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【安価SS】ドラえもん「>>4ちゃん、何だか機嫌がいいね」【ミリオン】
1 :
1
2021/07/03 20:01:06
ID:djPz0.aehU
ドラえもん「もしかして何かいい事でもあったの?」
(>>4は未来、ロコ、翼以外の劇場アイドル36人の誰か)
★過去作はこちら
①春日未来編
【安価SS】ドラえもん「>>4ちゃん、どうしたんだい?」【ミリオン】
http://imasbbs.com/patio.cgi?tr=all&read=11488&log=past&res=751
②ロコ編
【安価SS】ドラえもん「>>4ちゃんが帰ってきたぞ!」【ミリオン】
https://imasbbs.com/patio.cgi?tr=all&read=14741
③伊吹翼編
【安価SS】ドラえもん「あ、>>4ちゃんから電話だ」【ミリオン】
http://imasbbs.com/patio.cgi?tr=all&read=19122&log=past&res=815
~あらすじ~
「Yチューブで人気者になれる道具出して~!」
翼の一言から人気動画サイト『Yチューブ』での活動の手伝いをさせられることになったドラえもん。
ジュリア、瑞希、恵美も加わり楽しく撮影をしていたのだが、そこに現れたのは黒井社長。
何と黒井社長は人気№1Yチューバーだったのだ!更に黄色いドラえもんまで登場して…
676 :
監督
2021/08/26 18:24:01
ID:S8p/IuHLVk
B受けて抱き締めろ!
677 :
1
2021/08/27 00:28:41
ID:g3gFl1.wfY
桃子「ガードだよ!」
ドラえもん「踏み台って凄いなあ」
奈緒「絶対使い方違う!」ガビーン
どこぞの某白いモビルスーツ「!」ガシッ
まつりロボ「HO!?」
奈緒「よっしゃ!抱き捕まえた!」
春香「このまま抑え込めることができれば…!」
『ハアアアアナアアアセエエエエエ』ゴオオオオオ
桃子「っ!す、すごい力…っ!」
ドラえもん「僕たちもコントロールで援護だ!」
『なんでワタシノジャまをすルノ!?ワタしハタダタイセつなものをトリモドシたいだケなのニ!!』
桃子「ロボ子…本当に桃子のことを忘れちゃったの!?思い出してよロボ子!!」
『モモ…コ……あアアあああアあアああアアアああああああ!!!』
拘束を解き、どこぞの某白いモビルスーツを突き飛ばす。
『ワカラないわからなイわかラナイ!!なんでコンナニイタいの!?ももコってなに!?タイセつなモノっテなニ!?ワタしは…ワた……わタシはだレナノ…?』
ロボ子の叫びと呼応するように、まつりロボが胸を抑えながら苦しむような動作をする。
桃子「ロボ子…」
育「もう見てられないよ…」
『ああアアアああアア………ア』
ドラえもん「ん?止まった…?」
両腕をだらんと垂らして完全に脱力した様子のまつりロボ。
『ソウダ、ゼンブコワシチャエバイインダ!』
瞬間、まつりロボの腕が変形し銃火器に、更に顔の部分からも砲台のようなものが出現。
それらを目の前の巨大ロボットに向けた。
678 :
1
2021/08/27 00:29:12
ID:g3gFl1.wfY
ドラえもん「『ジャンボ・ガン』に『熱線銃』!それに『原子核破壊砲』まで!!」
『メノマエノモノヲゼンブコワセバ、モウナニモカンガエナクテイイモンネ♪』
春香「まずいよ…避けたくても後ろには劇場が…!」
奈緒「万事休すやな…」
桃子「そんなことないよ…もう一度踏み台ガードすればいいんだよ…!」
ドラえもん「無茶だ!さっきの物理攻撃とはわけが違う!」
桃子「それでも桃子は絶対やるよ!だってあの攻撃で誰かが犠牲になったら本当にロボ子が悪になっちゃう!」
ドラえもん「!」
環「たまきも手伝う!ももこ、たまきは何をすればいいの?」
育「わたしも…!これ以上ロボ子さんを苦しませたくないよ」
ドラえもん「…わかった!やろう!」
桃子「…みんな、ありがとう!」
ドラえもん「みんなでコマンドを入力してガードを強化させる!今こそ力を一つに合わせるんだ!行くぞ!!」
一同「「「「「「「うん!!」」」」」」」
最終決戦開始!
①安価内の秒数を「偶数」にせよ
>>679
~680
②安価内の秒数を「奇数」にせよ
>>681
~682
③安価内の秒数を「一つ以上0秒」にせよ
>>683
~684
④安価内の秒数を「全て0秒」にせよ
>>685
~686
①~④の中から二つ成功することができれば暴走を止めることが出来るぞ!
679 :
ハニー
2021/08/27 00:33:42
ID:dRwjRgB18E
いっけーッ!!
680 :
監督
2021/08/27 00:50:41
ID:qMIPbpNZV6
ほい
681 :
Pはん
2021/08/27 01:02:06
ID:GIMnMWUsHI
おう!
682 :
ぷろでゅーしゃー
2021/08/27 01:07:00
ID:bQCOAXVxHM
っけー!!
683 :
Pしゃん
2021/08/27 17:43:00
ID:R4gnIlFaOs
はい!
684 :
バカP
2021/08/27 17:53:46
ID:vpcRq2wkLg
わっほーい?
685 :
主
2021/08/27 18:26:00
ID:gR.sNIKnvk
やかんはぜひ美也と出会った反応がみたいな
686 :
変態インザカントリー
2021/08/27 22:06:58
ID:GQNYUuwjC6
おらよー
687 :
1
2021/08/27 23:42:12
ID:g3gFl1.wfY
おお!止められないルートになりましたね!
安価SSの醍醐味ってやつですね
どう展開させるか、やり甲斐があります
更新は明日の夜頃になると思うので、よろしくお願いします
688 :
変態大人
2021/08/28 00:21:04
ID:EVqRyzwejc
>>687
秒数安価むずいんよ…。
よろしくお願いします。
689 :
1
2021/08/28 23:16:46
ID:XbmZM//4F6
①×②×③〇④×
失敗
『!!』ガチャ
ドラえもん「最初は一発で戦車を吹き飛ばすジャンボ・ガンか!」
春香「行くよみんな!」
亜利沙「はい!」
放たれた敵の攻撃を踏み台でガード!
しかしその衝撃に腕が耐えきれていないようだ。
とっさに踏み台を左手に持ち替え、その直後に右腕が粉砕してしまう。
『アハハハハ!ツギハコレヲウッテミヨット!!』ガチャ
ドラえもん「あれは熱線銃!一瞬のうちに鉄筋のビルを煙に変えてしまうんだ!」
のり子「そんなのに負けるもんか!」
奈緒「私らの底力見せたるわ!!」
再び踏み台ガード!
ドラえもん「熱線銃まで防いでる!ジャンボ・ガンの時と言い、改めてみるとなんて凄い防御力なんだ!」
桃子「当然だよ!だって踏み台だもん!」フフン
奈緒「…けどそう長くは無理かもしれへん」
確かに踏み台はその強靭な防御力で攻撃を防いでいる。
しかしそれを支える左腕が攻撃に耐えきれていないのだ。
のり子「っ!!」
いよいよ耐えきれず左腕も粉砕!
爆発で踏み台が頭上より高く、上へと吹き飛んでいってしまう。
亜利沙「両腕が全部壊れてしまいましたよ!」
春香「次の攻撃を防ぐ手段がないよ!」
『アハハハハハハハハハハハハ!!』
まつりロボの顔面から見える砲台がエネルギーを溜めこんでいる。
ドラえもん「まずい!原子核破壊砲だ!!あれを喰らったらひとたまりもないぞ!!」
690 :
1
2021/08/28 23:18:06
ID:XbmZM//4F6
環「くふふ!心配しなくても大丈夫だぞ!」
ドラえもん「環ちゃん!?」
環「育!準備はいい?」
育「うん!ばっちりだよ!」
どこぞの某白いモビルスーツの頭上に突然影が現れた。
先ほどの踏み台が落下し、正面まで落ちてきた時にモビルスーツが蹴りの態勢に入った!
環&育「シュウウウウウウウウウウウウウウウト!!」
どこぞの某白いモビルスーツは踏み台をサッカーボールのように蹴る!
物凄いスピードで飛んでいく踏み台に対して、まつりロボは両腕をクロスさせてガード!
しかしその勢いを抑えることは出来ず、両腕を破壊しながら腹部に直撃した!
まつりロボ「HO…H…O…!」ドオンッ
ロボット「すごい!あのまつりロボが跪いたぞ!」
やかん「ふぅん、やるじゃない」
ロボット「なあなあ!これってもしかして勝ったんじゃないか?」
やかん「…そうだといいんだけどね」
まつりロボ「……」ガクッ
桃子「これなら桃子モードの能力が使えるよ…」
育「能力?」
桃子「うん。ハート型のシールを貼り付けてロボ子の心の中に入ることが出来るんだよ……それが上手くいけばロボ子の心を取り戻せるかもしれない」
育「あの胸のハートってそういうことだったんだ!」
環「それでろぼこが元に戻るんだね!」
桃子「わからないけど、多分…」
691 :
1
2021/08/28 23:18:41
ID:XbmZM//4F6
ドラえもん「いや、可能性は十分あるよ。僕さっきまつりロボの腹の中を見たんだけど、後から取り付けたような装置があったんだ」
のり子「じゃあそれがロボ子の記憶データを保存した媒体!?」
ドラえもん「間違いないと思う」
桃子「じゃああそこに直接アクセスできればロボ子が帰ってくるかもしれないんだね!」
奈緒「よっしゃ!そんなら動けない今の内がチャンスやん!」
ドラえもん「よし!やってみよう!」
桃子「うん!」
発射ボタンに指をかけようとした…その時!
まつりロボ「!!」ゴオオオウッ
まつりロボが顔をこちらに向けて立ち上がった!
しかも背中から大きな手の形をした機械が背中から飛び出し、どこぞの某白いモビルスーツの胴体に掴みかかったのだ!
ドラえもん「あ、あれは『二十二世紀のマジックハンド』!あんなものまで仕込んでいたのか!」
桃子「どうしよう!上手く動かせないよ…!」
『コワレロコワレロ!ゼンブコワレチャエ!!』
ドラえもん「ここまで来て…僕たちは負けちゃうのか…!?」
『アハハハハハハハハ!!』
多数決。多い方を採用。
A:もう一度桃子が説得する
B:捨て身の四回目の変形だ!
>>692
~694
692 :
そこの人
2021/08/28 23:27:27
ID:bbKJobMtTQ
B
ロボアニメにはつきものですし(さっきニコ動で泡沫のアイオーン聞いてたせい
693 :
ハニー
2021/08/28 23:31:04
ID:YE8mU4n0a2
どっちの展開も捨てがたいけどAで
694 :
プロデューサーちゃん
2021/08/28 23:31:31
ID:l3WABGFXms
A
695 :
1
2021/08/29 14:53:25
ID:60oj9bSnxY
一方、四天王たちは。
やかん「まずいわね。劣勢じゃない」
GBM「オレらトンズラした方がよくねぇか?」
雪将軍「逃げることは許さん!!」カッ
GBM「ゆ、雪将軍ちゃん…!」
やかん(あいつこの状況でもまだ765プロの勝ちを信じているのね……少しだけ見直したわ)
雪将軍「こ、腰が抜けて立てんのじゃ…余を置いて逃げることは許さんぞ…」ガタガタ
やかん(そうよね、こいつアホだったわ)ドヨーン
ロボット「しっかりしろよな!ほら、刀落としてるぞ!後これも……ああっ!!」
GBM「ん?どした?」
ロボット「なあなあ!これ使えないかな?」
刀とは別に拾った、もう一つのあるアイテムを三人に見せる。
雪将軍&GBM&やかん「「「そ、それは…!」」」
場面は戻り、二十二世紀のマジックハンドで押さえつけられているどこぞの某白いモビルスーツ。
すでに三回の変形を終え、エネルギーを大幅に消費したどこぞの某白いモビルスーツはもはや限界に近づいていた。
のり子「奈緒がエネルギーを吸収したからあっちもだいぶ弱ってるはずなのに…!」
春香「ロボ子ちゃんの執念が力を引き出してるのかもしれないね」
桃子「…ロボ子、お願いだよ目を覚まして!」ポチッ
『マタ…アノコエガキコエル…イッタイダレ…?』
桃子「桃子だよ!桃子たち友達だったでしょ!?一緒にご飯食べたり遊園地に行ったり……」
『…』
安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→桃子との楽しかった思い出が脳裏に…!
奇数→完全に桃子のことを忘れてしまっている
>>696
~698
696 :
プロデューサー
2021/08/29 14:57:18
ID:1BS7jY0oUQ
キュピーン!
697 :
プロデューサーくん
2021/08/29 14:59:00
ID:uQKrZetSog
なんでさ。
698 :
おやぶん
2021/08/29 15:00:25
ID:MaPmBjX1FA
WRYYYYY!!!
699 :
1
2021/08/29 21:05:40
ID:60oj9bSnxY
18+0+25=43
奇数ルート
『ソンナコト…ワタシハシラナイ!』
桃子「やっぱりもう覚えてないんだね…」
『アアアアアアア!!イタイ!マタコノイタミダ!ナンデナンデナンデ!?』
ドラえもん「まずい!また暴れだしたぞ!」
『イタイイタイ!イタイヨォ!アノコノコエヲキクトイタクナル!ハヤクアノコヲケサナイト…コレイジョウイタイノハイヤダ!!』
桃子「!!」
ドラえもん「そんなことはさせないぞ!」
『ジャマダァァァァアアアアアアア!!』メキッ
ドラえもん「うわあああっ!」
『メノマエノモノ、コレデゼンブケシテアゲルヨ!!』キュイイイン
奈緒「さっきの原子力の兵器!そっか、あれだけまだ残っとるんやった!」
のり子「しかもさっきチャージした分がそのまま残ってるから…」
亜利沙「ひいいいいいいいいい!!」
桃子(もう桃子の声は届かないのかな…そんなの嫌だよ、お願いだよ――)
『コレデワタシハコノイタミカラカイホウサレルンダヨネ!!?』
桃子「――ねえ!ロボ子!!」
『アハハハハ!オワリダヨォ!!』キュイイイン
ドラえもん「も、もうだめだ…!」
桃子「っ!」
雪将軍「そうはならんぞ!何故なら――」
ドゴオオオオオオオッ!
大きな音が聞こえた。
桃子たちは最初は砲台から撃ちだされたエネルギー砲から発生したと思っていた。
しかしそれは間違いだということに、目の前の光景を見て気づいたのだ。
700 :
1
2021/08/29 21:06:27
ID:60oj9bSnxY
『ナ…ナアアアアアアア!?』グラッ
まつりロボの顔には、破壊されたはずのどこぞの某白いモビルスーツの顔がめり込んでいた。
原子核破壊砲はまつりロボの顔面ごと粉砕しており、また発射前であったため桃子たちに攻撃が及ぶことがなかった。
そしてそれがどこから飛んできたかというと…
雪将軍「――ここには我ら四天王がいるからじゃ!!」
やかん「あーはははは!無様ねえ!最強の名が泣いてるわよ!!」
雪将軍「タヌキから手に入れた復元光線とかいう機械でさっき落ちてきた鉄くずから弐号機の頭部を復元し…」
やかん「それを私の最高出力の水で打ち上げる…!はじめはどうなるかと思ったけど、こんなに上手くいくなんて…ほんっと気分がいいわね!あはははは!」
GBM「ちなみにオレとロボットちゃんはやかんちゃんが勢いで吹っ飛んでいかないように後ろから支えてたぜ!」b
ロボット「ってかさっきからやかんテンション高いねえ」
やかん「当然でしょ!あのまつりロボ相手に一撃ぶちかますことが出来たんですもの!下剋上最高!!」
GBM「見ろよ、まつりロボのツラをよぉ!文字通り面目丸つぶれだぜ!」
やかん「上ばっかり見てるからこうなるのよ!下を見なさいよ下を!」
ロボット「おっかないなあ」
701 :
1
2021/08/29 21:07:06
ID:60oj9bSnxY
『マタシラナイノガ、ワタシノジャマヲシタ!!アアアアアアアアア!!』
雪将軍「…確かに我らはあなたにとって記憶の中に残らぬような取るに足らない存在だったのだろう…しかし目の前の少女はそうではなかろう?」
『!?』
雪将軍「桃子様の
ロボット「あんたを救いたいって想う力が今こうして形になって!あんたを追い詰めてるんだぜ!!心を失ったあんたにはわかんないかもしれないけどな!!」
雪将軍(全部取られたっ!余のセリフっ!!)ガビーン
GBM「さあ、お膳立てはしてやったぜ!」
やかん「ビシッと決めてきなさい!!」
桃子「…ドラえもん!!」
ドラえもん「うん!今こそ能力発動だ!!」
二人が同時にスイッチを押すと、どこぞの某白いモビルスーツの胴体に残されたハート型の装飾が鮮やかに輝き始める。
桃子「お願い…当たって!!」
発射されたハートのシールがまつりロボの中にある記憶媒体に向かって飛んでいく!
ドラえもん「頼む!!」
桃子「ロボ子を…救って!」
そして鮮やかな光が一帯を覆いつくしていく。
桃子「…あれ?ここどこ?桃子たちさっきまでロボットの中に…」
桃子が目を覚ますと、先ほどまでいた場所とは違う場所にいた。
辺りを見渡すと…
A:ドラえもん、育、環、リコッタのみんなが倒れている
B:誰もいない
>>704
702 :
監督
2021/08/29 21:08:41
ID:MaPmBjX1FA
A
703 :
監督
2021/08/29 21:11:16
ID:uQKrZetSog
B
704 :
仕掛け人さま
2021/08/29 21:50:46
ID:cGsJRmyHyU
b
705 :
1
2021/08/30 22:55:30
ID:l0Gh2BUgjA
桃子「誰もいない……みんなは他の所にいるのかな?」
辺りを見渡すが誰の姿も見えない。
とりあえず一人で歩き回ることにした。
桃子「どこを見ても真っ暗な空間…ここってロボ子の心の中ってことなんだよね」
桃子「うわっ!…目の前におっきな湖?」
何もないと思ってた矢先、目の前に湖が広がっていることに桃子は驚いた。
その湖も周りと同じように真っ暗で、深さもまるで予想できない。
桃子は片足を湖の中にちょこん、と入れてみたが、怖くなって一瞬で引き上げた。
桃子「こんなところに沈んじゃったら上がってこれないかも…」
湖を避けて先に進もうか、と考えていた時だった。
先の方に何かが沈んでいるのがはっきりと見えたのだ。
桃子「ろ、ロボ子!?」
何故真っ暗な湖の中ではっきり見えたのかは分からない。
しかし桃子の目に映っているのは間違いなく探し求めていた友人の姿だ。
桃子「気絶してるのかな、沈んだまま上がってこない…。それに気のせいかな。少しずつ沈んでいっているような気がする」
桃子「どうしよう!助けないと…だけど桃子一人で大丈夫かな…?誰か助けを呼んだ方が…」
多数決。多い方を採用。
A:すぐ潜って助けに行く
B:誰か来るのを待ってみる
>>706
~708
706 :
ダーリン
2021/08/30 22:59:27
ID:kSGM.vn9Zc
A
707 :
Pさぁん
2021/08/30 23:40:06
ID:n1/eoDFckk
A
708 :
プロデューサークン
2021/08/31 00:25:28
ID:hFRhyPSVQY
A
女は度胸ですよっ!桃子ちゃん!
709 :
1
2021/08/31 02:03:20
ID:PvRN.a3iYo
桃子「迷ってる時間なんてないよ!このままじゃロボ子が助からない!」バシャアアン
桃子(待っててね、今助けるから…!)
『もうやめてくれ!付いてこないでくれ!』
『ちょっと他の女の子と喋ってただけで攻撃されるなんてたまったもんじゃない!』
桃子(声…?頭の中に直接響いてくる)
『また返品ですか?』
『ええ。また相手の子に怪我をさせちゃってね』
『この型は融通が利かないのが問題ですね。たとえ相手を想う気持ちが本物だとしてもトモダチロボットとして人を傷つけるなんてあってはいけないことですよ…』
『だがもう心配ない。そろそろ新しい型が入荷される。近々この子も処分予定だ』
『そうですか。まあ仕方ないですよね…』
――いやだ…!私はまだ誰かの友達でいたいよ!
桃子(ロボ子!?)
『それはいけませんなあ!実にもったいない!』
『わしですか?通りすがりのただの年寄りですよ。それよりどうです、この子をわしに任せていただけませんか?』
『いえいえ、わしが買うわけではありませんよ。わしがその子の友達を探してこようって話です。なあにいい相手をきっと見つけてきますよ…ホーッホッホッホー!』
――私は『ロボ子』。どうぞよろしく、桃子ちゃん♪
『よ、よろしく…』
――ふふっ。緊張しなくていいのよ。私はあなたの『友達』なんだから!
桃子(そっか…これ湖じゃなくてロボ子の記憶…今桃子はロボ子の記憶の中にいるんだね…)
710 :
1
2021/08/31 02:03:41
ID:PvRN.a3iYo
――桃子ちゃんは優しくてかわいくて、とても素敵な女の子…
――あの子の友達としてずっと守ってあげないといけないわ
――わたしの記憶データを保存すれば、何があっても一生桃子ちゃんを守り続けることが出来る…
――いつまでもいつまでも一緒に…!
桃子(桃子とずっと一緒にいるためにあんなことを…)
桃子はようやくロボ子のそばまで近づき、彼女を体を引っ張る。
桃子(後は上まで上がれば…)
桃子(嘘…周りが全然見えない。さっきまではロボ子が見えてたからそこを目指してたけど…)
桃子(上を目指していけばいいんだよね…どうしよう何も見えない…怖いよ…)
A:そのまま進んでみる
B:動かずじっとする
>>713
711 :
ボス
2021/08/31 05:19:01
ID:X43czcdAdo
こういう時どうすればいいか悩むよね
じっとしてるより動いた方がいい気もする?
712 :
P殿
2021/08/31 06:24:42
ID:a8vZg88iR2
A
713 :
高木の所の飼い犬君
2021/08/31 06:31:51
ID:dXdgGk0rv2
A
714 :
1
2021/08/31 10:48:57
ID:PvRN.a3iYo
桃子(…あれ?桃子の持ち物が光ってる…?)
桃子が取り出した物。
それはかつてドラえもんから貰ったシール手帳だった。
『…そうだ!桃子ちゃんにこれをあげるよ!僕らの友情の証さ』
桃子(もしかして桃子たちを導いてくれてるのかな?)
桃子(ありがとうドラえもん…この明るさなら先に進めそうだよ)
一方その頃。
ドラえもんは雪将軍、やかん、GBMと同行していた。
ドラえもん「困った…実に困った」ムムム
雪将軍「うむ。気がついたらこんな真っ暗闇の中…。一体ここはどこなのだ?」
ドラえもん「ここはロボ子さんの心の中だよ」
やかん「ロボ子様の!?」
GBM「そんなファンタジーみたいなことがあんのかよ?」
やかん「それ私たちが言ったらおしまいよ」ドヨーン
ドラえもん「他のみんなもここにいるはずなんだけど見つからない。一体どこにいるんだ?」
GBM「ロボットちゃんもいなくなってるしな~」
ドラえもん「君たちも仲間とはぐれてるのに随分と落ち着いてるね」
やかん「あれでもあの子はしっかりしてるから。この二人と違ってね」
雪将軍「む!聞き捨てならんぞ!」
GBM「オレがあのガキより役立たずだって言うのかよ!」
やかん「自覚しなさいよ」
雪将軍&GBM「「がーん」」
やかん「私たちが偶然同じ場所にいたことを考えれば、もしかしたらあんたの仲間と一緒にいるかもしれないわよ」
ドラえもん「そうだといいんだけど」
715 :
1
2021/08/31 10:49:30
ID:PvRN.a3iYo
GBM「…ってか見ろよ。この先にあるの、湖だぜ」
雪将軍「うむ。暗くて何も見えん。どこまで続いておるのだ?」
GBM「…んんっ!?」
雪将軍「急にどうした?」
GBM「あそこ、明かりが見えねえか?」
雪将軍「…確かに。わずかだが余にも見えるぞ」
ドラえもん「桃子ちゃん…桃子ちゃんだ!」
やかん「は?何でそんなこと分かるのよ?」
ドラえもん「分かんないけど分かるんだ!あそこには桃子ちゃんがいる!」
GBM「その勘みてえなのあてになるのか?」
桃子「…ぷはぁ!」バシャアアン
GBM「マジかよ…」
雪将軍「これが友情パワーというやつか!」
GBM「それこそファンタジーだろ」
やかん「ロボ子様もいるわね、気を失ってるみたいだけど」
ドラえもん「うおおおおおお!」バシャバシャ
やかん「ちょっと待ちなさいよ!」
A:ドラえもんの後を追う
B:動かず様子を見る
>>717
716 :
箱デューサー
2021/08/31 10:59:00
ID:8pDwXjoUqQ
こいつら水で溶けそうだな…。
A
717 :
変態大人
2021/08/31 11:03:58
ID:/cVg.wOHOY
A
718 :
お兄ちゃん
2021/08/31 11:08:33
ID:EJOd/5g.IQ
A
719 :
1
2021/08/31 14:42:12
ID:PvRN.a3iYo
やかん「私たちも行くわよ!」フワフワ
雪将軍「よしっ!」ガシッ
GBM「行くぜ!」ガシッ
やかん「私にしがみつくのやめろ!」ガビーン
ドラえもん「桃子ちゃあああああああん!」バシャバシャ
桃子「ドラえもん!来てくれたんだね!」
雪将軍「我らもいるぞ!」
GBM「かわい子ちゃんのピンチに駆けつけるイケメン参上☆」
やかん「降りろ」イラッ
ドラえもん「どうしてこんなところに?」
桃子「ここ、ロボ子の記憶なんだよ」
ドラえもん「ここが…?」
桃子「その中でロボ子を見つけたの!助けるの手伝って!」
ドラえもん「もちろん!」
GBM「…おい、後ろから何か聞こえないか?」
一行が音の方を向くと、大きな波が押し寄せてきているのだった。
ドラえもん「み、みんなにげろぉぉぉおおおお!!」
桃子「逃げるって言ったって、どこに!?」
A:前に進むんだ!
B:あえて波に乗るんだ!
>>721
720 :
師匠
2021/08/31 14:44:59
ID:EJOd/5g.IQ
なみのり桃子だけど。
721 :
P様
2021/08/31 14:45:44
ID:yEEF42R/wM
b
722 :
1
2021/08/31 16:40:42
ID:PvRN.a3iYo
ドラえもん「あえて波に乗るんだ!」
桃子「ええ!?」
雪将軍「しかしどうやってだ?」
ドラえもん「君の出番さ」ドン
雪将軍「ほげっ!」バシャアアン
ドラえもん「みんな!雪将軍の体に乗るんだ!」
雪将軍「なるほど、余の体は浮くからな…ってちょっと待てい!許されんぞそんなこと!……こら、お前らも乗るなぁ!!」
やかん「さっきの仕返しよ」
桃子「あの…助けてくれてありがと」
雪将軍「構わん!気にするな!」
やかん「調子のいい奴」ドヨーン
GBM「…どうやら完全には助かってねえみたいだぜ」
桃子「前…滝になってる!?」
ドラえもん「滝というか大きな穴が空いてるみたいだ!このままだと僕たちもあの中に落ちてしまう!」
雪将軍「ど、どうする!?下手に動けば波にのまれてどのみちアウトだぞ!」
GBM「つ、積んだ…」
「ちょっと待ってーっ!!」
ドラえもん「あ、あの声は!」
春香「助けに来たよ、みんな!」
桃子「は、春香さん!!」
ロボット「おれもいるぞ!」
ロボットの肩の上で仁王立ちしている春香。
全速力でこちらに向かってきている。
ロボット「おれの手に捕まれー!!」ギュイイイイン
ドラえもん「やった!これで助かるぞ!」
桃子「うん…!」スウッ
安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→桃子は無事に助かる
奇数→桃子は取り残されてしまう
>>723
~727
723 :
プロデューサー
2021/08/31 16:42:06
ID:PA8LS117aE
単独行動桃子だけど。
724 :
Pたん
2021/08/31 16:56:06
ID:EJOd/5g.IQ
ウオォォォォーー!!
725 :
変態大人
2021/08/31 17:16:08
ID:8pDwXjoUqQ
ほい
726 :
せんせぇ
2021/08/31 18:24:12
ID:dXdgGk0rv2
HOOOOOO!!!
727 :
貴殿
2021/08/31 21:12:27
ID:ykzEZX4TPI
あらよー
728 :
do変態
2021/08/31 21:28:18
ID:hFRhyPSVQY
やはり奇数…何回やってもバッド√…
729 :
魔法使いさん
2021/08/31 21:29:18
ID:EJOd/5g.IQ
Oh…
730 :
バカP
2021/08/31 22:29:50
ID:FhCZIS3vws
ここまで奇数になるのも珍しいな
731 :
1
2021/09/01 00:14:40
ID:z21O.hQVzI
6+6+8+12+27=59
奇数ルート
桃子「!?」グラッ
ドラえもん「桃子ちゃんが揺れで体制を…!」
バッシャアアアン!
桃子「げほ……ドラえ……」
ドラえもん「桃子ちゃん!!」ガタッ
やかん「やめなさい!あんたまで流されるわよ!」
ドラえもん「離してくれ!僕が助けに行くんだ!」
やかん「馬鹿なこと言わないで!あんたまで犠牲になったらどうするのよ!」
ドラえもん「うう…うわああああああん!僕はしっかりしていれば!壊れてお詫びします!!」
巨大ハンマーをポケットから取り出し、構えるドラえもん。
春香「そんなことしちゃだめだよ!」
ドラえもん「で、でも僕のせいで…!」
雪将軍「……ふぅ。おい、お前たち」
やかん「分かってるわ」
GBM「ったくオレらも焼きが回ったな…」ポリポリ
一度は陸に上がったやかんとGBMだが、水に浮いている雪将軍の上に再び乗り上がった。
ドラえもん「き、君たち何を!」
GBM「ちょっくら女の子二人、救ってくるわ☆」b
やかん「行くわよ!!」ボシュウウウウ
最大出力の水を放出し、まるでモーターボートのようなスピードで発進をした!
732 :
1
2021/09/01 00:15:09
ID:z21O.hQVzI
桃子(このままじゃ…穴に落ちちゃう!)
ここはロボ子の心の世界。
桃子たちが来た時点で既に不安定な状態となっている。あの巨大な穴もその副産物である。
桃子(もし…あの穴に落ちちゃったら桃子はもう助からない…何となくだけどそんな気がする)
桃子(けど絶対に生きて帰るんだもん!ドラえもん、育、環、みんな…そしてロボ子も一緒に…!)
しかし桃子の覚悟がいくら強くても、子供の桃子ではやれることに限界がある。先の疲労感が残っている状態で再び水の中に放り出されたのだ。もはや泳ぐ体力も残っていない。
桃子(穴がもう近くまで……もう…ダメ……!)
雪将軍「桃子様ァァァァァアアアア!!」
桃子「そ、その声!四天王の三人!?」
雪将軍「行くぞお前たち!!我ら四天王のチームワークを今こそ発揮する時だ!!」
やかん「ええ!」
GBM「おう!」
三人はスピードを出したまま高く飛んだ!
先頭の雪将軍の手を後ろのGBMが掴み、GBMの片方の手でやかんを掴む!
ロボット「今だ!!」ギュイイイイン
そしてロボットが両腕を伸ばし、やかんを掴んだ!
雪将軍「余の手に捕まるのじゃ!!」
桃子「!!」ガシッ
落下寸前の桃子は雪将軍の手を握り、もう片方の手でロボ子の手を握った。
733 :
1
2021/09/01 00:15:48
ID:z21O.hQVzI
桃子「ありがとう…また助けてくれたんだね」
雪将軍「団結は“我ら”765プロの強さであろう?」
桃子「…うん!」
ロボット「うおおっ!?」グラッ
やかん「ちょっとしっかり掴んでなさいよね!」
ロボット「分かってる!たとえ壊れたって離すもんか!そっちこそまた割れないように気をつけてよね!おれ、この状況じゃ加減できないよ?」
やかん「舐めるんじゃないわよ!この体はあの子が愛情込めて作ってくれたのよ!そんな簡単に壊れるもんですか!」
GBM「全く熱いねぇ…熱すぎて焦げちまいそうだ」
やかん「軽口は結構だけど…手を抜いたら承知しないわよ!」
GBM「何言ってやがる…!オレは女の子を絶対見捨てねぇ!それがオレの…ハーレム道だァァァァアアアアア!!」
四天王「「「「うおりゃあああああああ!!!!」」」」
ロボット「ぐうう…!腕が…!」ギリ
ドラえもん「!」ガシッ
ロボット「お前…!」
ドラえもん「こんな時に言うことじゃないかもしれないけど…本当にありがとう!!」
ロボット「…当たり前だろ!おれたちもう仲間じゃんか!」
GBM「つーかお礼は全員助かってからじっくり聞かせてもらうぜ」
やかん「そうね。ついでにお礼も欲しいわね」
ロボット「じゃあおれ、新品のサッカーボールな!」
春香「ふふ…それじゃあ私たちも頑張らないとだね」ガシッ
ドラえもん「…うん!」
734 :
1
2021/09/01 00:16:23
ID:z21O.hQVzI
「だったらわたしもすっごく頑張るからね!」
「たまきも張り切っちゃうぞ~!」
ドラえもん「育ちゃん!環ちゃん!」
育「遅れてごめんね!ここまで来るのに時間がかかっちゃった!」
ドラえもん「いやいいんだ!二人とも来てくれてありがとう!」
「二人じゃない、五人だよ!」
ドラえもん「のり子さん!!」
奈緒「私らもおるで!」
亜利沙「お待たせしました~っ!!」
春香「奈緒ちゃん!亜利沙ちゃん!」
ロボット「驚いたな。この絶妙なタイミングで全員揃うなんて!まさに奇跡だよ!」
環「たまきと育、暗い所をずっと歩いてたんだけど、目の前に光が見えてね!それに向かって行ったらみんなに会えたんだ!」
亜利沙「ありさたちもです!まるであの光がありさたちを呼んでいるような気がして」
ドラえもん「僕らと同じだ…!みんなあの光に導かれて桃子ちゃんの元にたどり着けたんだ!」
やかん「こんなこと言うのあんまり柄じゃないんだけど、あんたたちの絆が奇跡を起こしたってことかしらね」
育「奇跡なんかじゃないよ」
やかん「?」
育「だってわたしたちは『心の友』だもん!だからどんなに離れてたって心は繋がってる!だから絶対に会えるんだよ!」
やかん「…ふふ、何よそれ。全然理屈じゃない……まあ、あんたたちらしくていいわね」
ドラえもん「この繋がりを絶対に断ち切ったりなんてしない!みんなで絶対に帰るんだ!!」
春香「行くよみんな…!765プロ、ファイト~……」
「「「「「「「「「「「「おー!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」
安価内の書き込みの「秒数の合計値」によって結果が以下の通りに
偶数→通常エンディングのルートへ
奇数→トゥルーエンディングのルートへ
>>735
~739
735 :
魔法使いさん
2021/09/01 02:03:25
ID:4Yy560fO6k
ここへきてまさかの偶数だったら草
736 :
プロデューサー殿
2021/09/01 05:32:11
ID:ziqwrk8TWA
偶数になりそう
737 :
おやぶん
2021/09/01 06:17:22
ID:wOCgSU1IoA
通常エンドがいい場合もある…かも?
738 :
P殿
2021/09/01 07:02:18
ID:7bFbCvSR6g
通常エンド桃子だけど。
739 :
プロデューサー
2021/09/01 11:25:01
ID:wL/FWspx8s
トゥルーも書くんですよね?
740 :
Pはん
2021/09/01 12:05:43
ID:0/hn7pbzIg
トゥルーエンド来た!!
741 :
1
2021/09/01 22:55:51
ID:z21O.hQVzI
ごめんなさい、更新は明日します!
安価の進みによっては明日には完結するかもなので、
最後まで引き続きよろしくお願いします!
742 :
おやぶん
2021/09/01 23:51:12
ID:PJ2dtFz2Co
完結しない可能性もあるの?!
よろしくお願いします。
743 :
1
2021/09/02 23:05:22
ID:BSfhU4iIUA
もうちょっと待っててください
後、今日中には終わんないかもしれない
744 :
EL変態
2021/09/03 00:03:53
ID:NqLQbMEejo
気長に待ってますぜ!
745 :
1
2021/09/03 00:38:46
ID:Sl0KVX6vf6
「もっと引っ張れ~!」
「ふぉぉーっ!」
「うんっしょ…!」
「まだまだいくで~!」
「いいわよ!その調子!」
ロボ子「…んん」パチ
雪将軍「桃子様、後少しの辛抱じゃ!」
桃子「うん!みんなも頑張って!」
ロボ子「こ、ここは…?」
桃子「ろ、ロボ子!目が覚めたんだね!……みんな、ロボ子が目を覚ましたよ!」
ドラえもん「本当!?」
桃子「うん!ロボ子、桃子たちのこと分かる?」
ロボ子「…うん」
桃子「良かった!待ってて、今助けるからね!」
ロボ子「…必要ない。手を離して」
雪将軍「!?」
桃子「な、何言ってるの!?」
ロボ子「わたしはトモダチロボットで桃子ちゃんの友達で…本来あなたに寄り添うべき存在なのに、わたしはあなたを傷つけようとした…」
桃子「…」
ロボ子「取り返しのつかないことをしたって思ってる…もうわたしは桃子ちゃんの友達になる資格なんてない!それこそ助けてもらえる資格だって――」
桃子「馬鹿なこと言わないでよ!!」
ロボ子「!?」
桃子「ロボ子は馬鹿だよ!!友達の資格って何!?ちょっと失敗しただけで友達じゃなくなっちゃうの!?」
ロボ子「…」
ドラえもん「桃子ちゃんの言う通りだ!僕らはロボットだけど人間と同じように心がある!確かに君はちょっと強引なやり方をしてきたけど、桃子ちゃんを想う気持ちはずっと本物だったはずだ!」
746 :
1
2021/09/03 00:39:41
ID:Sl0KVX6vf6
ロボ子「それは…わたしが桃子ちゃんを好きになるように設定されているだけ…」
雪将軍「設定などというよくわからんものを理由に、今抱えている本当の気持ちを否定するのか?」
ロボ子「!」
雪将軍「あなたは我らに心を与えてくれた!けど我らの感情は“作られた”ものだと思ったことは一度もないぞ!自分が一番になりたいという野心も、女にモテたいという欲望も、誰にも負けたくないというプライドも、勝負を楽しむ純粋さも……これらは全て我らが元から持っていたものだと確信している!」
ドラえもん「君だって同じさ!君の今の心だって間違いなく君自身のものなんだ!」
ロボ子「それでも…また自分自身を失うのが怖い…」
桃子「失わないよ!もし今日みたいなことがあっても、桃子たちが何度だって思い出させてあげるから!」
育「これからいっぱい思い出作れば忘れたくても忘れられなくなっちゃうよ!」
環「たまきもろぼこと色んなことして遊びたい!」
亜利沙「ありさもロボ子さんと仲良くなりたいって思ってます!」
奈緒「楽しいことも悲しいこともこれから先私らと一緒に分け合えばええんや!」
のり子「お節介だって言われてもそばにいて助けるよ!」
春香「私だって絶対放っておかない!」
桃子「桃子はずっと失敗ばっかりで一人だったけど…みんながいてくれたから今の桃子があるんだ。だからロボ子もきっとやり直せるよ」
ロボ子「…わたしも…みんなと、一緒にいたいっ!本当の友達になりたいよぉ!!」
桃子「桃子だって…ロボ子と一緒にいたい!!」
747 :
1
2021/09/03 00:40:17
ID:Sl0KVX6vf6
その時、二人の声に反応して周りの様子が変化し始めた!
GBM「水の勢いがなくなってきてんぞ!」
雪将軍「それだけではない…巨大な穴も消えていく…!?」
やかん「世界に光が…」
ロボット「いったいどうなってるんだ?」
ドラえもん「そうか…!この世界はロボ子さんの不安定な精神状態から生まれたものだから…」
春香「と言うことは…」
ドラえもん「ロボ子さんの心が戻ってきてるんだ!」
暗闇の世界に光が生まれ、それが世界を覆いつくした!
光で周りが何も見えなくなる。そして全員の意識が薄れていく中、声が頭の中に響いたのだ。
――ありがとう
桃子「!?」バッ
目が覚めると、そこはどこぞの某白いモビルスーツの中。
目の前のまつりロボは完全に機能が停止しており、膝をついて動かなくなっている。
桃子「ドラえもん起きて!」ベシッ
ドラえもん「いたたあっ!」
桃子「ロボ子は!?ロボ子は戻ってこれたの!?」
ドラえもん「…分からない。ロボ子さん本体の様子を見に行ってみよう」
桃子「うん!」
748 :
1
2021/09/03 00:40:42
ID:Sl0KVX6vf6
桃子「ロボ子!」
ロボ子「…」
ドラえもん「ダメだ、眠ったままだ…」
桃子「そんな…そんなのってないよ…うう……」
ドラえもん(桃子ちゃん……よし、僕が桃子ちゃんを慰めるんだ…!)
ドラえもんがポケットからハンカチを取り出そうとした時、
後頭部に誰かが触れたと感じた瞬間…
ドラえもん「ぐべぇっ!」ドシンッ
誰かに地面にたたきつけられたのだった。
ロボ子「…泣かないで、桃子ちゃん。はい、ハンカチ…」
桃子「ろ…ロボ子!?」
ドラえもん「ロボ子さん!!」ガバッ
ロボ子「…えへへ、ただいま」
桃子「うう…帰ってくるのが遅いよ!もう!!」グスッ
ロボ子「…ごめんね」
桃子「…いい、許してあげる!」
ロボ子「ドラえもんさんもこんなところで寝てたら危ないですよ?」
ドラえもん「全く誰のせいだと……ってドラえもん“さん”って!?」
ロボ子「…あのロボ子はわたしの一部みたいなものだもの。だから安心して。あなたは誰も犠牲になんてしていない」
ドラえもん「…う゛ん゛!」
育「お~い!」
環「ももこ~!どらえも~ん!」
桃子「育!環!それにみんなも!」
ドラえもん「みんな無事でよかった!」
桃子「ねえロボ子!みんなのところに行こう!」
ロボ子「けど…何だかちょっと恥ずかしいというか…」
桃子「大丈夫だよ!桃子がついてるんだから!」ガシッ
ドラえもん「僕もね!」ガシッ
ロボ子「ちょっと二人とも!私の手を掴んで何を…!」
桃子「ほら、一緒に行こ♪」
ロボ子「…うん」
749 :
1
2021/09/03 00:52:42
ID:Sl0KVX6vf6
ドラえもんと桃子がロボ子を連れて駆け寄ってきた仲間たちの輪に入っていく様子を、屋上から眺めている影が一つ。
謎の老人「ホーッホッホッホ!美しき友情と言ったところでしょうかねえ。感動してしまいましたよ」
げき子「心にもないことを言わないでちょうだい」
謎の老人「手厳しいですなあ、お嬢さん」
げき子「…あなた何者なの?」
謎の老人「…わしもあなたと同じですよ。この表舞台を裏から見守る傍観者…夢現の存在…」
げき子「何が目的で桃子ちゃんに近づいた!?」
謎の老人「ちょっとした好奇心ですかな。孤独な少女と孤独なロボット…彼女たちの共依存がこの世界にどう影響を及ぼすか…」
げき子「そんなことのためによくも劇場のみんなを巻き込んでくれたわね…」
謎の老人「そう怒りなさるな。結果的に皆救われた。それでよいではないですか」
げき子「っ!ふざけないで!!」
げき子が攻撃を仕掛けようとした時、目の前の老人が煙のように消えたのだった!
げき子「ど、どこに!?」
謎の老人「ホーッホッホッホ!」
老人は両手をまるで鳥の翼のように羽ばたかせながら空中に浮いていた。
げき子「人が…飛んでる!?」
謎の老人「もう十分楽しませてもらった!わしは一足先に退場させてもらうよ!」
げき子「待ちなさい!!」
謎の老人「ホッホッホッホーッ!ホッホッホ!」
謎の老人……トリホーは空の彼方へと姿を消してしまう。しかしあの不気味な笑い声はしばらくの間、劇場の魂の耳に残り続けていた。
750 :
1
2021/09/03 00:53:54
ID:Sl0KVX6vf6
こうして桃子を巡る戦いが終わった。
ゴルゴンの首で動けなくなった仲間たちは元に戻り、平和な日常が戻ったのだ。
戦いの渦中にいた桃子とドラえもん、その仲間たちもいつもと同じ日常を送っている。
しかし今日は特別な一日が始まろうとしていた。
なんと今日は…
A:9月2日
B:9月3日
>>753
Aが選択された場合、これが最終安価となります。
★ドラえもん豆知識
『トリホー』
映画または大長編「のび太と夢幻三剣士」に出てくるキャラクター。
言葉巧みにのび太に夢幻三剣士をプレイするように誘導する謎の老人。
その正体は夢幻三剣士の世界の住人。
本来は鳥の怪物であり、妖霊大帝オドロームの部下として暗躍していた。
トリホーの存在は作中でも謎な部分が多く、「夢幻三剣士のプレイ前に現実世界に干渉している」「未来デパートとの通信手段を持っている」…更に映画版ではトリホーそっくりの未来デパートのロボットが現れたりと、彼の正体は今でも考察がされているくらい謎なのである。
751 :
番長さん
2021/09/03 01:04:43
ID:bInqFD9Pb2
やっぱてめーか!!
じゃあB
752 :
おやぶん
2021/09/03 06:30:51
ID:jtmL6ydCTw
B
753 :
Pちゃま
2021/09/03 07:29:53
ID:NqLQbMEejo
B
754 :
1
2021/09/03 21:38:02
ID:Sl0KVX6vf6
9月3日
ロボ子「お待たせ、桃子ちゃん♪」
桃子「もう遅いよ!今度からは約束の時間はしっかり守ること!」
ロボ子「は~い♪」
桃子「じゃあさっそくだけどまずはプレゼント選びをして、その後劇場で飾り付けをしようね」
ロボ子「今日はドラえもんさんの誕生日…適当にどら焼き与えておけば泣いて喜びそうな気もするけど…」
桃子「確かにそうだけど、せっかくの誕生日なんだもん。いい思い出を作ってあげたいの!」
ロボ子「さすが桃子ちゃん!優しいわあ!」
桃子「そういえばドラえもんに気づかれなかった?」
ロボ子「大丈夫!ドラえもんさんは今頃部屋でぐっすり眠ってるから!」ギュッ
桃子(その握り拳の意味……き、聞かないでおこう)
ロボ子「それじゃあ出発しましょうか!」タッタッ
桃子「え、あ!ちょっと置いていかないでよ!」タッタッ
一時間が経ち、プレゼントを選び終えた二人は劇場に向かっていた。
ロボ子「良いもの見つかって良かったね!これならきっと喜んでくれるわ♪」
桃子(ふふっ、何だかんだでロボ子も結構楽しんでるみたい♪)
ロボ子「…でも不思議。今までは桃子ちゃん以外の人なんてどうでも良かったのに。今では他の人と仲良くするのも悪くないって思えるもの」
桃子「桃子も同じだよ。昔は一人でも全然平気だったけど、今はだれかがそばにいてくれた方が安心する」
ロボ子「今の気持ち、ずっと大切にしていきたいな…」
桃子「そうだね、大人になってもずっと…」
ロボ子「…あら、劇場の前に人だかり」
755 :
1
2021/09/03 21:38:54
ID:Sl0KVX6vf6
雪将軍「どうも~!雪将軍で~す!」
やかん「やかんで~す!」
ロボット「ロボットで~す!」
GBM「西条ひろみで~す!」キランッ
四天王「「「「四人合わせて四天王で~す!!!!」」」」
雪将軍「って誰が西条ひろみじゃ~い!」
まつりロボ「HOOOO!!」グシャアッ
GBMの欠片「何してくれたんだてめええええ!!」ガビーン
やかん「あんたね、ツッコミはもうちょっと加減しなさいよ」
ロボット「というかそもそもこいつにツッコミさせるのが無茶だよ」ドヨーン
観客「「「「「ハハハハハハハハハハ!!」」」」」
雪将軍「ま、観客にはウケてるからいいじゃろ!」
まつりロボ「HO♪」b
GBM「この野郎!オレのイケメンが台無しになったらどうしてくれんだ!」
観客「「「「「ハハハハハハハハハハ!!」」」」」
GBM「今の笑いどころじゃねーっ!!」ガビーン
数分後。
観客がいなくなったところで、二人は四天王とまつりロボの所に行く。
桃子「お疲れさま。今日もなかなか良かったね」
ロボ子「ええ。あの滑稽なところとか笑えました♪」
GBM「それ褒められてんのか…?」
桃子「あれから正式に765プロに所属して漫才ユニットとしてデビューだもん。やっぱりお笑いの才能があったんだね」
やかん「まあお笑いは単なる通過点でしかないわ」
雪将軍「いずれはアイドルとして世界に名を轟かせること!それが我らの最終目的よ!」
まつりロボ「HO!HO!」ムキッ
GBM「まつりロボさんよ~!あの時オレらに負けたんだから自分が下っ端だってことを自覚しておけよな!つーわけで焼きそばパン買って来いよ~」ニチャァ
まつりロボ「HOOO!」グシャアッ
GBMの欠片「オレを踏みつぶすのやめろーっ!!」ガビーン
ロボット(どうやって買いに行くんだろ…?)
756 :
1
2021/09/03 21:42:17
ID:Sl0KVX6vf6
ロボ子「それじゃあわたしたちは会場に向かいましょう。あなたたちも準備はいいかしら?」
雪将軍「うむ…そういえば今日はタヌキの誕生日だったな」
桃子「みんなは何かプレゼント用意したの?」
雪将軍「無論!これを受け取れば奴はきっと号泣するに違いない!」
やかん「奴の喜ぶ顔が目に浮かぶわね!」
ロボ子(これ絶対変な物を渡されるわね)
桃子(ドラえもん、可哀想に…)
数分後、会場へ到着。
春香「あ、桃子ちゃんとロボ子ちゃん!」
ロボ子「お邪魔します♪」
桃子「春香さん、会場の方はどう?」
春香「もちろん問題ないよ♪今あっちで、
>>757
と
>>758
が
>>760
してるよ!」
>>757
、758はキャラ。
育、環、奈緒、のり子、亜利沙から選択
>>760
は上記二人がやってること。
★ドラえもん豆知識
『西条ひろみ』
第9巻「ジ~ンと感動する話」に登場する人気歌手。
元ネタは「西城秀樹」と「郷ひろみ」。
757 :
箱デューサー
2021/09/03 21:45:50
ID:jtmL6ydCTw
のり子
758 :
せんせぇ
2021/09/03 21:47:00
ID:f4wZHJT6Ws
環
759 :
ご主人様
2021/09/03 22:04:58
ID:snplYeafNQ
サマホリ(Mマス)ごっこ
760 :
夏の変態大三角形
2021/09/03 22:21:11
ID:a7rXMhqLvk
ドラえもん音頭
761 :
1
2021/09/03 23:09:34
ID:Sl0KVX6vf6
のり子「ヒョッコラヒョッコラヒョッコラショ!」
環「ヒョッコラヒョッコラヒョッコラショ!」
ロボ子「微妙に季節外れなことをしていますね」
環「あっ!ろぼこだ!」
のり子「これ誕生日会で披露するんだよ!ロボ子もやる?」
ロボ子「いえ、わたしは見てるだけで結構ですわ」
環「えー!どらえもん音頭楽しいぞ~!ヨッタヨッタヨッタセ~♪」
ロボ子「ふふ、環ちゃん楽しそうね♪けどやっぱり、わたしは環ちゃんが楽しそうに踊ってるところを見れればそれでいいわ」
環「そう?じゃあ頑張って踊るからしっかり見ててね!くふふ♪」
亜利沙「ふぉぉーっ!最高の笑顔いただきましたーっ!」パシャパシャ
桃子「あ、亜利沙さんいつの間に?」
ロボ子「松田さん、盗撮はいけませんよ?」
亜利沙「盗撮じゃありませんって……そういえばずっと気になってたんですけど、どうして亜利沙だけ苗字呼びなんですか?」
ロボ子「さあ、何ででしょうね~」スウッ
亜利沙「今、距離取りましたよね!?もしかしてありさ避けられてます!?」ガーン
奈緒「おっ!早くも盛り上がっとるやん!」
桃子「奈緒さん!」
奈緒「桃子もロボ子も元気そうやんな~!何より何より♪」
雪将軍「奈緒殿、我らもだいぶ腕を磨いてきたのだ!今度コラボ漫才をしないか?」
奈緒「いやええわ~。あんたらとのコント、色んな意味で体張りそうやし」
GBM「大丈夫だ!オレが手とり足取り教えてや
まつりロボ「HO!」グシャアッ
GBM「ぐへえっ!!」
やかん「あら早かったのね」
ロボット「すっかりやられやくが板についてきたな」ツンツン
奈緒「ほらやっぱ体張るやんこれ!」
762 :
1
2021/09/03 23:10:04
ID:Sl0KVX6vf6
ロボ子「さて、と…そろそろかしら」
桃子「?」
ドラえもん「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」ダダダダダ
春香「ドラえもん!?」
奈緒「めっちゃ必死な顔で走ってきた!?」ガビーン
ロボ子「時間どおりでしたね♪」
ドラえもん「ロボ子さん!急に腹パンしてきたかと思ったらこの置手紙は何だ!」
桃子ちゃんは預かった!
返してほしければ劇場まで来い! ロボ子より
ロボ子「ちょっとしたエンタメです♪」ペロッ
ドラえもん「何でこんな回りくどいことをして呼び出すんだよ全く…」
育「それはわたしから説明するよ!」ドンッ
ドラえもん「育ちゃん!いつの間に!?」
育「今日はみんなでドラえもんの誕生日をお祝いしようと思ってパーティーを開いたんだよ!」
ドラえもん「ぼ、僕の誕生日を!?」
育「うん!というわけでさっそく桃子ちゃんからよろしくね!」ビシッ
桃子「い、いきなり桃子から!?」
奈緒「今日の育はめっちゃテンション高いなあ」
春香「このパーティーの企画者だもんね。無理もないよ」
のり子「ここ最近色々あって大変だったし、みんなで集まって遊びたかったんだよ」
亜利沙「何という友情…!ありさ、尊さで昇天してしまいそうです~っ!」
育「もう!静かにしないとダメなんだからね!」プンプン
桃子「…はい、これ!」スウッ
ドラえもん「ありがとう!開けていいかな?」
桃子「別にいいけど…」モジモジ
ドラえもん「何かな何かな~」パカッ
最終安価!
プレゼントの中身は?
>>765
763 :
Pしゃん
2021/09/03 23:17:04
ID:snplYeafNQ
ネズミのおもちゃ詰め合わせ(無慈悲)
764 :
3流プロデューサー
2021/09/03 23:19:57
ID:NqLQbMEejo
手作りのどら焼き
765 :
ぷろでゅーしゃー
2021/09/03 23:20:39
ID:ogbpfPQqGs
手作りのドラえもんシールが貼られているシール手帳
766 :
1
2021/09/04 01:41:02
ID:1q1shBKvzQ
ドラえもん「わあ!シール手帳の中に僕のシールが!」
ロボ子「それ、桃子ちゃんの手作りなんですよ!」ヒョコッ
ドラえもん「これを桃子ちゃんが?」
桃子「…うん」
ドラえもん「あ…ありがとうぉぉおおお!!」ブワァ
桃子「って泣くなんて大袈裟だよ!」
ドラえもん「でも本当に嬉しいんだ!桃子ちゃんが僕のための手作りしてくれるなんて!」
桃子「ふ、ふーん……喜んでくれてよかったよ…」
ドラえもん「そういえばこの手帳、昔僕が上げたのと同じだね!」
桃子「!」
ドラえもん「もしかしてお揃いにしてくれたの?」ニコニコ
桃子「そ、そんなんじゃないよ!偶然だよ、偶然!」///
ドラえもん「ふ~ん」ニヤニヤ
桃子「ドラえもん!調子に乗りすぎ!」プンプン
ドラえもん「あはは、ごめんごめん」
ロボ子「あらあら、仲が良くて羨ましいですね~!嫉妬してしまいそうです!」
ドラえもん「君が言うとシャレにならないよ!」ガビーン
ロボ子「うふふふ」
桃子「あははは!」
育「うんうん!やっぱりみんなは『心の友』だよね!」
春香「…そういえばプロデューサーさんのこと忘れてた!」
のり子「なんか準備してから行くとか言ってたような…」
奈緒「…どないしよ。めっちゃ嫌な予感がする…」
767 :
1
2021/09/04 01:41:25
ID:1q1shBKvzQ
ジャイアン「お前らーっ!待たせたな~!!俺様のリサイタルの始まりだぜーっ!!」
ドラえもん「で、出たー!!」ガーン
奈緒「ほらやっぱり!!」ガーン
環「おやぶんかっこいい~!!」
育「環ちゃん危ないよ!命とられちゃうよ!!」
桃子「ちょっとお兄ちゃん!騒音で迷惑かけちゃだめって何度も言ってるでしょ!」
ジャイアン「馬鹿言え!俺の美声が騒音なわけないだろ!」
桃子「ええ…」ドヨーン
ジャイアン「行くぜ!まず一曲目―っ!!」スウウッ
ドラえもん「まずい!みんな耳をふさげ!」
ジャイアン「ボエ~♬」
雪将軍「ほげえっ!!」バラバラ
GBM「ぐはあっ!!」バラバラ
ロボット「体から煙があああ!」ガビーン
やかん「頭が割れる~!」クラクラ
まつりロボ「HO!?」ボンッ
奈緒「さっそく四天王とまつりロボに被害が!?」ガビーン
のり子(これ、あの時歌わせておけば結構早く解決したんじゃ…)
亜利沙「あ゛あ゛あ゛あ゛!あ、亜利沙のカメラが!秘蔵コレクションが~っ!!」
環「あれ?みんなどうしたの?」キョトン
春香「環ちゃん平気なの!?」ガビーン
育「こらー!いい加減にしなさい!!」バシンッ
ジャイアン「いてっ!!」
ロボ子「…ぷっ!あはははは!」
桃子「ロボ子?」
ロボ子「ご、ごめんなさい…!あまりにも今のが…面白くって…育ちゃんのツッコミ…あはははは!」
育「そ、そんなに面白かったかなあ」テヘヘ
ジャイアン「何だか知らないけど、楽しそうで良かったぜ!」
雪将軍「お、おのれぇ…!」
奈緒「めっちゃ対抗心燃やしとる人おるんやけど!」ガビーン
768 :
1
2021/09/04 01:41:52
ID:1q1shBKvzQ
ロボ子「…桃子ちゃん!」
桃子「ん?」
ロボ子「後その他王勢の皆さん」
ドラえもん「ええーっ!」
育「あの流れでもこの扱いなんだね、わたしたち」
のり子「改心してもぶれないなあ」
ロボ子「あなたたちと友達になれて…本当に良かった!ありがとう!!」
桃子「それ、今更だよ!」
ドラえもん「僕たちとっくに友達じゃないか!」
育「それにこれからはもっともっと仲良くなれるよ!」
環「たまきたちが大人になってもずーっと仲良しでいようね!」
ロボ子「…はいっ!」
ジャイアン「…最高だぜお前ら」グスッ
ドラえもん「ジャイアン…!」
ジャイアン「そんなお前らの友情に俺から一曲!」
桃子「いらないよ!」
ジャイアン「ええーっ!」ガビーン
ロボ子「あはははははは!!」
桃子「ねえ、ドラえもん」
ドラえもん「何だい?」
桃子「…やっぱり友達って最高だね!」
ドラえもん「うん!」
――大好きなみんなといつまでも一緒にいられますように
周防桃子編 完!!
イメージED曲「カワラナイモノ」
769 :
1
2021/09/04 01:43:07
ID:1q1shBKvzQ
まず参加してくださった方、読んでくれた方、全ての皆さんありがとうございます!
今回は思ったより時間をかけてしまい、気づけばこれを書いている時点で9/4となってました。
結果的に作中でドラえもんの誕生日を祝う(?)ことになったわけですが、ご覧の通りドラえもんの誕生日は9/3で、実は風花さんの一日違いなんです!
ぜひ覚えておいてください。ここテストに出ます。
今回も書いている本人すら予想できていない展開の数々、楽しみながら書かせていただきました。
改めて考えると、育も環もリコッタのみんなも安価で登場が決定したわけで、
もし違う結果だったらまた違うストーリーになってたんだろうな、と思うと改めて安価SSの面白さを垣間見たと感じています。
特に四天王やまつりロボなんて当初は当然出す予定なかったけど、気づけばぬるっと出てきていました。
ジャイアンの場合、話の流れが決まった時に「この空気をどうにかしてくれるのはあいつしかいない!」と思って出しました。心の友って言わせたかったって理由が大きいです。
さて、今回登場したロボ子。
ドラえもん界のヤンデレと一部からは人気の高いキャラクターなのですが、私も正直好きですっ!
原作ではたった1話しか登場してないので、性格は私の好みを盛りに盛りましたw
そんなロボ子の登場する回「ロボ子が愛してる」ですが…
なんと偶然にも一昨日9/2から、ドラえもん公式サイト「ドラえもんチャンネル」で9/9の17時まで読むことが出来ます!
URLは載せませんが、トップページのおすすめ情報の【9/2更新】原作まんが無料配信、と書いてあるページからぜひどうぞ!
長々と失礼しました。
今年後一回は書きたいと思っているので、遅くても11月頃には第5弾始めようと思います。
その時はまたご参加ください!それでは、お疲れ様でした!!
770 :
Pしゃん
2021/09/04 01:46:53
ID:QCFEH76OFU
おつー、楽しかったぜー
771 :
監督
2021/09/04 01:59:23
ID:5KL2OFUVe2
乙
最大の敵は奇数でしたね!
772 :
兄ちゃん
2021/09/04 02:56:26
ID:LSK497zrR.
おつー!
次回も期待してるよ!
773 :
監督
2021/09/04 06:13:32
ID:eQK/7Pltrw
おつー!
面白かた!!
774 :
夏の変態大三角形
2021/09/04 17:56:01
ID:OsuvISCMMk
おつでした〜
楽しませてもらいました
775 :
1
2021/09/04 21:21:52
ID:1q1shBKvzQ
コメントありがとうございます!
とても励みになります!
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