』『感情』と言った『心の器』が歪み底が抜け壊れてる・・・故にアイツは満ちない故に愛を死ぬまで与え罰を死ぬまで与える『怪物』だ・・・』
971 : プロデューサーさま   2020/05/04 16:15:35 ID:JxaVvoZMiU
>>970
ハスター「覚え、てろ、この、屈辱は・・・(立ち去る音葉」
アリア「っ・・・」
リリス「逃がした・・・」
マキア「だが、暫くは出てこねぇだろう・・・」
・・・
海美「はっ・・・!」パチクリ
紗代子「あ、起きた・・・!」
P「う、うーん・・・」
風花「こっちもよ・・・」
海美「一体、何が・・・?」
P「確か、ナイアに与してるヤツの瞳に囚われるとこまでは覚えてるんだが・・・」
鏡果穂「幻術に囚われていたのは事実ですよ、そこに海美さんが助けようとして・・・」
風花「囚われていたみたいだけど・・・」
海美「あんまり、よく覚えてない・・・」
風花「どういう事かしら・・・?」
P「それについては、次のタイミングだろうな・・・」
海美「次のタイミング・・・?」
P「切り替われば『まだ』、そうでなければ『戻ってこい』・・・」
海美「また、行っちゃう・・・」
風花「なら・・・」
P「ん・・・」
風花「私達も『ここ』に来させてもらうわ・・・!」
P「えっ・・・!?」
972 : バカP   2020/05/04 17:15:04 ID:3VS7aqxtpE
>>971
ハスター「ゲホッ!!・・・くっ・・・!」ヨロヨロ
ナイア「あらら~?どうしちゃったんですか~?そんなにボロボロで~?」
ハスター「この程度の傷直ぐに治せる・・・次は必ず・・・」
ナイア「本当に大丈夫ですか~?また失敗するか心配ですね~?」
ハスター「既にマーキングをあの子供に記してる・・・問題ない・・・」
ナイア「前々から気になってたんですけど~・・・?」
ハスター「何・・・?」
ナイア「ハスターちゃんって何でナイアちゃんにそんなに協力してくれるんですか~?」
・・・
未来「仲間を大切にか~・・・」
クロ「ある意味それは正しいだろうな・・・どんな人間も一人では生きてはいけない・・・」
未来「そうだよね・・・」
クロ「一人で生きて行く事はそれは誰よりも寂しく悲しい可哀想な存在だ・・・」
未来「誰よりも寂しく悲しい可哀想な存在・・・」
思い出される夢の中の『■■■■■■』・・・
未来「イタッ!!」ズキッ
クロ「どうした未来・・・急に頭を押さえて!!」
未来「大丈夫!頭痛が痛いだけだから~」
クロ「それは同じ意味だ・・・」
鏡晶葉「待っていたぞ・・・」
光「急に来るって言うからビックリしたぞ・・・それで?」
キタカミ「用件を聞こうか・・・」
973 : プロデューサーさん   2020/05/04 18:20:12 ID:JxaVvoZMiU
>>972
クロ「未来が『戦闘術』を使えるようになる為のヒントを探しに来た・・・」
キタカミ「それが『ここ』にあると・・・?」
クロ「Pが何か残してねぇかなって・・・」
キタカミ「大分、賭けだぞ・・・?」
クロ「構わん。無きゃ、無いなりに何とかするだけだ・・・」
キタカミ「分かった。大将のPCは厳重データの塊だから、慎重な扱いが求められる。だから、ダンナと俺だけだ・・・」
クロ「承知した・・・」
未来「・・・?」
鏡晶葉「どうした・・・?」
未来「何か、見られてるような・・・」
光「オートデューサーによる防衛システムは・・・」
志希「問題は無いよ、今のところね・・・」
・・・
白飛鳥「(あそこは『県立研究都市』、所Pによる堅牢さが厄介だな・・・」
白飛鳥「(『これ』を使えば、話は別だけどね・・・※とあるライドウォッチを手にする音葉」ニヤリ
・・・
クロ「Pの野郎・・・」
キタカミ「厄介なシステム組んでるな・・・」
クロ「それに『想定外』のブツも・・・」
鏡晶葉『大変だ、キタカミにクロ!』
キタカミ「どうした、アキハ・・・!」
鏡晶葉『何者かが警備用のオートデューサーを操っている・・・!』
・・・
(ネメシス高校)
莉緒「まさか・・・」
千鶴「海理音高校との練習に合流するなんて・・・」
奈緒「風花はもう居るらしいな・・・」
志保「っ・・・!」
ロコ「どうしました、シホ・・・?」
志保「何でも無いわ・・・」
志保「(この『感覚』は、まさか・・・」







『(あの人が居る・・・!?』
974 : ボス   2020/05/04 19:41:38 ID:3VS7aqxtpE
>>973
海東「・・・アレは・・・」
飛鳥「キカイ・・・か・・・」
蘭子「未来の機械兵士の力・・・」
のあ「オートデューサーは機械・・・相性最悪ね・・・」
飛鳥「ありとあらゆる機械は果ての未来のキカイの支配は逃れられない・・・」
海東「さて・・・そういう時は・・・こうする迄だ・・・」カキカキカキ
『警察ライダーが現場に急行し救世主の救援を行う』
飛鳥「今回はボク達はこれ位しかできないな・・・」
のあ「そうね・・・」
蘭子「遺憾なり・・・!!」
・・・
剛「何してんだ283義兄さん・・・?」
283P「あぁ・・・怪人を呼び出してる奴の情報を出来る限り調べてるんだ・・・」
剛「成程・・・確かに最近はおかしい位だからな・・・」
ODP「剛、283P・・・」
剛「どわぁ!?ビックリしたチェイス(ODPの愛称)何の用だよ・・・?」
283P「どうしたんだODP・・・?」
ODP「答えに近付くか分からんが敵はアナザーライダーだ・・・」
283P「アナザーライダー・・・」
ODP「しかもそいつはディエンドだ・・・」
975 : プロデューサーくん   2020/05/04 22:30:38 ID:JxaVvoZMiU
>>974
283P「という事は・・・」
果穂「現在、海東さんは本来のチカラが奪われている・・・」
283P「果穂・・・」
果穂「そう言っても、差し支えはありませんね・・・」
ODP「あぁ・・・」
・・・
(県立研究都市)
クロ「とりあえず、キタカミは引き続きデータの検索を・・・」
キタカミ「分かった・・・」
ミライ「クロさん!」
クロ「行くぞ、ミライ・・・!」
光「待ってくれ・・・!」
クロ「光・・・?」
光「祭りなら、私も付いていくぞ・・・!」
クロ「勝手にしろい・・・!」
・・・
(ネメシス高校)
奈緒「志保、やっぱり来ない方が良かったとちゃうんか・・・?」
志保「そうは言っても・・・」
奈緒「まぁ、見てもらう方が分かるかもしれんけど・・・」
莉緒「奈緒、志保ー」
ロコ「キングをウェイトさせるつもりですかー?」
奈緒「しゃあない・・・」
志保「覚悟を決めていかないと・・・」ムズッ
・・・
(保健室)
P「はぁー・・・」
風花「それじゃ、そろそろ行くけど・・・」
P「千鶴や莉緒によろしく伝えておいてくれ、それとなくな・・・」
風花「えぇ・・・」
海美「ねぇ、P先生・・・」
P「ん、どうした。海美・・・」
海美「まだ、帰ってほしく無いって言ったら・・・」
P「いや、何を急に・・・」
海美「これ、なぁーんだ?」チャキッ
P「待て、海美・・・」







『「それ(ディケイドアダプター」だけはダメだって・・・!』
976 : プロデューサーちゃん   2020/05/04 23:38:30 ID:3VS7aqxtpE
>>975
光「何がどうなってるんだアレ・・・?」
クロ「俺が聞きたいくらいだ・・・!」
光「それにオートデューサーだけじゃなく内部警備用のガーディアンまでこっちに牙を剥いてるし・・・製作者としては何と言うか・・・」
未来「えっ?あの人型ロボットって光さんが作ったの・・・!?」
光「特殊過ぎるオートデューサーと違って内部が統一規格だから生産性も良い警備員の代わりに配備するって話も出てるくらいだからな・・・」チャカチャカチャカ・・・カシャン
ラビット!タンク!ベストマッチ!!
クロ「久しぶりだなその音声も・・・」
光「アレ?そうだっけ・・・?まあいいか・・・変身!!」ウィーンガシャン!!
鋼のムーンサルト!!ラビットタンク!イェイ!
光「勝利の法則は決まった!!」
・・・
照井「直ぐに出動だ・・・」
早苗「どうしたのよ・・・」
英雄「何か合ったんですか・・・?」
照井「県立研究都市の警備ロボットが暴走したそうだ・・・」
早苗「嘘でしょ!?あそこのセキリティはガチガチの筈よ!!」
照井「恐らく今日の連続事件の黒幕の仕業だろうな・・・」
英雄「G-3Xユニットの搬送準備に入ります!!」
照井「今度こそ星を挙げるぞ・・・!!」アクセル!
977 : 箱デューサー   2020/05/05 00:43:02 ID:3A5.LaOLEM
>>976
P「海美、それが無いと・・・」
海美「これが無いと、どうなるの・・・?」
P「俺達は『約束』が果たせない・・・!」
海美「いいんじゃない、果たさなくたって・・・」
P「え・・・?」
海美「約束を果たしたとしても、いつだって会える訳じゃない。なら・・・」
P「海美・・・」
海美「ずっと、『ここ』に居てよ・・・」
P「それは出来ない約束なんだよ、海美・・・」
海美「どうして・・・」
P「俺には戻るべき世界がある。待ってくれている人が居る・・・」
海美「その中に『高坂海美』は居るの・・・?」
P「あぁ・・・」
海美「それだったら・・・」
P「ん・・・?」
海美「私を捕まえてみてよ、全力で鬼ごっこをしよう・・・!」
・・・
(県立研究都市、敷地内山中)
クロ「幸いというか、建物の外のオートデューサーとガーディアンどけか・・・」
ミライ「中に入られたら、アウトだけどね・・・」ゲイツ
クロ「そうだな・・・」アギト
クロ・ミライ「変身!」
・・・
(ネメシス高校)
P「マジかよ、この年になって『鬼ごっこ』だなんて・・・」
超BVP「何してんだ・・・?」
P「こっちの海美が俺の大事なもんを持ち出して、逃げた・・・」
超BVP「はぁ・・・!?」
P「『それ』が無いと・・・」








『帰れん。いや、マジで・・・』
978 : Pさん   2020/05/05 09:05:07 ID:FMMYZCj806
>>977
P「体力お化けの海美との鬼ごっこはキツイものだ・・・」
超BVP「それはマズいな・・・海美はこの時期体力強化の訓練をしてたからな・・・」
P「マジかよ・・・」
超BVP「去年の試合の不満点を解消したいそうで・・・」
P「その結果があの無尽蔵のスタミナとあの速度か・・・」
超BVP「砂浜ダッシュやパワーリスト、アンクルでのランニングをして足腰強化をしてたからな・・・」
・・・
光「セイッ!!」ガキンガキン!!
クロ「くそぉ・・・硬いなガーディアン・・・!!」
未来「しかも無駄に直ぐに蘇るし・・・!!」
光「そりゃそう簡単に壊れたら警備ロボットとして売り込めないから・・・」レディーゴー!!
クロ「最もだ・・・!!」
未来「オートデューサーとコンビネーションも発揮して面倒くさい!!」
光「最低限の武装に設定しておいて良かった・・・」ボルティックブレイク!!
・・・
県立研究都市付近の道路
照井「お前達は此処で命令を出せ・・・俺を出る!!」バイクモードになる音葉
氷川「G-3X出動・・・!!」
加賀美「よし・・!!」
979 : 仕掛け人さま   2020/05/05 12:11:14 ID:3A5.LaOLEM
>>978
P「しゃーない・・・(瞳の色を変える音葉」
超BVP「うわ、すっげぇ真っ赤!?」
P「本気、出すしかねぇな・・・!」
・・・
海美「(勢いで持ってきたはいいけど・・・※ディケイドアダプターを片手に移動を続ける音葉」
海美「(どうしたら・・・」
「なら、私にくれませんかー・・・?」
海美「誰・・・!?」
ナイア「うふふ、貴女がハスターちゃんにマーキングされたんですねー・・・」
海美「ハスター・・・?」
・・・
P「(この気配・・・!」
超BVP「うお、どうした。更にピリついて・・・」
P「海美が危ない・・・!」ダッ
・・・
麗花「ねぇ、歌織ちゃん・・・」
歌織「どうしました・・・?」
麗花「ここをお願い・・・」
歌織「はい、分かりました・・・」
風花「奈緒、少し外すわ・・・」
奈緒「分かったー・・・」
・・・
(愛増学園、練習場の隅っこ)
海美「はっ・・・!」パチクリ
紗代子「良かったー・・・」
ジュリア「時間にして、5分くらいか・・・」
奈緒「すまん、海美!(両手を合わせる音葉」バチン
海美「あれ、私・・・」
詩歌「足を滑らせて、そこに奈緒ちゃんのスパイクが顔に入っちゃって・・・」
紗代子「そのまま気絶しちゃってたんだよ・・・」
海美「それじゃ、夢だったのかなぁ・・・」
紗代子「夢・・・?」
海美「P先生に会えた気がしたんだけどなぁ・・・」
奈緒「まぁ、それは・・・」
ジュリア「本人が帰ってきてからでいいんじゃないか・・・」
海美「そうだね・・・」
続く
980 : バカP   2020/05/05 12:17:18 ID:3A5.LaOLEM
>>979
(ネメシス高校)

海美「(何か分からないけど、関わっちゃいけない・・・!」ダッ
ナイア「挨拶も無しに立ち去ろうとするなんて・・・」シュバッ
海美「っ・・・!」
ナイア「お行儀がなってないコですねー・・・(一瞬で海美の前に立ちはだかる音葉」
P「まぁ、待てよ。ナイア・・・」
ナイア「お久しぶりですね、P先生・・・」
P「俺としては、暫く会う事は無いと思っていたけどな・・・(T2マグナムを向ける音葉」チャキッ…
ナイア「あらあら、そんな『真似』が許されるとでも・・・」ニヤッ
P「やれるもんなら、やってみな・・・」
ナイア「それじゃ、遠慮なく・・・っ!」
P「どうした、ナイア・・・?」
ナイア「(『武器』が奪えない・・・!?」
P「悪いが、『対策』は打った。お前を相手にするのが、最も厄介だからな・・・」
ナイア「考えましたねー・・・」
P「前にも言ったろ、ナイア。人の『命運』はオモチャなんかじゃないと・・・」
ナイア「そんなに気に入りませんでしたか、『コレット・ミルズ』の末路が・・・」
P「俺なら、もっと・・・」








『苦しませる事なく、導くことが出来たよ・・・』
981 : おやぶん   2020/05/05 13:08:51 ID:FMMYZCj806
>>980
ナイア「はぁ~・・・・」
P「急に溜息か・・・」
ナイア「何で人間って分からないんでしょうかね・・・私はこんなに愛を与えているのにそれを受け入れられないなんて・・・もっと愛を与えないと駄目なんですかね・・・」
海美「何急に雰囲気が・・・」
ナイア「それともアレなのかな・・・?愛じゃなくてもっともっと鞭を与えて興味をひかせるように動かないと駄目なのかな・・・?」
P「・・・?オイ、ナイア・・・!!」
ナイア「でもでも~愛も鞭も与えてるのに何で直ぐに人間は壊れちゃうんですかね~?私はこんなにも愛して大切に扱ってるのに~・・・?」ブツブツブツ
海美「一人で何か言い始めた・・・しかも止まらない・・・」
P「さっきまで俺達と会話したと思ったら急に無視し始めた・・・いや違う・・・初めから俺達の事を居ない扱いにしてる・・・」
ナイア「『コレット・ミルズ』の末路はアレが一番ベストと思ったんですけどね~・・・じゃあ別の末路が良かったかな・・・?『母親』の様に自殺させるべきでしたかな・・・?」ブツブツ
海美「怖い・・・何アレ・・・異質過ぎる話掛けてるようで一方通行だよ・・・」
P「まさか・・・」
ハスター(回想)「例え周り全てが『敵』でもボクだけが『姉さん』の味方だ!!『姉さん』の『本質』と『理解されない悲しみ』を知ろうとしないゴミクズにも!」
P「コイツ・・・初めから何もかもが『壊れてる』・・・!!」
ナイア「まぁいいや・・・次の事でやり直せばいいですし~あっ!!居たんですね~忘れてましたよ~・・・アレ?何時からいたんでしたけぇ~?」その瞳は虚空だった・・・
海美「怖い・・・」
P「ようやくナイアの正体が分かった・・・成程な姉妹が嫌ってるんじゃない・・・」






『姉妹がコイツに『怯えてる』・・・コイツは『虚空』で『虚無』だ・・・』
982 : Pちゃま   2020/05/05 17:46:07 ID:KrLQOlHjCY
>>981
海美「虚空で虚無・・・」
P「とにかく、離れるぞ・・・(手を引く音葉」
海美「う、うん・・・」
P「ナイア、悪いが。『孤独』になってもらう・・・(北上流の人払いで認識させないようにする音葉」パチン
・・・
P「(当面、最上階の東側に近付かない方にさせないとな・・・」
海美「あのね、P先生・・・」
P「ん、どうした・・・?」
海美「ごめんなさい、私・・・」
P「海美の気持ちは分かってるよ・・・」
海美「えっ・・・」
P「でもな、やらなきゃいけない事もある・・・」
海美「さっきのヒトの事・・・?」
P「あぁ、俺はアイツを消さないといけない・・・!」
・・・
(数時間後、最上階東側)
ハスター「ナイア姉さん・・・!」
ナイア「あれ、ハスターちゃん・・・」
ハスター「ごめんなさい、ナイア姉さん。人払いが解除出来るまでに時間が掛かってしまって・・・」
ナイア「あぁ、Pさんですか・・・」
ハスター「提案があるの・・・」
ナイア「何ですか・・・?」
ハスター「態勢が整うまで、当面は大人しくしよう・・・?」
ナイア「ハスターちゃんがそこまで言うなら、仕方ありませんねー・・・」
・・・
(県立研究都市)
ミライ「ふぅ・・・」
クロ「機能停止にまで持ち込んだが・・・」
光「黒幕は見当たらないな・・・」
照井「所はどうした・・・?」
・・・
(愛増県内、県立研究都市とは別の山中)
白飛鳥「じれったいのは好きじゃないからな・・・」







『クライマックスに向けて、動こうか・・・!』
983 : Pちゃま   2020/05/05 18:09:38 ID:FMMYZCj806
>>982
白飛鳥「それにそろそろ炙り出すとするか海東大樹・・・」
白飛鳥「今まで邪魔してくれたよ全く・・・」
・・・
研究所内部
未来「わかんな~い・・・」
クロ「アイツの自室の何処かに有ると踏んだんだがな・・・」
鏡晶葉「まぁ手分けして探すしかないだろう・・・」
クロ「フォルダ管理は・・・クソッ多すぎる!!」
照井「こちらも手伝おう・・・」
キタカミ「出来るのか・・・?」
照井「俺達警察は強制捜査などでそう言った操作は出来る・・・一部出来ん奴が居るがな・・」
キタカミ「あぁ・・・」
・・・
早苗「へっくしょん!!」
氷川「へっくし!!」
加賀美「大丈夫か・・・?」
英雄「誰か噂したんだろうな・・・」
・・・
クロ「光は如何したんだ・・・?」
キタカミ「自分の工房に戻ってオートデューサーとガーディアンの暴走の捜査を志希と協力して調べて居る・・・」
照井「やはり此処はG-3の頭脳に頼るべきだな・・・」
984 : Pチャン   2020/05/05 23:32:50 ID:n/HJ.diuXQ
>>983
(翌朝、ネメシス高校食堂)
侑斗「所、明日にはもう行けるぞ・・・!」
P「あぁ・・・」
莉緒「なぁんだ、もう行っちゃうのね・・・」
千鶴「もう少し、話を聞きたいとこでしたのに・・・」
P「これ以上は勘弁してくれ・・・」
志保「もうちょっと、撫でてください・・・(しっぽモードの音葉」
P「もう、隠しはしないのな・・・」
志保「どうやら、私と『しっぽ』の意識もリンクしているみたいなので・・・」ゴロゴロゴロ…
風花「それで、もう大丈夫なの・・・?」
P「多分な・・・」
アリア「何かあれば、知らせてくれればいい・・・」
リリス「その為の『アダプター』・・・」
マキア「ナイア着てたんなら、オレを呼べよ・・・」
鏡果穂「ノリノリで超BVに興じてたじゃないですか・・・」
莉緒「ねぇ、明日には帰っちゃうのよね・・・」
P「そうだな・・・」
莉緒「それなら、Pくんどうしで組んで・・・」
超BVP「あんまり、いい予感がしねぇな・・・」
千鶴「試合も悪くはありませんわね・・・」
P「勝てそうか・・・?」
超BVP「土壌が違うんだぞ・・・?」
莉緒「男女の差でそこはカバー出来るわよっ!」
千鶴「同じ顔と声なのに、ここまで違いますのね・・・」
麗花「ブルトゥームの名において、名勝負にさせる事を誓いまーす!」
P「そんなんで名を持ち出すな・・・!」ビシッ
985 : 彦デューサー   2020/05/06 12:07:50 ID:cbeb9bjqDo
>>984
未来「コレかな・・・?」
クロ「シークレットファイルか・・・」
照井「隠しファイル化していたか・・・」
小沢「私にかかればこの程度チョチョイのチョイよ・・・」
クロ「ここにロストテクノロジーの『戦闘術』の情報があるのか・・・」
未来「調べてみようよ・・・」
照井「調べるなら早くするんだな・・・」
・・・
光「やっぱりハッキングとは違うな・・・」
志希「どちらかと言うとコレって支配されてるね~」
光「どうやってだ・・・機械はプログラミングされて動いてるのに・・・」
志希「早い話それを強制的に上書きしているにゃ~」
光「こんな事出来るのって・・・」
志希「う~ん・・・多分だけどキカイを支配する力を持つ何かだね~」
光「いったい誰が・・・?」
986 : ボス   2020/05/06 19:21:43 ID:1Tj9Rjyw6I
>>985
アリア「精々頑張るんだぁ~・・・」ハンカチフリフリ
リリス「頑張んなさいよ~・・・」
マキア「ぐぅ~・・・・ぐぅ~・・・」
P「他人事みたいに言いやがって・・・」
超BVP「実際他人事だけどな・・・」
麗花(ブルトゥーム)『精々楽しめる試合を頼むよ・・・」
千鶴「キャラが変わりましたわ・・・!」
麗花(ブルトゥーム)『それにコレが終わったら私は暫く寝る積りだ・・・』
アリア「何だ何時もの事じゃないか・・・」
リリス「アンタが此処まで起きてるのが珍しい位よ・・・」
麗花(ブルトゥーム)『そうだな・・・こんなに起きたのは想像された時に次いでの2番目だな』
侑斗「普段どれ位寝てるんだコイツ・・・」
デネブ「最早起きてる事が苦痛なんだろうね・・・」
鏡果穂「酷い神様も居たものです・・・」
麗花(ブルトゥーム)『その代わりこの競技を全世界一のスポーツにしたのは私だけどね・・・」
アリア「ムカつく位ドヤ顔してるのが本拠地に居るのに見える・・・」
リリス「アンタは『姉妹』の中でトップに入るくらいムカつくわ・・・」
987 : 変態インザカントリー   2020/05/06 19:52:54 ID:7YtvHFddSs
>>986
(ネメシス高校、試合後)
P「はぁはぁ・・・」
超BVP「キッツ・・・」
莉緒「情けないわねー・・・」
千鶴「そんなので、やっていけますの。特に所さんは・・・」
P「黙らっしゃい・・・」
超BVP「莉緒と千鶴ならともかく、後の『県内強豪校3チーム』は厳しいって・・・」
莉緒「でも、選手達は感覚掴めたんじゃない・・・?」
千鶴「そうですわね、『超ビーチバレー』もこの夏から『3ゲーム・2ポイント先取制(※)』になりますし・・・」
P「もう、今日は動けん・・・」
超BVP「やるんなら、俺達は乗らんぞ・・・」
莉緒「琴葉がもうすぐ着くって・・・」
P「デストル学園か・・・」
超BVP「秋は本調子じゃなかったが・・・」
莉緒「夏は確実に来るわね・・・」
千鶴「今、出てる案は『帝女、海理音、デス学、ネメ高』はブロックをバラけさせるというのがありましてよ・・・」
紗代子「どういう事ですか・・・?」
風花「選手層の是非はあるけど、去年の夏予選で『ウチ』とやった後に敗退した事や・・・」
歌織「強豪校どうしが決勝前後で当たってこそだっていう意見が出ちゃったみたいなの・・・」
P「俺は語る位置には居ないな・・・」
超BVP「要は『海理音高校』はジャイアントキリング『される側』になったって事だ・・・」
麗花(ブルトー)『そろそろ、我は眠りに着くぞ・・・』
アリア「勝手にして・・・」
リリス「そのまま眠り続けていればいい・・・」
マキア「腹減った・・・」
・・・
(※)現実のビーチバレーは3ゲーム・2ポイント制だった。テヘペロ
所P・超BVPペアは1勝2敗1分
内訳:1勝(莉緒・千鶴ペア)、2敗(紗代子・海美、風花・奈緒各ペア)、1分(歌織、真ペア)
988 : Pちゃま   2020/05/06 21:00:33 ID:1Tj9Rjyw6I
>>987
鏡果穂「そう言えば目覚めた神様は他に誰が居るんですか・・・?」
アリア「そうだな・・・私にリリス、マキア・・・ナイア、ハスターだな・・・」
リリス「眠ってるのはプロメア、リッチ、マリアだけね・・・こいつ等はまず起きないわね」
マキア「いい子ちゃんだかなら・・・俺等不良とは違うんだろうぜ・・・」
鏡果穂「管理平行世界は他に有るんですよね・・・?」
侑斗「何が言いたんだ・・・?」
デネブ「怖いこと言わないでくれよ・・・?」
鏡舞「そうね・・・後二つの世界があるわね・・・」
アリア「あぁ・・・勇者の世界とあの『ホラー』の世界か・・・」
リリス「出来れば後者は目覚めて欲しく無いわね・・・」
鏡舞「何か有るの・・・?」
マキア「あぁ・・・アイツか・・・『真体』に反逆して封印された・・・」
アリア「ハスターとは『双子』だ・・・」
侑斗「神にも双子と言う概念があるんだな・・・」
リリス「怖いのは『真体』が眠りに着いて封印が緩んでないかよ・・・」
デネブ「その神様の名前は・・・?」
アリア「・・・そいつの名は『深遠のアルターエゴ・テオスクトゥル』だ・・・」
・・・
バキィーン!!
ハスター「お前を起こすの癪だけど協力しろ・・・」
クトゥル「へぇ~珍しいね・・・君もあの『無能』の『大元』に叛逆する気・・・?」
ハスター「そうね・・・」
クトゥル「ナイアの為かい・・・?気持ちは分かるよ・・・アレを護りたい君の気持ちわ・・」
ハスター「その作り笑顔ヤメロ・・・お前はそんな気持ちなどない癖に・・・」
クトゥル「どうだろうな・・・」
989 : プロデューサー君   2020/05/07 06:51:24 ID:AKWNZ4ksJU
>>988
(県立研究都市)
クロ「終わった・・・!」
照井「実に面倒な手段だったが・・・」
小沢「Pさんって、相当意地が悪いのね・・・」
クロ「そうだな・・・」
照井「セキュリティ一つにしても、厳重が過ぎる・・・!」
クロ「それだけ守りたかったんだろうな・・・」
小沢「守りたい・・・?」
クロ「『ニコラス・レドウィン』からの教えは伊達や酔狂じゃないって事だろう・・・?」
未来「印刷終わったよー」
クロ「それじゃ、一つの冊子にするかー・・・」
・・・
P「ようやく帰れる・・・」
デネブ「良かったのかい、マイくんの事は・・・」
P「強いから、問題ありませんよ。一連の騒動が終わってからも、大丈夫だとは思いますよ・・・」
デネブ「アルターエゴは・・・」
P「後の事は、後になって考えますよ。今は、自分達の平和な日常が先だ・・・」
デネブ「分かった・・・」
P「校長も仕事溜まってるでしょうに・・・」
デネブ「中谷くんに怒られそうだよ・・・」
・・・
鏡晶葉「P達が間もなく戻るそうだ・・・」
キタカミ「思ったより早かったな・・・」
鏡晶葉「だが、本題はここからだ・・・」
キタカミ「そうだな・・・」








『「こちら側」の小宮果穂にどう向き合わせるか・・・』
990 : 監督   2020/05/07 09:24:06 ID:2Xz/tkSF5Y
>>989
白飛鳥「・・・」隠れて聞いている音葉
白飛鳥「・・・成程、思ったより早いな・・・急ぐしかないか・・・」
白飛鳥「僕こそが『真の救世主』になる為に・・・」
・・・
未来「照井さんも加賀美さんも氷川さんも言ってたな~・・・」
クロ「そうだな・・・信念とやはり『仲間』の重要性を解いてたな・・・」
未来「仲間か・・・私に取ったら親友の静香ちゃんや翼達は仲間ッて分類になるのでいいのかな・・・?」
クロ「そうだな・・・それだけじゃないぞ、星梨花、百合子、志保、杏奈、海美、年の近い奴は皆お前の中まで友人だぞ・・・」
未来「うん・・・!!そうだね・・・」
クロ「照井も言ってたな仲間が居れば『復讐さえも許せる』と・・・」
未来「凄い事が有ったんだね・・・」
クロ「仲間が新たな力を生むと言う事だな・・・」
未来「でへへ~そうですね・・・」
・・・
飛鳥「残りはイブキ、イクサ、マッハ、スペクター・・・」
991 : 我が友   2020/05/07 14:15:16 ID:NBLwZKpHJU
>>990
(愛増県、県立研究都市)
P「帰ってきたなぁ・・・」
侑斗「そうだな・・・」
鏡晶葉「ようやく帰ってきたか・・・」
キタカミ「待ってたぜ、大将・・・」
P「とりあえず、アダプターとメモリのメンテを頼むわ・・・」
キタカミ「こっちは色々あったぜ・・・」
P「だろうよ・・・」
キタカミ「・・・?」
鏡果穂「お久しぶりですね、池袋博士・・・」
鏡晶葉「あぁ、随分と様変わりしたな・・・」
鏡果穂「色々、あったので・・・」
鏡晶葉「だが、一つだけ伝えておく事がある・・・」
鏡果穂「なんでしょう・・・?」
鏡晶葉「その『左手』を直しきるのは一連の騒動が『終息』してからになる・・・」
鏡果穂「それは覚悟しています・・・」
鏡晶葉「まずは『果穂』に会ってくるんだな。まぁ、驚かれるかもしれんが・・・」
鏡果穂「でしょうね・・・」
・・・
飛鳥「そういえば、キミは如何にして『ディエンド』のチカラを奪われたんだい・・・?」
海東「痛いとこを突いてくるじゃないか・・・」
飛鳥「キミ程の男だ。隙を突くのは容易では無いだろう・・・」
海東「シノビさ・・・」
飛鳥「シノビ・・・?」
海東「あぁ・・・」
飛鳥「(ティン)そういう事か・・・」








『ヤツ(白飛鳥)もまた「ウォズ」のチカラを行使している・・・!』
992 : ごしゅPさま   2020/05/07 15:25:33 ID:2Xz/tkSF5Y
>>991
鏡晶葉「何・・・?果穂は今不在・・・?」
283P『あぁ・・・果穂は今同級生と一緒にキャンプに行って居ないんだ・・・』
鏡晶葉「何時頃戻るか分かるか・・・?」
283P『そうだな・・・あの財閥令嬢のお誘いだからな・・・少なくとも明日明後日ではないのは確かだと思う・・・』
鏡晶葉「桃華か・・・金持ちのやる事だ確実に国内には居ないと踏んだ方が良いな・・・」
283P『まぁそうだな・・・』
鏡晶葉「仲のいいアイツらなら連絡取れる筈だ・・・誰か居るか・・・?」
283P『それがな・・・夏葉は連休を通してハワイに行ってる・・・樹里も旅行で県外で智代子はスイーツ仲間と食べ歩きツアーに出かけ凛世も実家の家族と旅行だ・・・』
鏡晶葉「・・・一応聞くぞお前の奥方はどうした・・・」
283P『千雪か・・・保護者として果穂に着いて行った甘奈も甜花も一緒だ・・・』
鏡晶葉「お前は・・・?」
283P『ハハッ・・・仕事が重なって留守番だよチクショー!!』
剛『どわぁ!?義兄さん落ち着いて!!』
ODP『男のヒステリックは見っともないぞ・・・』
剛『冷静に言ってんじゃねぇよ!!お前も止めろチェイス!!』
ODP『そうだな・・・家でドッシリ構えるのが父親のルールだからな・・・』
ガッシャーンバリン!!ドッタンバッタン!!
真乃『ほわぁ!?どうしたんですか・・・!?』
灯織『何してるんですか止めてください・・・!?!?』
*めぐるは米国に帰省していない*
プープープープー・・・
鏡晶葉「何処の家も連休中に粗大ゴミされたくはないよな・・・」
鏡果穂「何が合ったのか出来るだけ聞きたくはないですね・・・」
993 : ごしゅPさま   2020/05/08 06:54:33 ID:xY8xmbG67Y
>>992
(283探偵事務所)
剛「ったく・・・」
(283Pは真乃、灯織と共に調査報告へ行かせた)
ODP「ガラス類は片付け終わったぞ・・・」
剛「おー、サンキューな。それにしても、義兄さんがここまで溜めちまうとはな・・・」
ODP「県立研究都市に行ってる間、残りのメンバーが応対だけはしていた・・・」
剛「残りのメンバー・・・?」
ODP「具体的に言えば、真乃、灯織、めぐる、千雪、甜花、甘奈だな・・・」
剛「うわ・・・」
ODP「応対数が多かったのは後半3人、次いでめぐるだ・・・」
剛「今、『遮二舞巣市』に居ない連中か・・・」
ODP「一応、休業は勧めたが・・・」
283P『困っている人達が居る。その人達を「見てみぬフリ」は出来ない、それが「この街」の探偵だからだ・・・!』
ODP「と返された・・・」
剛「まぁ、義兄さんらしいが・・・」
めぐる「たっだいまー!」バァン
剛「ドアはもうちょっと、静かに開けような!」
めぐる「って、何この『状況』・・・?」
ODP「帰って、早々だが。手伝ってくれ・・・」
・・・
(海理音市、所家付近)
P「重い・・・」
鏡舞「どうしたのよ、男なら度胸よ!(背中を叩く音葉」バァン
P「何で、付いて来てんだよ!」
鏡舞「(県立)研究都市は何も無いし・・・」
P「ゲストルームがあるだろうか・・・」
鏡舞「それに『アイサツ』はしておかないとね・・・」ニッ
P「(ロクでも無い事を考えてる顔だ・・・」
994 : 今起きた   2020/05/08 12:54:09 ID:X9i6ugZ5t2
>>993
剛「だけど何で急に姉ちゃん達はキャンプに行っちゃうかね~・・・」
ODP「ゴールデンウイークだ、そう言った行事は外で遊ぶのが子供のルールだからな・・・」
剛「そうかい・・・それなら星梨花もそうなのか・・・?」
ODP「あぁ・・・星梨花はまつりと共に今はヨーロッパだ・・・今日帰って来る予定だ・・・」
剛「お前は着いて行かなくて良かったのかよ・・・?」
ODP「たまには母娘水入らずをしても損はないだろう・・・・」
剛「だな・・・」
めぐる「片付け終わったよ~」
剛「サンキューな・・・」
ODP「後はどうする・・・?」
・・・
鏡果穂「どうしましょうか・・・」
アリア「・・・ふむ・・・此処はゲストルームで待機だな・・・」
リリス「そうね・・・外に居たら知ってる人が見たら驚くでしょうからね・・・」
鏡晶葉「そうだな・・・少し前まで五体満足だった奴が急に隻眼隻腕になってるなど・・・」
光「誰だって驚くだろうよ・・・」
鏡晶葉「それはそうとその腕を良く見せてくれないか・・・」ウズウズ
鏡果穂「えっ・・・?」
光「そうだよな~気になるもんな~」ウズウズ
鏡果穂「ちょ・・・」
志希「志希ちゃんは~君にの体が気になるにゃ~人とは違う匂いがするからね~」ウズウズ
鏡果穂「まっ・・・!?」
アリア「・・・おぉう・・・」
995 : Pサマ   2020/05/08 16:00:35 ID:.ZPiyGOScY
>>994
P「たでーま・・・」
恵美「お帰り、P・・・(笑顔を見せながらもオーラが隠しきれない音葉」ゴゴゴ…
P「ただいま、帰りました・・・」
恵美「で、その人が・・・」
鏡舞「はーい、パンゲア『最高戦力』にしてダーリンの第六夫人の日高舞でぇーっす!」
恵美「まぁ、いいや・・・」
鏡舞「いいんだ!」
P「そういえば、準備は・・・」
恵美「うん、大体OK!」
鏡舞「え、何があるの・・・?」
P「今月、予定日なんだ・・・」
鏡舞「予定日・・・?」
恵美「色々、あったけどね・・・(お腹をさする音葉」
鏡舞「そういう事か・・・」
P「週明けにも入院するんだよ・・・」
恵美「その準備だよ、にゃはは・・・」
鏡舞「安心して、この家は私が守るわ・・・!」グッ
P「アホな事、言わんと帰ってくれ・・・」
鏡舞「今すぐには無理よ、ゲート閉じてるし・・・」
恵美「とりあえず、荷物積むだけ積んじゃおうか・・・」
P「そうだな・・・」
・・・
(その夜、Pの仕事部屋)
鏡果穂『薄情者・・・』
P「なんだよ、藪から棒に・・・」
鏡果穂『マッドサイエンティストの巣窟に置いてくなんて・・・』
P「察したよ・・・」
鏡果穂『肝心要の果穂はキャンプで不在にしてるじゃないですか・・・』
P「まぁ、GWだからな・・・」
・・・
1000まで書いてもすぐ落とさないでね。読んでおきたいから、1000レス目を読んだ方がスレを落とすようにしたいし、居ないだろうけど第三者にも分かるようにしておこう
997くらいになったら、次スレ建てておくわ
996 : プロデューサーさま   2020/05/08 16:21:26 ID:X9i6ugZ5t2
>>995
PLLLL
P「今度は誰だ・・・?」
飛鳥『久しぶりだね・・・』
P「飛鳥・・・本物か・・・?」
飛鳥『そうだよ・・・何なら本物の証拠を見せようか・・・?』
P「ほぉ・・・それは一体何かな・・・?」
飛鳥『君が奥方に折檻された記録を今此処で全て暴露しても・・・』
P「OKOKOKOK・・・本物と信じよう・・・」
飛鳥『第一君の電話番号を知ってる時点で疑うなよ・・・』
P「それもそうだな・・・それで何の用だ・・・?」
飛鳥『あぁ・・・未来の件だが・・・彼女が真の覚悟を得る為の云わば『巣立ち』・・・君は手を出さないで欲しい・・・』
P「理由は・・・?」
飛鳥『奴がミライノートを持って居る可能性が有る・・・君が帰って来てるのを知ったら奴はあの手この手で君を未来から遠ざける事は分かって居る・・・』
P「成程・・・」
飛鳥『幾ら君でも君の知らない所で因果を弄られたらどうしようもないからね・・・だからこそこの『親離れ』は君は何もしない。イイネ・・・?』
P「しかし、親離れか・・・うぅ・・・」(´;ω;`)ブワッ
飛鳥『君も大概親馬鹿だね・・・紗代子の結婚式の時どうなる事やら・・・』ピッ
・・・
飛鳥「近い内に決着を付けようか・・・白飛鳥!!」
・・・
白飛鳥「帰って来たか・・・最早猶予はないと言う事かな・・・?だけどボクの野望は終らない決してね・・・!!」
997 : せんせぇ   2020/05/08 18:55:37 ID:.ZPiyGOScY
>>996
P「(親離れか・・・」
P「(とは言っても、身の危険には助けてやらんと・・・」
P「(まずは『果穂』が帰ってきてからだな。『記憶封印』の解錠をしないと・・・」
(連休明けの数日後)
P「それじゃ、病院に行ってから『研究都市』と『学園』に寄っていくから・・・」
千鶴「分かりましたわ・・・」
恵美「それじゃ、ポンと産んでくるから・・・」
琴葉「そういうのでは無いからね、恵美・・・」
P「で、マイは・・・」
紬「まだ寝てます・・・」
P「『留守は守る』んじゃなかったのか・・・」
千鶴「直に起きますわ・・・」
P「そうだな・・・」
恵美「じゃ、行ってきまーす!」
琴葉「行ってらっしゃい・・・!」
・・・
(入院手続き後、研究都市)
鏡果穂「認識変換メガネ・・・」
P「眼帯があるとはいえ、インパクトは依然デカいからな・・・」
鏡果穂「仕方ありませんね・・・」
鏡晶葉「しかし、そのカラダの構造が無ければ・・・」
光「生きていなかったな・・・」
志希「それだけ、壮絶な日々だったんだろうね・・・」
鏡果穂「そうですね・・・」
P「問題は果穂だな・・・」
鏡晶葉「まぁ、戦いの記憶は解放されているから・・・」
P「いや、果穂よりも・・・」
鏡果穂「その『周囲』ですね・・・」
・・・
(1時間後、愛増学園)
晴「P先生が来たぜ・・・」
梨沙「ぬかるんじゃないわよ・・・」
ありす「えぇ・・・」








『果穂さんは私たちが守ります・・・!』
998 : Pちゃん   2020/05/08 19:23:48 ID:X9i6ugZ5t2
>>997
咲耶「・・・」
凛「珍しいね学園内に居るなんて・・・」
輝子「な、何か合ったのか・・・?」
咲耶「あぁ・・・二人かい・・・?何最近どうも物騒だからね・・・」
凛「それなら態々此処まで来る必要は無いでしょ・・・?」
咲耶「そうしたいのは山々だけどね・・・君も気付いてるだろ・・・?」
輝子「何か合ったのかBOSS・・・?」
凛「未来の周辺で起きてる現象だね・・・」
咲耶「あぁ正解だよ・・・流石は学園での先輩だね・・・」
輝子「合点一致した・・・あの良く解らない奴らの事か・・・」
咲耶「結論は一致したよ・・・」
凛「怪人は未来の周辺で現れるって事だよね・・・」
咲耶「イグザクトリー・・・つまり未来を目視で確認できる場所に居る可能性が高い・・・」
凛「学園内周辺は高い建物が多いからね・・・」
輝子「あの時計塔みたいな大学部とか・・・?」
咲耶「高等部も捨て難い・・・」
凛「高等部は私達が確認するよ・・・」
咲耶「なら私は大学部に潜入する・・・安心するんだスニーキングミッションは得意さ・・・」
輝子「成程・・・だからそんな恰好なのか・・・」
凛「うん、見つけたのが私達で良かったよ・・・だって・・・」
スニーキングスーツ姿の咲耶
凛「絶対通報される格好だもんそれ・・・」
咲耶「由緒ある潜入服だけど・・・おかしいかい・・・?」キョトン
輝子「・・・えっ・・・そ、そうだな・・・」目線を逸らす音葉
凛「こう言うリーダーだったそう言えば・・・」
999 : 1001までは書けそうかな   2020/05/08 20:18:25 ID:.ZPiyGOScY
>>998
(中等部、待合室)
P「おかしいな・・・」
鏡果穂「会わせてもらえませんね・・・」
P「アポは取ってるのに、会えない・・・」
鏡果穂「どうするんですか・・・?」
P「そうだな、動くか・・・」
鏡果穂「付き合いますよ、アタシにも責任がありますので・・・」
・・・
(敷地内屋外、待合室が見渡せる木の中腹辺り)
晴「(カチッ)動き出したぞ・・・!(木葉の陰に隠れつつ、無線で伝える音葉」
梨沙『(カチッ)とうとう来たわね・・・』
晴「(カチッ)どうするんだ・・・?」
梨沙『(カチッ)見つからないようにしておきなさい。捕まえられたら、一発よ・・・』
晴「(カチッ)分かってるって・・・」
・・・
P「さて、どうするか・・・」
鏡果穂「しらみ潰しに部屋を開けますか・・・?」
P「そうもいかんだろ。それに・・・(辺りを見回す音葉」チラッ
(見知った顔が様々な手段で連絡を取るのが散見される)
P「俺達の動きは逐一報告されているらしい・・・」
鏡果穂「頭の切れるコ達なんですね・・・」
P「む・・・」ティン
鏡果穂「どうしました・・・?」
P「ビンビンに感じるぜ・・・」







『悪意の波動だ・・・!』
1000 : Pーさん   2020/05/08 20:48:13 ID:X9i6ugZ5t2
>>999
果穂「~♪~♪」アホ面丸出しで散歩する音葉
桃華「今日もいい天気ですわね・・・」
みりあ「そうだね!!いいお天気で絶好の御昼だね~」
果穂「ハイ!そうですね。でも・・・」
桃華「どうかしまたの・・・?」
果穂「三奈さん何処行ったんですか・・・?」
みりあ「そうだよね~何かソワソワしてたよね・・・?」
桃華「それはきっと気のせいですわ・・・偶然そう言うのが有るのでしょう・・・!!」
果穂「でもそんな事ってあります・・・?特に晴さんとか・・・?」
みりあ「うん、晴くんはそう言うの無いと思う・・・」
桃華「くっ・・・!あっ!!そうでしたわ!!女の子の日!!そう女の子の日ですわ!!」
みりあ「女の子の日・・・?」
果穂「あっ・・・それはソワソワしますね・・・」
みりあ「うん・・・?どう言う事・・・?」
果穂「それは・・・ゴニョニョ・・・」
みりあ「それは・・・しょうがないね・・・」申し訳ない顔をする音葉
果穂「お母さんが言ってました・・・アレは辛いと・・・」
みりあ「後でお薬持って行って挙げようよ・・・」
果穂「そうですね・・・」
桃華「(くっ・・・!良心が痛みますわ・・・申し訳ない嘘をでっち上げ挙句の果てに『アレ』を偽ってしまい・・・皆様お許しを・・!!」すんごく申し訳ない顔をする音葉
・・・
みりあは無邪気故にバラす可能性大なので計画から除外しました
1001 : Pーさん   2020/05/09 00:38:53 ID:7cgehz5dac
>>1000
みりあ「見て、コウモリ!」
果穂「本当ですね、珍しい・・・」
桃華「そうですわね・・・」
みりあ「まだ、こんなに明るいのにねー・・・」
果穂「でも、珍しくは無いのかも。そんな気もします・・・」
桃華「(しまった・・・!」
・・・
P「気付いたな、櫻井。だが、遅い・・・!」
・・・
桃華「(形振り構ってはいられません・・・!」
桃華「果穂さん、みりあさん・・・!」
みりあ「どうしたの、桃華ちゃん・・・?」
果穂「表情がカタいですよ・・・?」
桃華「何も聞かずに・・・」
P「逃げようたって、無駄だぜ・・・!(監視用の他のPコウモリと共に現れる音葉」
鏡果穂「何を企んでいるのかは知りませんが・・・(認識変換メガネで茶髪ロングの普段より更に大人びた高校生くらいの女の子に変身している音葉」
桃華「P先生と、誰ですの・・・!?」
みりあ「えっ、コウモリがP先生・・・!?」
果穂「どうしたんですか、P先生・・・?」
P「果穂、お前に話がある・・・!」
・・・
次スレだよ→ http://imasbbs.com/patio.cgi?read=12919
1002 : お兄ちゃん   2020/05/09 00:53:13 ID:VpuK9eYPp6
どーん
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